JPH10241325A - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
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- JPH10241325A JPH10241325A JP4094197A JP4094197A JPH10241325A JP H10241325 A JPH10241325 A JP H10241325A JP 4094197 A JP4094197 A JP 4094197A JP 4094197 A JP4094197 A JP 4094197A JP H10241325 A JPH10241325 A JP H10241325A
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- JP
- Japan
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- guide roller
- tape
- guide
- mounting hole
- cassette
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 テープをガイドするためのガイドローラー1
0を軸支するガイドピン13が圧入によって下ハーフ
(カセットハーフ)2に取り付けられる構造のテープカ
セットにおいて、ガイドローラー10の回転時のガイド
ローラー10と下ハーフ2の接触による異音の発生を効
果的に抑える。 【解決手段】 下ハーフ2のガイドローラー受け面に、
ガイドローラー10の端面との接触面積を小さくするた
めの第1の凹部18を形成し、さらにガイドピン13の
圧入によって発生する凸16がガイドローラー10の端
面と接触しないようにするための第2の凹部19を形成
した構造とする。
0を軸支するガイドピン13が圧入によって下ハーフ
(カセットハーフ)2に取り付けられる構造のテープカ
セットにおいて、ガイドローラー10の回転時のガイド
ローラー10と下ハーフ2の接触による異音の発生を効
果的に抑える。 【解決手段】 下ハーフ2のガイドローラー受け面に、
ガイドローラー10の端面との接触面積を小さくするた
めの第1の凹部18を形成し、さらにガイドピン13の
圧入によって発生する凸16がガイドローラー10の端
面と接触しないようにするための第2の凹部19を形成
した構造とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテープカセットに関
し、特にテープをガイドするためのガイドローラーを軸
支するガイドピンが圧入によってカセットハーフに取り
付けられる構造のテープカセットに係るものである。
し、特にテープをガイドするためのガイドローラーを軸
支するガイドピンが圧入によってカセットハーフに取り
付けられる構造のテープカセットに係るものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、図1〜図7において従来例につい
て説明する。図1Aは、いわゆるベータ型ビデオテープ
カセットの上側カセットハーフ(以下上ハーフという)
1を示し、一方図1Bは同、下側カセットハーフ(以下
下ハーフという)2を示しており、この上ハーフ1と下
ハーフ2とを組み合わせて螺子等で固定することにより
カセット筐体が構成される。尚、このカセット筐体を構
成する上ハーフ1と下ハーフ2は何れもABS等の樹脂
を材料として成形されている。
て説明する。図1Aは、いわゆるベータ型ビデオテープ
カセットの上側カセットハーフ(以下上ハーフという)
1を示し、一方図1Bは同、下側カセットハーフ(以下
下ハーフという)2を示しており、この上ハーフ1と下
ハーフ2とを組み合わせて螺子等で固定することにより
カセット筐体が構成される。尚、このカセット筐体を構
成する上ハーフ1と下ハーフ2は何れもABS等の樹脂
を材料として成形されている。
【0003】このカセット筐体の内部には、下ハーフ2
に載置されるようにして、テープ(磁気テープ)3を巻
装する一対のテープリール即ち供給側テープリール4及
び巻き取り側テープリール5が回転可能に収容されてい
る。またこのカセット筐体の内部には、その前方左右両
側にテープガイド7及び8が取り付けられており、供給
側テープリール4から導出されたテープ3がテープガイ
ド7を通ってカセット前面に表出され、その後テープガ
イド8を通って巻き取り側テープリール5に巻き取られ
る如くテープ走行経路が形成されている。
に載置されるようにして、テープ(磁気テープ)3を巻
装する一対のテープリール即ち供給側テープリール4及
び巻き取り側テープリール5が回転可能に収容されてい
る。またこのカセット筐体の内部には、その前方左右両
側にテープガイド7及び8が取り付けられており、供給
側テープリール4から導出されたテープ3がテープガイ
ド7を通ってカセット前面に表出され、その後テープガ
イド8を通って巻き取り側テープリール5に巻き取られ
る如くテープ走行経路が形成されている。
【0004】さらにこのテープ走行経路の途中において
カセット筐体の内部には、供給側テープリール4とテー
プガイド7との間及び巻き取り側テープリール5とテー
プガイド8との間に位置してテープ3をガイドするガイ
ドローラー10が回転自在に取り付けられている。
カセット筐体の内部には、供給側テープリール4とテー
プガイド7との間及び巻き取り側テープリール5とテー
プガイド8との間に位置してテープ3をガイドするガイ
ドローラー10が回転自在に取り付けられている。
【0005】このガイドローラー10について注目する
と、このガイドローラー10の取り付け部の構造は図2
に示すようになっている。即ち、上ハーフ1と下ハーフ
2の夫々の内面側には、互いに対応する位置に取り付け
穴11と12が形成されており、この取り付け穴11,
12に挿入される状態で丸棒状のガイドピン13が上ハ
ーフ1と下ハーフ2の間に取り付けられ、このガイドピ
ン13に円筒状のガイドローラー10が回転自在に軸支
されている。尚、ここでガイドピン13は金属例えばス
テンレス(SUS304)、ガイドローラー10は樹脂
材例えばPOMを材料として成形されている。
と、このガイドローラー10の取り付け部の構造は図2
に示すようになっている。即ち、上ハーフ1と下ハーフ
2の夫々の内面側には、互いに対応する位置に取り付け
穴11と12が形成されており、この取り付け穴11,
12に挿入される状態で丸棒状のガイドピン13が上ハ
ーフ1と下ハーフ2の間に取り付けられ、このガイドピ
ン13に円筒状のガイドローラー10が回転自在に軸支
されている。尚、ここでガイドピン13は金属例えばス
テンレス(SUS304)、ガイドローラー10は樹脂
材例えばPOMを材料として成形されている。
【0006】取り付け穴11,12の周囲の部分は夫々
ボス部14,15となっており、ガイドローラー10は
このボス部14,15との間のクリアランス内で上下動
が可能な状態で回転自在に取り付けられている。
ボス部14,15となっており、ガイドローラー10は
このボス部14,15との間のクリアランス内で上下動
が可能な状態で回転自在に取り付けられている。
【0007】上ハーフ1側の取り付け穴11は図3に示
す如く丸穴状に形成されており、一方下ハーフ2側の取
り付け穴12は図4に示す如く正方形の角穴状に形成さ
れている。
す如く丸穴状に形成されており、一方下ハーフ2側の取
り付け穴12は図4に示す如く正方形の角穴状に形成さ
れている。
【0008】上ハーフ1側の取り付け穴11は、ガイド
ピン13の外径よりも僅かに大きい内径に形成されてお
り、このため図5に示すようにガイドピン13は取り付
け穴11に対し僅かのクリアランスを有する状態で挿入
支持され、即ちガイドピン13は単に倒れ防止のために
取り付け穴11に支えられた構造となっている。
ピン13の外径よりも僅かに大きい内径に形成されてお
り、このため図5に示すようにガイドピン13は取り付
け穴11に対し僅かのクリアランスを有する状態で挿入
支持され、即ちガイドピン13は単に倒れ防止のために
取り付け穴11に支えられた構造となっている。
【0009】これに対し下ハーフ2側の取り付け穴12
は、その一辺の寸法がガイドピン13の外径よりも僅か
に小さく形成されており、このためガイドピン13を取
り付け穴12に挿入するときには、図6及び図7に示す
如く取り付け穴12を押し広げるように圧入し、これに
よってガイドピン13は取り付け穴12にしっかりと固
定支持される構造となっている。
は、その一辺の寸法がガイドピン13の外径よりも僅か
に小さく形成されており、このためガイドピン13を取
り付け穴12に挿入するときには、図6及び図7に示す
如く取り付け穴12を押し広げるように圧入し、これに
よってガイドピン13は取り付け穴12にしっかりと固
定支持される構造となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く構成される
テープカセットにおけるガイドローラー10の取り付け
部においては、テープ走行によってガイドローラー10
が回転したときに、このガイドローラー10が上下ハー
フ1,2のボス部14,15との間のクリアランス内で
回転しながら上下に動くと、異音が発生する問題があ
る。即ち、ガイドローラー10が上方へ動くと、ガイド
ローラー10の上端面が上ハーフ1側のボス部14に接
触してその摺接音が異音となり、またガイドローラー1
0が下方へ動くと、ガイドローラー10の下端面が下ハ
ーフ2側のボス部15に接触してその摺接音が異音とな
る。
テープカセットにおけるガイドローラー10の取り付け
部においては、テープ走行によってガイドローラー10
が回転したときに、このガイドローラー10が上下ハー
フ1,2のボス部14,15との間のクリアランス内で
回転しながら上下に動くと、異音が発生する問題があ
る。即ち、ガイドローラー10が上方へ動くと、ガイド
ローラー10の上端面が上ハーフ1側のボス部14に接
触してその摺接音が異音となり、またガイドローラー1
0が下方へ動くと、ガイドローラー10の下端面が下ハ
ーフ2側のボス部15に接触してその摺接音が異音とな
る。
【0011】ここで実際には、ガイドローラー10の上
端面が上ハーフ1側のボス部14に接触したときの異音
は小さく、問題となるのはガイドローラー10の下端面
が下ハーフ2側のボス部15に接触したときの異音であ
る。
端面が上ハーフ1側のボス部14に接触したときの異音
は小さく、問題となるのはガイドローラー10の下端面
が下ハーフ2側のボス部15に接触したときの異音であ
る。
【0012】その原因の一つとしては、上ハーフ1側の
ボス部14と下ハーフ2側のボス部15とのガイドロー
ラー10に対する接触面積の違いがある。つまり、図3
及び図4に夫々上下ハーフ1,2のボス部14,15の
ガイドローラー受け面を網掛線で示してあるように、上
ハーフ1側のボス部14よりも下ハーフ2側のボス部1
5の方がガイドローラー10に対する接触面積が大きく
(実際の面積で上ハーフ1側のボス部14は約5.8m
m2 、下ハーフ2側のボス部15は約16.7m
m2 )、その分だけガイドローラー10の回転時の異音
発生量も大きいことになる。
ボス部14と下ハーフ2側のボス部15とのガイドロー
ラー10に対する接触面積の違いがある。つまり、図3
及び図4に夫々上下ハーフ1,2のボス部14,15の
ガイドローラー受け面を網掛線で示してあるように、上
ハーフ1側のボス部14よりも下ハーフ2側のボス部1
5の方がガイドローラー10に対する接触面積が大きく
(実際の面積で上ハーフ1側のボス部14は約5.8m
m2 、下ハーフ2側のボス部15は約16.7m
m2 )、その分だけガイドローラー10の回転時の異音
発生量も大きいことになる。
【0013】また、下ハーフ2側の取り付け穴12には
ガイドピン13が圧入される構造となっているため、圧
入後は取り付け穴12の周囲に図7に示すような凸16
が生じてしまう。そしてこの凸16が大きいと図8の如
くガイドローラー10の下端面が凸16と接触し、これ
によってガイドローラー10の回転時にガイドローラー
10が上下に振動を起こすことになり、その結果異音が
発生する。
ガイドピン13が圧入される構造となっているため、圧
入後は取り付け穴12の周囲に図7に示すような凸16
が生じてしまう。そしてこの凸16が大きいと図8の如
くガイドローラー10の下端面が凸16と接触し、これ
によってガイドローラー10の回転時にガイドローラー
10が上下に振動を起こすことになり、その結果異音が
発生する。
【0014】参考までに記すと、通常のテープ走行(P
LAY)時のガイドローラーの回転数は400〜500
r.p.mで、早送り(FF)及び巻戻し(REW)時
のガイドローラーの回転数は最大14000〜1500
0r.p.mであり、異音の発生する回転数は約400
0r.p.m付近である。このことから、ガイドローラ
ーの回転数を4000r.p.m以下に抑えることがで
きれば、異音の問題は解決するが、このようにするとガ
イドローラーとテープがスリップしていることになり、
テープダメージを発生させる結果となったり、テープか
ら磁性粉が落ちる原因となったりするので、現実的では
ない。
LAY)時のガイドローラーの回転数は400〜500
r.p.mで、早送り(FF)及び巻戻し(REW)時
のガイドローラーの回転数は最大14000〜1500
0r.p.mであり、異音の発生する回転数は約400
0r.p.m付近である。このことから、ガイドローラ
ーの回転数を4000r.p.m以下に抑えることがで
きれば、異音の問題は解決するが、このようにするとガ
イドローラーとテープがスリップしていることになり、
テープダメージを発生させる結果となったり、テープか
ら磁性粉が落ちる原因となったりするので、現実的では
ない。
【0015】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、簡単な構造でガイドローラーの回転時の異
音発生を効果的に抑えることのできるテープカセットを
提供することを目的とする。
れたもので、簡単な構造でガイドローラーの回転時の異
音発生を効果的に抑えることのできるテープカセットを
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、テープをガイドするためのガイドローラ
ーを軸支するガイドピンが圧入によってカセットハーフ
に取り付けられる構造のテープカセットにおいて、カセ
ットハーフのガイドローラー受け面は、ガイドローラー
の端面との接触面積を小さくするための第1の凹部を形
成し、さらにガイドピンの圧入によって発生する凸がガ
イドローラーの端面と接触しないようにするための第2
の凹部を形成した構造となっていることを特徴とするも
のである。
めに本発明は、テープをガイドするためのガイドローラ
ーを軸支するガイドピンが圧入によってカセットハーフ
に取り付けられる構造のテープカセットにおいて、カセ
ットハーフのガイドローラー受け面は、ガイドローラー
の端面との接触面積を小さくするための第1の凹部を形
成し、さらにガイドピンの圧入によって発生する凸がガ
イドローラーの端面と接触しないようにするための第2
の凹部を形成した構造となっていることを特徴とするも
のである。
【0017】この発明によれば、ガイドローラーに対す
るカセットハーフの接触面積が小さくなるので、ガイド
ローラーの回転時の異音発生量が抑えられ、またガイド
ピンの圧入によって凸が生じても、この凸にガイドロー
ラーが接触することはないので、異音の発生が防止され
る。
るカセットハーフの接触面積が小さくなるので、ガイド
ローラーの回転時の異音発生量が抑えられ、またガイド
ピンの圧入によって凸が生じても、この凸にガイドロー
ラーが接触することはないので、異音の発生が防止され
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態例について詳述する。尚、本例において
も、図1に示したいわゆるベータ型ビデオテープカセッ
トを例に挙げて説明する。
の実施の形態例について詳述する。尚、本例において
も、図1に示したいわゆるベータ型ビデオテープカセッ
トを例に挙げて説明する。
【0019】図1Aは、ベータ型ビデオテープカセット
の上ハーフ1を示し、一方図1Bは同、下ハーフ2を示
しており、この上ハーフ1と下ハーフ2とを組み合わせ
て螺子等で固定することによりカセット筐体が構成され
る。尚、このカセット筐体を構成する上ハーフ1と下ハ
ーフ2は何れもABS等の樹脂を材料として成形されて
いる。
の上ハーフ1を示し、一方図1Bは同、下ハーフ2を示
しており、この上ハーフ1と下ハーフ2とを組み合わせ
て螺子等で固定することによりカセット筐体が構成され
る。尚、このカセット筐体を構成する上ハーフ1と下ハ
ーフ2は何れもABS等の樹脂を材料として成形されて
いる。
【0020】このカセット筐体の内部には、下ハーフ2
に載置されるようにして、テープ(磁気テープ)3を巻
装する一対のテープリール即ち供給側テープリール4及
び巻き取り側テープリール5が回転可能に収容されてい
る。またこのカセット筐体の内部には、その前方左右両
側にテープガイド7及び8が取り付けられており、供給
側テープリール4から導出されたテープ3がテープガイ
ド7を通ってカセット前面に表出され、その後テープガ
イド8を通って巻き取り側テープリール5に巻き取られ
る如くテープ走行経路が形成されている。
に載置されるようにして、テープ(磁気テープ)3を巻
装する一対のテープリール即ち供給側テープリール4及
び巻き取り側テープリール5が回転可能に収容されてい
る。またこのカセット筐体の内部には、その前方左右両
側にテープガイド7及び8が取り付けられており、供給
側テープリール4から導出されたテープ3がテープガイ
ド7を通ってカセット前面に表出され、その後テープガ
イド8を通って巻き取り側テープリール5に巻き取られ
る如くテープ走行経路が形成されている。
【0021】さらにこのテープ走行経路の途中において
カセット筐体の内部には、供給側テープリール4とテー
プガイド7との間及び巻き取り側テープリール5とテー
プガイド8との間に位置してテープ3をガイドするガイ
ドローラー10が回転自在に取り付けられている。
カセット筐体の内部には、供給側テープリール4とテー
プガイド7との間及び巻き取り側テープリール5とテー
プガイド8との間に位置してテープ3をガイドするガイ
ドローラー10が回転自在に取り付けられている。
【0022】このガイドローラー10について注目する
と、このガイドローラー10の取り付け部の構造は図2
に示すようになっている。即ち、上ハーフ1と下ハーフ
2の夫々の内面側には、互いに対応する位置に取り付け
穴11と12が形成されており、この取り付け穴11,
12に挿入される状態で丸棒状のガイドピン13が上ハ
ーフ1と下ハーフ2の間に取り付けられ、このガイドピ
ン13に円筒状のガイドローラー10が回転自在に軸支
されている。尚、ここでガイドピン13は金属例えばス
テンレス(SUS304)、ガイドローラー10は樹脂
材例えばPOMを材料として成形されている。
と、このガイドローラー10の取り付け部の構造は図2
に示すようになっている。即ち、上ハーフ1と下ハーフ
2の夫々の内面側には、互いに対応する位置に取り付け
穴11と12が形成されており、この取り付け穴11,
12に挿入される状態で丸棒状のガイドピン13が上ハ
ーフ1と下ハーフ2の間に取り付けられ、このガイドピ
ン13に円筒状のガイドローラー10が回転自在に軸支
されている。尚、ここでガイドピン13は金属例えばス
テンレス(SUS304)、ガイドローラー10は樹脂
材例えばPOMを材料として成形されている。
【0023】取り付け穴11,12の周囲の部分は夫々
ボス部14,15となっており、ガイドローラー10は
このボス部14,15との間のクリアランス内で上下動
が可能な状態で回転自在に取り付けられている。
ボス部14,15となっており、ガイドローラー10は
このボス部14,15との間のクリアランス内で上下動
が可能な状態で回転自在に取り付けられている。
【0024】上ハーフ1側の取り付け穴11は図3に示
す如く丸穴状に形成されており、一方下ハーフ2側の取
り付け穴12は図9に示す如く正方形の角穴状に形成さ
れている。
す如く丸穴状に形成されており、一方下ハーフ2側の取
り付け穴12は図9に示す如く正方形の角穴状に形成さ
れている。
【0025】上ハーフ1側の取り付け穴11は、ガイド
ピン13の外径よりも僅かに大きい内径に形成されてお
り、このため図5に示すようにガイドピン13は取り付
け穴11に対し僅かのクリアランスを有する状態で挿入
支持され、即ちガイドピン13は単に倒れ防止のために
取り付け穴11に支えられた構造となっている。
ピン13の外径よりも僅かに大きい内径に形成されてお
り、このため図5に示すようにガイドピン13は取り付
け穴11に対し僅かのクリアランスを有する状態で挿入
支持され、即ちガイドピン13は単に倒れ防止のために
取り付け穴11に支えられた構造となっている。
【0026】これに対し下ハーフ2側の取り付け穴12
は、その一辺の寸法がガイドピン13の外径よりも僅か
に小さく形成されており、このためガイドピン13を取
り付け穴12に挿入するときには、図10に示す如く取
り付け穴12を押し広げるように圧入し、これによって
ガイドピン13は取り付け穴12にしっかりと固定支持
される構造となっている。尚、このガイドピン13の圧
入においては、取り付け穴12が多角形状であることに
より、丸穴に比べて圧入が容易である。
は、その一辺の寸法がガイドピン13の外径よりも僅か
に小さく形成されており、このためガイドピン13を取
り付け穴12に挿入するときには、図10に示す如く取
り付け穴12を押し広げるように圧入し、これによって
ガイドピン13は取り付け穴12にしっかりと固定支持
される構造となっている。尚、このガイドピン13の圧
入においては、取り付け穴12が多角形状であることに
より、丸穴に比べて圧入が容易である。
【0027】そして特に本例では、この下ハーフ2側の
取り付け穴12の周囲の部分に新規の構造が採用されて
いる。即ち、図9及び図10に示すように、下ハーフ2
側のボス部15のテープガイド受け面には、その外周か
ら一定幅の部分を残して取り付け穴12の周囲を一段掘
り下げた第1の凹部18が形成されており、これによっ
てガイドローラー10の下端面との接触面積が従来より
も小さくなっている。
取り付け穴12の周囲の部分に新規の構造が採用されて
いる。即ち、図9及び図10に示すように、下ハーフ2
側のボス部15のテープガイド受け面には、その外周か
ら一定幅の部分を残して取り付け穴12の周囲を一段掘
り下げた第1の凹部18が形成されており、これによっ
てガイドローラー10の下端面との接触面積が従来より
も小さくなっている。
【0028】この下ハーフ2側のボス部15のテープガ
イド受け面は、図9に網掛線で示してあるように、ガイ
ドローラー10に対する接触面積が上ハーフ1側のボス
部14(図3参照)のそれに近い面積(実際の面積で約
7mm2 )となっており、従ってガイドローラー10の
回転時の異音発生量はごく僅かであり、殆ど問題とはな
らない。
イド受け面は、図9に網掛線で示してあるように、ガイ
ドローラー10に対する接触面積が上ハーフ1側のボス
部14(図3参照)のそれに近い面積(実際の面積で約
7mm2 )となっており、従ってガイドローラー10の
回転時の異音発生量はごく僅かであり、殆ど問題とはな
らない。
【0029】さらに図9及び図10に示すように、下ハ
ーフ2側のボス部15のテープガイド受け面には、ガイ
ドピン13を取り付け穴12に圧入することによって発
生する凸16の対策として、この凸16の発生箇所(本
例では正方形状の取り付け穴12の周囲の4箇所)に、
上記第1の凹部18よりさらに深く掘り下げた第2の凹
部19が形成されている。
ーフ2側のボス部15のテープガイド受け面には、ガイ
ドピン13を取り付け穴12に圧入することによって発
生する凸16の対策として、この凸16の発生箇所(本
例では正方形状の取り付け穴12の周囲の4箇所)に、
上記第1の凹部18よりさらに深く掘り下げた第2の凹
部19が形成されている。
【0030】このため、ガイドピン13の圧入によって
取り付け穴12の周囲に凸16が生じても、この凸16
にガイドローラー10の下端面が接触することはないの
で、ガイドローラー10の回転時に異音が発生すること
はない。
取り付け穴12の周囲に凸16が生じても、この凸16
にガイドローラー10の下端面が接触することはないの
で、ガイドローラー10の回転時に異音が発生すること
はない。
【0031】図11は他の構造例を示し、即ちこの例は
取り付け穴12が五角形状に形成されており、この五角
形状の取り付け穴12の周囲の部分を全面的に掘り下げ
て第2の凹部19を形成したものである。この図11の
例においても、前述した図9及び図10の例と全く同じ
効果を得ることができる。
取り付け穴12が五角形状に形成されており、この五角
形状の取り付け穴12の周囲の部分を全面的に掘り下げ
て第2の凹部19を形成したものである。この図11の
例においても、前述した図9及び図10の例と全く同じ
効果を得ることができる。
【0032】本発明者は、ガイドローラー10の回転時
の異音の低減効果を確認するために、本発明によるテー
プカセットを実際に試作し、これを従来のテープカセッ
トと比較したところ、表1に示すようなテスト結果が得
られた。尚、このテストは、静かな測定室にて、カセッ
トデッキ(天板を取り外したもの)にサンプルのテープ
カセットをセットしてテープを走行させ、30cm〜3
m離れた位置でガイドローラーの回転による異音の大小
を聞き分けたものである。
の異音の低減効果を確認するために、本発明によるテー
プカセットを実際に試作し、これを従来のテープカセッ
トと比較したところ、表1に示すようなテスト結果が得
られた。尚、このテストは、静かな測定室にて、カセッ
トデッキ(天板を取り外したもの)にサンプルのテープ
カセットをセットしてテープを走行させ、30cm〜3
m離れた位置でガイドローラーの回転による異音の大小
を聞き分けたものである。
【0033】
【表1】
【0034】このテスト結果から判るように、本発明に
よるテープカセットでは、カセットデッキから1mの距
離で×レベルのものはないため、実際の使用上では殆ど
異音が問題となることはない。
よるテープカセットでは、カセットデッキから1mの距
離で×レベルのものはないため、実際の使用上では殆ど
異音が問題となることはない。
【0035】以上、本発明の実施の形態例について説明
したが、本発明はここに示したいわゆるベータ型ビデオ
テープカセットに限ることなく、ガイドローラーを備え
た各種のテープカセットに幅広く適用できるものである
ことは勿論である。
したが、本発明はここに示したいわゆるベータ型ビデオ
テープカセットに限ることなく、ガイドローラーを備え
た各種のテープカセットに幅広く適用できるものである
ことは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く本発明は、テ
ープをガイドするためのガイドローラーを軸支するガイ
ドピンが圧入によってカセットハーフに取り付けられる
構造のテープカセットにおいて、カセットハーフのガイ
ドローラー受け面は、ガイドローラーの端面との接触面
積を小さくするための第1の凹部を形成し、さらにガイ
ドピンの圧入によって発生する凸がガイドローラーの端
面と接触しないようにするための第2の凹部を形成した
構造となっているので、テープ走行に伴なうガイドロー
ラーの回転時に、ガイドローラーとカセットハーフの接
触による異音の発生が効果的に抑えられ、品質の高いテ
ープカセットを提供できる。また本発明は、従来技術で
あるガイドピンの圧入技術をそのまま用いることができ
るので、実施が容易である。
ープをガイドするためのガイドローラーを軸支するガイ
ドピンが圧入によってカセットハーフに取り付けられる
構造のテープカセットにおいて、カセットハーフのガイ
ドローラー受け面は、ガイドローラーの端面との接触面
積を小さくするための第1の凹部を形成し、さらにガイ
ドピンの圧入によって発生する凸がガイドローラーの端
面と接触しないようにするための第2の凹部を形成した
構造となっているので、テープ走行に伴なうガイドロー
ラーの回転時に、ガイドローラーとカセットハーフの接
触による異音の発生が効果的に抑えられ、品質の高いテ
ープカセットを提供できる。また本発明は、従来技術で
あるガイドピンの圧入技術をそのまま用いることができ
るので、実施が容易である。
【図1】テープカセットの説明図で、Aは上ハーフの内
面側から見た平面図、Bは下ハーフの平面図である。
面側から見た平面図、Bは下ハーフの平面図である。
【図2】テープカセットにおけるガイドローラーの取り
付け部の縦断面図である。
付け部の縦断面図である。
【図3】上ハーフ側の取り付け穴の部分の二面図(縦断
面図及び平面図)である。
面図及び平面図)である。
【図4】従来例を示す下ハーフ側の取り付け穴の部分の
二面図(平面図及び縦断面図)である。
二面図(平面図及び縦断面図)である。
【図5】上ハーフ側の取り付け穴にガイドピンが挿入支
持されている部分の縦断面図である。
持されている部分の縦断面図である。
【図6】下ハーフ側の取り付け穴にガイドピンを圧入し
た状態の平面図である。
た状態の平面図である。
【図7】同、縦断面図である。
【図8】ガイドローラーと下ハーフの接触部分の縦断面
図である。
図である。
【図9】本発明の実施の形態例を示す下ハーフ側の取り
付け穴の部分の二面図(平面図及び縦断面図)である。
付け穴の部分の二面図(平面図及び縦断面図)である。
【図10】同、ガイドローラーと下ハーフの接触部分の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態例を示す下ハーフ側
の取り付け穴の部分の二面図(平面図及び縦断面図)で
ある。
の取り付け穴の部分の二面図(平面図及び縦断面図)で
ある。
1‥‥上ハーフ、2‥‥下ハーフ、3‥‥テープ、10
‥‥ガイドローラー、11,12‥‥取り付け穴、13
‥‥ガイドピン、16‥‥凸、18‥‥第1の凹部、1
9‥‥第2の凹部
‥‥ガイドローラー、11,12‥‥取り付け穴、13
‥‥ガイドピン、16‥‥凸、18‥‥第1の凹部、1
9‥‥第2の凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 テープをガイドするためのガイドローラ
ーを軸支するガイドピンが圧入によってカセットハーフ
に取り付けられる構造のテープカセットにおいて、 カセットハーフのガイドローラー受け面は、ガイドロー
ラーの端面との接触面積を小さくするための第1の凹部
を形成し、さらにガイドピンの圧入によって発生する凸
がガイドローラーの端面と接触しないようにするための
第2の凹部を形成した構造となっていることを特徴とす
るテープカセット。 - 【請求項2】 上記ガイドピンが圧入される穴の形状が
多角形状であることを特徴とする請求項1に記載のテー
プカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4094197A JPH10241325A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4094197A JPH10241325A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | テープカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10241325A true JPH10241325A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12594538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4094197A Pending JPH10241325A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | テープカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10241325A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100438483B1 (ko) * | 2000-04-14 | 2004-07-03 | 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 | 자기 테이프 카세트 및 자기 테이프 카트리지용 테이프 릴 |
| JP2007280509A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスク装置 |
| JP2011170970A (ja) * | 2011-06-07 | 2011-09-01 | Panasonic Corp | 光ディスク装置 |
-
1997
- 1997-02-25 JP JP4094197A patent/JPH10241325A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100438483B1 (ko) * | 2000-04-14 | 2004-07-03 | 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 | 자기 테이프 카세트 및 자기 테이프 카트리지용 테이프 릴 |
| JP2007280509A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスク装置 |
| JP2011170970A (ja) * | 2011-06-07 | 2011-09-01 | Panasonic Corp | 光ディスク装置 |
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