JPH10247493A - 電池用電極の製造法及びアルカリ蓄電池 - Google Patents
電池用電極の製造法及びアルカリ蓄電池Info
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- JPH10247493A JPH10247493A JP9048654A JP4865497A JPH10247493A JP H10247493 A JPH10247493 A JP H10247493A JP 9048654 A JP9048654 A JP 9048654A JP 4865497 A JP4865497 A JP 4865497A JP H10247493 A JPH10247493 A JP H10247493A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 三次元的に連なった空間を有する帯状の金属
多孔体の空間内部に活物質を量的にバラツキなく充填す
るとともにリード片取り付け用圧縮部が電極の厚みの中
央部に形成された電池用電極を得る方法である。 【解決手段】 三次元的に連なった空間を有する帯状の
金属多孔体1に水酸化ニッケルを主体とした活物質ペー
ストを吐出して金属多孔体1の空間内部に充填した後
に、金属多孔体1の端縁に連なった一部に超音波振動を
加えて活物質を除去し、その部分を表裏両面から加圧し
て厚みの中央部にリード片取り付け用圧縮部3を設け
た。
多孔体の空間内部に活物質を量的にバラツキなく充填す
るとともにリード片取り付け用圧縮部が電極の厚みの中
央部に形成された電池用電極を得る方法である。 【解決手段】 三次元的に連なった空間を有する帯状の
金属多孔体1に水酸化ニッケルを主体とした活物質ペー
ストを吐出して金属多孔体1の空間内部に充填した後
に、金属多孔体1の端縁に連なった一部に超音波振動を
加えて活物質を除去し、その部分を表裏両面から加圧し
て厚みの中央部にリード片取り付け用圧縮部3を設け
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルカリ蓄電池に
関するものであり、特にその電極の製造法において、三
次元的に連なった空間を有する金属多孔体の空間内部に
充填する活物質の量的バラツキを少なくするとともに、
リード取り付け用圧縮部を所定の位置に簡単確実に作る
ことのできるようにしたものである。
関するものであり、特にその電極の製造法において、三
次元的に連なった空間を有する金属多孔体の空間内部に
充填する活物質の量的バラツキを少なくするとともに、
リード取り付け用圧縮部を所定の位置に簡単確実に作る
ことのできるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】アルカリ蓄電池用電極としては、ポケッ
ト式電極・焼結式電極・ペースト式電極とがある。近
年、特に高容量化という観点からペースト式電極が採用
されており、その製法としては、三次元的に連なる空間
を有するスポンジ状金属多孔体からなる基体にペースト
状混練物を充填する方法が多用されている。
ト式電極・焼結式電極・ペースト式電極とがある。近
年、特に高容量化という観点からペースト式電極が採用
されており、その製法としては、三次元的に連なる空間
を有するスポンジ状金属多孔体からなる基体にペースト
状混練物を充填する方法が多用されている。
【0003】この金属多孔体は、多孔度95%で、空間
部の孔径は最大数百μmにも及ぶことから、ペースト状
活物質あるいは活物質粉末を直接充填することが可能で
あり、簡単な工法で電極を製造できる。このような従来
のペースト式電極の代表的な製造法は、例えば、三次元
的に連なった空間を有する帯状のスポンジ状金属多孔体
の一方の面の少なくとも一方の端縁の一部に加圧して圧
縮部を所定の間隔をおいて設けた後に、この金属多孔体
を移動させつつ、この金属多孔体の両面に活物質を主体
としたペースト状混練物を金属多孔体の幅とほぼ同じ開
口長さを持つノズルから吐出して多孔体の左右両面か
ら、あるいは一方の表面から他方の表面に向けてその空
間内部に充填する方法が採用されていた。
部の孔径は最大数百μmにも及ぶことから、ペースト状
活物質あるいは活物質粉末を直接充填することが可能で
あり、簡単な工法で電極を製造できる。このような従来
のペースト式電極の代表的な製造法は、例えば、三次元
的に連なった空間を有する帯状のスポンジ状金属多孔体
の一方の面の少なくとも一方の端縁の一部に加圧して圧
縮部を所定の間隔をおいて設けた後に、この金属多孔体
を移動させつつ、この金属多孔体の両面に活物質を主体
としたペースト状混練物を金属多孔体の幅とほぼ同じ開
口長さを持つノズルから吐出して多孔体の左右両面か
ら、あるいは一方の表面から他方の表面に向けてその空
間内部に充填する方法が採用されていた。
【0004】この場合、このスポンジ状金属多孔体に予
め設けられた圧縮部は加圧によってほぼ無孔状態になっ
ているため、この圧縮部にはほとんど活物質が充填され
ていない。そしてこの電極を所定の寸法に切断し、この
圧縮部にリード片の一端をスポット溶接して電極を構成
する方法をとっていた。
め設けられた圧縮部は加圧によってほぼ無孔状態になっ
ているため、この圧縮部にはほとんど活物質が充填され
ていない。そしてこの電極を所定の寸法に切断し、この
圧縮部にリード片の一端をスポット溶接して電極を構成
する方法をとっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のペースト充填方
法のうち、片面から充填する方法では、金属多孔体の一
方の面の一部に加圧された圧縮部を設け、これとは反対
側から活物質を充填する際に、この圧縮部が障壁とな
り、充填しようとする活物質は跳ね返されて、圧縮部に
臨んだ凹部の切り口から多孔体の空間部に入り込むの
で、この圧縮部に臨む凹部の近辺は、圧縮部とは離れた
他の部分よりも活物質の充填量が多くなってしまう。
法のうち、片面から充填する方法では、金属多孔体の一
方の面の一部に加圧された圧縮部を設け、これとは反対
側から活物質を充填する際に、この圧縮部が障壁とな
り、充填しようとする活物質は跳ね返されて、圧縮部に
臨んだ凹部の切り口から多孔体の空間部に入り込むの
で、この圧縮部に臨む凹部の近辺は、圧縮部とは離れた
他の部分よりも活物質の充填量が多くなってしまう。
【0006】また、逆に前記の圧縮部と同じ側の面から
活物質を充填すると、この圧縮部はほぼ無孔状態である
ので活物質は直接跳ね返され、ほとんど充填できないと
ともに圧縮部に臨んだ凹部の切り口からは、その周囲の
充填圧力で押されて、充填した活物質の一部が外へ逃げ
てしまう。その結果、圧縮部近辺は他の部分よりも活物
質の充填量が少なくなってしまう。
活物質を充填すると、この圧縮部はほぼ無孔状態である
ので活物質は直接跳ね返され、ほとんど充填できないと
ともに圧縮部に臨んだ凹部の切り口からは、その周囲の
充填圧力で押されて、充填した活物質の一部が外へ逃げ
てしまう。その結果、圧縮部近辺は他の部分よりも活物
質の充填量が少なくなってしまう。
【0007】以上のように、電池の放電容量に最も関与
する活物質の充填量が、リードの一端を接続する圧縮部
近辺の凹部に臨んだ多孔体部分において、他の部分とは
差を生じてバラツクという大きな問題がある。とくに圧
縮部近辺の活物質充填量が少ないと電池の放電容量は低
いレベルでバラツクという問題があった。
する活物質の充填量が、リードの一端を接続する圧縮部
近辺の凹部に臨んだ多孔体部分において、他の部分とは
差を生じてバラツクという大きな問題がある。とくに圧
縮部近辺の活物質充填量が少ないと電池の放電容量は低
いレベルでバラツクという問題があった。
【0008】さらに、この電極を構成する方法では、予
め圧縮部分をペースト状混練物の充填前に金属多孔体に
所定の間隔をおいて設けられるので、作製する電池のサ
イズや容量によって充填する帯状のスポンジ状金属多孔
体の寸法を変えなければならず、生産の効率も非常に悪
い。
め圧縮部分をペースト状混練物の充填前に金属多孔体に
所定の間隔をおいて設けられるので、作製する電池のサ
イズや容量によって充填する帯状のスポンジ状金属多孔
体の寸法を変えなければならず、生産の効率も非常に悪
い。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、三次元的に連なった空間を有する帯状のス
ポンジ状金属多孔体に活物質を主体としたペースト状混
練物を吐出して前記金属多孔体の空間内部に充填した後
に、金属多孔体を所定の寸法に切断する前または後に、
金属多孔体の端縁に連なった一部に超音波振動を加えて
ペースト状混練物を除去し、その部分を表裏両面から加
圧して厚みの中央部にリード片取り付け用圧縮部を設け
る電池用電極の製造法である。
に本発明は、三次元的に連なった空間を有する帯状のス
ポンジ状金属多孔体に活物質を主体としたペースト状混
練物を吐出して前記金属多孔体の空間内部に充填した後
に、金属多孔体を所定の寸法に切断する前または後に、
金属多孔体の端縁に連なった一部に超音波振動を加えて
ペースト状混練物を除去し、その部分を表裏両面から加
圧して厚みの中央部にリード片取り付け用圧縮部を設け
る電池用電極の製造法である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
前記の内容の電極の製造法を規定したものであり、金属
多孔体の空間内部に充填する活物質の量的バラツキを少
なくするとともに、リード取り付け用圧縮部を所定の位
置に簡単確実につくることができる。さらに、この方法
では、一枚の大きな寸法の電極から電池サイズに応じた
種々の寸法の電極に加工でき、少量多品種の生産に効率
よく対応できる。
前記の内容の電極の製造法を規定したものであり、金属
多孔体の空間内部に充填する活物質の量的バラツキを少
なくするとともに、リード取り付け用圧縮部を所定の位
置に簡単確実につくることができる。さらに、この方法
では、一枚の大きな寸法の電極から電池サイズに応じた
種々の寸法の電極に加工でき、少量多品種の生産に効率
よく対応できる。
【0011】金属多孔体の端縁の一部の活物質を除去す
る方法としては、ブラシで活物質を剥離する方法でもよ
いが、超音波振動を活物質に加えて除去する方法が最も
確実で自動化が容易にでき、生産性がよいので最適であ
る。
る方法としては、ブラシで活物質を剥離する方法でもよ
いが、超音波振動を活物質に加えて除去する方法が最も
確実で自動化が容易にでき、生産性がよいので最適であ
る。
【0012】請求項2に記載の発明は、三次元的に連な
った空間を有し、かつその内部に活物質が充填されてる
金属多孔体の端縁の一部に超音波振動を加えて前記活物
質を除去した後にこの部分を表裏両面から加圧して厚み
の中央に設けた圧縮部分にリード片の一端が接続された
帯状の正極板と、帯状の負極板とセパレータからなる渦
巻状極板群を備えたアルカリ蓄電池としたものでる。
った空間を有し、かつその内部に活物質が充填されてる
金属多孔体の端縁の一部に超音波振動を加えて前記活物
質を除去した後にこの部分を表裏両面から加圧して厚み
の中央に設けた圧縮部分にリード片の一端が接続された
帯状の正極板と、帯状の負極板とセパレータからなる渦
巻状極板群を備えたアルカリ蓄電池としたものでる。
【0013】このような電池構成とすることにより、放
電容量のバラツキの少ないアルカリ蓄電池を構成するこ
とができる。
電容量のバラツキの少ないアルカリ蓄電池を構成するこ
とができる。
【0014】また、リード片取り付け用圧縮部は、正極
板の厚みの中央部に設けられているので、正極板の表裏
に関係なく圧縮部にリード片を取り付けることができ
る。しかも取り付けられたリード片は、正極板の厚み方
向にはみ出すことがないので、渦巻状極板群の構成が円
滑に行える。
板の厚みの中央部に設けられているので、正極板の表裏
に関係なく圧縮部にリード片を取り付けることができ
る。しかも取り付けられたリード片は、正極板の厚み方
向にはみ出すことがないので、渦巻状極板群の構成が円
滑に行える。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例の具体例を示す。
【0016】水酸化ニッケル100重量部に対して、コ
バルト酸化物粉末15重量部を加えて粉末混合し、これ
らに水を前ペーストに占める比率が25重量%となるよ
うに加え練合して活物質ペーストを作製した。
バルト酸化物粉末15重量部を加えて粉末混合し、これ
らに水を前ペーストに占める比率が25重量%となるよ
うに加え練合して活物質ペーストを作製した。
【0017】図1は本発明の実施例における電極の活物
質充填状態を示すものである。図1に示すように、幅6
0mm、厚さ3.0mm、多孔度98%の寸法仕様で、
平均孔径200μmの帯状の三次元的に連なった空間を
有する金属多孔体1の片面に、これに対向して長さ60
mmのノズル2を固定状態に配置した。
質充填状態を示すものである。図1に示すように、幅6
0mm、厚さ3.0mm、多孔度98%の寸法仕様で、
平均孔径200μmの帯状の三次元的に連なった空間を
有する金属多孔体1の片面に、これに対向して長さ60
mmのノズル2を固定状態に配置した。
【0018】この金属多孔体1の片面(下面)を支持し
て、これを金属多孔体1の長さ方向に7m/分の速度で
移動させながら活物質ペーストをノズル2より10g/
秒の吐出速度で金属多孔体1の空間部に充填した。この
ときの金属多孔体1とノズル2の間隔は0.1mmとし
た。
て、これを金属多孔体1の長さ方向に7m/分の速度で
移動させながら活物質ペーストをノズル2より10g/
秒の吐出速度で金属多孔体1の空間部に充填した。この
ときの金属多孔体1とノズル2の間隔は0.1mmとし
た。
【0019】この活物質ペーストの充填された金属多孔
体1は、90℃で1時間乾燥し、ロールプレス機にて加
圧してその厚さを3.0mmから1.0mmにして活物
質の充填密度を上げた後、金属多孔体1の端縁の連なっ
た一部に、超音波発振装置のホーン(超音波振動子)を
3kgfの加圧をかけながら当てがい、活物質に周波数
40kHz、振幅70μmの超音波振動を30msec
の時間加えて活物質を除去し、その除去した部分を表裏
両面から同じ圧力で加圧して、幅8mm、長さ7mm、
厚み0.2mmの圧縮部3を厚みの中央部に設けた。こ
の圧縮部3は、金属多孔体1の端縁に長さ方向に110
mm毎に設けた。この圧縮部3の設けられた金属多孔体
1の正面図を図2に示す。
体1は、90℃で1時間乾燥し、ロールプレス機にて加
圧してその厚さを3.0mmから1.0mmにして活物
質の充填密度を上げた後、金属多孔体1の端縁の連なっ
た一部に、超音波発振装置のホーン(超音波振動子)を
3kgfの加圧をかけながら当てがい、活物質に周波数
40kHz、振幅70μmの超音波振動を30msec
の時間加えて活物質を除去し、その除去した部分を表裏
両面から同じ圧力で加圧して、幅8mm、長さ7mm、
厚み0.2mmの圧縮部3を厚みの中央部に設けた。こ
の圧縮部3は、金属多孔体1の端縁に長さ方向に110
mm毎に設けた。この圧縮部3の設けられた金属多孔体
1の正面図を図2に示す。
【0020】この場合、金属多孔体1の端縁の一部に充
填された活物質を先に除去して、圧縮部3を設けた後に
ロールプレス機にて加圧して活物質の充填密度を上げる
こともできるが、活物質のない圧縮部3と活物質のある
部分とでは、加圧時のそれぞれの位置での金属多孔体1
の伸びが異なるので、圧縮部3の位置や大きさを確実に
決める上でやや難がある。
填された活物質を先に除去して、圧縮部3を設けた後に
ロールプレス機にて加圧して活物質の充填密度を上げる
こともできるが、活物質のない圧縮部3と活物質のある
部分とでは、加圧時のそれぞれの位置での金属多孔体1
の伸びが異なるので、圧縮部3の位置や大きさを確実に
決める上でやや難がある。
【0021】上記の実施例で示した方法によると、金属
多孔体1の伸びに大差を生じないので、活物質の充填密
度を均一にするとともに圧縮部3の位置を確実にするこ
とができるので好ましい。
多孔体1の伸びに大差を生じないので、活物質の充填密
度を均一にするとともに圧縮部3の位置を確実にするこ
とができるので好ましい。
【0022】この金属多孔体1は、圧縮部分3が長さ方
向の中央に位置するように、長さ110mm、幅60m
mに切断して作製した電極を本発明の実施例における電
極Aとし、その模式平面図を図3に示す。電極Aは、片
面からの活物質ペーストの充填とその吐出速度により、
活物質の充填された部分aと活物質の充填されていない
極めて薄い層からなる部分bとからなっている。
向の中央に位置するように、長さ110mm、幅60m
mに切断して作製した電極を本発明の実施例における電
極Aとし、その模式平面図を図3に示す。電極Aは、片
面からの活物質ペーストの充填とその吐出速度により、
活物質の充填された部分aと活物質の充填されていない
極めて薄い層からなる部分bとからなっている。
【0023】このように本発明の実施例では、圧縮部3
を金属多孔体1に設けた後に所定の寸法に切断して電極
を構成したが、金属多孔体1を先に所定の電極寸法に切
断してから圧縮部3を設けてもよい。
を金属多孔体1に設けた後に所定の寸法に切断して電極
を構成したが、金属多孔体1を先に所定の電極寸法に切
断してから圧縮部3を設けてもよい。
【0024】比較のため、予め金属多孔体の端縁の一部
に活物質充填面と同じ側に圧縮部を、圧縮部に臨んだ凹
部を反対側に設け、上記と同じ方法で活物質ペーストを
金属多孔体に充填して切断して比較例の電極を構成し
た。
に活物質充填面と同じ側に圧縮部を、圧縮部に臨んだ凹
部を反対側に設け、上記と同じ方法で活物質ペーストを
金属多孔体に充填して切断して比較例の電極を構成し
た。
【0025】この場合、比較例では金属多孔体には充填
面と同じ側に圧縮部が設けられているので、この金属多
孔体の空間部に活物質を充填すると、この圧縮部はほぼ
無孔であるため活物質は直接跳ね返され、ほとんど充填
できないとともに圧縮部に臨んだ凹部の切り口からは、
その周囲の充填圧力で押され、活物質の一部が外へ逃げ
てしまう。その結果、圧縮部近辺は、他の部分よりも活
物質の充填量が少なくなるので、活物質充填量のバラツ
キが多くなる。
面と同じ側に圧縮部が設けられているので、この金属多
孔体の空間部に活物質を充填すると、この圧縮部はほぼ
無孔であるため活物質は直接跳ね返され、ほとんど充填
できないとともに圧縮部に臨んだ凹部の切り口からは、
その周囲の充填圧力で押され、活物質の一部が外へ逃げ
てしまう。その結果、圧縮部近辺は、他の部分よりも活
物質の充填量が少なくなるので、活物質充填量のバラツ
キが多くなる。
【0026】実施例では、金属多孔体に活物質を充填し
てから圧縮部を設けているので、活物質の充填量がバラ
ツクということがなく圧縮部を除いた多孔体全体にわた
って、均一に活物質が充填される。
てから圧縮部を設けているので、活物質の充填量がバラ
ツクということがなく圧縮部を除いた多孔体全体にわた
って、均一に活物質が充填される。
【0027】次に上記で作製した電極Aを正極4Aと
し、圧縮部3に幅3mm、長さ10mm、厚み0.15
mmのリード片5の一端を圧縮部3の活物質が充填され
ていない薄い金属部分bの面側にスポット溶接した。こ
の正極4Aの正面図を図4に示し、その模式平面図を図
5に示す。この図5に示すように、リード片5は圧縮部
3内に納まって、正極4Aの厚み方向にはみ出すことが
ないので、以下に構成する渦巻状極板群の構成が円滑に
行える。
し、圧縮部3に幅3mm、長さ10mm、厚み0.15
mmのリード片5の一端を圧縮部3の活物質が充填され
ていない薄い金属部分bの面側にスポット溶接した。こ
の正極4Aの正面図を図4に示し、その模式平面図を図
5に示す。この図5に示すように、リード片5は圧縮部
3内に納まって、正極4Aの厚み方向にはみ出すことが
ないので、以下に構成する渦巻状極板群の構成が円滑に
行える。
【0028】この正極4Aと水素吸蔵合金負極6と、こ
の両者間にポリプロピレンの不織布製セパレータ7を介
して渦巻状に巻回して構成した極板群を金属製電池ケー
ス8の内部に挿入し、アルカリ電解液を所定量注入した
後、ケース8上部を正極端子を兼ねた封口板9で密閉し
て、ロングAサイズ(外径16.5mm、高さ66.0
mm)の本発明の実施例におけるニッケル−水素蓄電池
(公称容量3300mAh)を10個構成した。この電
池の構成図を図6に示す。
の両者間にポリプロピレンの不織布製セパレータ7を介
して渦巻状に巻回して構成した極板群を金属製電池ケー
ス8の内部に挿入し、アルカリ電解液を所定量注入した
後、ケース8上部を正極端子を兼ねた封口板9で密閉し
て、ロングAサイズ(外径16.5mm、高さ66.0
mm)の本発明の実施例におけるニッケル−水素蓄電池
(公称容量3300mAh)を10個構成した。この電
池の構成図を図6に示す。
【0029】比較のために、比較例の電極を正極として
用いた以外は、本発明の実施例と同じ構成とした電池を
比較例の電池として、10個構成した。
用いた以外は、本発明の実施例と同じ構成とした電池を
比較例の電池として、10個構成した。
【0030】本発明の実施例と比較例の電池各10個を
3300mAの電流値で電池電圧が1.0Vになるまで
放電したときの電池の平均放電容量と放電容量のバラツ
キの結果を(表1)に示す。
3300mAの電流値で電池電圧が1.0Vになるまで
放電したときの電池の平均放電容量と放電容量のバラツ
キの結果を(表1)に示す。
【0031】
【表1】
【0032】(表1)に示すように、実施例の電池の平
均放電容量は3300mAh、比較例の電池のそれは3
200mAhであり、実施例の方が比較例よりも放電容
量が大きいことがわかる。また、実施例の放電容量のバ
ラツキは、比較例よりも4.4%も少なくなっているこ
とがわかる。
均放電容量は3300mAh、比較例の電池のそれは3
200mAhであり、実施例の方が比較例よりも放電容
量が大きいことがわかる。また、実施例の放電容量のバ
ラツキは、比較例よりも4.4%も少なくなっているこ
とがわかる。
【0033】これは、実施例の電池では、活物質充填量
のバラツキの少ない正極4Aを用いているので放電容量
バラツキも(表1)に示すように0.9%と少なく、ま
た平均放電容量も公称容量どおり3300mAhの容量
が出ているが、比較例では、放電に関与するリード片の
接続された圧縮部に臨む凹部近辺がその他の部分よりも
活物質の充填量が少なく、かつバラツキが大きくなって
いるので、比較例の電池の平均放電容量は公称容量より
も100mAh低く、またそのバラツキも大きくなった
ものである。
のバラツキの少ない正極4Aを用いているので放電容量
バラツキも(表1)に示すように0.9%と少なく、ま
た平均放電容量も公称容量どおり3300mAhの容量
が出ているが、比較例では、放電に関与するリード片の
接続された圧縮部に臨む凹部近辺がその他の部分よりも
活物質の充填量が少なく、かつバラツキが大きくなって
いるので、比較例の電池の平均放電容量は公称容量より
も100mAh低く、またそのバラツキも大きくなった
ものである。
【0034】なお、本発明の実施例では、三次元的に連
なった空間を有する金属多孔体1の片面に活物質ペース
トを充填して電極を構成したが、金属多孔体1の両面よ
り活物質ペーストを充填して電極を構成しても同様な効
果が得られる。
なった空間を有する金属多孔体1の片面に活物質ペース
トを充填して電極を構成したが、金属多孔体1の両面よ
り活物質ペーストを充填して電極を構成しても同様な効
果が得られる。
【0035】
【本発明の効果】以上のように本発明の電極の製造法に
よれば、三次元的に連なった空間を有する帯状の金属多
孔体の空間内部に、活物質を量的なバラツキなく充填す
るとともに、リード取り付け用圧縮部が簡単確実に形成
された電極を構成でき、その電極を使用してアルカリ蓄
電池を構成することにより、放電容量のバラツキの少な
いアルカリ蓄電池を提供できる。
よれば、三次元的に連なった空間を有する帯状の金属多
孔体の空間内部に、活物質を量的なバラツキなく充填す
るとともに、リード取り付け用圧縮部が簡単確実に形成
された電極を構成でき、その電極を使用してアルカリ蓄
電池を構成することにより、放電容量のバラツキの少な
いアルカリ蓄電池を提供できる。
【0036】さらに、本発明の方法では、活物質を金属
多孔体に充填してから、リード片取り付け用の圧縮部を
設けるので、大きな寸法の電極から種々のリード取り付
け用圧縮部の寸法をもった電極や種々の寸法をもった電
極そのものを用意でき、少量多品種の電池生産に効率よ
く対応できる。
多孔体に充填してから、リード片取り付け用の圧縮部を
設けるので、大きな寸法の電極から種々のリード取り付
け用圧縮部の寸法をもった電極や種々の寸法をもった電
極そのものを用意でき、少量多品種の電池生産に効率よ
く対応できる。
【図1】本発明の実施例における金属多孔体への活物質
充填状態を示す斜視図
充填状態を示す斜視図
【図2】同電極に圧縮部を設けた正面図
【図3】同電極Aの模式平面図
【図4】同リード片の一端を溶接した正極4Aの正面図
【図5】同正極4Aの模式平面図
【図6】同ニッケル−水素蓄電池の構成図
1 三次元的に連なった空間を有する金属多孔体 2 ノズル 3 圧縮部 4 正極 5 リード片 6 水素吸蔵合金負極 7 セパレータ 8 電池ケース 9 封口板
Claims (2)
- 【請求項1】三次元的に連なった空間を有する帯状のス
ポンジ状金属多孔体に活物質を主体としたペースト状混
練物を吐出して前記金属多孔体の空間内部に充填した後
に、前記金属多孔体を所定の寸法に切断する前または後
に、前記金属多孔体の端縁に連なった一部に超音波振動
を加えてその部分のペースト状混練物を除去し、その部
分を表裏両面から加圧して厚みの中央部にリード片取り
付け用圧縮部を設ける電池用電極の製造法。 - 【請求項2】三次元的に連なった空間を有し、かつその
内部に活物質が充填されている金属多孔体の端縁の一部
に超音波振動を加えて前記活物質を除去した後にこの部
分を表裏両面から加圧して厚みの中央に設けた圧縮部分
にリード片の一端が接続された帯状の正極板と、帯状の
負極板とセパレータからなる渦巻状極板群を備えたアル
カリ蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9048654A JPH10247493A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 電池用電極の製造法及びアルカリ蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9048654A JPH10247493A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 電池用電極の製造法及びアルカリ蓄電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10247493A true JPH10247493A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12809354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9048654A Pending JPH10247493A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 電池用電極の製造法及びアルカリ蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10247493A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002019447A1 (en) * | 2000-08-30 | 2002-03-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method and device for manufacturing electrode plate for cell, and cell using the electrode plate |
| US8187738B2 (en) | 2000-10-26 | 2012-05-29 | Isao Matsumoto | Spirally-rolled electrodes with separator and the batteries therewith |
-
1997
- 1997-03-04 JP JP9048654A patent/JPH10247493A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002019447A1 (en) * | 2000-08-30 | 2002-03-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method and device for manufacturing electrode plate for cell, and cell using the electrode plate |
| US6878173B2 (en) | 2000-08-30 | 2005-04-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for manufacturing electrode plate for cell |
| US8187738B2 (en) | 2000-10-26 | 2012-05-29 | Isao Matsumoto | Spirally-rolled electrodes with separator and the batteries therewith |
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