JPH10246645A - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JPH10246645A
JPH10246645A JP9062492A JP6249297A JPH10246645A JP H10246645 A JPH10246645 A JP H10246645A JP 9062492 A JP9062492 A JP 9062492A JP 6249297 A JP6249297 A JP 6249297A JP H10246645 A JPH10246645 A JP H10246645A
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Naoki Nakayama
直樹 中山
Yoshiki Hattori
好樹 服部
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定値の最大値または最小値を測定時間内の
随時に確認することが可能な測定装置を提供することを
主目的とする。 【解決手段】 所定の測定条件下で測定した測定値を記
憶部6に記憶させると共に表示部10に表示し、かつ、
その測定条件下における測定値の最大値と既に測定され
た異なる測定条件下における測定値の最大値とを比較
し、より大きな値を最大値として更新した後に記憶部6
に記憶させ、予め規定されたすべての測定条件について
の測定を終了した後に記憶部6に記憶されている最大値
を表示部10に表示可能に構成されている測定装置1に
おいて、表示部10は、所定の測条件下で測定された測
定値を表示する際に記憶部6に記憶されている最大値を
共に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一または異なる
測定条件下で同種の測定を繰り返し実行し、測定後の測
定値をその都度表示すると共に、測定後に測定値の最大
値や最小値を表示可能に構成した測定装置に関し、詳し
くは、漏れ電流計などの電流計、電圧計、電力計および
マルチメータに好適に適用可能な測定装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、漏れ電流計を用いて被測定装置
の漏れ電流を測定する場合、被測定装置に接続される電
源線およびグランド線の接続状態の相違によって漏れ電
流値が異なる。このため、想定されるすべての測定条件
下において漏れ電流が許容値内に入っていることを確認
するために、種々の測定条件下で測定している。具体的
には、漏れ電流は、例えば、3つの結線条件と2つの極
性条件とを組み合わせた6種の測定条件下で測定されて
いる。ここで、結線条件としては、例えば、図5に示す
ように単相交流の2本の電源線51,52および1本の
グランド線53が正常に結線されている正常結線状態、
並びに、図6に示すようにいずれか1本の電源線52が
断線している状態、および図7に示すようにグランド線
53が断線している状態からなる単一故障状態がある。
また、極性条件としては、例えば、図8に示すように電
源線51,52の極性が正相で接続されている正相接続
状態、および図9に示すように電源線51,52の極性
が逆相で接続されている逆相接続状態がある。このよう
な種々の測定条件下において漏れ電流を測定し、測定し
た漏れ電流値を表示する方法として、以下に示す測定処
理が従来から一般的に行われている。
【0003】図10に示すように、従来の測定処理で
は、まず、所定の結線状態に初期設定する(ステップ6
1)。次いで、漏れ電流を測定し(ステップ62)、得
られた測定結果をメモリに保持すると共に表示部に表示
する(ステップ63)。具体的には、図11に示すよう
に、表示部71の中央の位置72に漏れ電流値を表示
し、上部の位置73には、漏れ電流値が許容値内のとき
には、正常である旨を意味する「PASS」の文字を表
示し、許容値を外れているときには、不良である旨を意
味する「FAIL」の文字を表示する。同図では、漏れ
電流値が許容値内にあるため、「PASS」の文字を表
示している。次いで、すべての測定条件下で測定した否
かを判別し(ステップ64)、すべての測定条件下で測
定していないと判別したときは、測定条件を次の条件に
切り替え(ステップ65)、その後、ステップ62に戻
り、ステップ63〜ステップ65を繰り返す。一方、す
べての測定条件下で測定を実行したと判別したときに
は、表示部71には、図11に示す表示内容に代えて、
図12に示す測定結果が一覧表示される。
【0004】なお、図12に示す一覧表示画面では、そ
の上部左欄に、番号(No.)が表示され、その右欄
に、測定値を意味する「Measurement Value 」、極性条
件を意味する「Polarity 」、結線条件を意味する「Con
dition」、および測定値が許容値内に入っているか否か
の測定結果を意味する「Result」が表示されている。ま
た、同図中の極性条件の欄における「Normal」および
「Reverse 」の文字は、正相接続状態および逆相接続状
態をそれぞれ示し、結線条件の欄における「N.C 」、
「S.F.C.1 」および「S.F.C.2 」の記号は、正常結線状
態、電源線が断線した単一故障状態、およびグランド線
が断線した単一故障状態をそれぞれ示している。この結
果、測定者は、表示部71の表示画面を監視することに
より、No6の測定条件下において測定した漏れ電流が
許容値を超え、他の測定条件下では許容値内に入ってい
ることを確認することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の漏れ
電流計における測定処理には、以下の問題点がある。す
なわち、従来の測定処理では、漏れ電流の測定結果が表
示されるのは、すべての測定条件下での測定が終了した
後に限られている。このため、測定終了までは、測定値
が許容値を外れたか否かの確認、つまり被測定装置の良
否を判別を行うことができない。したがって、測定値が
許容値を外れたときには、その後の測定は本来不要であ
るにも拘わらず、未測定の測定条件についてもすべて測
定しなければならず、測定時間の不要な長時間化を招い
ているという問題点がある。また、本来、被測定装置の
良否を判定する場合、測定値の最大値が許容値を外れて
いるか否かを確認できればよい。これに対し、従来の測
定処理では、すべての測定条件下におけるそれぞれの測
定結果を一覧表示させている。したがって、数多くの測
定条件がある場合には、1つの画面には一覧表示するこ
とができないため、表示画面の階層を多くする必要があ
る結果、測定値の最大値を検索するための画面操作が煩
雑になるという問題点もある。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、測定値の最大値または最小値を測定時間内
の随時に確認することが可能な測定装置を提供すること
を主目的とし、測定時間を短縮することが可能な測定装
置を提供することを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の測定装置は、所定の測定条件下で測定した
測定値を記憶部に記憶させると共に表示部に表示し、か
つ、その測定条件下における測定値の最大値と既に測定
された異なる測定条件下における測定値の最大値とを比
較し、より大きな値を最大値として更新した後に記憶部
に記憶させ、予め規定されたすべての測定条件について
の測定を終了した後に記憶部に記憶されている最大値を
表示部に表示可能に構成されている測定装置において、
表示部は、所定の測定条件下で測定された測定値を表示
する際に記憶部に記憶されている最大値を共に表示する
ことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の測定装置は、所定の測定条
件下で測定した測定値を記憶部に記憶させると共に表示
部に表示し、かつ、その測定条件下における測定値の最
小値と既に測定された異なる測定条件下における測定値
の最小値とを比較し、より小さな値を最小値として更新
した後に記憶部に記憶させ、予め規定されたすべての測
定条件についての測定を終了した後に記憶部に記憶され
ている最小値を表示部に表示可能に構成されている測定
装置において、表示部は、所定の測定条件下で測定され
た測定値を表示する際に記憶部に記憶されている最小値
を共に表示することを特徴とする。
【0009】請求項1または2記載の測定装置では、ま
ず、所定の測定条件下で測定された測定値が表示部に表
示され、その際に、既に異なる条件下で測定されている
測定値の最大値または最小値が合わせて表示部に表示さ
れる。したがって、測定終了後まで待たなくても、その
時までに測定された測定値の最大値または最小値を直ち
に確認することが可能となる。この結果、表示部に表示
されている最大値または最小値が許容値を外れている場
合には、その時点で測定を終了させることが可能とな
る。
【0010】請求項3記載の測定装置は、請求項1また
は2記載の測定装置において、測定条件を自動的に設定
する測定条件設定部を備えていることを特徴とする。
【0011】この測定装置では、測定条件設定部が測定
条件を自動的に設定する。したがって、測定者は、自動
測定中の任意の時に、表示部の表示内容を確認すること
によって、表示されている最大値または最小値が許容値
を外れているか否かを確認することが可能となる。この
場合においても、確認した時点で最大値または最小値が
許容値を外れていたときは、その時点で測定を終了する
ことができる。
【0012】請求項4記載の測定装置は、請求項3記載
の測定装置において、測定条件設定部による測定条件の
設定時毎に、設定された旨を報知する第1の報知部を備
えていることを特徴とする。
【0013】この測定装置では、第1の報知部が、測定
条件設定部によって測定条件が設定された都度、設定さ
れた旨を報知する。したがって、測定条件の設定に、あ
る程度の時間が必要とされるときには、測定者は、報知
部による報知の都度、表示部の表示内容を確認すること
により、測定を継続すべきか否かを判別することが可能
となる。この結果、測定装置に対する連続的な監視が不
要になるため、測定時間を実質的に短縮することが可能
となる。
【0014】請求項5記載の測定装置は、請求項1から
4のいずれかに記載の測定装置において、測定値が所定
の許容値を超えたときに測定を停止することを特徴す
る。
【0015】この測定装置では、表示部に表示される最
大値または最小値が許容値を超えたときに測定を自動的
に終了する。したがって、測定装置の監視が不要になる
ため、測定時間の実質的な短縮化が可能となる。
【0016】請求項6記載の測定装置は、請求項5記載
の測定装置において、測定が停止させられたときに、そ
の旨を報知する第2の報知部を備えていることを特徴と
する。
【0017】この測定装置では、測定を停止したとき
に、第2の報知部によって、その旨が報知される。した
がって、測定者は、表示部の表示内容を測定終了時にの
み確認すればよく、測定装置の監視を不要にすることが
できる。
【0018】請求項7記載の測定装置は、請求項6記載
の測定装置において、前記第1および第2の報知部が、
それぞれ音による報知を行うことを特徴とする。
【0019】両報知部による報知は、その旨を表示部に
表示させることによっても可能である。一方、この測定
装置では、音による報知が行われるため、測定者は他の
測定などを並行して行うことが可能となるため、この測
定装置による測定時間のさらなる短縮が可能となる。
【0020】請求項8記載の測定装置は、請求項6また
は7記載の測定装置において、前記第2の報知部は、前
記第1の報知部による報知に対して識別可能な内容で報
知することを特徴とする。
【0021】この測定装置では、第1の報知部と第2の
報知部との報知内容が互いに異なっている。したがっ
て、測定者は、例えば、音による識別などにより、必要
とされるときのみ表示部の表示内容を確認することがで
きる。
【0022】請求項9記載の測定装置は、請求項1から
8のいずれかに記載の測定装置において、前記記憶部
は、前記測定値と共に当該測定値に対応する測定条件を
記憶し、前記表示部は、前記所定の測定条件下で測定さ
れた測定値、前記更新後の最大値、および前記更新後の
最小値の少なくとも1つを表示する際に、当該表示する
測定値に対応する測定条件を共に表示することを特徴と
する。
【0023】この測定装置では、表示部の表示内容を確
認することにより、例えば、許容値を外れた最大値また
は最小値が測定された測定条件を直ちに理解することが
可能となる。この結果、被測定装置の故障解析などに役
立てることが可能となる。
【0024】請求項10記載の測定装置は、請求項9記
載の測定装置において、表示部は、測定条件を図形で表
示することを特徴とする。
【0025】この測定装置では、現在測定された測定
値、および既に測定された最大または最小の測定値にそ
れぞれ対応する測定条件が図形で表示される。このた
め、測定者は、表示部に表示されている測定値に対応す
る測定条件を直感的に理解することが可能となる。
【0026】請求項11記載の測定装置は、請求項1、
または3から10のいずれかに記載の測定装置におい
て、漏れ電流計であることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る測定装置を漏れ電流計に適用した実施の形態に
ついて説明する。
【0028】図1は、漏れ電流計1の構成を表すブロッ
ク図である。同図に示すように、漏れ電流計1は、条件
設定部2、測定部3、A/D変換部4、CPU5、RA
M6、ROM7、LCDコントローラ8、VRAM9、
LCD10、設定キー11、並びに本発明における第1
および第2の報知部に相当する報知部13を備えてい
る。
【0029】条件設定部2は、CPU5から出力される
設定信号に従って、被測定装置に接続される単相交流用
の電源ラインの極性を正相または逆相に制御したり、電
源線またはグランド線を断線状態に制御したりすること
により、前述した6つの測定条件を順次自動的に切り替
えて設定する。測定部3は、電流検出用抵抗と、電流検
出用抵抗の両端に発生した電圧を所定の比率で増幅また
は減衰させることにより検出電圧を生成するレンジ回路
と、検出電圧を検波することにより直流電圧を生成する
検波回路と、直流電圧に基づいて漏れ電流値を演算する
演算回路(いずれも図示せず)とを備えている。この測
定部3では、例えば、条件設定部2を介して被測定装置
に接続される電源線のいずれか一方と装置筐体との間に
電流検出用抵抗を直列接続することにより、電流検出用
抵抗が、その両端に発生する電圧を検出する。次いで、
レンジ回路が、検出された電圧を所定電圧の検出電圧に
した後、検波回路が、検出電圧を整流することによって
生成した直流電圧を演算回路に出力する。この後、演算
回路が、直流電圧およびレンジ回路の比率に基づき、演
算によって漏れ電流値を測定する。A/D変換部4は、
測定部3の測定値をアナログ−ディジタル変換し、変換
した測定値をCPU5に出力する。
【0030】CPU5は、A/D変換部4によって変換
された測定値と、その測定値が測定された測定条件とを
対にしてRAM6に記憶させると共に、測定値および測
定条件をLCD10に表示させる。また、CPU5は、
同一または異なる測定条件において既に測定が行われ、
既に測定された測定値と、そのうちの最大値とがRAM
6に記憶されている場合には、その最大値と、今回測定
された測定値とを比較し、より大きな値を最大値として
更新した後、更新した最大値およびその測定条件を対に
してRAM6に記憶させる。さらに、CPU5は、最大
値が、RAM6に記憶されている許容値を超えたか否か
を判別し、超えたと判別したときには、漏れ電流の測定
を停止させると共に、被測定装置が不良の旨をLCD1
0に表示させる。RAM6は、本発明における記憶部に
相当し、測定されたすべての測定値および最大値、これ
らの測定値に対応する測定条件、並びに図外のキーボー
ドなどによって入力された許容値を初めとする各種デー
タを一時的に記憶する。ROM7は、CPU5の制御プ
ラグラムや、LCD10に測定条件を表示させる際の図
形データなどを記憶する。また、LCDコントローラ8
は、LCD10の表示を制御し、VRAM9は、ROM
7に記憶されている図形データや、LCD10に表示す
る測定値などの各種データを一時的に記憶する。
【0031】LCD10は、図2に示すように、表示画
面12を左右2つの画面に分割して表示し、左側画面1
2aに測定値の最大値を表示し、右側画面12bに今回
測定した測定値を表示する。より具体的には、左側画面
12aでは、左上部の位置21に、「最大値」の文字が
表示され、右上部の位置22に、許容値以下であるか否
かの測定結果を表す文字が表示される。なお、測定結果
が許容値以下のときには、「PASS」の文字が表示さ
れ、許容値を超えるときには、「FAIL」の文字が表
示される。また、中央部の位置23には、最大値が表示
され、左下部の位置24および中央下部の位置25に
は、極性条件を示す図形、および結線条件を示す図形が
それぞれ表示され、右下部の位置には、最大値表示画面
の表示内容をクリアするために使用される設定キー11
が設けられている。
【0032】一方、右側画面12bでは、左上部の位置
31に、今回測定された測定値であることを示す「測定
値」の文字が表示され、右上部の位置32には、許容値
以下であるか否かの測定結果を表す文字が表示される。
なお、測定結果が許容値以下のときには、「PASS」
の文字が表示され、許容値を超えるときには、「FAI
L」の文字が表示される。また、中央部の位置33に
は、測定値が表示され、左下部の位置34および中央下
部の位置35には、極性条件を示す図形、および結線条
件を示す図形がそれぞれ表示される。
【0033】なお、極性条件を示す図形としては、図3
(a)に示す図形が、図8に示す正相接続状態に対応さ
せられ、図3(b)に示す図形が、図9に示す逆相接続
状態に対応させられている。また、結線条件を示す図形
としては、図3(c)に示す図形が、図5に示す正常結
線状態に対応させられ、図3(d)に示す図形が、図6
に示す電源線が断線している単一故障状態に対応させら
れ、図3(e)に示す図形が、図7に示すグランド線が
断線している単一故障状態に対応させられている。
【0034】また、報知部13は、特に限定されない
が、ブザーを備えて構成されており、CPU5の制御下
で、条件設定部2によって測定条件が設定される都度、
ブザー音を放音する。また、後述するように、測定値の
最大値が許容値を外れて測定が終了された際にも、測定
条件の設定の際に放音されるブザー音に対して容易に識
別できるブザー音を放音する。なお、例えば、ブザー音
の周波数を変えたり、連続音または断続音などによって
両ブザー音を互いに識別することができる。
【0035】次に、漏れ電流計1における自動測定処理
について、図4に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0036】この処理では、まず、CPU5によって条
件設定部2に設定信号が出力されることにより、条件設
定部2が、2本の電源線と1本のグランド線とを所定の
接続条件に初期設定する(ステップ41)。この際、報
知部31によるブザー音の報知が行われる。次いで、測
定部3が漏れ電流を測定する(ステップ42)。次に、
CPU5は、測定部3によって測定された測定値を、そ
の際の測定条件と共にRAM6に保持させ、同時に、L
CDコントローラ8に対し、測定値、「測定値」の文
字、許容値以下であるか否かの測定結果を表す文字をL
CD10の右側画面12bに表示させる(ステップ4
3)。この際、CPU5は、測定した際の極性および結
線についての測定条件に対応する図形データをROM7
から読み出し、読み出した図形データをLCDコントロ
ーラ8に出力する。一方、LCDコントローラ8は、図
形データを一時的にVRAM9に記憶させると共に、V
RAM9から読み出して、その図形をLCD10に表示
させる。
【0037】次に、CPU5は、最大値がRAM6に既
に記憶されているときには、今回測定した測定値がその
最大値よりも大きいか否かを判別する(ステップ4
4)。CPU5は、大きいと判別したときには、今回測
定した測定値を最大値として更新して測定条件と共にR
AM6に保持させ、かつ、LCD10の左側画面12a
に、更新した最大値、その測定条件に対応する図形、お
よび許容値以下であるか否かの測定結果を表す文字を表
示させる(ステップ45)。
【0038】一方、ステップ44において、最大値がR
AM6に記憶されていないと判別したとき、およびステ
ップ45において最大値を更新したときには、CPU5
は、測定値が許容値を超えているか否かを判別する(ス
テップ46)。許容値を超えていると判別したときは、
CPU5は、両画面12a,12bのそれぞれの位置
に、許容値を超えて不良である旨を意味する「FEI
L」の文字、および測定条件などの必要表示事項を表示
させる(ステップ47)と共に報知部13に対してブザ
ー音を放音させ、他の測定条件についての測定を行うこ
となく、この処理を終了する。これにより、不要な測定
を省略することにより、測定時間の短縮を図ることがで
きると共に、測定者は、ブザー音により測定が終了した
旨を容易に知ることができる。
【0039】一方、ステップ46において許容値を超え
ていないと判別したときには、CPU5は、許容値を超
えていない旨を意味する「PASS」の文字を両画面1
2a,12bのそれぞれの右上部の位置22,32に表
示させた後、すべての測定条件で測定したか否かを判別
する(ステップ48)。CPU5は、すべての測定条件
で測定したと判別したときには、この処理を終了し、終
了していないと判別したときには、条件設定部2に対し
て、次の接続条件に対応する設定信号を出力する。これ
により、条件設定部2は、設定信号に基づいて測定条件
を切り替える(ステップ49)。この後、CPU5は、
ステップ42に戻って測定を行い、ステップ43〜ステ
ップ49を繰り返した後、ステップ48において、すべ
ての測定条件での測定を終了したと判別したときに、こ
の処理を終了する。なお、すべての測定が終了した際
に、報知部13が前述したブザー音とは異なる種類のブ
ザー音を放音するように構成してもよい。この場合に
は、測定者は、被測定装置の漏れ電流が許容値内にある
ことを容易に知ることができる。
【0040】以上のように、この漏れ電流計1では、測
定者は、測定中の測定値を随時確認することができ、そ
の時点における最大値を容易に確認することもできる。
このため、その時点における最大値が許容値を外れてい
るような場合には、その時点で測定を終了することによ
り、測定時間を短縮することができる。また、測定終了
後にも最大値が測定された際の測定条件がLCD10に
表示されているため、改めてその測定条件での測定を手
動で確認することも容易になる。なお、最大値に関する
表示が不要の際には、設定キー11を押すことにより、
CPU5が、RAM6に記憶されている最大値のデータ
を消去すると共に左側画面12aに表示させている最大
値に関する表示をすべて消去する。
【0041】また、報知部13による各種のブザー音に
より、測定の経過および終了を容易に確認することがで
きるため、漏れ電流計1の監視が不要になる結果、測定
時間の実質的な短縮を図ることができる。
【0042】なお、本実施形態では、条件設定部2によ
って測定条件が自動的に設定される例について説明した
が、本発明はこれに限定されず、手動によって測定条件
を設定する測定装置にも適用できる。
【0043】さらに、本実施形態では、漏れ電流測定を
例に挙げて説明したが、本発明は、これに限定されず、
電圧測定や一般的な電流測定、および電力測定などの測
定装置に適用が可能であり、また、最新に測定された測
定値と最大値とを表示する場合に限らず、測定値と最小
値とを表示する場合、および、測定値と特定の条件に最
も近い測定値とを表示する場合など、種々の応用が可能
である。さらに、同一の測定条件において複数回の測定
を行い、その同一測定条件下における測定値の最大値
と、異なる測定条件下における測定値の最大値などとを
同時に表示させることも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1または2記載の
測定装置によれば、所定の測定条件下で測定された測定
値と、同種または異なる条件下で測定された測定値の最
大値または最小値とを表示部に表示することにより、測
定終了後まで待たなくても、測定中における測定値の最
大値または最小値を直ちに確認することができる。これ
により、表示部に表示されている最大値または最小値が
許容値を外れている場合には、その時点で測定を終了さ
せることができるため、測定時間を短縮することができ
る。
【0045】また、請求項3記載の測定装置によれば、
測定条件設定部が測定条件を自動的に設定することによ
り、測定者は、自動測定中の任意の時に表示部の表示内
容を確認することにより、表示されている最大値または
最小値が許容値を外れているか否かを容易に確認するこ
とができる。また、最大値または最小値が許容値を外れ
ていることを確認できた時点で測定を終了することによ
り、測定時間を短縮することができる。
【0046】さらに、請求項4記載の測定装置によれ
ば、第1の報知部による報知の都度、表示部の表示内容
を確認することにより、測定装置に対する連続的な監視
が不要になり、これにより、測定時間を実質的に短縮す
ることができる。
【0047】さらに、請求項5記載の測定装置によれ
ば、表示部に表示される最大値または最小値が許容値を
超えたときに測定を終了することにより、測定時間の実
質的な短縮化を図ることができる。
【0048】また、請求項6記載の測定装置によれば、
第2の報知部による報知によって測定が停止されたこと
を判別することができるため、測定装置の監視が不要に
なる結果、測定時間が実質的に短縮される。
【0049】さらに、請求項7記載の測定装置によれ
ば、音による報知が行われることにより、測定者が他の
測定などを並行して行うことができ、これにより、測定
時間のさらなる短縮を図ることができる。
【0050】また、請求項8記載の測定装置によれば、
第1の報知部と第2の報知部との報知を、例えば音によ
って互いに識別できるようにした結果、測定者は、必要
とされるときにのみ表示部の表示内容を確認すればよ
く、これにより、測定者の手間を省くことができる。
【0051】また、請求項9記載の測定装置によれば、
最大値または最小値に対応する測定条件を表示すること
により、被測定装置の故障解析などに役立てることがで
きる。
【0052】さらに、請求項10記載の測定装置によれ
ば、現在測定された測定値、および既に測定された最大
または最小の測定値にそれぞれ対応する測定条件を図形
で表示することにより、測定者は、表示部に表示されて
いる測定値に対応する測定条件を直感的に理解すること
ができる。
【0053】また、請求項11記載の測定装置によれ
ば、測定値が許容値を超えているか否かを随時確認する
ことができると共に測定時間を短縮することができる漏
れ電流計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る漏れ電流計の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る漏れ電流計における
LCDの表示画面図である。
【図3】(a)は、LCDに表示される図形であって正
相接続状態に対応する図形図であり、(b)は、逆相接
続状態に対応する図形図であり、(c)は、正常接続状
態に対応する図形図であり、(d)は、電源線が断線し
た単一故障状態に対応する図形図であり、(e)は、グ
ランド線が断線した単一故障状態に対応する図形図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態に係る漏れ電流計における
自動測定処理を示すフローチャートである。
【図5】2本の電源線と1本のグランド線が被測定装置
に正常に接続されている正常接続状態を示す回路図であ
る。
【図6】被測定装置に接続される電源線の1本が断線し
ている単一故障状態を示す回路図である。
【図7】被測定装置に接続されるグランド線が断線して
いる単一故障状態を示す回路図である。
【図8】電源線が正相接続で被測定装置に接続されてい
る状態を示す回路図である。
【図9】電源線が逆相接続で被測定装置に接続されてい
る状態を示す回路図である。
【図10】従来の漏れ電流計における測定処理を示すフ
ローチャートである。
【図11】従来の漏れ電流計における測定処理の際に表
示される表示画面図である。
【図12】従来の漏れ電流計における測定処理の終了時
において測定値が一括的に表示されている状態の表示画
面図である。
【符号の説明】
1 漏れ電流計 2 条件設定部 5 CPU 6 RAM 10 LCD 13 報知部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の測定条件下で測定した測定値を記
    憶部に記憶させると共に表示部に表示し、かつ、当該測
    定条件下における測定値の最大値と既に測定された異な
    る測定条件下における測定値の最大値とを比較し、より
    大きな値を最大値として更新した後に前記記憶部に記憶
    させ、予め規定されたすべての測定条件についての測定
    を終了した後に前記記憶部に記憶されている最大値を前
    記表示部に表示可能に構成されている測定装置におい
    て、 前記表示部は、前記所定の測定条件下で測定された測定
    値を表示する際に前記記憶部に記憶されている最大値を
    共に表示することを特徴とする測定装置。
  2. 【請求項2】 所定の測定条件下で測定した測定値を記
    憶部に記憶させると共に表示部に表示し、かつ、当該測
    定条件下における測定値の最小値と既に測定された異な
    る測定条件下における測定値の最小値とを比較し、より
    小さな値を最小値として更新した後に前記記憶部に記憶
    させ、予め規定されたすべての測定条件についての測定
    を終了した後に前記記憶部に記憶されている最小値を前
    記表示部に表示可能に構成されている測定装置におい
    て、 前記表示部は、前記所定の測定条件下で測定された測定
    値を表示する際に前記記憶部に記憶されている最小値を
    共に表示することを特徴とする測定装置。
  3. 【請求項3】 前記測定条件を自動的に設定する測定条
    件設定部を備えていることを特徴とする請求項1または
    2記載の測定装置。
  4. 【請求項4】 前記測定条件設定部による測定条件の設
    定時毎に、設定された旨を報知する第1の報知部を備え
    ていることを特徴とする請求項3記載の測定装置。
  5. 【請求項5】 前記測定値が所定の許容値を超えたとき
    に測定を停止することを特徴する請求項1から4のいず
    れかに記載の測定装置。
  6. 【請求項6】 前記測定が停止させられたときに、その
    旨を報知する第2の報知部を備えていることを特徴とす
    る請求項5記載の測定装置。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の報知部は、それぞ
    れ音による報知を行うことを特徴とする請求項6記載の
    測定装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の報知部は、前記第1の報知部
    による報知に対して識別可能な内容で報知することを特
    徴とする請求項6または7記載の測定装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶部は、前記測定値と共に当該測
    定値に対応する測定条件を記憶し、前記表示部は、前記
    所定の測定条件下で測定された測定値、前記更新後の最
    大値、および前記更新後の最小値の少なくとも1つを表
    示する際に、当該表示する測定値に対応する測定条件を
    共に表示することを特徴とする請求項1から8のいずれ
    かに記載の測定装置。
  10. 【請求項10】 前記表示部は、前記測定条件を図形で
    表示することを特徴とする請求項9記載の測定装置。
  11. 【請求項11】 漏れ電流計であることを特徴とする請
    求項1、または3から10のいずれかに記載の測定装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012078275A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Hioki Ee Corp 測定装置
JP5731691B1 (ja) * 2014-06-06 2015-06-10 享史 中村 計測値を収集と保存する手段を備えた送信配信総合システムと待機電流に係る省エネスイッチ方法

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