JPH10236039A - カード - Google Patents
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- JPH10236039A JPH10236039A JP4044097A JP4044097A JPH10236039A JP H10236039 A JPH10236039 A JP H10236039A JP 4044097 A JP4044097 A JP 4044097A JP 4044097 A JP4044097 A JP 4044097A JP H10236039 A JPH10236039 A JP H10236039A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】IDカード、クレジットカード、キャッシュカ
ード等のカードに関し、目視だけで真偽判定でき、又偽
造・改竄の難しいカード。 【解決手段】画像情報と該画像情報の周縁、または周縁
及びその外側に設けられる隠し情報とを有するラベル
と、前記画像情報の周縁の形状とほぼ同等の窓を設けて
なるラベルと、前記ラベル間に透明樹脂層を設けてなる
カードであり、前記画像情報の直上に前記窓が位置する
ことを特徴とするカード。
ード等のカードに関し、目視だけで真偽判定でき、又偽
造・改竄の難しいカード。 【解決手段】画像情報と該画像情報の周縁、または周縁
及びその外側に設けられる隠し情報とを有するラベル
と、前記画像情報の周縁の形状とほぼ同等の窓を設けて
なるラベルと、前記ラベル間に透明樹脂層を設けてなる
カードであり、前記画像情報の直上に前記窓が位置する
ことを特徴とするカード。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偽造・改竄の防止
に有効なIDカード、クレジットカード、キャッシュカ
ード、免許証、パスポート等のカードもしくは証明書に
関する。
に有効なIDカード、クレジットカード、キャッシュカ
ード、免許証、パスポート等のカードもしくは証明書に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、クレジットカード、キャッシュカ
ード等の金銭を取り扱える等高い付加価値を持つカード
が広く用いられている。この種のカードは、磁気的に読
取や書込の可能な磁気記録層や光学的に読取可能な記録
層からなる情報記録部を有しており、この情報記録部に
は用途に対応して、ID情報、保持者情報あるいは金銭
に関する情報等が書き込まれている。
ード等の金銭を取り扱える等高い付加価値を持つカード
が広く用いられている。この種のカードは、磁気的に読
取や書込の可能な磁気記録層や光学的に読取可能な記録
層からなる情報記録部を有しており、この情報記録部に
は用途に対応して、ID情報、保持者情報あるいは金銭
に関する情報等が書き込まれている。
【0003】また、この種のカードは、偽造・改竄の防
止策が施すことが良く行われる。この防止策としては、
カード内に、特殊専門技術を要する、図柄やバーコード
等の情報を持つホログラム、特に、レリーフ型ホログラ
ム、回折格子、リップマン型ホログラム等のホログラム
が用いられる。あるいは、印刷技術を応用した(1)赤
外線吸収剤や蛍光発色などの特殊インキによる印刷パタ
ーンを用いられる(光学的に真偽を判定する)方法、
(2)また、近年、画像の再現性が精密であるカラーコ
ピー機が市販されるようになったため、蛍光印刷、万線
印刷、マイクロ文字印刷といった印刷技術を応用したカ
ラーコピー防止対策も施されている。
止策が施すことが良く行われる。この防止策としては、
カード内に、特殊専門技術を要する、図柄やバーコード
等の情報を持つホログラム、特に、レリーフ型ホログラ
ム、回折格子、リップマン型ホログラム等のホログラム
が用いられる。あるいは、印刷技術を応用した(1)赤
外線吸収剤や蛍光発色などの特殊インキによる印刷パタ
ーンを用いられる(光学的に真偽を判定する)方法、
(2)また、近年、画像の再現性が精密であるカラーコ
ピー機が市販されるようになったため、蛍光印刷、万線
印刷、マイクロ文字印刷といった印刷技術を応用したカ
ラーコピー防止対策も施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印刷技
術を応用した防止策は、ホログラムより製造方法が簡単
である為、良く用いられるが、(1)光学的、磁気的な
特殊リーダライタが必要であり、目視だけで真偽判定で
きない、(2)カラーコピー防止策においても、カラー
コピーでの防止にしかならない。また、プラスチックカ
ードの製造工程は、塩ビ基材の熱ラミネート成形による
ものが一般的であり、カード成形後に、カード最表面に
加工する偽造防止策が殆どである。これが、偽造・改竄
され易い要因であった。
術を応用した防止策は、ホログラムより製造方法が簡単
である為、良く用いられるが、(1)光学的、磁気的な
特殊リーダライタが必要であり、目視だけで真偽判定で
きない、(2)カラーコピー防止策においても、カラー
コピーでの防止にしかならない。また、プラスチックカ
ードの製造工程は、塩ビ基材の熱ラミネート成形による
ものが一般的であり、カード成形後に、カード最表面に
加工する偽造防止策が殆どである。これが、偽造・改竄
され易い要因であった。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、目視だけで真偽判定
でき、又偽造・改竄の難しいカードを提供することにあ
る。
もので、その目的とするところは、目視だけで真偽判定
でき、又偽造・改竄の難しいカードを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1においては、画像情報
と該画像情報の周縁、または周縁及びその外側に設けら
れる隠し情報とを有するラベルと、前記画像情報の周縁
の形状とほぼ同等の窓を設けてなるラベルと、前記ラベ
ル間に透明樹脂層を設けてなるカードであり、前記画像
情報の直上に前記窓が位置することを特徴とするカード
としたものである。
を達成するために、まず請求項1においては、画像情報
と該画像情報の周縁、または周縁及びその外側に設けら
れる隠し情報とを有するラベルと、前記画像情報の周縁
の形状とほぼ同等の窓を設けてなるラベルと、前記ラベ
ル間に透明樹脂層を設けてなるカードであり、前記画像
情報の直上に前記窓が位置することを特徴とするカード
としたものである。
【0007】また、請求項2おいては、前記ラベルに、
印刷層、保護層が形成されてなることを特徴とする請求
項1に記載のカードとしたものである。
印刷層、保護層が形成されてなることを特徴とする請求
項1に記載のカードとしたものである。
【0008】また、請求項3においては、前記画像情報
は前記窓を通して表示されるが、前記隠し情報は前記カ
ードが真正面の位置からは少なくとも一部または全部が
表示されないことを特徴とする請求項1に記載のカード
としたものである。
は前記窓を通して表示されるが、前記隠し情報は前記カ
ードが真正面の位置からは少なくとも一部または全部が
表示されないことを特徴とする請求項1に記載のカード
としたものである。
【0009】さらにまた、請求項4においては、前記隠
し情報がマイクロ文字からなることを特徴とする請求項
1に記載のカードとしたものである。
し情報がマイクロ文字からなることを特徴とする請求項
1に記載のカードとしたものである。
【0010】図5により、窓の大きさと画像情報と隠し
情報の大きさとの関係を説明する。図5(a),
(b),(c)は本発明のカードの断面図であり、図5
(d)は参考例である。図5(a)は、窓8の大きさ
が、画像情報6より小さく、窓8が画像情報6の直上に
位置することを示す図である。このように、真正面から
見ると(上から見ると)隠し情報7は見えない。図5
(b)は、窓8の大きさが、画像情報6と同じであり、
窓8が画像情報6の直上に位置することを示す図であ
る。このように、真正面から見ると(上から見ると)隠
し情報7は見えない。図5(c)は、窓8の大きさが、
画像情報6より大きく、隠し情報7より小さく、窓8が
画像情報6の直上に位置することを示す図である。この
ように、真正面から見ると(上から見ると)隠し情報7
の一部が見える。図5(a),(b),(c)が、請求
項3における、隠し情報はカードが真正面の位置からは
少なくとも一部または全部が表示されないことを意味し
ている。図5(d)は、窓8の大きさが、隠し情報7よ
り大きく、窓8が画像情報6の直上に位置することを示
す図である。この場合は、本発明の対象外である。
情報の大きさとの関係を説明する。図5(a),
(b),(c)は本発明のカードの断面図であり、図5
(d)は参考例である。図5(a)は、窓8の大きさ
が、画像情報6より小さく、窓8が画像情報6の直上に
位置することを示す図である。このように、真正面から
見ると(上から見ると)隠し情報7は見えない。図5
(b)は、窓8の大きさが、画像情報6と同じであり、
窓8が画像情報6の直上に位置することを示す図であ
る。このように、真正面から見ると(上から見ると)隠
し情報7は見えない。図5(c)は、窓8の大きさが、
画像情報6より大きく、隠し情報7より小さく、窓8が
画像情報6の直上に位置することを示す図である。この
ように、真正面から見ると(上から見ると)隠し情報7
の一部が見える。図5(a),(b),(c)が、請求
項3における、隠し情報はカードが真正面の位置からは
少なくとも一部または全部が表示されないことを意味し
ている。図5(d)は、窓8の大きさが、隠し情報7よ
り大きく、窓8が画像情報6の直上に位置することを示
す図である。この場合は、本発明の対象外である。
【0011】本発明の手段を取ることにより、隠し情報
は、画像情報の周縁、または周縁及びその外側に設けら
れてあり、カードを窓を通して真正面から見ても、隠し
情報が見えないが、カードを傾斜させてのぞき込むと、
隠し情報の一部が見え、即ち目視で不正品であること
が、確認できることになる。又、カードのコピーやカラ
ーコピーをされても、隠し情報はコピーできないことか
ら、コピー防止に効果がある。
は、画像情報の周縁、または周縁及びその外側に設けら
れてあり、カードを窓を通して真正面から見ても、隠し
情報が見えないが、カードを傾斜させてのぞき込むと、
隠し情報の一部が見え、即ち目視で不正品であること
が、確認できることになる。又、カードのコピーやカラ
ーコピーをされても、隠し情報はコピーできないことか
ら、コピー防止に効果がある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 《ラベル》ラベルは、画像情報と該画像情報の周縁、ま
たは周縁及びその外側に設けられる隠し情報とを有する
ラベルと、前記画像情報の周縁の形状とほぼ同等の窓を
設けてなるラベルとの上下2枚のラベルを使用するが、
以後、前者(下)のラベルを下部用ラベルと呼び、後者
(上)のラベルを上部用ラベルと呼ぶことにする。ラベ
ルを構成する材料は、印刷適性を有する紙、合成紙、プ
ラスチックシート、若しくはこれらの材料を組み合わせ
た複合体である。これらの材料を単体で用いる場合は不
透明であり、複合体の場合はこれらの材料の少なくとも
一つは不透明である必要がある。紙は、上質紙、コート
紙、アート紙、カード紙等である。プラスチックシート
は、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ
塩化ビニル樹脂、ABS樹脂等の材料を押し出し成形
法、カレンダーロール成形法等により得たプラスチック
シート、さらにはこれらの材料による複合シート等が挙
げられる。厚みとしては印刷適性を考慮し、10μ〜2
00μ程度の範囲から選択すればよい。
て説明する。 《ラベル》ラベルは、画像情報と該画像情報の周縁、ま
たは周縁及びその外側に設けられる隠し情報とを有する
ラベルと、前記画像情報の周縁の形状とほぼ同等の窓を
設けてなるラベルとの上下2枚のラベルを使用するが、
以後、前者(下)のラベルを下部用ラベルと呼び、後者
(上)のラベルを上部用ラベルと呼ぶことにする。ラベ
ルを構成する材料は、印刷適性を有する紙、合成紙、プ
ラスチックシート、若しくはこれらの材料を組み合わせ
た複合体である。これらの材料を単体で用いる場合は不
透明であり、複合体の場合はこれらの材料の少なくとも
一つは不透明である必要がある。紙は、上質紙、コート
紙、アート紙、カード紙等である。プラスチックシート
は、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ
塩化ビニル樹脂、ABS樹脂等の材料を押し出し成形
法、カレンダーロール成形法等により得たプラスチック
シート、さらにはこれらの材料による複合シート等が挙
げられる。厚みとしては印刷適性を考慮し、10μ〜2
00μ程度の範囲から選択すればよい。
【0013】《印刷層》ラベルには文字、絵柄印刷を施
して印刷層を設けると良い。オフセット印刷法、グラビ
ア印刷法、スクリーン印刷法等公知の印刷方法により設
ける。インキとしては、(1)オフセット印刷法の場
合、ポリエステルアクリレート系樹脂、ポリウレタンア
クリレート系樹脂、エポキシアクリレート系樹脂、アル
キッド系樹脂等のインキを用いることができる。(2)
グラビア印刷法の場合、セルロース系樹脂、塩素化ポリ
プロピレン、塩ビ−酢酸ビニル共重合樹脂、飽和ポリエ
ステル系樹脂、アクリル系樹脂等のインキを用いること
ができる。(3)スクリーン印刷法の場合、ポリエステ
ル系樹脂、塩ビ−酢ビ共重合樹脂、アクリルポリオール
系樹脂等のインキを用いることができる。
して印刷層を設けると良い。オフセット印刷法、グラビ
ア印刷法、スクリーン印刷法等公知の印刷方法により設
ける。インキとしては、(1)オフセット印刷法の場
合、ポリエステルアクリレート系樹脂、ポリウレタンア
クリレート系樹脂、エポキシアクリレート系樹脂、アル
キッド系樹脂等のインキを用いることができる。(2)
グラビア印刷法の場合、セルロース系樹脂、塩素化ポリ
プロピレン、塩ビ−酢酸ビニル共重合樹脂、飽和ポリエ
ステル系樹脂、アクリル系樹脂等のインキを用いること
ができる。(3)スクリーン印刷法の場合、ポリエステ
ル系樹脂、塩ビ−酢ビ共重合樹脂、アクリルポリオール
系樹脂等のインキを用いることができる。
【0014】《保護層》印刷層の摩耗等の耐性を向上さ
せる目的で保護層を設けると良い。かかる保護層の素材
としては、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ニトロセル
ロース、ヒドロキシセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、ポリビニルアルコール、スチレン−マレイン酸
共重合体、ポリエステル樹脂、ABS樹脂等が使用で
き、これらをトルエン、キシレン等の溶剤に溶解または
分散してグラビア法、ロールコート法等により塗布乾燥
して耐熱性保護層を形成することができる。また熱硬化
型樹脂、紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂などの硬
化型樹脂を使用してもよい。
せる目的で保護層を設けると良い。かかる保護層の素材
としては、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ニトロセル
ロース、ヒドロキシセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、ポリビニルアルコール、スチレン−マレイン酸
共重合体、ポリエステル樹脂、ABS樹脂等が使用で
き、これらをトルエン、キシレン等の溶剤に溶解または
分散してグラビア法、ロールコート法等により塗布乾燥
して耐熱性保護層を形成することができる。また熱硬化
型樹脂、紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂などの硬
化型樹脂を使用してもよい。
【0015】《画像情報》画像情報は、下部用ラベル内
に設けられ、赤外吸収インキ,蛍光発色インキ,磁性イ
ンキ、汎用インキ等により形成され、文字等の記録情報
や、地紋,万線,マイクロ文字等の特殊印刷の他、顔写
真,マーク,幾何学模様などのデザインされた図柄か、
又はホログラム転写,多層蒸着膜転写等で形成された図
柄等偽造されにくいものが望ましい。
に設けられ、赤外吸収インキ,蛍光発色インキ,磁性イ
ンキ、汎用インキ等により形成され、文字等の記録情報
や、地紋,万線,マイクロ文字等の特殊印刷の他、顔写
真,マーク,幾何学模様などのデザインされた図柄か、
又はホログラム転写,多層蒸着膜転写等で形成された図
柄等偽造されにくいものが望ましい。
【0016】《隠し情報》隠し情報は、画像情報の周
縁、または周縁及びその外側に設けるものであり、赤外
吸収インキ,蛍光発色インキ,磁性インキ、汎用インキ
等により形成され、文字等の記録情報や、マイクロ文字
等の特殊印刷、マーク,幾何学模様などのデザインされ
た図柄や記号等が望ましい。
縁、または周縁及びその外側に設けるものであり、赤外
吸収インキ,蛍光発色インキ,磁性インキ、汎用インキ
等により形成され、文字等の記録情報や、マイクロ文字
等の特殊印刷、マーク,幾何学模様などのデザインされ
た図柄や記号等が望ましい。
【0017】《窓》上部用ラベル内にくり抜く窓は、通
常打ち抜き法によって形成される。下部用ラベル内に設
けられた画像情報の周縁が形作る形状とほぼ同等の形状
で、且つ画像情報の周縁が形作る形状の直上に位置させ
る必要がある。
常打ち抜き法によって形成される。下部用ラベル内に設
けられた画像情報の周縁が形作る形状とほぼ同等の形状
で、且つ画像情報の周縁が形作る形状の直上に位置させ
る必要がある。
【0018】《透明樹脂層》透明樹脂層については、カ
ード製造方法と共に説明する。カードは下部用ラベルと
上部用ラベルとの間に透明樹脂層を充填して設けるが、
カードを斜めにして、隠し情報部を見えるようにする為
に、透明樹脂層の膜厚として0.05mm以上必要であ
る。透明樹脂層を設ける方法には、大きく分けて、熱溶
融プレス法と射出成形法と熱プレス成形法の3通りあ
る。
ード製造方法と共に説明する。カードは下部用ラベルと
上部用ラベルとの間に透明樹脂層を充填して設けるが、
カードを斜めにして、隠し情報部を見えるようにする為
に、透明樹脂層の膜厚として0.05mm以上必要であ
る。透明樹脂層を設ける方法には、大きく分けて、熱溶
融プレス法と射出成形法と熱プレス成形法の3通りあ
る。
【0019】・・熱溶融プレス法・・ 下部用ラベル上に、透明樹脂層として熱溶融されて液状
になっている樹脂を塗布し、上部用ラベルを圧着(プレ
ス)させる方法である。画像情報が、熱に弱いホログラ
ム転写箔や、多層蒸着膜転写箔、転写リボンにより形成
された顔写真等である場合は、高熱がかかると画像が溶
けて破壊されてしまうので、カード成形はできるだけ低
温で行わなければならない。この時に有効な方法であ
る。熱溶融されて液状になる樹脂としては、熱可塑性樹
脂を使用する。熱可塑性樹脂は、組成によるが、比較的
低い温度50℃〜200℃程度の高温まで加熱される
と、樹脂が溶融状態となり、塗布加工でき、更に流動性
及び表面レベリング性がある。従って、下部用ラベル上
に透明樹脂を塗布すると、平滑な樹脂表面が得られ、最
後に上部用ラベルとラミネートすると、窓の抜き部分に
も透明樹脂が充填され、平滑な表面のカードが得られ
る。透明樹脂を塗布する際、膜厚としては、窓内にも充
填されることを計算して設定する。
になっている樹脂を塗布し、上部用ラベルを圧着(プレ
ス)させる方法である。画像情報が、熱に弱いホログラ
ム転写箔や、多層蒸着膜転写箔、転写リボンにより形成
された顔写真等である場合は、高熱がかかると画像が溶
けて破壊されてしまうので、カード成形はできるだけ低
温で行わなければならない。この時に有効な方法であ
る。熱溶融されて液状になる樹脂としては、熱可塑性樹
脂を使用する。熱可塑性樹脂は、組成によるが、比較的
低い温度50℃〜200℃程度の高温まで加熱される
と、樹脂が溶融状態となり、塗布加工でき、更に流動性
及び表面レベリング性がある。従って、下部用ラベル上
に透明樹脂を塗布すると、平滑な樹脂表面が得られ、最
後に上部用ラベルとラミネートすると、窓の抜き部分に
も透明樹脂が充填され、平滑な表面のカードが得られ
る。透明樹脂を塗布する際、膜厚としては、窓内にも充
填されることを計算して設定する。
【0020】また、ラベル上に直接溶融状態の透明樹脂
を塗布する工程は、溶融状態の透明樹脂の温度が100
℃以下の低温であれば問題ないが、それ以上の高温であ
る場合は画像情報や隠し情報が破壊されるおそれがある
ので次に示す方式を用いると良い。
を塗布する工程は、溶融状態の透明樹脂の温度が100
℃以下の低温であれば問題ないが、それ以上の高温であ
る場合は画像情報や隠し情報が破壊されるおそれがある
ので次に示す方式を用いると良い。
【0021】溶融温度が100℃以上の高温である透明
樹脂をシート状に成形すると、平滑な樹脂表面のシート
がえられ、下部用ラベルと上部用ラベルの間に挟んでラ
ミネートすると平滑な表面のカードが得られる。ここ
で、窓の抜き部分にも透明樹脂が充填されている。透明
樹脂を塗布する際、膜厚としては、窓内にも充填される
ことを計算して設定する。
樹脂をシート状に成形すると、平滑な樹脂表面のシート
がえられ、下部用ラベルと上部用ラベルの間に挟んでラ
ミネートすると平滑な表面のカードが得られる。ここ
で、窓の抜き部分にも透明樹脂が充填されている。透明
樹脂を塗布する際、膜厚としては、窓内にも充填される
ことを計算して設定する。
【0022】上述の透明樹脂のラミネートは温度が50
℃〜200℃で、圧力が1〜60kg/cm2 のプレス
条件で操作するのが好ましく、温度及び圧力がそれ以上
高くても低くてもカードの厚みの制御が出来なくなる。
℃〜200℃で、圧力が1〜60kg/cm2 のプレス
条件で操作するのが好ましく、温度及び圧力がそれ以上
高くても低くてもカードの厚みの制御が出来なくなる。
【0023】また、この透明樹脂は冷却されると、固化
することができる。樹脂の溶解粘度が低ければ、樹脂の
流動性が良く、容易に塗布できる。しかし、塗布した
後、樹脂の流動により、塗布層の厚み及び形状が変化
し、制御出来なくなることがある。よって、透明樹脂の
粘度(120℃時)を1000CPSから20000C
PS限定することによって、比較的に容易に塗布がで
き、且つ塗布した樹脂の形状及び厚みが容易に維持する
ことが出来る。それによって、本発明の透明樹脂を使用
すると、非常に作業性がよく、カードの製造及び量産化
が容易にできる。
することができる。樹脂の溶解粘度が低ければ、樹脂の
流動性が良く、容易に塗布できる。しかし、塗布した
後、樹脂の流動により、塗布層の厚み及び形状が変化
し、制御出来なくなることがある。よって、透明樹脂の
粘度(120℃時)を1000CPSから20000C
PS限定することによって、比較的に容易に塗布がで
き、且つ塗布した樹脂の形状及び厚みが容易に維持する
ことが出来る。それによって、本発明の透明樹脂を使用
すると、非常に作業性がよく、カードの製造及び量産化
が容易にできる。
【0024】透明樹脂は、熱可塑性樹脂である、EVA
(エチレン−酢酸ビニル共重合体)、ポリオレフィン、
ポリエステル、TPR(変成ゴム)、PA(ポリアミ
ド)、ポリウレタン等が良く、透明でなければならな
い。上記の樹脂を塗布する場合、それらの樹脂の軟化温
度より高い温度まで加熱し融解しなければならない。即
ち、塗布の作業温度が樹脂の軟化温度より高い。上述し
たようにプラスチック等の耐熱性低い基材を使用する場
合や、画像情報や隠し情報の耐性が低い場合、作業温度
があまり高くなると、基材が熱に耐えず変形したり、印
刷が破壊されるたりすることがある。従って、塗布加工
にとっては軟化温度の低い樹脂が好ましい。しかし、軟
化温度の低い透明樹脂は耐熱が弱く、加工されたカード
が容易に熱変形を生じる。
(エチレン−酢酸ビニル共重合体)、ポリオレフィン、
ポリエステル、TPR(変成ゴム)、PA(ポリアミ
ド)、ポリウレタン等が良く、透明でなければならな
い。上記の樹脂を塗布する場合、それらの樹脂の軟化温
度より高い温度まで加熱し融解しなければならない。即
ち、塗布の作業温度が樹脂の軟化温度より高い。上述し
たようにプラスチック等の耐熱性低い基材を使用する場
合や、画像情報や隠し情報の耐性が低い場合、作業温度
があまり高くなると、基材が熱に耐えず変形したり、印
刷が破壊されるたりすることがある。従って、塗布加工
にとっては軟化温度の低い樹脂が好ましい。しかし、軟
化温度の低い透明樹脂は耐熱が弱く、加工されたカード
が容易に熱変形を生じる。
【0025】そこで、湿気硬化型ウレタン樹脂を用いる
ことにより、カードの耐熱性を向上させることができ
る。湿気硬化型ウレタン樹脂は比較的に低温でも融解で
きるが、一旦塗布加工されると、空気中の水等と反応し
架橋され硬化される。硬化された樹脂は非常に耐熱性が
よくなり、しかも基材との接着性強度が反応の進行につ
れ、さらに強くなる。
ことにより、カードの耐熱性を向上させることができ
る。湿気硬化型ウレタン樹脂は比較的に低温でも融解で
きるが、一旦塗布加工されると、空気中の水等と反応し
架橋され硬化される。硬化された樹脂は非常に耐熱性が
よくなり、しかも基材との接着性強度が反応の進行につ
れ、さらに強くなる。
【0026】・・射出成形方式・・ 金型内に下部用ラベルと上部用ラベルとをインサート
し、両ラベルの間に、透明樹脂層としての成形用樹脂を
充填射出成形する方法である。熱に強いインキなどによ
る画像情報や隠し情報が形成されている場合に用いられ
る。更に詳しく説明すると、下部用ラベルの裏面に画像
情報,隠し情報を設けた下部用ラベルを、金型内にイン
サートし、カードの表面にあたる面を吸着させる。吸着
はエアーの吸引等による方法で行えばよい。上記下部用
ラベルを吸着させた面とは逆面の金型内に、窓を設けた
上部用ラベルをインサーしト、カードの表面にあたる面
を吸着する。上記方法により金型内にインサートさせた
両ラベル間に成形用樹脂を、金型を型締めした後射出、
充填することによりカード化する。このときにカードに
設けられた窓の抜き部分にも成形樹脂は充填され、周辺
部のラベル基材が射出された樹脂の圧力により金型面側
に押しつけられ、カード表面は面一に加工されている金
型面にならって窓も面一にされる。また、表裏両ラベル
間の薄肉部への樹脂の充填性を向上させる目的で、射出
圧縮成形法によりカード化しても良い。
し、両ラベルの間に、透明樹脂層としての成形用樹脂を
充填射出成形する方法である。熱に強いインキなどによ
る画像情報や隠し情報が形成されている場合に用いられ
る。更に詳しく説明すると、下部用ラベルの裏面に画像
情報,隠し情報を設けた下部用ラベルを、金型内にイン
サートし、カードの表面にあたる面を吸着させる。吸着
はエアーの吸引等による方法で行えばよい。上記下部用
ラベルを吸着させた面とは逆面の金型内に、窓を設けた
上部用ラベルをインサーしト、カードの表面にあたる面
を吸着する。上記方法により金型内にインサートさせた
両ラベル間に成形用樹脂を、金型を型締めした後射出、
充填することによりカード化する。このときにカードに
設けられた窓の抜き部分にも成形樹脂は充填され、周辺
部のラベル基材が射出された樹脂の圧力により金型面側
に押しつけられ、カード表面は面一に加工されている金
型面にならって窓も面一にされる。また、表裏両ラベル
間の薄肉部への樹脂の充填性を向上させる目的で、射出
圧縮成形法によりカード化しても良い。
【0027】射出成形用樹脂としては、一般用ポリスチ
レン樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂、ABS樹
脂、アクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂、若しくは
それらの材料の複合によるアロイ系樹脂等を用いること
が出来る。透明でなければならない。
レン樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂、ABS樹
脂、アクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂、若しくは
それらの材料の複合によるアロイ系樹脂等を用いること
が出来る。透明でなければならない。
【0028】・・熱プレス成形・・ 下部用不透明ラベル上に、充填樹脂層として、熱可塑性
樹脂のフィルムを熱により軟化された状態で積層させて
おき、上部用不透明ラベルを圧着(プレス)させる方法
である。ここでは、透明な熱可塑性樹脂を使用する。透
明熱可塑性樹脂は、組成によるが、温度80℃〜200
℃程度の高温まで加熱されると、樹脂が軟化状態とな
り、圧力をかけてプレスすると、表面平滑性のある板状
のシートを形成することができる。従って、両ラベルの
間にコアとして熱可塑性樹脂を挟んでラミネートすると
平滑な表面のカードが得られる。ここで、もちろん窓の
抜き部分にも透明熱可塑性樹脂が充填されている。両ラ
ベルを、コアと同様の熱可塑性樹脂によるシートを用い
ると、さらに加工が容易で、層間剥離を起こしにくい。
樹脂のフィルムを熱により軟化された状態で積層させて
おき、上部用不透明ラベルを圧着(プレス)させる方法
である。ここでは、透明な熱可塑性樹脂を使用する。透
明熱可塑性樹脂は、組成によるが、温度80℃〜200
℃程度の高温まで加熱されると、樹脂が軟化状態とな
り、圧力をかけてプレスすると、表面平滑性のある板状
のシートを形成することができる。従って、両ラベルの
間にコアとして熱可塑性樹脂を挟んでラミネートすると
平滑な表面のカードが得られる。ここで、もちろん窓の
抜き部分にも透明熱可塑性樹脂が充填されている。両ラ
ベルを、コアと同様の熱可塑性樹脂によるシートを用い
ると、さらに加工が容易で、層間剥離を起こしにくい。
【0029】上述の樹脂の熱可塑性樹脂は温度が80℃
〜200℃で、圧力が1〜100kg/cm2 のプレス
条件で操作するのが好ましい。
〜200℃で、圧力が1〜100kg/cm2 のプレス
条件で操作するのが好ましい。
【0030】熱プレス成形用樹脂としては、熱可塑性樹
脂は、硬質塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、アクリル、ABS、ポリエステル等の樹脂があげら
れる。軟化温度は、80℃〜200℃が好ましい。
脂は、硬質塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、アクリル、ABS、ポリエステル等の樹脂があげら
れる。軟化温度は、80℃〜200℃が好ましい。
【0031】
【実施例】以下、実施例により本発明を図を用いて詳細
に説明する。 〈実施例1〉実施例1は、透明樹脂層を熱溶融プレス法
で充填して設けたものである。上部用ラベル2及び下部
用ラベル3の材料として、それぞれ厚さ0.1mmで同
形状の不透明白色PETシートを用いた。不透明白色P
ETシートの裏側を、それぞれプラズマ易接着処理を施
した。下部用ラベル3の表面に、スクリーン印刷法によ
り印刷層4を膜厚1μmで設け、更に全面に保護層5を
膜厚2μmで設けた。次に、下部用ラベル3の裏面の所
定位置に、画像情報6としてホログラム(転写箔耐熱性
を強くするためのにエンボス温度が180℃で成形し
た)を転写して設けた。更にホログラムの周縁の外側
に、隠し情報7として幾何学模様をスクリーン印刷によ
って設けた。一方、上部用ラベル2の表面に、スクリー
ン印刷法により印刷層4を膜厚1μmで設け、更に全面
に保護層5を膜厚2μmで設けた。次に、画像情報6の
周縁の形と同じ形の窓8を打ち抜きでくり抜いた。この
窓8は、上記下部用ラベル3内に設けられた画像情報6
の所定位置と同位置にあるようにした。画像情報6と隠
し情報7とを設けられた下部用ラベル3面上に、透明樹
脂層9のための透明樹脂として反応性ウレタンホットメ
ルト樹脂(溶融粘度3000[mPa・s/120
℃]、オープンタイム15[分/20℃])を使用し、
この反応性ウレタンホットメルト樹脂を100℃まで加
熱して、Tダイコータにて膜厚が0.58[mm]とな
るように塗布した。その後直ちに(樹脂のオープンタイ
ム以内)に、印刷層4を有し窓8を打ち抜かれた上部用
ラベル2の裏面(印刷層のない側)をラミネートして透
明樹脂層9を設けた。以上の作業により、厚さが0.7
8[mm]のカード1を作成した。
に説明する。 〈実施例1〉実施例1は、透明樹脂層を熱溶融プレス法
で充填して設けたものである。上部用ラベル2及び下部
用ラベル3の材料として、それぞれ厚さ0.1mmで同
形状の不透明白色PETシートを用いた。不透明白色P
ETシートの裏側を、それぞれプラズマ易接着処理を施
した。下部用ラベル3の表面に、スクリーン印刷法によ
り印刷層4を膜厚1μmで設け、更に全面に保護層5を
膜厚2μmで設けた。次に、下部用ラベル3の裏面の所
定位置に、画像情報6としてホログラム(転写箔耐熱性
を強くするためのにエンボス温度が180℃で成形し
た)を転写して設けた。更にホログラムの周縁の外側
に、隠し情報7として幾何学模様をスクリーン印刷によ
って設けた。一方、上部用ラベル2の表面に、スクリー
ン印刷法により印刷層4を膜厚1μmで設け、更に全面
に保護層5を膜厚2μmで設けた。次に、画像情報6の
周縁の形と同じ形の窓8を打ち抜きでくり抜いた。この
窓8は、上記下部用ラベル3内に設けられた画像情報6
の所定位置と同位置にあるようにした。画像情報6と隠
し情報7とを設けられた下部用ラベル3面上に、透明樹
脂層9のための透明樹脂として反応性ウレタンホットメ
ルト樹脂(溶融粘度3000[mPa・s/120
℃]、オープンタイム15[分/20℃])を使用し、
この反応性ウレタンホットメルト樹脂を100℃まで加
熱して、Tダイコータにて膜厚が0.58[mm]とな
るように塗布した。その後直ちに(樹脂のオープンタイ
ム以内)に、印刷層4を有し窓8を打ち抜かれた上部用
ラベル2の裏面(印刷層のない側)をラミネートして透
明樹脂層9を設けた。以上の作業により、厚さが0.7
8[mm]のカード1を作成した。
【0032】得られたカード1は、窓8の部分に透明樹
脂が充填され、上部用ラベル2とが面一にされた表面性
が良いカードが得られた。また、低温でラミネートした
ので、ホログラム転写箔(画像情報6)は、破壊される
ことなくカード化することができた。カード1を真上か
ら覗くと窓の部分から画像情報6だけ見えたが、カード
1を傾斜させてを覗くと、画像情報6と画像情報6の外
側にある隠し情報7が見えた。
脂が充填され、上部用ラベル2とが面一にされた表面性
が良いカードが得られた。また、低温でラミネートした
ので、ホログラム転写箔(画像情報6)は、破壊される
ことなくカード化することができた。カード1を真上か
ら覗くと窓の部分から画像情報6だけ見えたが、カード
1を傾斜させてを覗くと、画像情報6と画像情報6の外
側にある隠し情報7が見えた。
【0033】〈実施例2〉実施例2は、充填樹脂層9を
射出成型法で設けたものである。上部用ラベル2及び下
部用ラベル3の材料として、それぞれ厚さ0.1mmで
同形状の不透明白色PETシートを用いた。不透明白色
PETシートの裏側を、それぞれプラズマ易接着処理を
施した。下部用ラベル3の表面に、スクリーン印刷法に
より印刷層4を膜厚1μmで設け、更に全面に保護層5
を膜厚2μmで設けた。次に、下部用ラベル3の裏面の
所定位置に、画像情報6としてマークをスクリーン印刷
法によって設けた。更にマークの周縁の外側に、隠し情
報7として、図3に示すように、マイクロ文字(TO
P)をスクリーン印刷によって設けた。一方、上部用ラ
ベル2の表面に、スクリーン印刷法により印刷層4を膜
厚1μmで設け、更に全面に保護層5を膜厚2μmで設
けた。次に、画像情報6の周縁の形と同じ形の窓8を打
ち抜きでくり抜いて設けた。この窓8は、上記下部用ラ
ベル3内に設けられた画像情報6の所定位置と同位置に
あるようにした。上記方法により得られた2枚のラベル
を、カード形状に作製した金型の表面にあたる位置に接
触し、カード表面側の印刷面が金型と接触するように、
それぞれインサート、吸着させた後、透明樹脂層9の透
明樹脂として透明なアクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン樹脂を射出し、冷却固化し、厚さが0.78[m
m]のカード1を作成した。得られたカード1は、窓8
部分と上部用ラベル2とが面一にされた表面性が良いカ
ードが得られた。また、低温でラミネートしたので、画
像情報6や隠し情報7は、破壊されることなくカード化
することができた。カード1を真上から覗くと窓の部分
から画像情報6だけ見えたが、図3(d)のように、カ
ード1を傾斜させて矢印側から覗くと、画像情報6の外
側にある一部の隠し情報7のマイクロ文字(TOP)が
見えた。このように、マイクロ文字を使うことにより、
隠し情報7の存在を判らなくして、より秘密性を持たせ
ることができた。
射出成型法で設けたものである。上部用ラベル2及び下
部用ラベル3の材料として、それぞれ厚さ0.1mmで
同形状の不透明白色PETシートを用いた。不透明白色
PETシートの裏側を、それぞれプラズマ易接着処理を
施した。下部用ラベル3の表面に、スクリーン印刷法に
より印刷層4を膜厚1μmで設け、更に全面に保護層5
を膜厚2μmで設けた。次に、下部用ラベル3の裏面の
所定位置に、画像情報6としてマークをスクリーン印刷
法によって設けた。更にマークの周縁の外側に、隠し情
報7として、図3に示すように、マイクロ文字(TO
P)をスクリーン印刷によって設けた。一方、上部用ラ
ベル2の表面に、スクリーン印刷法により印刷層4を膜
厚1μmで設け、更に全面に保護層5を膜厚2μmで設
けた。次に、画像情報6の周縁の形と同じ形の窓8を打
ち抜きでくり抜いて設けた。この窓8は、上記下部用ラ
ベル3内に設けられた画像情報6の所定位置と同位置に
あるようにした。上記方法により得られた2枚のラベル
を、カード形状に作製した金型の表面にあたる位置に接
触し、カード表面側の印刷面が金型と接触するように、
それぞれインサート、吸着させた後、透明樹脂層9の透
明樹脂として透明なアクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン樹脂を射出し、冷却固化し、厚さが0.78[m
m]のカード1を作成した。得られたカード1は、窓8
部分と上部用ラベル2とが面一にされた表面性が良いカ
ードが得られた。また、低温でラミネートしたので、画
像情報6や隠し情報7は、破壊されることなくカード化
することができた。カード1を真上から覗くと窓の部分
から画像情報6だけ見えたが、図3(d)のように、カ
ード1を傾斜させて矢印側から覗くと、画像情報6の外
側にある一部の隠し情報7のマイクロ文字(TOP)が
見えた。このように、マイクロ文字を使うことにより、
隠し情報7の存在を判らなくして、より秘密性を持たせ
ることができた。
【0034】〈実施例3〉図4(c)に示すような隠し
情報7を設けられた下部用ラベル3に、図4(b)に示
すような上部用ラベル2をラミネート等で組み合わせ
て、図4(a)に示すようなカード1を作成した。図4
(c)に示すような隠し情報7は、カード1を真正面か
ら見ると隠し情報7の一部きり見えてない(即ち正確な
隠し情報ではない)が、カード1を傾斜させて矢印側か
ら覗くと、隠し情報7の全容(正確な隠し情報)が見え
た。
情報7を設けられた下部用ラベル3に、図4(b)に示
すような上部用ラベル2をラミネート等で組み合わせ
て、図4(a)に示すようなカード1を作成した。図4
(c)に示すような隠し情報7は、カード1を真正面か
ら見ると隠し情報7の一部きり見えてない(即ち正確な
隠し情報ではない)が、カード1を傾斜させて矢印側か
ら覗くと、隠し情報7の全容(正確な隠し情報)が見え
た。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。真正面からは見えないあるいは一
部きり見えない隠し情報を有するカードを、傾斜させて
覗くことにより、隠し情報が見えあるいは隠し情報の全
容が見ることができ、即ち、目視でカードの真偽を判定
する事が可能にできる。特に、隠し情報にマイクロ文字
を使うことにより、隠し情報の存在を判らなくし、ある
いは、正確な隠し情報の全容を見せないことにより、よ
り秘密性を持たせることができる。又、画像情報部をカ
ード内に設けてあるので、画像の耐性を向上させ、且つ
その変造・偽造の防止を困難にさせることができる。従
って本発明は、IDカード、クレジットカード、キャッ
シュカード、免許証、パスポート等のカードもしくは証
明書において、偽造・改竄の防止に優れた実用上の効果
を発揮する。
示す如き効果がある。真正面からは見えないあるいは一
部きり見えない隠し情報を有するカードを、傾斜させて
覗くことにより、隠し情報が見えあるいは隠し情報の全
容が見ることができ、即ち、目視でカードの真偽を判定
する事が可能にできる。特に、隠し情報にマイクロ文字
を使うことにより、隠し情報の存在を判らなくし、ある
いは、正確な隠し情報の全容を見せないことにより、よ
り秘密性を持たせることができる。又、画像情報部をカ
ード内に設けてあるので、画像の耐性を向上させ、且つ
その変造・偽造の防止を困難にさせることができる。従
って本発明は、IDカード、クレジットカード、キャッ
シュカード、免許証、パスポート等のカードもしくは証
明書において、偽造・改竄の防止に優れた実用上の効果
を発揮する。
【図1】本発明の実施例1、2を示す、カードの断面図
である。
である。
【図2】本発明の実施例1を示す、上部用ラベルと下部
用ラベルと、これを組み合わせて出来たカードの平面図
である。 (a)上部用ラベルと下部用ラベルと、これを組み合わ
せて出来たカードであり、上部用ラベル側から見たカー
ドの平面図である (b)印刷層と窓を有する上部用ラベルの平面図である (c)画像情報と隠し情報とを有する下部用ラベルの平
面図である
用ラベルと、これを組み合わせて出来たカードの平面図
である。 (a)上部用ラベルと下部用ラベルと、これを組み合わ
せて出来たカードであり、上部用ラベル側から見たカー
ドの平面図である (b)印刷層と窓を有する上部用ラベルの平面図である (c)画像情報と隠し情報とを有する下部用ラベルの平
面図である
【図3】本発明の実施例2を示す、上部用ラベルと下部
用ラベルと、これを組み合わせて出来たカードの平面図
である。 (a)上部用ラベルと下部用ラベルと、これを組み合わ
せて出来たカードであり、上部用ラベル側から見たカー
ドの平面図である (b)印刷層と窓を有する上部用ラベルの平面図である (c)画像情報と隠し情報とを有する下部用ラベルの平
面図である (d)カードを傾斜させて眺めた図である。
用ラベルと、これを組み合わせて出来たカードの平面図
である。 (a)上部用ラベルと下部用ラベルと、これを組み合わ
せて出来たカードであり、上部用ラベル側から見たカー
ドの平面図である (b)印刷層と窓を有する上部用ラベルの平面図である (c)画像情報と隠し情報とを有する下部用ラベルの平
面図である (d)カードを傾斜させて眺めた図である。
【図4】本発明の実施例3を示す、上部用ラベルと下部
用ラベルと、これを組み合わせて出来たカードの平面図
である。 (a)上部用ラベルと下部用ラベルと、これを組み合わ
せて出来たカードであり、上部用ラベル側から見たカー
ドの平面図である (b)印刷層と窓を有する上部用ラベルの平面図である (c)画像情報と隠し情報とを有する下部用ラベルの平
面図である (d)カードを傾斜させて眺めた図である。
用ラベルと、これを組み合わせて出来たカードの平面図
である。 (a)上部用ラベルと下部用ラベルと、これを組み合わ
せて出来たカードであり、上部用ラベル側から見たカー
ドの平面図である (b)印刷層と窓を有する上部用ラベルの平面図である (c)画像情報と隠し情報とを有する下部用ラベルの平
面図である (d)カードを傾斜させて眺めた図である。
【図5】図5は、窓の大きさと画像情報と隠し情報の大
きさとの関係を説明するカードの断面図である。 (a)窓の大きさが、画像情報より小さく、窓が、画像
情報の直上に位置することを示す図である。 (b)窓の大きさが、画像情報と同じで、窓が、画像情
報の直上に位置することを示す図である。 (c)窓の大きさが、画像情報より大きく、隠し情報よ
り小さくて、窓が、画像情報の直上に位置することを示
す図である。 (d)参考例であり、窓の大きさが、隠し情報より大き
く、窓が、画像情報の直上に位置する。この場合は、本
発明の対象外である。
きさとの関係を説明するカードの断面図である。 (a)窓の大きさが、画像情報より小さく、窓が、画像
情報の直上に位置することを示す図である。 (b)窓の大きさが、画像情報と同じで、窓が、画像情
報の直上に位置することを示す図である。 (c)窓の大きさが、画像情報より大きく、隠し情報よ
り小さくて、窓が、画像情報の直上に位置することを示
す図である。 (d)参考例であり、窓の大きさが、隠し情報より大き
く、窓が、画像情報の直上に位置する。この場合は、本
発明の対象外である。
1……カード 2……上部用ラベル 3……下部用ラベル 4……印刷層 5……保護層 6……画像情報 7……隠し情報 8……窓 9……透明樹脂層
Claims (4)
- 【請求項1】画像情報と該画像情報の周縁、または周縁
及びその外側に設けられる隠し情報とを有するラベル
と、前記画像情報の周縁の形状とほぼ同等の窓を設けて
なるラベルと、前記ラベル間に透明樹脂層を設けてなる
カードであり、前記画像情報の直上に前記窓が位置する
ことを特徴とするカード。 - 【請求項2】前記ラベルに、印刷層、保護層が形成され
てなることを特徴とする請求項1に記載のカード。 - 【請求項3】前記画像情報は前記窓を通して表示される
が、前記隠し情報は前記カードが真正面の位置からは少
なくとも一部または全部が表示されないことを特徴とす
る請求項1に記載のカード。 - 【請求項4】前記隠し情報がマイクロ文字からなること
を特徴とする請求項1に記載のカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044097A JPH10236039A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | カード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044097A JPH10236039A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | カード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10236039A true JPH10236039A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12580713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4044097A Pending JPH10236039A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | カード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10236039A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006095830A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Osaka Sealing Printing Co Ltd | 印刷物 |
| JP2007076022A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Dainippon Printing Co Ltd | 新規構成の高意匠性光回折構造体付きカード |
| JP2009505251A (ja) * | 2005-08-19 | 2009-02-05 | ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー | カード形データキャリア |
| JP2009505252A (ja) * | 2005-08-19 | 2009-02-05 | ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー | カード形データキャリア |
| JP2009042577A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 画面切替型ホログラム |
| JP2015529578A (ja) * | 2012-07-12 | 2015-10-08 | エントラスト データカード コーポレイション | アブレーションされた箔要素を有する安全な識別ドキュメント |
| JP2016515054A (ja) * | 2013-02-15 | 2016-05-26 | カーベーアー−ノタシ ソシエテ アノニム | セキュリティ用紙の基体およびその製造方法 |
| JP2017510719A (ja) * | 2014-01-16 | 2017-04-13 | カーベーアー−ノタシ ソシエテ アノニム | セキュリティ印刷に利用するためのセキュリティ基板への透明窓部の形成 |
-
1997
- 1997-02-25 JP JP4044097A patent/JPH10236039A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006095830A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Osaka Sealing Printing Co Ltd | 印刷物 |
| JP2009505251A (ja) * | 2005-08-19 | 2009-02-05 | ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー | カード形データキャリア |
| JP2009505252A (ja) * | 2005-08-19 | 2009-02-05 | ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー | カード形データキャリア |
| US8226014B2 (en) | 2005-08-19 | 2012-07-24 | Giesecke & Devrient Gmbh | Card-shaped data carrier |
| US9579921B2 (en) | 2005-08-19 | 2017-02-28 | Giesecke & Devrient Gmbh | Card-shaped data carrier |
| JP2007076022A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Dainippon Printing Co Ltd | 新規構成の高意匠性光回折構造体付きカード |
| JP2009042577A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 画面切替型ホログラム |
| JP2015529578A (ja) * | 2012-07-12 | 2015-10-08 | エントラスト データカード コーポレイション | アブレーションされた箔要素を有する安全な識別ドキュメント |
| JP2016515054A (ja) * | 2013-02-15 | 2016-05-26 | カーベーアー−ノタシ ソシエテ アノニム | セキュリティ用紙の基体およびその製造方法 |
| JP2017510719A (ja) * | 2014-01-16 | 2017-04-13 | カーベーアー−ノタシ ソシエテ アノニム | セキュリティ印刷に利用するためのセキュリティ基板への透明窓部の形成 |
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