JPH10237784A - 抄紙機のプレス装置 - Google Patents

抄紙機のプレス装置

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JPH10237784A
JPH10237784A JP5111197A JP5111197A JPH10237784A JP H10237784 A JPH10237784 A JP H10237784A JP 5111197 A JP5111197 A JP 5111197A JP 5111197 A JP5111197 A JP 5111197A JP H10237784 A JPH10237784 A JP H10237784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
roll
rolls
oil
profile
Prior art date
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Pending
Application number
JP5111197A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuryo Kai
睦了 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority to JP5111197A priority Critical patent/JPH10237784A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニップ数を少なくして脱水効果を高め且つ設
置面積を小さくする。 【解決手段】 軸12の外周にスリーブ13を配してシ
ール装置14,16で周方向へ分割された2つの部屋1
5a,15bを形成し、該2つの部屋15a,15bに
別々に油31を供給できるようにしたプロファイルロー
ル11を固定設置する。プロファイルロール11の上下
両側に大径のプレスロール9と10を重ねるように配置
する。プレスロール9と10は可変ロールとしてプロフ
ァイルロール11に対して変位できるようにしてニップ
圧を高められるようにする。プロファイルロール11の
部屋15aと15bに導入した油の圧力を高くすると、
プロファイルロールをクラウン形状に変形できてプレス
ロール9,10とのニップ圧を更に高くできる。又、部
屋15a,15b内の油31の温度を高くすると、湿紙
8中の水の粘性を高くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抄紙機のプレスパー
トで湿紙をプレスして脱水して乾燥部へ導くようにする
ために用いるプレス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】湿紙はすき網部(ワイヤパート)におい
て大部分の水が取り去られるが、なお多くの水分を有し
ており、これを直ちに乾燥部(ドライヤパート)へ導い
て加熱すると、多くの蒸気を要するほかに、繊維のから
み合いが充分でなく、したがって、強度の大きい紙が得
られにくくなるという問題があることから、すき網部か
らの湿紙を更に機械的にプレスして脱水させるためにプ
レス装置が用いられている。
【0003】従来の抄紙機のプレス装置は、紙の厚さや
抄速等に関連して種々の型式のものが用いられている
が、一例を示すと、図3の如く、比較的小径の上段プレ
スロール1とそれよりも小径の下段プレスロール2とで
第1プレスP1 を構成すると共に、上記上段プレスロー
ル1の斜め上方に、該上段プレスロール1よりやや大径
のセンターロールとしてのプロファイルロール3を配し
て、該プロファイルロール3と上記上段プレスロール1
とで第2プレスP2 を構成し、又、上記プロファイルロ
ール3の上方に小径の上段プレスロール4を配して、両
ロール3と4とで第3プレスP3 を構成するようにし、
更に、下流側に上段プレスロール5と下段プレスロール
6とで第4プレスP4 を構成するようにし、上記プレス
ロール1と2と4と6にはそれぞれ個別に無端状のプレ
スフェルト7を掛け、湿紙8を矢印のように第1プレス
P1 、第2プレスP2 、第3プレスP3 、第4プレスP
4 の順に通すことによりプレスして脱水させるように
し、上記プレスロール1,2,4,6を可変ロールとし
て、各プレスP1 ,P2 ,P3 ,P4 のニップ圧の調整
ができるようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
プレス装置では、プレスロール1と2と4と6を可変ロ
ールとしてニップ圧を調整することができるようにして
あるが、このニップ圧の調整による脱水効果の向上を図
るものであるから、脱水効果には限界があると共に、各
プレスロールの配置上、設置面積が広くなっている。
【0005】そこで、本発明は、少ないニップ数で脱水
効率を高めると共に、設置面積を小さくでき、且つ抄紙
機の高速化が図れるようなプレス装置を提供しようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、水平に配した大径のプロファイルロール
の上下又は左右に、各々該プロファイルロールと同一径
としたプレスロールを、プロファイルロールとのニップ
圧が変えられるよう変位可能に配設し、上記各プレスロ
ールにプレスフェルトを掛けて2つのニップでプレスで
きるようにし、且つ上記プロファイルロールを、軸の外
周にスリーブを配して部屋を形成すると共に該部屋を周
方向に2分割し、且つ2つの部屋に別々に油を導入する
ようにして、該油の圧力、温度を変更できるようにした
構成とする。
【0007】各プレスロールは可変であるため、1つの
プロファイルロールとのニップ圧を変えることができる
が、プロファイルロール自体が油圧の変動でクラウン形
状にできるので、ニップ圧を高くすることができて脱水
効果が高められる。又、油の温度を高くすることにより
水の粘性を下げることができるので、更に脱水効率が高
められる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1は本発明の実施の一形態を示すもの
で、大径(たとえば、φ2000)としたプロファイル
ロール11の上方位置と下方位置に、同一径としたプレ
スロール9と10を上下方向へ変位可能に配設した図示
しない軸受に各々回転自在に支持させて配置し、該プレ
スロール9と10を可変ロールとしてプロファイルロー
ル11とのニップ圧を変えられるようにし、該2つの可
変ロールとしてのプレスロール9と10に別々にプレス
フェルト7を掛けて、上段のプレスロール9とプロファ
イルロール11とで第1プレスP1 を構成すると共に、
該プロファイルロール11と下段のプレスロール10と
で第2プレスP2 を構成するようにする。
【0010】上記プロファイルロール11は、図1
(ロ)(ハ)に断面を示す如く、軸12の外側に、所要
の間隔が保持できるように鋳鋼製のスリーブ13を配置
し、該スリーブ13の両端部と上記軸12両端部との間
にリング状のシール装置14を介在させて、スリーブ1
3の内側に液密に保持できる部屋15を形成すると共
に、該スリーブ13内側の部屋15に位置する軸12の
両側に軸方向へ延びるシール装置16により上記部屋1
5を周方向に2分割して部屋15a,15bとし、上記
シール装置14,16にスリーブ13内面を接触させて
回転させるようにする。
【0011】又、上記軸12の両端部の軸心部には、軸
心方向に延びる2本の油路17と18及び19と20を
穿設して、一端側の油路17と18を、液密に保持され
たスリーブ13の内側の部屋15aと15bに油路21
と22を介して連通させると共に、他端側の油路19と
20を、上記2つの部屋15aと15bに油路23と2
4を介して連通させ、上記油路17と18には途中に加
熱装置25を有する油供給管26と27を接続し、又、
上記油路19と20には途中に流量調節弁28を有する
油排出管29と30を接続し、油供給管26,27から
供給される油31が油路17,18、21,22を経て
軸12とスリーブ13との間の2つの部屋15aと15
bに入り、油路23,24、19,20から油排出管2
9,30へと排出されるようにし、スリーブ13内側の
2つの部屋15a,15bの油圧、油の温度を変えられ
るようにする。
【0012】32はスリーブ13の外側に取り付けたゴ
ム製のカバーである。
【0013】上記構成としたプロファイルロール11を
図1(イ)に示す如く上下のプレスロール9と10の間
に配置して、大型竪型プレス装置とするときは、2つの
部屋15a,15bが上下に位置するようにして固定す
る。湿紙8は、上段のプレスロール9と本発明の特徴を
なすプロファイルロール11との間の第1プレスP1で
プレスされた後、該プロファイルロール11と下段のプ
レスロール10との間の第2プレスP2 でプレスされて
脱水されることになる。
【0014】この際、プレスロール9と10は可変ロー
ルであるから、これらのプレスロール9,10をプロフ
ァイルロール11側へ変位させてプロファイルロール1
1とのニップ圧を高くすることができるが、更に、本発
明では、プロファイルロール11が可撓性を有する構成
としてあって、スリーブ13内側の部屋15a,15b
に入れる油31の圧力を高めることによりクラウン形状
とすることができるようにしてあるので、部屋15a,
15bの油圧を高めることによりプレスロール9及び1
0とのニップ圧を更に高めることができて、2つのニッ
プ点で従来の3〜4点のプレスによる場合に相当する脱
水効果を得ることができる。しかも、本発明におけるプ
ロファイルロール11は2つの部屋15a,15bに分
割されていて、各部屋の油圧を個別にコントロールする
ことができるので、プレスロール9又は10とのニップ
圧を任意に調整することができる。
【0015】又、各部屋15a,15bに入る油31
を、加熱装置25により加熱して供給することにより、
部屋15a,15b内の油の温度を高くすることができ
て、プロファイルロール11に接する湿紙8中の水の粘
性を下げることができる。これにより脱水効率をより高
めることができる。
【0016】次に、図2は本発明の他の実施の形態を示
すもので、本発明の特徴をなすプロファイルロール11
を挟んで横に大径のプレスロール9と10を変位できる
ように配設して、プレスロール9とプロファイルロール
11とで第1プレスP1 を構成し、プレスロール10と
プロファイルロール11とで第2プレスP2 を構成する
ようにし、プレスロール9と10にプレスフェルト7を
掛け、湿紙8を矢印の方向へ導くようにして大径水平型
プレス装置としたものである。
【0017】プロファイルロール11は、図1(ロ)
(ハ)に示すものと同様にスリーブ13の内側に2つの
部屋15a,15bを有しているものであり、水平型プ
レス装置とする場合は、上記2つの部屋15a,15b
が左右に位置するように設置し、左右のプレスロール
9,10とのニップ圧を、部屋15a,15bの油圧を
変えて高くするようにする。
【0018】各部屋15a,15bの油の温度を高める
ことにより水の粘性を下げて脱水効率を高くできること
は図1に示す実施の形態の場合と同様である。
【0019】なお、上記各実施の形態では、プレスロー
ル9,10を可変ロールとして機能するよう変位可能に
配設する場合を示したが、これに代えて、各プレスロー
ルにシューロールを用いるようにしてもよいこと、その
他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得
ることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のプレス装置に
よれば、水平に配した大径のプロファイルロールの上下
又は左右に、各々該プロファイルロールと同一径とした
プレスロールを、プロファイルロールとのニップ圧が変
えられるよう変位可能に配設し、上記各プレスロールに
プレスフェルトを掛けて2つのニップでプレスできるよ
うにし、且つ上記プロファイルロールを、軸の外周にス
リーブを配して部屋を形成すると共に該部屋を周方向に
2分割し、且つ2つの部屋に別々に油を導入するように
して、該油の圧力、温度を変更できるようにした構成と
してあるので、2つのプレスロールは可変ロールとして
機能することによりプロファイルロールとのニップ圧を
高められると共に、中心のプロファイルロールを、油圧
を高めてクラウンロールとすることにより、プレスロー
ルとのニップ圧を更に高め得られ、又、プレスロールは
大径としてあるため、ロングニップが得られて、2つの
ニップ点で高脱水化が図れ、且つ設置面積を小さくする
ことができ、更に、プロファイルロール内の油の温度を
高くすることにより湿紙に含まれる水の粘性を低下させ
ることができて脱水効率をより高めることができ、抄紙
機の高速度化が図れる、等の優れた効果を奏し得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレス装置の実施の一形態を示すもの
で、(イ)は竪型とした場合を示す概略図、(ロ)はプ
ロファイルロールの切断側面図、(ハ)は(ロ)のA−
A矢視図である。
【図2】本発明のプレス装置の他の実施の形態を示す概
略図である。
【図3】従来のプレス装置の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
7 プレスフェルト 8 湿紙 9 プレスロール 10 プレスロール 11 プロファイルロール 12 軸 13 スリーブ 14 シール装置 15a,15b 部屋 16 シール装置 25 加熱装置 26 油供給管(油供給ライン) 27 油供給管(油供給ライン) 28 流量調節弁 29 油排出管(油排出ライン) 30 油排出管(油排出ライン) 31 油

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に配した大径のプロファイルロール
    の上下又は左右に、各々該プロファイルロールと同一径
    としたプレスロールを、プロファイルロールとのニップ
    圧が変えられるよう変位可能に配設し、上記各プレスロ
    ールにプレスフェルトを掛けて2つのニップでプレスで
    きるようにし、且つ上記プロファイルロールを、軸の外
    周にスリーブを配して部屋を形成すると共に該部屋を周
    方向に2分割し、且つ2つの部屋に別々に油を導入する
    ようにして、該油の圧力、温度を変更できるように構成
    したことを特徴とする抄紙機のプレス装置。
  2. 【請求項2】 プレスロールを変位可能に配設すること
    に代えて、プレスロールをシューロールとした請求項1
    記載の抄紙機のプレス装置。
  3. 【請求項3】 プロファイルロールの各部屋に導入する
    油の供給ラインに加熱装置を備え、且つ各部屋から排出
    する油の排出ラインに流量調節弁を設けた請求項1又は
    2記載の抄紙機のプレス装置。
JP5111197A 1997-02-20 1997-02-20 抄紙機のプレス装置 Pending JPH10237784A (ja)

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JP5111197A JPH10237784A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 抄紙機のプレス装置

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ID=12877705

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JP5111197A Pending JPH10237784A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 抄紙機のプレス装置

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