JPH10246171A - 波力発電装置 - Google Patents
波力発電装置Info
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- JPH10246171A JPH10246171A JP9062195A JP6219597A JPH10246171A JP H10246171 A JPH10246171 A JP H10246171A JP 9062195 A JP9062195 A JP 9062195A JP 6219597 A JP6219597 A JP 6219597A JP H10246171 A JPH10246171 A JP H10246171A
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- seawater
- chamber
- air chamber
- air
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/30—Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient
Landscapes
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 波エネルギを空気を媒体としてタービン・発
電機に伝達する波力発電装置において、特別の複雑な機
構を用いることなく、空気室等建物の高さを高くせず、
発電室への海水の侵入を防ぐ構造とする。 【解決手段】 海面上に支持され、かつ、海中に開口部
3aを有する空気室3とこの上方の海水減勢室22とを
通気管23で連絡し、海水減勢室22より上方位置にタ
ービン13による発電機14を設け、通気管23の断面
積を空気室3および海水減勢室22の断面積よりも十分
に小さくした。波高が大きい場合の海面上昇時には、空
気室3から上方に抜ける空気は通気管23で十分に小さ
く絞られ、海水減勢室22で拡張されるので、海水減勢
室22では海面の上昇速度が遅くなり、海水減勢室22
内での水面高さは従来よりも低く抑えることができる。
電機に伝達する波力発電装置において、特別の複雑な機
構を用いることなく、空気室等建物の高さを高くせず、
発電室への海水の侵入を防ぐ構造とする。 【解決手段】 海面上に支持され、かつ、海中に開口部
3aを有する空気室3とこの上方の海水減勢室22とを
通気管23で連絡し、海水減勢室22より上方位置にタ
ービン13による発電機14を設け、通気管23の断面
積を空気室3および海水減勢室22の断面積よりも十分
に小さくした。波高が大きい場合の海面上昇時には、空
気室3から上方に抜ける空気は通気管23で十分に小さ
く絞られ、海水減勢室22で拡張されるので、海水減勢
室22では海面の上昇速度が遅くなり、海水減勢室22
内での水面高さは従来よりも低く抑えることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】通常知られている波力発電装
置には、海洋における波エネルギーを水面の上下動とし
て捕らえ、空気を媒体としてタービンを回転させると共
に発電機を作動させ、電気エネルギに変換して利用して
いるものがある。本発明は、このような構造において海
水を機械に干渉させないようにした波力発電装置に関す
るものである。
置には、海洋における波エネルギーを水面の上下動とし
て捕らえ、空気を媒体としてタービンを回転させると共
に発電機を作動させ、電気エネルギに変換して利用して
いるものがある。本発明は、このような構造において海
水を機械に干渉させないようにした波力発電装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】波力発電装置の一例として、図4に示す
ように、港湾等の海底に設けた広域面積のマウンド1に
防波堤2を構築し、防波堤2にケーソンを上下方向に組
み、外洋水中に通じる開口部3aを備えた空気室(ケー
ソン)3が海面上の位置で防波堤2に固着され、空気室
3の上部に空気ダンパ室(ケーソン)4、発電室(ケー
ソン)5を設けて波力発電装置6を構成させている(特
開平8−134882号公報参照)。なお、空気室3と
空気ダンパ室4とを連通する通気孔7、空気ダンパ室4
と発電室5とを連通する入力口8および、発電室5と外
部とを連通する吸排気口9が各室の隔壁に設けられてい
る。
ように、港湾等の海底に設けた広域面積のマウンド1に
防波堤2を構築し、防波堤2にケーソンを上下方向に組
み、外洋水中に通じる開口部3aを備えた空気室(ケー
ソン)3が海面上の位置で防波堤2に固着され、空気室
3の上部に空気ダンパ室(ケーソン)4、発電室(ケー
ソン)5を設けて波力発電装置6を構成させている(特
開平8−134882号公報参照)。なお、空気室3と
空気ダンパ室4とを連通する通気孔7、空気ダンパ室4
と発電室5とを連通する入力口8および、発電室5と外
部とを連通する吸排気口9が各室の隔壁に設けられてい
る。
【0003】また、通気孔7には除塵用のスクリーン1
0を設け、入力口8には空気ダンパ室4内部に向けて入
力管11が取り付けられ、その先端にフロート弁12が
備えられ、発電室5の入力口8にはタービン13および
発電機14が配設されている。また、発電室5の吸排気
口9の内側および外側には壁面から離して遮蔽板15が
設けられている。
0を設け、入力口8には空気ダンパ室4内部に向けて入
力管11が取り付けられ、その先端にフロート弁12が
備えられ、発電室5の入力口8にはタービン13および
発電機14が配設されている。また、発電室5の吸排気
口9の内側および外側には壁面から離して遮蔽板15が
設けられている。
【0004】さらに、空気ダンパ室4には側壁を貫通し
てU字状の水弁水槽16が設けられている。なお、発電
室5からは水弁水槽16に向けてドレンパイプ17が設
けられいる。
てU字状の水弁水槽16が設けられている。なお、発電
室5からは水弁水槽16に向けてドレンパイプ17が設
けられいる。
【0005】このように構成した波力発電装置6は、外
洋の波が空気室3の水面を昇降させ、内部の空気を揺動
させることにより、タービン13および発電機14を作
動させて電気エネルギーを得る。
洋の波が空気室3の水面を昇降させ、内部の空気を揺動
させることにより、タービン13および発電機14を作
動させて電気エネルギーを得る。
【0006】ところで、海水の異常上昇時に空気室3に
満ちた海水が空気ダンパ室4に侵入し、さらに、入力管
11を伝ってタービン13、発電機14に干渉すると、
タービン13、発電機14が劣化する虞が出てくる。そ
こで、前述した水弁水槽16により、海水圧力を外部に
逃がしタービン13、発電機14に海水が侵入しないよ
うにさせている。あるいは、空気室3および空気ダンパ
室4の高さを、異常波浪時の作用高を十分許容する高さ
に構築することが考えられている。
満ちた海水が空気ダンパ室4に侵入し、さらに、入力管
11を伝ってタービン13、発電機14に干渉すると、
タービン13、発電機14が劣化する虞が出てくる。そ
こで、前述した水弁水槽16により、海水圧力を外部に
逃がしタービン13、発電機14に海水が侵入しないよ
うにさせている。あるいは、空気室3および空気ダンパ
室4の高さを、異常波浪時の作用高を十分許容する高さ
に構築することが考えられている。
【0007】また、図5に示すように、通気孔7と入力
口8との間にモータ駆動型のバルブ18を備えた連通管
19を接続し、バルブ18の下方位置にセンサ20を取
り付け、センサ20の出力によりバルブ18を作動させ
る制御装置21を設けた構造のものがある。この構成で
は、海水の異常上昇時、連通管19に海水が侵入したと
きにセンサ20がそれを検知する。センサ20の信号は
制御装置21へ送られ、制御装置21はバルブ18を閉
じるように作動する。
口8との間にモータ駆動型のバルブ18を備えた連通管
19を接続し、バルブ18の下方位置にセンサ20を取
り付け、センサ20の出力によりバルブ18を作動させ
る制御装置21を設けた構造のものがある。この構成で
は、海水の異常上昇時、連通管19に海水が侵入したと
きにセンサ20がそれを検知する。センサ20の信号は
制御装置21へ送られ、制御装置21はバルブ18を閉
じるように作動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、波力発
電装置6の異常波浪時の対策として、水弁水槽16を使
用した場合には、通常時において水弁水槽16から空気
が流入出できないように常に水を張った状態に管理する
必要がある。このため、水槽への水の補給装置(図示
略)や監視装置(図示略)を設置しなければならず、コ
ストがかかることになる。さらに、海水の上昇速度は空
気室3および空気ダンパ室4において同じであり、水弁
水槽16が十分に対応できない場合を考慮して空気室3
および空気ダンパ室4の高さを高くすることになり、建
物の風雨に対する強度を強くしなければならず、また、
建物の高さが高くなることで美観を損ねる場合がある。
電装置6の異常波浪時の対策として、水弁水槽16を使
用した場合には、通常時において水弁水槽16から空気
が流入出できないように常に水を張った状態に管理する
必要がある。このため、水槽への水の補給装置(図示
略)や監視装置(図示略)を設置しなければならず、コ
ストがかかることになる。さらに、海水の上昇速度は空
気室3および空気ダンパ室4において同じであり、水弁
水槽16が十分に対応できない場合を考慮して空気室3
および空気ダンパ室4の高さを高くすることになり、建
物の風雨に対する強度を強くしなければならず、また、
建物の高さが高くなることで美観を損ねる場合がある。
【0009】また、図5に示すように、センサ20およ
びモータ駆動のバルブ18を付加した場合、機構が複雑
になり製作コストが高くなるという問題を生じ、また、
機械的可動部が存在するために故障が発生し易くなると
いう問題を生じる。
びモータ駆動のバルブ18を付加した場合、機構が複雑
になり製作コストが高くなるという問題を生じ、また、
機械的可動部が存在するために故障が発生し易くなると
いう問題を生じる。
【0010】このため、特別の複雑な機構を用いること
なく、空気室等建物の高さを高くせず、流体の持つ性質
を利用することにより発電室5への海水の侵入を防ぐ構
造が望まれていた。本発明は、タービン、発電機を収納
した発電室に海水が到達しないように空気流路の形状を
変化させた波力発電装置を提供することを目的とする。
なく、空気室等建物の高さを高くせず、流体の持つ性質
を利用することにより発電室5への海水の侵入を防ぐ構
造が望まれていた。本発明は、タービン、発電機を収納
した発電室に海水が到達しないように空気流路の形状を
変化させた波力発電装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1記載の発明では、海面上に安定に
支持され、かつ、海中に開口部を有する空気室と、該空
気室より上方位置に海水減勢室を設置し、該海水減勢室
より上方位置にタービンによる発電機を設け、前記空気
室と前記海水減勢室とを通気管で連絡し、前記海水減勢
室と前記タービン入力部を入力管で連絡し、前記通気管
の断面積は前記空気室および前記海水減勢室の断面積よ
りも十分に小さくされていることを特徴とする。
するために、請求項1記載の発明では、海面上に安定に
支持され、かつ、海中に開口部を有する空気室と、該空
気室より上方位置に海水減勢室を設置し、該海水減勢室
より上方位置にタービンによる発電機を設け、前記空気
室と前記海水減勢室とを通気管で連絡し、前記海水減勢
室と前記タービン入力部を入力管で連絡し、前記通気管
の断面積は前記空気室および前記海水減勢室の断面積よ
りも十分に小さくされていることを特徴とする。
【0012】ここで云う空気室および海水減勢室の断面
積は水平断面を意味するものであり、また、通気管の断
面積は通路断面を云う。
積は水平断面を意味するものであり、また、通気管の断
面積は通路断面を云う。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。なお、従来の技術で説明した
部材は同一符号を付け説明を省略する。図1に示すよう
に、空気室3とタービン13・発電機14を収納した発
電室5の間に海水減勢室22を設け、空気室3と海水減
勢室22とを通気管23で連通させ、海水減勢室22と
発電室5のタービン13とを入力管24で連通させてい
る。
図面に基づいて説明する。なお、従来の技術で説明した
部材は同一符号を付け説明を省略する。図1に示すよう
に、空気室3とタービン13・発電機14を収納した発
電室5の間に海水減勢室22を設け、空気室3と海水減
勢室22とを通気管23で連通させ、海水減勢室22と
発電室5のタービン13とを入力管24で連通させてい
る。
【0014】波力発電装置6を説明するために、図1に
示す構造を図2により模式させ、図3によって海水の上
昇、下降をパターンにより示す。このとき、hは平均海
面の高さ、dc(没水部長さ),ho(空気室3の高
さ)は同量の海面変位であり、規則的な波高:Zi =a
・sinωtが発生しているものとすると、時間t1 〜
t4 までの間で波高が昇降し、t=t1 〜t2 の間、海
水が空気室3から通気管23を通り海水減勢室22に進
入する。また、t=t3 〜t4 の間、海水が引けて水面
が空気室3没水部以下になる。なお、A1 :空気室断面
積、A2 :第1の通気管の断面積、A3 :海水減勢室の
断面積とする。
示す構造を図2により模式させ、図3によって海水の上
昇、下降をパターンにより示す。このとき、hは平均海
面の高さ、dc(没水部長さ),ho(空気室3の高
さ)は同量の海面変位であり、規則的な波高:Zi =a
・sinωtが発生しているものとすると、時間t1 〜
t4 までの間で波高が昇降し、t=t1 〜t2 の間、海
水が空気室3から通気管23を通り海水減勢室22に進
入する。また、t=t3 〜t4 の間、海水が引けて水面
が空気室3没水部以下になる。なお、A1 :空気室断面
積、A2 :第1の通気管の断面積、A3 :海水減勢室の
断面積とする。
【0015】図1に示すように、海水中に開放された波
取り入れ口3aより海水が空気室3に入り、海水の異常
な上昇時、海水は空気室3の水面を上昇させて室内を満
水にし、その後、通気管23を通って海水減勢室22に
進入する。このとき、通気管23の通路断面積が空気室
の水平断面積より小さいために流体力学に基づく入力損
失が生じ、また、通気管23から海水減勢室22に海水
が侵入するときに、通気管23の通路断面積より海水減
勢室22の水平断面積が大きいので広がり損失を生じ
る。そこで、海水減勢室22の中では断面積の比に反比
例して上昇速度が小さくなり、かつ、水位上昇に基づく
水圧力により海水上昇速度は小さくなる。したがって、
通気管23の断面積、海水減勢室22の断面積および高
さを設定することにより、波高の高い波でも発電室5へ
の侵入を防ぐことができる。
取り入れ口3aより海水が空気室3に入り、海水の異常
な上昇時、海水は空気室3の水面を上昇させて室内を満
水にし、その後、通気管23を通って海水減勢室22に
進入する。このとき、通気管23の通路断面積が空気室
の水平断面積より小さいために流体力学に基づく入力損
失が生じ、また、通気管23から海水減勢室22に海水
が侵入するときに、通気管23の通路断面積より海水減
勢室22の水平断面積が大きいので広がり損失を生じ
る。そこで、海水減勢室22の中では断面積の比に反比
例して上昇速度が小さくなり、かつ、水位上昇に基づく
水圧力により海水上昇速度は小さくなる。したがって、
通気管23の断面積、海水減勢室22の断面積および高
さを設定することにより、波高の高い波でも発電室5へ
の侵入を防ぐことができる。
【0016】まず、海水侵入時は、空気室3(没水部長
−dc)での波圧P1 は、微小振幅波理論により、海水
密度をρ、重力加速度をgとすれば、 P1 /(ρ・g)=dc+a・cosh・k(h−d
c)・sinωt/cosh(kh) であり、波が空気室天井以上の高さに上昇していると
き、P1 ’:空気室天井での圧力とすると、 P1 ’=P1 −ρ・g(dc+ho) となる。
−dc)での波圧P1 は、微小振幅波理論により、海水
密度をρ、重力加速度をgとすれば、 P1 /(ρ・g)=dc+a・cosh・k(h−d
c)・sinωt/cosh(kh) であり、波が空気室天井以上の高さに上昇していると
き、P1 ’:空気室天井での圧力とすると、 P1 ’=P1 −ρ・g(dc+ho) となる。
【0017】海水減勢室下端より上方にZ軸を取り、空
気室3天井、通気管23、海水減勢室22の水面の各断
面にベルヌイの式を適用する。そして、空気室3内の海
水上昇速度をV1 、通気管23内の流速をV2 、圧力を
P2 、海水減勢室22内の流速をV3 、水面の圧力をP
3 (=0)、とすると、 V1 2/2g+P1 ’/(ρ・g)=V2 2/2g+P2 /
(ρ・g)+h12 V2 2/2g+P2 /(ρ・g)=V3 2/2g+Z+h23 となる。但し、空気室天井の圧力とZ=0における圧力
を近似的に等しいとした。ここで、h12は断面積が急収
縮する場合の損失であり、 h12=V2 2/2g(1/c1 −1)2 である。c1 は縮流係数であり、A2 <A1 /10の場
合、0.61である。また、h23は断面積が急拡大する
場合の損失であり、 h23=1/2g(V2 −V3 )2 =V2 2/2g(1−A
2 /A3 )2 である。
気室3天井、通気管23、海水減勢室22の水面の各断
面にベルヌイの式を適用する。そして、空気室3内の海
水上昇速度をV1 、通気管23内の流速をV2 、圧力を
P2 、海水減勢室22内の流速をV3 、水面の圧力をP
3 (=0)、とすると、 V1 2/2g+P1 ’/(ρ・g)=V2 2/2g+P2 /
(ρ・g)+h12 V2 2/2g+P2 /(ρ・g)=V3 2/2g+Z+h23 となる。但し、空気室天井の圧力とZ=0における圧力
を近似的に等しいとした。ここで、h12は断面積が急収
縮する場合の損失であり、 h12=V2 2/2g(1/c1 −1)2 である。c1 は縮流係数であり、A2 <A1 /10の場
合、0.61である。また、h23は断面積が急拡大する
場合の損失であり、 h23=1/2g(V2 −V3 )2 =V2 2/2g(1−A
2 /A3 )2 である。
【0018】以上の式を整理して下記の通り式(1)と
する。 P1 ’/(ρ・g)=Z+V3 2/2g{1+0.409(A3 /A2 )2 +( 1−A2 /A3 )2 (A3 /A2 )2 −(A3 /A1 )2 } ・・・(1) 一例として、通気管23の直径を0.2m、海水減勢室
22の直径を1mとすると、A3 /A2 =25となり、
(A3 /A2 )2 =625となる。従って式(1)にお
いて{}内は800以上となり、損失を考慮しないとき
の800倍以上の値となる。
する。 P1 ’/(ρ・g)=Z+V3 2/2g{1+0.409(A3 /A2 )2 +( 1−A2 /A3 )2 (A3 /A2 )2 −(A3 /A1 )2 } ・・・(1) 一例として、通気管23の直径を0.2m、海水減勢室
22の直径を1mとすると、A3 /A2 =25となり、
(A3 /A2 )2 =625となる。従って式(1)にお
いて{}内は800以上となり、損失を考慮しないとき
の800倍以上の値となる。
【0019】次に、海水排水時は、海水侵入時と同様に
海水減勢室22の水面上、通気管23中、空気室3天井
の各断面にベルヌイの式を適用すると、 V3 2/2g+Z=V2 2/2g+P2 /(ρ・g)+h32 V2 2/2g+P2 /(ρ・g)=V1 2/2g+P1 ’/
(ρ・g)+h21 ここで、h32は断面積が急収縮する場合の損失であり、 h32=V2 2/2g(1/c2 −1)2 である。なお、c2 は縮流係数であり、A2 <A3 /1
0の場合0.61である。また、h21は断面積が急拡大
する場合の損失係数であり、 h21=1/2g(V2 −V1 )2 =V2 2/2g(1−A
2 /A1 )2 である。
海水減勢室22の水面上、通気管23中、空気室3天井
の各断面にベルヌイの式を適用すると、 V3 2/2g+Z=V2 2/2g+P2 /(ρ・g)+h32 V2 2/2g+P2 /(ρ・g)=V1 2/2g+P1 ’/
(ρ・g)+h21 ここで、h32は断面積が急収縮する場合の損失であり、 h32=V2 2/2g(1/c2 −1)2 である。なお、c2 は縮流係数であり、A2 <A3 /1
0の場合0.61である。また、h21は断面積が急拡大
する場合の損失係数であり、 h21=1/2g(V2 −V1 )2 =V2 2/2g(1−A
2 /A1 )2 である。
【0020】すなわち、上記の式を整理して下記の通り
式(2)とする。 P1 ’/(ρ・g)=Z+V3 2/2g{1−0.409(A3 /A2 )2 − (1−A2 /A3 )2 (A3 /A2 )2 +(A3 /A1 )2 } ・・・(2)
式(2)とする。 P1 ’/(ρ・g)=Z+V3 2/2g{1−0.409(A3 /A2 )2 − (1−A2 /A3 )2 (A3 /A2 )2 +(A3 /A1 )2 } ・・・(2)
【0021】次に、 C=1/g{1+0.409(A3 /A2 )2 +(1−
A2 /A3 )2 (A3/A2 )2 −(A3 /A1 )2 } として、V=V3 とすると、式(1)は P1 ’/(ρ・g)=Z+(C/2)V 2 となる。両辺をtで微分することにより、また、dv/
dt=Vであるので、 1/(ρ・g)dP1 ’/dt=V+C・V・dv/dt =(1+Cdv/dt)V ・・・(3) となる。
A2 /A3 )2 (A3/A2 )2 −(A3 /A1 )2 } として、V=V3 とすると、式(1)は P1 ’/(ρ・g)=Z+(C/2)V 2 となる。両辺をtで微分することにより、また、dv/
dt=Vであるので、 1/(ρ・g)dP1 ’/dt=V+C・V・dv/dt =(1+Cdv/dt)V ・・・(3) となる。
【0022】 ところで、P1 ’=P1 −ρ・g(dc+ho) また、P1 /(ρ・g)=dc+a・cosh・k(h
−dc)・sinωt/cosh(kh)であるので、 1/(ρ・g)dP1 ’/dt=1・dP1 ’/(ρ・gdt) =aω・cosh・k(h−dc)・cosωt /cosh(kh) となり、ここで、 D=aω・cosh・k(h−dc)/cosh(kh) とすれば、 1/(ρ・g)dP1 ’/dt=Dcosωt 故に式(3)により、 (1+C・dv/dt)V=D・cosωt となる。
−dc)・sinωt/cosh(kh)であるので、 1/(ρ・g)dP1 ’/dt=1・dP1 ’/(ρ・gdt) =aω・cosh・k(h−dc)・cosωt /cosh(kh) となり、ここで、 D=aω・cosh・k(h−dc)/cosh(kh) とすれば、 1/(ρ・g)dP1 ’/dt=Dcosωt 故に式(3)により、 (1+C・dv/dt)V=D・cosωt となる。
【0023】上式の微分方程式を数値解法で解き、t=
t1 〜t2 におけるZmaxを求める。次に、t=t3
にてZが0ないし負であるか、またはZが正であって
も、次の波が空気室3天井に当たるまでの時間(t=T
+t1 )に海水が自然落下することを確認すれば良い。
また、海水減勢室22の高さはZmax以上に設定すれ
ば良い。ここで、Tは波の周期(単位:時間)である。
なお、波力発電装置6は防波堤2に製作したが、アンカ
ーで固定した浮き体に設けることも可能である。
t1 〜t2 におけるZmaxを求める。次に、t=t3
にてZが0ないし負であるか、またはZが正であって
も、次の波が空気室3天井に当たるまでの時間(t=T
+t1 )に海水が自然落下することを確認すれば良い。
また、海水減勢室22の高さはZmax以上に設定すれ
ば良い。ここで、Tは波の周期(単位:時間)である。
なお、波力発電装置6は防波堤2に製作したが、アンカ
ーで固定した浮き体に設けることも可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したもので
あり、空気室内の波圧力が上方の空気を昇降させて通気
管、海水減勢室を通じて連結されているタービンを作動
させ、発電機を動かす波力発電装置であるが、異常な波
高が作用したときの海面上昇時には、空気室から上方に
抜ける空気は通気管で十分に小さく絞られ、海水減勢室
で拡張されるので、海水減勢室では海面の上昇速度が遅
くなり、海水減勢室での高さは従来よりも低く抑えるこ
とができる。これによって、空気室、海水減勢室の高さ
を高くすることなく、特別な機構を設けなくとも海水の
異常な上昇による影響を防止することができる。
あり、空気室内の波圧力が上方の空気を昇降させて通気
管、海水減勢室を通じて連結されているタービンを作動
させ、発電機を動かす波力発電装置であるが、異常な波
高が作用したときの海面上昇時には、空気室から上方に
抜ける空気は通気管で十分に小さく絞られ、海水減勢室
で拡張されるので、海水減勢室では海面の上昇速度が遅
くなり、海水減勢室での高さは従来よりも低く抑えるこ
とができる。これによって、空気室、海水減勢室の高さ
を高くすることなく、特別な機構を設けなくとも海水の
異常な上昇による影響を防止することができる。
【図1】本発明による波力発電装置の断面図である。
【図2】図1に示す構造の模式図である。
【図3】図1の波力発電装置を設置した箇所の波高を示
すグラフである。
すグラフである。
【図4】従来の波力発電装置の断面図である。
【図5】従来の他の波力発電装置の断面図である。
3 空気室 3a 開口部 13 タービン 14 発電機 22 海水減勢室 23 通気管 24 入力管 A1 空気室の断面積 A2 通気管の断面積 A3 海水減勢室の断面積
Claims (1)
- 【請求項1】 海面上に安定に支持され、かつ、海中に
開口部を有する空気室と、該空気室より上方位置に海水
減勢室を設置し、該海水減勢室より上方位置にタービン
による発電機を設け、 前記空気室と前記海水減勢室とを通気管で連絡し、前記
海水減勢室と前記タービン入力部を入力管で連絡し、前
記通気管の断面積は前記空気室および前記海水減勢室の
断面積よりも十分に小さくされていることを特徴とする
波力発電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9062195A JPH10246171A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 波力発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9062195A JPH10246171A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 波力発電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10246171A true JPH10246171A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=13193135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9062195A Pending JPH10246171A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 波力発電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10246171A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010038169A3 (en) * | 2008-10-03 | 2011-03-31 | Ridas Matonis | Energetically self-sufficient marine building-city and system for using tidal and stream power for generation of electricity |
| WO2013034636A1 (en) | 2011-09-06 | 2013-03-14 | Electric Waves, S.L. | Caisson breakwater module |
| WO2014024818A1 (ja) * | 2012-08-06 | 2014-02-13 | Ishikawa Yohei | 発電システムおよび発電方法 |
| JP2015524537A (ja) * | 2012-08-07 | 2015-08-24 | リュック スタネク、ジャン | うねり又は波のエネルギーの変換システム |
| KR102794239B1 (ko) * | 2024-12-09 | 2025-04-15 | 하이드로웨이브파워(주) | 밀폐형 파력 발전 시스템 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9062195A patent/JPH10246171A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010038169A3 (en) * | 2008-10-03 | 2011-03-31 | Ridas Matonis | Energetically self-sufficient marine building-city and system for using tidal and stream power for generation of electricity |
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| US20140183122A1 (en) * | 2011-09-06 | 2014-07-03 | Electric Waves, S.L. | Caisson Breakwater Module |
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| KR102794239B1 (ko) * | 2024-12-09 | 2025-04-15 | 하이드로웨이브파워(주) | 밀폐형 파력 발전 시스템 |
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