JPH10237181A - 重合方法及び装置 - Google Patents
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- JPH10237181A JPH10237181A JP9045999A JP4599997A JPH10237181A JP H10237181 A JPH10237181 A JP H10237181A JP 9045999 A JP9045999 A JP 9045999A JP 4599997 A JP4599997 A JP 4599997A JP H10237181 A JPH10237181 A JP H10237181A
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- B01J19/18—Stationary reactors having moving elements inside
- B01J19/20—Stationary reactors having moving elements inside in the form of helices, e.g. screw reactors
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- B01J19/18—Stationary reactors having moving elements inside
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G85/00—General processes for preparing compounds provided for in this subclass
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
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- B01J2219/00051—Controlling the temperature
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- B01J2219/00058—Temperature measurement
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- B01J2219/0011—Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids part or all of the reactants being heated or cooled outside the reactor while recycling involving reactant liquids
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- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】変速機や減速機の潤滑油の粘度の影響を防止す
ることにより、無駄な運転時間や動力を削減すると共
に、品質を一定にして生産効率を上げることが可能な重
合方法及び装置を提供する。 【解決手段】原動機15の動力を油潤滑式の変速機14
と減速機13を介して反応液2の攪拌機12に伝達する
重合装置1において、前記変速機14及び前記減速機1
3の潤滑油の温度を熱交換器20によって一定に調整
し、前記原動機15と前記原動機15に連結された前記
変速機14又は前記減速機13との間のトルクをトルク
計16で測定し、前記トルクと前記攪拌機12の回転数
とに基づいて前記反応液2の粘度を算出し、前記反応液
2の粘度が所定値になるまで前記攪拌機12を回転させ
る。
ることにより、無駄な運転時間や動力を削減すると共
に、品質を一定にして生産効率を上げることが可能な重
合方法及び装置を提供する。 【解決手段】原動機15の動力を油潤滑式の変速機14
と減速機13を介して反応液2の攪拌機12に伝達する
重合装置1において、前記変速機14及び前記減速機1
3の潤滑油の温度を熱交換器20によって一定に調整
し、前記原動機15と前記原動機15に連結された前記
変速機14又は前記減速機13との間のトルクをトルク
計16で測定し、前記トルクと前記攪拌機12の回転数
とに基づいて前記反応液2の粘度を算出し、前記反応液
2の粘度が所定値になるまで前記攪拌機12を回転させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステル等の
重合方法及び装置に関する。
重合方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高分子の重縮合反応装置においては、反
応液の粘度を測定し、この粘度から反応の進行度を割り
出して反応を管理することが、従来から行われている。
この方法では、例えば重合反応槽から反応液の一部を抜
き出し、この反応液を定量ポンプやキャピラリーからな
る粘度測定装置に通液して、測定された差圧を粘度に換
算する。そして、この粘度が所定の範囲に入るように各
工程を管理する。
応液の粘度を測定し、この粘度から反応の進行度を割り
出して反応を管理することが、従来から行われている。
この方法では、例えば重合反応槽から反応液の一部を抜
き出し、この反応液を定量ポンプやキャピラリーからな
る粘度測定装置に通液して、測定された差圧を粘度に換
算する。そして、この粘度が所定の範囲に入るように各
工程を管理する。
【0003】また、回転式重合装置の場合には、連続式
と同様に反応液の一部を循環させ、この反応液の粘度を
測定することも可能であるが、時間遅れ、品種切換、槽
内洗浄などの関係から、重合槽内の攪拌機が受ける負荷
を検出し、この負荷に基づいて反応液の粘度を算出し
て、この計算粘度が一定の範囲に入るように管理するの
が一般的である。
と同様に反応液の一部を循環させ、この反応液の粘度を
測定することも可能であるが、時間遅れ、品種切換、槽
内洗浄などの関係から、重合槽内の攪拌機が受ける負荷
を検出し、この負荷に基づいて反応液の粘度を算出し
て、この計算粘度が一定の範囲に入るように管理するの
が一般的である。
【0004】攪拌機にかかる負荷を測定するためには、
攪拌機の中心軸に直接トルク測定装置を取り付けて、こ
の中心軸のトルクを測定するのが好ましいが、この場合
には重合槽の大きさ、すなわち、攪拌機の大きさに比例
してトルク装置も大きくしなければならないので、重合
槽の上に配置される機器の取付位置が制約されてしまう
という問題がある。
攪拌機の中心軸に直接トルク測定装置を取り付けて、こ
の中心軸のトルクを測定するのが好ましいが、この場合
には重合槽の大きさ、すなわち、攪拌機の大きさに比例
してトルク装置も大きくしなければならないので、重合
槽の上に配置される機器の取付位置が制約されてしまう
という問題がある。
【0005】このような問題を回避するため、従来は攪
拌機を駆動するモータの回転軸にかかる負荷を測定し、
この負荷から反応液の粘度を算出している。こうするこ
とによって、攪拌機にかかる負荷より小さな負荷を測定
することになるため、トルク測定装置を小型にすること
ができる。(例えば、特公昭53−24233号公報) また、この場合は、反応槽の直上に大きなトルク測定装
置を取り付ける必要がなくなるので、反応槽に取り付け
られる各種配管、内部の監視窓、洗浄用ハンドホール、
加圧用ヘッダーなどを、取り扱いが容易な位置に無理な
く取り付けることができる。
拌機を駆動するモータの回転軸にかかる負荷を測定し、
この負荷から反応液の粘度を算出している。こうするこ
とによって、攪拌機にかかる負荷より小さな負荷を測定
することになるため、トルク測定装置を小型にすること
ができる。(例えば、特公昭53−24233号公報) また、この場合は、反応槽の直上に大きなトルク測定装
置を取り付ける必要がなくなるので、反応槽に取り付け
られる各種配管、内部の監視窓、洗浄用ハンドホール、
加圧用ヘッダーなどを、取り扱いが容易な位置に無理な
く取り付けることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
モータの回転軸に対するトルク測定では、測定されたト
ルクが反応液の抵抗だけではなく、次に説明するよう
に、環境温度や運転時間によって大きく変化する変速機
や減速機の潤滑油の抵抗も含まれるので、反応液の粘度
を正確に算出できなくなるという問題があった。
モータの回転軸に対するトルク測定では、測定されたト
ルクが反応液の抵抗だけではなく、次に説明するよう
に、環境温度や運転時間によって大きく変化する変速機
や減速機の潤滑油の抵抗も含まれるので、反応液の粘度
を正確に算出できなくなるという問題があった。
【0007】すなわち、潤滑油の粘度は、図4に示すよ
うに温度によって大きく変化する。例えば、冬季などに
外気温が5゜C以下に低下した場合、潤滑油の粘度が1
000CSt以上になる。また、例えば夏季、又は変速
機及び減速機を長時間運転した後、或いは高粘度の反応
液の攪拌の際には、潤滑油の温度が80゜Cを越えるこ
とがあり、この場合には、潤滑油の粘度が20CSt以
下になる。
うに温度によって大きく変化する。例えば、冬季などに
外気温が5゜C以下に低下した場合、潤滑油の粘度が1
000CSt以上になる。また、例えば夏季、又は変速
機及び減速機を長時間運転した後、或いは高粘度の反応
液の攪拌の際には、潤滑油の温度が80゜Cを越えるこ
とがあり、この場合には、潤滑油の粘度が20CSt以
下になる。
【0008】一方、図5は、変速機及び減速機に各種の
潤滑油a1,a2,b1,b2,c1,c2を使用した
場合の、運転時間と動力損失との関係を示す。原動機の
動力は15KWであり、反応液がない無負荷時の値であ
る。同図から分かるように、何れの潤滑油を使用した場
合でも、攪拌開始時には動力損失が非常に大きく、モー
タ動力の半分以上が変速機及び減速機で消費される。そ
して、運転時間の経過に伴って動力損失が低下し、ある
値でほぼ一定になる。これは、運転時間の経過に伴って
潤滑油の温度が上昇し、これによって粘度が低下するた
めである。
潤滑油a1,a2,b1,b2,c1,c2を使用した
場合の、運転時間と動力損失との関係を示す。原動機の
動力は15KWであり、反応液がない無負荷時の値であ
る。同図から分かるように、何れの潤滑油を使用した場
合でも、攪拌開始時には動力損失が非常に大きく、モー
タ動力の半分以上が変速機及び減速機で消費される。そ
して、運転時間の経過に伴って動力損失が低下し、ある
値でほぼ一定になる。これは、運転時間の経過に伴って
潤滑油の温度が上昇し、これによって粘度が低下するた
めである。
【0009】このように、潤滑油式の変速機及び減速機
を使用した回転式重合装置で、数バッチ繰り返して重合
をする場合には、始めのバッチでは変速機や減速機の潤
滑油温度が低いため動力損失が大きくなる。したがっ
て、測定されたトルクに基づいて反応液の粘度が所定値
になったと判断し反応を停止した結果、反応槽から抜き
出して得られる樹脂の実際の粘度(極限粘度:IVと称
す)が予想以上に低いことがある。このような事態を避
けるためには、変速機及び減速機を十分に長い時間運転
し、変速機及び減速機の潤滑油の温度を上げることによ
り、潤滑油の粘度を下げておく必要がある。しかしなが
ら、この場合には、無駄な時間及び動力が必要になると
いう問題があった。
を使用した回転式重合装置で、数バッチ繰り返して重合
をする場合には、始めのバッチでは変速機や減速機の潤
滑油温度が低いため動力損失が大きくなる。したがっ
て、測定されたトルクに基づいて反応液の粘度が所定値
になったと判断し反応を停止した結果、反応槽から抜き
出して得られる樹脂の実際の粘度(極限粘度:IVと称
す)が予想以上に低いことがある。このような事態を避
けるためには、変速機及び減速機を十分に長い時間運転
し、変速機及び減速機の潤滑油の温度を上げることによ
り、潤滑油の粘度を下げておく必要がある。しかしなが
ら、この場合には、無駄な時間及び動力が必要になると
いう問題があった。
【0010】また、同一の潤滑油においては冬季と夏季
とで粘度が異なるため、冬季には粘度の低い潤滑油を使
用して動力損失を低減し、夏季には粘度の高い潤滑油を
使用して油膜切れを防止するような対策も行っていた。
しかし、このような変速機や減速機の動力損失の低減策
を講じた上でモータのトルクを測定し、このトルクに基
づいて反応液の粘度を算出しながら粘度が所定値になる
ように反応を進行させたとしても、得られた樹脂の極限
粘度IVは一定していないことが多い。そのため、各バ
ッチで製造した樹脂をブレンドして均一化するなどの処
置が必要であり、生産効率が低下するという問題があっ
た。
とで粘度が異なるため、冬季には粘度の低い潤滑油を使
用して動力損失を低減し、夏季には粘度の高い潤滑油を
使用して油膜切れを防止するような対策も行っていた。
しかし、このような変速機や減速機の動力損失の低減策
を講じた上でモータのトルクを測定し、このトルクに基
づいて反応液の粘度を算出しながら粘度が所定値になる
ように反応を進行させたとしても、得られた樹脂の極限
粘度IVは一定していないことが多い。そのため、各バ
ッチで製造した樹脂をブレンドして均一化するなどの処
置が必要であり、生産効率が低下するという問題があっ
た。
【0011】そこで本発明の目的は上記課題を解消する
ことであり、変速機や減速機の潤滑油の粘度変化の影響
を抑制し、無駄な運転時間や動力を削減して、品質を一
定にして生産効率を上げることが可能な重合方法及び装
置を提供することである。
ことであり、変速機や減速機の潤滑油の粘度変化の影響
を抑制し、無駄な運転時間や動力を削減して、品質を一
定にして生産効率を上げることが可能な重合方法及び装
置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、重
合反応液を攪拌して反応させる重合方法であって、原動
機の動力を重合反応液が入れられた攪拌機に伝達する動
力伝達系を構成する油潤滑式の変速機と減速機との少な
くとも一方の潤滑油の温度を一定に調整して、前記動力
伝達系によるトルクを常に一定とし、原動機と変速機又
は減速機との間の測定トルクを攪拌機による発生トルク
とみなして、該測定トルクと攪拌機の回転数とに基づい
て攪拌機内の重合反応液の粘度を算出し、重合反応液の
粘度が所定値になるように攪拌機の回転を調整して重合
反応を制御する重合方法によって達成される。
合反応液を攪拌して反応させる重合方法であって、原動
機の動力を重合反応液が入れられた攪拌機に伝達する動
力伝達系を構成する油潤滑式の変速機と減速機との少な
くとも一方の潤滑油の温度を一定に調整して、前記動力
伝達系によるトルクを常に一定とし、原動機と変速機又
は減速機との間の測定トルクを攪拌機による発生トルク
とみなして、該測定トルクと攪拌機の回転数とに基づい
て攪拌機内の重合反応液の粘度を算出し、重合反応液の
粘度が所定値になるように攪拌機の回転を調整して重合
反応を制御する重合方法によって達成される。
【0013】また本発明の上記目的は、このような重合
反応を実行する重合装置であって、重合反応液が入れら
れて原動機によって重合反応攪拌の動力を得る攪拌機
と、攪拌機に原動機からの動力を伝達する動力伝達系を
構成する油潤滑式の変速機及び減速機と、該変速機及び
減速機の少なくとも一方の潤滑油の温度を検出し、且つ
一定に調整する温度調整手段と、原動機と変速機又は減
速機との間のトルクを測定するトルク測定手段と、トル
ク測定手段の測定値と攪拌機の回転数とに基づいて攪拌
機内の重合反応液の粘度を算出し、重合反応液の粘度が
所定値になるように攪拌機の回転を調整する攪拌制御手
段と、を備える構成の重合装置により達成される。
反応を実行する重合装置であって、重合反応液が入れら
れて原動機によって重合反応攪拌の動力を得る攪拌機
と、攪拌機に原動機からの動力を伝達する動力伝達系を
構成する油潤滑式の変速機及び減速機と、該変速機及び
減速機の少なくとも一方の潤滑油の温度を検出し、且つ
一定に調整する温度調整手段と、原動機と変速機又は減
速機との間のトルクを測定するトルク測定手段と、トル
ク測定手段の測定値と攪拌機の回転数とに基づいて攪拌
機内の重合反応液の粘度を算出し、重合反応液の粘度が
所定値になるように攪拌機の回転を調整する攪拌制御手
段と、を備える構成の重合装置により達成される。
【0014】上記重合方法及び装置は、変速機と減速機
の少なくとも一方の潤滑油の温度を一定に調整して、動
力伝達系による発生トルクを常に一定とし、変速機及び
減速機の少なくとも一方と原動機との間のトルクを測定
するので、この測定トルクを攪拌機による発生トルクに
準ずる形で利用でき、潤滑油の影響を排除した正確なト
ルク測定と攪拌機の現状の回転数とに基づいて反応液の
粘度を算出し、適正な重合反応のための攪拌回転の制御
を行う。従って、無駄な運転時間や動力を削減して、品
質を一定にして生産効率を上げることが可能となる。ま
た、変速機又は減速機の種類による影響を受けないの
で、変速機又は減速機の選択範囲が広がり、攪拌機の大
きさに比べて小型のトルク計を使用することができる。
の少なくとも一方の潤滑油の温度を一定に調整して、動
力伝達系による発生トルクを常に一定とし、変速機及び
減速機の少なくとも一方と原動機との間のトルクを測定
するので、この測定トルクを攪拌機による発生トルクに
準ずる形で利用でき、潤滑油の影響を排除した正確なト
ルク測定と攪拌機の現状の回転数とに基づいて反応液の
粘度を算出し、適正な重合反応のための攪拌回転の制御
を行う。従って、無駄な運転時間や動力を削減して、品
質を一定にして生産効率を上げることが可能となる。ま
た、変速機又は減速機の種類による影響を受けないの
で、変速機又は減速機の選択範囲が広がり、攪拌機の大
きさに比べて小型のトルク計を使用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る重合方法及び
装置の実施形態について、図面を参照して説明する。図
1は本発明に係る重合方法を利用した重合装置の構成
図、図2は本発明に係る重合装置を使用した実験結果
(1/2)を示す図、図3は本発明に係る重合装置を使
用した実験結果(2/2)を示す図である。
装置の実施形態について、図面を参照して説明する。図
1は本発明に係る重合方法を利用した重合装置の構成
図、図2は本発明に係る重合装置を使用した実験結果
(1/2)を示す図、図3は本発明に係る重合装置を使
用した実験結果(2/2)を示す図である。
【0016】図1に示すように、本発明による重合方法
を適用した重合装置1は、回転式の重合槽11の内部に
被動機、本例ではダブルヘリカル方式の攪拌機12が配
置され、この攪拌機12で反応液2が攪拌されて重合が
行われる。攪拌機12は、油潤滑方式の減速機13及び
変速機14を介して原動機であるモータ15に連結され
ている。モータ15と変速機14との間には、トルク計
16が介装されている。このトルク計16によって、モ
ータ15の回転軸に発生するトルクが計測される。
を適用した重合装置1は、回転式の重合槽11の内部に
被動機、本例ではダブルヘリカル方式の攪拌機12が配
置され、この攪拌機12で反応液2が攪拌されて重合が
行われる。攪拌機12は、油潤滑方式の減速機13及び
変速機14を介して原動機であるモータ15に連結され
ている。モータ15と変速機14との間には、トルク計
16が介装されている。このトルク計16によって、モ
ータ15の回転軸に発生するトルクが計測される。
【0017】変速機14のギヤボックス(図示せず)に
は、配管17を介してポンプ18の吸引口が接続されて
いる。ポンプ18の吐出口には、配管19を介して熱交
換器20が接続されている。熱交換器20には、冷却水
配管21と、蒸気配管22とが接続されている。蒸気配
管22には、電動の制御弁23が設けられている。変速
機14のギヤボックスには、潤滑油の温度を測定するた
めに温度センサ24が取り付けられている。温度センサ
24には弁開度制御部25が接続され、この弁開度制御
部25によって、制御弁23の弁開度が制御される。変
速機14の潤滑油は、ポンプ18によって熱交換器20
に供給され、ここで温度が調整される。温度調整された
潤滑油は、配管26を介して変速機14に戻される。変
速機14に供給された潤滑油は減速機13にも循環供給
される。
は、配管17を介してポンプ18の吸引口が接続されて
いる。ポンプ18の吐出口には、配管19を介して熱交
換器20が接続されている。熱交換器20には、冷却水
配管21と、蒸気配管22とが接続されている。蒸気配
管22には、電動の制御弁23が設けられている。変速
機14のギヤボックスには、潤滑油の温度を測定するた
めに温度センサ24が取り付けられている。温度センサ
24には弁開度制御部25が接続され、この弁開度制御
部25によって、制御弁23の弁開度が制御される。変
速機14の潤滑油は、ポンプ18によって熱交換器20
に供給され、ここで温度が調整される。温度調整された
潤滑油は、配管26を介して変速機14に戻される。変
速機14に供給された潤滑油は減速機13にも循環供給
される。
【0018】減速機13とトルク計16には演算部27
が接続され、減速機13及び変速機14の変速比及び減
速比と、トルク計16で計測されたトルクとが演算部2
7に供給される。演算部27には、モータ15の回転数
も供給される。そして、演算部27では、モータ15の
回転数と減速機13及び変速機14の減速比及び変速比
とから攪拌機12の回転数が算出され、算出された攪拌
機12の回転数とモータ15のトルクとに基づいて、反
応液2の粘度が次の関係式から算出され、算出された粘
度μは、表示部28に表示される。
が接続され、減速機13及び変速機14の変速比及び減
速比と、トルク計16で計測されたトルクとが演算部2
7に供給される。演算部27には、モータ15の回転数
も供給される。そして、演算部27では、モータ15の
回転数と減速機13及び変速機14の減速比及び変速比
とから攪拌機12の回転数が算出され、算出された攪拌
機12の回転数とモータ15のトルクとに基づいて、反
応液2の粘度が次の関係式から算出され、算出された粘
度μは、表示部28に表示される。
【0019】
【数1】
【0020】ここで、 μ:反応液2の粘度 ρ:液密度 N:攪拌機12の翼の回転数 T:モータ15のト
ルク d:攪拌機12の翼の外径 Re:レイノルズ数 k1 :定数 K:攪拌機12の翼
に特有の定数 ηV :変速機の効率 ηR :減速機の効率 LV :変速機での動力ロス LR :減速機での動
力ロス LM :軸シール部分での動力ロス Pnet :正味の軸動
力
ルク d:攪拌機12の翼の外径 Re:レイノルズ数 k1 :定数 K:攪拌機12の翼
に特有の定数 ηV :変速機の効率 ηR :減速機の効率 LV :変速機での動力ロス LR :減速機での動
力ロス LM :軸シール部分での動力ロス Pnet :正味の軸動
力
【0021】次に、この重合装置1の作用を説明する。
この重合装置1で重合を行う場合は、モータ15をオン
にして、変速機14及び減速機13を介して攪拌機12
を回転させる。変速機14及び減速機13の潤滑油は、
ポンプ18によって熱交換器20に供給される。熱交換
器20には、冷却水又は蒸気が供給され、これによっ
て、潤滑油の温度が一定に保持される。熱交換器20に
蒸気を供給する場合は、変速機14及び減速機13の潤
滑油の温度が温度センサ24で測定され、ここで測定さ
れた温度が弁開度制御部25に供給される。そして弁開
度制御部25によって制御弁23の弁開度が制御され、
潤滑油の温度が一定になるように所定量の蒸気が熱交換
器20に供給される。
この重合装置1で重合を行う場合は、モータ15をオン
にして、変速機14及び減速機13を介して攪拌機12
を回転させる。変速機14及び減速機13の潤滑油は、
ポンプ18によって熱交換器20に供給される。熱交換
器20には、冷却水又は蒸気が供給され、これによっ
て、潤滑油の温度が一定に保持される。熱交換器20に
蒸気を供給する場合は、変速機14及び減速機13の潤
滑油の温度が温度センサ24で測定され、ここで測定さ
れた温度が弁開度制御部25に供給される。そして弁開
度制御部25によって制御弁23の弁開度が制御され、
潤滑油の温度が一定になるように所定量の蒸気が熱交換
器20に供給される。
【0022】このようにして、変速機14及び減速機1
3の潤滑油の温度を一定に保持して攪拌機12を回転さ
せる。このとき、トルク計16によってモータ15の回
転軸のトルクが測定され、測定値が演算部27に供給さ
れる。また演算部27には変速機14及び減速機13の
変速比及び減速比と、モータ15の回転数が供給され、
この変減速比とモータ回転数に基づいて攪拌機12の回
転数が算出される。更に、演算部27では、算出された
攪拌機12の回転数Nとモータ15の回転軸のトルクT
が上記関係式(1)に代入され、反応液2の粘度μが算
出される。算出された粘度μは、表示部28に表示され
る。そして、反応液2の粘度μが所定値になるまで攪拌
機12の回転が続けられ、反応が促進される。
3の潤滑油の温度を一定に保持して攪拌機12を回転さ
せる。このとき、トルク計16によってモータ15の回
転軸のトルクが測定され、測定値が演算部27に供給さ
れる。また演算部27には変速機14及び減速機13の
変速比及び減速比と、モータ15の回転数が供給され、
この変減速比とモータ回転数に基づいて攪拌機12の回
転数が算出される。更に、演算部27では、算出された
攪拌機12の回転数Nとモータ15の回転軸のトルクT
が上記関係式(1)に代入され、反応液2の粘度μが算
出される。算出された粘度μは、表示部28に表示され
る。そして、反応液2の粘度μが所定値になるまで攪拌
機12の回転が続けられ、反応が促進される。
【0023】この重合装置1においては、上述のように
変速機14及び減速機13の潤滑油の温度を一定に調整
し、モータ15の回転軸のトルクを測定するので、潤滑
油の影響を排除して攪拌機12にかかる負荷、すなわ
ち、反応液2の粘度を正確に算出することができる。ま
た、重合によって得られる樹脂の粘度が一定になるの
で、品質が向上する。更に、熱交換器20によって潤滑
油の温度が一定になるように調整されるので、従来のよ
うに減速機13及び変速機14を長時間運転して潤滑油
を暖める必要がなく、無駄な時間及び動力を削減するこ
とができる。
変速機14及び減速機13の潤滑油の温度を一定に調整
し、モータ15の回転軸のトルクを測定するので、潤滑
油の影響を排除して攪拌機12にかかる負荷、すなわ
ち、反応液2の粘度を正確に算出することができる。ま
た、重合によって得られる樹脂の粘度が一定になるの
で、品質が向上する。更に、熱交換器20によって潤滑
油の温度が一定になるように調整されるので、従来のよ
うに減速機13及び変速機14を長時間運転して潤滑油
を暖める必要がなく、無駄な時間及び動力を削減するこ
とができる。
【0024】
【実施例】図1に示した装置を使用し、潤滑油温度を5
0±1゜Cに調整し、重合終了時の計算粘度が2000
poiseになるようにして、ポリエステルの重合を5
バッチ続けて行い、第1バッチ、第3バッチ及び第5バ
ッチの粘度を算出した。算出結果を図2に示す。同図か
ら分かるように、計算粘度の上昇曲線には再現性があ
り、また、得られたポリエステルの極限粘度IVは0.
661〜0.671の範囲に入り、安定した品質が得ら
れた。
0±1゜Cに調整し、重合終了時の計算粘度が2000
poiseになるようにして、ポリエステルの重合を5
バッチ続けて行い、第1バッチ、第3バッチ及び第5バ
ッチの粘度を算出した。算出結果を図2に示す。同図か
ら分かるように、計算粘度の上昇曲線には再現性があ
り、また、得られたポリエステルの極限粘度IVは0.
661〜0.671の範囲に入り、安定した品質が得ら
れた。
【0025】また、比較のために、前記実施例と同じ成
分の反応液を同じ量だけ使用し、図1に示した装置にお
いて、熱交換器20への冷却水及び蒸気の供給を停止
し、温度制御部25を使用せずにポリエステルを5バッ
チ続けて重合し、第1バッチ、第3バッチ及び第5バッ
チの粘度を算出した。この場合、温度センサ24の温度
指示値は、第1バッチのスタート直後は11゜Cであっ
たが、第5バッチの重合終了時は58゜Cであった。ま
た、この場合も、重合終了時の計算粘度を2000po
iseに設定した。計算粘度を図3に示す。同図から分
かるように、得られたポリエステルの極限粘度IVは
0.633〜0.707とバッチ毎に大きく変動し、品
質が低下している。
分の反応液を同じ量だけ使用し、図1に示した装置にお
いて、熱交換器20への冷却水及び蒸気の供給を停止
し、温度制御部25を使用せずにポリエステルを5バッ
チ続けて重合し、第1バッチ、第3バッチ及び第5バッ
チの粘度を算出した。この場合、温度センサ24の温度
指示値は、第1バッチのスタート直後は11゜Cであっ
たが、第5バッチの重合終了時は58゜Cであった。ま
た、この場合も、重合終了時の計算粘度を2000po
iseに設定した。計算粘度を図3に示す。同図から分
かるように、得られたポリエステルの極限粘度IVは
0.633〜0.707とバッチ毎に大きく変動し、品
質が低下している。
【0026】なお、上述の実施形態では、本発明を重合
装置1に適用した場合について説明したが、本発明は重
縮合反応装置又は回転式重縮合反応装置に適用すること
ができる。また、上述の実施形態では、変速機14と減
速機13の両方を使用したが、どちらか一方を使用した
場合も、本発明を適用することができる。
装置1に適用した場合について説明したが、本発明は重
縮合反応装置又は回転式重縮合反応装置に適用すること
ができる。また、上述の実施形態では、変速機14と減
速機13の両方を使用したが、どちらか一方を使用した
場合も、本発明を適用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の重合方法
及び装置によると、動力伝達系である変速機及び減速の
潤滑油の温度を一定に調整し、この動力伝達系における
発生トルクを一定とすることで、原動機と変速機又は減
速機との間のトルク測定値が攪拌機のみを基とした発生
トルクと同等に変化すると考えることができるので、こ
の測定トルクを攪拌機による発生トルクに準ずる形で利
用でき、潤滑油の影響を排除した正確なトルク測定と攪
拌機の現状の回転数とに基づいて反応液の粘度を算出
し、重合反応のための攪拌回転の制御を行うことができ
る。従って、無駄な運転時間や動力を削減して、品質を
一定にして生産効率を上げることが可能となり、また、
変速機又は減速機の種類による影響を受けないので、変
速機又は減速機の選択範囲が広がり、攪拌機の大きさに
比べて小型のトルク計を使用することができる。
及び装置によると、動力伝達系である変速機及び減速の
潤滑油の温度を一定に調整し、この動力伝達系における
発生トルクを一定とすることで、原動機と変速機又は減
速機との間のトルク測定値が攪拌機のみを基とした発生
トルクと同等に変化すると考えることができるので、こ
の測定トルクを攪拌機による発生トルクに準ずる形で利
用でき、潤滑油の影響を排除した正確なトルク測定と攪
拌機の現状の回転数とに基づいて反応液の粘度を算出
し、重合反応のための攪拌回転の制御を行うことができ
る。従って、無駄な運転時間や動力を削減して、品質を
一定にして生産効率を上げることが可能となり、また、
変速機又は減速機の種類による影響を受けないので、変
速機又は減速機の選択範囲が広がり、攪拌機の大きさに
比べて小型のトルク計を使用することができる。
【図1】本発明を適用した重合装置の構成図である。
【図2】本発明に係る重合装置を使用した実験結果(1
/2)を示す図である。
/2)を示す図である。
【図3】本発明に係る重合装置を使用した実験結果(2
/2)を示す図である。
/2)を示す図である。
【図4】潤滑油の特性を示す図である。
【図5】各種の潤滑油を使用した変速機及び減速機の動
力損失を示す図である。
力損失を示す図である。
1 重合装置 2 反応液 12 攪拌機 13 減速機 14 変速機 15 モータ 16 トルク計 20 熱交換器 27 演算部
Claims (2)
- 【請求項1】 重合反応液を攪拌して反応させる重合方
法であって、 原動機15の動力を重合反応液2が入れられた攪拌機1
2に伝達する動力伝達系を構成する油潤滑式の変速機1
4と減速機13との少なくとも一方の潤滑油の温度を一
定に調整して、前記動力伝達系によるトルクを常に一定
とし、 原動機15と変速機14又は減速機13との間の測定ト
ルクを攪拌機12による発生トルクとみなして、該測定
トルクと攪拌機12の回転数とに基づいて攪拌機12内
の重合反応液2の粘度を算出し、 重合反応液2の粘度が所定値になるように攪拌機12の
回転を調整して重合反応を制御することを特徴とする重
合方法。 - 【請求項2】 重合反応液を攪拌して反応させる重合装
置であって、 重合反応液2が入れられて原動機15によって重合反応
攪拌の動力を得る攪拌機12と、 攪拌機12に原動機15からの動力を伝達する動力伝達
系を構成する油潤滑式の変速機14及び減速機13と、 該変速機14及び減速機13の少なくとも一方の潤滑油
の温度を検出し、且つ一定に調整する温度調整手段と、 原動機15と変速機14又は減速機13との間のトルク
を測定するトルク測定手段と、 前記トルク測定手段の測定値と攪拌機12の回転数とに
基づいて攪拌機12内の重合反応液2の粘度を算出し、
重合反応液2の粘度が所定値になるように攪拌機12の
回転を調整する攪拌制御手段と、を備えることを特徴と
する重合装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9045999A JPH10237181A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 重合方法及び装置 |
| US09/032,043 US5994481A (en) | 1997-02-28 | 1998-02-27 | Polymerization method and polymerization apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9045999A JPH10237181A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 重合方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10237181A true JPH10237181A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12734802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9045999A Pending JPH10237181A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 重合方法及び装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5994481A (ja) |
| JP (1) | JPH10237181A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK176397B1 (da) * | 2005-10-07 | 2007-11-26 | Gram Equipment As | Fremgangsmåde og styring af en termisk behandlingsenhed samt termisk behandlingsenhed |
| JP5051486B2 (ja) * | 2010-12-27 | 2012-10-17 | Dic株式会社 | 回転速度検出方法及びその装置、反応液粘度検出方法及びその装置、並びに反応生成物の製造方法 |
| CN113231001A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-08-10 | 焦顺利 | 一种生产皮革助剂用的恒温处理工艺 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5244590A (en) * | 1989-10-12 | 1993-09-14 | Exxon Chemical Patents Inc. | Viscosity index improver |
| CA2025992A1 (en) * | 1989-10-12 | 1991-04-13 | David Y. Chung | Multifunctional viscosity index improver derived from polyamine containing one primary amine group and at least one tertiary amine group and degraded ethylene copolymer |
| US5552068A (en) * | 1993-08-27 | 1996-09-03 | Exxon Research And Engineering Company | Lubricant composition containing amine phosphate |
| US5691283A (en) * | 1994-03-01 | 1997-11-25 | Ethyl Petroleum Additives Limited | Use of transmission and gear oil lubricants having enhanced friction properties |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9045999A patent/JPH10237181A/ja active Pending
-
1998
- 1998-02-27 US US09/032,043 patent/US5994481A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5994481A (en) | 1999-11-30 |
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