JPH10245904A - 被覆材固定用ピン - Google Patents
被覆材固定用ピンInfo
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- JPH10245904A JPH10245904A JP6730797A JP6730797A JPH10245904A JP H10245904 A JPH10245904 A JP H10245904A JP 6730797 A JP6730797 A JP 6730797A JP 6730797 A JP6730797 A JP 6730797A JP H10245904 A JPH10245904 A JP H10245904A
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物の鉄骨や機械設備の外面等を断熱材、防
音材等の被覆材で被覆するために使用される従来の固定
用ピンの溶接時における電流の無駄をなくし、安全で、
効率よく被覆材を固定することができるようにする。 【解決手段】 金属材の表面に被覆材を固定するための
ピンであって、軸部と該軸部の上端部に一体に設けられ
た皿部とからなり、前記皿部の下面と軸部の上部が絶縁
材で被覆されている。
音材等の被覆材で被覆するために使用される従来の固定
用ピンの溶接時における電流の無駄をなくし、安全で、
効率よく被覆材を固定することができるようにする。 【解決手段】 金属材の表面に被覆材を固定するための
ピンであって、軸部と該軸部の上端部に一体に設けられ
た皿部とからなり、前記皿部の下面と軸部の上部が絶縁
材で被覆されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の鉄骨や機械
設備の外面等を断熱材、防音材等の被覆材で被覆するた
めに使用される固定用ピンに関するものである。
設備の外面等を断熱材、防音材等の被覆材で被覆するた
めに使用される固定用ピンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の鉄骨や機械設備の外面等を断熱材
等の被覆材で被覆する場合は、従来、鉄骨にスタッドボ
ルト等の固定部材を溶接し、その上から被覆材を被せて
該固定部材を挿通し、該固定部材であるスタッドボルト
にナット及びワッシャー等を螺着して固定する方法が採
用されてきた。
等の被覆材で被覆する場合は、従来、鉄骨にスタッドボ
ルト等の固定部材を溶接し、その上から被覆材を被せて
該固定部材を挿通し、該固定部材であるスタッドボルト
にナット及びワッシャー等を螺着して固定する方法が採
用されてきた。
【0003】この他にも、先に鉄骨表面に耐火材を当て
付けておき、その外側からピンやスタッドボルトを差し
込んで溶接固定する方法もあり、この時の溶接性を向上
させるため、溶接ガンの操作によってピン等を押圧回転
させて鉄鋼材表面の酸化膜、塗料膜等を部分的に除去
し、導電性を改良する方法も提案されている(特公平6
ー72465号公報参照)。
付けておき、その外側からピンやスタッドボルトを差し
込んで溶接固定する方法もあり、この時の溶接性を向上
させるため、溶接ガンの操作によってピン等を押圧回転
させて鉄鋼材表面の酸化膜、塗料膜等を部分的に除去
し、導電性を改良する方法も提案されている(特公平6
ー72465号公報参照)。
【0004】ところで、金属下地に被せた被覆材の上か
ら固定用のピンを差し込んで下地に溶接固定する工法で
は、被覆材がアルミシート等の導電性のある材質で作ら
れている場合は、該被覆材を通って電流が流出するた
め、溶接時の電流効率が悪く、導電材料間で漏電等を発
生するため危険でもあるという問題点があった。
ら固定用のピンを差し込んで下地に溶接固定する工法で
は、被覆材がアルミシート等の導電性のある材質で作ら
れている場合は、該被覆材を通って電流が流出するた
め、溶接時の電流効率が悪く、導電材料間で漏電等を発
生するため危険でもあるという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点を解決する
ものとして、軸部の全長にわたって、その外周面に絶縁
被覆を施したピンも考えられているが、軸部の下端部に
被覆があるため、溶接の邪魔になり、しかも、頭部に皿
部を一体に設けたピンでは、皿部下面と被覆材とが接触
することによって電流が逃げるので、十分な効果は得ら
れない。そこで本発明は、上記従来の被覆材固定用ピン
の溶接時における電流の無駄をなくし、安全で、効率よ
く被覆材を固定することのできる固定用ピンを提供する
ことを課題としている。
ものとして、軸部の全長にわたって、その外周面に絶縁
被覆を施したピンも考えられているが、軸部の下端部に
被覆があるため、溶接の邪魔になり、しかも、頭部に皿
部を一体に設けたピンでは、皿部下面と被覆材とが接触
することによって電流が逃げるので、十分な効果は得ら
れない。そこで本発明は、上記従来の被覆材固定用ピン
の溶接時における電流の無駄をなくし、安全で、効率よ
く被覆材を固定することのできる固定用ピンを提供する
ことを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明にかかる被覆材固定用ピンは、軸部と該軸部の上端
部に一体に設けられた皿部とからなり、前記皿部の下面
と軸部の上部が絶縁材で被覆されていることを特徴とし
ている。
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明にかかる被覆材固定用ピンは、軸部と該軸部の上端
部に一体に設けられた皿部とからなり、前記皿部の下面
と軸部の上部が絶縁材で被覆されていることを特徴とし
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て例を挙げて具体的に説明する。図は本発明の1例をあ
らわすもので、この被覆材固定用ピン1は、軸部2と該
軸部の上端部に固着された皿部3を備えている。軸部2
は、下端部が尖っており、上端部には小径円盤状の頭部
4が一体に形成されている。
て例を挙げて具体的に説明する。図は本発明の1例をあ
らわすもので、この被覆材固定用ピン1は、軸部2と該
軸部の上端部に固着された皿部3を備えている。軸部2
は、下端部が尖っており、上端部には小径円盤状の頭部
4が一体に形成されている。
【0008】前記皿部3は、その周縁部に外に開くよう
に傾斜した傾斜面部6が全周にわたって形成され、中央
部には若干窪んだ凹部7が形成されている。さらに、当
該凹部7の中央部には前記軸部2が挿通され、その頭部
4が凹部7に密着した状態でカシメられている。これに
より、頭部4上面が皿部3の平坦な上面3aとほぼ同一
面内にあるように軸部2と皿部3とが固着一体化してい
る。
に傾斜した傾斜面部6が全周にわたって形成され、中央
部には若干窪んだ凹部7が形成されている。さらに、当
該凹部7の中央部には前記軸部2が挿通され、その頭部
4が凹部7に密着した状態でカシメられている。これに
より、頭部4上面が皿部3の平坦な上面3aとほぼ同一
面内にあるように軸部2と皿部3とが固着一体化してい
る。
【0009】この固定用ピン1は、上記皿部3の下面と
軸部2の上部が絶縁材10によって被覆されている。軸
部2の絶縁被覆長さは、図示例では全長のほぼ1/2と
なっているが、この割合は、使用条件や寸法等によって
適宜変更すればよい。
軸部2の上部が絶縁材10によって被覆されている。軸
部2の絶縁被覆長さは、図示例では全長のほぼ1/2と
なっているが、この割合は、使用条件や寸法等によって
適宜変更すればよい。
【0010】上記絶縁材10の材質は、絶縁性と適度の
耐熱性を有するものであればよく、これらの性質を有す
るナイロン等の合成樹脂を用いることができる。例えば
図示例のものは、ナイロン6を用いており、このナイロ
ン6の燃焼性はUL94 Vー2(難燃2級)、熱変形
温度は4.6Kg/cmで180度Cであり、加工性、
入手性の点でも問題がないので好ましい。また、温度条
件は、材料選択により240℃までは耐温可能となる。
耐熱性を有するものであればよく、これらの性質を有す
るナイロン等の合成樹脂を用いることができる。例えば
図示例のものは、ナイロン6を用いており、このナイロ
ン6の燃焼性はUL94 Vー2(難燃2級)、熱変形
温度は4.6Kg/cmで180度Cであり、加工性、
入手性の点でも問題がないので好ましい。また、温度条
件は、材料選択により240℃までは耐温可能となる。
【0011】図示例のピン1の絶縁材10による被覆層
は、皿部3の裏面(下面)から軸部2の中間部まで連続
して形成されている。そして、軸部2の絶縁被覆層は、
下端部の肉厚が薄く、上になるほど肉厚が厚くなってお
り、被覆層の外径は、下が小さく上が大きく、全体とし
て断面楔状を呈している。
は、皿部3の裏面(下面)から軸部2の中間部まで連続
して形成されている。そして、軸部2の絶縁被覆層は、
下端部の肉厚が薄く、上になるほど肉厚が厚くなってお
り、被覆層の外径は、下が小さく上が大きく、全体とし
て断面楔状を呈している。
【0012】この固定用ピン1は、例えば図6に示すよ
うに、ダクト20の金属板20a外面に無機繊維等で作
られた断熱材30(図示例ではアルミ被膜処理、グラス
ウール等で作られている)を被覆固定する場合等に使用
される。その手順について述べれば、まず、ダクト20
の外装材である金属板20aの外面に断熱材30を被
せ、当該断熱材の適所に固定用ピンを直接差し込み、金
属板20aと接着させる。このため作業は簡易である。
うに、ダクト20の金属板20a外面に無機繊維等で作
られた断熱材30(図示例ではアルミ被膜処理、グラス
ウール等で作られている)を被覆固定する場合等に使用
される。その手順について述べれば、まず、ダクト20
の外装材である金属板20aの外面に断熱材30を被
せ、当該断熱材の適所に固定用ピンを直接差し込み、金
属板20aと接着させる。このため作業は簡易である。
【0013】このようにして断熱材に孔hをあけつつ固
定用ピン1を挿入し、これを金属板20aに押圧した状
態で溶接する。この操作により、皿部3が断熱材表面に
めり込んだ状態で、ピン1の下端部と金属板20aとが
溶接一体化され、断熱材30が金属板20aにしっかり
と固定される。この溶接に際しては、皿部3の下面と軸
部2上部が絶縁材によって被覆されているので、断熱材
30がアルミ材等で被覆されて通電性を有するものであ
っても、断熱材への電流の流出がなく、効率が良い。ま
た、金属下地に溶接される軸部下部2aには絶縁被覆が
設けられていないので、溶接の邪魔にならない。
定用ピン1を挿入し、これを金属板20aに押圧した状
態で溶接する。この操作により、皿部3が断熱材表面に
めり込んだ状態で、ピン1の下端部と金属板20aとが
溶接一体化され、断熱材30が金属板20aにしっかり
と固定される。この溶接に際しては、皿部3の下面と軸
部2上部が絶縁材によって被覆されているので、断熱材
30がアルミ材等で被覆されて通電性を有するものであ
っても、断熱材への電流の流出がなく、効率が良い。ま
た、金属下地に溶接される軸部下部2aには絶縁被覆が
設けられていないので、溶接の邪魔にならない。
【0014】さらに、図示例のピンの軸部2上部は、絶
縁被覆層によって下に尖った楔状に形成されているの
で、断熱材30を押し開く力が作用し、滑らかな作業が
可能となり、溶接後は楔状の軸部が断熱材を押圧するの
で断熱材に対する密着性が高く、確実な固定が得られ
る。
縁被覆層によって下に尖った楔状に形成されているの
で、断熱材30を押し開く力が作用し、滑らかな作業が
可能となり、溶接後は楔状の軸部が断熱材を押圧するの
で断熱材に対する密着性が高く、確実な固定が得られ
る。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる被覆材固定用ピンは、軸部と該軸部の上端部に
一体に設けられた皿部とからなり、前記皿部の下面と軸
部の上部が絶縁材で被覆されているので、溶接時におけ
る電流効率が良く、確実に断熱材を固定することが可能
となった。この固定用ピンを断熱材以外の被覆材の固定
に使用することができることは言うまでもない。
にかかる被覆材固定用ピンは、軸部と該軸部の上端部に
一体に設けられた皿部とからなり、前記皿部の下面と軸
部の上部が絶縁材で被覆されているので、溶接時におけ
る電流効率が良く、確実に断熱材を固定することが可能
となった。この固定用ピンを断熱材以外の被覆材の固定
に使用することができることは言うまでもない。
【図1】固定用ピンの正面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】その底面図である。
【図4】上部の拡大断面図である。
【図5】全体の縦断面図である。
【図6】使用法の説明図である。
1 固定用ピン 2 軸部 2a 軸部下部 3 皿部 10 絶縁材(絶縁被覆) 20 ダクト 20a 金属板(下地) 30 断熱材
Claims (1)
- 【請求項1】 金属材の表面に被覆材を固定するための
ピンであって、軸部と該軸部の上端部に一体に設けられ
た皿部とからなり、前記皿部の下面と軸部の上部が絶縁
材で被覆されていることを特徴とする被覆材固定用ピ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6730797A JPH10245904A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 被覆材固定用ピン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6730797A JPH10245904A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 被覆材固定用ピン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10245904A true JPH10245904A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=13341235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6730797A Withdrawn JPH10245904A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 被覆材固定用ピン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10245904A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005025600A1 (de) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Schallisolierendes Befestigungselement für Dämmschichten |
| JP2015140788A (ja) * | 2014-01-30 | 2015-08-03 | 三菱重工業株式会社 | ダクト及びこれを備えたガスタービン |
| JP2016168599A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 株式会社タイルメント | スタッド溶接ピン用絶縁カバー及びスタッド溶接ピン組付体 |
| JP2023183376A (ja) * | 2022-06-15 | 2023-12-27 | 株式会社スローテック | 取付ピン |
| KR102769353B1 (ko) * | 2024-05-23 | 2025-02-14 | 신광춘 | 지지부재 및 이에 의해 단열재가 결합된 덕트 |
-
1997
- 1997-03-04 JP JP6730797A patent/JPH10245904A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005025600A1 (de) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Schallisolierendes Befestigungselement für Dämmschichten |
| JP2015140788A (ja) * | 2014-01-30 | 2015-08-03 | 三菱重工業株式会社 | ダクト及びこれを備えたガスタービン |
| JP2016168599A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 株式会社タイルメント | スタッド溶接ピン用絶縁カバー及びスタッド溶接ピン組付体 |
| JP2023183376A (ja) * | 2022-06-15 | 2023-12-27 | 株式会社スローテック | 取付ピン |
| JP2023183410A (ja) * | 2022-06-15 | 2023-12-27 | 株式会社スローテック | 取付ピン |
| KR102769353B1 (ko) * | 2024-05-23 | 2025-02-14 | 신광춘 | 지지부재 및 이에 의해 단열재가 결합된 덕트 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |