JPH10245541A - 粘性調整剤 - Google Patents
粘性調整剤Info
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- JPH10245541A JPH10245541A JP9049277A JP4927797A JPH10245541A JP H10245541 A JPH10245541 A JP H10245541A JP 9049277 A JP9049277 A JP 9049277A JP 4927797 A JP4927797 A JP 4927797A JP H10245541 A JPH10245541 A JP H10245541A
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Abstract
ング性に優れた新規な粘性調整剤を提供することにあ
る。 【解決手段】 本発明の粘性調整剤は、下記の一般式
(1) 【化1】 (式中、R1、R2及びR4は、炭化水素基を表わし、R3
は、炭化水素基又はウレタン結合を有する炭化水素基を
表わし、R5は、ベンゼン環を1つ以上有する炭化水素
基又はベンゼン環を1つ以上有し且つ酸素原子を含む炭
化水素基を表わし、mは、2以上の数を表わし、hは、
1以上の数を表わし、k及びnは、1〜500の数を表
わし、pは1〜5の数を表わす。)で表わされる化合物
よりなる。
Description
及びそれを使用した組成物に関する。詳しくは、本発明
は、構造末端に特定の置換基を有し、経時粘度安定性及
びレベリング性に優れる粘性調整剤に関する。
即ち増粘剤としては天然物、半合成物(カルボキシメチ
ルセルロース等)、合成物と多くのものが知られてお
り、ポリオキシエチレングリコール誘導体についても脂
肪酸エステル、エポキシドとの反応物等多くが知られて
いる。中でも、ポリオキシアルキレングリコールとポリ
イソシアネートからなるポリウレタン系増粘剤は水性塗
料の増粘剤として検討されている。
は、ポリエーテルポリオールと、ジイソシアネートと、
1価の活性水素含有化合物から製造される、非イオン系
に高粘度を与える表面活性剤が記載されている。該1価
の活性水素含有化合物としては、実施例において直鎖の
脂肪族アルコール、ノニルフェノール、ステアリン酸等
が使用されている。その他、特公平1−55292号、
特公平3−52766号、特開昭58―213074号
等にポリエーテルポリオールと、ジイソシアネートと、
1価の活性水素含有化合物から製造されるウレタン系増
粘剤が記載されている。しかし、これらに開示された増
粘剤は、時間が経過すると粘度が変化するという問題が
あった。
に配合した場合、時間の経過とともに徐々に粘度が増大
するので、実際に塗布等の作業を行う際に常に一定の粘
度を示さないことから作業することが難しかった。
リング性に優れた新規な粘性調整剤を提供することにあ
る。
べく鋭意研究した結果、構造末端に特定の置換基を有す
るポリウレタン系化合物が、経時粘度安定性に優れてい
ることを発見し、本発明を完成させるに至った。
3は、炭化水素基又はウレタン結合を有する炭化水素基
を表わし、R5は、ベンゼン環を1つ以上有する炭化水
素基又はベンゼン環を1つ以上有し且つ酸素原子を含む
炭化水素基を表わし、mは、2以上の数を表わし、h
は、1以上の数を表わし、k及びnは、1〜500の数
を表わし、pは、1〜5の数を表わす。)で表わされる
化合物よりなる粘性調整剤である。
るエマルジョン組成物である。
するエマルジョン塗料組成物である。
る粘性調整剤は、例えばR1−[(O−R2)k−OH]mで表
わされるポリエーテルポリオールと、R3−(NCO)h+1
で表わされるポリイソシアネートと、
により得ることができる。この場合、一般式(1)中の
R1〜R5は、用いるR1−[(O−R2)k−OH]m、R3−
(NCO)h+1、
整剤を得るのに好ましく用いることができるR1−[(O
−R2)k−OH]mで表わされるポリエーテルポリオール
化合物は、m価のアルコールのポリエーテルであれば特
に限定されない。このような化合物は、m価のポリオー
ルにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチ
レンオキサイド、エピクロルヒドリン等のアルキレンオ
キサイド又はスチレンオキサイド等を付加重合すること
により得ることができる。
ましく、例えば、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ブチレングリコール、ヘキサメチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール等の2価アルコール、グリ
セリン、トリオキシイソブタン、1,2,3−ブタント
リオール、1,2,3−ペンタントリオール、2−メチ
ル−1,2,3−プロパントリオール、2−メチル−
2,3,4−ブタントリオール、2−エチル−1,2,
3−ブタントリオール、2,3,4−ペンタントリオー
ル、2,3,4−ヘキサントリオール、4−プロピル−
3,4,5−ヘプタントリオール、2,4−ジメチル−
2,3,4−ペンタントリオール、ペンタメチルグリセ
リン、1,2,4−ブタントリオール、1,2,4−ペ
ンタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロ
ールプロパン等の3価アルコール、ペンタエリスリトー
ル、ジグリセリン、1,2,3,4−ペンタンテトロー
ル、2,3,4,5−ヘキサンテトロール、1,2,
4,5−ペンタンテトロール、1,3,4,5−ヘキサ
ンテトロール等の4価アルコール、トリグリセリン、ア
ドニット、アラビット、キシリット等の5価アルコー
ル、ジペンタエリスリトール、ソルビット、マンニッ
ト、イジット等の6価アルコール、蔗糖等の8価アルコ
ール等が挙げられる。これらの中でも、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、グリセリン、トリメチロールエ
タン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、ジペンタエリスリトール、ソルビット、マンニッ
ト、蔗糖等が好ましい。
スチレンオキサイド等によりR2が決定され、特に、入
手が容易であり優れた粘性調整効果を発揮させるために
は、炭素数2〜4のアルキレンオキサイド、又はスチレ
ンオキサイドが好ましい。付加させるアルキレンオキサ
イド又はスチレンオキサイド等は単独重合、2種類以上
のランダム共重合又はブロック共重合であってよい。付
加の方法は通常の方法であってよい。又、重合度kは1
〜500であり、好ましくは1〜200、更に好ましく
は10〜200がよい。又、R2に占めるエチレン基の
割合が、好ましくは全R2の50〜100重量%、更に
好ましくは65〜100重量%であると、良好な粘性調
整性が得られる。
リエーテルポリオール化合物を具体的に例示すれば、ポ
リエチレングリコール(PEG)、ポリプロピレングリ
コール、ポリエチレン/ポリプロピレングリコール、グ
リセリン−アルキレンオキサイド付加物、ネオペンチル
グリコール−アルキレンオキサイド付加物、トリメチロ
ールエタン−アルキレンオキサイド付加物、トリメチロ
ールプロパン−アルキレンオキサイド付加物、ペンタエ
リスリトール−アルキレンオキサイド付加物、ジペンタ
エリスリトール−アルキレンオキサイド付加物、ソルビ
ット−アルキレンオキサイド付加物等が挙げられる。こ
れらは分子量が500〜5万のものが好ましく、1,0
00〜2万のものが特に好ましい。あまりに分子量が大
きいと粘度が高くなり、製造時に使用しずらくなるから
である。
整剤を得るのに好ましく用いることができるR3−(NC
O)h+1で表わされるポリイソシアネートは、分子中に2
個以上のイソシアネート基を有するものであれば特に限
定されない。例えば、脂肪族ジイソシアネート、芳香核
ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネート、ビフェニ
ルジイソシアネート、フェニルメタンのジイソシアネー
ト、トリイソシアネート、テトライソシアネート等が挙
げられる。
ば、メチレンジイソシアネート、ジメチレンジイソシア
ネート、トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレ
ンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジプロピルエー
テルジイソシアネート、2,2−ジメチルペンタンジイ
ソシアネート、3−メトキシヘキサンジイソシアネー
ト、オクタメチレンジイソシアネート、2,2,4−ト
リメチルペンタンジイソシアネート、ノナメチレンジイ
ソシアネート、デカメチレンジイソシアネート、3−ブ
トキシヘキサンジイソシアネート、1,4−ブチレング
リコールジプロピルエーテルジイソシアネート、チオジ
ヘキシルジイソシアネート、メタキシリレンジイソシア
ネート、パラキシリレンジイソシアネート、テトラメチ
ルキシリレンジイソシアネート等が挙げられる。
ば、メタフェニレンジイソシアネート、パラフェニレン
ジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネー
ト、2,6−トリレンジイソシアネート、ジメチルベン
ゼンジイソシアネート、エチルベンゼンジイソシアネー
ト、イソプロピルベンゼンジイソシアネート、トリジン
ジイソシアネート、1,4−ナフタレンジイソシアネー
ト、1,5−ナフタレンジイソシアネート、2,6−ナ
フタレンジイソシアネート、2,7−ナフタレンジイソ
シアネート等が挙げられる。
ば、水添キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート等が挙げられる。
えば、ビフェニルジイソシアネート、3,3’−ジメチ
ルビフェニルジイソシアネート、3,3’−ジメトキシ
ビフェニルジイソシアネート等が挙げられる。
は、例えば、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシア
ネート、2,2’−ジメチルジフェニルメタン−4,
4’−ジイソシアネート、ジフェニルジメチルメタン−
4,4’−ジイソシアネート、2,5,2’,5’−テ
トラメチルジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネ
ート、シクロヘキシルビス(4−イソシアントフェニ
ル)メタン、3,3’−ジメトキシジフェニルメタン−
4,4’−ジイソシアネート、4,4’−ジメトキシジ
フェニルメタン−3,3’−ジイソシアネート、4,
4’−ジエトキシジフェニルメタン−3,3’−ジイソ
シアネート、2,2’−ジメチル−5,5’−ジメトキ
シジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、
3,3’−ジクロロジフェニルジメチルメタン−4,
4’−ジイソシアネート、ベンゾフェノン−3,3’−
ジイソシアネート等が挙げられる。
−メチルベンゼン−2,4,6−トリイソシアネート、
1,3,5−トリメチルベンゼン−2,4,6−トリイ
ソシアネート、1,3,7−ナフタレントリイソシアネ
ート、ビフェニル−2,4,4’−トリイソシアネー
ト、ジフェニルメタン−2,4,4’−トリイソシアネ
ート、3−メチルジフェニルメタン4,6,4’−トリ
イソシアネート、トリフェニルメタン−4,4’,4''
−トリイソシアネート、1,6,11−ウンデカントリ
イソシアネート、1,8−ジイソシアネート−4−イソ
シアネートメチルオクタン、1,3,6−ヘキサメチレ
ントリイソシアネート、ビシクロヘプタントリイソシア
ネート、トリス(イソシアネートフェニル)チオホスフ
ェート等が挙げられる。
アネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6
−トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネー
ト、2,2’−ジメチルジフェニルメタン−4,4’−
ジイソシアネート等のジイソシアネートが好ましい。
ダイマー、トリマー(イソシアヌレート結合)で用いら
れてもよく、又、アミンと反応させてビウレットとして
用いてもよい。
とポリオールを反応させたウレタン結合を有するポリイ
ソシアネートも用いることができる。ポリオールとして
は、前述の2〜8価のポリオールが好ましい。具体的に
は、例えば、グリセリン−トリレンジイソシアネート反
応物、グリセリン−ヘキサメチレンジイソシアネート反
応物等が挙げられる。3価以上のポリイソシアネートを
使用する場合は、ジイソシアネートとポリオールを反応
させたウレタン結合含有ポリイソシアネートを使用する
ことが好ましい。
整剤を得るのに好ましく用いることができる
p個のR5、即ちベンゼン環を1つ以上有する炭化水素
基又はベンゼン環を1つ以上有し且つ酸素原子を含む炭
化水素基を有する、置換フェノールのポリエーテルであ
れば特に限定されない。このような化合物は、
ピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、エピクロルヒ
ドリン等のアルキレンオキサイド又はスチレンオキサイ
ド等を付加重合することにより得ることができる。
ル、キシリル、エチルフェニル、クミル、クメニル、メ
シチル、ベンジル、フェネチル、フェニルエチル(スチ
レン化フェニル)、ベンズヒドリル、トリチル、α―メ
チルベンジル、フェノキシ、トルイルオキシ等が挙げら
れる。
中のベンゼン環同士が1以上の炭素原子を介して結合さ
れているタイプ及び該置換フェノール中のベンゼン環同
士が炭素原子を介さないで結合されているタイプに分け
られる。置換フェノール中のベンゼン環同士が1以上の
炭素原子を介して結合されているタイプとしては具体的
には、下記の構造式で表されるスチレン化フェノール:
様。) クミルフェノール:
が炭素原子を介さないで結合されているタイプとしては
具体的には、下記の構造式で表されるフェニルフェノー
ル:
数を表し、1〜5である。
スチレンオキサイド等は単独重合、2種類以上のランダ
ム共重合又はブロック共重合であってよい。付加の方法
は通常の方法であってよい。重合度nは1〜500であ
り、好ましくは1〜200、更に好ましくは5〜200
がよい。又、R4に占めるエチレン基の割合が、好まし
くは全R4の50〜100重量%、更に好ましくは、6
5〜100重量%であると、良好な粘性調整性が得られ
る。
方法としては通常のポリエーテルとイソシアネートとの
反応と同様にして例えば80〜90℃で1〜3時間加熱
し反応させれば得ることができる。
るポリエーテルポリオール(a)と、R3−(NCO)h+1
で表わされるポリイソシアネート(b)と、
せる場合は、一般式(1)の構造の化合物以外の化合物
も副生することがある。例えば、ポリエーテルポリオー
ル(a)としてポリエーテルジオールを、ポリイソシア
ネート(b)としてジイソシアネートを用いた場合に、
主生成物としては一般式(1)で表わされるc−b−a
−b−c型の化合物が生成するが、その他、c−b−c
型、c−b−(a−b)x−a−b−c型等の化合物が
副生することがある。この場合は、特に一般式(1)型
の化合物のみを分離することなく、一般式(1)型の化
合物を含む混合物の状態で粘性調整剤として使用するこ
とができる。
増粘剤には見出せなかった特性を提供する。例えば、本
粘性調整剤は非イオン性であり、又比較的低分子量であ
るにもかかわらず、水性系への少量の添加において良好
な増粘性を示す。又、水及びアルコールに対して安定で
ある。特にエマルジョン塗料においては、単に増粘する
だけではなく、多くの場合優れた流動性及び均展性を与
え、そして低及び高剪断の両条件下で優れた粘性調整効
果を与える。
では得られなかった経時粘度安定性及びレベリング性を
有する。すなわち、経時粘度安定性が優れているために
時間の経過とともに粘度が増減することがなく、常に一
定した粘度を示す。これは、一般式(1)において、構
造末端が
有するフェノールを使用したために奏される本発明特有
の効果である。
マーエマルジョン、ラテックス、分散体(サスペンショ
ン、ディスパージョン)等に用いることができる。ポリ
マーエマルジョン、ラテックスとしては以下のようなも
のが挙げられる。
て、酢酸ビニル単独の他例えば、酢酸ビニル/スチレ
ン、酢酸ビニル/(メタ)アクリル酸、酢酸ビニル/
(メタ)アクリル酸エステル、酢酸ビニル/塩化ビニ
ル、酢酸ビニル/アクリロニトリル、酢酸ビニル/マレ
イン酸(エステル)、酢酸ビニル/フマル酸(エステル)、
酢酸ビニル/エチレン、酢酸ビニル/プロピレン、酢酸
ビニル/イソブチレン、酢酸ビニル/塩化ビニリデン、
酢酸ビニル/シクロペンタジエン、酢酸ビニル/クロト
ン酸、酢酸ビニル/アクロレイン、酢酸ビニル/ベオ
バ、酢酸ビニル/アルキルビニルエーテル等が挙げられ
る。
例えば、(メタ)アクリル酸(エステル)同士、(メ
タ)アクリル酸(エステル)/スチレン、(メタ)アク
リル酸(エステル)/酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸
(エステル)/塩化ビニリデン、(メタ)アクリル酸
(エステル)/アリルアミン、(メタ)アクリル酸(エ
ステル)/ビニルピリジン、(メタ)アクリル酸(エス
テル)/N,N―ジメチルアミノエチルエステル、(メ
タ)アクリル酸(エステル)/N,N−ジエチルアミノ
エチルビニルエーテル等が挙げられる。
は、スチレン単独の他例えば、スチレン/アクリロニト
リル、スチレン/フマルニトリル、スチレン/マレイン
ニトリル、スチレン/シアノアクリル酸エステル、スチ
レン/酢酸フェニルビニル、スチレン/クロロメチルス
チレン、スチレン/ジクロロスチレン、スチレン/ビニ
ルカルバゾール、スチレン/N,N−ジフェニルアクリ
ルアミド、スチレン/メチルスチレン、スチレン/アク
リロニトリル/メチルスチレン、スチレン/アクリロニ
トリル/ビニルカルバゾール、スチレン/マレイン酸等
が挙げられる。
ョンとしては例えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン、塩
化ビニル/マレイン酸(エステル)、塩化ビニル/フマ
ル酸(エステル)、塩化ビニル/酢酸ビニル、塩化ビニル
/塩化ビニリデン、塩化ビニリデン/酢酸ビニル、塩化
ビニリデン/安息香酸ビニル等が挙げられる。
しては、例えば、ウレタン樹脂エマルジョン、シリコー
ン樹脂エマルジョン、エポキシ樹脂エマルジョン、フッ
素樹脂エマルジョン、SBRラテックス、SBラテック
ス、ABSラテックス、NBRラテックス、CRラテッ
クス、VPラテックス、BRラテックス、MBRラテッ
クス、IRラテックス等が挙げられる。
粘性調整効果を示すので、通常添加量はポリマーエマル
ジョン固型分、ラテックス等に対して好ましくは0.0
1〜10重量%、更に好ましくは0.01〜5重量%で
ある。使用方法としては直接ポリマーエマルジョン、ラ
テックス等に配合しても良く、又配合前に適当な粘度に
なるよう水や溶剤で希釈してから配合することもでき
る。例えば本発明の粘性調整剤をエマルジョン塗料に対
して使用する場合は、0.01〜5重量%を作業しやす
くするためエチルアルコール−水溶液として混練工程に
添加してもよく、又調整工程に添加してもよい。
オン、カチオン又は非イオン型の乳化剤を使用し、調整
することができる。2種類以上の乳化剤混合物も型に関
係なく使用可能である。乳化剤の添加量はモノマー量に
対して約0.1〜10重量%、又は場合によってはそれ
以上の量が可能である。過硫酸塩型の開始剤を使用する
場合は、乳化剤は不要な場合もある。一般にこれらのエ
マルジョンポリマーの平均分子量は、約10万〜1,0
00万で、多くは50万以上である。
とから、アルカリ性であるポリマーエマルジョンに対し
ても有効である。それらは消泡剤、顔料分散剤及び他の
界面活性剤と同時に添加することが可能である。又、本
発明の粘性調整剤は酸化防止剤、紫外線吸収剤、耐水化
剤、防腐防菌剤、殺虫殺菌剤、分散剤、消泡剤、消臭
剤、香料、増量剤、染料及び顔料などを含有又混合して
もよい。
ル等の溶剤、エマルジョン、顔料、消泡剤、顔料分散剤
その他の添加剤と混合してエマルジョン塗料組成物の粘
性調整剤として使用することができる。
系には紙、革及び繊維工業に対する水性塗料組成物、洗
浄剤、接着剤、ワックス、磨き剤、化粧品及び洗面用化
粧品、医薬品、農薬又は農業用組成物が挙げられる。
具体的に説明する。尚、実施例中、部及び%については
特に記載がない限り重量基準である。 (製造例1)温度計、窒素導入管及び攪拌機を付した容
量1,000mlの4つ口フラスコにポリエチレングリ
コール(PEG)6,000(分子量6,000)を48
0部、構造式
(EO)20モル付加物を174.7部仕込み、減圧下
(10mmHg以下)にて90〜100℃で3時間脱水
し、系の水分量を0.03%とした。ついで80℃に冷
却しトリレンジイソシアネ−ト(TDI)を27.8部
を加え窒素気流下80〜90℃にて2時間反応させ、イ
ソシアネート含量が0%であることを確認し常温で淡黄
色固体の反応生成物を得た。これを本発明の粘性調整剤
1とする。[R1=エチレン基:R2=エチレン基:R3=
トリレン基:R4=エチレン基:R5=以下の式により表
される基:m=2:h=1:k=68:n=20:p=
1]
EG6,000を480部、構造式
物を189部とTDI27.8部から常温で淡黄色固体
の反応生成物を得た。これを本発明の粘性調整剤2とす
る。[R1=エチレン基:R2=エチレン基:R3=トリレ
ン基:R4=エチレン基:R5=以下の式により表される
基:m=2:h=1:k=68:n=20:p=1〜
3]
EG6,000を480部、構造式
68部とTDIを27.8部から常温で淡黄色固体の反
応生成物を得た。これを本発明の粘性調整剤3とする。
[R1=エチレン基:R2=エチレン基:R3=トリレン
基:R4=エチレン基:R5=フェニル基:m=2:h=
1:k=68:n=20:p=1]
EG6,000を480部、構造式
を199部とTDI27.8部から常温で淡黄色固体の
反応生成物を得た。これを本発明の粘性調整剤4とす
る。[R1=エチレン基:R2=エチレン基:R3=トリレ
ン基:R4=エチレン基:R5=以下の式により表される
基:m=2:h=1:k=68:n=20:p=3]
EG6,000を480部、フェニルフェノールEO1
0モル付加物129部とTDI27.8部から常温で淡
黄色固体の反応生成物を得た。これを本発明の粘性調整
剤5とする。[R1=エチレン基:R2=エチレン基:R3
=トリレン基:R4=エチレン基:R5=フェニル基:m
=2:h=1:k=68:n=10:p=1]
EG6,000を480部、フェニルフェノールEO5
0モル付加物を410部とTDI27.8部から常温で
淡黄色固体の反応生成物を得た。これを本発明の粘性調
整剤6とする。[R1=エチレン基:R2=エチレン基:
R3=トリレン基:R4=エチレン基:R5=フェニル
基:m=2:h=1:k=68:n=50:p=1]
EG20,000を800部、フェニルフェノールEO
20モル付加物を84部とTDI13.9部から常温で
淡黄色固体の反応生成物を得た。これを本発明の粘性調
整剤7とする。[R1=エチレン基:R2=エチレン基:
R3=トリレン基:R4=エチレン基:R5=フェニル
基:m=2:h=1:k=227:n=20:p=1]
リメチロ−ルプロパンの100EO付加物を480部、
パラクミルフェノールのEO20モル付加物を232部
とTDI37.0部から常温で淡黄色固体の反応生成物
を得た。これを本発明の粘性調整剤8とする。[R1=ト
リメチロールプロパン残基:R2=エチレン基:R3=ト
リレン基:R4=エチレン基:R5=製造例1と同じ:m
=3:h=2:k=100:n=20:p=1]
造式 HO−(C2H4O)80−(C3H6O)30−(C2H4O)80−H の化合物を480部、パラクミルフェノールのEO20
モル付加物を109部とTDI17.3部から常温で淡
黄色固体の反応生成物を得た。これを本発明の粘性調整
剤9とする。[R1、R2、k=(C2H4O)80−(C3H
6O)30−(C2H4O)8 0:R3=トリレン基:R4=エチレ
ン基:R5=製造例1と同じ:m=2:h=1:n=2
0:p=1]
PEG6,000を480部、パラクミルフェノールE
O20モル付加物を175部とヘキサメチレンジイソシ
アネート(HMDI)26.9部から常温で淡黄色固体
の反応生成物を得た。これを本発明の粘性調整剤10と
する。[R1=エチレン基:R2=エチレン基:R3=ヘキ
サメチレン基:R4=エチレン基:R5=製造例1と同
じ:m=2:h=1:k=68:n=20:p=1]
PEG6,000を480部、フェニルフェノールEO
20モル付加物を168部とキシリレンジイソシアネー
ト30.1部から常温で淡黄色固体の反応生成物を得
た。これを本発明の粘性調整剤11とする。[R1=エチ
レン基:R2=エチレン基:R3=キシリレン基:R4=
エチレン基:R5=フェニル基:m=2:h=1:k=
68:n=20:p=1]
下、PEG6,000を480部、ステアリルアルコ−
ルのEO20モル付加物を184部、HMDIを26.
9部から常温で淡黄色固体の反応生成物を得た。これを
比較粘性調整剤1とする。
下、PEG6,000を480部、ノニルフェノールの
EO20モル付加物を173部、HMDIを26.9部
から常温で淡黄色固体の反応生成物を得た。これを比較
粘性調整剤2とする。
下、PEG6,000を480部、フェノールのEO2
0モル付加物を156部、HMDIを26.9部から常
温で淡黄色固体の反応生成物を得た。これを比較粘性調
整剤3とする。
整剤1〜3各40部、ブチルセロソルブ10部と水50
部を均一混合し、組成物1〜11並びに比較組成物1〜
3を得た。得られた透明液状の組成物並びに比較組成物
の粘度を測定した。
ル酸エステル系) 消泡剤:アデカネ−トB−940[旭電化工業(株)
製、鉱油系]
転数1000rpmで機械攪拌を行った。この組成物1
〜9、比較組成物1〜3を温度25℃の粘度を2時間
後、1日後、2日後、3日後、4日後、5日後に測定
し、経時粘度安定性を測定した。粘度測定条件は以下の
とおり。 粘度計:BM型粘度計 ロ−タ−:No.4 回転
数:12回転 結果を以下の表1に示す。尚、粘度の単位はcPsであ
る。
mの粘度を測定し、エマルジョンの粘性を評価した。
マルジョン(スチレン−アクリル酸エステル系、単独で
の粘度1,500cPs)、消泡剤をアデカネ−トB−
10[旭電化工業(株)製、シリコン系]に代えて同じ
条件で試験をした。
し、実施例1と同様の条件で経時粘度安定性、粘性を測
定した。
の粘性調整剤1〜11はR5が1つ以上のベンゼン環を
有するという特有の構造であるため、時間の経過による
粘度の変化が非常に少ない。一方、従来品である比較品1
〜3は、構造末端が直鎖の炭化水素鎖やフェニル基、ア
ルキル置換フェニル基等であるので、時間に経過ととも
に徐々に粘度が上昇していることが以上の結果から明ら
かである。
ベリング性に優れた新規な粘性調整剤を提供したことに
ある。本発明によれば、エマルジョン組成物は常に一定
の粘度を示し、特にエマルジョン塗料組成物として使用
する際に作業性が向上する。
Claims (7)
- 【請求項1】 下記の一般式(1) 【化1】 (式中、R1、R2及びR4は、炭化水素基を表わし、R3
は、炭化水素基又はウレタン結合を有する炭化水素基を
表わし、R5は、ベンゼン環を1つ以上有する炭化水素
基又はベンゼン環を1つ以上有し且つ酸素原子を含む炭
化水素基を表わし、mは、2以上の数を表わし、hは、
1以上の数を表わし、k及びnは、1〜500の数を表
わし、pは1〜5の数を表わす。)で表わされる化合物
よりなる粘性調整剤。 - 【請求項2】 R2及びR4が、炭素数2〜4のアルキレ
ン基、又はフェニルエチレン基である、請求項1記載の
粘性調整剤。 - 【請求項3】 R3が、R3−(NCO)h+1で表わされる
ポリイソシアネートの残基である、請求項1又は2記載
の粘性調整剤。 - 【請求項4】 R1が、R1−(OH)mで表わされるポリ
オールの残基である、請求項1乃至3のいずれか1項記
載の粘性調整剤。 - 【請求項5】 R1−[(O−R2)k−OH]mで表わされる
ポリエーテルポリオールと、R3−(NCO)h+1で表わさ
れるポリイソシアネートと、 【化2】 で表わされるポリエーテルモノオールを反応させて得ら
れる粘性調整剤。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項記載の粘
性調整剤を含有するエマルジョン組成物。 - 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれか1項記載の粘
性調整剤を含有するエマルジョン塗料組成物。
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|---|---|---|---|
| JP04927797A JP3783745B2 (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 粘性調整剤 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|
| JPH10245541A true JPH10245541A (ja) | 1998-09-14 |
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ID=12826372
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP04927797A Expired - Lifetime JP3783745B2 (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 粘性調整剤 |
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|---|---|
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1584331A1 (en) * | 1998-12-17 | 2005-10-12 | Shiseido Co., Ltd. | Cosmetic composition comprising hydrophobically modified polyether polyurethane and monohydric alcohol |
| JP2007063486A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | San Nopco Ltd | 粘性改良剤 |
| JP2007063485A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | San Nopco Ltd | 粘性改良剤 |
| WO2015115634A1 (ja) | 2014-02-03 | 2015-08-06 | 株式会社Adeka | 粘性調整剤組成物 |
-
1997
- 1997-03-04 JP JP04927797A patent/JP3783745B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| WO2015115634A1 (ja) | 2014-02-03 | 2015-08-06 | 株式会社Adeka | 粘性調整剤組成物 |
| CN105940075A (zh) * | 2014-02-03 | 2016-09-14 | 株式会社Adeka | 粘性调节剂组合物 |
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| TWI632232B (zh) * | 2014-02-03 | 2018-08-11 | Adeka股份有限公司 | 黏性調整劑組成物 |
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| Publication number | Publication date |
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