JPH10236347A - 弾性クローラ - Google Patents

弾性クローラ

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JPH10236347A
JPH10236347A JP4207697A JP4207697A JPH10236347A JP H10236347 A JPH10236347 A JP H10236347A JP 4207697 A JP4207697 A JP 4207697A JP 4207697 A JP4207697 A JP 4207697A JP H10236347 A JPH10236347 A JP H10236347A
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JP
Japan
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crawler
main body
cross
extension piece
wing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4207697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kiriyama
弘之 桐山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP4207697A priority Critical patent/JPH10236347A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性クローラにおいて、ゴム製のクローラ本
体内に埋設される芯金は、通常、クローラ本体の幅方向
に対して40〜60%の長さを占める程度であった。そ
のためクローラ本体は、走行時において、接地部分の幅
方向両側が上方へ跳ね上がるようになり、牽引力を低下
させることになっていた。しかし、これを解消するに
は、クローラ本体の内周側に補強用ゴム突起を設けた
り、芯金を長大化したりする必要があった。ゴム突起
は、排泥作用を悪化させ、芯金の長大化は、重量化に伴
う走行性能の低下を招来していた。 【解決手段】 芯金5の両端側に延長片10を設けた。
この延長片10は、芯金5の翼部9よりも小型化してあ
り、これによって走行性能の低下は招来しない程度の軽
量化を図ってある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、土木用、建設用、
農業用等の無限軌道車における走行装置に用いられる弾
性クローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】弾性クローラは、ゴム等の弾性材で形成
されたエンドレス帯状をしたクローラ本体に対し、その
外周面に互いに所定間隔をおいて複数のラグが一体的に
突出形成されたものであって、スプロケットによる噛合
構造又はドラムホイールによる摩擦伝動により、循環駆
動されるようになっている。
【0003】この弾性クローラでは、クローラ本体の内
部に、その周方向に沿ってスチールコード等より成る抗
張体が埋設されていると共に、この抗張体より非接地側
に、周方向へ互いに所定間隔で幅方向補強体(一般に
「芯金」と呼ばれている)が埋設されている。この幅方
向補強体は、金属製(鋳物製や板金製等)や硬質樹脂製
であって、クローラ本体の幅方向中央部に配される本体
部と、この本体部の左右両側から抗張体の幅方向埋設領
域に沿って突出する翼部とを有しており、本体部には非
接地側へ突出して、脱輪防止や転輪の走行支承面等とし
て用いられる突起が設けられている。
【0004】ところで、この種、弾性クローラでは、重
量運搬等に適用させる目的で抗張体における耐張力を強
化する場合、その幅方向の大型化を招来し、これがクロ
ーラ本体の幅方向大型化にも繋がるが、幅方向補強体に
関しては、走行性能の低下防止のための軽量化が望まれ
ていることに伴って大型化したくないという事情があっ
た。
【0005】その結果、幅方向補強体は、クローラ本体
の幅寸法に対して40〜60%を占める程度となること
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の弾性クロー
ラでは、クローラ本体に対して幅方向補強体が及ばない
範囲が60〜40%生じることになるので、走行時に
は、クローラ本体において接地した部分の幅方向両側が
波打ち状に上方へ跳ね上がり易くなっていた。そのた
め、牽引力が低下したり、クローラ本体が破損し易くな
ったりしていた。
【0007】なお、クローラ本体における幅方向両側の
上下変形を防止するために、非接地面側(エンドレスの
内面側)にゴム突起を設ける措置を採った場合には、排
泥作用が低下するという別の問題を招来することになっ
ていた。本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであ
って、走行性能を低下させる程の重量化は防止しつつ、
クローラ本体における幅方向両側の上下変形を防止し
て、牽引力の低下やクローラ本体の破損等を防止できる
ようにした弾性クローラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る弾性クローラは、クローラ本体のラグ突設位置
に対応して埋設される幅方向補強体が、抗張体の幅方向
埋設領域に沿って突出する翼部と、この翼部の先部から
突出する延長片部を有している。
【0009】この延長片部は、翼部に比べてその横断面
形状を小型化したもので、これによって軽量化を図って
ある。なお、この横断面形状とは、クローラ本体を側面
視する状態(エンドレス形状を見る状態)で、翼部や延
長片部を見たときの形状を言う。延長片部の横断面形状
を小型化する手段としては、クローラ本体の周方向に沿
った平面寸法を翼部よりも小さくする方法がある。例え
ば、延長片部を棒状にしたり、突出方向に向けてその平
面形状を先細り状にしたりすればよい。
【0010】また、延長片部の横断面形状を小型化する
別の手段としては、厚さ寸法を翼部よりも小さくする方
法がある。例えば、延長片部を薄板状にしたり、突出方
向に向けてその厚さを徐々に薄くしたりすればよい。こ
の他、延長片部は、例えば翼部の平面形状と連続した平
板状に形成しておき、延長片部の板面内に肉厚方向へ貫
通した開口や切欠又は凹部等を形成する方法もあるし、
これら各種の方法を適宜、組み合わせることも可能であ
る。
【0011】翼部と延長片部との接続部分に対して、ク
ローラ本体内でその接地側へ向けて突出する抗張体用位
置規制片を設けておけば、延長片部と抗張体とが位置的
に干渉するといったことを防止でき、これによりクロー
ラ本体及び抗張体における劣化や破損、又はこれらの相
互剥離等を防止できることになる。なお、位置規制片の
位置付けは、翼部と延長片部との両者間に跨がるという
厳密な位置を特定するものではなく、翼部側へ対応して
延長片部には対応しないような状態や、その逆の状態を
も含むものとする。
【0012】このような幅方向補強体を具備した構成の
弾性クローラであれば、走行性能を低下させる程の重量
化は防止しつつ、クローラ本体における幅方向両側の上
下変形を防止して、牽引力の低下やクローラ本体の破損
等を防止できるようになる。この場合、幅方向補強体の
両延長片部を含めた全長を、クローラ本体における幅寸
法の60%以上90%以下に形成することができ、また
このようにすることで、上記効果を確実に引き出すこと
ができる。
【0013】幅方向補強体の占有率が60%未満であれ
ば従来と同じであり、また90%を超えれば、クローラ
本体における幅方向両端部の層間接合力が不十分となっ
て、この部分から層間剥離を誘発させるおそれがある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図3は本発明に係る弾性
クローラ1の第1実施形態を示している。この弾性クロ
ーラ1は、外周面に互いに所定間隔をおいてラグ2が突
設されたエンドレス帯状をしたクローラ本体3と、この
クローラ本体3内に周方向に沿って埋設されたスチール
コード等より成る抗張体4と、この抗張体4よりも非接
地側であって、且つラグ2の突設位置に対応して埋設さ
れた幅方向補強体5とを有している。
【0015】そして、この幅方向補強体5は、クローラ
本体3の幅方向中央部に配される本体部8と、この本体
部8の左右両側から抗張体4の幅方向埋設領域に沿って
突出する翼部9と、これら各翼部9の先部から突出する
延長片部10とを有している。また本体部8には、非接
地側へ突出して、脱輪防止や転輪の走行支承面等として
用いられる突起12が設けられている。
【0016】延長片部10は、クローラ本体3の幅方向
において抗張体4が及ばない領域へ向けて配置されてお
り、両側の先端部を含めた幅方向補強体5全体としての
長さは、クローラ本体3の幅寸法に対して60%以上9
0%以下を占めるように形成されている。そのため、ク
ローラ本体3における幅方向両側の剛性が強化され、走
行時においてこの部分が接地しても、波打ち状に上方へ
跳ね上がるといったことは防止され、従って牽引力の低
下やクローラ本体3の破損を防止できることになる。
【0017】このような延長片部10は、クローラ本体
3の周方向に沿った平面寸法を翼部9よりも小さくする
ことで、その横断面形状が翼部9に比べて小型化されて
いる。従って、これにより軽量化が図られている。ま
た、この延長片部10は、その突出方向に向けて平面形
状が先細り状になっていると共に、厚さ寸法も徐々に薄
くなっている。
【0018】この延長片部10が翼部9に対して接続さ
れる部分では、内カーブが形成されており、応力集中が
起こらないようにしてある。この延長片部10は、本体
部8や翼部9と同質材(鋳物や板金等の金属又は硬質樹
脂等)とする場合にはこれらと一体に形成可能である
し、また同質材とする場合を含め、異材製とする場合で
は、別体として溶接等により結合させてもよい。
【0019】図4は、本発明に係る弾性クローラ1の第
2実施形態で用いられる幅方向補強体5を示している。
この幅方向補強体5では、延長片部10が1本の棒状に
形成されており、これによって、翼部9に対する横断面
形状の小型化がなされ、軽量化が図られている。延長片
部10の横断面形状は丸でも角でもよい。また中空のパ
イプ状とすることも可能である。
【0020】その他の構成や作用効果は、第1実施形態
と略同様であり、ここでの詳説は省略する。図5は、本
発明に係る弾性クローラ1の第3実施形態で用いられる
幅方向補強体5を示している。この幅方向補強体5で
は、延長片部10が2本の平行する棒状のものとして形
成されている。その他の構成や作用効果は、上記第2実
施形態と略同様である。
【0021】図6は、本発明に係る弾性クローラ1の第
4実施形態で用いられる幅方向補強体5を示している。
この幅方向補強体5では、延長片部10が翼部9の平面
形状と連続した平板状に形成されており、その板面に対
し、肉厚方向に貫通する開口15が形成されている。従
って、この開口15が設けられた部分では、翼部9に対
する横断面形状の小型化がなされているものであり、軽
量化が図られているとともに、開口15にゴムが埋入す
ることで剥離を防止することになる。
【0022】その他の構成や作用効果は、上記各実施形
態と略同様である。なお、図示は省略するが、上記開口
15を、延長片部10の一方面側又は両面側で開口した
凹部として形成させることも可能である。図7は、本発
明に係る弾性クローラ1の第5実施形態で用いられる幅
方向補強体5を示している。
【0023】この幅方向補強体5では、延長片部10の
厚さが翼部9よりも薄く形成されている。従って、この
薄肉化により、翼部9に対する横断面形状の小型化がな
されているものであり、軽量化が図られていることにな
る。なお、延長片部10は、翼部9の平面形状と連続し
た平板状に形成することも可能であるし、上記各実施形
態に示したものを採用することも可能である。
【0024】その他の構成や作用効果は、上記各実施形
態と略同様である。図8は、本発明に係る弾性クローラ
1の第6実施形態を示したもので、この第6実施形態で
用いられている幅方向補強体5には、翼部9と延長片部
10との接続部分に対して、クローラ本体3内でその接
地側へ向けて突出する位置規制片17が突設されてい
る。
【0025】この位置規制片17は、抗張体4の埋設位
置をその幅方向両側において挟み込むような位置付けと
なっている。そのため、弾性クローラ1の製造過程でも
また使用段階においても、抗張体4の幅方向位置ズレを
防止でき、延長片部10と抗張体4との位置的干渉を防
止できる。これにより、クローラ本体3及び抗張体4に
おける劣化や破損、又はこれらの相互剥離等を防止でき
ることになる。
【0026】延長片部10については、上記各実施形態
で説明したものと同様である。ところで、本発明は、上
記実施形態に限定されるものではない。例えば、幅方向
補強体5において、その本体部8や翼部9の形状、本体
部8に対する突起12の有無やその形状、材質等は、何
ら限定されるものではない。また、延長片部10の形状
等についても、上記各実施形態で示した以外のものを採
用することが可能である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る弾性クローラでは、幅方向補強体に対して翼部の
先部に延長片部を突出させているので、クローラ本体に
おける幅方向両側の上下変形を防止して、牽引力の低下
やクローラ本体の破損等を防止できる。
【0028】しかも、この延長片部は、翼部に比べてそ
の横断面形状を小型化したものであるため、軽量化して
あり、走行性能を低下させる程の重量化は招来しないと
いう利点がある。また、このように軽量化した延長片部
を設けることは、幅方向補強体を単に大型化する場合に
比べて低コスト化が図れる利点にも繋がる。幅方向補強
体に対し、翼部と延長片部との接続部分に抗張体用の位
置規制片を設ければ、延長片部と抗張体との位置的干渉
を防止でき、これによりクローラ本体及び抗張体におけ
る劣化や破損、又はこれらの相互剥離等をも防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に用いられる幅方向補強体を示す
平面図である。
【図2】本発明に係る弾性クローラの第1実施形態を示
す正面断面図である。
【図3】図2のA−A線に相当する位置で示した側断面
図である。
【図4】第2実施形態の弾性クローラに用いられる幅方
向補強体を示す平面図である。
【図5】第3実施形態の弾性クローラに用いられる幅方
向補強体を示す平面図である。
【図6】第4実施形態の弾性クローラに用いられる幅方
向補強体を示す平面図である。
【図7】第5実施形態の弾性クローラに用いられる幅方
向補強体を示す正面図である。
【図8】第6実施形態の弾性クローラを示す正面断面図
である。
【符号の説明】
1 弾性クローラ 2 ラグ 3 クローラ本体 4 抗張体 5 幅方向補強体 8 本体部 9 翼部 10 延長片部 17 位置規制片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に互いに所定間隔をおいてラグ
    (2)が突設されたエンドレス帯状をしたクローラ本体
    (3)と、該クローラ本体(3)内に周方向に沿って埋
    設された抗張体(4)と、該抗張体(4)より非接地側
    で且つラグ(2)の突設位置に対応して埋設された幅方
    向補強体(5)とを有し、 上記幅方向補強体(5)は、クローラ本体(3)の幅方
    向中央部に配される本体部(8)と、該本体部(8)の
    左右両側から抗張体(4)の幅方向埋設領域に沿って突
    出する翼部(9)と、該翼部(9)の先部から当該翼部
    (9)よりも横断面形状を小型化して突出する延長片部
    (10)とを有していることを特徴とする弾性クロー
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記延長片部(10)は、クローラ本体
    (3)の周方向に沿った平面寸法を翼部(9)よりも小
    さくすることによって横断面形状を小型化してあること
    を特徴とする請求項1記載の弾性クローラ。
  3. 【請求項3】 前記延長片部(10)は、厚さ寸法を翼
    部(9)よりも小さくすることによって横断面形状を小
    型化してあることを特徴とする請求項1記載の弾性クロ
    ーラ。
  4. 【請求項4】 前記翼部(9)と延長片部(10)との
    接続部分には、クローラ本体(3)内でその接地側へ向
    けて突出する抗張体(4)用の位置規制片(17)が設
    けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の弾性クローラ。
  5. 【請求項5】 前記幅方向補強体(5)の両延長片部
    (10)を含めた全長が、クローラ本体(3)における
    幅寸法の60%以上90%以下に形成されていることを
    特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の弾
    性クローラ。
JP4207697A 1997-02-26 1997-02-26 弾性クローラ Pending JPH10236347A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326461A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd ゴムクローラ
JP2009179220A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Bridgestone Corp 履帯用弾性パッド
JP2012228941A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Bridgestone Corp ゴムクローラの製造方法およびゴムクローラ
WO2016060434A1 (ko) * 2014-10-17 2016-04-21 동일고무벨트 주식회사 합성수지재 보강부재를 구비하는 러버트랙

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