JPH10239093A - アレイセンサの感度校正方法及びその装置 - Google Patents
アレイセンサの感度校正方法及びその装置Info
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- JPH10239093A JPH10239093A JP9044018A JP4401897A JPH10239093A JP H10239093 A JPH10239093 A JP H10239093A JP 9044018 A JP9044018 A JP 9044018A JP 4401897 A JP4401897 A JP 4401897A JP H10239093 A JPH10239093 A JP H10239093A
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- Japan
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- sensor
- array
- sensitivity
- calibration
- sensors
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- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アレイセンサ12を構成する各センサ11の
感度の校正を正確にかつ簡単に実施する。 【解決手段】 各センサ11で被検体4における各位置
の物理量を検出するアレイセンサ12を構成する各セン
サ11の検出感度を校正するアレイセンサの感度校正方
法において、アレイセンサ12に対して全てのセンサに
亘る校正用の擬似物理量を与え、アレイセンサを基準位
置に位置させた状態で各センサの出力を検出してそれら
を記憶保持し、アレイセンサを基準位置から各センサの
配列方向に1センサ分だけシフトした位置に移動させ、
移動した後における各センサの出力を検出してそれらを
記憶保持し、各記憶保持された各センサの出力のうち、
それぞれ同一測定位置で得られる出力どうしが等しくな
るように、該当する各出力が得られる各センサ間の感度
補正を行う。
感度の校正を正確にかつ簡単に実施する。 【解決手段】 各センサ11で被検体4における各位置
の物理量を検出するアレイセンサ12を構成する各セン
サ11の検出感度を校正するアレイセンサの感度校正方
法において、アレイセンサ12に対して全てのセンサに
亘る校正用の擬似物理量を与え、アレイセンサを基準位
置に位置させた状態で各センサの出力を検出してそれら
を記憶保持し、アレイセンサを基準位置から各センサの
配列方向に1センサ分だけシフトした位置に移動させ、
移動した後における各センサの出力を検出してそれらを
記憶保持し、各記憶保持された各センサの出力のうち、
それぞれ同一測定位置で得られる出力どうしが等しくな
るように、該当する各出力が得られる各センサ間の感度
補正を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体における各
位置の欠陥、厚み,色彩、平坦度等の各種の物理量を検
出するアレイセンサに係わり、特に、このアレイセンサ
を構成する直線状に配列された複数のセンサにおける各
センサ相互間の感度校正を行うアレイセンサの感度校正
方法及びアレイセンサの感度校正装置に関する。
位置の欠陥、厚み,色彩、平坦度等の各種の物理量を検
出するアレイセンサに係わり、特に、このアレイセンサ
を構成する直線状に配列された複数のセンサにおける各
センサ相互間の感度校正を行うアレイセンサの感度校正
方法及びアレイセンサの感度校正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、製鉄プラントにおける製品検査
ラインに組込まれる磁気探傷装置においては、例えば、
図10に示すように、一定速度で矢印方向に搬送される
被検体としての薄鋼帯1の走行方向に直交する方向にア
レイセンサ2が配設されている。アレイセンサ2は図示
するように直線状に配列された複数の磁気センサ31 ,
32 ,33 ,…,3N から構成されている。
ラインに組込まれる磁気探傷装置においては、例えば、
図10に示すように、一定速度で矢印方向に搬送される
被検体としての薄鋼帯1の走行方向に直交する方向にア
レイセンサ2が配設されている。アレイセンサ2は図示
するように直線状に配列された複数の磁気センサ31 ,
32 ,33 ,…,3N から構成されている。
【0003】各磁気センサ31 〜3N はそれぞれ薄鋼帯
1上の自己が対向する位置に存在する疵,気泡等の欠陥
を検出する。そして、各磁気センサ31 〜3N から出力
された検出信号は図示しないデータ処理装置で、欠陥の
大きさを示す物理量に変換されてCRT表示装置に表示
されたり、又はプリンタで一覧表形式に印字出力され
る。さらに、検出された欠陥規模が許容値を越える場合
は、ブサー等の警告を発する。
1上の自己が対向する位置に存在する疵,気泡等の欠陥
を検出する。そして、各磁気センサ31 〜3N から出力
された検出信号は図示しないデータ処理装置で、欠陥の
大きさを示す物理量に変換されてCRT表示装置に表示
されたり、又はプリンタで一覧表形式に印字出力され
る。さらに、検出された欠陥規模が許容値を越える場合
は、ブサー等の警告を発する。
【0004】このような構成のアレイセンサが組込まれ
た磁気探傷装置において、薄鋼帯1に存在する欠陥の検
出精度を常に一定水準以上を維持するためには、アレイ
センサ2を構成する各磁気センサ31 〜3N の検出感度
を定期的に校正する必要がある。
た磁気探傷装置において、薄鋼帯1に存在する欠陥の検
出精度を常に一定水準以上を維持するためには、アレイ
センサ2を構成する各磁気センサ31 〜3N の検出感度
を定期的に校正する必要がある。
【0005】この各磁気センサ31 〜3N の検出感度を
校正する一般的な手法としては、予めその規模(大き
さ)が既知である標準欠陥が形成された標準欠陥試料を
準備して、この標準欠陥試料を薄鋼帯1の代りに製品検
査ラインに流し、アレイセンサ2でこの標準欠陥を検出
して、各磁気センサ31 〜3N の感度校正を行う。
校正する一般的な手法としては、予めその規模(大き
さ)が既知である標準欠陥が形成された標準欠陥試料を
準備して、この標準欠陥試料を薄鋼帯1の代りに製品検
査ラインに流し、アレイセンサ2でこの標準欠陥を検出
して、各磁気センサ31 〜3N の感度校正を行う。
【0006】この場合、標準欠陥試料上に同一規模の標
準欠陥を接近させて多数形成することは非常に困難であ
る。特に多数の同一規模の微小欠陥を形成することはよ
り一層困難である。かつ、一つの標準欠陥を検出する一
つの磁気センサが隣接する他の標準欠陥の影響を受け
る。したがって、標準欠陥試料上に一つの標準欠陥のみ
を形成し、一つの磁気センサに対する感度校正を実施し
て、それが終了すると、標準欠陥試料の幅方向位置を1
磁気センサ分だけずらして、次の磁気センサに対する校
正作業を実施する。
準欠陥を接近させて多数形成することは非常に困難であ
る。特に多数の同一規模の微小欠陥を形成することはよ
り一層困難である。かつ、一つの標準欠陥を検出する一
つの磁気センサが隣接する他の標準欠陥の影響を受け
る。したがって、標準欠陥試料上に一つの標準欠陥のみ
を形成し、一つの磁気センサに対する感度校正を実施し
て、それが終了すると、標準欠陥試料の幅方向位置を1
磁気センサ分だけずらして、次の磁気センサに対する校
正作業を実施する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、その都度標準欠陥が形成された標準欠陥試料
を用いて各磁気センサの感度校正を行う手法において
も、まだ次のような課題があった。
たように、その都度標準欠陥が形成された標準欠陥試料
を用いて各磁気センサの感度校正を行う手法において
も、まだ次のような課題があった。
【0008】すなわち、一つの磁気センサに対する感度
校正が終了すると、標準欠陥試料の幅方向位置を1磁気
センサ分だけずらす必要があるが、磁気センサ31 〜3
N の配設数は、被検体である薄鋼帯1の幅や、薄鋼帯1
全体の欠陥の検出精度にもよるが、100個乃至200
個である。
校正が終了すると、標準欠陥試料の幅方向位置を1磁気
センサ分だけずらす必要があるが、磁気センサ31 〜3
N の配設数は、被検体である薄鋼帯1の幅や、薄鋼帯1
全体の欠陥の検出精度にもよるが、100個乃至200
個である。
【0009】したがって、標準欠陥試料の幅方向への移
動作業が非常に煩雑であり、かつ各標準欠陥を各磁気セ
ンサの幅方向の配設位置に正確に対向させることが困難
である。その結果、アレイセンサ全体の校正仕業に多大
の労力と時間が必要とし、かつ得られる校正精度はさほ
ど高いものではない。
動作業が非常に煩雑であり、かつ各標準欠陥を各磁気セ
ンサの幅方向の配設位置に正確に対向させることが困難
である。その結果、アレイセンサ全体の校正仕業に多大
の労力と時間が必要とし、かつ得られる校正精度はさほ
ど高いものではない。
【0010】このような不都合を解消するために、各磁
気センサで実際の標準欠陥を検出する代りに、実際の標
準欠陥にて生じる漏洩磁束に相当する磁界を校正用コイ
ルで発生させて、この校正用コイルで発生した擬似漏洩
磁束を各磁気センサで検出すし、この検出出力が基準値
になるように各磁気センサの感度補正を実施する校正技
術が開示されている(特開平5−10926号公報)。
気センサで実際の標準欠陥を検出する代りに、実際の標
準欠陥にて生じる漏洩磁束に相当する磁界を校正用コイ
ルで発生させて、この校正用コイルで発生した擬似漏洩
磁束を各磁気センサで検出すし、この検出出力が基準値
になるように各磁気センサの感度補正を実施する校正技
術が開示されている(特開平5−10926号公報)。
【0011】しかしながら、特開平5−10926号公
報に開示されている校正手法においては、校正用コイル
は100個乃至200個の磁気センサ31 〜3N で構成
されたアレイセンサ2全体を囲むうように巻装されてい
る。したがって、この校正用コイルで形成される磁界は
全ての領域に亘って一定であることはなく、各位置毎に
磁界強度が微妙に異なる。したがって、この磁界と等し
い擬似漏洩磁束は全ての磁気センサ31 〜3N 位置で一
定値を維持することはない。
報に開示されている校正手法においては、校正用コイル
は100個乃至200個の磁気センサ31 〜3N で構成
されたアレイセンサ2全体を囲むうように巻装されてい
る。したがって、この校正用コイルで形成される磁界は
全ての領域に亘って一定であることはなく、各位置毎に
磁界強度が微妙に異なる。したがって、この磁界と等し
い擬似漏洩磁束は全ての磁気センサ31 〜3N 位置で一
定値を維持することはない。
【0012】したがって、この擬似漏洩磁束が各磁気セ
ンサ位置で概略一定値を維持すると仮定して各磁気セン
サの感度校正を行った場合、各磁気センサ毎により一層
高精度の感度校正ができない課題が生じる。
ンサ位置で概略一定値を維持すると仮定して各磁気セン
サの感度校正を行った場合、各磁気センサ毎により一層
高精度の感度校正ができない課題が生じる。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、アレイセンサを1センサ分又は複数センサ
分移動させて移動前後の各センサの出力を検出すること
によって、たとえアレイセンサを構成する全てのセンサ
に対して校正用の擬似物理量を均一に与えることができ
なかったとしても、各センサの感度校正作業能率を低下
することなく、全てのセンサに亘って検出感度を一定値
に精度よく校正できるアレセンサの感度校正方法及びア
レセンサの感度校正装置を提供することを目的とする。
ものであり、アレイセンサを1センサ分又は複数センサ
分移動させて移動前後の各センサの出力を検出すること
によって、たとえアレイセンサを構成する全てのセンサ
に対して校正用の擬似物理量を均一に与えることができ
なかったとしても、各センサの感度校正作業能率を低下
することなく、全てのセンサに亘って検出感度を一定値
に精度よく校正できるアレセンサの感度校正方法及びア
レセンサの感度校正装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のセンサ
を直線状に配列してなり、各センサで被検体における各
位置の物理量を検出するアレイセンサを構成する各セン
サの検出感度を校正するアレイセンサの感度校正方法に
適用される。
を直線状に配列してなり、各センサで被検体における各
位置の物理量を検出するアレイセンサを構成する各セン
サの検出感度を校正するアレイセンサの感度校正方法に
適用される。
【0015】そして、上記課題を解消するために、本発
明においては、アレイセンサに対して全てのセンサに亘
る校正用の擬似物理量を与え、アレイセンサを基準位置
に位置させた状態で各センサの出力を検出してそれらを
記憶保持し、アレイセンサを基準位置から各センサの配
列方向に1センサ分だけシフトした位置に移動させ、移
動した後における各センサの出力を検出してそれらを記
憶保持し、各記憶保持された各センサの出力のうち、そ
れぞれ同一測定位置で得られる出力どうしが等しくなる
ように、該当する各出力が得られる各センサ間の感度補
正を行うようにしている。
明においては、アレイセンサに対して全てのセンサに亘
る校正用の擬似物理量を与え、アレイセンサを基準位置
に位置させた状態で各センサの出力を検出してそれらを
記憶保持し、アレイセンサを基準位置から各センサの配
列方向に1センサ分だけシフトした位置に移動させ、移
動した後における各センサの出力を検出してそれらを記
憶保持し、各記憶保持された各センサの出力のうち、そ
れぞれ同一測定位置で得られる出力どうしが等しくなる
ように、該当する各出力が得られる各センサ間の感度補
正を行うようにしている。
【0016】次に、このように構成されたアレイセンサ
の感度校正方法の動作原理を説明する。アレイセンサを
基準位置に位置させた状態で各センサの出力が検出され
て記憶保持される。さらに、このアレイセンサが1セン
サ分だけシフトされたシフト位置に位置した状態で各セ
ンサの出力が検出されて記憶保持される。したがって、
校正用の擬似物理量が与えられた状態において、アレイ
センサのセンサの配列方向の各位置は基準位置状態のア
レイセンサにおける対向するセンサと、シフト位置状態
のアレイセンサにおける対向するセンサとの2つのセン
サで同一擬似物理量が検出されたことになる。
の感度校正方法の動作原理を説明する。アレイセンサを
基準位置に位置させた状態で各センサの出力が検出され
て記憶保持される。さらに、このアレイセンサが1セン
サ分だけシフトされたシフト位置に位置した状態で各セ
ンサの出力が検出されて記憶保持される。したがって、
校正用の擬似物理量が与えられた状態において、アレイ
センサのセンサの配列方向の各位置は基準位置状態のア
レイセンサにおける対向するセンサと、シフト位置状態
のアレイセンサにおける対向するセンサとの2つのセン
サで同一擬似物理量が検出されたことになる。
【0017】基準位置状態とシフト位置状態とは1セン
サ分しか離間していないのて、隣接する2つのセンサで
同一擬似物理量を測定することになる。したがって、こ
の隣接する2つのセンサから同一の出力が得られる筈で
ある。よって、出力が等しくなるように、該当する各セ
ンサの感度補正を実行すれぱよい。その結果、隣接する
センサの出力感度が等しくなる。
サ分しか離間していないのて、隣接する2つのセンサで
同一擬似物理量を測定することになる。したがって、こ
の隣接する2つのセンサから同一の出力が得られる筈で
ある。よって、出力が等しくなるように、該当する各セ
ンサの感度補正を実行すれぱよい。その結果、隣接する
センサの出力感度が等しくなる。
【0018】このように、このアレイセンサを構成する
全てのセンサに対して配列方向における自己の前後に位
置する各センサと感度が等しくなるようにに各センサの
感度補正を実施すると、最終的に全てのセンサの感度が
一つの値に一致する。しかして、アレイセンサを構成す
る全てのセンサの感度が精度よく校正された。
全てのセンサに対して配列方向における自己の前後に位
置する各センサと感度が等しくなるようにに各センサの
感度補正を実施すると、最終的に全てのセンサの感度が
一つの値に一致する。しかして、アレイセンサを構成す
る全てのセンサの感度が精度よく校正された。
【0019】この場合、校正用の擬似物理量は全てのセ
ンサに対して必ずしも一定値が印加される必要はない。
また、別の発明のアレイセンサの感度校正方法において
は、アレイセンサに対して全てのセンサに亘る校正用の
擬似物理量を与え、アレイセンサを基準位置に位置させ
た状態で各センサの出力を検出してそれらを記憶保持
し、アレイセンサを前記基準位置から各センサの配列方
向に1センサ分づつ複数回移動させると共に、それぞれ
1センサ分づつ移動させた状態で各センサの出力をそれ
ぞれ検出してそれらを移動する毎に記憶保持し、各記憶
保持された各センサの出力のうち、それぞれ同一測定位
置で得られる全ての出力が互いに等しくなるように、該
当する各出力が得られる各センサ間の感度補正を行うよ
うにしている。
ンサに対して必ずしも一定値が印加される必要はない。
また、別の発明のアレイセンサの感度校正方法において
は、アレイセンサに対して全てのセンサに亘る校正用の
擬似物理量を与え、アレイセンサを基準位置に位置させ
た状態で各センサの出力を検出してそれらを記憶保持
し、アレイセンサを前記基準位置から各センサの配列方
向に1センサ分づつ複数回移動させると共に、それぞれ
1センサ分づつ移動させた状態で各センサの出力をそれ
ぞれ検出してそれらを移動する毎に記憶保持し、各記憶
保持された各センサの出力のうち、それぞれ同一測定位
置で得られる全ての出力が互いに等しくなるように、該
当する各出力が得られる各センサ間の感度補正を行うよ
うにしている。
【0020】このような構成においては、アレイセンサ
のセンサの配列方向の各位置は基準位置状態と、1セン
サ分づつシフトさせた複数のシフト位置状態との3回以
上それぞれ異なるセンサで同一の擬似物理量が検出され
ることになる。
のセンサの配列方向の各位置は基準位置状態と、1セン
サ分づつシフトさせた複数のシフト位置状態との3回以
上それぞれ異なるセンサで同一の擬似物理量が検出され
ることになる。
【0021】したがって、同一位置で得られる全てのセ
ンサの出力が等しくなるように該当する各センサ間の感
度補正を実施すればよい。アレイセンサを構成する全て
のセンサに対して同様の感度補正を実施することによっ
て、先の発明と同様に、最終的に全てのセンサの感度が
一つの値に一致する。
ンサの出力が等しくなるように該当する各センサ間の感
度補正を実施すればよい。アレイセンサを構成する全て
のセンサに対して同様の感度補正を実施することによっ
て、先の発明と同様に、最終的に全てのセンサの感度が
一つの値に一致する。
【0022】さらに、この発明においては、一つの位置
における同一の擬似物理量を3つ以上のセンサで検出し
ているので、感度校正精度がより一層向上する。さら
に、別の発明は、複数のセンサを直線状に配列してな
り、各センサで被検体における各位置の物理量を検出す
るアレイセンサを構成する各センサの検出感度を校正す
るアレイセンサの感度校正装置において、アレイセンサ
に対して全てのセンサに亘る校正用の擬似物理量を与え
る擬似物理量印加手段と、アレイセンサを基準位置に位
置させた状態で各センサの出力を検出する基準位置出力
検出手段と、検出された基準位置における各センサの出
力を記憶する基準位置測定値メモリと、アレイセンサを
基準位置から各センサの配列方向に1センサ分だけシフ
トした位置に移動させるアレイセンサ移動手段と、移動
した後における各センサの出力を検出するシフト位置出
力検出手段と、検出されたシフト位置における各センサ
の出力を記憶するシフト位置測定値メモリと、各測定値
メモリに記保持された各センサの出力のうち、それぞれ
同一測定位置で得られる出力どうしが等しくなるよう
に、該当する各出力が得られる各センサ間の感度補正を
行う感度補正手段とを備えている。、このように構成さ
れたアレイセンサの感度校正装置においても、一つの位
置における同一の擬似物理量を互いに隣接するセンサで
検出しているので、上述した発明と同様に、アレイセン
サを構成する全てのセンサの感度が精度よく校正され
る。
における同一の擬似物理量を3つ以上のセンサで検出し
ているので、感度校正精度がより一層向上する。さら
に、別の発明は、複数のセンサを直線状に配列してな
り、各センサで被検体における各位置の物理量を検出す
るアレイセンサを構成する各センサの検出感度を校正す
るアレイセンサの感度校正装置において、アレイセンサ
に対して全てのセンサに亘る校正用の擬似物理量を与え
る擬似物理量印加手段と、アレイセンサを基準位置に位
置させた状態で各センサの出力を検出する基準位置出力
検出手段と、検出された基準位置における各センサの出
力を記憶する基準位置測定値メモリと、アレイセンサを
基準位置から各センサの配列方向に1センサ分だけシフ
トした位置に移動させるアレイセンサ移動手段と、移動
した後における各センサの出力を検出するシフト位置出
力検出手段と、検出されたシフト位置における各センサ
の出力を記憶するシフト位置測定値メモリと、各測定値
メモリに記保持された各センサの出力のうち、それぞれ
同一測定位置で得られる出力どうしが等しくなるよう
に、該当する各出力が得られる各センサ間の感度補正を
行う感度補正手段とを備えている。、このように構成さ
れたアレイセンサの感度校正装置においても、一つの位
置における同一の擬似物理量を互いに隣接するセンサで
検出しているので、上述した発明と同様に、アレイセン
サを構成する全てのセンサの感度が精度よく校正され
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施形態を図面を
用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係わる
アレイセンサの感度校正方法を採用した感度校正装置が
組込まれた磁気探傷装置を示す図であり、同図(a)
(b)はそれぞれ異なる方向から見た断面模式図であ
る。
用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係わる
アレイセンサの感度校正方法を採用した感度校正装置が
組込まれた磁気探傷装置を示す図であり、同図(a)
(b)はそれぞれ異なる方向から見た断面模式図であ
る。
【0024】被検体としての薄鋼帯4の搬送路に沿っ
て、この薄鋼帯4を挟むように一対の中空ロール5a,
5bが配設されている。薄鋼帯4の下側に位置する中空
ロール5bの中心軸に固定軸6bの一端が貫通されてい
る。この固定軸6bの他端は図示しない建屋のフレーム
に固定されている。そして、固定軸6bは中空ロール5
bの中心軸に位置するように一対のころがり軸受7a,
7bでもって中空ロール5bの両端の内周面に支持され
ている。したがって、この中空ロール5bは固定軸6b
を回転中心軸として自由に回転する。
て、この薄鋼帯4を挟むように一対の中空ロール5a,
5bが配設されている。薄鋼帯4の下側に位置する中空
ロール5bの中心軸に固定軸6bの一端が貫通されてい
る。この固定軸6bの他端は図示しない建屋のフレーム
に固定されている。そして、固定軸6bは中空ロール5
bの中心軸に位置するように一対のころがり軸受7a,
7bでもって中空ロール5bの両端の内周面に支持され
ている。したがって、この中空ロール5bは固定軸6b
を回転中心軸として自由に回転する。
【0025】この下側の中空ロール5b内の固定軸6b
に薄鋼帯4に磁界を発生させる磁化器8が固定されてい
る。具体的には、磁化器8を構成する略コ字断面形状を
有した磁化鉄心8cが、その各磁極8a,8bが中空ロ
ール5bの内周面に近接する姿勢で、支持部材8dを介
して固定軸6bに固定されている。この磁化鉄心8cに
磁化コイル8e巻装されている。
に薄鋼帯4に磁界を発生させる磁化器8が固定されてい
る。具体的には、磁化器8を構成する略コ字断面形状を
有した磁化鉄心8cが、その各磁極8a,8bが中空ロ
ール5bの内周面に近接する姿勢で、支持部材8dを介
して固定軸6bに固定されている。この磁化鉄心8cに
磁化コイル8e巻装されている。
【0026】一方、薄鋼帯4の上側に位置する中空ロー
ル5aの中心軸に固定軸6aの一端が貫通されている。
この固定軸6aの他端は図示しない建屋のフレームに固
定されている。そして、固定軸6aは中空ロール5aの
中心軸に位置するように一対のころがり軸受9a,9b
でもって中空ロール5aの両端の内周面に支持されてい
る。したがって、この中空ロール5aは固定軸6aを回
転中心軸として自由に回転する。
ル5aの中心軸に固定軸6aの一端が貫通されている。
この固定軸6aの他端は図示しない建屋のフレームに固
定されている。そして、固定軸6aは中空ロール5aの
中心軸に位置するように一対のころがり軸受9a,9b
でもって中空ロール5aの両端の内周面に支持されてい
る。したがって、この中空ロール5aは固定軸6aを回
転中心軸として自由に回転する。
【0027】この上側の中空ロール5a内の固定軸6a
に支持部材10及び摺動機構14を介して複数の磁気セ
ンサ11からなるアレイセンサ12が取付られている。
したがって、アレイセンサ11を構成する例えば100
個乃至200個の磁気センサ11は被検体としての薄鋼
帯4の幅方向に直線に配列されている。
に支持部材10及び摺動機構14を介して複数の磁気セ
ンサ11からなるアレイセンサ12が取付られている。
したがって、アレイセンサ11を構成する例えば100
個乃至200個の磁気センサ11は被検体としての薄鋼
帯4の幅方向に直線に配列されている。
【0028】さらに、このアレイセンサ12の外周面を
取り囲む位置に、このアレイセンサ12に対して微小間
隔を開けて、このアレイセンサ12の各磁気センサ11
に対して校正用の擬似物理量としての校正用の擬似漏洩
磁束を与えるための校正用コイル13が配設されてい
る。
取り囲む位置に、このアレイセンサ12に対して微小間
隔を開けて、このアレイセンサ12の各磁気センサ11
に対して校正用の擬似物理量としての校正用の擬似漏洩
磁束を与えるための校正用コイル13が配設されてい
る。
【0029】そして、前記アレイセンサ12はこの校正
用コイル13内において、固定軸6aに取付けられた前
述した摺動機構14によって各磁気センサ11の配列方
向に1つの磁気センサ分だけ移動可能に支持されてい
る。この摺動機構14は固定軸6a内に配線された信号
線を介して外部からその動作が制御される。すなわち、
アレイセンサ12の固定軸方向の位置を外部から制御可
能である。
用コイル13内において、固定軸6aに取付けられた前
述した摺動機構14によって各磁気センサ11の配列方
向に1つの磁気センサ分だけ移動可能に支持されてい
る。この摺動機構14は固定軸6a内に配線された信号
線を介して外部からその動作が制御される。すなわち、
アレイセンサ12の固定軸方向の位置を外部から制御可
能である。
【0030】図2は校正用コイル13とN個の磁気セン
サ11からなるアレイセンサ12との位置関係を示す図
である。図2(a)はアレイセンサ12を校正用コイル
13内の左側位置へ移動した状態、すなわち、アレイセ
ンサ12が校正用コイル13で形成される校正用の擬似
漏洩磁束における基準位置に位置した状態である。
サ11からなるアレイセンサ12との位置関係を示す図
である。図2(a)はアレイセンサ12を校正用コイル
13内の左側位置へ移動した状態、すなわち、アレイセ
ンサ12が校正用コイル13で形成される校正用の擬似
漏洩磁束における基準位置に位置した状態である。
【0031】これに対して、図2(b)はアレイセンサ
12を校正用コイル13内の右側位置へ1つの磁気セン
サ11分だけ移動した状態、すなわち、アレイセンサ1
2が校正用コイル13で形成される校正用の擬似漏洩磁
束における基準位置から1センサ分だけ移動した状態を
示す。
12を校正用コイル13内の右側位置へ1つの磁気セン
サ11分だけ移動した状態、すなわち、アレイセンサ1
2が校正用コイル13で形成される校正用の擬似漏洩磁
束における基準位置から1センサ分だけ移動した状態を
示す。
【0032】また、図2(c)は、基準位置に位置した
アレイセンサ12の各磁気センサ11とシフト位置に位
置したアレイセンサ12の各磁気センサ11との位置関
係を示す図である。各磁気センサ11はシフトすること
によって自己の測定位置が1磁気センサ分だけ移動する
ことが理解できる。
アレイセンサ12の各磁気センサ11とシフト位置に位
置したアレイセンサ12の各磁気センサ11との位置関
係を示す図である。各磁気センサ11はシフトすること
によって自己の測定位置が1磁気センサ分だけ移動する
ことが理解できる。
【0033】図1において、各空中ロール5b,5a内
に収納された磁気器8や校正用コイル13に対する各励
磁電流、各磁気センサ11の検出信号はそれぞれ固定軸
6a,6bを介して供給され、かつ取出される。
に収納された磁気器8や校正用コイル13に対する各励
磁電流、各磁気センサ11の検出信号はそれぞれ固定軸
6a,6bを介して供給され、かつ取出される。
【0034】このような構成の磁気探傷装置において、
各空中ロール5b,5aは薄鋼帯4を介して互い付勢し
あっているので、薄鋼帯4が矢印a方向へ走行すると、
各固定軸6a,6bはフレームに固定されているので、
各中空ロール5a,5bはそれぞれ矢印b,c方向に回
転する。
各空中ロール5b,5aは薄鋼帯4を介して互い付勢し
あっているので、薄鋼帯4が矢印a方向へ走行すると、
各固定軸6a,6bはフレームに固定されているので、
各中空ロール5a,5bはそれぞれ矢印b,c方向に回
転する。
【0035】このような磁気探傷装置において、校正用
コイル13に励磁電流を供給していない状態において、
磁化器8の磁化コイル8eに励磁電流を供給すると、磁
化鉄心8cの各磁極8a,8bと走行中の薄鋼帯4とで
閉じた磁路が形成される。そして、薄鋼帯4の内部ある
は表面に欠陥が存在すると、薄鋼帯4内の磁路が乱れ、
漏洩磁束が生じる。この漏洩磁束がアレイセンサ12を
構成する該当欠陥位置に対向する磁気センサ11で検出
され、該磁気センサ11から該当欠陥に対応する信号が
出力される。
コイル13に励磁電流を供給していない状態において、
磁化器8の磁化コイル8eに励磁電流を供給すると、磁
化鉄心8cの各磁極8a,8bと走行中の薄鋼帯4とで
閉じた磁路が形成される。そして、薄鋼帯4の内部ある
は表面に欠陥が存在すると、薄鋼帯4内の磁路が乱れ、
漏洩磁束が生じる。この漏洩磁束がアレイセンサ12を
構成する該当欠陥位置に対向する磁気センサ11で検出
され、該磁気センサ11から該当欠陥に対応する信号が
出力される。
【0036】検出された信号はその信号レベルが薄鋼帯
4内部または表面の欠陥の規模(大きさ)と対応するの
で、出力信号の信号レベルを測定することによって薄鋼
帯4の内部または表面に存在する欠陥の幅方向の発生位
置とその規模が把握できる。
4内部または表面の欠陥の規模(大きさ)と対応するの
で、出力信号の信号レベルを測定することによって薄鋼
帯4の内部または表面に存在する欠陥の幅方向の発生位
置とその規模が把握できる。
【0037】図3はこの第1実施形態の磁気探傷装置の
概略構成を示すブロック図である。コンピュータからな
るデータ処理部15から磁化電源回路16へ起動信号
(ON信号)が印加されると、磁化電源回路16から磁
化器8の磁化コイル8eに励磁電流が供給される。
概略構成を示すブロック図である。コンピュータからな
るデータ処理部15から磁化電源回路16へ起動信号
(ON信号)が印加されると、磁化電源回路16から磁
化器8の磁化コイル8eに励磁電流が供給される。
【0038】アレイセンサ12の各磁気センサ11から
出力される信号はそれぞれ磁気検出回路17によって、
漏洩磁束に対応する出力信号に変換される。各磁気セン
サ11毎の出力信号は増幅器18で所定の増幅率で増幅
された後、マルチプレクサ19へ入力される。マルチプ
レクサ19はデータ処理部15からの切換指令にて、入
力されている各磁気センサ11からの各出力信号を一定
のサンプリング周波数に基づいて順次選択して次のA/
D変換器20へ送出する。A/D変換器20は入力され
た各アナログの出力信号をデシタルの出力信号に変換し
てデータ処理部15へ送出する。
出力される信号はそれぞれ磁気検出回路17によって、
漏洩磁束に対応する出力信号に変換される。各磁気セン
サ11毎の出力信号は増幅器18で所定の増幅率で増幅
された後、マルチプレクサ19へ入力される。マルチプ
レクサ19はデータ処理部15からの切換指令にて、入
力されている各磁気センサ11からの各出力信号を一定
のサンプリング周波数に基づいて順次選択して次のA/
D変換器20へ送出する。A/D変換器20は入力され
た各アナログの出力信号をデシタルの出力信号に変換し
てデータ処理部15へ送出する。
【0039】データ処理部15は、一種のマイクロコン
ピュータで構成されており、A/D変換器20を介して
入力された各磁気センサ11の出力信号に対して各種の
演算処理を実行する。また、このデータ処理部15には
各磁気センサ11毎の出力信号の値を欠陥規模に対応し
た正しい値に補正するための感度補正値Ci(i=1.2.,
…, N )を記憶する感度補正値メモリ21が接続されて
いる。さらに、このデータ処理部15には操作者が各種
指令を入力したり、データ処理部15における演算結果
等を表示する入出力装置22が接続されている。
ピュータで構成されており、A/D変換器20を介して
入力された各磁気センサ11の出力信号に対して各種の
演算処理を実行する。また、このデータ処理部15には
各磁気センサ11毎の出力信号の値を欠陥規模に対応し
た正しい値に補正するための感度補正値Ci(i=1.2.,
…, N )を記憶する感度補正値メモリ21が接続されて
いる。さらに、このデータ処理部15には操作者が各種
指令を入力したり、データ処理部15における演算結果
等を表示する入出力装置22が接続されている。
【0040】また、アレイセンサ12の外側に配設され
た校正用コイル13には、データ処理部15からオン/
オフ制御される校正用電源回路23から例えば周波数6
0Hzの交流の励磁電流Iが供給される。なお、この励磁
電流の電流値Iは電流計24で検出されてデータ処理部
15へ入力される。
た校正用コイル13には、データ処理部15からオン/
オフ制御される校正用電源回路23から例えば周波数6
0Hzの交流の励磁電流Iが供給される。なお、この励磁
電流の電流値Iは電流計24で検出されてデータ処理部
15へ入力される。
【0041】前記感度補正値メモリ21内には、図4
(a)に示すように、アレイセンサ12を構成するi=
1からi=Nまでの合計N個の各磁気センサ11毎の感
度補正値Ci (i=1,2,….N )が記憶されている。
(a)に示すように、アレイセンサ12を構成するi=
1からi=Nまでの合計N個の各磁気センサ11毎の感
度補正値Ci (i=1,2,….N )が記憶されている。
【0042】また、データ処理部15内には、図4
(b)に示す校正処理テーブル25が形成されている。
この校正処理テーブル25内には、図示するように、校
正用コイル13を通電して校正用の擬似漏洩磁束を発生
させた状態において、アレイセンサ12を構成するN個
の各磁気センサ11毎に、このアレイセンサ12を図2
(a)で示す基準位置に位置させた場合における各磁気
センサ11の各出力値A1 ,A2 ,A3 ,…,AN を記
憶する基準位置測定値メモリ、及びこのアレイセンサ1
2を図2(b)で示すシフト位置に位置させた場合にお
ける各磁気センサ11の各出力値B1 ,B2 ,B3 ,
…,BN を記憶するシフト位置測定値メモリが形成され
ている。
(b)に示す校正処理テーブル25が形成されている。
この校正処理テーブル25内には、図示するように、校
正用コイル13を通電して校正用の擬似漏洩磁束を発生
させた状態において、アレイセンサ12を構成するN個
の各磁気センサ11毎に、このアレイセンサ12を図2
(a)で示す基準位置に位置させた場合における各磁気
センサ11の各出力値A1 ,A2 ,A3 ,…,AN を記
憶する基準位置測定値メモリ、及びこのアレイセンサ1
2を図2(b)で示すシフト位置に位置させた場合にお
ける各磁気センサ11の各出力値B1 ,B2 ,B3 ,
…,BN を記憶するシフト位置測定値メモリが形成され
ている。
【0043】このように構成された磁気探傷装置のアレ
イセンサ12を構成する各磁気センサ11の感度校正手
順を順を追って説明する。まず、図5に示す作業手順に
従って、実際の欠陥規模と校正用コイル13にて発生さ
せる擬似漏洩磁束で検出される擬似欠陥の規模との関係
を予め調べておく必要がある。
イセンサ12を構成する各磁気センサ11の感度校正手
順を順を追って説明する。まず、図5に示す作業手順に
従って、実際の欠陥規模と校正用コイル13にて発生さ
せる擬似漏洩磁束で検出される擬似欠陥の規模との関係
を予め調べておく必要がある。
【0044】S(ステップ)1において、アレイセンサ
12を標準位置に設定し、薄鋼帯4を取外して、かつ校
正用コイル13に対する励磁電流を供給しない状態で、
予め標準欠陥が形成されててる標準欠陥試料を、標準欠
陥がアレイセンサ12の基準センサと指定したi=1の
左端の磁気センサ11の対向位置に設定して、この磁気
探傷装置を起動させる。
12を標準位置に設定し、薄鋼帯4を取外して、かつ校
正用コイル13に対する励磁電流を供給しない状態で、
予め標準欠陥が形成されててる標準欠陥試料を、標準欠
陥がアレイセンサ12の基準センサと指定したi=1の
左端の磁気センサ11の対向位置に設定して、この磁気
探傷装置を起動させる。
【0045】そして、S2において、i=1の左端の基
準の磁気センサ11でその標準欠陥を検出して、その出
力V0 を読取る。次に、この出力V0 が該当標準欠陥の
規模に対して予め設定された例えば5V等の基準出力V
S になるように、基準感度補正値C1 を決定する。この
決定された基準感度補正値C1 を感度補正値メモリ21
のi=1の領域に基準感度補正値として書込む(S
4)。
準の磁気センサ11でその標準欠陥を検出して、その出
力V0 を読取る。次に、この出力V0 が該当標準欠陥の
規模に対して予め設定された例えば5V等の基準出力V
S になるように、基準感度補正値C1 を決定する。この
決定された基準感度補正値C1 を感度補正値メモリ21
のi=1の領域に基準感度補正値として書込む(S
4)。
【0046】次に、標準欠陥試料を取外して(S5)、
今度は、校正用電源回路23を起動して、校正用コイル
13に対する励磁電流を供給して、その励磁電流値Iを
読取る(S6)。そして、校正用コイル13でアレイセ
ンサ12に対して擬似漏洩磁束を与えた状態で、i=1
の左端の基準の磁気センサ11でその擬似漏洩磁束を検
出して、その出力V0 を読取る(S7)。
今度は、校正用電源回路23を起動して、校正用コイル
13に対する励磁電流を供給して、その励磁電流値Iを
読取る(S6)。そして、校正用コイル13でアレイセ
ンサ12に対して擬似漏洩磁束を与えた状態で、i=1
の左端の基準の磁気センサ11でその擬似漏洩磁束を検
出して、その出力V0 を読取る(S7)。
【0047】次に、その出力V0 が前述した標準欠陥の
規模に対して予め設定された基準出力VS になるよう
に、校正用コイル13に対する励磁電流値Iを調整する
(S8)。そして、この調整後の励磁電流値Iを校正基
準電流IS と決定する(S9)。この決定された校正基
準電流IS を校正用電源回路に設定する(S10)。
規模に対して予め設定された基準出力VS になるよう
に、校正用コイル13に対する励磁電流値Iを調整する
(S8)。そして、この調整後の励磁電流値Iを校正基
準電流IS と決定する(S9)。この決定された校正基
準電流IS を校正用電源回路に設定する(S10)。
【0048】以上で、実際の標準欠陥試料を用いた初期
校正作業を終了する。なお、この初期校正作業は、この
磁気探傷装置を製造して、工場出荷時の製品検査工程で
実施される。
校正作業を終了する。なお、この初期校正作業は、この
磁気探傷装置を製造して、工場出荷時の製品検査工程で
実施される。
【0049】次に、この磁気探傷装置を実際の薄鋼帯の
生産現場の製品検査ラインに据付けた後における一定期
間毎に、または毎日の起動開始時に自動的に実行される
通常の自動校正処理を説明する。
生産現場の製品検査ラインに据付けた後における一定期
間毎に、または毎日の起動開始時に自動的に実行される
通常の自動校正処理を説明する。
【0050】図6は、この磁気探傷装置の電源を投入し
た場合に、データ処理制御装置15が実施する自動校正
処理を示す流れ図である。なお、この状態においては、
薄鋼帯4はまだ搬入されていない。
た場合に、データ処理制御装置15が実施する自動校正
処理を示す流れ図である。なお、この状態においては、
薄鋼帯4はまだ搬入されていない。
【0051】装置の電源が投入されると、各電子回路お
よび磁化電源回路16を起動して動作状態にする。そし
て、P(プログラムステップ)1にて、摺動機構14へ
移動指令を送出して、アレイセンサ12を図2(a)に
示す基準位置に位置させる。次に、校正用電源回路23
に対して起動指令を送出して校正基準電流IS を校正用
コイル13へ印加させる(P2)。なお、電流計24の
電流値を監視することによって、校正用コイル13の励
磁電流Iの電流値は正確に校正基準電流IS に制御され
る。
よび磁化電源回路16を起動して動作状態にする。そし
て、P(プログラムステップ)1にて、摺動機構14へ
移動指令を送出して、アレイセンサ12を図2(a)に
示す基準位置に位置させる。次に、校正用電源回路23
に対して起動指令を送出して校正基準電流IS を校正用
コイル13へ印加させる(P2)。なお、電流計24の
電流値を監視することによって、校正用コイル13の励
磁電流Iの電流値は正確に校正基準電流IS に制御され
る。
【0052】この状態で、アレイセンサ12のi=1の
基準となる磁気センサ11の感度補正値メモリ21に設
定されている感度補正値C1 で感度補正された後の出力
V0を読取る(P3)。この読取った出力V0 が前述
した基準出力VS に一致するように、感度補正値C1 を
再度設定して(P4)、この再度設された定基準となる
感度補正値C1 に感度補正値メモリ21に設定されてい
るi=1の感度補正値C1 を修正する(P5)。
基準となる磁気センサ11の感度補正値メモリ21に設
定されている感度補正値C1 で感度補正された後の出力
V0を読取る(P3)。この読取った出力V0 が前述
した基準出力VS に一致するように、感度補正値C1 を
再度設定して(P4)、この再度設された定基準となる
感度補正値C1 に感度補正値メモリ21に設定されてい
るi=1の感度補正値C1 を修正する(P5)。
【0053】以上の校正処理を実行することによってi
=1の左端の基準の磁気センサ11における絶対的な感
度校正が終了する。次に、アレイセンサ12を構成する
i=1の基準磁気センサ11以外のi=2〜i=Nまで
の各磁気センサ11における感度校正処理を開始する。
=1の左端の基準の磁気センサ11における絶対的な感
度校正が終了する。次に、アレイセンサ12を構成する
i=1の基準磁気センサ11以外のi=2〜i=Nまで
の各磁気センサ11における感度校正処理を開始する。
【0054】先ず。P6にて、基準位置に位置している
現在のアレイセンサ12のi=1〜i=Nまでの全ての
磁気センサ11の各出力A1 〜AN を読取って、図4
(b)に示す校正処理テーブル25の基準位置測定値メ
モリの各領域へ書込む(P7)。次に、摺動機構14に
移動指令を送出して、アレイセンサ12を図2(b)に
示すシフト位置に位置させる(P8)。そして、この状
態でアレイセンサ12のi=1〜i=Nまでの全ての磁
気センサ11の各出力B1 〜BN を読取って(P9)、
図4(b)に示す校正処理テーブル25のシフト位置測
定値メモリの各領域へ書込む(P10)。
現在のアレイセンサ12のi=1〜i=Nまでの全ての
磁気センサ11の各出力A1 〜AN を読取って、図4
(b)に示す校正処理テーブル25の基準位置測定値メ
モリの各領域へ書込む(P7)。次に、摺動機構14に
移動指令を送出して、アレイセンサ12を図2(b)に
示すシフト位置に位置させる(P8)。そして、この状
態でアレイセンサ12のi=1〜i=Nまでの全ての磁
気センサ11の各出力B1 〜BN を読取って(P9)、
図4(b)に示す校正処理テーブル25のシフト位置測
定値メモリの各領域へ書込む(P10)。
【0055】なお、各出力のB1 〜BN の書込み処理が
終了すると、アレイセンサ12を元の基準位置へ戻して
おく。同時に校正用電源回路23に対してオフ指令を送
出して、校正用コイル13に対する校正基準電流IS を
遮断する。
終了すると、アレイセンサ12を元の基準位置へ戻して
おく。同時に校正用電源回路23に対してオフ指令を送
出して、校正用コイル13に対する校正基準電流IS を
遮断する。
【0056】以上の各出力A1 〜AN ,B1 〜BN の読
取り処理が終了すると、P11にて磁気センサ11のイ
ンデックスiを2に初期化する(i=2)。そして、シ
フト位置で検出されたi番目の磁気センサ11の出力B
i が、基準位置で検出された左隣に隣接する(i−1)
番目の磁気センサ11の出力Ai-1 に一致するように、
i番目の磁気センサ11の感度補正値Ci を決定する
(P12)。そして、この新たに決定した感度補正値C
i に感度補正値メモリ21に設定されているi番目の磁
気センサ11の感度補正値Ci を修正する(P13)。
取り処理が終了すると、P11にて磁気センサ11のイ
ンデックスiを2に初期化する(i=2)。そして、シ
フト位置で検出されたi番目の磁気センサ11の出力B
i が、基準位置で検出された左隣に隣接する(i−1)
番目の磁気センサ11の出力Ai-1 に一致するように、
i番目の磁気センサ11の感度補正値Ci を決定する
(P12)。そして、この新たに決定した感度補正値C
i に感度補正値メモリ21に設定されているi番目の磁
気センサ11の感度補正値Ci を修正する(P13)。
【0057】感度補正値メモリ21におけるi番目の磁
気センサ11の感度補正値Ci の修正処理が終了する
と、P14にて磁気センサ11のインデックスiを更新
し(i=i+1)、更新後のインデックスiが磁気セン
サ11の設置数Nを越えていなければ(P15)、P1
2へ戻り、更新後のインデックスiの磁気センサ11の
感度補正値Ci の算出処理を開始する。
気センサ11の感度補正値Ci の修正処理が終了する
と、P14にて磁気センサ11のインデックスiを更新
し(i=i+1)、更新後のインデックスiが磁気セン
サ11の設置数Nを越えていなければ(P15)、P1
2へ戻り、更新後のインデックスiの磁気センサ11の
感度補正値Ci の算出処理を開始する。
【0058】P15にて更新後のインデックスiが磁気
センサ11の設置数Nを越えると、アレイセンサ12を
構成する全部の磁気センサ11の感度補正値Ci の修正
処理が終了したので、この測定前の校正処理を終了す
る。
センサ11の設置数Nを越えると、アレイセンサ12を
構成する全部の磁気センサ11の感度補正値Ci の修正
処理が終了したので、この測定前の校正処理を終了す
る。
【0059】以上の校正処理が終了すると、薄鋼帯4に
対する実際の欠陥検出処理を開始する。このように構成
された磁気探傷装置においては、この磁気探傷装置が製
造された工場から出荷する前に、標準欠陥が形成された
標準欠陥試料を用いて、図5の流れ図で示す初期校正作
業を実施して、標準欠陥の存在に起因して発生する漏洩
磁束と同一の漏洩磁束に相当する磁界、すなわち擬似漏
洩磁束を校正用コイル13を励磁して得る場合に必要な
校正基準電流IS を求めておく。
対する実際の欠陥検出処理を開始する。このように構成
された磁気探傷装置においては、この磁気探傷装置が製
造された工場から出荷する前に、標準欠陥が形成された
標準欠陥試料を用いて、図5の流れ図で示す初期校正作
業を実施して、標準欠陥の存在に起因して発生する漏洩
磁束と同一の漏洩磁束に相当する磁界、すなわち擬似漏
洩磁束を校正用コイル13を励磁して得る場合に必要な
校正基準電流IS を求めておく。
【0060】この場合の基準欠陥を検出し、校正用コイ
ル13で発生する磁界を検出する磁気センサ11は、ア
レイセンサ12を構成するN個の磁気センサ11のうち
例えばi=1の左端の基準となる一つの磁気センサ11
に特定する。
ル13で発生する磁界を検出する磁気センサ11は、ア
レイセンサ12を構成するN個の磁気センサ11のうち
例えばi=1の左端の基準となる一つの磁気センサ11
に特定する。
【0061】また、この基準の磁気センサ11で標準欠
陥を検出した場合における出力V0が例えば5V等の規
準出力VS になるように、感度補正値メモリ21のi=
1の基準の磁気センサ11の感度補正値C1 を初期調整
しておく。
陥を検出した場合における出力V0が例えば5V等の規
準出力VS になるように、感度補正値メモリ21のi=
1の基準の磁気センサ11の感度補正値C1 を初期調整
しておく。
【0062】そして、このような初期校正作業が実施さ
れた後に、この磁気探傷装置を製鉄プラントにおける実
際の製品検査ラインに据付ける。そして、据付けた時
点、及び一定期間経過する毎に実施する定期点検時に、
図6の流れ図に示す自動校正処理を実施する。
れた後に、この磁気探傷装置を製鉄プラントにおける実
際の製品検査ラインに据付ける。そして、据付けた時
点、及び一定期間経過する毎に実施する定期点検時に、
図6の流れ図に示す自動校正処理を実施する。
【0063】すなわち、校正用コイル13に校正基準電
流IS を通電して標準欠陥の漏洩磁束に相当する擬似漏
洩磁束を発生させた状態で、図2(a)(b)(c)に
示すように、アレイセンサ12を校正用コイル13内の
基準位置及びシフト位置に位置させた状態で、i=1〜
i=Nまでの全ての磁気センサ11で得られた基準位置
の出力A1 〜AN 及びシフト位置の出力B1 〜BN を校
正処理テーブル25に記憶保持する。
流IS を通電して標準欠陥の漏洩磁束に相当する擬似漏
洩磁束を発生させた状態で、図2(a)(b)(c)に
示すように、アレイセンサ12を校正用コイル13内の
基準位置及びシフト位置に位置させた状態で、i=1〜
i=Nまでの全ての磁気センサ11で得られた基準位置
の出力A1 〜AN 及びシフト位置の出力B1 〜BN を校
正処理テーブル25に記憶保持する。
【0064】基準位置の出力A1 〜AN 、シフト位置の
出力B1 〜BN においては、必ず同一測定位置で互いに
隣接する2つの磁気センサ11で検出された出力が含ま
れるので、これらの出力が一致するように該当出力の磁
気センサ11の感度補正値を調整すればよい。アレイセ
ンサ12を構成する全ての磁気センサ11の感度補正値
を同様な手法で調整すれば、全ての磁気センサ11の感
度が全て等しく一定値に設定される。
出力B1 〜BN においては、必ず同一測定位置で互いに
隣接する2つの磁気センサ11で検出された出力が含ま
れるので、これらの出力が一致するように該当出力の磁
気センサ11の感度補正値を調整すればよい。アレイセ
ンサ12を構成する全ての磁気センサ11の感度補正値
を同様な手法で調整すれば、全ての磁気センサ11の感
度が全て等しく一定値に設定される。
【0065】なお、この場合、基準となるi=1の磁気
センサ11の出力を基準とし、この基準の磁気センサ1
1の感度に一致するようにi=2の磁気センサ11の感
度を調整し、このi=2の磁気センサ11の感度にi=
3の磁気センサ11の感度を調整する。このように、ア
レイセンサ12を構成するN個の磁気センサ11の感度
を基準の磁気センサ11から順番に調整していくことに
よって、全ての磁気センサ11の標準欠陥に対する絶対
感度も等しく正確に校正される。
センサ11の出力を基準とし、この基準の磁気センサ1
1の感度に一致するようにi=2の磁気センサ11の感
度を調整し、このi=2の磁気センサ11の感度にi=
3の磁気センサ11の感度を調整する。このように、ア
レイセンサ12を構成するN個の磁気センサ11の感度
を基準の磁気センサ11から順番に調整していくことに
よって、全ての磁気センサ11の標準欠陥に対する絶対
感度も等しく正確に校正される。
【0066】よって、たとえ校正用コイル13で生成さ
れる擬似漏洩磁束が全ての磁気センサ11に均一に印加
されなかったとしても、全ての磁気センサ11の感度が
等しく正しい値に自動的に校正される。
れる擬似漏洩磁束が全ての磁気センサ11に均一に印加
されなかったとしても、全ての磁気センサ11の感度が
等しく正しい値に自動的に校正される。
【0067】また、この磁気探傷装置を工場の製品検査
ラインに据付けた後は、標準欠陥が形成された標準欠陥
試料を用いて各磁気センサ11の感度校正を実施する必
要がなく、操作者は操作部22を操作してデータ処理部
15に対して測定前の校正処理実行指令を入力するのみ
で、自動的に各磁気センサ11に対する感度校正が実施
されるので、校正作業が大幅に簡素化され、校正作業の
作業能率を大幅に向上できる。また、標準欠陥試料を管
理する必要もない。
ラインに据付けた後は、標準欠陥が形成された標準欠陥
試料を用いて各磁気センサ11の感度校正を実施する必
要がなく、操作者は操作部22を操作してデータ処理部
15に対して測定前の校正処理実行指令を入力するのみ
で、自動的に各磁気センサ11に対する感度校正が実施
されるので、校正作業が大幅に簡素化され、校正作業の
作業能率を大幅に向上できる。また、標準欠陥試料を管
理する必要もない。
【0068】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態のアレイセンサの感度校正方法が採用された磁気探
傷装置を図7及び図8を用いて説明する。
形態のアレイセンサの感度校正方法が採用された磁気探
傷装置を図7及び図8を用いて説明する。
【0069】この第2実施形態のアレイセンサの感度校
正方法においては、N個の磁気センサ11からなるアレ
イセンサ12は、校正用コイル13内において、図2
(a)に示す基準位置及びこの基準位置から1磁気セン
サ分離れたシフト位置(第1シフト位置)の他に、図7
に示すように、2磁気センサ分離れた第2シフト位置及
び3磁気センサ分離れた第3シフト位置へ移動させるこ
とが可能である。そして、各シフト位置への移動は図1
(b)に示す摺動機構14で段階的に制御可能である。
正方法においては、N個の磁気センサ11からなるアレ
イセンサ12は、校正用コイル13内において、図2
(a)に示す基準位置及びこの基準位置から1磁気セン
サ分離れたシフト位置(第1シフト位置)の他に、図7
に示すように、2磁気センサ分離れた第2シフト位置及
び3磁気センサ分離れた第3シフト位置へ移動させるこ
とが可能である。そして、各シフト位置への移動は図1
(b)に示す摺動機構14で段階的に制御可能である。
【0070】そして、データ処理部15内に形成された
校正処理テーブル21a内には、図8に示すように、ア
レイセンサ12が基準位置に位置している状態で各磁気
センサ11で検出された出力A1 〜AN を記憶する基準
位置測定値メモリ、アレイセンサ12が第1シフト位置
に位置している状態で各磁気センサ11で検出された出
力B1 〜BN を記憶する第1シフト位置測定値メモリの
他に、アレイセンサ12が第2シフト位置に位置してい
る状態で各磁気センサ11で検出された出力C1 〜CN
を記憶する第2シフト位置測定値メモリ、同じく第3シ
フト位置測定値メモリが形成されている。
校正処理テーブル21a内には、図8に示すように、ア
レイセンサ12が基準位置に位置している状態で各磁気
センサ11で検出された出力A1 〜AN を記憶する基準
位置測定値メモリ、アレイセンサ12が第1シフト位置
に位置している状態で各磁気センサ11で検出された出
力B1 〜BN を記憶する第1シフト位置測定値メモリの
他に、アレイセンサ12が第2シフト位置に位置してい
る状態で各磁気センサ11で検出された出力C1 〜CN
を記憶する第2シフト位置測定値メモリ、同じく第3シ
フト位置測定値メモリが形成されている。
【0071】そして、校正用コイル13で擬似漏洩磁束
を発生させた状態で、アレイセンサ12を基準位置及び
第1.第2,第3シフト位置に位置させた状態で各磁気
センサ11の出力を読取って校正処理テーブル21a内
の対応する各測定値メモリへ書込む。
を発生させた状態で、アレイセンサ12を基準位置及び
第1.第2,第3シフト位置に位置させた状態で各磁気
センサ11の出力を読取って校正処理テーブル21a内
の対応する各測定値メモリへ書込む。
【0072】この場合、図7に示すように、同一測定位
置の擬似漏洩磁束を3個以上の磁気センサ11で検出す
ることになる。したがって、この同一測定位置を測定し
た各磁気センサ11の出力は互いに等しい筈であるの
で、この3個以上の測定センサ11の出力が同一値にな
るように、各磁気センサ11の感度を調整してその感度
補正値Cを決定して、感度補正値メモリ21に設定す
る。
置の擬似漏洩磁束を3個以上の磁気センサ11で検出す
ることになる。したがって、この同一測定位置を測定し
た各磁気センサ11の出力は互いに等しい筈であるの
で、この3個以上の測定センサ11の出力が同一値にな
るように、各磁気センサ11の感度を調整してその感度
補正値Cを決定して、感度補正値メモリ21に設定す
る。
【0073】このように構成された第2実施形態のアレ
イセンサの感度校正方法が採用された磁気探傷装置にお
いても、アレイセンサ12を構成する各磁気センサ11
の感度は全て同一値に自動的に調整されるので、先に説
明した第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
イセンサの感度校正方法が採用された磁気探傷装置にお
いても、アレイセンサ12を構成する各磁気センサ11
の感度は全て同一値に自動的に調整されるので、先に説
明した第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
【0074】さらに、この第2実施形態においては、同
一測定位置の擬似漏洩磁束を3個以上の磁気センサ11
で検出して、感度調整を行っているので、各磁気センサ
11の感度調整をより精度良く実施できる。
一測定位置の擬似漏洩磁束を3個以上の磁気センサ11
で検出して、感度調整を行っているので、各磁気センサ
11の感度調整をより精度良く実施できる。
【0075】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されれるものではない。各実施形態においては、感度校
正方法及び感度校正装置を磁気探傷装置に適用したが、
磁気探傷装置に限定されものではなく、例えば、図9に
示すように、光源30から被検体31に対して光を照射
して、被検体31からの反射光を複数の光電センサが直
線状に配列されてなる光センサアレイ32で受光して、
被検体31表面の疵の有無を検出する疵検出装置にも適
用される。その他、被検体の物理量を検出する全てのア
レイセンサを構成する各センサの感度校正に適用できる
ことはいうまでもない。
されれるものではない。各実施形態においては、感度校
正方法及び感度校正装置を磁気探傷装置に適用したが、
磁気探傷装置に限定されものではなく、例えば、図9に
示すように、光源30から被検体31に対して光を照射
して、被検体31からの反射光を複数の光電センサが直
線状に配列されてなる光センサアレイ32で受光して、
被検体31表面の疵の有無を検出する疵検出装置にも適
用される。その他、被検体の物理量を検出する全てのア
レイセンサを構成する各センサの感度校正に適用できる
ことはいうまでもない。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアレイセ
ンサの感度校正方法及びアレイセンサの感度校正装置に
おいては、アレイセンサを1センサ分又は複数センサ分
移動させて移動前後の各センサの出力を検出して、同一
測定位置における各センサの出力が互いに等しくなるよ
うに各センサの感度を調整している。
ンサの感度校正方法及びアレイセンサの感度校正装置に
おいては、アレイセンサを1センサ分又は複数センサ分
移動させて移動前後の各センサの出力を検出して、同一
測定位置における各センサの出力が互いに等しくなるよ
うに各センサの感度を調整している。
【0077】したがって、たとえアレイセンサを校正す
る全てのセンサに対して校正用の擬似物量を均一に与え
ることができなかったとしても、各センサの感度校正作
業能率を低下することなく、全てのセンサに亘って検出
感度を一定値に精度よく校正できる。
る全てのセンサに対して校正用の擬似物量を均一に与え
ることができなかったとしても、各センサの感度校正作
業能率を低下することなく、全てのセンサに亘って検出
感度を一定値に精度よく校正できる。
【図1】 本発明の第1実施形態のアレイセンサの感度
校正方法及び感度校正装置が組込まれた磁気探傷装置を
互いに異なる方向から見た断面模式図
校正方法及び感度校正装置が組込まれた磁気探傷装置を
互いに異なる方向から見た断面模式図
【図2】 同磁気探傷装置におけるアレイセンサと校正
用コイルとの位置関係を示す模式図
用コイルとの位置関係を示す模式図
【図3】 同磁気探傷装置の概略構成を示すブロック図
【図4】 同磁気探傷装置内に形成された感度補正値メ
モリ及び校正処理テーブルの記憶内容を示す図
モリ及び校正処理テーブルの記憶内容を示す図
【図5】 同磁気探傷装置の初期校正作業手順を示す流
れ図
れ図
【図6】 同磁気探傷装置の測定前の自動校正処理を示
す流れ図
す流れ図
【図7】 本発明の第2実施形態のアレイセンサの感度
校正方法が適用された磁気探傷装置におけるアレイセン
サと校正用コイルとの位置関係を示す模式図
校正方法が適用された磁気探傷装置におけるアレイセン
サと校正用コイルとの位置関係を示す模式図
【図8】 同磁気探傷装置内に形成された校正処理テー
ブルの記憶内容を示す図
ブルの記憶内容を示す図
【図9】 本発明が適用される疵検出装置の検出原理を
示す図
示す図
【図10】 一般的なアレイセンサが組込まれた磁気探
傷装置を示す模式図
傷装置を示す模式図
4…薄鋼帯 5a,5b…中空ロール 6a,6b…固定軸 8…磁化器 11…磁気センサ 12…アレイセンサ 13…校正用コイル 14…摺動機構 15…データ処理部 21…感度校正値メモリ 25…校正処理テーブル
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のセンサを直線状に配列してなり、
各センサで被検体における各位置の物理量を検出するア
レイセンサを構成する各センサの検出感度を校正するア
レイセンサの感度校正方法において、 前記アレイセンサに対して全てのセンサに亘る校正用の
擬似物理量を与え、 前記アレイセンサを基準位置に位置させた状態で各セン
サの出力を検出してそれらを記憶保持し、 前記アレイセンサを前記基準位置から各センサの配列方
向に1センサ分だけシフトした位置に移動させ、 移動した後における各センサの出力を検出してそれらを
記憶保持し、 前記各記憶保持された各センサの出力のうち、それぞれ
同一測定位置で得られる出力どうしが等しくなるよう
に、該当する各出力が得られる各センサ間の感度補正を
行うことを特徴とするアレイセンサの感度校正方法。 - 【請求項2】 複数のセンサを直線状に配列してなり、
各センサで被検体における各位置の物理量を検出するア
レイセンサを構成する各センサの検出感度を校正するア
レイセンサの感度校正方法において、 前記アレイセンサに対して全てのセンサに亘る校正用の
擬似物理量を与え、 前記アレイセンサを基準位置に位置させた状態で各セン
サの出力を検出してそれらを記憶保持し、 前記アレイセンサを前記基準位置から各センサの配列方
向に1センサ分づつ複数回移動させると共に、それぞれ
1センサ分づつ移動させた状態で各センサの出力をそれ
ぞれ検出してそれらを移動する毎に記憶保持し、 前記各記憶保持された各センサの出力のうち、それぞれ
同一測定位置で得られる全ての出力が互いに等しくなる
ように、該当する各出力が得られる各センサ間の感度補
正を行うことを特徴とするアレイセンサの感度校正方
法。 - 【請求項3】 複数のセンサを直線状に配列してなり、
各センサで被検体における各位置の物理量を検出するア
レイセンサを構成する各センサの検出感度を校正するア
レイセンサの感度校正装置において、 前記アレイセンサに対して全てのセンサに亘る校正用の
擬似物理量を与える擬似物理量印加手段と、 前記アレイセンサを基準位置に位置させた状態で各セン
サの出力を検出する基準位置出力検出手段と、 この検出された基準位置における各センサの出力を記憶
する基準位置測定値メモリと、 前記アレイセンサを前記基準位置から各センサの配列方
向に1センサ分だけシフトした位置に移動させるアレイ
センサ移動手段と、 移動した後における各センサの出力を検出するシフト位
置出力検出手段と、 この検出されたシフト位置における各センサの出力を記
憶するシフト位置測定値メモリと、 前記各測定値メモリに記保持された各センサの出力のう
ち、それぞれ同一測定位置で得られる出力どうしが等し
くなるように、該当する各出力が得られる各センサ間の
感度補正を行う感度補正手段とを備えたアレイセンサの
感度校正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04401897A JP3317178B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | アレイセンサの感度校正方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04401897A JP3317178B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | アレイセンサの感度校正方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10239093A true JPH10239093A (ja) | 1998-09-11 |
| JP3317178B2 JP3317178B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=12679943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04401897A Expired - Fee Related JP3317178B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | アレイセンサの感度校正方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3317178B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004354282A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-16 | Jfe Steel Kk | 漏洩磁束探傷装置 |
| JP2007064907A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Jfe Steel Kk | 漏洩磁束探傷装置 |
| CN113544528A (zh) * | 2019-03-13 | 2021-10-22 | 日本电产理德股份有限公司 | 检测值修正系统、系数计算方法以及检测值修正方法 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03134555A (ja) * | 1989-10-19 | 1991-06-07 | Nkk Corp | 磁気探傷装置の校正方法及び装置 |
| JPH03179214A (ja) * | 1989-12-07 | 1991-08-05 | Fuji Electric Co Ltd | アレイセンサの出力方式 |
| JPH0510926A (ja) * | 1991-02-04 | 1993-01-19 | Nkk Corp | 磁気探傷装置の校正方法及び装置 |
| JPH06281625A (ja) * | 1993-03-26 | 1994-10-07 | Nippon Steel Corp | 漏洩磁気探傷装置における感度校正装置 |
| JPH08211023A (ja) * | 1995-02-06 | 1996-08-20 | Nippon Steel Corp | 鋼帯欠陥検出装置の感度較正方法及びその装置 |
| JPH08327603A (ja) * | 1995-06-02 | 1996-12-13 | Nippon Steel Corp | 鋼帯欠陥検出装置 |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP04401897A patent/JP3317178B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
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| CN113544528A (zh) * | 2019-03-13 | 2021-10-22 | 日本电产理德股份有限公司 | 检测值修正系统、系数计算方法以及检测值修正方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3317178B2 (ja) | 2002-08-26 |
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