JPH10240738A - 訳語推論装置及び訳語推論装置制御プログラムを記憶した媒体 - Google Patents
訳語推論装置及び訳語推論装置制御プログラムを記憶した媒体Info
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- JPH10240738A JPH10240738A JP9041126A JP4112697A JPH10240738A JP H10240738 A JPH10240738 A JP H10240738A JP 9041126 A JP9041126 A JP 9041126A JP 4112697 A JP4112697 A JP 4112697A JP H10240738 A JPH10240738 A JP H10240738A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 主要な単語の適切な訳語を分野情報に基づい
て短時間に翻訳する。 【解決手段】 第1言語の単語からなる被翻訳文を入力
する入力装置と、前記単語毎に品詞、分野情報、第2言
語の訳語、訳語選択条件及び文法情報などを登録した辞
書メモリと、前記辞書メモリの文法情報を参照して被翻
訳文を単語列または単語に分割してその形態素を解析す
る形態素解析CPUと、前記辞書メモリの品詞と形態素
結果を参照して単語列または各単語の品詞を推定する品
詞推定CPU、前記辞書メモリの分野情報及び訳語選択
条件を参照して訳語を推論する訳語推論CPU、被翻訳
文の単語に対し推論された訳語を訳振りする訳振りCP
Uと、入力された被翻訳文と訳振りされた訳語を表示す
る表示装置とを備え、前記訳語推論CPU、隣接する単
語の分野情報を検索する分野情報検索CPUと前記単語
に対し同じ分野情報をもつ訳語を選択する訳語選択CP
Uとをさらに備えた構成である。
て短時間に翻訳する。 【解決手段】 第1言語の単語からなる被翻訳文を入力
する入力装置と、前記単語毎に品詞、分野情報、第2言
語の訳語、訳語選択条件及び文法情報などを登録した辞
書メモリと、前記辞書メモリの文法情報を参照して被翻
訳文を単語列または単語に分割してその形態素を解析す
る形態素解析CPUと、前記辞書メモリの品詞と形態素
結果を参照して単語列または各単語の品詞を推定する品
詞推定CPU、前記辞書メモリの分野情報及び訳語選択
条件を参照して訳語を推論する訳語推論CPU、被翻訳
文の単語に対し推論された訳語を訳振りする訳振りCP
Uと、入力された被翻訳文と訳振りされた訳語を表示す
る表示装置とを備え、前記訳語推論CPU、隣接する単
語の分野情報を検索する分野情報検索CPUと前記単語
に対し同じ分野情報をもつ訳語を選択する訳語選択CP
Uとをさらに備えた構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、訳語推論装置及び
訳語推論装置制御プログラムを記憶した媒体に関し、よ
り詳しくは、入力した被翻訳文の第1言語の単語列また
は単語に対し、訳語の検索時、その訳語に隣接する単語
に関する単語情報に基づき適切な訳語を推論して翻訳を
支援する訳語推論装置及び訳語推論装置制御プログラム
を記憶した媒体に関する。
訳語推論装置制御プログラムを記憶した媒体に関し、よ
り詳しくは、入力した被翻訳文の第1言語の単語列また
は単語に対し、訳語の検索時、その訳語に隣接する単語
に関する単語情報に基づき適切な訳語を推論して翻訳を
支援する訳語推論装置及び訳語推論装置制御プログラム
を記憶した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、英日翻訳等の機械翻訳装置の要望
が高くなり、種々開発されている。図14は従来の機械
翻訳装置の構成を示すブロック図である。図14に示す
ように、文字列および記号からなる文章を入力するキー
ボード31と、翻訳文などを出力する表示装置32と、
各部の制御を行うメインCPU33と、各処理結果を格
納するメインメモリ34と、翻訳処理に必要な辞書デー
タ・文法規則を格納する辞書メモリ35と、翻訳処理に
関する制御を行う翻訳モジュール36、制御データ、ア
ドレスなどを転送するバスライン37から構成されてい
る。
が高くなり、種々開発されている。図14は従来の機械
翻訳装置の構成を示すブロック図である。図14に示す
ように、文字列および記号からなる文章を入力するキー
ボード31と、翻訳文などを出力する表示装置32と、
各部の制御を行うメインCPU33と、各処理結果を格
納するメインメモリ34と、翻訳処理に必要な辞書デー
タ・文法規則を格納する辞書メモリ35と、翻訳処理に
関する制御を行う翻訳モジュール36、制御データ、ア
ドレスなどを転送するバスライン37から構成されてい
る。
【0003】翻訳モジュール36は、翻訳CPU38、
ROMからなる翻訳プログラムメモリ39、RAMから
なる原文バッファ40、辞書引き結果バッファ41、構
成解析結果バッファ42、意味解析結果バッファ43、
出力文バッファ44などで構成されている。
ROMからなる翻訳プログラムメモリ39、RAMから
なる原文バッファ40、辞書引き結果バッファ41、構
成解析結果バッファ42、意味解析結果バッファ43、
出力文バッファ44などで構成されている。
【0004】図14に示す翻訳モジュール36の翻訳C
PU38には、様々な解析レベルがあり、翻訳プログラ
ムメモリ39に格納されている。図15は従来の機械翻
訳装置の翻訳レベルの一例を示す説明図である。図15
に示すように、ソース言語(原語)が入力されると、レ
ベルL1の辞書引き、レベルL2の形態素解析、レベル
L3の構文解析、…と、解析が進められる。機械翻訳の
処理手順は、次の2つにわけられる。
PU38には、様々な解析レベルがあり、翻訳プログラ
ムメモリ39に格納されている。図15は従来の機械翻
訳装置の翻訳レベルの一例を示す説明図である。図15
に示すように、ソース言語(原語)が入力されると、レ
ベルL1の辞書引き、レベルL2の形態素解析、レベル
L3の構文解析、…と、解析が進められる。機械翻訳の
処理手順は、次の2つにわけられる。
【0005】1つは、レベルL6のソース言語およびタ
ーゲット言語(訳語)のどちらにも依存しない概念であ
る中間言語まで解析し、そこから、レベルL7の文脈生
成、レベルL8の意味生成、レベルL9の構文生成、レ
ベルL10の形態素生成と生成を進めて、ターゲット言
語を生成していくピボット方式である。もう1つは、上
述のレベルL2の形態素解析、レベルL3の構文解析、
レベルL4の意味解析およびレベルL5の文脈解析のい
ずれかまで解析を行ってソース言語の内部構造を得、次
に、この得られたソース言語の内部構造と同レベルのタ
ーゲット言語の内部構造に変換した後、ターゲット言語
を生成するトランスファー方式である。
ーゲット言語(訳語)のどちらにも依存しない概念であ
る中間言語まで解析し、そこから、レベルL7の文脈生
成、レベルL8の意味生成、レベルL9の構文生成、レ
ベルL10の形態素生成と生成を進めて、ターゲット言
語を生成していくピボット方式である。もう1つは、上
述のレベルL2の形態素解析、レベルL3の構文解析、
レベルL4の意味解析およびレベルL5の文脈解析のい
ずれかまで解析を行ってソース言語の内部構造を得、次
に、この得られたソース言語の内部構造と同レベルのタ
ーゲット言語の内部構造に変換した後、ターゲット言語
を生成するトランスファー方式である。
【0006】辞書引きL1/形態素解析L3において、
辞書メモリ35の辞書が引かれ、入力された文章が各形
態素列(単語列)に分割され、この各単語に対する品詞
などの文法情報および訳語を得られ、更に時制・人称・
数などが解析される。構文解析L3においては、単語間
の係り受けなどの、文章の構造(構造解析木)が決定さ
れる。意味解析L4においては、複数の構文解析の結果
から意味的に正しいものとそうでないものが判別され
る。文脈解析L5においては、一つの文章になるよう生
成される。
辞書メモリ35の辞書が引かれ、入力された文章が各形
態素列(単語列)に分割され、この各単語に対する品詞
などの文法情報および訳語を得られ、更に時制・人称・
数などが解析される。構文解析L3においては、単語間
の係り受けなどの、文章の構造(構造解析木)が決定さ
れる。意味解析L4においては、複数の構文解析の結果
から意味的に正しいものとそうでないものが判別され
る。文脈解析L5においては、一つの文章になるよう生
成される。
【0007】図16から図20は、図14の各バッファ
の格納内容を示す説明図である。ここでは、キーボード
31により入力された英文「This is a pen.」を日本語
に翻訳する例をとり説明する。まず、読み込まれた原文
は原文バッファ40に格納される(図16参照)。翻訳
プログラムメモリ39に記憶された翻訳プログラムに基
づいて翻訳CPU38による辞書引き/形態素解析にお
いて、原文バッファ40に格納された原文に従って辞書
メモリ35の辞書を用いて各単語の訳語等の情報が得ら
れる。
の格納内容を示す説明図である。ここでは、キーボード
31により入力された英文「This is a pen.」を日本語
に翻訳する例をとり説明する。まず、読み込まれた原文
は原文バッファ40に格納される(図16参照)。翻訳
プログラムメモリ39に記憶された翻訳プログラムに基
づいて翻訳CPU38による辞書引き/形態素解析にお
いて、原文バッファ40に格納された原文に従って辞書
メモリ35の辞書を用いて各単語の訳語等の情報が得ら
れる。
【0008】例えば、その各品詞情報は、辞書引き結果
バッファ41に格納される(図17参照)。ここで、
“this”は多品詞語であるが、翻訳プログラムのうちの
構文解析L3において一意に決定される。構文解析L3
においては、辞書メモリ35に格納された辞書データ、
文法規則によって、例えば、各単語間の係り受け関係を
示す木構造解析が決定され、構文解析結果バッファ42
に格納される(図18参照)。
バッファ41に格納される(図17参照)。ここで、
“this”は多品詞語であるが、翻訳プログラムのうちの
構文解析L3において一意に決定される。構文解析L3
においては、辞書メモリ35に格納された辞書データ、
文法規則によって、例えば、各単語間の係り受け関係を
示す木構造解析が決定され、構文解析結果バッファ42
に格納される(図18参照)。
【0009】木構造解析の決定は、次のようにして決定
される。すなわち、辞書メモリ35から 文 → 主部、述部 主部 → 名詞句 述部 → 動詞、名詞句 名詞句 → 代名詞 名詞句 → 冠詞、名詞 の文法規則が得られる。この文法規則は、例えば、1つ
目の規則は“文とは、主部と述部からできている”とい
うことを表す。以下、この規則に従って木構造解析が決
定される。
される。すなわち、辞書メモリ35から 文 → 主部、述部 主部 → 名詞句 述部 → 動詞、名詞句 名詞句 → 代名詞 名詞句 → 冠詞、名詞 の文法規則が得られる。この文法規則は、例えば、1つ
目の規則は“文とは、主部と述部からできている”とい
うことを表す。以下、この規則に従って木構造解析が決
定される。
【0010】翻訳CPU38による意味解析L4では、
辞書メモリ35の木構造変換規則を用いて、入力された
英文の木構文解析結果が、日本文の木構文解析に変換さ
れる。そして、得られた結果が、意味解析結果バッファ
43に格納される(図19参照)。
辞書メモリ35の木構造変換規則を用いて、入力された
英文の木構文解析結果が、日本文の木構文解析に変換さ
れる。そして、得られた結果が、意味解析結果バッファ
43に格納される(図19参照)。
【0011】翻訳CPU38による文脈解析L5では、
得られた訳語、『これ ペン である。』に適切な助詞
『は』、助動詞がつけられて、通常の日本文の形にし
て、出力文バッファ44に格納する(図20参照)。こ
の日本文、『これはペンである。』は、翻訳モジュール
36から出力され、メインメモリ34に格納されると共
に、表示装置32に表示される。
得られた訳語、『これ ペン である。』に適切な助詞
『は』、助動詞がつけられて、通常の日本文の形にし
て、出力文バッファ44に格納する(図20参照)。こ
の日本文、『これはペンである。』は、翻訳モジュール
36から出力され、メインメモリ34に格納されると共
に、表示装置32に表示される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
機械翻訳装置で完全な日本文に翻訳する場合は、複雑な
文章になればなるほど翻訳処理時間がかかり、また、専
門分野の用語が多く含まれる英文の場合、正確な意味の
日本文に翻訳されるとは限らない。そこで、対象言語の
読解を容易にし、翻訳処理時間を短縮するため、英文の
すべてを翻訳するのでなく、品詞や訳語などの目的言語
の情報だけを選択して提示する単語訳振り機能を有する
機械翻訳装置が提案されている(特開平6−24316
2号公報参照)。
機械翻訳装置で完全な日本文に翻訳する場合は、複雑な
文章になればなるほど翻訳処理時間がかかり、また、専
門分野の用語が多く含まれる英文の場合、正確な意味の
日本文に翻訳されるとは限らない。そこで、対象言語の
読解を容易にし、翻訳処理時間を短縮するため、英文の
すべてを翻訳するのでなく、品詞や訳語などの目的言語
の情報だけを選択して提示する単語訳振り機能を有する
機械翻訳装置が提案されている(特開平6−24316
2号公報参照)。
【0013】この単語訳振り機能を、入力英文、「You
are now ready to enter a new program.」の日本語翻
訳例をとり説明する。通常の日本語翻訳の場合、「あな
たは、今、新しいプログラムを入力する準備が整ってい
る。」と翻訳されるが、特開平6−243162号公報
に記載の機械翻訳装置で翻訳すると、以下の結果が得ら
れると推測される。 ・You are now ready to enter program. 今 準備が整った 入る プログラム
are now ready to enter a new program.」の日本語翻
訳例をとり説明する。通常の日本語翻訳の場合、「あな
たは、今、新しいプログラムを入力する準備が整ってい
る。」と翻訳されるが、特開平6−243162号公報
に記載の機械翻訳装置で翻訳すると、以下の結果が得ら
れると推測される。 ・You are now ready to enter program. 今 準備が整った 入る プログラム
【0014】この単語訳振りは、形態素解析と品詞推定
処理に基づくもので、例えば、「now」であれば
「今」、「ready」であれば「準備が整った」の訳語が
選択され、英文の下行の対応する単語のところに表示す
る。「You」、「are」「to」、「a」の基本的な単語が
訳振りされていないのは、利用者が英語を翻訳する時に
困ることが少ないため、難易度の高い英単語に限り翻訳
結果を表示している。
処理に基づくもので、例えば、「now」であれば
「今」、「ready」であれば「準備が整った」の訳語が
選択され、英文の下行の対応する単語のところに表示す
る。「You」、「are」「to」、「a」の基本的な単語が
訳振りされていないのは、利用者が英語を翻訳する時に
困ることが少ないため、難易度の高い英単語に限り翻訳
結果を表示している。
【0015】しかしながら、特開平6−243162号
公報の機械翻訳装置によると、単語「enter」は、本
来、「入力する」と翻訳されるところを「入る」と翻訳
される可能性があり不自然さを感じる。これは、隣接す
る単語「program」を参照して、単語「enter」が最も適切
に翻訳されるような精度の高い単語訳振り構成を備えて
いないからである。すなわち、各種分野の辞書を備えた
としても、分野別に選択されないで通常の日常会話の情
報として翻訳処理されるためである。
公報の機械翻訳装置によると、単語「enter」は、本
来、「入力する」と翻訳されるところを「入る」と翻訳
される可能性があり不自然さを感じる。これは、隣接す
る単語「program」を参照して、単語「enter」が最も適切
に翻訳されるような精度の高い単語訳振り構成を備えて
いないからである。すなわち、各種分野の辞書を備えた
としても、分野別に選択されないで通常の日常会話の情
報として翻訳処理されるためである。
【0016】本発明は、以上の事情を考慮してなされた
もので、例えば、入力した被翻訳文の第1言語の単語列
または単語に対し、辞書メモリから難易度の高い対象の
単語列または単語の訳語を検索する際、その単語列また
は単語に関する分野情報、キーワードに基づき適切な訳
語を推論して翻訳精度が高く、且つ高速に翻訳すること
がきる訳語推論装置及び訳語推論装置制御プログラムを
記憶した媒体を提供する。
もので、例えば、入力した被翻訳文の第1言語の単語列
または単語に対し、辞書メモリから難易度の高い対象の
単語列または単語の訳語を検索する際、その単語列また
は単語に関する分野情報、キーワードに基づき適切な訳
語を推論して翻訳精度が高く、且つ高速に翻訳すること
がきる訳語推論装置及び訳語推論装置制御プログラムを
記憶した媒体を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1言語の単
語列からなる被翻訳文を入力する入力部と、前記単語毎
に品詞、分野情報、訳語、訳語選択条件及び文法情報な
どを格納している辞書メモリと、前記辞書メモリの文法
情報を参照して被翻訳文を単語列または単語に分割して
その形態素を解析する形態素解析部と、前記辞書メモリ
の品詞と前記形態素結果を参照して前記単語列または単
語の品詞を推定する品詞推定部と、前記品詞、前記辞書
メモリの分野情報及び訳語選択条件を参照して前記単語
列または単語の訳語を推論する訳語推論部と、被翻訳文
の単語列または単語に対し推論された訳語を訳振りする
訳振り部と、入力された被翻訳文と訳振りされた訳語を
表示する表示部とを備え、前記訳語推論部が、隣接する
単語の分野情報を検索する分野情報検索手段と、前記単
語列または単語に対し同じ分野情報をもつ訳語を選択す
る訳語選択手段とをさらに備えてなる訳語推論装置であ
る。
語列からなる被翻訳文を入力する入力部と、前記単語毎
に品詞、分野情報、訳語、訳語選択条件及び文法情報な
どを格納している辞書メモリと、前記辞書メモリの文法
情報を参照して被翻訳文を単語列または単語に分割して
その形態素を解析する形態素解析部と、前記辞書メモリ
の品詞と前記形態素結果を参照して前記単語列または単
語の品詞を推定する品詞推定部と、前記品詞、前記辞書
メモリの分野情報及び訳語選択条件を参照して前記単語
列または単語の訳語を推論する訳語推論部と、被翻訳文
の単語列または単語に対し推論された訳語を訳振りする
訳振り部と、入力された被翻訳文と訳振りされた訳語を
表示する表示部とを備え、前記訳語推論部が、隣接する
単語の分野情報を検索する分野情報検索手段と、前記単
語列または単語に対し同じ分野情報をもつ訳語を選択す
る訳語選択手段とをさらに備えてなる訳語推論装置であ
る。
【0018】なお、本発明において、入力部は、キーボ
ード、マウス、ペン・タブレット等の入力装置で構成さ
れる。辞書メモリ、形態素解析部、品詞推定部、訳語推
論部(分野情報検索手段、訳語選択手段)、訳振り部
は、CPU、ROM、RAM、I/Oポートからなるマ
イクロコンピュータから構成される。特に、辞書メモリ
はこの中のROMで構成され、第1言語の単語に対する
品詞、分野情報、第2言語の訳語、訳語選択条件及び文
法情報などが登録されている。
ード、マウス、ペン・タブレット等の入力装置で構成さ
れる。辞書メモリ、形態素解析部、品詞推定部、訳語推
論部(分野情報検索手段、訳語選択手段)、訳振り部
は、CPU、ROM、RAM、I/Oポートからなるマ
イクロコンピュータから構成される。特に、辞書メモリ
はこの中のROMで構成され、第1言語の単語に対する
品詞、分野情報、第2言語の訳語、訳語選択条件及び文
法情報などが登録されている。
【0019】また、このROMには、CPUが形態素解
析部、品詞推定部、訳語推論部(分野情報検索手段、訳
語選択手段)、訳振り部として機能する制御プログラム
が格納されている。また、この中のRAMには、分野情
報検索手段が検索した分野情報を格納する分野情報メモ
リ、訳語選択手段が選択した訳語を格納する訳語メモリ
として機能する。表示部は、CRTディスプレイ、LC
Dディスプレイ、ELディスプレイ、プラズマディスプ
レイ等からなる表示装置で構成される。
析部、品詞推定部、訳語推論部(分野情報検索手段、訳
語選択手段)、訳振り部として機能する制御プログラム
が格納されている。また、この中のRAMには、分野情
報検索手段が検索した分野情報を格納する分野情報メモ
リ、訳語選択手段が選択した訳語を格納する訳語メモリ
として機能する。表示部は、CRTディスプレイ、LC
Dディスプレイ、ELディスプレイ、プラズマディスプ
レイ等からなる表示装置で構成される。
【0020】本発明によれば、主要な単語の適切な訳語
を分野情報に基づいて短時間で翻訳されるので、利用者
は、翻訳された単語の意味が正しいか、辞書で確認する
必要がなくなり、翻訳にかかる余計な手間がなくなりス
ムーズな翻訳作業が可能になる。
を分野情報に基づいて短時間で翻訳されるので、利用者
は、翻訳された単語の意味が正しいか、辞書で確認する
必要がなくなり、翻訳にかかる余計な手間がなくなりス
ムーズな翻訳作業が可能になる。
【0021】前記訳語推論部が検索した分野情報を格納
する分野情報メモリと選択した訳語を格納する訳語メモ
リをさらに備え、前記訳語選択手段が前記分野情報メモ
リと前記訳語メモリを参照し前回選択した訳語の分野情
報をもつ訳語を選択するよう構成されることが好まし
い。
する分野情報メモリと選択した訳語を格納する訳語メモ
リをさらに備え、前記訳語選択手段が前記分野情報メモ
リと前記訳語メモリを参照し前回選択した訳語の分野情
報をもつ訳語を選択するよう構成されることが好まし
い。
【0022】前記構成によれば、前回の選択した分野情
報をもつ訳語を選択することにより、各単語間の分野情
報が統一されるので、最も適切な訳語を選択することが
できる。
報をもつ訳語を選択することにより、各単語間の分野情
報が統一されるので、最も適切な訳語を選択することが
できる。
【0023】前記分野情報検索手段が、隣接する単語の
分野情報が同じでないとき前記辞書メモリに登録された
特定の分野情報を指定する分野情報指定手段をさらに備
えた構成にすることが好ましい。
分野情報が同じでないとき前記辞書メモリに登録された
特定の分野情報を指定する分野情報指定手段をさらに備
えた構成にすることが好ましい。
【0024】前記構成によれば、前記訳語選択手段が、
どの分野情報の訳語を選択するか特定できない場合で
も、辞書メモリに登録された分野情報のいずれかを指定
するため、指定された分野情報の訳語を得ることができ
る。
どの分野情報の訳語を選択するか特定できない場合で
も、辞書メモリに登録された分野情報のいずれかを指定
するため、指定された分野情報の訳語を得ることができ
る。
【0025】前記隣接する単語がイディオムであるか検
索するイディオム/単語検索手段をさらに備え、前記訳
語選択手段がイディオムの訳語を優先的に選択するよう
構成されることが好ましい。
索するイディオム/単語検索手段をさらに備え、前記訳
語選択手段がイディオムの訳語を優先的に選択するよう
構成されることが好ましい。
【0026】前記構成によれば、隣接する単語がイディ
オムをであるか判断し、イディオムの訳語を優先的に選
択するため適切な訳語を得ることができる。
オムをであるか判断し、イディオムの訳語を優先的に選
択するため適切な訳語を得ることができる。
【0027】前記辞書メモリが前記単語毎にキーワード
を登録し、このキーワードを検索するキーワード検索手
段をさらに備え、前記訳語選択手段が、検索されたキー
ワードを参照して訳語を選択するよう構成されることが
好ましい。
を登録し、このキーワードを検索するキーワード検索手
段をさらに備え、前記訳語選択手段が、検索されたキー
ワードを参照して訳語を選択するよう構成されることが
好ましい。
【0028】前記構成によれば、辞書に登録されている
キーワードを検索して、このキーワードと関連深い訳語
を選択するため、より正確な訳語を得ることができる。
キーワードを検索して、このキーワードと関連深い訳語
を選択するため、より正確な訳語を得ることができる。
【0029】前記分野情報検索手段は検索した分野情報
をカウントするカウンタをさらに備え、前記訳語選択手
段が、単語毎に最も多く登録されている分野情報をもつ
訳語を選択するよう構成されたことが好ましい。
をカウントするカウンタをさらに備え、前記訳語選択手
段が、単語毎に最も多く登録されている分野情報をもつ
訳語を選択するよう構成されたことが好ましい。
【0030】前記構成によれば、単語毎に最も多く登録
されている分野情報をもつ訳語を選択するので、英文全
体を考慮した訳語を得ることができる。
されている分野情報をもつ訳語を選択するので、英文全
体を考慮した訳語を得ることができる。
【0031】本発明の別の観点によれば、第1言語の単
語列からなる被翻訳文を入力する入力部と、前記単語毎
に品詞、分野情報、第2言語の訳語、訳語選択条件及び
文法情報などを格納している辞書メモリとを有する訳語
推論装置をコンピュータによって制御するためのプログ
ラムを記憶した媒体であって、該制御プログラムはコン
ピュータに、前記辞書メモリの文法情報を参照して被翻
訳文を単語列または単語に分割してその形態素を解析さ
せ、前記辞書メモリの品詞と前記形態素結果を参照して
単語列または各単語の品詞を推定させ、前記品詞、前記
辞書メモリの分野情報及び訳語選択条件を参照して、隣
接する単語の分野情報を検索し、前記単語列または単語
に対し同じ分野情報をもつ訳語を推論させ、被翻訳文の
単語列または単語に対し推論された訳語を訳振りさせ、
入力された被翻訳文と訳振りされた訳語を表示部に表示
させる訳語推論装置制御プログラムを記憶した媒体が提
供される。
語列からなる被翻訳文を入力する入力部と、前記単語毎
に品詞、分野情報、第2言語の訳語、訳語選択条件及び
文法情報などを格納している辞書メモリとを有する訳語
推論装置をコンピュータによって制御するためのプログ
ラムを記憶した媒体であって、該制御プログラムはコン
ピュータに、前記辞書メモリの文法情報を参照して被翻
訳文を単語列または単語に分割してその形態素を解析さ
せ、前記辞書メモリの品詞と前記形態素結果を参照して
単語列または各単語の品詞を推定させ、前記品詞、前記
辞書メモリの分野情報及び訳語選択条件を参照して、隣
接する単語の分野情報を検索し、前記単語列または単語
に対し同じ分野情報をもつ訳語を推論させ、被翻訳文の
単語列または単語に対し推論された訳語を訳振りさせ、
入力された被翻訳文と訳振りされた訳語を表示部に表示
させる訳語推論装置制御プログラムを記憶した媒体が提
供される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施例に基づいて
本発明を詳述する。なお、これによって本発明は限定さ
れるものない。本発明は翻訳精度と翻訳処理速度を向上
した単語訳振り機能を有する訳語推論装置を提供する。
本発明を詳述する。なお、これによって本発明は限定さ
れるものない。本発明は翻訳精度と翻訳処理速度を向上
した単語訳振り機能を有する訳語推論装置を提供する。
【0033】図1は本発明の訳語推論装置の構成を示す
ブロック図である。図1に示すように、第1言語の単語
列(文字列および記号)からなる被翻訳文を入力する入
力装置1と、被翻訳文、訳語などを出力する表示装置2
と、各部の制御を行うメインCPU3と、各処理結果を
格納するメインメモリ4と、翻訳処理に必要な辞書デー
タ、品詞、分野情報、訳語、キーワード、訳語選択条件
及び文法情報などを格納した辞書メモリ5と、翻訳処理
に関する制御を行う翻訳CPU6と、入力された文章を
各形態素列に分割し、時制・人称・数などを解析する形
態素解析部7と、形態素解析が終了した単語の品詞を判
定する品詞推定部8と、品詞推定が終了した単語の訳語
推論を行う訳語推論部9、推論された訳語の配置を決め
る訳振り部10とから構成される前記構成により、入力
装置1から入力された原文(被翻訳文)は、形態素解析
部7→品詞推定部8→訳語推論部9→訳振り部10の過
程を経て表示装置2に表示される。
ブロック図である。図1に示すように、第1言語の単語
列(文字列および記号)からなる被翻訳文を入力する入
力装置1と、被翻訳文、訳語などを出力する表示装置2
と、各部の制御を行うメインCPU3と、各処理結果を
格納するメインメモリ4と、翻訳処理に必要な辞書デー
タ、品詞、分野情報、訳語、キーワード、訳語選択条件
及び文法情報などを格納した辞書メモリ5と、翻訳処理
に関する制御を行う翻訳CPU6と、入力された文章を
各形態素列に分割し、時制・人称・数などを解析する形
態素解析部7と、形態素解析が終了した単語の品詞を判
定する品詞推定部8と、品詞推定が終了した単語の訳語
推論を行う訳語推論部9、推論された訳語の配置を決め
る訳振り部10とから構成される前記構成により、入力
装置1から入力された原文(被翻訳文)は、形態素解析
部7→品詞推定部8→訳語推論部9→訳振り部10の過
程を経て表示装置2に表示される。
【0034】入力装置1は、キーボード、マウス、ペン
・タブレット、スキャナ、文字認識装置等で構成されて
いる。表示装置2は、CRT(陰極線管)ディスプレ
イ、LCD(液晶表示)ディスプレイ、プラズマディス
プレイ等で構成される。メインCPU3、翻訳CPU6
はマイクロコンピュータのCPUで構成される。メイン
メモリ4は、マイクロコンピュータのRAMで構成され
る。辞書メモリ5は、マイクロコンピュータのROMで
構成され、第1言語の品詞、分野情報、第2言語の訳
語、訳語選択条件等が登録されている。形態素解析部
7、品詞推定部8、訳語推論部9、訳振り部10は、翻
訳CPU6によりそれぞれ機能する各制御プログラムを
格納したROMで構成される。
・タブレット、スキャナ、文字認識装置等で構成されて
いる。表示装置2は、CRT(陰極線管)ディスプレ
イ、LCD(液晶表示)ディスプレイ、プラズマディス
プレイ等で構成される。メインCPU3、翻訳CPU6
はマイクロコンピュータのCPUで構成される。メイン
メモリ4は、マイクロコンピュータのRAMで構成され
る。辞書メモリ5は、マイクロコンピュータのROMで
構成され、第1言語の品詞、分野情報、第2言語の訳
語、訳語選択条件等が登録されている。形態素解析部
7、品詞推定部8、訳語推論部9、訳振り部10は、翻
訳CPU6によりそれぞれ機能する各制御プログラムを
格納したROMで構成される。
【0035】また、この訳語推論部9は、品詞推定部8
から出力された英文単語を格納する原文メモリ11と、
その各単語がイディオムを形成しているか検索するため
のイディオム/単語検索手段12と、この検索結果を格
納するイディオム/単語メモリ16と、単語が持つ分野
情報を検索するための分野情報検索手段13と、この検
索結果を格納する分野情報メモリ17と、単語が持つキ
ーワードを検索するためのキーワード検索手段14と、
この検索結果を格納するキーワードメモリ18と、最終
的訳語選択を行うための訳語選択手段15と、この選択
結果を格納する訳語メモリ19から構成される。
から出力された英文単語を格納する原文メモリ11と、
その各単語がイディオムを形成しているか検索するため
のイディオム/単語検索手段12と、この検索結果を格
納するイディオム/単語メモリ16と、単語が持つ分野
情報を検索するための分野情報検索手段13と、この検
索結果を格納する分野情報メモリ17と、単語が持つキ
ーワードを検索するためのキーワード検索手段14と、
この検索結果を格納するキーワードメモリ18と、最終
的訳語選択を行うための訳語選択手段15と、この選択
結果を格納する訳語メモリ19から構成される。
【0036】イディオム/単語検索手段12、分野情報
検索手段13、キーワード検索手段14、訳語選択手段
15は、各手段として機能する制御プログラムを格納し
たROMで構成される。原文を格納する原文メモリ1
1、イディオム/単語メモリ16、分野情報メモリ1
7、キーワードメモリ18、訳語メモリ19はRAMで
構成されている。20は外部記憶装置であり、フロッピ
ーディスクドライブ、ハードディスクドライブ、CD−
ROMドライブなどで構成される。21はバスラインで
あり、メインCPU3、翻訳CPU6がバスライン21
を介して各部を制御する制御データ、アドレス、辞書デ
ータなどが転送される。
検索手段13、キーワード検索手段14、訳語選択手段
15は、各手段として機能する制御プログラムを格納し
たROMで構成される。原文を格納する原文メモリ1
1、イディオム/単語メモリ16、分野情報メモリ1
7、キーワードメモリ18、訳語メモリ19はRAMで
構成されている。20は外部記憶装置であり、フロッピ
ーディスクドライブ、ハードディスクドライブ、CD−
ROMドライブなどで構成される。21はバスラインで
あり、メインCPU3、翻訳CPU6がバスライン21
を介して各部を制御する制御データ、アドレス、辞書デ
ータなどが転送される。
【0037】本発明において、第1言語の単語列からな
る被翻訳文を入力する入力装置1と、前記単語毎に品
詞、分野情報、第2言語の訳語、訳語選択条件及び文法
情報などを格納している辞書メモリ5とを有する訳語推
論装置をコンピュータによって制御するためのプログラ
ムを記憶した媒体であって、該制御プログラムはコンピ
ュータに、前記辞書メモリ5の文法情報を参照して被翻
訳文を単語列または単語に分割してその形態素を解析さ
せ、前記辞書メモリ5の品詞と前記形態素結果を参照し
て単語列または単語の品詞を推定させ、前記品詞、前記
辞書メモリ5の分野情報及び訳語選択条件を参照して、
隣接する単語の分野情報を検索し、前記単語列または単
語に対し同じ分野情報をもつ訳語を推論させ、被翻訳文
の単語列または単語に対し推論された訳語を訳振りさ
せ、入力された被翻訳文と訳振りされた訳語を表示装置
2に表示させる訳語推論装置制御プログラムを、RO
M、EEPROMからなるメモリーカード、フロッピー
ディスク、ハ−ドディスク、CD−ROMなどで構成し
た記憶媒体に記憶させ、汎用の制御プログラムとして前
記外部記憶装置20にインストールして利用できるよう
に構成してもよい。
る被翻訳文を入力する入力装置1と、前記単語毎に品
詞、分野情報、第2言語の訳語、訳語選択条件及び文法
情報などを格納している辞書メモリ5とを有する訳語推
論装置をコンピュータによって制御するためのプログラ
ムを記憶した媒体であって、該制御プログラムはコンピ
ュータに、前記辞書メモリ5の文法情報を参照して被翻
訳文を単語列または単語に分割してその形態素を解析さ
せ、前記辞書メモリ5の品詞と前記形態素結果を参照し
て単語列または単語の品詞を推定させ、前記品詞、前記
辞書メモリ5の分野情報及び訳語選択条件を参照して、
隣接する単語の分野情報を検索し、前記単語列または単
語に対し同じ分野情報をもつ訳語を推論させ、被翻訳文
の単語列または単語に対し推論された訳語を訳振りさ
せ、入力された被翻訳文と訳振りされた訳語を表示装置
2に表示させる訳語推論装置制御プログラムを、RO
M、EEPROMからなるメモリーカード、フロッピー
ディスク、ハ−ドディスク、CD−ROMなどで構成し
た記憶媒体に記憶させ、汎用の制御プログラムとして前
記外部記憶装置20にインストールして利用できるよう
に構成してもよい。
【0038】次に、本発明の辞書メモリ5の構成につい
て説明する前に、この辞書メモリ5に登録されている
「分野情報」について説明する。図2は本発明の辞書メ
モリに登録された分野情報の種類を示す説明図である。
図2に示すように、ここでは、7種類の分野情報が存在
する。この分野情報のいずれにも該当しないものは、未
分類と定義している(図3、図4参照)。
て説明する前に、この辞書メモリ5に登録されている
「分野情報」について説明する。図2は本発明の辞書メ
モリに登録された分野情報の種類を示す説明図である。
図2に示すように、ここでは、7種類の分野情報が存在
する。この分野情報のいずれにも該当しないものは、未
分類と定義している(図3、図4参照)。
【0039】しかし、従来の翻訳処理では、この分野情
報を利用していなかった。つまり「日常会話」以外の分
野情報があっても、その情報は全て無視され、「日常会
話」または「未分類」の2種類の情報にまとめられ翻訳
されてきた。本発明では、この「日常会話」以外の「分
野情報」を、単語訳振りの訳語の選択情報として採用
し、訳語推論部9に組み込む。
報を利用していなかった。つまり「日常会話」以外の分
野情報があっても、その情報は全て無視され、「日常会
話」または「未分類」の2種類の情報にまとめられ翻訳
されてきた。本発明では、この「日常会話」以外の「分
野情報」を、単語訳振りの訳語の選択情報として採用
し、訳語推論部9に組み込む。
【0040】図3は本発明の辞書メモリに階層構造で登
録された単語「memory」の一例を示す説明図である。図
3で示すように、単語「memory」を、「訳語No」別
に、「分野情報」、「キーワード」、「訳語」の階層構
造で順次登録されている。
録された単語「memory」の一例を示す説明図である。図
3で示すように、単語「memory」を、「訳語No」別
に、「分野情報」、「キーワード」、「訳語」の階層構
造で順次登録されている。
【0041】図4は本発明の辞書メモリに登録された単
語「memory」の内容を示す説明図である。図4に示すよ
うに、単語「Memory」の第2訳語では、「記憶力」の訳
語が登録されているが、「分野情報」が指定されていな
い。これは訳語の使用分野を特定できないために、分野
情報の登録がない。このようなときは、便宜上、この分
野情報を「未分類」と定義する。この分野情報が指定さ
れていない「未分類」の訳語は、どのような分野におい
ても利用することができる。
語「memory」の内容を示す説明図である。図4に示すよ
うに、単語「Memory」の第2訳語では、「記憶力」の訳
語が登録されているが、「分野情報」が指定されていな
い。これは訳語の使用分野を特定できないために、分野
情報の登録がない。このようなときは、便宜上、この分
野情報を「未分類」と定義する。この分野情報が指定さ
れていない「未分類」の訳語は、どのような分野におい
ても利用することができる。
【0042】次に、単語「Memory」の第5訳語では、分
野情報の指定が行われ、「電子工学」、「情報工学」、
「日常会話」の3分野の指定が行われ、その訳語は3分
野で、それぞれ「メモリ」、「記憶装置」、「記憶機
構」と登録されていることになる。
野情報の指定が行われ、「電子工学」、「情報工学」、
「日常会話」の3分野の指定が行われ、その訳語は3分
野で、それぞれ「メモリ」、「記憶装置」、「記憶機
構」と登録されていることになる。
【0043】本発明では、この分野情報を指定すること
でより適切な訳語の選択が可能になる。この分野情報の
指定は、図3、図4に示すように、1つの訳語に対し、
1つに限定する必要はなく、以下の条件1〜5を満たし
ていれば、複数の分野情報の指定も許される。また、条
件の優先度は、条件1>条件1>条件2>条件3>条件
>条件5とする。
でより適切な訳語の選択が可能になる。この分野情報の
指定は、図3、図4に示すように、1つの訳語に対し、
1つに限定する必要はなく、以下の条件1〜5を満たし
ていれば、複数の分野情報の指定も許される。また、条
件の優先度は、条件1>条件1>条件2>条件3>条件
>条件5とする。
【0044】条件1.単語がイディオム(熟語)を形成
している場合、イディオムの訳語を選択する。 条件2.隣接する単語で、その2単語が持つ分野情報が
一致している場合、その分野での訳語を選択する。ま
た、日常会話、未分類は優先度が低いものとする。 条件3.隣接する単語で、その単語が持つ分野情報が一
致しない場合、前回に選択した分野情報での訳語を選択
する。 条件4.条件1、2、3のいずれにもあてはまらない場
合は、日常会話の分野情報を選択する。「日常会話」の
分野情報がない場合は、「未分類」を選択する。 条件5.訳語選択で、複数の訳語がある場合、辞書中に
最初に表れた訳語の選択を行う。
している場合、イディオムの訳語を選択する。 条件2.隣接する単語で、その2単語が持つ分野情報が
一致している場合、その分野での訳語を選択する。ま
た、日常会話、未分類は優先度が低いものとする。 条件3.隣接する単語で、その単語が持つ分野情報が一
致しない場合、前回に選択した分野情報での訳語を選択
する。 条件4.条件1、2、3のいずれにもあてはまらない場
合は、日常会話の分野情報を選択する。「日常会話」の
分野情報がない場合は、「未分類」を選択する。 条件5.訳語選択で、複数の訳語がある場合、辞書中に
最初に表れた訳語の選択を行う。
【0045】この条件1〜5に従って分野情報を選択す
ることにより、以下に説明する実施例1から実施例6の
訳語推論処理を実行している。図5は本発明の訳語推論
処理(1)の手順を示すフローチャートである。図5の
フローチャートを用いて、実施例1〜5の訳語推論処理
を説明する。 ステップS1:原文バッファに格納されている入力文か
ら先頭の単語を取り込む。 ステップS2:イディオム/単語検索手段12により、
イディオムが形成しているか否かを検索し、検索された
ものをイディオム/単語メモリ16へ格納する。 ステップS3:イディオムの訳語を選択する。
ることにより、以下に説明する実施例1から実施例6の
訳語推論処理を実行している。図5は本発明の訳語推論
処理(1)の手順を示すフローチャートである。図5の
フローチャートを用いて、実施例1〜5の訳語推論処理
を説明する。 ステップS1:原文バッファに格納されている入力文か
ら先頭の単語を取り込む。 ステップS2:イディオム/単語検索手段12により、
イディオムが形成しているか否かを検索し、検索された
ものをイディオム/単語メモリ16へ格納する。 ステップS3:イディオムの訳語を選択する。
【0046】ステップS4:単語には、先に説明した
「分野情報」と呼ばれる情報が辞書メモリ6に記載され
ている。この「分野情報」を検索するために、分野情報
検索手段13により、単語の分野情報を検索し、検索し
た分野情報を分野情報メモリ17へ格納する。 ステップS5:分野情報メモリ17とのマッチングによ
り、隣接する前後1単語間で、一致する分野情報がある
か検索する。 ステップS6:先に選択した分野情報と一致するものが
あるか検索する。 ステップS7:ステップS5、S6で、一致した分野情
報があれば、その単語を分野情報メモリ17の一致する
分野情報の領域に格納する。
「分野情報」と呼ばれる情報が辞書メモリ6に記載され
ている。この「分野情報」を検索するために、分野情報
検索手段13により、単語の分野情報を検索し、検索し
た分野情報を分野情報メモリ17へ格納する。 ステップS5:分野情報メモリ17とのマッチングによ
り、隣接する前後1単語間で、一致する分野情報がある
か検索する。 ステップS6:先に選択した分野情報と一致するものが
あるか検索する。 ステップS7:ステップS5、S6で、一致した分野情
報があれば、その単語を分野情報メモリ17の一致する
分野情報の領域に格納する。
【0047】ステップS8:「日常会話」の分野情報が
あるか検索する。 ステップS9:ステップS5、S6、S8において、辞
書メモリに登録されている分野情報がない場合、その単
語は未分類の項目として扱う。 ステップS10:ステップS8の検索で、「日常会話」
の分野情報がある場合、その単語を分野情報メモリ17
の「日常会話」の領域に格納する。
あるか検索する。 ステップS9:ステップS5、S6、S8において、辞
書メモリに登録されている分野情報がない場合、その単
語は未分類の項目として扱う。 ステップS10:ステップS8の検索で、「日常会話」
の分野情報がある場合、その単語を分野情報メモリ17
の「日常会話」の領域に格納する。
【0048】ステップS11:キーワード検索手段14
により、辞書メモリにその単語(イディオムを含め)の
キーワードの項目があるか検索する。また、「キーワー
ド」とは、英単語に関連の深い単語として辞書メモリに
登録されるが、これも「分野情報」と同様、訳語に対応
して必ず登録されている項目ではない。 ステップS12:検索したキーワードをキーワードメモ
リ18に格納する。
により、辞書メモリにその単語(イディオムを含め)の
キーワードの項目があるか検索する。また、「キーワー
ド」とは、英単語に関連の深い単語として辞書メモリに
登録されるが、これも「分野情報」と同様、訳語に対応
して必ず登録されている項目ではない。 ステップS12:検索したキーワードをキーワードメモ
リ18に格納する。
【0049】ステップS13:訳語選択手段15によ
り、分野情報、キーワードを参照して訳語を選択し、選
択した訳語を訳語メモリ19に格納する。 ステップS14:すべて単語について処理された否か判
断し、処理が終了していなければ、ステップ15に移行
する。 ステップS15:次の単語へ移り、ステップS2〜S1
4の処理を入力された英文が終わるまで繰り返し行う。
り、分野情報、キーワードを参照して訳語を選択し、選
択した訳語を訳語メモリ19に格納する。 ステップS14:すべて単語について処理された否か判
断し、処理が終了していなければ、ステップ15に移行
する。 ステップS15:次の単語へ移り、ステップS2〜S1
4の処理を入力された英文が終わるまで繰り返し行う。
【0050】[実施例1]実施例1において、隣接する
単語の同一分野情報を利用した訳語推論処理の手順につ
いて述べる。ここでは、下記の英文を用いて説明を行
う。 This command erases the window. この英文について、ステップS4で分野情報検索手段1
3が検索した分野情報の一覧を下記の表1に示す。
単語の同一分野情報を利用した訳語推論処理の手順につ
いて述べる。ここでは、下記の英文を用いて説明を行
う。 This command erases the window. この英文について、ステップS4で分野情報検索手段1
3が検索した分野情報の一覧を下記の表1に示す。
【0051】
【表1】 分野情報 単語 品詞 電子工学 情報工学 日常会話 未分類 This DET ● command NOUN ○ ● ○ ○ erases VERB ● ○ the DET ● window NOUN ○ ○ ● ○ ○:訳語が登録されている分野 ●:訳語が選択可能な分野
【0052】また、表1は、入力文の形態素解析の結果
を、1番左に「単語」として表示し、2番目の項目に
「品詞」を示している。これらの情報をもとに、分野情
報検索手段13により、先頭の単語から辞書中の分野情
報を検索し、隣接する単語で分野情報が一致するものに
おいて、「●」マークで表示している。
を、1番左に「単語」として表示し、2番目の項目に
「品詞」を示している。これらの情報をもとに、分野情
報検索手段13により、先頭の単語から辞書中の分野情
報を検索し、隣接する単語で分野情報が一致するものに
おいて、「●」マークで表示している。
【0053】表1の「未分類」の項目では、どのような
分野の表現にも対応する訳語を持つことは意味する。例
えば、「window」の単語では、「電子工学」の分野情報
で指定された専門的な訳語が登録されている。また、
「未分類」では、一般的に最も汎用性の高い訳語(例え
ば、ウインドウ、窓口、…)が登録されているとする。
上記英文では、図2に示す分野情報のうち、「電子工
学」、「情報工学」、「日常会話」の3分野が示されて
いることになる。この英文の「command」と「erases」
の単語は、隣接して「情報工学」の分野情報が一致して
いるので、条件2を適応して、「情報工学」の分野を指
定することができる。そして、「window」の単語では、
この単語の前後1単語で隣接する分野情報を持たないた
めに、「日常会話」の訳語が選択される。
分野の表現にも対応する訳語を持つことは意味する。例
えば、「window」の単語では、「電子工学」の分野情報
で指定された専門的な訳語が登録されている。また、
「未分類」では、一般的に最も汎用性の高い訳語(例え
ば、ウインドウ、窓口、…)が登録されているとする。
上記英文では、図2に示す分野情報のうち、「電子工
学」、「情報工学」、「日常会話」の3分野が示されて
いることになる。この英文の「command」と「erases」
の単語は、隣接して「情報工学」の分野情報が一致して
いるので、条件2を適応して、「情報工学」の分野を指
定することができる。そして、「window」の単語では、
この単語の前後1単語で隣接する分野情報を持たないた
めに、「日常会話」の訳語が選択される。
【0054】上記英文の各単語が、各分野情報で持つ訳
語を表2に示す。表2によれば、分野情報が異なるとそ
の訳語も異なっていることが分かる。ただし、同一単
語、同一分野情報で複数の訳語が存在する場合、例え
ば、「window」の「日常会話」で訳語が、窓/ウインド
ウ/…の訳語が存在するようなときは、条件5を適用し
て、その訳語の先頭訳語(窓)を選択するものとする。
語を表2に示す。表2によれば、分野情報が異なるとそ
の訳語も異なっていることが分かる。ただし、同一単
語、同一分野情報で複数の訳語が存在する場合、例え
ば、「window」の「日常会話」で訳語が、窓/ウインド
ウ/…の訳語が存在するようなときは、条件5を適用し
て、その訳語の先頭訳語(窓)を選択するものとする。
【0055】
【表2】 分野情報 単語 品詞 電子工学 情報工学 日常会話 未分類 This DET この 最近の command NOUN コマンド コマンド 命令 指揮 指令 指令 指令 指揮権 支配権 erases VERB 消去する 消す 抹消する the DET その あの window NOUN ウインドウ ウインドウ 窓 窓ガラス 窓 窓 ウインドウ
【0056】分野情報検索手段13で表1から分野情報
を指定し(ステップS5、S7)、訳語選択手段15で表
2から該当する分野情報の訳語を、条件2、5を適応し
て選択し(ステップS13)、訳振り部10で上記英文
に選択した訳語を割り当てた翻訳結果を表示装置2に表
示する。そして、翻訳結果を表示する時、訳語が長くな
った場合には、英文の単語を右にスライドさせ、訳語の
すぐ上にその単語が表示されるようにして、英文と訳語
の対応が分かりやすくしている。 上記訳語において、「command」の単語では、「情報工
学」の「コマンド」、「erases」の単語では、「情報工
学」の「消去する」、「window」の単語では、「日常会
話」の「窓」が選択された結果である。
を指定し(ステップS5、S7)、訳語選択手段15で表
2から該当する分野情報の訳語を、条件2、5を適応し
て選択し(ステップS13)、訳振り部10で上記英文
に選択した訳語を割り当てた翻訳結果を表示装置2に表
示する。そして、翻訳結果を表示する時、訳語が長くな
った場合には、英文の単語を右にスライドさせ、訳語の
すぐ上にその単語が表示されるようにして、英文と訳語
の対応が分かりやすくしている。 上記訳語において、「command」の単語では、「情報工
学」の「コマンド」、「erases」の単語では、「情報工
学」の「消去する」、「window」の単語では、「日常会
話」の「窓」が選択された結果である。
【0057】実施例1によれば、主要な単語の適切な訳
語が分野情報に基づいて短時間に翻訳される。従って、
訳振された単語の意味が正しいか辞書で確認する必要が
なくなり、翻訳にかかる余計な手間がなくなりスムーズ
な翻訳作業が可能になる。
語が分野情報に基づいて短時間に翻訳される。従って、
訳振された単語の意味が正しいか辞書で確認する必要が
なくなり、翻訳にかかる余計な手間がなくなりスムーズ
な翻訳作業が可能になる。
【0058】しかし、実施例1では、隣接する単語で、
重複する分野情報があれば、その分野情報で訳語を選択
することができるが、隣接する単語の分野情報が一致し
ない場合は、分野情報の指定ができなくなる。このた
め、最後の1単語「window」が一致しないために、不適
切な「日常会話」の分野情報の「窓」が選択される可能
性がある。
重複する分野情報があれば、その分野情報で訳語を選択
することができるが、隣接する単語の分野情報が一致し
ない場合は、分野情報の指定ができなくなる。このた
め、最後の1単語「window」が一致しないために、不適
切な「日常会話」の分野情報の「窓」が選択される可能
性がある。
【0059】[実施例2]実施例2では、上記の隣接す
る単語の分野情報が、一致しない場合、前回に選択した
分野情報と一致するかを検索して、より正確な訳語を選
択する。実施例1と同じ英文を用いて説明を行う。 This command erases the window. この英文について、分野情報検索手段13が検索した分
野情報の一覧を下記の表3に示す。
る単語の分野情報が、一致しない場合、前回に選択した
分野情報と一致するかを検索して、より正確な訳語を選
択する。実施例1と同じ英文を用いて説明を行う。 This command erases the window. この英文について、分野情報検索手段13が検索した分
野情報の一覧を下記の表3に示す。
【0060】
【表3】 分野情報 単語 品詞 電子工学 情報工学 日常会話 未分類 This DET ● command NOUN ○ ● ○ ○ erases VERB ● ○ the DET ● window NOUN ○ ● ○ ○ ○:訳語が登録されている分野 ●:訳語が選択可能な分野
【0061】表1の最後の1単語「window」において
は、お互い隣接する単語間で分野情報は一致していな
い。これに対応するため、表3では実施例1と同じ英文
で、条件3が適用させている。分野情報検索手段13
は、「日常会話」、「未分野」以外の分野情報のみを分
野情報メモリ17に格納し、前回選択された分野情報
と、今回の分野情報のマッチングを行う(ステップS
6)。
は、お互い隣接する単語間で分野情報は一致していな
い。これに対応するため、表3では実施例1と同じ英文
で、条件3が適用させている。分野情報検索手段13
は、「日常会話」、「未分野」以外の分野情報のみを分
野情報メモリ17に格納し、前回選択された分野情報
と、今回の分野情報のマッチングを行う(ステップS
6)。
【0062】分野情報検索手段13によるマッチングが
一致すれば、隣接しない単語でも表3に示すように、同
じ分野情報の「情報工学」で訳語を選択することができ
る(ステップS7)。「window」の分野情報と、「comm
and」、「erases」の分野情報とを「情報工学」に合わ
せることができ、より正確な訳語選択が行える。実施例
1では「window」が、日常会話の「窓」で翻訳される
が、実施例2では、「window」が、前回選択した単語の
分野情報である情報工学の「ウインドウ」と翻訳され
る。
一致すれば、隣接しない単語でも表3に示すように、同
じ分野情報の「情報工学」で訳語を選択することができ
る(ステップS7)。「window」の分野情報と、「comm
and」、「erases」の分野情報とを「情報工学」に合わ
せることができ、より正確な訳語選択が行える。実施例
1では「window」が、日常会話の「窓」で翻訳される
が、実施例2では、「window」が、前回選択した単語の
分野情報である情報工学の「ウインドウ」と翻訳され
る。
【0063】 条件2、5の適用例 :This command erases the window. コマンド 消去する 窓 条件2、3、5の適用例:This command erases the window. コマンド 消去する ウインドウ
【0064】実施例2によれば、前回の選択した分野情
報をもつ訳語を選択することにより、各単語間の分野情
報が統一されるので、最も適切な訳語を選択することが
できる。
報をもつ訳語を選択することにより、各単語間の分野情
報が統一されるので、最も適切な訳語を選択することが
できる。
【0065】実施例1〜2では、単語の訳語を選択する
際に、指定された分野情報を利用することができた。し
かし、英文が長くなり、単語数が増えると、必ず最初に
選択した分野情報が正しいとは言えなくなる。例えば、
文章の前半部分では「情報工学」の分野情報で訳語を選
択していても、さらに文章が長くなれば、文章の後半部
分では「情報工学」の分野情報を持たない単語が現れる
可能性がある。
際に、指定された分野情報を利用することができた。し
かし、英文が長くなり、単語数が増えると、必ず最初に
選択した分野情報が正しいとは言えなくなる。例えば、
文章の前半部分では「情報工学」の分野情報で訳語を選
択していても、さらに文章が長くなれば、文章の後半部
分では「情報工学」の分野情報を持たない単語が現れる
可能性がある。
【0066】[実施例3]実施例3では、文章の前半部
分と後半部分の単語の分野情報が異なる場合、その分野
情報の指定までを下記の英文を用いて説明する。なお、
ここでは、英文に対する翻訳はしないものとする。 “This command erases the window”says a car magaz
ine editor. 上記英文がどのような分野情報を持つかを、分野情報検
索手段13で検索して調べる。その結果を表4に示す。
分と後半部分の単語の分野情報が異なる場合、その分野
情報の指定までを下記の英文を用いて説明する。なお、
ここでは、英文に対する翻訳はしないものとする。 “This command erases the window”says a car magaz
ine editor. 上記英文がどのような分野情報を持つかを、分野情報検
索手段13で検索して調べる。その結果を表4に示す。
【0067】
【表4】 分野情報 単語 品詞 機械工学 電子工学 情報工学 日常会話 未分類 This DET ● command NOUN ○ ● ○ ○ erases VERB ● ○ the DET ● window NOUN ○ ● ○ ○ says VERB ○ ● a DET ● car NOUN ● ○ ○ magazine NOUN ● ○ ○ ○ editor ○ ○ ○:訳語が登録されている分野 ●:訳語が選択可能な分野
【0068】文章の前半部分「This command erases th
e window」は、実施例2と同じ訳語推論処理であるので
説明は省略する。文章の後半部分「says a car magazin
e editor」で、「car」の訳語が決定した直後は、訳語
推論部9の各メモリ16〜19には、下記の情報が格納
されている。
e window」は、実施例2と同じ訳語推論処理であるので
説明は省略する。文章の後半部分「says a car magazin
e editor」で、「car」の訳語が決定した直後は、訳語
推論部9の各メモリ16〜19には、下記の情報が格納
されている。
【0069】 イディオム/単語メモリ……car 分野情報メモリ ……car 未分類 機械工学/日常会話/未分類 機械工学/情報工学/日常会話/未分類 機械工学/情報工学 キーワードメモリ ……car 空白 訳語メモリ ……car 車両 「car」の分野情報は「magazine」の「機械工学」と
「日常会話」と「未分類」で一致する。
「日常会話」と「未分類」で一致する。
【0070】ここで、「機械工学」の専門分野の単語
「car」、「magazine」が2つ連続して出現していると
いうことは、この文章表現で何らかの専門的な訳語が必
要であると思われる。そこで、分野情報検索手段13で
は、「日常会話」、「未分類」の分野情報を除外し、訳
語選択の分野情報を、条件2を適応して、「機械工学」
の1分野に絞り込む(ステップS5)。ここでは、「機
械工学」の1分野が検索されたことになる。また、上記
英文の後半部分の2単語「car」、「magazine」の分野
情報の検索において、前記表4とは異なる分野情報が検
索された際の検索結果を表5を示す。
「car」、「magazine」が2つ連続して出現していると
いうことは、この文章表現で何らかの専門的な訳語が必
要であると思われる。そこで、分野情報検索手段13で
は、「日常会話」、「未分類」の分野情報を除外し、訳
語選択の分野情報を、条件2を適応して、「機械工学」
の1分野に絞り込む(ステップS5)。ここでは、「機
械工学」の1分野が検索されたことになる。また、上記
英文の後半部分の2単語「car」、「magazine」の分野
情報の検索において、前記表4とは異なる分野情報が検
索された際の検索結果を表5を示す。
【0071】
【表5】 分野情報 単語 品詞 機械工学 電子工学 情報工学 日常会話 未分類 This DET ● command NOUN ○ ● ○ ○ erases VERB ● ○ the DET ● window NOUN ○ ● ○ ○ says VERB ○ ● the DET ● car NOUN ● ● ○ ○ magazine NOUN ● ● ○ ○ ○ editor ○ ○ ○:訳語が登録されている分野 ●:訳語が選択可能な分野
【0072】ここで、文章の前半部分「This command e
rases the window」は、実施例2と同じ訳語推論処理で
あるので説明を省略する。後半の単語「car」の訳語が
決定した直後は、訳語推論部9の各メモリ16〜19に
は、下記の情報が格納されている。
rases the window」は、実施例2と同じ訳語推論処理で
あるので説明を省略する。後半の単語「car」の訳語が
決定した直後は、訳語推論部9の各メモリ16〜19に
は、下記の情報が格納されている。
【0073】 イディオム/単語メモリ……car 分野情報メモリ ……car 未分類 機械工学/電子工学/日常会話/未分類 機械工学/電子工学/情報工学/日常会話/未分 類 機械工学/情報工学 キーワードメモリ ……car 空白 訳語メモリ ……car 車両 「car」の分野情報は「magazine」の「機械工学」と
「電子工学」と「日常会話」と未分類で一致する。
「電子工学」と「日常会話」と未分類で一致する。
【0074】条件2を適用して、訳語推論部9では、
「機械工学」と「電子工学」の2分野を訳語の選択候補
としている(ステップS5)。そして、この2分野で最
初に表れた訳語を、条件5を適用して訳語選択手段15
で選択し、これを訳語メモリ19へ格納する。ここで
は、「機械工学」と「電子工学」の2分野情報が検索さ
れたことになる。さらに、上記英文の後半部分の2単語
「car」、「magazine」の分野情報の検索において、前
記表4、5とは異なる分野情報が検索された際の検索結
果を表6を示す。
「機械工学」と「電子工学」の2分野を訳語の選択候補
としている(ステップS5)。そして、この2分野で最
初に表れた訳語を、条件5を適用して訳語選択手段15
で選択し、これを訳語メモリ19へ格納する。ここで
は、「機械工学」と「電子工学」の2分野情報が検索さ
れたことになる。さらに、上記英文の後半部分の2単語
「car」、「magazine」の分野情報の検索において、前
記表4、5とは異なる分野情報が検索された際の検索結
果を表6を示す。
【0075】
【表6】 分野情報 単語 品詞 機械工学 電子工学 情報工学 日常会話 未分類 This DET ● command NOUN ○ ● ○ ○ erases VERB ● ○ the DET ● window NOUN ○ ● ○ ○ says VERB ○ ● a DET ● car NOUN ○ ● ○ magazine NOUN ○ ● editor ○ ○ ○:訳語が登録されている分野 ●:訳語が選択可能な分野
【0076】ここでも、文章の前半部分「This command
erases the woindow」は、実施例2と同じ訳語推論処
理であるので説明を省略する。後半部分の単語「car」
の訳語が決定した直後は、訳語推論部9の各メモリ(2
6〜29)には、下記の情報が格納されている。
erases the woindow」は、実施例2と同じ訳語推論処
理であるので説明を省略する。後半部分の単語「car」
の訳語が決定した直後は、訳語推論部9の各メモリ(2
6〜29)には、下記の情報が格納されている。
【0077】 イディオム/単語メモリ……car 分野情報メモリ ……car 未分類 機械工学/日常会話/未分類 日常会話/未分類 日常会話 キーワードメモリ ……car 空白 訳語メモリ ……car 車
【0078】「car」の分野情報は「magazine」の分野
情報と一致せず(ステップS5)、また前回に選択した
分野情報「情報工学」とも一致しない(ステップS6、
S7)。そこで、訳語推論部9では、この「日常会話」
の訳語を選択候補とする(ステップS10)。そして、
条件4を適用して、訳語選択手段15で、この分野情報
で最初に表れた訳語を選択し、これを訳語メモリ19へ
格納する。そして、訳語メモリ19へ格納された訳語
は、メインメモリ4に格納され、表示装置2において表
示が行われる。
情報と一致せず(ステップS5)、また前回に選択した
分野情報「情報工学」とも一致しない(ステップS6、
S7)。そこで、訳語推論部9では、この「日常会話」
の訳語を選択候補とする(ステップS10)。そして、
条件4を適用して、訳語選択手段15で、この分野情報
で最初に表れた訳語を選択し、これを訳語メモリ19へ
格納する。そして、訳語メモリ19へ格納された訳語
は、メインメモリ4に格納され、表示装置2において表
示が行われる。
【0079】実施例3によれば、どの分野情報の訳語を
選択するか特定できない場合でも、辞書メモリに登録さ
れた分野情報のいずれかを指定するため、指定された分
野情報の訳語を得ることができる。
選択するか特定できない場合でも、辞書メモリに登録さ
れた分野情報のいずれかを指定するため、指定された分
野情報の訳語を得ることができる。
【0080】実施例1〜3までは、1単語毎の分野情報
を検索している。しかし、実際、英文を翻訳する時は、
各単語がイディオムを形成している場合が非常に多く、
このイディオムを無視して単語推論処理を行うことはで
きない。言い替えると、このイディオムを考慮すること
で翻訳精度を大きく向上させることができる。
を検索している。しかし、実際、英文を翻訳する時は、
各単語がイディオムを形成している場合が非常に多く、
このイディオムを無視して単語推論処理を行うことはで
きない。言い替えると、このイディオムを考慮すること
で翻訳精度を大きく向上させることができる。
【0081】[実施例4]実施例4では、入力英文にイ
ディオムが含まれる時の訳語選択の方法について説明す
る。ここでは、下記の英文を用いて説明する。 You look after my mistake. 上の例では、「look after」がイディオムになってい
る。単純に「look」と「after」を1単語づつ検索する
と 「look」……「見る」 「after」……「で」(重要度の低い単語なので、訳振
り出力はされない) の訳語が得られる。ところが、「look」の単語をイディ
オム/単語検索手段12で検索すると、図6の内容が辞
書メモリ5に登録されていることが分かる。
ディオムが含まれる時の訳語選択の方法について説明す
る。ここでは、下記の英文を用いて説明する。 You look after my mistake. 上の例では、「look after」がイディオムになってい
る。単純に「look」と「after」を1単語づつ検索する
と 「look」……「見る」 「after」……「で」(重要度の低い単語なので、訳振
り出力はされない) の訳語が得られる。ところが、「look」の単語をイディ
オム/単語検索手段12で検索すると、図6の内容が辞
書メモリ5に登録されていることが分かる。
【0082】図6は本発明の辞書メモリに階層構造で登
録されたイディオム「look after」の一例を示す説明図
である。この図6の単語「after」は、「look」の「前
置詞」として登録されることで、イディオムを形成する
ものである。辞書メモリに登録された単語「look」のイ
ディオムの訳語の一部を抜粋して表7に示す。
録されたイディオム「look after」の一例を示す説明図
である。この図6の単語「after」は、「look」の「前
置詞」として登録されることで、イディオムを形成する
ものである。辞書メモリに登録された単語「look」のイ
ディオムの訳語の一部を抜粋して表7に示す。
【0083】
【表7】 ・ ・ after ←前置詞 第2訳語 注意する ←訳語 ・ ・
【0084】上記のように、イディオム/単語検索手段
12で各単語の前置詞を検索することで、その単語がイ
ディオムを形成しているかどうかを判断し(ステップS
2)、その訳語を検索することができる。分野情報検索
手段13でこの分野情報を検索すると表8のような分野
情報が得られる。
12で各単語の前置詞を検索することで、その単語がイ
ディオムを形成しているかどうかを判断し(ステップS
2)、その訳語を検索することができる。分野情報検索
手段13でこの分野情報を検索すると表8のような分野
情報が得られる。
【0085】
【表8】 分野情報 単語 品詞 電子工学 情報工学 日常会話 未分類 You PRON ● look VERB ● afters my DET ● mistake ADJ ○ ○ ● ○ ○:訳語が登録されている分野 ●:訳語が選択可能な分野
【0086】条件1を適用して、このイディオムの訳語
を優先的に選択し(ステップS3)、訳語推論部9の各
メモリ16〜19には、下記の情報が格納される。
を優先的に選択し(ステップS3)、訳語推論部9の各
メモリ16〜19には、下記の情報が格納される。
【0087】つまり、イディオム/単語メモリ16に
「look after」が格納されたことで、この「look afte
r」でイディオムを形成することが分かる。このように
して上記英文からは、下記のような出力結果が得られ
る。
「look after」が格納されたことで、この「look afte
r」でイディオムを形成することが分かる。このように
して上記英文からは、下記のような出力結果が得られ
る。
【0088】実施例4によれば、隣接する単語がイディ
オムをであるか判断し、イディオムの訳語を優先的に選
択するため適切な訳語を得ることができる。
オムをであるか判断し、イディオムの訳語を優先的に選
択するため適切な訳語を得ることができる。
【0089】[実施例5]実施例5では、下記の英文を
用いて、辞書メモリに登録されて「キーワード」項目を
訳語選択に利用する方法について説明する。 This computer is capable of addressing up to 64K m
emory. 分野情報検索手段13で、上記の英文の分野情報を検索
すると表9のような分野情報が得られる。
用いて、辞書メモリに登録されて「キーワード」項目を
訳語選択に利用する方法について説明する。 This computer is capable of addressing up to 64K m
emory. 分野情報検索手段13で、上記の英文の分野情報を検索
すると表9のような分野情報が得られる。
【0090】
【表9】 分野情報 単語 品詞 電子工学 情報工学 日常会話 未分類 This DET ● computer NOUN ● ● is BE ● capable ADJ ● of PREP ● addressing NOUN ● ● up PREP ● to TO ● 64K NOUN ● memory NOUN ● ● ○ ○ ○:訳語が登録されている分野 ●:訳語が選択可能な分野
【0091】さらに、この表9の最後の1単語である
「memory」に注目し、訳語推論部9の分野情報検索手段
13と訳語選択手段15により図4の辞書メモリを参照
して分野情報と訳語を得る。辞書メモリには「キーワー
ド」と呼ばれる項目があり、この「キーワード」とは、
訳語に関連の深い英単語を、訳語別に登録したものであ
る。
「memory」に注目し、訳語推論部9の分野情報検索手段
13と訳語選択手段15により図4の辞書メモリを参照
して分野情報と訳語を得る。辞書メモリには「キーワー
ド」と呼ばれる項目があり、この「キーワード」とは、
訳語に関連の深い英単語を、訳語別に登録したものであ
る。
【0092】図7は本発明の辞書メモリに登録された単
語「memory」の内容(2)を示す説明図である。図7に
おいて、辞書メモリには、「memory」の単語について、
「キーワード」の項目を含め、「分野情報」、「訳語」
の項目が登録されている。例えば、「訳語No.」第4
訳語は、「電子工学」と「情報工学」と「日常会話」の
分野情報を持ち、「メモリ」、「記憶装置」、「記憶機
構」の3つの訳語を持つことが分かる。また、「訳語N
o.」第5訳語は、「電子工学」と「情報工学」の分野
情報を持ち、「メモリ」、「記憶域」の2つの訳語を持
つことがわかる。
語「memory」の内容(2)を示す説明図である。図7に
おいて、辞書メモリには、「memory」の単語について、
「キーワード」の項目を含め、「分野情報」、「訳語」
の項目が登録されている。例えば、「訳語No.」第4
訳語は、「電子工学」と「情報工学」と「日常会話」の
分野情報を持ち、「メモリ」、「記憶装置」、「記憶機
構」の3つの訳語を持つことが分かる。また、「訳語N
o.」第5訳語は、「電子工学」と「情報工学」の分野
情報を持ち、「メモリ」、「記憶域」の2つの訳語を持
つことがわかる。
【0093】さらに、訳語推論部9のキーワード検索手
段14において、「キーワード」の登録されている訳語
(例えば、「メモリ」、「記憶装置」、「記憶機構」)
を検索する(ステップS11)。そして、選択された分
野情報の「電子工学」と「情報工学」に注目し、これと
同じ分野情報を含む第4訳語と第5訳語を比較してみる
と、同じ分野情報でも「キーワード」が登録されている
ものと、そうでないものとでは訳語が異なっていること
が分かる。キーワードによる訳語の違いを表10に示
す。
段14において、「キーワード」の登録されている訳語
(例えば、「メモリ」、「記憶装置」、「記憶機構」)
を検索する(ステップS11)。そして、選択された分
野情報の「電子工学」と「情報工学」に注目し、これと
同じ分野情報を含む第4訳語と第5訳語を比較してみる
と、同じ分野情報でも「キーワード」が登録されている
ものと、そうでないものとでは訳語が異なっていること
が分かる。キーワードによる訳語の違いを表10に示
す。
【0094】
【表10】
【0095】この訳語1と2の違いが翻訳精度に影響す
るため、ここで最も適切な訳語を選択する必要がある。
上記の英文を翻訳する際、この訳語1の「キーワード」
が登録されていない「記憶域」を選択するのでなく、同
じ分野情報の「電子工学」と「情報工学」をもち、さら
に、「キーワード」が登録されている訳語1を選択した
方が、より正確な翻訳結果が得られる(ステップS1
2)。
るため、ここで最も適切な訳語を選択する必要がある。
上記の英文を翻訳する際、この訳語1の「キーワード」
が登録されていない「記憶域」を選択するのでなく、同
じ分野情報の「電子工学」と「情報工学」をもち、さら
に、「キーワード」が登録されている訳語1を選択した
方が、より正確な翻訳結果が得られる(ステップS1
2)。
【0096】図7を参照すると、訳語2の「キーワー
ド」が登録されている単語では、下記のようなキーワー
ドが登録されていることが分かる。 「computer」 「information」 「information processing」 そして入力英文中の This computer is capable of addressing up to 64K m
emory. に「computer」(キーワード)が存在することから、こ
の文章での「memory」の訳語選択は「computer」がキー
ワード項目に登録されている方の訳語を選択する(ステ
ップS12)。
ド」が登録されている単語では、下記のようなキーワー
ドが登録されていることが分かる。 「computer」 「information」 「information processing」 そして入力英文中の This computer is capable of addressing up to 64K m
emory. に「computer」(キーワード)が存在することから、こ
の文章での「memory」の訳語選択は「computer」がキー
ワード項目に登録されている方の訳語を選択する(ステ
ップS12)。
【0097】上記のように、「memory」の単語は、「電
子工学」、「情報工学」、「日常会話」の3つの分野情
報を持つが、隣接する単語で、その単語が持つ分野情報
が一致しないため、条件3を適用して、「電子工学」と
「情報工学」の2つの分野に指定される(ステップS
7)。
子工学」、「情報工学」、「日常会話」の3つの分野情
報を持つが、隣接する単語で、その単語が持つ分野情報
が一致しないため、条件3を適用して、「電子工学」と
「情報工学」の2つの分野に指定される(ステップS
7)。
【0098】そして、この2つの分野でキーワード検索
手段14により、さらにキーワードを持つ訳語とそうで
ない訳語とに分類され(ステップS11)、キーワード
を持つ訳語がキーワードメモリ18へ格納される。こう
して「memory」の単語がもつ分野情報と、その訳語は、
「電子工学」、「情報工学」の2分野情報と、「メモ
リ」、「記憶装置」、「記憶機構」の3単語となる。
手段14により、さらにキーワードを持つ訳語とそうで
ない訳語とに分類され(ステップS11)、キーワード
を持つ訳語がキーワードメモリ18へ格納される。こう
して「memory」の単語がもつ分野情報と、その訳語は、
「電子工学」、「情報工学」の2分野情報と、「メモ
リ」、「記憶装置」、「記憶機構」の3単語となる。
【0099】ここで、複数の訳語が選択候補があるの
で、条件5を適用して「メモリ」の選択を行う。そし
て、訳語推論部9の各メモリ16〜19には、下記の情
報が格納される。図8は本発明のイディオム/単語メモ
リの格納内容を示す説明図である。図9は本発明の分野
情報メモリの格納内容を示す説明図である。図10は本
発明のキーワードメモリの格納内容を示す説明図であ
る。図11は図1の訳語メモリの格納内容を示す説明図
である。
で、条件5を適用して「メモリ」の選択を行う。そし
て、訳語推論部9の各メモリ16〜19には、下記の情
報が格納される。図8は本発明のイディオム/単語メモ
リの格納内容を示す説明図である。図9は本発明の分野
情報メモリの格納内容を示す説明図である。図10は本
発明のキーワードメモリの格納内容を示す説明図であ
る。図11は図1の訳語メモリの格納内容を示す説明図
である。
【0100】 イディオム/単語メモリ……memory 分野情報メモリ ……memory 未分類 電子工学/情報工学/日常会話/未分類 未分類 電子工学/情報工学/ キーワードメモリ ……memory computer information information processing 訳語メモリ ……memory メモリ
【0101】そして、この訳語メモリ19へ格納された
訳語は、メインメモリ4に格納され、表示装置2におい
て表示が行われる。上記の英文の出力結果を以下に記
す。 This computer is capable of addressing up to 64K memory. コンピュータ 可能である アドレス指定 まで メモリ
訳語は、メインメモリ4に格納され、表示装置2におい
て表示が行われる。上記の英文の出力結果を以下に記
す。 This computer is capable of addressing up to 64K memory. コンピュータ 可能である アドレス指定 まで メモリ
【0102】実施例5によれば、辞書に登録されている
キーワードを検索して、このキーワードと関連深い訳語
を選択するため、より正確な訳語を得ることができる。
キーワードを検索して、このキーワードと関連深い訳語
を選択するため、より正確な訳語を得ることができる。
【0103】実施例1〜5までは、原文メモリ11に入
力された単語を最初から順番に1単語づつ取り出し、分
野情報検索手段13で分野情報の指定を行い、訳語選択
手段15で訳語の選択を行ってきた。ところが、この手
法では各単語で選択する分野情報が異なり、英文全体の
流れがつかみにくくなる場合がある。
力された単語を最初から順番に1単語づつ取り出し、分
野情報検索手段13で分野情報の指定を行い、訳語選択
手段15で訳語の選択を行ってきた。ところが、この手
法では各単語で選択する分野情報が異なり、英文全体の
流れがつかみにくくなる場合がある。
【0104】[実施例6]実施例6では、分野情報を1
単語ずつ指定するのではなく、各単語の分野情報を最初
に全て検索し、最も多く表れた分野情報で訳語を選択す
る手法について説明する。ここでは、下記の英文を用い
て説明を行う。 This command erases the window. この英文について分野情報検索手段13で各単語の分野
情報を検索し、その中で最も多く現れる(未分類を除
く)分野情報を「●」で示すと下記の表11が得られ
る。
単語ずつ指定するのではなく、各単語の分野情報を最初
に全て検索し、最も多く表れた分野情報で訳語を選択す
る手法について説明する。ここでは、下記の英文を用い
て説明を行う。 This command erases the window. この英文について分野情報検索手段13で各単語の分野
情報を検索し、その中で最も多く現れる(未分類を除
く)分野情報を「●」で示すと下記の表11が得られ
る。
【0105】
【表11】 分野情報 単語 品詞 電子工学 情報工学 日常会話 未分類 This DET ● command NOUN ○ ● ○ erases VERB ● ○ the DET ● window NOUN ○ ● ○
【0106】図12は本発明の訳語推論処理動作(2)
の手順を示すフローチャートである。 ステップS1:原文バッファ11に格納されている入力
文から先頭の単語を取り込む。 ステップS16:イディオム/単語検索手段12によ
り、イディオムが形成しているか否かを検索し、検索さ
れたものをイディオム/単語メモリ16へ格納する。 ステップS17:分野情報検索手段13で、その単語の
分野情報(「電子工学」、「情報工学」、「日常会
話」、「未分類」)が検索され1つづつカウントされ
る。 ステップS18:ステップS16で、イディオムが形成
されている場合、イディオムの訳語を選択する。
の手順を示すフローチャートである。 ステップS1:原文バッファ11に格納されている入力
文から先頭の単語を取り込む。 ステップS16:イディオム/単語検索手段12によ
り、イディオムが形成しているか否かを検索し、検索さ
れたものをイディオム/単語メモリ16へ格納する。 ステップS17:分野情報検索手段13で、その単語の
分野情報(「電子工学」、「情報工学」、「日常会
話」、「未分類」)が検索され1つづつカウントされ
る。 ステップS18:ステップS16で、イディオムが形成
されている場合、イディオムの訳語を選択する。
【0107】ステップS19:すべて単語について処理
された否か判断し、処理が終了していなければ、ステッ
プ20に移行する。 ステップS20:次の単語へ移り、ステップS16〜S
19の処理を入力された英文が終わるまで繰り返し行
う。 ステップS21:全ての単語の分野情報検索が終了した
時点で、最も多くカウント(検索回数)された分野を指
定する。 ステップS22:訳語選択手段15により、先頭単語か
ら順番に訳語の選択を行い、選択した訳語を訳語メモリ
19に格納する。
された否か判断し、処理が終了していなければ、ステッ
プ20に移行する。 ステップS20:次の単語へ移り、ステップS16〜S
19の処理を入力された英文が終わるまで繰り返し行
う。 ステップS21:全ての単語の分野情報検索が終了した
時点で、最も多くカウント(検索回数)された分野を指
定する。 ステップS22:訳語選択手段15により、先頭単語か
ら順番に訳語の選択を行い、選択した訳語を訳語メモリ
19に格納する。
【0108】まず、はじめに、分野情報検索手段13
で、「This」の分野情報が検索され「未分類」が1つカ
ウントされる(ステップS17)。なお、図1の分野情
報検索手段13は、各分野情報数をカウントするカウン
タを備えている。続いて、「command」の単語に移り
(ステップS20)、「電子工学」、「情報工学」、
「日常会話」、「未分類」の分野情報が1つづつカウン
トされる(ステップS17)。
で、「This」の分野情報が検索され「未分類」が1つカ
ウントされる(ステップS17)。なお、図1の分野情
報検索手段13は、各分野情報数をカウントするカウン
タを備えている。続いて、「command」の単語に移り
(ステップS20)、「電子工学」、「情報工学」、
「日常会話」、「未分類」の分野情報が1つづつカウン
トされる(ステップS17)。
【0109】同様に「erases」、「the」、「window」
も順番に分野情報の検索、カウントが行われる。この
時、分野情報検索手段13で検索された分野情報は、分
野情報メモリ17に格納変更される。図13は分野情報
検索手段13でカウントされた単語「window」の分野情
報が、分野情報メモリ17に格納された内容を示す。検
索回数が格納された分野情報メモリ17の内容は、下記
の表12の通りである。
も順番に分野情報の検索、カウントが行われる。この
時、分野情報検索手段13で検索された分野情報は、分
野情報メモリ17に格納変更される。図13は分野情報
検索手段13でカウントされた単語「window」の分野情
報が、分野情報メモリ17に格納された内容を示す。検
索回数が格納された分野情報メモリ17の内容は、下記
の表12の通りである。
【0110】
【表12】 分野情報 電子工学 情報工学 日常会話 未分類 カウント数 2 3 2 5
【0111】上記のように、全ての単語の分野情報の検
索が終了した時点で、その検索回数(カウント数)が最
も多い分野情報を指定する(ステップS21)(この時
点で「●」が決定される)。訳語選択手段15で訳語の
選択を行う(ステップS22)。そして、最も多く現れ
る分野情報の「情報工学」で訳語の選択をすることがで
きる。ただし、「日常会話」、「未分類」は単語の基本
的な意味が登録されており、これを選択すると従来のシ
ステムと結果と同じになるため、ここでは無視すること
にする。上記の英文について、改善前と改善後を比較す
ると、下記のような結果が得られる。
索が終了した時点で、その検索回数(カウント数)が最
も多い分野情報を指定する(ステップS21)(この時
点で「●」が決定される)。訳語選択手段15で訳語の
選択を行う(ステップS22)。そして、最も多く現れ
る分野情報の「情報工学」で訳語の選択をすることがで
きる。ただし、「日常会話」、「未分類」は単語の基本
的な意味が登録されており、これを選択すると従来のシ
ステムと結果と同じになるため、ここでは無視すること
にする。上記の英文について、改善前と改善後を比較す
ると、下記のような結果が得られる。
【0112】
【0113】実施例6によれば、単語毎に最も多く登録
されている分野情報をもつ訳語を選択するので、英文全
体を考慮した訳語を得ることができる。
されている分野情報をもつ訳語を選択するので、英文全
体を考慮した訳語を得ることができる。
【0114】
【発明の効果】本発明によれば、主要な単語の適切な訳
語が分野情報に基づいて短時間に翻訳される。従って、
訳振された単語の意味が正しいか辞書で確認する必要が
なくなり、翻訳にかかる余計な手間がなくなりスムーズ
な翻訳作業が可能になる。
語が分野情報に基づいて短時間に翻訳される。従って、
訳振された単語の意味が正しいか辞書で確認する必要が
なくなり、翻訳にかかる余計な手間がなくなりスムーズ
な翻訳作業が可能になる。
【図1】本発明の訳語推論装置の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】本発明の辞書メモリに登録された分野情報の種
類を示す説明図である。
類を示す説明図である。
【図3】本発明の辞書メモリに階層構造で登録された単
語「memory」の一例を示す説明図である。
語「memory」の一例を示す説明図である。
【図4】本発明の辞書メモリに登録された単語「memor
y」の内容(1)を示す説明図である。
y」の内容(1)を示す説明図である。
【図5】本発明の訳語推論処理(1)の手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】本発明の辞書メモリに階層構造で登録されたイ
ディオム「look after」の一例を示す説明図である。
ディオム「look after」の一例を示す説明図である。
【図7】本発明の辞書メモリに登録された単語「memor
y」の内容(2)を示す説明図である。
y」の内容(2)を示す説明図である。
【図8】本発明のイディオム/単語メモリの格納内容を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図9】本発明の分野情報メモリの格納内容を示す説明
図である。
図である。
【図10】本発明のキーワードメモリの格納内容を示す
説明図である。
説明図である。
【図11】本発明の訳語メモリの格納内容を示す説明図
である。
である。
【図12】本発明の訳語推論処理(2)の手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図13】本発明の分野情報メモリに格納した分野情報
別のカウント例を示す説明図である。
別のカウント例を示す説明図である。
【図14】従来の機械翻訳装置の構成を示すブロック図
である。
である。
【図15】従来の機械翻訳装置の解析レベルの一例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図16】図14の原文バッファの格納内容を示す説明
図である。
図である。
【図17】図14の辞書引き結果バッファの格納内容を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図18】図14の構文解析結果バッファの格納内容を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図19】図14の意味解析結果バッファの格納内容を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図20】図14の出力バッファの格納内容を示す説明
図である。
図である。
1 入力装置 2 表示装置 3 メインCPU 4 メインメモリ 5 辞書メモリ 6 翻訳CPU 7 形態素解析部 8 品詞推定部 9 訳語推論部 10 訳振り部 11 原文バッファ 12 イディオム/単語検索手段 13 分野情報検索手段 14 キーワード検索手段 15 訳語選択手段 16 イディオム/単語メモリ 17 分野情報メモリ 18 キーワードメモリ 19 訳語メモリ 20 外部記憶装置 21 バスライン
Claims (7)
- 【請求項1】 第1言語の単語からなる被翻訳文を入力
する入力部と、 前記単語毎に品詞、分野情報、第2言語の訳語、訳語選
択条件及び文法情報などを登録した辞書メモリと、 前記辞書メモリの文法情報を参照して被翻訳文を単語列
または単語に分割してその形態素を解析する形態素解析
部と、 前記辞書メモリの品詞と前記形態素結果を参照して前記
単語列または単語の品詞を推定する品詞推定部と、 前記品詞、前記辞書メモリの分野情報及び訳語選択条件
を参照して前記単語列または単語の訳語を推論する訳語
推論部と、 被翻訳文の単語列または単語に対し推論された訳語を訳
振りする訳振り部と、 入力された被翻訳文と訳振りされた訳語を表示する表示
部とを備え、 前記訳語推論部が、隣接する単語の分野情報を検索する
分野情報検索手段と前記単語列または単語に対し同じ分
野情報をもつ訳語を選択する訳語選択手段とをさらに備
えてなる訳語推論装置。 - 【請求項2】 前記訳語推論部は検索した分野情報を格
納する分野情報メモリと選択した訳語を格納する訳語メ
モリをさらに備え、前記訳語選択手段が、前記分野情報
メモリと前記訳語メモリを参照し前回選択した訳語の分
野情報をもつ訳語を選択することを特徴とする請求項1
記載の訳語推論装置。 - 【請求項3】 前記分野情報検索手段は、隣接する単語
の分野情報が同じでないとき前記辞書メモリに登録され
た特定の分野情報を指定する分野情報指定手段をさらに
備えたことを特徴とする請求項1記載の訳語推論装置。 - 【請求項4】 前記隣接する単語がイディオムであるか
検索するイディオム/単語検索手段をさらに備え、前記
訳語選択手段がイディオムの訳語を優先的に選択するこ
とを特徴とする請求項1記載の訳語推論装置。 - 【請求項5】 前記辞書メモリが前記単語毎にキーワー
ドを登録し、このキーワードを検索するキーワード検索
手段をさらに備え、前記訳語選択手段が、検索されたキ
ーワードを参照して訳語を選択することを特徴とする請
求項1記載の訳語推論装置。 - 【請求項6】 前記分野情報検索手段は検索した分野情
報をカウントするカウンタをさらに備え、前記訳語選択
手段が、単語毎に最も多く登録されている分野情報をも
つ訳語を選択することを特徴とする請求項3記載の訳語
推論装置。 - 【請求項7】 第1言語の単語列からなる被翻訳文を入
力する入力部と、前記単語毎に品詞、分野情報、第2言
語の訳語、訳語選択条件及び文法情報などを格納してい
る辞書メモリとを有する訳語推論装置をコンピュータに
よって制御するためのプログラムを記憶した媒体であっ
て、該制御プログラムはコンピュータに、前記辞書メモ
リの文法情報を参照して被翻訳文を単語列または単語に
分割してその形態素を解析させ、前記辞書メモリの品詞
と前記形態素結果を参照して前記単語列または単語の品
詞を推定させ、前記品詞、前記辞書メモリの分野情報及
び訳語選択条件を参照して、隣接する単語の分野情報を
検索し、前記単語列または単語に対し同じ分野情報をも
つ訳語を推論させ、被翻訳文の単語列または単語に対し
推論された訳語を訳振りさせ、入力された被翻訳文と訳
振りされた訳語を表示部に表示させる訳語推定装置制御
プログラムを記憶した媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9041126A JPH10240738A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 訳語推論装置及び訳語推論装置制御プログラムを記憶した媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9041126A JPH10240738A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 訳語推論装置及び訳語推論装置制御プログラムを記憶した媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10240738A true JPH10240738A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12599764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9041126A Pending JPH10240738A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 訳語推論装置及び訳語推論装置制御プログラムを記憶した媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10240738A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102214562B1 (ko) * | 2020-06-29 | 2021-02-08 | 이강희 | 온라인 커뮤니케이션 공간에서 글로벌 소통을 위한 번역 시스템 |
-
1997
- 1997-02-25 JP JP9041126A patent/JPH10240738A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102214562B1 (ko) * | 2020-06-29 | 2021-02-08 | 이강희 | 온라인 커뮤니케이션 공간에서 글로벌 소통을 위한 번역 시스템 |
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