JPH10239999A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH10239999A
JPH10239999A JP4446597A JP4446597A JPH10239999A JP H10239999 A JPH10239999 A JP H10239999A JP 4446597 A JP4446597 A JP 4446597A JP 4446597 A JP4446597 A JP 4446597A JP H10239999 A JPH10239999 A JP H10239999A
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JP
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toner
roller
developing
developing device
developer
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JP4446597A
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Mitsuru Horinoe
満 堀ノ江
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーへの悪影響を与えることなく、良好に
回動部材とサイドシール部材との摺動抵抗を低減するこ
とができ、かつ、良好なシール性を発揮することのでき
る現像装置を提供すること。 【解決手段】 現像装置の現像室において現像ローラ
(図示せず)に接触するように設けられたトナー供給ロ
ーラ31と、該トナー供給ローラ31の上方位置に設け
られた下オーガ36と、該下オーガ36の上方に設けら
れた上オーガラ37との夫々の両端部側に、サイドシー
ル部材50を備え、該サイドシール部材50に形成した
軸孔50A,50B,50Cと、夫々のローラ軸31A、
あるいは回転軸36A,37Aとの接触部に、低拡散性
のグリスを塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体ドラム等の
静電潜像担持体表面に形成された静電潜像に対してトナ
ー等の現像剤を供給して静電潜像を顕像化する現像動作
を行うと共に、潜像担持体表面上で現像された画像を記
録材に転写して画像形成を行うレーザプリンタ等の画像
形成装置に使用される現像装置に関し、特に、現像装置
内に配置されるオーガ部材あるいはトナー供給ローラ等
の回動部材の両端軸部に接触されるシール部材を備えた
現像装置の技術分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザプリンタ等の画像形成
装置に使用される現像装置については、各種形式の装置
が提案されている。係る現像装置の一例について図8乃
至図11に基づいて説明する。図8は従来の現像装置の
要部を模式的に示す断面図、図9は当該現像装置の要部
を示す斜視図、図10は当該現像装置に用いられるサイ
ドシール部材の構成を説明するための断面図、図11は
当該サイドシール部材の作用を説明する断面図である。
【0003】図8に示す現像装置は、上フレームF1と
下フレームF2とからなるフレームFを有しており、該
フレームFにより現像容器が構成されている。該現像容
器は、トナー供給口101を挟んで図8において右側の
現像室102と、左側のカートリッジ収容室とに分けら
れており、該カートリッジ収容室には、現像剤としての
トナーを収容するトナーカートリッジ100が着脱自在
に設けられている。該トナーカートリッジ100には、
中央位置にトナー供給用の開口部が設けられており、ト
ナーカートリッジ100を前記フレームFに装着した後
に回動させ、前記開口部とトナー供給口101とを一致
させることにより、トナーカートリッジ100と現像室
102とを連通させることができる。そして、トナーカ
ートリッジ100内には、トナーを撹拌しながら搬送す
るアジテータ103が設けられており、該アジテータ1
03の回転により、トナーカートリッジ100内のトナ
ーは前記トナー供給口101を介して現像室102側に
供給される。
【0004】一方、現像室102内の下方位置には、ト
ナー供給ローラ104が回転可能かつ現像剤担持体とし
ての現像ローラ105に弾性当接するように配置されて
いる。このトナー供給ローラ104が図8に示す矢印方
向に回転することにより、トナー供給口101から供給
されたトナーは当該回転に伴って搬送され、トナー供給
ローラ104と現像ローラ105との接触部において所
定の極性に帯電されつつ現像ローラ105に供給され
る。
【0005】この現像ローラ105は、前記トナー供給
ローラ104の上方にて、図8に示す矢印方向に回転自
在に配設されており、前記トナー供給ローラ104によ
って供給されたトナーを当該回転に伴って搬送する。
【0006】また、前記現像ローラ105の表面には、
上フレームF1の内壁に固定部材106を介して取り付
けられたブレード107が弾性当接しており、該ブレー
ド107は、前記のように現像ローラ105により搬送
される現像ローラ105の表面上のトナーを所定の極性
に帯電させつつトナー層の層厚を規制する。
【0007】以上のような構成の現像装置は、プリンタ
等の画像形成装置において、図8に示すように潜像担持
体としての感光体ドラム108との対向位置に配設さ
れ、現像ローラ105と感光体ドラム108が接触する
ように位置決めされる。
【0008】そして、感光体ドラム108表面には、画
像データに基づいてレーザ光をスキャニングする露光装
置(図示せず)により静電潜像が形成され、以上のよう
にして所定の極性に帯電されつつ層厚を規制され現像ロ
ーラ105により搬送されるトナーが、感光体ドラム1
08の表面に形成された静電潜像に供給されることによ
り、該静電潜像は顕像化される。
【0009】このようにして現像された画像は、給紙部
(図示せず)から給送された用紙上に転写され、更に転
写された状態で図示しない定着手段により加熱及び加圧
されることにより、用紙上に定着され、画像形成が完了
するのである。
【0010】このように定着された後のトナーは、用紙
上に強固に固着しているため、用紙から他の部材等に転
移することはない。しかしながら、トナーは粒径7〜1
0μmの微粒子粉であるため、定着前の段階においては
飛散し易い状態となっている。
【0011】特に、感光体ドラム108あるいは現像ロ
ーラ105に担持されずに現像室102に収容されてい
る状態においては、現像装置の隙間から容易に漏出して
飛散し、周囲の装置等を汚染する恐れがある。
【0012】そこで、従来の現像装置においては、図9
に示すように、現像室102の両側に、トナー供給ロー
ラ104の両端部に接触されると共に、現像室102内
の両側においてトナーのシールを行うスポンジ材からな
るサイドシール部材109が配置されている。
【0013】各サイドシール部材109には、図10に
示すように軸孔109Aが設けられており、当該軸孔1
09Aには、トナー供給ローラ104のローラ軸104
Aが挿嵌されている。そして、ローラ軸104Aは図9
に示すように、サイドシール部材109の外側に設けら
れた支持板110により回転自在に支持されている。
【0014】このような構成により、ローラ軸104A
を被覆しスポンジ材からなるローラ材104Bの両端部
は、図11に示すようにサイドシール部材109の内面
に接触されており、係る接触状態によって隙間部分を無
くし、トナーの漏出を防止している。また、前記軸孔1
09Aは、ローラ軸104Aの軸径よりも小さい径を有
しており、サイドシール部材109がローラ軸104A
に弾性接触することにより、トナー供給ローラ104を
回転を妨げることなく、軸孔109Aからのトナーの漏
出を防止している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の現像装置においては、前記軸孔109Aとローラ軸
104Aとの間で摩擦抵抗が過大となり、トナー供給ロ
ーラ104の回転トルクを上昇させる問題があった。
【0016】そこで、従来は、トナー供給ローラ104
のローラ軸104Aと前記軸孔109Aの摺動部に、ト
ナーと同一成分である潤滑粉を塗布し、摺動抵抗の低減
を図っていた。
【0017】しかし、このような潤滑粉は、シール性が
良好ではないため、前記ローラ軸104Aからのトナー
の漏出が発生するという問題があった。また、摺動抵抗
の低減も十分なものではなく、経時変化等により徐々に
摺動抵抗が増加し、トナー供給ローラの回転トルクが増
大するという問題があった。
【0018】この問題を解決するためには、摺動抵抗が
極めて低く、シール性も良好なグリス等の潤滑部材を用
いることも考えられるが、従来のグリス等の潤滑部材
は、摺動抵抗が極めて低いという利点を有する一方で、
拡散性が良いために塗布部から染み出し易く、ローラ軸
104A等を伝わって染み出したグリス等がトナーに付
着し、トナー塊を発生される恐れがあるため、採用する
ことが困難であった。
【0019】また、現像装置の構成によっては、前記ト
ナー供給ローラの他にも、トナー供給ローラの軸方向へ
の均一なトナー供給を行うために、トナー供給ローラの
上方にオーガスクリューあるいは単にオーガと呼ばれる
トナー搬送手段を設けることがあり、このオーガの軸と
サイドシール部材との間で、上述と同様な問題が発生し
ていた。
【0020】そこで、本発明は、前記問題点を解決し、
トナーへの悪影響を与えることなく、良好に回動部材と
サイドシール部材との摺動抵抗を低減することができ、
かつ、良好なシール性を発揮することのできる現像装置
を提供することを課題としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の現像装
置は、前記課題を解決するために、現像剤を収容せしめ
る現像容器と、前記現像容器内部で回動自在に軸支され
た回動部材と、少なくとも前記回動部材の両端軸部に接
触されるシール部材とを備え、前記シール部材と前記回
動部材の両端軸部とが接触する箇所に低拡散性のグリス
を塗布した、ことを特徴とする。
【0022】請求項1に記載の現像装置によれば、前記
回動部材が前記現像容器内で回動すると、前記回動部材
の両端軸部がシール部材によって摺擦されるが、前記両
端軸部と前記シール部材との接触箇所には低拡散性のグ
リスが塗布されているため、摺動抵抗が低減され、当該
グリスにより前記接触箇所が良好にシールされる。しか
も、前記グリスは低拡散性であるため、塗布箇所からの
染み出しが殆どなく、前記摺動抵抗の低減と良好なシー
ル性を長期に亘って維持するだけでなく、染み出しによ
る現像容器内の現像剤への付着を発生させず、現像剤の
劣化を防ぐ。
【0023】請求項2に記載の現像装置は、請求項1に
記載の現像装置において、前記シール部材がスポンジ材
から形成されていることを特徴とする。
【0024】請求項2に記載の現像装置によれば、前記
シール部材がスポンジ材から形成されているため、前記
グリスを確実に保持し、また、スポンジの弾性力により
前記回動部材の両端軸部を適度に押圧して良好なシール
性を維持する。
【0025】請求項3に記載の現像装置は、請求項1ま
たは請求項2に記載の現像装置において、現像剤を担持
搬送する現像剤担持体を更に備え、前記回動部材は、前
記現像剤担持体に現像剤を供給せしめる供給ローラであ
ることを特徴とする。
【0026】請求項3に記載の現像装置によれば、供給
ローラの両端軸部と前記シール部材の接触箇所に、前記
低拡散性のグリスを塗布したので、供給ローラの良好な
回動が維持され、現像剤担持体への良好な現像剤供給が
行われる。
【0027】請求項4に記載の現像装置は、請求項3に
記載の現像装置において、前記回動部材が、前記供給ロ
ーラの長手方向に現像剤を供給するためのオーガ部材で
あることを特徴とする。
【0028】請求項4に記載の現像装置によれば、オー
ガ部材の両端軸部と前記シール部材の接触箇所に、前記
低拡散性のグリスを塗布したので、オーガ部材の良好な
回動が維持され、前記供給ローラへの長手方向への均一
な現像剤供給が良好に行われる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置につ
いて、本発明をレーザプリンタの現像装置につき具体化
した実施形態を図面を参照して説明する。
【0030】まず、本実施形態に係るレーザプリンタの
概略構成について図1及び図2に基づいて説明する。図
1はレーザプリンタの斜視図、図2はレーザプリンタの
断面図である。
【0031】図1に示すように、レーザプリンタ1は、
本体ケース2と、本体ケース2の後部に上面側に設けら
れた第1給紙トレイユニット3と、第2給紙トレイユニ
ット4と、排紙トレイ11とが設けられている。この排
紙トレイ11は、図2に実線で示す閉位置と鎖線で示す
開位置へと切り換え自在であり、開位置のときプリント
済みの用紙を受けるトレイとして機能する。
【0032】また、前記ケース2の内部には、図2に示
すように、用紙搬送機構5と、スキャナユニット6と、
プロセスユニット7と、定着ユニット8と、前記プロセ
スユニット7及び定着ユニット8等を駆動する駆動ユニ
ットであって本体ケース2の左端側部分に収容された駆
動ユニット(図示せず)等を有する。
【0033】用紙搬送機構5は、第1給紙トレイユニッ
ト3または第2給紙トレイユニット4から択一的に給紙
された用紙Pを、プロセスユニット7へ搬送するための
ものであり、第1給紙トレイユニット3の下端側に設け
られた一対の送りローラ12a,12bと、第2給紙ト
レイユニット4の下端前側に設けられた一対のレジスト
ローラ13a,13bとを有する。
【0034】第1給紙トレイユニット3からレジストロ
ーラ13a,13bに至る用紙搬送路14は、第2給紙
トレイユニット4の下面に沿って延びる下面側搬送路1
4aを含み、第2給紙トレイユニット4を本体ケース2
から取り外した状態では、下面側搬送路14aが外部に
開放状態となる。
【0035】第1給紙トレイユニット3から給紙された
用紙Pは、一対の送りローラ12a,12bで送り駆動
されて下面側搬送路14aを通ってレジストローラ13
a,13bに達し、レジスト後に送り駆動されてプロセ
スユニット7へ搬送される。第2給紙トレイユニット4
から給紙された用紙Pは、レジストローラ13a,13
bに達し、レジスト後に送り駆動されてプロセスユニッ
ト7に搬送される。
【0036】プロセスユニット7は、図3に更に詳しく
示すように、現像容器24内に、矢印方向に回転自在に
配設された潜像担持体としての感光体ドラム25と、該
感光体ドラム25の下方に配置されたスコロトロン型等
の帯電器26と、該帯電器26よりも感光体ドラム25
の回転方向下流側に配置された現像ローラ27及びトナ
ー供給ローラ31等を有する現像装置と、現像ローラ2
7よりも前記回転方向下流側に位置し、前記感光体ドラ
ム25の上面に当接する転写ローラ28と、該転写ロー
ラ28よりも更に前記回転方向下流側に配置されたクリ
ーニングローラ29と、前記現像ローラ27を挟んで前
記感光体ドラム25とは反対側に着脱可能に配設された
トナーカートリッジ30とを備えて構成されている。
【0037】前記プロセスユニット7の下方には、図2
に示すようにスキャナユニット6が配設されており、該
スキャナユニット6は、レーザ発光部(図示せず)と、
スキャナモータにより回転自在なポリゴンミラー20
と、反射鏡21,23と、レンズ22とを備えて構成さ
れている。
【0038】このような構成により、前記レーザ発光部
から照射されたレーザ光は、感光体ドラム25の軸線に
沿って延びるように形成された横長のスキャナ孔に挿嵌
されたガラス板38を通過して感光体ドラム25の外周
面に照射される。そして、この照射に先立って、前記感
光体ドラム25の表面は帯電器26により一様に帯電さ
れており、前記レーザ光の照射により、画像データに従
って感光体ドラム25の外周面に静電潜像が露光形成さ
れる。
【0039】一方、トナーカートリッジ30内のトナー
は、トナーカートリッジ30内に回動自在に設けられた
撹拌部材(アジテータ)32により撹拌され、図3に示
すように現像室39とトナーカートリッジ収容室40と
の間に形成されたトナー供給口41を介してて下オーガ
36へと搬送される。この下オーガ36及び上オーガ3
7は、トナー供給ローラ31の上方位置で回転可能に配
置されており、トナーをトナー供給ローラ31の両端部
方向に搬送するものである。つまり、下オーガ36は、
トナーカートリッジ30からトナー供給口41を経て現
像室39に供給されたトナーを、トナー供給ローラ31
の上方でトナー供給ローラ31の両端部方向に搬送し、
上オーガ37は、トナー供給ローラ31の両端側からト
ナー供給口41に向かってトナーを搬送する。このよう
に、下オーガ34及び上オーガ35を介してトナー供給
口41から現像室39に供給されたトナーは、トナー供
給ローラ31の上方でその両側方向に搬送循環され、ト
ナーは搬送循環されている間にトナー供給ローラ31に
被着しつつ供給されていく。
【0040】そして、トナー供給ローラ31の回転によ
り弾性ゴムローラからなる現像ローラ27に供給された
トナーは、現像ローラ27に担持され、現像ローラ27
の回転により搬送される。更に搬送される過程におい
て、ブレード33により所定の極性に帯電されつつ所定
の層厚に規制され、感光体ドラム25との接触位置へと
搬送され、感光体ドラム25へ供給される。
【0041】また、前記静電潜像も、感光体ドラム25
の回転により前記接触位置へと搬送され、前記トナーの
供給を受けてトナー像して可視像化され、このトナー像
は更に感光体ドラム25の回転により転写ローラ28と
の接触位置へと搬送される。
【0042】そして、この搬送タイミングと同期取りさ
れて上述のように搬送される用紙Pが転写ローラ28と
感光体ドラム25との圧接部を通過することにより、前
記感光体ドラム25上のトナー像は用紙P上に転写さ
れ、この用紙Pは定着ユニット8へと搬送される。
【0043】定着ユニット8は、加熱ローラ34と、該
加熱ローラ34に押圧された押圧ローラ35と、該加熱
ローラ34及び押圧ローラ35よりも用紙搬送方向下流
側に設けられた一対の排出ローラ15a,15bを備え
て構成されており、上述のように転写を受けた用紙P
は、加熱ローラ34と押圧ローラ35との圧接部へと搬
送される。
【0044】用紙P上に転写されたトナー像は、加熱ロ
ーラ34と押圧ローラ35の圧接部を通過する際に、加
熱ローラ34及び押圧ローラ35により加熱及び加圧さ
れて用紙P上に定着され、用紙Pは排出ローラ15a,
15bにより排紙トレイ11上に排出される。
【0045】以上のように、本実施形態におけるレーザ
プリンタ1は、電子写真方式による画像形成を行う装置
であり、良好な画質の画像形成を行うためには、微粒子
粉体である現像剤としてのトナーが不可欠である。
【0046】このトナーは、通常は粒径が7〜10μm
のものが用いられており、本実施形態では、このような
粒径の一成分非磁性トナーを用いて、いわゆるインプレ
ッション現像方式による反転現像を行うようにしてい
る。このトナーは、加熱により溶融し、冷却により凝固
する性質を有しているため、上述のような構成の加熱ロ
ーラ34及び押圧ローラ35による定着が行われると、
用紙P上に強固に固着し、用紙Pから他の部材等に転移
することはない。
【0047】しかしながら、定着前の段階においては、
静電気力により用紙Pあるいは感光体ドラム25もしく
は現像ローラ27に担持されているため、飛散し易い状
態にあり、更には、いずれのローラ等にも担持されずに
現像室39に収容されている状態においては、現像装置
の隙間から容易に漏出して飛散し、周囲の装置等を汚染
する恐れがある。
【0048】そこで、本実施形態の現像装置において
は、図4に示すように、トナー供給ローラ31及び下オ
ーガ36並びに上オーガ37の両端部側に、これらの各
々の両端部に接触されると共に、現像室39内の両側に
おけるトナーのシールを行うスポンジ材からなるサイド
シール部材50が設けられている。
【0049】サイドシール部材50は、図5に示すよう
に、ブレード33及びブレード支持部材33A並びに現
像ローラ27にも接触可能な形状を有し、現像室39に
おける両側部からのトナー漏れを防止するように配設さ
れている。
【0050】また、サイドシール部材50には、図6に
示すように軸孔50A,50B,50Cが設けられてお
り、当該軸孔50A,50B,50Cには、夫々、トナー
供給ローラ31のローラ軸31A、下オーガ36の回転
軸36A、及び上オーガ37の回転軸37Aが挿嵌され
る。
【0051】このような構成により、トナー供給ローラ
31及び下オーガ36並びに上オーガ37の両端面は、
図4に示すようにサイドシール部材50の壁面に接触
し、係る接触状態によって隙間部分を無くし、トナーの
漏出を防止している。
【0052】また、前記各軸孔50A,50B,50C
は、各軸31A,36A,37Aの軸径よりも小さい径
を有しており、サイドシール部材50が各軸31A,3
6A,37Aに弾性接触することにより、トナー供給ロ
ーラ31、下オーガ36、及び上オーガ37の回転を妨
げることなく、各軸孔50A,50B,50Cからのトナ
ーの漏出を防止している。
【0053】しかしながら、上述したように微細な粒子
粉であるトナーは、容易に各軸孔50A,50B,50C
と各軸31A,36A,37Aとの隙間から漏出する。
また、サイドシール部材50はスポンジ材で形成されて
いるため、各軸孔50A,50B,50Cと各軸31A,
36A,37Aと間の摺動抵抗が高くなってしまう。
【0054】そこで、本実施形態においては、図6に斜
線部で示される各軸孔50A,50B,50Cの各軸31
A,36A,37Aとの接触部51に、シール性が高
く、摺動抵抗が極めて低い低拡散性のグリスを塗布する
ように構成した。
【0055】この低拡散性のグリスとは、塗布後におい
ても、染み出しが極めて少ないグリスであり、しかも、
図7に示すように、高温において稠度が極端に上昇する
ことなく、低温から高温に至るまで、安定した稠度を示
すものである。
【0056】このようなグリスを用いることにより、グ
リスが各ローラ軸あるいは回転軸を伝わって染み出した
り、サイドシール部材50から染み出したりすることが
なく、現像室39内のトナーに付着してトナー塊を発生
させることがない。
【0057】また、染み出しがなく、前記接触部に確実
に保持されるため、各軸孔50A,50B,50Cと各軸
31A,36A,37Aと間の摺動抵抗を長期に亘って
低く保つことができ、トナー供給ローラ31、下オーガ
36、及び上オーガ37の回転トルクの上昇を防止する
ことができるので、これらの回転が長期に亘って良好に
保もたれ、現像ローラ27に対するトナー供給が良好に
行われることになる。
【0058】また、前記グリス51により、各軸孔50
A,50B,50Cからのトナーの漏出を確実に防ぐこと
ができるので、トナーの飛散を防ぎ、特にプロセスカー
トリッジ7の下方に配設されたスキャナユニット6のト
ナー汚染を防ぎ、良好な画像形成動作を保証することが
できる。
【0059】また、サイドシール部材50をスポンジ材
で形成したことにより、前記グリス51は確実に前記軸
孔50A,50B,50Cの塗布部に保持され、更に各軸
31A,36A,37Aは、スポンジ材の弾性力によっ
て適度に押圧されるので、前記摺動抵抗の低減とシール
性の向上が長期に亘って発揮されることになる。
【0060】尚、本実施形態においては、上述のような
現像室に設けられた回動部材とシール部材との摺動部に
前記低拡散性のグリスを用いた例について説明したが、
本発明はこれに限られるものではなく、他の回動部材、
例えばトナーカートリッジ内の撹拌部材の軸部とシール
部材の摺動部に低拡散性のグリスを塗布する等、適宜応
用が可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
現像装置によれば、現像容器内に配設された回動部材の
両端軸部とシール部材と接触する箇所に、低拡散性のグ
リスを塗布したので、回動部材とシール部材との摺動抵
抗を低減することができ、回動部材の回転トルクの上昇
を防ぐことができる。また、前記グリスにより前記接触
箇所を良好にシールすることができ、現像剤の飛散によ
る装置内の汚染を防止することができる。更に、前記グ
リスは低拡散性であるため、塗布箇所からの染み出しが
殆どなく、前記摺動抵抗の低減と良好なシール性を長期
に亘って維持することができ、染み出しによる現像容器
内の現像剤への付着を発生させず、現像剤の劣化を防ぐ
ことができる。
【0062】請求項2に記載の現像装置によれば、前記
シール部材をスポンジ材で形成したので、前記グリスを
確実に保持することができ、また、スポンジの弾性力に
より前記回動部材の両端軸部を適度に押圧して良好なシ
ール性を維持することができる。
【0063】請求項3に記載の現像装置によれば、供給
ローラの両端軸部と前記シール部材の接触箇所に、前記
低拡散性のグリスを塗布したので、供給ローラの良好な
回動を維持することができ、現像剤担持体への良好な現
像剤供給を行うことができる。
【0064】請求項4に記載の現像装置によれば、オー
ガ部材の両端軸部と前記シール部材の接触箇所に、前記
低拡散性のグリスを塗布したので、オーガ部材の良好な
回動を維持することができ、前記供給ローラへの長手方
向への均一な現像剤供給を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるレーザプリンタの
外観を示す斜視図である。
【図2】図1のプリンタの概略構成を示す断面図であ
る。
【図3】図1のプリンタに用いられる現像装置の概略構
成を示す断面図である。
【図4】図3の現像装置の現像室内部を示す正面断面図
である。
【図5】図4の現像室内に設けられたサイドシール部材
の構成を示す斜視図である。
【図6】図5のサイドシール部材に設けられた軸孔とロ
ーラ軸あるいは回転軸の関係を示す斜視図である。
【図7】図5の軸孔に塗布されたグリスの温度と稠度の
関係を示すグラフである。
【図8】従来の現像装置の概略構成を示す断面図であ
る。
【図9】従来の現像装置の要部を示す斜視図である。
【図10】図9の現像装置におけるサイドシール部材と
ローラの関係を示す断面図である。
【図11】図9の現像装置におけるサイドシール部材に
ローラ軸を挿嵌させた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
7 プロセスユニット 24 現像容器 25 感光体ドラム 27 現像ローラ 31 トナー供給ローラ 31A ローラ軸 36 下オーガ 36A 回転軸 37 上オーガ 37A 回転軸 50 サイドシール部材 50A,50B,50C 軸孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容せしめる現像容器と、 前記現像容器内部で回動自在に軸支された回動部材と、 少なくとも前記回動部材の両端軸部に接触されるシール
    部材とを備え、 前記シール部材と前記回動部材の両端軸部とが接触する
    箇所に低拡散性のグリスを塗布した、 ことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記シール部材はスポンジ材から形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 現像剤を担持搬送する現像剤担持体を更
    に備え、前記回動部材は、前記現像剤担持体に現像剤を
    供給せしめる供給ローラであることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記回動部材は、前記供給ローラの長手
    方向に現像剤を供給するためのオーガ部材であることを
    特徴とする請求項3に記載の現像装置。
JP4446597A 1997-02-27 1997-02-27 現像装置 Pending JPH10239999A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7430383B2 (en) 2005-08-26 2008-09-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device having a member for preventing developer leakage
JP2010054546A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置及び画像形成装置

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US8213844B2 (en) 2008-08-26 2012-07-03 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Developing device and image forming apparatus

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