JPH10243406A - 画像符号化装置および画像符号化方法、画像復号装置および画像復号方法、並びに記録媒体 - Google Patents

画像符号化装置および画像符号化方法、画像復号装置および画像復号方法、並びに記録媒体

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JPH10243406A
JPH10243406A JP36016597A JP36016597A JPH10243406A JP H10243406 A JPH10243406 A JP H10243406A JP 36016597 A JP36016597 A JP 36016597A JP 36016597 A JP36016597 A JP 36016597A JP H10243406 A JPH10243406 A JP H10243406A
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より画質の向上した復号画像を得ることがで
きるようにする。 【解決手段】 予測タップ生成回路32では、間引き回
路31でHD画像を間引くことにより得られるSD画像
を構成する画素のうちの1つを注目画素として、その注
目画素に対して、複数パターンの予測タップが形成さ
れ、クラス分類適応処理回路33では、予測タップと、
所定の予測係数との線形結合により、HD画像の予測値
を求める適応処理が行われる。そして、予測誤差算出回
路34では、複数パターンの予測タップそれぞれから得
られる予測値の、HD画像に対する予測誤差が算出さ
れ、タップパターンコード付加回路36では、複数パタ
ーンの予測タップのうち、最小の予測誤差が得られるも
のに対応するパターンコードが、注目画素の画素値に付
加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像符号化装置お
よび画像符号化方法、画像復号装置および画像復号方
法、並びに記録媒体に関する。特に、原画像とほぼ同一
の復号画像が得られるように、画像を間引いて圧縮符号
化する画像符号化装置および画像符号化方法、画像復号
装置および画像復号方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、標準解像度または低解像度の画
像(以下、適宜、SD画像という)を、高解像度の画像
(以下、適宜、HD画像という)に変換したり、また、
画像を拡大したりする場合においては、いわゆる補間フ
ィルタなどによって、不足している画素の画素値の補間
(補償)が行われるようになされている。
【0003】しかしながら、補間フィルタによって画素
の補間を行っても、SD画像に含まれていない、HD画
像の成分(高周波成分)を復元することはできないた
め、高解像度の画像を得ることは困難であった。
【0004】そこで、本件出願人は、SD画像を、そこ
に含まれていない高周波成分をも含むHD画像に変換す
る画像変換装置(画像変換回路)を先に提案している。
【0005】この画像変換装置においては、SD画像
と、所定の予測係数との線形結合により、HD画像の画
素の予測値を求める適応処理を行うことで、SD画像に
は含まれていない高周波成分が復元されるようになされ
ている。
【0006】即ち、例えば、いま、HD画像を構成する
画素(以下、適宜、HD画素という)の画素値yの予測
値E[y]を、幾つかのSD画素(SD画像を構成する
画素)の画素値(以下、適宜、学習データという)
1,x2,・・・と、所定の予測係数w1,w2,・・・
の線形結合により規定される線形1次結合モデルにより
求めることを考える。この場合、予測値E[y]は、次
式で表すことができる。
【0007】 E[y]=w11+w22+・・・・・・(1)
【0008】そこで、一般化するために、予測係数wの
集合でなる行列W、学習データの集合でなる行列X、お
よび予測値E[y]の集合でなる行列Y’を、
【数1】 で定義すると、次のような観測方程式が成立する。
【0009】XW=Y’・・・(2)
【0010】そして、この観測方程式に最小自乗法を適
用して、HD画素の画素値yに近い予測値E[y]を求
めることを考える。この場合、教師データとなるHD画
素の真の画素値yの集合でなる行列Y、およびHD画素
の画素値yに対する予測値E[y]の残差eの集合でな
る行列Eを、
【数2】 で定義すると、式(2)から、次のような残差方程式が
成立する。
【0011】XW=Y+E・・・(3)
【0012】この場合、HD画素の画素値yに近い予測
値E[y]を求めるための予測係数wiは、自乗誤差
【数3】 を最小にすることで求めることができる。
【0013】従って、上述の自乗誤差を予測係数wi
微分したものが0になる場合、即ち、次式を満たす予測
係数wiが、HD画素の画素値yに近い予測値E[y]
を求めるため最適値ということになる。
【0014】
【数4】 ・・・(4)
【0015】そこで、まず、式(3)を、予測係数wi
で微分することにより、次式が成立する。
【0016】
【数5】 ・・・(5)
【0017】式(4)および(5)より、式(6)が得
られる。
【0018】
【数6】 ・・・(6)
【0019】さらに、式(3)の残差方程式における学
習データx、予測係数w、教師データy、および残差e
の関係を考慮すると、式(6)から、次のような正規方
程式を得ることができる。
【0020】
【数7】 ・・・(7)
【0021】式(7)の正規方程式は、求めるべき予測
係数wの数と同じ数だけたてることができ、従って、式
(7)を解くことで(但し、式(7)を解くには、式
(7)において、予測係数wにかかる係数で構成される
行列が正則である必要がある)、最適な予測係数wを求
めることができる。なお、式(7)を解くにあたって
は、例えば、掃き出し法(Gauss-Jordanの消去法)など
を適用することが可能である。
【0022】以上のようにして、最適な予測係数wのセ
ットを求め、さらに、その予測係数wのセットを用い、
式(1)により、HD画素の画素値yに近い予測値E
[y]を求めるのが適応処理である(但し、あらかじめ
予測係数wのセットを求めておき、その予測係数wのセ
ットから、予測値を求めるのも、適応処理に含まれるも
のとする)。
【0023】なお、適応処理は、SD画像には含まれて
いない、HD画像に含まれる成分が再現される点で、補
間処理とは異なる。即ち、適応処理では、式(1)だけ
を見る限りは、いわゆる補間フィルタを用いての補間処
理と同一であるが、その補間フィルタのタップ係数に相
当する予測係数wが、教師データyを用いて、いわば学
習により求められるため、HD画像に含まれる成分を再
現することができる。即ち、容易に、高解像度の画像を
得ることができる。このことから、適応処理は、いわば
画像の創造作用がある処理ということができる。
【0024】図25は、画像の特徴(クラス)に基づい
て以上のような適応処理により、SD画像をHD画像に
変換する画像変換装置の構成例を示している。
【0025】SD画像は、クラス分類回路101および
遅延回路102に供給されるようになされており、クラ
ス分類回路101では、SD画像を構成するSD画素が
順次、注目画素とされ、その注目画素が、所定のクラス
にクラス分類される。
【0026】即ち、クラス分類回路101は、まず最初
に、注目画素の周辺にあるSD画素を幾つか集めてブロ
ックを構成し(以下、適宜、処理ブロックという)、そ
の処理ブロックを構成する、例えばすべてのSD画素の
画素値のパターンにあらかじめ割り当てられた値を、注
目画素のクラスとして、係数ROM104のアドレス端
子(AD)に供給する。
【0027】具体的には、クラス分類回路101は、例
えば、図26に点線の四角形で囲んで示すように、注目
画素を中心とする5×5のSD画素(同図において○印
で示す)でなる処理ブロックを、SD画像から抽出し、
これらの25のSD画素の画素値のパターンに対応する
値を、注目画素のクラスとして出力する。
【0028】ここで、各SD画素の画素値を表すのに、
例えば、8ビットなどの多くのビット数が割り当てられ
ている場合、25のSD画素の画素値のパターン数は、
(2825通りという莫大な数となり、その後の処理の
迅速化が困難となる。
【0029】そこで、クラス分類を行う前の前処理とし
て、処理ブロックには、それを構成するSD画素のビッ
ト数を低減するための処理である、例えばADRC(Ad
aptiv Dynamic Range Coding)処理などが施される。
【0030】即ち、ADRC処理では、まず、処理ブロ
ックを構成する25のSD画素から、その画素値の最大
のもの(以下、適宜、最大画素という)と最小のもの
(以下、適宜、最小画素という)とが検出される。そし
て、最大画素の画素値MAXと最小画素の画素値MIN
との差分DR(=MAX−MIN)が演算され、このD
Rを処理ブロックの局所的なダイナミックレンジとす
る。このダイナミックレンジDRに基づいて、処理ブロ
ックを構成する各画素値が、元の割当ビット数より少な
いKビットに再量子化される。つまり、処理ブロックを
構成する各画素値から最小画素の画素値MINが減算さ
れ、各減算値が、DR/2Kで除算される。
【0031】その結果、処理ブロックを構成する各画素
値はKビットで表現されるようになる。従って、例えば
K=1とした場合、25のSD画素の画素値のパターン
数は、(2125通りになり、ADRC処理を行わない
場合に比較して、パターン数を非常に少ないものとする
ことができる。なお、画素値を、このようにKビットに
するADRC処理を、以下、適宜、KビットADRC処
理という。
【0032】係数ROM104は、あらかじめ学習が行
われることにより求められた予測係数のセットを、クラ
スごとに記憶しており、クラス分類回路101からクラ
スが供給されると、そのクラスに対応するアドレスに記
憶されている予測係数のセットを読み出し、予測演算回
路105に供給する。
【0033】一方、遅延回路102では、予測演算回路
105に対して、係数ROM104から予測係数のセッ
トが供給されるタイミングと、後述する予測タップ生成
回路103から予測タップが供給されるタイミングとを
一致させるために必要な時間だけ、SD画像が遅延さ
れ、予測タップ生成回路103に供給される。
【0034】予測タップ生成回路103では、そこに供
給されるSD画像から、予測演算回路105において所
定のHD画素の予測値を求めるのに用いるSD画素が抽
出され、これが予測タップとして、予測演算回路105
に供給される。即ち、予測タップ生成回路103では、
SD画像から、例えば、クラス分類回路101で抽出さ
れたとの同一の処理ブロックが抽出され、その処理ブロ
ックを構成するSD画素が、予測タップとして、予測演
算回路105に供給される。
【0035】予測演算回路105では、係数ROM10
4からの予測係数w,w2,・・・と、予測タップ生成
回路103からの予測タップx1,x2,・・・とを用い
て、式(1)に示した演算、即ち、適応処理が行われる
ことにより、注目画素yの予測値E[y]が求められ、
これが、HD画素の画素値として出力される。
【0036】即ち、ここでは、例えば、図26において
実線の四角形で囲む、注目画素を中心とする3×3のH
D画素(同図において・点で示す)の予測値が、1つの
予測タップから求められるようになされており、この場
合、予測演算回路105では、この9個のHD画素につ
いて、式(1)の演算が行われる。従って、係数ROM
104では、1のクラスに対応するアドレスに、9セッ
トの予測係数のセットが記憶されている。
【0037】以下同様の処理が、その他のSD画素を注
目画素として行われ、これにより、SD画像がHD画像
に変換される。
【0038】次に、図27は、図25の係数ROM10
4に記憶させるクラス毎の予測係数のセットを算出する
学習処理を行う学習装置の構成例を示している。
【0039】学習における教師データyとなるべきHD
画像が、間引き回路111および遅延回路114に供給
されるようになされており、間引き回路111では、H
D画像が、例えば、その画素数が間引かれることにより
少なくされ、これによりSD画像とされる。このSD画
像は、クラス分類回路112および予測タップ生成回路
113に供給される。
【0040】クラス分類回路112または予測タップ生
成回路113では、図25のクラス分類回路101また
は予測タップ生成回路103における場合と同様の処理
が行われ、これにより注目画素のクラスまたは予測タッ
プがそれぞれ出力される。クラス分類回路112が出力
するクラスは、予測タップメモリ115および教師デー
タメモリ116のアドレス端子(AD)に供給され、予
測タップ生成回路113が出力する予測タップは、予測
タップメモリ115に供給される。
【0041】予測タップメモリ115では、クラス分類
回路112から供給されるクラスに対応するアドレス
に、予測タップ生成回路113から供給される予測タッ
プが記憶される。
【0042】一方、遅延回路114では、注目画素に対
応するクラスが、クラス分類回路112から教師データ
メモリ116に供給される時間だけ、HD画像が遅延さ
れ、そのうちの、予測タップに対して図26に示した位
置関係にあるHD画素の画素値だけが、教師データとし
て、教師データメモリ116に供給される。
【0043】そして、教師データメモリ116では、ク
ラス分類回路112から供給されるクラスに対応するア
ドレスに、遅延回路114から供給される教師データが
記憶される。
【0044】以下同様の処理が、あらかじめ学習用に用
意されたすべてのHD画像から得られるSD画像を構成
するすべてのSD画素が注目画素とされるまで繰り返さ
れる。
【0045】以上のようにして、予測タップメモリ11
5または教師データメモリ116の同一のアドレスに
は、図26において○印で示したSD画素または図26
において・印で示したHD画素とそれぞれ同一の位置関
係にあるSD画素またはHD画素が、学習データxまた
は教師データyとして記憶される。
【0046】なお、予測タップメモリ115と教師デー
タメモリ116においては、同一アドレスに複数の情報
を記憶することができるようになされており、これによ
り、同一アドレスには、同一のクラスに分類される複数
の学習データxと教師データyを記憶することができる
ようになされている。
【0047】その後、演算回路117は、予測タップメ
モリ115または教師データメモリ116から、同一ア
ドレスに記憶されている学習データとしての予測タップ
または教師データとしてのHD画素の画素値を読み出
し、それらを用いて、最小自乗法によって、予測値と教
師データとの間の誤差を最小にする予測係数のセットを
算出する。即ち、演算回路117では、クラス毎に、式
(7)に示した正規方程式がたてられ、これを解くこと
によりクラス毎の予測係数のセットが求められる。
【0048】以上のようにして、演算回路117で求め
られたクラス毎の予測係数のセットが、図25の係数R
OM104における、そのクラスに対応するアドレスに
記憶されている。
【0049】なお、以上のような学習処理において、予
測係数のセットを求めるのに必要な数の正規方程式が得
られないクラスが生じる場合があるが、そのようなクラ
スについては、例えば、クラスを無視して正規方程式を
たてて解くことにより得られる予測係数のセットなど
が、いわばデフォルトの予測係数のセットとして用いら
れる。
【0050】ところで、図25の画像変換装置によれ
ば、HD画像の画素数を間引くなどして少なくすること
により得られるSD画像から、上述したように、そこに
含まれていない高周波成分をも含むHD画像を得ること
ができるが、元のHD画像に近づけるのには限界があ
る。その理由として、HD画像の画素数を間引いただけ
のSD画像の画素(SD画素)の画素値が、元のHD画
像を復元するのに、最適ではないことが考えられる。
【0051】そこで、本件出願人は、元のHD画像によ
り近い画質の復号画像を得ることができるようにするた
め、適応処理を利用した画像の圧縮(符号化)について
先に提案している(例えば、特願平8−206552号
など)。
【0052】即ち、図28は、適応処理によって、元の
HD画像により近い復号画像を得ることができるよう
に、そのHD画像を、最適なSD画像に圧縮(符号化)
する画像符号化装置の構成例を示している。
【0053】符号化対象のHD画像は、間引き部121
および誤差算出部43に供給される。
【0054】間引き部121では、HD画像が、例え
ば、単純に間引かれることによりSD画像とされ、補正
部41に供給される。補正部41は、間引き部121か
らSD画像を受信すると、最初は、そのSD画像を、そ
のままローカルデコード部122に出力する。ローカル
デコード部122は、例えば、図25に示した画像変換
装置と同様に構成され、補正部41からのSD画像を用
いて、上述したような適応処理を行うことにより、HD
画素の予測値を算出し、誤差算出部43に出力する。誤
差算出部43は、ローカルデコード部122からのHD
画素の予測値の、元のHD画素に対する予測誤差(誤差
情報)を算出し、制御部44に出力する。制御部44
は、誤差算出部43からの予測誤差に対応して、補正部
41を制御する。
【0055】即ち、これにより、補正部41は、間引き
部121からのSD画像の画素値を、制御部44からの
制御に従って補正し、ローカルデコード部122に出力
する。ローカルデコード部122では、補正部41から
供給される補正後のSD画像を用いて、再び、HD画像
の予測値が求められる。
【0056】以下、例えば、誤差算出部43が出力する
予測誤差が、所定値以下となるまで、同様の処理が繰り
返される。
【0057】そして、誤差算出部43が出力する予測誤
差が、所定値以下となると、制御部44は、補正部41
を制御し、これにより、予測誤差が所定値以下となった
ときの、補正後のSD画像を、HD画像の最適な符号化
結果として出力させる。
【0058】従って、この補正後のSD画像によれば、
それに適応処理を施すことにより、予測誤差が所定値以
下のHD画像を得ることができる。
【0059】ここで、以上のようにして、図28の画像
符号化装置から出力されるSD画像は、元のHD画像に
より近い復号画像を得るのに最適なものということがで
きるから、この画像符号化装置の補正部41、ローカル
デコード部122、誤差算出部43、および制御部44
で構成される系が行う処理は、最適化処理ということが
できる。
【0060】
【発明が解決しようとする課題】ところで、適応処理
は、いわば、HD画素の周辺のSD画素で予測タップを
構成し、その予測タップを用いて、HD画素の予測値を
求めるものであるが、予測タップとして用いられるSD
画素は、画像とは無関係に選択されるようになされてい
た。
【0061】即ち、図25の画像変換装置の予測タップ
生成回路103や、この画像変換装置と同様に構成され
る図28のローカルデコード部122では、常に、一定
パターンの予測タップが生成(形成)されるようになさ
れていた。
【0062】しかしながら、画像は、局所的に特性が異
なる場合が多く、従って、特性が異なれば、それに対応
した予測タップを用いて適応処理をした方が、元のHD
画像の画質により近い復号画像を得ることができると考
えられる。
【0063】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、より画質の向上した復号画像を得ること
ができるようにするものである。
【0064】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像符
号化装置は、圧縮画像信号を構成する画素のうちの1つ
を注目画素として、その注目画素の近傍の画素を用い
て、複数パターンの予測タップを形成する第1の形成手
段と、複数パターンの予測タップそれぞれと、所定の予
測係数とから、原画像信号を予測し、複数パターンの予
測タップそれぞれに対する予測値を出力する第1の予測
手段と、複数パターンの予測タップそれぞれに対する予
測値の、原画像信号に対する予測誤差を算出する第1の
算出手段と、複数パターンの予測タップのうち、最小の
予測誤差が得られる予測タップに対応するパターンコー
ドを、注目画素の画素値に付加する付加手段とを備える
ことを特徴とする。
【0065】請求項13に記載の画像符号化方法は、圧
縮画像信号を構成する画素のうちの1つを注目画素とし
て、その注目画素の近傍の画素を用いて、複数パターン
の予測タップを形成する第1の形成ステップと、複数パ
ターンの予測タップそれぞれと、所定の予測係数とか
ら、原画像信号を予測し、複数パターンの予測タップそ
れぞれに対する予測値を出力する第1の予測ステップ
と、複数パターンの予測タップそれぞれに対する予測値
の、原画像信号に対する予測誤差を算出する第1の算出
ステップと、複数パターンの予測タップのうち、最小の
予測誤差が得られる予測タップに対応するパターンコー
ドを、注目画素の画素値に付加する付加ステップとを備
えることを特徴とする。
【0066】請求項25に記載の画像復号装置は、符号
化データに含まれる圧縮画像信号を構成する画素のうち
の1つを注目画素として、その注目画素の画素値に付加
されているパターンコードに対応するパターンの予測タ
ップを、注目画素の近傍の画素を用いて形成する形成手
段と、形成手段により形成された予測タップと、予測係
数とから、原画像信号を予測し、その予測値を求める予
測手段とを備えることを特徴とする。
【0067】請求項32に記載の画像復号方法は、符号
化データに含まれる圧縮画像信号を構成する画素のうち
の1つを注目画素として、その注目画素の画素値に付加
されているパターンコードに対応するパターンの予測タ
ップを、注目画素の近傍の画素を用いて形成する形成ス
テップと、形成ステップにより形成された予測タップ
と、予測係数とから、原画像信号を予測し、その予測値
を求める予測ステップとを備えることを特徴とする。
【0068】請求項39に記載の記録媒体は、符号化デ
ータが、圧縮画像信号を構成する画素のうちの1つを注
目画素として、その注目画素の近傍の画素を用いて、複
数パターンの予測タップを形成し、複数パターンの予測
タップそれぞれと、所定の予測係数とから、原画像信号
を予測し、複数パターンの予測タップそれぞれに対する
予測値を出力し、複数パターンの予測タップそれぞれに
対する予測値の、原画像信号に対する予測誤差を算出
し、複数パターンの予測タップのうち、最小の予測誤差
が得られる予測タップに対応するパターンコードを、注
目画素の画素値に付加することにより得られたものであ
ることを特徴とする。
【0069】請求項1に記載の画像符号化装置において
は、第1の形成手段は、圧縮画像信号を構成する画素の
うちの1つを注目画素として、その注目画素の近傍の画
素を用いて、複数パターンの予測タップを形成し、第1
の予測手段は、複数パターンの予測タップそれぞれと、
所定の予測係数とから、原画像信号を予測し、複数パタ
ーンの予測タップそれぞれに対する予測値を出力するよ
うになされている。第1の算出手段は、複数パターンの
予測タップそれぞれに対する予測値の、原画像信号に対
する予測誤差を算出し、付加手段は、複数パターンの予
測タップのうち、最小の予測誤差が得られる予測タップ
に対応するパターンコードを、注目画素の画素値に付加
するようになされている。
【0070】請求項13に記載の画像符号化方法におい
ては、圧縮画像信号を構成する画素のうちの1つを注目
画素として、その注目画素の近傍の画素を用いて、複数
パターンの予測タップを形成し、複数パターンの予測タ
ップそれぞれと、所定の予測係数とから、原画像信号を
予測し、複数パターンの予測タップそれぞれに対する予
測値を出力し、複数パターンの予測タップそれぞれに対
する予測値の、原画像信号に対する予測誤差を算出し、
複数パターンの予測タップのうち、最小の予測誤差が得
られる予測タップに対応するパターンコードを、注目画
素の画素値に付加するようになされている。
【0071】請求項25に記載の画像復号装置において
は、形成手段は、符号化データに含まれる圧縮画像信号
を構成する画素のうちの1つを注目画素として、その注
目画素の画素値に付加されているパターンコードに対応
するパターンの予測タップを、注目画素の近傍の画素を
用いて形成し、予測手段は、形成手段により形成された
予測タップと、予測係数とから、原画像信号を予測し、
その予測値を求めるようになされている。
【0072】請求項32に記載の画像復号方法において
は、符号化データに含まれる圧縮画像信号を構成する画
素のうちの1つを注目画素として、その注目画素の画素
値に付加されているパターンコードに対応するパターン
の予測タップを、注目画素の近傍の画素を用いて形成
し、その予測タップと、予測係数とから、原画像信号を
予測し、その予測値を求めるようになされている。
【0073】請求項39に記載の記録媒体には、圧縮画
像信号を構成する画素のうちの1つを注目画素として、
その注目画素の近傍の画素を用いて、複数パターンの予
測タップを形成し、複数パターンの予測タップそれぞれ
と、所定の予測係数とから、原画像信号を予測し、複数
パターンの予測タップそれぞれに対する予測値を出力
し、複数パターンの予測タップそれぞれに対する予測値
の、原画像信号に対する予測誤差を算出し、複数パター
ンの予測タップのうち、最小の予測誤差が得られる予測
タップに対応するパターンコードを、注目画素の画素値
に付加することにより得られた符号化データが記録され
ている。
【0074】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各
手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするた
めに、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但
し、一例)を付加して、本発明の特徴を記述すると、次
のようになる。
【0075】即ち、請求項1に記載の画像符号化装置
は、画像信号を符号化する画像符号化装置であって、原
画像信号の画素数より少ない画素数の圧縮画像信号を発
生する圧縮手段(例えば、図5に示す間引き回路31な
ど)と、圧縮画像信号を構成する画素のうちの1つを注
目画素として、その注目画素の近傍の画素を用いて、複
数パターンの予測タップを形成する第1の形成手段(例
えば、図5に示す予測タップ生成回路32や、図22に
示す予測タップ生成回路61など)と、複数パターンの
予測タップそれぞれと、所定の予測係数とから、原画像
信号を予測し、複数パターンの予測タップそれぞれに対
する予測値を出力する第1の予測手段(例えば、図5に
示すクラス分類適応処理回路33や、図22に示すクラ
ス分類適応処理回路62など)と、複数パターンの予測
タップそれぞれに対する予測値の、原画像信号に対する
予測誤差を算出する第1の算出手段(例えば、図5に示
す予測誤差算出回路34や、図22に示す予測誤差算出
回路63など)と、複数パターンの予測タップのうち、
最小の予測誤差が得られる予測タップに対応するパター
ンコードを、注目画素の画素値に付加する付加手段(例
えば、図5に示すタップパターンコード付加回路36
や、図22に示すタップパターンコード変更回路64な
ど)とを備えることを特徴とする。
【0076】請求項3に記載の画像符号化装置は、第1
の予測手段が、原画像信号および圧縮画像信号に基づい
て演算を行うことにより、予測係数を求める演算手段
(例えば、図11に示す演算回路87など)を有するこ
とを特徴とする。
【0077】請求項4に記載の画像符号化装置は、第1
の予測手段が、注目画素を、所定のクラスに分類するク
ラス分類手段(例えば、図11に示すクラス分類回路8
2など)をさらに有し、注目画素のクラスに対応する予
測係数と、予測タップとから、予測値を求め、演算手段
が、原画像信号および圧縮画像信号に基づいて、予測係
数を、クラスごとに求めることを特徴とする。
【0078】請求項7に記載の画像符号化装置は、圧縮
画像信号を、最適な圧縮画像信号に変換する最適化手段
(例えば、図3に示す最適化部23など)をさらに備え
ることを特徴とする。
【0079】請求項8に記載の画像符号化装置は、最適
化手段が、注目画素の画素値に付加されたパターンコー
ドに対応するパターンの予測タップを形成する第2の形
成手段(例えば、図16に示す予測タップ生成回路42
Aなど)と、第2の形成手段により形成された予測タッ
プと、予測係数とから、原画像信号を予測し、その予測
値を出力する第2の予測手段(例えば、図16に示すク
ラス分類適応処理回路42Bなど)と、第2の予測手段
により求められた予測値の、原画像信号に対する予測誤
差を算出する第2の算出手段(例えば、図16に示す誤
差算出回路43など)と、第2の算出手段により算出さ
れた予測誤差に対応して、注目画素の画素値を補正する
補正手段(例えば、図16に示す補正部41など)とを
有することを特徴とする。
【0080】請求項10に記載の画像符号化装置は、最
適化処理を行うごとに得られる圧縮画像信号と、原画像
信号とに基づいて、第2の予測手段により求められる予
測値の、原画像信号に対する予測誤差を小さくするよう
に、予測係数を修正する修正手段(例えば、図3に示す
適応処理部24など)をさらに備え、第1および第2の
予測手段が、修正手段により修正され予測係数を用い
て、予測値を求めることを特徴とする。
【0081】請求項11に記載の画像符号化装置は、最
適化手段が出力する圧縮画像信号と、修正手段が出力す
る予測係数とを出力する出力手段(例えば、図3に示す
多重化部27など)をさらに備えることを特徴とする。
【0082】請求項12に記載の画像符号化装置は、パ
ターンコードが付加された圧縮画像信号と、予測係数と
を出力する出力手段(例えば、図3に示す多重化部27
など)をさらに備えることを特徴とする。
【0083】請求項25に記載の画像復号装置は、原画
像信号の画素数より少ない画素数の圧縮画像信号を発生
し、圧縮画像信号を構成する画素のうちの1つを注目画
素として、その注目画素の近傍の画素を用いて、複数パ
ターンの予測タップを形成し、複数パターンの予測タッ
プそれぞれと、所定の予測係数とから、原画像信号を予
測し、複数パターンの予測タップそれぞれに対する予測
値を出力し、複数パターンの予測タップそれぞれに対す
る予測値の、原画像信号に対する予測誤差を算出し、複
数パターンの予測タップのうち、最小の予測誤差が得ら
れる予測タップに対応するパターンコードを、注目画素
の画素値に付加することにより得られる圧縮画像信号を
含む符号化データを復号する画像復号装置であって、符
号化データに含まれる圧縮画像信号を構成する画素のう
ちの1つを注目画素として、その注目画素の画素値に付
加されているパターンコードに対応するパターンの予測
タップを、注目画素の近傍の画素を用いて形成する形成
手段(例えば、図24に示す予測タップ生成回路73な
ど)と、形成手段により形成された予測タップと、予測
係数とから、原画像信号を予測し、その予測値を求める
予測手段(例えば、図24に示すクラス分類適応処理回
路74など)とを備えることを特徴とする。
【0084】請求項28に記載の画像復号装置は、予測
手段が、注目画素を、所定のクラスに分類するクラス分
類手段(例えば、図17に示すクラス分類回路91な
ど)を有し、注目画素のクラスに対応する予測係数と、
予測タップとから、予測値を求め、予測係数が、原画像
信号および圧縮画像信号に基づいて、クラスごとに求め
られたものであることを特徴とする。
【0085】請求項31に記載の画像復号装置は、符号
化データが、予測係数も含んでおり、符号化データか
ら、圧縮画像信号と予測係数とを分離する分離手段(例
えば、図24に示す分離部72など)をさらに備えるこ
とを特徴とする。
【0086】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0087】図1は、本発明を適用した画像処理装置の
一実施の形態の構成を示している。送信装置1には、デ
ィジタル化されたHD画像の画像データが供給されるよ
うになされている。送信装置1は、入力された画像デー
タを間引くこと(その画素数を少なくすること)により
圧縮、符号化し、その結果得られるSD画像の画像デー
タを、HD画像の符号化データとして、例えば、光ディ
スクや、光磁気ディスク、磁気テープその他でなる記録
媒体2に記録し、または、例えば、地上波や、衛星回
線、電話回線、CATV網、その他の伝送路3を介して
伝送する。
【0088】受信装置4では、記録媒体2に記録された
符号化データが再生され、または、伝送路3を介して伝
送されてくる符号化データが受信され、その符号化デー
タを伸張、復号し、その結果得られるHD画像の復号画
像を、図示せぬディスプレイに供給して表示させる。
【0089】なお、以上のような画像処理装置は、例え
ば、光ディスク装置や、光磁気ディスク装置、磁気テー
プ装置その他の、画像の記録/再生を行う装置や、ある
いはまた、例えば、テレビ電話装置や、テレビジョン放
送システム、CATVシステムその他の、画像の伝送を
行う装置などに適用される。また、後述するように、送
信装置1が出力する符号化データのデータ量が少ないた
め、図1の画像処理装置は、伝送レートの低い、例え
ば、携帯電話機その他の、移動に便利な携帯端末などに
も適用可能である。
【0090】図2は、送信装置1の構成例を示してい
る。
【0091】I/F(InterFace)11は、外部から供
給されるHD画像の画像データの受信処理と、送信機/
記録装置16に対しての、符号化データの送信処理を行
うようになされている。ROM(Read Only Memory)1
2は、IPL(Initial Program Loading)用のプログ
ラムその他を記憶している。RAM(Random Access Me
mory)13は、外部記憶装置15に記録されているシス
テムプログラム(OS(Operating System))やアプリ
ケーションプログラムを記憶したり、また、CPU(Ce
ntral Processing Unit)14の動作上必要なデータを
記憶するようになされている。CPU14は、ROM1
2に記憶されているIPLプログラムにしたがい、外部
記憶装置15からシステムプログラムおよびアプリケー
ションプログラムを、RAM13に展開し、そのシステ
ムプログラムの制御の下、アプリケーションプログラム
を実行することで、I/F11から供給される画像デー
タについての、後述するような符号化処理を行うように
なされている。外部記憶装置15は、例えば、磁気ディ
スク装置などでなり、上述したように、CPU14が実
行するシステムプログラムやアプリケーションプログラ
ムを記憶している他、CPU14の動作上必要なデータ
も記憶している。送信機/記録装置16は、I/F11
から供給される符号化データを、記録媒体2に記録し、
または伝送路3を介して伝送するようになされている。
【0092】なお、I/F11,ROM12,RAM1
3,CPU14、および外部記憶装置15は、相互にバ
スを介して接続されている。また、図2において、送信
装置1はCPUを用いた構成であるが、ハードロジック
で構成することも可能である。
【0093】以上のように構成される送信装置1におい
ては、I/F11にHD画像の画像データが供給される
と、その画像データは、CPU14に供給される。CP
U14は、画像データを符号化し、その結果得られる符
号化データとしてのSD画像を、I/F11に供給す
る。I/F11は、符号化データを受信すると、それ
を、送信機/記録装置16に供給する。送信機/記録装
置16では、I/F11からの符号化データが、記録媒
体2に記録され、または伝送路3を介して伝送される。
【0094】図3は、図2の送信装置1の、送信機/記
録装置16を除く部分の機能的なブロック図である。
【0095】符号化すべき画像データとしてのHD画像
は、前処理部21、最適化部23、適応処理部24、お
よび予測タップパターン判定部26に供給されるように
なされている。
【0096】前処理部21は、そこに供給されるHD画
像に対して、後述するような前処理を、例えば、1フレ
ーム(または1フィールド)単位で施し、その結果得ら
れるSD画像または複数パターンの予測タップのそれぞ
れについてのクラス毎の予測係数wのセットを、スイッ
チ22または25の端子aにそれぞれ供給するようにな
されている。スイッチ22の端子aまたはbには、前処
理部21または予測タップパターン判定部26が出力す
るSD画像が、それぞれ供給されるようになされてい
る。スイッチ22は、前処理部21において、あるHD
画像に前処理が施され、これによりSD画像が出力され
るときだけ、端子aを選択し、それ以外のときは、端子
bを選択し、前処理部21または予測タップパターン判
定部26が出力するSD画像を、最適化部23に供給す
るようになされている。
【0097】最適化部23は、スイッチ22から供給さ
れるSD画像に対して、前述の図28で説明した最適化
処理を施し、その結果得られる最適SD画像を、適応処
理部25、予測タップパターン判定部26、および多重
化化部27に供給するようになされている。適応処理部
24は、最適化部23からの最適SD画像と、元のHD
画像とを用いて適応処理を行うことによって、最適SD
画像の画素値との線形結合により求められるHD画像の
予測値の予測誤差を小さくするクラス毎の予測係数wの
セットを複数パターンの予測タップ毎に算出し、スイッ
チ25の端子bに出力するようになされている。
【0098】スイッチ25は、前処理部21において、
あるHD画像に前処理が施され、これにより複数パター
ンの予測タップのそれぞれについてのクラス毎の予測係
数wのセットが出力されるときだけ、端子aを選択し、
それ以外のときは、端子bを選択し、前処理部21また
は適応処理部24が出力する複数パターンの予測タップ
のそれぞれについてのクラス毎の予測係数wのセット
を、最適化部23、予測タップパターン判定部26、お
よび多重化部27に供給するようになされている。
【0099】予測タップパターン判定部26は、最適化
部23から供給される最適SD画像から、複数パターン
の予測タップを形成し、その複数パターンの予測タップ
それぞれを用いて適応処理を行うことで、複数のHD画
像の予測値を求めるようになされている。さらに、予測
タップパターン判定部26は、複数パターンの予測タッ
プのうち、複数のHD画像の予測値の予測誤差を最小に
するものを判定し、その判定結果に対応して、最適化部
23からの最適SD画像の画素値に、後述するパターン
コードを付加して、スイッチ22の端子bに供給するよ
うになされている。
【0100】多重化部27は、所定の場合に、最適化部
23から供給される最適SD画像と、スイッチ25を介
して供給される複数パターンの予測タップのそれぞれに
ついてのクラス毎の予測係数wのセットとを多重化し、
その多重化結果を、符号化データとして、送信機/記録
装置16(図2)に出力するようになされている。
【0101】次に、図4のフローチャートを参照して、
その動作について説明する。
【0102】符号化すべきHD画像が、前処理部21、
最適化部23、適応処理部24、および予測タップパタ
ーン判定部26に供給されると、前処理部21では、ス
テップS1において、HD画像に前処理が施される。
【0103】即ち、前処理部21は、HD画像の画素数
を少なくして圧縮することによりSD画像を構成し、そ
のSD画像を構成するSD画素それぞれを順次注目画素
として、各注目画素に対して、複数パターンの予測タッ
プを形成する。さらに、前処理部21は、その複数パタ
ーンの予測タップそれぞれについて、式(7)に示した
正規方程式をたてて解くことにより、クラス毎の予測係
数wのセットを求める。そして、前処理部21は、複数
パターンの予測タップと、それぞれについて求めたクラ
ス毎の予測係数wのセットの所定のクラスの予測係数の
セットとを用いて、式(1)に示した線形1次式を計算
することにより、複数パターンの予測タップそれぞれか
ら得られる複数のHD画像の予測値を求める。さらに、
前処理部21は、複数パターンの予測タップのうち、複
数のHD画像の予測値の予測誤差を最も小さくするもの
を検出し、その予測タップのパターンにあらかじめ対応
付けられている、例えば、2ビットのコードであるタッ
プパターンコードを、注目画素となっているSD画素に
付加して出力する。
【0104】以上のようにして、タップパターンコード
が付加されたSD画像は、スイッチ22の端子aに、ま
た、正規方程式を解くことにより得られた複数パターン
の予測タップのそれぞれについてのクラス毎の予測係数
wのセットは、スイッチ25の端子aに、それぞれ出力
される。
【0105】スイッチ22および25は、上述したよう
に、前処理部21からSD画像および複数パターンの予
測タップのそれぞれについてのクラス毎の予測係数wの
セットが出力されるタイミングでは、いずれも端子aを
選択しており、従って、前処理部21が出力するSD画
像は、スイッチ22を介して、最適化部23に供給さ
れ、また、前処理部21が出力する複数パターンの予測
タップのそれぞれについてのクラス毎の予測係数wのセ
ットは、スイッチ25を介して、最適化部23および予
測タップパターン判定部26に出力される。
【0106】最適化部23は、SD画像および複数パタ
ーンの予測タップのそれぞれについてのクラス毎の予測
係数wのセットを受信すると、ステップS2において、
それらを用いて最適化処理を行う。即ち、最適化部23
は、SD画像および複数パターンの予測タップのそれぞ
れについてのクラス毎の予測係数wのセットを用いて適
応処理を行い、その結果得られるHD画像の予測値の予
測誤差が小さくなるように、SD画像の画素値を補正す
る。そして、その結果得られる最適SD画像を、適応処
理部24および予測タップパターン判定部26に供給す
る。
【0107】適応処理部24は、最適化部23から最適
SD画像を受信すると、ステップS3において、適応処
理を行うことにより、最適SD画像を用いて得られるH
D画像の予測値の予測誤差を小さくする複数パターンの
予測タップのそれぞれについてのクラス毎の予測係数w
のセットを算出する。即ち、適応処理部24は、最適S
D画像を構成するSD画素それぞれを順次注目画素とし
て、各注目画素に対して予測タップを形成する。なお、
このとき、予測タップは、注目画素に付加されているタ
ップパターンコードに対応するパターンのものが形成さ
れる。そして、適応処理部24は、複数パターンの予測
タップ毎に、予測タップから正規方程式をたて、それを
解くことにより、複数パターンの予測タップのそれぞれ
についてのクラス毎の予測係数wのセットを求める。こ
の複数パターンの予測タップのそれぞれについてのクラ
ス毎の予測係数wのセットは、スイッチ25の端子bに
供給される。
【0108】以上の処理後、ステップS4に進み、スイ
ッチ22および25が、いずれも、端子aからbに切り
換えられ、これにより、適応処理部24において求めら
れた複数パターンの予測タップのそれぞれについてのク
ラス毎の予測係数wのセットが、スイッチ25を介し
て、最適化部23および予測タップパターン判定部26
に供給されるようになる。
【0109】そして、予測タップパターン判定部26
は、最適化部23から最適SD画像を受信し、さらに、
適応処理部24から複数パターンの予測タップのそれぞ
れについてのクラス毎の予測係数wのセットを受信する
と、ステップS5において、その最適SD画像を構成す
る各SD画素を注目画素として形成される予測タップの
最適なパターンが決定される。
【0110】即ち、予測タップパターン判定部26は、
最適SD画像を構成するSD画素それぞれを順次注目画
素として、各注目画素に対して、複数パターンの予測タ
ップを形成する。さらに、予測タップパターン判定部2
6は、その複数パターンの予測タップそれぞれについ
て、適応処理部24からのその予測タップに対応するク
ラス毎の予測係数wのセットのうち、所定のクラスの予
測係数のセットを用いて、式(1)に示した線形1次式
を計算することにより、複数パターンの予測タップそれ
ぞれから得られる複数のHD画像の予測値を求める。そ
して、予測タップパターン判定部26は、複数パターン
の予測タップそれぞれを用いて得られる複数のHD画像
の予測値の予測誤差のうちの最も小さいものに対応する
パターンの予測タップを検出し、その予測タップに対応
するタップパターンコードに、注目画素となっているS
D画素に既に付加されているタップパターンコードを変
更する。即ち、いまの場合、SD画素には、既にタップ
パターンコードが付加されているので、それに代えて、
予測誤差を最も小さくする予測タップのタップパターン
コードが付加される。
【0111】以上のようにして、タップパターンコード
が変更されたSD画像は、スイッチ22の端子bに出力
される。
【0112】スイッチ22は、ステップS4で切り換え
られ、端子bを選択しているので、予測タップパターン
判定部26が出力するSD画像は、スイッチ22を介し
て、最適化部23に供給される。最適化部23では、ス
テップS6において、ステップS2における場合と同様
に、最適化処理が行われ、これにより、最適SD画像が
出力される。なお、この場合、最適化部23では、ステ
ップS2で説明したように適応処理が行われるが、この
適応処理は、スイッチ25を介して、適応処理部24か
ら供給される複数パターンの予測タップのそれぞれにつ
いてのクラス毎の予測係数wのセットを用いて行われ
る。
【0113】最適化部23から出力される最適SD画像
は、適応処理部24および予測タップパターン判定部2
6に供給され、適応処理部24では、ステップS7にお
いて、ステップS3における場合と同様に、最適化部2
3が出力する最適SD画像を用いて適応処理が行われる
ことにより、複数パターンの予測タップのそれぞれにつ
いてのクラス毎の予測係数wのセットが求められ、スイ
ッチ25を介して、最適化部23および予測タップパタ
ーン判定部26に出力される。
【0114】その後、ステップS8に進み、ステップS
5乃至S8の処理を所定の規定回数だけ行ったかどうか
が判定される。ステップS8において、ステップS5乃
至S8の処理を、所定の規定回数だけ、まだ行っていな
いと判定された場合、ステップS5に戻り、上述の処理
を繰り返す。また、ステップS8において、ステップS
5乃至S8の処理を、所定の規定回数だけ行ったと判定
された場合、ステップS9に進み、多重化部27は、前
回のステップS6の処理において、最適化部23が出力
した最適SD画像と、そのとき用いられた複数パターン
の予測タップのそれぞれについてのクラス毎の予測係数
wのセットとを多重化し、符号化データとして出力し
て、処理を終了する。
【0115】以上の処理が、例えば、1フレーム単位な
どで繰り返される。
【0116】なお、上述の場合、ステップS8におい
て、ステップS5乃至S8の処理を所定の規定回数だけ
行ったかどうかを判定するようにしたが、その他、ステ
ップS8では、例えば、その時点で最適化部23から出
力された最適SD画像を用いて適応処理を行うことによ
り得られるHD画像の予測値の予測誤差の、1フレーム
分の絶対値和などが、所定の閾値以下であるかどうかを
判定し、閾値以下である場合には、ステップS9に進
み、閾値以下でない場合には、ステップS5に戻るよう
にすることも可能である。即ち、ステップS5乃至S8
の処理は、最適SD画像を用いて適応処理を行うことに
より得られるHD画像の予測値の予測誤差の、1フレー
ム分の絶対値和が、所定の閾値以下となるまで繰り返す
ようにすることが可能である。
【0117】次に、図5は、図3の前処理部21の構成
例を示している。
【0118】符号化すべきHD画像は、間引き回路3
1、クラス分類適応処理回路33、および予測誤差算出
回路34に供給されるようになされている。
【0119】間引き回路31は、HD画像の画素数を、
例えば、間引くことにより少なくし、SD画像を構成し
て、予測タップ生成回路32およびタップパターンコー
ド付加回路36に供給するようになされている。即ち、
間引き回路31は、例えば、HD画像を、横×縦が3×
3画素の9画素でなる正方形状のブロックに分割し、各
ブロックの9画素の平均値を、その中心の画素の画素値
として、SD画像を構成するようになされている。これ
により、間引き回路31では、例えば、図6に・印で示
すHD画素からなるHD画像から、同図に○印で示すS
D画素からなるSD画像が構成される。
【0120】なお、間引き回路31には、その他、例え
ば、上述のブロックの中心の画素だけを抽出させて、S
D画像を構成させるようにすることなども可能である。
【0121】予測タップ生成回路32は、間引き回路3
1からのSD画像を構成する各SD画素(図6におい
て、○印で示した部分)を、順次注目画素として、各注
目画素について、複数パターンの予測タップを構成する
ようになされている。即ち、本実施の形態では、例え
ば、図7乃至図10にそれぞれ示すように、注目画素を
中心とする3×3画素、5×3画素、3×5画素、また
は7×5画素の4パターンの予測タップが形成されるよ
うになされている。これらの4パターンの予測タップ
は、クラス分類適応処理回路33に供給されるようにな
されている。
【0122】クラス分類適応処理回路33は、予測タッ
プ生成回路32から供給される4パターンの予測タップ
それぞれについて、クラス分類を行い、さらに、各クラ
スについて、HD画像を用いて式(7)に示した正規方
程式をたてて解くことにより、4パターンの予測タップ
のそれぞれについてのクラス毎の予測係数wのセットを
求めるようになされている。また、クラス分類適応処理
回路33は、求めた4パターンの予測タップのそれぞれ
についてのクラス毎の予測係数wのセットのうち、所定
のクラスの予測係数wのそれぞれと、4パターンの予測
タップそれぞれとから、式(1)に示した線形1次式を
演算することにより、4パターンの予測タップそれぞれ
から得られる複数のHD画像の予測値を求め、予測誤差
算出回路34に出力するようにもなされている。
【0123】なお、クラス分類適応処理回路33におい
て、4パターンの予測タップそれぞれについて求められ
たクラス毎の予測係数wのセットは、メモリ35に供給
されるようになされている。
【0124】また、本実施の形態では、クラス分類適応
処理回路33において、4パターンの予測タップのそれ
ぞれについて、正規方程式は、予測タップのパターンと
は無関係に、例えば、図6に点線で囲んで示すように、
注目画素となっているSD画素を中心とする3×3のH
D画素の予測値を求めるようにたてられるようになされ
ている。従って、クラス分類適応処理回路33では、3
×3のHD画素の予測値を生成するための4パターンの
予測タップのそれぞれについてのクラス毎の予測係数の
セットが求められる。このクラス分類適応処理回路33
の詳細な構成については後述する。
【0125】予測誤差算出回路34は、各注目画素につ
いて、4パターンの予測タップそれぞれから得られたH
D画像の予測値の、元のHD画像の画素値に対する予測
誤差を求めるようになされている。つまり、4パターン
の予測タップのそれぞれについて、例えば、HD画素の
9画素の予測値と元のHD画像の9画素の画素値との差
分の自乗和が演算される。そして、予測誤差算出回路3
4は、4パターンの予測タップのうち、予測誤差(差分
の自乗和)が最も小さいものを検出する。さらに、予測
誤差算出回路34は、予測誤差が最も小さい予測タップ
のパターンに対応する2ビットのタップパターンコード
を、メモリ35およびタップパターンコード付加回路3
6に出力するようになされている。
【0126】メモリ35は、クラス分類適応処理回路3
3から供給される、4パターンの予測タップそれぞれに
ついて求められたクラス毎の予測係数wのセットを一時
記憶するようになされている。そして、メモリ35は、
例えば、1フレーム(または1フィールド)のHD画像
の処理が終了する(つまり、すべてのSD画素にタップ
パターンコードが付加される)と、4パターンの予測タ
ップのそれぞれについて求められたクラス毎の予測係数
wのセットを読み出し、スイッチ25の端子aに出力す
るようになされている。
【0127】タップパターンコード付加回路36は、そ
こに供給されるSD画像に対して、予測誤差算出回路3
4から供給されるタップパターンコードを付加するよう
になされている。即ち、タップパターンコード付加回路
36は、注目画素となっているSD画素の画素値(例え
ば、8ビットなどで構成される)のLSB(Least Sign
ificant Bit)側の2ビットを削除し、そこに、2ビッ
トのタップパターンコードを配置するようになされてい
る。タップパターンコード付加回路36においてタップ
パターンコードの付加されたSD画像は、スイッチ22
の端子aに出力されるようになされている。
【0128】ここで、クラス分類適応処理回路33の構
成について説明する。クラス分類適応処理回路33は、
4パターンの予測タップのそれぞれに対して処理を施
す、クラス分類適応処理回路(予測係数、予測値算出)
を有している。すなわち、クラス分類適応処理回路33
は、4パターンの予測タップそれぞれのための独立した
4つのクラス分類適応処理回路(予測係数、予測値算
出)を有している。図11及び図12は、そのうちの1
つのクラス分類適応処理回路(予測係数、予測値算出)
を示している。なお、4つのクラス分類適応処理回路
(予測係数、予測値算出)は、異なる4つの予測タップ
が供給される他は、同様の構成であるので、1つのクラ
ス分類適応処理回路(予測係数、予測値算出)を説明し
て、その他は省略する。
【0129】図11及び図12に示されるクラス分類適
応処理回路(予測係数、予測値算出)は、クラス分類回
路82、遅延回路84、予測タップメモリ85、教師デ
ータメモリ86、演算回路87及び遅延回路88(図1
1)、並びにクラス分類回路91、係数RAM94及び
予測演算回路95(図12)から構成されている。
【0130】図11に示されるクラス分類適応処理回路
(予測係数、予測値算出)の一部を構成する、遅延回路
88を除く、クラス分類回路82、遅延回路84、予測
タップメモリ85、教師データメモリ86、または演算
回路87は、図27に示される学習装置のクラス分類回
路112、遅延回路114、予測タップメモリ115、
教師データメモリ116、または演算回路117と、そ
れぞれ同様に構成されている。ただし、予測タップが予
測タップ生成回路32から供給されるため、図27に示
される予測タップ生成回路113の代わりに遅延回路8
8が設けられており、予測タップ生成回路32からの予
測タップは遅延回路88に供給されるようになされてい
る。そして、遅延回路88では、遅延回路84と同様
に、注目画素に対するクラスが、クラス分類回路82か
ら予測タップメモリ85に供給される時間だけ、予測タ
ップが遅延され、予測タップメモリ85に供給されて記
憶されるようになされている。
【0131】また、図12に示されるクラス分類適応処
理回路(予測係数、予測値算出)の他の一部を構成す
る、係数RAM94を除くクラス分類回路91または予
測演算回路95は、図25に示されるクラス分類回路1
01または予測演算回路105と、それぞれ同様に構成
されている。係数RAM94は、図11の演算回路87
が出力するクラス毎の予測係数のセットを記憶するよう
になされている。
【0132】以上のように構成されるクラス分類適応処
理回路(予測係数、予測値算出)では、1フレームのH
D画素に対するデータが、図27における場合と、ほぼ
同様にして、予測タップメモリ85及び教師データメモ
リ86に記憶され、クラス毎の予測係数のセットが生成
される。この生成されたクラス毎の予測係数のセット
が、図12の係数RAM94に供給されて記憶されると
ともに、図5の前処理部21のメモリ35に供給されて
記憶される。なお、上述したように、4パターンの予測
タップのそれぞれについてのクラス毎の予測係数のセッ
トが独立の回路で生成されるため、4パターンの予測タ
ップのそれぞれについてのクラス毎の予測係数のセット
が図12の係数RAM94に供給されて記憶されるとと
もに、図5の前処理部21のメモリ35に供給されて記
憶される。
【0133】図12に示されるクラス分類適応処理回路
(予測係数、予測値算出)の一部を構成するクラス分類
回路91、係数RAM94及び予測演算回路95では、
係数RAM94にクラス毎の予測係数のセットが記憶さ
れると、図25の画像変換装置のクラス分類回路10
1、係数RAM104、または予測演算回路105と、
それぞれ同一の処理が行われ、これによりHD画像の予
測値が求められる。即ち、4パターンの予測タップのそ
れぞれについてのクラス毎の予測係数のセットが図12
の係数RAM94に記憶されると、クラス分類回路91
において、クラス分類が行われ、クラス情報が係数RA
M94に供給される。係数RAM94は、供給されたク
ラス情報に対応する予測係数のセットを出力して、予測
演算回路95に供給する。予測演算回路95は、供給さ
れた予測タップと予測係数のセットとから式(1)に示
した線形一次式を演算することにより、複数のHD画像
の予測値を求める。
【0134】なお、クラス分類回路82とクラス分類回
路91は、同一の構成であるため、いずれか一方を設け
るだけでもよい。
【0135】次に、図13のフローチャートを参照し
て、前処理部21の処理について説明する。
【0136】前処理部21に、符号化すべきHD画像が
入力されると、そのHD画像は、間引き回路31、クラ
ス分類適応処理回路33、および予測誤差算出回路34
に供給される。間引き回路31は、HD画像を受信する
と、ステップS11において、その画素数を間引き、S
D画像を構成する。
【0137】即ち、ステップS11では、図14のフロ
ーチャートに示すように、まず最初に、ステップS21
において、HD画像が、例えば、3×3画素のHD画像
のブロックに分割され、ステップS22に進む。
【0138】なお、本実施の形態において、HD画像
は、例えば、輝度信号Yと、色差信号U,Vとから構成
され、ステップS21では、輝度信号のブロックと色差
信号のブロックとが構成されるようになされている。
【0139】ステップS22では、いずれかのブロック
が注目ブロックとされ、その注目ブロックを構成する3
×3のHD画素の画素値の平均値が計算される。さら
に、ステップS22では、その平均値が、注目ブロック
の中心の画素(SD画素)の画素値とされ、ステップS
23に進む。
【0140】ステップS23では、注目ブロックが輝度
信号のブロックであるかどうかが判定される。ステップ
S23において、注目ブロックが輝度信号のブロックで
あると判定された場合、ステップS24に進み、SD画
素としての注目ブロックの中心の画素の画素値(ここで
は、輝度信号)のLSB側の2ビットが、タップパター
ンコードを付加するために、例えば0にクリアされ、ス
テップS25に進む。また、ステップS23において、
注目ブロックが輝度信号のブロックでないと判定された
場合、即ち、注目ブロックが色差信号のブロックである
場合、ステップS24をスキップして、ステップS25
に進む。
【0141】ここで、本実施の形態では、輝度信号につ
いてのみ、複数パターンの予測タップが用意されてお
り、色差信号については、固定パターンの予測タップが
用いられるようになされている。従って、タップパター
ンコードが付加されるのは、輝度信号についてのみで、
色差信号については、タップパターンコードは付加され
ないため、そのLSB側の2ビットをクリアすることは
行われないようになされている。
【0142】ステップS25では、ステップS21で構
成されたブロックすべてを、注目ブロックとして処理し
たかどうかが判定され、まだ、すべてのブロックを、注
目ブロックとして処理していないと判定された場合、ス
テップS22に戻り、まだ注目ブロックとしていないブ
ロックを、新たに注目ブロックとして、同様の処理を繰
り返す。また、ステップS25において、すべてのブロ
ックを、注目ブロックとして処理したと判定された場
合、即ち、SD画像が構成された場合、リターンする。
【0143】図13に戻り、ステップS11において、
以上のようにして構成されたSD画像は、間引き回路3
1から予測タップ生成回路32およびタップパターンコ
ード付加回路36に供給される。予測タップ生成回路3
2は、間引き回路31からSD画像を受信すると、ステ
ップS12において、それを構成するSD画素を、順次
注目画素として、各注目画素について、図7乃至図10
に示した4パターンの予測タップを形成(生成)し、ク
ラス分類適応処理回路33に供給する。
【0144】なお、上述したように、4パターンの予測
タップが形成されるのは輝度信号についてのみで、色差
信号については、例えば、図10に示したような、7×
5画素の予測タップだけが、常時形成される。
【0145】クラス分類適応処理回路33は、ステップ
S13において、まず、予測タップ生成回路32から供
給される4パターンの予測タップ(輝度信号の場合)そ
れぞれについて、図11および図12に示したように構
成される、それぞれのクラス分類適応処理回路(予測係
数、予測値算出)でクラス分類を行う。
【0146】ここで、本実施の形態では、クラス分類回
路82および91(図11および図12)において、4
パターンの予測タップそれぞれについて、例えば、次の
ようなクラス分類用のタップ(以下、適宜、クラスタッ
プという)が構成され、クラス分類が行われるようにな
されている。
【0147】即ち、輝度信号については、4パターンの
予測タップのいずれに関しても、例えば、図15(A)
に点線で囲んで示すように、注目画素を中心とする、ひ
し形状の範囲の5のSD画素によって、クラスタップが
構成される。そして、この5画素の画素値のうちの最大
値と最小値との差をダイナミックレンジDRとし、この
ダイナミックレンジDRを用いて、クラスタップのうち
の、縦に並ぶ3画素(図15(A)において実線で囲む
3画素)が1ビットADRC処理される。そして、その
3画素の画素値のパターンに、予測タップに対応するタ
ップコードを付加したものが、注目画素のクラスとされ
る。従って、この場合、クラスタップのうちの、縦に並
ぶ3画素を1ビットADRC処理して得られる画素値の
パターンは3ビットで表現され、また、タップコードは
2ビットであるから、輝度信号は、32(=25)クラ
スのうちのいずれかにクラス分類される。
【0148】一方、色差信号については、例えば、図1
5(B)に点線で囲んで示すように、注目画素を中心と
する、正方形状の範囲の9のSD画素によって、クラス
タップが構成される。そして、この9画素の画素値のう
ちの最大値と最小値との差をダイナミックレンジDRと
し、このダイナミックレンジDRを用いて、クラスタッ
プのうちの、注目画素を中心とするひし形状の範囲の5
のSD画素(図15(B)において実線で囲む5画素)
が1ビットADRC処理される。そして、その5画素の
画素値のパターンが、注目画素のクラスとされる。従っ
て、この場合、クラスタップのうちの、注目画素を中心
とする5画素を1ビットADRC処理して得られる画素
値のパターンは5ビットで表現されるから、色差信号
も、輝度信号と同様に、32(=25)クラスのうちの
いずれかにクラス分類される。
【0149】クラス分類適応処理回路33では、以上の
ようにして、注目画素のクラスが決定されていき、これ
により、予測タップメモリ85または教師データメモリ
86(図11)の各アドレスに、対応するクラスの予測
タップまたはHD画素(教師データ)が記憶される。そ
して、演算回路87(図11)において、4パターンの
予測タップのそれぞれについて、各クラスごとに、予測
タップメモリ85または教師データメモリ86にそれぞ
れ記憶された予測タップまたはHD画像(教師データ)
を用いて、式(7)の正規方程式がたてられ、それを解
くことにより、4パターンの予測タップのそれぞれにつ
いてのクラス毎の予測係数wのセットが求められる。4
パターンの予測タップそれぞれを用いて得られた、4パ
ターンの予測タップのそれぞれについての各クラス毎の
予測係数wのセットは、いずれもメモリ35および係数
RAM94に供給されて記憶される。
【0150】その後、クラス分類適応処理回路33は、
ステップS14において、4パターンの予測タップを用
いて得られた4パターンの予測タップのそれぞれについ
てのクラス毎の予測係数wのセットそれぞれと、4パタ
ーンの予測タップそれぞれとから、式(1)に示した線
形1次式を演算することにより、4パターンの予測タッ
プそれぞれから得られるHD画像の予測値を求め、予測
誤差算出回路34に出力する。
【0151】即ち、ステップS14では、間引き回路3
1が出力するSD画像を構成するSD画素のうちの1つ
を注目画素として、予測タップ生成回路32で生成され
た予測タップについて、クラス分類回路91(図12)
が出力するクラスに対応するアドレスに記憶された予測
係数wのセットが、係数RAM94(図12)から読み
出される。そして、予測演算回路95(図12)におい
て、係数RAM94からの予測係数wのセットと、注目
画素についての予測タップとを用いて、式(1)の線形
1次式が演算されることにより、図6で説明した注目画
素の周辺にある9個のHD画素の予測値が求められ、予
測誤差算出回路34に供給される。
【0152】なお、クラス分類適応処理回路33におい
ては、予測値が、4つの予測タップそれぞれについて求
められる。
【0153】予測誤差算出回路34は、ステップS15
において、クラス分類適応処理回路33から供給され
る、4パターンの予測タップそれぞれについてのHD画
像の予測値の、元のHD画像の画素値に対する予測誤差
を求める。つまり、例えば、4パターンの予測タップの
それぞれについて、HD画素の9画素の予測値と元のH
D画素の画素値との差分の自乗和を、予測誤差として求
める。そして、ステップS16に進み、注目画素につい
て、予測誤差が最小の予測タップを検出する。さらに、
予測誤差算出回路34は、その予測タップに対応する2
ビットのタップパターンコードを、タップパターンコー
ド付加回路36に出力する。
【0154】タップパターンコード付加回路36では、
ステップS17において、間引き回路31からのSD画
像を構成するSD画素のうちの注目画素の画素値(但
し、本実施の形態では、輝度信号についてだけ)のLS
B側の2ビットが、タップパターンコードとされて(注
目画素の画素値のLSB側の2ビットに代えて、2ビッ
トのタップパターンコードが付加されて)出力される。
【0155】その後、ステップS18に進み、すべての
SD画素にタップパターンコードが付加されたかどうか
が判定され、まだ、すべてのSD画素にタップパターン
コードが付加されていないと判定された場合、ステップ
S14に戻り、タップパターンコードが付加されていな
いSD画素のうちのいずれかを、新たに注目画素とし
て、ステップS14乃至S18の処理を繰り返す。一
方、ステップS18において、すべてのSD画素にタッ
プパターンコードが付加されたと判定された場合、メモ
リ35は、ステップS19において、4パターンの予測
タップのそれぞれについてのクラス毎の予測係数wのセ
ットを出力して、処理を終了する。
【0156】前処理部21では、以上のようにして、間
引き回路31が出力するSD画像を構成するSD画素
(ここでは、上述したように、3×3のHD画素の平均
値を画素値として有する画素)それぞれについて、予測
誤差が最小となる予測タップのタップパターンコード
が、いわば仮に付加される。
【0157】次に、図16は、図3の最適化部23の構
成例を示している。なお、図中、図28の画像符号化装
置における場合と基本的に同様に構成される部分につい
ては、同一の符号を付してある。即ち、最適化部23
は、間引き回路121がなく、ローカルデコード部12
2に代えてローカルデコード部42が設けられている他
は、図28の画像符号化装置と基本的に同様に構成され
ている。
【0158】ローカルデコード部42は、予測タップ生
成回路42Aおよびクラス分類適応処理回路42Bから
構成され、そこには、補正部41からSD画像が供給さ
れるようになされている。予測タップ生成回路42A
は、補正部41から供給されるSD画像のSD画素のL
SB側に配置されているタップパターンコードに対応し
て予測タップを形成(生成)し、クラス分類適応処理回
路42Bに供給するようになされている。クラス分類適
応処理回路42Bには、予測タップの他、クラス分類用
のSD画素、4パターンの予測タップのそれぞれについ
てのクラス毎の予測係数wのセットが供給されるように
なされている。クラス分類適応処理回路42Bは、予測
タップを構成する注目画素を、図15で説明したように
して、クラス分類用のSD画素を用いてクラス分類し、
そのクラスに対応した予測係数wのセットと、予測タッ
プとから、式(1)に示した線形1次式を演算すること
により、図6に点線で囲んで示した、注目画素となって
いるSD画素を中心とする3×3のHD画素の画素値の
予測値を求めるようになされている。この予測値は、誤
差算出部43に供給されるようになされている。
【0159】ここで、図17は、図16のクラス分類適
応処理回路42Bの構成例を示している。なお、図中、
図12における場合と対応する部分については、同一の
符号を付してある。即ち、クラス分類適応処理回路42
Bは、図12に示したクラス分類適応処理回路33を構
成する1つのクラス分類適応処理回路(予測係数、予測
値算出)の一部と同一に構成されており、その説明は省
略する。
【0160】次に、図18のフローチャートを参照し
て、その動作について説明する。
【0161】最適化部23は、SD画像を受信すると、
そのSD画像を構成するSD画素のうちの1つを注目画
素とし、ステップS31において、注目画素の画素値を
補正する補正量を表す変数△を、例えば0に初期化す
る。また、ステップS31では、補正量を変化させる変
化量(以下、適宜、オフセット量という)を表す変数S
に、初期値としての、例えば4または1がセットされ
る。
【0162】即ち、輝度信号については、上述したよう
に、そのLSB側の2ビットがタップパターンコードで
あり、画素値を構成するものではないため、オフセット
量Sには、4(=22)がセットされる。また、色差信
号については、そのようなことはなく、すべてのビット
が画素値を構成するため、オフセット量Sには、1(=
0)がセットされる。
【0163】さらに、ステップS31では、注目画素の
補正の回数をカウントする変数iに、初期値としての−
1がセットされ、ステップS32に進む。ステップS3
2では、回数iが1だけインクリメントされ、ステップ
S33に進み、注目画素の画素値を補正量△だけ補正し
た補正値を用いて適応処理を行った場合に、その補正に
より影響を受けるHD画素の予測値の予測誤差Eが算出
される。
【0164】即ち、この場合、補正部41は、注目画素
の画素値に、例えば、補正量△を加算し、その加算値
を、注目画素の画素値として、ローカルデコード部42
に出力する。ここで、注目画素について、最初にステッ
プS33の処理が施される場合、即ち、回数i=0の場
合、補正量△は、ステップS31でセットされた初期値
である0のままであるから、補正部41からは、注目画
素の画素値がそのまま出力される。
【0165】ローカルデコード部42では、予測タップ
生成回路42Aにおいて、注目画素の画素値のLSB側
の2ビットに配置されているタップパターンコードに対
応して、予測タップが形成され、クラス分類適応処理回
路42Bに出力される。クラス分類適応処理回路42B
では、まず、注目画素が、図5のクラス分類適応処理回
路33における場合と同様にクラス分類される。さら
に、クラス分類適応処理回路42Bでは、そのクラスに
対応する予測係数と、予測タップ生成回路42Aからの
予測タップとから、式(1)に示した線形1次式を演算
することにより、HD画素の画素値の予測値が求められ
る。
【0166】即ち、クラス分類適応処理回路42Bで
は、クラス分類回路91(図17)において、予測タッ
プ生成回路42Aからの予測タップを構成するSD画素
から、図15で説明したようなクラスタップが構成さ
れ、クラス分類が行われる。このクラス分類回路91に
おけるクラス分類の結果得られるクラスは、係数RAM
94(図17)に供給される。
【0167】係数RAM94(図17)は、スイッチ2
5を介して供給される4パターンの予測タップそれぞれ
についてのクラス毎の予測係数のセットを記憶してお
り、クラス分類回路91からのクラスに対応する予測係
数のセットであって、注目画素に付加されているタップ
パターンコードに対応する予測タップについての予測係
数のセットを読み出す。この予測係数のセットは、予測
演算回路95(図17)に供給される。
【0168】予測演算回路95では、係数RAM94か
らの予測係数のセットと、予測タップ生成回路42Aか
ら供給される予測タップとを用いて、式(1)の線形1
次式が演算されることにより、HD画素の予測値が求め
られる。
【0169】また、クラス分類適応処理回路42Bで
は、注目画素の画素値を補正量△だけ補正した場合に、
その補正により影響を受けるHD画素についても、同様
にして、予測値が求められる。
【0170】即ち、例えば、いま、図19に示すよう
に、SD画素Aを注目画素として補正したとする。本実
施の形態では、予測タップの範囲が最も広いのは、図1
0に示したように、7×5のSD画素で予測タップが構
成される場合で、このように、7×5のSD画素で予測
タップが構成される場合に、その予測タップにSD画素
Aが含まれるケースであって、SD画素Aから最も離れ
たSD画素が注目画素とされるのは、SD画素B,C,
D,Eが注目画素とされ、7×5画素の予測タップが構
成されるケースである。そして、SD画素B,C,D,
Eが注目画素とされ、7×5画素の予測タップが構成さ
れた場合、本実施の形態では、同図に実線で囲んで示す
範囲b,c,d,eの中の3×3のHD画素の予測値が
それぞれ求められる。従って、SD画素Aを注目画素と
して、その画素値を補正した場合に、その補正により影
響を受けるのは、最悪のケースで、範囲b,c,d,e
を含む最小の長方形である、図19において点線で示す
範囲内の21×15のHD画素の予測値ということにな
る。
【0171】従って、本実施の形態では、クラス分類適
応処理回路42Bにおいて、このような21×15のH
D画素の予測値が求められる。
【0172】クラス分類適応処理回路42Bで求められ
たHD画素の予測値は、誤差算出部43に供給される。
誤差算出部43では、クラス分類適応処理回路42Bか
らのHD画素の予測値から、対応するHD画素の真の画
素値が減算され、その減算値である予測誤差の、例えば
自乗和が求められる。そして、この自乗和が、誤差情報
Eとして、制御部44に供給される。
【0173】制御部44は、誤差算出部43から誤差情
報を受信すると、ステップS34において、回数iが0
であるかどうかを判定する。ステップS34において、
回数iが0であると判定された場合、即ち、制御部44
が受信した誤差情報Eが、注目画素の補正を行わずに得
られたものである場合、ステップS35に進み、注目画
素の補正を行わずに得られた誤差情報(未補正時の誤差
情報)を記憶する変数E0に、誤差情報Eがセットさ
れ、また、前回得られた誤差情報を記憶する変数E’に
も、誤差情報Eがセットされる。さらに、ステップS3
5では、補正量△が、オフセット量Sだけインクリメン
トされ、制御部44は、それにより得られた補正量△だ
け、注目画素の画素値を補正するように、補正部41を
制御する。その後は、ステップS32に戻り、以下、同
様の処理を繰り返す。
【0174】この場合、ステップS32において、回数
iは1だけインクリメントされて1となるから、ステッ
プS34では、回数iが0でないと判定され、ステップ
S36に進む。ステップS36では、回数iが1である
かどうかが判定される。この場合、回数iは1となって
いるから、ステップS36では、回数iは1であると判
定され、ステップS37に進み、前回の誤差情報E’
が、今回の誤差情報E以上であるかどうかが判定され
る。ステップS37において、前回の誤差情報E’が、
今回の誤差情報E以上でないと判定された場合、即ち、
補正量△だけ注目画素の画素値を補正することにより、
今回の誤差情報Eの方が、前回の誤差情報E’(ここで
は、補正をしてない場合の誤差情報)より増加した場
合、ステップS38に進み、制御部44は、オフセット
量Sに、−1を乗算したものを、新たなオフセット量S
とし、さらに、補正量△をオフセット量Sの2倍だけイ
ンクリメントし、ステップS32に戻る。
【0175】即ち、注目画素の画素値を、補正量△(こ
の場合、△=S)だけ補正することにより、補正しなか
ったときよりも誤差が増加した場合には、オフセット量
Sの符号が反転される(本実施の形態では、ステップS
31において正の値がオフセット量Sにセットされてい
るので、ステップS38では、オフセット量Sの符号
は、正から負にされる)。さらに、前回はSであった補
正量△が、−Sにされる。
【0176】また、ステップS37において、前回の誤
差情報E’が、今回の誤差情報E以上であると判定され
た場合、即ち、補正量△だけ注目画素の画素値を補正す
ることにより、今回の誤差情報Eが、前回の誤差情報
E’より減少した場合(または前回の誤差情報E’と同
じである場合)、ステップS39に進み、制御部44
は、補正量△をオフセット量Sだけインクリメントする
とともに、前回の誤差情報E’に、今回の誤差情報Eを
セットすることにより更新して、ステップS32に戻
る。
【0177】この場合、ステップS32において、回数
iは、さらに1だけインクリメントされて2となるか
ら、ステップS34またはS36では、回数iが0また
は1でないとそれぞれ判定され、その結果、ステップS
36からS40に進む。ステップS40では、回数iが
2であるかどうかが判定される。いま、回数iは2とな
っているから、ステップS40では、回数iは2である
と判定され、ステップS41に進み、未補正時の誤差情
報E0が今回の誤差情報E以下であり、かつオフセット
量Sが負であるかどうかが判定される。
【0178】ステップS40において、未補正時の誤差
情報E0が今回の誤差情報E以下であり、かつオフセッ
ト量Sが負であると判定された場合、即ち、注目画素を
+Sだけ補正しても、また、−Sだけ補正しても、補正
しないときより誤差が増加する場合、ステップS42に
進み、補正量△が0とされ、ステップS47に進む。
【0179】また、ステップS40において、未補正時
の誤差情報E0が今回の誤差情報E以下でないか、また
はオフセット量Sが負でないと判定された場合、ステッ
プS44に進み、前回の誤差情報E’が、今回の誤差情
報E以上であるかどうかが判定される。ステップS44
において、前回の誤差情報E’が、今回の誤差情報E以
上であると判定された場合、即ち、補正量△だけ注目画
素の画素値を補正することにより、今回の誤差情報E
が、前回の誤差情報E’より減少した場合、ステップS
45に進み、制御部44は、補正量△をオフセット量S
だけインクリメントするとともに、前回の誤差情報E’
に、今回の誤差情報Eをセットすることにより更新し
て、ステップS32に戻る。
【0180】この場合、ステップS32において、回数
iは、さらに1だけインクリメントされて3となるか
ら、以下では、ステップS34,S36、またはS40
では、回数iが0,1、または2でないとそれぞれ判定
され、その結果、ステップS40からS44に進む。従
って、ステップS44において、前回の誤差情報E’
が、今回の誤差情報E以上でないと判定されるまで、ス
テップS32乃至S34、S36,S40,S44,S
45のループ処理が繰り返される。
【0181】そして、ステップS44において、前回の
誤差情報E’が、今回の誤差情報E以上でないと判定さ
れた場合、即ち、補正量△だけ注目画素の画素値を補正
することにより、今回の誤差情報Eの方が、前回の誤差
情報E’より増加した場合、ステップS46に進み、制
御部44は、補正量△をオフセット量Sだけデクリメッ
トし、ステップS47に進む。即ち、この場合、補正量
△は、誤差が増加する前の値とされる。
【0182】ステップS47では、制御部44は、補正
部41を制御することにより、ステップS42またはS
46で得られた補正量△だけ注目画素の画素値を補正さ
せ、これにより、注目画素の画素値は、適応処理により
予測値を得るのに、予測誤差が最小となるような最適な
ものに補正される。
【0183】そして、ステップS48に進み、すべての
SD画素を注目画素として処理を行ったかどうかが判定
される。ステップS48において、すべてのSD画素を
注目画素として、まだ処理を行っていないと判定された
場合、ステップS31に戻り、まだ、注目画素とされて
いないSD画素を新たな注目画素として、同様の処理を
繰り返す。また、ステップS48において、すべてのS
D画素を注目画素として処理を行ったと判定された場
合、処理を終了する。
【0184】以上のようにして、SD画像の画素値は、
HD画像の予測値を求めるのに、最適なものに最適化さ
れる。
【0185】次に、図20は、図3の適応処理部24の
構成例を示している。
【0186】予測タップ生成回路51には、最適化部2
3からの最適SD画像が供給されるようになされてお
り、そこでは、図16の予測タップ生成回路42Aにお
ける場合と同様に、その画素値のLSB側の2ビットに
配置されているタップパターンコードが検出され、その
タップパターンコードにしたがって、予測タップが構成
され、クラス分類適応処理回路52に供給されるように
なされている。
【0187】クラス分類適応処理回路52には、予測タ
ップの他、クラス分類に使用される最適SD画像及び元
のHD画像も供給されるようになされており、そこで
は、予測タップを構成する注目画素のクラス分類が、例
えば、図15で説明した場合と同様にして行われ、さら
に、その結果得られる各クラスについて、予測タップと
HD画像を用いて式(7)に示した正規方程式がたてら
れるようになされている。そして、クラス分類適応処理
回路52は、そのクラスごとの正規方程式を解くことに
より新たな4パターンの予測タップのそれぞれについて
の予測係数wのセットを求めて出力するようになされて
いる。
【0188】次に、その動作について、図21のフロー
チャートを参照して説明する。予測タップ生成回路51
は、最適SD画像を受信すると、ステップS51におい
て、その最適SD画素を構成する各SD画素に付加され
ているタップパターンコードを検出(抽出)し、ステッ
プS52に進み、その抽出したタップパターンコードに
基づいて、予測タップを形成する。そして、予測タップ
生成回路51は、形成した予測タップを、クラス分類適
応処理回路52に出力する。クラス分類適応処理回路5
2は、ステップS53において、予測タップを構成する
注目画素のクラス分類を行い、その結果得られる各クラ
スについて、予測タップとHD画像を用いて正規方程式
をたてて解くことにより予測係数wを求めて出力し、処
理を終了する。
【0189】これにより、適応処理部24では、最適S
D画像から、元のHD画像を得るのに、予測誤差を最も
小さくする4パターンの予測タップのそれぞれについて
のクラス毎の予測係数wのセットが求められる。この4
パターンの予測タップのそれぞれについてのクラス毎の
予測係数wのセットは、上述したように、最適化部23
と予測タップパターン判定部26に供給され、適応処理
(式(1)に示す線形1次式の計算)に用いられる。
【0190】なお、図20の実施の形態では、予測タッ
プ生成回路51において、画素値のLSB側の2ビット
に配置されているタップパターンコードを検出し、その
タップパターンコードに従って予測タップを構成するよ
うにしたが、予測タップ生成回路51は、図5の前処理
部21の予測タップ生成回路32と同様に構成すること
も可能である。つまり、予測タップ生成回路51には、
4パターンの予測タップすべてを構成させ、クラス分類
適応処理回路52に供給させることができる。この場
合、クラス分類適応処理回路52は、4パターンの予測
タップのそれぞれに対応する4つの予測係数を算出する
ためのクラス分類適応処理回路(輝度信号用)で構成す
ることができ、このクラス分類適応処理回路のそれぞれ
は、図11で示される、クラス分類適応処理回路(予測
係数、予測値算出)を構成する一部と同様に構成するこ
とができる。
【0191】そして、その場合、各クラス分類適応処理
回路には、HD画像を構成する各HD画素に対して対応
する各パターンの予測タップが供給され、その予測タッ
プを構成する最適SD画素を用いてクラスタップが形成
されて、それぞれクラス分類が行われる。さらに、各ク
ラス分類適応処理回路において、1フレームのHD画素
と、そのHD画素に対する予測タップとが、それぞれ教
師データメモリ86と予測タップメモリ85とにクラス
毎に記憶される。その後、各クラス分類適応処理回路の
それぞれにおいて、図27の学習装置における場合と同
様にして、4パターンの予測タップについての新たなク
ラス毎の予測係数のセットが生成される。
【0192】次に、図22は、図3の予測タップパター
ン判定部26の構成例を示している。
【0193】予測タップパターン判定部26は、同図に
示すように、予測タップ生成回路61、クラス分類適応
処理回路62、予測誤差算出回路63、およびタップパ
ターンコード変更回路64から構成されており、これら
の予測タップ生成回路61、クラス分類適応処理回路6
2、予測誤差算出回路63、またはタップパターンコー
ド変更回路64は、図5における前処理部21の予測タ
ップ生成回路32、クラス分類適応処理回路33、予測
誤差算出回路34、またはタップパターンコード付加回
路36と基本的に同様に構成されている。
【0194】次に、図23のフローチャートを参照し
て、その動作について説明する。
【0195】予測タップパターン判定部26には、最適
SD画像、4パターンの予測タップのそれぞれについて
のクラス毎の予測係数のセット、HD画像が供給される
ようになされており、最適SD画像は、予測タップ生成
回路61とタップパターンコード変更回路64に供給さ
れ、また、4パターンの予測タップのそれぞれについて
のクラス毎の予測係数のセットまたはHD画像は、クラ
ス分類適応処理回路62または予測誤差算出回路63に
それぞれ供給されるようになされている。
【0196】予測タップ生成回路61は、最適SD画像
を受信すると、ステップS61において、図5の予測タ
ップ生成回路32と同様に、そのうちの1つを注目画素
とし、その注目画素について、図7乃至図10に示した
4パターンの予測タップを形成する。そして、この4パ
ターンの予測タップは、クラス分類適応処理回路62に
出力される。
【0197】クラス分類適応処理回路62は、注目画素
を対象に形成された4パターンの予測タップを受信する
と、ステップS62において、その4パターンの予測タ
ップそれぞれと、対応するクラス毎の予測係数wのセッ
トそれぞれとを用いて、式(1)で表される線形1次式
を計算し、これにより、4パターンの予測タップそれぞ
れから得られるHD画像の9画素の予測値を求め、予測
誤差算出回路63に出力される。
【0198】予測誤差算出回路63では、ステップS6
3またはS64において、図5の予測誤差算出回路34
が行う図13のステップS15またはS16における場
合とそれぞれ同様の処理が行われ、これにより、4パタ
ーンの予測タップのうち、予測誤差を最小にするものの
タップパターンコードが、タップパターンコード変更回
路64に出力される。
【0199】タップパターンコード変更回路64では、
ステップS65において、注目画素(最適SD画像のS
D画素)のLSB側の2ビットに付加されているタップ
パターンコードが、予測誤差算出回路63から供給され
るタップパターンコードに変更され、ステップS66に
進む。
【0200】ステップS66では、すべてのSD画素を
注目画素として処理が行われたかどうかが判定され、ま
だ、すべてのSD画素を注目画素としていないと判定さ
れた場合、ステップS61に戻り、また注目画素とされ
ていないSD画素を新たに注目画素として、同様の処理
を繰り返す。一方、ステップS66において、すべての
SD画素を注目画素として処理を行ったと判定された場
合、処理を終了する。
【0201】予測タップパターン判定部26では、以上
のように、適応処理部24で得られた4パターンの予測
タップのそれぞれについての予測係数wのセットを用い
て、タップパターンコードが、より予測誤差が小さくな
る予測タップに対応するものに変更される。
【0202】次に、図24は、図1の受信装置4の構成
例を示している。
【0203】受信機/再生装置71においては、記録媒
体2に記録された符号化データが再生され、または伝送
路3を介して伝送されてくる符号化データが受信され、
分離部72に供給される。分離部72では、符号化デー
タが、SD画像の画像データと4パターンの予測タップ
のそれぞれについてのクラス毎の予測係数wのセットに
分離され、SD画像の画像データは、予測タップ生成回
路73に供給され、4パターンの予測タップのそれぞれ
についてのクラス毎の予測係数wのセットは、クラス分
類適応処理回路74に供給される。
【0204】予測タップ生成回路73またはクラス分類
適応処理回路74は、図16に示した最適化部23のロ
ーカルデコード部42を構成する予測タップ生成回路4
2Aまたはクラス分類適応処理回路42B(図17)と
それぞれ同様に構成されている。従って、ローカルデコ
ード部42における場合と同様にして、HD画像の予測
値が求められ、これが復号画像として出力される。この
復号画像は、上述したように、元の画像とほぼ同一の画
像となる。
【0205】なお、受信側においては、図24に示すよ
うな受信装置4でなくても、間引きされた画像を単純な
補間により復号する装置により、予測係数を用いずに、
通常の補間を行うことで復号画像を得ることができる。
但し、この場合に得られる復号画像は、画質(解像度)
の劣化したものとなる。
【0206】以上のように、HD画像を圧縮することに
より得られるSD画像を構成する画素のうちの1つを注
目画素として、その注目画素に対して、複数パターンの
予測タップを形成し、予測タップと予測係数との線形結
合により、HD画像の予測値を求める適応処理を行い、
複数パターンの予測タップそれぞれから得られる予測値
の予測誤差を算出し、複数パターンの予測タップのう
ち、最小の予測誤差が得られるものに対応するタップパ
ターンコードを、注目画素の画素値に付加するようにし
たので、画像の局所的な特性に対応した予測タップを用
いて適応処理が行われ、その結果、より画質の良い復号
画像を得ることが可能となる。
【0207】また、2ビットのタップパターンコード
を、画素値のLSB側の2ビットに代えて配置するよう
にしたので、データ量の増加を防止することが可能とな
る。なお、タップパターンコードは、画素値のLSB側
に配置されるので、それほど大きな画質の劣化はない。
【0208】さらに、最適化部23において、誤差を最
小にする予測タップを用いて適応処理を行うことによ
り、SD画像を最適化するようにしたので、元のHD画
像をほぼ同一の復号画像を得ることが可能となる。
【0209】また、適応処理部24において、最適SD
画像を用いて適応処理を行い、複数パターンの予測タッ
プのそれぞれについてのクラス毎の予測係数のセット
を、いわば、より適切なものに更新(修正)し、予測タ
ップパターン判定部26において、その更新された複数
パターンの予測タップのそれぞれについてのクラス毎の
予測係数のセットを用いて、予測タップを決め直すよう
にしたので、さらに画質の向上した復号画像を得ること
が可能となる。
【0210】以上、本発明を、HD画像を符号化/復号
する画像処理装置に適用した場合について説明したが、
本発明は、その他、SD画像などの標準解像度の画像そ
の他を符号化/復号する場合にも適用可能である。即
ち、例えば、NTSC方式などの標準方式のテレビジョ
ン信号を符号化/復号する場合にも適用可能である。但
し、本発明は、データ量の多い、いわゆるハイビジョン
方式のテレビジョン信号などを符号化/復号する場合
に、特に有効である。また、本発明は、いわゆる階層符
号化を行う場合などにも適用可能である。
【0211】なお、本実施の形態では、輝度信号につい
てのみ、複数パターンの予測タップを用意し、色差信号
については、5×7画素の予測タップだけを用いるよう
にしたが、色差信号も、輝度信号と同様に処理すること
が可能である。
【0212】また、本実施の形態においては、タップパ
ターンコードを2ビットとするようにしたが、タップパ
ターンコードは2ビットに限定されるものではない。但
し、より少ないビット数であることが望ましい。
【0213】さらに、本実施の形態では、画素値のLS
B側の2ビットに代えて、タップパターンコードを配置
するようにしたが、タップパターンコードは、画素値と
は別に記録または伝送することも可能である。
【0214】また、本実施の形態では、前処理部21で
前処理し、最適化部23で最適化した最適SD画像を用
いて、予測係数を更新し、その予測係数を用いて、再
度、タップパターンコードを決め直すようにしたが、前
処理部21で前処理し、最適化部23で最適化した最適
SD画像を、そのまま符号化データとすることも可能で
ある。この場合、復号画像の画質(S/N)は、タップ
パターンコードを決め直す場合に比較して、多少劣化す
るが、処理の高速化を図ることが可能となる。
【0215】さらに、本実施の形態では、3×3,5×
3,3×5,7×5画素の4パターンの予測タップを用
いるようにしたが、これ以外の、例えば、1×5や5×
1画素などの予測タップを用いるようにすることも可能
である。また、予測タップのパターンも4種類に限定さ
れるものではない。
【0216】さらに、本実施の形態では特に言及しなか
ったが、画素値に、タップパターンコードを付加した後
は、そのタップパターンコードが付加されたLSB側の
2ビットを所定値にしたものを画素値として処理しても
良いし、また、タップパターンコードも含めて画素値と
し、処理を行うようにしても良い。なお、本件発明者が
行った実験によれば、タップパターンコードも含めて画
素値とした場合、そのタップパターンコードの部分を所
定値としての0とした場合に比較して、S/Nは多少劣
化するが、階調が多少向上するという結果が得られてい
る。
【0217】また、図18においては、注目画素の画素
値を、オフセット量Sとしての4または1ずつ補正する
ことにより、予測誤差Eが最初に極小となる補正量△を
検出するようにしたが、その他、例えば、注目画素の画
素値がとり得る値すべてについて予測誤差Eを求め、そ
の最小値を検出し、その場合の補正量△によって、注目
画素の画素値を補正するようにすることも可能である。
この場合、処理に時間を要することとなるが、よりS/
Nの高い復号画像を得ることが可能となる。
【0218】さらに、このように注目画素の画素値がと
り得る値すべてについて予測誤差Eを求める場合には、
注目画素の画素値の初期値は、どのような値(但し、注
目画素の画素値がとり得る範囲内の値)であっても良
い。即ち、この場合、初期値がどのような値であって
も、予測誤差Eを最小にする補正値△を求めることがで
きる。
【0219】なお、本発明の主旨を逸脱しない範囲にお
いて、さまざまな変形や応用例が考えうる。従って、本
発明の要旨は、上述の実施の形態に限定されるものでは
ない。
【0220】
【発明の効果】本発明の画像符号化装置および画像符号
化方法によれば、圧縮画像信号を構成する画素のうちの
1つを注目画素として、その注目画素の近傍の画素を用
いて、複数パターンの予測タップが形成され、複数パタ
ーンの予測タップそれぞれと、所定の予測係数とから、
原画像信号が予測され、複数パターンの予測タップそれ
ぞれに対する予測値が出力される。そして、複数パター
ンの予測タップそれぞれに対する予測値の、原画像信号
に対する予測誤差が算出され、複数パターンの予測タッ
プのうち、最小の予測誤差が得られる予測タップに対応
するパターンコードが、注目画素の画素値に付加され
る。従って、そのパターンコードにしたがって予測タッ
プを形成して復号を行うことで、より画質の向上した復
号画像を得ることが可能となる。
【0221】本発明の画像復号装置およびの画像復号方
法によれば、符号化データに含まれる圧縮画像信号を構
成する画素のうちの1つを注目画素として、その注目画
素の画素値に付加されているパターンコードに対応する
パターンの予測タップが、注目画素の近傍の画素を用い
て形成され、その予測タップと、予測係数とから、原画
像信号が予測され、その予測値が求められる。従って、
より原画像信号に近い予測値を得ることが可能となる。
【0222】請求項39に記載の記録媒体には、圧縮画
像信号を構成する画素のうちの1つを注目画素として、
その注目画素の近傍の画素を用いて、複数パターンの予
測タップを形成し、複数パターンの予測タップそれぞれ
と、所定の予測係数とから、原画像信号を予測し、複数
パターンの予測タップそれぞれに対する予測値を出力
し、複数パターンの予測タップそれぞれに対する予測値
の、原画像信号に対する予測誤差を算出し、複数パター
ンの予測タップのうち、最小の予測誤差が得られる予測
タップに対応するパターンコードを、注目画素の画素値
に付加することにより得られた符号化データが記録され
ている。従って、そのパターンコードにしたがって予測
タップを形成して復号を行うことで、より画質の向上し
た復号画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像処理装置の一実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の送信装置1の構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図2の送信装置1の機能的構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3の送信装置1の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】図3の前処理部21の構成例を示すブロック図
である。
【図6】図5の間引き回路31の処理を説明するための
図である。
【図7】予測タップの構成例を示す図である。
【図8】予測タップの構成例を示す図である。
【図9】予測タップの構成例を示す図である。
【図10】予測タップの構成例を示す図である。
【図11】図5のクラス分類適応処理回路33を構成す
るクラス分類適応処理回路(予測係数、予測値算出)の
一部の構成例を示すブロック図である。
【図12】図5のクラス分類適応処理回路33を構成す
るクラス分類適応処理回路(予測係数、予測値算出)の
他の一部の構成例を示すブロック図である。
【図13】図5の前処理部21の処理を説明するための
フローチャートである。
【図14】図13のステップS11の処理のより詳細を
説明するためのフローチャートである。
【図15】クラス分類を行うためのクラスタップの構成
例を示す図である。
【図16】図3の最適化部23の構成例を示すブロック
図である。
【図17】図16のクラス分類適応処理回路42B及び
図24のクラス分類適応処理回路74の構成例を示すブ
ロック図である。
【図18】図16の最適化部23の処理を説明するため
のフローチャートである。
【図19】図18のステップS33の処理を説明するた
めの図である。
【図20】図3の適応処理部24の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図21】図20の適応処理部24の処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図22】図3の予測タップパターン判定部26の構成
例を示すブロック図である。
【図23】図22の予測タップパターン判定部26の処
理を説明するためのフローチャートである。
【図24】図1の受信装置4の構成例を示すブロック図
である。
【図25】本件出願人が先に提案した画像変換装置の構
成例を示すブロック図である。
【図26】図25のクラス分類回路101の処理を説明
するための図である。
【図27】本件出願人が先に提案した学習装置の構成例
を示すブロック図である。
【図28】本件出願人が先に提案した画像符号化装置の
構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 送信装置, 2 記録媒体, 3 伝送路, 4
受信装置, 11 I/F, 12 ROM, 13
RAM, 14 CPU, 15 外部記憶装置, 1
6 送信機/記録装置, 21 前処理部, 22 ス
イッチ, 23最適化部, 24 適応処理部, 25
スイッチ, 26 予測タップパターン判定部, 3
1 間引き回路, 32 予測タップ生成回路, 33
クラス分類適応処理回路, 34 予測誤差算出回
路, 35 メモリ, 36 タップパターンコード付
加回路, 41 補正部, 42 ローカルデコード
部,42A 予測タップ生成回路, 42B クラス分
類適応処理回路, 43誤差算出部, 44 制御部,
51 予測タップ生成回路, 52 クラス分類適応
処理回路, 61 予測タップ生成回路, 62 クラ
ス分類適応処理回路, 63 予測誤差算出回路, 6
4 タップパターンコード変更回路, 71 受信機/
再生装置, 72 分離部, 73 予測タップ生成回
路, 74クラス分類適応処理回路, 82 クラス分
類回路, 84 遅延回路, 85 予測タップメモ
リ, 86 教師データメモリ, 87 演算回路,
88遅延回路, 91 クラス分類回路, 94 係数
RAM, 95 予測演算回路

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を符号化する画像符号化装置で
    あって、 原画像信号の画素数より少ない画素数の圧縮画像信号を
    発生する圧縮手段と、 前記圧縮画像信号を構成する画素のうちの1つを注目画
    素として、その注目画素の近傍の画素を用いて、複数パ
    ターンの予測タップを形成する第1の形成手段と、 前記複数パターンの予測タップそれぞれと、所定の予測
    係数とから、前記原画像信号を予測し、前記複数パター
    ンの予測タップそれぞれに対する予測値を出力する第1
    の予測手段と、 前記複数パターンの予測タップそれぞれに対する前記予
    測値の、前記原画像信号に対する予測誤差を算出する第
    1の算出手段と、 前記複数パターンの予測タップのうち、最小の前記予測
    誤差が得られる予測タップに対応するパターンコード
    を、前記注目画素の画素値に付加する付加手段とを備え
    ることを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記付加手段は、前記注目画素の画素値
    のLSB(Least Significant Bit)側のNビットに代
    えて、前記パターンコードを配置することを特徴とする
    請求項1に記載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の予測手段は、前記原画像信号
    および圧縮画像信号に基づいて演算を行うことにより、
    前記予測係数を求める演算手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の予測手段は、 前記注目画素を、所定のクラスに分類するクラス分類手
    段をさらに有し、 前記注目画素のクラスに対応する予測係数と、前記予測
    タップとから、前記予測値を求め、 前記演算手段は、前記原画像信号および圧縮画像信号に
    基づいて、前記予測係数を、前記クラスごとに求めるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は、前記複数パターンの予
    測タップそれぞれについて、前記予測係数を求めること
    を特徴とする請求項3に記載の画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 前記演算手段は、前記複数パターンの予
    測タップそれぞれについて、前記予測係数を、前記クラ
    スごとに求め、 前記第1の予測手段は、前記複数パターンの予測タップ
    それぞれと、前記注目画素のクラスに対応する予測係数
    とから、前記複数パターンの予測タップそれぞれに対す
    る予測値を求めることを特徴とする請求項4に記載の画
    像符号化装置。
  7. 【請求項7】 前記圧縮画像信号を、最適な圧縮画像信
    号に変換する最適化手段をさらに備えることを特徴とす
    る請求項1乃至6のうちのいずれかに記載の画像符号化
    装置。
  8. 【請求項8】 前記最適化手段は、 前記注目画素の画素値に付加された前記パターンコード
    に対応するパターンの予測タップを形成する第2の形成
    手段と、 前記第2の形成手段により形成された前記予測タップ
    と、前記予測係数とから、前記原画像信号を予測し、そ
    の予測値を出力する第2の予測手段と、 前記第2の予測手段により求められた前記予測値の、前
    記原画像信号に対する予測誤差を算出する第2の算出手
    段と、 前記第2の算出手段により算出された前記予測誤差に対
    応して、前記注目画素の画素値を補正する補正手段とを
    有することを特徴とする請求項7に記載の画像符号化装
    置。
  9. 【請求項9】 前記最適化手段は、 前記第2の形成手段において、前記注目画素の画素値に
    付加された前記パターンコードに対応するパターンの予
    測タップを形成し、 前記第2の予測手段において、前記第2の形成手段によ
    り形成された前記予測タップと、前記予測係数とから、
    前記予測値を求め、 前記第2の算出手段において、前記第2の予測手段によ
    り求められた前記予測値の、前記原画像信号に対する予
    測誤差を算出し、 前記補正手段において、前記第2の算出手段により算出
    された前記予測誤差に対応して、前記注目画素の画素値
    を補正する最適化処理を、前記圧縮画像信号が、最適な
    圧縮画像信号となるまで繰り返すことを特徴とする請求
    項8に記載の画像符号化装置。
  10. 【請求項10】 前記最適化処理を行うごとに得られる
    圧縮画像信号と、前記原画像信号とに基づいて、前記第
    2の予測手段により求められる前記予測値の、前記原画
    像信号に対する予測誤差を小さくするように、前記予測
    係数を修正する修正手段をさらに備え、 前記第1および第2の予測手段は、前記修正手段により
    修正され予測係数を用いて、前記予測値を求めることを
    特徴とする請求項9に記載の画像符号化装置。
  11. 【請求項11】 前記最適化手段が出力する圧縮画像信
    号と、前記修正手段が出力する予測係数とを出力する出
    力手段をさらに備えることを特徴とする請求項10に記
    載の画像符号化装置。
  12. 【請求項12】 前記パターンコードが付加された圧縮
    画像信号と、前記予測係数とを出力する出力手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項1乃至6のうちのいず
    れかに記載の画像符号化装置。
  13. 【請求項13】 画像信号を符号化する画像符号化方法
    であって、 原画像信号の画素数より少ない画素数の圧縮画像信号を
    発生する圧縮ステップと、 前記圧縮画像信号を構成する画素のうちの1つを注目画
    素として、その注目画素の近傍の画素を用いて、複数パ
    ターンの予測タップを形成する第1の形成ステップと、 前記複数パターンの予測タップそれぞれと、所定の予測
    係数とから、前記原画像信号を予測し、前記複数パター
    ンの予測タップそれぞれに対する予測値を出力する第1
    の予測ステップと、 前記複数パターンの予測タップそれぞれに対する前記予
    測値の、前記原画像信号に対する予測誤差を算出する第
    1の算出ステップと、 前記複数パターンの予測タップのうち、最小の前記予測
    誤差が得られる予測タップに対応するパターンコード
    を、前記注目画素の画素値に付加する付加ステップとを
    備えることを特徴とする画像符号化方法。
  14. 【請求項14】 前記付加ステップにおいて、前記注目
    画素の画素値のLSB(Least Significant Bit)側の
    Nビットに代えて、前記パターンコードを配置すること
    を特徴とする請求項13に記載の画像符号化方法。
  15. 【請求項15】 前記第1の予測ステップは、前記原画
    像信号および圧縮画像信号に基づいて演算を行うことに
    より、前記予測係数を求める演算ステップを有すること
    を特徴とする請求項13に記載の画像符号化方法。
  16. 【請求項16】 前記第1の予測ステップは、 前記注目画素を、所定のクラスに分類するクラス分類ス
    テップをさらに有し、 前記注目画素のクラスに対応する予測係数と、前記予測
    タップとから、前記予測値を求め、 前記演算ステップにおいて、前記原画像信号および圧縮
    画像信号に基づいて、前記予測係数を、前記クラスごと
    に求めることを特徴とする請求項15に記載の画像符号
    化方法。
  17. 【請求項17】 前記演算ステップにおいて、前記複数
    パターンの予測タップそれぞれについて、前記予測係数
    を求めることを特徴とする請求項15に記載の画像符号
    化方法。
  18. 【請求項18】 前記演算ステップにおいて、前記複数
    パターンの予測タップそれぞれについて、前記予測係数
    を、前記クラスごとに求め、 前記第1の予測ステップにおいて、前記複数パターンの
    予測タップそれぞれと、前記注目画素のクラスに対応す
    る予測係数とから、前記複数パターンの予測タップそれ
    ぞれに対する予測値を求めることを特徴とする請求項1
    6に記載の画像符号化方法。
  19. 【請求項19】 前記圧縮画像信号を、最適な圧縮画像
    信号に変換する最適化ステップをさらに備えることを特
    徴とする請求項13乃至18のうちのいずれかに記載の
    画像符号化方法。
  20. 【請求項20】 前記最適化ステップは、前記注目画素
    の画素値に付加された前記パターンコードに対応するパ
    ターンの予測タップを形成する第2の形成ステップと、 前記第2の形成ステップにより形成された前記予測タッ
    プと、前記予測係数とから、前記原画像信号を予測し、
    その予測値を出力する第2の予測ステップと、 前記第2の予測ステップにより求められた前記予測値
    の、前記原画像信号に対する予測誤差を算出する第2の
    算出ステップと、 前記第2の算出ステップにより算出された前記予測誤差
    に対応して、前記注目画素の画素値を補正する補正ステ
    ップとを有することを特徴とする請求項19に記載の画
    像符号化方法。
  21. 【請求項21】 前記最適化ステップでは、 前記第2の形成ステップにおいて、前記注目画素の画素
    値に付加された前記パターンコードに対応するパターン
    の予測タップを形成し、 前記第2の予測ステップにおいて、前記第2の形成ステ
    ップにより形成された前記予測タップと、前記予測係数
    とから、前記予測値を求め、 前記第2の算出ステップにおいて、前記第2の予測ステ
    ップにより求められた前記予測値の、前記原画像信号に
    対する予測誤差を算出し、 前記補正ステップにおいて、前記第2の算出ステップに
    より算出された前記予測誤差に対応して、前記注目画素
    の画素値を補正する最適化処理を、前記圧縮画像信号
    が、最適な圧縮画像信号となるまで繰り返すことを特徴
    とする請求項20に記載の画像符号化方法。
  22. 【請求項22】 前記最適化処理を行うごとに得られる
    圧縮画像信号と、前記原画像信号とに基づいて、前記第
    2の予測ステップにより求められる前記予測値の、前記
    原画像信号に対する予測誤差を小さくするように、前記
    予測係数を修正する修正ステップをさらに備え、 前記第1および第2の予測ステップにおいて、前記修正
    ステップにより修正され予測係数を用いて、前記予測値
    を求めることを特徴とする請求項21に記載の画像符号
    化方法。
  23. 【請求項23】 前記最適化ステップにおいて得られる
    圧縮画像信号と、前記修正ステップにおいて得られる予
    測係数とを出力する出力ステップをさらに備えることを
    特徴とする請求項22に記載の画像符号化方法。
  24. 【請求項24】 前記パターンコードが付加された圧縮
    画像信号と、前記予測係数とを出力する出力ステップを
    さらに備えることを特徴とする請求項13乃至18のう
    ちのいずれかに記載の画像符号化方法。
  25. 【請求項25】 原画像信号の画素数より少ない画素数
    の圧縮画像信号を発生し、 前記圧縮画像信号を構成する画素のうちの1つを注目画
    素として、その注目画素の近傍の画素を用いて、複数パ
    ターンの予測タップを形成し、 前記複数パターンの予測タップそれぞれと、所定の予測
    係数とから、前記原画像信号を予測し、前記複数パター
    ンの予測タップそれぞれに対する予測値を出力し、 前記複数パターンの予測タップそれぞれに対する前記予
    測値の、前記原画像信号に対する予測誤差を算出し、 前記複数パターンの予測タップのうち、最小の前記予測
    誤差が得られる予測タップに対応するパターンコード
    を、前記注目画素の画素値に付加することにより得られ
    る前記圧縮画像信号を含む符号化データを復号する画像
    復号装置であって、 前記符号化データに含まれる前記圧縮画像信号を構成す
    る画素のうちの1つを注目画素として、その注目画素の
    画素値に付加されている前記パターンコードに対応する
    パターンの前記予測タップを、前記注目画素の近傍の画
    素を用いて形成する形成手段と、 前記形成手段により形成された前記予測タップと、前記
    予測係数とから、前記原画像信号を予測し、その予測値
    を求める予測手段とを備えることを特徴とする画像復号
    装置。
  26. 【請求項26】 前記符号化データに含まれる前記圧縮
    画像信号を構成する画素の画素値のLSB(Least Sign
    ificant Bit)側のNビットに代えて、前記パターンコ
    ードが配置されていることを特徴とする請求項25に記
    載の画像復号装置。
  27. 【請求項27】 前記予測係数は、前記原画像信号およ
    び圧縮画像信号に基づいて求められたものであることを
    特徴とする請求項25に記載の画像復号装置。
  28. 【請求項28】 前記予測手段は、 前記注目画素を、所定のクラスに分類するクラス分類手
    段を有し、 前記注目画素のクラスに対応する予測係数と、前記予測
    タップとから、前記予測値を求め、 前記予測係数は、前記原画像信号および圧縮画像信号に
    基づいて、前記クラスごとに求められたものであること
    を特徴とする請求項27に記載の画像復号装置。
  29. 【請求項29】 前記予測係数は、前記複数パターンの
    予測タップそれぞれについて求められたものであること
    を特徴とする請求項27に記載の画像復号装置。
  30. 【請求項30】 前記予測係数は、前記複数パターンの
    予測タップそれぞれについて、前記クラスごとに求めら
    れたものであり、 前記予測手段は、前記注目画素の画素値に付加されてい
    る前記パターンコードに対応するパターンの前記予測タ
    ップと、その予測タップについての予測係数のうちの前
    記注目画素のクラスに対応する予測係数とから、前記予
    測値を求めることを特徴とする請求項28に記載の画像
    復号装置。
  31. 【請求項31】 前記符号化データは、前記予測係数も
    含んでおり、 前記符号化データから、前記圧縮画像信号と予測係数と
    を分離する分離手段をさらに備えることを特徴とする請
    求項25乃至30のうちのいずれかに記載の画像復号装
    置。
  32. 【請求項32】 原画像信号の画素数より少ない画素数
    の圧縮画像信号を発生し、 前記圧縮画像信号を構成する画素のうちの1つを注目画
    素として、その注目画素の近傍の画素を用いて、複数パ
    ターンの予測タップを形成し、 前記複数パターンの予測タップそれぞれと、所定の予測
    係数とから、前記原画像信号を予測し、前記複数パター
    ンの予測タップそれぞれに対する予測値を出力し、 前記複数パターンの予測タップそれぞれに対する前記予
    測値の、前記原画像信号に対する予測誤差を算出し、 前記複数パターンの予測タップのうち、最小の前記予測
    誤差が得られる予測タップに対応するパターンコード
    を、前記注目画素の画素値に付加することにより得られ
    る前記圧縮画像信号を含む符号化データを復号する画像
    復号方法であって、 前記符号化データに含まれる前記圧縮画像信号を構成す
    る画素のうちの1つを注目画素として、その注目画素の
    画素値に付加されている前記パターンコードに対応する
    パターンの前記予測タップを、前記注目画素の近傍の画
    素を用いて形成する形成ステップと、 前記形成ステップにより形成された前記予測タップと、
    前記予測係数とから、前記原画像信号を予測し、その予
    測値を求める予測ステップとを備えることを特徴とする
    画像復号方法。
  33. 【請求項33】 前記符号化データに含まれる前記圧縮
    画像信号を構成する画素の画素値のLSB(Least Sign
    ificant Bit)側のNビットに代えて、前記パターンコ
    ードが配置されていることを特徴とする請求項32に記
    載の画像復号方法。
  34. 【請求項34】 前記予測係数は、前記原画像信号およ
    び圧縮画像信号に基づいて求められたものであることを
    特徴とする請求項32に記載の画像復号方法。
  35. 【請求項35】 前記予測ステップは、 前記注目画素を、所定のクラスに分類するクラス分類ス
    テップを有し、 前記注目画素のクラスに対応する予測係数と、前記予測
    タップとから、前記予測値を求め、 前記予測係数は、前記原画像信号および圧縮画像信号に
    基づいて、前記クラスごとに求められたものであること
    を特徴とする請求項34に記載の画像復号方法。
  36. 【請求項36】 前記予測係数は、前記複数パターンの
    予測タップそれぞれについて求められたものであること
    を特徴とする請求項34に記載の画像復号方法。
  37. 【請求項37】 前記予測係数は、前記複数パターンの
    予測タップそれぞれについて、前記クラスごとに求めら
    れたものであり、 前記予測ステップは、前記注目画素の画素値に付加され
    ている前記パターンコードに対応するパターンの前記予
    測タップと、その予測タップについての予測係数のうち
    の前記注目画素のクラスに対応する予測係数とから、前
    記予測値を求めることを特徴とする請求項35に記載の
    画像復号方法。
  38. 【請求項38】 前記符号化データは、前記予測係数も
    含んでおり、 前記符号化データから、前記圧縮画像信号と予測係数と
    を分離する分離ステップをさらに備えることを特徴とす
    る請求項32乃至37のうちのいずれかに記載の画像復
    号方法。
  39. 【請求項39】 画像を符号化した符号化データが記録
    されている記録媒体であって、 前記符号化データは、 原画像信号の画素数より少ない画素数の圧縮画像信号を
    発生し、 前記圧縮画像信号を構成する画素のうちの1つを注目画
    素として、その注目画素の近傍の画素を用いて、複数パ
    ターンの予測タップを形成し、 前記複数パターンの予測タップそれぞれと、所定の予測
    係数とから、前記原画像信号を予測し、前記複数パター
    ンの予測タップそれぞれに対する予測値を出力し、 前記複数パターンの予測タップそれぞれに対する前記予
    測値の、前記原画像信号に対する予測誤差を算出し、 前記複数パターンの予測タップのうち、最小の前記予測
    誤差が得られる予測タップに対応するパターンコード
    を、前記注目画素の画素値に付加することにより得られ
    たものであることを特徴とする記録媒体。
  40. 【請求項40】 前記予測係数も記録されていることを
    特徴とする請求項39に記載の記録媒体。
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