JPH10240916A - 画像読取システム及び画像読取システムに対する制御手順を記憶する記憶媒体 - Google Patents

画像読取システム及び画像読取システムに対する制御手順を記憶する記憶媒体

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JPH10240916A
JPH10240916A JP9083062A JP8306297A JPH10240916A JP H10240916 A JPH10240916 A JP H10240916A JP 9083062 A JP9083062 A JP 9083062A JP 8306297 A JP8306297 A JP 8306297A JP H10240916 A JPH10240916 A JP H10240916A
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JP
Japan
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image reading
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Application number
JP9083062A
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English (en)
Inventor
Maki Suzuki
真樹 鈴木
Eisaku Maeda
栄作 前田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、長尺なフィルムの各コマの画像を
読み取り、モニタ画面に表示する画像読取システム及び
制御手順を記憶する記憶媒体に係り、モニタ画面におい
てフィルム上の画像情報の全てを有効に利用してサイズ
変更や姿勢変更が行え、かつ、変更を加えた場合の最終
画像を容易にイメージできる表示方式を備えた画像読取
システム及び制御手順を記憶する記憶媒体の提供を目的
とする。 【解決手段】 各コマ毎に画像記憶領域と磁気記憶領域
とを備える長尺フィルムの画像を読み取り、画像信号を
出力する画像読取手段と、画像信号に基づいて画像記憶
領域の画像に対応した第1画像データを作成する第1画
像データ作成手段と、第1画像データに回転処理を施し
第2画像データを作成する第2画像データ作成手段と、
回転処理に基づく回転情報を磁気記憶領域に書き込む磁
気情報書込手段とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺なフィルムの
各コマの画像を読み取り、それをモニタ画面に表示する
画像読取システム及び画像読取システムに対する制御手
順を記憶する記憶媒体に係り、特にコマ画像のトリミン
グ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取システムは、フィルム画像読取
装置と、制御装置たるホストコンピュータとで構成され
る。フィルム画像読取装置は、フィルムスキャナとして
知られている。このフィルムスキャナは、ホストコンピ
ュータの制御下に、ネガフィルムやリバーサルフィルム
の画像を読み取ることができる。
【0003】ホストコンピュータは、フィルムスキャナ
にフィルム画像の読み取り動作を行わせて画像データを
取得し、それをモニタ画面に表示制御する。ところで、
近年、新規格のフィルムが提案されている。この新フィ
ルムは、現像後もカートリッジに収納したままで取り扱
うようにした長尺のフィルム(以下「ロールフィルム」
という)である。
【0004】このロールフィルムは、各コマ毎に磁気記
憶領域を備える。各磁気記憶領域には、カメラで撮影す
る際に撮影条件が記録される。撮影条件には、C、H、
Pのプリントサイズが含まれる。なお、Cサイズは、ク
ラシックサイズといい、アスペクト比が3:2である。
Hサイズは、ハイビジョンサイズといい、アスペクト比
が16:9である。またPサイズは、パノラマサイズと
いい、アスペクト比が3:1である。
【0005】ロールフィルムを扱うフィルム画像読取装
置では、各コマの画像の読み取りに加えて、各磁気記憶
領域の磁気情報の読み取りも行う。ホストコンピュータ
は、受け取った各コマの画像データをその磁気情報に含
まれるプリントサイズで定まるアスペクト比に従ったト
リミング処理を施してモニタ画面に表示する。即ち、ロ
ールフィルムを扱う従来の画像読取システムでは、フィ
ルム画像読取装置が読み取ったコマの画像情報の全てを
表示するのではなく、磁気情報に含まれるプリントサイ
ズで定まるアスペクト比に従い自動的にトリミングした
コマ画像をモニタ画面に表示するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここに、ユーザーは、
モニタ画面に表示されたコマ画像を見て撮影時に設定し
たプリントサイズに変更を加えたいと希望する場合が往
々にしてある。しかし、従来の表示方式は、前述したよ
うにフイルム上の画像情報の一部を無視して表示する方
式である。
【0007】従って、ユーザーは、モニタ画面上でフイ
ルム上の画像情報の全てを自由に選択できず、モニタ画
面に撮影時に設定したプリントサイズで定まるアスペク
ト比に従って表示されたコマ画像のみを対象として変更
を加えることができるだけであるので、満足できるサイ
ズのコマ画像を取得するのが困難である。また、従来の
表示方式では、モニタ画面に単に撮影時に設定したプリ
ントサイズで定まるアスペクト比に従ったコマ画像を表
示するだけであるので、ユーザーは、プリントサイズを
変更した画像を頭の中で想像しながら変更作業をするこ
とになる。この点からも従来の表示方式では、満足でき
るサイズのコマ画像を取得するのが困難である。
【0008】更に、ユーザーは、モニタ画面に表示され
たコマ画像を見て画像の姿勢を変えたいと希望する場合
が往々にしてある。しかし、従来の表示方式では、姿勢
を変更した画像を頭の中で想像しながら変更作業をしな
ければならず、満足できる姿勢のコマ画像を取得するの
が困難である。本発明は、このような課題を解決すべく
創作されたもので、モニタ画面においてフィルム上の画
像情報の全てを有効に利用してサイズ変更や姿勢変更が
行え、かつ、変更を加えた場合の最終画像を容易にイメ
ージできる表示方式を備えた画像読取システム及び画像
読取システムに対する制御手順を記憶する記憶媒体を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像読
取システムは、各コマ毎に画像記憶領域と磁気記憶領域
とを備える長尺フィルムの画像を読み取り、画像信号を
出力する画像読取手段と、画像信号に基づいて画像記憶
領域の画像に対応した第1画像データを作成する第1画
像データ作成手段と、第1画像データに回転処理を施し
第2画像データを作成する第2画像データ作成手段と、
回転処理に基づく回転情報を磁気記憶領域に書き込む磁
気情報書込手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の画像読取システムは、請
求項1に記載の画像読取システムにおいて、画像を表示
する表示手段と、第1画像データに基づいて第1画像を
表示手段に表示させる制御を行い、第2画像データに基
づいて第2画像を表示手段に表示させる制御を行う表示
制御手段とを更に有することを特徴とする。請求項3に
記載の画像読取システムは、請求項1に記載の画像読取
システムにおいて、磁気記憶領域から回転情報を読み取
る磁気情報読取手段と、画像信号と磁気情報読取手段に
よって読み取られる回転情報とに基づいて第3画像デー
タを作成する第3画像データ作成手段とを更に有するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の画像読取システムは、請
求項2に記載の画像読取システムにおいて、表示制御手
段は、第1画像データに対応する第1画像と第2画像デ
ータに対応する第2画像とを表示手段に並べて表示させ
ることを特徴とする。請求項5に記載の画像読取システ
ムは、請求項1に記載の画像読取システムにおいて、第
2画像データに対するトリミング範囲を設定するトリミ
ング範囲設定手段を更に備え、磁気情報書込手段は、設
定するトリミング範囲に基づくトリミング情報を磁気記
憶領域に書き込むことを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の画像読取システムは、請
求項5に記載の画像読取システムにおいて、画像を表示
する表示手段と、第2画像データに対応する第2画像と
設定されるトリミング範囲に対応するトリミング表示と
を表示手段に表示させる表示制御手段とを更に有するこ
とを特徴とする。請求項7に記載の画像読取システム
は、各コマ毎に画像記憶領域と磁気記憶領域とを備える
長尺フィルムの画像を読み取り、画像信号を出力する画
像読取手段と、画像信号に基づいて画像記憶領域の画像
に対応する画像データを作成する画像データ作成手段
と、画像データに対するトリミング範囲を設定するトリ
ミング範囲設定手段と、設定するトリミング範囲に基づ
くトリミング情報を磁気記憶領域に書き込む磁気情報書
込手段とを備えることを特徴とする。請求項8に記載の
画像読取システムは、請求項7に記載の画像読取システ
ムにおいて、画像を表示する表示手段と、画像データに
対応する画像と設定されるトリミング範囲に対応するト
リミング表示とを表示手段に表示させる表示制御手段と
を更に有することを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の画像読取システムは、請
求項7に記載の画像読取システムにおいて、画像に対す
るトリミング範囲に相対的な位置の設定変更を指示する
トリミング範囲変更手段を更に備え、トリミング設定手
段は、設定変更に基づいて画像に対してトリミング範囲
を設定することを特徴とする。請求項10に記載の画像
読取システムは、請求項8に記載の画像読取システムに
おいて、表示制御手段は、画像データに対応する画像と
トリミング範囲内の画像とを表示手段に並べて表示させ
ることを特徴とする。
【0014】請求項11に記載の画像読取システムは、
請求項7に記載の画像読取システムにおいて、磁気記憶
領域からトリミング情報を読み取る磁気情報読取手段を
更に有し、トリミング範囲設定手段は、磁気情報読取手
段によって読み取られるトリミング情報に基づいて画像
データに対するトリミング範囲を設定することを特徴と
する。
【0015】請求項12に記載の画像読取システムに対
する制御手順を記憶する記憶媒体は、各コマ毎に画像記
憶領域と磁気記憶領域とを備える長尺フィルムの画像を
読み取り、画像信号を出力する画像読取手段を有する画
像読取システムに対する制御手順を記憶する記憶媒体で
あって、画像信号に基づいて画像記憶領域の画像に対応
した第1画像データを作成する第1画像データ作成手順
と、第1画像データに回転処理を施し第2画像データを
作成する第2画像データ作成手順と、回転処理に基づく
回転情報を磁気記憶領域に書き込む磁気情報書込手順と
を記憶することを特徴とする。
【0016】請求項13に記載の画像読取システムに対
する制御手順を記憶する記憶媒体は、請求項12に記載
の記憶媒体において、画像読取システムは、画像を表示
する表示手段を更に有し、記憶媒体は、第1画像データ
に基づいて第1画像を表示手段に表示させる制御を行
い、第2画像データに基づいて第2画像を表示手段に表
示させる制御を行う表示制御手順を更に記憶することを
特徴とする。
【0017】請求項14に記載の画像読取システムに対
する制御手順を記憶する記憶媒体は、請求項12に記載
の記憶媒体において、画像読取システムは、磁気記憶領
域から回転情報を読み取る磁気情報読取手段を更に有
し、記憶媒体は、画像信号と磁気情報読取手段によって
読み取られる回転情報とに基づいて第3画像データを作
成する第3画像データ作成手順を更に記憶することを特
徴とする。
【0018】請求項15に記載の画像読取システムに対
する制御手順を記憶する記憶媒体は、請求項13に記載
の記憶媒体において、第1画像データに対応する第1画
像と第2画像データに対応する第2画像とを表示手段に
並べて表示させる表示制御手順を更に記憶することを特
徴とする。請求項16に記載の画像読取システムに対す
る制御手順を記憶する記憶媒体は、請求項12に記載の
記憶媒体において、画像読み取りシステムは、第2画像
データに対するトリミング範囲を設定するトリミング範
囲設定手段を更に有し、記憶媒体は、設定するトリミン
グ範囲に基づくトリミング情報を磁気記憶領域に書き込
む磁気情報書込手順を更に記憶することを特徴とする。
【0019】請求項17に記載の画像読取システムに対
する制御手順を記憶する記憶媒体は、請求項16に記載
の記憶媒体において、画像読取システムは、画像を表示
する表示手段を更に有し、記憶媒体は、第2画像データ
に対応する第2画像と設定されるトリミング範囲に対応
するトリミング表示とを表示手段に表示させる表示制御
手順を更に記憶することを特徴とする。
【0020】請求項18に記載の画像読取システムに対
する制御手順を記憶する記憶媒体は、各コマ毎に画像記
憶領域と磁気記憶領域とを備える長尺フィルムの画像を
読み取り、画像信号を出力する画像読取手段と、画像信
号に基づいて画像記憶領域の画像に対応する画像データ
を作成する画像データ作成手段と、画像データに対する
トリミング範囲を設定するトリミング範囲設定手段と
を有する画像読取システムに対する制御手順を記憶する
記憶媒体であって、設定するトリミング範囲に基づくト
リミング情報を磁気記憶領域に書き込む磁気情報書込手
順とを記憶することを特徴とする。請求項19に記載の
画像読取システムに対する制御手順を記憶する記憶媒体
は、請求項18に記載の記憶媒体において、画像読取シ
ステムは、画像を表示する表示手段を更に有し、記憶媒
体は、画像データに対応する画像と設定されるトリミン
グ範囲に対応するトリミング表示とを表示手段に表示さ
せる表示制御手順を更に記憶することを特徴とする。
【0021】請求項20に記載の画像読取システムに対
する制御手順を記憶する記憶媒体は、請求項18に記載
の記憶媒体において、画像読み取りシステムは、画像に
対するトリミング範囲に相対的な位置の設定変更を指示
するトリミング範囲変更手順を更に有し、記憶媒体は、
設定変更に基づいて画像に対してトリミング範囲を設定
するトリミング設定手順を更に記憶することを特徴とす
る。
【0022】請求項21に記載の画像読取システムに対
する制御手順を記憶する記憶媒体は、請求項19に記載
の記憶媒体において、画像データに対応する画像とトリ
ミング範囲内の画像とを表示手段に並べて表示させる表
示制御手順を更に記憶することを特徴とする。請求項2
2に記載の画像読取システムに対する制御手順を記憶す
る記憶媒体は、請求項18に記載の記憶媒体において、
画像読取システムは、磁気記憶領域からトリミング情報
を読み取る磁気情報読取手段を更に有し、記憶媒体は、
磁気情報読取手段によって読み取られるトリミング情報
に基づいて画像データに対するトリミング範囲を設定す
るトリミング範囲設定手順を更に記憶することを特徴と
する。
【0023】(作用)請求項1に記載の画像読取システ
ムでは、画像読取手段が、各コマに画像記憶領域と磁気
記憶領域とを備える長尺フィルムの画像を各コマ毎に読
み取り、画像信号を出力する。そして、第2画像データ
作成手段が、第1画像データ作成手段が画像信号に基づ
いて作成した第1画像データに回転処理を施して第2画
像データを作成し、磁気情報書込手段がその回転処理に
基づく回転情報を磁気記憶領域に書き込む。つまり、コ
マの元画像の姿勢を変更するデータ(回転情報)を取得
し、それを磁気情報としてフィルムの磁気記憶領域に保
持できる。
【0024】請求項2に記載の画像読取システムでは、
請求項1に記載の画像読取システムにおいて、表示制御
手段が、表示手段に、第1画像データに基づいて第1画
像を表示させ、第2画像データに基づいて第2画像を表
示させる。したがって、ユーザーは元画像(第1画像)に
対する姿勢変更画像(第2画像)を対比して確認でき
る。
【0025】請求項3に記載の画像読取システムでは、
請求項1に記載の画像読取システムにおいて、第3画像
データ作成手段が、磁気情報読取手段が出力する回転情
報と画像読取手段が出力する画像信号とに基づいて第3
画像データを作成する。つまり、姿勢変更した画像の画
像データを生成できる。請求項4に記載の画像読取シス
テムでは、請求項2に記載の画像読取システムにおい
て、表示制御手段が第1画像と第2画像とを表示手段に
並べて表示する。
【0026】したがって、ユーザーは元画像(第1画像)
に対する姿勢変更画像(第2画像)を直接対比して確認
できる。請求項5に記載の画像読取システムでは、請求
項1に記載の画像読取システムにおいて、トリミング範
囲設定手段が、第2画像データに対するトリミング範囲
を設定し、磁気情報書込手段が、設定するトリミング範
囲に基づくトリミング情報を磁気記憶領域に書き込む。
【0027】したがって、姿勢変更画像に対するトリミ
ング範囲をフィルムの磁気記憶領域に保持できる。請求
項6に記載の画像読取システムでは、請求項5に記載の
画像読取システムにおいて、表示制御手段が、第2画像
とそれに対するトリミング範囲とを表示手段に表示させ
る。
【0028】したがって、姿勢変更画像に対するトリミ
ング範囲を対比して確認できる。請求項7に記載の画像
読取システムでは、画像読取手段が、各コマ毎に画像記
憶領域と磁気記憶領域とを備える長尺フィルムの画像を
読み取り、画像信号を出力すると、画像データ作成手段
が、その画像信号に基づいて画像記憶領域の画像に対応
する画像データを作成し、トリミング範囲設定手段が、
その画像データに対するトリミング範囲を設定する。そ
して、磁気情報書込手段が、その設定するトリミング範
囲に基づくトリミング情報を磁気記憶領域に書き込む。
したがって、コマの元画像に対するトリミング範囲をフ
ィルムの磁気記憶領域に保持できる。
【0029】請求項8に記載の画像読取システムでは、
請求項7に記載の画像読取システムにおいて、表示制御
手段が、画像データに対応する画像と設定されるトリミ
ング範囲に対応するトリミング表示とを表示手段に表示
させる。したがって、コマの元画像に対するトリミング
範囲を対比して確認できる。請求項9に記載の画像読取
システムは、請求項7に記載の画像読取システムにおい
て、トリミング範囲変更手段が、画像に対するトリミン
グ範囲に相対的な位置の設定変更を指示すると、トリミ
ング設定手段が、その設定変更に基づいて画像に対して
トリミング範囲を設定する。
【0030】したがって、コマの元画像に対するトリミ
ング範囲を例えばコマの隅の方へ移動させた位置に設定
できる。請求項10に記載の画像読取システムでは、請
求項8に記載の画像読取システムにおいて、表示制御手
段が、画像データに対応する画像とトリミング範囲内の
画像とを表示手段に並べて表示させる。
【0031】したがって、コマの元画像の全体とトリミ
ング範囲内の画像とを直接対比して確認できる。請求項
11に記載の画像読取システムでは、請求項7に記載の
画像読取システムにおいて、磁気情報読取手段が、磁気
記憶領域からトリミング情報を読み取ると、トリミング
範囲設定手段が、磁気情報読取手段が読み取ったトリミ
ング情報に基づいて画像データに対するトリミング範囲
を設定する。
【0032】したがって、コマの元画像に対するトリミ
ング範囲を磁気記憶領域から読み取ったトリミング情報
に従って設定できる。請求項12〜請求項22に記載の
発明では、請求項1〜請求項11に記載の画像読取シス
テムに対応する制御手順を記憶する記憶媒体を提供でき
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0034】図1は、本発明の実施形態の画像読取シス
テムの外観図である。図1に示すように、この画像読取
システムは、フィルム画像読取装置1と制御装置2とを
中心に構成される。なお、本実施形態は、請求項1乃至
請求項11に対応する。制御装置2は、中央処理装置
(以下「CPU」という)、プログラムメモリ(RO
M)及びワーキングメモリ(RAM)を備えるコンピュ
ータ装置と、その出力機器としてのモニタ画面2aを有
する表示装置とを1筐体内に配置したものである。
【0035】フィルム画像読取装置1は、コンピュータ
装置の入力機器として通信ケーブル3で接続される。ま
た、コンピュータ装置には、入力機器としてキーボード
4と図示省略したマウスとが接続される。
【0036】なお、念のため付記すれば、フィルム画像
読取装置には、フィルム原稿の透過光を画像読取手段
(以下「ラインセンサ」という)に与える透過式と、フ
ィルム原稿の反射光をラインセンサに与える反射式とが
ある。またラインセンサとフィルム原稿との関係に関
し、ラインセンサに対してフィルム原稿を移動させる場
合と、逆の場合とがあることも周知の通りである。
【0037】本実施形態のフィルム画像読取装置1は、
透過式でラインセンサに対してフィルム原稿を移動させ
る方式のものである。このフィルム画像読取装置1に
は、カートリッジ5が装填される。図2は、カートリッ
ジ5の外観図である。図2に示すように、カートリッジ
5は、円筒状のケース51の長手方向の両端にカートリ
ッジスプール52を回転自在に軸支させるとともに、側
方に開口53を設けてある。
【0038】ロールフィルム27は、この開口53から
ケース51内に出入りし、カートリッジスプール52に
巻き取られ、また送り出される。ロールフィルム27
は、具体的には、例えば図3に示すようになっている。
図3は、ロールフィルムの外観図である。図3に示すロ
ールフィルム27は、カートリッジ5から繰り出した途
中の状態を示す。
【0039】図3に示すように、ロームフィルム27の
図中右方に示す先端(引出端)部分の所定領域は、リー
ダ部と称される。このリーダ部以降に、各コマの画像記
憶領域70が所定の間隔を置いて設けられる。リーダ部
には、フィルム幅方向の一端側に磁気記憶領域71とパ
ーフォレーション72とが設けられる。また、リーダ部
には、フィルム幅方向の他端側に磁気記憶領域73とバ
ーコード74とが設けられる。
【0040】各コマには、画像記憶領域70のフィルム
幅方向一端の外部に2つのパーフォレーション75、7
6が設けられる。また、各コマには、画像記憶領域70
のフィルム幅方向他端の外部に磁気記憶領域77が設け
られる。磁気記憶領域71、73には当該フィルムのフ
ィルム情報が記憶されている。また、バーコード74
は、当該フィルムのフィルム情報を濃度差によって表示
する。フィルム情報には、当該フィルムのタイプや種
類、コマ番号、全コマ数等が含まれる。
【0041】フィルムのタイプとは、当該フィルムが、
カラーフィルムであるか、モノクロフィルムであるか、
ポジフィルムであるか、ネガフィルムであるか等をい
う。そして、各磁気記憶領域77には、コマ番号、タイ
トル、撮影日時、撮影条件、指定プリントサイズ等の撮
影に関する情報が記録されている。これらは、撮影時に
書込むことができる。また、これらは、現像時等に書込
むことができる。リーダ部の磁気記憶領域71、73に
は、通常、フィルムメーカが書き込んで出荷する。
【0042】なお、指定プリントサイズには、前述した
ようにハイビジョンサイズ(Hサイズ)と、クラシック
サイズ(Cサイズ)と、パノラマサイズ(Pサイズ)と
がある。アスペクト比は、Hサイズが16:9、Cサイ
ズが3:2、Pサイズが3:1である。次に、図4は、
本発明の実施形態の画像読取システムの構成図である。
図4では、フィルム画像読取装置1の構成を中心に示し
てある。図4に示すように、フィルム画像読取装置1
は、中央処理装置(以下「CPU」という)11、メモ
リ12、インタフェース回路(以下「IF回路」とい
う)13、モータ駆動回路14、磁気信号処理回路1
5、ラインセンサ駆動回路16、信号処理回路17、A
/D変換器18、光源駆動回路19、光源20、レンズ
21、ラインセンサ22、原稿位置検出センサ23、光
学情報読取センサ24、磁気ヘッド25、モータ26等
及びカートリッジ5を装填する装填室、カートリッジ5
から繰り出されるロールフィルム27の搬送路等を備え
る。
【0043】ホストコンピュータ30は、図1に示した
制御装置2におけるコンピュータ装置aと、図1に示し
た制御装置2における出力機器としての表示装置bと、
図1に示した入力機器としてのキーボード4と、更に入
力機器としてのマウスcとを備える。このホストコンピ
ュータ30に対し、フィルム画像読取装置1はIF回路
13を介して接続される。
【0044】なお、ホストコンピュータ30は、ハード
ディスクドライブ(HDD)を備え、CD−ROM等の
記憶媒体30aに記憶してあるプログラムがセットアッ
プ可能になっている。まず図1〜図4を参照して画像読
取システムの一般的な動作概要を説明する。ユーザー
が、カートリッジ5をフィルム画像読取装置1の装填室
に装填すると、カートリッジ5のスプールがモータ26
の軸に連結される。そして、ユーザーが例えば装填室の
蓋を閉めると、電源が本装置1の各回路に供給され、各
回路が起動される。
【0045】ユーザーが、ホストコンピュータ30のキ
ーボード4から、または、マウスcを使ってモニタ画面
2aから読取指令を入力すると、ホストコンピュータ3
0はIF回路13を介してCPU11に読取動作指令を
送る。これにより、CPU11は各部の制御動作を開始
する。モータ駆動回路14は、CPU11からの指示に
従いモータ26の回転速度、回転方向、停止等の制御を
する。モータ26が正転駆動される場合は、ロールフィ
ルム27がカートリッジ5から搬送路へ繰り出される。
また、モータ26が逆転駆動される場合は、ロールフィ
ルム27が搬送路からカートリッジ5内に巻き取られ
る。
【0046】原稿位置検出センサ23は、光学的に各パ
ーフォレーション75、76を検出し、それをCPU1
1に与える。光学情報読取センサ24は、バーコード7
4のフィルム情報を読み取り、それをCPU11に与え
る。磁気ヘッド25は、磁気信号処理回路15の制御下
に、磁気記憶領域71、73、77の磁気情報を読み取
り、それをCPU11に与える。また、磁気ヘッド25
は、磁気信号処理回路15の制御下に、磁気記憶領域7
1、73、77への書き込みを行う。
【0047】磁気信号処理回路15は、CPU11の制
御下に、磁気ヘッド25が読み取った磁気情報をディジ
タル化してCPU11に与える。また、磁気信号処理回
路15は、CPU11の制御下に、磁気記憶領域71、
73、77に書き込む情報を磁気ヘッド25に与える。
光源20は、光源駆動回路19の制御下に、ロールフィ
ルム27の一面を照明する。光源20は、例えばR
(赤)、G(緑)、B(青)の3色の発光ダイオード
(以下「LED」という)を備える。この場合には、光
源駆動回路19は、CPU11からの指示に従い、この
光源20の3色のLEDの切替点灯・消灯の制御をす
る。
【0048】また、光源20は、白色光源でも良い。こ
の場合は、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色のフィ
ルタを備えることがある。そして、3色のフィルタを備
える場合には、3色のフィルタの切替機構が設けられ
る。レンズ21は、ロールフィルム27を透過した光源
20の光をラインセンサ22の受光面に結像させるべく
調節配置される。
【0049】ラインセンサ22は、横一列に配置される
複数の光電変換部である画像蓄積部と各画像蓄積部に蓄
積された電荷を転送する転送部とを備える。ラインセン
サ22は、横一列に配置される複数の画像蓄積部の受光
面をロールフィルム27の移動方向と直交させて配置さ
れる。このラインセンサ22は、白黒イメージセンサか
カラーイメージセンサかの何れかである。白黒イメージ
センサに使用される光源20は、R(赤)、G(緑)、
B(青)の3色の光を切り替える光源または白色光源で
ある。カラーイメージセンサに使用される光源20は、
白色光源である。
【0050】ラインセンサ駆動回路16は、CPU11
の指示に従い、主として次の制御動作を行う。ラインセ
ンサ駆動回路16は、ラインセンサ22の蓄積動作・蓄
積時間の制御を行う。また、ラインセンサ駆動回路16
は、蓄積電荷(画像信号・電気信号)を信号処理回路1
7へ掃き出させる主走査の制御を行う。信号処理回路1
7は、CPU11の指示に従い、ラインセンサ22から
の信号を増幅し、信号処理をし、それをA/D変換器1
8に与える。信号処理には、CDS(Correlated Doubl
e Sampling:相関2重サンプリング)、シェーディング
補正、暗電流補正、偶奇補正等の処理が含まれる。
【0051】A/D変換器18は、信号処理回路17か
ら送られてくる画像信号を所定ビット数のディジタル信
号へ変換し、CPU11に与える。ビット数は、例えば
8ビットである。CPU11は、メモリ12に設定され
ているプログラムに従って、主として次の制御動作を行
う。まず、CPU11は、モータ駆動回路14、磁気信
号処理回路15、ラインセンサ駆動回路16、光源駆動
回路19を制御してロールフィルム27の読み取り等を
行わせる。このとき、CPU11は、ホストコンピュー
タ30から取得した露光条件に従って蓄積時間等を設定
する。
【0052】次に、CPU11は、原稿位置検出センサ
23や光学情報読取センサ24の出力を受けて、パーフ
ォレーションの位置検出とバーコードの内容解読等を行
う。また、CPU11は、磁気信号処理回路15、信号
処理回路17、A/D変換器18を制御して読み取った
磁気情報やフィルム画像等を取り込み、メモリ12に格
納する。このとき、CPU11は、読み取った1コマ分
または複数コマ分のラインデータ(画像データ)を、R
(赤)、G(緑)、B(青)の3色のラインデータ(画
像データ)としてメモリ12に格納する。
【0053】または、CPU11は、読み取った1コマ
分または複数コマ分のラインデータ(画像データ)を、
R(赤)、G(緑)、B(青)の3色のうちの1色のラ
インデータ(画像データ)としてメモリ12に格納す
る。
【0054】さらに、CPU11は、IF回路13を介
してホストコンピュータ30からそのモニタ画面2aで
ユーザーが設定した設定データを取得する。メモリ12
は、プログラムメモリ及びワーキングメモリである。本
実施形態のIF回路13は、SCSI(Small Computer
System Interface)である。IF回路13は、メモリ1
2に格納されるラインデータ(画像データ)をホストコ
ンピュータ30へ出力する。また、IF回路13は、ホ
ストコンピュータ30から送られてくるコマ指定等の各
種の指令やモニタ画面2aでの設定情報等をCPU11
に与える。
【0055】ホストコンピュータ30は、前述したよう
にモニタ画面2aを有する表示装置b、入力機器である
キーボード4とマウスc等を備える。ホストコンピュー
タ30は、IF回路13から受け取った画像データをモ
ニタ画面2aに表示する。また、ホストコンピュータ3
0は、キーボード4やマウスcから入力された指令をI
F回路13に与える。
【0056】以上の構成において、請求の範囲との対応
関係は、次の通りである。画像読取手段には、主として
ラインセンサ22が対応する。磁気情報読取手段、磁気
情報書込手段には、主として磁気ヘッド25が対応す
る。表示手段には、主としてモニタ画面2aが対応す
る。第1、第2、第3画像データ作成手段、表示制御手
段には、主としてホストコンピュータ30が備える中央
処理装置(CPU)が対応する。トリミング範囲設定手
段、トリミング範囲変更手段には、主としてキーボート
4、マウスcが対応する。記憶媒体には、CD−ROM
等の記憶媒体30aが対応する。
【0057】以下、図5〜図9を参照して本発明の実施
形態の画像読取システムの動作をホストコンピュータ3
0の動作を中心に説明する。なお、フィルム画像読取装
置1は、単に「スキャナ」と称する。なお、図5は、本
実施形態の動作フローチャートである。図6は、Thumbn
ailWindow(サムネイル画面)の表示例である。図7〜
図12は、Preview Window(プレビュー画面)の表示例
である。
【0058】図5においてS1では、ホストコンピュー
タ30は、スキャナに対し「プリスキャンコマンド」を
出力する。スキャナのCPU11は、「プリスキャンコ
マンド」を受けてラインセンサ22等を制御し、ロール
フィルム27の全コマの画像及び各コマの磁気記憶領域
77の磁気情報の読み取りを行い、ホストコンピュータ
30に出力する。
【0059】ホストコンピュータ30は、このようにし
てスキャナからロールフィルム27の全コマの画像デー
タ及び各コマの磁気情報を取得し、モニタ画面2aにサ
ムネイル画面を表示する。サムネイル画面は、例えば図
6に示すように、ロールフィルム27の全コマの画像を
一覧できる画面である。ユーザーは、次のようにしてこ
のサムネイル画面上のコマ毎のトリミング処理や回転操
作処理を行うことができる。
【0060】S2では、ホストコンピュータ30は、ユ
ーザーのコマ指定があるのを待機する。コマ指定は、キ
ーボード4からのコマ番号入力またはマウスcでコマの
番号部分や画像部分をクリックすることで行う。図6で
は、コマ番号1が指定される操作が示されている。ユー
ザーのコマ指定があると、ホストコンピュータ30は、
S2で肯定(YES)の判定を行い、S3に進む。S3
では、ホストコンピュータ30は、選択されたコマの画
像を、例えば図7に示すように、トリミングせずにその
ままプレビュー画面に表示する。図7は、図6のコマ番
号1の画像である。
【0061】従来では、このプレビュー画面の画像は、
磁気情報に含まれるプリントサイズで定まるアスペクト
比に従ってトリミングしたものであった。本実施の形態
では磁気情報に含まれるプリントサイズを無視して、ス
キャナから取得したコマ画像そのもの(元画像)をその
まま表示する。請求項における「第1画像」である。
【0062】ホストコンピュータ30は、次のS4で、
ユーザーがキーボード4やマウスcを操作して入力する
トリミングサイズの指定を受け付ける。ユーザーは、例
えば図7に示すように表示された元画像に対し、H、
C、Pのアスペクト比で規定される標準的なプリントサ
イズをトリミング枠として設定することができ、またそ
れにとらわれない任意のサイズのトリミング枠を設定す
ることができる。
【0063】次に、ホストコンピュータ30は、S5
で、ユーザーが、表示方式として並置表示とスーパーイ
ンポーズ表示の何れを指定するかを判定する。この指定
は、キーボード4から行っても良く、また、プレビュー
画面に選択ボタンを表示し、それをマウスcでクリック
する方式でも良い。ホストコンピュータ30は、並置表
示が指定された場合は、S5で肯定(YES)の判定を
行い、S6に進み、例えば図8に示すように、プレビュ
ー画面に元画像と指定のトリミングを行った画像とを並
べて表示し、S7に進む。
【0064】一方、ホストコンピュータ30は、スーパ
ーインポーズ表示が選択された場合は、S5で否定(N
O)の判定を行い、S8に進み、例えば図9に示すによ
うにプレビュー画面に元画像に指定のトリミング枠を重
ねて表示し、S7に進む。これにより、ユーザーは、元
画像に対するトリミング画像を直接目で確認して比較で
きる。また、ユーザーは、元画像に対する最終出力画像
のイメージを容易に確認できる。
【0065】S7では、ホストコンピュータ30は、ユ
ーザーが、元画像や指定したトリミング枠に対して行う
姿勢を変更する回転操作や指定したトリミング枠の移動
操作の入力を受け付ける。即ち、ホストコンピュータ3
0は、回転データやトリミング枠の移動データを取得す
るとともに、姿勢を変更した画像のデータ(第2画像デ
ータ)を生成する。
【0066】これらの操作は、プレビュー画面に表示さ
れる「移動」や「回転」のボタンを操作し、マウスc用
いてトリミング枠を移動し、また元画像とトリミング枠
の何れか一方を回転する、あるいは、キーボード4から
移動位置や回転角のデータを入力することで行える。図
10と図11に回転操作結果の表示例を示してある。図
10は、元画像はそのままでトリミング枠を回転した場
合、図11は、トリミング枠はそのままで元画像を回転
した場合の表示例である。なお、トリミング枠の移動操
作では、指定したトリミング枠のサイズはそのままで、
位置を例えば画像の隅の方へ移動する等が行われる。
【0067】次のS9では、ホストコンピュータ30
は、ユーザーが、表示を指定するか否かを判定する。こ
れは、ユーザーが念のために確認したいと希望する場合
に行われる。ホストコンピュータ30は、S9の判定が
肯定(YES)の場合は、S10で、元画像と操作後の
内容とをプレビュー画面に表示し、S11に進む。つま
り、回転操作が行われた場合には、ホストコンピュータ
30は、元画像と回転操作した画像とを並べて表示する
(図12参照)。トリミング枠の移動操作では、移動し
たトリミング枠を元画像に重ねて表示するか、移動した
所のトリミング範囲内の画像を元画像と並べて表示す
る。なお、この表示を見てユーザーが「キャンセル」ボ
タンを操作すると、これまでの操作内容は全て廃棄さ
れ、再度指定のコマについてS3の処理から行われるこ
とになる。
【0068】一方、ユーザーが、S7の操作後に表示に
ついての指定をしない場合は、ホストコンピュータ30
は、S9で否定(NO)の判定を行い、直接S11に進
む。S11では、ホストコンピュータ30は、ユーザー
がS7の操作後に書込指令を入力するのを待機する。そ
して、ユーザーが書込指令を入力すると、ホストコンピ
ュータ30は、S11で肯定(YES)の判定を行い、
次のS12で、指定のトリミング枠データや回転データ
をスキャナに出力する。
【0069】スキャナでは、CPU11が、ホストコン
ピュータ30から入力した指定のトリミング枠データや
回転データをロールフィルム27の該当コマの磁気記憶
領域に書き込む。これは、ホストコンピュータ30が再
使用できるようにするためである。
【0070】そして、ホストコンピュータ30は、指定
のコマについての姿勢変更やトリミング等の処理が終了
すると、次にS13で指定コマの全てについて終了した
か否かを判定する。ホストコンピュータ30は、S13
の判定が否定(NO)の場合は、先のS2に戻り、次の
指定コマについて再度S3からS12の処理を実行す
る。この処理は、S13の判定が肯定(YES)となる
まで繰り返される。
【0071】S13の判定が肯定(YES)となると、
ホストコンピュータ30は、次のS14でユーザーが本
スキャン命令を入力するのを待機する。ホストコンピュ
ータ30は、本スキャン命令が入力すると、S14で肯
定(YES)の判定を行い、S15でスキャナに対し本
スキャンコマンドを出力し、本手順を終了する。ホスト
コンピュータ30は、本スキャンによってスキャナから
指定コマの画像信号と磁気情報とを取得するが、磁気情
報には、前述した回転データやトリミング枠データが含
まれている。したがって、ホストコンピュータ30は、
姿勢を変更した画像データ(第3画像データ)や場所を
変更したトリミング枠に基づく画像データを生成し、表
示等が行える。
【0072】なお、上記実施形態においては記憶媒体で
あるハードディスクドライブにホストコンピュータ30
の中央処理装置の制御プログラムを記憶することとし
た。なお、ハードディスクに記憶する図5のフローチャ
ートに示すプログラムは、予めホストコンピュータ30
にセットアップ可能なように、CD−ROM等の記憶媒
体30aに記憶されている。
【0073】ホストコンピュータ30の中央処理装置の
代わりに画像読取装置のCPU11を用いても構わな
い。また、ホストコンピュータ30のメモリの代わりに
画像読取装置のメモリ12を用いても構わない。その場
合、ROM(プログラムメモリ)等に図5のフローチャ
ートのプログラムを記憶しておけば良い。そして、RO
Mに記憶されたプログラムをメモリ(ワーキングメモ
リ)に読み出すことにより、画像読取装置のCPU11
はプログラムの実行を行うことが可能となる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
画像読取システムでは、コマの元画像の姿勢を変更する
データ(回転情報)を取得し、それを磁気情報としてフ
ィルムの磁気記憶領域に保持できる。したがって、請求
項3に記載の画像読取システムのように、その回転情報
に基づき姿勢変更した画像の画像データを生成でき、姿
勢を変更した画像を直ちに表示できる。
【0075】請求項2、4に記載の画像読取システムで
は、ユーザーは元画像(第1画像)に対する姿勢変更画像
(第2画像)を対比して確認できる。請求項5に記載の
画像読取システムでは、姿勢変更画像に対するトリミン
グ範囲をフィルムの磁気記憶領域に保持できる。したが
って、請求項6に記載の画像読取システムのように、第
2画像とそれに対するトリミング範囲とを表示させるこ
とにより、姿勢変更画像に対するトリミング範囲を対比
して確認できる。
【0076】請求項7に記載の画像読取システムでは、
コマの元画像に対するトリミング範囲をフィルムの磁気
記憶領域に保持できる。したがって、請求項8に記載の
画像読取システムのように、コマの元画像とトリミング
範囲を表示させることによってコマの元画像に対するト
リミング範囲を対比して確認できる。請求項9に記載の
画像読取システムでは、コマの元画像に対するトリミン
グ範囲を例えばコマの隅の方へ移動させた位置に設定で
きる。
【0077】請求項10に記載の画像読取システムで
は、コマの元画像の全体とトリミング範囲内の画像とを
直接対比して確認できる。請求項11に記載の画像読取
システムでは、コマの元画像に対するトリミング範囲を
磁気記憶領域から読み取ったトリミング情報に従って設
定でき、直接所望のサイズの画像を表示できる。請求項
12〜請求項22に記載の発明では、請求項1〜請求項
11に記載の画像読取システムに対応する制御手順を記
憶する記憶媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像読取システムの外観図
である。
【図2】本発明の実施形態で使用するカートリッジの外
観図である。
【図3】長尺フィルム(ロールフィルム)の外観図であ
る。
【図4】本発明の実施形態の画像読取システムの構成図
である。
【図5】本発明の実施形態の動作フローチャートであ
る。
【図6】Thumbnail Window(サムネイル画面)の表示例
をディスプレイ上に表示された中間調画像との組合せに
より示す図である。
【図7】Preview Window(プレビュー画面)の表示例
(元画像の表示例)をディスプレイ上に表示された中間
調画像との組合せにより示す図である。
【図8】Preview Window(プレビュー画面)の表示例
(元画像とトリミング後の画像の並置表示例)をディス
プレイ上に表示された中間調画像との組合せにより示す
図である。
【図9】Preview Window(プレビュー画面)の表示例
(元画像にトリミング枠を重ねた表示例)をディスプレ
イ上に表示された中間調画像との組合せにより示す図で
ある。
【図10】Preview Window(プレビュー画面)の表示例
(トリミング枠を回転した場合の表示例)をディスプレ
イ上に表示された中間調画像との組合せにより示す図で
ある。
【図11】Preview Window(プレビュー画面)の表示例
(元画像を回転した場合の表示例)をディスプレイ上に
表示された中間調画像との組合せにより示す図である。
【図12】Preview Window(プレビュー画面)の表示例
(元画像と回転操作後の画像の並置表示例)をディスプ
レイ上に表示された中間調画像との組合せにより示す図
である。
【符号の説明】
1 フィルム画像読取装置 2 制御装置 2a モニタ画面 3 通信ケーブル 4 キーボード 5 カートリッジ 11 中央処理装置(CPU) 12 メモリ 13 インタフェース回路(IF回路) 14 モータ駆動回路 15 磁気信号処理回路 16 ラインセンサ駆動回路 17 信号処理回路 18 A/D変換器 19 光源駆動回路 20 光源 21 レンズ 22 ラインセンサ 23 原稿位置検出センサ 24 光学情報読取センサ 25 磁気ヘッド 26 モータ 27 ロールフィルム 30 ホストコンピュータ 30a 記憶媒体 71、73、77 磁気記憶領域 a コンピュータ装置 b 表示装置 c マウス

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各コマ毎に画像記憶領域と磁気記憶領域
    とを備える長尺フィルムの画像を読み取り、画像信号を
    出力する画像読取手段と、 前記画像信号に基づいて前記画像記憶領域の画像に対応
    した第1画像データを作成する第1画像データ作成手段
    と、 前記第1画像データに回転処理を施し第2画像データを
    作成する第2画像データ作成手段と、 前記回転処理に基づく回転情報を前記磁気記憶領域に書
    き込む磁気情報書込手段とを備えることを特徴とする画
    像読取システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像読取システムにお
    いて、 画像を表示する表示手段と、 前記第1画像データに基づいて第1画像を前記表示手段
    に表示させる制御を行い、前記第2画像データに基づい
    て第2画像を前記表示手段に表示させる制御を行う表示
    制御手段とを更に有することを特徴とする画像読取シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像読取システムにお
    いて、 前記磁気記憶領域から前記回転情報を読み取る磁気情報
    読取手段と、 前記画像信号と前記磁気情報読取手段によって読み取ら
    れる前記回転情報とに基づいて第3画像データを作成す
    る第3画像データ作成手段とを更に有することを特徴と
    する画像読取システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の画像読取システムにお
    いて、 前記表示制御手段は、 前記第1画像データに対応する第1画像と前記第2画像
    データに対応する第2画像とを前記表示手段に並べて表
    示させることを特徴とする画像読取システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像読取システムにお
    いて、 前記第2画像データに対するトリミング範囲を設定する
    トリミング範囲設定手段を更に備え、 前記磁気情報書込手段は、 前記設定するトリミング範囲に基づくトリミング情報を
    前記磁気記憶領域に書き込むことを特徴とする画像読取
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の画像読取システムにお
    いて、 画像を表示する表示手段と、 前記第2画像データに対応する第2画像と設定されるト
    リミング範囲に対応するトリミング表示とを前記表示手
    段に表示させる表示制御手段とを更に有することを特徴
    とする画像読取システム。
  7. 【請求項7】 各コマ毎に画像記憶領域と磁気記憶領域
    とを備える長尺フィルムの画像を読み取り、画像信号を
    出力する画像読取手段と、 前記画像信号に基づいて前記画像記憶領域の画像に対応
    する画像データを作成する画像データ作成手段と、 前記画像データに対するトリミング範囲を設定するトリ
    ミング範囲設定手段と、 前記設定するトリミング範囲に基づくトリミング情報を
    前記磁気記憶領域に書き込む磁気情報書込手段とを備え
    ることを特徴とする画像読取システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像読取システムにお
    いて、 画像を表示する表示手段と、 前記画像データに対応する画像と設定されるトリミング
    範囲に対応するトリミング表示とを前記表示手段に表示
    させる表示制御手段とを更に有することを特徴とする画
    像読取システム。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の画像読取システムにお
    いて、 前記画像に対する前記トリミング範囲に相対的な位置の
    設定変更を指示するトリミング範囲変更手段を更に備
    え、 前記トリミング設定手段は、 前記設定変更に基づいて前記画像に対してトリミング範
    囲を設定することを特徴とする画像読取システム。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の画像読取システムに
    おいて、 前記表示制御手段は、 前記画像データに対応する画像と前記トリミング範囲内
    の画像とを前記表示手段に並べて表示させることを特徴
    とする画像読取システム。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の画像読取システムに
    おいて、 前記磁気記憶領域から前記トリミング情報を読み取る磁
    気情報読取手段を更に有し、 前記トリミング範囲設定手段は、 前記磁気情報読取手段によって読み取られる前記トリミ
    ング情報に基づいて前記画像データに対するトリミング
    範囲を設定することを特徴とする画像読取システム。
  12. 【請求項12】 各コマ毎に画像記憶領域と磁気記憶領
    域とを備える長尺フィルムの画像を読み取り、画像信号
    を出力する画像読取手段を有する画像読取システムに対
    する制御手順を記憶する記憶媒体であって、 前記画像信号に基づいて前記画像記憶領域の画像に対応
    した第1画像データを作成する第1画像データ作成手順
    と、 前記第1画像データに回転処理を施し第2画像データを
    作成する第2画像データ作成手順と、 前記回転処理に基づく回転情報を前記磁気記憶領域に書
    き込む磁気情報書込手順とを記憶することを特徴とする
    画像読取システムに対する制御手順を記憶する記憶媒
    体。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の記憶媒体におい
    て、 前記画像読取システムは、 画像を表示する表示手段を更に有し、 前記記憶媒体は、 前記第1画像データに基づいて第1画像を前記表示手段
    に表示させる制御を行い、前記第2画像データに基づい
    て第2画像を前記表示手段に表示させる制御を行う表示
    制御手順を更に記憶することを特徴とする画像読取シス
    テムに対する制御手順を記憶する記憶媒体。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の記憶媒体におい
    て、 前記画像読取システムは、 前記磁気記憶領域から前記回転情報を読み取る磁気情報
    読取手段を更に有し、 前記記憶媒体は、 前記画像信号と前記磁気情報読取手段によって読み取ら
    れる前記回転情報とに基づいて第3画像データを作成す
    る第3画像データ作成手順を更に記憶することを特徴と
    する画像読取システムに対する制御手順を記憶する記憶
    媒体。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の記憶媒体におい
    て、 前記第1画像データに対応する第1画像と前記第2画像
    データに対応する第2画像とを前記表示手段に並べて表
    示させる表示制御手順を更に記憶することを特徴とする
    画像読取システムに対する制御手順を記憶する記憶媒
    体。
  16. 【請求項16】 請求項12に記載の記憶媒体におい
    て、 前記画像読み取りシステムは、 前記第2画像データに対するトリミング範囲を設定する
    トリミング範囲設定手段を更に有し、 前記記憶媒体は、 前記設定するトリミング範囲に基づくトリミング情報を
    前記磁気記憶領域に書き込む磁気情報書込手順を更に記
    憶することを特徴とする画像読取システムに対する制御
    手順を記憶する記憶媒体。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の記憶媒体におい
    て、 前記画像読取システムは、 画像を表示する表示手段を更に有し、 前記記憶媒体は、 前記第2画像データに対応する第2画像と設定されるト
    リミング範囲に対応するトリミング表示とを前記表示手
    段に表示させる表示制御手順を更に記憶することを特徴
    とする画像読取システムに対する制御手順を記憶する記
    憶媒体。
  18. 【請求項18】 各コマ毎に画像記憶領域と磁気記憶領
    域とを備える長尺フィルムの画像を読み取り、画像信号
    を出力する画像読取手段と、 前記画像信号に基づいて前記画像記憶領域の画像に対応
    する画像データを作成する画像データ作成手段と、 前記画像データに対するトリミング範囲を設定するトリ
    ミング範囲設定手段とを有する画像読取システムに対す
    る制御手順を記憶する記憶媒体であって、 前記設定するトリミング範囲に基づくトリミング情報を
    前記磁気記憶領域に書き込む磁気情報書込手順とを記憶
    することを特徴とする画像読取システムに対する制御手
    順を記憶する記憶媒体。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の記憶媒体におい
    て、 前記画像読取システムは、 画像を表示する表示手段を更に有し、 前記記憶媒体は、 前記画像データに対応する画像と設定されるトリミング
    範囲に対応するトリミング表示とを前記表示手段に表示
    させる表示制御手順を更に記憶することを特徴とする画
    像読取システムに対する制御手順を記憶する記憶媒体。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の記憶媒体におい
    て、 前記画像読み取りシステムは、 前記画像に対する前記トリミング範囲に相対的な位置の
    設定変更を指示するトリミング範囲変更手順を更に有
    し、 前記記憶媒体は、 前記設定変更に基づいて前記画像に対してトリミング範
    囲を設定する前記トリミング設定手順を更に記憶するこ
    とを特徴とする画像読取システムに対する制御手順を記
    憶する記憶媒体。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載の記憶媒体におい
    て、 前記画像データに対応する画像と前記トリミング範囲内
    の画像とを前記表示手段に並べて表示させる前記表示制
    御手順を更に記憶することを特徴とする画像読取システ
    ムに対する制御手順を記憶する記憶媒体。
  22. 【請求項22】 請求項18に記載の記憶媒体におい
    て、 前記画像読取システムは、 前記磁気記憶領域から前記トリミング情報を読み取る磁
    気情報読取手段を更に有し、 前記記憶媒体は、 前記磁気情報読取手段によって読み取られる前記トリミ
    ング情報に基づいて前記画像データに対するトリミング
    範囲を設定するトリミング範囲設定手順を更に記憶する
    ことを特徴とする画像読取システムに対する制御手順を
    記憶する記憶媒体。
JP9083062A 1996-12-27 1997-04-01 画像読取システム及び画像読取システムに対する制御手順を記憶する記憶媒体 Pending JPH10240916A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015188738A (ja) * 2014-03-31 2015-11-02 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2021180522A (ja) * 2020-04-10 2021-11-18 ブラザー工業株式会社 制御プログラム、および情報処理装置
US11699416B2 (en) 2014-09-29 2023-07-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information processing device and non-transitory storage medium storing instructions executable by the information processing device

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