JPH10238593A - 粘性ダンパ - Google Patents
粘性ダンパInfo
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- JPH10238593A JPH10238593A JP4612097A JP4612097A JPH10238593A JP H10238593 A JPH10238593 A JP H10238593A JP 4612097 A JP4612097 A JP 4612097A JP 4612097 A JP4612097 A JP 4612097A JP H10238593 A JPH10238593 A JP H10238593A
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- ring
- viscous fluid
- inertial
- viscous
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- Pending
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Abstract
るハウジング1を備え、該ハウジング1は回転軸の周方
向に沿った環状とし、該ハウジング1内に、慣性リング
2を収容すると共に粘性流体を封入して粘性ダンパを構
成する。該慣性リング2を、ベアリング3を介して環状
のハウジング1に沿って移動可能に、且つ該慣性リング
1から突出する複数個の突部1bとこれに対向させてハ
ウジング1に設けた固定子4との間に挟持させた、慣性
リング2の移動方向に沿って配設される金属製のコイル
スプリング5に抗して移動し得るように収容させたこ
と。慣性リング2に穿設した半径方向の透孔9を介して
粘性流体を循環させるようにしたこと。
Description
ト、ドライブシャフト、プロペラシャフト等のねじり振
動を生じる回転軸に取付けて、回転軸の回転に伴う振動
を減衰させる粘性ダンパに関する。
回転軸のねじり振動を減衰するダンパとして、ゴムと慣
性質量からなるゴムダンパ、液密空間に慣性リングと粘
性流体を入れて、該慣性リングが慣性で移動するときの
粘性剪断抵抗力を利用した粘性ダンパ、粘性流体とゴム
を併用した粘性ゴムダンパ等は知られている。
のダンパは、ゴムの熱的疲労限界や減衰能力の不足、大
きな慣性力のために、低次の過大なねじり振動を常用回
転数域に引下げてしまう等の問題があり、近年のエンジ
ンに求められる高出力、クリーンな排気、しかも低騒音
と言う仕様を必ずしも満足するものでない。更に述べれ
ば、ゴムダンパや粘性ゴムダンパは、仕様環境温度や振
動減衰のための自己発熱によりゴムの酸化劣化が促進さ
れ表面が硬化して亀裂破壊するため、信頼性に乏しい。
また、粘性ダンパは熱的にも強く高い信頼性を有する
が、大きな減衰力を得るためには、質量の大きな慣性リ
ングを必要とし、質量の大きな慣性体を回転軸に取付け
ると、回転軸の固有振動数が低くなり、エンジンの高回
転領域に低次の大きな調和励振を引込むという新たな問
題が生じる。また、該環状のハウジングa内に、慣性リ
ングbを収容すると共に該ハウジングa内に粘性流体c
を封入した粘性ダンパであって、該慣性リングbをハウ
ジングaの半径方向に向かう板ばねまたは棒状のばねd
を介してハウジングaに結合したものも知られている
(特開平4−125340号公報)。しかし、このもの
は、慣性リングbが回転軸の周方向に振動できるように
するには、換言すれば、板ばねまたは棒状のばねdが変
形し得るには、板ばねまたは棒状のばねdを、少なくと
も、慣性リングbまたはハウジングaに対し、遊動的に
支持させなければならない。このため、慣性リングb
を、ハウジングa、ひいては回転軸に対し正しい位置に
取り付けることができず、ハウジングaを回転軸に取付
けて回転するとき、回転軸の回転バランスが崩れ、振
動、騒音、回転軸が異常に磨耗するといった不具合を発
生する。本発明はかかる不具合のない粘性ダンパを得る
ことを課題とする。
め請求項1記載の発明は、ねじり振動を発生する回転軸
に取付られるハウジングを備え、該ハウジングは回転軸
の周方向に沿った環状とし、該環状ハウジング内に、慣
性リングを収容すると共に粘性流体を封入した粘性ダン
パにおいて、該慣性リングは、ベアリングを介して環状
ハウジングに沿って移動可能とし、内周に突出する複数
個の突部を設け、該ハウジングには、内部に該慣性リン
グの突部と同じ個数の固定子を設け、該慣性リングの突
部と固定子との間に金属製のコイルスプリングを設ける
とともに該ハウジングの慣性リングの半径方向の内側を
粘性流体の液溜室としたことを特徴とし、かかる構成を
備えることで、コイルスプリングによって、振動のピー
クを2分割でき、又、慣性リングとハウジングとの相対
振幅により粘性流体に剪断力が働いて、分割された振動
のピークを低い値に抑えることができる。
ハウジングの半径方向に安定した状態に取付け得る。
明において、前記慣性リングは、その両側と半径方向の
外側に狭い隙間を存して、ハウジングに収納させ、該隙
間と前記液溜室とを、慣性リングに穿設した透孔で連通
させたことを特徴とし、かかる構成を備えることで、慣
性リングの両側並びに半径方向の外側と、ハウジングと
の間に形成される狭い隙間にある粘性流体に、剪断力が
働いてヒステリシスを生じ、粘性流体の温度が上がり粘
度が下がり比重は小さくなる。これに対し、液溜室にあ
る粘性流体はこのような力を受けないため、比較的低温
に保たれ粘度並びに比重は変わらない。このため、液溜
室にある相対的に比重の大きい粘性流体は遠心力によ
り、前記間隙側に押し出され、間隙にある粘性流体はこ
れに押されて液溜室に戻る循環流れを生じる。更に液溜
室の振動による体積変動によるポンプ作用により粘性流
体の循環は助長される。
明する。図で1は、アルミ等の比較的軽い金属で構成し
た、ねじり振動を発生する回転軸R1 や補機に動力を伝
達するプーリR2 の周方向に沿う環状のハウジングを示
す。そして、該ハウジング1内には、金属製の慣性リン
グ2を収容すると共にシリコーンオイルその他の粘性流
体を封入する。該慣性リング2は、この慣性リング2と
ハウジング1に設けた固定子4、もしくは蓋板1cとの
間のベアリング3並びに固定子4と慣性リング2との間
のジャーナルベアリング10を介して移動可能に、且つ
該慣性リング2から等間隔に突出する複数個の突部2a
とこれに対向させてハウジング1に設けた固定子4との
間に挟持させた、慣性リング2の移動方向に沿って配設
される金属製のコイルスプリング5に抗して移動し得る
ように収容する。
内側に等間隔に6本の突起2aを突出させると共に、該
突起2aに対向させてハウジング1に等間隔に6個の固
定子4をねじ7でねじ止めして取付け、該突部2aと固
定子4との対向面に、ばね座6を取付け、ばね座6、6
間に前記コイルスプリング5をあらかじめ押縮めた状態
で取り付けた。なお、ばね座6は、図3に示すように、
その裏面中央に窪み6aを設け、突部2a並びに固定子
4から突出する突片11を嵌合させて取付け、または図
4に示すように、ばね座6の裏面中央に円弧状の膨み6
bを設け、該膨み6bを、突部2a並びに固定子4に設
けた窪み12に嵌合させて取り付けた。
a並びに固定子4にコイルスプリング5を取付けても良
い。
のコイルスプリング5を直接取付ける場合、またはばね
座6が金属である場合のように、金属同士が接触するも
のでは金属粉が生じ、これが粘性流体の劣化を促進する
原因となるが、前記ばね座6をナイロン樹脂その他の緩
衝性のある金属以外の材料で構成すれば、このような粘
性流体の劣化を防げ、しかも、金属同士が接触すること
による騒音も生じない。
グ1の外側の内壁面の径より僅かに小さくし、且つ慣性
リング2の両側の等間隔位置に、慣性リング2の両側面
より僅かに突出する弗素樹脂(テフロン)からなる板状
のベアリング3を取付けて、慣性リング2をハウジング
1内に取付けるとき、慣性リング2の外側と両側にハウ
ジング1との間に0.5mm程度の隙間が形成されるよう
にした。そして、該慣性リング2の半径方向の内側、即
ち前記コイルスプリング5を収容した空間を粘性流体の
液溜室8とした。更に、慣性リング2には、該液溜室8
と、ハウジング1と慣性リング2の半径方向の外側との
間に形成させる前記隙間を、連通する半径方向の透孔9
を設けた。該透孔9はその直径を4mm程度とする。な
お、ジャーナルベアリング10は、固定子4の外周に設
けたが、該ジャーナルベアリング10の取付け位置は、
慣性リング2の半径方向の動きを拘束支持する位置であ
れば良く、これに限定されるものではない。
定子3を等間隔に設けたが、突起2aまたは固定子3の
間隔が等間隔でない場合でも、各コイルスプリング5の
ばね定数がすべて同じであれば、自由長の違うコイルス
プリング(図示しない)を使用することによって、突起
2aと固定子3を等間隔に設けた場合と同じ性能が得ら
れる。したがって、突起2aまたは固定子3の間隔は、
必ずしも等間隔である必要はない。また、前記固定子4
はねじ7でねじ止めして取付けたが、取付けはこれに限
るものでなく、溶接等の手段を用いて固定しても良い。
また、ハウジング1は、プーリR2 に固定するフランジ
部1aと、前記慣性リング2等を収容するハウジング本
体1bと、該収容空間Aの側面開口を覆う蓋体1cとで
構成した。また、該ハウジング1は、回転軸R1 にプー
リR2 を介して取付けたが、回転軸R1 に直接取付けて
も良いことは勿論である。
回転に伴ってハウジング1が回転し、ハウジング1内に
慣性リング2はコイルスプリング5を介してハウジング
1と共に回転する。このとき、回転軸に周方向の振動
(ねじり振動)が生じると、慣性リング2はハウジング
1との間に相対振動を起こし、図5に示すごとく、高次
(6次、4.5 次)の振動の共振ピークを2分割し、しか
も慣性リング2とハウジング1との相対振動により、粘
性流体に働く剪断力で、分割されたピーク振動を低い値
に抑えることができ、特に低次(3次)の大きな調和振
動も分割され、その一方のピーク振動は使用回転域に残
るが、図5から明らかなように、ピーク振動も低く抑え
られる。なお、他方のピーク振動は使用回転域より高回
転域に入るため問題とならない。
向の外側と、ハウジング1との間に形成される狭い隙間
にある粘性流体に、剪断力が働いてヒステリシスにより
熱を生じ、粘性流体の温度が上がり、粘度が下がり比重
が小さくなる(以下、相対的に比重の小さい粘性流体と
称する)。これに対し、液溜室8にある粘性流体はこの
ような力を受けないため、比較的低温に保たれ粘度並び
に比重は変わらない(以下、相対的に比重の大きい粘性
流体と称する)。このため、本ダンパにあっては、通
常、液溜室8にある相対的に比重の大きい粘性流体は、
遠心力により慣性リング2の透孔9を通って収容空間A
の外周に移動し、一方、相対的に比重の小さい粘性流体
は、収容空間Aの外周から慣性リング2の両側面を通っ
て液溜室8へ戻る。この結果、粘性流体は、上記のよう
な循環流となる。また、一例としてハウジング1と慣性
リング2が相互に逆方向に交番運動をするというねじり
振動が発生したとき、液溜室8aと液溜室8bが圧縮と
拡張の繰り返しを起こすので、透孔9を通したポンプ作
用により、上記したように粘性液体は循環する。このた
め、粘性流体の劣化を均一にして、ダンパの性能低下の
速度を緩め、耐久性、ダンパの信頼性の向上を図ること
ができる。
ときは、コイルスプリングによって、振動のピークを2
分割でき、又、慣性リングとハウジングとの相対振幅に
より剪断力が働いて分割された振動のピークを低い値に
抑えることができ、特に低次の大きな調和振動のピーク
を低く出来る。しかも、上記する構成によって、慣性リ
ングをハウジングの半径方向及び軸方向に安定した状態
に取付け得られるため、従来例のように、回転バランス
が崩れ、振動、騒音、回転軸の異常に磨耗するといった
不具合を生じることがなく、ダンパの信頼性の向上を図
ることができる。
ングに設けた透孔を介して、慣性リングの両側並びに半
径方向の外側と、ハウジングとの間に形成される狭い隙
間と液溜室との間に亘って、粘性流体を循環させること
ができ、粘性流体の劣化を均一にして、ダンパの性能低
下の速度を緩め、耐久性、ダンパの信頼性の向上を図る
ことができる。
線截断面図
る図
Claims (2)
- 【請求項1】 ねじり振動を発生する回転軸に取付られ
るハウジングを備え、該ハウジングは回転軸の周方向に
沿った環状とし、該環状ハウジング内に、慣性リングを
収容すると共に粘性流体を封入した粘性ダンパにおい
て、該慣性リングは、ベアリングを介して環状ハウジン
グに沿って移動可能とし、内周に突出する複数個の突部
を設け、該ハウジングには、内部に該慣性リングの突部
と同じ個数の固定子を設け、該慣性リングの突部と固定
子との間に金属製のコイルスプリングを設けるとともに
該ハウジングの慣性リングの半径方向の内側を粘性流体
の液溜室としたことを特徴とする粘性ダンパ。 - 【請求項2】 前記慣性リングは、その両側と半径方向
の外側に狭い隙間を存して、ハウジングに収納させ、該
隙間と前記液溜室とを、慣性リングに穿設した透孔で連
通させたことを特徴とする請求項1記載の粘性ダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4612097A JPH10238593A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 粘性ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4612097A JPH10238593A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 粘性ダンパ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10238593A true JPH10238593A (ja) | 1998-09-08 |
| JPH10238593A5 JPH10238593A5 (ja) | 2004-12-16 |
Family
ID=12738141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4612097A Pending JPH10238593A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 粘性ダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10238593A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101336433B1 (ko) * | 2012-01-17 | 2013-12-04 | 현대위아 주식회사 | 자동화 수동 변속기 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP4612097A patent/JPH10238593A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101336433B1 (ko) * | 2012-01-17 | 2013-12-04 | 현대위아 주식회사 | 자동화 수동 변속기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040116 |
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| A621 | Written request for application examination |
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| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060413 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060425 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20060623 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20061219 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |