JPH10245157A - ラップフィルム用のコア、コア付きラップフィルム及び包装具 - Google Patents

ラップフィルム用のコア、コア付きラップフィルム及び包装具

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JPH10245157A
JPH10245157A JP9051784A JP5178497A JPH10245157A JP H10245157 A JPH10245157 A JP H10245157A JP 9051784 A JP9051784 A JP 9051784A JP 5178497 A JP5178497 A JP 5178497A JP H10245157 A JPH10245157 A JP H10245157A
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保 合羽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラップフィルムが残り少なくなったことを使
用者に知らしめるラップフィルム用コアを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 本発明は、透明なラップフィルム12を
巻き付けるためのコア10において、文字、図形若しく
は記号又はこれらの結合等からなる残量表示標識20を
外部から見うるように付したことを特徴としている。か
かる標識20の濃淡や色を調整することにより、コア1
0に巻かれたラップフィルム12の残量が少なくなって
きた時にラップフィルム12の外側から視覚により認識
することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品包装用等の透
明ラップフィルムに関し、特にラップフィルムを巻き付
けるための円筒状のコアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品包装用ラップフィルムは紙製の円筒
状のコアに巻き付けられた状態で使用されるのが一般的
である。このようなラップフィルムは、通常、直方体形
状の紙製容器内に収容されて用いられるため、残量が分
りにくく、新しいラップフィルムを用意する前に完全に
使い切ってしまうことが多々ある。
【0003】かかる問題点に対しては、残量が少ない旨
を表示した紙片を、巻かれたラップフィルム間の適所に
挟み込んだものがある。
【0004】しかしながら、残量表示用紙片をラップフ
ィルム間に挟む工程をラップフィルムの巻取工程の途中
に入れることは、巻取速度を低下させ、生産性を損なう
原因となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の事情
に鑑みてなされたものであり、ラップフィルムが残り少
なくなったことを使用者に知らしめる手段を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、透明なラップフィルムを巻き付けるため
のコアにおいて、文字、図形若しくは記号又はこれらの
結合等からなる残量表示標識を外部から見うるように付
したことを特徴としている。
【0007】かかる標識の濃淡や色を調整することによ
り、コアに巻かれたラップフィルムの残量が少なくなっ
てきた時にラップフィルムの外側から視覚により認識す
ることが可能となる。
【0008】また、本発明は、上述したようなコアに巻
き付けられたラップフィルム、及び、そのようなコア付
きラップフィルムを容器に収容してなる包装具にも及ぶ
ものである。この場合、ラップフィルムの透明度や容器
内に収容されたラップフィルムへの光の到達度等を勘案
し、コアの残量表示標識は、ラップフィルムの残量が所
定量以下となった場合に、ラップフィルムの外部から見
えるよう調整されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の好適な
実施形態について詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明に従って構成されたラップ
フィルム用のコア10の一実施形態を示しており、図2
は、ラップフィルム12が巻かれたコア10を紙製の容
器14に収容してなる包装具を示している。ここで、本
実施形態のコア10に巻かれるラップフィルム12は食
品包装用の一般的なもので、ポリ塩化ビニリデンを原材
料とする透明フィルムとする。
【0011】図1に示すように、本発明のコア10は、
従来一般のものと同様に、ボール紙等の厚紙からなる管
状体16と、この管状体16の外周面に上質紙等の薄紙
を螺旋状に巻き付け接着してなる表面層18とから構成
されている。
【0012】この表面層18の裏面には、文字、図形若
しくは記号又はこれらの結合からなる残量表示標識20
が印刷されている。この標識20は、薄紙の裏面となる
側の面に予め印刷されたものである。コア10に使用さ
れる薄紙は一般的に白色で且つ非常に薄いため、印刷面
を管状体16側に向けて管状体16に貼り付けても、残
量表示標識20はコア10の外側から視認することがで
きる。
【0013】表面層18の裏面側に残量表示標識20を
印刷したのは、コア10の外周面に接する部分のラップ
フィルム12も使用に供されるので、印刷用インクがラ
ップフィルム12に転着するのを防止するためである。
これによって、印刷インクの種類に注意を払う必要がな
くなり、印刷という簡便な方法で残量表示標識20をコ
ア10に付すことができる。
【0014】このようなコア10にラップフィルム12
を巻き付けると、巻き数が増すにつれて残量表示標識2
0は見えにくくなっていく。これは、ラップフィルム1
2は完全な透明ではないので、巻き数が増加すれば光の
透過率も低下するためである。すなわち、ラップフィル
ム12の残量が多ければ、残量表示標識20からの反射
光のエネルギー量が減るため、外部からは残量表示標識
20が見えにくくなるのである。この反射光のエネルギ
ー量は、残量表示標識20の濃淡や色等を変えることに
より変化させることができる。従って、残量表示標識2
0の濃淡や色等を適宜調整するにより、ラップフィルム
12が所望の巻き数のところで、多くの人間が残量表示
標識20を見うる状態とすることができる。例えば20
m巻きのラップフィルム12の場合には、残量が約5m
となる近辺で残量表示標識20が見え出すよう設定する
ことが好ましい。勿論、入射光のエネルギー量の違い等
の諸条件により、残量表示標識20が視認できるラップ
フィルム12の残量は異なるが、一般家庭のキッチンで
の蛍光灯のワット数等を考慮して最適な条件を見いだす
ことが好ましい。なお、色彩については、食品用である
ことから、明るい色合いが好ましく、例えば赤色系が好
ましい。但し、黄色系では見にくいことが分っている。
【0015】このようなコア10にラップフィルム12
を巻き付けたものは、図2に示すような直方体形状の紙
製容器14に収容されて使用される。使用時、容器14
の蓋22を開け、ラップフィルム12を所望量だけ引き
出してカッター24で切断するが、蓋22を開けた際に
残量表示標識20が見えた場合、使用者はラップフィル
ム12が残り少ないことを認識でき、使い切る前に新し
いラップフィルム12を用意しておくことができる。な
お、図2において、符号26は透明フィルム28が設け
られた窓であり、この窓26により、蓋22を開けずと
もコア10上のラップフィルム12の表面を容器14の
外部から見ることが可能となっている。
【0016】次に、コア10上の残量表示標識20が見
える時点の残量を実際に確認した試験結果について説明
する。この試験は、5人のモニターにより、容器に収容
してない状態で見た場合と、容器14に入れたままで図
2の如く蓋22を開けて見た場合の2通りで行った。試
験結果は次の通りである。
【0017】
【表1】
【0018】この試験結果では、全て、残量表示標識2
0が見える時点の残量が6m以上となっているが、これ
はモニターがラップフィルム12の表面を凝視している
ためであり、一般的な使用態様においては約5m前後の
残量で標識20が視認されるものと予想される。また、
ラップフィルム12を容器14に収容していない状態で
の試験で残量が大きくなっているのは、入射光の光量が
多いためと考えられる。
【0019】以上、本発明の好適な実施形態について説
明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは
いうまでもない。例えば、上記実施形態では、残量表示
標識20が表面層18となる薄紙の裏面に印刷すること
としているが、厚紙製の管状体16の外周面に印刷等し
てもよい。また、印刷用インクが衛生面に何等問題ない
ならば、表面層18の外周面、すなわちコア10の外周
面に印刷してもよい。更に、残量表示標識20を付す手
段は印刷に限られず、残量表示標識20が印刷されたシ
ール或は標識自体となるシール(図示せず)をコア10
に貼り付ける手段等がある。
【0020】また、残量表示標識20の絵柄や文字、記
号の内容も種々変更可能であり、「当たり」、「はず
れ」等の文字によりくじ的な要素とすることも考えられ
る。この場合、ラップフィルム12の使用に娯楽性を与
えることができる。
【0021】更に、コア10の材質は紙に限らず、合成
樹脂であってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ラ
ップフィルムが残り少なくなったことを残量表示標識が
見えた時点で知ることができ、新しいラップフィルムを
準備しておくことができる。
【0023】また、残量表示標識は予めコアに印刷等し
ておけばよいので、ラップフィルムの巻取速度を下げる
必要はなく、生産性が低下することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコアの一実施形態を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明による包装具、すなわち図1のコアに巻
き付けられたラップフィルムが容器に収容されている状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…コア、12…ラップフィルム、14…容器、16
…管状体、18…表面層、20…残量表示標識、22…
蓋、24…カッター、26…窓、28…透明フィルム。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラップフィルムを巻き付けるためのコア
    において、文字、図形若しくは記号又はこれらの結合等
    からなる残量表示標識が外部から見うるように付されて
    いることを特徴とするラップフィルム用のコア。
  2. 【請求項2】 最外周部分に表面層を有しており、前記
    表面層の裏面側に残量表示標識が付されていることを特
    徴とする請求項1に記載のラップフィルム用のコア。
  3. 【請求項3】 前記残量表示標識がくじの要素を含んで
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載のラップフ
    ィルム用のコア。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のコ
    アに巻き付けられたラップフィルムの残量が所定量以下
    となった場合に、前記残量表示標識が前記ラップフィル
    ムの外部から見えるようになっていることを特徴とする
    ラップフィルム用のコア。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のコ
    アと、前記コアに巻き付けられたラップフィルムとから
    なり、 前記ラップフィルムの残量が所定量以下となった場合
    に、前記コアの前記残量表示標識が前記ラップフィルム
    の外部から見えるようになっていることを特徴とするコ
    ア付きラップフィルム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のコ
    アに巻き付けられたラップフィルムと、前記ラップフィ
    ルムを収容する容器とからなり、 前記ラップフィルムの残量が所定量以下となった場合
    に、前記コアの前記残量表示標識が前記ラップフィルム
    の外部から見えるようになっていることを特徴とする包
    装具。
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