JPH10247579A - 電気暖房器 - Google Patents
電気暖房器Info
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- JPH10247579A JPH10247579A JP9050345A JP5034597A JPH10247579A JP H10247579 A JPH10247579 A JP H10247579A JP 9050345 A JP9050345 A JP 9050345A JP 5034597 A JP5034597 A JP 5034597A JP H10247579 A JPH10247579 A JP H10247579A
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- Japan
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- temperature
- heater
- heating
- heating wire
- conductor
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】漏洩磁界を少なくできると共に、発熱線の発熱
を制御するための温度検知精度の低下がなく、安価な電
気毛布(電気暖房器)を提供することにある。 【解決手段】毛布本体1に内蔵される発熱体15を、第
1、第2の発熱線を個別に有し互いに近接して平行に配
置される第1、第2のヒータケーブル2 、3 により形成
する。両発熱線を電気的に並列接続するとともに、これ
ら両発熱線に流れる電流の方向が互いに逆となるように
両ヒータケーブル2 、3 を設け、かつ、両発熱線に流れ
る電流量を同等にする。第1ヒータケーブル2に、第1
発熱線と、この発熱線を被覆し温度変化に応じて電気抵
抗が変化して漏れ電流を流す感温層と、この感温層の外
周に沿って設けられ前記漏れ電流を検知する感温導体
と、この感温導体を被覆した絶縁外皮とを有してなるヒ
ータケーブルを採用する。
を制御するための温度検知精度の低下がなく、安価な電
気毛布(電気暖房器)を提供することにある。 【解決手段】毛布本体1に内蔵される発熱体15を、第
1、第2の発熱線を個別に有し互いに近接して平行に配
置される第1、第2のヒータケーブル2 、3 により形成
する。両発熱線を電気的に並列接続するとともに、これ
ら両発熱線に流れる電流の方向が互いに逆となるように
両ヒータケーブル2 、3 を設け、かつ、両発熱線に流れ
る電流量を同等にする。第1ヒータケーブル2に、第1
発熱線と、この発熱線を被覆し温度変化に応じて電気抵
抗が変化して漏れ電流を流す感温層と、この感温層の外
周に沿って設けられ前記漏れ電流を検知する感温導体
と、この感温導体を被覆した絶縁外皮とを有してなるヒ
ータケーブルを採用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発熱線の抵抗発熱
を利用して暖房を行う電気カーペット、電気掛け毛布、
電気敷き毛布等の電気暖房器具、あるいは床暖房や壁暖
房等を行う暖房装置などに使用される電気暖房器に係
り、特に、漏洩磁界を少なくした電気暖房器に関する。
を利用して暖房を行う電気カーペット、電気掛け毛布、
電気敷き毛布等の電気暖房器具、あるいは床暖房や壁暖
房等を行う暖房装置などに使用される電気暖房器に係
り、特に、漏洩磁界を少なくした電気暖房器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電気毛布を使用すると、その内部
の発熱線に流れる電流によって、この発熱線の周囲に磁
界が発生する。そして、こうした磁界中に長時間人体が
晒され続けると、明確な確証はないが、人体の健康に悪
影響があるかも知れないと最近では懸念されているた
め、電気毛布等の電気暖房器が発生する磁界はできる限
り小さくすることが望ましい。
の発熱線に流れる電流によって、この発熱線の周囲に磁
界が発生する。そして、こうした磁界中に長時間人体が
晒され続けると、明確な確証はないが、人体の健康に悪
影響があるかも知れないと最近では懸念されているた
め、電気毛布等の電気暖房器が発生する磁界はできる限
り小さくすることが望ましい。
【0003】このような事情から同心状に配設される2
本の発熱線の一端を短絡させて他端から通電を行う構成
により、前記2本の発熱線に流れる電流方向を互いに逆
として、両発熱線まわりに発生する磁界を打ち消し合わ
せて外部への漏洩磁界を減らすようにした技術が、特開
平4―278125号公報、特開平5―15429号公
報、特開平5―21145号公報等で知られている。
本の発熱線の一端を短絡させて他端から通電を行う構成
により、前記2本の発熱線に流れる電流方向を互いに逆
として、両発熱線まわりに発生する磁界を打ち消し合わ
せて外部への漏洩磁界を減らすようにした技術が、特開
平4―278125号公報、特開平5―15429号公
報、特開平5―21145号公報等で知られている。
【0004】また、特開平5―15429号公報には、
2本の発熱線を同心状ででなく平行に配線してその一端
を短絡させて他端から通電を行う構成として、外部への
漏洩磁界を減らすようにした前記と同様な技術も記載さ
れている。
2本の発熱線を同心状ででなく平行に配線してその一端
を短絡させて他端から通電を行う構成として、外部への
漏洩磁界を減らすようにした前記と同様な技術も記載さ
れている。
【0005】さらに、同心状に配置された中心導体と外
側導体とを有した同軸構造のケーブルの両端に、同じく
同心状に配置された中心導体と外側導体とを有した同軸
構造のリード線を接続し、前記ケーブルの中心導体と外
側導体とに互いに逆方向に電流を流して、外部への漏洩
磁界を減らすようにした技術が、特開平7―35359
号公報で知られている。
側導体とを有した同軸構造のケーブルの両端に、同じく
同心状に配置された中心導体と外側導体とを有した同軸
構造のリード線を接続し、前記ケーブルの中心導体と外
側導体とに互いに逆方向に電流を流して、外部への漏洩
磁界を減らすようにした技術が、特開平7―35359
号公報で知られている。
【0006】また、漏洩磁界を減少させることとは無関
係であるが、発熱線とこの線への通電量を制御するため
の感温線とを二線式ではなく一線式とした技術が特開平
3―226988号公報で知られている。この技術は、
発熱線とこれの外側に配置される感温導体としての感温
線との間にこれらに接する感温層を設け、この感温層の
電気抵抗が温度により変化することを利用して、発熱線
から感温線に漏れる漏れ電流の変化を検知して、それに
より発熱線の発熱量を制御できるようにしたものであ
る。
係であるが、発熱線とこの線への通電量を制御するため
の感温線とを二線式ではなく一線式とした技術が特開平
3―226988号公報で知られている。この技術は、
発熱線とこれの外側に配置される感温導体としての感温
線との間にこれらに接する感温層を設け、この感温層の
電気抵抗が温度により変化することを利用して、発熱線
から感温線に漏れる漏れ電流の変化を検知して、それに
より発熱線の発熱量を制御できるようにしたものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気毛布等
の電気暖房器にあって、好みの暖房温度を得るために特
開平3―226988号公報等に記載の温度検知に基づ
いて発熱線の発熱を制御することは不可欠である。こう
した事情から漏洩磁界を少なくしつつ発熱線に対する通
電量を制御するには、特開平3―226988号公報等
に記載の感温(温度検知)構造を、特開平4―2781
25号公報、特開平5―15429号公報、特開平5―
21145号公報等の電気暖房器に適用すればよい。
の電気暖房器にあって、好みの暖房温度を得るために特
開平3―226988号公報等に記載の温度検知に基づ
いて発熱線の発熱を制御することは不可欠である。こう
した事情から漏洩磁界を少なくしつつ発熱線に対する通
電量を制御するには、特開平3―226988号公報等
に記載の感温(温度検知)構造を、特開平4―2781
25号公報、特開平5―15429号公報、特開平5―
21145号公報等の電気暖房器に適用すればよい。
【0008】この適用においては、一端を短絡して直列
接続された2本の発熱線の内の一方に前記温度検知の技
術が適用されるが、直列接続された2本の発熱線のトー
タル長さが長いので、交流の半サイクルごとに温度検知
する方の発熱線に印加される電圧が、温度検知をしない
方の発熱線の電圧降下分に応じて小さくなってしまう。
それにより、こうした電圧降下に基づいて交流の半サイ
クルごとの漏れ電流が小さくなるとともに、その変化が
小さくなるため、温度検知精度が悪くなるという不具合
が考えられる。
接続された2本の発熱線の内の一方に前記温度検知の技
術が適用されるが、直列接続された2本の発熱線のトー
タル長さが長いので、交流の半サイクルごとに温度検知
する方の発熱線に印加される電圧が、温度検知をしない
方の発熱線の電圧降下分に応じて小さくなってしまう。
それにより、こうした電圧降下に基づいて交流の半サイ
クルごとの漏れ電流が小さくなるとともに、その変化が
小さくなるため、温度検知精度が悪くなるという不具合
が考えられる。
【0009】こうした不具合は前記感温構造を特開平7
―35359号公報に適用する場合には生じないが、こ
の公報に記載の技術においては、リード線にも同軸構造
の線を使用するから、コスト高であるという問題があ
る。
―35359号公報に適用する場合には生じないが、こ
の公報に記載の技術においては、リード線にも同軸構造
の線を使用するから、コスト高であるという問題があ
る。
【0010】したがって、本発明が解決しようとする第
1の課題は、漏洩磁界を少なくできることはもちろんの
こと、発熱線の発熱を制御するための温度検知精度の低
下がなく、しかも、安価に得ることができる電気暖房器
を提供することにある。また、本発明が解決しようとす
る第2の課題は、前記第1の課題を解決しつつ、異常過
熱に対する安全性も合わせて確保できる電気暖房器を得
ることにある。
1の課題は、漏洩磁界を少なくできることはもちろんの
こと、発熱線の発熱を制御するための温度検知精度の低
下がなく、しかも、安価に得ることができる電気暖房器
を提供することにある。また、本発明が解決しようとす
る第2の課題は、前記第1の課題を解決しつつ、異常過
熱に対する安全性も合わせて確保できる電気暖房器を得
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、面状にして使
用される暖房器本体に発熱線を有する発熱体が内蔵さ
れ、前記発熱線への通電をコントローラにより制御して
暖房をする電気暖房器を前提とする。
用される暖房器本体に発熱線を有する発熱体が内蔵さ
れ、前記発熱線への通電をコントローラにより制御して
暖房をする電気暖房器を前提とする。
【0012】そして、前記第1の課題を解決するために
請求項1の発明は、前記発熱線を個別に有し互いに近接
して平行に配置される第1、第2のヒータケーブルによ
り前記発熱体を形成し、これら第1、第2のヒータケー
ブルの少なくとも一方に、前記発熱線と、この発熱線に
沿って設けられ漏れ電流を検知する感温導体と、温度変
化に応じて電気抵抗が変化する材料からなり前記発熱線
と前記感温導体との間に介装されて前記発熱線から前記
感温導体に前記漏れ電流を通す感温層とを有してなるヒ
ータケーブルを採用し、前記第1、第2のヒータケーブ
ルの両発熱線を電気的に並列接続するとともに、これら
両発熱線に流れる電流の方向が互いに逆となるように前
記両ヒータケーブルを設け、かつ、前記両発熱線に流れ
る電流量を同様にしたことを特徴とするものである。
請求項1の発明は、前記発熱線を個別に有し互いに近接
して平行に配置される第1、第2のヒータケーブルによ
り前記発熱体を形成し、これら第1、第2のヒータケー
ブルの少なくとも一方に、前記発熱線と、この発熱線に
沿って設けられ漏れ電流を検知する感温導体と、温度変
化に応じて電気抵抗が変化する材料からなり前記発熱線
と前記感温導体との間に介装されて前記発熱線から前記
感温導体に前記漏れ電流を通す感温層とを有してなるヒ
ータケーブルを採用し、前記第1、第2のヒータケーブ
ルの両発熱線を電気的に並列接続するとともに、これら
両発熱線に流れる電流の方向が互いに逆となるように前
記両ヒータケーブルを設け、かつ、前記両発熱線に流れ
る電流量を同様にしたことを特徴とするものである。
【0013】この請求項1の発明においては、近接して
平行に配置される第1、第2のヒータケーブルの両発熱
線に流される同様量の電流が互いに逆であるので、夫々
の発熱線まわりに発生する同様強さの磁界の向きが逆に
なり、これらの磁界が打ち消し合う。
平行に配置される第1、第2のヒータケーブルの両発熱
線に流される同様量の電流が互いに逆であるので、夫々
の発熱線まわりに発生する同様強さの磁界の向きが逆に
なり、これらの磁界が打ち消し合う。
【0014】そして、少なくとも一方のヒータケーブル
には、その発熱線から感温導体への漏れ電流を検知して
暖房器本体の温度検知を可能にした感温構造のケーブル
を採用したから、その温度知検情報をもとにコントロー
ラにより発熱線の通電を制御して好みの暖房温度を得る
ことができる。しかも、第1、第2のヒータケーブルが
有した夫々の発熱線は電気的に並列接続されているの
で、前記温度制御において前記感温構造のヒータケーブ
ルによる温度検知精度が、他方のヒータケーブルの発熱
線の長さに応じた電圧降下に影響されることがない。
には、その発熱線から感温導体への漏れ電流を検知して
暖房器本体の温度検知を可能にした感温構造のケーブル
を採用したから、その温度知検情報をもとにコントロー
ラにより発熱線の通電を制御して好みの暖房温度を得る
ことができる。しかも、第1、第2のヒータケーブルが
有した夫々の発熱線は電気的に並列接続されているの
で、前記温度制御において前記感温構造のヒータケーブ
ルによる温度検知精度が、他方のヒータケーブルの発熱
線の長さに応じた電圧降下に影響されることがない。
【0015】さらに、両ヒータケーブルが個別に有した
発熱線は既述のように電気的に並列接続されているか
ら、これら発熱線に通電するために同軸構造のリード線
を使用する必要がない。
発熱線は既述のように電気的に並列接続されているか
ら、これら発熱線に通電するために同軸構造のリード線
を使用する必要がない。
【0016】また、前記第2の課題を解決するために、
請求項1の発明に従属する請求項2の発明は、前記第1
ヒータケーブルが、第1の前記発熱線と、この第1発熱
線に沿って設けられ漏れ電流を検知する感温導体と、温
度変化に応じて電気抵抗が変化する材料からなり前記第
1発熱線と前記感温導体との間に介装されて前記第1発
熱線から前記感温導体に前記漏れ電流を通す感温層とを
有してなり、前記第2ヒータケーブルが、第2の前記発
熱線と、この第2発熱線に沿って設けられた短絡導体
と、所定温度で溶ける材料からなり前記第2発熱線と前
記短絡導体との間に介装されて溶けた際に前記第2発熱
線と前記短絡導体とを短絡させる短絡層とを有してなる
ことを特徴としている。
請求項1の発明に従属する請求項2の発明は、前記第1
ヒータケーブルが、第1の前記発熱線と、この第1発熱
線に沿って設けられ漏れ電流を検知する感温導体と、温
度変化に応じて電気抵抗が変化する材料からなり前記第
1発熱線と前記感温導体との間に介装されて前記第1発
熱線から前記感温導体に前記漏れ電流を通す感温層とを
有してなり、前記第2ヒータケーブルが、第2の前記発
熱線と、この第2発熱線に沿って設けられた短絡導体
と、所定温度で溶ける材料からなり前記第2発熱線と前
記短絡導体との間に介装されて溶けた際に前記第2発熱
線と前記短絡導体とを短絡させる短絡層とを有してなる
ことを特徴としている。
【0017】この請求項2の発明は、請求項1の発明に
従属するから、前記第1の課題を解決できることに加え
て、第2ヒータケーブルの構成により、このケーブルが
所定温度以上に達した場合に、その短絡層が溶けて、第
2発熱線と短絡導体とが短絡することにより異常温度を
検知でき、それに基づきコントローラにおいて通電を停
止する等の安全対策を講じることができる。そのため、
暖房器本体に局部的な異常温度、いわゆるヒートスポッ
トを生じた場合にも、それを検知して使用上の安全を確
保できる。
従属するから、前記第1の課題を解決できることに加え
て、第2ヒータケーブルの構成により、このケーブルが
所定温度以上に達した場合に、その短絡層が溶けて、第
2発熱線と短絡導体とが短絡することにより異常温度を
検知でき、それに基づきコントローラにおいて通電を停
止する等の安全対策を講じることができる。そのため、
暖房器本体に局部的な異常温度、いわゆるヒートスポッ
トを生じた場合にも、それを検知して使用上の安全を確
保できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して本発
明の第1の実施の形態に係る電気毛布について説明す
る。図1は電気毛布におけるヒータケーブルの配線構造
を概略的に示す平面図であって、この図1中符号1は面
状にして使用される暖房器本体として毛布本体である。
明の第1の実施の形態に係る電気毛布について説明す
る。図1は電気毛布におけるヒータケーブルの配線構造
を概略的に示す平面図であって、この図1中符号1は面
状にして使用される暖房器本体として毛布本体である。
【0019】毛布本体1内にはフレキシブルな第1、第
2のヒータケーブル2、3が毛布本体1の全域に渡り蛇
行して内蔵されており、これらケーブル2、3の端末部
は夫々毛布本体1の縁部に取付けたコントローラ4に後
述のように接続されている。なお、図1においては、両
ヒータケーブル1、2の識別を容易にするために、便宜
上第1ヒータケーブル2を実線で描き、第2ヒータケー
ブル3を点線で描いてある。使用時にコントローラ4は
電源コードを介して図示しない商用交流電源に接続さ
れ、それにより、前記両ケーブル2、3を夫々発熱させ
て暖房に供するようになっている。
2のヒータケーブル2、3が毛布本体1の全域に渡り蛇
行して内蔵されており、これらケーブル2、3の端末部
は夫々毛布本体1の縁部に取付けたコントローラ4に後
述のように接続されている。なお、図1においては、両
ヒータケーブル1、2の識別を容易にするために、便宜
上第1ヒータケーブル2を実線で描き、第2ヒータケー
ブル3を点線で描いてある。使用時にコントローラ4は
電源コードを介して図示しない商用交流電源に接続さ
れ、それにより、前記両ケーブル2、3を夫々発熱させ
て暖房に供するようになっている。
【0020】なお、コントローラ4は、毛布本体1に直
付けすることなく、このコントローラ4と毛布本体1の
縁部とに渡る図示しないフレキシブルな接続ケーブルを
介して接続し、使い勝手を向上するようにしてもよい。
付けすることなく、このコントローラ4と毛布本体1の
縁部とに渡る図示しないフレキシブルな接続ケーブルを
介して接続し、使い勝手を向上するようにしてもよい。
【0021】第1ヒータケーブル2には図2に断面が示
される感温発熱線が使用される。詳しくは、図2中5は
電気絶縁性の糸を撚ってなる芯材で、この外周には抵抗
発熱をする一次導体としての第1発熱線6が巻き付けら
れている。これらは第1ヒータケーブル2の中心部に配
置される。第1発熱線6は電気絶縁性の感温層7で被覆
されている。感温層7は、次に説明する感温導体と第1
発熱線6との間の温度の変化に応じて電気抵抗(インピ
ーダンス)が変化するサーミスタ特性を有するとともに
第1発熱線6からの漏れ電流を流すものであって、例え
ばポリ塩化ビニル等からなる。この感温層7の外周には
第2導体としての感温検知線つまり感温導体8が設けら
れ、これは感温層7の外周に沿って巻き付けられてい
る。そして、感温導体8は電気絶縁性の合成樹脂からな
るシース層としての絶縁外皮9で覆われている。
される感温発熱線が使用される。詳しくは、図2中5は
電気絶縁性の糸を撚ってなる芯材で、この外周には抵抗
発熱をする一次導体としての第1発熱線6が巻き付けら
れている。これらは第1ヒータケーブル2の中心部に配
置される。第1発熱線6は電気絶縁性の感温層7で被覆
されている。感温層7は、次に説明する感温導体と第1
発熱線6との間の温度の変化に応じて電気抵抗(インピ
ーダンス)が変化するサーミスタ特性を有するとともに
第1発熱線6からの漏れ電流を流すものであって、例え
ばポリ塩化ビニル等からなる。この感温層7の外周には
第2導体としての感温検知線つまり感温導体8が設けら
れ、これは感温層7の外周に沿って巻き付けられてい
る。そして、感温導体8は電気絶縁性の合成樹脂からな
るシース層としての絶縁外皮9で覆われている。
【0022】このような同軸構造をなした第1ヒータケ
ーブル2においては、その第1発熱線6がこれに供給さ
れる電流によって発熱して毛布本体1を加熱するととも
に、その際に第1発熱線6から感温層7を経て感温導体
8に漏れる漏れ電流を、この感温導体8で検出する。そ
して、こうした温度検知に基づいてコントローラ4は、
第1ヒータケーブル2の第1発熱線6に供給する電流量
を制御し、それにより、第1発熱線6の発熱量を調整し
て毛布本体1の温度を好みの温度に保持するようになっ
ている。
ーブル2においては、その第1発熱線6がこれに供給さ
れる電流によって発熱して毛布本体1を加熱するととも
に、その際に第1発熱線6から感温層7を経て感温導体
8に漏れる漏れ電流を、この感温導体8で検出する。そ
して、こうした温度検知に基づいてコントローラ4は、
第1ヒータケーブル2の第1発熱線6に供給する電流量
を制御し、それにより、第1発熱線6の発熱量を調整し
て毛布本体1の温度を好みの温度に保持するようになっ
ている。
【0023】第2ヒータケーブル3には図3に断面が示
される短絡発熱線が使用される。詳しくは、図3中10
は電気絶縁性の糸を撚ってなる芯材で、この外周には抵
抗発熱をする一次導体としての第2発熱線11が巻き付
けられている。これらは第2ヒータケーブル3の中心部
に配置される。第2発熱線11は電気絶縁性の短絡層1
2で被覆されている。短絡層12は、次に説明する短絡
導体と第2発熱線11との間の温度の変化により、この
温度が所定温度(例えば120℃)以上になると溶ける
ものであって、例えばポリアミド樹脂等からなる。この
短絡層12の外周には第2導体としての短絡検知線つま
り短絡導体13が設けられ、これは短絡層12の外周に
沿って巻き付けられている。そして、短絡導体13は電
気絶縁製の合成樹脂からなるシース層としての絶縁外皮
14で覆われている。
される短絡発熱線が使用される。詳しくは、図3中10
は電気絶縁性の糸を撚ってなる芯材で、この外周には抵
抗発熱をする一次導体としての第2発熱線11が巻き付
けられている。これらは第2ヒータケーブル3の中心部
に配置される。第2発熱線11は電気絶縁性の短絡層1
2で被覆されている。短絡層12は、次に説明する短絡
導体と第2発熱線11との間の温度の変化により、この
温度が所定温度(例えば120℃)以上になると溶ける
ものであって、例えばポリアミド樹脂等からなる。この
短絡層12の外周には第2導体としての短絡検知線つま
り短絡導体13が設けられ、これは短絡層12の外周に
沿って巻き付けられている。そして、短絡導体13は電
気絶縁製の合成樹脂からなるシース層としての絶縁外皮
14で覆われている。
【0024】このような同軸構造をなした第2ヒータケ
ーブル3においては、その第2発熱線10がこれに供給
される電流によって発熱して毛布本体1を加熱する。そ
して、毛布本体1の温度が上昇して短絡層12の温度が
所定温度(異常温度)以上になった場合には、この短絡
層12が溶解するので、それに伴い第2発熱線10と短
絡導体12とが短絡する。こうした短絡検知に基づいて
コントローラ4は、両ヒータケーブル2、3に対する通
電を停止する制御動作をして、それにより、毛布本体1
の温度が異常に上昇して過熱されることを防止するよう
になっている。
ーブル3においては、その第2発熱線10がこれに供給
される電流によって発熱して毛布本体1を加熱する。そ
して、毛布本体1の温度が上昇して短絡層12の温度が
所定温度(異常温度)以上になった場合には、この短絡
層12が溶解するので、それに伴い第2発熱線10と短
絡導体12とが短絡する。こうした短絡検知に基づいて
コントローラ4は、両ヒータケーブル2、3に対する通
電を停止する制御動作をして、それにより、毛布本体1
の温度が異常に上昇して過熱されることを防止するよう
になっている。
【0025】前記構成の第1、第2のヒータケーブル
2、3は略同じ長さであって、互いに近接して平行に配
置され前記毛布本体1をその内側から加熱する発熱体1
5を形成している。これら両ケーブル2、3が個別に有
した発熱線6、11の近接距離は、10cm以下に設定さ
れるが、短いほど好ましい。こうした近接距離を設定す
ることは、後述の磁界の打ち消し作用を実用上において
十分確実に得られる点で望ましく、 それ以上の距離では
磁界の打ち消し作用を期待通り得ることが困難である。
2、3は略同じ長さであって、互いに近接して平行に配
置され前記毛布本体1をその内側から加熱する発熱体1
5を形成している。これら両ケーブル2、3が個別に有
した発熱線6、11の近接距離は、10cm以下に設定さ
れるが、短いほど好ましい。こうした近接距離を設定す
ることは、後述の磁界の打ち消し作用を実用上において
十分確実に得られる点で望ましく、 それ以上の距離では
磁界の打ち消し作用を期待通り得ることが困難である。
【0026】そして、これら第1、第2のヒータケーブ
ル2、3は、その両発熱線6、11を電気的に並列接続
するとともに、これら発熱線6、11に流れる電流の方
向が互いに逆となるように毛布本体1に内蔵されてい
る。そうするために両ケーブル2、3はコントローラ4
が有する一対の共通端子4a、4bに次のように接続さ
れている。
ル2、3は、その両発熱線6、11を電気的に並列接続
するとともに、これら発熱線6、11に流れる電流の方
向が互いに逆となるように毛布本体1に内蔵されてい
る。そうするために両ケーブル2、3はコントローラ4
が有する一対の共通端子4a、4bに次のように接続さ
れている。
【0027】つまり、図1に示されるように第1ヒータ
ケーブル2の一端2aおよび第2ヒータケーブル3の他
端3bを、夫々一方の共通端子4aに接続して短絡して
いる。さらに、第1ヒータケーブル2の他端2bおよび
第2ヒータケーブル3の一端3aと、夫々他方の共通端
子4bに接続して短絡している。したがって、両ヒータ
ケーブル2、3は電気的に並列接続されている。そし
て、両ヒータケーブル2、3のうちのいずれか一方(例
えば図1では第1ヒータケーブル2)に対して他方(例
えば図1では第2ヒータケーブル3)は交差部を有して
ループを描くようにひねられた後に前記一方のヒータケ
ーブルに平行に沿わせて配設されている。それにより、
これらのケーブル2、3の発熱線6、11に流される電
流方向が逆となるようにしてある。
ケーブル2の一端2aおよび第2ヒータケーブル3の他
端3bを、夫々一方の共通端子4aに接続して短絡して
いる。さらに、第1ヒータケーブル2の他端2bおよび
第2ヒータケーブル3の一端3aと、夫々他方の共通端
子4bに接続して短絡している。したがって、両ヒータ
ケーブル2、3は電気的に並列接続されている。そし
て、両ヒータケーブル2、3のうちのいずれか一方(例
えば図1では第1ヒータケーブル2)に対して他方(例
えば図1では第2ヒータケーブル3)は交差部を有して
ループを描くようにひねられた後に前記一方のヒータケ
ーブルに平行に沿わせて配設されている。それにより、
これらのケーブル2、3の発熱線6、11に流される電
流方向が逆となるようにしてある。
【0028】前記コントローラ4が以上のような一対の
共通端子4a、4bを有していることにより、このコン
トローラ4を介して両ヒータケーブル2、3の発熱線
6、11に流れる電流量は同等になっている。また、コ
ントローラ4は図示しないが外部から任意に温度設定さ
れる周知の温度調節器、電源スイッチ、パイロットラン
プ等を備えているものである。
共通端子4a、4bを有していることにより、このコン
トローラ4を介して両ヒータケーブル2、3の発熱線
6、11に流れる電流量は同等になっている。また、コ
ントローラ4は図示しないが外部から任意に温度設定さ
れる周知の温度調節器、電源スイッチ、パイロットラン
プ等を備えているものである。
【0029】前記構成の電気毛布は、その使用時におい
て印加される交流の半サイクルごとに第1ヒータケーブ
ル2の発熱線6については例えば図1中実線矢印で示す
方向に電流が流されるとともに、第2ヒータケーブル3
の発熱線11については図1中点線矢印で示す方向に電
流が流され、それにより両発熱線6、11を夫々抵抗発
熱させて毛布本体1全体を暖め、使用者に対する暖房を
実現できる。
て印加される交流の半サイクルごとに第1ヒータケーブ
ル2の発熱線6については例えば図1中実線矢印で示す
方向に電流が流されるとともに、第2ヒータケーブル3
の発熱線11については図1中点線矢印で示す方向に電
流が流され、それにより両発熱線6、11を夫々抵抗発
熱させて毛布本体1全体を暖め、使用者に対する暖房を
実現できる。
【0030】こうした暖房において、両発熱線6、11
に対する通電量は同様であるから、夫々の発熱線6、1
1のまわりにはフレミングの左手の法則にしたがって同
等な強さの磁界が発生するが、前記のように両発熱線
6、11に対する電流方向が逆であるから、前記両磁界
を互いに打ち消し合わせて、外部に漏洩しないようにで
きる。したがって、前記構成の電気毛布においては、漏
洩磁界が極めて小さい状態で使用できるので、人体の健
康に悪影響があるかも知れないとの懸念を解消できる。
に対する通電量は同様であるから、夫々の発熱線6、1
1のまわりにはフレミングの左手の法則にしたがって同
等な強さの磁界が発生するが、前記のように両発熱線
6、11に対する電流方向が逆であるから、前記両磁界
を互いに打ち消し合わせて、外部に漏洩しないようにで
きる。したがって、前記構成の電気毛布においては、漏
洩磁界が極めて小さい状態で使用できるので、人体の健
康に悪影響があるかも知れないとの懸念を解消できる。
【0031】そして、こうした極小な低磁場での使用を
可能とする上において、両ヒータケーブル2、3が個別
に有した発熱線6、11を既述のように電気的に並列接
続したから、これら発熱線6、11に互いに逆方向に通
電するために同軸構造のリード線を使用する必要がな
く、コントローラ4の一対の共通端子4a、4bに両発
熱線6、11の端末部を接続することで実現できる。し
たがって、高価な同軸ケーブルのリード線を使用する必
要がないので、安価に作ることができる。
可能とする上において、両ヒータケーブル2、3が個別
に有した発熱線6、11を既述のように電気的に並列接
続したから、これら発熱線6、11に互いに逆方向に通
電するために同軸構造のリード線を使用する必要がな
く、コントローラ4の一対の共通端子4a、4bに両発
熱線6、11の端末部を接続することで実現できる。し
たがって、高価な同軸ケーブルのリード線を使用する必
要がないので、安価に作ることができる。
【0032】また、前記使用状態において第1ヒータケ
ーブル2は、その第1発熱線6から感温層7を通って感
温導体8に漏れる漏れ電流を検知するので、その漏れ電
流の大きさに応じてコントローラ4により第1発熱線6
への電流の供給量を制御して好みの暖房温度を得ること
ができる。
ーブル2は、その第1発熱線6から感温層7を通って感
温導体8に漏れる漏れ電流を検知するので、その漏れ電
流の大きさに応じてコントローラ4により第1発熱線6
への電流の供給量を制御して好みの暖房温度を得ること
ができる。
【0033】そして、前記構成の電気毛布は、第1、第
2のヒータケーブル2、3が有した夫々の発熱線6、1
1を電気的に並列接続しているので、毛布本体1の前記
温度制御にあって、その温度の検知精度を向上できる。
すなわち、第2ヒータケーブル3の発熱線11と電気的
に並列接続されている第1ヒータケーブル2の発熱線6
には、この線6の長さに応じた電圧降下を、その一端か
ら他端に向けて起こすだけであって、この電圧降下に第
2発熱線11の電圧降下が影響することがない。
2のヒータケーブル2、3が有した夫々の発熱線6、1
1を電気的に並列接続しているので、毛布本体1の前記
温度制御にあって、その温度の検知精度を向上できる。
すなわち、第2ヒータケーブル3の発熱線11と電気的
に並列接続されている第1ヒータケーブル2の発熱線6
には、この線6の長さに応じた電圧降下を、その一端か
ら他端に向けて起こすだけであって、この電圧降下に第
2発熱線11の電圧降下が影響することがない。
【0034】このように前記温度制御において感温構造
の第1ヒータケーブル2の温度検知精度が、第2ヒータ
ケーブル3の発熱線11の長さに応じた電圧降下に影響
されることがないから、電圧降下による漏れ電流の減少
度合いが小さくなり、漏れ電流からの温度と実際温度と
の誤差が小さくなる。したがって、第1ヒータケーブル
2による温度検知精度を向上でき、それにより、毛布本
体1の温度制御を確実に行うことができる。
の第1ヒータケーブル2の温度検知精度が、第2ヒータ
ケーブル3の発熱線11の長さに応じた電圧降下に影響
されることがないから、電圧降下による漏れ電流の減少
度合いが小さくなり、漏れ電流からの温度と実際温度と
の誤差が小さくなる。したがって、第1ヒータケーブル
2による温度検知精度を向上でき、それにより、毛布本
体1の温度制御を確実に行うことができる。
【0035】さらに、電気毛布の第2ヒータケーブル3
は所定温度以上で短絡する短絡層12を有した短絡発熱
線であるから、このケーブル3が所定温度以上に達した
場合に、その短絡層12が溶けて、第2発熱線11とそ
の外側の短絡導体13とを短絡させて、毛布本体1の異
常温度を検知できる。したがって、この検知に基づいて
コントローラ4は第1、第2ヒータケーブル2、3への
通電を断つように動作するので、それによって、毛布本
体1に局部的な異常温度、いわゆるヒートスポットを生
じた場合にも、それを検知して使用上の安全を確保でき
る。
は所定温度以上で短絡する短絡層12を有した短絡発熱
線であるから、このケーブル3が所定温度以上に達した
場合に、その短絡層12が溶けて、第2発熱線11とそ
の外側の短絡導体13とを短絡させて、毛布本体1の異
常温度を検知できる。したがって、この検知に基づいて
コントローラ4は第1、第2ヒータケーブル2、3への
通電を断つように動作するので、それによって、毛布本
体1に局部的な異常温度、いわゆるヒートスポットを生
じた場合にも、それを検知して使用上の安全を確保でき
る。
【0036】図4は本発明の第2の実施の形態に係る電
気カーペットの構成を示している。この第2の実施の形
態は以下の点で前記第1の実施の形態とは異なる。暖房
器本体は毛布本体に相当するカーペット本体21で形成
されている。このカーペット本体21が有する第1暖房
領域Aには、前記第1、第2のヒータケーブル2、3か
らなる第1発熱体15aが配設されているとともに、前
記領域Aに隣接した第2暖房領域Bには、前記第1、第
2のヒータケーブル2、3からなる第1発熱体15bが
配設されている。これら両領域A、Bに個別に配設され
た両発熱体15a、15bの端末部は夫々コントローラ
4に接続されている。
気カーペットの構成を示している。この第2の実施の形
態は以下の点で前記第1の実施の形態とは異なる。暖房
器本体は毛布本体に相当するカーペット本体21で形成
されている。このカーペット本体21が有する第1暖房
領域Aには、前記第1、第2のヒータケーブル2、3か
らなる第1発熱体15aが配設されているとともに、前
記領域Aに隣接した第2暖房領域Bには、前記第1、第
2のヒータケーブル2、3からなる第1発熱体15bが
配設されている。これら両領域A、Bに個別に配設され
た両発熱体15a、15bの端末部は夫々コントローラ
4に接続されている。
【0037】この接続において、一方の共通端子4aに
は、第1発熱体15aにおける第1ヒータケーブル(感
温発熱線)2の一端2aおよび第2ヒータケーブル(短
絡発熱線)3の他端3bが夫々接続して短絡されている
ことに加えて、第2発熱体15bにおける第1ヒータケ
ーブル(感温発熱線)2の一端2aおよび第2ヒータケ
ーブル(短絡発熱線)3の他端3bが夫々接続して短絡
されている。同様に、他方の共通端子4bには、第1発
熱体15aにおける第1ヒータケーブル2の他端2bお
よび第2ヒータケーブル3の一端3aが夫々接続して短
絡されていることに加えて、第2発熱体15bにおける
第1ヒータケーブル2の他端2bおよび第2ヒータケー
ブル3の一端3aが夫々接続して短絡されている。それ
により、第1、第2の発熱体15a、15b相互も電気
的に並列に設けられている。そして、例えば第1ヒータ
ケーブル2に対して第2ヒータケーブル3は、交差部を
有してループを描くようにひねられた後に第1ヒータケ
ーブル2に平行に沿わせて配設され、それにより、ケー
ブル2、3の発熱線6、11に流される電流方向が逆と
なるようにしてある。
は、第1発熱体15aにおける第1ヒータケーブル(感
温発熱線)2の一端2aおよび第2ヒータケーブル(短
絡発熱線)3の他端3bが夫々接続して短絡されている
ことに加えて、第2発熱体15bにおける第1ヒータケ
ーブル(感温発熱線)2の一端2aおよび第2ヒータケ
ーブル(短絡発熱線)3の他端3bが夫々接続して短絡
されている。同様に、他方の共通端子4bには、第1発
熱体15aにおける第1ヒータケーブル2の他端2bお
よび第2ヒータケーブル3の一端3aが夫々接続して短
絡されていることに加えて、第2発熱体15bにおける
第1ヒータケーブル2の他端2bおよび第2ヒータケー
ブル3の一端3aが夫々接続して短絡されている。それ
により、第1、第2の発熱体15a、15b相互も電気
的に並列に設けられている。そして、例えば第1ヒータ
ケーブル2に対して第2ヒータケーブル3は、交差部を
有してループを描くようにひねられた後に第1ヒータケ
ーブル2に平行に沿わせて配設され、それにより、ケー
ブル2、3の発熱線6、11に流される電流方向が逆と
なるようにしてある。
【0038】また、コントローラ4は図示しない切り替
えスイッチをも有しており、その切り替え操作により第
1、第2の発熱体15a、15bの少なくとも一方を選
択して使用できるようになっている。なお、以上述べた
点以外の構成は前記第1の実施の形態に係る電気毛布の
構成と同様であるので、同様構成部分には前記第1の実
施の形態と同符号を付して、その説明を省略する。
えスイッチをも有しており、その切り替え操作により第
1、第2の発熱体15a、15bの少なくとも一方を選
択して使用できるようになっている。なお、以上述べた
点以外の構成は前記第1の実施の形態に係る電気毛布の
構成と同様であるので、同様構成部分には前記第1の実
施の形態と同符号を付して、その説明を省略する。
【0039】この第2の実施の形態に係る電気カーペッ
トにおいても、第1暖房領域Aを加熱する第1発熱体1
5aと、第2暖房領域Bを加熱する第2発熱体15bと
は、いずれも前記第1の実施の形態に係る電気毛布で用
いた発熱体と同じであり、そのコントローラ4に対する
接続構造も同じであるので、前記第1の実施の形態に係
る電気毛布と同様の作用を得て本発明の課題を解決でき
る。
トにおいても、第1暖房領域Aを加熱する第1発熱体1
5aと、第2暖房領域Bを加熱する第2発熱体15bと
は、いずれも前記第1の実施の形態に係る電気毛布で用
いた発熱体と同じであり、そのコントローラ4に対する
接続構造も同じであるので、前記第1の実施の形態に係
る電気毛布と同様の作用を得て本発明の課題を解決でき
る。
【0040】なお、前記各実施の形態は夫々以上のよう
に構成したが、本発明はこれらの実施の形態に制約され
ない。例えば、第1の課題のみを解決するという観点に
立って実施する場合には、第1、第2のヒータケーブル
2、3の内の一方に感熱層を有する温度感知機能付きの
感温発熱線からなるヒータケーブルを採用し、他方のケ
ーブルには、同様のヒータケーブルまたは発熱機能しか
ないヒータケーブルを用いることも可能である。さら
に、第1、第2のヒータケーブル2、3には、その芯材
1または10の外周に感温導体8または13を巻き付
け、これらを感温層7または12で被覆するとともに、
この感温層7または12の外周に発熱線6または11を
巻き付け、それらを絶縁被覆9または14で覆ってなる
ものを採用してもよい。
に構成したが、本発明はこれらの実施の形態に制約され
ない。例えば、第1の課題のみを解決するという観点に
立って実施する場合には、第1、第2のヒータケーブル
2、3の内の一方に感熱層を有する温度感知機能付きの
感温発熱線からなるヒータケーブルを採用し、他方のケ
ーブルには、同様のヒータケーブルまたは発熱機能しか
ないヒータケーブルを用いることも可能である。さら
に、第1、第2のヒータケーブル2、3には、その芯材
1または10の外周に感温導体8または13を巻き付
け、これらを感温層7または12で被覆するとともに、
この感温層7または12の外周に発熱線6または11を
巻き付け、それらを絶縁被覆9または14で覆ってなる
ものを採用してもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。請求請
1に記載の発明によれば、近接して平行に配置される第
1、第2のヒータケーブルの両発熱線が発生する磁界を
打ち消し合わせことができるので、漏洩磁界を少なくし
て使用できる。しかも、発生磁界を打ち消すために前記
両発熱線に同軸構造のリード線を用いて通電する必要が
ないので、安価に得ることができる。その上、第1、第
2のヒータケーブルが有した夫々の発熱線を電気的に並
列接続したことにより、好みの暖房温度を得るために発
熱線から感温導体への漏れ電流を検知して暖房器本体の
温度検知を可能にした感温構造のヒータケーブルによる
温度検知精度が、他方のヒータケーブルの発熱線の電圧
降下に影響されることがなくなり、発熱線の発熱を制御
するための前記温度検知精度の低下がなく確実な温度制
御ができる。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。請求請
1に記載の発明によれば、近接して平行に配置される第
1、第2のヒータケーブルの両発熱線が発生する磁界を
打ち消し合わせことができるので、漏洩磁界を少なくし
て使用できる。しかも、発生磁界を打ち消すために前記
両発熱線に同軸構造のリード線を用いて通電する必要が
ないので、安価に得ることができる。その上、第1、第
2のヒータケーブルが有した夫々の発熱線を電気的に並
列接続したことにより、好みの暖房温度を得るために発
熱線から感温導体への漏れ電流を検知して暖房器本体の
温度検知を可能にした感温構造のヒータケーブルによる
温度検知精度が、他方のヒータケーブルの発熱線の電圧
降下に影響されることがなくなり、発熱線の発熱を制御
するための前記温度検知精度の低下がなく確実な温度制
御ができる。
【0042】請求項1の発明に従属する請求項2に記載
の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、暖房
器本体が異常温度に達した場合に、短絡層を有したヒー
タケーブルによる異常温度の検知に基づきコントローラ
において安全を確保するから、異常過熱に対する安全性
も合わせて確保できる電気暖房器を提供できる。
の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、暖房
器本体が異常温度に達した場合に、短絡層を有したヒー
タケーブルによる異常温度の検知に基づきコントローラ
において安全を確保するから、異常過熱に対する安全性
も合わせて確保できる電気暖房器を提供できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電気毛布にお
けるヒータケーブルの配線構造を概略的に示す平面図。
けるヒータケーブルの配線構造を概略的に示す平面図。
【図2】第1の実施の形態に係る電気毛布で使用する第
1ヒータケーブルの構成を示す断面図。
1ヒータケーブルの構成を示す断面図。
【図3】第1の実施の形態に係る電気毛布で使用する第
2ヒータケーブルの構成を示す断面図。
2ヒータケーブルの構成を示す断面図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る電気カーペッ
トにおけるヒータケーブルの配線構造を概略的に示す平
面図。
トにおけるヒータケーブルの配線構造を概略的に示す平
面図。
1…毛布本体(暖房器本体)、 2…第1ヒータケーブル、 3…第2ヒータケーブル、 2a、3a…ヒータケーブル2、3の一端、 2b、3b…ヒータケーブル2、3の他端、 4…コントローラ 4a…コントローラの一方の共通端子、 4b…コントローラの他方の共通端子、 6…第1発熱線、 7…感温層、 8…感温導体、 11…第2発熱線、 12…短絡層、 13…短絡導体、 15、15a、15b…発熱体、 21…カーペット本体(暖房器本体)。
Claims (2)
- 【請求項1】面状にして使用される暖房器本体に発熱線
を有する発熱体が内蔵され、前記発熱線への通電をコン
トローラにより制御して暖房をする電気暖房器におい
て、 前記発熱線を個別に有し互いに近接して平行に配置され
る第1、第2のヒータケーブルにより前記発熱体を形成
し、 これら第1、第2のヒータケーブルの少なくとも一方
に、前記発熱線と、この発熱線に沿って設けられ漏れ電
流を検知する感温導体と、温度変化に応じて電気抵抗が
変化する材料からなり前記発熱線と前記感温導体との間
に介装されて前記発熱線から前記感温導体に前記漏れ電
流を通す感温層とを有してなるヒータケーブルを採用
し、 前記第1、第2のヒータケーブルの両発熱線を電気的に
並列接続するとともに、これら両発熱線に流れる電流の
方向が互いに逆となるように前記両ヒータケーブルを設
け、かつ、前記両発熱線に流れる電流量を同様にしたこ
とを特徴とする電気暖房器。 - 【請求項2】前記第1ヒータケーブルが、第1の前記発
熱線と、この第1発熱線に沿って設けられ漏れ電流を検
知する感温導体と、温度変化に応じて電気抵抗が変化す
る材料からなり前記第1発熱線と前記感温導体との間に
介装されて前記第1発熱線から前記感温導体に前記漏れ
電流を通す感温層とを有してなり、 前記第2ヒータケーブルが、第2の前記発熱線と、この
第2発熱線に沿って設けられた短絡導体と、所定温度で
溶ける材料からなり前記第2発熱線と前記短絡導体との
間に介装されて溶けた際に前記第2発熱線と前記短絡導
体とを短絡させる短絡層とを有してなることを特徴とす
る請求項1記載の電気暖房器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9050345A JPH10247579A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 電気暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9050345A JPH10247579A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 電気暖房器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10247579A true JPH10247579A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12856337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9050345A Pending JPH10247579A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 電気暖房器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10247579A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030069418A (ko) * | 2002-02-20 | 2003-08-27 | 문일호 | 전기요의 전열선 및 그 배열방법 |
| JP2007183036A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Fujitsu General Ltd | 面状電気暖房器 |
| CN103712262A (zh) * | 2014-01-08 | 2014-04-09 | 朱业政 | 一种安全节能箱式电暖器 |
| JP2018182285A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | 孟華 喩 | 布帛構造 |
| CN110836532A (zh) * | 2018-08-17 | 2020-02-25 | E.G.O.电气设备制造股份有限公司 | 加热装置和用于操作加热装置的方法 |
-
1997
- 1997-03-05 JP JP9050345A patent/JPH10247579A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030069418A (ko) * | 2002-02-20 | 2003-08-27 | 문일호 | 전기요의 전열선 및 그 배열방법 |
| JP2007183036A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Fujitsu General Ltd | 面状電気暖房器 |
| CN103712262A (zh) * | 2014-01-08 | 2014-04-09 | 朱业政 | 一种安全节能箱式电暖器 |
| JP2018182285A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | 孟華 喩 | 布帛構造 |
| CN110836532A (zh) * | 2018-08-17 | 2020-02-25 | E.G.O.电气设备制造股份有限公司 | 加热装置和用于操作加热装置的方法 |
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