JPH10242365A - 底面配設端子を有する集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents
底面配設端子を有する集積回路装置及びその製造方法Info
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- JPH10242365A JPH10242365A JP9039388A JP3938897A JPH10242365A JP H10242365 A JPH10242365 A JP H10242365A JP 9039388 A JP9039388 A JP 9039388A JP 3938897 A JP3938897 A JP 3938897A JP H10242365 A JPH10242365 A JP H10242365A
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W74/00—Encapsulations, e.g. protective coatings
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W90/00—Package configurations
- H10W90/701—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts
- H10W90/751—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires
- H10W90/756—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires between a chip and a stacked lead frame, conducting package substrate or heat sink
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- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部端子の変形を防止しつつもパッケージの
小型化に寄与する。外部端子の変形を防止しつつも小さ
なパッケージボディで多くの外部端子を形成する。 【解決手段】 この装置は、集積回路が形成されたIC
チップ1と、チップの端子に接続されるリード(2a,
2b)と、チップ及びリードの内部リードを包埋する封
止体4とを含む集積回路装置である。本装置において、
封止体4は、その底面の外縁端に封止体の内部へ凹む少
なくとも1つの段差4aが設けられ、リードの外部リー
ド2bは、封止体の底面側に曲折されかつ段差に沿って
延在し封止体の底面に外部接続端子2b10を形成する
底面位置付け外部リード2b1と、封止体の底面側に曲
折されかつ段差の表面において外部接続端子2b10と
同等の高さを有する外部接続端子2b2を形成する段差
位置付け外部リード2b2とを有する。
小型化に寄与する。外部端子の変形を防止しつつも小さ
なパッケージボディで多くの外部端子を形成する。 【解決手段】 この装置は、集積回路が形成されたIC
チップ1と、チップの端子に接続されるリード(2a,
2b)と、チップ及びリードの内部リードを包埋する封
止体4とを含む集積回路装置である。本装置において、
封止体4は、その底面の外縁端に封止体の内部へ凹む少
なくとも1つの段差4aが設けられ、リードの外部リー
ド2bは、封止体の底面側に曲折されかつ段差に沿って
延在し封止体の底面に外部接続端子2b10を形成する
底面位置付け外部リード2b1と、封止体の底面側に曲
折されかつ段差の表面において外部接続端子2b10と
同等の高さを有する外部接続端子2b2を形成する段差
位置付け外部リード2b2とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子及び/
またはその他の素子により形成される集積回路に関し、
特に、集積回路を搭載するICチップが樹脂等により封
止されるとともに、当該封止体から露出するチップから
の外部接続端子がその封止体底面側に曲折され実装基板
の配線パターンとの接触をなす集積回路装置及びその製
造方法に関する。
またはその他の素子により形成される集積回路に関し、
特に、集積回路を搭載するICチップが樹脂等により封
止されるとともに、当該封止体から露出するチップから
の外部接続端子がその封止体底面側に曲折され実装基板
の配線パターンとの接触をなす集積回路装置及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子技術の発達により、LSIを
含むICのパッケージには、極めて高度な小型化が要求
されている。電子機器の小型化が進む一方、当該機器を
構成する種々の電子部品を実装する基板としての例えば
プリントボードへ、パッケージされたICデバイスを実
装するには、当該パッケージそのものの大きさを小さく
する、いわゆるダウンサイジングが余儀なくされ、益々
その要求は増大かつ広範の一途を辿っている。
含むICのパッケージには、極めて高度な小型化が要求
されている。電子機器の小型化が進む一方、当該機器を
構成する種々の電子部品を実装する基板としての例えば
プリントボードへ、パッケージされたICデバイスを実
装するには、当該パッケージそのものの大きさを小さく
する、いわゆるダウンサイジングが余儀なくされ、益々
その要求は増大かつ広範の一途を辿っている。
【0003】パッケージの小型化に伴う技術的課題を挙
げると、材料面からは、例えばよく使用されるリードフ
レームの外部及び内部リードに対する挟ピッチ化の加工
限界があり、また、実装面からは、実装基板側のICパ
ッケージ外部接続端子に対する配線パターン許容限界が
ある。さらに挙げれば、ICデバイスの完成品を梱包、
出荷し納品するまでの間において当該外部接続端子の変
形が生じる等のパッケージ供給側の取り扱い上の問題
や、ICデバイスを実装する際にその外部接続端子間に
橋絡する半田ブリッジができてしまったり当該端子の変
形による当該端子と実装基板の配線パターンとの接続不
良が生じてしまったりするなどの受け入れ側の実装上の
問題もある。従って、これら全ての課題及び問題を考慮
すると、パッケージの小型化はかなりの制約を受け、こ
の上、歩留まりの良さを所望の水準に達成させる点など
にも鑑みれば、さらに大きな制約を受けることになる。
げると、材料面からは、例えばよく使用されるリードフ
レームの外部及び内部リードに対する挟ピッチ化の加工
限界があり、また、実装面からは、実装基板側のICパ
ッケージ外部接続端子に対する配線パターン許容限界が
ある。さらに挙げれば、ICデバイスの完成品を梱包、
出荷し納品するまでの間において当該外部接続端子の変
形が生じる等のパッケージ供給側の取り扱い上の問題
や、ICデバイスを実装する際にその外部接続端子間に
橋絡する半田ブリッジができてしまったり当該端子の変
形による当該端子と実装基板の配線パターンとの接続不
良が生じてしまったりするなどの受け入れ側の実装上の
問題もある。従って、これら全ての課題及び問題を考慮
すると、パッケージの小型化はかなりの制約を受け、こ
の上、歩留まりの良さを所望の水準に達成させる点など
にも鑑みれば、さらに大きな制約を受けることになる。
【0004】上述した問題のうち、外部接続端子の変形
ないしはそれによる実装不良についての問題を解消せん
としたPLCC(Plastic Leaded Chip Carrier ,別
名:QFJ(Quad Flat J-lead package))やSOJ
(Small Out-line J-lead package )と称される如きパ
ッケージタイプのICデバイスがある。このようなデバ
イスにおいては、当該集積回路を搭載するチップがリー
ドフレームに支持されつつ樹脂等により封止されるとと
もに、当該封止体から露出する外部接続端子がその封止
体底面側に曲折され実装基板の配線パターンとの接触を
なす機能を担う。詳しくは、図1ないし図3を参照す
る。
ないしはそれによる実装不良についての問題を解消せん
としたPLCC(Plastic Leaded Chip Carrier ,別
名:QFJ(Quad Flat J-lead package))やSOJ
(Small Out-line J-lead package )と称される如きパ
ッケージタイプのICデバイスがある。このようなデバ
イスにおいては、当該集積回路を搭載するチップがリー
ドフレームに支持されつつ樹脂等により封止されるとと
もに、当該封止体から露出する外部接続端子がその封止
体底面側に曲折され実装基板の配線パターンとの接触を
なす機能を担う。詳しくは、図1ないし図3を参照す
る。
【0005】図1には、かかるICデバイスの外観が示
され、図2はその側面から見た図、図3はその底面から
見た図を示している。なお、これらの図において外部端
子ピン数等、詳細な点は合致しない。これらの図から明
らかなように、ICチップ(図示せず)を内包する封止
体たるパッケージボディ100から突出した外部リード
200の各々は、当該ボディの底面側にJ字型に曲げら
れ、そのリード先端部201が湾曲して突起を形成す
る。そうして、かかる突起部が実装基板の配線パターン
と半田にて接続されることとなる。このような構造のI
Cデバイスにおいては、基本的に、外部リード200が
パッケージボディ側端面に沿ってかつ当該ボディの内側
方向へ向き、その先端を当該ボディ側端面の外側に晒さ
ないので、当該リードの変形が防止されることとなる。
しかし、このタイプのデバイスも、やはりリードフレー
ムを使用しているので、実装基板が抱える上記パターン
許容限界を越えることができず、比較的に、その外部リ
ードのピッチを大きく採ることができず、それほど多く
の数のピン数を必要としない用途に限って使用されるに
留まるものである。
され、図2はその側面から見た図、図3はその底面から
見た図を示している。なお、これらの図において外部端
子ピン数等、詳細な点は合致しない。これらの図から明
らかなように、ICチップ(図示せず)を内包する封止
体たるパッケージボディ100から突出した外部リード
200の各々は、当該ボディの底面側にJ字型に曲げら
れ、そのリード先端部201が湾曲して突起を形成す
る。そうして、かかる突起部が実装基板の配線パターン
と半田にて接続されることとなる。このような構造のI
Cデバイスにおいては、基本的に、外部リード200が
パッケージボディ側端面に沿ってかつ当該ボディの内側
方向へ向き、その先端を当該ボディ側端面の外側に晒さ
ないので、当該リードの変形が防止されることとなる。
しかし、このタイプのデバイスも、やはりリードフレー
ムを使用しているので、実装基板が抱える上記パターン
許容限界を越えることができず、比較的に、その外部リ
ードのピッチを大きく採ることができず、それほど多く
の数のピン数を必要としない用途に限って使用されるに
留まるものである。
【0006】他方、かかるリードフレームに起因した技
術的課題を解決することのできるパッケージとして、B
GA(Ball Grid Array )タイプが実用化されている。
その概要は、リードフレームに代えて両面配線基板をI
Cチップの支持基板とし、当該支持基板の配線パターン
を介してICチップの外部への端子導出を行ってかつそ
の外部露出端子を半田等による球状の突起をもってパッ
ケージボディの底面に格子状若しくは千鳥状に均等に配
列形成し、当該底面を除いて樹脂封止したものである。
これによれば、周端部のみによらずパッケージボディの
底面全域を利用して外部端子を形成できるので、多数の
外部端子を小さなパッケージボディで形成することがで
き、しかも当該端子の変形を回避しつつ実現することを
可能としている。
術的課題を解決することのできるパッケージとして、B
GA(Ball Grid Array )タイプが実用化されている。
その概要は、リードフレームに代えて両面配線基板をI
Cチップの支持基板とし、当該支持基板の配線パターン
を介してICチップの外部への端子導出を行ってかつそ
の外部露出端子を半田等による球状の突起をもってパッ
ケージボディの底面に格子状若しくは千鳥状に均等に配
列形成し、当該底面を除いて樹脂封止したものである。
これによれば、周端部のみによらずパッケージボディの
底面全域を利用して外部端子を形成できるので、多数の
外部端子を小さなパッケージボディで形成することがで
き、しかも当該端子の変形を回避しつつ実現することを
可能としている。
【0007】しかしながら、実用上、BGAタイプのパ
ッケージは一般に高価であることから、その使用分野が
限定されている。
ッケージは一般に高価であることから、その使用分野が
限定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、外部端子の変形を防止しつつもパッケージの小型化
に寄与し得る安価な集積回路装置及びその製造方法を提
供することにある。本発明の他の目的は、外部端子の変
形を防止しつつも小さなパッケージボディで多くの外部
端子を形成することのできる安価な集積回路装置及びそ
の製造方法を提供することである。
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、外部端子の変形を防止しつつもパッケージの小型化
に寄与し得る安価な集積回路装置及びその製造方法を提
供することにある。本発明の他の目的は、外部端子の変
形を防止しつつも小さなパッケージボディで多くの外部
端子を形成することのできる安価な集積回路装置及びそ
の製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による集積回路装
置は、集積回路が形成されたICチップと、前記チップ
の端子に接続されるリードと、前記チップ及び前記リー
ドの内部リードを包埋する封止体とを含む集積回路装置
であって、前記封止体は、その底面の外縁端に前記封止
体の内部へ凹む少なくとも1つの段差が設けられ、前記
リードの外部リードは、前記封止体の底面側に曲折され
かつ前記段差に沿って延在し前記封止体の底面に外部接
続端子を形成する底面位置付け外部リードと、前記封止
体の底面側に曲折されかつ前記段差の表面において前記
外部接続端子と同等の高さを有する外部接続端子を形成
する段差位置付け外部リードとを有する、ことを特徴と
している。
置は、集積回路が形成されたICチップと、前記チップ
の端子に接続されるリードと、前記チップ及び前記リー
ドの内部リードを包埋する封止体とを含む集積回路装置
であって、前記封止体は、その底面の外縁端に前記封止
体の内部へ凹む少なくとも1つの段差が設けられ、前記
リードの外部リードは、前記封止体の底面側に曲折され
かつ前記段差に沿って延在し前記封止体の底面に外部接
続端子を形成する底面位置付け外部リードと、前記封止
体の底面側に曲折されかつ前記段差の表面において前記
外部接続端子と同等の高さを有する外部接続端子を形成
する段差位置付け外部リードとを有する、ことを特徴と
している。
【0010】本発明による集積回路装置の製造方法は、
集積回路が形成されたICチップと、前記チップの端子
に接続されるリードと、前記チップ及び前記リードの内
部リードを包埋する封止体とを含む集積回路装置の製造
方法であって、前記チップ及び前記内部リードを包埋す
るとともに底面の外縁端に内部へ凹む少なくとも1つの
段差を有する封止体を形成する封止工程と、前記リード
の外部リードに対し、前記封止体の底面側に曲折されか
つ前記段差に沿って延在し前記封止体の底面に外部接続
端子を形成する底面位置付け外部リードと、前記封止体
の底面側に曲折されかつ前記段差の表面において前記外
部接続端子と同等の高さを有する外部接続端子を形成す
る段差位置付け外部リードとに整形し分ける整形工程
と、を有することを特徴としている。
集積回路が形成されたICチップと、前記チップの端子
に接続されるリードと、前記チップ及び前記リードの内
部リードを包埋する封止体とを含む集積回路装置の製造
方法であって、前記チップ及び前記内部リードを包埋す
るとともに底面の外縁端に内部へ凹む少なくとも1つの
段差を有する封止体を形成する封止工程と、前記リード
の外部リードに対し、前記封止体の底面側に曲折されか
つ前記段差に沿って延在し前記封止体の底面に外部接続
端子を形成する底面位置付け外部リードと、前記封止体
の底面側に曲折されかつ前記段差の表面において前記外
部接続端子と同等の高さを有する外部接続端子を形成す
る段差位置付け外部リードとに整形し分ける整形工程
と、を有することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図4は、本発明による一実
施例のQFJタイプ半導体集積回路装置の一部断面を含
む概略的側面図であり、図5はその概略的底面図であ
る。なお、図4の断面部分は、図5において集積回路装
置を一点鎖線の如く切断した場合の図を示している。
に基づいて詳細に説明する。図4は、本発明による一実
施例のQFJタイプ半導体集積回路装置の一部断面を含
む概略的側面図であり、図5はその概略的底面図であ
る。なお、図4の断面部分は、図5において集積回路装
置を一点鎖線の如く切断した場合の図を示している。
【0012】図4及び図5において、半導体集積回路が
形成されたICチップ1は、リードフレームのダイパッ
ド20に載置され、両者の接合部において例えば共晶合
金を形成することによって、或いは塗布された銀ペース
トにてダイパッド20に固着される。チップ1の表面
(図4の上側面)には、図示せぬPSG(リンガラス)
膜の如き表面保護膜が被覆されるも、当該チップ外縁近
傍において電極或いは入出力端子たる例えばアルミ性の
パッドが複数、露出形成される。これらパッドとリード
フレームのインナーリード2aの先端部との間は、ボン
ディングワイヤー3によって接続される。インナーリー
ド2aは、チップ1の各パッドと対応しており、個々に
延出してアウターリード2bへと導かれる。アウターリ
ード2bを除き、チップ1,ダイパッド20,インナー
リード2a及びボンディングワイヤー3の全体は、所定
の樹脂からなる大略平行平板状の封止体4によって包
埋、封止される。
形成されたICチップ1は、リードフレームのダイパッ
ド20に載置され、両者の接合部において例えば共晶合
金を形成することによって、或いは塗布された銀ペース
トにてダイパッド20に固着される。チップ1の表面
(図4の上側面)には、図示せぬPSG(リンガラス)
膜の如き表面保護膜が被覆されるも、当該チップ外縁近
傍において電極或いは入出力端子たる例えばアルミ性の
パッドが複数、露出形成される。これらパッドとリード
フレームのインナーリード2aの先端部との間は、ボン
ディングワイヤー3によって接続される。インナーリー
ド2aは、チップ1の各パッドと対応しており、個々に
延出してアウターリード2bへと導かれる。アウターリ
ード2bを除き、チップ1,ダイパッド20,インナー
リード2a及びボンディングワイヤー3の全体は、所定
の樹脂からなる大略平行平板状の封止体4によって包
埋、封止される。
【0013】本実施例の主たる特徴は、図6の拡大斜視
図において詳細に示されるように、封止体4の底面側の
周縁端部に、当該周縁端に沿ってかつ当該封止体の内部
へ凹む段差(階段状部)4aが形成され、アウターリー
ド2bが、封止体4の側面及び段差4aに沿ってかつ封
止体4の底面側において封止体4の反対側の辺(当該リ
ードの延出方向とは反対の方向)に向かって延在すると
ともに封止体4の底面上において湾曲して突起を形成す
る第1のリード2b1と、封止体4の側面に沿って延在
しかつ段差4aの表面上において湾曲して第1リード2
b1と同じ高さの突起を形成する第2のリード2b2と
を含む点である。第1リード2b1の方が第2リード2
b2よりも封止体4の側面縁端から遠くに突起を形成す
るとともに、第1リード2b1と第2リード2b2と
は、交互に配列される。従って、第1リード2b1の突
起部2b10と第2リード2b2の突起部2b20と
は、封止体4の底面側から見て千鳥格子状に配されるこ
ととなる。かかる突起部2b10及び2b20は、実装
基板の配線パターンとの接続点を担う。
図において詳細に示されるように、封止体4の底面側の
周縁端部に、当該周縁端に沿ってかつ当該封止体の内部
へ凹む段差(階段状部)4aが形成され、アウターリー
ド2bが、封止体4の側面及び段差4aに沿ってかつ封
止体4の底面側において封止体4の反対側の辺(当該リ
ードの延出方向とは反対の方向)に向かって延在すると
ともに封止体4の底面上において湾曲して突起を形成す
る第1のリード2b1と、封止体4の側面に沿って延在
しかつ段差4aの表面上において湾曲して第1リード2
b1と同じ高さの突起を形成する第2のリード2b2と
を含む点である。第1リード2b1の方が第2リード2
b2よりも封止体4の側面縁端から遠くに突起を形成す
るとともに、第1リード2b1と第2リード2b2と
は、交互に配列される。従って、第1リード2b1の突
起部2b10と第2リード2b2の突起部2b20と
は、封止体4の底面側から見て千鳥格子状に配されるこ
ととなる。かかる突起部2b10及び2b20は、実装
基板の配線パターンとの接続点を担う。
【0014】このようにパッケージングされたICデバ
イスによれば、先の図1ないし図3に示した如き従来の
ものよりも効率的に外部接続端子を数多く形成すること
ができる。すなわち、従来例においては、図3に点線P
0で代表的に示されるように、封止体100の底面にお
ける縁端に一列に沿って実装基板の配線パターン(パッ
ド)が形成されるので、当該配線パターンの許容限界だ
けに依存し、高密なパッケージの外部端子の形成はでき
ない。これに対して本実施例においては、図5に点線P
1で代表的に示されるように、上記千鳥状の突起部2b
10,2b20に対応してこれらに適正に接触するよう
実装基板側の配線パターン(パッド)も千鳥状に形成さ
れる。換言すれば、封止体4の底面における縁端近傍に
一列に並べるだけでなく、それよりも奥の方にもう一列
パッドを並べることができる。故に本実施例において
は、当該配線パターンの許容限界だけに依存することな
く、高密にパッケージの外部端子を形成することができ
るのである。
イスによれば、先の図1ないし図3に示した如き従来の
ものよりも効率的に外部接続端子を数多く形成すること
ができる。すなわち、従来例においては、図3に点線P
0で代表的に示されるように、封止体100の底面にお
ける縁端に一列に沿って実装基板の配線パターン(パッ
ド)が形成されるので、当該配線パターンの許容限界だ
けに依存し、高密なパッケージの外部端子の形成はでき
ない。これに対して本実施例においては、図5に点線P
1で代表的に示されるように、上記千鳥状の突起部2b
10,2b20に対応してこれらに適正に接触するよう
実装基板側の配線パターン(パッド)も千鳥状に形成さ
れる。換言すれば、封止体4の底面における縁端近傍に
一列に並べるだけでなく、それよりも奥の方にもう一列
パッドを並べることができる。故に本実施例において
は、当該配線パターンの許容限界だけに依存することな
く、高密にパッケージの外部端子を形成することができ
るのである。
【0015】また、本実施例のパッケージも、外部リー
ド2bが封止体4の側端面に沿ってかつ当該封止体の内
側方向へ向き、その先端を当該封止体の側端面の外側に
晒さないので、従来例と同様のリードの変形防止が達成
される。本実施例の付加的効果としては、段差4aに沿
って形成された第1リード2b1がより一層変形しづら
くなっている点が挙げられる。これは、第1リード2b
1の段差4aの表面に対する接触面積が大きくなったこ
とに起因し、完成品の運送時に振動等により運搬トレイ
に当該リードが接触して変形してしまうことを防止する
のに特に有利である。
ド2bが封止体4の側端面に沿ってかつ当該封止体の内
側方向へ向き、その先端を当該封止体の側端面の外側に
晒さないので、従来例と同様のリードの変形防止が達成
される。本実施例の付加的効果としては、段差4aに沿
って形成された第1リード2b1がより一層変形しづら
くなっている点が挙げられる。これは、第1リード2b
1の段差4aの表面に対する接触面積が大きくなったこ
とに起因し、完成品の運送時に振動等により運搬トレイ
に当該リードが接触して変形してしまうことを防止する
のに特に有利である。
【0016】また、外部リードがガルウィング形状を呈
するタイプのパッケージと比較すれば、本実施例は、パ
ッケージ本体の内側に外部リードを曲げて外部接続端子
を形成しているので、パッケージ全体の実装基板上の占
有面積が小さくて済む、という利点がある。図4ないし
図6に示したICデバイスは、封止体4の底面における
周端部に1つの段差を有するものであったが、2つ以上
の段差を設けるようにしても良く、その一例が図7及び
図8に示される。
するタイプのパッケージと比較すれば、本実施例は、パ
ッケージ本体の内側に外部リードを曲げて外部接続端子
を形成しているので、パッケージ全体の実装基板上の占
有面積が小さくて済む、という利点がある。図4ないし
図6に示したICデバイスは、封止体4の底面における
周端部に1つの段差を有するものであったが、2つ以上
の段差を設けるようにしても良く、その一例が図7及び
図8に示される。
【0017】図7は、本発明による他の実施例のQFJ
タイプ半導体集積回路装置の概略的側面図であり、図8
はその概略的底面図であり、先の図4及び図5と同等の
部分には同一の符号が付されている。図7及び図8にお
いて、上記封止体4と同様の封止をなす封止体4´には
その底面周端部に2つの段差4a,4bが形成される。
この封止体4´から露出するアウターリード2b´は、
3つの種類に分類することができる。その1つは、封止
体4´の側面並びに段差4a及び4bに沿ってかつ封止
体4´の底面側において封止体4´の反対側の辺に向か
って延在するとともに封止体4´の底面上において湾曲
して突起を形成する第1のリード2b0であり、もう1
つは、封止体4´の側面及び段差4aに沿って延在しか
つ段差4bの表面上において湾曲して第1リード2b0
と同じ高さの突起を形成する第2のリード2b1であ
り、さらに残りの1つは、封止体4´の側面に沿って延
在しかつ段差4aの表面上において湾曲して第1及び第
2リード2b0,2b1と同じ高さの突起を形成する第
3のリード2b2である。第1リード2b0は、3種類
のリードのうちで最も封止体4´の側面縁端から遠くに
突起を形成し、これに次いで第2リード2b1,第3リ
ード2b2の順であり、第1ないし第3リード2b0,
2b1,2b2は、順繰りに配列される。従って、第1
ないし第3リード2b0,2b1,2b2の突起部2b
00,2b10,2b20は、封止体4の底面側から見
て千鳥格子状に、或いは互いに当該封止体の縁端に対し
て斜め方向に偏倚した形で配されることとなる。これら
突起部2b00,2b10及び2b20は、実装基板の
配線パターンとの接続点を担う。
タイプ半導体集積回路装置の概略的側面図であり、図8
はその概略的底面図であり、先の図4及び図5と同等の
部分には同一の符号が付されている。図7及び図8にお
いて、上記封止体4と同様の封止をなす封止体4´には
その底面周端部に2つの段差4a,4bが形成される。
この封止体4´から露出するアウターリード2b´は、
3つの種類に分類することができる。その1つは、封止
体4´の側面並びに段差4a及び4bに沿ってかつ封止
体4´の底面側において封止体4´の反対側の辺に向か
って延在するとともに封止体4´の底面上において湾曲
して突起を形成する第1のリード2b0であり、もう1
つは、封止体4´の側面及び段差4aに沿って延在しか
つ段差4bの表面上において湾曲して第1リード2b0
と同じ高さの突起を形成する第2のリード2b1であ
り、さらに残りの1つは、封止体4´の側面に沿って延
在しかつ段差4aの表面上において湾曲して第1及び第
2リード2b0,2b1と同じ高さの突起を形成する第
3のリード2b2である。第1リード2b0は、3種類
のリードのうちで最も封止体4´の側面縁端から遠くに
突起を形成し、これに次いで第2リード2b1,第3リ
ード2b2の順であり、第1ないし第3リード2b0,
2b1,2b2は、順繰りに配列される。従って、第1
ないし第3リード2b0,2b1,2b2の突起部2b
00,2b10,2b20は、封止体4の底面側から見
て千鳥格子状に、或いは互いに当該封止体の縁端に対し
て斜め方向に偏倚した形で配されることとなる。これら
突起部2b00,2b10及び2b20は、実装基板の
配線パターンとの接続点を担う。
【0018】このようなパッケージにおいても、外部接
続端子(突起部)を、封止体4´の底面における縁端近
傍に一列に並べるだけでなく、それよりも奥の方にもう
2列並べることができるので、先の実施例と同様の作用
効果を奏することができる。また、付加的効果について
も先の実施例と同様のことが言える。なお、これまで説
明した図4ないし図6の実施例と図7及び図8の実施例
とから見出せる共通の思想に基づけば、封止体の底面縁
端に3つ以上の段差を設け、これに適合する外部リード
を形成する如き種々の態様が実施可能である。
続端子(突起部)を、封止体4´の底面における縁端近
傍に一列に並べるだけでなく、それよりも奥の方にもう
2列並べることができるので、先の実施例と同様の作用
効果を奏することができる。また、付加的効果について
も先の実施例と同様のことが言える。なお、これまで説
明した図4ないし図6の実施例と図7及び図8の実施例
とから見出せる共通の思想に基づけば、封止体の底面縁
端に3つ以上の段差を設け、これに適合する外部リード
を形成する如き種々の態様が実施可能である。
【0019】次に、上述した集積回路装置の製造方法に
ついて叙述する。図9は、いわゆるアセンブリ工程を主
としたフローチャートを示しており、ウェハに形成され
たチップを個々に分割するダイシング(工程S10)か
ら始まる。そして、このダイシングにより得られたチッ
プ1をリードフレーム2のダイパッド上に銀ペーストを
介して載置するためのダイボンディング(工程S11)
が施される。
ついて叙述する。図9は、いわゆるアセンブリ工程を主
としたフローチャートを示しており、ウェハに形成され
たチップを個々に分割するダイシング(工程S10)か
ら始まる。そして、このダイシングにより得られたチッ
プ1をリードフレーム2のダイパッド上に銀ペーストを
介して載置するためのダイボンディング(工程S11)
が施される。
【0020】リードフレーム2の形態の一例は、図10
に示される。この図9から分かるように、正方形ダイパ
ッド20は、リードフレーム2の中央に配され、その各
対角線方向に延出する吊りピン2cによってリードフレ
ームの外枠21と連結される。ダイパッド20の縁端近
傍には、インナーリード2aの先端が当該縁端に沿って
配列され、インナーリード2aは、当該各先端から概ね
放射状に延出しかつダムバー或いはタイバーと呼ばれる
樹脂の流れ止め用パターン2dを挟んで外部リード2b
(2b´)へと導かれる。外部リード2b(2b´)
は、それぞれ外枠21に結合する。
に示される。この図9から分かるように、正方形ダイパ
ッド20は、リードフレーム2の中央に配され、その各
対角線方向に延出する吊りピン2cによってリードフレ
ームの外枠21と連結される。ダイパッド20の縁端近
傍には、インナーリード2aの先端が当該縁端に沿って
配列され、インナーリード2aは、当該各先端から概ね
放射状に延出しかつダムバー或いはタイバーと呼ばれる
樹脂の流れ止め用パターン2dを挟んで外部リード2b
(2b´)へと導かれる。外部リード2b(2b´)
は、それぞれ外枠21に結合する。
【0021】工程S11によるダイボンディングの後
は、ダイパッド上の熱硬化性樹脂たる銀ペーストを固め
るために例えば175゜Cの雰囲気中に、かかるダイボ
ンディングされたリードフレーム2を90分だけ置くキ
ュアー(工程S12)処理が行われる。次いで、固着さ
れたチップ1のパッドとこれに対応するインナーリード
2aの先端とを個々に接続するワイヤボンディング(工
程S13)が行われる。そしてこのボンディングが全て
終了すると、本実施例の主たる一方の特徴を有する樹脂
封止工程S14に移行する。この樹脂封止工程S14で
は、既述した段差を有する封止体4(4´)の成形がな
される。その詳細は図11を参照して説明することがで
きる。
は、ダイパッド上の熱硬化性樹脂たる銀ペーストを固め
るために例えば175゜Cの雰囲気中に、かかるダイボ
ンディングされたリードフレーム2を90分だけ置くキ
ュアー(工程S12)処理が行われる。次いで、固着さ
れたチップ1のパッドとこれに対応するインナーリード
2aの先端とを個々に接続するワイヤボンディング(工
程S13)が行われる。そしてこのボンディングが全て
終了すると、本実施例の主たる一方の特徴を有する樹脂
封止工程S14に移行する。この樹脂封止工程S14で
は、既述した段差を有する封止体4(4´)の成形がな
される。その詳細は図11を参照して説明することがで
きる。
【0022】図11は、いわゆる低圧トランスファーモ
ールド法にて本集積回路装置のパッケージングを行うた
めのトランスファー金型及びこれを含む製造装置、並び
にこの製造装置にセットされるボンディング済みチップ
1搭載のリードフレーム2の封止形態を示す概略断面図
である。なお、以降の説明では、図7及び図8に示した
集積回路装置を例に挙げることとする。
ールド法にて本集積回路装置のパッケージングを行うた
めのトランスファー金型及びこれを含む製造装置、並び
にこの製造装置にセットされるボンディング済みチップ
1搭載のリードフレーム2の封止形態を示す概略断面図
である。なお、以降の説明では、図7及び図8に示した
集積回路装置を例に挙げることとする。
【0023】図11において、封止体4´を成形するた
めの製造部は、主として、合わせ金型たる上側の金型
(上型)61及び下側の金型(下型)71と、これら金
型によるキャビティに液状樹脂を注入するための注入機
構と、そのキャビティにおける注入樹脂から気泡ないし
は空隙(ボイド)を抜き去るためのボイド抜き機構とか
らなる。かかる注入機構は、カル穴81、トランスファ
プランジャ91、ランナR1、及びゲートG1によって
構成され、ボイド抜き機構は、エアーベントV1からな
る。
めの製造部は、主として、合わせ金型たる上側の金型
(上型)61及び下側の金型(下型)71と、これら金
型によるキャビティに液状樹脂を注入するための注入機
構と、そのキャビティにおける注入樹脂から気泡ないし
は空隙(ボイド)を抜き去るためのボイド抜き機構とか
らなる。かかる注入機構は、カル穴81、トランスファ
プランジャ91、ランナR1、及びゲートG1によって
構成され、ボイド抜き機構は、エアーベントV1からな
る。
【0024】ここで注記するに、下型71のキャビティ
710は、図に示されるように、その開口側の周縁端部
において階段状、すなわち段差7a,7bを呈してお
り、これにより、既述した封止体4´における段差4
a,4b(図7及び図8参照)を形成することを担って
いる。上型61のキャビティ610には、かかる段差は
なく、ほぼ台形状の断面を有する。
710は、図に示されるように、その開口側の周縁端部
において階段状、すなわち段差7a,7bを呈してお
り、これにより、既述した封止体4´における段差4
a,4b(図7及び図8参照)を形成することを担って
いる。上型61のキャビティ610には、かかる段差は
なく、ほぼ台形状の断面を有する。
【0025】かかる形状の上型61及び下型71は、予
め所定温度に加熱され、所定位置に固定された封止対象
のリードフレーム2を挟み込む(型締め)。一方、封止
体4´の原料として予めタブレット状に成形した所定の
樹脂50を高周波加熱しておき、これをカル穴81に充
填する。或いは、予め所定温度に加熱された金型のカル
穴に原料(タブレット)を入れて予備加熱し、充填す
る。そうして、トランスファプランジャ91を作動させ
原料樹脂50を圧搾しランナR1及びゲートG1を通じ
て上型61のキャビティ610及び下型71のキャビテ
ィ710に溶融加圧注入する。
め所定温度に加熱され、所定位置に固定された封止対象
のリードフレーム2を挟み込む(型締め)。一方、封止
体4´の原料として予めタブレット状に成形した所定の
樹脂50を高周波加熱しておき、これをカル穴81に充
填する。或いは、予め所定温度に加熱された金型のカル
穴に原料(タブレット)を入れて予備加熱し、充填す
る。そうして、トランスファプランジャ91を作動させ
原料樹脂50を圧搾しランナR1及びゲートG1を通じ
て上型61のキャビティ610及び下型71のキャビテ
ィ710に溶融加圧注入する。
【0026】このときの上型61及び下型71とリード
フレーム2との配置関係が、図10に一点鎖線40にて
示される。リードフレーム2は、ダイパッド20が下型
キャビティ710の中心に位置するよう固定される。リ
ードフレーム2のパッケージ底面側は、ゲートG1を通
じて下型キャビティ710に注入された樹脂により、か
かる一点鎖線で囲まれる領域において封止体4´の底面
側半分が形成される。上型キャビティ610も、段差7
aを除けば下型キャビティ710とほぼ同じ形状であ
り、リードフレーム2のパッケージ底面側と同時に、リ
ードフレーム2のパッケージ頂面側も、ゲートG1を通
じて上型キャビティ610に注入された樹脂により同一
点鎖線で囲まれた領域において封止体4´の頂面側半分
が形成される。
フレーム2との配置関係が、図10に一点鎖線40にて
示される。リードフレーム2は、ダイパッド20が下型
キャビティ710の中心に位置するよう固定される。リ
ードフレーム2のパッケージ底面側は、ゲートG1を通
じて下型キャビティ710に注入された樹脂により、か
かる一点鎖線で囲まれる領域において封止体4´の底面
側半分が形成される。上型キャビティ610も、段差7
aを除けば下型キャビティ710とほぼ同じ形状であ
り、リードフレーム2のパッケージ底面側と同時に、リ
ードフレーム2のパッケージ頂面側も、ゲートG1を通
じて上型キャビティ610に注入された樹脂により同一
点鎖線で囲まれた領域において封止体4´の頂面側半分
が形成される。
【0027】樹脂注入初期の上型及び下型キャビティへ
610,710内においては、注入樹脂中にボイドが入
り混じることとなる。エアーベントV1は、かかるボイ
ドを外部へ押し出し若しくは抜き出す溝であって、最終
的な封止樹脂中の混入ボイドを消失せしめる。かくし
て、このようにしてなされた樹脂封止工程S14によ
り、図12の如き形態のリードフレームが得られる。図
12は、かかるリードフレームの概略的側面図を示して
いる。
610,710内においては、注入樹脂中にボイドが入
り混じることとなる。エアーベントV1は、かかるボイ
ドを外部へ押し出し若しくは抜き出す溝であって、最終
的な封止樹脂中の混入ボイドを消失せしめる。かくし
て、このようにしてなされた樹脂封止工程S14によ
り、図12の如き形態のリードフレームが得られる。図
12は、かかるリードフレームの概略的側面図を示して
いる。
【0028】この封止済みリードフレームは、次いで、
熱硬化性樹脂により形成された封止体4´をさらに固め
るべく、例えば175゜Cの雰囲気中に、かかる封止の
施されたリードフレーム2を5時間だけ置くキュアー
(工程S15)処理が行われる。その後、ダムバー2d
をカットし(工程S16)、アウターリード2b´に半
田メッキを施し(工程S17)、今度は本実施例の主た
る他方の特徴を有するリード整形工程S18に移行す
る。リード整形工程の詳細は、図13ないし図20の概
略断面図を用いて説明することができる。
熱硬化性樹脂により形成された封止体4´をさらに固め
るべく、例えば175゜Cの雰囲気中に、かかる封止の
施されたリードフレーム2を5時間だけ置くキュアー
(工程S15)処理が行われる。その後、ダムバー2d
をカットし(工程S16)、アウターリード2b´に半
田メッキを施し(工程S17)、今度は本実施例の主た
る他方の特徴を有するリード整形工程S18に移行す
る。リード整形工程の詳細は、図13ないし図20の概
略断面図を用いて説明することができる。
【0029】先ずプレス工程を表す図13において、整
形の対象となるリードフレーム2は、段差の有する底面
側を上向きにして下型75に据え置かれるとともに、当
該下型75に対向する上型65によって封止体4´及び
アウターリード2b´の付け根部分すなわち封止体近傍
が挟み込まれて締め付けられる。下型75は上型65へ
向いて開口する凹部を有し、そこに封止体4´の頂面側
半分が納められ、上型65は、下型75へ向いて開口す
る同様の凹部を有し、そこに封止体4´の底面側半分が
納められる。下型75の上にはまた、上型65の側面に
対向する案内用型65Aが配される。この案内用型65
Aと上型65との間において、プレス可動体85が当該
案内用型の補助を受けつつ上下に滑走若しくは摺動する
如く構成される。
形の対象となるリードフレーム2は、段差の有する底面
側を上向きにして下型75に据え置かれるとともに、当
該下型75に対向する上型65によって封止体4´及び
アウターリード2b´の付け根部分すなわち封止体近傍
が挟み込まれて締め付けられる。下型75は上型65へ
向いて開口する凹部を有し、そこに封止体4´の頂面側
半分が納められ、上型65は、下型75へ向いて開口す
る同様の凹部を有し、そこに封止体4´の底面側半分が
納められる。下型75の上にはまた、上型65の側面に
対向する案内用型65Aが配される。この案内用型65
Aと上型65との間において、プレス可動体85が当該
案内用型の補助を受けつつ上下に滑走若しくは摺動する
如く構成される。
【0030】プレス可動体85の底面には、既述の如き
封止体4´の段差4a,4bに対応する段差85a,8
5bが形設されるとともに、該可動体底面に対向する下
型75の上面にも同様の段差75a,75bが形設さ
れ、両者の段差形状及び配置は相互に関連し合ってい
る。従って、点線にて図示されるリードフレーム2の初
期のセッティング状態から、プレス可動体85がそのス
トロークの最下点に達してアウターリード2b´を押圧
し、締め付けると、プレス可動体85及び下型75の各
段差によって、実線にて図示されるリードフレーム2に
変形することとなる。このようなプレス加工は、封止体
4´から4方向に延出するアウターリード2b´の全て
につき同時に行うことができる。この場合、プレス可動
体85は、封止体4´を取り囲むような形にするとその
プレス動作制御が一元化できて好都合である。プレス工
程が終了すると、図14の切断工程へ移行する。
封止体4´の段差4a,4bに対応する段差85a,8
5bが形設されるとともに、該可動体底面に対向する下
型75の上面にも同様の段差75a,75bが形設さ
れ、両者の段差形状及び配置は相互に関連し合ってい
る。従って、点線にて図示されるリードフレーム2の初
期のセッティング状態から、プレス可動体85がそのス
トロークの最下点に達してアウターリード2b´を押圧
し、締め付けると、プレス可動体85及び下型75の各
段差によって、実線にて図示されるリードフレーム2に
変形することとなる。このようなプレス加工は、封止体
4´から4方向に延出するアウターリード2b´の全て
につき同時に行うことができる。この場合、プレス可動
体85は、封止体4´を取り囲むような形にするとその
プレス動作制御が一元化できて好都合である。プレス工
程が終了すると、図14の切断工程へ移行する。
【0031】図14において、プレス加工されたリード
フレーム2は、くし形の下型76に据え置かれる。この
下型76は、上記下型75と同様の凹部を中央に有する
一方、アウターリード2b´を支持するための3種類の
下型部760,761,762が当該凹部の周囲に順番
に配設されている構造となっている。第1の下型部76
0は、既述の第1リード2b0を形成するためのもので
あり、その端面は、下型76の中央部から他のものに比
べて最も長い距離を隔て、その上面は、プレス加工によ
ってなされたアウターリード2b´の2つの屈曲部に対
応した形状を有する。第2の下型部761は、既述の第
2リード2b1を形成するためのものであり、その端面
は、下型76の中央部から他のものに比べて2番目に長
い距離を隔て、その上面は、プレス加工によってなされ
たアウターリード2b´の1つの屈曲部(封止体4´か
ら最初に屈曲している箇所:第1屈曲部)に対応した形
状を有する。また、第3の下型部762は、既述の第3
リード2b2を形成するためのものであり、その端面
は、下型76の中央部から他のものに比べて最も短い距
離を隔て、その上面は、第1屈曲部の直前までのアウタ
ーリード2b´に対応した形状を有する。これら下型部
760,761,762は、封止体4´の縁端に沿って
順繰りに配列され、もって全体として当該封止体収納用
凹部を取り囲みかつ各アウターリードにそれぞれ対応し
て成るくし状を呈することとなる。
フレーム2は、くし形の下型76に据え置かれる。この
下型76は、上記下型75と同様の凹部を中央に有する
一方、アウターリード2b´を支持するための3種類の
下型部760,761,762が当該凹部の周囲に順番
に配設されている構造となっている。第1の下型部76
0は、既述の第1リード2b0を形成するためのもので
あり、その端面は、下型76の中央部から他のものに比
べて最も長い距離を隔て、その上面は、プレス加工によ
ってなされたアウターリード2b´の2つの屈曲部に対
応した形状を有する。第2の下型部761は、既述の第
2リード2b1を形成するためのものであり、その端面
は、下型76の中央部から他のものに比べて2番目に長
い距離を隔て、その上面は、プレス加工によってなされ
たアウターリード2b´の1つの屈曲部(封止体4´か
ら最初に屈曲している箇所:第1屈曲部)に対応した形
状を有する。また、第3の下型部762は、既述の第3
リード2b2を形成するためのものであり、その端面
は、下型76の中央部から他のものに比べて最も短い距
離を隔て、その上面は、第1屈曲部の直前までのアウタ
ーリード2b´に対応した形状を有する。これら下型部
760,761,762は、封止体4´の縁端に沿って
順繰りに配列され、もって全体として当該封止体収納用
凹部を取り囲みかつ各アウターリードにそれぞれ対応し
て成るくし状を呈することとなる。
【0032】上型66は、上記上型65と同様の凹部を
中央に有する一方、その側端面は、第3の下型部762
の側端面に整列しており、第3下型部762の上面に対
向して第1屈曲部の直前までのアウターリード2b´を
挟持するための底面を有する。かかる上型66の側端面
に対向して、3種類の案内用型660,661,662
がリードフレーム2の上方に配される。第1の案内用型
660は、第1リード2b0を形成するために第1のカ
ッター860の滑走若しくは摺動軌跡を定める。第2の
案内用型661は、第2リード2b1を形成するために
第2のカッター861の滑走若しくは摺動軌跡を定め
る。第3の案内用型662は、第3リード2b2を形成
するために第3のカッター862の滑走若しくは摺動軌
跡を定める。すなわち、第1リード2b0を形成するた
めの機構を、下型部760,案内用型660及びカッタ
ー860が担い、第2リード2b1を形成するための機
構を、下型部761,案内用型661及びカッター86
1が担い、第3リード2b2を形成するための機構を、
下型部762,案内用型662及びカッター862が担
っているのである。従って、下型部と同様に、カッター
及び案内用型も、封止体4´の4方向において順繰りに
配列され、全体としてくし状を呈する。
中央に有する一方、その側端面は、第3の下型部762
の側端面に整列しており、第3下型部762の上面に対
向して第1屈曲部の直前までのアウターリード2b´を
挟持するための底面を有する。かかる上型66の側端面
に対向して、3種類の案内用型660,661,662
がリードフレーム2の上方に配される。第1の案内用型
660は、第1リード2b0を形成するために第1のカ
ッター860の滑走若しくは摺動軌跡を定める。第2の
案内用型661は、第2リード2b1を形成するために
第2のカッター861の滑走若しくは摺動軌跡を定め
る。第3の案内用型662は、第3リード2b2を形成
するために第3のカッター862の滑走若しくは摺動軌
跡を定める。すなわち、第1リード2b0を形成するた
めの機構を、下型部760,案内用型660及びカッタ
ー860が担い、第2リード2b1を形成するための機
構を、下型部761,案内用型661及びカッター86
1が担い、第3リード2b2を形成するための機構を、
下型部762,案内用型662及びカッター862が担
っているのである。従って、下型部と同様に、カッター
及び案内用型も、封止体4´の4方向において順繰りに
配列され、全体としてくし状を呈する。
【0033】かかる切断機構において、カッター86
0,861,862が図示の矢印の如く下方に降りて、
対応する下型部端面上に達すると、点線で示される位置
で各々、アウターリード2b´が切断されることにな
る。これにより、それぞれに適正な長さの各種リードが
得られる。こうしてアウターリード2b´を切断した後
は、図15ないし図17に示される如き湾曲加工工程に
移行する。
0,861,862が図示の矢印の如く下方に降りて、
対応する下型部端面上に達すると、点線で示される位置
で各々、アウターリード2b´が切断されることにな
る。これにより、それぞれに適正な長さの各種リードが
得られる。こうしてアウターリード2b´を切断した後
は、図15ないし図17に示される如き湾曲加工工程に
移行する。
【0034】図15は、第1リード2b0の湾曲加工態
様を示しており、上記封止体4´の収納用凹部と同等の
構造を有する上型及び下型67,77によって湾曲すべ
き箇所を除いた第1のアウターリード2b0を挟持し、
第1リード2b0の先端を、上下運動可能なパンチ87
の打ち込みにてU字状に変形させるようにしている。図
16は、第2リード2b1の湾曲加工態様を示してお
り、上記封止体4´の収納用凹部と同等の構造を有する
上型及び下型68,78によって湾曲すべき箇所を除い
た第2のアウターリード2b1を挟持し、第2リード2
b1の先端を、上下運動可能なパンチ88の打ち込みに
てU字状に変形させるようにしている。図17は、第3
リード2b2の湾曲加工態様を示しており、上記封止体
4´の収納用凹部と同等の構造を有する上型及び下型6
9,79によって湾曲すべき箇所を除いた第3のアウタ
ーリードを挟持し、第3リード2b2の先端を、上下運
動可能なパンチ89の打ち込みにてU字状に変形させる
ようにしている。
様を示しており、上記封止体4´の収納用凹部と同等の
構造を有する上型及び下型67,77によって湾曲すべ
き箇所を除いた第1のアウターリード2b0を挟持し、
第1リード2b0の先端を、上下運動可能なパンチ87
の打ち込みにてU字状に変形させるようにしている。図
16は、第2リード2b1の湾曲加工態様を示してお
り、上記封止体4´の収納用凹部と同等の構造を有する
上型及び下型68,78によって湾曲すべき箇所を除い
た第2のアウターリード2b1を挟持し、第2リード2
b1の先端を、上下運動可能なパンチ88の打ち込みに
てU字状に変形させるようにしている。図17は、第3
リード2b2の湾曲加工態様を示しており、上記封止体
4´の収納用凹部と同等の構造を有する上型及び下型6
9,79によって湾曲すべき箇所を除いた第3のアウタ
ーリードを挟持し、第3リード2b2の先端を、上下運
動可能なパンチ89の打ち込みにてU字状に変形させる
ようにしている。
【0035】ここで、第1ないし第3リード2b2の先
端に形成されるU字は、図示されているところから明ら
かなように、その高さが、第1リード2b0,第2リー
ド2b1,第3リード2b2の順に高くなっているとと
もに、これらリード先端の曲率は、短いリードほど大き
くなっている。先の図7に示される如き完成品におい
て、各リードの先端突起部2b00,2b10,2b2
0の突起高さがどれも同じになるようにここで調整され
るのである。かかる調整は、パンチの打ち込み部分の形
状を変えたり、打ち込み速度を変えたりすることで達成
される。
端に形成されるU字は、図示されているところから明ら
かなように、その高さが、第1リード2b0,第2リー
ド2b1,第3リード2b2の順に高くなっているとと
もに、これらリード先端の曲率は、短いリードほど大き
くなっている。先の図7に示される如き完成品におい
て、各リードの先端突起部2b00,2b10,2b2
0の突起高さがどれも同じになるようにここで調整され
るのである。かかる調整は、パンチの打ち込み部分の形
状を変えたり、打ち込み速度を変えたりすることで達成
される。
【0036】なお、図15ないし図17に示した下型及
び上型は、共用できる部分を一体化し、リード挟持部分
を3種のリードに対応させて図14に類似のくし形に形
成することができ、また、こうした下型及び上型に対応
させてパンチを配設することにより、3つの湾曲加工工
程は、単一の工程として実現可能である。リード先端突
起部が形成されると、図18の第1曲折工程へと進行す
る。
び上型は、共用できる部分を一体化し、リード挟持部分
を3種のリードに対応させて図14に類似のくし形に形
成することができ、また、こうした下型及び上型に対応
させてパンチを配設することにより、3つの湾曲加工工
程は、単一の工程として実現可能である。リード先端突
起部が形成されると、図18の第1曲折工程へと進行す
る。
【0037】図18において、第1ないし第3リード2
b0,2b1,2b2は、共に、上記封止体4´の収納
用凹部と同等の構造を有する上型及び下型6A,7Aに
よって曲折すべき箇所を除いて挟持される。そしてこの
状態で、曲折機構(3体セット式フランジアップ型)8
Aにより各リードが上向きに垂直になるように曲折され
る。この曲折機構8Aは、直接に印加される垂直な下向
きの作動力f1 を初期作用体8A1をもって水平方向の
力f2 に変え、さらにこのf2 を中間作用体8A2をも
って垂直な上向きの力f3 に変え、この力f3 を担うリ
ード当接体8A3によってリード2b0,2b1,2b
2を上向きに折り曲げるようにしている。しかし、この
ような曲折機構によらずとも、他の手法によって各リー
ドを折り曲げても良い。第1曲折工程が終了すると、図
19の第2の曲折工程に進む。
b0,2b1,2b2は、共に、上記封止体4´の収納
用凹部と同等の構造を有する上型及び下型6A,7Aに
よって曲折すべき箇所を除いて挟持される。そしてこの
状態で、曲折機構(3体セット式フランジアップ型)8
Aにより各リードが上向きに垂直になるように曲折され
る。この曲折機構8Aは、直接に印加される垂直な下向
きの作動力f1 を初期作用体8A1をもって水平方向の
力f2 に変え、さらにこのf2 を中間作用体8A2をも
って垂直な上向きの力f3 に変え、この力f3 を担うリ
ード当接体8A3によってリード2b0,2b1,2b
2を上向きに折り曲げるようにしている。しかし、この
ような曲折機構によらずとも、他の手法によって各リー
ドを折り曲げても良い。第1曲折工程が終了すると、図
19の第2の曲折工程に進む。
【0038】図19において、垂直に曲げられた第1な
いし第3リード2b0,2b1,2b2に対し、今度
は、封止体4´の根元付近をさらに垂直に折り曲げる。
先の説明から分かるように、ここでも先の曲折機構8A
を用いることができる。この2回目の曲折によって、各
リードの先端突起部2b00,2b10,2b20が封
止体4´における所定の位置に近接せしめられることと
なる。第2曲折工程が終了すると、図20の押さえ工程
に移行する。
いし第3リード2b0,2b1,2b2に対し、今度
は、封止体4´の根元付近をさらに垂直に折り曲げる。
先の説明から分かるように、ここでも先の曲折機構8A
を用いることができる。この2回目の曲折によって、各
リードの先端突起部2b00,2b10,2b20が封
止体4´における所定の位置に近接せしめられることと
なる。第2曲折工程が終了すると、図20の押さえ工程
に移行する。
【0039】図20において、先端突起部が封止体4´
の所定の位置に近づけられた第1ないし第3リード2b
0,2b1,2b2は、仕上げ曲げとして、それぞれ先
端突起部の所定の位置において上方より押さえ型8Bに
より封止体4´へ押圧される。これにより各リードは、
封止体4´の底面及び段差4a,4bの表面に可及的に
隙間無く整合せしめられることとなる。
の所定の位置に近づけられた第1ないし第3リード2b
0,2b1,2b2は、仕上げ曲げとして、それぞれ先
端突起部の所定の位置において上方より押さえ型8Bに
より封止体4´へ押圧される。これにより各リードは、
封止体4´の底面及び段差4a,4bの表面に可及的に
隙間無く整合せしめられることとなる。
【0040】なお、封止体やリードの形状によっては、
このような仕上げ曲げをせずとも、図19の曲折工程の
みによっても、リードと封止体との十分な整合を採るこ
とも可能である。かくして、アウターリードについての
整形処理が終了すると、吊りピン2cの露出部など、リ
ードフレーム2から不要なものが除去され、リード整形
工程S18(図9)の全ての処理が完了する。
このような仕上げ曲げをせずとも、図19の曲折工程の
みによっても、リードと封止体との十分な整合を採るこ
とも可能である。かくして、アウターリードについての
整形処理が終了すると、吊りピン2cの露出部など、リ
ードフレーム2から不要なものが除去され、リード整形
工程S18(図9)の全ての処理が完了する。
【0041】工程S18の後は、検査(工程S19)、
梱包(工程S20)を経て出荷(工程S21)の運びと
なる。なお、上記実施例においては、QFP型のパッケ
ージを挙げたが、これに限らずDIP型等様々な形態の
ものにも適用可能である。つまり、パッケージボディ底
面の周縁端全てに段差を設けることに限定されることな
く、該ボディ底面の4方向の外縁端のうち所定の外縁端
にのみ、或いは所定の外縁端の一部にのみ段差を設け、
このようなボディに適合した外部接続端子を形成するよ
うにしても良い。また、上記実施例では、外部接続端子
として外部リードの先端をU字状に形成したが、これ以
外にもパッケージボディ底面からの突起を形成する態様
は種々考えられる。さらに注記すれば、特に図13及び
図20に示したようなリード整形手法の他にも、色々な
整形の仕方を挙げることができる。
梱包(工程S20)を経て出荷(工程S21)の運びと
なる。なお、上記実施例においては、QFP型のパッケ
ージを挙げたが、これに限らずDIP型等様々な形態の
ものにも適用可能である。つまり、パッケージボディ底
面の周縁端全てに段差を設けることに限定されることな
く、該ボディ底面の4方向の外縁端のうち所定の外縁端
にのみ、或いは所定の外縁端の一部にのみ段差を設け、
このようなボディに適合した外部接続端子を形成するよ
うにしても良い。また、上記実施例では、外部接続端子
として外部リードの先端をU字状に形成したが、これ以
外にもパッケージボディ底面からの突起を形成する態様
は種々考えられる。さらに注記すれば、特に図13及び
図20に示したようなリード整形手法の他にも、色々な
整形の仕方を挙げることができる。
【0042】この他にも、上記実施例では種々の手段及
び工程を説明したが、当業者の設計可能な範囲で適宜改
変することは可能である。
び工程を説明したが、当業者の設計可能な範囲で適宜改
変することは可能である。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
外部端子の変形を防止しつつもパッケージの小型化に寄
与し得る安価な集積回路装置及びその製造方法を提供す
ることができる。また本発明によれば、外部端子の変形
を防止しつつも小さなパッケージボディで多くの外部端
子を形成することのできる安価な集積回路装置及びその
製造方法を提供することができる。
外部端子の変形を防止しつつもパッケージの小型化に寄
与し得る安価な集積回路装置及びその製造方法を提供す
ることができる。また本発明によれば、外部端子の変形
を防止しつつも小さなパッケージボディで多くの外部端
子を形成することのできる安価な集積回路装置及びその
製造方法を提供することができる。
【図1】従来例のQFJ型ICデバイスの外観図。
【図2】従来例のQFJ型ICデバイスの側面図。
【図3】従来例のQFJ型ICデバイスの底面図。
【図4】本発明による一実施例によるQFJ型ICデバ
イスの一部断面を含む概略的側面図。
イスの一部断面を含む概略的側面図。
【図5】本発明による一実施例によるQFJ型ICデバ
イスの概略的底面図。
イスの概略的底面図。
【図6】本発明による一実施例におるQFJ型ICデバ
イスの底面部分を示した概略的拡大斜視図。
イスの底面部分を示した概略的拡大斜視図。
【図7】本発明による他の実施例によるQFJ型ICデ
バイスの一部断面を含む概略的側面図。
バイスの一部断面を含む概略的側面図。
【図8】本発明による他の実施例によるQFJ型ICデ
バイスの概略的底面図。
バイスの概略的底面図。
【図9】本発明によるICデバイスの製造方法を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図10】本発明によるICデバイスに採用されるリー
ドフレームの一例を示す概略的平面図。
ドフレームの一例を示す概略的平面図。
【図11】低圧トランスファーモールド法にて図7及び
図8の実施例に係る集積回路装置のパッケージングを行
うためのトランスファー金型及びこれを含む製造装置、
並びにこの製造装置にセットされるボンディング済みチ
ップ1搭載のリードフレーム2の封止形態を示す概略断
面図。
図8の実施例に係る集積回路装置のパッケージングを行
うためのトランスファー金型及びこれを含む製造装置、
並びにこの製造装置にセットされるボンディング済みチ
ップ1搭載のリードフレーム2の封止形態を示す概略断
面図。
【図12】図10の製造方法における封止工程終了後の
リードフレームの態様を示す概略的側面図。
リードフレームの態様を示す概略的側面図。
【図13】図10の製造方法におけるリード整形工程中
のプレス工程の態様を示す概略的側面図。
のプレス工程の態様を示す概略的側面図。
【図14】図10の製造方法におけるリード整形工程中
のリード切断工程の態様を示す概略的側面図。
のリード切断工程の態様を示す概略的側面図。
【図15】図10の製造方法におけるリード整形工程中
の第1リードに対する湾曲加工工程の態様を示す概略的
側面図。
の第1リードに対する湾曲加工工程の態様を示す概略的
側面図。
【図16】図10の製造方法におけるリード整形工程中
の第2リードに対する湾曲加工工程の態様を示す概略的
側面図。
の第2リードに対する湾曲加工工程の態様を示す概略的
側面図。
【図17】図10の製造方法におけるリード整形工程中
の第3リードに対する湾曲加工工程の態様を示す概略的
側面図。
の第3リードに対する湾曲加工工程の態様を示す概略的
側面図。
【図18】図10の製造方法におけるリード整形工程中
の第1曲折工程の態様を示す概略的側面図。
の第1曲折工程の態様を示す概略的側面図。
【図19】図10の製造方法におけるリード整形工程中
の第2曲折工程の態様を示す概略的側面図。
の第2曲折工程の態様を示す概略的側面図。
【図20】図10の製造方法におけるリード整形工程中
の押さえ曲げ工程の態様を示す概略的側面図。
の押さえ曲げ工程の態様を示す概略的側面図。
1 ICチップ 2 リードフレーム 20 ダイパッド 21 外枠 2a インナーリード 2b,2b´ アウターリード 2b0,2b1,2b2 第1,第2,第3アウターリ
ード 2b00,2b10,2b20 突起部 2c 吊りピン 2d ダムバー 3 ボンディングワイヤ 4,4´ 封止体 4a,4b 段差 61,65,65A,66,660〜662,67,6
8,69,6A上型(部) 71,75,76,760〜762,77,78,7
9,7A下型(部) 610 上型キャビティ 710 下型キャビティ 7a,7b 階段状部 75a,75b 階段状部 81,82 カル部 91,92 プランジャ R1,R2 ランナ G1,G2 ゲート V1,V2 エアーベント 91,92 樹脂タブレット 85 プレス可動体 85a,85b 段差対応部 860,861,862 カッター 87,88,89 パンチ 8A 曲折機構 8B 押さえ型
ード 2b00,2b10,2b20 突起部 2c 吊りピン 2d ダムバー 3 ボンディングワイヤ 4,4´ 封止体 4a,4b 段差 61,65,65A,66,660〜662,67,6
8,69,6A上型(部) 71,75,76,760〜762,77,78,7
9,7A下型(部) 610 上型キャビティ 710 下型キャビティ 7a,7b 階段状部 75a,75b 階段状部 81,82 カル部 91,92 プランジャ R1,R2 ランナ G1,G2 ゲート V1,V2 エアーベント 91,92 樹脂タブレット 85 プレス可動体 85a,85b 段差対応部 860,861,862 カッター 87,88,89 パンチ 8A 曲折機構 8B 押さえ型
Claims (14)
- 【請求項1】 集積回路が形成されたICチップと、前
記チップの端子に接続されるリードと、前記チップ及び
前記リードの内部リードを包埋する封止体とを含む集積
回路装置であって、 前記封止体は、その底面の外縁端に前記封止体の内部へ
凹む少なくとも1つの段差が設けられ、 前記リードの外部リードは、前記封止体の底面側に曲折
されかつ前記段差に沿って延在し前記封止体の底面に外
部接続端子を形成する底面位置付け外部リードと、前記
封止体の底面側に曲折されかつ前記段差の表面において
前記外部接続端子と同等の高さを有する外部接続端子を
形成する段差位置付け外部リードとを有する、ことを特
徴とする底面配設端子を有する集積回路装置。 - 【請求項2】 前記外部接続端子の各々は、前記底面ま
たは前記段差の表面から外側へ湾曲する形状を呈するこ
とを特徴とする請求項1記載の底面配設端子を有する集
積回路装置。 - 【請求項3】 前記段差位置付け外部リードの外部接続
端子は、前記底面位置付け外部リードの外部接続端子よ
りも曲率が大なることを特徴とする請求項2記載の底面
配設端子を有する集積回路装置。 - 【請求項4】 前記底面位置付け外部リードと前記段差
位置付け外部リードの少なくとも1つとは、交互に配列
されていることを特徴とする請求項1,2または3記載
の底面配設端子を有する集積回路装置。 - 【請求項5】 前記段差は複数であり、前記段差位置付
け外部リードは、前記段差毎の種類を有し、前記底面位
置付け外部リード及び前記各種の段差位置付け外部リー
ドは、順繰りに配列されていることを特徴とする請求項
4記載の底面配設端子を有する集積回路装置。 - 【請求項6】 前記段差は、前記封止体の底面における
周縁端部に形成されることを特徴とする1,2,3,4
または5記載の底面配設端子を有する集積回路装置。 - 【請求項7】 集積回路が形成されたICチップと、前
記チップの端子に接続されるリードと、前記チップ及び
前記リードの内部リードを包埋する封止体とを含む集積
回路装置の製造方法であって、 前記チップ及び前記内部リードを包埋するとともに底面
の外縁端に内部へ凹む少なくとも1つの段差を有する封
止体を形成する封止工程と、 前記リードの外部リードに対し、前記封止体の底面側に
曲折されかつ前記段差に沿って延在し前記封止体の底面
に外部接続端子を形成する底面位置付け外部リードと、
前記封止体の底面側に曲折されかつ前記段差の表面にお
いて前記外部接続端子と同等の高さを有する外部接続端
子を形成する段差位置付け外部リードとに整形し分ける
整形工程と、を有することを特徴とする底面配設端子を
有する集積回路装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記外部接続端子の各々は、前記底面ま
たは前記段差の表面から外側へ湾曲する形状を呈するこ
とを特徴とする請求項7記載の底面配設端子を有する集
積回路装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記段差位置付け外部リードの外部接続
端子は、前記底面位置付け外部リードの外部接続端子よ
りも曲率が大なることを特徴とする請求項8記載の底面
配設端子を有する集積回路装置の製造方法。 - 【請求項10】 前記底面位置付け外部リードと前記段
差位置付け外部リードの少なくとも1つとは、交互に配
列されていることを特徴とする請求項7,8または9記
載の底面配設端子を有する集積回路装置の製造方法。 - 【請求項11】 前記段差は複数であり、前記段差位置
付け外部リードは、前記段差毎の種類を有し、前記底面
位置付け外部リード及び前記各種の段差位置付け外部リ
ードは、順繰りに配列されていることを特徴とする請求
項10記載の底面配設端子を有する集積回路装置の製造
方法。 - 【請求項12】 前記段差は、前記封止体の底面におけ
る周縁端部に形成されることを特徴とする7,8,9,
10または11記載の底面配設端子を有する集積回路装
置の製造方法。 - 【請求項13】 前記封止工程は、前記チップ及び前記
内部リードを包埋するとともに底面の外縁端に内部へ凹
む少なくとも1つの段差を有する封止体を形成するため
のキャビティを形成する金型を用い、前記キャビティに
溶融樹脂を注入するモールド工程を含むことを特徴とす
る請求項7記載の製造方法。 - 【請求項14】 前記整形工程は、 前記リードの外部リードを前記段差に対応する形に変形
させる第1工程と、 前記底面位置付け外部リード及び前記段差位置付け外部
リードの各々に対応する長さに前記外部リードを切断す
る第2工程と、 前記第2工程により切断された外部リードの先端を、前
記底面位置付け外部リード及び前記段差位置付け外部リ
ードの各々に対応する外部端子形状に形成する第3工程
と、 前記外部リードの先端を前記封止体の底面上及び前記段
差の表面上に位置づける第4工程と、を含むことを特徴
とする請求項7または13記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9039388A JPH10242365A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 底面配設端子を有する集積回路装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9039388A JPH10242365A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 底面配設端子を有する集積回路装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10242365A true JPH10242365A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12551633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9039388A Pending JPH10242365A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 底面配設端子を有する集積回路装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10242365A (ja) |
-
1997
- 1997-02-24 JP JP9039388A patent/JPH10242365A/ja active Pending
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