JPH10236012A - 圧胴用ブランケット - Google Patents

圧胴用ブランケット

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Publication number
JPH10236012A
JPH10236012A JP5687897A JP5687897A JPH10236012A JP H10236012 A JPH10236012 A JP H10236012A JP 5687897 A JP5687897 A JP 5687897A JP 5687897 A JP5687897 A JP 5687897A JP H10236012 A JPH10236012 A JP H10236012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blanket
impression cylinder
ink
layer
printing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5687897A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaki Yasukawa
貴己 安川
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Fujikura Composites Inc
Original Assignee
Fujikura Rubber Ltd
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Publication date
Application filed by Fujikura Rubber Ltd filed Critical Fujikura Rubber Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インキが付着しにくく、紙送り性の良好な、
すなわちインキが所定個所以外に転写されにくい圧胴用
ブランケットを提供する。 【解決手段】 補強層61、63および弾性体層62、
さらに表面層を有する圧胴用ブランケットにおいて、前
記表面層64にシリコンゴムを使用したことを特徴とす
る。。 【効果】 表面層にシリコンゴムを使用した為、従来と
同様な紙送り性を有し、更にインキ受理性の小さな圧胴
用ブランケットを提供する事が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧胴用ブランケット、特
に新聞印刷用の4色刷りオフセット印刷に使用する圧胴
用ブランケットに関する。
【0002】
【従来技術及び問題点】印刷用紙1に新聞などの原稿を
印刷する高速輪転印刷機は、図2に示すように、原稿と
なる版を捲回した版胴2とこの版胴2に連動して回転す
るブランケット胴3と印刷用紙1を押圧下に挟持する圧
胴5とよりなっている。そして版胴2に捲回された版に
インキを付着させ、前記インキによって構成された像
を、一旦ブランケット胴3の印刷用ブランケット4に転
写し、さらにこの転写像を当接する印刷用紙1に印刷す
るようになっている。ブランケット胴3と対向して設け
られた圧胴5には弾性を有する圧胴用ブランケット6が
設けられており、この弾性によって印刷用紙1をブラン
ケット胴3方向に押圧して、良好な印刷が得られるよう
になっている。
【0003】同様な構成が複数設けられており、印刷用
紙1の両面に多色刷りの印刷が可能なようになってい
る。
【0004】このような方法で高速印刷を行う場合、版
胴2より転写された像を有するブランケット胴3(3−
4)で印刷用紙1に印刷したインキが十分固着しないう
ちに次の圧胴5(5−1)に捲回された圧胴用ブランケ
ット6に接触することになり、前記圧胴用ブランケット
6の表面にインキが転写されてしまう欠点があった。こ
のため、インキは続いて供給される印刷用紙1の表面に
再転写されることになる。この圧胴用ブランケット6の
再転写が印刷用紙の所定位置に、常に行なわれれば、印
刷の良好性は失われないのであるが圧胴用ブランケット
6の疲労、ずれなどによって紙送りが一定でなくなる場
合においては、若干の狂いを生じ紙面の汚れとなる。
【0005】上述のような欠点を除去するためには、圧
胴用ブランケット6の紙送りが一定であるかあるいは圧
胴用ブランケット6の表面層にインキが受理しないこと
が要求される。上述のようなインキ受理を行わせないた
めに、従来圧胴用ブランケット6の表面層に微小なガラ
スビーズを埋設して凹凸を形成し、印刷インキが転写し
にくいようにしたものが知られている。
【0006】しかしながら、上述ような方法は、新聞な
どの平版印刷においては印刷用紙にガラスビーズの凹凸
が転写されることになることから使用することはできな
い。
【0007】本発明は上述の点に鑑みなされたものであ
り、インキが付着しにくく、紙送り性の良好な、すなわ
ちインキが所定個所以外に転写されにくい圧胴用ブラン
ケットを提供することを目的とする。
【0008】
【問題点を解決する為の手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明による圧胴用ブランケットは、補強層およ
び弾性体層、さらに表面層を有する圧胴用ブランケット
において、前記表面層にシリコンゴムを使用したことを
特徴とする。
【0009】本発明によれば、表面層にJIS硬度50
〜70、40℃24時間の膨潤量が工業ガソリン4号で
150〜300%のシリコンゴムを使用した為、従来と
同様な紙送り性を有し、更にインキ受理性の小さな圧胴
用ブランケットを提供する事が出来る。
【0010】図1は、本発明による圧胴用ブランケット
の断面図であるが、この図より明らかなように、補強材
となる補強布を積層した第一補強層61上に弾性体であ
る圧縮層62を形成し、さらに補強布を有する第二補強
層63を積層すると共に、この第二補強層63に表面層
64を設けた構造となっている。
【0011】上述のような土台(61〜63)として
は、従来のオフセット新聞用ブランケットに使用してい
たものを使用する事ができる。
【0012】表面層のシリコンゴムは、当初の印刷工程
においてはインキが付着するが、印刷インキの溶媒(石
油系溶媒、たとえば鉱物油)に膨潤すると表面に膜を形
成する性質があり、この膜が保護膜になって、その後、
印刷インキが付着しにくくなる。このため、本発明によ
る圧胴用ブランケットの表面層として使用される。
【0013】このようなシリコーンゴムとしては、好ま
しくはJIS硬度が50〜70のものを使用するのがよ
い。硬度が低すぎると、紙送りが速くなり紙面の汚れが
発生する恐れがある。一方硬度が高すぎると、紙送りが
遅くなりやはり印面の汚れが発生する恐れがある。
【0014】更に、表面ゴム層のシリコンゴムとして
は、好ましくは工業ガソリン4号による40℃24時間
の膨潤量が150〜300%(体積)のものを使用する
のがよい。膨潤量が少ないと、上述のような膜が形成さ
れにくく、インキ受理性が増し印面の汚れが発生する恐
れがある。一方膨潤が大きいと強度が低下し使用中に破
壊する恐れがある。
【0015】また、上記表面層の厚さは、好ましくは3
00〜600μmである。300μm未満であると、紙
送りが遅くなり、絵柄の見当ずれを起こす恐れがあり、
また、600μmを越えると、逆に紙送りが速くなり、
紙じわおよび見当ずれ、汚れなどの問題が発生する恐れ
があ
【0016】上述のようなシリコンゴムとしては、具体
的には、アミン硬化型シリコーンゴム、例えば、メチル
ビニルポリシロキサンゴム(信越化学社製KE一57
1)等の一種以上を使用する事が出来る。
【0017】
【実施例】二枚の補強布よりなる第一補強層に圧縮層を
設けた後、更に第二補強層を設け、下記の組成1,2の
ペースト状未加硫組成物を600g塗布し加硫を行っ
た。
【0018】 組成1(比較例) 重量部 中高NBR(商品名;ニッポール1042) 100 フィラー(商品名;トクシールGU) 40 DOP 25 ステアリン酸 1 酸化亜鉛 5 硫黄 1.5 加硫促進剤TT 1.5 加硫促進剤CZ 2 合計 176
【0019】 組成2(実施例) 重量部 メチルビニルポリシロキサンゴム 100 (信越化学社製KE−571) アミン系硬化剤 3.5 (商品名;C−38) 合計 103.5
【0020】上述の圧胴用ブランケットにおいて、紙送
り性およびインキ受理性を測定した。比較の為、前記組
成1および2において、従来のブランケットとシリコン
ゴムのブランケットを製造し、測定した。結果を下記の
表に示す。
【0021】1)紙送り性 *紙送り性
【0022】組成1,2とも紙送りに差はなかった。
【0023】2)インキ受理性(汚れ) 印刷機1胴に通常のオフセット用ブランケットを装着
し、2胴に組成1と2のブランケットを装着し、1胴印
刷時の2胴ブランケット上のインキの汚れ〈インキの受
理)を濃度計で測定した。
【0024】 濃度(ブランケット上) ゴム硬度 比較例 組成1のブランケット 0.35 58 実施例 組成2のブランケット 0.00 60 *1000枚後 印刷機 三菱枚葉印刷機 DAIYA 印刷速度 10000枚/時 インキ 枚葉インキ(東洋インキ製) 用紙 中質紙
【0025】組成1のブランケットは、1胴の印刷物で
汚れが認められるが、組成2のブランケットは、汚れが
みとめられなかった。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、表面層にシリコンゴム
を使用した為、従来と同様な紙送り性を有し、更にイン
キ受理性の小さな圧胴用ブランケットを提供する事が出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧胴用ブランケットの断面図。
【図2】高速オフセット印刷機の概念図。
【符号の説明】
1 印刷用紙 2 版胴 3 ブランケット胴 4 印刷用ブランケット 5 圧胴 6 圧胴用ブランケット 61 第一補強層 62 圧縮層 63 第二補強層 64 表面層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補強層および弾性体層、さらに表面層を
    有する圧胴用ブランケットにおいて、前記表面層にシリ
    コーンゴムを使用したことを特徴とする圧胴用ブランケ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記表面層の硬度はJIS硬度で50〜
    70であることを特徴とする請求項1記載の圧胴用ブラ
    ンケット。
  3. 【請求項3】 前記表面層はガソリンによる40℃、2
    4時間の体積膨潤量が150〜300%の範囲にあるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の圧胴用ブランケ
    ット。
  4. 【請求項4】 前記表面層の厚さは300〜600μm
    であることを特徴とする請求項1から3記載のいずれか
    の圧胴用ブランケット。
JP5687897A 1997-02-25 1997-02-25 圧胴用ブランケット Pending JPH10236012A (ja)

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JP5687897A JPH10236012A (ja) 1997-02-25 1997-02-25 圧胴用ブランケット

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JP5687897A JPH10236012A (ja) 1997-02-25 1997-02-25 圧胴用ブランケット

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JPH10236012A true JPH10236012A (ja) 1998-09-08

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ID=13039683

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JP5687897A Pending JPH10236012A (ja) 1997-02-25 1997-02-25 圧胴用ブランケット

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