JPH10244683A - インクジェットプリンタのインクカートリッジ - Google Patents

インクジェットプリンタのインクカートリッジ

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JPH10244683A
JPH10244683A JP5161597A JP5161597A JPH10244683A JP H10244683 A JPH10244683 A JP H10244683A JP 5161597 A JP5161597 A JP 5161597A JP 5161597 A JP5161597 A JP 5161597A JP H10244683 A JPH10244683 A JP H10244683A
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ink
cartridge
ink cartridge
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ink chamber
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Toyoki Sasaki
豊紀 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットプリンタのインクカートリッ
ジ内に混入した気泡が、記録ヘッドに引き込まれるのを
防止する。 【解決手段】 インクカートリッジ2は、容器部分4
と、蓋部分6を主として構成されている。蓋部分6の
内、インク室12の上部に位置する箇所には、リブ22
が突設されている。リブ22が、インク室12の左右方
向略中央に位置されることにより、インク室12の上方
には空間24a、24bが形成される。インク室12内
にて発生した気泡は、浮力により上方へ移動し、空間2
4a、24bに到達する。そして一旦、空間24aに至
った気泡は、インクカートリッジ2が振動されても、細
かく分解されず、インク室12中を漂って、供給口16
から記録ヘッドへ引き込まれることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ、特に記録ヘッドを備えたキャリッジが移動する
ことによって記録媒体に画像を形成するタイプのインク
ジェットプリンタにおいて、キャリッジに着脱自在に構
成されるインクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】記録ヘッドが移動して画像を形成するタ
イプのインクジェットプリンタの、キャリッジ周辺の一
例を図3に示す。図3は、インクカートリッジ(以下、
単にカートリッジとも言う)32をキャリッジ34に設
置した様子を示す側面図である。キャリッジ34は、本
図に垂直な方向に延接されているガイドレール36に沿
って移動可能にされており、キャリッジ34に固定され
た記録ヘッド38からインク滴を吐出して、図示しない
記録媒体に、文字、図形等の画像を形成する。カートリ
ッジ32には、記録ヘッド38へ供給するインクが充填
されている。なお、カバー40は、カートリッジ32と
記録ヘッド38との接合部分などを埃から保護するため
のものである。
【0003】記録ヘッド38付近の断面図を図4に示
す。本図に示すように、カートリッジ32の前面(本図
では左面)にはジョイント42が設けられ、これがヘッ
ドホルダ43側に設けられたゴム製のシール材44に密
着してインク供給路を形成し、インクを記録ヘッド38
へ送り込む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カート
リッジ32内のインクに気泡46が発生すると、不都合
な場合がある。すなわち、カートリッジ32に振動等が
加わると気泡46が細かくされ、その細かな気泡がヘッ
ドに引き込まれると吐出が不安定になったり不吐出とな
ったりする。
【0005】本発明は掛かる課題に鑑みなされたもので
あり、請求項1に記載のインクカートリッジは、カート
リッジ内のインクに発生した気泡が、記録ヘッドに引き
込まれるのを防止することを目的としている。また、請
求項2〜4に記載のインクカートリッジは、気泡貯留部
の実施態様を提案するものである。
【0006】請求項5に記載のインクカートリッジは、
気泡貯留部を容易に構成できるようにすることを目的と
したものである。また、請求項6に記載のインクカート
リッジは、気泡の発生を防止することを目的としたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】かかる課
題を解決するためになされた本発明の請求項1に記載の
インクジェットプリンタのインクカートリッジは、イン
クジェットプリンタのキャリッジに着脱自在に構成され
たインクカートリッジであって、記録ヘッドにインクを
供給するためのインク供給口と、該インク供給口に連通
し、インクが収容されたインク室と、を備えたインクカ
ートリッジにおいて、インク中に発生した気泡が接触す
ると、その位置に気泡をほぼ移動しないように留める気
泡貯留部を前記インク室内の、当該インクカートリッジ
をキャリッジに装着した際に上方となる位置に形成した
ことを特徴とする。
【0008】このようなカートリッジによれば、インク
室内に混入した気泡は、浮力によって上方に移動し、気
泡貯留部に集められる。気泡貯留部に接触した気泡は、
その位置にほぼ留められ、インク供給口から排出される
ことがない。従って、請求項1に記載のカートリッジに
よれば、インク室内にて発生した気泡が記録ヘッドに引
き込まれることはないので、インクの吐出が不安定にな
ったり不吐出となったりすることがない。
【0009】気泡貯留部の具体的な構成としては、例え
ば、請求項2に記載のようにすると良い。すなわち、請
求項2記載のカートリッジでは、前記気泡貯留部が、前
記インク室内において、当該インクカートリッジをキャ
リッジに装着した際に上方に位置する面に突設され、気
泡がほぼ移動しない空間を作る突起としている。
【0010】浮力によって、この空間に到達した気泡に
振動が加わっても、突起によって気泡の運動が妨げら
れ、気泡が細かく砕かれるのを防止する。従って、請求
項2に記載のカートリッジによれば、簡素な構成にて気
泡貯留部が実現でき、インクの噴射の不安定化・不吐出
を防止できる。
【0011】請求項3記載のカートリッジでは、請求項
2記載のインクカートリッジにおいて、前記突起が、前
記面に複数突設され、しかも該複数の突起同士の間隔
が、インク中に発生する気泡の大きさに応じて設定され
ていることを特徴とする。例えば、気泡の直径が3mm
以下であれば、振動を受けてもその気泡が更に細かい気
泡に砕かれることは殆どないため、突起同士の間隔は3
mm程度にすれば良い。
【0012】従って、請求項3に記載のカートリッジに
よれば、突起の間隔を適切に設定でき、突起の数も必要
最小限におさめることができる。請求項4記載のカート
リッジでは、請求項2記載のインクジェットプリンタの
インクカートリッジにおいて、前記突起は、その中に気
泡がほぼ移動しない空間を作るものであることを特徴と
する。
【0013】このようにすると空間に捉えられた気泡
は、その空間から離脱することは殆どできない。従っ
て、請求項4に記載のカートリッジによれば、インク室
内に発生した気泡が記録ヘッドに引き込まれるのを着実
に防ぐことができる。請求項5記載のカートリッジで
は、請求項2記載のカートリッジにおいて、前記上方に
位置する面を開放した容器部分と該面を構成する蓋部分
とから成り、該蓋部分に前記突起を一体に形成したこと
を特徴とする。
【0014】従って、請求項5に記載のカートリッジに
よれば、容器部分と蓋部分とに分けられ、突起が蓋部分
に設けられているため、突起を容易に成形できる。請求
項6記載のカートリッジでは、請求項2記載のカートリ
ッジにおいて、前記インク室に隣接して該インク室と連
通した、インクを含浸させたインク吸収体を備えるイン
ク貯蔵室を更に有することを特徴とする。
【0015】従って、請求項6に記載のカートリッジに
よれば、貯蔵できるインクの量を増やしつつ、インクが
揺動される箇所はインク室に限られるため、気泡が発生
し難い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態である
カートリッジ2について説明する。まず、図1はインク
カートリッジ2を示したもので、図1(a)は、インク
カートリッジ2の内部構造を示す断面図、図1(b)
は、カートリッジの蓋部分6の下方平面図、図1(c)
は、図1(a)のA−A矢視図である。なお、インクカ
ートリッジ2が用いられるインクジェットプリンタにお
いて、インクカートリッジ2は、図1(a)に示すよう
に蓋部分6を上側にして設置される。
【0017】図1(a)に示すように、インクカートリ
ッジ2は、上面を開放した容器部分4と、その上面を覆
う蓋部分6を主として構成されている。その内部は、仕
切8によって2つに分けられ、容積の大きなインク貯蔵
室10と、インク室12とが形成されている。インク貯
蔵室10にはインクが含浸された多孔質のインク吸収体
が入れられ、インク室12はインクのみが満たされた状
態となっている。インク貯蔵室10とインク室12と
は、仕切8の下端の流路14にて繋がっており、インク
貯蔵室10のインクが流路14からインク室12へと供
給される。インク室12のインクは、供給口16から記
録ヘッドへと供給される。供給口16の周囲に設けられ
たジョイント18は、記録ヘッド側に設けられるシール
材44(図4)と係合する部分、また供給口16を覆っ
て設けられたフィルタ20は、インク以外の異物が記録
ヘッドに流入しないようにするためのもの、容器部分4
の後端に設けられた小孔30は、インク貯蔵室10に大
気圧を作用させるためのものである。
【0018】蓋部分6の内、インク室12の上部に位置
する箇所には、本発明の突起に相当するリブ22が突設
されている。リブ22は、インク室12の前後方向略中
央に位置され、これにより、インク室12の上方には空
間24a、24bが形成されている。インク室12内に
て発生した気泡は、浮力により上方へ移動し、空間24
a(または空間24b)に到達する。一旦、空間24a
に至った気泡は、再び下降してインク内を漂うことがな
い。従って、インクカートリッジ2が図示しないキャリ
ッジと共に高速で移動されても、気泡が細かく分解され
ず、インク室12中を漂って、供給口16から記録ヘッ
ドへ引き込まれることもない。
【0019】また、リブ22が形成されている蓋部分6
は、容器部分4と別体にされ、しかも図1(b)に示す
ように極めて簡素な構造をしているため、リブや後述す
る多数の突起を小さい間隔で形成しても成形が容易であ
り、他方の容器部分4の成形も、容易となる。
【0020】そしてカートリッジ2内がインク室12と
インク貯蔵室10とに分けられ、インク貯蔵室10内の
インクはインク吸収体に含浸された状態にされているた
め、インク貯蔵室10においては、インクが波打つこと
はなく、気泡が発生しない。そしてインク室12は、カ
ートリッジ2の全容積に比べて狭くされているので、気
泡が発生しにくい。
【0021】以上、本発明を適用した一実施形態につい
て説明してきたが、本発明はこの実施形態に何等限定さ
れるものではなく様々な態様で実施しうる。例えば、こ
の実施形態では、空間24a、24bを形成するため
に、図1(c)に示すような形状のリブ22を形成した
が、これ以外の形状のものでも良い。この例を図2に示
す。図2(a)、図2(b)はリブ22に代えて角柱状
の突起を設けたもの、図2(c)、図2(d)は突起を
角柱状ではなく、円柱状にしたもの、図2(e)、図2
(f)は内部に空間すなわちスリット状の溝を有する中
空円筒状のものを突設したもの、図2(g)、図2
(h)はリブ22を図1に示したものよりも小さくし、
向きを変えて3個形成したものである。なお、図1に示
したものに対応する構成については同じ符号を付してい
る。
【0022】図2(a)、図2(b)のようにすると、
インク室12の上部が、図1に示したものよりも細分化
されることになり、空間が小さくなる。従って、より細
かな気泡を捉えたい場合に有効である。また、図2
(c)、図2(d)のようにすると、円柱22の側面が
滑らかであるため、一旦捉えた気泡は、横方向の振動を
受けても破裂しにくい。
【0023】図2(e)、図2(f)のようにすると、
インク室12の上部が図2(a)、図2(b)のものよ
りも更に細分化され、また、円筒内の空間に捕獲された
ものについては、殆ど離脱することがなく、気泡が記録
ヘッドに引き込まれるのを防ぐことができる。
【0024】図2(g)、図2(h)のようにすると、
図2(a)〜図2(f)に示したものに比べ、空間は大
きくなる。しかし、インクジェットプリンタの稼働中に
インクに掛かる加速度は、主に横方向(図1において図
面に垂直な方向)であり、この方向にはリブ22の間隔
が狭くなっているので、気泡を保持する能力は図1に示
したものに比べて高くなる。
【0025】また、これ以外の形状にしても良く、例え
ば、図2(c)、図2(d)に示した突起を円錐として
も良く、また、図2(e)、図2(f)に示した中空円
筒状の突起をスリット状の溝を有しないものにしても良
い。なお、本インクカートリッジは、供給口16が水平
向きだけでなく、斜め下向きの状態で使用しても、リブ
22や突起が上方に位置するため、同様の効果を達成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したインクカートリッジ2を示
す説明図である。
【図2】 カートリッジ2の蓋部分6に形成する突起の
形状を示す説明図である。
【図3】 カートリッジ32がキャリッジ34に嵌めら
れた様子を示す側面図である。
【図4】 カートリッジ32および記録ヘッド38の拡
大断面図である。
【符号の説明】
2…インクカートリッジ 4…容器部分 6
…蓋部分 10…インク貯蔵室 12…インク室 22…リブ(気泡貯留部) 24a、24b…空間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットプリンタのキャリッジに
    着脱自在に構成されたインクカートリッジであって、記
    録ヘッドにインクを供給するためのインク供給口と、該
    インク供給口に連通し、インクが収容されたインク室
    と、を備えたインクカートリッジにおいて、 インク中に発生した気泡が接触すると、その位置に気泡
    をほぼ移動しないように留める気泡貯留部を前記インク
    室内の、当該インクカートリッジをキャリッジに装着し
    た際に上方となる位置に形成したことを特徴とするイン
    クジェットプリンタのインクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記気泡貯留部が、 前記インク室内において、当該インクカートリッジをキ
    ャリッジに装着した際に上方に位置する面に突設され、
    気泡がほぼ移動しない空間をつくる突起であることを特
    徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタのイン
    クカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記突起が、前記面に複数突設され、 しかも該複数の突起同士の間隔が、インク中に発生する
    気泡の大きさに応じて設定されていることを特徴とする
    請求項2記載のインクジェットプリンタのインクカート
    リッジ。
  4. 【請求項4】 前記突起は、その中に気泡がほぼ移動し
    ない空間を作るものであることを特徴とする請求項2記
    載のインクジェットプリンタのインクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記上方に位置する面を開放した容器部
    分と、該面を構成する蓋部分とから成り、該蓋部分に前
    記突起を一体に形成したことを特徴とする請求項2記載
    のインクジェットプリンタのインクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記インク室に隣接して該インク室と連
    通した、インクを含浸させたインク吸収体を備えるイン
    ク貯蔵室を更に有することを特徴とする請求項1〜5い
    ずれかに記載のインクジェットプリンタのインクカート
    リッジ。
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US7225670B2 (en) 2000-05-18 2007-06-05 Seiko Epson Corporation Mounting structure, module, and liquid container

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7175244B2 (en) 1999-05-20 2007-02-13 Seiko Epson Corporation Liquid container having liquid consumption detecting device
US7281776B2 (en) 1999-05-20 2007-10-16 Seiko Epson Corporation Liquid container having liquid consumption detecing device
US7225670B2 (en) 2000-05-18 2007-06-05 Seiko Epson Corporation Mounting structure, module, and liquid container

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