JPH1024306A - 冷間圧延制御装置 - Google Patents

冷間圧延制御装置

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JPH1024306A
JPH1024306A JP8178165A JP17816596A JPH1024306A JP H1024306 A JPH1024306 A JP H1024306A JP 8178165 A JP8178165 A JP 8178165A JP 17816596 A JP17816596 A JP 17816596A JP H1024306 A JPH1024306 A JP H1024306A
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JP
Japan
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thickness
speed
control device
roll
sheet
Prior art date
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JP8178165A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tanno
野 宏 丹
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被圧延材の材質や板厚など条件・環境が種々
に変化したとしても、加減速時における被圧延材の板厚
精度の低下を防止することができるようにする。 【解決手段】 fを先進率とすると、 ロール周速Vi
と出側速度Voとの関係は、 Vo=Vi(1+f) … (1) により表される。加減速時には、摩擦係数の変化や油膜
厚みの変化に起因する外乱が出側速度Voの変動となっ
て現れ、(1)式の関係が成立しなくなる。板速計36
〜40は、このときの出側速度Vo1 を検出し、その検
出信号を板厚制御装置26〜30に出力する。板厚制御
装置26〜29は、板速計36〜39からの検出信号を
入力し、Vo1 =Voとなるように、ロールギャップ位
置制御装置31〜34に対して出力している制御信号を
補正し、圧延ロール1〜4のロールギャップを調整す
る。また、板厚制御装置30も、モータ速度制御装置1
4に対して出力している制御信号を補正し、圧延ロール
5の速度を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷間圧延制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来装置の構成を示すブロック
図である。この図において、被圧延材Wは、NO.1〜
NO.5のスタンドにより、図の左方から右方へ巻き出
されるようになっている。各スタンドは、モータ6〜1
0により回転駆動される圧延ロール1〜5を有してい
る。モータ6〜10は、モータ速度制御装置11〜14
により制御されるようになっており、モータ速度制御装
置11〜14には、張力制御装置15〜18から制御信
号が与えられるようになっている。張力制御装置15〜
18は、スタンド間張力制御測定器19〜22からの検
出信号を入力しており、この検出信号と所定の設定値と
の偏差に基いて、モータ速度制御装置11〜14に制御
信号を出力するようになっている。
【0003】圧延ロール1〜5のロールギャップは、ロ
ールギャップ位置制御装置31〜35により制御される
ようになっている。ロールギャップ位置制御装置31〜
34には、板厚制御装置26〜29から制御信号が与え
られるようになっている。これら板厚制御装置26〜2
9は、板厚測定器23,24からの検出信号を入力して
おり、この検出信号と所定の設定値のとの偏差に基い
て、板厚制御装置26〜29に制御信号を出力するよう
になっている。なお、最終スタンドであるNO.5スタ
ンドのみ、板厚測定器25からの検出信号が板厚圧制御
装置30に入力されるようになっており、板厚制御装置
30が板厚制御信号をモータ速度制御装置14に出力す
ることにより、板厚制御が行われるようになっている。
【0004】次に、このように構成される冷間圧延制御
装置の動作を概略的に説明する。冷間圧延装置において
は、ロールギャップ変化が製品板厚に及ぼす影響は、製
品に最も近い最終スタンドのNO.5スタンドよりも最
も遠いスタンドのNO.1スタンドの方が大きくなる。
このような現象は、スタンド間張力を媒体として圧延因
子が相互に影響を及ぼし合うことに起因する現象であ
り、連続圧延特有のものである。連続圧延が定常状態で
行われている場合には、圧延機のいずれの場所でも体積
速度(板幅×板厚×板速度)は一定である。
【0005】冷間圧延制御の特徴は、スタンド間張力を
利用して圧延を行うことであり、スタンド間張力の取り
扱い方で圧延特性が大きく変化する。ロール速度を調整
してスタンド間張力を一定値に制御する場合の製品板厚
への影響係数は、上記の圧延特性とは逆になる。つま
り、NO.1スタンドのギャップ変化の製品板厚への影
響は小さくなり、最終スタンドのNO.5スタンドに近
くなるほど影響は大きくなる。
【0006】定常圧延時(一定速度で圧延が行われてい
る状態)に素材板厚がステップ的に厚くなると、素材板
厚変化部が到着したスタンドの板厚が最も大きく増加
し、その板厚変化部が次スタンドに到着すると、スタン
ド間張力が減少するので更に板厚が増加する。
【0007】NO.1スタンドのロールギャップを拡大
すると、NO.1スタンドの出口板厚は増加し、板厚変
化部が各スタンドを通過する時点まで板厚は増加し続け
る。そして、板厚変化部が到着したスタンドの後方側
(上流側)の張力は減少する。
【0008】NO.5スタンドのロールギャップを拡大
すると、その瞬間、NO.5スタンドの出口板厚は増加
するが、同時にNO.4〜NO.5スタンドのスタンド
間張力も増加するので、NO.4スタンドの出口板厚は
減少し、NO.5スタンドの出口板厚は最終的には余り
変化しない。
【0009】NO.1スタンドのロール速度を増加させ
ると、NO.1〜NO.2スタンドのスタンド間張力が
低下することにより、NO.1スタンドの出口板厚が増
大する。そして、その板厚変動が最終スタンドまで伝播
し、最終的にNO.5スタンドの出口板厚が増大し、ス
タンド間張力は減少する。
【0010】中間スタンドであるNO.3スタンドの速
度を増加させると、NO.3〜NO.4スタンドのスタ
ンド間張力は減少し、逆に、NO.2〜NO.3スタン
ドのスタンド間張力は増加する。このとき、NO.5ス
タンドの出口板厚は過渡的に変化するが、最終的には殆
ど変化しない。
【0011】NO.5スタンドの速度を増加させると、
NO.4〜NO.5スタンドのスタンド間張力は増加
し、NO.5スタンドの出口板厚は減少する。このと
き、NO.4スタンドの出口板厚も減少するので、N
O.4スタンドにおける出口板厚変化部がNO.5スタ
ンドへ到着した後、NO.5スタンドの出口板厚は一定
値に収束する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷間圧延制御装
置は、概ね、上記のような動作を行い、定常圧延時すな
わち圧延速度が一定に保たれている間は、比較的制御状
態が安定しており、板厚精度も良好である。
【0013】しかし、圧延ロールの加減速時には、圧延
状態が変化し、板厚精度が低下する事態となる。つま
り、冷間圧延の場合、加速を行うと製品板厚が減少し、
減速を行うと製品板厚が増加する。この現象は、主とし
て、(1)圧延速度変化による摩擦係数の変化、(2)
圧延速度変化によるバックアップロール油膜軸受けの油
膜厚み変化、に起因するものである。これらの変化は、
スタンド間張力を介して相互に影響し合うため、複雑な
挙動を示す。
【0014】従来は、加減速時における板厚精度の低下
を防ぐために、適切なロールギャップ及びスタンド間張
力を経験則から割り出していたが、これらの最適値は、
被圧延材の材質、板厚、その他種々の条件に応じて変化
する。そのため、従来装置では、被圧延材の圧延精度を
一定以上向上させることは、困難であった。
【0015】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、加減速時における被圧延材の板厚精度の低下を防
止することができる冷間圧延制御装置を提供することを
目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、スタンド間の張
力制御と、圧延ロールのロールギャップ制御とを併用し
て被圧延材の板圧制御を行う冷間圧延制御装置におい
て、各スタンドの出側に設けられ、被圧延材の速度を検
出する板速計と、前記圧延ロールの加減速時のロールギ
ャップ制御を、前記板速計からの検出信号を取り込んで
行うロールギャップ位置制御装置と、を備えたことを特
徴とする。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記圧延ロールの加減速が行われることを
検知する加減速検知手段を備え、この加減速検知手段が
加減速状態を検知した場合のみ、前記ロールギャップ位
置制御装置は、前記板速計からの検出信号を取り込むこ
と、を特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記板速計は、レーザ光の放射によ
り前記被圧延材の速度を検出するものである、ことを特
徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
き説明する。図1は、本実施形態の冷間圧延制御装置の
構成を示すブロック図である。図1が図3と異なる点
は、圧延ロール1〜5の各出側に板速計36〜40が設
けられている点である。これらの板速計36〜40は、
被圧延材Wにレーザ光を放射して被圧延材Wの速度を検
出するタイプのものであるが、他のタイプのものであっ
てもよい。板速計36〜39の検出信号は、ロールギャ
ップ位置制御装置31〜34に制御信号を与える板厚制
御装置26〜29に入力されるが、最終段のNO.5ス
タンドの出側に設けられている板速計40の検出信号
は、モータ速度制御装置14に制御信号を与える板厚制
御装置30に入力されるようになっている。そして、板
厚制御装置26〜30は、それぞれが入力した板速検出
信号に基いて、通常時の板厚制御についての制御信号を
補正するようになっている。
【0020】図2は、圧延ロールの入側板厚Hiと出側
板厚hiの状態を示し、ロール周速Viと出側速度Voと
の関係を示した説明図である。ここで、fを先進率とす
ると、出側速度Voは、 Vo=Vi(1+f) … (1) により表される。そして、加減速時における前記の摩擦
係数の変化や油膜厚みの変化に起因する外乱は、出側速
度Voの変動となって現れ、(1)式の関係が成立しな
くなる。板速計36〜40は、このときの出側速度Vo
1 を検出し、その検出信号を板厚制御装置26〜30に
出力する。
【0021】板厚制御装置26〜29は、板速計36〜
39からの検出信号を入力し、Vo1 =Voとなるよう
に、ロールギャップ位置制御装置31〜34に対して出
力している制御信号を補正し、圧延ロール1〜4のロー
ルギャップを調整する。また、板厚制御装置30も板速
計40からの検出信号を入力し、Vo1 =Voとなるよ
うに、モータ速度制御装置14に対して出力している制
御信号を補正し、圧延ロール5の速度を調整する。
【0022】従来は、加減速時における板厚精度の低下
を防止するために、過去のデータに基づく経験則から割
り出したロールギャップ値やモータ速度値を用いて加減
速時の運転を行っていたが、種々の条件に応じて外乱の
度合いも異なるため、これでは充分な板厚精度を確保で
きないことは既述した通りである。しかし、上記のよう
に、板速計の検出信号を用いて制御信号の補正を行うこ
とは、現実の条件・環境に応じてロールギャップ値やモ
ータ速度値を調整することを意味しているので、条件や
環境がどのように変化したとしても対処が可能であり、
充分な板厚精度を確保することができる。
【0023】なお、板厚制御装置26〜30は、常時、
板速計36〜40の検出信号を取り込んだ制御を行う構
成としてもよいが、制御の安定化の観点から、加減速時
のみ板速計36〜40の検出信号を取り込む構成として
もよい。例えば、加減速指令信号等の入力により、間も
なく加減速制御が行われることを検知する加減速検知手
段を設け、この加減速検知手段の検知に基づき、板速計
36〜40の検出信号を取り込むようにすることができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、被圧延
材の材質や板厚など条件・環境が種々に変化したとして
も、加減速時における被圧延材の板厚精度の低下を防止
することができる冷間圧延制御装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷間圧延制御装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】ロール周速Viと出側速度Voとの関係を示し
た説明図。
【図3】従来の冷間圧延制御装置の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1〜5 圧延ロール 6〜10 モータ 11〜14 モータ速度制御装置 15〜18 張力制御装置 19〜22 スタンド間張力制御装置 23〜25 板厚測定器 26〜30 板厚制御装置 31〜35 ロールギャップ位置制御装置 36〜40 板速計 W 被圧延材料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタンド間の張力制御と、圧延ロールのロ
    ールギャップ制御とを併用して被圧延材の板圧制御を行
    う冷間圧延制御装置において、 各スタンドの出側に設けられ、被圧延材の速度を検出す
    る板速計と、 前記圧延ロールの加減速時のロールギャップ制御を、前
    記板速計からの検出信号を取り込んで行うロールギャッ
    プ位置制御装置と、 を備えたことを特徴とする冷間圧延制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の冷間圧延制御装置におい
    て、 前記圧延ロールの加減速が行われることを検知する加減
    速検知手段を備え、 この加減速検知手段が加減速状態を検知した場合のみ、
    前記ロールギャップ位置制御装置は、前記板速計からの
    検出信号を取り込むこと、 を特徴とする冷間圧延制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の冷間圧延制御装置に
    おいて、 前記板速計は、レーザ光の放射により前記被圧延材の速
    度を検出するものである、 ことを特徴とする冷間圧延制御装置。
JP8178165A 1996-07-08 1996-07-08 冷間圧延制御装置 Pending JPH1024306A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106269888A (zh) * 2016-10-17 2017-01-04 燕山大学 一种实现esp精轧机组在线换辊的逆流换辊方法
CN107321797A (zh) * 2017-09-07 2017-11-07 燕山大学 短流程esp精轧机组在线换辊方法

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