JPH10240929A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH10240929A JPH10240929A JP9046728A JP4672897A JPH10240929A JP H10240929 A JPH10240929 A JP H10240929A JP 9046728 A JP9046728 A JP 9046728A JP 4672897 A JP4672897 A JP 4672897A JP H10240929 A JPH10240929 A JP H10240929A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】画像処理装置にあって、画像の輪郭成分を強調
する際に、画像の輝度レベルの低い部分で強調処理され
た輪郭成分により画像がざわざわした印象を与えること
がなく、出力画像のぼけを少なくして、鮮明度をより強
調すること。 【解決手段】指定画素データ及びこの指定画素データに
対応する指定画素の周辺近傍画素の画素データの輝度成
分を読み出し、この読み出した前記指定画素の画素デー
タの輝度成分の値と前記周辺近傍画素の画素データの輝
度成分の値との変化量ΔLを求め、この変化量ΔLが所
定値M以上となり前記指定画素データを輪郭成分と判断
した場合には、該指定画素データの輝度成分のレベルに
応じて予め定められた補正係数Kに基づいて、前記指定
画素データを輪郭強調処理することで、輪郭成分と判断
された場合にのみその輝度レベルに応じた輪郭強調処理
が可能となり、濃淡の緩やかな画像部分で擬輪郭が強調
されるのを防止できる。
する際に、画像の輝度レベルの低い部分で強調処理され
た輪郭成分により画像がざわざわした印象を与えること
がなく、出力画像のぼけを少なくして、鮮明度をより強
調すること。 【解決手段】指定画素データ及びこの指定画素データに
対応する指定画素の周辺近傍画素の画素データの輝度成
分を読み出し、この読み出した前記指定画素の画素デー
タの輝度成分の値と前記周辺近傍画素の画素データの輝
度成分の値との変化量ΔLを求め、この変化量ΔLが所
定値M以上となり前記指定画素データを輪郭成分と判断
した場合には、該指定画素データの輝度成分のレベルに
応じて予め定められた補正係数Kに基づいて、前記指定
画素データを輪郭強調処理することで、輪郭成分と判断
された場合にのみその輝度レベルに応じた輪郭強調処理
が可能となり、濃淡の緩やかな画像部分で擬輪郭が強調
されるのを防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の輪郭を強調
処理する画像処理装置に関する。
処理する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】濃淡画像の輪郭成分は、原画像の濃淡部
分の変化が激しいところである。この濃淡変化の激しい
部分を抽出する手法として、差分型線形フィルタ等を用
いて、注目画素と周辺近傍画素との輝度値の変化量(ラ
プラシアン)に基づいて処理する方法がある。従来は、
この方法を用いて画像全体について一様に輪郭強調処理
を施していた。
分の変化が激しいところである。この濃淡変化の激しい
部分を抽出する手法として、差分型線形フィルタ等を用
いて、注目画素と周辺近傍画素との輝度値の変化量(ラ
プラシアン)に基づいて処理する方法がある。従来は、
この方法を用いて画像全体について一様に輪郭強調処理
を施していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、人間には、
輝度レベルの高い部分では明暗の変化に敏感であるが、
輝度レベルの低い部分では明暗の変化に鈍感であるとい
う視覚の特性があり、輝度レベルの高い部分と低い部分
で同様の強調処理を行っても、画像の暗い輝度レベルの
低い部分では、人間の視覚上、輪郭強調処理の効果が少
なく、かえって強調された輪郭成分によりざわざわした
画像になってしまう。
輝度レベルの高い部分では明暗の変化に敏感であるが、
輝度レベルの低い部分では明暗の変化に鈍感であるとい
う視覚の特性があり、輝度レベルの高い部分と低い部分
で同様の強調処理を行っても、画像の暗い輝度レベルの
低い部分では、人間の視覚上、輪郭強調処理の効果が少
なく、かえって強調された輪郭成分によりざわざわした
画像になってしまう。
【0004】また、従来の輪郭強調処理では、緩やかに
濃度変化する部分も一様に強調されてしまい、量子化ビ
ット数の少ない画像については擬輪郭も強調されてしま
うという問題もあった。
濃度変化する部分も一様に強調されてしまい、量子化ビ
ット数の少ない画像については擬輪郭も強調されてしま
うという問題もあった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、画像の輪郭成分を強調する際に、画像
の輝度レベルの低い部分で強調処理された輪郭成分によ
り画像がざわざわした印象を与えることがなく、出力画
像のぼけを少なくして、鮮明度をより強調できる画像処
理装置を提供することを目的とする。
するものであり、画像の輪郭成分を強調する際に、画像
の輝度レベルの低い部分で強調処理された輪郭成分によ
り画像がざわざわした印象を与えることがなく、出力画
像のぼけを少なくして、鮮明度をより強調できる画像処
理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の画像
処理装置は、画像を構成する複数の画素の輝度成分を含
んだ画素データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に
記憶された画素データの1つを順に指定するとともに、
この指定画素データ及びこの指定画素データに対応する
指定画素の周辺近傍画素の画素データの輝度成分を前記
記憶手段から読み出す読出し手段と、この読出し手段に
より読み出された前記指定画素の画素データの輝度成分
の値と前記周辺近傍画素の画素データの輝度成分の値の
変化量を求める変化量演算手段と、この変化量演算手段
により求められた前記変化量に基づいて前記指定画素デ
ータが輪郭成分か否かを判断する判断手段と、この判断
手段により前記指定画素データが輪郭成分と判断された
場合には、前記指定画素データの輝度成分のレベルに応
じて予め定められた輪郭強調度を設定する輪郭強調度設
定手段と、この輪郭強調度設定手段により設定された輪
郭強調度に基づいて前記指定画素データを輪郭強調処理
する輪郭強調処理手段とを備えて構成するものである。
処理装置は、画像を構成する複数の画素の輝度成分を含
んだ画素データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に
記憶された画素データの1つを順に指定するとともに、
この指定画素データ及びこの指定画素データに対応する
指定画素の周辺近傍画素の画素データの輝度成分を前記
記憶手段から読み出す読出し手段と、この読出し手段に
より読み出された前記指定画素の画素データの輝度成分
の値と前記周辺近傍画素の画素データの輝度成分の値の
変化量を求める変化量演算手段と、この変化量演算手段
により求められた前記変化量に基づいて前記指定画素デ
ータが輪郭成分か否かを判断する判断手段と、この判断
手段により前記指定画素データが輪郭成分と判断された
場合には、前記指定画素データの輝度成分のレベルに応
じて予め定められた輪郭強調度を設定する輪郭強調度設
定手段と、この輪郭強調度設定手段により設定された輪
郭強調度に基づいて前記指定画素データを輪郭強調処理
する輪郭強調処理手段とを備えて構成するものである。
【0007】この画像処理装置では、指定画素データの
輝度成分のレベルに応じて予め定められた輪郭強調度に
従って輪郭強調処理を行うため、従来装置のように輝度
レベルに係わらず一様の輪郭強調度にしたがって輪郭強
調処理を行うものに比べて、輝度レベルに応じた輪郭強
調処理が可能となり、輪郭強調処理の効果を上げること
ができる。また、指定画素データの輝度成分の値とその
周辺近傍画素の画素データの輝度成分の値との変化量に
基づいて指定画素データが輪郭成分か否かが判断され、
輪郭成分と判断された場合にのみ輪郭強調処理を行うた
め、濃淡の緩やかな画像部分で擬輪郭が強調されるのを
防ぐことができる。
輝度成分のレベルに応じて予め定められた輪郭強調度に
従って輪郭強調処理を行うため、従来装置のように輝度
レベルに係わらず一様の輪郭強調度にしたがって輪郭強
調処理を行うものに比べて、輝度レベルに応じた輪郭強
調処理が可能となり、輪郭強調処理の効果を上げること
ができる。また、指定画素データの輝度成分の値とその
周辺近傍画素の画素データの輝度成分の値との変化量に
基づいて指定画素データが輪郭成分か否かが判断され、
輪郭成分と判断された場合にのみ輪郭強調処理を行うた
め、濃淡の緩やかな画像部分で擬輪郭が強調されるのを
防ぐことができる。
【0008】また、本発明の画像処理装置では、前記輪
郭強調度設定手段を、指定画素データの輝度成分が低い
レベル領域では高いレベル領域に比べて小さな輪郭強調
度を設定するように構成することができ、また、指定画
素データの輝度成分が低いレベル領域では中間のレベル
領域に比べて小さな輪郭強調度を設定し、指定画素デー
タの輝度成分が高いレベル領域では中間のレベル領域に
比べて大きな輪郭強調度を設定するようにして構成する
ことができる。
郭強調度設定手段を、指定画素データの輝度成分が低い
レベル領域では高いレベル領域に比べて小さな輪郭強調
度を設定するように構成することができ、また、指定画
素データの輝度成分が低いレベル領域では中間のレベル
領域に比べて小さな輪郭強調度を設定し、指定画素デー
タの輝度成分が高いレベル領域では中間のレベル領域に
比べて大きな輪郭強調度を設定するようにして構成する
ことができる。
【0009】これにより、画像の輝度レベルの低い部分
での輪郭強調が抑止され、輝度レベルの低い部分での輪
郭成分により画像がざわざわした印象を与えることがな
く、出力画像の画像品質を向上することができる。
での輪郭強調が抑止され、輝度レベルの低い部分での輪
郭成分により画像がざわざわした印象を与えることがな
く、出力画像の画像品質を向上することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
画像処理装置の制御系のブロック構成図を示す。
を参照して説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
画像処理装置の制御系のブロック構成図を示す。
【0011】本発明の画像処理装置は、Y/C分離部1
と、A/D変換部2と、フレームメモリ3と、制御部4
と、画像メモリ5と、ROM6と、カラープリンタ7等
により構成される。
と、A/D変換部2と、フレームメモリ3と、制御部4
と、画像メモリ5と、ROM6と、カラープリンタ7等
により構成される。
【0012】図1のように、ビデオカメラ等の外部装置
から複合映像信号がY/C分離部1に供給される。Y/
C分離部1は、供給された複合映像信号をアナログ信号
の輝度信号と色差信号に分離する。分離された輝度信号
と色差信号は、A/D変換部2に供給され、A/D変換
部2で一定周期でサンプリングされ、量子化されてデジ
タル信号の輝度信号及び色差信号に変換されて画像デー
タとしてフレームメモリ3に格納される。
から複合映像信号がY/C分離部1に供給される。Y/
C分離部1は、供給された複合映像信号をアナログ信号
の輝度信号と色差信号に分離する。分離された輝度信号
と色差信号は、A/D変換部2に供給され、A/D変換
部2で一定周期でサンプリングされ、量子化されてデジ
タル信号の輝度信号及び色差信号に変換されて画像デー
タとしてフレームメモリ3に格納される。
【0013】この画像データを構成する複数の画素デー
タの輝度信号及び色差信号は、それぞれ4ビットのデー
タ幅を有し、輝度信号は16段階の輝度を指定可能であ
り、輝度の最も高い(明るい)レベルは“15”で、最
も低い(暗い)レベルは“0”となっている。
タの輝度信号及び色差信号は、それぞれ4ビットのデー
タ幅を有し、輝度信号は16段階の輝度を指定可能であ
り、輝度の最も高い(明るい)レベルは“15”で、最
も低い(暗い)レベルは“0”となっている。
【0014】フレームメモリ3に格納された画像データ
は、制御部4により輪郭強調処理が施されて画像メモリ
5に格納される。また、制御部4は、画像メモリ5に格
納された画像データを、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)それぞれのカラー印刷データに変
換し、これら各色の印刷データを順にカラープリンタ7
に供給する。
は、制御部4により輪郭強調処理が施されて画像メモリ
5に格納される。また、制御部4は、画像メモリ5に格
納された画像データを、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)それぞれのカラー印刷データに変
換し、これら各色の印刷データを順にカラープリンタ7
に供給する。
【0015】カラープリンタ7では、供給される印刷デ
ータに基づいて、Y、M、Cの各色で記録紙8上に重ね
印刷され画像が出力される。ROM6は、前記制御部4
が実行する輪郭強調処理やこの装置の各種処理を実行す
るためのプログラム等のデータを格納する。
ータに基づいて、Y、M、Cの各色で記録紙8上に重ね
印刷され画像が出力される。ROM6は、前記制御部4
が実行する輪郭強調処理やこの装置の各種処理を実行す
るためのプログラム等のデータを格納する。
【0016】本発明の画像処理装置では、人間には輝度
レベルの高い部分では明暗の変化に敏感であるが、輝度
レベルの低い部分では明暗の変化に鈍感であるという視
覚の特性を考慮して輪郭強調処理を行うものである。
レベルの高い部分では明暗の変化に敏感であるが、輝度
レベルの低い部分では明暗の変化に鈍感であるという視
覚の特性を考慮して輪郭強調処理を行うものである。
【0017】以下、図2のフローチャートに基づいて、
制御部4により実行される本発明の輪郭強調処理につい
て説明する。ビデオカメラ等の外部装置から画像が本装
置に取り込まれ、複合映像信号がY/C分離部1に供給
される。Y/C分離部1により複合映像信号がアナログ
信号の輝度信号と色差信号に分離され、A/D変換部2
で一定周期でサンプリングされ量子化されデジタル信号
の輝度信号(輝度データ)及び色差信号(色差データ)
に変換されて1枚の画像の画像データとしてフレームメ
モリ3に格納される。
制御部4により実行される本発明の輪郭強調処理につい
て説明する。ビデオカメラ等の外部装置から画像が本装
置に取り込まれ、複合映像信号がY/C分離部1に供給
される。Y/C分離部1により複合映像信号がアナログ
信号の輝度信号と色差信号に分離され、A/D変換部2
で一定周期でサンプリングされ量子化されデジタル信号
の輝度信号(輝度データ)及び色差信号(色差データ)
に変換されて1枚の画像の画像データとしてフレームメ
モリ3に格納される。
【0018】そこで、まずフレームメモリ3に格納され
た画像データを構成する前記輝度データ及び色差データ
からなる複数の画素データの1つが指定されるととも
に、指定画素データ及びその周辺画素の画素データの輝
度成分(輝度データ)が読み出される(ステップS
1)。
た画像データを構成する前記輝度データ及び色差データ
からなる複数の画素データの1つが指定されるととも
に、指定画素データ及びその周辺画素の画素データの輝
度成分(輝度データ)が読み出される(ステップS
1)。
【0019】図3は、輝度データが読み出される指定画
素及びその周辺画素の位置関係を示し、対象となる周辺
画素は、指定画素(x,y)の上下左右の4画素(x,
y−1)、(x,y+1)、(x−1,y)、(x+
1,y)である。
素及びその周辺画素の位置関係を示し、対象となる周辺
画素は、指定画素(x,y)の上下左右の4画素(x,
y−1)、(x,y+1)、(x−1,y)、(x+
1,y)である。
【0020】これら4画素の輝度データL(x,y−
1)、L(x,y+1)、L(x−1,y)、L(x+
1,y)が指定画素(x,y)の輝度データL(x,
y)とともに読み出される。
1)、L(x,y+1)、L(x−1,y)、L(x+
1,y)が指定画素(x,y)の輝度データL(x,
y)とともに読み出される。
【0021】次に、読み出された指定画素の輝度データ
の値と周辺4画素の輝度データの平均値との差△Lが求
められる(ステップS2)。すなわち、制御部4では、
次の演算式による演算を実行して上記差のデータ△L
(x,y)が求められる。
の値と周辺4画素の輝度データの平均値との差△Lが求
められる(ステップS2)。すなわち、制御部4では、
次の演算式による演算を実行して上記差のデータ△L
(x,y)が求められる。
【0022】 △L(x,y)=1/4{L(x,y−1)+L(x,y+1) +L(x−1,y)+L(x+1,y)}−L(x,y) そして、求められた差の値ΔLの絶対値が予め定められ
た値であるMより大きいか否か判断される(ステップS
3)。
た値であるMより大きいか否か判断される(ステップS
3)。
【0023】上記ステップS2、S3は、指定画素と周
辺画素の輝度レベルの変化量により指定画素が輪郭成分
に相当するかどうかを判断するものであり、その基準と
なる変化量Mの値は予め適宜に定められている。上記差
の値ΔLが所定値Mより大きい場合には指定画素が輪郭
成分であることを意味し、小さい場合には輪郭成分では
ないことを意味する。
辺画素の輝度レベルの変化量により指定画素が輪郭成分
に相当するかどうかを判断するものであり、その基準と
なる変化量Mの値は予め適宜に定められている。上記差
の値ΔLが所定値Mより大きい場合には指定画素が輪郭
成分であることを意味し、小さい場合には輪郭成分では
ないことを意味する。
【0024】上記ステップS3により、周辺画素に対す
る指定画素の輝度データの値の変化量が大きいと判断さ
れた場合には、輪郭強調処理を行うために、まず指定画
素の輝度データのレベルに応じて輪郭強調度を決める補
正係数Kの値が決められる(ステップS4)。
る指定画素の輝度データの値の変化量が大きいと判断さ
れた場合には、輪郭強調処理を行うために、まず指定画
素の輝度データのレベルに応じて輪郭強調度を決める補
正係数Kの値が決められる(ステップS4)。
【0025】図4は、画素の輝度レベルと、この輝度レ
ベルに応じて決められる補正係数Kの関係を示すもので
あり、画素の輝度レベルが低い(暗い)場合には係数K
の値は小さい値に決められ、輝度レベルが高い(明る
い)場合には係数Kの値は大きい値に決められる。図4
に示す関係のデータは、ROM6にテーブルとして格納
されている。
ベルに応じて決められる補正係数Kの関係を示すもので
あり、画素の輝度レベルが低い(暗い)場合には係数K
の値は小さい値に決められ、輝度レベルが高い(明る
い)場合には係数Kの値は大きい値に決められる。図4
に示す関係のデータは、ROM6にテーブルとして格納
されている。
【0026】上記ステップS4により補正係数Kが決め
られると、次に、上記輝度データの差分△Lに、ステッ
プS4で決められた補正係数Kが乗算されて、補正され
た差分値△L’が求められる(ステップS5)。
られると、次に、上記輝度データの差分△Lに、ステッ
プS4で決められた補正係数Kが乗算されて、補正され
た差分値△L’が求められる(ステップS5)。
【0027】次に、ステップS5で求められた補正され
た差分値△L’を使い、下記演算式により輪郭強調した
新たな輝度データの値L’が求められる(ステップS
6)。 L’(x,y)=L(x,y)−△L’ そして、ステップS6で求められた指定画素の新たな輝
度データとフレームメモリ3に格納されている指定画素
の色差データとは対応付けられて画像メモリ5の所定の
アドレスに格納される(ステップS7)。
た差分値△L’を使い、下記演算式により輪郭強調した
新たな輝度データの値L’が求められる(ステップS
6)。 L’(x,y)=L(x,y)−△L’ そして、ステップS6で求められた指定画素の新たな輝
度データとフレームメモリ3に格納されている指定画素
の色差データとは対応付けられて画像メモリ5の所定の
アドレスに格納される(ステップS7)。
【0028】これにより、指定画素の輝度レベルが低い
(暗い)場合には輪郭強調度が小さく押さえられ、輝度
レベルが高い(明るい)場合には大きな強調度で輪郭強
調処理がなされることになる。
(暗い)場合には輪郭強調度が小さく押さえられ、輝度
レベルが高い(明るい)場合には大きな強調度で輪郭強
調処理がなされることになる。
【0029】一方、上記ステップS3に戻って、指定画
素の輝度データの値とその周辺画素の輝度データの平均
値との差ΔLが所定値Mより大きくはないと判断された
場合には、ステップS4〜S7の処理は行われず、フレ
ームメモリ3の指定画素データ(輝度データ、色差デー
タ)はそのまま画像メモリ5の所定のアドレスに書込ま
れる(ステップS8)。すなわち、画像の濃淡変化の緩
やかな部分では輪郭強調処理は行わない。これにより、
画像の濃淡変化の緩やかな部分での輪郭強調を行わない
ことで、疑似輪郭の発生を防止できる。
素の輝度データの値とその周辺画素の輝度データの平均
値との差ΔLが所定値Mより大きくはないと判断された
場合には、ステップS4〜S7の処理は行われず、フレ
ームメモリ3の指定画素データ(輝度データ、色差デー
タ)はそのまま画像メモリ5の所定のアドレスに書込ま
れる(ステップS8)。すなわち、画像の濃淡変化の緩
やかな部分では輪郭強調処理は行わない。これにより、
画像の濃淡変化の緩やかな部分での輪郭強調を行わない
ことで、疑似輪郭の発生を防止できる。
【0030】上記ステップS7、S8の処理が終了する
と、全画素の処理が終えたか否かが判断され(ステップ
S9)、終えていなければアドレス指定によりフレーム
メモリ3に格納された画像データの指定する画素データ
を更新する(ステップS10)。そして、フレームメモ
リ3に格納された画像データの全画素データの処理終了
まで、上記S2〜S10のステップをループする。
と、全画素の処理が終えたか否かが判断され(ステップ
S9)、終えていなければアドレス指定によりフレーム
メモリ3に格納された画像データの指定する画素データ
を更新する(ステップS10)。そして、フレームメモ
リ3に格納された画像データの全画素データの処理終了
まで、上記S2〜S10のステップをループする。
【0031】したがって、前記構成の画像処理装置によ
れば、指定画素データ及びこの指定画素データに対応す
る指定画素の周辺近傍画素の画素データの輝度成分が読
み出され、この読み出された前記指定画素の画素データ
の輝度成分の値と前記周辺近傍画素の画素データの輝度
成分の値との変化量ΔLが求められ、この変化量ΔLが
所定値M以上となり前記指定画素データが輪郭成分と判
断された場合には、該指定画素データの輝度成分のレベ
ルに応じて予め定められた補正係数Kに基づいて、前記
指定画素データが輪郭強調処理されるので、輪郭成分と
判断された場合にのみその輝度レベルに応じた輪郭強調
処理が可能となり、濃淡の緩やかな画像部分で擬輪郭が
強調されるのを防止できるようになる。
れば、指定画素データ及びこの指定画素データに対応す
る指定画素の周辺近傍画素の画素データの輝度成分が読
み出され、この読み出された前記指定画素の画素データ
の輝度成分の値と前記周辺近傍画素の画素データの輝度
成分の値との変化量ΔLが求められ、この変化量ΔLが
所定値M以上となり前記指定画素データが輪郭成分と判
断された場合には、該指定画素データの輝度成分のレベ
ルに応じて予め定められた補正係数Kに基づいて、前記
指定画素データが輪郭強調処理されるので、輪郭成分と
判断された場合にのみその輝度レベルに応じた輪郭強調
処理が可能となり、濃淡の緩やかな画像部分で擬輪郭が
強調されるのを防止できるようになる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、画像の
輪郭成分を強調する際に、画像の輝度レベルの低い部分
で強調処理された輪郭成分により画像がざわざわした印
象を与えることがなく、出力画像のぼけを少なくして、
鮮明度をより強調するこができる。
輪郭成分を強調する際に、画像の輝度レベルの低い部分
で強調処理された輪郭成分により画像がざわざわした印
象を与えることがなく、出力画像のぼけを少なくして、
鮮明度をより強調するこができる。
【図1】本発明の実施形態に係わる画像処理装置の制御
系の構成を示すブロック図。
系の構成を示すブロック図。
【図2】前記画像処理装置の輪郭強調処理を示すフロー
チャート。
チャート。
【図3】前記画像処理装置の輪郭強調処理に伴なう指定
画素と周辺近傍画素の位置関係を示す図。
画素と周辺近傍画素の位置関係を示す図。
【図4】前記画像処理装置の輪郭強調処理に適用される
画素の輝度レベルとこの輝度レベルに応じて決められる
補正係数Kとの関係を示す図。
画素の輝度レベルとこの輝度レベルに応じて決められる
補正係数Kとの関係を示す図。
1 …Y/C分離部、 2 …A/D変換部、 3 …フレームメモリ、 4 …制御部、 5 …画像メモリ、 6 …ROM、 7 …カラープリンタ。
Claims (3)
- 【請求項1】 画像を構成する複数の画素の輝度成分を
含んだ画素データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された画素データの1つを順に指定
するとともに、この指定画素データ及びこの指定画素デ
ータに対応する指定画素の周辺近傍画素の画素データの
輝度成分を前記記憶手段から読み出す読出し手段と、 この読出し手段により読み出された前記指定画素の画素
データの輝度成分の値と前記周辺近傍画素の画素データ
の輝度成分の値との変化量を求める変化量演算手段と、 この変化量演算手段により求められた前記変化量に基づ
いて前記指定画素データが輪郭成分か否かを判断する判
断手段と、 この判断手段により前記指定画素データが輪郭成分と判
断された場合には、前記指定画素データの輝度成分のレ
ベルに応じて予め定められた輪郭強調度を設定する輪郭
強調度設定手段と、 この輪郭強調度設定手段により設定された輪郭強調度に
基づいて前記指定画素データを輪郭強調処理する輪郭強
調処理手段と、を備えることを特徴とする画像処理装
置。 - 【請求項2】 前記輪郭強調度設定手段は、前記指定画
素データの輝度成分が低いレベル領域では高いレベル領
域に比べて小さな輪郭強調度を設定することを特徴とす
る請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記輪郭強調度設定手段は、前記指定画
素データの輝度成分が低いレベル領域では中間のレベル
領域に比べて小さな輪郭強調度を設定し、前記指定画素
データの輝度成分が高いレベル領域では中間のレベル領
域に比べて大きな輪郭強調度を設定することを特徴とす
る請求項1に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9046728A JPH10240929A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9046728A JPH10240929A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10240929A true JPH10240929A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12755408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9046728A Pending JPH10240929A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10240929A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7352397B2 (en) | 2002-07-25 | 2008-04-01 | Fujitsu Limited | Circuit and method for contour enhancement |
| US7463785B2 (en) | 2002-09-12 | 2008-12-09 | Riso Kagaku Corporation | Image processing system |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9046728A patent/JPH10240929A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7352397B2 (en) | 2002-07-25 | 2008-04-01 | Fujitsu Limited | Circuit and method for contour enhancement |
| US7463785B2 (en) | 2002-09-12 | 2008-12-09 | Riso Kagaku Corporation | Image processing system |
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