JPH10236247A - 静電気ショック防止器及びその防止器における接続プレート - Google Patents

静電気ショック防止器及びその防止器における接続プレート

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JPH10236247A
JPH10236247A JP4375797A JP4375797A JPH10236247A JP H10236247 A JPH10236247 A JP H10236247A JP 4375797 A JP4375797 A JP 4375797A JP 4375797 A JP4375797 A JP 4375797A JP H10236247 A JPH10236247 A JP H10236247A
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JP
Japan
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plate
winding
connection
connection plate
cover
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JP4375797A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kino
哲也 木野
Hiroyasu Sato
博保 佐藤
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内張を剥がすことなく簡単に取着することがで
きるとともに、接続プレートを小型化しても確実にアー
ス接続を行うことができる静電気ショック防止器を提供
する。 【解決手段】接続プレート5にはアース電極9が備えら
れ、そのアース電極9は、片持ち梁形状をもって形成さ
れ、かつ先端部に向かってスパイラル状に形成されると
ともに、ドアのインサイドパネルに設けられたボルトに
圧接すべく突出している。そして、接続プレート5は、
そのアース電極9がボルトに接触した状態でインサイド
パネルに取着される。このとき、アース電極9は、その
付勢力によってボルトに対して接触状態に維持され、該
ボルトを介してインサイドパネルに電気的に接続され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電気ショック防止
器に係り、詳しくは、車両のドア内側に設けられ、人体
に帯電した静電気を逃がして電撃ショックを防止するた
めに用いられる静電気ショック防止器及びその防止器に
おける接続プレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車から乗員が降りようとするとき、
ドアの把手等の金属部分に触れると電気的ショックを受
けることがある。これは主として乗員が着用している衣
服と、自動車のシート表面との間で剥離帯電が生じて衣
服に静電気が帯電し、その静電気が導電性の良い人体か
ら前記金属部分を介して車体側へ放電されるためであ
る。このような静電気ショックを防止するため、静電気
ショック防止器を自動車に設けることが提案されてい
る。
【0003】図4は、その静電気ショック防止器を示
す。静電気ショック防止器は、放電プレート51、アー
ス接続装置52、及び、両者を接続するアース線53と
からなる。放電プレート51は、金属や導電性の樹脂に
よって高抵抗に形成され、乗員が降車時に触れる場所、
一般的にはドアの内側トリム(内張)Tの上部に貼着さ
れる。アース接続装置52は、ドアの露出した金属部で
あるインサイドパネルPにおいて、図示しないロック
(ドアラッチ)機構を固定するための複数個のボルトB
のうちの一つを覆うようにして取付けられる。即ち、こ
のボルトBは、アースポイントとして利用される。
【0004】アース接続装置52は、図5に示すよう
に、金属プレート54、金属プレート54用の両面接着
テープ55、カバー56、及びカバー56用の両面接着
テープ57を備えている。金属プレート54は四角形状
に形成され、アース部Xを構成する領域と巻き取り部Y
を構成する領域とに分けられる。
【0005】アース部Xには円形の透孔54aが形成さ
れ、該孔54a内において片持ち梁状をなす板状のアー
ス電極58が延出形成されている。アース電極58は、
図6に示すように、所定角度だけ傾斜(図6において二
点鎖線にて図示)している。一方、巻き取り部Yには、
所定の位置に逆L字状に切り起こされた係止片59a〜
59c及びジグザク状に切り起こされたフック60がそ
れぞれ形成されている。そして、係止片59a,59b
間の接続部54bにその一端が接続された前記アース線
53は、各係止片59a〜59cによってその余長が巻
き取られるとともに、各フック60にて挟持される。
【0006】前記金属プレート54は、該プレート54
と同じ四角形状に形成された両面接着テープ55を介し
て前記ボルトBを覆うようにして前記インサイドパネル
Pに取付けられる。このとき、アース電極58は、金属
プレート54の透孔54a及び該孔54aに対応した位
置に形成された両面接着テープ55の透孔55aを介し
てボルトBの頭部に接触する。アース電極58は、上記
したように、所定角度だけ傾斜しているため、ボルトB
の頭部に圧接する。そして、前記金属プレート54の取
付後、該プレート54は、四角リング状の両面接着テー
プ57を介して前記カバー56にて収容される。従っ
て、静電気ショック防止器は、内張を剥がすことなく簡
単に取着することができるとともに、金属プレート54
がカバー56にて覆われるため取り付け後の見栄えが良
い。
【0007】このように車内に取り付けられた静電気シ
ョック防止器は、乗員が放電プレート51を触れること
によって静電気ショックが防止される。即ち、衣服に帯
電した静電気が、高抵抗を有する放電プレート51、ア
ース線53、金属プレート54、及び、ボルトBを介し
てアースとなる車体側へ徐々に放電されるため、静電気
によるショックを受けることはない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記アース
接続装置52は、ドアのインサイドパネルPに取り付け
られるため、厚み方向の大きさが制限され、該装置52
を薄く形成する必要がある。従って、前記金属プレート
54は、アース部Xと巻き取り部Yとが共用する構成の
ため、必然的にその面積が広大となる。金属プレート5
4が広大となると、該プレート54を取り付ける場所が
限定されしまい汎用性に乏しい。
【0009】又、図6に示したように、アース電極58
は、片持ち梁状をなす板状に形成されているため、その
基端部(支点)とボルトBの軸線Lとの間の長さEが短
くなるように形成すると、有効な該電極58の傾動範囲
が小さくなる。つまり、ボルトB頭部の突出度合いによ
っては該電極58が確実に接触できない虞がある。その
ため、基端部と軸線Lとの間の長さEが長くなるように
形成する必要があり、このことがアース電極58の小型
化、即ち金属プレート54の小型化の妨げとなってい
る。
【0010】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、第1の目的は、内張を剥がすこと
なく簡単に取着することができるとともに、接続プレー
トを小型化しても確実にアース接続を行うことができる
静電気ショック防止器を提供することにある。又、第2
の目的は、取着面積を低減して汎用性に優れた静電気シ
ョック防止器を提供することにある。更に、第3の目的
は、その防止器に使用される接続プレートを提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車両内部に配置された放電プレートと、車両内部の
金属部に接地する接続手段と、前記放電プレートと前記
接続手段とを互いに接続する電線と、前記電線の余長を
巻き取って該電線の余長を吸収する巻取手段とを備え、
前記放電プレートに人体の一部が接触することにより、
その人体に帯電した静電気を徐々に放電するようにした
静電気ショック防止器であって、前記接続手段は、導電
性の材質よりなり、前記金属部に設けられた金属部材を
囲うように前記金属部に対して取着される接続プレート
と、前記接続プレートに片持ち梁形状をもって形成さ
れ、かつ先端部に向かってスパイラル状に形成するとと
もに前記金属部材に圧接すべく突出するアース電極とを
備えたことを要旨とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記巻取手段
は、車両に取着され、かつ前記電線を巻き取るための係
止片が形成された巻取プレートを備え、該巻取プレート
と前記接続プレートとを互いに分離したことを要旨とす
る。
【0013】請求項3に記載の発明は、前記接続手段
は、前記接続プレートと、前記接続プレートを前記金属
部に接着するための接着部材と、前記接続プレートの全
体を覆うカバーとからなり、前記巻取手段は、前記巻取
プレートと、前記巻取プレートを車両に接着するための
接着部材と、前記巻取プレートの全体を覆うカバーとか
らなることを要旨とする。
【0014】請求項4に記載の発明は、前記接続プレー
ト及び前記巻取プレートは同一外形に形成され、前記カ
バーを前記接続手段及び前記巻取手段に対して共通に使
用可能とすべく同一形状に形成したことを要旨とする。
【0015】請求項5に記載の発明は、導電性の材質に
て形成されるとともに、片持ち梁形状をなしかつ先端部
に向かってスパイラル状に形成されたアース電極を備え
たことを要旨とする。
【0016】請求項1に記載の発明によれば、接続プレ
ートにはアース電極が備えられ、そのアース電極は、片
持ち梁形状をもって形成され、かつ先端部に向かってス
パイラル状に形成されるとともに、金属部材に圧接すべ
く突出している。そして、接続プレートは、そのアース
電極が金属部材に接触した状態で金属部に取着される。
このとき、アース電極は、その付勢力によって金属部材
に対して接触状態に維持され、該部材を介して金属部に
電気的に接続される。従って、内張のない金属部に設け
られた金属部材をアースポイントとして利用すること
で、内張を剥がすことなく接続手段を容易に取り付ける
ことが可能である。しかも、金属部材の突出度合いを該
部材の軸線方向に収縮して対応することができるため、
アース電極を小さくしても確実にアース接続を行うこと
ができる。つまり、接続プレートの小型化に貢献でき
る。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、接続手段
の接続プレートと巻取手段の巻取プレートは、互いに分
離されて形成されている。従って、接続手段と巻取手段
を別体に構成でき、個々の取り付け面積を縮小すること
ができるため、取り付け場所が拡大されて汎用性に優れ
たものとなる。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、接続プレ
ートは、アース電極が金属部材に接触した状態で接着部
材によって金属部に接着され、カバーにてその全体が覆
われる。巻取プレートは、係止片にてその余長を吸収す
べく電線を巻き取って接着部材によって車両に接着さ
れ、カバーにてその全体が覆われる。従って、両プレー
トは、接着部材にて確実に接着されるとともに、カバー
にて覆われるため取り付け後の見栄えがよい。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、接続プレ
ート及び巻取プレートは同一外形に形成され、各カバー
は共通に使用可能とすべく同一形状に形成される。従っ
て、部品点数の増加を抑制することができる。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、接続プレ
ートは導電性の材質にて形成されるとともに、該プレー
トには片持ち梁形状をなしかつ先端部に向かってスパイ
ラル状に形成されたアース電極が備えられる。従って、
アース電極に接触する金属部材の突出度合いを該部材の
軸線方向に収縮して対応することができるため、アース
電極の長さを短くしても確実にアース接続を行うことが
できる。つまり、接続プレートの小型化に貢献できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図4に従って説明する。図2に示すよう
に、静電気ショック防止器は、放電プレート1、接続手
段としての接続装置2、両者を接続する電線としてのア
ース線3、及び、アース線3の余長を巻き取る巻取手段
としての巻取装置4から構成されている。
【0022】放電プレート1は、高抵抗よりなる導電性
樹脂プレート(図示しない)に金属製の電極板(図示し
ない)が封入された構成をなし、自動車のドアの内側ト
リム(内張)Tの上部に貼着されている。放電プレート
1の電極板に接続されたアース線3は、径が1mm以下
でその大半が内側トリムTの隙間、及び金属部としての
インサイドパネルPとウェザストリップWとの間の隙間
に埋め込まれて隠蔽されている。
【0023】接続装置2は、ドアの露出した金属部であ
るインサイドパネルPにおいて、図示しないロック(ド
アラッチ)機構を固定するための金属部材としての3つ
のボルトBのうちの一つを覆うようにして取付けられて
いる。このボルトBはアースポイントとして利用され
る。
【0024】図1に示すように、接続装置2は、接続プ
レート5、接着部材としての両面接着テープ6、カバー
7、及びカバー7用の両面接着テープ8を備えている。
接続プレート5は、リン青銅板よりなりリング状に形成
されている。接続プレート5には、その中央部の透孔5
a内において片持ち梁状をなすアース電極9が一体に設
けられている。
【0025】図1、図3に示すように、アース電極9
は、その基端部に前記接続プレート5から所定の高さに
立ち上がりかつ前記透孔5aの中心方向に延びるクラン
ク状部9aが形成されている。そのクランク状部9aか
ら先端に向かっては、透孔5aに沿ってほぼ一回転され
たスパイラル状部9bが形成されている。スパイラル状
部9bは、クランク状部9aが接続プレート5から立ち
上がる側を該プレート5の表面とした場合、その表面側
から裏面側に向かって徐々に突出している。つまり、ス
パイラル状部9bは表面側から裏面側に向かう方向に付
勢する付勢力を有し、アース電極9はスパイラル状部9
bの付勢力によって前記ボルトBの頭部に圧接するよう
になっている。
【0026】又、前記スパイラル状部9bは、ボルトB
の突出度合いをボルトBの軸線L方向に収縮して対応す
る。従って、接続プレート5を小型化すべくクランク状
部9aとボルトBの軸線Lとの間の長さDが短くなるよ
うに形成しても、アース電極9は確実にボルトB頭部に
接触することができる。
【0027】接続プレート5の表面には、外側と内側と
一部切り起こしてU字状に形成された接続部10が形成
されている。接続部10には、前記放電プレート1より
のびるアース線3の端部が半田付けされている。この接
続部10はU字状に形成することで半田が溜まり易く、
確実にアース線3が接続プレート5に対して接続される
ようになっている。接続部10の近傍には、内側からジ
グザク状に切り起こされたフック11が形成されてい
る。フック11は、接続部10にて接続されたアース線
3を挟持する。即ち、フック11は、接続部10に対し
てアース線3の引っ張り力が直接伝達するのを防止し、
接続部10からのアース線3の抜け落ちを防止してい
る。
【0028】前記両面接着テープ6は、接続プレート5
と同じリング状に形成されている。尚、接続装置2の取
付け前においては、接続プレート5の裏面に両面接着テ
ープ6の片面が接着されている。又、両面接着テープ6
の接続プレート5が接着されていない面には、図示しな
い剥離シートが設けられている。
【0029】前記カバー7は合成樹脂からなり、前記接
続プレート5とほぼ同じ大きさの円形状に形成されてい
る。カバー7は、天板7aと該天板7aの外周から立設
された円環状の側壁7bとからなる。この天板7a及び
側壁7bによってカバー7の裏面側に凹部(図示しな
い)が形成され、該凹部は接続プレート5及び前記両接
着テープ6,8が収容可能である。又、側壁7bの下端
には、アース線3を嵌め込むため切欠き7cが90度間
隔で3箇所(図1において2箇所図示)形成されてい
る。
【0030】前記カバー7を接着するための両面接着テ
ープ8は、前記接続プレート5の表面に形成された接続
部10及びフック11に干渉しないように一部切り欠い
たリング状に形成されている。両面接着テープ8は、そ
の片面が接続部10及びフック11に干渉しないように
接続プレート5の表面外周に接着され、もう片方の面が
前記アース線3をカバー7の切欠き7cに嵌め込んだ状
態で該カバーの凹部に接着される。尚、接続装置2の取
付け前においては、カバー7の凹部に両面接着テープ8
の片面が接着されている。又、両面接着テープ8のカバ
ー7が接着されていない面には、図示しない剥離シート
が設けられている。
【0031】一方、前記巻取装置4は、巻取プレート1
2、該プレート12用の接着部材としての両面接着テー
プ13、前記カバー7、及び、前記両面接着テープ6を
備えている。巻取装置4は、前記アース線3に余長が生
じたときに、そのアース線3を適切な長さに調節すべく
巻き取るために使用される。巻取プレート12は、前記
接続プレート5と同様にリン青銅板よりなり前記接続プ
レート5と同一径の略円形状に形成されている。
【0032】巻取プレート12には、逆L字状に切り起
こされた前記アース線3の巻き取るための一対の係止片
14が、それぞれ対向するように形成されている。係止
片14の対向する方向に対して略直交する方向にジグザ
ク状に切り起こされた一対の有弾性のフック15が、そ
れぞれ対向するように形成されている。尚、該フック1
5の形成には、係止片14の対向する方向に対して直交
する方向に形成された一対のスリット12aが使用され
る。そして、前記アース線3に余長が生じたとき、余長
分のアース線3を各係止片14に対して巻き付けるとと
もに、各フック15にて挟持するようになっている。
【0033】前記巻取プレート12を接着するするため
の両面接着テープ13は、該プレート12と略同一形状
に形成されている。尚、巻取装置4の取付け前において
は、巻取プレート12の係止片14が立ち上がる側を該
プレート12の表面とした場合、該プレート12の裏面
に両面接着テープ13の片面が接着されている。又、両
面接着テープ13の巻取プレート13が接着されていな
い面には、図示しない剥離シートが設けられている。
【0034】又、上記したように、前記巻取プレート1
2は接続プレート5と同一径の略円形状に形成され、各
係止片14及び各フック15は前記接続装置2に使用さ
れた前記両面接着テープ6及び前記カバー7が干渉しな
い位置に配置されている。即ち、巻取装置4において
も、前記両面接着テープ6及び前記カバー7を使用する
ことができる。従って、部品点数の増加を抑制すること
ができる。両面接着テープ6は、その片面が各係止片1
4及び各フック15が干渉しないように巻取プレート1
2の表面外周に接着され、もう片方の面が巻き取られた
アース線3をカバー7の切欠き7cに嵌め込んだ状態で
該カバー7の凹部に接着される。尚、巻取装置4の取付
け前においては、カバー7の凹部に両面接着テープ6の
片面が接着されている。又、両面接着テープ6のカバー
7が接着されていない面には、図示しない剥離シートが
設けられている。
【0035】次に、上記のように構成された静電気ショ
ック防止器の取り付け方法について説明する。尚、予め
放電プレート1と接続プレート5とはアース線3にて互
いに接続されている。又、接続プレート5及び巻取プレ
ート12の各裏面には、両面接着テープ6,13の片面
がそれぞれ接着されている。更に、接続装置2及び巻取
装置4の各カバー7には、その凹部に各両面接着テープ
8,6の片面がそれぞれ接着されている。
【0036】放電プレート1を内側トリムTの所定の位
置に貼着し、アース線3を内側トリムTの隙間、及びイ
ンサイドパネルPとウェザストリップWとの間の隙間に
埋め込む。次に、接続プレート5の裏面に接着された両
面接着テープ6の剥離シート(図示しない)を剥がし接
着面が露出した状態で、アース電極9の先端とボルトB
の頭部とが接触するようにして接続プレート5をインサ
イドパネルPに接着させる。
【0037】このとき、図3に示すように、インサイド
パネルPの表面から若干突出したボルトBの頭部に対し
てアース電極9の先端が接触することにより、スパイラ
ル状部9bはその付勢力に抗して縮められる。つまり、
アース電極9はスパイラル状部9bの付勢力によってボ
ルトBの頭部に圧接し、アース電極9とボルトBの頭部
とは接触状態に保持される。
【0038】次に、両面接着テープ8の剥離シート(図
示しない)を剥がし接着面が露出した状態で、アース線
3を切欠き7cに嵌め込むと同時にカバー7を接続プレ
ート5の表面に接着させる。このようにして、放電プレ
ート1が、アース線3、接続プレート5、及び、アース
ポイントであるボルトBに接続され接地される。
【0039】又、このとき、アース線3に余長が生じた
場合における巻取装置4の取り付け方法について説明す
る。余長分のアース線3を吸収すべく該アース線3を巻
取プレート12の各係止片14に対してそれぞれ係止さ
せて任意の回数巻き付ける(図1参照)。このとき同時
に、アース線3を各フック15に挟持させる。
【0040】次に、巻取プレート12の裏面に接着され
た両面接着テープ13の剥離シート(図示しない)を剥
がし接着面が露出した状態で、例えば、図2に示すよう
に前記接続装置2に近傍のインサイドパネルPに接着さ
せる。そして、カバー7の凹部に接着された両面接着テ
ープ6の剥離シート(図示しない)を剥がし接着面が露
出した状態で、アース線3を切欠き7cに嵌め込むと同
時にカバー7を巻取プレート12の表面に接着させる。
このようにして、本実施の形態における静電気ショック
防止器の取付けが完了する。
【0041】尚、本実施の形態では、アース線3に余長
が生じ、その余長分のアース線3を吸収すべく巻取装置
4を使用したが、アース線3が適切な長さである場合に
は該巻取装置4を使用する必要はない。つまり、本実施
の形態の静電気ショック防止器は、余分な取り付け面積
を必要とすることはない。
【0042】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の特徴を有する。 (1)静電気ショック防止器は、接続装置2と巻取装置
4とがそれぞれ別体で構成される。従って、個々の取り
付け面積を縮小することができるとともに、巻取装置4
が必要ないときには該装置4分の余分な取り付け面積を
必要しないため、取り付け場所が拡大され、汎用性に優
れたものとすることができる。
【0043】又、該防止器は、内張を剥がすことなく簡
単に取着することができるとともに、両プレート5,1
2がカバー7にてそれぞれ覆われるため取り付け後の見
栄えが良い。
【0044】(2)スパイラル状部9bは、ボルトBの
突出度合いをボルトBの軸線L方向に収縮して対応す
る。従って、接続プレート5を小型化すべくクランク状
部9aとボルトBの軸線Lとの間の長さDが短くなるよ
うに形成しても、アース電極9は確実にボルトB頭部に
接触することができる。
【0045】(3)巻取プレート12は接続プレート5
と同一径の略円形状に形成され、各係止片14及び各フ
ック15は接続装置2に使用された両面接着テープ6及
びカバー7が干渉しない位置に配置されている。即ち、
巻取装置4においても、接続装置2に使用された両面接
着テープ6及びカバー7を使用することができる。従っ
て、部品点数の増加を抑制することができる。
【0046】(4)アース線3を接続する接続部10の
近傍にはフック11が形成され、接続部10にて接続さ
れたアース線3を挟持する。フック11は、接続部10
に対してアース線3の引っ張り力が直接伝達するのを防
止している。従って、アース線3の引っ張り力による接
続部10からのアース線3の抜け落ちを防止することが
できる。
【0047】尚、本発明は前記実施の形態の他、以下の
態様で実施してもよい。 ○上記実施の形態では、アース電極9にクランク状部9
a及びスパイラル状部9bを形成したが、該電極がボル
トBに圧接して接触できれば、形状はこれに限定される
ものではない。
【0048】○上記実施の形態では、接続プレート5を
リン青銅板にて形成したが、導電性の材質であれば材質
はこれに限定されるものではない。 ○上記実施の形態では、巻取プレート12を導電性の材
質のリン青銅板を使用して形成したが、特に導電性の材
質でなくてもよい。
【0049】○上記実施の形態では、図2に示すよう
に、巻取装置4をインサイドパネルPに取着したが、他
の場所に取着してもよい。例えば、トリムTに取着して
もよい。
【0050】○上記実施の形態では、巻取プレート12
に対して逆L字状に切り起こした一対の係止片14を形
成したが、アース線3が巻き取り可能であれば、その形
状、数、及び、形成方法はこれに限定されるものではな
い。
【0051】○上記実施の形態では、接続プレート5及
び巻取プレート12に対してフック11,15をそれぞ
れ形成したが、両フック11,15を省略したり、いず
れか一方を省略してもよい。又、それらの数を任意に変
更してもよい。
【0052】○上記実施の形態では、接続プレート5、
巻取プレート12、及び、カバー7を接着する際に両面
接着テープ6,8,13を使用したが、接着剤等であっ
てもよい。
【0053】○上記実施の形態では、接続プレート5の
接続部10に対してアース線3を半田付けしたが、圧着
するようにしてもよい。尚、本発明における金属部材を
以下のように定義する。
【0054】ドア内側等の車両内部の金属部の表面と面
一又は表面から突出若くは没入するように設けられた金
属製の部材をいい、各種ボルト及びネジ等の締付部材、
各種ピン及びリベット等のかしめ部材を含む。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、内張を
剥がすことなく簡単に取着することができるとともに、
接続プレートを小型化しても確実にアース接続を行うこ
とができる静電気ショック防止器を提供することができ
る。
【0056】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、取着面積を低減して汎用
性に優れた静電気ショック防止器を提供することができ
る。請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に
記載の発明の効果に加えて、両プレートを確実に取着で
きるとともに、取り付け後において美観に優れた静電気
ショック防止器を提供することができる。
【0057】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加えて、部品点数の増加を抑制す
ることができる静電気ショック防止器を提供することが
できる。
【0058】請求項5に記載の発明によれば、小型化し
ても確実にアース接続を行うことができる静電気ショッ
ク防止器における接続プレートを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における接続装置及び巻取装置を
示す分解斜視図。
【図2】静電気ショック防止器の取付け状態を示す概略
斜視図。
【図3】アース電極とボルト頭部との接触状態を示す一
部拡大断面図。
【図4】従来の静電気ショック防止器の取付け状態を示
す概略斜視図。
【図5】アース接続装置を示す分解斜視図。
【図6】アース電極とボルト頭部との接触状態を示す一
部拡大断面図。
【符号の説明】 1…放電プレート、2…接続手段としての接続装置、3
…電線としてのアース線、4…巻取手段としての巻取装
置、5…接続プレート、6,13…接着部材としての両
面接着テープ、7…カバー、9…アース電極、12…巻
取プレート、14…係止片、B…金属部材としてのボル
ト、P…金属部としてのインサイドパネル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内部に配置された放電プレート
    (1)と、 車両内部の金属部(P)に接地する接続手段(2)と、 前記放電プレート(1)と前記接続手段(2)とを互い
    に接続する電線(3)と、 前記電線(3)の余長を巻き取って該電線(3)の余長
    を吸収する巻取手段(4)とを備え、前記放電プレート
    (1)に人体の一部が接触することにより、その人体に
    帯電した静電気を徐々に放電するようにした静電気ショ
    ック防止器であって、 前記接続手段(2)は、 導電性の材質よりなり、前記金属部(P)に設けられた
    金属部材(B)を囲うように前記金属部(P)に対して
    取着される接続プレート(5)と、 前記接続プレート(5)に片持ち梁形状をもって形成さ
    れ、かつ先端部に向かってスパイラル状に形成するとと
    もに前記金属部材(B)に圧接すべく突出するアース電
    極(9)とを備えたことを特徴とする静電気ショック防
    止器。
  2. 【請求項2】 前記巻取手段(4)は、車両に取着さ
    れ、かつ前記電線(3)を巻き取るための係止片(1
    4)が形成された巻取プレート(12)を備え、該巻取
    プレート(12)と前記接続プレート(5)とを互いに
    分離したことを特徴とする請求項1に記載の静電気ショ
    ック防止器。
  3. 【請求項3】 前記接続手段(2)は、 前記接続プレート(5)と、 前記接続プレート(5)を前記金属部(P)に接着する
    ための接着部材(6)と、 前記接続プレート(5)の全体を覆うカバー(7)とか
    らなり、 前記巻取手段(4)は、 前記巻取プレート(12)と、 前記巻取プレート(12)を車両に接着するための接着
    部材(13)と、 前記巻取プレート(12)の全体を覆うカバー(7)と
    からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の静電
    気ショック防止器。
  4. 【請求項4】 前記接続プレート(5)及び前記巻取プ
    レート(1)は同一外形に形成され、前記カバー(7)
    を前記接続手段(2)及び前記巻取手段(4)に対して
    共通に使用可能とすべく同一形状に形成したことを特徴
    とする請求項3に記載の静電気ショック防止器。
  5. 【請求項5】 導電性の材質にて形成されるとともに、
    片持ち梁形状をなしかつ先端部に向かってスパイラル状
    に形成されたアース電極(9)を備えたことを特徴とす
    る静電気ショック防止器における接続プレート。
JP4375797A 1997-02-27 1997-02-27 静電気ショック防止器及びその防止器における接続プレート Pending JPH10236247A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3967557A1 (en) * 2020-09-10 2022-03-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle and electrostatic elimination component

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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