JPH10239026A - 断面形状プロフィル測定方法 - Google Patents
断面形状プロフィル測定方法Info
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- JPH10239026A JPH10239026A JP4533097A JP4533097A JPH10239026A JP H10239026 A JPH10239026 A JP H10239026A JP 4533097 A JP4533097 A JP 4533097A JP 4533097 A JP4533097 A JP 4533097A JP H10239026 A JPH10239026 A JP H10239026A
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Abstract
(57)【要約】
【課 題】 レーザ距離計で被測定物を走査して被測定
物の断面形状プロフィルを導出する方法において、角度
検出器を必要とせず安価で、かつ高精度に実施できる断
面形状プロフィル測定方法を提案する。 【解決手段】 レーザ距離計を被測定物の両側に往復走
行可能に配置し、往路と復路で光軸の向きを変更して被
測定物60を走査し、レーザ距離計に設けた基点Sの位
置、基点から走査点までの距離L、走行方向と光軸との
なす角度θから被測定物の断面形状プロフィルを導出す
る断面形状プロフィル測定方法において、被測定物の測
定毎に形状既知の校正片1を走査し、位置(x1 ,
x2 )と距離(L 1 ,L2 )とから角度を求めて前記プ
ロフィルを導出する。
物の断面形状プロフィルを導出する方法において、角度
検出器を必要とせず安価で、かつ高精度に実施できる断
面形状プロフィル測定方法を提案する。 【解決手段】 レーザ距離計を被測定物の両側に往復走
行可能に配置し、往路と復路で光軸の向きを変更して被
測定物60を走査し、レーザ距離計に設けた基点Sの位
置、基点から走査点までの距離L、走行方向と光軸との
なす角度θから被測定物の断面形状プロフィルを導出す
る断面形状プロフィル測定方法において、被測定物の測
定毎に形状既知の校正片1を走査し、位置(x1 ,
x2 )と距離(L 1 ,L2 )とから角度を求めて前記プ
ロフィルを導出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断面形状プロフィ
ル測定方法に関し、とくにレーザ距離計を用いて例えば
H形鋼の中間製品等断面形状の複雑な被測定物の断面形
状プロフィルを精度良く自動測定できる断面形状プロフ
ィル測定方法に関する。図4に三角測量方式のレーザ距
離計の構成を示す。距離計(レーザ距離計)5は、レー
ザ発振器51、集光レンズ52、受光素子53、距離演算装置
54を備え、レーザ発振器51から発し基点Sを経て被測定
物60上の点Pで反射したレーザ光が、集光レンズ52を介
して受光素子53上の点P’に集まり、点Pが光軸30上の
所定位置にある線分AB上を移動するとき点P’が受光
素子53の両端点A’,B’を両端とする線分A’B’上
を移動するように構成されている。そして距離演算装置
54は、受光した点P’についての位置情報(線分A’
P’の長さLA'P')を把握し、該位置情報から次式(1)
の関係を用いて線分SPの長さLを演算でき、これによ
り距離計5は被測定物60までの距離を認識できる。
ル測定方法に関し、とくにレーザ距離計を用いて例えば
H形鋼の中間製品等断面形状の複雑な被測定物の断面形
状プロフィルを精度良く自動測定できる断面形状プロフ
ィル測定方法に関する。図4に三角測量方式のレーザ距
離計の構成を示す。距離計(レーザ距離計)5は、レー
ザ発振器51、集光レンズ52、受光素子53、距離演算装置
54を備え、レーザ発振器51から発し基点Sを経て被測定
物60上の点Pで反射したレーザ光が、集光レンズ52を介
して受光素子53上の点P’に集まり、点Pが光軸30上の
所定位置にある線分AB上を移動するとき点P’が受光
素子53の両端点A’,B’を両端とする線分A’B’上
を移動するように構成されている。そして距離演算装置
54は、受光した点P’についての位置情報(線分A’
P’の長さLA'P')を把握し、該位置情報から次式(1)
の関係を用いて線分SPの長さLを演算でき、これによ
り距離計5は被測定物60までの距離を認識できる。
【0002】 L=LSA+(LA'P'/LA'B')・LAB ………(1) ここに、LSA,LAB,LA'B'はそれぞれ線分SA, A
B, A’B’の長さであり、これらは機器校正時に設定
されていて既知である。いま、図5に示すように、距離
計5が走行線31に沿って走行しながら光軸30を被測定物
60に向けて光軸上の基点Sから被測定物60までの距離L
を認識するとき、距離計5が被測定物60を「走査する」
といい、光軸30と被測定物60との最初の交点Pを「走査
点」と称する。
B, A’B’の長さであり、これらは機器校正時に設定
されていて既知である。いま、図5に示すように、距離
計5が走行線31に沿って走行しながら光軸30を被測定物
60に向けて光軸上の基点Sから被測定物60までの距離L
を認識するとき、距離計5が被測定物60を「走査する」
といい、光軸30と被測定物60との最初の交点Pを「走査
点」と称する。
【0003】任意に設けたXY座標軸に関して走査点P
の座標を(x,y)、基点Sの座標を(xS ,yS )、
光軸30と走行線31とのなす角度をθとすれば、これらは
次式(2) 、(3) によって関係づけられるので、基点Sの
位置、距離Lおよび角度θの経時変化を知ることにより
走査点Pの軌跡、すなわち被測定物60の断面形状プロフ
ィルを知ることができる。
の座標を(x,y)、基点Sの座標を(xS ,yS )、
光軸30と走行線31とのなす角度をθとすれば、これらは
次式(2) 、(3) によって関係づけられるので、基点Sの
位置、距離Lおよび角度θの経時変化を知ることにより
走査点Pの軌跡、すなわち被測定物60の断面形状プロフ
ィルを知ることができる。
【0004】|x−xS |=L・ cosθ ………(2) |y−yS |=L・ sinθ ………(3) 本発明は、この断面形状プロフィル測定原理を利用する
ものである。
ものである。
【0005】
【従来の技術】上記測定原理を利用した断面形状プロフ
ィルの測定方法は、例えば特開平8-327329号公報に開示
されている。これは、レーザ距離計をH形鋼の両側(こ
の場合は上下)に往復走行可能に配置し、往路と復路で
光軸の向きを変更して水平往復走行させ、その間にH形
鋼を走査して、H形鋼までの距離、距離計の位置、水平
方向に対する光軸の振れの角度のデータを時系列的に採
取し、これらデータからH形鋼の断面形状プロフィルを
導出する方法である。
ィルの測定方法は、例えば特開平8-327329号公報に開示
されている。これは、レーザ距離計をH形鋼の両側(こ
の場合は上下)に往復走行可能に配置し、往路と復路で
光軸の向きを変更して水平往復走行させ、その間にH形
鋼を走査して、H形鋼までの距離、距離計の位置、水平
方向に対する光軸の振れの角度のデータを時系列的に採
取し、これらデータからH形鋼の断面形状プロフィルを
導出する方法である。
【0006】この方法によれば、1個の距離計でかつ往
路(または復路)のみでは走査できないH形鋼の断面輪
郭部分を別の距離計および復路(または往路)で走査で
き、各距離計の往路・復路での走査により導出されたプ
ロフィルを合成することにより、高能率で断面形状プロ
フィルの全貌を把握できる。また、同公報ではさらに、
H形鋼脇の所定位置(絶対位置)に校正片(形状寸法既
知)を配置し、往路と復路でこの校正片を走査して校正
片のプロフィルを導出し該プロフィルを用いて往路・復
路間での基準座標軸のずれを認識して、H形鋼プロフィ
ル合成の際にこのずれ分だけ補正して合成することが提
案されている。
路(または復路)のみでは走査できないH形鋼の断面輪
郭部分を別の距離計および復路(または往路)で走査で
き、各距離計の往路・復路での走査により導出されたプ
ロフィルを合成することにより、高能率で断面形状プロ
フィルの全貌を把握できる。また、同公報ではさらに、
H形鋼脇の所定位置(絶対位置)に校正片(形状寸法既
知)を配置し、往路と復路でこの校正片を走査して校正
片のプロフィルを導出し該プロフィルを用いて往路・復
路間での基準座標軸のずれを認識して、H形鋼プロフィ
ル合成の際にこのずれ分だけ補正して合成することが提
案されている。
【0007】なお、導出された断面形状プロフィルから
H形鋼における品質管理の重要諸元であるフランジ厚、
フランジ幅、ウエブ厚、ウエブ高さ、脚長(ウエブ面か
ら該ウエブ面側のフランジ端面までの距離)、中心偏り
(ウエブ両側の脚長差)などが自動的に演算される。
H形鋼における品質管理の重要諸元であるフランジ厚、
フランジ幅、ウエブ厚、ウエブ高さ、脚長(ウエブ面か
ら該ウエブ面側のフランジ端面までの距離)、中心偏り
(ウエブ両側の脚長差)などが自動的に演算される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平8-327329号公報でもそうであるように、従来のこの
種の測定方法においては、通常、距離計の光軸の振れの
角度が距離計に取り付けた角度検出器(図6参照)を用
いて検出されている。そのため以下に挙げるような種々
の問題点がある。 角度検出器を用いた場合、角度データ転送時の距離デ
ータとの同期処理も困難であるばかりか、計器本体およ
びデータサンプリング用ソフトウエアが高価である。 角度検出器は距離計と共に走行するので走行時の衝
撃、振動、走行レールの変形等の影響を受ける為、距離
計との相対位置関係がずれやすく、それがそのまま検出
誤差となる。 角度検出器自体が熱などの影響で故障しやすく、また
故障に至らないまでもそれによる誤差を生じやすい。 角度検出器の取り付け位置によって角度が決まること
から、位置決め精度が困難である。
開平8-327329号公報でもそうであるように、従来のこの
種の測定方法においては、通常、距離計の光軸の振れの
角度が距離計に取り付けた角度検出器(図6参照)を用
いて検出されている。そのため以下に挙げるような種々
の問題点がある。 角度検出器を用いた場合、角度データ転送時の距離デ
ータとの同期処理も困難であるばかりか、計器本体およ
びデータサンプリング用ソフトウエアが高価である。 角度検出器は距離計と共に走行するので走行時の衝
撃、振動、走行レールの変形等の影響を受ける為、距離
計との相対位置関係がずれやすく、それがそのまま検出
誤差となる。 角度検出器自体が熱などの影響で故障しやすく、また
故障に至らないまでもそれによる誤差を生じやすい。 角度検出器の取り付け位置によって角度が決まること
から、位置決め精度が困難である。
【0009】なお、図6において、10は距離計5を搭載
する筐体、11および12は筐体の走行手段としての車輪お
よびレールである。本発明の目的は、上記従来技術の問
題に鑑み、レーザ距離計で被測定物を走査して、被測定
物の断面形状プロフィルを導出する方法において、角度
検出器を必要とせず安価で、かつ高精度に実施できる断
面形状プロフィル測定方法を提案することにある。
する筐体、11および12は筐体の走行手段としての車輪お
よびレールである。本発明の目的は、上記従来技術の問
題に鑑み、レーザ距離計で被測定物を走査して、被測定
物の断面形状プロフィルを導出する方法において、角度
検出器を必要とせず安価で、かつ高精度に実施できる断
面形状プロフィル測定方法を提案することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザ距離計
を被測定物の両側に往復走行可能に配置し、往路と復路
でレーザ距離計を旋回させることにより光軸の向きを変
更して被測定物を走査し、光軸上の基点の位置、基点か
ら走査点までの距離、走行方向と光軸とのなす角度から
被測定物の断面形状プロフィルを導出する断面形状プロ
フィル測定方法において、被測定物の測定毎に形状既知
の校正片を走査し、校正片での走査点に対する位置と距
離とから、往路と復路でのレーザ距離計の旋回による走
行方向と光軸とのなす角度を求めて前記プロフィルを導
出することを特徴とする断面形状プロフィル測定方法で
ある。
を被測定物の両側に往復走行可能に配置し、往路と復路
でレーザ距離計を旋回させることにより光軸の向きを変
更して被測定物を走査し、光軸上の基点の位置、基点か
ら走査点までの距離、走行方向と光軸とのなす角度から
被測定物の断面形状プロフィルを導出する断面形状プロ
フィル測定方法において、被測定物の測定毎に形状既知
の校正片を走査し、校正片での走査点に対する位置と距
離とから、往路と復路でのレーザ距離計の旋回による走
行方向と光軸とのなす角度を求めて前記プロフィルを導
出することを特徴とする断面形状プロフィル測定方法で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によれば、被測定物の測定
毎に形状既知の校正片を走査して位置と距離のデータを
採取し、校正片についてのこれらデータから、被測定物
の断面形状プロフィル導出に用いる、往路と復路でのレ
ーザ距離計の旋回による、走行方向と光軸とのなす角度
のデータを導出するようにしたので、距離計に角度検出
器を取り付ける必要はなく、したがって安価に測定系を
構成することができ、良好な精度で被測定物の断面形状
プロフィルを測定することができる。
毎に形状既知の校正片を走査して位置と距離のデータを
採取し、校正片についてのこれらデータから、被測定物
の断面形状プロフィル導出に用いる、往路と復路でのレ
ーザ距離計の旋回による、走行方向と光軸とのなす角度
のデータを導出するようにしたので、距離計に角度検出
器を取り付ける必要はなく、したがって安価に測定系を
構成することができ、良好な精度で被測定物の断面形状
プロフィルを測定することができる。
【0012】なお校正片の形状は直方体状とするのがよ
い。図1は、本発明による角度導出方法の説明図であ
る。なお、距離計を被測定物60の上方に水平に設けた走
行線31に沿って往復走行させて測定するときの往路の場
合について説明するが復路の場合や下方走行の場合も同
様である。図示のように、光軸30の向きを固定したうえ
で、所定位置に所定姿勢で配置した校正片1の鉛直面上
を走査し、該鉛直面の下端部と上端部における少なくと
も各1つの走査点P1 、P2 に対応する基点S1 、S2
についてその位置座標x1、x2 、および視距離L1 、
L2 を検出し、これら検出値を次式(4) に代入して角度
θを導出する。
い。図1は、本発明による角度導出方法の説明図であ
る。なお、距離計を被測定物60の上方に水平に設けた走
行線31に沿って往復走行させて測定するときの往路の場
合について説明するが復路の場合や下方走行の場合も同
様である。図示のように、光軸30の向きを固定したうえ
で、所定位置に所定姿勢で配置した校正片1の鉛直面上
を走査し、該鉛直面の下端部と上端部における少なくと
も各1つの走査点P1 、P2 に対応する基点S1 、S2
についてその位置座標x1、x2 、および視距離L1 、
L2 を検出し、これら検出値を次式(4) に代入して角度
θを導出する。
【0013】 θ= cos-1{(x2 −x1 )/(L1 −L2 )} ………(4) そして、この導出値を、往路において被測定物60のプロ
フィルを導出する際に前記(2),(3) 式のθに代入する。
復路において光軸の向きを変更したときも、上記同様に
して角度を導出する。なお、距離L1 、L2 の差が距離
計の測定誤差範囲内に入らないように、下端部、上端部
に走査点P1 、P2 が位置する鉛直面の高さを十分大き
くとっておくことが肝要であり、また、測定ばらつき回
避の観点から、下端部、上端部それぞれで複数の走査点
Pについて基点Sの位置座標xと距離Lを検出し、それ
らの平均値をそれぞれ(4) 式のx1 ,x2 ,L1 ,L2
にあてはめて角度θを求めるようにするのがよい。
フィルを導出する際に前記(2),(3) 式のθに代入する。
復路において光軸の向きを変更したときも、上記同様に
して角度を導出する。なお、距離L1 、L2 の差が距離
計の測定誤差範囲内に入らないように、下端部、上端部
に走査点P1 、P2 が位置する鉛直面の高さを十分大き
くとっておくことが肝要であり、また、測定ばらつき回
避の観点から、下端部、上端部それぞれで複数の走査点
Pについて基点Sの位置座標xと距離Lを検出し、それ
らの平均値をそれぞれ(4) 式のx1 ,x2 ,L1 ,L2
にあてはめて角度θを求めるようにするのがよい。
【0014】ただし、走査点が校正片の垂直面からコー
ナ部を通過して水平面上にくると、角度の誤認識が発生
することから、走査点が水平面上にきたかどうかを判別
し、水平面上で検出データは捨てるようにする。この判
別には、例えば、水平走行では水平面走査時の距離Lの
変化は測定誤差範囲内となることを用いて、図2に示す
ように、時系列的に検出した相前後する距離の値Li 、
Li+1 の差Qをとり、Qが数回続いて所定の閾値R未満
となったら走査点が水平面に移行したとみなし、これ以
前でQ≧Rを満たした検出データを用いて(4) 式で角度
を導出するといったアルゴリズムを用いればよい。
ナ部を通過して水平面上にくると、角度の誤認識が発生
することから、走査点が水平面上にきたかどうかを判別
し、水平面上で検出データは捨てるようにする。この判
別には、例えば、水平走行では水平面走査時の距離Lの
変化は測定誤差範囲内となることを用いて、図2に示す
ように、時系列的に検出した相前後する距離の値Li 、
Li+1 の差Qをとり、Qが数回続いて所定の閾値R未満
となったら走査点が水平面に移行したとみなし、これ以
前でQ≧Rを満たした検出データを用いて(4) 式で角度
を導出するといったアルゴリズムを用いればよい。
【0015】なお、距離計を鉛直方向に走行させながら
測定する形態においては、校正片の水平面を角度導出用
の走査面とすればよい。
測定する形態においては、校正片の水平面を角度導出用
の走査面とすればよい。
【0016】
【実施例】H形鋼の中間製品製造ラインに本発明を実施
した。この実施例における測定系の構成図を図3に示
す。この測定系では、H形鋼2を水平搬送するテーブル
ローラ3の両側にフレーム19を立設し、搬送面の上下の
水平面内に搬送方向に直交して延長するレール12を上は
フレーム19で支持し、下はフロアに敷設してそれぞれ設
け、上下のレール12にそれぞれ車輪11で係合して往復走
行自在な筐体10を設け、各筐体10内にレーザ距離計5を
首振り旋回可能に搭載して、光軸30の向きを遠隔操作で
変更できるようにしている。
した。この実施例における測定系の構成図を図3に示
す。この測定系では、H形鋼2を水平搬送するテーブル
ローラ3の両側にフレーム19を立設し、搬送面の上下の
水平面内に搬送方向に直交して延長するレール12を上は
フレーム19で支持し、下はフロアに敷設してそれぞれ設
け、上下のレール12にそれぞれ車輪11で係合して往復走
行自在な筐体10を設け、各筐体10内にレーザ距離計5を
首振り旋回可能に搭載して、光軸30の向きを遠隔操作で
変更できるようにしている。
【0017】この首振り旋回動作は同筐体10に搭載され
た旋回用のモータ14により、また往復走行に係る前記車
輪11の正転・逆転動作は同筐体10に搭載された走行用の
モータ15によりそれぞれ付勢され、モータ14、15の回転
は演算制御装置18からの制御信号によって制御されるよ
うに構成した。また、レーザ距離計5からの距離信号、
およびフレーム19に固設され筐体10の位置(距離計の基
点とは一定の位置関係にある)を検出する位置検出セン
サ13からの位置信号は、それぞれ距離信号処理装置16、
および位置信号処理装置17に取り込まれ、演算に適した
データに変換されて演算制御装置18に送られる。演算制
御装置18はこれらのデータを用いて断面形状プロフィル
の全貌を導出し、この導出された断面形状プロフィルか
らH形鋼のフランジ厚、フランジ幅、ウエブ厚、ウエブ
高さ、脚長、中心偏りなどを自動的に演算する。
た旋回用のモータ14により、また往復走行に係る前記車
輪11の正転・逆転動作は同筐体10に搭載された走行用の
モータ15によりそれぞれ付勢され、モータ14、15の回転
は演算制御装置18からの制御信号によって制御されるよ
うに構成した。また、レーザ距離計5からの距離信号、
およびフレーム19に固設され筐体10の位置(距離計の基
点とは一定の位置関係にある)を検出する位置検出セン
サ13からの位置信号は、それぞれ距離信号処理装置16、
および位置信号処理装置17に取り込まれ、演算に適した
データに変換されて演算制御装置18に送られる。演算制
御装置18はこれらのデータを用いて断面形状プロフィル
の全貌を導出し、この導出された断面形状プロフィルか
らH形鋼のフランジ厚、フランジ幅、ウエブ厚、ウエブ
高さ、脚長、中心偏りなどを自動的に演算する。
【0018】そして、この実施例では、H形鋼2両脇で
光軸30が通過する所定位置に、それぞれ一定寸法の直方
体を固定配置して校正片1A、1Bとし、往路(図3で
は左向き)では始めに校正片1Aの垂直面を走査して前
記(4) 式により往路用の角度の値を定めこの値を用いて
往路で走査されるH形鋼の断面形状プロフィルを導出
し、復路(図3では右向き)では光軸30の向きを変更し
たのち校正片1Bの垂直面(往路走査面の背面)を走査
して前記(4) 式により復路用の角度の値を定めこの値を
用いて復路で走査されるH形鋼の断面形状プロフィルを
導出するようにした。
光軸30が通過する所定位置に、それぞれ一定寸法の直方
体を固定配置して校正片1A、1Bとし、往路(図3で
は左向き)では始めに校正片1Aの垂直面を走査して前
記(4) 式により往路用の角度の値を定めこの値を用いて
往路で走査されるH形鋼の断面形状プロフィルを導出
し、復路(図3では右向き)では光軸30の向きを変更し
たのち校正片1Bの垂直面(往路走査面の背面)を走査
して前記(4) 式により復路用の角度の値を定めこの値を
用いて復路で走査されるH形鋼の断面形状プロフィルを
導出するようにした。
【0019】これにより、角度検出器を使用して角度を
検出していた時期に比べて、距離計取り付け調整作業時
間が約50%短縮し、角度検出器のゼロ点調整不足や角度
の誤認識による断面形状のプロフィルの合成ずれが皆無
となり、また、角度検出器使用時に必要であった角度デ
ータの取り込み・同期処理等のソフトウエアが不要とな
った。
検出していた時期に比べて、距離計取り付け調整作業時
間が約50%短縮し、角度検出器のゼロ点調整不足や角度
の誤認識による断面形状のプロフィルの合成ずれが皆無
となり、また、角度検出器使用時に必要であった角度デ
ータの取り込み・同期処理等のソフトウエアが不要とな
った。
【0020】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
光学式距離計で被測定物を走査して、断面形状プロフィ
ルを導出する方法において、被測定物と同一測定機会に
校正片を走査して得た位置、距離のデータから角度を導
出し、この角度を被測定物のプロフィル導出に使用する
ようにしたから、角度検出器を必要とせず安価で、かつ
高精度に被測定物の断面形状プロフィルを測定できると
いう優れた効果を奏する。
光学式距離計で被測定物を走査して、断面形状プロフィ
ルを導出する方法において、被測定物と同一測定機会に
校正片を走査して得た位置、距離のデータから角度を導
出し、この角度を被測定物のプロフィル導出に使用する
ようにしたから、角度検出器を必要とせず安価で、かつ
高精度に被測定物の断面形状プロフィルを測定できると
いう優れた効果を奏する。
【図1】本発明による角度の導出方法の説明図である。
【図2】校正片走査時に不適当な距離データを排除する
アルゴリズムの例を示すブロック図である。
アルゴリズムの例を示すブロック図である。
【図3】実施例における測定系の構成図である。
【図4】レーザ距離計の説明図である。
【図5】レーザ距離計を用いた断面形状プロフィル測定
原理の説明図である。
原理の説明図である。
【図6】角度検出器を使用した際の問題点の説明図であ
る。
る。
1 校正片 2 H形鋼 3 テーブルローラ 5 距離計(レーザ距離計) 10 筐体 11 車輪 12 レール 13 位置検出センサ 14,15 モータ 16 距離信号処理装置 17 位置信号処理装置 18 演算制御装置 19 フレーム 20 角度検出器 30 光軸 31 走行線 51 レーザ発振器 52 集光レンズ 53 受光素子 54 距離演算装置 60 被測定物
Claims (1)
- 【請求項1】 レーザ距離計を被測定物の両側に往復走
行可能に配置し、往路と復路でレーザ距離計を旋回させ
ることにより光軸の向きを変更して被測定物を走査し、
光軸上の基点の位置、基点から走査点までの距離、走行
方向と光軸とのなす角度から被測定物の断面形状プロフ
ィルを導出する断面形状プロフィル測定方法において、
被測定物の測定毎に形状既知の校正片を走査し、校正片
での走査点に対する位置と距離とから、往路と復路での
レーザ距離計の旋回による走行方向と光軸とのなす角度
を求めて前記プロフィルを導出することを特徴とする断
面形状プロフィル測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04533097A JP3385174B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 断面形状プロフィル測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP04533097A JP3385174B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 断面形状プロフィル測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10239026A true JPH10239026A (ja) | 1998-09-11 |
| JP3385174B2 JP3385174B2 (ja) | 2003-03-10 |
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ID=12716313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04533097A Expired - Fee Related JP3385174B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 断面形状プロフィル測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3385174B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002162223A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-06-07 | Kawasaki Steel Corp | H形鋼の寸法測定装置、及び、これを用いた寸法測定方法 |
| JP2006275919A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Jfe Steel Kk | 形鋼の寸法測定方法 |
| CN112595260A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-04-02 | 东莞市三姆森光电科技有限公司 | 自适应提取不规则弧面轮廓的方法、系统、存储介质及设备 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP04533097A patent/JP3385174B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| JP2006275919A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Jfe Steel Kk | 形鋼の寸法測定方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3385174B2 (ja) | 2003-03-10 |
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