JPH10243746A - 水稲苗の製造方法 - Google Patents
水稲苗の製造方法Info
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- JPH10243746A JPH10243746A JP9047615A JP4761597A JPH10243746A JP H10243746 A JPH10243746 A JP H10243746A JP 9047615 A JP9047615 A JP 9047615A JP 4761597 A JP4761597 A JP 4761597A JP H10243746 A JPH10243746 A JP H10243746A
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 育苗管理が容易で、根上がりが起きにくく、
田植え機での掻き取りを均一に行う。 【解決手段】 カード等の落綿を薄膜状とした落綿スラ
イバにて水稲苗栽培用の長尺マット14を形成し、長尺
マット14を水耕培養水槽1の水または培養液に浮か
べ、長尺マット14上面に水稲種子15を播種し、水耕
培養水槽1内に水または培養液を循環し、長尺マット1
4を貫通して水稲種子15から出根させるとともに、長
尺マット14上面に出芽させる。
田植え機での掻き取りを均一に行う。 【解決手段】 カード等の落綿を薄膜状とした落綿スラ
イバにて水稲苗栽培用の長尺マット14を形成し、長尺
マット14を水耕培養水槽1の水または培養液に浮か
べ、長尺マット14上面に水稲種子15を播種し、水耕
培養水槽1内に水または培養液を循環し、長尺マット1
4を貫通して水稲種子15から出根させるとともに、長
尺マット14上面に出芽させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水稲苗の製造方法
に関し、詳しくは長尺マット上面に水稲苗を出芽させ
て、田植え機による移植栽培を容易にする水稲苗の製造
方法に関する。
に関し、詳しくは長尺マット上面に水稲苗を出芽させ
て、田植え機による移植栽培を容易にする水稲苗の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現用されている田植え機による移植栽培
は、育苗箱で育苗した水稲苗を移植するものであるが、
この育苗箱による水稲苗の製造方法は、苗マットを備え
た育苗箱に培土を詰めて灌水し、水稲種子を播種して覆
土し、出芽棚に並べるかあるいは積み上げて保温し、出
芽すれば棚あるいは積み上げから下ろして、ビニールハ
ウス内に並べてトンネルをかけ、緑化、硬化を図り灌水
・保温して育成し、移植に適した状態に育苗したら、育
苗箱をトラックに積み込み、狭い畦を歩いて本田に持ち
込み、苗マットを箱から剥がして田植え機に搭載し、田
植え機の掻き取り爪で水稲苗を苗マットから掻き取って
移植している。
は、育苗箱で育苗した水稲苗を移植するものであるが、
この育苗箱による水稲苗の製造方法は、苗マットを備え
た育苗箱に培土を詰めて灌水し、水稲種子を播種して覆
土し、出芽棚に並べるかあるいは積み上げて保温し、出
芽すれば棚あるいは積み上げから下ろして、ビニールハ
ウス内に並べてトンネルをかけ、緑化、硬化を図り灌水
・保温して育成し、移植に適した状態に育苗したら、育
苗箱をトラックに積み込み、狭い畦を歩いて本田に持ち
込み、苗マットを箱から剥がして田植え機に搭載し、田
植え機の掻き取り爪で水稲苗を苗マットから掻き取って
移植している。
【0003】ところが、育苗箱の重量は約6kgに達
し、播種から移植までに6回は運搬しなければならず、
しかも、10アール当たり20〜24箱必要なので、作
業者にとっては非常な重労働となっている。
し、播種から移植までに6回は運搬しなければならず、
しかも、10アール当たり20〜24箱必要なので、作
業者にとっては非常な重労働となっている。
【0004】このため、軽量の育苗基材として、目付の
ごく低い薄い綿不織布にて形成した水稲苗栽培用の長尺
シートをを水耕培養水槽の底部に敷き込み、長尺シート
上面に催芽した水稲種子を播種し、水槽内に水または培
養液を循環して育苗する水稲苗の製造方法が開発されて
いる。この方法で育苗された水稲苗は、移植に適した状
態になると、長尺シートを巻き込んで田植え機に搭載
し、巻きほぐした長尺シートから水稲苗を掻き取って移
植する。
ごく低い薄い綿不織布にて形成した水稲苗栽培用の長尺
シートをを水耕培養水槽の底部に敷き込み、長尺シート
上面に催芽した水稲種子を播種し、水槽内に水または培
養液を循環して育苗する水稲苗の製造方法が開発されて
いる。この方法で育苗された水稲苗は、移植に適した状
態になると、長尺シートを巻き込んで田植え機に搭載
し、巻きほぐした長尺シートから水稲苗を掻き取って移
植する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この方法で
は、長尺シートと催芽した水稲種子は、水中に沈んだ状
態で育苗される。稲種子の発芽生理において、種子が水
中にある場合は、胚乳養分を嫌気的に還元してまず出芽
し、鞘葉を伸長させて鞘葉が空気に触れると始めて根を
伸長させる。この鞘葉伸長嫌気発芽は健全な育成方法で
はなく苗も軟弱になる。このため、出芽させるには、間
断灌漑により催芽した水稲種子を空気に接触させるエア
レイションが必要となり、また、一時に多量の灌漑を行
うと、催芽した水稲種子が流されて均一な苗マットがで
きないため、微妙な灌漑間隔と灌漑量の調整が必要とな
る。
は、長尺シートと催芽した水稲種子は、水中に沈んだ状
態で育苗される。稲種子の発芽生理において、種子が水
中にある場合は、胚乳養分を嫌気的に還元してまず出芽
し、鞘葉を伸長させて鞘葉が空気に触れると始めて根を
伸長させる。この鞘葉伸長嫌気発芽は健全な育成方法で
はなく苗も軟弱になる。このため、出芽させるには、間
断灌漑により催芽した水稲種子を空気に接触させるエア
レイションが必要となり、また、一時に多量の灌漑を行
うと、催芽した水稲種子が流されて均一な苗マットがで
きないため、微妙な灌漑間隔と灌漑量の調整が必要とな
る。
【0006】さらに、長尺シートを形成する綿不織布
は、落綿を精練・脱色したものを各繊維にばらばらに
し、この繊維を縦横に絡ませて圧縮し、接着剤で繊維相
互を固定して布状としているので、催芽した水稲種子が
出根する際に長尺シートを貫通しにくく、水稲種子が持
ち上げられる根上がりが起こりやすい。
は、落綿を精練・脱色したものを各繊維にばらばらに
し、この繊維を縦横に絡ませて圧縮し、接着剤で繊維相
互を固定して布状としているので、催芽した水稲種子が
出根する際に長尺シートを貫通しにくく、水稲種子が持
ち上げられる根上がりが起こりやすい。
【0007】根上がりすると、長尺シートに根が食い込
まないので、水稲苗は各個にバラバラとなり、田植え機
にかからなくなる。しかも、綿不織布は、繊維を縦横に
絡ませて接着固定されているため、田植え機の掻き取り
爪で掻き取る際に切れにくく偏って均一に掻き取りにく
い。
まないので、水稲苗は各個にバラバラとなり、田植え機
にかからなくなる。しかも、綿不織布は、繊維を縦横に
絡ませて接着固定されているため、田植え機の掻き取り
爪で掻き取る際に切れにくく偏って均一に掻き取りにく
い。
【0008】そこで本発明は、育苗管理が容易で、根上
がりが起きにくく、田植え機での掻き取りを均一に行う
ことのできる水稲苗の製造方法を提供することを目的と
している。
がりが起きにくく、田植え機での掻き取りを均一に行う
ことのできる水稲苗の製造方法を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の水稲苗の製造方法は、請求項1の手段で
は、カード等の落綿を薄膜状とした落綿スライバにて水
稲苗栽培用の長尺マットを形成し、該長尺マットを水耕
培養水槽の水または培養液に浮かべ、長尺マット上面に
水稲種子を播種し、前記水耕培養水槽内に水または培養
液を循環し、長尺マットを貫通して水稲種子から出根さ
せるとともに、長尺マット上面に出芽させることを特徴
とし、請求項2の手段では、カード等の落綿を薄膜状と
した落綿スライバ下面に、稲苗の根が貫通しないフィル
ムまたは不織布を水溶性の接着剤で接着して水稲苗栽培
用の長尺マットを形成し、該長尺マットを水耕培養水槽
の底部に敷き込み、長尺マット上面に水稲種子を播種
し、該長尺マット下面に水または培養液を間断して循環
し、水稲種子の根を落綿スライバに絡ませるとともに、
前記長尺マット上面に出芽させることを特徴とし、請求
項3の手段では、不織布にて水稲苗栽培用の長尺シート
を形成し、該長尺シートを水耕培養水槽の底部に敷き込
み、長尺シート上面に水稲種子を播種して水稲種子から
出芽出根させる水稲苗の製造方法において、前記長尺シ
ートを網目状の不織布にて形成し、該長尺シート上面に
播種した水稲種子上に水または培養液を間断して循環
し、長尺シートを貫通して水稲種子から出根させるとと
もに、長尺シート上面に出芽させることを特徴としてい
る。
ため、本発明の水稲苗の製造方法は、請求項1の手段で
は、カード等の落綿を薄膜状とした落綿スライバにて水
稲苗栽培用の長尺マットを形成し、該長尺マットを水耕
培養水槽の水または培養液に浮かべ、長尺マット上面に
水稲種子を播種し、前記水耕培養水槽内に水または培養
液を循環し、長尺マットを貫通して水稲種子から出根さ
せるとともに、長尺マット上面に出芽させることを特徴
とし、請求項2の手段では、カード等の落綿を薄膜状と
した落綿スライバ下面に、稲苗の根が貫通しないフィル
ムまたは不織布を水溶性の接着剤で接着して水稲苗栽培
用の長尺マットを形成し、該長尺マットを水耕培養水槽
の底部に敷き込み、長尺マット上面に水稲種子を播種
し、該長尺マット下面に水または培養液を間断して循環
し、水稲種子の根を落綿スライバに絡ませるとともに、
前記長尺マット上面に出芽させることを特徴とし、請求
項3の手段では、不織布にて水稲苗栽培用の長尺シート
を形成し、該長尺シートを水耕培養水槽の底部に敷き込
み、長尺シート上面に水稲種子を播種して水稲種子から
出芽出根させる水稲苗の製造方法において、前記長尺シ
ートを網目状の不織布にて形成し、該長尺シート上面に
播種した水稲種子上に水または培養液を間断して循環
し、長尺シートを貫通して水稲種子から出根させるとと
もに、長尺シート上面に出芽させることを特徴としてい
る。
【0010】また、上記水稲苗の製造方法に用いられる
前記水耕培養水槽は、底部の長手方向に連続する溝部を
設けるとともに、水槽内面全体を透水性の不織布で覆
い、前記溝部の一端から給水し、前記水槽底部から前記
不織布を透過して水または培養液をしみ出させることを
特徴とし、さらに、前記水耕培養水槽は、排水側端部に
水または培養液を貯留する貯水タンクを設け、この貯水
タンクにヒーターとポンプとを付設して、加温した水ま
たは培養液を水槽内に循環させることを特徴としてい
る。
前記水耕培養水槽は、底部の長手方向に連続する溝部を
設けるとともに、水槽内面全体を透水性の不織布で覆
い、前記溝部の一端から給水し、前記水槽底部から前記
不織布を透過して水または培養液をしみ出させることを
特徴とし、さらに、前記水耕培養水槽は、排水側端部に
水または培養液を貯留する貯水タンクを設け、この貯水
タンクにヒーターとポンプとを付設して、加温した水ま
たは培養液を水槽内に循環させることを特徴としてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
形態例に基づいて、さらに詳細に説明する。図1及び図
2は本発明の第1実施形態例を示すもので、水耕培養水
槽1は、底部に長手方向に連続する2本の溝部2,2を
設け、一端に給水用のシャワーヘッド3を、溝部2,2
の他端に排水コック4をそれぞれ配設し、シャワーヘッ
ド3の下流に少し間隔をあけて遮水板5を設けて給水部
6を形成し、排水コック4の下部に、水または培養液を
貯留する貯水タンク7を設け、この貯水タンク7にヒー
ター8とポンプ9とを付設し、ポンプ9からの配管10
をシャワーヘッド3に接続して加温した水または培養液
を水槽内に循環させるように構成し、水耕培養水槽1の
内面全体を透水性の不織布11で覆っている。
形態例に基づいて、さらに詳細に説明する。図1及び図
2は本発明の第1実施形態例を示すもので、水耕培養水
槽1は、底部に長手方向に連続する2本の溝部2,2を
設け、一端に給水用のシャワーヘッド3を、溝部2,2
の他端に排水コック4をそれぞれ配設し、シャワーヘッ
ド3の下流に少し間隔をあけて遮水板5を設けて給水部
6を形成し、排水コック4の下部に、水または培養液を
貯留する貯水タンク7を設け、この貯水タンク7にヒー
ター8とポンプ9とを付設し、ポンプ9からの配管10
をシャワーヘッド3に接続して加温した水または培養液
を水槽内に循環させるように構成し、水耕培養水槽1の
内面全体を透水性の不織布11で覆っている。
【0012】この水耕培養水槽1内の水または培養液
は、ポンプ9とタイマー12により配管10を介してシ
ャワーヘッド3から給水部6へ溶存酸素を増加させるよ
うに泡立てて給水される。水または培養液の温度が最も
高温を必要とする出芽を安定させる温度より低い場合
は、貯水タンク7のヒーター8とサーモスタット13に
より出芽・出根を促進する温度25〜37℃に加温調節
される。
は、ポンプ9とタイマー12により配管10を介してシ
ャワーヘッド3から給水部6へ溶存酸素を増加させるよ
うに泡立てて給水される。水または培養液の温度が最も
高温を必要とする出芽を安定させる温度より低い場合
は、貯水タンク7のヒーター8とサーモスタット13に
より出芽・出根を促進する温度25〜37℃に加温調節
される。
【0013】給水部6へ給水された水または培養液は、
溝部2,2を跨いで設置された遮水板5でせき止められ
て溝部2,2を流れ、溝部2,2が満水してから透水性
の不織布11を透過して水耕培養水槽1の内面全体に均
一にしみだす。
溝部2,2を跨いで設置された遮水板5でせき止められ
て溝部2,2を流れ、溝部2,2が満水してから透水性
の不織布11を透過して水耕培養水槽1の内面全体に均
一にしみだす。
【0014】したがって、水耕培養水槽1内の水または
培養液の温度は均一となり、また、水または培養液の濃
度が給水部6側で濃く、排水コック4側では植物に吸収
されて薄くなる濃度勾配現象も起こらない。さらに、水
量を多くしても長尺マット14上面の水稲種子15が流
れたり偏ったりすることはない。
培養液の温度は均一となり、また、水または培養液の濃
度が給水部6側で濃く、排水コック4側では植物に吸収
されて薄くなる濃度勾配現象も起こらない。さらに、水
量を多くしても長尺マット14上面の水稲種子15が流
れたり偏ったりすることはない。
【0015】水耕培養水槽1内の水または培養液は、排
水コック4にて流出量を制御されて水耕培養水槽1内に
貯留され、水耕培養水槽1内の温度を上昇させながら、
長尺マット14上面に播種した水稲種子15の根に養分
を与えて、排水コック4経由で貯水タンク7に排水され
る。
水コック4にて流出量を制御されて水耕培養水槽1内に
貯留され、水耕培養水槽1内の温度を上昇させながら、
長尺マット14上面に播種した水稲種子15の根に養分
を与えて、排水コック4経由で貯水タンク7に排水され
る。
【0016】このように、水耕培養水槽1は、温度25
〜37℃に加温された水または培養液を循環させるか
ら、材質としては、断熱性の高い例えば発泡スチロール
等のものが望ましい。また、水耕培養水槽1の大きさ
は、幅約40cm,長さ6.5m若しくは12.5m程
度に形成されるのが望ましい。
〜37℃に加温された水または培養液を循環させるか
ら、材質としては、断熱性の高い例えば発泡スチロール
等のものが望ましい。また、水耕培養水槽1の大きさ
は、幅約40cm,長さ6.5m若しくは12.5m程
度に形成されるのが望ましい。
【0017】水稲苗栽培用の長尺マット14は、カード
等の落綿を用いて、綿実滓の混入した未精練薄膜状の目
付約30〜70gの落綿スライバにて形成され、既存の
田植え機への搭載を考慮して、幅は、従来の育苗箱と同
様の約28cmに、長さは、育苗箱10箱分に匹敵する
約6m程度の大きさが取り扱いやすい。
等の落綿を用いて、綿実滓の混入した未精練薄膜状の目
付約30〜70gの落綿スライバにて形成され、既存の
田植え機への搭載を考慮して、幅は、従来の育苗箱と同
様の約28cmに、長さは、育苗箱10箱分に匹敵する
約6m程度の大きさが取り扱いやすい。
【0018】この長尺マット14を水耕培養水槽1の水
または培養液に浮かべ、長尺マット14上面に催芽した
水稲種子15を播種し、水または培養液を水槽内に循環
させる。長尺マット14は、落綿スライバが軽度の撥水
性を有し、且つ落綿スライバ内に空気を含み仮比重が水
より軽いために、水稲種子15の出根、出芽の初期成育
期間中は水または培養液に浮かぶ。また、落綿スライバ
の繊維は播種した水稲種子15の籾表面の毛に絡んで水
稲種子15を固定する。
または培養液に浮かべ、長尺マット14上面に催芽した
水稲種子15を播種し、水または培養液を水槽内に循環
させる。長尺マット14は、落綿スライバが軽度の撥水
性を有し、且つ落綿スライバ内に空気を含み仮比重が水
より軽いために、水稲種子15の出根、出芽の初期成育
期間中は水または培養液に浮かぶ。また、落綿スライバ
の繊維は播種した水稲種子15の籾表面の毛に絡んで水
稲種子15を固定する。
【0019】長尺マット14上面に播種された水稲種子
15は空気に晒され、長尺マット14下面は水または培
養液に触れている状態となる。催芽した水稲種子15は
空気中にあるため、まず根を垂直に伸長させて長尺マッ
ト14を貫通し、長尺マット14下部から吸水して、次
に、長尺マット14上面に鞘葉を短く伸長させる健全な
好気発芽を行う。したがって、根上がりが起きない。
15は空気に晒され、長尺マット14下面は水または培
養液に触れている状態となる。催芽した水稲種子15は
空気中にあるため、まず根を垂直に伸長させて長尺マッ
ト14を貫通し、長尺マット14下部から吸水して、次
に、長尺マット14上面に鞘葉を短く伸長させる健全な
好気発芽を行う。したがって、根上がりが起きない。
【0020】長尺マット14上面に播種された水稲種子
15は、空気に触れるので乾きやすく出芽が安定しない
ので、芽が貫通しないフィルムまたは不織布で水稲種子
15を覆い、温度25〜37℃の水または培養液を水耕
培養水槽1内に循環させると、ほぼ1〜2日で出芽する
から、出芽したらフィルムまたは不織布を即時除去す
る。除去が遅れると鞘葉が伸長した水中発芽苗になる。
15は、空気に触れるので乾きやすく出芽が安定しない
ので、芽が貫通しないフィルムまたは不織布で水稲種子
15を覆い、温度25〜37℃の水または培養液を水耕
培養水槽1内に循環させると、ほぼ1〜2日で出芽する
から、出芽したらフィルムまたは不織布を即時除去す
る。除去が遅れると鞘葉が伸長した水中発芽苗になる。
【0021】出芽後は、水耕培養水槽1内を循環する水
または培養液の温度を概ね25〜27℃に保つ。概ね播
種後7〜10日で温水だけで本葉2枚草丈7cm前後の
乳苗となり、加温した培養液を用いて30〜40日で本
葉3.5〜4.5枚草丈15〜20cmの中苗に発育す
る。
または培養液の温度を概ね25〜27℃に保つ。概ね播
種後7〜10日で温水だけで本葉2枚草丈7cm前後の
乳苗となり、加温した培養液を用いて30〜40日で本
葉3.5〜4.5枚草丈15〜20cmの中苗に発育す
る。
【0022】我が国における水稲育苗適期の3〜5月に
おいては、比較的外気温が低いので、図2に示されるよ
うに、水耕培養水槽1上にトンネル用支柱をかけ、透光
性の保温資材16で被覆すれば、水耕培養水槽1内の気
温は循環する温度25〜37℃の水または培養液により
上昇して水稲苗17の発育は良好となる。晴天等でトン
ネル被覆内が昇温しすぎれば(気温40〜45℃以
上)、前記保温資材16を除去して気温を調節する。
おいては、比較的外気温が低いので、図2に示されるよ
うに、水耕培養水槽1上にトンネル用支柱をかけ、透光
性の保温資材16で被覆すれば、水耕培養水槽1内の気
温は循環する温度25〜37℃の水または培養液により
上昇して水稲苗17の発育は良好となる。晴天等でトン
ネル被覆内が昇温しすぎれば(気温40〜45℃以
上)、前記保温資材16を除去して気温を調節する。
【0023】この際に必要なエネルギーは、ヒーター8
による水または培養液の加温によるものを利用してトン
ネル被覆内の限られた空間の昇温であるから、ハウスや
温室全体を昇温させるエネルギーよりはるかに少なくて
すむ。
による水または培養液の加温によるものを利用してトン
ネル被覆内の限られた空間の昇温であるから、ハウスや
温室全体を昇温させるエネルギーよりはるかに少なくて
すむ。
【0024】水稲苗17が移植に適した状態まで発育し
たら、芯を中心に入れて長尺マット14を端から伊達巻
状に巻き取る。この長尺マット14を、田植え機の苗乗
せ台上部に架設したラックに芯を掛けて搭載し、長尺マ
ット14を巻きほぐしながら、従来と同様に掻き取り爪
で水稲苗17を長尺マット14から掻き取って移植す
る。尚、巻き取った長尺マット14は、不織布で包装す
れば長距離の輸送に耐える。
たら、芯を中心に入れて長尺マット14を端から伊達巻
状に巻き取る。この長尺マット14を、田植え機の苗乗
せ台上部に架設したラックに芯を掛けて搭載し、長尺マ
ット14を巻きほぐしながら、従来と同様に掻き取り爪
で水稲苗17を長尺マット14から掻き取って移植す
る。尚、巻き取った長尺マット14は、不織布で包装す
れば長距離の輸送に耐える。
【0025】育苗が完了した長尺マット14の重量は、
従来の育苗箱10箱分の1/5程度の概ね12kg前後
となる。したがって、田植え機への搭載作業は、従来の
1/10程度に低減し連続作業が可能となり、移植作業
の効率を向上できる。
従来の育苗箱10箱分の1/5程度の概ね12kg前後
となる。したがって、田植え機への搭載作業は、従来の
1/10程度に低減し連続作業が可能となり、移植作業
の効率を向上できる。
【0026】しかしながら、長尺マット14が軽量なた
め、重力だけによる苗送りが困難なので、田植え機の苗
乗せ台の苗送り機構は全面ゴムベルトが望ましく、さら
に、苗乗せ台下端に設置されている苗押さえ棒に直角に
回転軸を取付け、この回転軸両端に薄い歯車を嵌め込
み、苗送りゴムベルトとこの歯車で長尺マット14を挟
んで押さえ、強制的に連続して長尺マット14を苗乗せ
台の掻き取り口に送り込む機構を架設すれば最良であ
る。
め、重力だけによる苗送りが困難なので、田植え機の苗
乗せ台の苗送り機構は全面ゴムベルトが望ましく、さら
に、苗乗せ台下端に設置されている苗押さえ棒に直角に
回転軸を取付け、この回転軸両端に薄い歯車を嵌め込
み、苗送りゴムベルトとこの歯車で長尺マット14を挟
んで押さえ、強制的に連続して長尺マット14を苗乗せ
台の掻き取り口に送り込む機構を架設すれば最良であ
る。
【0027】こうすれば、掻き取り爪で水稲苗18を長
尺マット14から掻き取る場合に、掻き取り爪による縦
方向の掻き取り応力と、苗乗せ台の移動による横方向の
力の合成による長尺マット14の偏りを防止できる。
尺マット14から掻き取る場合に、掻き取り爪による縦
方向の掻き取り応力と、苗乗せ台の移動による横方向の
力の合成による長尺マット14の偏りを防止できる。
【0028】これにより、長尺マット14が繊維同士を
接着していない落綿スライバにて形成されているから、
水稲苗17は、掻き取り爪によって容易に且つ均一に掻
き取られ、移植作業を迅速に行える。
接着していない落綿スライバにて形成されているから、
水稲苗17は、掻き取り爪によって容易に且つ均一に掻
き取られ、移植作業を迅速に行える。
【0029】図3は本発明の第2実施形態例を示すもの
で、長尺マット20は、落綿スライバのみで形成された
長尺マットが強度的に問題があり、取扱いに充分な注意
を要するので、落綿スライバ21の下面に稲苗の根が貫
通しないフィルムまたは不織布22を水溶性の接着剤で
接着して形成されている。
で、長尺マット20は、落綿スライバのみで形成された
長尺マットが強度的に問題があり、取扱いに充分な注意
を要するので、落綿スライバ21の下面に稲苗の根が貫
通しないフィルムまたは不織布22を水溶性の接着剤で
接着して形成されている。
【0030】この長尺マット20を、前記第1実施形態
例の水耕培養水槽1の底部に敷き込み、長尺マット20
上面に催芽した水稲種子15を播種して、ポンプ9とタ
イマー12により水耕培養水槽1内に加温した水または
培養液を供給し、長尺マット20を灌水して、所定時間
経過後排水コック4から排水し、これを繰り返して長尺
マット20下面に水または培養液を間断して循環させ、
水稲種子15から出芽・出根させる。
例の水耕培養水槽1の底部に敷き込み、長尺マット20
上面に催芽した水稲種子15を播種して、ポンプ9とタ
イマー12により水耕培養水槽1内に加温した水または
培養液を供給し、長尺マット20を灌水して、所定時間
経過後排水コック4から排水し、これを繰り返して長尺
マット20下面に水または培養液を間断して循環させ、
水稲種子15から出芽・出根させる。
【0031】長尺マット20の落綿スライバ21の下面
にフィルムまたは不織布22を接着して補強することに
より、水耕培養水槽1の底部に長尺マット20を敷き込
み、水または培養液を灌水するまでは、落綿スライバ2
1の厚さが不均一になることを防ぐことができる。ま
た、溝部2,2端部の排水コック4から排水するから短
時間で排水でき、長尺マット20上面の催芽した水稲種
子15を空気に接触させるエアレイションは良好にな
り、前記第1実施形態例と同様に、良好な水稲苗17に
成長する。
にフィルムまたは不織布22を接着して補強することに
より、水耕培養水槽1の底部に長尺マット20を敷き込
み、水または培養液を灌水するまでは、落綿スライバ2
1の厚さが不均一になることを防ぐことができる。ま
た、溝部2,2端部の排水コック4から排水するから短
時間で排水でき、長尺マット20上面の催芽した水稲種
子15を空気に接触させるエアレイションは良好にな
り、前記第1実施形態例と同様に、良好な水稲苗17に
成長する。
【0032】水稲種子15から出根した根は、落綿スラ
イバ21を貫通し、成長に伴ってフィルムまたは不織布
22により曲げられて落綿スライバに絡まってルートマ
ットを形成し、長尺マット20の強度を向上させ、取扱
いを容易にするとともに、田植え機の掻き取り爪による
掻き取り作業を良好に行えるようにする。
イバ21を貫通し、成長に伴ってフィルムまたは不織布
22により曲げられて落綿スライバに絡まってルートマ
ットを形成し、長尺マット20の強度を向上させ、取扱
いを容易にするとともに、田植え機の掻き取り爪による
掻き取り作業を良好に行えるようにする。
【0033】図3は本発明の第3実施形態例を示すもの
で、長尺シート30は、目付約30〜70gの網目状の
不織布にて形成されている。この長尺シート30を前記
第2実施形態例と同様に、水耕培養水槽1の底部に敷き
込み、長尺シート30上面に催芽した水稲種子15を播
種して、長尺シート30上面に播種した水稲種子15上
に水または培養液を間断して循環させ、水稲種子15か
ら出芽・出根させる。水稲種子15の根は網目を貫通し
て出根し、前記各実施形態例と同様に、良好な水稲苗1
7に成長する。また、田植え機の掻き取り爪による掻き
取り作業は、網目によりミシンを入れたように良好に行
える。
で、長尺シート30は、目付約30〜70gの網目状の
不織布にて形成されている。この長尺シート30を前記
第2実施形態例と同様に、水耕培養水槽1の底部に敷き
込み、長尺シート30上面に催芽した水稲種子15を播
種して、長尺シート30上面に播種した水稲種子15上
に水または培養液を間断して循環させ、水稲種子15か
ら出芽・出根させる。水稲種子15の根は網目を貫通し
て出根し、前記各実施形態例と同様に、良好な水稲苗1
7に成長する。また、田植え機の掻き取り爪による掻き
取り作業は、網目によりミシンを入れたように良好に行
える。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の水稲苗の
製造方法は、請求項1の手段では、カード等の落綿を薄
膜状とした落綿スライバにて水稲苗栽培用の長尺マット
を形成し、該長尺マットを水耕培養水槽の水または培養
液に浮かべ、長尺マット上面に水稲種子を播種し、前記
水耕培養水槽内に水または培養液を循環し、長尺マット
を貫通して水稲種子から出根させるとともに、長尺マッ
ト上面に出芽させるので、育苗管理が容易で根上がりが
起きにくく、良好な水稲苗が育成できる。また、田植え
機での水稲苗の掻き取りが均一に行え、しかも、育苗が
完了した長尺マットの重量は、従来の育苗箱の1/5程
度での軽量となるから、田植え機への搭載作業は、従来
の1/10程度に低減し連続作業が可能となり、移植作
業効率を向上できる。
製造方法は、請求項1の手段では、カード等の落綿を薄
膜状とした落綿スライバにて水稲苗栽培用の長尺マット
を形成し、該長尺マットを水耕培養水槽の水または培養
液に浮かべ、長尺マット上面に水稲種子を播種し、前記
水耕培養水槽内に水または培養液を循環し、長尺マット
を貫通して水稲種子から出根させるとともに、長尺マッ
ト上面に出芽させるので、育苗管理が容易で根上がりが
起きにくく、良好な水稲苗が育成できる。また、田植え
機での水稲苗の掻き取りが均一に行え、しかも、育苗が
完了した長尺マットの重量は、従来の育苗箱の1/5程
度での軽量となるから、田植え機への搭載作業は、従来
の1/10程度に低減し連続作業が可能となり、移植作
業効率を向上できる。
【0035】請求項2の手段では、カード等の落綿を薄
膜状とした落綿スライバ下面に、稲苗の根が貫通しない
フィルムまたは不織布を水溶性の接着剤で接着して水稲
苗栽培用の長尺マットを形成し、該長尺マットを水耕培
養水槽の底部に敷き込み、長尺マット上面に水稲種子を
播種し、該長尺マット下面に水または培養液を間断して
循環し、水稲種子の根を落綿スライバに絡ませるととも
に、前記長尺マット上面に出芽させるので、水耕培養水
槽の底部に長尺マットを敷き込み、水または培養液を灌
水するまでは、落綿スライバの厚さが不均一になること
を防ぐことができる。また、長尺マット上面に水または
培養液を間断して循環するから、長尺マット20上面の
催芽した水稲種子15を空気に接触させるエアレイショ
ンは良好になる。さらに、水稲種子から出根した根は、
落綿スライバを貫通し、成長に伴ってフィルムまたは不
織布により曲げられてルートマットを形成し、長尺マッ
トの強度を向上させ、取扱いを容易にするとともに、田
植え機の掻き取り爪による掻き取り作業を良好に行える
ようにする。
膜状とした落綿スライバ下面に、稲苗の根が貫通しない
フィルムまたは不織布を水溶性の接着剤で接着して水稲
苗栽培用の長尺マットを形成し、該長尺マットを水耕培
養水槽の底部に敷き込み、長尺マット上面に水稲種子を
播種し、該長尺マット下面に水または培養液を間断して
循環し、水稲種子の根を落綿スライバに絡ませるととも
に、前記長尺マット上面に出芽させるので、水耕培養水
槽の底部に長尺マットを敷き込み、水または培養液を灌
水するまでは、落綿スライバの厚さが不均一になること
を防ぐことができる。また、長尺マット上面に水または
培養液を間断して循環するから、長尺マット20上面の
催芽した水稲種子15を空気に接触させるエアレイショ
ンは良好になる。さらに、水稲種子から出根した根は、
落綿スライバを貫通し、成長に伴ってフィルムまたは不
織布により曲げられてルートマットを形成し、長尺マッ
トの強度を向上させ、取扱いを容易にするとともに、田
植え機の掻き取り爪による掻き取り作業を良好に行える
ようにする。
【0036】請求項3の手段では、水稲苗栽培用の長尺
シートを網目状の不織布にて形成し、該長尺シートを水
耕培養水槽の底部に敷き込み、長尺シート上面に水稲種
子を播種して、該長尺シート上面に播種した水稲種子上
に水または培養液を間断して循環し、長尺シートを貫通
して水稲種子から出根させるとともに、長尺シート上面
に出芽させるので、水稲種子の根は網目を貫通して出根
し、良好な水稲苗に成長する。また、田植え機の掻き取
り爪による掻き取り作業は、網目によりミシンを入れた
ように良好に行える。
シートを網目状の不織布にて形成し、該長尺シートを水
耕培養水槽の底部に敷き込み、長尺シート上面に水稲種
子を播種して、該長尺シート上面に播種した水稲種子上
に水または培養液を間断して循環し、長尺シートを貫通
して水稲種子から出根させるとともに、長尺シート上面
に出芽させるので、水稲種子の根は網目を貫通して出根
し、良好な水稲苗に成長する。また、田植え機の掻き取
り爪による掻き取り作業は、網目によりミシンを入れた
ように良好に行える。
【0037】また、上記水稲苗の製造方法に用いられる
前記水耕培養水槽は、底部の長手方向に連続する溝部を
設けるとともに、水槽内面全体を透水性の不織布で覆
い、前記溝部の一端から給水し、前記水槽底部から前記
不織布を透過して水または培養液をしみ出させ、他端か
ら排水するので、吸水された水または培養液は、溝部が
満水してから透水性の不織布を透過して水耕培養水槽の
内面全体に均一にしみだす。したがって、水耕培養水槽
内の水または培養液の温度は均一となり、また、水また
は培養液の濃度が給水部側で濃く、排水側では植物に吸
収されて薄くなる濃度勾配現象も起こらない。さらに、
水量を多くしても長尺マット上面の水稲種子が流れたり
偏ったりすることはない。
前記水耕培養水槽は、底部の長手方向に連続する溝部を
設けるとともに、水槽内面全体を透水性の不織布で覆
い、前記溝部の一端から給水し、前記水槽底部から前記
不織布を透過して水または培養液をしみ出させ、他端か
ら排水するので、吸水された水または培養液は、溝部が
満水してから透水性の不織布を透過して水耕培養水槽の
内面全体に均一にしみだす。したがって、水耕培養水槽
内の水または培養液の温度は均一となり、また、水また
は培養液の濃度が給水部側で濃く、排水側では植物に吸
収されて薄くなる濃度勾配現象も起こらない。さらに、
水量を多くしても長尺マット上面の水稲種子が流れたり
偏ったりすることはない。
【0038】さらに、前記水耕培養水槽は、排水側端部
に水または培養液を貯留する貯水タンクを設け、この貯
水タンクにヒーターとポンプとを付設して、加温した水
または培養液を水槽内に循環させるので、水耕培養水槽
内を循環する水または培養液の温度管理及び給排水管理
が容易に行える。
に水または培養液を貯留する貯水タンクを設け、この貯
水タンクにヒーターとポンプとを付設して、加温した水
または培養液を水槽内に循環させるので、水耕培養水槽
内を循環する水または培養液の温度管理及び給排水管理
が容易に行える。
【図1】 第1実施形態例を示す水耕培養水槽の断面正
面図である。
面図である。
【図2】 同じく水耕培養水槽の断面側面図である。
【図3】 第2実施形態例を示す長尺マットの断面図で
ある。
ある。
【図4】 第3実施形態例を示す水耕培養水槽の断面側
面図である。
面図である。
1…水耕培養水槽、2…溝部、7…貯水タンク、8…ヒ
ーター、9…ポンプ、11…不織布、17,20,30
…長尺マット、15…水稲種子、17…水稲苗、21…
落綿スライバ、22…フィルムまたは不織布
ーター、9…ポンプ、11…不織布、17,20,30
…長尺マット、15…水稲種子、17…水稲苗、21…
落綿スライバ、22…フィルムまたは不織布
Claims (5)
- 【請求項1】 カード等の落綿を薄膜状とした落綿スラ
イバにて水稲苗栽培用の長尺マットを形成し、該長尺マ
ットを水耕培養水槽の水または培養液に浮かべ、長尺マ
ット上面に水稲種子を播種し、前記水耕培養水槽内に水
または培養液を循環し、長尺マットを貫通して水稲種子
から出根させるとともに、長尺マット上面に出芽させる
ことを特徴とする水稲苗の製造方法。 - 【請求項2】 カード等の落綿を薄膜状とした落綿スラ
イバ下面に、稲苗の根が貫通しないフィルムまたは不織
布を水溶性の接着剤で接着して水稲苗栽培用の長尺マッ
トを形成し、該長尺マットを水耕培養水槽の底部に敷き
込み、長尺マット上面に水稲種子を播種し、該長尺マッ
ト下面に水または培養液を間断して循環し、水稲種子の
根を落綿スライバに絡ませるとともに、前記長尺マット
上面に出芽させることを特徴とする水稲苗の製造方法。 - 【請求項3】 不織布にて水稲苗栽培用の長尺シートを
形成し、該長尺シートを水耕培養水槽の底部に敷き込
み、長尺シート上面に水稲種子を播種して水稲種子から
出芽出根させる水稲苗の製造方法において、前記長尺シ
ートを網目状の不織布にて形成し、該長尺シート上面に
播種した水稲種子上に水または培養液を間断して循環
し、長尺シートを貫通して水稲種子から出根させるとと
もに、長尺シート上面に出芽させることを特徴とする水
稲苗の製造方法。 - 【請求項4】 前記水耕培養水槽は、底部の長手方向に
連続する溝部を設けるとともに、水槽内面全体を透水性
の不織布で覆い、前記溝部の一端から給水し、前記水槽
底部から前記不織布を透過して水または培養液をしみ出
させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
載の水稲苗の製造方法。 - 【請求項5】 前記水耕培養水槽は、排水側端部に水ま
たは培養液を貯留する貯水タンクを設け、この貯水タン
クにヒーターとポンプとを付設して、加温した水または
培養液を水槽内に循環させることを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載の水稲苗の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047615A JPH10243746A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 水稲苗の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047615A JPH10243746A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 水稲苗の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10243746A true JPH10243746A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12780139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9047615A Pending JPH10243746A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 水稲苗の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10243746A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009125048A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Planet:Kk | 植栽具および壁面緑化植栽装置 |
| CN103262771A (zh) * | 2013-05-17 | 2013-08-28 | 中国水稻研究所 | 水稻机插用秧苗的泥浆育秧方法 |
| CN103348906A (zh) * | 2013-08-04 | 2013-10-16 | 张铁光 | 水稻无土免插快速育秧方法及其育秧网和育秧架 |
| CN105454012A (zh) * | 2015-12-10 | 2016-04-06 | 农业部环境保护科研监测所 | 一种降低水稻幼苗叶片镉含量的方法及水稻幼苗培养液 |
| WO2016098414A1 (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | 住友電気工業株式会社 | 栽培装置及び栽培方法 |
| CN115500110A (zh) * | 2022-09-07 | 2022-12-23 | 云南云之香米业有限公司 | 一种有机水稻种子催芽装置 |
-
1997
- 1997-03-03 JP JP9047615A patent/JPH10243746A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009125048A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Planet:Kk | 植栽具および壁面緑化植栽装置 |
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| CN115500110A (zh) * | 2022-09-07 | 2022-12-23 | 云南云之香米业有限公司 | 一种有机水稻种子催芽装置 |
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