JPH1024572A - 液体吐出ヘッド - Google Patents
液体吐出ヘッドInfo
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- JPH1024572A JPH1024572A JP18299296A JP18299296A JPH1024572A JP H1024572 A JPH1024572 A JP H1024572A JP 18299296 A JP18299296 A JP 18299296A JP 18299296 A JP18299296 A JP 18299296A JP H1024572 A JPH1024572 A JP H1024572A
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Abstract
ストークを効果的に防止し得る液体吐出ヘッドを得る。 【解決手段】 液体を吐出するための発熱体3が配さ
れ、並列に配置された複数の液流路10と、該複数の液
流路の長手方向後端側に配され、該複数の液流路に連通
する共通液室13とを有し、前記発熱体3を駆動し前記
液体に熱を加えて気泡を発生させることにより、前記液
流路前端の吐出口18から液体を吐出する液体吐出ヘッ
ドにおいて、液流路10後端と共通液室13との境界部
に、前記長手方向にほぼ直交する方向に延在し液流路1
0から共通液室13に流れ込む残留気泡をトラップし保
持する複数個の空気溜まりとしての溝T(T1、T2、
T3)を設けた。
Description
よる気泡の発生によって、所望の液体を吐出する液体吐
出へッドに関する。
革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス
などの被記録媒体に対し記録を行う、プリンター、複写
機、通信システムを有するファクシミリ、プリンタ部を
有するワードプロセッサ等の装置、さらには各種処理装
置と複合的に組み合わせた産業用記録装置に適用できる
発明である。
字や図形等の意味を持つ画像を被記録媒体に対して付与
することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像
を付与することをも意味するものである。
で、インクに急峻な体積変化(気泡の発生)を伴う状態
変化を生じさせ、この状態変化に基づく作用力によって
吐出口からインクを吐出し、これを被記録媒体上に付着
させて画像形成を行うインクジェット記録方法、いわゆ
るバブルジェット記録方法が従来知られている。このバ
ブルジェット記録方法を用いる記録装置には、特公昭6
1ー59911号ないし特公昭61ー59914号等の
公報に開示されているように、インクを吐出するための
吐出口と、この吐出口に連通するインク流路と、インク
流路内に配されインクを吐出するためのエネルギー発生
手段としての発熱体(電気熱変換体)とが一般的に配さ
れている。
像を高速、低騒音で記録することができると共に、この
記録方法を行うヘッドではインクを吐出するための吐出
口を高密度に配置することができるため、小型の装置で
高解像度の記録画像、さらにカラー画像をも容易に得る
ことができるという多くの優れた点を有している。この
ため、このバブルジェット記録方法は、近年、プリンタ
ー、複写機、ファクシミリなどの多くのオフィス機器に
利用されており、さらに、捺染装置等の産業用システム
にまで利用されるようになってきている。
用されるに従って、さらに、高品位な画質の達成や、高
粘度液体等の種々の液体の良好な吐出が望まれ、従来に
比べ、さらに液体の吐出効率が高く吐出力が強い液体の
吐出方法や液体吐出へッドが望まれている。
液体中に溶け込んでいた空気が、発泡ないし消泡の過程
で、発熱体の近傍においてキャビテーション等の影響で
急激に起こる状態変化により析出し、消泡後も発熱体近
傍、あるいは液流路内の任意の箇所に残留気泡として残
ることが、現象観察で確認されている。
用環境や、発熱体の形状、ノズルの形状等の吐出ヘッド
の構造や、使用するインクの種類等により、まちまちで
あり、液流路の下流側および上流側からの液体のリフィ
ルにより押し潰されて消滅するものもあるが、内圧が大
気圧に近いものは消滅までに時間がかかり、液流路内を
浮遊したり、トラップされやすい形状部位に溜まること
になる。
は、連続吐出による高周波数での発泡、消泡の繰り返し
により、吐出口から液体の吐出と共に排出されるものも
あるが、上流側に移動し、共通液室に流れ込んでしまう
ものもある。
ブルジェット記録方法には次のような不具合が生じてい
た。すなわち、 1)発熱体表面に残留気泡が残ると、この残留気泡が次
の発泡時の吐出用気泡の成長を阻害し、吐出量が減るこ
とがあった。
や、流路壁等に残留気泡が存在する状態で次の発泡が起
こると、やはり気泡の成長を阻害していた。これによっ
て、連続吐出時に吐出毎の気泡の大きさが変化し、吐出
量、吐出速度が不安定となって画像ムラの生ずる一因と
なっていた。
体の流れが速い状況で共通液室に流れ込み、この気泡が
溜まって大きな泡に成長し過ぎると、液体の液流路への
リフィル時に液流路内に押し戻され、この大きな泡に起
因して不吐出となることがあった。
ように考えられる。
は、大きな泡をトラップしその後共通液室Cへ逃がすこ
とで、不吐出を防止することを目的の一つとして、空間
(段部)Sが設けられている(特開平2- 187353
号参照)。しかしながら、長時間の駆動によりこの空間
Sに残留気泡が溜まり過ぎると、共通液室側へ逃げてく
れるのもあるが、液流路への液体のリフィルと共に矢印
αのように液流路L内に引き込まれてしまうものもあ
り、液流路Lが泡で遮断されることにより不吐出になる
のである。
も、残留気泡がこの空間Sにトラップされず共通液室C
に流れ込んで成長し、共通液室C内の何処にトラップさ
れるか定まらない大きな泡βが、上述の空間Sが存する
ときよりも数段早く液流路L内の残留気泡と連結し不吐
出を生ずる場合があり、これも効果があるとは言えな
い。
出ヘッド、つまり、同じパターンを連続印字する、特定
ノズルの使用比率が高いバーコード、ラベルプリンタ用
や、大判のプロッタ用等のノズル数の多い長尺ヘッドに
生じ易い。
キャンヘッドでは、せいぜいA3サイズの用紙の短手幅
程度の長さを連続印字するので、上述の空間等の共通液
室内の残留気泡トラップ領域に気泡はあまり溜まらず、
キャリッジリターンの間に消滅したり、ラスター(ライ
ン)毎の予備吐出等のシーケンス処理で吐出口から排出
されたりするので、長尺ヘッドに比べて泡による不吐出
は起こりにくい。これに対し、連続印字時間の長いヘッ
ドでは、連続吐出により残留気泡は液体中に再溶解しな
いで残り易く、また、その量も多いので不吐出が起き易
いものと考えられる。
ズルのメニスカス振動に影響を及ぼす後方クロストーク
を吸収する効果的な方法として、特開平6−34455
8号公報には、長尺ヘッドにおいて、共通液室内に圧力
振動を吸収するバッファ室を設けたインクジェットヘッ
ドが提案されている。しかしながら、この特開平6−4
4558号公報に提案のものは、ノズルの後端からバッ
ファ室までの距離が遠い上、バッファ室内に常時必要量
の気泡を保持する制御機構がなく、確実性に乏しい。
号公報にには、共通液室に気泡を発生させるヒーターを
有するバブルセルと称するバッファ室を設けたインクジ
ェットヘッドが提案されている。これも効果的な発明で
はあるが、バッファ室内に気泡を蓄えるために余分なエ
ネルギーを必要とするので、効率的ではない。
多方面への展開が成されつつあるが、こうした中、粘度
や熱的性質を含む吐出液体の特性の選択の自由度を広
げ、良好な吐出を行うことができる液体吐出へッドとし
て、本出願人は、図12に示されるような、吐出口18
に連通した第1の液流路14と、液体に熱を加えること
で該液体に気泡を発生させる発熱体3が設けられた第2
の液流路16と、前記第1の液流路14と前記第2の液
流路16との間に配され、吐出口18方向に自由端を有
し、前記第2液流路16内での気泡の発生による圧力に
基づいて該自由端を前記第1の液流路14側に変位させ
て、前記圧力を前記第1の液流路14に伝える可動部材
31とを有する液体吐出へッドを提案した。
流路式に比べ、吐出性能に優れている。
も、消泡時には、従来の一液流路式と同様に残留気泡が
発生し、第1の液流路14および第2の液流路16に滞
留する。しかし、第1の液流路14内に滞留して気泡の
成長を妨げる可能性のある残留気泡は、可動部材31の
上部を含みその上流側の残留気泡は可動部材31の変位
により上流側に押し流されるので、第1液流路14内の
可動部材31より下流側にある残留気泡であり、これ
は、気泡の成長に先んじて初期の膜沸騰の圧力により、
液体と共に吐出口18から排出される。従って、従来の
一液流路式に比べると、気泡成長の阻害度は小さい。
いては、消泡時において第1の液流路14と第2の液流
路16とは可動部材31により遮断され、スリット35
を介して連通するのみであるから、第1の液流路14内
には残留気泡が残りにくく、この第1の液流路14から
共通液室に残留気泡が流れ込み、泡による不吐出を生じ
させるまでに成長する確率は極めて低い。
ては、気泡発生領域の構造が発熱体3と可動部材31と
が対向して配置された構造であり、可動部材31の振動
により発熱体表面上に残留気泡が滞留し難いので、発泡
を阻害することはない。
っても、第2の液流路が連通する共通液室へ流れ込む残
留気泡はやはり存在し、一液流路式吐出ヘッドについて
述べたのと同様の理由で不吐出が発生する可能性は否定
できない。
考慮して、本発明の第1の目的は、残留気泡の成長の結
果もたらされる不吐出、特に、連続吐出時、とりわけ長
尺ヘッドでの高周波駆動の繰り返し印字を行う場合に発
生し易い不吐出を効果的に防止することができる液体吐
出へッドを提供することにある。
通液室を介しての後方クロストークによるメニスカス振
動を効果的に抑制できる液体吐出へッドを提供すること
にある。
2の目的を同時に達成することのできる液体吐出ヘッド
を提供することにある。
かの目的を達成するための本発明は、次のようなもので
ある。
ための発熱体が配され、並列に配置された複数の液流路
と、該複数の液流路の長手方向後端側に配され、該複数
の液流路に連通する共通液室とを有し、前記発熱体を駆
動し前記液体に熱を加えて気泡を発生させることによ
り、前記液流路前端の吐出口から液体を吐出する液体吐
出ヘッドにおいて、前記液流路後端と前記共通液室との
境界部に、前記長手方向にほぼ直交する方向に複数延在
し前記液流路から前記共通液室に流れ込む残留気泡をト
ラップし保持する空気溜まりを有することを特徴とす
る。
は、さらに、前記液流路から前記共通液室に流れ込む残
留気泡以外に前記共通液室内に浮遊する気泡をもトラッ
プし保持するよう構成されていることを特徴とする。
は、該空気溜まりにトラップされた気泡により前記共通
液室内を伝わる圧力変動を吸収するように構成されてい
ることを特徴とする。
は、前記液流路への液体のリフィル時に前記空気溜まり
にトラップし保持された気泡が前記液流路に戻されるの
を阻止する障壁を有することを特徴とする。
は、前記液流路後端と前記共通液室との境界部の上壁に
形成され、前記長手方向にほぼ直交する方向に延在する
溝であることを特徴とする。
平行に形成されていることを特徴とする。
長手方向にほぼ直交する方向においてその幅が異なるこ
とを特徴とする。
並列に配された複数の第1の液流路と、液体に熱を加え
ることで該液体に気泡を発生させる発熱体が設けられ並
列に配された複数の第2の液流路と、前記第1の液流路
と前記第2の液流路との間に配され、吐出口方向に自由
端を有し、前記第2液流路内での気泡の発生による圧力
に基づいて該自由端を前記第1の液流路側に変位させ
て、前記圧力を前記第1の液流路に伝える可動部材と、
前記複数の第1の液流路と前記複数の第2の液流路との
後端側に配され、該複数の第1液流路および複数の第2
の液流路に連通する共通液室とを有する液体吐出へッド
において、少なくとも前記複数の第2の液流路後端と前
記共通液室との境界部に、前記長手方向にほぼ直交する
方向に延在し前記複数の第2の液流路から前記共通液室
に流れ込む残留気泡をトラップし保持する複数個の第1
の空気溜まりを有することを特徴とする。
前記第1の液流路と前記第2の液流路との間に配された
分離壁の一部として構成され、前記共通液室は該分離壁
に形成された連通孔で連通され一つの共通液室を構成し
ていることを特徴とする。
気溜まりは、前記第2の液流路後端と前記共通液室との
境界部の前記分離壁に形成され、前記長手方向にほぼ直
交する方向に延在する溝であることを特徴とする。
個形成されていることを特徴とする。
記長手方向にほぼ直交する方向においてその幅が異なる
ことを特徴とする。
複数の第1の液流路後端と前記共通液室との境界部で前
記第1の空気溜まりに対応する位置に、前記長手方向に
ほぼ直交する方向に延在し残留気泡をトラップし保持す
る複数個の第2の空気溜まりを有することを特徴とす
る。
気溜まりには前記第2の空気溜まりに対向した連通部が
形成されていることを特徴とする。
は、少なくとも前記第1の空気溜まりが形成される部位
が他の部位に比べ厚くされていることを特徴とする。
し並列に配された複数の第1の液流路と、液体に熱を加
えることで該液体に気泡を発生させる発熱体が設けられ
並列に配された複数の第2の液流路と、前記第1の液流
路と前記第2の液流路との間に配され、吐出口方向に自
由端を有し、前記第2液流路内での気泡の発生による圧
力に基づいて該自由端を前記第1の液流路側に変位させ
て、前記圧力を前記第1の液流路に伝える可動部材と、
前記複数の第1の液流路の後端側に配され、該複数の第
1液流路に連通する第1の共通液室と、前記複数の第2
の液流路の後端側に配され、該複数の第2液流路に連通
する第2の共通液室とを有する液体吐出へッドにおい
て、前記複数の第2の液流路後端と前記第2の共通液室
との境界部に、前記長手方向にほぼ直交する方向に複数
延在し前記複数の第2の液流路から前記第2の共通液室
に流れ込む残留気泡をトラップし保持する空気溜まりを
有することを特徴とする。
は前記第1の液流路と前記第2の液流路との間および前
記第1の共通液室と前記第2の共通液室との間に配され
た分離壁の一部として構成されていることを特徴とす
る。
りは、前記第2の液流路後端と前記第2の共通液室との
境界部の前記分離壁に形成され、前記長手方向にほぼ直
交する方向に延在する溝であることを特徴とする。
個平行に形成されていることを特徴とする。
記長手方向にほぼ直交する方向においてその幅が異なる
ことを特徴とする。
は、少なくとも前記空気溜まりが形成される部位が他の
部位に比べ厚くされていることを特徴とする。
は、電気信号を受けることで熱を発生する電気熱変換体
であることを特徴とする。
って液体に膜沸騰を生じさせることで発生する気泡であ
ることを特徴とする。
は、ニッケルや金等の金属で構成されていることを特徴
とする。
し24のいずれかに記載の液体吐出へッドと、該液体吐
出へッドから液体を吐出させるための駆動信号を供給す
る駆動信号供給手段とを有することを特徴とする液体吐
出装置である。
には残留気泡がトラップされ保持されるので、大きな径
の泡が成長されつつ溜められる。そして、この大きな径
の泡がさらに成長すると、長手方向にほぼ直交する方
向、すなわち、液流路の液体の流れ方向に直交する方向
に延在する空気溜まりに沿って成長し、空気溜まり内の
大きな泡は液体を液流路へリフィルする方向へは動きに
くい。
に溜められた気泡の集団はその容積に対し表面積を小さ
くしようとする力(表面張力)により合体し、溝の形状
に倣って成長して溝に沿って延び、障壁によりリフィル
圧の外力を防御できるので、一旦溝に沿って延びた泡は
動きにくいものと考えられる。その結果、液流路内に引
き込まれる大きな径の泡は大幅に減少される。
高さまでの領域を浮遊する気泡は小さな泡のみであり、
液流路内に引き込まれても吐出に影響しない。
は結果的に溜まった)ほぼ定量の気泡は、吐出時の共通
液室を介した後方クロストークによるメニスカス振動の
乱れを吸収し、メニスカス振動の振幅、集束時間を効果
的に小さくすることができる。
ーンのラベルを連続プリントするようなラインプリンタ
ー用や、大判プリントを行うプロッター用等の長尺ヘッ
ド(例えば、1ヘッド当たり500ノズル以上)におい
て発生し易かった残留気泡による不吐出を効果的に防止
することができる。
リンター本体の回復シーケンスの使用回数を減少するこ
とができ、本体プロセス設計の負荷も軽減できる。
ニスカス振動の集束を促進でき、吐出設計に忠実な濃度
ムラのない良好な画像を得ることができる。
流」とは、液体の供給源から気泡発生領域(又は可動部
材)を経て、吐出口へ向かう液体の流れ方向に関して、
又はこの構成上の方向に関しての表現として表されてい
る。
主として液滴の吐出に直接作用するとされる気泡の吐出
口側部分を代表する。より具体的には気泡の中心に対し
て、上記流れ方向や上記構成上の方向に関する下流側、
又は、発熱体の面積中心より下流側の領域で発生する気
泡を意味する。
閉」とは、気泡が成長するとき、可動部材が変位する前
に可動部材の周囲の隙間(スリット)から気泡がすり抜
けない程度の状態を意味する。
義では気泡発生領域と吐出口に直接連通する領域とを区
分するように介在する壁(可動部材を含んでもよい)を
意味し、狭義では気泡発生領域を含む液流路と吐出口に
直接連通する液流路とを区分し、それぞれの領域にある
液体の混合を防止するものを意味する。
施の形態を詳細に説明する。
の第1の実施の形態に係る液体吐出ヘッドの一部を示す
部分破断斜視図である。
に、液体を吐出するための吐出エネルギー発生素子とし
て、液体に熱エネルギーを作用させる発熱体3が素子基
板1に複数個配設されており、この素子基板1上に発熱
体3に対応して液流路10が配されている。液流路10
は吐出口18に連通していると共に、複数の液流路10
に液体を供給するための共通液室13に連通しており、
吐出口から吐出された液体に見合う量の液体をこの共通
液室13から受け取る。そして、この液流路10は素子
基板1上に形成された流路壁12によりその側部が画成
されている。さらに、この流路壁12が形成された素子
基板1上に、例えば、ガラス製の天板20がドライフィ
ルム層22を介在して接着剤層24により接着され液体
吐出ヘッドの要部が形成されている。なお、素子基板1
には発熱体3に電気信号を供給する配線電極4が成膜技
術により一体的に作り込まれている。
素子基板100はアルミベースプレート120にダイボ
ンディングされ、アルミベースプレート120に貼着さ
れているプリント回路基板(不図示)と配線電極を介し
てワイヤボンディングされ電気的に接続されている。
連通するインク供給部であり、インク供給管28に接続
される。インク供給部26を天板20に取り付けること
により液体吐出ヘッドが完成する。
ッドでは、図2に示すように、天板20において液流路
10後端と共通液室13との境界部に、液流路10の長
手方向にほぼ直交する方向に延在し、液流路10から共
通液室13に流れ込む残留気泡をトラップし保持する複
数個の平行な溝T(T1、T2、T3)からなる空気溜
まりが形成されている。この複数個の溝T(T1、T
2、T3)はそれぞれ隣接する障壁B(B1、B2、B
3)により図示のように画成されている。
に示すように、発熱体3の駆動が終了した消泡時に発生
した残留気泡(図中小丸で示されている)のうち、共通
液室13側へ流れたものは、矢印Aで示すように、液流
路10後端と共通液室13との境界部に液流路10の長
手方向にほぼ直交する方向に延在して形成された複数個
の平行な溝T(T1、T2、T3)からなる空気溜まり
のいずれかにトラップされ保持される。
吐出周波数が低い場合には、溝T(T1、T2、T3)
内にはその容積に比べて比較的小さな小泡しか溜まらな
い。
るいは、吐出周波数が高い場合には、溝T(T1、T
2、T3)内にトラップされ保持された残留気泡は互い
に接触し、かつ、結合して、大きな径の泡に成長しつつ
溜められる。そして、この大きな径の泡がさらに成長す
ると、溝壁に接しつつその溝壁に沿って成長し、図2
(B)に示すような状態となる。
1、T2、T3)内にトラップされ保持された残留気泡
の集団は、図2(C)に段階的に示すように、その容積
に対し表面積を小さくしようとする力(表面張力)によ
り合体し、溝の形状に倣って成長して溝壁に沿って延び
る。従って、共通液室13から液流路10に向かう液体
の流れであるリフィル程度の圧力では、溝T(T1、T
2、T3)内の大きな泡は障壁B(B1、B2、B3)
に邪魔されてそのリフィル方向へは動きにくい。その結
果、液流路10内に大きな径の泡が引き込まれることは
ない。
B(B1、B2、B3)の先端から液流路10の天井高
さまでの領域を浮遊する気泡は小さな泡のみであり、液
流路10内に引き込まれても吐出に悪影響を及ぼさな
い。
T3)を形成したことにより、従来の液流路後方に気泡
トラップ用の空間Sを形成したものに比べ、同じ体積の
気泡がトラップされたと仮定しても、本発明の場合には
複数の平行な溝T(T1、T2、T3)に分割されてい
るので、一つ一つの体積が小さく、最悪、気泡が液流路
10に引き込まれたとしても、液流路10内の液体を遮
断する程ではないので、不吐出が生じ難いのである。
溝壁、すなわち、障壁B(B1、B2、B3)の高さ
(溝の深さ)は、上述の作用が行われる寸法であればよ
く、本実施例では、液流路10の容積が約850×10
-9cm3 の液体吐出ヘッドで高さが0.1mm、幅が
0.03mmとした。
宜選択でき、成形、機械加工等、溝が形成できればその
手段は問わない。本実施例では、コストを考慮してレー
ザ加工により形成している。
れを画成する障壁B(B1、B2、B3)の形状は、図
2に示すような矩形の形状に限られず、図3に示すよう
に、断面が鋸歯形状のような異形でもよく、この際、液
流路10に近い側の溝T1から順に隣の溝には気泡が移
り易く(図中、矢印Xで示す)、トラップされた気泡が
液流路10内に戻り難い(図中Yで示す)ように、障壁
B(B1、B2、B3)にテーパを付けてもよい。
を示したが、ヘッドの構造や、駆動条件に応じて適宜設
定すればよい。また、空気溜まりに溜まった気泡が定量
を超える場合には、回復手段によって不要な分の気泡を
除去することにより安定した状態を維持することができ
る。このとき、気泡は空気溜まりに集められ除去しやす
くなっており、従来よりも回復動作によるインクの消費
が少なくてすむ。また回復動作による気泡の除去は必要
な量の気泡を残すように行われる。
出を行ったところ、残留気泡に起因する不吐出は発生せ
ず、空気溜まり内に溜められた(または結果的に溜まっ
た)ほぼ定量の気泡は、さらに、吐出時の共通液室を介
した後方クロストークによるメニスカス振動の乱れを吸
収し、メニスカス振動の振幅、集束時間を効果的に小さ
くすることが確認できた。
T2、T3)の他の形態として、図8に示す形態(溝
T′と称す)としてもよい。
2′、T3′)の幅を液流路10の長手方向に直交する
方向において異ならせ、溝T内にトラップされ保持され
ている泡を毛管力を利用して所定方向に案内するように
したものである。具体的には、図8に示すように、溝
T′(T1′、T2′、T3′)のそれぞれの溝幅を、
液体吐出ヘッドの中心線付近において最大となるように
し、両端に向かうに従い狭くなる両テーパ状にしてい
る。そして、溝T′(T1′、T2′、T3′)の両端
部において、該溝T′は天板20に形成した泡溜まり室
Sに孔Rを介して連通されている。
1′、T2′、T3′)内にトラップされ保持された残
留気泡は互いに接触し、かつ、結合して、大きな径の泡
に成長しつつ溜められる。そして、この大きな径の泡が
さらに成長すると、溝内の毛管力により泡と液体との界
面は溝幅の狭い方向へ引かれ、泡も溝T′(T1′、T
2′、T3′)の両端に引かれる。従って、溝T′(T
1′、T2′、T3′)に溜まり過ぎて、保持され得な
くなった泡は孔Rを介して両端の泡溜まり室Sに収容さ
れ、共通液室13内に溢れることが防止される。
3′)の溝幅は、液体吐出ヘッドの中心線付近において
最大となるようにしたが、一端において最大で他端にお
いて最小となる形態の片テーパ状の溝を、交互に補完的
に配列してもよい。
2の実施形態を説明する前に、本発明が適用される液体
吐出ヘッドの基本的な構成について、図13ないし図1
7を参照して説明する。
体を吐出するための、気泡に基づく圧力の伝搬方向や気
泡の成長方向を制御することで吐出力や吐出効率の向上
を図り得る構成を説明する。
流路方向で切断した断面模式図を示しており、図14は
この液体吐出ヘッドの部分破断斜視図を示している。
の吐出エネルギー発生素子として、液体に熱エネルギー
を作用させる発熱体3(好ましい形態例においては40
μm×105μmの形状の発熱抵抗体)が素子基板1に
設けられており、この素子基板上に発熱体3に対応して
液流路10が配されている。液流路10は吐出口18に
連通していると共に、複数の液流路10に液体を供給す
るための共通液室13に連通しており、吐出口から吐出
された液体に見合う量の液体をこの共通液室13から受
け取る。
発熱体3に対向するように面して、金属などの弾性を有
する材料で構成され、平面部を有する板状の可動部材3
1が片持梁状に設けられている。この可動部材の一端は
液流路10の壁や素子基板上に感光性樹脂などをパター
ニングして形成した土台(支持部材)34などに固定さ
れている。これによって、可動部材は保持されると共に
支点(支点部分)33を構成している。
って共通液室13から可動部材31を経て吐出口18側
へ流れる大きな流れの上流側に支点(支点部分;固定
端)33を持ち、この支点33に対して下流側に自由端
(自由端部分)32を持つように、発熱体3に面した位
置に発熱体3を覆うような状態で発熱体から15μm程
度の距離を隔てて配されている。この発熱体と可動部材
との間が気泡発生領域となる。なお発熱体、可動部材の
種類や形状および配置はこれに限られることなく、後述
するように気泡の成長や圧力の伝搬を制御しうる形状お
よび配置であればよい。なお、上述した液流路10は、
後に取り上げる液体の流れの説明のため、図13
(a),(d)に示される状態の可動部材31を境にし
て直接吐出口18に連通している部分を第1の液流路1
4とし、気泡発生領域11や液体供給路12を有する第
2の液流路16の2つの領域に分けて説明する。
と発熱体3との間の気泡発生領域11の液体に熱を作用
し、液体に米国特許第4, 723, 129号明細書に記
載されているような膜沸騰現象に基づく気泡を発生させ
る。気泡の発生に基づく圧力と気泡は液体を介して可動
部材に優先的に作用し、可動部材31は図13(b)、
(c)もしくは図10で示されるように支点33を中心
に吐出口側に大きく開くように変位する。可動部材31
の変位若しくは変位した状態によって気泡の発生に基づ
く圧力の伝搬や気泡自身の成長が吐出口側に導かれる。
を説明する。本発明において最も重要な原理の1つは、
気泡に対面するように配された可動部材が気泡の成長に
伴い、気泡が可動部材31に接触する前に、気泡の圧力
に基づいて、定常状態の第1の位置から最大変位後の位
置である第2の位置へ変位し、可動部材31が最大位の
第2位置から弾性により戻る期間の一部で成長途上にあ
る気泡に接触し、この変位する可動部材31によって気
泡の発生に伴う圧力や気泡自身を吐出口18が配された
下流側へ導くことである。
路構造を模式的に示した図15と本発明の図16とを比
較してさらに詳しく説明する。なおここでは吐出口方向
への圧力の伝搬方向をVA、上流側への圧力の伝搬方向
をVBとして示した。
いては、発生した気泡40による圧力の伝搬方向を規制
する構成はない。このため気泡40の圧力伝搬方向はV
1〜V8のように気泡表面の法線方向となり様々な方向
を向いていた。このうち、特に液吐出に最も影響を及ぼ
すVA方向に圧力伝搬方向の成分を持つものは、V1〜
V4即ち気泡のほぼ半分の位置より吐出口に近い部分の
圧力伝搬の方向成分であり、液吐出効率、液吐出力、吐
出速度などに直接寄与する重要な部分である。さらにV
1は吐出方向VAの方向に最も近いため効率よく働き、
逆にV4はVAに向かう方向成分は比較的少ない。
場合には、可動部材31が図15の場合のように様々な
方向を向いていた気泡の圧力伝搬方向V1〜V4を戻り
変位しつつ下流側(吐出口側)へ導き、VAの圧力伝搬
方向に変換するものであり、これにより気泡40の圧力
が直接的に効率よく吐出に寄与することになる。そし
て、気泡の成長方向自体も圧力伝搬方向V1〜V4と同
様に下流方向に導かれ、上流より下流で大きく成長す
る。このように、気泡の成長方向自体を可動部材によっ
て制御し、気泡の圧力伝搬方向を制御することで、吐出
効率や吐出力また吐出速度などの根本的な向上を達成す
ることができる。
吐出動作について詳しく説明する。
ーなどのエネルギーが印加される前の状態であり、発熱
体が熱を発生する前の状態である。ここで重要なこと
は、可動部材31が、発熱体の発熱によって発生した気
泡に対し、この気泡の少なくとも下流側部分に対面する
位置に設けられていることである。つまり、気泡の下流
側が可動部材に作用するように、液流路構造上では少な
くとも発熱体の面積中心3aより下流(発熱体の面積中
心3aを通って流路の長さ方向に直交する線より下流)
の位置まで可動部材31が配されている。
ーなどが印加されて発熱体3が発熱し、発生した熱によ
って気泡発生領域11内を満たす液体の一部を加熱し、
膜沸騰に伴う気泡を発生させた状態である。
基づく圧力により、第1位置から変位を開始する。ここ
で重要なことは前述したように、可動部材31の自由端
32を下流側(吐出口側)に配置し、支点33を上流側
(共通液室側)に位置するように配置して、可動部材の
少なくとも一部を発熱体の下流部分すなわち気泡の下流
部分に対面させることである。
け、気泡40と可動部材31との間に液体が介在された
まま可動部材31が変位している状態を示す。気泡40
の発生に伴う圧力に応じて可動部材31はさらに変位
し、最大変位位置の第2の位置まで変位する。図13
(c)はまた、気泡40が成長し続けると共に、可動部
材31がその最大変位した第2位置から戻る過程で気泡
40に接触している状態を示している。発生した気泡4
0は上流より下流に大きく成長すると共に可動部材の第
1の位置(点線位置)を越えて大きく成長し続け、この
気泡40の成長と共に可動部材31が戻り変位して行く
ことで気泡40の圧力伝搬方向や体積移動のしやすい方
向、すなわち自由端側への気泡の成長方向を吐出口に均
一的に向かわせることができることも吐出効率を高める
と考えられる。可動部材は、気泡や発泡圧を吐出口方向
へ導くのに積極的に寄与し、効率よく圧力の伝搬方向や
気泡の成長方向を制御することができる。
騰の後、気泡内部圧力の減少によって収縮し、消滅する
状態を示している。
可動部材自身のばね性による復元力とによって図13
(a)の初期位置(第1の位置)に復帰する。また、消
泡時には、気泡発生領域11での気泡の収縮体積を補う
ため、また、吐出された液体の体積分を補うために上流
側(B)、すなわち共通液室側からの流れVD1、VD
2のように、また、吐出口側からの流れVcのように液
体が流れ込んでくる。
液体の吐出動作について説明したが、以下に本発明の液
体吐出ヘッドにおける液体のリフィルについて詳しく説
明する。
ニズムをさらに詳しく説明する。
状態を経て消泡過程に入ったときには、消泡した体積を
補う体積の液体が気泡発生領域に、第1液流路14の吐
出口18側と第2液流路16の共通液室側13から流れ
込む。可動部材31を持たない従来の液流路構造におい
ては、消泡位置に吐出口側から流れ込む液体の量と共通
液室から流れ込む液体の量は、気泡発生領域より吐出口
に近い部分と共通液室に近い部分との流抵抗の大きさに
対応する(流路抵抗と液体の慣性に基づくものであ
る。)。
い場合には、多くの液体が吐出口側から消泡位置に流れ
込みメニスカスの後退量が大きくなることになる。特
に、吐出効率を高めるために吐出口に近い側の流抵抗を
小さくして吐出効率を高めようとするほど、消泡時のメ
ニスカスMの後退量が大きくなり、リフィル時間が長く
なって高速印字を妨げることとなっていた。
31を設けたため、気泡の体積Wを可動部材31の第1
位置を境に上側をW1、気泡発生領域11側をW2とし
た場合、消泡時に可動部材が元の位置に戻った時点でメ
ニスカスの後退は止まり、その後残ったW2の体積分の
液体供給は主に第2流路16の流れVD2からの液供給
によって成される。これにより、従来、気泡Wの体積の
半分程度に対応した量がメニスカスの後退量になってい
たのに対して、それより少ないW1の半分程度のメニス
カス後退量に抑えることが可能になった。
の圧力を利用して可動部材31の発熱体側の面に沿っ
て、主に第2液流路の上流側(VD2)から強制的に行
うことができるためより速いリフィルを実現できた。
泡時の圧力を利用したリフィルを行った場合、メニスカ
スの振動が大きくなってしまい画像品位の劣化につなが
っていたが、本液体吐出ヘッドの高速リフィルにおいて
は可動部材によって吐出口側の第1液流路14の領域
と、気泡発生領域11との吐出口側での液体の流通が抑
制されるためメニスカスの振動を極めて少なくすること
ができることである。
体供給路を介しての発泡領域への強制リフィルと、上述
したメニスカス後退や振動の抑制によって高速リフィル
を達成することで、吐出の安定や高速繰り返し吐出、ま
たプリントの分野に用いた場合、画質の向上や高速プリ
ントを実現することができる。
有効な機能を兼ね備えている。それは、気泡の発生によ
る圧力の上流側への伝搬(バック波)を抑制することで
ある。発熱体3上で発生した気泡の内、共通液室13側
(上流側)の気泡による圧力は、その多くが、上流側に
向かって液体を押し戻す力(バック波)になっていた。
このバック波は、上流側の圧力と、それによる液移動
量、そして液移動に伴う慣性力を引き起こし、これらは
液体の液流路内へのリフィルを低下させ高速駆動の妨げ
にもなっていた。本発明においては、まず可動部材31
によって上流側へのこれらの作用を抑えることでもリフ
ィル供給性の向上をさらに図っている。
構造と効果について、以下に説明する。
熱体3の上流に発熱体3と実質的に平坦につながる(発
熱体表面が大きく落ち込んでいない)内壁を持つ液体供
給路を有している。このような場合、気泡発生領域11
および発熱体3の表面への液体の供給は、可動部材31
の気泡発生領域11に近い側の面に沿って、VD2のよ
うに行われる。このため、発熱体3の表面上に液体が淀
むことが抑制され、液体中に溶存していた気体の析出
や、消泡できずに残ったいわゆる残留気泡が除去され易
く、また、液体への蓄熱が高くなりすぎることもない。
従って、より安定した気泡の発生を高速に繰り返し行う
ことができる。なお、本液体吐出ヘッドでは実質的に平
坦な内壁を持つ液体供給路を持つもので説明したが、こ
れに限らず、発熱体表面となだらかに繋がり、なだらか
な内壁を有する液体供給路であればよく、発熱体上に液
体の淀みや、液体の供給に大きな乱流を生じない形状で
あればよい。
動部材の側部(スリット35)を介してVD1から行わ
れるものもある。しかし、気泡発生時の圧力をさらに有
効に吐出口に導くために図9で示すように気泡発生領域
の全体を覆う(発熱体面を覆う)ように大きな可動部材
を用い、可動部材31が第1の位置へ復帰することで、
気泡発生領域11と第1液流路14の吐出口に近い領域
との液体の流抵抗が大きくなるような形態の場合、前述
のVD1から気泡発生領域11に向かっての液体の流れ
が妨げられる。しかし、本発明の液体吐出ヘッド構造に
おいては、気泡発生領域に液体を供給するための流れV
D1があるため、液体の供給性能が非常に高くなり、可
動部材31で気泡発生領域11を覆うような吐出効率向
上を求めた構造を取っても、液体の供給性能を落とすこ
とがない。
点33の位置は、例えば図13で示されるように、自由
端が相対的に支点より下流側にある。このような構成の
ため、前述した発泡の際に気泡の圧力伝搬方向や成長方
向を吐出口側に導くなどの機能や効果を効率よく実現で
きるのである。さらに、この位置関係は吐出に対する機
能や効果のみならず、液体の供給の際にも液流路10を
流れる液体に対する流抵抗を小さくでき高速にリフィル
できるという効果を達成している。これは図13に示す
ように、吐出によって後退したメニスカスMが毛管力に
より吐出口18へ復帰する際や、消泡に対しての液供給
が行われる場合に、液流路10(第1液流路14、第2
液流路16を含む)内を流れる流れS1、S2、S3に
対し、逆らわないように自由端と支点33とを配置して
いるためである。
いては、前述のように可動部材31の自由端32が、発
熱体3を上流側領域と下流側領域とに2分する面積中心
3a発熱体の面積中心(中央)を通り液流路の長さ方向
に直交する線)より下流側の位置に対向するように発熱
体3に対して延在している。これによって発熱体の面積
中心位置3aより下流側で発生する液体の吐出に大きく
寄与する圧力、又は気泡を可動部材31が受け、この圧
力及び気泡を吐出口側に導くことができ、吐出効率や吐
出力を根本的に向上させることができる。
して多くの効果を得ている。
可動部材31の自由端が瞬間的な機械的変位を行ってい
ることも、液体の吐出に対して有効に寄与していると考
えられる。
液体吐出ヘッドの第2の実施の形態について説明する。
構成にすることで、さらに熱を加えることで発泡させる
液体(発泡液)と、主として吐出される液体(吐出液)
とを分けることができるようにしたものである。
分解斜視図を示しており、図5(A)は同形式の液体吐出
ヘッドの流路方向の断面模式図、図5(B)は要部の部
分断面図、図5(C)は同図5(A)の要部拡大図であ
る。
気泡を発生させるための熱エネルギーを与える発熱体3
が設けられた素子基板1上に、発泡液用の第2液流路1
6があり、その上に吐出口18に直接連通した吐出液用
の第1液流路14が配されている。
流路14に吐出液を供給するための第1共通液室15に
連通しており、第2液流路16の上流側は、複数の第2
液流路に発泡液を供給するための第2共通液室17に連
通している。
合には、後述するように共通液室を一つにして共通化さ
せてもよい。
性を有する材料で構成された分離壁30が配されてお
り、第1液流路14と第2の液流路16とを区分してい
る。なお、発泡液と吐出液とができる限り混ざり合わな
い方がよい液体の場合には、この分離壁30によってで
きる限り完全に第1液流路14と第2液流路16の液体
の流通を分離した方がよいが、発泡液と吐出液とがある
程度混ざり合っても、問題がない場合には、分離壁に完
全分離の機能を持たせなくてもよい。
吐出圧発生領域という。;図5中のAの領域とBの気泡
発生領域11)に位置する部分の分離壁は、スリット3
5によって吐出口側(液体の流れの下流側)が自由端
で、共通液室(15、17)側に支点33が位置する片
持梁形状の可動部材31となっている。この可動部材3
1は、気泡発生領域11(B)に面して配されているた
め、発泡液の発泡によって第1液流路14側の吐出口側
に向けて開口するように動作する。
液流路16の後端と第2の共通液室17との境界部に、
複数の第2の液流路16の長手方向にほぼ直交する方向
に延在し、前記複数の第2の液流路16から前記第2の
共通液室17に流れ込む残留気泡をトラップし保持する
複数の空気溜まりとしての複数の溝T(T1、T2、T
3、T4、T5、T6)が分離壁30の下面側に形成さ
れている。なお、この分離壁30は、少なくとも複数の
溝T(T1、T2、T3、T4、T5、T6)が形成さ
れる部位は他の部位に比べ厚く形成され、溝深さを充分
に確保できるようにしてある。
6)の深さおよび幅は、後述するトラップ作用が充分に
行われる寸法であればよく、本実施例では、各溝の深さ
が、0.06mm、幅が0.03mmとした。また、本
実施例で用いた分離壁30の材質はニッケルであり、溝
T(T1、T2、T3、T4、T5、T6)が形成され
た部位の厚さは0.1mmとした。この材質および寸法
については、2液分離液室構造に必要なそれぞれの共通
液室の構成や、分離壁の材質を選び、設計製作上許容可
能な範囲に設定すればよい。溝の形成は、成形、レーザ
加工等でも行い得るが、本実施例では電鋳で行った。
液室が分離されていない場合に比べて小さいので、残留
気泡のトラップおよび保持を行い易いように、溝Tの数
は本例のように多めにするのが好ましい。
抗部(電気熱変換体)と、この発熱抵抗部に電気信号を
印加するための配線電極4とが配された素子基板1上
に、第2の液流路16を構成する空間を介して分離壁3
0が配置されているのが理解されよう。
ヘッドの動作を説明する。
流路14に供給される吐出液と第2の液流路16に供給
される発泡液として同じ水系のインクを用いて動作させ
た。
の気泡発生領域11内の発泡液に作用することで、発泡
液にUSP4,723,129に記載されているような
膜沸騰現象に基づく気泡を発生させる。
1の上流側を除く、3方からの発泡圧の逃げがないた
め、この気泡発生にともなう圧力が吐出圧発生部に配さ
れた可動部材31側に集中して伝搬し、気泡の成長をと
もなって可動部材31が変位する(破線で示す)。そし
て、この可動部材31の一連の動作によって第1液流路
14と第2液流路16とが大きく連通し、気泡の発生に
基づく圧力が可動部材31に制御されて第1液流路の吐
出口18側の方向に主に伝わる。この圧力の伝搬と前述
のような可動部材31の機械的変位によって液体が吐出
口から吐出される。
1が元の位置まで戻ると共に、第1液流路14では吐出
された吐出液体の量に見合う量の吐出液体が上流側から
供給される。本実施の形態において、この吐出液体の供
給方向は可動部材が閉じる方向であるため、吐出液体の
リフィルを可動部材で妨げることがない。
によって、吐出液と発泡液とを別液体とし、発泡液の発
泡で生じた圧力によって吐出液を吐出することができ
る。このため、従来、熱を加えても発泡が十分に行われ
にくく吐出力が不十分であったポリエチレングリコール
等の高粘度の液体であっても、この液体を第1の液流路
に供給し、発泡液に発泡が良好に行われる液体(エタノ
ール:水=4:6の混合液1〜2cP程度等)や低沸点
の液体を第2の液流路に供給することで良好に吐出させ
ることができる。
の表面にコゲ等の堆積物を生じない液体を選択すること
で、発泡を安定化し、良好な吐出を行うことができる。
の液体を第1の液流路14に吐出液として供給し、第2
の液流路16で熱的に変質しにくく良好に発泡を生じる
液体を供給すれば、加熱に弱い液体に熱的な害を与える
ことなく、しかも上述のように高吐出効率、高吐出力で
吐出することができる。
に示すように、発熱体3の駆動が終了した消泡時に発生
した残留気泡(図中小丸で示されている)のうち、第2
の共通液室17側へ流れたものは、矢印Cで示すよう
に、第2の液流路16の後端と第2の共通液室17との
境界部に第2の液流路16の長手方向にほぼ直交する方
向に延在して形成された複数個の溝T(T1、T2、T
3、T4、T5、T6)からなる空気溜まりにトラップ
され保持される。
吐出周波数が低い場合には、溝T(T1、T2、T3、
T4、T5、T6)内にはその容積に比べて比較的小さ
な小泡しか溜まらない。
るいは、吐出周波数が高い場合には、溝T(T1、T
2、T3、T4、T5、T6)内にトラップされ保持さ
れた残留気泡は互いに接触し、かつ、結合して、大きな
径の泡に成長しつつ溜められる。そして、この大きな径
の泡がさらに成長すると、溝壁に接しつつその溝壁に沿
って成長し、図5(B)に示すような状態となる。
1、T2、T3、T4、T5、T6)内にトラップされ
保持された残留気泡の集団は、その容積に対し表面積を
小さくしようとする力(表面張力)により合体し、溝の
形状に倣って成長して溝壁に沿って延びる。従って、第
2の共通液室17から第2の液流路16に向かう液体の
流れであるリフィル程度の圧力では、溝T(T1、T
2、T3、T4、T5、T6)内の大きな泡はそのリフ
ィル方向へは動きにくい。その結果、第2の液流路16
内に大きな径の泡が引き込まれることはない。
出を行ったところ、残留気泡に起因する不吐出は発生せ
ず、空気溜まりとしての溝T内に溜められた(または結
果的に溜まった)ほぼ定量の気泡は、さらに、吐出時の
第2の共通液室を介した後方クロストークによるメニス
カス振動の乱れを吸収し、メニスカス振動の振幅、集束
時間を効果的に小さくすることが確認できた。
するための溝が設けられた溝付き部材50が分離壁30
上に設けられている。可動部材31の自由端32の動作
範囲は、液流路の構造、可動部材の弾力性や発泡力等を
考慮して決定すればよいが、吐出口の軸方向の角度を含
む角度まで動作することが望ましいと考えられる。
口18の直径より可動部材31の自由端の変位高さを高
くすることで、より十分な吐出力の伝達が成される。
は、吐出口18を有するオリフィスプレート51と、複
数の第1液流路14を構成する複数の溝と、複数の第1
の液流路14に共通して連通し、各第1の液流路14に
液体(吐出液)を供給するための第1の共通液室15を
構成する凹部とから概略構成されている。
を接合することにより複数の第1液流路14を形成する
ことができる。このような溝付部材50は、その上部か
ら第1共通液室15内に到達する第1液体供給路21を
有している。また、溝付部材50は、その上部から分離
壁30を突き抜けて第2共通液室17内に到達する第2
の液体供給路23を有している。
21を経て、第1の共通液室15、次いで第1の液流路
14に供給され、第2の液体(発泡液)は、第2液体供
給路23を経て、第2共通液室17、次いで第2液流路
16に供給されるようになっている。
は、第1液体供給路21と平行して配されているが、こ
れに限ることはなく、第1共通液室15の外側に配され
た分離壁30を貫通して、第2共通液室17に連通する
ように形成されればどのように配されてもよい。
に関しては、第2液体の供給量を考慮して決められる。
第2液体供給路23の形状は丸形状である必要はなく、
矩形状等でもよい。
溝付部材50と分離壁30との結合体と素子基板1とを
貼り合わせるのに換え、第2共通液室17や第2液流路
16が形成された素子基板1に分離壁30を接合し、そ
の分離壁30と溝付部材50とを接合するようにしても
よい。
の実施の形態として、発泡液と吐出液とに同じ液体を用
いる二液流路形態の液体吐出ヘッドにつき、図7を参照
しつつ説明する。なお、本実施の形態においては、その
異なる構成部位につき重点的に説明し、前実施の形態と
同一機能部位には同一符号を付し重複説明を避ける。
じ液体を用いるため、第1の共通液室15と第2の共通
液室17とが、分離壁30に形成された連通孔30Aに
より連通されている。また、当然のことながら、発泡液
と吐出液とが異なる場合に必要であった第2液体供給路
が省略されている。
2の液流路16の後端と第2の共通液室17との境界部
に、複数の第2の液流路16の長手方向にほぼ直交する
方向に延在し、複数の第2の液流路16から第2の共通
液室17および第1の共通液室15に流れ込む残留気泡
をトラップし保持する複数の第1の空気溜まりとしての
第1の溝T−1(T−11、T−12、T−13、T−
14、T−15、T−6)が前実施の形態と同様に形成
されている。
1の液流路14の後端と第1の共通液室15との境界部
で、第1の空気溜まりとしての第1の溝T−1(T−1
1、T−12、T−13、T−14、T−15、T−1
6)に対応する位置、すなわち、上方に、複数の第1の
液流路14の長手方向にほぼ直交する方向に延在し、第
1の空気溜まりで保持しきれなくなった残留気泡をトラ
ップし保持する複数の第2の空気溜まりとしての第2の
溝T−2(T−21、T−22、T−23)が形成され
ている。そのために、前記第1の空気溜まりとしての第
1の溝T−1(T−11、T−12、T−13、T−1
4、T−15、T−16)の底部には前記第2の空気溜
まりとしての第2の溝T−2(T−21、T−22、T
−23)にほぼ対向して連通部P(P1、P2、P3、
P4、P5、P6)が形成されている。
気溜まりとしての第1の溝T−1(T−11、T−1
2、T−13、T−14、T−15、T−16)が形成
される部位が他の部位に比べ厚くされている。
(A)に示すように、発熱体3の駆動が終了した消泡時
に発生した残留気泡(図中小丸で示されている)のう
ち、第2の共通液室17側へ流れたものは、矢印Cで示
すように、第2の液流路16の後端と第2の共通液室1
7との境界部に第2の液流路16の長手方向にほぼ直交
する方向に延在して形成された複数個の第1の溝T−1
(T−11、T−12、T−13、T−14、T−1
5、T−16)からなる空気溜まりにトラップされ保持
される。
吐出周波数が低い場合には、第1の溝T−1内にはその
容積に比べて比較的小さな小泡しか溜まらない。
るいは、吐出周波数が高い場合には、第1の溝T−1内
にトラップされ保持された残留気泡は互いに接触し、か
つ、結合して、大きな径の泡に成長しつつ溜められる。
そして、この大きな径の泡がさらに成長すると、溝壁に
接しつつその溝壁に沿って成長し、図7(B)に示すよ
うな状態となる。
T−1内にトラップされ保持された残留気泡の集団は、
その容積に対し表面積を小さくしようとする力(表面張
力)により合体し、溝の形状に倣って成長して溝壁に沿
って延びる。従って、第2の共通液室17から第2の液
流路16に向かう液体の流れであるリフィル程度の圧力
では、第1の溝T−1内の大きな泡はそのリフィル方向
へは動きにくい。その結果、第2の液流路16内に大き
な径の泡が引き込まれることはない。
T−12、T−13、T−14、T−15、T−16)
からなる空気溜まりに気泡を保持しきれなくなったとき
には、その溢れた気泡は、連通部P(P1、P2、P
3、P4、P5、P6)を通って第1の共通液室15に
抜け、第2の溝T−2にトラップされて保持される。な
お、この第1の溝T−1から第1の共通液室15を通り
第2の溝T−2に移動する泡は、吐出への影響を少なく
するために、極力、小径であることが好ましく、従っ
て、連通部Pの径もそのように決定するのがよい。
2の深さおよび幅は、上述したトラップおよび保持作用
が充分に行われる寸法であればよく、本実施例では、第
1の溝T−1の各々の深さが、0.06mm、幅が0.
03mmとし、第2の溝T−の各々の深さが、0.1m
m、幅が0.03mmとした。また、本実施例で用いた
分離壁30の材質はニッケルであり、第1の溝T−1が
形成された部位の厚さは0.1mmとした。この材質お
よび寸法については、1液供給液室構造に必要なそれぞ
れの共通液室の構成や、分離壁の材質を選び、設計製作
上許容可能な範囲に設定すればよい。第1および第2の
溝の形成は、成形、レーザ加工等でも行い得るが、本実
施例では第1の溝T−1は電鋳で、第2の溝T−2はレ
ーザ加工で行った。
出を行ったところ、残留気泡に起因する不吐出は発生せ
ず、第1の空気溜まりとしての第1の溝T−1内に溜め
られた(または結果的に溜まった)ほぼ定量の気泡は、
さらに、吐出時の第2および第1の共通液室を介した後
方クロストークによるメニスカス振動の乱れを吸収し、
メニスカス振動の振幅、集束時間を効果的に小さくする
ことが確認できた。
ミニュウム等の金属で形成されたベースプレート120
上に、前述のように、発泡液に対して膜沸騰による気泡
を発生させるための熱を発生する発熱体としての電気熱
変換素子が複数設けられた素子基板1が配されている。
おいては、前述のような可動部材を有する構成によっ
て、従来の液体吐出ヘッドよりも高い吐出力や吐出効率
でしかも高速に液体を吐出することができる。本実施の
形態の内、発泡液と吐出液とに同じ液体を用いる場合に
は、発熱体から加えられる熱によって劣化せずに、また
加熱によって発熱体上に堆積物を生じにくく、熱によっ
て気化、凝縮の可逆的状態変化を行うことが可能であ
り、さらに液流路や可動部材や分離壁等を劣化させない
液体であれば種々の液体を用いることができる。
る液体(記録液体)としては従来のバブルジェット装置
で用いられていた組成のインクを用いることができる。
い、吐出液と発泡液を別液体とした場合には、発泡液と
して前述のような性質の液体を用いればよく、具体的に
は、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
プロパノール、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オク
タン、トルエン、キシレン、二塩化メチレン、トリクレ
ン、フレオンTF、フレオンBF、エチルエーテル、ジ
オキサン、シクロヘキサン、酢酸メチル、酢酸エチル、
アセトン、メチルエチルケトン、水等およびこれらの混
合物が挙げられる。
に関係なく様々な液体を用いることができる。また、従
来吐出が困難であった発泡性が低い液体、熱によって変
質、劣化しやすい液体や高粘度液体等であっても利用で
きる。
又は発泡液との反応によって、吐出や発泡また可動部材
の動作等を妨げるような液体でないことが望まれる。
等をも利用することができる。その他の吐出液体として
は、熱に弱い医薬品や香水等の液体を利用することもで
きる。
に用いることができる記録液体として以下のような組成
のインクを用いて記録を行ったが、吐出力の向上によっ
てインクの吐出速度が高くなったため、液滴の着弾精度
が向上し非常に良好な記録画像を得ることができた。
組み合わせて吐出させて記録を行った。その結果、従来
のヘッドでは吐出が困難であった十数cps粘度の液体
はもちろん150cPという非常に高い粘度の液体でさ
えも良好に吐出でき、高画質な記録物を得ることができ
た。
いた液体の場合には、吐出速度が低いために、吐出方向
性のバラツキが助長され記録紙上のドットの着弾精度が
悪く、また吐出不安定による吐出量のバラツキが生じこ
れらのことで、高品位画像が得にくかった。しかし、上
述の実施の形態の構成においては、気泡の発生を発泡液
を用いることで充分に、しかも安定して行うことができ
る。このことで、液滴の着弾精度向上とインク吐出量の
安定化を図ることができ記録画像品位を著しく向上する
ことができた。
を搭載した液体吐出装置の一例を、吐出液体としてイン
クを用いたインクジエットプリント装置を用いて説明す
る。
主要部断面図、図10はインクジエットプリント装置本
体の斜視図である。
リント装置は、被プリント媒体Aに画像等をプリントす
るプリンタ部100、被プリント媒体Aを所定量(プリ
ント長L)だけ間欠的に搬送する搬送部200、ロール
状の連続する被プリン媒体Aを繰り出すための繰り出し
部300、プリント後の被プリント媒体Aを巻き取りが
できる状態まで乾燥する乾燥部400、乾燥後の被プリ
ント媒体Aを巻き取るための巻き取り部500の各部か
ら主に構成される。
0の回転に伴なって巻き出され、中間ローラ320およ
び330を介してプリンタ部100に対向する位置に設
けられた搬送部200により水平方向に搬送される。
経路上にあって、プリンタ部100よりも上流側に設け
た搬送ローラ210と、プリンタ部100よりも下流側
に設けたベルト駆動ローラ220とを有し、これらロー
ラ間にエンドレス状の搬送ベルト230を巻き回すとと
もに、一対のプラテンローラ240により、被プリント
媒体Aの被プリント面となる範囲において搬送ベルト2
30を平坦に規制し、適正な張力で展張するよう構成さ
れている。搬送ベルト230外周面には、粘着層が設け
られており、被プリント媒体Aを貼り付けて搬送し、プ
リンタ部100に対向する位置まで導き、プリンタ部1
00によってプリントが行われる。その後、送りローラ
520により、被プリント媒体Aは、搬送ベルト230
より剥がされ、ヒータなどにより構成された乾燥部40
0で、乾燥され、中間ローラ530、540を介して巻
き取りローラ510によって巻き取られる。
述した被プリント媒体Aの搬送方向に直交する主走査方
向に、一対の平行な走査レール101、102がフレー
ム103に対して設けられており、走査レール101、
102上にはボールベアリング1110を介して、複数
個の上述の液体吐出ヘッドとしてのプリントヘッド10
00を搭載したヘッドキャリッジ1100が摺動可能に
支持されている。
示の駆動ベルトを介してプリンタ部100のフレーム1
03に固定された不図示の駆動モータにより駆動され
る。ヘッドキャリッジ1100は、走査レール101、
102上を、図中矢印P1およびP2方向に往復動し、
プリントヘッド1000により、連続する被プリント媒
体Aに対し、(一走査のプリント)=(所定のプリント
長L)×(被プリント媒体Aの幅W)の範囲で繰り返し
てプリント動作を行う。
直交する方向、すなわち、被プリント媒体の搬送方向に
2列、各カラーに対応して1列当たり複数個配列されて
おり、画像データに対し、搬送部上流側のプリントヘッ
ド1000と下流側のプリントヘッド1000に50%
ずつデータを振り分けてプリントし、全体の画像データ
をプリントする。すなわち、上流側のプリントヘッド1
000で50%の画像データをプリントし、被プリント
媒体Aが間欠送りされることによって、下流側のプリン
トヘッド1000により残りの50%の画像データをプ
リントし、上流側および下流側のプリントヘッド100
0それぞれのプリント画像を重ね合わせている。
装置2000(図10参照)から色や濃度の異なるイン
クをプリントヘッド1000内部の共通液室に送り込む
ためのそれぞれのインク供給経路と、良好なインク吐出
状態を得るためにプリントヘッド1000を適正な温度
に制御するために冷却用液体を流通させる水管1040
が取り付けられている。
00は、本実施の形態では使用するインク色に対応し
て、合計8個のインクタンク2100a〜2100hを
有し、各インクタンクごとの供給ポンプにより、プリン
タ部100内に這い回されたインク給送チュープを介し
て、それぞれ対応するプリントヘッド1000に各イン
クを供給する。このインク供給において、プリント時に
は毛細管現象により、プリントヘッド1000からの吐
出に応じて、インク供給が行われる。
濃いインクと淡いインクのように実質的に色の異なるも
のは、別のインクとしてそれぞれのインクタンクに貯留
されている。
のインクに対し2個のプリントヘッドを対応させてい
る。従って、ヘッドキャリッジ1100には、プリント
ヘッドが、8色(濃度の異なるインクは別の色として)
×2個/色=16個搭載されている。すなわち、上流側
のプリントヘッド1000と、それに対応する下流側位
置のプリントヘッド1000には、同じ色のインクを供
給することになる。
000が確実な吐出安定性を得るための回復動作等を行
うものであり、インクの粘度増加を防止するためにプリ
ントヘッド1000の吐出口面を覆うキャッピング部3
100、プリントヘッド1000の吐出口表面に付着す
るインク滴等を払拭するための不図示のワイピング部、
プリントヘッド1000の内に発生する増粘インクを除
去するためのインク吐出を受けるための不図示の予備吐
出部、洗浄液を供給する不図示の洗浄液タンク部、その
廃液を吸引および吐出する不図示のポンプ部、該ポンプ
部より吐出された廃液を受容し排出する不図示の排出部
を具える。
却液貯留タンク4100内の水等の冷却液Wを所望の温
度に制御して、冷却液給送ポンプ4200によりプリン
トヘッド1000に取付けられた水管1040に給送
し、再び冷却液貯留タンク4100に環流する装置であ
る。
1100上のプリントヘッド1000に駆動信号が供給
されると、この信号に応じてプリントヘッドから被プリ
ント媒体に対してプリント液体が吐出される。
装置で行う液体吐出方法によって、各種の被プリント媒
体に対して液体を吐出することで良好な画像のプリント
物を得ることができた。
ンク等の液体の付与が行われる被プリント媒体として
は、各種の紙やOHPシート、コンパクトディスクや装
飾板等に用いられるプラスチック材、布帛、アルミニュ
ウムや銅等の金属材、牛皮、豚皮、人工皮革等の皮革
材、木、合板等の木材、竹材、タイル等のセラミックス
材、スポンジ等の三次元構造体等を対象とすることがで
きる。
紙やOHPシート等に対して記録を行うプリンタ装置、
コンパクトディスク等のプラスチック材に記録を行うプ
ラスチック用記録装置、金属板に記録を行う金属用記録
装置、皮革に記録を行う皮革用記録装置、木材に記録を
行う木材用記録装置、セラミックス材に記録を行うセラ
ミックス用記録装置、スポンジ等の三次元網状構造体に
対して記録を行う記録装置、又布帛に記録を行う捺染装
置等をも含むものである。
としては、夫々の被記録媒体や記録条件に合わせた液体
を用いればよい。
タ)の面に沿う方向に設けられた液流路の一端に吐出口
を有する、いわゆるエッジシュータタイプのヘッドに限
定されることなく、図示はしないが、ヒータ面に対向す
る位置に吐出口を有する、いわゆるサイドシュータタイ
プのヘッドにも適用可能である。
は、各吐出口ごとに、液体に気泡を発生させるための熱
エネルギを与える発熱体が設けられた基板上に、発泡液
用の第2の液流路が形成され、その上に溝付き天板に設
けられた吐出口に直接連通した吐出液用の第1の液流路
が形成され、第1の液流路と第2の液流路とは、金属等
の弾性を有する材料で構成された分離壁により区分され
ている点で、上述のエッジシュータタイプの液体吐出ヘ
ッドと同様である。
は、上記第1の液流路上に配された溝付き天板(オリフ
ィスプレート)のうち、発熱体の直上の部分に吐出口が
設けられている点に特徴がある。この吐出口と発熱体と
の間の分離壁には、観音開きに開口する一対の可動部材
が設けられている。すなわち、両可動部材は支点部で支
持される片持梁形状のもので、両方の自由端同士は、非
吐出時においては、吐出口の中央部分の直下に位置する
スリットにより僅かに離間して対向している。吐出時に
おいては、両可動部は気泡発生領域における発泡液の発
泡によって第1の液流路側に開口し、発泡液の収縮によ
って閉口する。この領域には、吐出液タンクから吐出液
がリフィルされて吐出可能状態となり、次の発泡液の発
泡に備えることができる。
路と共に、第1の共通液室を介して吐出液を貯留するタ
ンク(図示略)に連絡しており、第2の液流路16も、
他の吐出口の第2の液流路と共に、第2の共通液室を介
して発泡液を貯留するタンク(図示略)に連絡してい
る。
イプの液体吐出ヘッドにおいても、上述した所定位置に
空気溜まりを形成したエッジシュータタイプのヘッドと
ほぼ同様に、残留気泡による不吐出を防止し、かつ、ク
ロストークを防止しつつ、高吐出効率、高吐出圧で液体
を吐出することができるという優れた効果を得ることが
できる。
を示す部分破断斜視図である。
を示す断面図であり、(A)は液通路の長手方向に沿う
断面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図、
(C)は(B)のC−C線に沿う断面図である。
す断面図である。
態を示す分解斜視図である。
態を示す断面図であり、(A)は液通路の長手方向に沿
う断面図、(B)は(C)のB−B線に沿う断面図、
(C)は(A)の部分拡大図である。
態を示す部分破断斜視図である。
施の形態を示す可動部の動作を説明するための断面図で
あり、(A)は液通路の長手方向に沿う断面図、(B)
は(C)のB−B線に沿う断面図、(C)は(A)の部
分拡大図である。
態を示す(B)に対応する断面図である。
の一例を示す模式的断面図である。
置の一例を示す斜視図である。
るための模式図である。
図である。
面図である。
ある。
示す模式図である。
を示す模式図である。
である。
Claims (25)
- 【請求項1】 液体を吐出するための発熱体が配され、
並列に配置された複数の液流路と、該複数の液流路の長
手方向後端側に配され、該複数の液流路に連通する共通
液室とを有し、前記発熱体を駆動し前記液体に熱を加え
て気泡を発生させることにより、前記液流路前端の吐出
口から液体を吐出する液体吐出ヘッドにおいて、 前記液流路後端と前記共通液室との境界部に、前記長手
方向にほぼ直交する方向に複数延在し前記液流路から前
記共通液室に流れ込む残留気泡をトラップし保持する空
気溜まりを有することを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 【請求項2】 前記空気溜まりは、さらに、前記液流路
から前記共通液室に流れ込む残留気泡以外に前記共通液
室内に浮遊する気泡をもトラップし保持するよう構成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘ
ッド。 - 【請求項3】 前記空気溜まりは、該空気溜まりにトラ
ップされた気泡により前記共通液室内を伝わる圧力変動
を吸収するように構成されていることを特徴とする請求
項1または2に記載の液体吐出ヘッド。 - 【請求項4】 前記空気溜まりは、前記液流路への液体
のリフィル時に前記空気溜まりにトラップし保持された
気泡が前記液流路に戻されるのを阻止する障壁を有する
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
液体吐出ヘッド。 - 【請求項5】 前記空気溜まりは、前記液流路後端と前
記共通液室との境界部の上壁に形成され、前記長手方向
にほぼ直交する方向に延在する溝であることを特徴とす
る請求項1ないし4のいずれかに記載の液体吐出ヘッ
ド。 - 【請求項6】 前記溝が複数個平行に形成されているこ
とを特徴とする請求項5に記載の液体吐出ヘッド。 - 【請求項7】 前記溝は、前記長手方向にほぼ直交する
方向においてその幅が異なることを特徴とする請求項5
に記載の液体吐出ヘッド。 - 【請求項8】 吐出口に連通し並列に配された複数の第
1の液流路と、液体に熱を加えることで該液体に気泡を
発生させる発熱体が設けられ並列に配された複数の第2
の液流路と、前記第1の液流路と前記第2の液流路との
間に配され、吐出口方向に自由端を有し、前記第2液流
路内での気泡の発生による圧力に基づいて該自由端を前
記第1の液流路側に変位させて、前記圧力を前記第1の
液流路に伝える可動部材と、前記複数の第1の液流路と
前記複数の第2の液流路との後端側に配され、該複数の
第1液流路および複数の第2の液流路に連通する共通液
室とを有する液体吐出へッドにおいて、 少なくとも前記複数の第2の液流路後端と前記共通液室
との境界部に、前記長手方向にほぼ直交する方向に複数
延在し前記複数の第2の液流路から前記共通液室に流れ
込む残留気泡をトラップし保持する第1の空気溜まりを
有することを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 【請求項9】 前記可動部材は前記第1の液流路と前記
第2の液流路との間に配された分離壁の一部として構成
され、前記共通液室は該分離壁に形成された連通孔で連
通され一つの共通液室を構成していることを特徴とする
請求項8に記載の液体吐出ヘッド。 - 【請求項10】 前記第1の空気溜まりは、前記第2の
液流路後端と前記共通液室との境界部の前記分離壁に形
成され、前記長手方向にほぼ直交する方向に延在する溝
であることを特徴とする請求項9に記載の液体吐出ヘッ
ド。 - 【請求項11】 前記溝が複数個形成されていることを
特徴とする請求項10に記載の液体吐出ヘッド。 - 【請求項12】 前記溝は、前記長手方向にほぼ直交す
る方向においてその幅が異なることを特徴とする請求項
10または11に記載の液体吐出ヘッド。 - 【請求項13】 さらに、前記複数の第1の液流路後端
と前記共通液室との境界部で前記第1の空気溜まりに対
応する位置に、前記長手方向にほぼ直交する方向に延在
し残留気泡をトラップし保持する複数の第2の空気溜ま
りを有することを特徴とする請求項8ないし12のいず
れかに記載の液体吐出ヘッド。 - 【請求項14】 前記第1の空気溜まりには前記第2の
空気溜まりに対向した連通部が形成されていることを特
徴とする請求項13に記載の液体吐出ヘッド。 - 【請求項15】 前記分離壁は、少なくとも前記第1の
空気溜まりが形成される部位が他の部位に比べ厚くされ
ていることを特徴とする請求項9ないし14のいずれか
に記載の液体吐出ヘッド。 - 【請求項16】 吐出口に連通し並列に配された複数の
第1の液流路と、液体に熱を加えることで該液体に気泡
を発生させる発熱体が設けられ並列に配された複数の第
2の液流路と、前記第1の液流路と前記第2の液流路と
の間に配され、吐出口方向に自由端を有し、前記第2液
流路内での気泡の発生による圧力に基づいて該自由端を
前記第1の液流路側に変位させて、前記圧力を前記第1
の液流路に伝える可動部材と、前記複数の第1の液流路
の後端側に配され、該複数の第1液流路に連通する第1
の共通液室と、前記複数の第2の液流路の後端側に配さ
れ、該複数の第2液流路に連通する第2の共通液室とを
有する液体吐出へッドにおいて、 前記複数の第2の液流路後端と前記第2の共通液室との
境界部に、前記長手方向にほぼ直交する方向に延在し前
記複数の第2の液流路から前記第2の共通液室に流れ込
む残留気泡をトラップし保持する複数の空気溜まりを有
することを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 【請求項17】 前記可動部材は前記第1の液流路と前
記第2の液流路との間および前記第1の共通液室と前記
第2の共通液室との間に配された分離壁の一部として構
成されていることを特徴とする請求項16に記載の液体
吐出ヘッド。 - 【請求項18】 前記空気溜まりは、前記第2の液流路
後端と前記第2の共通液室との境界部の前記分離壁に形
成され、前記長手方向にほぼ直交する方向に延在する溝
であることを特徴とする請求項17に記載の液体吐出ヘ
ッド。 - 【請求項19】 前記溝が複数個形成されていることを
特徴とする請求項18に記載の液体吐出ヘッド。 - 【請求項20】 前記溝は、前記長手方向にほぼ直交す
る方向においてその幅が異なることを特徴とする請求項
18または19に記載の液体吐出ヘッド。 - 【請求項21】 前記分離壁は、少なくとも前記空気溜
まりが形成される部位が他の部位に比べ厚くされている
ことを特徴とする請求項18ないし20のいずれかに記
載の液体吐出ヘッド。 - 【請求項22】 前記発熱体は、電気信号を受けること
で熱を発生する電気熱変換体であることを特徴とする請
求項1ないし21のいずれかに記載の液体吐出へッド。 - 【請求項23】 前記気泡は前記発熱体の熱によって液
体に膜沸騰を生じさせることで発生する気泡であること
を特徴とする請求項1ないし21のいずれかに記載の液
体吐出へッド。 - 【請求項24】 前記可動部材は、ニッケルや金等の金
属で構成されていることを特徴とする請求項1ないし2
1のいずれかに記載の液体吐出へッド。 - 【請求項25】請求項1ないし24のいずれかに記載の
液体吐出へッドと、該液体吐出へッドから液体を吐出さ
せるための駆動信号を供給する駆動信号供給手段とを有
することを特徴とする液体吐出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18299296A JP3571856B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 |
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|---|---|---|---|
| JP18299296A JP3571856B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1024572A true JPH1024572A (ja) | 1998-01-27 |
| JP3571856B2 JP3571856B2 (ja) | 2004-09-29 |
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ID=16127867
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18299296A Expired - Fee Related JP3571856B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 |
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1996
- 1996-07-12 JP JP18299296A patent/JP3571856B2/ja not_active Expired - Fee Related
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