JPH10242814A - 電圧レベルシフター回路 - Google Patents

電圧レベルシフター回路

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JPH10242814A
JPH10242814A JP9041030A JP4103097A JPH10242814A JP H10242814 A JPH10242814 A JP H10242814A JP 9041030 A JP9041030 A JP 9041030A JP 4103097 A JP4103097 A JP 4103097A JP H10242814 A JPH10242814 A JP H10242814A
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    • H03K3/356104Bistable circuits using complementary field-effect transistors
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力信号の電圧が遷移するときに反転動作が
安定する電圧レベルシフター回路を提供する。 【解決手段】 本発明の電圧レベルシフター回路は、第
1および2のトランジスタP1、P2と、入力信号を受
け取り、第1および第2のノードに供給するそれぞれの
電圧を変化させるスイッチ手段N1、N2と、一端に高
電圧が印加され、他端と第3のノードnd3とが接続さ
れる抵抗等価素子R1を備えている。第1のノードnd
1には、第1のトランジスタP1のソース/ドレインの
他方と第2のトランジスタP2の第2のゲートとが接続
されている。第2のノードnd4には、第2のトランジ
スタP2のソース/ドレインの他方と第1のトランジス
タP1の第2のゲートとが接続されている。第3のノー
ドnd3には、第1および2のトランジスタP1、P2
のソース/ドレインの一方が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号を高電圧
または負電圧にシフトする電圧レベルシフター回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】入力信号の電圧と異なる電圧を使用する
デバイスとして、例えば、フラッシュメモリ、EPPR
OM等がある。このようなデバイスでは、入力信号の電
圧を高電圧もしくは、負電圧にレベルシフトする必要が
ある。このような回路をレベルシフター回路と言う。な
お、本明細書では、高電圧とは、入力信号の電圧より高
い電圧を意味する。入力信号の電圧としては、例えば、
3V、または5Vなどの値をとる。また、高電圧として
は、例えば、8V、10V、または12Vなどの値をと
る。
【0003】特開平6−236694号公報は、図14
に示すような高電圧レベル変換回路を開示している。
【0004】入力端子T1の電圧が電圧Vccのとき、
トランジスタN1がオン状態となり、トランジスタN2
がオフ状態となる。このとき、トランジスタP2および
N1は、オン状態である。出力端子T2は、トランジス
タP2を介して、電圧Vppの信号を出力する。また、
出力端子T3は、トランジスタN1を介して、電圧Vs
sの信号を出力する。
【0005】入力端子T1の電圧が電圧Vssのとき、
トランジスタN1およびP2がオフ状態となり、トラン
ジスタN2およびP1はオン状態となる。出力端子T2
は、トランジスタN2を介して、電圧Vssの信号を出
力する。また、出力端子T3は、トランジスタP1を介
して、電圧Vppの信号を出力する。
【0006】ここで、電圧Vccは例えば3Vであり、
電圧Vssは例えば0Vであり、高電圧Vppは例えば
10Vである。
【0007】特開昭58−125298号公報は、図1
5に示すような低消費電力デジタル・レベル・シフタを
開示している。
【0008】入力端子T1の電圧が電圧Vccのとき、
ノードnd5は電圧Vssとなり、トランジスタP2が
オン状態となる。また、ノードnd6は電圧Vccとな
り、トランジスタP1はオフ状態になる。この結果、出
力端子T2は電圧Vppの信号を出力し、出力端子T3
は電圧Vssの信号を出力する。
【0009】入力端子T1の電圧が電圧Vssのとき、
ノードnd5は電圧Vccとなり、トランジスタP2が
オフ状態となる。また、ノードnd6は電圧Vssとな
り、トランジスタP1はオン状態になる。この結果、出
力端子T2は電圧Vssの信号を出力し、出力端子T3
は電圧Vppの信号を出力する。
【0010】図16は、一般的な負電圧レベルシフター
回路を示している。
【0011】入力端子T1の電圧が電圧Vccであると
き、トランジスタP1はオフ状態となり、トランジスタ
P2はオン状態になる。このため、トランジスタN1は
オン状態となり、トランジスタN2はオフ状態となる。
この結果、出力端子T2は電圧Vccの信号を出力し、
出力端子T3は電圧Vnの信号を出力する。
【0012】入力端子T1の電圧が電圧Vssであると
き、トランジスタP1はオン状態となり、トランジスタ
P2はオフ状態になる。このため、トランジスタN1は
オフ状態となり、トランジスタN2はオン状態となる。
この結果、出力端子T2は電圧Vnの信号を出力し、出
力端子T3は電圧Vccの信号を出力する。
【0013】ここで、電圧Vccは例えば3Vであり、
電圧をVssは例えば0Vであり、負電圧Vnは例えば
−8Vである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図14の電圧レベルシ
フター回路は、入力信号Siの電圧が電圧Vccから電
圧Vssへ遷移する場合、以下に示す問題を生じる。
【0015】電圧Vssの入力信号Siが入力される
と、最初に、トランジスタN1がオフ状態になる。この
とき、トランジスタP1がオフ状態であるため、ノード
nd1は電圧Vssを維持している。
【0016】次に、トランジスタN2がオン状態にな
る。このとき、トランジスタP2は、依然としてオン状
態なので、トランジスタP2とトランジスタN2との間
に貫通電流が流れる。
【0017】電圧Vssが印加される端子T5とノード
nd2との間には、寄生負荷が生ずるため、ノードnd
4の電圧が上昇する。ノードnd4の電圧が、例えばV
pp−Vthp1まで上昇すると、トランジスタP1は
オン状態にならない。ここで、Vthp1はトランジス
タP1がオン状態になるためのしきい値である。
【0018】したがって、トランジスタP2およびN2
はオン状態を維持し、貫通電流が流れ続け、図14の電
圧レベルシフター回路は反転しない。
【0019】また、図15の電圧レベルシフター回路
は、入力信号Siの電圧が電圧Vccから電圧Vssへ
遷移する場合、以下に示す問題を生じる。
【0020】入力信号Siの電圧が電圧Vccから電圧
Vssに遷移すると、ノードnd5の電圧は電圧Vcc
となる。トランジスタP1がオフ状態を維持するため、
ノードnd1の電圧は、Vcc−Vthn1まで上昇す
る。ここで、Vthn1はトランジスタN1がオン状態
になるためのしきい値である。
【0021】次に、ノードnd6の電圧は電圧Vssと
なる。ノードnd1では、トランジスタP1がオフ状態
であるため、Vcc−Vthn1の電圧が維持される。
電圧Vcc−Vthn1は、 Vpp−Vthp2以下
の電圧である。ここで、 Vthp2は、トランジスタ
P2をオン状態にする電圧である。従って、トランジス
タP2は依然としてオン状態であるため、トランジスタ
P2とトランジスタN2とインバータINV3の一部を
通る貫通電流が流れる。なお、実際は、ノードnd2
と、電圧Vssが供給されている端子T2との間には、
寄生抵抗が生じるため、ノードnd4の電圧が上昇す
る。ノードnd4の電圧がVpp−Vthp1以上の電
圧であれば、トランジスタP1はオフ状態が保たれ、そ
の結果、ノードnd1の電圧はVcc−Vthn1を維
持し、トランジスタP2がオフ状態にならず、貫通電流
が流れ続ける。このため、図15の電圧レベルシフター
回路は反転しない。
【0022】また、図16の電圧レベルシフター回路
は、入力信号Siの電圧が電圧Vccから電圧Vssへ
遷移する場合、以下に示す問題を生じる。
【0023】入力信号の電圧が電圧Vssから電圧Vc
cに遷移すると、最初、トランジスタP1がオン状態か
らオフ状態になる。
【0024】このとき、トランジスタN1は、依然とし
てオフ状態を維持し、ノードnd1の電圧が、電圧Vc
cより少し低い電圧であるため、トランジスタN2はオ
ン状態を維持する。次に、トランジスタP2がオン状態
になると、トランジスタP2とトランジスタN2との間
に貫通電流が流れる。このため、ノードnd15の電圧
が、電圧Vccより低くなる。
【0025】例えば、寄生負荷等の影響のため、ノード
nd12の電圧が、1.5Vまで低下したとする。トラ
ンジスタP2のバックゲートの電圧が降下し、トランジ
スタP2が電流を流す能力が極端に低下する現象が生じ
る。
【0026】トランジスタP2のチャネル抵抗が非常に
大きいため、ノードnd14の電圧が低下し、ノードn
d14の電圧はVnにかなり近い値となる。なお、ノー
ドnd14の電圧は、トランジスタP2およびN2のチ
ャネル抵抗の比で決定される。
【0027】ノードnd14の電圧がVn+Vthn1
より低い場合、トランジスタN1はオン状態にならずオ
フ状態を維持する。ここで、Vthn1はトランジスタ
N1がオン状態なるためのしきい値である。ノードnd
11の電圧が低下しないため、トランジスタN2がオン
状態を維持する。このため、トランジスタP2とトラン
ジスタN2との間に、貫通電流が流れ続け、図16の電
圧レベルシフター回路は反転しない。
【0028】本発明は、上記問題点を鑑み、入力信号の
電圧が遷移するときに反転動作が安定する電圧レベルシ
フター回路を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明の電圧レベルシフ
ター回路は、ソース、ドレイン、第1および第2のゲー
トを有する第1のトランジスタと、ソース、ドレイン、
第1および第2のゲートを有する第2のトランジスタ
と、入力信号を受け取り、第1および第2のノードに供
給するそれぞれの電圧を変化させるスイッチ手段とを備
える電圧レベルシフター回路であって、前記第1および
2のトランジスタのソース/ドレインの一方が第3のノ
ードに接続され、前記第1および2のトランジスタのそ
れぞれの第1のゲートが前記第3のノードに接続され、
前記第1のトランジスタのソース/ドレインの他方と前
記第2のトランジスタの第2のゲートとが前記第1のノ
ードに接続され、前記第2のトランジスタのソース/ド
レインの他方と前記第1のトランジスタの第2のゲート
とが前記第2のノードに接続され、一端と他端とを有す
る抵抗等価素子であって、前記一端に高電圧が印加さ
れ、前記他端と前記第3のノードが接続される抵抗等価
素子をさらに備え、そのことによって上記目的が達成さ
れる。
【0030】前記抵抗等価素子が抵抗素子であってもよ
い。
【0031】前記抵抗等価素子が少なくとも1つのPチ
ャネルMOSトランジスタを有してもよい。
【0032】前記抵抗等価素子が第1および2のPチャ
ネルMOSトランジスタを有し、前記第1のPチャネル
MOSトランジスタのチャネル幅が前記第2のPチャネ
ルMOSトランジスタのチャネル幅より大きくてもよ
い。
【0033】本発明の他の電圧レベルシフター回路は、
ソース、ドレイン、第1および第2のゲートを有する第
1のトランジスタと、ソース、ドレイン、第1および第
2のゲートを有する第2のトランジスタと、入力信号を
受け取り、第1および第2のノードに供給するそれぞれ
の電圧を変化させるスイッチ手段とを備える他の電圧レ
ベルシフター回路であって、前記第1および2のトラン
ジスタのソース/ドレインの一方が第3のノードに接続
され、前記第1および2のトランジスタのそれぞれの第
1のゲートが前記第3のノードに接続され、前記第1の
トランジスタのソース/ドレインの他方と前記第2のト
ランジスタの第2のゲートとが前記第1のノードに接続
され、前記第2のトランジスタのソース/ドレインの他
方と前記第1のトランジスタの第2のゲートとが前記第
2のノードに接続され、一端と他端とを有する抵抗等価
素子であって、前記一端に負電圧が印加され、前記他端
と前記第3のノードが接続される抵抗等価素子をさらに
備え、そのことによって上記目的が達成される。
【0034】前記抵抗等価素子が抵抗素子であってもよ
い。
【0035】前記抵抗等価素子が少なくとも1つのNチ
ャネルMOSトランジスタを有してもよい。
【0036】前記抵抗等価素子が第1および2のNチャ
ネルMOSトランジスタを有し、前記第1のNチャネル
MOSトランジスタのチャネル幅が前記第2のNチャネ
ルMOSトランジスタのチャネル幅より大きくてもよ
い。
【0037】本発明のさらに他の電圧レベルシフター回
路ソース、ドレイン、第1および第2のゲートを有する
第1のトランジスタと、ソース、ドレイン、第1および
第2のゲートを有する第2のトランジスタと、ソース、
ドレイン、第1および第2のゲートを有する第3のトラ
ンジスタと、ソース、ドレイン、第1および第2のゲー
トを有する第4のトランジスタと、入力信号を受け取
り、第1および第2のノードに供給するそれぞれの電圧
を変化させる第1のスイッチ手段とを備えるさらに他の
電圧レベルシフター回路であって、前記第1および2の
トランジスタのソース/ドレインの一方が第3のノード
に接続され、前記第1および2のトランジスタのそれぞ
れの第1のゲートが前記第3のノードに接続され、前記
第1のトランジスタのソース/ドレインの他方と前記第
2のトランジスタの第2のゲートとが前記第1のノード
に接続され、前記第2のトランジスタのソース/ドレイ
ンの他方と前記第1のトランジスタの第2のゲートとが
前記第2のノードに接続され、前記第3および4のトラ
ンジスタのソース/ドレインの一方が第4のノードに接
続され、前記第3および4のトランジスタのそれぞれの
第1のゲートが前記第4のノードに接続され、前記第3
のトランジスタのソース/ドレインの他方と前記第4の
トランジスタの第2のゲートとが前記第5のノードに接
続され、前記第4のトランジスタのソース/ドレインの
他方と前記第3のトランジスタの第2のゲートとが前記
第6のノードに接続され、前記第1および2のノードの
電圧に基づいて、前記第5および6のノードに供給する
それぞれの電圧を変化させる第2スイッチ手段と、一端
と他端とを有する抵抗等価素子であって、前記一端に電
圧が印加され、前記他端と前記第3のノードが接続され
る抵抗等価素子と、一端と他端とを有する抵抗等価素子
であって、前記一端に負電圧が印加され、前記他端と前
記第4のノードが接続される抵抗等価素子とをさらに備
え、そのことによって上記目的が達成される。
【0038】前記第1および2の抵抗等価素子が抵抗素
子であってもよい。
【0039】前記第1の抵抗等価素子が少なくとも1つ
のPチャネルMOSトランジスタを有し、前記第2の抵
抗等価素子が少なくとも1つのNチャネルMOSトラン
ジスタを有してもよい。
【0040】前記第1の抵抗等価素子が第1および2の
PチャネルMOSトランジスタを有し、前記第1のPチ
ャネルMOSトランジスタのチャネル幅が前記第2のP
チャネルMOSトランジスタのチャネル幅より大きく、
前記第2の抵抗等価素子が第1および2のNチャネルM
OSトランジスタを有し、前記第1のNチャネルMOS
トランジスタのチャネル幅が前記第2のNチャネルMO
Sトランジスタのチャネル幅より大きくてもよい。
【0041】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)本発明の第1の実施形態における電圧レ
ベルシフター回路の構成を図1を用いて説明する。
【0042】図1は、第1の実施形態の電圧レベルシフ
ター回路の構成を示している。図1の電圧レベルシフタ
ー回路は、入力端子T1に入力される入力信号Siの電
圧に応じて、出力端子T2およびT3から出力される出
力信号So1およびSo2の電圧をそれぞれ変化させ
る。
【0043】図1の電圧レベルシフター回路は、ソー
ス、ドレイン、およびゲートを有するトランジスタP
1、P2、N1およびN2と、インバータINV1と、
抵抗R1と、入力端子T1と、出力端子T2およびT3
と、端子T4およびT5とを備えている。
【0044】以下に、上述した構成の接続関係を説明す
る。
【0045】入力端子T1は、トランジスタN1のゲー
トに接続されている。トランジスタN1のソース/ドレ
インの一方はノードnd1に接続され、トランジスタN
1のソース/ドレインの他方はノードnd2に接続され
る。ノードnd1は、出力信号So2を出力する端子T
3に接続されている。ノードnd2は、電圧Vssが印
加される端子T5に接続されている。なお、電圧Vpp
は電圧Vssより大きい。
【0046】トランジスタP1のソース/ドレインの一
方はノードnd3に接続され、トランジスタP1のソー
ス/ドレインの他方はノードnd1に接続される。トラ
ンジスタP1のゲートの一方はノードnd3に接続さ
れ、トランジスタP1のゲートの他方はノードnd4に
接続されている。ノードnd3は、抵抗R1を介して、
電圧Vppが印加される端子T4に接続されている。ノ
ードnd4は、出力信号So1を出力する端子T2に接
続されている。
【0047】トランジスタP2のソース/ドレインの一
方は、ノードnd3に接続され、トランジスタP2のソ
ース/ドレインの他方はノードnd4に接続される。ト
ランジスタP2のゲートの一方はノードnd3に接続さ
れ、トランジスタP2のゲートの他方はノードnd1に
接続されている。
【0048】トランジスタN2のソース/ドレインの一
方はノードnd4に接続され、トランジスタN2のソー
ス/ドレインの他方はノードnd2に接続される。
【0049】インバータINV1の入力端子はトランジ
スタN1のゲートに接続され、インバータINV1の出
力端子はトランジスタN2のゲートに接続されている。
【0050】以下に、入力信号Siの電圧が電圧Vcc
から基準電圧Vssへ遷移する場合における、図1の電
圧レベルシフター回路の動作を説明する。
【0051】入力信号Siの電圧が電圧Vccである場
合、トランジスタN1およびP2がオン状態となり、ト
ランジスタP1およびN2はオフ状態となる。
【0052】入力信号Siの電圧が、電圧Vccから電
圧Vssへ遷移すると、最初にトランジスタN1がオフ
状態となる。次に、インバータINV1の入力端子が電
圧Vssの信号を受け取り、インバータINV1の出力
端子が電圧Vccの信号をトランジスタN2のゲートに
出力する。このため、トランジスタN2がオン状態とな
る。
【0053】このとき、依然としてトランジスタP2は
オン状態であるため、トランジスタP2とトランジスタ
N2との間に、貫通電流が流れる。このため、ノードn
d2の電圧が上昇する。
【0054】上述した場合におけるノードnd4の電圧
は、「端子T4とノードnd4との間の抵抗」と、「ノ
ードnd4と端子T5との間の抵抗」との比によって決
定される。「端子T4とノードnd4との間の抵抗」と
は、「Vppに付随する抵抗+トランジスタP2のオン
抵抗+抵抗R1」であり、「ノードnd4と端子T5と
の間の抵抗」とは、「トランジスタN2のオン抵抗+基
準電圧Vssに付随する抵抗」である。ここで、Vpp
に付随する寄生抵抗とは、端子T4とノードnd4との
間の寄生抵抗を意味し、基準電圧Vssに付随する寄生
抵抗とは、端子T5とノードnd2との間の寄生抵抗を
意味する。
【0055】第1の実施形態では、端子T4とノードn
d3との間に、抵抗R1が挿入されているため、ノード
nd3、ノードnd4、およびノードnd2を流れる電
流が制限され、「端子T4と端子T5との間の抵抗」に
よる電圧の上昇は小さくなる。つまり、抵抗R1の抵抗
値を大きくすることにより、ノードnd4の電圧を下げ
ることが可能である。
【0056】ノードnd1の電圧が「Vpp−Vthp
1」より低いため、トランジスタP1はオンし、出力端
子T3の電圧が上昇し、トランジスタP2がオフする。
ここで、Vthp1は、pチャネルトランジスタP1が
オン状態になるためのしきい値である。端子T4とノー
ドnd3との間に、抵抗R1が挿入されているため、図
1の電圧レベルシフター回路の反転動作は、正常に行わ
れる。
【0057】なお、図1の電圧レベルシフター回路が、
シリコン基板に形成される場合、抵抗R1は拡散抵抗で
あってもよい。また、抵抗R1はポリシリコンにより形
成されてもよい。
【0058】一般に、デコーダ等では、電圧レベルシフ
ター回路が多数使用されている。複数の電圧レベルシフ
ター回路が同時に動作すると、端子T5とノードnd4
との間のそれぞれの寄生抵抗が顕著に大きくなる。
【0059】複数の電圧レベルシフター回路が同時に動
作する場合、図14に示す従来の電圧レベルシフター回
路では、「端子T5とノードnd4との間の抵抗」が
「端子T4とノードnd4との間の抵抗」より大きくな
る。
【0060】ノードnd4の電圧が「Vpp−Vthp
1」より高くなると、P1トランジスタはオンされず、
出力端子T3の電圧は電圧Vppになることはない。こ
のため、トランジスタP2がオフすることなく、トラン
ジスタP2とトランジスタN2との間に貫通電流が流れ
続ける。
【0061】第1の実施形態では、端子T4とノードn
d3との間に、「端子T4とノードnd4との間の抵
抗」が「端子T5とノードnd4との間の抵抗」より大
きくなるような抵抗R1が挿入されているため、上述し
たように、電圧レベルシフター回路の反転動作は、正常
に行われる。
【0062】(実施形態2)本発明の第2の実施形態に
おける電圧レベルシフター回路の構成を図2を用いて説
明する。第2の実施形態において、第1の実施形態の構
成と同じ構成には同じ参照符号を付与し、その構成の説
明を省略する。
【0063】図2は、第2の実施形態の電圧レベルシフ
ター回路の構成を示している。
【0064】本発明の第2の実施形態の構成は、図2の
電圧レベルシフター回路が抵抗R1の代わりにPチャネ
ルMOSトランジスタPR1を有している点を除いて、
第1の実施形態の構成と同じである。MOSトランジス
タPR1のソース/ドレインの一方は端子T4と接続さ
れ、MOSトランジスタPR1のソース/ドレインの他
方はノードnd3に接続されている。MOSトランジス
タPR1のゲートは、信号ATDを受け取る。信号AT
Dは、後述するATD回路で生成される。
【0065】以下に、入力信号Siの電圧が、電圧Vc
cから基準電圧Vssへ遷移する場合における、図2の
電圧レベルシフター回路の動作を説明する。
【0066】入力信号Siの電圧が、電圧Vccである
場合、トランジスタP1およびN2はオフ状態となり、
トランジスタN1およびP2がオン状態となる。このと
き、信号ATDの電圧はVssである。
【0067】信号ATDの電圧は電圧Vssから電圧V
vvに遷移し、MOSトランジスタPR1のソースとド
レインと間のオン抵抗が増加する。ここで、電圧Vvv
は電圧Vssより大きく、電圧Vccより小さい。その
後、入力信号Siの電圧が電圧Vccから電圧Vssに
遷移する。
【0068】入力信号Siの電圧が、電圧Vccから基
準電圧Vssへ遷移すると、最初にトランジスタN1が
オフ状態となる。次に、インバータINV1の入力端子
が電圧Vssの信号を受け取り、インバータINV1の
出力端子が電圧Vccの信号をトランジスタN2のゲー
トに出力する。このため、トランジスタN2がオン状態
となる。
【0069】第2の実施形態では、入力信号Siの電圧
が電圧Vccから電圧Vssに遷移する際、MOSトラ
ンジスタPR1の電流を流す能力が低下するため、MO
SトランジスタPR1のソースとドレインとの間の抵抗
成分が大きくなる。つまり、「端子T4とノードnd4
との間の抵抗(トランジスタP2のオン抵抗+MOSト
ランジスタPR1のオン抵抗+Vppに付随する寄生抵
抗)」が「端子T5とノードnd4との間の抵抗(トラ
ンジスタN2のオン抵抗+基準電圧Vssに付随する寄
生抵抗)」より大きくなる。このため、ノードnd3、
ノードnd4、およびノードnd2を流れる電流が制限
され、「端子T4と端子T5との間の抵抗」による電圧
の上昇は小さくなる。出力端子T2の電圧が「Vpp−
Vthp1」より低くなるため、P1トランジスタはオ
ン状態になり、出力端子T3の電圧は電圧Vppにな
る。
【0070】図3は、信号ATDと入力信号Siとの関
係を表すタイミングチャートの一例を示している。入力
信号Siが電圧Vccから電圧Vssに遷移する前、M
OSトランジスタPR1が電流を流す能力を低下させる
ために、信号ATDの電圧が電圧Vssから電圧Vvv
に遷移される。入力信号Siが電圧Vccから電圧Vs
sに遷移した後、MOSトランジスタPR1の能力を高
めるために、信号ATDが電圧Vvvから電圧Vssに
遷移される。
【0071】図4は、図3に示す信号ATDと入力信号
Siとを生成するATD回路を示している。ATD回路
は、入力信号Sに基づいて信号ATDと入力信号Siと
を生成する。ここで、入力信号Sは、電圧レベルシフタ
ー回路の出力端子の電圧を反転させることを指示する信
号である。ATD回路は、入力信号Sの電圧の遷移に応
じて、信号ATDを電圧Vssから電圧Vvvまたは電
圧Vvvから電圧Vssに遷移する。ATD回路の電圧
は、信号ATDが電圧Vssから電圧Vvvに遷移した
後、入力信号Siの電圧を電圧Vccから電圧Vssに
遷移する。
【0072】電圧レベルシフター回路がシリコン基板に
形成される場合、図1の電圧レベルシフター回路に比べ
て小さい面積で、図2の電圧レベルシフター回路がシリ
コン基板の上に形成される。「端子T4とノードnd4
との間の抵抗」を「端子T5とノードnd4との間の抵
抗」より大きくするための素子が、抵抗の代わりにMO
Sトランジスタで構成されているためである。
【0073】上記素子がMOSトランジスタで構成され
ているため、入力信号Siが電圧Vccから電圧Vss
に遷移するときに、上記素子の抵抗を高くすることがで
きる。このため、第2の実施形態における電圧レベルシ
フター回路の反転動作は、正常に行われる。また、図2
の電圧レベルシフター回路は、図1の電圧レベルシフタ
ー回路に比べて、電圧レベルシフター回路で消費される
電力を小さくすることができる。
【0074】(実施形態3)本発明の第3の実施形態に
おける電圧レベルシフター回路の構成を図5を用いて説
明する。第3の実施形態において、第1の実施形態の構
成と同じ構成には参照符号を付与し、その構成の説明を
省略する。
【0075】図5は、第3の実施形態の電圧レベルシフ
ター回路の構成を示している。
【0076】本発明の第3の実施形態の構成は、図5の
電圧レベルシフター回路が抵抗R1の代わりにPチャネ
ルMOSトランジスタPR1およびPR2を有している
点を除いて、第1の実施形態の構成と同じである。
【0077】MOSトランジスタPR1およびPR2
は、それぞれのゲートが電圧Vssの信号を受け取ると
それぞれオン状態になる。また、MOSトランジスタP
R1およびPR2は、それぞれのゲートが電圧Vppの
信号を受け取るとそれぞれオフ状態になる。トランジス
タPR1のトランジスタサイズつまりチャネル幅は、ト
ランジスタPR2のチャネル幅より大きい。例えば、ト
ランジスタPR1のチャネル幅が20μmであり、トラ
ンジスタPR2のチャネル幅が5μmであってもよい。
【0078】MOSトランジスタPR1のソース/ドレ
インの一方は端子T4と接続され、MOSトランジスタ
PR1のソース/ドレインの他方はノードnd3に接続
される。MOSトランジスタPR1のゲートは、信号A
TD1を受け取る。MOSトランジスタPR2のソース
/ドレインの一方は端子T4と接続され、MOSトラン
ジスタPR2のソース/ドレインの他方はノードnd3
に接続されている。MOSトランジスタPR2のゲート
は、信号ATD2を受け取る。信号ATD1および信号
ATD2は、後述するATD回路で生成される。
【0079】以下に、入力信号Siの電圧が、電圧Vc
cから基準電圧Vssへ遷移する場合における、図5の
電圧レベルシフター回路の動作を説明する。
【0080】入力信号Siの電圧が電圧Vccである場
合、トランジスタP1およびN2はオフ状態となり、ト
ランジスタN1およびP2がオン状態となる。このと
き、信号ATD1の電圧は電圧Vssであり、MOSト
ランジスタPR1はオン状態である。また、信号ATD
2の電圧は電圧Vppであり、MOSトランジスタPR
2はオフ状態になる。
【0081】その後、信号ATD1の電圧は電圧Vss
から電圧Vppに遷移し、MOSトランジスタPR1は
オフ状態になる。また、信号ATD2の電圧は電圧Vp
pから電圧Vssに遷移し、MOSトランジスタPR2
はオン状態になる。その後、入力信号Siの電圧が電圧
Vccから電圧Vssに遷移する。
【0082】入力信号Siの電圧が、電圧Vccから電
圧Vssへ遷移すると、最初にトランジスタN1がオフ
状態となる。次に、インバータINV1の入力端子が電
圧Vssの信号を受け取り、インバータINV1の出力
端子が電圧Vccの信号をトランジスタN2のゲートに
出力する。このため、トランジスタN2がオン状態とな
る。
【0083】第3の実施形態では、入力信号Siの電圧
が電圧Vccから電圧Vssに遷移するとき、MOSト
ランジスタPR1がオフ状態であり、MOSトランジス
タPR2がオン状態である。MOSトランジスタPR2
のオン抵抗は、MOSトランジスタPR1に比べて高
い。MOSトランジスタPR2のオン抵抗が高いため、
「端子T4とノードnd4との間の抵抗(トランジスタ
P2のオン抵抗+MOSトランジスタPR2のオン抵抗
+Vppに付随する寄生抵抗)」が「端子T5とノード
nd4との間の抵抗(トランジスタN2のオン抵抗+基
準電圧Vssに付随する寄生抵抗)」より大きくなる。
【0084】このため、ノードnd3、ノードnd4、
およびノードnd2を流れる電流が制限され、「端子T
4と端子T5との間の抵抗」による電圧の上昇は小さく
なる。ノードnd4の電圧が「Vpp−Vthp1」よ
り低くなるため、トランジスタP1はオン状態になり、
出力端子T3の電圧は電圧Vppになる。
【0085】図6は、信号ATDと入力信号Siとの関
係を表すタイミングチャートの一例を示している。入力
信号Siが電圧Vccから電圧Vssに遷移する前、
「端子T4とノードnd4との間の抵抗」を「端子T5
とノードnd4との間の抵抗」より大きくするために、
信号ATD1が電圧Vssから電圧Vppに遷移され、
信号ATD2が電圧Vppの電圧から電圧Vssに遷移
される。入力信号Siの電圧が電圧Vccから電圧Vs
sに遷移した後、信号ATD1が電圧Vppから電圧V
ssに遷移され、信号ATD2の電圧が電圧Vssから
電圧Vppに遷移される。
【0086】図7は、図6に示す信号ATD1および2
と入力信号Siとを生成するATD回路を示している。
ATD回路は、入力信号Sに基づいて信号ATD1およ
び2と入力信号Siとを生成する。ここで、入力信号S
は、電圧レベルシフター回路の出力端子の電圧を反転さ
せることを指示する信号である。ATD回路は、入力信
号Sの電圧の遷移に応じて、信号ATD1の電圧を電圧
Vssから電圧Vppに遷移し、信号ATD2の電圧を
電圧Vppから電圧Vssに遷移する。ある期間が経過
した後、ATD回路は、入力信号Siの電圧を電圧Vc
cから電圧Vssに遷移する。
【0087】入力信号Siの電圧が遷移する場合、電流
を流す能力の小さいMOSトランジスタPR2だけがオ
ン状態になり、入力信号Siが遷移しない場合(通常状
態の場合)、電流を流す能力の大きいMOSトランジス
タPR1がオン状態になる。このため、図5の電圧レベ
ルシフター回路は、図2の電圧レベルシフター回路に比
べて、通常状態で、電圧Vppを安定して、出力端子T
2またはT3から出力することができる。
【0088】(実施形態4)本発明の第4の実施形態に
おける電圧レベルシフター回路の構成を図8を用いて説
明する。
【0089】図8は、第4の実施形態の電圧レベルシフ
ター回路の構成を示している。図8の電圧レベルシフタ
ー回路は、入力端子T1に入力される入力信号Siの電
圧に応じて、出力端子T2およびT3から出力される出
力信号So1およびSo2の電圧をそれぞれ変化させ
る。
【0090】図8の電圧レベルシフター回路は、ソー
ス、ドレイン、およびゲートを有するトランジスタP
1、P2、N1およびN2と、インバータINV2およ
びINV3と、抵抗等価素子Xと、入力端子T1と、出
力端子T2およびT3と、端子T4およびT5とを備え
ている。
【0091】以下に、上述した構成の接続関係を説明す
る。
【0092】入力端子T1は、インバータINV2の入
力端子に接続されている。インバータINV2の出力端
子は、ノードnd5を介して、インバータINV3の入
力端子に接続されている。インバータINV3の出力端
子は、ノードnd6に接続されている。インバータIN
V2に電圧を供給するための端子の一方は、第1の電源
(図示されず)に接続され、インバータINV3に電圧
を供給するための端子の一方は、第1の電源(図示され
ず)に接続されている。また、インバータINV2に電
圧を供給するための端子の他方は、ノードnd2を介し
て、端子T5に接続され、インバータINV3に電圧を
供給するための端子の他方は、ノードnd2を介して、
端子T5に接続されている。
【0093】トランジスタN1のソース/ドレインの一
方はノードnd1に接続され、トランジスタN1のソー
ス/ドレインの他方はノードnd5に接続される。トラ
ンジスタN1のゲートは、常に電圧Vccを受け取る。
ノードnd1は、出力信号So2を出力する端子T3に
接続されている。
【0094】トランジスタP1のソース/ドレインの一
方はノードnd3に接続され、トランジスタP1のソー
ス/ドレインの他方はノードnd1に接続される。トラ
ンジスタP1のゲートの一方はノードnd3に接続さ
れ、トランジスタP1のゲートの他方はノードnd4に
接続されている。ノードnd3は、抵抗等価素子Xを介
して、電圧Vppが印加される端子T4に接続される。
ノードnd4は、出力信号So1を出力する端子T2に
接続される。
【0095】トランジスタP2のソース/ドレインの一
方は、ノードnd3に接続され、トランジスタP2のソ
ース/ドレインの他方はノードnd4に接続される。ト
ランジスタP2のゲートの一方はノードnd3に接続さ
れ、トランジスタP2のゲートの他方はノードnd1に
接続されている。
【0096】トランジスタN2のソース/ドレインの一
方はノードnd4に接続され、トランジスタN2のソー
ス/ドレインの他方はノードnd6に接続される。トラ
ンジスタN2のゲートは、常に電圧Vccを受け取る。
【0097】以下に、入力信号Siの電圧が電圧Vcc
から基準電圧Vssへ遷移する場合における、図8の電
圧レベルシフター回路の動作を説明する。
【0098】入力信号Siの電圧が電圧Vccである場
合、ノードnd5の電圧が電圧Vssであり、ノードn
d6の電圧がVccである。この場合、トランジスタP
1はオフ状態となり、トランジスタP2がオン状態とな
る。
【0099】入力信号Siの電圧が、電圧Vccから基
準電圧Vssへ遷移すると、ノードnd5の電圧が電圧
Vccになる。また、ノードnd1出力端子T3の電圧
は、P1トランジスタがオフ状態なので、「Vcc−V
thn1」まで上昇する。ここで、Vthn1はトラン
ジスタN1がオン状態になる場合のしきい値である。
【0100】次に、ノードnd6の電圧が電圧Vssに
なる。トランジスタP2のゲートの電圧がVcc−Vt
hn1であるため、依然としてトランジスタP2はオン
状態である。このため、トランジスタP2とトランジス
タN2との間に、貫通電流が流れ、ノードnd2の電圧
が上昇する。
【0101】第4の実施形態の電圧レベルシフター回路
では、端子T4とノードnd4との間に、抵抗等価素子
Xが挿入されているため、ノードnd3、ノードnd
4、およびノードnd2を流れる電流が制限され、上述
したような「ノードnd4と端子T5との間の抵抗」に
よる電圧の上昇は小さくなる。つまり、抵抗等価素子の
抵抗値を大きくすることにより、出力端子T2の電圧を
下げることが可能である。このため、図8の電圧レベル
シフター回路の反転動作は、正常に行われる。
【0102】「端子T4とノードnd4との間の抵抗」
が「端子T5とノードnd4との間の抵抗」より大きけ
れば、抵抗等価素子Xは、第1の実施形態のような抵抗
であってもよい。図8の電圧レベルシフター回路が、シ
リコン基板に形成される場合、上記抵抗は拡散抵抗であ
ってもよいし、上記抵抗はポリシリコンにより形成され
てもよい。
【0103】「端子T4とノードnd4との間の抵抗」
が「端子T5とノードnd4との間の抵抗」より大きけ
れば、抵抗等価素子Xは、第2の実施形態のようなPチ
ャネルMOSトランジスタであってもよい。
【0104】「端子T4とノードnd4との間の抵抗」
が「端子T5とノードnd4との間の抵抗」より大きけ
れば、抵抗等価素子Xは、第3の実施形態のようなPチ
ャネルMOSトランジスタと、そのPチャネルMOSト
ランジスタのチャネル幅より狭いPチャネルMOSトラ
ンジスタとを備えていてもよい。
【0105】(実施形態5)本発明の第5の実施形態に
おける電圧レベルシフター回路の構成を図9を用いて説
明する。
【0106】図9は、第5の実施形態の電圧レベルシフ
ター回路の構成を示している。図9の電圧レベルシフタ
ー回路は、入力端子T1に入力される入力信号Siの電
圧に応じて、出力端子T2およびT3から出力される出
力信号So1およびSo2の電圧をそれぞれ変化させ
る。第5の実施形態では、出力信号So1およびSo2
の電圧は、VccとVnとの値を持つ。ここで、 Vn
は、負の電圧である。
【0107】図9の電圧レベルシフター回路は、ソー
ス、ドレイン、およびゲートを有するトランジスタP
1、P2、N1およびN2と、インバータINV4と、
抵抗等価素子Xと、入力端子T1と、出力端子T2およ
びT3と、端子T4、T5およびT6とを備えている。
【0108】以下に、上述した構成の接続関係を説明す
る。
【0109】入力端子T1は、インバータINV4の入
力端子に接続される。さらに、入力端子T1は、トラン
ジスタP1のゲートの一方に接続されている。トランジ
スタP1のゲートの他方は、ノードnd15に接続され
る。トランジスタP1のソース/ドレインの一方はノー
ドnd15に接続され、トランジスタP1のソース/ド
レインの他方はノードnd11に接続される。ノードn
d11は、出力信号So2を出力する端子T3に接続さ
れている。
【0110】トランジスタP2のソース/ドレインの一
方はノードnd15に接続され、トランジスタP2のソ
ース/ドレインの他方はノードnd14に接続される。
トランジスタP2のゲートの一方はインバータINV4
の出力端子に接続され、トランジスタP2のゲートの他
方はノードnd15に接続される。
【0111】インバータINV4に電圧を供給するため
の端子の一方は、ノードnd15に接続され、インバー
タINV4に電圧を供給するための端子の他方は、ノー
ドnd12を介して、端子T5に接続される。端子T5
には、電圧Vssが印加される。
【0112】トランジスタN1のソース/ドレインの一
方はノードnd11に接続され、トランジスタN1のソ
ース/ドレインの他方はノードnd13に接続される。
トランジスタN1のゲートの一方はノードnd14に接
続され、トランジスタN1のゲートの他方はノードnd
13に接続されている。ノードnd13は、抵抗等価素
子Xを介して、電圧Vnが印加される端子T4に接続さ
れている。ノードnd14は、出力信号So1を出力す
る端子T2に接続されている。
【0113】トランジスタN2のソース/ドレインの一
方は、ノードnd14に接続され、トランジスタN2の
ソース/ドレインの他方はノードnd13に接続され
る。トランジスタN2のゲートの一方はノードnd11
に接続され、トランジスタN2のゲートの他方はノード
nd13に接続されている。
【0114】以下に、入力信号Siの電圧が、基準電圧
Vssから電圧Vccへ遷移する場合における、図9の
電圧レベルシフター回路の動作を説明する。
【0115】入力信号Siの電圧が電圧Vssである場
合、トランジスタP1がオン状態となり、トランジスタ
P2がオフ状態となる。このため、トランジスタN1が
オフ状態となり、トランジスタN2がオン状態となる。
出力端子T2は電圧Vnの信号So1を出力し、出力端
子T3は電圧Vccの信号So2を出力する。
【0116】入力信号Siの電圧が基準電圧Vssから
電圧Vccへ遷移すると、トランジスタP1がオン状態
からオフ状態になる。次に、トランジスタP2がオフ状
態からオン状態になる。
【0117】抵抗等価素子Xが端子T4とノードnd1
3との間に挿入されているため、図16の電圧レベルシ
フター回路に比べて、ノードnd14の電圧が降下しに
くい。言い換えると、第5の実施形態の高電圧レベルシ
フターでは、抵抗等価素子Xが端子T4とノードnd1
3との間に挿入されているため、ノードnd15、ノー
ドnd14、およびノードnd13を流れる電流が制限
される。このことによって、第5の実施形態における電
圧レベルシフター回路の反転動作は、正常に行われる。
【0118】「端子T4とノードnd14との間の抵
抗」が「端子T6とノードnd14との間の抵抗」より
大きければ、抵抗等価素子Xは、第1の実施形態のよう
な抵抗であってもよい。図9の電圧レベルシフター回路
が、シリコン基板に形成される場合、上記抵抗は拡散抵
抗であってもよい。また、上記抵抗はポリシリコンによ
り形成されてもよい。
【0119】「端子T4とノードnd14との間の抵
抗」が「端子T6とノードnd14との間の抵抗」より
大きければ、抵抗等価素子Xは、第2の実施形態のよう
なPチャネルMOSトランジスタであってもよい。
【0120】「端子T4とノードnd14との間の抵
抗」が「端子T6とノードnd14との間の抵抗」より
大きければ、抵抗等価素子Xは、第3の実施形態のよう
なPチャネルMOSトランジスタと、そのPチャネルM
OSトランジスタのチャネル幅より狭いPチャネルMO
Sトランジスタとを備えていてもよい。
【0121】(実施形態6)本発明の第6の実施形態に
おける電圧レベルシフター回路の構成を図10を用いて
説明する。
【0122】図10は、第6の実施形態の電圧レベルシ
フター回路の構成を示している。図10の電圧レベルシ
フター回路は、入力信号Siと信号PATD1、 PA
TD2、NATD1およびNATD2とに基づいて、出
力端子T2およびT3から出力される出力信号So1お
よびSo2の電圧を変化させる。第6の実施形態では、
出力信号So1およびSo2の電圧は、VppとVnと
の値を持つ。ここで、Vnは、負の電圧である。
【0123】図10の電圧レベルシフター回路は、ソー
ス、ドレイン、およびゲートを有するトランジスタP
1、P2、P3、P4、N1、N2、N3およびN4
と、インバータINV1と、PチャネルMOSトランジ
スタPR1およびPR2と、NチャネルMOSトランジ
スタNR1およびNR2と、入力端子T1と、出力端子
T2およびT3と、端子T4、T5およびT6とを備え
ている。
【0124】以下に、上述した構成の接続関係を説明す
る。
【0125】図10の部分Aの構成は、上述した図5の
電圧レベルシフター回路の構成と同じであるので、詳し
い説明を省略する。なお、部分Aは、抵抗等価素子X1
と、トランジスタP1、P2、N1およびN2と、イン
バータINV1と、入力端子T1とを備えている。ま
た、図10の電圧レベルシフター回路の抵抗等価素子X
1は、PチャネルMOSトランジスタPR1およびPR
2を有している。トランジスタPR1のチャネル幅は、
トランジスタPR2のチャネル幅より広い。例えば、ト
ランジスタPR1のチャネル幅が20μmであり、トラ
ンジスタPR2のチャネル幅が5μmであってもよい。
【0126】部分Aのノードnd4は、トランジスタP
3のゲートの一方に接続されている。トランジスタP3
のゲートの他方は、部分Aのノードnd3に接続され
る。トランジスタP3のソース/ドレインの一方はノー
ドnd3に接続され、トランジスタP3のソース/ドレ
インの他方はノードnd5に接続される。ノードnd5
は、出力信号So2を出力する端子T3に接続されてい
る。
【0127】トランジスタP4のソース/ドレインの一
方はノードnd3に接続され、トランジスタP4のソー
ス/ドレインの他方はノードnd8に接続される。トラ
ンジスタP4のゲートの一方は部分Aのノードnd1に
接続され、トランジスタP4のゲートの他方はノードn
d3に接続される。ノードnd8は、出力信号So1を
出力する端子T2に接続されている。
【0128】トランジスタN3のソース/ドレインの一
方はノードnd5に接続され、トランジスタN3のソー
ス/ドレインの他方はノードnd7に接続される。トラ
ンジスタN3のゲートの一方はノードnd8に接続さ
れ、トランジスタN3のゲートの他方はノードnd7に
接続されている。ノードnd14は、出力信号So1を
出力する端子T2に接続されている。
【0129】トランジスタN4のソース/ドレインの一
方は、ノードnd8に接続され、トランジスタN4のソ
ース/ドレインの他方はノードnd7に接続される。ト
ランジスタN4のゲートの一方はノードnd5に接続さ
れ、トランジスタN4のゲートの他方はノードnd7に
接続されている。
【0130】ノードnd7は、抵抗等価素子X2を介し
て端子T6に接続されている。図10の電圧レベルシフ
ター回路の抵抗等価素子X1は、NチャネルMOSトラ
ンジスタNR1およびNR2を有している。トランジス
タNR1のチャネル幅は、トランジスタNR2のチャネ
ル幅より広い。例えば、トランジスタNR1のチャネル
幅が20μmであり、トランジスタNR2のチャネル幅
が5μmであってもよい。
【0131】図11のATD回路は、入力信号Sとモー
ド切り換え信号Mとを受け取り、入力信号Sとモード切
り換え信号Mとに基づいて、入力信号Siと信号PAT
D1、PATD2、NATD1、およびNATD2とを
生成する。信号PATD1、PATD2、NATD1、
およびNATD2は、トランジスタPR1、トランジス
タPR2、トランジスタNR、およびトランジスタNR
2にそれぞれ入力される。入力信号Sは、電圧Vccと
電圧Vssとを持つ。
【0132】モード切り換え信号Mが図10の電圧レベ
ルシフター回路に正電圧レベルシフターとして働くこと
を指示する信号である場合、図10の電圧レベルシフタ
ー回路の端子T2およびT3の電圧は、電圧Vssまた
は電圧Vppとなる。端子T4には、電圧Vppが印加
され、端子T6には、電圧Vssが印加される。また、
端子T5には、電圧Vssが印加される。
【0133】モード切り換え信号Mが図10の電圧レベ
ルシフター回路に負電圧レベルシフターとして働くこと
を指示する信号の場合、図10の電圧レベルシフター回
路の端子T2およびT3の電圧は、電圧Vssまたは電
圧Vnとなる。端子T4には、電圧Vccが印加され、
端子T6には、電圧Vnが印加される。また、端子T5
には、電圧Vssが印加される。
【0134】正電圧レベルシフターとして働くことを指
示するモード切り換え信号Mが図11のATD回路に入
力された場合の、入力信号Siと信号PATD1、PA
TD2、NATD1、およびNATD2とのタイミング
チャートの一例を図12に示す。また、負電圧レベルシ
フターとして働くことを指示するモード切り換え信号M
が図11のATD回路に入力された場合の、入力信号S
iと信号PATD1、PATD2、NATD1、および
NATD2とのタイミングチャートの一例を図13に示
す。
【0135】以下に、図10の電圧レベルシフター回路
が正電圧レベルシフターとして働く場合の動作を説明す
る。図11のATD回路は、図10の電圧レベルシフタ
ー回路が正電圧レベルシフターとして働くことを指示す
るモード切り換え信号Mと、入力信号Siの電圧が基準
電圧Vssから電圧Vccへ遷移することを指示する入
力信号Sとを受け取る。上述したように、端子T4には
電圧Vppが印加され、端子T6には電圧Vccが印加
されている。なお、端子T5には常に電圧Vssが印加
されている。
【0136】初期状態では、信号PATD1の電圧はV
ssであり、信号PATD2の電圧はVppである。こ
のため、トランジスタPR1がオン状態になり、トラン
ジスタPR2がオフ状態になる。このとき、信号NAT
D1およびNATD2の電圧はVccであり、トランジ
スタNR1およびNR2はオン状態である。
【0137】この初期状態では、入力信号Siの電圧が
電圧Vccであるため、トランジスタN1およびP2が
オン状態であり、トランジスタN2およびP1がオフ状
態となる。ノードnd1の電圧がVssとなり、ノード
nd4電圧がVppとなる。
【0138】このため、トランジスタN3およびP4が
オン状態になり、トランジスタN4およびP3がオフ状
態になる。その結果、出力端子T2およびT3は、電圧
Vppの信号So1および電圧Vssの信号So2をそ
れぞれ出力する。
【0139】入力信号Siの電圧が電圧Vssから電圧
Vccへ遷移する前に、信号PATD1の電圧が電圧V
ssから電圧Vppに遷移し、信号PATD2の電圧が
電圧Vppから電圧Vssに遷移する。このため、トラ
ンジスタPR1がオフ状態となり、トランジスタPR2
がオン状態になる。なお、信号NATD1およびNAT
D2の電圧は電圧Vccを維持する。
【0140】次に、入力信号Siが電圧Vccから電圧
Vss遷移すると、トランジスタN1がオフ状態にな
る。次に、インバータINV1から出力される信号の電
圧は電圧Vccに遷移するため、トランジスタN2はオ
ンする。トランジスタP2は依然としてオン状態である
ため、端子T4と端子T5との間に貫通電流が流れる。
しかしながら、トランジスタPR2のチャネル幅がトラ
ンジスタPR1のチャネル幅よりも狭いため、トランジ
スタPR2の電流を流す能力は、トランジスタPR1の
電流を流す能力に比べて低い。電流を流す能力が大きい
トランジスタPR1がオフ状態であり、電流を流す能力
が小さいトランジスタPR2がオン状態であるため、端
子T4と端子T5との間に流れる貫通電流が抑制され
る。このため、ノードnd4の電圧が、「Vpp−Vt
hp2」より低くなり、トランジスタP1はオン状態に
なる。ここで、Vthp2はトランジスタP2がオン状
態になるためのしきい値である。
【0141】この結果、トランジスタP3およびN4は
オン状態になり、トランジスタN3およびP4はオフ状
態になり、端子T2から電圧Vssの信号So1が出力
され、端子T3から電圧Vppの信号So2が出力され
る。
【0142】以下に、図10の電圧レベルシフター回路
が負電圧レベルシフターとして働く場合の動作を説明す
る。図11のATD回路は、図10の電圧レベルシフタ
ー回路が負電圧レベルシフターとして働くことを指示す
るモード切り換え信号Mと、入力信号Siの電圧が基準
電圧Vssから電圧Vccへ遷移することを指示する入
力信号Sとを受け取る。上述したように、端子T4には
電圧Vccが印加され、端子T6には電圧Vnが印加さ
れている。なお、端子T5には常に電圧Vssが印加さ
れている。
【0143】初期状態では、信号NATD1の電圧はV
ccであり、信号NATD2の電圧はVnである。この
ため、トランジスタNR1がオン状態になり、トランジ
スタNR2がオフ状態になる。このとき、信号PATD
1およびPATD2の電圧はVssであり、トランジス
タPR1およびPR2はオン状態である。
【0144】この初期状態では、入力信号Siの電圧が
電圧Vccであるため、トランジスタN1およびP2が
オン状態であり、トランジスタN2およびP1がオフ状
態となる。ノードnd1の電圧がVssとなり、ノード
nd4が電圧がVccとなる。
【0145】このため、トランジスタN3およびP4が
オン状態になり、トランジスタN4およびP3がオフ状
態になる。その結果、出力端子T2およびT3は、電圧
Vccの信号So1および電圧Vnの信号So2をそれ
ぞれ出力する。
【0146】入力信号Siの電圧が電圧Vssから電圧
Vccへ遷移する前に、信号NATD1の電圧が電圧V
ccから電圧Vnに遷移し、信号NATD2の電圧が電
圧Vnから電圧Vccに遷移する。このため、トランジ
スタNR1がオフ状態となり、トランジスタNR2がオ
ン状態になる。なお、信号PATD1およびPATD2
の電圧は電圧Vssを維持する。
【0147】次に、入力信号Siが電圧Vccから電圧
Vss遷移すると、トランジスタN1がオフ状態にな
る。次に、インバータINV1から出力される信号の電
圧は電圧Vccに遷移するため、トランジスタN2はオ
ンする。
【0148】この結果、ノードnd1の電圧はVccと
なり、ノードnd4の電圧はVssとなる。このため、
トランジスタP3がオン状態になり、トランジスタP4
がオフ状態になる。
【0149】ここで、トランジスタN3は依然としてオ
ン状態であるため、端子T4と端子T6との間に貫通電
流が流れる。しかしながら、トランジスタNR2のチャ
ネル幅がトランジスタNR1のチャネル幅よりも狭いた
め、トランジスタNR2の電流を流す能力は、トランジ
スタNR1の電流を流す能力に比べて低い。電流を流す
能力が大きいトランジスタNR1がオフ状態であり、電
流を流す能力が小さいトランジスタNR2がオン状態で
あるため、端子T4と端子T6との間に流れる貫通電流
が抑制される。
【0150】このため、ノードnd5の電圧が上昇し、
「Vpp−Vthn4」より高くなり、トランジスタN
4はオン状態になる。ここで、Vthn4はトランジス
タN4がオン状態になるためのしきい値である。
【0151】この結果、トランジスタP3およびN4は
オン状態になり、トランジスタN3およびP4はオフ状
態になり、端子T2から電圧Vssの信号So1が出力
され、端子T3から電圧Vppの信号So2が出力され
る。上述したように、電圧レベルシフター回路の反転動
作は、正常に行われる。
【0152】
【発明の効果】本発明の電圧レベルシフター回路は、第
1および2のトランジスタと、入力信号を受け取り、第
1および第2のノードに供給するそれぞれの電圧を変化
させるスイッチ手段と、一端に高電圧または負電圧が印
加され、他端と第3のノードとが接続される抵抗等価素
子を備えている。
【0153】第1のノードには、第1のトランジスタの
ソース/ドレインの他方と第2のトランジスタの第2の
ゲートとが接続されている。第2のノードには、第2の
トランジスタのソース/ドレインの他方と第1のトラン
ジスタの第2のゲートとが接続されている。第3のノー
ドには、第1および2のトランジスタのソース/ドレイ
ンの一方が接続されている。
【0154】本発明の電圧レベルシフター回路では、高
電圧または負電圧が第3のノードに直接印加される電圧
レベルシフター回路に比べて、高電圧または負電圧が印
加されるノードから第2のノードまでの抵抗値が大き
い。このため、本発明の電圧レベルシフター回路は、入
力信号の電圧が遷移する場合に第2のトランジスタとス
イッチ手段との間に流れる貫通電流を抑制することがで
きる。この結果、本発明の電圧レベルシフター回路は、
入力信号の電圧が遷移する場合でも、反転動作を安定し
て行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における電圧レベルシ
フター回路を示している。
【図2】本発明の第2の実施形態における電圧レベルシ
フター回路を示している。
【図3】図2の高電圧レベルシフターに入力される信号
のタイミングを示す一例である。
【図4】第2の実施形態の高電圧レベルシフター回路と
ATD回路との構成図である。
【図5】本発明の第3の実施形態における電圧レベルシ
フター回路を示している。
【図6】図6の高電圧レベルシフターに入力される信号
のタイミングを示す一例である。
【図7】第3の実施形態の高電圧レベルシフター回路と
ATD回路との構成図である。
【図8】本発明の第4の実施形態における電圧レベルシ
フター回路を示している。
【図9】本発明の第5の実施形態における電圧レベルシ
フター回路を示している。
【図10】本発明の第6の実施形態における電圧レベル
シフター回路を示している。
【図11】第6の実施形態の電圧レベルシフター回路と
ATD回路との構成図である。
【図12】図11の電圧レベルシフターに入力される信
号のタイミングを示す一例である。
【図13】図11の電圧レベルシフターに入力される信
号のタイミングを示す一例である。
【図14】従来の電圧レベルシフター回路を示してい
る。
【図15】従来の電圧レベルシフター回路を示してい
る。
【図16】従来の電圧レベルシフター回路を示してい
る。
【符号の説明】
T1 入力端子 T2、T3 出力端子 T4、T5 端子 P1、P2 Pチャネルトランジスタ N1、N2 Nチャネルトランジスタ INV1 インバータ R1 抵抗

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース、ドレイン、第1および第2のゲ
    ートを有する第1のトランジスタと、 ソース、ドレイン、第1および第2のゲートを有する第
    2のトランジスタと、 入力信号を受け取り、第1および第2のノードに供給す
    るそれぞれの電圧を変化させるスイッチ手段とを備える
    電圧レベルシフター回路であって、 該第1および2のトランジスタのソース/ドレインの一
    方が第3のノードに接続され、 該第1および2のトランジスタのそれぞれの第1のゲー
    トが該第3のノードに接続され、 該第1のトランジスタのソース/ドレインの他方と該第
    2のトランジスタの第2のゲートとが該第1のノードに
    接続され、 該第2のトランジスタのソース/ドレインの他方と該第
    1のトランジスタの第2のゲートとが該第2のノードに
    接続され、 一端と他端とを有する抵抗等価素子であって、該一端に
    高電圧が印加され、該他端と該第3のノードとが接続さ
    れる抵抗等価素子をさらに備えた電圧レベルシフター回
    路。
  2. 【請求項2】 前記抵抗等価素子が抵抗素子である請求
    項1に記載の電圧レベルシフター回路。
  3. 【請求項3】 前記抵抗等価素子が少なくとも1つのP
    チャネルMOSトランジスタを有する請求項1に記載の
    電圧レベルシフター回路。
  4. 【請求項4】 前記抵抗等価素子が第1および2のPチ
    ャネルMOSトランジスタを有し、該第1のPチャネル
    MOSトランジスタのチャネル幅が該第2のPチャネル
    MOSトランジスタのチャネル幅より大きい請求項1に
    記載の電圧レベルシフター回路。
  5. 【請求項5】 ソース、ドレイン、第1および第2のゲ
    ートを有する第1のトランジスタと、 ソース、ドレイン、第1および第2のゲートを有する第
    2のトランジスタと、 入力信号を受け取り、第1および第2のノードに供給す
    るそれぞれの電圧を変化させるスイッチ手段とを備える
    電圧レベルシフター回路であって、 該第1および2のトランジスタのソース/ドレインの一
    方が第3のノードに接続され、 該第1および2のトランジスタのそれぞれの第1のゲー
    トが該第3のノードに接続され、 該第1のトランジスタのソース/ドレインの他方と該第
    2のトランジスタの第2のゲートとが該第1のノードに
    接続され、 該第2のトランジスタのソース/ドレインの他方と該第
    1のトランジスタの第2のゲートとが該第2のノードに
    接続され、 一端と他端とを有する抵抗等価素子であって、該一端に
    負電圧が印加され、該他端と該第3のノードが接続され
    る抵抗等価素子をさらに備えた電圧レベルシフター回
    路。
  6. 【請求項6】 前記抵抗等価素子が抵抗素子である請求
    項5に記載の電圧レベルシフター回路。
  7. 【請求項7】 前記抵抗等価素子が少なくとも1つのN
    チャネルMOSトランジスタを有する請求項5に記載の
    電圧レベルシフター回路。
  8. 【請求項8】 前記抵抗等価素子が第1および2のNチ
    ャネルMOSトランジスタを有し、該第1のNチャネル
    MOSトランジスタのチャネル幅が該第2のNチャネル
    MOSトランジスタのチャネル幅より大きい請求項5に
    記載の電圧レベルシフター回路。
  9. 【請求項9】 ソース、ドレイン、第1および第2のゲ
    ートを有する第1のトランジスタと、 ソース、ドレイン、第1および第2のゲートを有する第
    2のトランジスタと、 ソース、ドレイン、第1および第2のゲートを有する第
    3のトランジスタと、 ソース、ドレイン、第1および第2のゲートを有する第
    4のトランジスタと、 入力信号を受け取り、第1および第2のノードに供給す
    るそれぞれの電圧を変化させる第1のスイッチ手段とを
    備える電圧レベルシフター回路であって、 該第1および2のトランジスタのソース/ドレインの一
    方が第3のノードに接続され、 該第1および2のトランジスタのそれぞれの第1のゲー
    トが該第3のノードに接続され、 該第1のトランジスタのソース/ドレインの他方と該第
    2のトランジスタの第2のゲートとが該第1のノードに
    接続され、 該第2のトランジスタのソース/ドレインの他方と該第
    1のトランジスタの第2のゲートとが該第2のノードに
    接続され、 該第3および4のトランジスタのソース/ドレインの一
    方が第4のノードに接続され、 該第3および4のトランジスタのそれぞれの第1のゲー
    トが該第4のノードに接続され、 該第3のトランジスタのソース/ドレインの他方と該第
    4のトランジスタの第2のゲートとが第5のノードに接
    続され、 該第4のトランジスタのソース/ドレインの他方と該第
    3のトランジスタの第2のゲートとが第6のノードに接
    続され、 該第1および2のノードの電圧に基づいて、該第5およ
    び6のノードに供給するそれぞれの電圧を変化させる第
    2スイッチ手段と、 一端と他端とを有する抵抗等価素子であって、該一端に
    電圧が印加され、該他端と該第3のノードが接続される
    抵抗等価素子と、 一端と他端とを有する抵抗等価素子であって、該一端に
    負電圧が印加され、該他端と該第4のノードが接続され
    る抵抗等価素子とをさらに備えた電圧レベルシフター回
    路。
  10. 【請求項10】 前記第1および2の抵抗等価素子が抵
    抗素子である請求項9に記載の電圧レベルシフター回
    路。
  11. 【請求項11】 前記第1の抵抗等価素子が少なくとも
    1つのPチャネルMOSトランジスタを有し、前記第2
    の抵抗等価素子が少なくとも1つのNチャネルMOSト
    ランジスタを有する請求項9に記載の電圧レベルシフタ
    ー回路。
  12. 【請求項12】 前記第1の抵抗等価素子が第1および
    2のPチャネルMOSトランジスタを有し、該第1のP
    チャネルMOSトランジスタのチャネル幅が該第2のP
    チャネルMOSトランジスタのチャネル幅より大きく、 前記第2の抵抗等価素子が第1および2のNチャネルM
    OSトランジスタを有し、該第1のNチャネルMOSト
    ランジスタのチャネル幅が該第2のNチャネルMOSト
    ランジスタのチャネル幅より大きい請求項9に記載の電
    圧レベルシフター回路。
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