JPH10236405A - 把持装置 - Google Patents

把持装置

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JPH10236405A
JPH10236405A JP6021697A JP6021697A JPH10236405A JP H10236405 A JPH10236405 A JP H10236405A JP 6021697 A JP6021697 A JP 6021697A JP 6021697 A JP6021697 A JP 6021697A JP H10236405 A JPH10236405 A JP H10236405A
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gripping
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Yasuaki Kotani
泰昭 小谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の把持部材により各種形状の把持対象物
品を安定的に把持可能とすること。 【解決手段】 把持装置20の把持部材22として、硬
質本体部31の前面にバックアップされて把持対象物品
の形状に倣ってたわみ変形可能な物品把持面42を構成
する軟質把持部41を有してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボトル、キャップ
等の把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平8-80903 号公報に記載の如
く、ボトルを段ボール箱に箱詰めする箱詰め機(ケーサ
ー)等で、ボトル(もしくはボトルに取着されているキ
ャップ)を把持してハンドリングするための把持装置が
用いられている。
【0003】従来の把持装置は、一対の把持部材の開閉
動により物品を把持可能とするに際し、開閉動せしめら
れる本体部と、本体部の前面に貼着され、把持対象物品
の形状に合致する把持面を成形されてなる把持部とか
ら、把持部材を構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には以下の問題点がある。 把持部材の把持部をウレタンゴム等により成形し、予
め特定の把持対象物品の形状に合致する把持面を付与さ
れているため、特定の把持対象物品については広い把持
面で確実に把持できる。ところが、把持対象物品の形状
が異なるものになると、把持部の把持面がその形状変化
に追随できずに把持面の一部でしか把持できなくなり、
各種形状の把持対象物品を安定的に把持することができ
ない。
【0005】上記により、把持対象物品が変わる場
合には、把持部材の全体、もしくは把持部を型替えする
必要がある。
【0006】本発明の課題は、単一の把持部材により各
種形状の把持対象物品を安定的に把持可能とすることに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、一対の把持部材の開閉動により物品を把持可能とし
てなる把持装置において、前記把持部材が、硬質体から
なり、開閉動せしめられる硬質本体部と、軟質弾性体か
らなり、硬質本体部の前面にバックアップされて把持対
象物品の形状に倣ってたわみ変形可能な物品把持面を構
成する軟質把持部とからなるようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記把持部材が、前記硬質本
体部の一部を切欠部とするとともに残部を支持部とし、
この硬質本体部の支持部に前記軟質把持部をバックアッ
プ支持するように貼着し、この硬質本体部の切欠部では
前記軟質把持部を非バックアップとするようにしたもの
である。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の本発明において更に、前記把持部材が、前記軟質把
持部における前記硬質本体部の切欠部前面に位置する軟
質弾性体を他の部位の軟質弾性体より、把持対象物品寄
りに突出してなるようにしたものである。
【0010】請求項1に記載の本発明によれば下記、
の作用がある。 把持部材を硬質本体部と軟質把持部にて構成した。従
って、硬質本体部で把持対象物品を強い力で把持すると
ともに、軟質把持部を把持対象物品の形状に沿って倣う
ようにたわみ変形させて把持することにより、各種形状
物品を広い把持面で把持可能とする。また、重量物の把
持も容易である。
【0011】上記により、把持対象物品が変わって
も、把持部材の型替えを伴うことなく、単一の把持部材
により各種形状の把持対象物品を安定的に把持できる。
【0012】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 把持部材の軟質把持部が、硬質本体部の切欠部では非
バックアップ状態とされているから、軟質把持部はその
部分でのたわみ変形の自由度を高められ、各種物品の多
様な形状に沿ってより自由に柔軟に倣ってたわみ変形で
き、各種形状物品をより容易に安定的に把持できる。
【0013】請求項3に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 把持部材の軟質把持部が、硬質本体部の切欠部前面で
把持対象物品寄りに突出形成されているから、軟質把持
部の突出把持面が把持対象物品をより確実により広範に
物品外周部を包み込んで大きくたわみ変形し、各種形状
物品をより確実容易に安定的に把持できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は把持装置を示す模式図、図
2は把持部材を示す模式図、図3はレギュラー品の把持
状態を示す模式図、図4はポンプ品の把持状態を示す模
式図、図5はトリガー品の把持状態を示す模式図、図6
は箱詰め機を示す模式図である。
【0015】箱詰め機10は、図6に示す如く、物品搬
送装置11の上の物品保持具(袴)12から物品1(レ
ギュラー品101、ポンプ品102、トリガー品103
等)を取出し、この物品1を箱搬送装置13の上の箱1
4へと箱詰めする。このとき、箱詰め機10は、ロボッ
ト15の先端に幅寄せ装置16を備え、この幅寄せ装置
16に把持装置20を備えており、複数の把持装置20
により複数の物品1を把持し、それらの物品1を物品保
持具12から箱14へと移載可能としている。尚、ロボ
ット15は、幅寄せ装置16及び把持装置20を常に鉛
直方向に保持しつつ、幅寄せ装置16及び把持装置20
を物品搬送装置11の上で昇降可能とし、且つ幅寄せ装
置16及び把持装置20を箱搬送装置13の上で昇降可
能としている。また、幅寄せ装置16は、把持装置20
に把持した物品1を箱14へと箱詰めするとき、相隣る
把持装置20、20を互いにV字をなすように近づけ、
それらの把持装置20が把持している物品1、1を箱1
4に挿入容易とするように幅寄せする。
【0016】ここで、把持装置20は、図1に示す如
く、エアシリンダ等からなる駆動装置21と、この駆動
装置21により開閉動せしめられる一対の把持部材22
とから構成され、一対の把持部材22の閉動作により物
品1を把持し(図1(B))、一対の把持部材22の開
動作により物品1を把持解除可能としている(図1
(A))。尚、駆動装置21は、一対の把持部材22を
互いに揺動させて開閉動しても良く、或いは互いに平行
に対向移動させて開閉動しても良い。
【0017】把持部材22は、図2に示す如く、硬質本
体部31と軟質把持部41とから構成される。硬質本体
部31は、金属、プラスチック等の硬質体からなり、駆
動装置21の駆動アーム21Aに固定されて開閉動せし
められる。軟質把持部41は、ゴム等の軟質弾性体(把
持対象物品の形状に関係なく一定の形態、例えば平板状
をなす)からなり、硬質本体部31の前面に貼着されて
バックアップされ、把持対象物品の形状に倣って柔軟に
たわみ変形できる物品把持面42を構成する。
【0018】また、把持部材22は、硬質本体部31を
基部32Aと両側部32Bとからなる逆U字状支持部3
2とし、この逆U字に囲まれる部分を切欠部33として
いる。そして、硬質本体部31の支持部32に軟質把持
部41をバックアップ支持するように貼着し、この硬質
本体部31の切欠部33では軟質把持部41を非バック
アップとしている。
【0019】また、把持部材22は、軟質把持部41に
おける硬質本体部31の切欠部33前面及び支持部32
の両側部32Bの前面に位置する軟質弾性体を、他の部
位(支持部32の基部32Aの前面)の軟質弾性体よ
り、把持対象物品寄りに突出させ、この突出部分を突出
把持面42Aとしている。
【0020】箱詰め機10の把持装置20は、箱詰め対
象物品の品種替えにより、同一の把持部材22により例
えば下記(1) 〜(3) の如くの各種形状の物品1を把持可
能とする。
【0021】(1) レギュラー品101(図3) 把持部材22は、レギュラーボトル101Aのレギュラ
ーキャップ101Bを把持する。このとき、把持部材2
2は、硬質本体部31の支持部32の基部32Aにバッ
クアップされる軟質把持部41によりレギュラーキャッ
プ101Bの上部側の一部を比較的強い把持力Faで把
持し、硬質本体部31の切欠部33の前面に位置する軟
質把持部41の突出把持面42Aにより、レギュラーキ
ャップ101Bに倣って包み込むようにたわみ変形して
広い面積でレギュラーキャップ101Bを把持する。軟
質把持部41の突出把持面42Aがレギュラーキャップ
101Bに及ぼす把持力Fbは比較的弱いが、その把持
面積が広くなる結果、把持部材22はこれらの把持力F
a、Fbにより、ボトル101Aが重量物であってもそ
のキャップ101Bを確実に把持できる。
【0022】(2) ポンプ品102(図4) 把持部材22は、ポンプボトル102Aのポンプキャッ
プ102Bを把持する。この場合にも、把持部材22
は、硬質本体部31の支持部32の基部32Aにバック
アップされる軟質把持部41によりポンプキャップ10
2Bの上部側の一部を比較的強い把持力Faで把持し、
硬質本体部31の切欠部33の前面に位置する軟質把持
部41の突出把持面42Aにより、ポンプキャップ10
2Bに倣って包み込むようにたわみ変形して広い面積で
ポンプキャップ102Bを把持する。軟質把持部41の
突出把持面42Aがポンプキャップ102Bに及ぼす把
持力Fbは比較的弱いが、その把持面積が広くなる結
果、把持部材22はこれらの把持力Fa、Fbにより、
ボトル102Aが重量物であってもそのキャップ102
Bを確実に把持できる。
【0023】(3) トリガー品103(図5) 把持部材22は、トリガーボトル103Aのトリガーキ
ャップ103Bを把持する。この場合にも、把持部材2
2は、硬質本体部31の支持部32の基部32Aにバッ
クアップされる軟質把持部41によりトリガーキャップ
103Bの上部側を比較的強い把持力Faで把持し、硬
質本体部31の切欠部33の前面に位置する軟質把持部
41の突出把持面42Aによりトリガーキャップ103
Bの下部(及びボトル103Aの上部の一部)に倣って
包み込むようにたわみ変形して広い面積でトリガーキャ
ップ103B(及びボトル103A)を把持する。軟質
把持部41の突出把持面42Aがトリガーキャップ10
3B(及びボトル103A)に及ぼす把持力Fbは比較
的弱いが、その把持面積が広くなる結果、把持部材22
はこれらの把持力Fa、Fbにより、ボトル103Aが
重量物であってもそのキャップ103Bを確実に把持で
きる。
【0024】従って、本実施形態によれば以下の作用が
ある。 把持部材22を硬質本体部31と軟質把持部41にて
構成した。従って、硬質本体部31で把持対象物品を強
い力で把持するとともに、軟質把持部41を把持対象物
品の形状に沿って倣うようにたわみ変形させて把持する
ことにより、各種形状物品を広い把持面42で把持可能
とする。また、重量物の把持も容易である。
【0025】上記により、把持対象物品が変わって
も、把持部材22の型替えを伴うことなく、単一の把持
部材22により各種形状の把持対象物品を安定的に把持
できる。
【0026】把持部材22の軟質把持部41が、硬質
本体部31の切欠部33では非バックアップ状態とされ
ているから、軟質把持部41はその部分でのたわみ変形
の自由度を高められ、各種物品の多様な形状に沿ってよ
り自由に柔軟に倣ってたわみ変形でき、各種形状物品を
より容易に安定的に把持できる。
【0027】把持部材22の軟質把持部41が、硬質
本体部31の切欠部33前面で把持対象物品寄りに突出
形成されているから、軟質把持部41の突出把持面42
Aが把持対象物品をより確実により広範に物品外周部を
包み込んで大きくたわみ変形し、各種形状物品をより確
実容易に安定的に把持できる。
【0028】尚、本発明者による実験の結果、同一の把
持部材22により確実に把持できる物品1の重量範囲
は、80g 〜800gの広範囲に渡るものであることが認めら
れた。
【0029】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の把持装置は物品のいかなる部分を把持しても良
く、例えばキャップ付きボトルのキャップだけ、キャッ
プ及びボトルの両方、或いはボトルだけのいずれの部分
を把持しても良い。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、単一の把
持部材により各種形状の把持対象物品を安定的に把持可
能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は把持装置を示す模式図である。
【図2】図2は把持部材を示す模式図である。
【図3】図3はレギュラー品の把持状態を示す模式図で
ある。
【図4】図4はポンプ品の把持状態を示す模式図であ
る。
【図5】図5はトリガー品の把持状態を示す模式図であ
る。
【図6】図6は箱詰め機を示す模式図である。
【符号の説明】
1 物品 20 把持装置 22 把持部材 31 硬質本体部 32 支持部 33 切欠部 41 軟質把持部 42 把持面 42A 突出把持面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の把持部材の開閉動により物品を把
    持可能としてなる把持装置において、 前記把持部材が、 硬質体からなり、開閉動せしめられる硬質本体部と、 軟質弾性体からなり、硬質本体部の前面にバックアップ
    されて把持対象物品の形状に倣ってたわみ変形可能な物
    品把持面を構成する軟質把持部とからなることを特徴と
    する把持装置。
  2. 【請求項2】 前記把持部材が、前記硬質本体部の一部
    を切欠部とするとともに残部を支持部とし、この硬質本
    体部の支持部に前記軟質把持部をバックアップ支持する
    ように貼着し、この硬質本体部の切欠部では前記軟質把
    持部を非バックアップとする請求項1記載の把持装置。
  3. 【請求項3】 前記把持部材が、前記軟質把持部におけ
    る前記硬質本体部の切欠部前面に位置する軟質弾性体を
    他の部位の軟質弾性体より、把持対象物品寄りに突出し
    てなる請求項2記載の把持装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020200054A (ja) * 2019-06-06 2020-12-17 大森機械工業株式会社 ロボット箱詰め装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020200054A (ja) * 2019-06-06 2020-12-17 大森機械工業株式会社 ロボット箱詰め装置

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