JPH10240601A - 情報記録方法及び装置、情報再生方法及び装置 - Google Patents

情報記録方法及び装置、情報再生方法及び装置

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JPH10240601A
JPH10240601A JP9040905A JP4090597A JPH10240601A JP H10240601 A JPH10240601 A JP H10240601A JP 9040905 A JP9040905 A JP 9040905A JP 4090597 A JP4090597 A JP 4090597A JP H10240601 A JPH10240601 A JP H10240601A
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Naoya Haneda
直也 羽田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の記録媒体片で構成される記録媒体を備
えた情報記録再生装置において、読み出しおよび書き込
み速度を低下させることなく、より効率的かつ柔軟なメ
モリ管理を可能にする。 【解決手段】 情報を書き換え可能な複数の記録媒体片
で構成された記録媒体103と、記録媒体103の記憶
領域を複数の記録媒体片に規則的且つ環状に縦断するブ
ロック単位の一元的な連続(ブロック列)として管理す
るファイル管理回路104と、ファイル管理回路104
に基づいて記録媒体103を制御する記録媒体制御回路
102とを有し、録媒体制御回路102は、ファイルを
任意長のブロック列(ファイルブロック列)で構成し且
つ任意の先頭アドレスで記録媒体103に書き込むとと
もに、ファイル管理情報をファイル管理回路104に記
録することを可能にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の記録媒体片
で構成される記録媒体に対して、簡易なファイル管理手
段で高速な並列制御と効率的なメモリ使用を実現する場
合に用いて好適な情報記録方法及び装置、情報再生方法
及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特開平6−131371号
公報、特開平6−215010号公報、ならびに、特開
平6−301601号公報で、情報提供装置(情報転送
装置)から半導体メモリ等を内蔵した記録装置もしくは
記録再生装置に音声、画像、文字、プログラム等の情報
を転送することで、各種の情報を提供できるようにした
装置を提案している。
【0003】図10は上述の公報で提案した従来の情報
記録再生装置の外観図である。この情報記録再生装置2
00Aは、図示しない情報提供装置との結合端子201
を備えており、結合端子201を介して情報提供装置か
ら情報記録再生装置200A内に設けられた図示しない
記録媒体に情報をコピーすることができる。記録媒体の
種類に関して特に限定はないが、高速にコピーが可能で
あり、且つランダム・アクセスが容易で携帯性にも優れ
た半導体メモリを使用すると便利である。
【0004】この情報記録再生装置200Aには、文
字、画像等を表示する表示器202と、押しボタンスイ
ッチ等からなる機能選択手段203とが設けられてい
る。この情報記録再生装置200Aは、記録媒体内に記
録された情報の内容を表示器202に表示するので、使
用者は機能選択手段203を用いて所望の情報を選択し
て再生することができる。
【0005】情報提供装置から提供される情報の内容
は、テキスト情報、音声情報、映像情報及びコンピュー
タ・プログラム等を含み、特に限定されるものではな
い。なお、プログラムの再生とは、そのプログラムを実
行することを意味するが、この場合、実行時に使用者が
必要に応じて情報を入力してもよい。また、再生信号
が、テキスト情報や映像信号である場合には、例えば液
晶表示装置等で構成された表示器202上に表示するこ
とができる。さらに、音声情報の場合には、イアホン2
04に出力することができる。なお、図示していない
が、イアホン204の代わりにまたはイアホン204に
加えてスピーカを装備してもよいし、再生信号の出力端
子を設けて外部のディスプレイ装置やスピーカ等へ接続
できるようにしてもよい。
【0006】図11は、上述の公報で提案した従来の他
の情報記録再生装置の外観図である。図11に示す情報
記録再生装置200Bは、図10に示した情報記録再生
装置200Aを、情報記録装置210と情報再生装置2
20に分離したものである。この情報記録再生装置20
0Bは、情報記録装置210を、情報再生装置220の
挿入排出口221に挿入することで、情報記録装置21
0からの情報を情報再生装置220に伝達し再生するこ
とができる。
【0007】再生のためには情報記録装置210と情報
再生装置220の間でデータ及び制御信号の送受信が必
要になるので、情報記録装置210側に情報再生装置2
20との結合端子212を設けるとともに、この結合端
子212に対応する図示しない結合端子を情報再生装置
220側に設け、情報記録装置210が情報再生装置2
20に装着された状態で、両結合端子が結合するよう構
成されている。
【0008】情報記録装置210は、情報提供装置との
結合端子211と、情報再生装置との結合端子212と
の2つの結合端子を備えているが、1つの端子を切り替
えて使用する構成でもよい。
【0009】情報記録装置210は、記録媒体のみで構
成することも可能である。記録媒体のみで構成すること
によって、より小型且つ軽量な携帯型情報記録装置とな
る。この場合、記録媒体からの読み出し、または記録媒
体への書き込み等の制御は、情報再生装置220または
情報提供装置側で行なうことになる。
【0010】図12は上述の公報で提案した従来の情報
提供装置の外観図である。この情報提供装置230は、
提供できる情報の内容や価格等を表示する表示器231
と、利用者が所望する情報を選択するための出力選択手
段232を備えている。利用者は、図11に示した情報
記録装置210を、情報提供装置230の挿入排出口2
33へ挿入することによって、情報のコピーができる。
また、情報提供装置230に設けられている図示しない
結合端子を、図10に示した情報記録再生装置200A
の結合端子201に接続することで、情報のコピーがで
きる。
【0011】情報提供装置230は、提供する情報を格
納した記録媒体と、この記録媒体から利用者が所望する
情報を読み出すとともに、読み出した情報を情報記録装
置210、情報記録再生装置200Aへ書き込むための
情報コピー制御部(図示しない)を備えている。なお、
情報提供装置230と図示しない情報提供センター等と
の間を、有線または無線による通信手段を介して接続
し、この通信手段を介して利用者が所望する情報を提供
する構成としてもよい。このような構成にすることで、
情報提供装置230内に記録媒体を設けないで済む。ま
た、情報提供装置230内に記録媒体を設ける場合で
も、記録媒体に格納する情報を通信手段を介して更新す
ることで、通信コストを抑えながら最新の情報を提供す
ることが可能となる。
【0012】図13は上述の公報で提案した従来の他の
情報転送装置の外観図である。この情報提供装置240
は、情報記録装置210のための挿入口241と排出口
242とを距離を隔てて配置している。この情報提供装
置240は、挿入口241から挿入された情報記録装置
210を搬送する図示しない移動手段を備え、挿入され
た情報記録装置210に提供すべき情報をコピーした後
に、排出口242から排出する。情報入手希望者Hは、
図中矢印A方向に歩きながら、情報のコピーを受けるこ
とができる。この情報提供装置240は、多くの人に迅
速に情報を提供することができる。
【0013】更に、本出願人は、特願平8−22896
6号にて、消去単位(以下、ブロックと呼ぶ)が書き込
み単位(以下、ページと呼ぶ)より大きい記録媒体を使
用した場合のファイル管理手段を提案している。これ
は、分割されたファイルも含めてすべてのファイルをブ
ロックの先頭アドレスから記録し、記録媒体が複数の記
録媒体片より構成される場合は、すべてのファイルを論
理的に先頭の記録媒体片から規則的且つ縦断的に記録す
る方式である。
【0014】図14はその具体例として、記録媒体が複
数の記録媒体片で構成されている場合のファイル記録状
態およびファイル管理手段300を示している。ここで
は、記録媒体303は4個の記録媒体片303a、30
3b、303cおよび303dで構成されており、記録
媒体片として1ブロックあたり4ページで構成されるも
のを例に説明する。ブロックとはデータの消去単位であ
り、ページとはデータの書き込み単位を意味している。
【0015】ここで、記録媒体303の物理アドレスの
表示方法として、図中C(Chip)、B(Block)、P(Page)
の3つの単位を使用する。Cはメモリチップの番号c、
Bは消去の最小単位であるブロックの番号b、Pは書き
込みの最小単位であるページの番号pにそれぞれ対応
し、CBP[c:b:p]として表現する。ここでは1ペー
ジあたりの容量として、例えば、いわゆるFAT(File
Allocation Table)ファイルシステム等との対応を容易
にするために1セクタの容量と同じ512バイトとして
説明する。また、記録されるデータの識別方法として、
F(File)、S(Sector)の2つの単位を使用する。Fはフ
ァイルの番号f、Sはファイルを構成するセクタの番号
sにそれぞれ対応し、FS[f:s]として表現する。
【0016】この例では、各記録媒体片C[0]、C
[1]、C[2]およびC[3]は、それぞれブロックB[0]
からB[3]の4ブロックで構成され、各ブロックはそれ
ぞれページP[0]からP[3]の4ページで構成されてい
る様子を示している。
【0017】ファイル管理手段300は、記録媒体30
3に記録されている各ファイルの名前(File)あるいは番
号、サイズ(Size)、先頭アドレス(Loc)などを記憶領域
M[0]からM[m−1]に記録して管理するとともに、各
ファイルの論理順序を管理するものである。ここで、m
はファイル管理手段300で管理できる最大ファイル数
である。なお、図中のファイル管理手段300内に記述
されている値−1は、無効なファイル管理データである
ことを示すものである。
【0018】従って、図14の例では、各ファイルのセ
クタ・データは、記録媒体片303aを先頭として30
3b、303c、303dの順序で、4個の記録媒体片
に規則的にまたがって記録されており、ファイル管理手
段300は次のことを示している。記録媒体303内に
は3個のファイルが記録されており、それらの論理的な
順序はF[1]、F[2]、F[0]である。ファイルF[1]
はブロックB[1]の先頭アドレスCBP[0:1:0]から
23セクタ分、ファイルF[2]はブロックB[3]の先頭
アドレスCBP[0:3:0]から13セクタ分、ファイル
F[0]はブロックB[0]の先頭アドレスCBP[0:0:
0]から12セクタ分の容量にわたって記録されてい
る。
【0019】ここで、図14においてファイルF[1]を
書き換える場合を説明する。先ず、消去操作のために当
該ファイルF[1]を構成するブロックのアドレスを認識
する必要がある。記録媒体303は4個の記録媒体片で
構成されていることと、各記録媒体片はブロック毎に4
ページ構成であることは既知である。当該ファイルF
[1]がブロックB[1]の先頭アドレスCBP[0:1:0]
から23セクタ分の容量を有していることがファイル管
理手段300から認識できる。つまり、当該ファイルF
[1]は、4個の記録媒体片にわたって8ブロックで構成
されていることがわかるため、ブロックCB[0:1]、
CB[1:1]、CB[2:1]、CB[3:1]、CB[0:
2]、CB[1:2]、CB[2:2]およびCB[3:2]に対
してブロック消去操作を実行することになる。ファイル
F[1]の消去操作が終了すると、新たなファイルの書き
込みを開始する。この例では、図示するFS[1:0]、F
S[1:1]、FS[1:2]、FS[1:3]、FS[1:
4]、、、という順序でFS[1:22]までのセクタ・デ
ータを記録媒体片303a、303b、303cおよび
303dにまたがって記録される。
【0020】また、読み出し操作では、セクタ・データ
の読み出し順序は書き込み操作時と全く同じように実行
される。例えば、ファイルF[1]を読み出す場合、当該
ファイルF[1]がブロックB[1]の先頭アドレスCBP
[0:1:0]より23セクタ分の容量を有していることを
ファイル管理手段300から認識できるため、図示する
FS[1:0]、FS[1:1]、FS[1:2]、FS[1:
3]、FS[1:4]、、、という順序でFS[1:22]ま
でのセクタ・データを4個の記録媒体片から縦断的に読
み出すことになる。
【0021】同一ブロック内に複数のファイルが混在す
る場合、書き換え操作において必要なファイルのみを別
領域に退避させる必要があるが、図14に示すファイル
の記録方式および管理方式を用いることにより、同一ブ
ロック内には一種類のファイルしか存在しないため、複
雑な操作を行うことなく書き換え操作を実行することが
可能である。また、記録媒体が複数の記録媒体片で構成
される場合も、論理的に先頭の記録媒体片のみに対して
ファイルの管理を行うだけですべてのファイルを管理で
きるという特長がある。
【0022】情報記録再生装置に携帯性を要求されるよ
うな場合に使用される記録媒体としては、電池による情
報のバックアップが不要な不揮発性メモリを使用するこ
とにより、記録された情報が消えてしまうということが
ないので都合が良い。このような不揮発性メモリとして
は、例えば、岩田らによる「32MビットNAND型フ
ラッシュメモリ」(電子材料誌 1995年6月 pp.32-37)
に記述されているいわゆるEEPROM(Electically
Erasable and Programmable ROM)を使用することがで
きる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】図14の例に示すファ
イルの記録状態およびファイル管理手段300は、上述
したように、ブロック内に一種類のファイルのみを記録
するという条件と、複数の記録媒体片に対する制御順序
は規則的であるという条件に従うことにより、記録媒体
片の並列制御と簡易なファイル管理を実現したものであ
る。
【0024】ところで、図14のファイルF[1]は8個
のブロックを使用して記録されているが、ファイルその
ものの容量としては23セクタ分の容量、つまり6個の
ブロック分の容量に納まるものである。同様にファイル
F[0]も3個のブロック内に納まる12セクタという容
量でありながら4個のブロックにわたって記録されてい
る。このような記録方式では、記録媒体303内に空き
ページはあっても空きブロックが少なくなるという傾向
があり、従って新たなファイルを記録するための空き領
域(空きブロック)を確保することが困難になる場合が
ある。
【0025】これは同時に、ファイルを書き換える際に
ブロック消去の対象となるブロック数も多くなることを
意味するため、ブロック内に詰めて記録した場合よりも
消去操作に要する時間が長くなり、高速な書き換え操作
が必須であるシステムでは不都合となる場合がある。一
方で、ファイルの各セクタデータをブロック内に順々に
詰めるような記録方式を考慮すると、記録媒体片の並列
制御が困難になり書き換えの高速化が図れないという問
題が生じる。
【0026】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みてなされたもので、複数の記録媒体片で構成される
記録媒体を備えた情報記録再生装置において、読み出し
および書き込み速度を低下させることなく、より効率的
かつ柔軟なメモリ管理を可能にした情報記録再生装置を
提供することを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、情報を書き換え可能な複数の記録媒
体片で構成された記録媒体の記憶領域を前記複数の記録
媒体片に規則的且つ環状に縦断するブロック単位の一元
的な連続(ブロック列)として管理し、そのファイル管
理情報に基づいて記録媒体を制御するものであり、この
記録媒体制御の際には、ファイルを任意長のブロック列
(ファイルブロック列)で構成して且つ任意の先頭アド
レスで記録媒体に書き込むとともに、ファイル管理情報
を格納することを可能にしている。
【0028】また、本発明では、ファイルを任意長のブ
ロック列(ファイルブロック列)で構成され且つ任意の
先頭アドレスで記録されたファイルを記録媒体より読み
出すことを可能にしている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を持ちいて説明する。
【0030】図1はこの発明に係る情報記録再生装置の
全体構成を示すブロック構成図である。
【0031】情報記録再生装置1は、当該装置1の使用
者が記録あるいは再生などの所望の機能を選択して入力
する機能選択手段101と、複数の記録媒体片より構成
される記録媒体103と、当該記録媒体103に記録さ
れているファイルを管理するファイル管理回路104
と、上記ファイル管理回路104を併用して上記記録媒
体103に対してファイルの読み出し、書き込みおよび
消去操作などを制御する記録媒体制御回路102と、端
子11を介して当該装置1へのデータの入力あるいは当
該装置1からのデータの出力を制御する転送制御回路1
05と、上記記録媒体103に記録されたファイルを再
生して端子12へ出力する再生制御回路106とから構
成される。
【0032】機能選択手段101において、転送入出力
端子11から転送入力されてくるファイルを記録媒体1
03に書き込むように設定された場合、先ず、記録媒体
制御回路102がファイル管理回路104より記録媒体
103内の空き領域を検索する。そして、転送制御回路
105が後述する下位転送プロトコルを実行して入力デ
ータを取り込み、次に、記録媒体制御回路102が後述
する上位転送プロトコルを実行することにより記録媒体
103に入力データをファイルとして書き込む。その
際、記録媒体制御回路102は、書き込んだファイルに
対応するファイル管理情報をファイル管理回路104に
記録する。
【0033】ここで、上記下位転送プロトコルとして
は、例えば、いわゆるSCSI(Small Computer Syste
m Interface)と呼ばれるANSI X3.131−1
986規格や、いわゆるIEEE 1394規格や、P
CMCIA(Personal Computer Memory Card Internat
ional Association)のPCカード規格などの物理層を
含んだ規格を採用することができる。このような標準化
されているインタフェースを採用することによって、情
報記録再生装置1は、より拡張性のある応用を実現する
ことができる。
【0034】記録媒体制御回路102は、転送制御回路
105の有するデータ転送能力を損なうことなく記録媒
体103を制御できることが望ましい。つまり、情報記
録再生装置1全体としてのデータ転送能力は、転送制御
回路105の転送制御能力または記録媒体制御回路10
2の記録媒体制御能力の低いほうに影響されてしまうた
め、効率の良い転送制御回路および記録媒体制御回路が
必須となる。このような、記録媒体制御回路102にお
ける上記上位転送プロトコルのファイル書き込み方式と
しては、本件出願人が特開平7−200181号に開示
した技術の「情報転送手段及び情報記録手段」に示した
ような方法を用いることによって、記録媒体103への
高速なファイルの書き込みが可能となる。つまり、記録
媒体制御回路102は、記録媒体103を構成する複数
の記録媒体片に対して次のように並列的にデータを書き
込む。
【0035】複数個の記録媒体片で構成される記録媒体
103が、半導体メモリ、例えば上述したNAND型フ
ラッシュメモリで構成されている場合、先ず、データを
書き込むメモリ・チップに対してチップ・セレクト信号
を与え、続いてシリアルデータ入力操作を示すコマンド
を入力する。次に、データを書き込むアドレスを入力
し、転送制御回路105からの1ページ分、つまり51
2バイトのデータを当該メモリ・チップの内部レジスタ
へ転送入力する。最後に、書き込み操作を示すコマンド
を入力することにより、規定時間経過後に512バイト
のデータが内部レジスタからメモリ・セルに書き込ま
れ、1ページ分の書き込み操作が完了する。
【0036】ここで、記録媒体制御回路102は、上記
規定時間を待つことなく別の記録媒体片に対しても同様
のコマンド、アドレスおよびデータの入力を順次に実行
する。そして、1つのファイルを構成するすべてのデー
タの書き込みが完了すると、ファイル管理回路104に
おいてファイル管理情報を更新する。
【0037】以上の手順は、書き込みを行うアドレスの
データは事前に消去されていることを前提として説明し
ているが、消去されていない場合については後述する。
【0038】一方、上記機能選択手段101において、
記録媒体103に記録されているファイルを読み出して
上記転送入出力端子11に転送出力するように設定され
た場合、当該装置1の使用者は、同時にファイル管理回
路104を参照して転送出力するファイルを指定するこ
とにより、先ず記録媒体制御回路102が当該ファイル
に関する管理情報をファイル管理回路104より検索
し、記録アドレスや容量などを認識する。続いて記録媒
体制御回路102が上位転送プロトコルを実行して指定
されたファイルを構成するデータを読み出す。そして、
転送制御回路105が下位転送プロトコルを実行するこ
とにより、当該ファイルを転送入出力端子11より出力
する。
【0039】やはりこの場合も、記録媒体制御回路10
2は、転送制御回路105の有するデータ転送能力を損
なわないように記録媒体103を制御できることが望ま
しく、上位転送プロトコルとしては、上述の書き込み操
作と同様に並列的なデータの読み出しを行う。
【0040】つまり、先ず、データを読み出すメモリ・
チップに対してチップ・セレクト信号を与え、続いて読
み出し操作を示すコマンドを入力する。次に、データを
読み出すアドレスを入力することにより、規定時間経過
後に指定したアドレスのメモリ・セルから1ページ分、
つまり512バイトのデータがメモリ・チップの内部レ
ジスタに読み出される。最後に、当該データを転送制御
回路105に転送することにより1ページ分の読み出し
操作が完了する。
【0041】しかし、記録媒体制御回路102は、上記
規定時間を待つことなく別の記録媒体片に対しても同様
のコマンドおよびアドレスの入力を並列して実行するこ
とにより、より高速なデータの読み出しが可能となる。
【0042】一方、上記機能選択手段101において、
記録媒体103に記録されているデータを読み出して上
記再生出力端子12に再生出力するように設定された場
合、先ず、当該装置1の使用者は、同時にファイル管理
回路104を参照して再生出力するファイルを指定する
ことにより、記録媒体制御回路102が当該ファイルに
関する管理情報をファイル管理回路104より検索し、
記録アドレスや容量などを認識する。次に、上述した転
送出力操作と同様に、記録媒体制御回路102が上位転
送プロトコルを実行し、指定されたファイルを構成する
データを読み出す。次に、再生制御回路106は、記録
媒体制御回路102が読み出したデータに対して再生処
理を実行した後、再生データを再生出力端子12より出
力する。
【0043】ここで、上記再生処理としては、記録媒体
に記録されている情報の種類に依存し、何らかの符号化
処理を施されたものであれば、それに対応する復号化処
理を実行する。例えば、記録媒体103のファイルがい
わゆるMPEG(Moving Picture Experts Group)アル
ゴリズムでエンコードされていれば、再生制御回路10
6では、MPEGアルゴリズムでデコードすることにな
る。
【0044】情報記録再生装置1の記録媒体103とし
ては、ランダム・アクセス可能な半導体メモリ媒体や光
磁気ディスクや磁気ディスク等のディスク媒体を用いる
と、高速な情報転送の効果が得られ、更に、不揮発性メ
モリを用いることにより情報保持のための電源が不要と
なり、当該装置1の一層の小型化が可能になる。例え
ば、フラッシュ・メモリ等の書き換え可能な不揮発性メ
モリを用いることができる。
【0045】図2は、図14に示した従来技術における
課題を解決するための本実施の形態のファイル記録状態
およびファイル管理回路104の例を示している。各フ
ァイルは、複数の記録媒体片に縦断して規則的に記録さ
れる点は図14と同様であるが、必ずしもすべての記録
媒体片に縦断しなくてもよい点が図14の例とは異な
る。4個の記録媒体片103a、103b、103cお
よび103dに記録されているファイルは、図14とは
記録位置が異なるが記録内容(セクタ・データ)は同じ
ものである。なお、記録媒体片103aおよび103b
の図中斜線部分は、記録媒体片の製造時や過剰な書き換
えにより生じたブロック(無効ブロック)あるいはシス
テム領域やスペア領域などの目的のためファイルの書き
込みを禁止したブロック(システムブロック)を示して
いる。
【0046】すなわちこの図2を用いて詳述すると、本
実施の形態の記録媒体103は4個の記録媒体片103
a、103b、103cおよび103dで構成されてお
り、記録媒体片として1ブロックあたり4ページで構成
されている。ブロックとは前述同様にデータの消去単位
であり、ページとはデータの書き込み単位を意味してい
る。
【0047】記録媒体103の物理アドレスの表示方法
としては、図中C(Chip)、B(Block)、P(Page)の3つ
の単位を使用する。Cはメモリチップの番号c、Bは消
去の最小単位であるブロックの番号b、Pは書き込みの
最小単位であるページの番号pにそれぞれ対応し、CB
P[c:b:p]として表現する。1ページあたりの容量と
しては、例えばいわゆるFAT(File Allocation Tabl
e)ファイルシステム等との対応を容易にするために1セ
クタの容量と同じ512バイトとして説明している。ま
た、記録されるデータの識別方法として、F(File)、S
(Sector)の2つの単位を使用する。Fはファイルの番号
f、Sはファイルを構成するセクタの番号sにそれぞれ
対応し、FS[f:s]として表現する。
【0048】この例では、各記録媒体片C[0]、C
[1]、C[2]およびC[3](すなわち103a、103
b、103c、103d)は、ブロックB[0]からB
[3]の4ブロックで構成され、各ブロックはページP
[0]からP[3]の4ページで構成されている様子を示し
ている。
【0049】ファイル管理回路104には、記録媒体1
03に記録されている各ファイルの名前(File)あるいは
番号、サイズ(Size)、先頭アドレス(Loc)などをM[0]
からM[m−1]に記録して管理するとともに、各ファイ
ルの論理順序を管理するものである。ここで、mはファ
イル管理回路104で管理できる最大ファイル数であ
る。なお、図中のファイル管理回路104内に記述され
ている値−1は、無効なファイル管理データであること
を示すものである。
【0050】このファイル管理回路104内のファイル
管理情報は次のことを示している。記録媒体103内に
は3個のファイルが記録されており、それらの論理的な
順序はF[1]、F[2]、F[0]であり、これらファイル
F[1]、F[2]、F[0]はそれぞれ23セクタ、13セ
クタ、12セクタ分の容量を有している。ファイルF
[1]は、記録媒体片C[2](103c)のブロックCB
[2:1]を先頭アドレスCBP[2:1:0]としてそこか
ら23セクタ分の容量にわたって記録され、ファイルF
[2]は記録媒体片C[0](103a)のブロックCB
[0:3]を先頭アドレスCBP[0:3:0]としてそこか
ら13セクタ分にわたって記録され、ファイルF[0]は
記録媒体片C[1](103b)のブロック[1:0]を先
頭アドレスCBP[1:0:0]としてそこから12セクタ
分の容量にわたって記録されている。
【0051】ここで各ファイルを構成するブロック数
は、記録媒体片がブロック毎に4ページ構成で既知ある
ことと、ファイル管理回路104に記された容量値(ペ
ージ数)とから容易に算出できる。例えば、ファイルF
[0]の容量は12ページであることがファイル管理回路
104に記録されているため、当該ファイルF[0]は3
ブロックで構成されていることがわかり、従って、ブロ
ックCB[1:0]、CB[2:0]、CB[3:0]というブ
ロック列で構成されていることがわかる。
【0052】上述した従来技術の例である図14では、
ファイルF[0]は4ブロックに縦断して記録されていた
が、ここではより少ない上記3ブロックに縦断して記録
されている。更に、図14ではブロックCB[0:0]を
システムブロックとして使用した場合、ブロックCB
[1:0]、CB[2:0]、CB[3:0]にはファイルを記
録し管理することができなかったが、本実施の形態で
は、当該ファイル管理回路104を使用することによっ
て、ブロックCB[0:0]のみをシステムブロックとし
て識別することが可能であり、隣接する上記3ブロック
で構成されたファイルF[1]に対しても独立したファイ
ルの管理が可能になっている。
【0053】同様にファイル管理回路104によれば、
ファイルF[1]は、容量が23ページ、先頭ブロックが
CB[2:1]であることから、CB[2:1]、CB[3:
1]、CB[0:2]、CB[1:2]、CB[2:2]、CB
[3:2]のブロック列で6ブロックにわたって記録され
ていることがわかる。
【0054】つまり、ファイルF[1]は、上述した従来
技術の例である図14では8ブロックに縦断して記録さ
れていたが、ここではより少ない上記6ブロックに縦断
して記録されている。更に、図14ではブロックCB
[1:1]が無効ブロックである場合、ブロックCB[0:
1]、CB[2:1]、CB[3:1]に記録したファイルを
管理することができなかったが、図2に示すブロック管
理回路104を導入することによって、これらのブロッ
クに対してもファイルを記録し管理することが可能とな
った。
【0055】本発明の最も重要な特徴は、記録媒体が複
数の記録媒体片で構成される場合、その記憶領域を複数
の記録媒体片に規則的に縦断した一元的なブロック列と
みなすと共に、ファイルを任意長のブロック列かあなる
ファイルブロック列で構成し、且つ任意の先頭アドレス
で書き込み可能にすることにより、書き込み等の並列制
御や空き領域の検索を効率的に実行できると同時に、簡
易なファイル管理回路により記録領域を効率的に使用で
きることである。
【0056】図3及び図4は、上記機能選択手段101
においてファイルの転送入力操作が指定された場合の、
記録媒体制御回路102の動作を示すフローチャートで
ある。
【0057】以下、図3及び図4のフローチャートの説
明では、制御の対象となるファイルを構成するブロック
列において、制御中のブロックを現ブロック、現ブロッ
クに隣接し次に制御するブロックを次ブロック、現ブロ
ックを含む記録媒体片を現チップ、次ブロックを含む記
録媒体片を次チップと呼ぶことにする。また、ブロック
列の先頭のブロックを先頭ブロック、先頭ブロックを含
む記録媒体片を先頭チップ、ブロック列の最後尾のブロ
ックを最終ブロック、次ブロックが先頭チップに含まれ
る場合の現ブロックを含む記録媒体片を最終ブロックと
呼ぶことにする。
【0058】記録媒体制御回路102は、先ず、ステッ
プS101において、転送制御回路105から伝送され
るデータを記録媒体103に対して書き込む操作を行う
ことを認識する。次のステップS102において、情報
記録再生装置1は使用者によって、書き込むファイルに
関する情報、例えば、ファイル名や容量等が指定され
る。
【0059】次に、ステップS103でファイル管理回
路104を用いて記録媒体103の空き領域を検索し、
続くステップS104において空き領域がある(Ye
s)と判断すると、次のステップより記録媒体103へ
のファイル書き込み処理を開始する。一方、当該ステッ
プS104において、空き領域がない(No)と判断す
ると、後述するブロック消去操作を実行して空き領域を
確保する。ファイル管理回路104を参照することによ
り、記録媒体103に記録されているファイルの総容量
を算出できるため、空き領域の有無を判定することは容
易である。ここで、空き領域を確保するために消去する
ファイルは、時間的あるいは論理的に最も古いファイル
とすることができるが、当該装置1の使用者が機能選択
手段101により選択することも可能である。
【0060】次に、ステップS105において、書き込
み制御を行う先頭チップにチップ・セレクト信号を入力
する。次のステップS106では、現チップのステータ
ス情報としてレディ/ビジィ状態を検査し、レディ状態
(Ready)となるまで当該ステップで待機する。フ
ァイルの書き込み操作を開始してから初めて選択される
記録媒体片は、レディ状態(Ready)となっている
が通常であるが、上記ステップS104において、消去
操作に分岐した場合(No)は、消去中のためにレディ
状態となっていない場合(Busy)がある。
【0061】上記ステップS106において、記録媒体
片がレディ状態(Ready)であると判断すると、続
くステップS107およびS108において、詳細を上
述した書き込み手順でセクタ・データの書き込みを実行
する。当該ステップS108で書き込まれるセクタ・デ
ータは、必ず現ブロックの先頭アドレスから順々に書き
込まれる。もちろん、上述したように、メモリ・チップ
の内部レジスタからメモリ・セルへの書き込み時間中
は、これが終了するのを待つことなく次のステップに進
むことが可能である。
【0062】次のステップS109において、ファイル
を構成するすべてのブロックに対する書き込みを完了し
たか否かを判定し、完了していれば(Yes)、ステッ
プS112で、書き込んだファイルの管理情報をファイ
ル管理回路104に更新記録して、ファイルの転送入力
操作を終了する。
【0063】一方、ファイルの書き込みを完了していな
い(No)と判断すると、次のステップS110におい
て、現ブロックが最終ブロックであるか否かを判定す
る。ステップS110で最終ブロックである(Yes)
と判断すると、上記ステップS105に戻って再び先頭
チップを選択し、先頭ブロックにおける次のページから
上述した処理を繰り返す。一方、最終ブロックではない
(No)と判断すると、次チップを次のステップS11
1で選択し、上記ステップ106より上述した処理を繰
り返す。
【0064】図5及び図6は、上記機能選択手段101
においてファイルの消去操作が指定された場合の、情報
記録再生装置1の動作を示すフローチャートである。
【0065】記録媒体制御回路102は、先ず、ステッ
プS201において、次のステップS202で指定され
るファイルに対する消去操作を実行することを認識す
る。次のステップS202において、情報記録再生装置
1の使用者は、消去するファイルに関する情報、例え
ば、ファイル名などを指定する。そして、次のステップ
S203において、ファイル管理回路104を用いて指
定されたファイルを検索する。
【0066】次に、ステップS204において、消去制
御を行う先頭チップにチップ・セレクト信号を入力す
る。また、上記図3の書き込み操作のステップS104
において、空き領域がない(No)と判断した場合、当
該ステップS204に分岐する。次のステップS205
では、現チップのステータス情報としてレディ/ビジィ
状態を検査し、レディ状態(Ready)となるまで当
該ステップで待機する。但し、ファイルの消去操作を開
始してから初めて選択される記録媒体片は、通常レディ
状態(Ready)となっている。
【0067】上記ステップS205において、記録媒体
片がレディ状態(Ready)であると判断すると、続
くステップS206およびS207において、ブロック
の消去を実行する。もちろん、当該ブロックの消去時間
中は、これが終了するのを待つことなく次のステップに
進むことが可能である。
【0068】次のステップS208において、ファイル
を構成するすべてのブロックに対する消去を完了したか
否かを判定し、完了していれば(Yes)、ステップS
211で、消去操作を行ったファイルの管理情報をファ
イル管理回路104より削除して、ファイルの消去操作
を終了する。ただし、図3及び図4に述べた書き込み操
作中に、上記ステップS204へ分岐している場合に
は、ステップS210を処理することなく、再び図4に
示した書き込み操作におけるステップS105に戻るこ
とになる。一方、ファイルの書き込みを完了していない
(No)と判断すると、次のステップS209におい
て、次チップ選択して上記ステップ205より上述した
処理を繰り返す。
【0069】図7〜図9は、上記機能選択手段101に
おいてファイルの読み出し操作が指定された場合の、情
報記録再生装置1の動作を示すフローチャートである。
ファイルの読み出し処理は、転送出力の場合と再生出力
の場合とで処理が異なる。
【0070】記録媒体制御回路102は、先ず、ステッ
プS301において、次のステップS302で指定され
るファイルに対する読み出し処理を実行することを認識
する。次のステップS302において、情報記録再生装
置1の使用者は、転送出力または再生出力のために読み
出すファイルに関する情報、例えば、ファイル名などを
指定する。そして、次のステップS303において、指
定されたファイルの管理情報、例えば、記録媒体301
におけるアドレスや容量等をファイル管理手段104か
ら検索し、当該管理情報に基づいて続くステップS30
4以降でファイルの読み出し処理を実行する。
【0071】次のステップS304では、上記機能選択
手段101において転送出力が指定されている場合は、
後述するステップS401に分岐し、一方、上記機能選
択手段101において再生出力が指定されている場合
は、後述するステップ501に分岐する。
【0072】転送出力のための読み出し操作の場合は、
上記ステップS304からステップS401に処理が移
行し、読み出し制御を行う先頭チップにチップ・セレク
ト信号を入力する。続くステップS402で、ページ読
み出しを示すコマンドおよび読み出しを行うアドレスを
現チップに順次入力する。
【0073】次のステップS403では、現ブロックが
ブロック列の最終ブロックであるか、現チップを最終チ
ップであるか否かを判定し、いずれでもない(No)場
合は、次のステップS404より次チップに対するコマ
ンドおよびアドレスの入力を繰り返す。一方、ステップ
S403において、最終ブロックあるいは最終チップで
ある(Yes)と判断すると、ステップS405よりセ
クタ・データの読み出しを開始する。
【0074】つまり、ステップS402からS404ま
での処理を繰り返すことにより、選択したすべての記録
媒体片において、その内部レジスタには規定時間後にメ
モリ・セルより読み出されたセクタ・データが保持され
る。従って、続くステップS405以降では、これらの
セクタ・データを内部レジスタから連続して読み出すこ
とができる。この方法により、各記録媒体片におけるメ
モリ・セルから内部レジスタへのセクタ・データの読み
出し時間を有効活用することができ、オーバーヘッドの
小さい読み出し操作が可能となる。
【0075】次に、ステップS405において、上記ス
テップS401で最初に選択した先頭チップを再び選択
する。次のステップS406で、既に選択している記録
媒体片のステータス情報としてレディ/ビジィ状態を検
査する。ステップS407では、記録媒体片がビジィ状
態(Busy)中は当該ステップで待機し、一方、記録
媒体片がレディ状態(Ready)であると判断する
と、次のステップS407で、記録媒体片の内部レジス
タに保持されているセクタ・データを読み出し、上記転
送制御回路105に伝送する。
【0076】次のステップS408では、ファイルを構
成するすべてのセクタ・データの読み出し処理を完了し
たか否かを判定し、完了していれば(Yes)、以上の
転送出力操作を終了する。一方、完了していない(N
o)と判断すると、次のステップS409で、現チップ
が最終チップであるか、現ブロックが最終ブロックであ
るか否かを判定し、いずれでもない(No)ならば、次
のステップS410で次チップを選択し、上述したセク
タ・データの読み出しを上記ステップS406より繰り
返す。ステップS409で、当該ブロックが最終チップ
あるいは最終チップに相当する(Yes)と判断した場
合、上記ステップS401より同様の処理を繰り返す。
【0077】一方、再生出力のための読み出し操作の場
合は、上記ステップS304からステップS501に処
理が移行し、読み出しを行う先頭チップにチップ・セレ
クト信号を入力し、続くステップS502で、ページ読
み出しを示すコマンドおよび読み出しを行うアドレスを
現チップに順次入力する。
【0078】次のステップS502において、現チップ
のステータス情報としてレディ/ビジィ状態を検査し、
記録媒体片がビジィ状態(Busy)中は当該ステップ
で待機し、一方、記録媒体片がレディ状態(Read
y)であると判断されると、次のステップS504で、
記録媒体片の内部レジスタに保持されているセクタ・デ
ータを読み出し、再生制御回路106に伝送する。
【0079】次のステップS505では、ファイルを構
成するすべてのセクタ・データの読み出し処理を完了し
たか否かを判定し、完了していれば(Yes)、以上の
再生出力操作を終了する。一方、完了していない(N
o)と判断すると、次のステップS506で、現チップ
が最終チップであるか、現ブロックが最終ブロックであ
るか否かを判定し、いずれでもない(No)ならば、次
のステップS507で次チップを選択し、上述したセク
タ・データの読み出しを上記ステップS502より繰り
返す。ステップS506で、現ブロックが最終チップあ
るいは最終チップに相当する(Yes)と判断した場
合、上記ステップS501より同様の処理を繰り返す。
【0080】再生出力における処理は、コマンドおよび
アドレスの入力とデータの出力を別々に実行するステッ
プS401からS410の転送出力の処理と比較した場
合、ステップS501からS506の処理を記録媒体片
ごとに実行するために合計の読み出し時間は長くなる。
しかし、複数の記録媒体片を同時に動作させないため、
音声などを実時間再生するような場合は、消費電力を低
く抑えることができるため都合が良い。
【0081】なお、本実施の形態にて扱うファイルとし
ては、音声情報や音楽情報、文字情報や画像情報等の各
種の情報にて構成されるものを用いることができる。
【0082】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、例えばフラッシュメモリなど、複数の記録
媒体片で構成された情報記録方法及び装置、情報再生方
法及び装置において、メモリ領域を複数の記録媒体片に
規則的に縦断した一元的なブロック列とみなすと共に、
ファイルを任意長のブロック列かあなるファイルブロッ
ク列で構成し、且つ任意の先頭アドレスで書き込み可能
にすることにより、簡易なファイル管理手段を用いて高
速な並列制御と効率的なメモリ使用を両立することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報記録再生装置の概略構成を示
すブロック回路図である。
【図2】本発明に係る情報記録再生装置におけるファイ
ルの記録方法および管理方法を説明するための図(メモ
リマップ)である。
【図3】本発明に係る情報記録再生装置におけるファイ
ルの書き込み動作の前半部を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明に係る情報記録再生装置におけるファイ
ルの書き込み動作の後半部を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明に係る情報記録再生装置におけるファイ
ルの消去動作の前半部を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る情報記録再生装置におけるファイ
ルの消去動作の後半部を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る情報記録再生装置におけるファイ
ルの読み出し動作の前段を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る情報記録再生装置におけるファイ
ルの読み出し動作の中段を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る情報記録再生装置におけるファイ
ルの読み出し動作の後段を示すフローチャートである。
【図10】従来の情報記録再生装置の外観図である。
【図11】従来の他の情報記録再生装置の外観図であ
る。
【図12】従来の情報提供装置の外観図である。
【図13】従来の他の情報提供装置の外観図である。
【図14】従来の情報記録再生装置におけるファイルの
記録例を説明するための図(メモリマップ)である。
【符号の説明】
1,200 情報記録再生装置、 11 転送入出力端
子、 12 再生出力端子、 101 機能選択手段、
102 記録媒体制御回路、 103 記録媒体、
104 ファイル管理回路、 105 転送制御回路、
106 再生制御回路

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を書き換え可能な複数の記録媒体片
    で構成された記録媒体の記憶領域を、上記複数の記録媒
    体片に規則的且つ環状に縦断するブロック単位の一元的
    な連続からなるブロック列として管理するファイル管理
    工程と、 当該ファイル管理工程でのファイル管理情報に基づいて
    上記記録媒体を制御する記録媒体制御工程とからなり、 上記記録媒体制御工程では、ファイルを任意長のブロッ
    ク列からなるファイルブロック列で構成して且つ任意の
    先頭アドレスで上記記録媒体に書き込むとともに、当該
    ファイルの書き込みに対応したファイル管理情報を生成
    して上記ファイル管理工程に格納させることを特徴とす
    る情報記録方法。
  2. 【請求項2】 前記ファイル管理工程では、前記ファイ
    ル管理情報の一つとして、前記記録媒体における前記フ
    ァイルブロック列の先頭アドレスを格納することを特徴
    とする請求項1記載の情報記録方法。
  3. 【請求項3】 前記ブロック単位は複数の書き込み単位
    で構成され、 前記記録媒体制御工程では、前記ファイルを前記ファイ
    ルブロック列に規則的且つ環状に縦断する上記書き込み
    単位の一元的な連続として前記記録媒体に書き込むこと
    を特徴とする請求項1記載の情報記録方法。
  4. 【請求項4】 前記ブロック単位は、上記記録媒体片に
    おける消去単位であることを特徴とする請求項1記載の
    情報記録方法。
  5. 【請求項5】 情報を書き換え可能な複数の記録媒体片
    で構成された記録媒体と、 当該記録媒体の記憶領域を、上記複数の記録媒体片に規
    則的且つ環状に縦断するブロック単位の一元的な連続か
    らなるブロック列として管理するファイル管理手段と、 当該ファイル管理手段のファイル管理情報に基づいて上
    記記録媒体を制御する記録媒体制御手段とを有し、 上記記録媒体制御手段は、ファイルを任意長のブロック
    列からなるファイルブロック列で構成して且つ任意の先
    頭アドレスで上記記録媒体に書き込むとともに、当該フ
    ァイルの書き込みに対応したファイル管理情報を上記フ
    ァイル管理手段に記録することを特徴とする情報記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ファイル管理手段には、前記ファイ
    ル管理情報の一つとして、前記記録媒体における前記フ
    ァイルブロック列の先頭アドレスを記録することを特徴
    とする請求項5記載の情報記録装置。
  7. 【請求項7】 前記ブロック単位は複数の書き込み単位
    で構成され、 前記記録媒体制御手段は、前記ファイルを前記ファイル
    ブロック列に規則的且つ環状に縦断する上記書き込み単
    位の一元的な連続として、前記記録媒体に書き込むこと
    を特徴とする請求項5記載の情報記録装置。
  8. 【請求項8】 前記ブロック単位は、上記記録媒体片に
    おける消去単位であることを特徴とする請求項5記載の
    情報記録装置。
  9. 【請求項9】 情報を記録した複数の記録媒体片で構成
    された記録媒体の記憶領域を、上記複数の記録媒体片に
    規則的且つ環状に縦断するブロック単位の一元的な連続
    からなるブロック列として管理するファイル管理工程
    と、 当該ファイル管理工程でのファイル管理情報に基づいて
    上記記録媒体を制御する記録媒体制御工程とからなり、 上記記録媒体制御工程では、任意長のブロック列からな
    るファイルブロック列で構成され且つ任意の先頭アドレ
    スで上記記録媒体に記録されたファイルを、上記ファイ
    ル管理工程でのファイル管理情報に基づいて読み出すこ
    とを特徴とする情報再生方法。
  10. 【請求項10】 前記ファイル管理工程では、前記ファ
    イル管理情報の一つとして、前記記録媒体における前記
    ファイルブロック列の先頭アドレスを格納してなること
    を特徴とする請求項9記載の情報再生方法。
  11. 【請求項11】 前記ブロック単位は複数の読み出し単
    位で構成され、 前記記録媒体制御工程では、前記ファイルを前記ファイ
    ルブロック列に規則的且つ環状に縦断する上記読み出し
    単位の一元的な連続として、前記記録媒体から読み出す
    ことを特徴とする請求項9記載の情報再生方法。
  12. 【請求項12】 前記ブロック単位は、上記記録媒体片
    における消去単位であることを特徴とする請求項9記載
    の情報記録方法。
  13. 【請求項13】 情報を記録した複数の記録媒体片で構
    成された記録媒体と、 当該記録媒体の記憶領域を、上記複数の記録媒体片に規
    則的且つ環状に縦断するブロック単位の一元的な連続か
    らなるブロック列として管理するファイル管理手段と、 当該ファイル管理手段のファイル管理情報に基づいて上
    記記録媒体を制御する記録媒体制御手段とを有し、 上記記録媒体制御手段は、任意長のブロック列からなる
    ファイルブロック列で構成され且つ任意の先頭アドレス
    で上記記録媒体に記録されたファイルを、上記ファイル
    管理手段のファイル管理情報に基づいて読み出すことを
    特徴とする情報再生装置。
  14. 【請求項14】 前記ファイル管理手段には、前記ファ
    イル管理情報の一つとして、前記記録媒体における前記
    ファイルブロック列の先頭アドレスを記録してなること
    を特徴とする請求項13記載の情報再生装置。
  15. 【請求項15】 前記ブロック単位は複数の読み出し単
    位で構成され、 前記記録媒体制御手段は、前記ファイルを前記ファイル
    ブロック列に規則的且つ環状に縦断する上記読み出し単
    位の一元的な連続として、前記記録媒体から読み出すこ
    とを特徴とする請求項13記載の情報再生装置。
  16. 【請求項16】 前記ブロック単位は、上記記録媒体片
    における消去単位であることを特徴とする請求項13記
    載の情報記録装置。
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