JPH10244894A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JPH10244894A
JPH10244894A JP9050672A JP5067297A JPH10244894A JP H10244894 A JPH10244894 A JP H10244894A JP 9050672 A JP9050672 A JP 9050672A JP 5067297 A JP5067297 A JP 5067297A JP H10244894 A JPH10244894 A JP H10244894A
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seat
airbag
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airbag device
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Yoshibumi Shimose
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグ体による頭部支持等をより確
実なものとする。 【解決手段】 エアバッグ装置29において、エアバッ
グ体1を、シート7に着座する乗員Pの頭部Hを支える
頭部用バッグ部17と、頭部Hよりも下側の体部Bを支
える体部用バッグ部19として一体に構成し、少なくと
も頭部用バック部17を、ヘッドレスト部11に支持
し、一方側が固定側に係合し他方が巻き取り自在なシー
トベルト43を貫通させると共にエアバッグ体15の展
開時にシートベルト43をシート7に固定するように圧
迫する貫通部33を設け、シートバック9の貫通部33
よりも下側に、設定荷重によりシートバック9の上部側
を同下部側に対し前方へ移動させる上部移動機構55を
設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室内側部に展開
されるエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエアバッグ装置としては、例え
ば、図18(実開平6ー24749号公報)に示すもの
や、図19、図20に示すものがある。
【0003】図18に示すものは、エアバッグ装置のエ
アバッグ体1が乗員Pの頭部H側方に位置し、図19に
示すものは、乗員Pの頭部H側方にエアバッグ体1が位
置するほかに、ほぼ胸部B側方にエアバッグ体3が位置
している。又、図20に示すエアバッグ体5は、乗員P
の頭部H側方から胸部B側方にかけて位置する一体的な
ものを示している。
【0004】図18のエアバッグ体1は、乗員Pが着座
するシート7のシートバック9上部におけるヘッドレス
ト部11側部に支持され、通常状態では格納されてい
る。そして、車幅方向の衝撃力検知によって図示しない
インフレーターが作動し、エアバッグ体1がドア12の
ウインドウパネル13内面に沿って展開する。
【0005】図19のエアバッグ体1は、図18とほぼ
同様であり、又、エアバッグ体3は、シートバック9の
側部に支持され、双方ともに通常状態では格納され、上
記同様衝撃力検知によってドア12内面に沿って展開さ
れる。
【0006】図20のエアバッグ体5は、シートバック
9側部に支持され、通常状態では格納され、上記同様衝
撃力検知によってドア12内面に沿って展開されると同
時に、ウインドウパネル13内面側にも展開される。
【0007】従って、乗員Pは、図18においては頭部
H側方がエアバッグ体1によって支えられ、図19にお
いては、エアバッグ体1による頭部Hの支持の他にエア
バッグ体3によって胸部B側方も支えられ、図20にお
いては、エアバッグ体5により頭部H及び胸部B側方が
支えられ、安全性を向上させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、いずれの例
でも、車両ドア12のウインドウパネル13が下げら
れ、エアバッグ体1の外側方が解放状態であっても乗員
Pの頭部Hを十分に支えることができなければならな
い。このため、図18、図19の例では、エアバッグ体
1のヘッドレスト部11に対する支持や、エアバッグ体
1そのものの強度などもこれに応じて考慮しなければな
らず、構造が複雑になる恐れがある。又、図20におけ
るエアバッグ体5においても、同様であり、エアバッグ
体5全体の強度を考慮しなければならず、同様に構造が
複雑になる恐れがある。
【0009】更に、自動車が斜め側方から図22のよう
に衝突荷重Fを受けたような場合には、乗員Pが荷重方
向Fに向かって移動するため、エアバッグ体5などの大
きさはこの移動を考慮しなければならない。しかし、エ
アバッグ体5などは極めて短時間に展開させなければな
らず、バッグ容量はできるだけ少ないのが望ましく、上
記エアバッグ体5などの拡大要求に対して相反するとい
う問題がある。
【0010】本発明は、簡単な構造で乗員頭部などを十
分に支えることができると共に、エアバッグ体そのもの
を拡大せずに、斜め方向からの衝突に対しても対応する
ことのできるエアバッグ装置の提供を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上部
にヘッドレスト部を設けたシートバックを有するシート
の側部に設けられ、車幅方向からの衝撃力検知によって
前記シート側方の車室内面に沿って展開するエアバッグ
体を備えたエアバッグ装置において、前記エアバッグ体
を、シートに着座する乗員の頭部を支える頭部用バッグ
部と、頭部よりも下側の体部を支える体部用バッグ部と
により一体に構成し、少なくとも前記頭部用バッグ部
を、前記ヘッドレスト部に支持し、一方側が固定側に係
合し他方側が巻き取り自在なシートベルトを貫通させる
と共に、前記エアバッグ体の展開時に前記シートベルト
をシートに固定するように圧迫する貫通部を設け、該貫
通部よりも下側に、設定荷重によりシートバックの上部
側を同下部側に対しシート前方へ移動させる上部移動機
構を設けたことを特徴とする。
【0012】従って、側面衝突時には頭部用バッグ部、
及び体部用バッグ部が一体となってシートバックの側部
において前方へ展開する。これによって、乗員の頭部は
頭部用バッグ部によって支えられ、胸部などの体部は体
部用バッグ部によって支えられる。
【0013】シート側方のウインドウパネルが開いてい
ても、頭部用バッグ部の後部がヘッドレスト部に支持さ
れ、且つ同下部がドア内面に当接して支持される体部用
バッグ部に対し支持され、かかる両支持状態で乗員頭部
を確実に支えることができる。
【0014】斜め側方からの衝突荷重に対しては、エア
バッグ体の展開時にシートベルトが貫通部でエアバッグ
体の一部により圧迫されてシートに対し固定される。こ
のシートベルトの固定によって乗員が前方へ移動しよう
とする力が、シートバックの上部側に伝達され、同上部
側が同下部側に対し上部移動機構を介して移動する。こ
うして、乗員の前方移動に追従して頭部用バッグ部も前
方へ移動することができる。このため、乗員の前方移動
に関わらず、頭部を頭部用バッグ部で確実に支えること
ができる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1記載のエアバ
ッグ装置であって、前記頭部用バッグ部を、前記ヘッド
レスト部に支持し、且つ前記体部用バッグ部を前記ヘッ
ドレスト部よりも下側で前記シートバックに支持したこ
とを特徴とする。
【0016】従って、請求項1の発明の作用に加え、前
記体部用バッグ部もヘッドレスト部よりも下側でシート
バックに支持されるため、頭部用バッグ部自体もより強
固に支えることができる。
【0017】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
エアバッグ装置であって、前記上部移動機構は、前記ヘ
ッドレスト部を下部側に対して移動させることを特徴と
する。
【0018】従って、請求項1又は2の発明の作用に加
え、上部移動機構によってヘッドレスト部を前方側へ移
動させることができ、乗員の前方移動に追従させて頭部
用バッグ部を確実に移動させることができる。
【0019】請求項4の発明は、請求項3記載のエアバ
ッグ装置であって、前記上部移動機構は、前記ヘッドレ
スト部の脚部を前記シートバックの本体フレームに前後
方向へ回転自在に支持し、前記脚部の回転を前記シート
バックに対する前記ヘッドレスト部の規定位置で位置決
めるストッパを設け、前記脚部をストッパへ位置決める
ように付勢する付勢部材を設けたものであることを特徴
とする。
【0020】従って、請求項3の発明の作用に加え、シ
ートベルトから前方への荷重がシートバックに作用した
とき、ヘッドレスト部の脚部がシートバックの本体フレ
ームに対し付勢部材の付勢力に抗して前方へ回転し、頭
部用バッグ部を乗員頭部の前方移動に応じて確実に移動
させることができる。乗員頭部が元の位置に戻ると付勢
部材の付勢力によって脚部がシートバックの本体フレー
ムに対し回転復元し、規定位置でストッパに当接して位
置決められる。従って、ヘッドレスト部を元の状態に確
実に復元させることができる。
【0021】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載のエアバッグ装置であって、前記頭部用バッグ
部の上下位置は、乗員頭部の重心位置の高さを考慮して
設定されていることを特徴とする。
【0022】従って、請求項1〜4のいずれかの発明の
作用に加え、頭部用バッグ部は乗員頭部の重心位置の高
さを考慮した高さに設定されているため、乗員頭部の側
部を確実に支えることができる。
【0023】請求項6の発明は、請求項1記載のエアバ
ッグ装置であって、前記エアバッグ体の前記シートバッ
クに対する支持の最下端を、乗員の肩部高さを考慮した
高さとしたことを特徴とする。
【0024】従って、請求項1の発明の作用に加え、側
方からの衝突荷重によってエアバッグ体が展開したと
き、体部用バッグ部はドア内面に当接して乗員の体部を
支えることができる。又、頭部用バッグ部は、シートバ
ックに支持されると共に体部用バッグ部にも支持され、
乗員頭部を確実に支えることができる。更に、エアバッ
グ体のシートバックに対する支持の最下端が乗員の肩部
高さを考慮した高さとなるため、エアバッグ体のシート
バック部に対する取付スペースを小さくすることができ
ると共に、シートベルトとの干渉を防ぐことができる。
【0025】請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれ
かに記載のエアバッグ装置であって、前記エアバッグ体
を収容するケースを、前記シートバックの側部に取り付
け、該ケースの中間部に、前記貫通部を形成するアーチ
部を設け、該アーチ部に、前記展開時のエアバッグ体の
一部を膨出させて前記シートベルトの圧迫を行わせる開
口部を設けたことを特徴とする。
【0026】従って、請求項1〜6のいずれかの作用に
加え、エアバッグ体の展開時はケースのアーチ部におい
て開口部からエアバッグ体の一部が膨出し、シートベル
トを貫通部で圧迫して固定することができる。従って、
シートベルトから前方側へ力を受けたときヘッドレスト
部側を容易に追従移動させることができる。
【0027】請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれ
かに記載のエアバッグ装置であって、前記シートベルト
に、張力を発生させる張力発生機構を設け、前記エアバ
ッグ体の展開に対して、前記シートベルトの乗員に対す
る張力発生、終了のタイミングをコントロールする張力
コントロール手段を設けたことを特徴とする。
【0028】従って、請求項1〜7のいずれかの発明の
作用に加え、エアバッグ体の展開に対して、シートベル
トの乗員に対する張力発生、終了のタイミングを、張力
コントロール手段によってコントロールすることができ
る。このため、例えば衝突後直ちにシートベルトに張力
を発生させ、同時にエアバッグ体の展開を開始し、シー
トベルトが貫通部で圧迫固定されるまでシートベルトに
張力を発生させ、乗員が前方へ移動しようとするとき、
シートベルトを介してシートバック部に確実に力を伝
え、乗員の前方への移動に追従させてシートバック部の
上部側を移動させ、頭部用バック部を乗員移動に確実に
追従させることができる。
【0029】請求項9の発明は、請求項8記載のエアバ
ッグ装置であって、前記張力コントロール手段は、乗員
頭部が展開した前記頭部用バッグ部側に干渉するまで張
力発生を維持することを特徴とする。
【0030】従って、請求項8の発明の作用に加え、張
力コントロール手段によって乗員頭部が頭部用バッグ部
側に干渉するまで張力発生を維持することにより、乗員
頭部の移動に対して頭部用バッグ部を確実に追従させる
ことができる。
【0031】請求項10の発明は、請求項8記載のエア
バッグ装置であって、前記張力コントロール手段は、前
記バッグ体の内圧が2次ピークを発生する前に、前記張
力発生を終了させることを特徴とする。
【0032】従って、請求項8の発明の作用に加え、張
力コントロール手段によって、シートベルトの張力発生
をエアバッグ体の内圧が2次ピークを発生する前に終了
させることができる。従って、エアバッグ体の展開時に
シートベルトを貫通部に確実に固定し、乗員頭部の前方
への移動に対し頭部用バッグ部を確実に追従させること
ができる。
【0033】請求項11の発明は、請求項8〜10のい
ずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記張力コン
トロール手段は、車両の車幅方向の衝撃力検知を行う側
方衝突検知手段と、該側方衝突検知手段により作動する
パイロにより前記シートベルトの張力発生をコントロー
ルすることを特徴とする。
【0034】従って、請求項8〜10のいずれかの発明
の作用に加え、側方衝突検知手段によって車両の車幅方
向からの衝撃力検知が行われると、パイロが作動してシ
ートベルトの張力発生を行わせることができる。従っ
て、衝突後直ちにシートベルトに張力を発生させ、乗員
頭部の移動に対し頭部用バッグ部の追従を確実に行わせ
ることができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明では、シート側方のウイ
ンドウパネルが開かれている場合でも、頭部用バッグ部
の確実な支持によって支持強度などを特別に強くせず
に、乗員の頭部を確実に支えることができる。又、車両
の斜め前方などの衝突により乗員が前方側へ移動する場
合には、頭部用バッグ部を追従させることができるた
め、移動した乗員の頭部を頭部用バッグ部によって確実
に支えることができる。しかも、頭部用バッグ部は、乗
員頭部の移動に追従するため、乗員の移動に応じて頭部
用バッグ部を拡大する必要はなく、容量を小さく押さえ
ることができ、迅速な展開を可能にする。
【0036】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、一体の頭部用バッグ部、及び体部用バッグ部
を双方ともシートバック側に支持することによって、頭
部用バッグ部をより確実に支持することができ、ウイン
ドウパネルが開かれているときでも乗員頭部をより確実
に支えることができる。
【0037】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明の効果に加え、シートバックのヘッドレスト部を下部
側に対して移動させることにより、ヘッドレスト部に支
持される頭部用バッグ部を乗員頭部の前方移動に確実に
追従させることができ、該頭部用バッグ部によって乗員
頭部を確実に支えることができる。
【0038】請求項4の発明では、請求項3の発明の効
果に加え、通常状態ではヘッドレスト部はその脚部が付
勢部材の付勢によってストッパに当接し、規定位置で位
置決めることができ、乗員頭部の後方移動を支えること
ができる。又、乗員頭部の前方移動に際しては、脚部が
付勢部材の付勢力に抗して前方へ回転するためヘッドレ
スト部が前方へ移動し、ヘッドレスト部に支持されてい
る頭部用バッグ部を乗員頭部の前方移動に確実に追従さ
せることができ、該乗員頭部を確実に支えることができ
る。
【0039】請求項5の発明では、請求項1〜4のいず
れかの発明の効果に加え、頭部用バッグ部は乗員頭部の
重心位置を外さずに支えることができ、より確実に支え
ることができる。
【0040】請求項6の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、シートバックに対するエアバッグ体の取付ス
ペースを小さくすることができ、エアバッグ体の収納を
コンパクトに行うことができる。又、エアバッグ体の展
開時は、シートベルトとの干渉を防ぐことができエアバ
ッグ体の展開を容易に行わせることができる。
【0041】請求項7の発明では、請求項1〜6のいず
れかの発明の効果に加え、エアバッグ体の展開時に、ケ
ースのアーチ部に設けられた開口部から膨出するエアバ
ッグ体によってシートベルトを確実に圧迫し、シートベ
ルトからの荷重をシートバック側へ確実に伝達すること
ができる。又、シートベルトをケースのアーチ部によっ
て無理なく通すことができる。
【0042】請求項8の発明では、請求項1〜7のいず
れかの発明の効果に加え、張力コントロール手段による
シートベルトの乗員に対する張力発生、終了のタイミン
グをコントロールすることができるため、エアバッグ体
の展開状態に対してシートバックの上部側の移動を的確
なタイミングで行わせることができ、乗員頭部の前方移
動に頭部用バッグ部を確実に追従させることができる。
【0043】請求項9の発明では、請求項8の発明の効
果に加え、シートベルトの張力発生を乗員頭部が頭部用
バッグ部側に干渉するまで行うことができるため、頭部
用バッグ部を乗員頭部の移動に確実に追従させ、該頭部
用バッグ部によって乗員頭部を確実に支えることができ
る。
【0044】請求項10の発明では、請求項8の発明の
効果に加え、乗員頭部が車体前方へ移動したとき、該頭
部が展開したエアバッグ側に確実に干渉するまでシート
ベルトの張力を発生させることができ、乗員頭部の前方
移動に対し頭部用バッグ部を確実に追従させ、該頭部を
頭部用バッグ部によって確実に支えることができる。
【0045】請求項11の発明では、請求項8〜10の
いずれかの発明の効果に加え、車両の側方衝突に迅速に
応じてシートベルト張力発生を行わせ、乗員の頭部前方
移動に対し頭部用バッグ部を確実に追従させることがで
きる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を説明す
る。
【0047】(第一実施形態)図1は本発明の第一実施
形態にかかるエアバッグ装置を展開した状態で示し、例
えば右ハンドル車の助手席のシート7とエアバック体1
5との関係を車体側部を透視して示している。図2は、
図1のシート7を正面側から示したものであり、図3
は、エアバック体展開前のシート7を示す斜視図であ
る。
【0048】なお、図18〜図22までの構成と対応す
る構成部分には同符号を付して説明し、又、重復した説
明は省略する。
【0049】図1〜図3のように、前記エアバッグ体1
5を備えるエアバッグ装置は、前記シート7のシートバ
ック9の側部に設けられている。なお、シート7は、シ
ートクッション10と前記シートバック9からなり、シ
ートバック9の上部にヘッドレスト部11が設けられて
いる。前記エアバッグ体15は、頭部用バッグ部17と
体部用バッグ部19とを一体に構成したものであり、頭
部用バック部17は、前記シート7に着座する乗員Pの
頭部Hを保護するものであり、前記体部用バッグ部19
は頭部よりも下側の体部(主に胸部B側方)を支えるも
のである。前記頭部用バッグ部17、体部用バッグ部1
9には、後部側に取付部21、23が設けられている。
【0050】このようなエアバッグ体15の取り付け
は、図4、図5のようになっている。この図4、図5
は、図1で示すエアバッグ体15の展開前の状態を示し
ている。これら図4、図5のようにエアバッグ体15は
ケース25内に収容され、該ケース25内には更にイン
フレーター27が収納されている。前記ケース25、エ
アバッグ体15、及びインフレーター27は、エアバッ
グモジュール(エアバッグ装置)29を構成している。
【0051】前記ケース25は、前記シート7のシート
バック9側部において、ヘッドレスト部11からシート
バック9のヘッドレスト部11よりも下部側に渡って細
長く形成され、中間部、具体的にはヘッドレスト部11
の下端側にアーチ部31が設けられている。このアーチ
部31によって、前記シートバックの9の側部との間に
シート前後方向の貫通部33が設けられている。前記ア
ーチ部31には、前記シートバック9側部と対抗する側
の内側に開口部35が設けられている。開口部35は、
展開時のエアバック体15の一部を膨出させて後述する
シートベルトの圧迫を行わせるものである。該開口部3
5には、該開口部35を閉塞する易破断部材37が設け
られている。
【0052】なお、前記ケース25は、図示しない手段
によってシートバック9の本体フレーム(後述)とヘッ
ドレスト部11のヘッドレストフレーム(後述)とに固
定されている。また、前記頭部用バッグ部17及び体部
用バッグ部19は、前記ケース25に対して前記取付部
21、23が固定され、これによって頭部用バッグ部1
7は前記ヘッドレスト部11に支持され、体部用バッグ
部19は前記ヘッドレスト部11よりも下部側のシート
バック9に支持されている。更に、前記ケース25に
は、前記頭部用バック部17及び体部用バック部19を
展開させるための図示しない易破断部が設けられてい
る。
【0053】前記インフレーター27は、図示しない側
方衝突検知手段によって点火し、前記エアバッグ体15
内にガスを瞬時に送り込むものである。
【0054】一方、前記貫通部33にはシートベルト装
置39のショルダーベルト部41が貫通されている。シ
ートベルト装置39は、3点支持構造のものでありシー
トベルト43の一端は、例えば図1のように、センター
ピラー44内下部に固定されたりトラクタ45に巻き取
り自在に支持されている。シートベルト43の中間部
は、スルーアンカ47によってセンターピラー44上部
に支持され、他端はアンカー49を介してサイドシル4
6に固定されている。更に、シートベルト43は、シー
ト7の反対側において、図3のようにタング51により
バックル53に着脱自在に結合され、バックル53は、
図示しない車体トンネル部などに固定されている。
【0055】従って、一方側が固定側に係合し他方側が
巻き取り自在なシートベルト43を貫通させると共に、
エアバッグ体15の展開時にシートベルト43をシート
7に固定するように圧迫する貫通部33が設けられた構
成となっている。
【0056】前記シートベルト装置39は、前記エアバ
ッグ体15の展開に対してシートベルト43の乗員に対
する張力発生、終了のタイミングをコントロールする張
力コントロール手段を備えている。該張力コントロール
手段は、車両の車幅方向の衝撃力検知を行う側方衝突検
知手段(図示せず)と、該側方衝突検知手段により作動
するパイロとからなっている。
【0057】前記張力コントロール手段は、乗員頭部H
が、展開した頭部用バッグ部17側に干渉するまで張力
発生を維持する。更に、エアバッグ体15の内圧が2次
ピークを発生する前に張力発生を終了させる構造となっ
ている。
【0058】次に、前記シートバック9は、前記貫通部
33よりも下側に図6〜図8に示す上部移動機構55を
備えている。該上部移動機構55は、シートバック9の
上部側を同下部側に対し設定荷重によって移動させるも
ので、本実施形態ではシートバック9のヘッドレスト部
11を下部側に対して移動させる構造となっている。
【0059】前記上部移動機構55は、前記ヘッドレス
ト部11のヘッドレストフレーム56の二本の脚部57
をシートバック9の本体フレーム59に対し前後方向へ
回転自在に支持する構成を基本としている。脚部57の
回転は、シートバック9に対するヘッドレスト部11の
規定位置でストッパ61により位置決められる。脚部5
7を、ストッパ61へ位置決めるようにに付勢する付勢
部材としては、スプリング63が設けられている。
【0060】前記脚部57は、前記シートバック9の本
体フレーム59に設けた各一対の回転支持ブラケット6
5に、ピン67によって回転自在に支持されている。
【0061】前記ストッパ61は、シートバック9の本
体フレーム59の上部から下方へ突出するベース69に
シート後方へ向かって突設され、前記脚部57に当接し
ている。
【0062】前記スプリング63は、各脚部57の下端
と前記ベース69とを連結して引張り付勢している。
【0063】従って、脚部57は、ストッパ61へ当接
する方向に付勢されストッパ61に位置決められる構造
となっている。
【0064】次に、車両側面衝突時などのように、車両
側方から衝突荷重を受けると側方衝突検知手段がこれを
見知し、インフレーター27が点火してエアバッグ体1
5内にガスが瞬時に送り込まれる。かかるガスの送り込
みによってエアバッグ体15は、図1、図2のように展
開する。頭部用バッグ部17は、ウインドウパネル13
の内面に沿って展開し、体部用バッグ部19はドア12
の内面に沿って展開する。
【0065】同時にシートベルト装置39では、リトラ
クタ45のパイロ(火薬カートリッジ)の作動によって
シートベルト43が瞬時に引き込まれる。従って、乗員
Pはシートベルト43の拘束によりシートバック9に対
して正しい位置に保持されている。
【0066】そして、乗員Pの胸部B側部が、車幅方向
外側へ移動して体部用バッグ部19に押しつけられる
と、体部用バッグ部19はドア12内面に当接する。従
って、体部用バッグ部19は、取付部23がシートバッ
ク9に支持され、且つドア12内面に当接するため位置
的に安定し、乗員の胸部B側部を確実に支えることがで
きる。
【0067】同時に乗員Pの頭部Hが、頭部用バッグ部
17に押しつけられると頭部用バッグ部17は、頭部H
側部を支える。頭部用バッグ部17は、その下部側が体
部用バッグ部19と一体になっていることによって該体
部用バッグ部19で支えられ、且つ取付部21がヘッド
レスト部11に支持されて支えられるため、これらによ
って頭部Hを確実に支えることができる。
【0068】頭部用バッグ部17は、前記のように体部
用バッグ部19に一体に形成され、且つ取付部21によ
ってヘッドレスト部11に支持されているため、ウイン
ドウパネル13が開かれいても自立的に頭部Hを図2
(b)のように支えることができる。
【0069】なお、ウインドウパネル13が閉じられて
いるときには、頭部用バッグ部17がウインドウパネル
13に押しつけられ荷重分散が行われる。
【0070】次に、前記のように側方衝突時にシートベ
ルト43が引かれて張力が発生し、又、エアバッグ体1
5が展開すると、アーチ部31の貫通部33において易
破断部材37が破断し、開口部35からエアバッグ体1
5の一部が膨出し、ショルダーベルト部41がシートバ
ック9側部に対し圧迫され、シートバック9に対して固
定される。
【0071】従って、図9(b)の矢印Aのように車両
斜め前方より衝突荷重を受けた場合、シートベルト43
によって乗員Pの状態が車両前方へ移動するのを抑制
し、乗員Pの頭部Hと頭部用バッグ部17との位置関係
を適正なものに保つことができ、頭部用バッグ部17に
よって乗員Pの頭部Hを確実に支えることができる。
【0072】更に、車両斜め前方よりの衝突荷重が大き
い場合には上部移動機構55が働く。すなわち、乗員P
の上体が前方へ移動するとシートベルト43からヘッド
レスト部11側に前方への荷重が伝わり、図8のように
ヘッドレスト部11の脚部57が、ピン67を中心にス
プリング63の付勢力に抗して回転する。こうして、図
10のようにヘッドレスト部11が前方へ移動し、これ
に伴って頭部用バッグ部17も移動する。従って、乗員
Pの頭部Hの前方移動に頭部用バッグ部17が追従する
ことになり、この頭部用バッグ部17によって頭部Hを
確実に支えることができる。
【0073】図11は、上記作用のタイミングチャート
を示している。横軸に衝突後経過時間tを取り、縦軸に
それぞれの要素を区分けして示している。
【0074】「センサー」は、側方衝突検知手段を示
している。「ショルダーベルト引込」は、前記ショル
ダーベルト部41の引き込みタイミングを示している。
「エアバック」は、前記エアバッグ体15の作動を示
している。「干渉物〜胸部干渉」は、体部用バッグ部
19によって胸部B側部を支持し始めるタイミングを示
している。「干渉物〜頭部干渉」は、頭部用バッグ部
17によって頭部Hを支持し始めるタイミングを示して
いる。「エアバック内圧」は、前記エアバック体15
の内圧変化を示している。「ショルダーベルト肩部ロ
ック力」は、前記ショルダーベルト部41の貫通部33
での圧迫による固定力(ロック力)をそれぞれ示してい
る。
【0075】この図11のように衝突後エアバッグ体1
5の内圧の2次ピークを迎えるとき、ショルダーベルト
部41の貫通部33でのロック力が最大になるので、リ
トラクタ45によるプリテンション機能によるシートベ
ルト43の巻き取りは、バッグ内圧2次ピークを迎える
前に終了するように設定している。
【0076】従って、車両側面に車両斜め前方より衝突
されたとき、シートバック9のほぼ肩部でシートベルト
43が拘束され、上記したように頭部Hに頭部用バッグ
部17を的確に追従させることができるのである。
【0077】(第二実施形態)図12、13は第二実施
形態を示している。図12はシート7の部分を車体を透
視して示した側面図であり、図13はシート7の部分の
み取り出して示した側面図である。なお、第一実施形態
と対応する構成部分には同符号を付して説明し、又、重
複した説明は省略する。
【0078】この図12、13の例では、頭部用バッグ
部17を乗員頭部Hの重心位置Gの高さを考慮した高さ
に設定したものである。すなわち、頭部用バッグ部17
のヘッドレスト部11の取付部21の上端部21aを、
少なくとも乗員頭部重心位置Gと高さ方向でほぼ同一と
している。この乗員頭部重心位置Gは、シート7に着座
する乗員Pの平均的な値として設定してある。
【0079】ただし、取付部21、23の取り付けを機
構的に位置調整することができるように構成すれば、着
座する乗員Pの頭部重心位置Gに的確に対応して取付部
21の上端21aの高さを決めることができる。
【0080】従って、本実施形態でも第1実施形態と略
同様な作用効果を奏することができる他、側方衝突時に
頭部用バッグ部17によって乗員頭部Hの重心位置Gを
外さずに的確に支えることができると共に、取付部21
の周辺をコンパクトにすることができる。
【0081】(第三実施形態)図14、図15は、本発
明の第三実施形態を示している。図14は、シート7周
辺を車体を透視して示した側面図、図15は、シート7
を取り出して示した側面図である。なお、第一実施形態
と対応する構成部分には同符号を付して説明し、又、重
複した説明は省略する。
【0082】図14、図15においては、エアバッグ体
15のシートバック9に対する支持の最下端を乗員の肩
部高さを考慮した高さとしたものである。具体的には、
体部用バッグ部19の取付部23は省略され、取付部2
1によって頭部用バッグ部17をヘッドレスト部11に
支持している。取付部21の上端21aは、第二実施形
態と同様に乗員頭部重心位置Gの高さとほぼ同一高さに
設定され、最下端21bはほぼ乗員肩部、本実施形態で
は、わずかに高い位置に設定されている。
【0083】従って、本実施形態では、エアバッグ体1
5の展開時、体部用バッグ部19は膨らみながら重力に
より下方へ展開して胸部B側方とドア12内面間に入
り、挟まれることによって拘束される。このため、第一
実施形態と略同様にして、乗員の胸部B側方を体部用バ
ッグ部19によより支えることができ、又、頭部Hを頭
部用バッグ部17によって確実に支えることができる。
【0084】又、頭部重心Gと取付部21の上端21a
とが略同高さとなっているため、第二実施形態と同様に
頭部用バッグ部17によって頭部Hを確実に支えること
ができると共に、取付部21の周辺をコンパクトにする
ことができる。なお、取付部21の最下端21bを、シ
ョルダーベルト部41の上方に位置させることによって
も、取付部21周辺をよりコンパクトにすることができ
ている。
【0085】更に、最下端21bがショルダーベルト部
41の上側に位置するようになるため、エアバッグ体1
5の展開時にショルダーベルト部41に対する干渉を防
ぐことができ、シートベルト43の引き込みとエアバッ
グ体15の展開とを無理なく行わせることができ、より
確実に胸部Bと頭部Hとをエアバッグ体15によって支
えることができる。
【0086】(第四実施形態)図16、図17は第四実
施形態を示している。図16は、エアバッグ体収納時の
シート7の斜視図、図17は同展開時の斜視図である。
なお、第一実施形態と対応する構成部分には同符号を付
して説明し、又、重複した説明は省略する。
【0087】図16、図17のように本実施形態では、
シーベルト装置39がシート7に搭載され、該シート7
にエアバックモジュール29を取り付けて、シートバッ
ク9の側面に位置させたものである。
【0088】図16、図17では、図1で示したリトラ
クタ45、アンカー49は示されていないが、リトラク
タはシート7の下部側においてシートフレームに固定さ
れ、アンカー、及びバックル53は、それぞれシート7
の側部においてシートクッション10のクッションフレ
ームに固定されている。
【0089】前記エアバックモジュール29のケース2
5には、シートバック9の肩部において貫通部33が形
成されている。
【0090】従って、本実施形態では、エアバッグ体1
5の展開時にショルダーベルト部41とエアバッグ体1
5との干渉を防止し、エアバッグ体15を容易に展開す
ることができる。又、車両側面に車両斜め前方より衝突
された場合、ショルダーベルト部41がシートバック9
に固定されるため、シートベルト43が引っ張られるこ
とによりシートバック9も前方へやや傾き、乗員頭部H
の前方移動に追従することができる。従って、本実施形
態では、シートバック9をシートクッション10に回転
支持するリクライニングデバイスが上部移動機構となっ
ている。
【0091】このため、ヘッドレスト部11に搭載され
ているエアバッグ体15の頭部用バッグ部17を、乗員
頭部Hに追従するように前方へ移動させることができ、
乗員頭部Hを確実に支えることができる。なお、他の作
用効果は、第一実施形態と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態にかかり、車体を透視し
たシート周囲の側面図である。
【図2】第一実施形態にかかる作用説明図であり、
(a)は頭部干渉前、(b)は頭部干渉後の正面図であ
る。
【図3】第一実施形態にかかるシートの斜視図である。
【図4】第一実施形態にかかるシートバックとエアバッ
グモジュールとの関係の斜視図である。
【図5】エアバッグモジュールを示し、(a)は収納状
態の断面図、(b)は展開状態の説明図である。
【図6】第一実施形態にかかる上部移動機構の斜視図で
ある。
【図7】第一実施形態にかかる上部移動機構の側面図で
ある。
【図8】第一実施形態にかかる上部移動機構の作用説明
のための側面図である。
【図9】第一実施形態にかかる作用を説明するもので、
(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図10】第一実施形態にかかる作用を説明する側面図
である。
【図11】第一実施形態にかかるタイムチャートであ
る。
【図12】第二実施形態にかかる車体を透視したシート
の側面図である。
【図13】第二実施形態にかかるシートの側面図であ
る。
【図14】第三実施形態にかかる車体を透視したシート
の側面図である。
【図15】第三実施形態にかかるシートの側面図であ
る。
【図16】第四実施形態にかかるシートの斜視図であ
る。
【図17】第四実施形態にかかり、エアバッグ体展開状
態のシートの斜視図である。
【図18】従来例にかかり、車体を透視したシートの側
面図である。
【図19】他の従来例にかかり、車体を透視したシート
の側面図である。
【図20】更に他の従来例を示し、車体を透視したシー
トの側面図である。
【図21】図20の作用説明の側面図である。
【図22】図20の作用説明のための平面図である。
【符号の説明】
7 シート 9 シートバック 11 ヘッドレスト部 15 エアバッグ体 17 頭部用バッグ部 19 体部用バッグ部 21、23 取付部 21a 上端 21b 最下端 23 取付部 29 エアバッグモジュール(エアバッグ装置) 31 アーチ部 33 貫通部 35 開口部 37 易破断部材 39 シートベルト装置 41 ショルダーベルト部 43 シートベルト 45 リトラクタ 55 上部移動機構 57 脚部 61 ストッパ 63 スプリング(付勢部材)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部にヘッドレスト部を設けたシートバ
    ックを有するシートの側部に設けられ、車幅方向からの
    衝撃力検知によって前記シート側方の車室内面に沿って
    展開するエアバッグ体を備えたエアバッグ装置におい
    て、 前記エアバッグ体を、シートに着座する乗員の頭部を支
    える頭部用バッグ部と、頭部よりも下側の体部を支える
    体部用バッグ部とにより一体に構成し、 少なくとも前記頭部用バッグ部を、前記ヘッドレスト部
    に支持し、 一方側が固定側に係合し他方側が巻き取り自在なシート
    ベルトを貫通させると共に、前記エアバッグ体の展開時
    に前記シートベルトをシートに固定するように圧迫する
    貫通部を設け、 該貫通部よりも下側に、設定荷重によりシートバックの
    上部側を同下部側に対しシート前方へ移動させる上部移
    動機構を設けたことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエアバッグ装置であっ
    て、 前記頭部用バッグ部を、前記ヘッドレスト部に支持し、
    且つ前記体部用バッグ部を前記ヘッドレスト部よりも下
    側で前記シートバックに支持したことを特徴とするエア
    バッグ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のエアバッグ装置で
    あって、 前記上部移動機構は、前記ヘッドレスト部を下部側に対
    して移動させることを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のエアバッグ装置であっ
    て、 前記上部移動機構は、前記ヘッドレスト部の脚部を前記
    シートバックの本体フレームに前後方向へ回転自在に支
    持し、前記脚部の回転を前記シートバックに対する前記
    ヘッドレスト部の規定位置で位置決めるストッパを設
    け、前記脚部をストッパへ位置決めるように付勢する付
    勢部材を設けたものであることを特徴とするエアバッグ
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のエアバ
    ッグ装置であって、 前記頭部用バッグ部の上下位置は、乗員頭部の重心位置
    の高さを考慮して設定されていることを特徴とするエア
    バッグ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のエアバッグ装置であっ
    て、 前記エアバッグ体のシートバックに対する支持の最下端
    を、乗員の肩部高さを考慮した高さとしたことを特徴と
    するエアバッグ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のエアバ
    ッグ装置であって、 前記エアバッグ体を収容するケースを、前記シートバッ
    クの側部に取り付け、 該ケースの中間部に、前記貫通部を形成するアーチ部を
    設け、 該アーチ部に、前記展開時のエアバッグ体の一部を膨出
    させて前記シートベルトの圧迫を行わせる開口部を設け
    たことを特徴とするエアバッグ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のエアバ
    ッグ装置であって、 前記シートベルトに、張力を発生させる張力発生機構を
    設け、 前記エアバッグ体の展開に対して、前記シートベルトの
    乗員に対する張力発生、終了のタイミングをコントロー
    ルする張力コントロール手段を設けたことを特徴とする
    エアバッグ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のエアバッグ装置であっ
    て、 前記張力コントロール手段は、乗員頭部が展開した前記
    頭部用バッグ部側に干渉するまで張力発生を維持するこ
    とを特徴とするエアバッグ装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のエアバッグ装置であっ
    て、 前記張力コントロール手段は、前記エアバッグ体の内圧
    が2次ピークを発生する前に、前記張力発生を終了させ
    ることを特徴とするエアバッグ装置。
  11. 【請求項11】 請求項8〜10のいずれかに記載のエ
    アバッグ装置であって、 前記張力コントロール手段は、車両の車幅方向の衝撃力
    検知を行う側方衝突検知手段と、該側方衝突検知手段に
    より作動する火薬カートリッジにより前記シートベルト
    の張力発生をコントロールすることを特徴とするエアバ
    ッグ装置。
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