JPH10247174A - バスシステム、及びそれを備えた情報処理装置 - Google Patents

バスシステム、及びそれを備えた情報処理装置

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JPH10247174A
JPH10247174A JP9049297A JP4929797A JPH10247174A JP H10247174 A JPH10247174 A JP H10247174A JP 9049297 A JP9049297 A JP 9049297A JP 4929797 A JP4929797 A JP 4929797A JP H10247174 A JPH10247174 A JP H10247174A
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JP
Japan
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voltage
circuit
power supply
bus
feedback
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JP9049297A
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English (en)
Inventor
Toyohiko Komatsu
豊彦 小松
Hideki Osaka
英樹 大坂
Takashi Inagawa
隆 稲川
Yukihiro Seki
行宏 関
Yasuhiro Hida
庸博 飛田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Dc-Dc Converters (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速化・高信頼化と省電力化の両立が可能なS
STLバスを使用したシステム並びに情報処理装置を提
供すること。 【解決手段】スイッチング電源回路を用いて構成した、
入力電圧VINを別の出力電圧VOUTに変換するため
の、電圧変換回路101と、正相入力端子(+)と逆相
入力端子(−)の2つの入力端子と、1つの出力端子を
備えた帰還回路102を設ける。電源VIN、電源変換
回路101の入力端子、帰還回路102の逆相入力端子
(−)を線110を用いて接続する。電圧変換回路10
1の出力端子、帰還回路102の正相入力端子(+)、
SSTLバスの終端電圧Vttおよび基準電圧Vref
を線111を用いて接続する。帰還回路102、電圧変
換回路101の帰還入力端子を線112を用いて接続す
る。帰還回路102は、電源電圧Vccと終端電圧Vt
tおよび基準電圧Vrefを一定の比率に制御すること
で、信号データのタイミングマージンおよびノイズマー
ジンを確保する。また、高効率のスイッチング電源回路
を使うことによりシステムを省電力化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、終端抵抗器を有す
るバスシステム、および、当該バスシステムを備えた情
報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータをはじめとする情報処理装
置、或いはデータ転送装置において、データ転送の高速
化や高信頼化のための、様々なバスシステムが使われい
る。それらのバスシステムの一つにSSTL(Stub
Series Terminated Logic、
EIAJ ED−5512)バスがある。
【0003】SSTLバスは、図4の様に、バス配線の
両端に終端抵抗Rttを接続し、バス配線と入出力回路
Buf1、Buf2との間にマッチング抵抗Rmを接続
して構成する。
【0004】また、同バス配線に接続されている入出力
回路は、同回路に電源を供給するための電源端子および
グランド端子と、同入力回路がバス上の状態を判定する
ための基準電圧端子を備えている。通常、終端抵抗に供
給する電圧Vttと、入出力回路に供給する基準電圧V
refは、同じである。
【0005】SSTLバスシステムの構成について、図
10を用いてさらに詳細に説明する。
【0006】図10にその構成図を示す。回路ブロック
901〜904には、送出回路921〜924と受信回
路931〜934とで構成された入出力回路と、マッチ
ング抵抗980〜983と、伝送線路911〜914を
備える。伝送線路900は各回路ブロック901〜90
4を接続し、さらに伝送線路900の特性インピーダン
ス値の抵抗値をもつ終端抵抗950、951によって終
端する構成である。960、961から、終端抵抗95
0、951に終端電圧(Vtt)を供給する。
【0007】なお、図10では両端終端した例を示した
が、抵抗1つで終端した片端終端でもよい。また、図1
0ではブロックの数が4の場合を示しているが、ブロッ
クの数は2以上であれば、本発明は適用できる。
【0008】送出回路921〜924は、プルアップ・
トランジスタとプルダウン・トランジスタとで構成され
るプッシュプル型送出回路である。このプッシュプル型
送出回路では、現在広く使われている10Ω前後のオン
抵抗を持つトランジスタを使用することが出来る。
【0009】一般の低振幅用送出回路では、終端抵抗と
トランジスタのオン抵抗の分圧により小振幅を実現する
ために、オン抵抗が100Ω前後のトランジスタを使用
している。SSTLバスシステムにおいて従来の送出回
路が使用できるのは、マッチング抵抗980〜983と
この10Ω前後のオン抵抗との和が、先のオン抵抗10
0Ωと近いために、伝送線路上の振幅が同等の大きさと
なるからである。
【0010】例えば、伝送線路のインピーダンスと終端
抵抗を50Ω、分岐配線のインピーダンスを100Ω、
終端電源を1.5V、送出回路に供給されている電源を
3Vとすると、オン抵抗100Ωのトランジスタを使用
した伝送路では信号振幅は0.6Vであり、図9で示し
た伝送線路では振幅0.68Vとなる。このことから、
オン抵抗の低いトランジスタを用いた場合でも、振幅は
ほぼ等しい値になる。
【0011】なお、ここで抵抗980〜983の抵抗値
を75Ωとした。この抵抗値の決め方は後で明らかにす
る。
【0012】受信回路931〜934は、基準電圧(V
ref)に対し入力電圧が高いか、低いかによって入力
信号のHigh、Lowを判定する差動型受信回路であ
る。ここで用いる基準電圧は受信回路を構成する集積回
路内で作ることもできるが、集積回路内部で発生した電
源ノイズや外部より入った電源ノイズなどにより電源が
変動すると、これにともない基準電圧も変動するため、
基準電圧は外部より供給するのがより良い。
【0013】なお、図10では各回路ブロック内の受信
回路は1つしか記載されていないが、SSTLバスシス
テムでは受信回路の数に制限されるものではない。
【0014】このように構成された信号伝送回路におい
て、抵抗980〜983の抵抗値を以下の方法で設定す
る。例えば、抵抗980の抵抗値は伝送線路911のイ
ンピーダンスからバス900のインピーダンスの半分を
引いた値にする。バス900のインピーダンスの半分と
するのは、送出回路ブロックからの信号はバス900と
の接点Bにおいて2方向に分岐するからである。
【0015】つまり伝送線路911のインピーダンスを
Zs、バス900のインピーダンスをZ0、抵抗980
の抵抗値をRmとすれば、 Rm=Zs−Z0/2 (13) とする。
【0016】これにより、伝送線路911から見た抵抗
980とバス900との合成インピーダンスは伝送線路
911自身のインピーダンスと等くなり、コンピュータ
システム誤動作の原因になりうる分岐配線内で発生する
反射の繰り返しを防止することができる。
【0017】抵抗981〜983についても同様の方法
で設定する。これにより、他のブロックにおいても、前
記したブロック901と同等の効果をもたらすことが出
来る。
【0018】なお、前記した本発明の効果は式(13)
で求めた抵抗値の抵抗によってのみ有効なものではな
く、式(13)で求めた抵抗値の近傍であれば、十分有
効なものである。
【0019】このことから、出力回路がバス上にデータ
を出力する場合、電源電圧Vccを介してデータを出力
する。電源電圧Vccが、前述のプッシュプル型送出回
路を通じて出力されるため、電源電圧Vccが変動する
と、出力回路のデータ出力電圧も変動する。
【0020】また、入力回路がデータを受け取る場合、
受け取ったデータの電圧をは、入力回路内の差動形増幅
回路によって、基準電圧Vrefと比較するされる。入
力回路は、受け取ったデータの電圧が基準電圧Vref
より高い場合はハイレベル状態と判断し、基準電圧Vr
efよりも低い場合はローレベル状態と判断する。EI
AJ ED−5512においては、基準電圧Vref
は、電源電圧Vccの45%に規定されている。
【0021】このように、SSTLバスにおいて、バス
に供給する電源は、回路駆動用やデータ出力用の電源電
圧Vcc、データ入力用の基準電圧Vref、および終
端電圧Vttが必要となる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】さて、実際の電源装置
において、装置自体の性能のばらつきや、装置温度の変
化等によって電源電圧が変動する場合がある。例えば、
電源装置の電圧変動が10%以内で規定されている場
合、規定の電圧が3.3Vであれば、実際に電源装置よ
り出力される電圧は3.0Vから3.6Vとの間で変動
する可能性がある。前述した様に、電源電圧の変動によ
ってバッファ回路から出力されるデータの電圧も変動す
る。
【0023】また、SSTLバスを構成する信号線の数
が多くなると、終端抵抗に供給するための電流が多く必
要となる。実際のバスシステムにおいては、信号線の数
が100近くにもなるシステムもあり、このようなバス
システムでは、終端抵抗に供給する電流は数アンペアに
も達する。
【0024】図8は、出力回路Buf1より出力したデ
ータを入力回路Buf2で受け取る場合の、k点におけ
るデータのタイミングを示している。同図は、縦軸を電
圧、横軸を時間、ハイレベル状態のときの電圧をVk
h、ローレベル状態のときの電圧をVkl、基準電圧を
Vrefで示している。また、電源電圧Vccの変動に
より、(a)電源電圧Vccが通常よりも10%低い場
合、(b)電源電圧Vccが通常の電圧3.3Vである
場合、(c)電源電圧Vccが通常よりも10%高い場
合、の状態をそれぞれ示している。
【0025】電源電圧Vccが変動すると、k点におけ
るハイレベル電圧Vkhも同様に変動する。従来の電源
回路を用いた場合、電源電圧Vccの変動によらず、基
準電圧Vrefは一定でとなる。
【0026】(b)の状態では、k点でのデータ電圧が
ローレベル状態からハイレベル状態へ変わる時と、ハイ
レベル状態からローレベル状態へ変わる時の、信号タイ
ミングは同じである。しかし、(a)および(c)の状
態では、ハイレベル電圧Vkhの変動により、前記の信
号タイミングが異なっている。
【0027】この信号タイミングの相違のために、バス
システムの設計時におけるタイミングマージンが減少し
てしまう。また、状態(c)において、ハイレベル電圧
Vkhと基準電圧Vrefとの電圧差が減少するため、
ノイズマージンも減少してしまう。これらは、システム
の高速化や高信頼化を図るうえでの障害となる。
【0028】また、タイミングマージンとノイズマージ
ンの確保のために、分圧回路を用いて基準電圧Vref
や終端電圧Vttを生成する方法もある。この方法だ
と、電源電圧Vccと基準電圧Vrefの電圧比を一定
にすることができるので、前記のタイミングマージンや
ノイズマージンを確保できる。しかし、バス未使用時で
も分圧回路に電流が流れ続けるため、電源回路の効率が
低く、省電力化が困難となる。
【0029】このように従来では、システムを高速・高
信頼化するには、省電力化を犠牲にしなければならず、
また、システムを省電力化するためには高速化を犠牲に
しなければならなかった。
【0030】本発明の目的は、従来技術の課題である、
SSTLバスにおけるタイミングマージンおよびノイズ
マージンの確保と、電源回路の高効率化を図り、バスシ
ステムの高速・高信頼化と省電力化の両方に貢献するた
めに、電源電圧と基準電圧の比率が常に一定の電源回路
を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の一様態によれば、バス終端抵抗に供給する電
源回路を有するバスシステムにおいて、前記電源回路か
ら供給される電圧を終端抵抗に供給するための電圧に変
換するための電圧変換回路と、前記電源回路から供給さ
れる電圧を基に前記電圧変換回路の出力電圧を制御する
帰還回路とを有し、前記電源回路の電圧と前記終端抵抗
に供給するための電圧を常に一定比率に制御することを
特徴とするバスシステムが提供される。
【0032】上記目的を達成するための本発明のその他
の様態によれば、前記終端用電源回路において、当該電
源回路を有することを特徴とするSSTLバスシステム
が提供される。
【0033】上記目的を達成するための本発明のさらに
別の様態によれば、前記終端用電源回路において、前記
電圧変換回路と、前記帰還回路と、前記定電圧源と、前
記演算増幅回路とを、単一回路素子に集積することを特
徴とするバスシステムが提供される。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態を図1、
図2および図3を用いて説明する。
【0035】101は、入力電圧VINを別の出力電圧
VOUTに変換するための、電圧変換回路である。電圧
変換回路101は、電圧入力端子、電圧出力端子、出力
電圧VOUTをフィードバック制御するための帰還入力
端子を備えている。また、電圧変換回路101は、スイ
ッチング電源回路を用いて構成している。
【0036】102は、正相入力端子(+)と逆相入力
端子(−)の2つの入力端子と、1つの出力端子を備え
た帰還回路である。正相入力端子の電圧変動は、出力端
子より同位相の電圧変動で出力される。また、逆相入力
端子の電圧変動は、出力端子より逆位相の電圧変動で出
力される。帰還回路102は、演算増幅器(オペアン
プ)を用いて構成している。
【0037】線110は、電源と、電源変換回路101
の入力端子と、帰還回路102の逆相入力端子(−)と
を接続しており、その電圧は入力電圧VINである。線
111は、電圧変換回路101の出力端子と、帰還回路
102の正相入力端子(+)と、SSTLバスの終端電
圧Vttおよび基準電圧Vrefとを接続しており、そ
の電圧は出力電圧VOUTである。線112は、帰還回
路102の出力端子と、電圧変換回路101の帰還入力
端子とを接続しており、その電圧は帰還電圧VFBであ
る。
【0038】出力電圧VOUTは、帰還回路102の正
相入力端子に入力され、入力電圧VOUTは、帰還回路
102の逆相入力端子に入力される。
【0039】帰還回路102は、出力電圧VOUT、入
力電圧VINを演算して帰還電圧VFBを生成し、電圧
変換回路101へ帰還する入力電圧VINを一定に保っ
た状態では、電圧出力VOUTも一定となる。入力電圧
VINが変化すると、出力電圧VOUTは入力電圧VI
Nの変化に追従する。
【0040】電源変換回路101の詳細を、図2を用い
て説明する。
【0041】図2は、電圧変換回路101の構成図であ
る。
【0042】201は演算増幅器(オペアンプ)であ
り、帰還電圧VFBと、定電圧源202に予め設定され
ている内部帰還電圧Vfbとの電圧差を出力する。
【0043】203は、オペアンプ201の出力電圧の
変化をパルス幅の変化に変調して出力する、パルス幅変
調器(PWM)である。
【0044】204および205は、電界効果トランジ
スタ(FET)である。204は誘導起電力を発生する
ためのコイルである。205は、出力電圧を平滑するた
めのコンデンサである。
【0045】PWM203は、FET204、205に
排他的にゲート電圧を印加し、同FETのソース・ドレ
イン端子間を低抵抗(オン)状態に制御する。このた
め、FET204、205のうちの一方がオン状態のと
き、もう一方は常にオフ状態である。
【0046】帰還電圧VFBが内部帰還電圧Vfbより
も低くなった場合、PWM203によってFET204
のオン状態時間が長くなり、出力電圧VOUTが上昇す
る。また、帰還電圧VFBが内部帰還電圧Vfbよりも
高くなった場合、FET205のオン状態時間が長くな
り、出力電圧VOUTが低下する。
【0047】電圧変換回路101は、出力電圧VOUT
(帰還電圧VFB)が内部帰還電圧Vfbと同じになる
ように制御する。
【0048】前述のとおり、SSTLバスの終端電圧は
電源電圧Vccの45%である。そのため、バスに接続
されている出力回路の電圧レベルがハイレベル状態の時
とローレベル状態とでは、終端抵抗、および電圧変換回
路に流れる電流の方向が異なる。電圧変換回路101
は、SSTLバスに適応するために、電流の吐き出し
(ソース)と吸い込み(シンク)の両方に対応している
必要がある。
【0049】出力回路の電圧レベルがハイレベル状態の
とき、終端電圧Vtt(出力電圧VOUT)よりも出力
電圧レベル(Vkh)のほうが高いため、電流が電圧変
換回路101へ流入する。これにより、出力電圧VOU
Tが上昇するが、コイル204の逆起電力や、FET2
05のオン状態の時間が長くなるため、電圧の上昇を抑
える。
【0050】出力回路の電圧レベルがローレベル状態の
とき、終端電圧Vtt(出力電圧VOUT)よりも出力
電圧レベル(Vkh)のほうが低いため、電流が電圧変
換回路101から流出する。これにより、出力電圧VO
UTは低下するが、FET204のオン状態の時間を長
くなるため、電圧が上昇する。
【0051】帰還回路102について図3を用いて詳細
に説明する。
【0052】図3は、帰還回路102の詳細を説明する
ための構成図である。帰還回路102は、抵抗器とオペ
アンプによる差動増幅回路を用いて構成されている。
【0053】301は演算増幅器(オペアンプ)であ
る。R1、R2、R3、R4、RA、RBは抵抗器であ
る。302は定電圧源であり、一定電圧VRを発生す
る。このとき、R点での電圧はVRである。
【0054】図1で示した入力電圧VIN(Vcc)、
出力電圧VOUT(Vtt、Vref)、入出力電圧比
をMとすると、出力電圧VOUTと入力電圧VINとの
関係を式1に示す。
【0055】VOUT=M×VIN (1) 入出力電圧比M、電圧源VR、帰還電圧VFBと、抵抗
器R1、R2、R3、R4、RA、RB、との関係を式
2、式3、式4に示す。
【0056】 R1=R2 (2) R4=R3×VFB/(2VR−VFB) (3) RA=RB×[VR/{M×(2VR−VFB)}−1] (4) 本実施形態によれば、出力電圧VOUTと入力電圧VI
Nの電圧比が一定である電源回路を、式2、式3、式4
を用いることで構成することができる。
【0057】例えば、出力電圧VOUTを入力電圧VI
Nの0.45倍に設定する場合、M=0.45であるの
で、VFB=1.265V、VR=2.5V、R1=R
2=R3=10kΩ、RB=1kΩと決めた場合、式3
よりR4=3.39kΩ、また、式4よりRA=487
Ωとなる。
【0058】上記の式2、式3、式4の導出方法につい
て説明する。
【0059】抵抗器RA、RBによる分圧回路の分圧比
をA0とすると、 A0=RB/(RA+RB) (5) 抵抗器R1、R2による分圧回路の分圧比をA1とする
と、 A1=R1/(R1+R2) (6) 抵抗器R3、R4による分圧回路の分圧比をA2とする
と、 A2=R4/(R3+R4) (7) 式5より、C点の電圧をViとすると、 Vi=Vcc×A0 (13) 式6より、A点の電圧をVmとすると Vm=A1(Vi−VFB)+VFB (8) 式7より、B点の電圧をVpとすると Vp=A2(VR−VOUT)+VOUT (9) オペアンプによる差動増幅回路において、点Aの電圧と
点Bの電圧は常に等しくなるので、 Vp=Vm として、式8、式9を変形して、VOUTだけを左辺に
出すと、 VOUT= {Vi×A1/(1−A2)} +{VFB×(1−A1)/(1−A2)} −{VR×A2/(1−A2)} (10) 式1の条件を満たすためには、式10の左辺と第1項お
よび式13より M=A0×A1/(1−A2) (11) また、式10の第2項および第3項を消去するには、 {VFB×(1−A1)/(1−A2)} −{VR×A2/(1−A2)}=0 (12) 式2の様に、R1=R2とすると、式12から、R4と
R3の関係式(式3)を導出できる。
【0060】また、式11、式13、および式3から、
RAとRBの関係式(式4)を導出できる。
【0061】本発明の電源回路を図4のSSTLバスに
適用する場合、電源電圧Vccは入力電圧VINに、出
力電圧VOUTは基準電圧Vref、終端電圧Vttに
対応する。
【0062】図5は、本発明の電源回路により基準電圧
Vrefを生成して、出力回路Buf1より出力したデ
ータを入力回路Buf2で受け取る場合の、k点におけ
るデータのタイミングを示している。同図は、縦軸を電
圧、横軸を時間、ハイレベル状態のときの電圧をVk
h、ローレベル状態のときの電圧をVkl、基準電圧を
Vrefで示している。また、電源電圧Vccの変動に
より、(a)電源電圧Vccが通常よりも10%低い場
合、(b)電源電圧Vccが通常の電圧3.3Vである
場合、(c)電源電圧Vccが通常よりも10%高い場
合、の状態をそれぞれ示している。
【0063】電源電圧Vccと基準電圧Vrefの比率
が常に一定なので、k点でのデータ電圧がローレベル状
態からハイレベル状態へ変わる時と、ハイレベル状態か
らローレベル状態へ変わる時の信号タイミングも、常に
同じとなる。
【0064】このように、本発明では、電源電圧Vcc
と基準電圧Vrefの電圧比を一定にすることができる
ので、SSTLバスのシステムにおけるタイミングマー
ジンやノイズマージンが確保できる。さらに、高効率な
スイッチング電源回路を用いることで、省電力化を図る
こともできる。
【0065】次に、本発明の第2の実施形態を図6、図
7を用いて説明する。
【0066】図6は、電圧変換回路101を、リニアテ
クノロジー社の電圧変換回路素子であるLTC1430
CSを用いて構成した回路図である。
【0067】図7は、帰還回路102を、マキシム社の
オペアンプであるMAX474と、定電圧源であるMA
X872用いて構成した回路図である。
【0068】本実施形態において、電圧変換回路101
で使用している回路駆動用の電源を5Vを、入力電圧を
Vcc(3.3V)としているが、入力電圧を5V固定
にしても構わない。また、帰還回路102で使用してい
るオペアンプおよび定電圧源の駆動用の電源は3.3V
であるが、5Vでも構わない。
【0069】このように、本発明は、電圧変換回路素子
に、オペアンプを用いた差動増幅回路を追加することで
容易に実現できる。さらに、帰還回路102を、電圧変
換回路素子に組み込んでも良く、これによって部品点数
を減らすこともできるので、システムのコストダウンを
図ることもできる。
【0070】本発明の第3の実施形態について説明す
る。
【0071】図9は、本発明をコンピュータシステムに
応用した場合の構成図である。
【0072】801、802、851は、バス配線であ
る。バス配線801、802については、SSTLバス
システムを用いて構成している。811〜814は終端
抵抗である。終端抵抗811、812はバス配線801
の両端に、また終端抵抗813、814はバス配線80
2の両端に、それぞれ接続されている。831、832
は中央処理装置(CPU)であり、マッチング抵抗を介
してバス配線801に接続されている。
【0073】834〜836は記憶装置(メモリ)であ
り、マッチング抵抗826〜829を介して、それぞれ
バス配線802に接続されている。バス配線801とバ
ス配線802は、833のメモリ制御装置を介して接続
されている。また、バス配線801とバス配線851
は、852のバスブリッジを介して接続されている。
【0074】なお、図9において、バス配線801、8
02、852を単線で示しているが、実際のシステムで
は、バス配線は複数の信号線で構成される。終端抵抗8
11〜814、およびマッチング抵抗821〜829に
ついては、バス配線を構成する信号線毎に終端抵抗およ
びマッチング抵抗を接続する。
【0075】853はハードディスク制御装置であり、
854のハードディスクに接続されている。855は通
信装置であり、ローカルエリアネットワーク(LAN)
に接続されている。856は表示制御装置であり、85
7の表示装置に接続されていて、画像やデータを表示装
置857に表示する。858はキーボード制御装置であ
り、859のキーボードに接続されている。ハードディ
スク制御装置853、通信装置855、表示制御装置8
56、キーボード制御装置858は、バス配線851に
も接続されている。
【0076】中央処理装置831および832は、メモ
リ制御装置833を介して記憶装置834〜837とデ
ータの入出力を行い、バスブリッジ852と各制御装置
853、856および858を介してハードディスク8
54、通信装置855、表示装置857、キーボード8
59とデータの入出力を行う。
【0077】本発明の電源回路は、Vttで示す、終端
抵抗811〜814への終端電源の供給と、Vrefで
示す、バス配線801および802に接続されている装
置への基準電圧の供給を行う。
【0078】なお、本実施形態において、バス配線85
1はSSTLバスシステムを用いてないが、各制御装置
853、855、856、858がSSTLバスシステ
ムに対応している場合は、バス配線851をSSTLバ
スシステムで構成しても構わない。
【0079】SSTLバスシステムに本発明の電源回路
を用いることで、バスシステムの高速化、高信頼化を図
ることが可能である。さらに、高効率の電圧変換回路に
より、システムの省電力化も可能である。これにより、
高速、高信頼、省電力のコンピュータシステムを構成す
ることが可能となる。
【0080】
【発明の効果】電源電圧Vccの変動によっても、前記
電源電圧Vccと基準電圧Vrefとを一定比に保つこ
とが可能となる。このため、電源電圧Vccの変動によ
り起きる出力データ電圧の変動に対しても、基準電圧V
refが変動幅で追従するので、ノイズマージンおよび
タイミングマージンを一定にすることができる。そのた
め、高信頼のバスシステムを提供することが可能とな
る。また、高効率の電圧変換回路を用いることで、シス
テムの省電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の概略を示す構成図で
ある。
【図2】第1の実施形態で用いる電圧変換回路の構成図
である。
【図3】第1の実施形態で用いる帰還回路の構成図であ
る。
【図4】SSTLバスの概略を示す構成図である。
【図5】本発明による、データタイミングの説明図であ
る。
【図6】第1の実施形態で用いる電圧変換回路の回路図
である。
【図7】第1の実施形態で用いる帰還回路の回路図であ
る。
【図8】従来技術による、データタイミングの説明図で
ある。
【図9】本発明を用いたコンピュータシステムの一例を
示す構成図である。
【図10】SSTLバスシステムの一例を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
101…電圧変換回路、 102…帰還回路、 110、111、112…結線、 201…演算増幅器(オペアンプ)、 202…定電圧源、 203…パルス幅変調器、 204、205…電界効果トランジスタ、 206…コイル、 207…コンデンサ、 301…演算増幅器(オペアンプ)、 302…定電圧源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 12/40 H04L 11/00 320 (72)発明者 関 行宏 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地株式会 社日立製作所情報・通信開発本部内 (72)発明者 飛田 庸博 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地株式会 社日立製作所情報・通信開発本部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バス終端抵抗に電圧を供給する電源回路を
    備えたバスシステムにおいて、 前記電源回路から供給される電圧を前記終端抵抗に供給
    するための電圧に変換する電圧変換回路と、 前記電源回路から供給される電圧を基に前記電圧変換回
    路の出力電圧を制御する帰還回路とを有し、 前記電源回路の電圧と前記終端抵抗に供給するための電
    圧を常に一定比率となるよう制御することを特徴とする
    バスシステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のバスシステムにおいて、 当該電源回路を有することを特徴とするSSTLバスシ
    ステム。
  3. 【請求項3】請求項1、又は請求項2記載のバスシステ
    ムにおいて、 演算増幅器と、 定電圧源と、を前記帰還回路に有することを特徴とする
    バスシステム。
  4. 【請求項4】請求項1、又は請求項2、又は請求項3記
    載のバスシステム路において、 前記帰還回路を構成する抵抗器の抵抗値R1、R2、R
    4、R8、RA、RBと、 前記電圧変換回路の帰還電圧VFBと、 前記定電圧源の電圧VRと、 前記電源回路の電圧と前記終端抵抗に供給するための電
    圧の比率Mとの関係式 R1=R2 R4=R3×VFB/(2VR−VFB) RA=RB×[VR/{M×(2VR−VFB)}−
    1] で表されることを特徴とするバスシステム。
  5. 【請求項5】請求項1、又は請求項2、又は請求項3、
    又は請求項4記載のバスシステムにおいて、 前記電圧変換回路と、 前記帰還回路と、 前記定電圧源と、 前記演算増幅回路とを、単一回路素子に集積することを
    特徴とするバスシステム。
  6. 【請求項6】請求項1、又は請求項2、又は請求項3、
    又は請求項4、又は請求項5記載のバスシステムにおい
    て、 前記終端用電源回路と、 SSTLバスとを有することを特徴とする情報処理装
    置。
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