JPH10236865A - 舗装用低吸水ブロック及びその製造方法 - Google Patents

舗装用低吸水ブロック及びその製造方法

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JPH10236865A
JPH10236865A JP9040835A JP4083597A JPH10236865A JP H10236865 A JPH10236865 A JP H10236865A JP 9040835 A JP9040835 A JP 9040835A JP 4083597 A JP4083597 A JP 4083597A JP H10236865 A JPH10236865 A JP H10236865A
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Japan
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clay
water absorption
weight
low water
pavement
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JP9040835A
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English (en)
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Masaharu Itatsu
雅春 板津
Hitoshi Mishina
仁 三品
Hiroyuki Itatsu
博之 板津
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Original Assignee
CHIYUUNOU YOGYO KK
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    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/60—Production of ceramic materials or ceramic elements, e.g. substitution of clay or shale by alternative raw materials, e.g. ashes

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 廉価な舗装用低吸水ブロックの製造方法を提
供する。 【解決手段】 粒度が1mm以上である骨材粒10〜3
0重量%と粒度が1mm未満である骨材粒90〜70重
量%とからなる骨材とバインダーとを必須成分としてこ
れらを混合混練し、プレス成形してなる成形体を焼成す
る舗装用ブロックの製造方法であって、前記バインダー
が、ア)磁器用生坏土と、ベントナイト若しくは耐火粘
土のいずれか一方、又はその両方、イ)雑粘土と、ベン
トナイト若しくは耐火粘土のいずれか一方、又はその両
方、ウ)耐火粘土若しくはフライアッシュのうちいずれ
か一方、のうちのいずれかであり、上記成形体の含水率
が3〜10重量%であるところに構成特徴を有する舗装
用低吸水ブロックの製造方法より成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ゴミ等の一般
廃棄物や、下水汚泥等の産業廃棄物を焼却、溶融し、か
つ無毒化処理して生じた材料を再利用して製造される舗
装用低吸水ブロックとその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近時、都市ゴミ等の生活廃棄物、下水汚
泥等の産業廃棄物の有効利用という観点から、焼却等に
よって無毒化処理した仮焼骨材を主発原料として使用し
た舗装用低吸水ブロックが製造されている。
【0003】従来のかかる舗装用低吸水ブロックの製造
方法としては、例えば特開平2−175204号公報に
記載されているように、前記仮焼骨材に可塑性粘土質原
料を練混ぜてなる生坏土(水分量16〜20%)を作
り、所定の形状寸法に湿式成形し得られた成形体を徐々
に乾燥して焼成する方法や、仮焼骨材に可塑性粘土質原
料を練混ぜてなる生坏土(水分量6〜8%)を作り、所
定の形状寸法に乾式プレス成形し得られた成形体を焼成
する方法などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のブロック製造方法にあっては、可塑性粘土質原
料を使用した場合、一般に仮焼骨材の配合割合は50〜
60%で、焼成温度が1180℃であり、仮焼骨材の配
合割合を高めると、成形体の強度が不足したり、焼結温
度が上がってエネルギーコストが高くつつ結果となると
いう欠点があった。
【0005】また、従来のブロック製造方法によると、
成形体の熱間荷重軟化が弱いため焼成時に当該成形体の
形状精度を確保すべく乾燥乾燥時にセッターを使用する
ことが必要となるため、大型の舗装用低吸水ブロックの
製造が困難であるという問題があり、しかも、比較的小
型のブロックであってもこれらを大量生産し難く(生産
効率が極めて悪く)、生産コストアップの要因になると
いう問題があった。
【0006】特に、従来の湿式成形による製造方法によ
ると、上述した欠点や問題点に加えて、成形後の乾燥工
程で不均一な乾燥条件による変形や亀裂の発生を回避す
べく平乾燥時間を非常に長くして何日もかけなければな
らず、生産設備の効率が極めて悪いという欠点があり、
乾燥時間を十分に長くしても、かなりの乾燥収縮を起こ
すものが多く、かかる乾燥収縮と焼成時の焼成収縮とが
相まって、傷物や規格寸法外のものになる割合が多く、
歩留りが誠に悪いという欠点があった。
【0007】また、従来の乾式成形による製造方法によ
ると、骨材と焼結バインダーとを混練した後にプレス成
形するため、型枠内で骨材を均等に分散できずに成形品
の組織が均質になり難いとか、焼成時にセッターが必要
で生産性が悪くコストアップになるとか、セッターに成
形品の底部が溶着して形状精度が劣るとか、さらに、例
えば焼結バインダーとして廃ガラス粉を用いてなる成形
品をローラーハースキルンで焼成すると、廃ガラス粉が
気化してキルン内のムライト質セラミックパイプに融着
してこのムライト質セラミックパイプがガラス質化され
るゆえ簡単に折れてしまうので、高価なムライト質セラ
ミックパイプを頻繁に交換する必要があるとか等、さま
ざまな問題があった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑み鋭意研究し
た結果完成できたものであって、その目的とするところ
は、特には、産業廃棄物たる仮焼骨材の有効活用が図
れ、大型の舗装用低吸水ブロックであっても寸法精度よ
く簡単且つ迅速に焼成でき、歩留まりよく製造でき、し
かも、例えば色かえ作業効率にも優れた舗装用低吸水ブ
ロックの製造方法を提供するとともに、かかる舗装用低
吸水ブロックを廉価に提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の採っ
た手段の要旨とするところは、叙上の特許請求の範囲に
記載の通りである。
【0010】このように構成した請求項1〜5のいずれ
かに記載の発明によれば、まず、産業廃材である仮焼骨
材を主原料として使用するから、かかる廃材の有効利用
が図れる。
【0011】請求項1記載の発明に係る舗装用低吸水ブ
ロックの製造方法は、粒度が1mm以上である骨材粒1
0〜30重量%と粒度が1mm未満である骨材粒90〜
70重量%とからなる骨材とバインダーとを必須成分と
してこれらを混合混練し、プレス成形してなる成形体を
焼成する舗装用低吸水ブロックの製造方法であって、可
塑性形成バインダー及び焼結バインダーとして、ア)磁
器用生坏土と、ベントナイト若しくは耐火粘土のいずれ
又はその両方、イ)雑粘土と、ベントナイト若しくは耐
火粘土のいずれか又はその両方、ウ)耐火粘土若しくは
フライアッシュのうちいずれか一方、のいずれかから選
択され、これらが相乗的に機能するように構成されてい
るから、請求項2記載の発明に係る舗装用低吸水ブロッ
クの製造方法は、請求項1記載に舗装用低吸水ブロック
の製造方法において、前記粒度が1mm未満である骨材
粒は、粒度1〜0.5mmを有する骨材粒15〜40重
量部と、粒度0.5〜0.3mmを有する骨材粒15〜
40重量部と、粒度0.3mm以下の骨材粒15〜40
重量部との混合粒となるように構成され、これらが相乗
的に機能するように構成されているから、 ミキサー内
や、原料搬送ライン、及び成形原料のホッパー内に前記
骨材やバインダー若しくはこれらの混練物が頑固に付着
することがないので、これら装置等の清掃、特には、製
造金型の清掃が極めて容易になる。すなわち、設備投資
費の低減と、色換え作業の向上が図れる。
【0012】さらにまた、混練物を振動プレス成形では
なく油圧プレス成形しても、型枠内に骨材を均等に分散
した状態のまま所望形状に成形することができ、騒音の
発生を抑制できる。すなわち、成形品の乾燥時間の短縮
が図れ、均質な組織を有する締りのよい成形品として成
形でき、機械的強度に優れた最終製品が製造できる。
【0013】請求項3記載の発明に係る舗装用低吸水ブ
ロックの製造方法は、当該低吸水ブロック全体に対する
前記仮焼骨材の含有割合が70〜95重量%であり、前
記低吸水ブロック全体に対する前記バインダーの含有割
合が30〜5重量%となるように構成されているから、
請求項1又は2に記載の製造方法により得られる作用に
加えて、特には、低吸水ブロック全体に対する骨材の含
有割合が従来より増量されているから、産業廃棄物の再
利用率の向上を図ることができ、コストダウンに貢献で
き、廉価な舗道用低吸水ブロックを製造できる。
【0014】請求項4記載の発明に係る舗装用低吸水ブ
ロックの製造方法は、前記舗装用低吸水ブロックの製造
方法において、前記耐火粘土が、木節粘土、蛙目粘土、
頁岩粘土、若しくは廃ゆう薬のいずれか、又はこれらの
混合物であり、前記雑粘土が、瓦用粘土、砕石廃泥粘
土、若しくはキラ粘土のいずれか、又はこれらの混合物
であるところに特徴を有する請求項1〜3のいずれかに
記載の舗装用低吸水ブロックの製造方法であるから、請
求項1〜3のいずれかに記載の舗装用低吸水ブロックの
製造方法により得られる作用に加えて、廃ゆう薬や、砕
石廃泥粘土、キラ粘土等の廃棄物をバインダーとしてよ
り効率的に再利用できるとともに、粘土の採掘に伴う環
境破壊の防止が図れる。すなわち、産業廃棄物の再利用
率の向上を図ることができ、コストダウンに貢献でき、
廉価な舗道用低吸水ブロックを製造できるとともに、粘
土の採掘に伴う環境破壊の防止が図れる。
【0015】請求項5記載の発明に係る舗装用低吸水ブ
ロックの製造方法は、焼成時に成形品をセッターを用い
ない裸積み状態で焼成する構成であるから、請求項1〜
4のいずれかに記載の舗装用低吸水ブロックの製造方法
により得られる作用に加えて、セッターそのもの及びセ
ッター搬送装置等が不要となり、設備投資費の低減が図
れ、当該舗装用低吸水ブロックの生産コストダウンが図
れる。
【0016】つぎに、請求項6、7記載の発明に係る舗
装用低吸水ブロックによれば、産業廃棄物の再利用が図
れる。また、磁器用生坏土と耐火可塑性粘土鉱物とを使
用してこれらを相乗的に機能させるように構成されてい
るから、ミキサー内や、原料搬送ライン、及び成形原料
のホッパー内に坏土が付着することを阻止でき、これら
装置等の清掃、特には、製造金型を極めて容易に清掃で
きる。
【0017】また、混合混練したものを所望形状に油圧
プレス成形するから、振動プレス成形とは異なり、騒音
の発生を抑制でき、型枠内に骨材を均等に分散した状態
で成形できる。また、成形品の乾燥時間の短縮が図れ、
均質な組織を有し締りのよい成形品として成形できる。
【0018】すなわち、セッターそのもの及びセッター
搬送装置等が不要となり、設備投資費の低減が図れ、ま
た、色換え作業を含む作業性の向上が図れ、しかも、前
当該成形品をセッターを用いない裸積み状態で焼成する
ことができるゆえ、舗装用低吸水ブロックの生産コスト
削減が図れ、これを廉価に提供できる。
【0019】請求項8記載の発明は、前記舗装用低吸水
ブロックにおいて、該低吸水ブロック全体に対する前記
骨材の含有割合が70〜95重量%であり、前記バイン
ダーの含有割合が30〜5重量%である構成であり、請
求項9記載の発明は、前記舗装用低吸水ブロックにおい
て、前記耐火粘土が、木節粘土、蛙目粘土、頁岩粘土、
若しくは廃ゆう薬のいずれか、又はこれらの混合物であ
り、前記雑粘土が、瓦用粘土、砕石廃泥粘土、若しくは
キラ粘土のいずれか、又はこれらの混合物である構成で
あるから、特には、廃ゆう薬や、砕石廃泥粘土、キラ粘
土等の廃棄物のリサイクル率の向上が図れるとともに、
粘土の採掘に伴う環境破壊の防止を図りながら、かかる
舗道用低吸水ブロックを廉価に提供できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明を具体化した実施例に基い
てさらに詳細に説明するが、これは代表的なものを示し
たものであり、その要旨を越えない限り、以下の実施例
により本発明が限定されるものではない。
【0021】まず、本発明を実施する場合において、本
発明の実施例に係る舗装用低吸水ブロックを製造するた
めに使用する骨材は、例えば食卓用器や、台所用器、衛
生用器などの不良品や廃棄材のごとき陶磁器廃材を破砕
して微細粒状とした一般にセルベンと呼ばれる粉砕物
(仮焼骨材)である。但し、廃棄鋳物砂を破砕して微細
粒状として破砕物、粘土精練時に生じる廃棄物を破砕し
て微細粒状とした破砕物、金属精練で生じる廃棄物を破
砕して微細粒状とした一般に鉱滓と呼ばれる破砕物、廃
棄鋳物砂を破砕して微細粒状とした破砕物などの粉粒形
状の廃棄物を使用することもできる。なお、仮焼骨材と
呼ばれる微細粒を骨材として使用すると、少なくとも既
に焼成処理されているために骨材中に結晶水が含まれて
いないので、二次収縮率が小さいという点、所謂切れ難
くいという点、乾燥負担を軽減させてエネルギー効率の
向上が図れるという点において、好ましい。
【0022】本発明でいう磁器用生坏土とは、プレス成
形品の所定形状を保持することと、焼成時に溶融して骨
材を結合させ、所定の気孔率と機械的強度を有する低吸
水性ブロックを得るためのものであり、板ガラスやガラ
ス容器などのガラス製品廃材などを微粉末として用いる
ことが好ましいが、ホーロー製品のガラス系廃材を破砕
した微粉状破砕物を使用することもできる。焼成中に発
生する歪を最小とするためには、磁器用生坏土の熱膨張
率が、骨材のそれと同等であるのが好適である。磁器用
生坏土は、焼成時に溶融して骨材同士を結合させるが、
この結合が一様に行われるよう、また、焼成時の溶融に
長時間を要してエネルギーコストが上昇しないように、
粒径が2.0mm以下の微粉末若しくはスプレー顆粒と
しておくことが好ましい。
【0023】本発明でいう耐火粘土とは、油圧プレス成
形してなる成形品の所定形状を保持させるために添加さ
れる、可塑性と耐火性の両特性をもつ窯業界で一般的に
使用される粘土のことであり、例えば木節粘土、ガイロ
メ粘土等を例示でき、これらの単独若しくはその組み合
せとして使用される。
【0024】又、本発明でいう雑粘土とは、油圧プレス
成形してなる成形品の所定形状を保持させるために添加
される、可塑性と耐火性の両特性をもつ窯業界で一般的
に使用される粘土のことであり、例えば瓦用粘土、砕石
廃泥粘土、若しくはキラ粘土等を例示でき、これらの単
独若しくはその組み合せとして使用される。
【0025】前記バインダーの使用量は、前記坏土の含
水率が3〜10%程度になるように調節することが好ま
しい。含水率が3%以下では保形性が悪くなり、含水率
が過剰になると、成形品にラミネーションが発生した
り、乾燥に時間がかかるなどの欠点が生ずるからであ
る。
【0026】また、油圧プレス成形する際には、規定の
寸法の型に、規定量の坏土を充填し、100kgf/c
m2以上の圧力で加圧し成形する。成形圧力が100k
gf/cm2未満では坏土の締まりが悪くなり、成形品
の強度不足を生ずる。余りにも高いプレス圧を要求する
と、金型の摩耗が激しく、成形体にラミネーションが発
生し易くなり、しかも設備費が高くなる等の経済性の問
題が生じる。
【0027】成形品の乾燥は、自然乾燥、熱風乾燥、マ
イクロ波乾燥、高周波乾燥等いずれの方法でも構わない
が、急速乾燥し過ぎると成形品に所謂切れや爆烈が発生
することがあり、余りゆっくり乾燥すると、乾燥に時間
がかかり過ぎるなどの欠点が生ずる。
【0028】成形品の焼成は、850〜1350℃の温
度で焼成する。焼成炉は、バッチ炉でも連続炉でもどち
らでも良いが、一般的には、トンネルキルン、又はロー
ラーハースキルンを用いる場合が多い。ローラーハース
キルンを用いて焼成できること、及び成形品をセッター
レス(多段の裸積み状態のまま)で焼成できることは、
従来の製造方法には見られない本発明の格別顕著な作用
効果の一である。
【0029】つぎに、本発明の製造方法で製造される舗
道用低吸水ブロックの寸法形状、外観形状を限定するも
のではなく、適宜設計変更であることは言うまでもな
い。
【0030】なお、全体の厚さが20mm以下では強度
が低く、施工後の安定性が悪くなる欠点を生ずる懸念が
あり、また、全体の厚さが100mm以上になると重量
が重くなり、施工性が悪くなるという欠点を生ずる懸念
がある。
【0031】また、一辺の長さは90〜500mm程度
にしている。一辺の長さが90mm以下では生産性およ
び施工性が悪くなるという欠点が生ずる。また、500
mm以上になると重量が重くなり、施工性が悪くなると
いう欠点が生ずる。
【0032】
【実施例】実施例1 粒径が3.0〜1.0mmの範囲にある磁器破砕骨材が
20重量%、粒径が1.0〜0.3mmの範囲にある磁
器破砕骨材が55重量%、平均粒径が0.3mm未満の
磁器破砕骨材が25重量%とからなる骨材に、全体に対
する含有量が15重量%となる磁器用生坏土と、全体に
対する含有量が3重量%となるベントナイトをバインダ
ー(成形助材)として加え混練してなる坏土を、油圧プ
レス成形機を用いて、200kgf/cm2の圧力下で
成形し、この成形品を乾燥させた後、所謂セッターを使
用しない裸のまま、互いに隣接する成形品が相互に当接
しないように6段に積み上げ、そのままの状態で、12
00℃で17時間連続焼成した。最終品の形状は、縦長
が230mm、横長が115mm、厚さが50mmの方
形である。最終製品の特性を、表1に示す。
【0033】実施例2 粒径が3.0〜1.0mmの範囲にある磁器破砕骨材が
20重量%、粒径が1.0〜0.3mmの範囲にある磁
器破砕骨材が55重量%、平均粒径が0.3mm未満の
磁器破砕骨材が25重量%とからなる骨材に、全体に対
する含有量が15重量%となる磁器用生坏土と、全体に
対する含有量が3重量%となるベントナイトと、全体に
対する含有量が5重量%となる木節粘土と、をバインダ
ー(成形助材)として加え混練してなる坏土を、油圧プ
レス成形機を用いて、200kgf/cm2の圧力下で
成形し、この成形品を乾燥させた後、所謂セッターを使
用しない裸のまま、互いに隣接する成形品が相互に当接
しないように6段に積み上げ、そのままの状態で、12
00℃で10時間連続で焼成した。最終品の形状は、縦
長が230mm、横長が115mm、厚さが50mmの
方形である。最終製品の特性を、表1に示す。
【0034】従来例1 平均粒径が3.3〜1.0mmの範囲にある磁器破砕骨
材が80重量%、粒径が1.0〜0.5mmの範囲にあ
る磁器破砕骨材が8重量%、平均粒径が0.5mm未満
の磁器破砕骨材が12重量%とからなる骨材に、全体に
対する含有量が60重量%となる窯業用粘土を加え混練
してなる坏土を、油圧プレス成形機を用いて、200k
gf/cm2の圧力下で成形し、この成形品を乾燥させ
た後、所謂セッターを使用し、1250℃で、30時間
連続焼成した。最終品の形状は、縦長が230mm、横
長が115mm、厚さが50mmの方形である。最終製
品の特性を、表1に示す。
【0035】 表1 実施例1 実施例2 従来例1 焼成収縮率、% 2.5 1.5 6.0 吸水率、% 1.5 2.5 0.5 曲げ強度、kgf/cm2 160 140 170 曲げ強度は、JIS R2213に準じて測定した。 吸水率は、JIS A5209に準じて測定した。
【0036】なお、実施例1、2の製造方法によれば、
従来な製造方法では製造できなかった大型の舗道用低吸
水ブロックを高い寸法精度で製造でき、廉価に提供でき
る。この点は、従来の製造方法に勝る格別顕著な作用効
果の一でもある。
【0037】ところで、上述した各実施例の製造方法及
びこの製造方法によって製造されたセラミック舗道用低
吸水ブロックは、本発明の代表的な実施態様として述べ
たものであり、本発明は前記実施例に限定されるもので
はなく、本発明を実施する場合には、この発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で適宜設計変更して実施できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の舗装用低
吸水ブロックの製造方法によれば、つぎに示す格別顕著
な作用効果が得られる。
【0039】まず、請求項1〜5記載の発明に係る製造
方法によれば、産業廃材である仮焼骨材を主原料として
使用するから、かかる廃材の有効利用が図れる。
【0040】つぎに、ミキサー内や、原料搬送ライン、
及び成形原料のホッパー内に前記骨材やバインダー若し
くはこれらの混練物が頑固に付着することがないので、
これら装置等の清掃、特には、製造金型の清掃が極めて
容易になる。すなわち、設備投資費の低減と、色換え作
業の向上が図れる。
【0041】また、混練物を振動プレス成形ではなく油
圧プレス成形しても、型枠内に骨材を均等に分散した状
態のまま所望形状に成形することができ、騒音の発生を
抑制できる。すなわち、成形品の乾燥時間の短縮が図
れ、均質な組織を有する締りのよい成形品として成形で
き、機械的強度に優れた最終製品が製造できる。
【0042】特に、請求項3記載の発明に係る製造方法
によれば、低吸水ブロック全体に対する前記仮焼骨材の
含有割合が70〜95重量%であり、前記低吸水ブロッ
ク全体に対する前記バインダーの含有割合が30〜5重
量%となるように構成されているから、請求項1又は2
に記載の製造方法により得られる作用効果に加えて、特
には、低吸水ブロック全体に対する骨材の含有割合が従
来より増量されているから、産業廃棄物の再利用率の向
上を図ることができ、コストダウンに貢献でき、廉価な
舗道用低吸水ブロックを製造できる。
【0043】請求項4記載の発明に係る製造方法によれ
ば、請求項1〜3のいずれかに記載の舗装用低吸水ブロ
ックの製造方法により得られる作用効果に加えて、廃ゆ
う薬や、砕石廃泥粘土、キラ粘土等の廃棄物をバインダ
ーとしてより効率的に再利用できるとともに、粘土の採
掘に伴う環境破壊の防止が図れる。すなわち、産業廃棄
物の再利用率の向上を図ることができ、コストダウンに
貢献でき、廉価な舗道用低吸水ブロックを製造できると
ともに、粘土の採掘に伴う環境破壊の防止が図れる。
【0044】請求項5記載の発明に係る製造方法によれ
ば、焼成時に成形品をセッターを用いない裸積み状態で
焼成する構成であるから、請求項1〜4のいずれかに記
載の舗装用低吸水ブロックの製造方法により得られる作
用効果に加えて、セッターそのもの及びセッター搬送装
置等が不要となり、設備投資費の低減が図れ、当該舗装
用低吸水ブロックの生産コストダウンが図れる。
【0045】つぎに、請求項6〜9記載の舗装用低吸水
ブロックによれば、つぎに示す格別顕著な作用効果が得
られる。
【0046】まず、請求項6〜9記載の発明に係る舗装
用低吸水ブロックによれば、産業廃材である仮焼骨材を
主原料として使用するから、かかる廃材の有効利用が図
れる。
【0047】また、磁器用生坏土と耐火可塑性粘土鉱物
とを使用してこれらを相乗的に機能させるように構成さ
れているから、ミキサー内や、原料搬送ライン、及び成
形原料のホッパー内に坏土が付着することが阻止でき、
これら装置等の清掃、特には、製造金型を極めて容易に
清掃することができ、色換え作業を含む作業性の向上が
図れる。すなわち、製造コストの低減が図れる。
【0048】また、混合混練したものを所望形状に油圧
プレス成形するから、振動プレス成形とは異なり、騒音
の発生を抑制でき、しかも、型枠内に骨材を均等に分散
した状態で成形できる。すなわち、成形品の乾燥時間の
短縮が図れ、均質な組織を有し締りのよい成形品として
成形でき、セッターそのもの及びセッター搬送装置等が
不要となり、設備投資費の低減が図れ、しかも、前当該
成形品をセッターを用いない裸積み状態で焼成すること
ができるゆえ、舗装用低吸水ブロックの生産コスト削減
が図れ、これらを廉価に提供できる。
【0049】特に、請求項8記載の舗装用低吸水ブロッ
クは、低吸水ブロック全体に対する骨材の含有割合が7
0〜95重量%であり、前記バインダーの含有割合が3
0〜5重量%であるから、また、請求項9記載の舗装用
低吸水ブロックは、前記耐火粘土が、木節粘土、蛙目粘
土、頁岩粘土、若しくは廃ゆう薬のいずれか、又はこれ
らの混合物であり、前記雑粘土が、瓦用粘土、砕石廃泥
粘土、若しくはキラ粘土のいずれか、又はこれらの混合
物であるから、これらの舗装用低吸水ブロックによれ
ば、廃ゆう薬や、砕石廃泥粘土、キラ粘土等の廃棄物の
リサイクル率の向上を図り、粘土の採掘に伴う環境破壊
の防止を図りつつ、廉価な舗道用低吸水ブロックを提供
できる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E01C 5/22 E01C 5/22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒度が1mm以上である骨材粒10〜3
    0重量%と粒度が1mm未満である骨材粒90〜70重
    量%とからなる骨材とバインダーとを必須成分としてこ
    れらを混合混練し、プレス成形してなる成形体を焼成す
    る舗装用低吸水ブロックの製造方法であって、 前記バインダーが、 ア)磁器用生坏土と、ベントナイト若しくは耐火粘土の
    いずれか一方、又はその両方、 イ)雑粘土と、ベントナイト若しくは耐火粘土のいずれ
    か一方、又はその両方、 ウ)耐火粘土若しくはフライアッシュのうちいずれか一
    方、のうちのいずれかであり、 上記成形体の含水率が3〜10重量%であることを特徴
    とする舗装用低吸水ブロックの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記舗装用低吸水ブロックの製造方法に
    おいて、 前記粒度が1mm未満である骨材粒は、粒度1〜0.5
    mmを有する骨材粒15〜40重量部と、粒度0.5〜
    0.3mmを有する骨材粒15〜40重量部と、粒度
    0.3mm以下の骨材粒15〜40重量部との混合粒で
    あることを特徴とする請求項1記載の舗装用低吸水ブロ
    ックの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記舗装用低吸水ブロックの製造方法に
    おいて、 該低吸水ブロック全体に対する前記骨材の含有割合が7
    0〜95重量%であり、前記低吸水ブロック全体に対す
    る前記バインダーの含有割合が30〜5重量%であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の舗装用低吸水ブロ
    ックの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記舗装用低吸水ブロックの製造方法に
    おいて、 前記耐火粘土が、木節粘土、蛙目粘土、頁岩粘土、若し
    くは廃ゆう薬のいずれか、又はこれらの混合物であり、 前記雑粘土が、瓦用粘土、砕石廃泥粘土、若しくはキラ
    粘土のいずれか、又はこれらの混合物であることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の舗装用低吸水ブ
    ロックの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記舗装用低吸水ブロックの製造方法に
    おいて、 前記成形体を焼成する工程が、セッターレス(裸積み)
    で実施されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の舗装用低吸水ブロックの製造方法。
  6. 【請求項6】 粒度が1mm以上である骨材粒10〜3
    0重量%と粒度が1mm未満である骨材粒90〜70重
    量%とからなる骨材とバインダーとを必須成分として混
    合混練した後プレス成形されその含水率が3〜10重量
    %である成形体を焼成してなる舗装用低吸水ブロックで
    あって、 前記バインダーが、 ア)磁器用生坏土と、ベントナイト若しくは耐火粘土の
    いずれか一方、又はその両方、 イ)雑粘土と、ベントナイト若しくは耐火粘土のいずれ
    か一方、又はその両方、 ウ)耐火粘土若しくはフライアッシュのうちいずれか一
    方、のうちのいずれかであり、 前記舗装用低吸水ブロックの吸水率が5%以下であるこ
    とを特徴とする舗装用低吸水ブロック。
  7. 【請求項7】 前記舗装用低吸水ブロックにおいて、 前記粒度が1mm未満である骨材粒は、粒度1〜0.5
    mmを有する骨材粒15〜40重量部と、粒度0.5〜
    0.3mmを有する骨材粒15〜40重量部と、粒度
    0.3mm以下の骨材粒15〜40重量部との混合粒で
    あることを特徴とする請求項6記載の舗装用低吸水ブロ
    ック。
  8. 【請求項8】 前記舗装用低吸水ブロックにおいて、 該低吸水ブロック全体に対する前記骨材の含有割合が7
    0〜95重量%であり、前記バインダーの含有割合が3
    0〜5重量%であることを特徴とする請求項6又は7記
    載の舗装用低吸水ブロック。
  9. 【請求項9】 前記舗装用低吸水ブロックにおいて、 前記耐火粘土が、木節粘土、蛙目粘土、頁岩粘土、若し
    くは廃ゆう薬のいずれか、又はこれらの混合物であり、 前記雑粘土が、瓦用粘土、砕石廃泥粘土、若しくはキラ
    粘土のいずれか、又はこれらの混合物であることを特徴
    とする請求項6〜8のいずれかに記載の舗装用低吸水ブ
    ロック。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102234190A (zh) * 2010-04-29 2011-11-09 北京仁创科技集团有限公司 一种透水预制件用混合料及透水预制件和制作方法
CN106747568A (zh) * 2016-12-27 2017-05-31 定远县明友墙体材料有限责任公司 一种具有优异抗冲击性烧结砖
CN106747305A (zh) * 2016-12-06 2017-05-31 广州市科恩电脑有限公司 一种建筑废料回收利用方法

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