JPH10242748A - マルチパス防止フェンス - Google Patents

マルチパス防止フェンス

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JPH10242748A
JPH10242748A JP4311697A JP4311697A JPH10242748A JP H10242748 A JPH10242748 A JP H10242748A JP 4311697 A JP4311697 A JP 4311697A JP 4311697 A JP4311697 A JP 4311697A JP H10242748 A JPH10242748 A JP H10242748A
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Yasuhiro Kishino
康博 岸野
Kazuhiro Uehara
一浩 上原
Kenichi Kagoshima
憲一 鹿子嶋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 マルチパスフェージングを低減させ、高品質
な屋内無線通信を簡易なアンテナ構成で実現する。 【解決手段】 部屋の天井の高さをH、床から端末局ア
ンテナまでの高さをHr、基地局アンテナと天井の距離
をHt、基地局アンテナから水平面においてX軸に対す
る角度がφの方向の壁までの距離をDφとするとき、水
平面から下方に、式、θdφ= tan-1((H−(Ht+
Hr))/Dφ)で与えられるθdφの範囲の電波を、
無線基地局アンテナを包囲する、電波遮蔽体等の材質で
構成したフェンスで遮ると共に、基地局アンテナからφ
方向の該フェンスまでの距離をRφとするとき、フェン
スの天井からの垂直下方高Hφが、式、Hφ= Ht+
Rφtan(θdφ)−λRφ(1−Rφ/Dφ)をほぼ
満足するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋内高速無線通信装
置に関し、壁、床、天井からの反射によるマルチパスフ
ェージングを軽減し、誤り率(BER)、D/U(希望
波と干渉波の比)を改善した高品質な伝送を可能とする
屋内高速無線通信装置に係る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の屋内高速無線通信装置と
短遅延の干渉波の伝搬経路を示す図である。同図におい
て、数字符号1は床、2は基地局アンテナ背後の壁、3
は端局アンテナの背後の壁、4は天井、5は基地局装
置、6は端末装置、7は基地局アンテナ、8は端局アン
テナ、9は基地局アンテナの垂直面内における放射パタ
ーン、10は端局アンテナの垂直面内における放射パタ
ーンを示している。
【0003】また、17は基地局アンテナから直接、端
末アンテナに到来する波の伝搬経路、18は基地局アン
テナより放射し、床に反射した後、端末アンテナに到来
する波の伝搬経路、19は基地局アンテナより放射し、
天井で反射した後、端末アンテナに到来する波の伝搬経
路である。
【0004】基地局アンテナ7は天井高と同程度、また
はそれよりも低い高さに設置され、部屋の端に設置され
た端末局アンテナ8と通信を行う。基地局アンテナの垂
直面内放射パターンは、基地局アンテナの垂直面内にお
ける放射パターンのピークが端末局アンテナの方向と一
致するように水平方向から下方に傾けられている。
【0005】基地局アンテナ7から端末局アンテナ8へ
到来する波としては、基地局アンテナ7から放射された
後、直接、端末基地局アンテナ8に到来する直接波以外
に、基地局アンテナ7より放射され、床1に反射した
後、端末局アンテナ8に到来する波、及び基地局アンテ
ナ7より放射され、天井4で反射した後、端末局アンテ
ナ8に到来する波がある。
【0006】これらの波は基地局アンテナ7から直接端
末局アンテナ8に到来する波の伝搬時間との差(これを
遅延時間と呼ぶ)が短い、いわゆる短遅延の干渉波であ
る。一方、図5は従来の屋内高速通信無線装置と長遅延
の干渉波の伝搬経路を示す図である。基地局アンテナか
らの放射指向性は、対向する端末局アンテナのみならず
端末局アンテナ背後の壁や天井にも向けられている。
【0007】このため、基地局アンテナ7から端末局ア
ンテナ8へ到来する波としては、23の基地局アンテナ
から放射され、端末局アンテナ背後の壁で反射し、基地
局アンテナ背後の壁で再び反射した後、端末局アンテナ
に到来する波、及び24の基地局アンテナ近傍の天井に
反射し、端末局アンテナ背後の壁で反射し、さらに基地
局アンテナ背後の壁で再び反射した後、端末局アンテナ
に到来する波が存在する。これらの波は、いわゆる長遅
延の干渉波である。
【0008】このため、屋内高速無線通信装置では、短
遅延の干渉波である床や天井、側壁による1回反射波の
干渉により受信レベルが低下した状態にさらに長遅延の
干渉波である端末局アンテナ背後の壁と基地局アンテナ
背後の壁でそれぞれ反射した2回以上反射した反射波と
が干渉し、符号誤りを発生させ、伝送特性を劣化させて
いる。
【0009】すなわち、伝送速度が数10Mbit/sにも
達する準ミリ波、ミリ波帯を使った屋内高速ディジタル
伝送では、干渉波の遅延時間がシンボル長と同程度とな
り、干渉波の遅延時間がシンボル長の内外に存在する。
このような屋内マルチパス環境下では、符号誤り率は干
渉波の遅延時間には依存せず、希望波の干渉レベル
(D)と干渉波の全干渉レベル(U)との比(D/U)
により決定される。
【0010】このため、伝送速度が数10Mbit/sにも
達するミリ波帯での屋内高速ディジタル伝送では、多数
の干渉波に対する所望波のD/Uを改善することが屋内
高速通信の実現の基本といえる。(文献:中山,佐藤,
吉田:“ミリ波による屋内高速伝送特性”,信学論
(B), vol.77-C-I,no.11,pp.640-647,Nov.1994参照)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような、端末局ア
ンテナと基地局アンテナの背後の壁でそれぞれ反射した
2回以上反射した反射波の干渉による伝送特性の劣化を
改善するためには、垂直面内放射パターンにおいて、基
地局アンテナからみて対向する壁や天井を見込む角度に
ヌル点を形成することにより、対向する壁や天井からの
反射波を全て抑圧すれば、干渉波に対するD/Uを改善
できることは容易に考えられる。
【0012】この条件を満足する放射パターン形状のア
ンテナを実現するアンテナの一例として垂直面内の放射
パターンがコセカント2乗の形状を持つ、いわゆるコセ
カント2乗成形ビームアンテナ等が考案されている。
【0013】しかし、成形ビームアンテナで所望の放射
パターンを実現するためには、少なくとも数10素子の
素子アンテナが必要であることから、給電回路を含めた
アンテナ装置全体が非常に大きくなるという難点があっ
た。また、成形ビームアンテナでは素子間の励振振幅の
比が大きくなることから、製造精度による誤差が無視で
きなくなり、特にミリ波帯では製造精度の影響が顕著に
なり、所望の性能を実現することが困難になるという課
題があった。
【0014】以上説明したように、従来の屋内無線通信
装置では、基地局アンテナとして成形ビームアンテナを
用いていたため、アレーを構成する素子数が多くなり、
アンテナ装置全体が大きくなる問題があり、これに加
え、アンテナ装置の製作及び所望の性能の実現が困難に
なるという問題があった。
【0015】本発明は、このような従来の課題を解決す
るために成されたもので、屋内高速無線通信装置におい
て、受信アンテナ背後の壁や天井からの2回以上反射波
を抑圧し、長遅延反射波によるマルチパスフェージング
を低減させ、希望波の干渉レベル(D)と干渉波の全干
渉レベル(U)との比(D/U)を大きく改善すること
のできる高品質な屋内無線通信を、簡易なアンテナ構成
の無線通信装置で実現することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は前記特許請求の範囲に記載した手段により解決さ
れる。すなわち、請求項1の発明は、少なくとも1つの
基地局と少なくとも1つの端末局の間で通信を行う屋内
無線通信装置において、部屋の天井の高さをH、床から
端末局アンテナまでの高さをHr、基地局アンテナと天
井の距離をHt、基地局アンテナから水平面においてX
軸に対する角度がφの方向の壁までの距離をDφとする
とき、
【0017】水平面から下方に前記“数1”で示す式
(1)で与えられるθdφの範囲の電波を、無線基地局
アンテナを包囲する、電波遮蔽体等の電波を吸収もしく
は反射して透過させない材質で構成したフェンスで遮る
と共に、基地局アンテナからφ方向のフェンスまでの距
離をRφとするとき、フェンスの天井からの垂直下方高
が、ほぼ、前記式(2)を満足するマルチパス防止フェ
ンスである。
【0018】請求項2の発明は、上記請求項1の発明に
おいて、X軸からの角度φに依らずRφを一定値にし基
地局アンテナを中心とする水平面の円周上にフェンスを
配置し、基地局アンテナからの方向φに依らず、電波の
フェンスへ水平面の入射角が90度となるように構成し
たものである。
【0019】請求項3の発明は、請求項1、または、請
求項2記載の発明において、前記式(2)の特殊な解と
して与えられる方向φに依らずフェンスの高さHφが一
定となる部屋の水平断面形状の極座標(φ,Dφ)と前
記式(3)の関係を持つ部屋の水平断面と相似形の水平
面フェンス配列(φ,Rφ′)で、フェンスの方向φの
厚みTが(Rφ′−Rφ)であるように構成したもので
ある。
【0020】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3記
載の発明において、基地局アンテナを囲むマルチパス防
止フェンスに囲まれた範囲の内側の天井に電波を吸収す
る材質の板状パネルを配置したものである。
【0021】請求項5の発明は、請求項1〜請求項4記
載の発明において、基地局アンテナを囲むマルチパス防
止フェンスに囲まれる範囲の側壁に電波を吸収する材質
の板状パネルを配置したものである。
【0022】本発明は、上述のように、少なくとも1つ
の基地局と少なくとも1つの端末局の間で通信を行う屋
内無線通信において、部屋の形状と大きさ、基地局設置
位置等によって変化する抑圧すべき2回以上反射した反
射波が含まれる長遅延波の放射角の範囲を、抑圧しては
いけない基地局アンテナから放射され、直接、端末局ア
ンテナに到来する直接波の基地局アンテナからの放射角
を基準境界として範囲の特定を行うものである。
【0023】部屋の幅Lx、奥行きLy、天井の高さを
H、床から端末局アンテナまでの高さをHr、基地局ア
ンテナと天井の距離をHt、基地局アンテナと部屋の基
準対向壁面までの距離をX、基地局アンテナと部屋の基
準側壁面までの距離をY、基地局アンテナからの方向を
φ、基地局アンテナからφ方向の壁までの距離のDφよ
り、
【0024】基地局アンテナからφ方向の屋内最遠点で
の直接波の垂直面放射角のθdφを求めると、抑圧して
はいけない放射角の範囲は基地局アンテナから水平面φ
方向の屋内最遠点への直接波の垂直面放射角のθdφを
含む下方の範囲となり、逆に抑圧すべき放射角の範囲は
基地局アンテナから水平面φ方向の屋内最遠点での直接
波の垂直面放射角のθdφより上方の範囲となる。
【0025】基地局アンテナを囲むように電波を透過さ
せない材質のフェンスを天井等に配置し、基地局アンテ
ナから垂直面放射角のθdφより上方に放射された、マ
ルチパス干渉の原因となる電波を伝搬経路上で吸収、減
衰、遮断することにより抑圧し、基地局アンテナでビー
ム成形を行わず、対向する壁や天井からの反射波を抑圧
し、D/Uを改善できる。この点が本発明と従来技術が
異なる点である。
【0026】すなわち、本発明は、基地局アンテナのビ
ーム成形をアンテナ本体でなく、室内に設置したフェン
スによる遮蔽で行い、例えばホーンアンテナ等の非常に
簡易な構成の基地局アンテナを備えた無線通信装置自体
を改良することなく屋内高速無線通信の課題を克服する
ものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態の第
1の例を示す図である。同図において、数字符号1は
床、2は基地局アンテナ背後の壁、3は端末局アンテナ
背後の壁、4は天井、5は基地局装置、6は端末局装
置、7は基地局アンテナ、8は端末局アンテナ、9は基
地局アンテナの垂直面内における放射パターンを表わし
ている。
【0028】また、10は端末局アンテナの垂直面内に
おける放射パターン、13は電波を遮断する材質のフェ
ンス、17は基地局アンテナから直接、端末局アンテナ
に到来する波の伝搬経路、18は基地局アンテナより放
射し、床に反射した後、端末局アンテナに到来する波の
伝搬経路を示している。
【0029】また、20は基地局アンテナより放射し、
天井で反射した後、端末局アンテナに到来する波の伝搬
経路のフェンスによる遮蔽、21は基地局アンテナよ
り、端末局アンテナ背後の壁3に反射し、基地局アンテ
ナ背後の壁2に反射した後、端末局アンテナに到来する
波の伝搬経路のフェンスによる遮蔽、22は基地局アン
テナより天井4で反射し、端末局アンテナ背後の壁3に
反射し、さらに基地局アンテナ背後の壁2に反射した
後、端末局アンテナに到来する波の伝搬経路のフェンス
による遮蔽を表わしている。
【0030】図2は本発明のマルチパス防止フェンスが
遮蔽すべき角度の定式化を説明する図である。図2
(a)の水平面図において、Lxは部屋の幅、Lyは奥
行き、Xは基地局アンテナと部屋の基準対向壁面までの
距離、Yは基地局アンテナと部屋の基準側壁までの距
離、φはX軸からの水平方向、Dφは基地局アンテナか
ら水平面φ方向の壁までの水平距離である。
【0031】特に、方形の室内の場合の極座標(φ,D
φ)は、極座標原点から見た四隅の角度をφ1、φ2、φ
3、φ4で表わすと、平面座標(x,y)で以下の“数
2”で示す式(4)〜式(7)ように表わせる。但し、
0°<φ1<90°<φ2<180°<φ3<270°<
φ4<360°である。
【0032】
【数2】
【0033】またDφは、φの大きさによって、“数
3”で示す式(8)〜式(11)のように表わせる。す
なわち、0°≦φ<φ1及びφ4≦φ<360°の場合は
(8)式、φ1≦φ<φ2の場合は(9)式、φ2≦φ<
φ3の場合は(10)式、φ3≦φ<φ4の場合は(1
1)式のように表わせる。
【0034】
【数3】
【0035】図2(b)は基地局からφ方向の垂直断面
図である。Hは天井の高さ、Hrは床から端末局アンテ
ナまでの高さ、Htは基地局アンテナと天井の距離、D
φは基地局アンテナから水平面φ方向の壁までの水平距
離、θdφは基地局アンテナから水平φ方向の屋内最遠
点へ届く直接波の放射角のθdφである。θdφは“数
4”で示す式(12)のように表わされる。
【0036】
【数4】
【0037】図3は本発明の実施の形態の第1の例の遮
蔽に使用するフェンスの高さの定式化を説明する図であ
って、基地局からφ方向の垂直断面図を示している。λ
は送信波長、Hφは第一フレネル半径を考慮したフェン
スの天井からの垂直下方高、Rφは基地局アンテナから
φ方向のマルチパス防止フェンスまでの距離でRφを満
足する値を使用する。
【0038】Dφは基地局アンテナから水平面φ方向の
壁までの水平距離、Hは天井の高さ、Hrは床から端末
局アンテナまでの高さ、Htは基地局アンテナと天井の
距離、θdφは基地局アンテナから水平φ方向の屋内最
遠点へ届く直接波の放射角のθdφである。
【0039】反射・吸収面となるフェンスの距離Rφの
値は90度に近い入射角を得るために、基地局アンテナ
からφ方向によらず一定の値とする。フェンスの天井か
らの垂直下方高Hφは式(13)で求められる。 Hφ=Ht+Rφtan(θdφ)−λRφ(1−Rφ/Dφ)……(13)
【0040】図6は本発明の実施の形態の第2の例を示
す図であって、(a)は外観図、(b)は放射方向の垂
直断面図である。この例は、円筒形の電波遮蔽体を基地
局アンテナからφ方向に応じたHφで変化させた高さで
カットした形となる。同図において、数字符号4は天
井、12は送信点、13は電波を遮蔽する材質のフェン
ス、17は基地局アンテナから直接、端末局アンテナに
到来する波の伝搬経路を表わしている。
【0041】図7は、本発明の第1の配置例を示す図で
あって、三面図を示している。同図において、(a)は
上面図、(b)は側面図、(c)は正面図を示してい
る。同図において、数字符号1は床、4は天井、12は
送信点、13は電波を遮蔽する材質のフェンス、16は
端末局アンテナの高さを示す線を表わしている。
【0042】図8は本発明の実施の形態の第3の例を示
す図であって、(a)は外観図、(b)は放射方向の垂
直断面図である。請求項4の天井設置の例で部屋と相似
形にすることにより、フェンスの高さが均一になる。同
図において、数字符号4は天井、11は電波遮蔽体、1
2は送信点、13は電波を遮蔽する材質のフェンスを表
わしている。
【0043】図9は、本発明の第2の配置例を示す図で
あって、図8に示すフェンスを天井に設置した場合の三
面図を示しており、(a)は上面図、(b)は側面図、
(c)は正面図を示している。同図において、数字符号
1は床、4は天井、12は送信点、13は電波を遮蔽す
る材質のフェンス、16は端末局アンテナの高さを示す
線を表わしている。
【0044】図10は、本発明のその他の配置例を示す
図であって、本発明のフェンスを側壁付近に設置した場
合の上面図と、コーナーに設置した場合の上面図を示し
ている。同図において、数字符号12は送信点、13は
電波を遮蔽する材質のフェンスを表わしている。
【0045】図11は、本発明の実施の形態の第4の例
を示す図であって、本発明のフェンスを天井に設置した
場合の三面図を示している。同図において、数字符号1
は床、4は天井、12は送信点、13は電波を遮蔽する
材質のフェンス、14は天井に配置した電波吸収体パネ
ル、16は端末局アンテナの高さを示す線を表わしてい
る。
【0046】図12は、本発明の実施の形態の第5の例
を示す図であって、本発明のフェンスを側壁に設置した
場合の三面図を示している。同図において、数字符号1
は床、4は天井、12は送信点、13は電波を遮蔽する
材質のフェンス、15は壁に配置した電波吸収体のパネ
ル、16は端末局アンテナの高さを示す線を表わしてい
る。
【0047】図13は、本発明の実施の形態の第6の例
を示す図であって、本発明のフェンスをコーナーに設置
した場合の三面図を示している。同図において、数字符
号1は床、4は天井、12は送信点、13は電波を遮蔽
する材質のフェンス、14は天井に配置した電波吸収体
のパネル、15は壁に配置した電波吸収体のパネル、1
6は端末局アンテナの高さを示す線を表わしている。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のマルチ
パス防止フェンスは、無線LAN等の屋内高速無線通信
装置を実現する上で問題となるマルチパスフェージング
を、無線基地局アンテナを包囲して設置したフェンスに
よって、その原因となる放射角で伝搬する電波を伝搬経
路上で遮断することにより抑圧する。
【0049】基地局アンテナにマルチパスフェージング
を低減させるためのヌル点成形等の複雑なビーム成形機
能を持つアンテナを使用すること無く、対向する壁や天
井からの2回以上反射波を抑圧し、長遅延反射波による
マルチパスフェージングを低減させることにより、誤り
率(BER)、D/U(希望波と干渉波の比)を大きく
改善した高品質な屋内高速無線通信を、非常に簡易なア
ンテナ構成の無線通信装置で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例を示す図であ
る。
【図2】電波の遮蔽すべき角度の定式化を説明する図で
ある。
【図3】遮蔽に使用するフェンスの高さの定式化を説明
する図である。
【図4】従来の屋内無線通信装置と短遅延の干渉波の伝
搬経路を示す図である。
【図5】従来の屋内無線通信装置と長遅延の干渉波の伝
搬経路を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態の第2の例を示す図であ
る。
【図7】本発明の第1の配置例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態の第3の例を示す図であ
る。
【図9】本発明の第2の配置例を示す図である。
【図10】本発明のその他の配置例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態の第4の例を示す図であ
る。
【図12】本発明の実施の形態の第5の例を示す図であ
る。
【図13】本発明の実施の形態の第6の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 床 2 基地局アンテナ背後の壁 3 端末局アンテナ背後の壁 4 天井 5 基地局装置 6 端末局装置 7 基地局アンテナ 8 端末局アンテナ 9 基地局アンテナの垂直面内の放射パターン 10 端末局アンテナの垂直面内の放射パターン 11 電波遮蔽体 12 送信点(送信アンテナの位置) 13 電波を遮蔽する材質のフェンス 14 天井に配置した電波吸収体のパネル 15 壁に配置した電波吸収体のパネル 16 端末局アンテナの高さを示す線 17〜19,23,24 電波の伝搬経路 20〜22 電波の伝搬経路に置かれたフェンスによ
る遮蔽

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの基地局と少なくとも1
    つの端末局の間で通信を行う屋内無線通信装置におい
    て、 部屋の天井の高さをH、床から端末局アンテナまでの高
    さをHr、基地局アンテナと天井の距離をHt、基地局
    アンテナから水平面においてX軸に対する角度がφの方
    向の壁までの距離をDφとするとき、水平面から下方に
    “数1”で示す式(1)で与えられるθdφの範囲の電
    波を、無線基地局アンテナを包囲する、電波遮蔽体等の
    電波を吸収するか、又は、反射して透過させない材質で
    構成したフェンスで遮ると共に、 【数1】 基地局アンテナからφ方向のフェンスまでの距離をRφ
    とするとき、フェンスの天井からの垂直下方高が、ほ
    ぼ、式(2)を満足することを特徴とするマルチパス防
    止フェンス。 Hφ=Ht+Rφtan(θdφ)−λRφ(1−Rφ/Dφ)………(2)
  2. 【請求項2】 X軸からの角度φに依らずRφを一定値
    にし基地局アンテナを中心とする水平面の円周上にフェ
    ンスを配置し、基地局アンテナからの方向φに依らず、
    電波のフェンスへ水平面の入射角が90度となることを
    特徴とする請求項1記載のマルチパス防止フェンス。
  3. 【請求項3】 前記式(2)の特殊な解として与えられ
    る方向φに依らずフェンスの高さHφが一定となる部屋
    の水平断面形状の極座標(φ,Dφ)と式(3)の関係
    を持つ部屋の水平断面と相似形の水平面フェンス配列
    (φ,Rφ′)で、フェンスの方向φの厚みTが(R
    φ′−Rφ)であることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のマルチパス防止フェンス。 Dφ=n×Rφ′(但し、nは1以上の任意の定数) ………………(3)
  4. 【請求項4】 基地局アンテナを囲むマルチパス防止フ
    ェンスに囲まれた範囲の内側の天井に電波を吸収する材
    質の板状パネルを配置した請求項1〜請求項3記載マル
    チパス防止フェンス。
  5. 【請求項5】 基地局アンテナを囲むマルチパス防止フ
    ェンスに囲まれる範囲の側壁に電波を吸収する材質の板
    状パネルを配置した請求項1〜請求項4記載マルチパス
    防止フェンス。
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