JPH102473A - 可撓可能な管継手 - Google Patents

可撓可能な管継手

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JPH102473A
JPH102473A JP8194183A JP19418396A JPH102473A JP H102473 A JPH102473 A JP H102473A JP 8194183 A JP8194183 A JP 8194183A JP 19418396 A JP19418396 A JP 19418396A JP H102473 A JPH102473 A JP H102473A
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diameter pipe
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物の進入防止効果の高い可撓可能な管継手
を提供する。 【解決手段】 スピゴット管1及びスリーブ2が上下方
向に変位し、それらの外周面と内周面との間に大きな隙
間が形成されても、ダストシール6におけるテーパ状の
拡径部6aが、スリーブ2の変位に追従して弾性変形
し、常にその内面に圧接するので、隙間は完全に閉塞さ
れ、異物の進入が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば流体輸送管
等の接続部に設けられる管継手に係わり、特にダストシ
ールを有する可撓可能な管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設される流体輸送管は、軟弱地
盤の不等沈下や地震等による地盤のずれによる損壊を防
止するために、通常、流体輸送管同士の接続部に可撓性
(伸縮性も有する)管継手が用いられる。
【0003】図10は、この種の管継手としての一例を
略示するもので、管軸方向の端部にフランジaを有する
左右1対のスピゴット管(小径管)bと、それらの対向
部の外周面に、パッキンおよび押輪(図示略)を介して
装着されたスリーブ(大径管)Cとからなっている。
【0004】地盤の沈下等により、左右のスピゴット管
bに接続した水道管が上下方向に変位すると、図11に
示すように、左右のスピゴット管bがスリーブCととも
に、上下に撓むことにより、流体輸送管に作用する曲げ
荷重が吸収される。
【0005】しかしながら、このように撓むと、一方の
スピゴット管bの下部外周面とスリーブCの内周面との
間に、比較的大きな隙間dが形成され、この隙間dに管
内の泥状物や砂利等の異物が入り込みやすくなる。
【0006】このようになると、再度上記と反対方向に
撓もうとした際、異物の抵抗により撓みにくくなり、可
撓可能な管継手としての機能が損われる。
【0007】この問題に対処するための方法として、ス
リーブCにおけるスピゴット管bの外周面と対応する位
置にスポンジ、中空台形ゴムや山形ゴム等のダストシー
ルを固定したり、スピゴット管bの対向端同士にベロー
ズを取付けることも考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したスポンジのダ
ストシールでは、復元力が小さいため、非シール部が生
じたり、管継手の許容曲げ角が減少する。また中空台形
ゴムや山形ゴム等ダストシールでも、非シール部が生じ
たり、許容曲げ角が減少するとともに、内径方向への突
出量が若干大となって流体の流通抵抗が増大する。
【0009】さらに、ベローズを装着すると、シール性
は良好となるが、内径方向への突出量が大となるので、
流通抵抗が増大する。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、スピゴット管の開口端部に、スリーブの変位に追
従して弾性変形し、スリーブの内面に常に圧接するよう
にしたダストシールを設けることにより、異物の進入防
止効果の高い可撓可能な管継手を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、小径管と、その開口端部外周面に所要の
隙間を形成して外嵌された大径管とよりなり、かつ小径
管と大径管との間の隙間にシール部材が密封されてなる
可撓可能な管継手において、前記小径管における大径管
内に位置する開口端に、円周方向の少なくとも一部分に
切欠部を備える径方向に弾性変形可能なダストシール
を、少なくともその外周縁が大径管の内面に常時当接す
るようにして設けられたことを特徴としている。
【0012】上記切欠部が、先端側が拡開するV字状で
あるのが好ましい。
【0013】上記切欠部が、大径管へのダストシールの
圧接時において重合するようになっているのが好まし
い。
【0014】上記切欠部が、小径管と大径管の円周にお
ける上部域に大きく形成されているのが好ましい。
【0015】上記切欠部が、ダストシールにおける拡径
部の先端に、弾性リングを設けてなるのが好ましい。
【0016】本発明によると、小径管および大径管がい
ずれの方向に変位し、それらの外周面と内周面との間の
下方部に大きな隙間が形成されても、ダストシールが大
径管の変位に追従して弾性変形し、常にその内面に圧接
するので、隙間は完全に閉塞され、異物の進入が防止さ
れる。また、ダストシールは、その円周方向の一部分に
切欠部を有しているので、それが縮径されても外周面に
しわ等の生じる恐れがない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は、本発明の可撓可能な管継手を
示すもので、1は、外方の端部にフランジ1aを有する
左右1対のスピゴット管(小径管)で、互いの対向端面
を所定寸法離間させて対向している。
【0018】両スピゴット管1のほぼ中間部外周面に
は、スリーブ(大径管)2が所要寸法離間して外嵌され
ている。スリーブ2における両開口端部と各スピゴット
管1の外周面との間には、ゴム性のパッキン3が挿入さ
れている。
【0019】4は押輪で、スリーブ2の両端部の複数の
取付片2aに、押さえボルト5を係合させて締結するこ
とにより、パッキン3を押圧し、スピゴット管1とスリ
ーブ2間の隙間を密封している。
【0020】両スピゴット管1は、管軸方向に所定寸法
移動可能であり、またスリーブ2に対して撓むことがで
きる。
【0021】各スピゴット管1の対向端部内周面には、
突出端部が漸次テーパ状に拡径する漏斗状のダストシー
ル6の基端部が固着されている。
【0022】ダストシール6は、弾性を有するゴム又は
合成樹脂により形成され、その拡径部6aの円周方向の
一部には、図2及び図3に示すように、管軸方向を向く
V字状の切欠部7が形成されている。
【0023】切欠部7の基部には、円周方向を向く逃げ
溝8が形成されている。この逃げ溝8及び上記切欠部7
は、図4に示すように拡径部6aが縮径方向に撓んだ際
に、拡径部6aにしわ等が生じるのを防止するためのも
のである。
【0024】ダストシール6の拡径部6aの先端は、ス
リーブ2の内面に弾性的に圧接しており、この状態での
切欠部7は図3のようにV字状に開いている。なお、ダ
ストシール6をスピゴット管1に取付ける際は、切欠部
7を最上方に位置させるのがよく、このようにすると、
下部に堆積し易い異物が切欠部7より進入するのを防止
しうる。
【0025】図5に示すように、スピゴット管1が上下
方向に変位し、スリーブ2との間に大きな隙間が形成さ
れると、ダストシール6の拡径部6aがその変位に追従
して弾性変形し、常にスリーブ2の内面に圧接するの
で、隙間は完全に閉塞され、異物の進入が防止される。
【0026】図6及び図7は、ダストシール6の変形例
を示すもので、拡径部6aの円周方向の一部を切除する
とともに、その部分を重ね合せ、この状態で縮径するよ
うにしたものである。
【0027】このようにすると、上記切欠部7を設けた
ものに比して、ダストシール6に形成される隙間が少な
くなり、異物の進入はより少なくなる。
【0028】図8はダストシール6のさらなる変形例を
示すもので、上記図1〜図4に示すダストシール6の拡
径部6aの先端に、ばね鋼やピアノ線等よりなるC字形
の弾性リング9を埋設したものである。
【0029】このようにすると、スリーブ2への圧接力
が増大するので、細かな異物の進入防止効果が高まる。
【0030】図9は本発明の他の実施例を示す。
【0031】一方の流体管10の端部に形成された大径
の受口部10a内に、他方の流体管11の端部の挿口部
11aを所要の隙間を設けて嵌合し、受口部10aの内
面と挿口部11aとの間にパッキン12を挿入して、離
脱防止用の係止爪13を備える押輪14により互いに連
結されている。
【0032】各流体管10、11はそれらの継手部にお
いて撓むことができる。従って、上述の実施例と同様、
ダストシール6を挿口部11aの端部に設けることによ
り、両流体管10、11の上下方向の変位により生じた
隙間は、ダストシール6の拡径部6aによって完全に閉
塞され、異物の進入するのが防止される。
【0033】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はない。
【0034】例えば、実施例のダストシール6は、いず
れも拡径部6aの円周方向の一部のみを切欠いている
が、スピゴット管1の下方部を除いた部分を、大きく切
欠いたり、管径に応じて複数に切込みを入れたり、また
重合させるようにしてもよい。
【0035】ダストシール6の各径部6aを半円又は円
弧形として異物等の堆積し易いスピゴット管1の下方部
に取付けることもある。
【0036】本発明は上記管継手の外、1個のスピゴッ
ト管とフランジ付スリーブとからなる可撓可能な管継手
等にも適用しうる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0038】(a)小径管(スピゴット管)および大径
管(スリーブ)の変位により、隙間が形成されても、ダ
ストシールが大径管の変位に追従して弾性変形し、常時
その内面に圧接するため、隙間は完全に閉塞され、異物
が進入するのを防止することができる。
【0039】(b)ダストシールは、円周方向の一部に
切欠部を有するので、それが縮径してもしわ等が生じる
ことがなく、またそのしわによりシール性が損われるこ
ともない。
【0040】(c)請求項2の発明によると、ダストシ
ールが縮径方向に容易に変形することができる。
【0041】(d)請求項3の発明によると、切欠部に
形成される隙間を小さくしうるので、異物の進入防止効
果が高まる。
【0042】(e)請求項4の発明によると、一般に重
量物である異物は管の底面付近を流れるため、この構造
でこの異物の侵入を十分に防止できるとともに、ダスト
シールのコスト低減を図れる。
【0043】(f)請求項5の発明によると、ダストシ
ールの大径管への圧接力が増大するので、細かな異物の
進入防止が図れる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す中央縦断側面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿う縦断面図である。
【図3】ダストシールの拡径した状態の斜視図である。
【図4】同じく縮径時の斜視図である。
【図5】ズピゴット管及びスリーブが変位した状態を示
す中央縦断側面図である。
【図6】ダストシールの変形例を示し、拡径時の斜視図
である。
【図7】同じく縮径時の斜視図である。
【図8】ダストシールのさらなる変形例を示す縦断面図
である。
【図9】本発明の他の実施例を示す中央縦断側面図であ
る。
【図10】従来例を示す概略構成図である。
【図11】同じく上下方向に変位した状態を示す概略構
成図である。
【符号の説明】
1 スピゴット管(小径管) 1a フランジ 2 スリーブ(大径管) 2a 取付片 3 パッキン 4 押輪 5 押さえボルト 6 ダストシール 6a 拡径部 7 切欠部 8 逃げ溝 9 弾性リング 10、11 流体管 10a 受口部 11a 挿口部 13 係止爪 14 押輪

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小径管と、その開口端部外周面に所要の
    隙間を形成して外嵌された大径管とよりなり、かつ小径
    管と大径管との間の隙間にシール部材が密封されてなる
    可撓可能な管継手において、 前記小径管における大径管内に位置する開口端に、円周
    方向の少なくとも一部分に切欠部を備える径方向に弾性
    変形可能なダストシールを、少なくともその外周縁が大
    径管の内面に常時当接するようにして設けられたことを
    特徴とする可撓可能な管継手。
  2. 【請求項2】 切欠部が、先端側が拡開するV字状であ
    る請求項1に記載の可撓可能な管継手。
  3. 【請求項3】 切欠部が、大径管へのダストシールの圧
    接時において重合するようになっている請求項1に記載
    の可撓可能な管継手。
  4. 【請求項4】 切欠部が、小径管と大径管の円周におけ
    る上部域に大きく形成されている請求項1に記載の可撓
    可能な管継手。
  5. 【請求項5】 ダストシールにおける拡径部の先端に、
    弾性リングを設けてなる請求項1ないし4のいずれかに
    記載の可撓可能な管継手。
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