JPH10247906A - 処理機能付きデバイス装置、情報処理システム、認証方法、認証・暗号化方法及び認証・復号方法 - Google Patents

処理機能付きデバイス装置、情報処理システム、認証方法、認証・暗号化方法及び認証・復号方法

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JPH10247906A
JPH10247906A JP9048125A JP4812597A JPH10247906A JP H10247906 A JPH10247906 A JP H10247906A JP 9048125 A JP9048125 A JP 9048125A JP 4812597 A JP4812597 A JP 4812597A JP H10247906 A JPH10247906 A JP H10247906A
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JP
Japan
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Application number
JP9048125A
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English (en)
Inventor
Takehisa Kato
岳久 加藤
Naoki Endo
直樹 遠藤
Kouki Yamada
貢己 山田
Hideo Shimizu
秀夫 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを暗号化して保存するシステムにおい
て、データに対する極めて高いセキュリティを確保でき
るデバイス装置を提供すること。 【解決手段】 一時鍵でデータを暗号化する情報処理装
置と通信可能な処理機能付きデバイス装置であって、秘
密鍵を記憶する秘密鍵記憶手段と、個人識別可能な所定
の物理量を検出し生体情報を生成する生体情報入力手段
と、所定のユーザについての前記生体情報を予め登録し
た基準生体情報記憶手段と、前記生体情報入力手段によ
り得られた生体情報が、前記基準生体情報記憶手段に登
録されている生体情報と同一であるか否かを照合し、同
一であると判定された場合にのみ、前記秘密鍵を使用可
能とする手段と、前記情報処理装置から渡された一時鍵
を、使用可能となった前記秘密鍵を用いて暗号化する暗
号化手段と、この秘密鍵で暗号化された一時鍵を前記情
報処理装置に送信する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを暗号化し
て保存するとともに利用者の認証を行う情報処理システ
ム、その一部の機能を分担する処理機能付きデバイス装
置、認証方法、認証・暗号化方法及び認証・復号方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、技術の進歩によりコンピュータが
小型化され、その利便さから特に携帯端末などの携帯型
コンピュータの普及が進んできている。通常、パーソナ
ルコンピュータはハードディスク等の大容量外部記憶装
置を内蔵しており、たとえ携帯型のものであっても種々
のプログラムやデータを記憶することが可能である。
【0003】しかし、携帯端末は持ち運び可能であり、
装置ごと置き忘れたり、装置自体が盗難されてしまう
と、計算機内に存在するデータが不正使用されるなどの
おそれが生じる。また、コンピュータが共用される環境
下におかれていると、第3者によりデータを閲覧されあ
るいはプログラムを使用されあるいはそれらが外部に持
ち出され、あるいは第3者の使用により誤ってデータが
破壊されてしまう可能性もある。
【0004】そこで、従来、ファイルへのアクセス以前
の所定のタイミング(ファイルへのアクセスの直前ある
いはログイン時など)でパスワードを入力させて利用者
認証を行う手段や、正当な利用者以外から機密を守るた
めに計算機内のファイルを暗号化して保存しておく手段
が取られていた。
【0005】しかし、コンピュータにアクセスする際に
パスワードを入力する場合、パスワードを常用するので
外部に漏れるおそれがあるとともに、通常は単なる英数
字列であるパスワードを覚えるかあるいはそれを記述し
たメモを外部に漏れないように形態しなければならない
ので繁雑であった。
【0006】また、ファイルを暗号化するための鍵情報
は、保存されているファイル全てについて同じであった
ので、一旦、鍵情報が知れてしまうと、全てのファイル
が解読されてしまう不具合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように従
来、第3者にコンピュータに不正にアクセスされ、コン
ピュータ内に保存されたファイルを閲覧等されるおそれ
があった。
【0008】これに対処するためにパスワードを利用し
たものは、パスワードが第3者に知れるおそれや、パス
ワードを忘れる不具合があった。
【0009】また、コンピュータ内に保存されたファイ
ルが暗号化されていても、コンピュータが第3者の手に
渡った場合に、暗号化を解かれ全てのファイルを閲覧等
されるおそれがあった。
【0010】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、データを暗号化して保存するシステムにおいて、
データに対する極めて高いセキュリティを確保できる処
理機能付きデバイス装置、情報処理システム、認証方
法、認証・暗号化方法及び認証・復号方法を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
一時鍵でデータを暗号化する情報処理装置と通信可能な
処理機能付きデバイス装置であって、秘密鍵を記憶する
秘密鍵記憶手段と、個人識別可能な所定の物理量を検出
し生体情報を生成する生体情報入力手段と、所定のユー
ザについての前記生体情報を予め登録した基準生体情報
記憶手段と、前記生体情報入力手段により得られた生体
情報が、前記基準生体情報記憶手段に登録されている生
体情報と同一であるか否かを照合し、同一であると判定
された場合にのみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段
と、前記情報処理装置から渡された一時鍵を、使用可能
となった前記秘密鍵を用いて暗号化する暗号化手段と、
この秘密鍵で暗号化された一時鍵を前記情報処理装置に
送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】本発明(請求項2)は、一時鍵でデータを
暗号化する情報処理装置と通信可能な処理機能付きデバ
イス装置であって、秘密鍵を記憶する外部記憶装置を接
続する手段と、個人識別可能な所定の物理量を検出し生
体情報を生成する生体情報入力手段と、所定のユーザに
ついての前記生体情報を予め登録した基準生体情報記憶
手段と、前記生体情報入力手段により得られた生体情報
が、前記基準生体情報記憶手段に登録されている生体情
報と同一であるか否かを照合し、同一であると判定され
た場合にのみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段と、前
記情報処理装置から渡された一時鍵を、使用可能となっ
た前記外部記憶装置に記憶された前記秘密鍵を用いて暗
号化する暗号化手段と、この秘密鍵で暗号化された一時
鍵を前記情報処理装置に送信する手段とを備えたことを
特徴とする。
【0013】本発明(請求項3)は、一時鍵でデータを
暗号化する情報処理装置に通信可能な処理機能付きデバ
イス装置であって、秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶手段
と、個人識別可能な所定の物理量を検出し生体情報を生
成する生体情報入力手段と、所定のユーザについての前
記生体情報を予め登録した基準生体情報記憶手段と、前
記生体情報入力手段により得られた生体情報が、前記基
準生体情報記憶手段に登録されている生体情報と同一で
あるか否かを照合し、同一であると判定された場合にの
み、前記秘密鍵を使用可能とする手段と、所定の一時鍵
を生成する一時鍵生成手段と、生成された一時鍵を、使
用可能となった前記秘密鍵を用いて暗号化する暗号化手
段と、生成された一時鍵および秘密鍵で暗号化された一
時鍵を前記情報処理装置に送信する手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0014】本発明(請求項4)は、一時鍵でデータを
暗号化する情報処理装置に通信可能な処理機能付きデバ
イス装置であって、秘密鍵を記憶する外部記憶装置を接
続する手段と、個人識別可能な所定の物理量を検出し生
体情報を生成する生体情報入力手段と、所定のユーザに
ついての前記生体情報を予め登録した基準生体情報記憶
手段と、前記生体情報入力手段により得られた生体情報
が、前記基準生体情報記憶手段に登録されている生体情
報と同一であるか否かを照合し、同一であると判定され
た場合にのみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段と、所
定の一時鍵を生成する一時鍵生成手段と、生成された一
時鍵を、使用可能となった前記外部記憶装置に記憶され
た前記秘密鍵を用いて暗号化する暗号化手段と、生成さ
れた一時鍵および秘密鍵で暗号化された一時鍵を前記情
報処理装置に送信する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0015】本発明(請求項5)は、一時鍵で暗号化さ
れたデータを復号する情報処理装置に通信可能な処理機
能付きデバイス装置であって、秘密鍵を記憶する秘密鍵
記憶手段と、個人識別可能な所定の物理量を検出し生体
情報を生成する生体情報入力手段と、所定のユーザにつ
いての前記生体情報を予め登録した基準生体情報記憶手
段と、前記生体情報入力手段により得られた生体情報
が、前記基準生体情報記憶手段に登録されている生体情
報と同一であるか否かを照合し、同一であると判定され
た場合にのみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段と、前
記情報処理装置から渡された、秘密鍵で暗号化された一
時鍵を、使用可能となった前記秘密鍵を用いて復号する
復号手段と、この復号された一時鍵を前記情報処理装置
に送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】本発明(請求項6)は、一時鍵で暗号化さ
れたデータを復号する情報処理装置に通信可能な処理機
能付きデバイス装置であって、秘密鍵を記憶する外部記
憶装置を接続する手段と、個人識別可能な所定の物理量
を検出し生体情報を生成する生体情報入力手段と、所定
のユーザについての前記生体情報を予め登録した基準生
体情報記憶手段と、前記生体情報入力手段により得られ
た生体情報が、前記基準生体情報記憶手段に登録されて
いる生体情報と同一であるか否かを照合し、同一である
と判定された場合にのみ、前記秘密鍵を使用可能とする
手段と、前記情報処理装置から渡された、秘密鍵で暗号
化された一時鍵を、使用可能となった前記外部記憶装置
に記憶された前記秘密鍵を用いて復号する復号手段と、
この復号された一時鍵を前記情報処理装置に送信する手
段とを備えたことを特徴とする。
【0017】本発明(請求項7)に係る情報処理システ
ムは、請求項1または2に記載の処理機能付きデバイス
装置と、所定の一時鍵を生成する一時鍵生成手段と、生
成された一時鍵を用いて所望のデータを暗号化する暗号
化手段と、該一時鍵を前記処理機能付きデバイス装置に
渡して生成してもらった、秘密鍵で暗号化された一時鍵
を、該一時鍵で暗号化されたデータに対応付けて記憶装
置に保存する手段とを有する情報処理装置とを備えたこ
とを特徴とする。
【0018】本発明(請求項8)に係る情報処理システ
ムは、請求項3または4に記載の処理機能付きデバイス
装置と、前記処理機能付きデバイス装置から受信した一
時鍵を用いて所望のデータを暗号化する暗号化手段と、
前記処理機能付きデバイス装置から受信した、秘密鍵で
暗号化された一時鍵を、該一時鍵で暗号化されたデータ
に対応付けて記憶装置に保存する手段とを有する情報処
理装置とを備えたことを特徴とする。
【0019】本発明(請求項9)に係る情報処理システ
ムは、請求項5または6に記載の処理機能付きデバイス
装置と、復号すべき所望の暗号化されたデータの暗号化
の際に使用された一時鍵であって秘密鍵で暗号化された
ものを、前記処理機能付きデバイス装置に渡して復号し
てもらった一時鍵を用いて、該一時鍵で暗号化されたデ
ータを復号する手段を有する情報処理装置とを備えたこ
とを特徴とする。
【0020】本発明(請求項10)は、相互に通信可能
な情報処理装置および処理機能付きデバイス装置と、該
処理機能付きデバイス装置と相互に通信可能な処理機能
付き外部記憶装置とを備えた情報処理システムであっ
て、前記情報処理装置は、所定の一時鍵を生成する一時
鍵生成手段と、生成された一時鍵を用いて所望のデータ
を暗号化する暗号化手段と、前記一時鍵を前記処理機能
付きデバイス装置に渡して生成してもらった、秘密鍵で
暗号化された一時鍵を、前記一時鍵で暗号化されたデー
タに対応付けて記憶装置に保存する手段とを備え、前記
処理機能付きデバイス装置は、個人識別可能な所定の物
理量を検出し生体情報を生成する生体情報入力手段と、
所定のユーザについての前記生体情報を予め登録した基
準生体情報記憶手段と、前記生体情報入力手段により得
られた生体情報が、前記基準生体情報記憶手段に登録さ
れている生体情報と同一であるか否かを照合し、同一で
あると判定された場合にのみ、所定の制御信号を前記処
理機能付き外部記憶装置に送信する手段と、前記情報処
理装置から渡された一時鍵を前記処理機能付き外部記憶
装置に渡して生成してもらった、秘密鍵で暗号化された
一時鍵を、前記情報処理装置に送信する手段とを備え、
前記処理機能付き外部記憶装置は、秘密鍵を記憶する秘
密鍵記憶手段と、前記処理機能付きデバイス装置から所
定の制御信号が与えられた場合にのみ、前記秘密鍵を使
用可能とする手段と、前記処理機能付きデバイス装置か
ら渡された一時鍵を、使用可能となった前記秘密鍵を用
いて暗号化する暗号化手段と、この秘密鍵で暗号化され
た一時鍵を前記処理機能付きデバイス装置に送信する手
段とを備えたことを特徴とする。
【0021】本発明(請求項11)は、相互に通信可能
な情報処理装置および処理機能付きデバイス装置と、該
処理機能付きデバイス装置と相互に通信可能な処理機能
付き外部記憶装置とを備えた情報処理システムであっ
て、前記処理機能付きデバイス装置は、個人識別可能な
所定の物理量を検出し生体情報を生成する生体情報入力
手段と、所定のユーザについての前記生体情報を予め登
録した基準生体情報記憶手段と、前記生体情報入力手段
により得られた生体情報が、前記基準生体情報記憶手段
に登録されている生体情報と同一であるか否かを照合
し、同一であると判定された場合にのみ、前記所定の制
御信号を前記処理機能付き外部記憶装置に送信する手段
と、所定の一時鍵を生成する一時鍵生成手段と、生成さ
れた一時鍵、および該一時鍵を前記処理機能付き外部記
憶装置に渡して生成してもらった、秘密鍵で暗号化され
た一時鍵を、前記情報処理装置に送信する手段とを備
え、前記処理機能付き外部記憶装置は、秘密鍵を記憶す
る秘密鍵記憶手段と、前記処理機能付きデバイス装置か
ら所定の制御信号が与えられた場合にのみ、前記秘密鍵
を使用可能とする手段と、前記処理機能付きデバイス装
置から渡された一時鍵を、使用可能となった前記秘密鍵
を用いて暗号化する暗号化手段と、この秘密鍵で暗号化
された一時鍵を前記処理機能付きデバイス装置に送信す
る手段とを備え、前記情報処理装置は、前記処理機能付
きデバイス装置から受信した一時鍵を用いて所望のデー
タを暗号化する暗号化手段と、前記処理機能付きデバイ
ス装置から受信した、秘密鍵で暗号化された一時鍵を、
該一時鍵で暗号化されたデータに対応付けて記憶装置に
保存する手段とを備えたことを特徴とする。
【0022】本発明(請求項12)は、相互に通信可能
な情報処理装置および処理機能付きデバイス装置と、該
処理機能付きデバイス装置と相互に通信可能な処理機能
付き外部記憶装置とを備えた情報処理システムであっ
て、前記処理機能付き外部記憶装置は、秘密鍵を記憶す
る秘密鍵記憶手段と、前記処理機能付きデバイス装置か
ら所定の制御信号が与えられた場合にのみ、前記秘密鍵
を使用可能とする手段と、所定の一時鍵を生成する一時
鍵生成手段と、生成された一時鍵を、使用可能となった
前記秘密鍵を用いて暗号化する暗号化手段と、生成され
た一時鍵および秘密鍵で暗号化された一時鍵を前記処理
機能付きデバイス装置に送信する手段とを備え、前記処
理機能付きデバイス装置は、個人識別可能な所定の物理
量を検出し生体情報を生成する生体情報入力手段と、所
定のユーザについての前記生体情報を予め登録した基準
生体情報記憶手段と、前記生体情報入力手段により得ら
れた生体情報が、前記基準生体情報記憶手段に登録され
ている生体情報と同一であるか否かを照合し、同一であ
ると判定された場合にのみ、前記所定の制御信号を前記
処理機能付き外部記憶装置に送信する手段と、前記処理
機能付き外部記憶装置から送信された、一時鍵および秘
密鍵で暗号化された一時鍵を、前記情報処理装置に転送
する手段とを備え、前記情報処理装置は、前記処理機能
付きデバイス装置から受信した一時鍵を用いて所望のデ
ータを暗号化する暗号化手段と、前記処理機能付きデバ
イス装置から受信した、秘密鍵で暗号化された一時鍵
を、該一時鍵で暗号化されたデータに対応付けて記憶装
置に保存する手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】本発明(請求項13)は、相互に通信可能
な情報処理装置および処理機能付きデバイス装置と、該
処理機能付きデバイス装置と相互に通信可能な処理機能
付き外部記憶装置とを備えた情報処理システムであっ
て、前記情報処理装置は、復号すべき所望の暗号化され
たデータの暗号化の際に使用された一時鍵であって秘密
鍵で暗号化されたものを、前記処理機能付きデバイス装
置に渡して復号してもらった一時鍵を用いて、該一時鍵
で暗号化されたデータを復号する手段を備え、前記処理
機能付きデバイス装置は、個人識別可能な所定の物理量
を検出し生体情報を生成する生体情報入力手段と、所定
のユーザについての前記生体情報を予め登録した基準生
体情報記憶手段と、前記生体情報入力手段により得られ
た生体情報が、前記基準生体情報記憶手段に登録されて
いる生体情報と同一であるか否かを照合し、同一である
と判定された場合にのみ、所定の制御信号を前記処理機
能付き外部記憶装置に送信する手段と、前記情報処理装
置から渡された秘密鍵で暗号化された一時鍵を前記処理
機能付き外部記憶装置に渡して生成してもらった、一時
鍵を、前記情報処理装置に送信する手段とを備え、前記
処理機能付き外部記憶装置は、秘密鍵を記憶する秘密鍵
記憶手段と、前記処理機能付きデバイス装置から所定の
制御信号が与えられた場合にのみ、前記秘密鍵を使用可
能とする手段と、前記処理機能付きデバイス装置から渡
された秘密鍵で暗号化された一時鍵を、使用可能となっ
た前記秘密鍵を用いて復号する復号手段と、この復号さ
れた一時鍵を前記処理機能付きデバイス装置に送信する
手段とを備えたことを特徴とする。
【0024】本発明(請求項14)に係る基準生体情報
追加登録装置は、請求項1ないし13のいずれか1項に
記載の前記処理機能付きデバイス装置の前記基準生体情
報記憶手段に前記生体情報が登録されていないならば、
パスワードの入力を求め、入力されたパスワードが正当
なものであると判断された場合、および前記基準生体情
報記憶手段に前記生体情報が登録されているならば、生
体情報の入力を求め、前記生体情報入力手段から入力さ
れた生体情報が、前記基準生体情報記憶手段に登録され
ている生体情報と同一であると判定された場合のいずれ
かの場合にのみ、前記基準生体情報記憶手段への生体情
報の追加登録を少なくとも可能とする手段を備えたこと
を特徴とする。
【0025】本発明(請求項15)は、秘密鍵を用いて
暗号化または復号を行う情報処理システムにおける認証
方法であって、個人識別可能な所定の物理量を検出して
生体情報を生成し、生成された前記生体情報が、予め登
録されている生体情報と同一であると判定された場合に
のみ、前記秘密鍵を使用可能とすることを特徴とする。
【0026】本発明(請求項16)は、データを暗号化
する情報処理システムにおける認証・暗号化方法であっ
て、個人識別可能な所定の物理量を検出して生体情報を
生成し、生成された前記生体情報が、予め登録されてい
る生体情報と同一であると判定された場合にのみ、前記
秘密鍵を使用可能とし、所望のデータを所定の一時鍵で
暗号化するとともに、該一時鍵を使用可能となった前記
一時鍵で暗号化し、一時鍵で暗号化されたデータおよび
秘密鍵で暗号化された一時鍵を対応付けて保存すること
を特徴とする。
【0027】本発明(請求項17)は、暗号化されたデ
ータを復号する情報処理システムにおける認証・復号方
法であって、個人識別可能な所定の物理量を検出して生
体情報を生成し、生成された前記生体情報が、予め登録
されている生体情報と同一であると判定された場合にの
み、前記秘密鍵を使用可能とし、復号すべき所望の暗号
化されたデータの暗号化の際に使用された一時鍵であっ
て前記秘密鍵で暗号化されたものを、前記秘密鍵を用い
て復号し、復号された前記一時鍵を用いて、前記一時鍵
で暗号かされたデータを復号することを特徴とする。
【0028】好ましくは、前記一時鍵生成手段により生
成される所定の一時鍵は、データを暗号化する度に変化
するようにしても良い。
【0029】また、好ましくは、前記一時鍵はデータ毎
に異なるようにしても良い。
【0030】また、好ましくは、前記生体情報は、ユー
ザの身体の特定部分の表面の接触により生じる一次元電
気的特性分布(例えば電気抵抗または静電容量の一次元
分布)からなるものであっても良い。また、好ましく
は、前記生体情報入力手段は、前記特定部分の表面の接
触により生じる電気特性の変化に対応して、1次元の電
気信号分布を形成する表面形状センサを有するものであ
っても良い。
【0031】また、好ましくは、前記生体情報は、ユー
ザの指表面(ユーザの指関節を含む指表面)の接触によ
り生じる指の長手方向の一次元電気的特性分布(電気抵
抗または静電容量の一次元分布)からなるものであって
も良い。また、好ましくは、前記生体情報入力手段は、
指の接触により生じる電気特性の変化に対応して、1次
元の電気信号分布を形成する表面形状センサを有するも
のであっても良い。
【0032】また、好ましくは、前記データは、文書、
音声、画像およびプログラムのうちの少なくとも1つを
含んでも良い。
【0033】なお、以上の各装置に係る発明は方法に係
る説明としても成立する。
【0034】また、上記の発明は、相当する手順あるい
は手段をコンピュータに実行させるためのプログラムを
記録した機械読取り可能な媒体としても成立する。
【0035】本発明によれば、個人識別可能な生体情報
を用いた利用者認証によりユーザが正当であると認めら
れた場合にのみ暗号化や復号に必要な秘密鍵が使用でき
るようになるので、登録されていない第3者は情報処理
装置内に保存された暗号化データを閲覧等することがで
きず、またデータを暗号化して情報処理装置内に保存す
ることもできない。
【0036】また、実際に暗号化に用いる鍵は固定され
た秘密鍵ではなく、発生させた一時鍵であるため、デー
タ毎あるいは暗号化する毎に鍵を変えることができ、か
つこの一時鍵は秘密鍵により暗号化して保存されるの
で、登録されていない第3者は秘密鍵を解読すること
も、一時鍵を解読することも極めて困難であり、第3者
が暗号文データを解読することは不可能である。この結
果、たとえ暗号化データを内部に記憶した情報処理装置
が第3者の手に渡っても、第3者に暗号化データを利用
されることを防ぐことができる。
【0037】また、照合に用いる生体情報のデータを登
録する場合には、登録する者の正当性を認証してから登
録を可能とすることができるので、第3者が自身につい
て生体情報を不正に登録することもできない。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0039】本実施形態に係る情報処理システムは、概
略的には、データを暗号化する場合において、情報処理
装置は、所定の一時鍵を生成し、これを用いて平文デー
タを暗号化するとともに、この一時鍵の暗号化を、この
情報処理装置に着脱可能な処理機能付きデバイス装置
(またはデバイス装置および処理機能付き外部記憶装
置)側に依頼し、処理機能付きデバイス装置側は、受け
取った一時鍵を秘密鍵で暗号化して情報処理装置に渡
し、情報処理装置は、一時鍵で暗号化されたデータと秘
密鍵で暗号化された一時鍵を対応付けて、情報処理装置
内の記憶装置に保存する。その際、処理機能付きデバイ
ス装置では、センサ部からユーザの生体情報を入力しこ
れが登録されているものと一致した場合にのみ前記秘密
鍵を使用可能にする。
【0040】また、本実施形態に係る情報処理システム
は、概略的には、暗号化されたデータを復号する場合に
おいて、暗号化されたデータとこれに対応する暗号化さ
れた一時鍵を記憶装置から読み込み、暗号化された一時
鍵の復号を、この情報処理装置に着脱可能な処理機能付
きデバイス装置(またはデバイス装置および処理機能付
き外部記憶装置)に依頼し、処理機能付きデバイス装置
は、受け取った暗号化された一時鍵鍵を秘密鍵で復号し
て情報処理装置に渡し、情報処理装置は、渡された一時
鍵を用いて、暗号化されたデータを復号する。その際、
処理機能付きデバイス装置では、センサ部からユーザの
生体情報を入力しこれが登録されているものと一致した
場合にのみ前記秘密鍵を使用可能にする。
【0041】なお、一時鍵の発生機能は、情報処理装置
側に設ける代わりに、処理機能付きデバイス装置側(ま
たは外部記憶装置側)に設けても良い。この場合、暗号
化の場合において、処理機能付きデバイス装置から情報
処理装置に一時鍵および秘密鍵で暗号化された一時鍵の
2つが渡される点が上記と相違する。
【0042】秘密鍵の保存方法については、秘密鍵を処
理機能付きデバイス装置内に記憶する方法と、秘密鍵を
記憶したICカードから処理機能付きデバイス装置に読
み込む方法が考えられる。
【0043】各情報処理装置は、単一ユーザであって
も、複数ユーザで共用するものであっても良い。ただ
し、秘密鍵を保管した処理機能付きデバイス装置は、ユ
ーザ毎に用意するのが望ましい。あるいは、秘密鍵を記
憶したICカードをユーザ毎に用意し、この場合の処理
機能付きデバイス装置を情報処理装置に専用に設けるよ
うにしても良い。
【0044】なお、本実施形態では、暗号化対象となる
データの暗号方式と、このデータの暗号化や復号化に使
用する一時鍵の暗号方式には、DESあるいはFEAL
などの所望の共通鍵暗号方式を用いるものとする。な
お、前者の処理対象データの暗号方式と後者の一時鍵の
暗号方式とは同一であっても良いし、相違するものであ
っても良い。
【0045】ここで、データは、一纏まりの情報のこと
で、例えば、その内容としては、文書、音声、画像、プ
ログラムなど、種々の形態のものが考えられる。暗号化
されたデータは、ファイルとして記憶装置に保存され
る。
【0046】以下、本実施形態に係る情報処理システム
についてより詳しく説明する。
【0047】以下では、個人認証機能について説明した
後に、データを暗号化する場合の情報処理システムと暗
号化されたデータを復号する場合の情報処理システムを
順に説明する。
【0048】以下では、一時鍵の生成は情報処理装置側
で行うものとし、秘密鍵は処理機能付きデバイス装置内
に記憶されているものとして説明する。
【0049】図1および図4は、本発明の一実施形態に
係る情報処理システムにおいて、データを暗号化する場
合の構成例および暗号化されたデータを復号する場合の
構成例をそれぞれ示す図である。
【0050】図1および図4に示されるように、本実施
形態では、情報処理システムを、処理機能を有するデバ
イス装置(以下、デバイス装置と呼ぶ)107と、情報
処理装置113の2つの部分に分け、両者を互いに通信
可能な別筐体として構成する。
【0051】情報処理装置113は、一時鍵の生成、一
時鍵によるデータの暗号化、一時鍵で暗号化されたデー
タの復号を行うものである。情報処理装置113には、
例えば、パーソナルコンピュータあるいは携帯端末など
を用いることができる。
【0052】デバイス装置107は、秘密鍵の保管、秘
密鍵による一時鍵の暗号化、秘密鍵で暗号化された一時
鍵の復号を行うものである。デバイス装置107には、
例えば、処理機能を有するICカードを用いることがで
きる。
【0053】情報処理装置113とデバイス装置107
とは、それぞれの持つインタフェース部(図示せず)を
介して、データの受け渡しを行う。例えば、使用時にデ
バイス装置107を情報処理装置113内のソケットに
直接接続する方法を用いても良いし、赤外線などにより
通信できるようにしても良い。
【0054】なお、デバイス装置107を使用しないと
きは、これをユーザが安全な場所に保管しておくのが好
ましい。
【0055】次に、データの暗号化や復号に関する説明
に先だって、図1の暗号側の構成と図4の復号側の構成
に共通する個人認証機能について説明する。
【0056】本実施形態では、データを秘密鍵で暗号化
するのではなく、データをその都度変更可能な一時鍵で
暗号化しこの一時鍵を秘密鍵で暗号化するようにすると
ともに、ユーザから採取した生体情報(個人識別可能な
身体的特徴を電子情報化したもの)を登録しておき、該
生体情報の照合によって当該情報処理システムの正当な
ユーザであるか否かについての個人認証を行い、照合に
成功した場合にのみ秘密鍵を使用可能とすることによっ
て、また個人認証機能と秘密鍵のデータをデバイス装置
内に設け情報処理装置から独立して保管可能とすること
によって、二重三重のセキュリティーを設け、極めて高
い安全性を確保するものである。
【0057】その固体識別可能な身体的特徴としては、
指紋、声紋、虹彩など種々のものが知られているが、個
人認証機能を小さく薄い筐体のデバイス装置内に作り込
むことが容易である点で、本実施形態では、指紋に依存
して変化する指の長手方向の電気的特性分布(一次元情
報)を生体情報として採取し、この情報を個人認証に用
いることとする。なお、これによって短時間で高精度の
認証を可能としている。さらに、ユーザはセンサ部の電
極の上に指をのせるだけで済むので、認証にあたってユ
ーザにさほど負担を掛けない利点もある。
【0058】本実施形態では、指紋に依存して変化する
指の長手方向の電気抵抗の一次元情報(以下、指情報と
呼ぶ)を用いるものとする。
【0059】なお、電気的特性として、電気抵抗の代わ
りに、静電容量を用いても良い。また、指以外の生体の
一部分の表面の電気抵抗または静電容量の一次元分布を
用いることも可能である。
【0060】指関節による個人認証については、“A
New Personal Verification
Sensor System Using an E
lectrode Array”;Technical
Daigest of the 13th Sens
or Symposium, 1995, pp.22
9〜232; K.Itsumi and S.Uch
idaや、特開平7−168930号公報、特開平8−
235261号公報に詳しく開示されている。
【0061】本実施形態では、上記文献に開示されてい
る技術を用いるものとする。
【0062】図1および図4に示されるように、デバイ
ス装置107には、生体情報検出部101、照合部10
2、スイッチ部103、第2の暗号処理部104、基準
指データ記憶部105、秘密鍵記憶部106が設けられ
る。
【0063】センサ部101は、電極部分にあてられた
ユーザの指から指情報データを入力する。センサ部10
1の電極部分は、デバイス装置107本体の表面に形成
する。
【0064】指基準データ記憶部105は、予め登録さ
れたユーザの指情報データを基準データとして記憶す
る。指基準データ記憶部105は、例えば後述するよう
な特別な手順を踏まなければアクセス不可とする。指基
準データ記憶部105には、複数の指情報データを登録
できるのが好ましい。
【0065】照合部102は、センサ部101の出力で
ある指情報データを、指基準データ記憶部105に登録
されている基準データと照合して、その正当性を認証す
る(電極部分に指をあてたユーザが正当なユーザである
か否かを判定する)。そして、正当であると判定された
場合にのみ、所定の制御信号を出力する。
【0066】秘密鍵記憶部106は、秘密鍵のデータを
記憶する。この秘密鍵記憶部106は、スイッチ部10
3を介して第2の暗号処理部104に与えられ得る他は
アクセス不可とする。ただし、認証に通過すれば、秘密
鍵のデータの更新などの操作が可能となるようにしても
良い。
【0067】スイッチ部103は、照合部102から上
記の所定の制御信号が与えられた場合にのみ閉じるもの
とする。
【0068】ここで、図19に本実施形態に係る認証処
理の手順の一例を示す。
【0069】正当なユーザで既に指情報データが登録さ
れているものが、センサ部101の電極部分に、登録時
と同一の指をあてると、センサ部101により指情報デ
ータが生成され(ステップS61)、指照部102によ
り、入力された指情報データが基準指データ記憶部10
5内に登録されているか否かが判定される(ステップS
62)。照合の結果、登録されていると判定された場合
すなわち電極部分に指をあてたユーザが正当なユーザで
あると判定された場合には(ステップS63)、所定の
制御信号がスイッチ部103に与えられ、これに応答し
てスイッチ部103が閉じられ、秘密鍵が使用可能とな
る(ステップS64)。これによって、秘密鍵が第2の
暗号処理部104に伝えられ、暗号化または復号が可能
となる。
【0070】一方、正当でないユーザが、センサ部10
1の電極部分に指をあてた場合、指照部102により、
入力された指情報データが基準指データ記憶部105内
に登録されているか否かが判定される。この場合には該
当する基準データは登録されていないので照合不一致と
なり、所定の制御信号はスイッチ部103に与えられ
ず、スイッチ部103が開いたままであり、従って秘密
鍵記憶部106に記憶されている秘密鍵のデータはスイ
ッチ部106を通過することはできず、これによって該
秘密鍵を使用することが禁じられる。
【0071】ここで、センサ部101など指情報データ
の登録または照合のための各装置に設けられるセンサ部
の一例について説明し、次に、照合部102による照合
判定処理の一例について説明する。
【0072】図16は、センサ部101の電極部分の具
体例を示す図である。(a)は側面から見た概観図であ
り、(b)は上面から見た概観図である。図中、3は基
板を示しており、この基板3の表面には複数の線状接触
子電極2が一次元のアレイ状に設けられている。また、
各線状接触子電極2は電極取り出しパッド5に繋がって
いる。基板3の材料としては、例えば、ガラエポ等のプ
リント基板材料、セラミック板、あるいは絶縁被覆した
金属薄板などを用いる。また、線状接触子電極2の材料
としては、例えば、Cu薄膜、Au薄膜、Niメッキ薄
膜、Pt薄膜、あるいはPd薄膜等、人体の皮膚から出
る汗等の体液に浸されない導電性材料であることが望ま
しい。線状接触子電極2の間隔は1/10mm程度とす
る。また、線状接触子2の数、すなわち、電極アレイの
長手方向の長さは、通常、指の先端から第2関節を完全
に含むものとする方が好ましい。
【0073】このように構成された表面形状センサを有
するセンサ部101によれば、線状接触子2に、指情報
データを検出すべき指1が電極配列方向に対して直角方
向が押し付けられると、隣接する線状接触子電極2で接
触する指紋の凸部の量に応じて線状接触子電極2間の抵
抗値が変化するので、一次元の抵抗分布が生じる。隣合
う線状接触子電極2の間の指表面の抵抗値は、各電極取
り出しパッド5から指1の長手方向に順次読み取られ
る。
【0074】図17は、指表面の抵抗値分布の測定原理
を説明するためのセンサ部101の抵抗値分布検出部分
の等価回路である。
【0075】i+1個の線状接触子電極2n (1≦n≦
i+1)に対して指を押し付けたとき、隣接する線状接
触子電極2n ,2n+1 で接触する指紋の凸部の量に応じ
て線状接触子電極2間の抵抗値Rn が変化する。隣接す
る2つの線状接触子電極2n,2n+1 の間に、図示の如
く、基準抵抗Rref と定電圧源Vo とをアナログスイッ
チを介して接続する。このときの基準抵抗Rref の両端
の電位差Vn は次式で与えられる。
【0076】Vn =Rref ・Vo (Rref /Rn ) アナログスイッチを切り替えて、この電位差Vn を指の
長手方向に順次読み取り、この電位差Vn から算出され
た抵抗値Rn を時系列にプロットすることにより、図1
8に示すように、指の長手方向への抵抗値分布で表現さ
れた指情報データを得ることができる。
【0077】次に、照合部102による照合判定処理の
一例について説明する。
【0078】照合部102は、センサ部101から入力
された指情報データと、指基準データ記憶部105内に
登録されている指情報データとを照合する。指情報デー
タは一次元データであるので、相関に基づく処理を適用
すれば、高速かつ高精度な照合を行うことができる。
【0079】ここでは、照合部102は、まず、図18
のような登録された指情報データと照合される指情報デ
ータの各々をiについてフィルタリング処理(バンドパ
スフィルタ)し、次いで処理後の登録された指情報デー
タa,処理後の照合される指情報データbを次式の評価
関数f(t)により比較する。
【0080】 f(t)=Σi=i1〜i2{a(i)−b(i+t)}2 /Σi=i1〜i2a2 ( i) s=min-t1<t<t1{f(t)} すなわち、両者をtだけずらしたときの2乗誤差を求
め、f(t)が最小となるところを最も良く一致する位
置として求めるものである。そして、そのときのf
(t)を照合値sとする。照合値sが小さいほど比較さ
れる2つの特徴が良く一致している。
【0081】照合部102は、あらかじめ定められたし
きい値をrとし、s<rであれば、同一人物と判断し、
それ以外であれば、異なる人物と判断する。
【0082】通常、rを0.5あるいは0.6程度に設
定する。この場合、他人排除率を99%以上に保った上
で、本人認識率を95%程度に確保することができる。
【0083】なお、身体の成長等により、sの値は多少
変化するが、月単位で変動する程は大きくない。ただ
し、成長期の子供等変化の大きい者もいるので登録情報
は適当なタイミングで更新しておくことが望ましい。
【0084】なお、上記では、登録指情報データについ
ては、照合処理するときにフィルタリング処理を施すも
のとしてあるが、その代わりに登録前にフィルタリング
処理を施し、フィルタリング処理後の指情報データを登
録しても良い。
【0085】次に、データを暗号化する場合の情報処理
システムについて説明する。
【0086】図1に示すように、データの暗号化を行う
場合の情報処理装置113は、一時鍵発生部108、第
1の暗号処理部111、記憶部112を備えている。
【0087】一時鍵発生部108は、データを暗号化す
るために用いる一時鍵を生成する。また、一時鍵発生部
108は、図示しない乱数発生器により生成された乱数
を用いて、少なくともデータ毎に一時鍵を生成する。ま
た、この乱数発生器は、例えば所定のタイミングで時計
(図示せず)から得た時間情報をもとにして乱数を生成
するようにしても良い。さらに、一時鍵は、同じデータ
でもこのデータを暗号化する度に異なる鍵を生成し使用
するのが望ましい。なお、乱数発生器は、情報処理装置
113側に設けても良いし、デバイス装置107側に設
けても良い。なお、この一時鍵は、インタフェース部を
介してデバイス装置107にも渡される。
【0088】第1の暗号処理部111は、暗号化の際に
は、一時鍵発生部108で生成された一時鍵を用いて、
暗号化対象のデータを暗号化する。
【0089】暗号化の対象であるデータは、記憶装置1
12から読出したものでも良いし、有線や無線の通信回
線を介して取得したものでも良いし、当該情報処理装置
上で作成、編集などしたものであっても良いし、映像機
器や音声機器などから直接当該情報処理装置に取り込ん
だものであっても良い。
【0090】一時鍵発生部108で生成された一時鍵
は、デバイス装置107に送られ、個人認証に通過した
場合にデバイス装置107内で秘密鍵により暗号化さ
れ、秘密鍵で暗号化された一時鍵はデバイス装置107
から本情報処理装置113に送られる。
【0091】記憶部112は、例えばこの情報処理装置
113の内蔵ハードディスク等の記憶装置である。
【0092】一時鍵で暗号化されたデータは秘密鍵で暗
号化された一時鍵とともに記憶部112へと送られ、記
憶部112は暗号化されたデータと暗号化された一時鍵
を対応付けて保存する。
【0093】また、図1に示すように、データの暗号化
を行う場合のデバイス装置107は、生体情報検出部1
01、照合部102、スイッチ部103、第2の暗号処
理部104、基準指データ記憶部105、秘密鍵記憶部
106を備えている。
【0094】このデバイス装置107は、秘密鍵の情報
を保管する機能を持つとともに、秘密鍵のデータ自体を
自装置の外部に出さずに、情報処理装置113から渡さ
れた一時鍵の暗号化処理を全て自装置内で行ってその結
果だけを情報処理装置113に返す働きを持つものであ
る。
【0095】また、このデバイス装置107は生体情報
(指情報データ)の照合によって正当なユーザであるか
否かについての個人認証を行い、照合に成功した場合に
のみ秘密鍵を使用可能とする機能を持つ。
【0096】生体情報検出部101、照合部102、ス
イッチ部103、基準指データ記憶部105、秘密鍵記
憶部106については前述した通りであり、個人認証に
通過した場合に、秘密鍵記憶部106に記憶された秘密
鍵のデータがスイッチ部103を介して第2の暗号処理
部104に与えられる。
【0097】第2の暗号処理部104は、インタフェー
ス部を介して情報処理装置113から送信された一時鍵
を受け取り、これをスイッチ部103から送られた秘密
鍵で暗号化する。
【0098】秘密鍵で暗号化された一時鍵は、情報処理
装置113に送信される。
【0099】次に、本情報処理システムの暗号化の際の
動作について説明する。
【0100】図2に暗号化の際の情報処理装置の動作手
順の一例を示し、図3(a)に暗号化の際のデバイス装
置の動作手順の一例を示す。
【0101】情報処理装置113側では、まず一時鍵発
生部108により一時鍵を生成し(ステップS11)、
第1の暗号処理部111により、暗号対象となる平文デ
ータを一時鍵で暗号化するとともに(ステップS1
2)、一時鍵暗号をデバイス装置107に送信する(ス
テップS13)。
【0102】ここで、デバイス装置107から秘密鍵で
暗号化された一時鍵が送信されるのを待つ(ステップS
14)。
【0103】もし暗号化された一時鍵がデバイス装置1
07から送信されてきたら(ステップS15)、暗号化
されたデータと暗号化された一時鍵を対応付けて記憶部
112に保存する(ステップS16)。
【0104】もし暗号化された一時鍵が得られないと判
断されたならば(ステップS15)、異常終了とする。
なお、暗号化された一時鍵が得られないことの判断は、
例えば、(1)ステップS14で予め定められた時間だ
け受信待ちし、その時間内に送信されてこなかった場合
に暗号化された一時鍵が得られないと判断する方法、
(2)デバイス装置107から明示的に暗号化された一
時鍵を送信できない旨の情報を送信する方法、などで行
う。
【0105】なお、ステップS12の暗号化とステップ
S13の送信との実行順序は任意である。
【0106】また、先にステップS13の送信を行い、
暗号化された一時鍵が得られた場合にのみ、ステップS
12の暗号化を行うようにしても良い。
【0107】一方、デバイス装置107側では、センサ
部101から指情報データを入力し(ステップS2
1)、照合部102および指基準データ記憶部105に
より、ユーザの認証を行い(ステップS22)、正当と
判断された場合には(ステップS23)、スイッチ部1
03が閉じられ、秘密鍵が使用可能となる(ステップS
24)。
【0108】そして、第2の暗号処理部104により、
ステップS25において情報処理装置113から受信し
た一時鍵を、使用可能となった秘密鍵で暗号化し(ステ
ップS26)、この暗号化された一時鍵を情報処理装置
113に送信する(ステップS27)。
【0109】もし、ステップS23で正当でないと判断
された場合には、秘密鍵は使用不可とされ、異常終了す
る。なお、異常終了した場合には、情報処理装置113
に対して明示的に暗号化された一時鍵を送信できない旨
の情報を送信するようにしても良い。
【0110】なお、図2および図3(a)の手順におい
て、図3(a)のステップS21〜S23の認証処理を
最初に行うこととし、この認証に成功した後に他の処理
を開始するようにしても良い。
【0111】また、秘密鍵の使用が必要になった時点
で、システム側からユーザに認証を求めるように(セン
サ部の電極部分に指をおくように)指示を出すようにし
ても構わない。
【0112】ところで、図3(a)の手順は、暗号化処
理と認証処理の関連を持たせたものであったが、図19
で示されるような認証処理を暗号化処理とは関連なく行
う場合には、デバイス装置107の暗号化の際の手順は
例えば図3(b)のようになる。
【0113】すなわち、情報処理装置113から一時鍵
を受信し(ステップS121)、このとき秘密鍵が使用
可能であれば(ステップS122)、秘密鍵で一時鍵を
暗号化し(ステップS123)、この秘密鍵で暗号化さ
れた一時鍵を情報処理装置113に送信する(ステップ
S124)。
【0114】一方、秘密鍵が使用可能でなければ(ステ
ップS122)、異常終了する。
【0115】なお、この場合にも、秘密鍵の使用が必要
になった時点で、システム側からユーザに認証を求める
ように(センサ部の電極部分に指をおくように)指示を
出し、秘密鍵が使用可能になった後に、ステップS12
3以降を実行するようにしても良い。
【0116】ここで、秘密鍵を使用可能にした後に、使
用不可とするタイミングについて説明する。
【0117】秘密鍵を使用不可とする(すなわちスイッ
チ部を開く)タイミングについては種々の方法が考えら
れる。
【0118】例えば、秘密鍵を一旦、使用可能としたな
らば、ユーザから明示的に秘密鍵を使用不可とすべき命
令が与えられるまで、あるいはデバイス装置部107が
情報処理装置113から外されるまで、使用可能として
も良い。また、暗号化が1回完了する毎に、スイッチ部
を開くようにしても良い。
【0119】ここで、暗号化されたデータを解読するた
めのは、秘密鍵で暗号化された一時鍵を解読して一時鍵
を取り出す必要があるので、該当する秘密鍵を所有する
場合にのみ平文のデータを取り出すことができる。な
お、言うまでもなく、一時鍵で暗号化されたデータや秘
密鍵で暗号化された一時鍵などの情報から一時鍵や秘密
鍵を解読するのはきわめて困難である。
【0120】また、たとえ秘密鍵の格納されたデバイス
装置が不正使用されたとしても、指情報データの登録さ
れていない不正なユーザは認証を通過することができな
いので、秘密鍵を使用可能とすることができず、やはり
暗号化データを復号することはできない。
【0121】なお、一時鍵は少なくともデータ毎に生成
されるので、たとえある暗号化データの一時鍵が解読さ
れたとしても、他の暗号化データをその一時鍵で解読す
ることはできない。
【0122】次に、暗号化されたデータを復号する場合
の情報処理システムについて説明する。
【0123】図4に情報処理装置の構成例を示し、図5
に情報処理装置の動作手順の一例を示し、図6(a)に
デバイス装置の動作手順の一例を示す。
【0124】暗号化されたデータを復号する場合の情報
処理システムについては、前述したデータを暗号化する
場合の情報処理システムと、構成の点でも動作の点でも
同様の部分が多いので、以下では主に相違点について説
明する。
【0125】図4の情報処理装置113は、第1の暗号
処理部111と記憶部112を備えている。ここでは図
1と異なり一時鍵発生部108は不要である。
【0126】記憶部112には、一時鍵で暗号化された
データと秘密鍵で暗号化された一時鍵が対応付けて保存
されている。
【0127】復号対象の暗号化データに対応する暗号化
された一時鍵は、デバイス装置107に送られ、個人認
証に通過した場合にデバイス装置107内で秘密鍵によ
り復号され、復号された一時鍵はデバイス装置107か
ら本情報処理装置113に送られる。
【0128】第1の暗号処理部111は、復号の際に
は、復号対象の暗号化データを、デバイス装置107に
より復号された一時鍵で復号する。これによって、もと
の平文のでデータを得ることができる。
【0129】また、図4のデバイス装置107は、生体
情報検出部101、照合部102、スイッチ部103、
第2の暗号処理部104、基準指データ記憶部105、
秘密鍵記憶部106を備えている。
【0130】図1と相違する点は、第2の暗号処理部1
04は、インタフェース部を介して情報処理装置113
から送信された暗号化された一時鍵を受け取り、これを
スイッチ部103から送られた秘密鍵で復号する点だけ
である。
【0131】この復号された一時鍵は、情報処理装置1
13に送信される。
【0132】次に、図5および図6(a)を参照して本
情報処理システムの暗号化の際の動作について説明す
る。
【0133】情報処理装置113側では、暗号化された
データと暗号化された一時鍵を読出し(ステップS3
1)、復号対象の暗号化された一時鍵をデバイス装置1
07に送信する(ステップS32)。
【0134】ここで、デバイス装置107から復号され
た一時鍵が送信されるのを待つ(ステップS33)。
【0135】もし復号された一時鍵がデバイス装置10
7から送信されてきたら(ステップS34)、第1の暗
号処理部111により、暗号化データを一時鍵で復号す
る(ステップS35)。
【0136】もし復号された一時鍵が得られないと判断
されたならば(ステップS34)、異常終了とする。な
お、復号された一時鍵が得られないことの判断は、例え
ば、(1)ステップS33で予め定められた時間だけ受
信待ちし、その時間内に送信されてこなかった場合に復
号された一時鍵が得られないと判断する方法、(2)デ
バイス装置107から明示的に復号された一時鍵を送信
できない旨の情報を送信する方法、などで行う。
【0137】一方、デバイス装置107側では、センサ
部101から指情報データを入力し(ステップS4
1)、照合部102および基準指データ記憶部105に
より、ユーザの認証を行い(ステップS42)、正当と
判断された場合には(ステップS43)、スイッチ部1
03が閉じられ、秘密鍵が使用可能となる(ステップS
44)。
【0138】そして、第2の暗号処理部104により、
ステップS45において情報処理装置113から受信し
た暗号化された一時鍵を、使用可能となった秘密鍵で復
号し(ステップS46)、この復号された一時鍵を情報
処理装置113に送信する(ステップS47)。
【0139】もし、ステップS43で正当でないと判断
された場合には、秘密鍵は使用不可とされ、異常終了す
る。なお、異常終了した場合には、情報処理装置113
に対して明示的に復号された一時鍵を送信できない旨の
情報を送信するようにしても良い。
【0140】なお、図5および図6(a)の手順におい
て、図6(a)のステップS41〜S43の認証処理を
最初に行うこととし、この認証に成功した後に他の処理
を開始するようにしても良い。
【0141】また、秘密鍵の使用が必要になった時点
で、システム側からユーザに認証を求めるように(セン
サ部の電極部分に指をおくように)指示を出すようにし
ても構わない。
【0142】ところで、図6(a)の手順は、復号処理
と認証処理の関連を持たせたものであったが、図19で
示されるような認証処理を復号処理とは関連なく行う場
合には、デバイス装置107の復号の際の手順は例えば
図6(b)のようになる。
【0143】すなわち、情報処理装置113から秘密鍵
で暗号化された一時鍵を受信し(ステップS141)、
このとき秘密鍵が使用可能であれば(ステップS14
2)、秘密鍵で一時鍵を復号し(ステップS143)、
この復号された一時鍵を情報処理装置113に送信する
(ステップS144)。
【0144】一方、秘密鍵が使用可能でなければ(ステ
ップS142)、異常終了する。
【0145】なお、この場合にも、秘密鍵の使用が必要
になった時点で、システム側からユーザに認証を求める
ように(センサ部の電極部分に指をおくように)指示を
出し、秘密鍵が使用可能になった後に、ステップS14
3以降を実行するようにしても良い。
【0146】ここで、秘密鍵を使用可能にした後に、使
用不可とするタイミングについて説明する。
【0147】秘密鍵を使用不可とする(すなわちスイッ
チ部を開く)タイミングについては種々の方法が考えら
れる。
【0148】例えば、秘密鍵を一旦、使用可能としたな
らば、ユーザから明示的に秘密鍵を使用不可とすべき命
令が与えられるまで、あるいはデバイス装置107が情
報処理装置113から外されるまで、使用可能としても
良い。また、復号が1回完了する毎に、スイッチ部を開
くようにしても良い。
【0149】以上、本発明の一実施形態について説明し
てきたが、本発明を情報処理装置に適用する場合、図1
等で説明した暗号機能と図4等で説明した復号機能の両
方を兼ね備えるのが好ましいが、暗号機能のみを持って
も構わないし、復号機能のみを持っても構わない。同様
に、本発明を処理機能付きデバイス装置に適用する場
合、図1等で説明した暗号機能と図4等で説明した復号
機能の両方を兼ね備えるのが好ましいが、暗号機能のみ
を持っても構わないし、復号機能のみを持っても構わな
い。
【0150】次に、本実施形態に係る情報処理システム
の装置構成例について説明する。
【0151】図7に、図1や図4のデバイス装置107
の概観の一例を示す。図7において、301は図1およ
び図4のデバイス装置107を上方側から見た概観であ
り、302はユーザの指の一次元抵抗分布を測定するた
めのセンサ部101の電極部分であり、303は情報処
理装置113と接続するためのコネクタ部である。
【0152】図8は、図7のデバイス装置107を下方
側から見た概観である。また、図中の304は、デバイ
ス装置107の各構成要素、すなわちセンサ部101の
うち電極部分302からの信号を受けて指情報データを
生成する部分、照合を行う照合部102、登録された指
情報データが格納される基準指データ記憶部105、秘
密鍵記憶部106、第2の暗号処理部109、スイッチ
部103などが納められた幾つかのICチップが配設さ
れている様子を概念的に示したものである。なお、実際
にはICチップはデバイス装置107内部に封止されて
いるのが好ましい。また、ICチップは1つであっても
構わない。
【0153】図7の上面に取り付けられた電極部分30
2と下面あるいは内部に取り付けたれたICチップと
は、デバイス装置301内部で接続されている。
【0154】図9に、図1や図4の情報処理装置113
へのデバイス装置107の着脱方法の一例を示す。図9
に示すように、デバイス装置301は、情報処理装置3
00に予め設けられた接続部320にコネクタ部303
を合わせるようにして嵌め込み使用する。処理が終了し
たら取り外して保管するのが好ましい。
【0155】以上のような本実施形態によれば、利用者
認証にパスワードの代わりに個人に特有の特に指情報デ
ータという生体情報を用いることにより、正当なユーザ
以外からのアクセスを拒否し、かつ照合した結果、利用
者が正当であると認められた場合にのみ暗号化や復号に
必要な秘密鍵を使用できる。このため不正なアクセスが
あったとしても、第3者はコンピュータ内に保存された
データを閲覧等することは不可能となる。もちろん、第
3者はデータを暗号化してコンピュータ内に保存するこ
ともできない。
【0156】また、実際に暗号化に用いる鍵は秘密鍵で
はなく、その都度発生させる一時鍵であるため、少なく
ともデータ毎に暗号化鍵が異なり、またデータを保存す
るごとに暗号化鍵を変えることもできるため、近年進歩
を遂げている暗号解読技術を駆使しても、暗号文データ
を解読することは不可能である。
【0157】また、暗号化に用いた一時鍵は秘密鍵によ
り暗号化されて保存され、かつ保存される一時鍵がその
都度変化するので、第3者が暗号化された一時鍵を解読
することはほとんど不可能である。したがって、例えば
携帯端末を置き忘れたり盗まれたりしたとしても、第3
者にデータを利用されることを防ぐことができる。
【0158】次に、本実施形態に係る情報処理システム
の他の実施形態について説明する。
【0159】なお、本実施形態は、先の実施形態におけ
る秘密鍵記憶部106をICカードなどの外部記憶装置
に保管し、または秘密鍵記憶部106とスイッチ部10
3と第2の暗号処理部104の3つを処理機能を有する
ICカードなどの外部記憶装置に保管し、それ以外の構
成をICカードリーダまたはICカードリーダライタに
設けたものであり、基本的な構成要素やその動作やその
事項は先の実施形態と同様であるので、以下では先の実
施形態と相違する部分を中心に説明する。
【0160】図10に本他の実施形態に係る情報処理シ
ステムの概観を示す。図10において、601は秘密鍵
が記録されているICカードで、602はICカードリ
ーダまたはICカードリーダライタである。ICカード
リーダ(またはICカードリーダライタ)602には、
指情報データ入力用のセンサ603(図1や図4のセン
サ部101の電極部分)が取り付けられ、また照合部1
02、基準指データ記憶部105などが納められたIC
604が埋め込まれている。
【0161】情報処理装置605の利用者は、情報処理
装置605にカードリーダ603を差し込み、自分の秘
密鍵が記録されているICカー601ドをカードリーダ
602に差し込んで、センサ603に指を乗せることで
データの暗号化や復号を行うことができる。
【0162】図11には、図1の構成において秘密鍵記
憶部106の部分をICカード200に保管するように
した場合の構成例を示す。また、図12には、図4の構
成において秘密鍵記憶部106の部分をICカード20
0に保管するようにした場合の構成例を示す。いずれの
場合も、ICカードをデバイス装置107であるICカ
ードリーダに装着した場合、先の実施形態と同様の構成
・動作となる。ただし、図11や図12では、デバイス
装置107がICカード200を接続するコネクタ等を
有する点と、デバイス装置107がICカード200か
ら秘密鍵を読み込む機能を有する点が相違する。
【0163】また、図13には、図1の構成において秘
密鍵記憶部106とスイッチ部103と第2の暗号処理
部104の部分をICカード200に保管するようにし
た場合の構成例を示す。また、図14には、図4の構成
において秘密鍵記憶部106とスイッチ部103と第2
の暗号処理部104の部分をICカード200に保管す
るようにした場合の構成例を示す。いずれの場合も、I
Cカードをデバイス装置107であるICカードリーダ
ライタに装着した場合、先の実施形態と同様の構成・動
作となる。ただし、図13や図14では、デバイス装置
107がICカード200を接続するコネクタ等を有す
る点と、デバイス装置107がICカード200と通信
する機能を有する点、照合部102の出す所定の制御信
号は、デバイス装置107からICカード200に送信
される点、デバイス装置107は情報処理装置113と
ICカード200との間でデータの中継のみを行う点が
相違する。
【0164】以上、本発明の他の実施形態について説明
してきたが、本発明を情報処理装置に適用する場合、暗
号機能と復号機能の両方を兼ね備えるのが好ましいが、
暗号機能のみを持っても構わないし、復号機能のみを持
っても構わない。同様に、本発明を処理機能付きデバイ
ス装置に適用する場合、暗号機能と復号機能の両方を兼
ね備えるのが好ましいが、暗号機能のみを持っても構わ
ないし、復号機能のみを持っても構わない。
【0165】次に、本実施形態に係る情報処理システム
のさらに他の実施形態について説明する。
【0166】これまで説明してきた各実施形態では、一
時鍵発生部は情報処理装置内に設けるものとして説明し
てきたが、図1、図11、図13においては一時鍵発生
部はデバイス装置内に設けても良いし、図11、図13
においては一時鍵発生部はICカード内に設けても良
い。
【0167】これらの場合、基本的な構成要素やその動
作やその事項は先の実施形態と同様であるので、以下で
は先の実施形態と相違する部分を中心に説明する。
【0168】図1または図11において一時鍵発生部を
デバイス装置内に設けた場合、デバイス装置から暗号処
理部に対して、一時鍵および秘密鍵で暗号化された一時
鍵が送信される。
【0169】図13において一時鍵発生部をデバイス装
置内に設けた場合、デバイス装置からICカードに一時
鍵が送信された、ICカード内で暗号化され、ICカー
ドから情報処理装置に秘密鍵で暗号化された一時鍵が送
信される。
【0170】図11において一時鍵発生部をICカード
内に設けた場合、ICカードからデバイス装置に一時鍵
が送信された、デバイス装置内で暗号化され、デバイス
装置から情報処理装置に秘密鍵で暗号化された一時鍵が
送信される。
【0171】図13において一時鍵発生部をICカード
内に設けた場合、ICカード内で一時鍵が生成され暗号
化され、ICカードからデバイス装置に秘密鍵で暗号化
された一時鍵が送信され、デバイス装置から情報処理装
置に秘密鍵で暗号化された一時鍵が送信される。
【0172】次に、図1、図4、図11、図12、図1
3、図14の各実施形態やそれらにおいて一時鍵発生部
をデバイス装置やICカードに設けた各実施形態におけ
るデバイス装置107の基準指データ記憶部105に対
する利用者の指情報データの登録(最初の登録および追
加登録)等について説明する。
【0173】図15に、最初の登録および追加登録の手
順の一例を示す。
【0174】本実施形態では、デバイス装置107の基
準指データ記憶部105内に登録データが何もない場
合、例えば工場から出荷される場合には、基準指データ
は所定の初期設定の値を予め入力しておくものとする。
初期設定の値は、例えば全て1としても良いし、0とし
ても良い。本実施形態では、初期設定の値は全て1とす
る。
【0175】利用者が登録しようとした場合、基準指デ
ータが全て1であるか、または既に基準指データが登録
されているかを判定する(ステップS51)。
【0176】基準指データが全て1であると判定された
場合は、ユーザが正当な利用者であるかを判定するため
に、例えばパスワードを要求する(ステップS52)。
例えば、パスワードは、既に正当なユーザがコンピュー
タに登録しているパスワードを用いる手段もあるし、指
情報データのセンサ装置に固有の番号または文字を付
け、それを入力させても良い。また、このパスワードを
要求するのは、基準指データが全て1の場合のみである
ものとする。
【0177】パスワードが正しければ、新規の基準指デ
ータを登録することが可能となる(ステップS53)。
【0178】一方、基準指データが既に登録されており
全て1でない場合は、利用者に生体情報(指情報デー
タ)の入力を要求する(ステップS54)。既に登録済
みのユーザが、指情報データを前述した手順で入力す
る。入力された指情報データが登録されている基準指デ
ータと一致したと判定されれば、新たな基準指データを
登録することが可能となる(ステップS55)。
【0179】そして、上記のいずれかの条件が満された
場合、登録すべきユーザが、指情報データをデバイス装
置107のセンサ部101の電極部分に指をあてると、
該センサ部により指情報データが生成され(ステップS
56)、これが基準指データ記憶部105に登録される
(ステップS57)。
【0180】なお、指基準データに識別情報を付加しな
いで基準指データ記憶部105に登録する場合、基準指
データ記憶部105には、1つの指情報データのみ登録
できるとしても良いし(この場合、追加登録すると上書
きされる)、複数の指情報を登録できるものとしても良
い。
【0181】複数の指情報を登録できるものとする場
合、最大設定数の指情報データが登録された後の追加登
録は、上書きされるものとする。
【0182】指基準データに識別情報を付加して基準指
データ記憶部105に登録する場合、基準指データ記憶
部105には、複数の指情報を登録できるものとする。
また、この場合には、識別情報を指定しての更新(上書
き)や消去ができるようにしても良い。
【0183】指基準データに識別情報を基準指データ記
憶部105に登録する場合、指情報データに識別情報を
付加しないものとし、登録処理をデバイス装置107に
閉じて行うようにしても良い。また、デバイス装置10
7を計算機に接続し、計算機を識別情報の指示手段や登
録済み識別情報の一覧表示手段として用いて登録等の処
理を行うようにしても良い。また、デバイス装置107
に識別情報の指示機能や登録済み識別情報の一覧表示機
能を設け、登録等の処理をデバイス装置107に閉じて
行うようにしても良い。
【0184】なお、基準指データは、例えばユーザが指
を怪我して登録に用いた指をセンサ部に乗せられない場
合を考慮し、複数の指情報データを基準指データとして
登録するようにしても良い。
【0185】また、複数の指情報データを用いて認証を
行い、すべてについて認証に通過した場合に、秘密鍵の
使用を可能とするようにしても良い。
【0186】以下では、各実施形態の効果等をまとめて
記述する。
【0187】以上のような各実施形態によれば、利用者
認証にパスワードの代わりに個人に特有の特に指情報デ
ータという生体情報を用いることにより、正当なユーザ
以外からのアクセスを拒否し、かつ照合した結果、利用
者が正当であると認められた場合にのみ暗号化や復号に
必要な秘密鍵を使用できる。このため不正なアクセスが
あったとしても、第3者はコンピュータ内に保存された
データを閲覧等することは不可能となる。もちろん、第
3者はデータを暗号化してコンピュータ内に保存するこ
ともできない。
【0188】また、一時鍵の暗号化、復号化は、情報処
理装置の外部で行われるため、秘密鍵と情報処理装置が
分離され、秘密鍵を安全に扱うことができる。例えば、
不正な第3者が本情報処理装置にアクセスしたとしても
ても、秘密鍵は情報処理装置内には存在しないので、秘
密鍵を盗用されることはない。
【0189】また、実際に暗号化に用いる鍵は秘密鍵で
はなく、その都度発生させる一時鍵であるため、データ
毎に暗号化鍵が異なり、またデータを保存するごとに暗
号化鍵を変えることもできるため、近年進歩を遂げてい
る暗号解読技術を駆使しても、暗号文データを解読する
ことが不可能である。
【0190】また、暗号化に用いた一時鍵は秘密鍵によ
り暗号化されて保存され、かつ保存される一時鍵がその
都度変化するので、第3者が暗号化された一時鍵を解読
することはほとんど不可能である。したがって、例えば
携帯端末を置き忘れたり盗まれたりしたとしても、第3
者にデータを読まれることを防ぐことができる。
【0191】また、照合に用いる指情報データを登録す
る場合には、登録する者が正当なユーザであることを認
証してから登録を可能とするので、第3者が自身につい
て不正に登録することもできない。
【0192】また、複数の指情報データを基準指データ
として登録できるため、ある特定のユーザのみがデータ
を暗号化や復号化できるようにすることも可能であり、
ある特定のグループ、例えば会社のある課の課員だけが
データを暗号化や復号化できるようにすることも可能で
ある。
【0193】また、暗号方式として任意の方式を用いる
場合、暗号方式の識別子を暗号化データにヘッダ部とし
て付加しておけば、暗号方式を自由に選択することが可
能である。
【0194】ここで、本実施形態に係る情報処理システ
ムの他の利用例について述べる。例えば、本実施形態に
係る情報処理装置を複数台、LANなどに接続する。ま
た、このLANにはファイルを蓄積・管理するするファ
イル管理装置が接続されているものとする。各情報処理
装置のユーザは、デバイス装置あるいはデバイス装置お
よび外部記憶装置を用いて、暗号化されたデータと暗号
化された一時鍵の対を含むファイルを作成し、LANを
介して上記のファイル管理装置に保存する。これによっ
て、当該暗号化ファイルは、該当する秘密鍵を持つユー
ザでかつ指情報データの登録されたものであれば解読す
ることができる。このようにして、暗号化ファイルを安
全に共有するシステムを構築することができる。
【0195】なお、以上の各実施形態では、認証に通過
した場合に秘密鍵を使用可能とするものであったが、そ
の代わりに、他の部分、例えば暗号処理あるいは復号処
理を行う部分の動作を可能とするようにしても良い。
【0196】また、以上の各実施形態において、個人認
証に、指紋、声紋、虹彩など他の生体情報を用いても構
わない。ただし、デバイス装置に実装できるものが好ま
しい。
【0197】なお、以上の各機能は、ソフトウェアとし
ても実現可能である。また、上記した各手順あるいは手
段をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
した機械読取り可能な媒体として実施することもでき
る。
【0198】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0199】
【発明の効果】本発明によれば、個人識別可能な生体情
報を用いた利用者認証によりユーザが正当であると認め
られた場合にのみ暗号化や復号に必要な秘密鍵が使用で
きるようになるので、登録されていない第3者は情報処
理装置内に保存された暗号化データを閲覧等することが
できず、またデータを暗号化して情報処理装置内に保存
することもできない。
【0200】また、実際に暗号化に用いる鍵は固定され
た秘密鍵ではなく、発生させた一時鍵であるため、デー
タ毎あるいは暗号化する毎に鍵を変えることができ、か
つこの一時鍵は秘密鍵により暗号化して保存されるの
で、登録されていない第3者は秘密鍵を解読すること
も、一時鍵を解読することも極めて困難であり、第3者
が暗号文データを解読することは不可能である。この結
果、たとえ暗号化データを内部に記憶した情報処理装置
が第3者の手に渡っても、第3者に暗号化データを利用
されることを防ぐことができる。
【0201】また、照合に用いる生体情報のデータを登
録する場合には、登録する者の正当性を認証してから登
録を可能とすることができるので、第3者が自身につい
て生体情報を不正に登録することもできない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデータを暗号化して
保存する場合の情報処理システムの構成例を示す図
【図2】図1の情報処理装置の動作手順の一例を示すフ
ローチャート
【図3】図1のデバイス装置の動作手順の一例を示すフ
ローチャート
【図4】本発明の一実施形態に係るデータを読み出して
復号する場合の情報処理システムの構成例を示す図
【図5】図4の情報処理装置の動作手順の一例を示すフ
ローチャート
【図6】図4のデバイス装置の動作手順の一例を示すフ
ローチャート
【図7】本発明の一実施形態に係る情報処理システムの
構成例を示す図
【図8】本発明の一実施形態に係る情報処理システムの
構成例を示す図
【図9】本発明の一実施形態に係る情報処理システムの
構成例を示す図
【図10】本発明の一実施形態に係る情報処理システム
の構成例を示す図
【図11】本発明の一実施形態に係るデータを暗号化し
て保存する場合の情報処理システムの他の構成例を示す
図
【図12】本発明の一実施形態に係るデータを読み出し
て復号する場合の情報処理システムの他の構成例を示す
図
【図13】本発明の一実施形態に係るデータを暗号化し
て保存する場合の情報処理システムのさらに他の構成例
を示す図
【図14】本発明の一実施形態に係るデータを読み出し
て復号する場合の情報処理システムのさらに他の構成例
を示す図
【図15】利用者登録手順を示すフローチャート
【図16】センサ部の電極部分の一構成例を示す図
【図17】指表面の抵抗値分布の測定原理を説明するた
めの図
【図18】センサ部により得られる指情報データの一例
を示す図
【図19】認証処理の手順の一例を示すフローチャート
【符号の説明】
1…指 2…線状接触子電極 3…基板 5…パッド 101…センサ部 102…照合部 103…スイッチ部 104…第2の暗号処理部 105…基準指データ記憶部 106…秘密鍵記憶部 107…デバイス装置 108…一時鍵発生部 109…一時鍵 110…暗号化された一時鍵 111…第1の暗号処理部 112…記憶部 113…情報処理装置 114…復号された一時鍵 115…平文データ 200…ICカード 300…情報処理装置本体 301…デバイス装置本体 302…センサ部の電極部分 303…コネクタ 304…ICチップ 320…接続部 601…ICカード 602…ICカードリーダ(ICカードリーダライタ) 603…センサ部の電極部分 604…ICチップ 605…情報処理装置本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 秀夫 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一時鍵でデータを暗号化する情報処理装置
    と通信可能な処理機能付きデバイス装置であって、 秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶手段と、 個人識別可能な所定の物理量を検出し生体情報を生成す
    る生体情報入力手段と、 所定のユーザについての前記生体情報を予め登録した基
    準生体情報記憶手段と、 前記生体情報入力手段により得られた生体情報が、前記
    基準生体情報記憶手段に登録されている生体情報と同一
    であるか否かを照合し、同一であると判定された場合に
    のみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段と、 前記情報処理装置から渡された一時鍵を、使用可能とな
    った前記秘密鍵を用いて暗号化する暗号化手段と、 この秘密鍵で暗号化された一時鍵を前記情報処理装置に
    送信する手段とを備えたことを特徴とする処理機能付き
    デバイス装置。
  2. 【請求項2】一時鍵でデータを暗号化する情報処理装置
    と通信可能な処理機能付きデバイス装置であって、 秘密鍵を記憶する外部記憶装置を接続する手段と、 個人識別可能な所定の物理量を検出し生体情報を生成す
    る生体情報入力手段と、 所定のユーザについての前記生体情報を予め登録した基
    準生体情報記憶手段と、 前記生体情報入力手段により得られた生体情報が、前記
    基準生体情報記憶手段に登録されている生体情報と同一
    であるか否かを照合し、同一であると判定された場合に
    のみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段と、 前記情報処理装置から渡された一時鍵を、使用可能とな
    った前記外部記憶装置に記憶された前記秘密鍵を用いて
    暗号化する暗号化手段と、 この秘密鍵で暗号化された一時鍵を前記情報処理装置に
    送信する手段と、を備えたことを特徴とする処理機能付
    きデバイス装置。
  3. 【請求項3】一時鍵でデータを暗号化する情報処理装置
    に通信可能な処理機能付きデバイス装置であって、 秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶手段と、 個人識別可能な所定の物理量を検出し生体情報を生成す
    る生体情報入力手段と、 所定のユーザについての前記生体情報を予め登録した基
    準生体情報記憶手段と、 前記生体情報入力手段により得られた生体情報が、前記
    基準生体情報記憶手段に登録されている生体情報と同一
    であるか否かを照合し、同一であると判定された場合に
    のみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段と、 所定の一時鍵を生成する一時鍵生成手段と、 生成された一時鍵を、使用可能となった前記秘密鍵を用
    いて暗号化する暗号化手段と、 生成された一時鍵および秘密鍵で暗号化された一時鍵を
    前記情報処理装置に送信する手段とを備えたことを特徴
    とする処理機能付きデバイス装置。
  4. 【請求項4】一時鍵でデータを暗号化する情報処理装置
    に通信可能な処理機能付きデバイス装置であって、 秘密鍵を記憶する外部記憶装置を接続する手段と、 個人識別可能な所定の物理量を検出し生体情報を生成す
    る生体情報入力手段と、 所定のユーザについての前記生体情報を予め登録した基
    準生体情報記憶手段と、 前記生体情報入力手段により得られた生体情報が、前記
    基準生体情報記憶手段に登録されている生体情報と同一
    であるか否かを照合し、同一であると判定された場合に
    のみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段と、 所定の一時鍵を生成する一時鍵生成手段と、 生成された一時鍵を、使用可能となった前記外部記憶装
    置に記憶された前記秘密鍵を用いて暗号化する暗号化手
    段と、 生成された一時鍵および秘密鍵で暗号化された一時鍵を
    前記情報処理装置に送信する手段とを備えたことを特徴
    とする処理機能付きデバイス装置。
  5. 【請求項5】一時鍵で暗号化されたデータを復号する情
    報処理装置に通信可能な処理機能付きデバイス装置であ
    って、 秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶手段と、 個人識別可能な所定の物理量を検出し生体情報を生成す
    る生体情報入力手段と、 所定のユーザについての前記生体情報を予め登録した基
    準生体情報記憶手段と、 前記生体情報入力手段により得られた生体情報が、前記
    基準生体情報記憶手段に登録されている生体情報と同一
    であるか否かを照合し、同一であると判定された場合に
    のみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段と、 前記情報処理装置から渡された、秘密鍵で暗号化された
    一時鍵を、使用可能となった前記秘密鍵を用いて復号す
    る復号手段と、 この復号された一時鍵を前記情報処理装置に送信する手
    段とを備えたことを特徴とする処理機能付きデバイス装
    置。
  6. 【請求項6】一時鍵で暗号化されたデータを復号する情
    報処理装置に通信可能な処理機能付きデバイス装置であ
    って、 秘密鍵を記憶する外部記憶装置を接続する手段と、 個人識別可能な所定の物理量を検出し生体情報を生成す
    る生体情報入力手段と、 所定のユーザについての前記生体情報を予め登録した基
    準生体情報記憶手段と、 前記生体情報入力手段により得られた生体情報が、前記
    基準生体情報記憶手段に登録されている生体情報と同一
    であるか否かを照合し、同一であると判定された場合に
    のみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段と、 前記情報処理装置から渡された、秘密鍵で暗号化された
    一時鍵を、使用可能となった前記外部記憶装置に記憶さ
    れた前記秘密鍵を用いて復号する復号手段と、 この復号された一時鍵を前記情報処理装置に送信する手
    段とを備えたことを特徴とする処理機能付きデバイス装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1または2に記載の処理機能付きデ
    バイス装置と、 所定の一時鍵を生成する一時鍵生成手段と、生成された
    一時鍵を用いて所望のデータを暗号化する暗号化手段
    と、該一時鍵を前記処理機能付きデバイス装置に渡して
    生成してもらった、秘密鍵で暗号化された一時鍵を、該
    一時鍵で暗号化されたデータに対応付けて記憶装置に保
    存する手段とを有する情報処理装置とを備えたことを特
    徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】請求項3または4に記載の処理機能付きデ
    バイス装置と、 前記処理機能付きデバイス装置から受信した一時鍵を用
    いて所望のデータを暗号化する暗号化手段と、前記処理
    機能付きデバイス装置から受信した、秘密鍵で暗号化さ
    れた一時鍵を、該一時鍵で暗号化されたデータに対応付
    けて記憶装置に保存する手段とを有する情報処理装置と
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  9. 【請求項9】請求項5または6に記載の処理機能付きデ
    バイス装置と、 復号すべき所望の暗号化されたデータの暗号化の際に使
    用された一時鍵であって秘密鍵で暗号化されたものを、
    前記処理機能付きデバイス装置に渡して復号してもらっ
    た一時鍵を用いて、該一時鍵で暗号化されたデータを復
    号する手段を有する情報処理装置とを備えたことを特徴
    とする情報処理システム。
  10. 【請求項10】相互に通信可能な情報処理装置および処
    理機能付きデバイス装置と、該処理機能付きデバイス装
    置と相互に通信可能な処理機能付き外部記憶装置とを備
    えた情報処理システムであって、 前記情報処理装置は、 所定の一時鍵を生成する一時鍵生成手段と、 生成された一時鍵を用いて所望のデータを暗号化する暗
    号化手段と、 前記一時鍵を前記処理機能付きデバイス装置に渡して生
    成してもらった、秘密鍵で暗号化された一時鍵を、前記
    一時鍵で暗号化されたデータに対応付けて記憶装置に保
    存する手段とを備え、 前記処理機能付きデバイス装置は、 個人識別可能な所定の物理量を検出し生体情報を生成す
    る生体情報入力手段と、 所定のユーザについての前記生体情報を予め登録した基
    準生体情報記憶手段と、 前記生体情報入力手段により得られた生体情報が、前記
    基準生体情報記憶手段に登録されている生体情報と同一
    であるか否かを照合し、同一であると判定された場合に
    のみ、所定の制御信号を前記処理機能付き外部記憶装置
    に送信する手段と、 前記情報処理装置から渡された一時鍵を前記処理機能付
    き外部記憶装置に渡して生成してもらった、秘密鍵で暗
    号化された一時鍵を、前記情報処理装置に送信する手段
    とを備え、 前記処理機能付き外部記憶装置は、 秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶手段と、 前記処理機能付きデバイス装置から所定の制御信号が与
    えられた場合にのみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段
    と、 前記処理機能付きデバイス装置から渡された一時鍵を、
    使用可能となった前記秘密鍵を用いて暗号化する暗号化
    手段と、 この秘密鍵で暗号化された一時鍵を前記処理機能付きデ
    バイス装置に送信する手段とを備えたことを特徴とする
    情報処理システム。
  11. 【請求項11】相互に通信可能な情報処理装置および処
    理機能付きデバイス装置と、該処理機能付きデバイス装
    置と相互に通信可能な処理機能付き外部記憶装置とを備
    えた情報処理システムであって、 前記処理機能付きデバイス装置は、 個人識別可能な所定の物理量を検出し生体情報を生成す
    る生体情報入力手段と、 所定のユーザについての前記生体情報を予め登録した基
    準生体情報記憶手段と、 前記生体情報入力手段により得られた生体情報が、前記
    基準生体情報記憶手段に登録されている生体情報と同一
    であるか否かを照合し、同一であると判定された場合に
    のみ、前記所定の制御信号を前記処理機能付き外部記憶
    装置に送信する手段と、 所定の一時鍵を生成する一時鍵生成手段と、 生成された一時鍵、および該一時鍵を前記処理機能付き
    外部記憶装置に渡して生成してもらった、秘密鍵で暗号
    化された一時鍵を、前記情報処理装置に送信する手段と
    を備え、 前記処理機能付き外部記憶装置は、 秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶手段と、 前記処理機能付きデバイス装置から所定の制御信号が与
    えられた場合にのみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段
    と、 前記処理機能付きデバイス装置から渡された一時鍵を、
    使用可能となった前記秘密鍵を用いて暗号化する暗号化
    手段と、 この秘密鍵で暗号化された一時鍵を前記処理機能付きデ
    バイス装置に送信する手段とを備え、 前記情報処理装置は、 前記処理機能付きデバイス装置から受信した一時鍵を用
    いて所望のデータを暗号化する暗号化手段と、 前記処理機能付きデバイス装置から受信した、秘密鍵で
    暗号化された一時鍵を、該一時鍵で暗号化されたデータ
    に対応付けて記憶装置に保存する手段とを備えたことを
    特徴とする情報処理システム。
  12. 【請求項12】相互に通信可能な情報処理装置および処
    理機能付きデバイス装置と、該処理機能付きデバイス装
    置と相互に通信可能な処理機能付き外部記憶装置とを備
    えた情報処理システムであって、 前記処理機能付き外部記憶装置は、 秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶手段と、 前記処理機能付きデバイス装置から所定の制御信号が与
    えられた場合にのみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段
    と、 所定の一時鍵を生成する一時鍵生成手段と、 生成された一時鍵を、使用可能となった前記秘密鍵を用
    いて暗号化する暗号化手段と、 生成された一時鍵および秘密鍵で暗号化された一時鍵を
    前記処理機能付きデバイス装置に送信する手段とを備
    え、 前記処理機能付きデバイス装置は、 個人識別可能な所定の物理量を検出し生体情報を生成す
    る生体情報入力手段と、 所定のユーザについての前記生体情報を予め登録した基
    準生体情報記憶手段と、 前記生体情報入力手段により得られた生体情報が、前記
    基準生体情報記憶手段に登録されている生体情報と同一
    であるか否かを照合し、同一であると判定された場合に
    のみ、前記所定の制御信号を前記処理機能付き外部記憶
    装置に送信する手段と、 前記処理機能付き外部記憶装置から送信された、一時鍵
    および秘密鍵で暗号化された一時鍵を、前記情報処理装
    置に転送する手段とを備え、 前記情報処理装置は、 前記処理機能付きデバイス装置から受信した一時鍵を用
    いて所望のデータを暗号化する暗号化手段と、 前記処理機能付きデバイス装置から受信した、秘密鍵で
    暗号化された一時鍵を、該一時鍵で暗号化されたデータ
    に対応付けて記憶装置に保存する手段とを備えたことを
    特徴とする情報処理システム。
  13. 【請求項13】相互に通信可能な情報処理装置および処
    理機能付きデバイス装置と、該処理機能付きデバイス装
    置と相互に通信可能な処理機能付き外部記憶装置とを備
    えた情報処理システムであって、 前記情報処理装置は、 復号すべき所望の暗号化されたデータの暗号化の際に使
    用された一時鍵であって秘密鍵で暗号化されたものを、
    前記処理機能付きデバイス装置に渡して復号してもらっ
    た一時鍵を用いて、該一時鍵で暗号化されたデータを復
    号する手段を備え、 前記処理機能付きデバイス装置は、 個人識別可能な所定の物理量を検出し生体情報を生成す
    る生体情報入力手段と、 所定のユーザについての前記生体情報を予め登録した基
    準生体情報記憶手段と、 前記生体情報入力手段により得られた生体情報が、前記
    基準生体情報記憶手段に登録されている生体情報と同一
    であるか否かを照合し、同一であると判定された場合に
    のみ、所定の制御信号を前記処理機能付き外部記憶装置
    に送信する手段と、 前記情報処理装置から渡された秘密鍵で暗号化された一
    時鍵を前記処理機能付き外部記憶装置に渡して生成して
    もらった、一時鍵を、前記情報処理装置に送信する手段
    とを備え、 前記処理機能付き外部記憶装置は、 秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶手段と、 前記処理機能付きデバイス装置から所定の制御信号が与
    えられた場合にのみ、前記秘密鍵を使用可能とする手段
    と、 前記処理機能付きデバイス装置から渡された秘密鍵で暗
    号化された一時鍵を、使用可能となった前記秘密鍵を用
    いて復号する復号手段と、 この復号された一時鍵を前記処理機能付きデバイス装置
    に送信する手段とを備えたことを特徴とする情報処理シ
    ステム。
  14. 【請求項14】請求項1ないし13のいずれか1項に記
    載の前記処理機能付きデバイス装置の前記基準生体情報
    記憶手段に前記生体情報が登録されていないならば、パ
    スワードの入力を求め、入力されたパスワードが正当な
    ものであると判断された場合、および前記基準生体情報
    記憶手段に前記生体情報が登録されているならば、生体
    情報の入力を求め、前記生体情報入力手段から入力され
    た生体情報が、前記基準生体情報記憶手段に登録されて
    いる生体情報と同一であると判定された場合のいずれか
    の場合にのみ、前記基準生体情報記憶手段への生体情報
    の追加登録を少なくとも可能とする手段を備えたことを
    特徴とする基準生体情報追加登録装置。
  15. 【請求項15】秘密鍵を用いて暗号化または復号を行う
    情報処理システムにおける認証方法であって、 個人識別可能な所定の物理量を検出して生体情報を生成
    し、生成された前記生体情報が、予め登録されている生
    体情報と同一であると判定された場合にのみ、前記秘密
    鍵を使用可能とすることを特徴とする認証方法。
  16. 【請求項16】データを暗号化する情報処理システムに
    おける認証・暗号化方法であって、 個人識別可能な所定の物理量を検出して生体情報を生成
    し、 生成された前記生体情報が、予め登録されている生体情
    報と同一であると判定された場合にのみ、前記秘密鍵を
    使用可能とし、 所望のデータを所定の一時鍵で暗号化するとともに、該
    一時鍵を使用可能となった前記一時鍵で暗号化し、 一時鍵で暗号化されたデータおよび秘密鍵で暗号化され
    た一時鍵を対応付けて保存することを特徴とする認証・
    暗号化方法。
  17. 【請求項17】暗号化されたデータを復号する情報処理
    システムにおける認証・復号方法であって、 個人識別可能な所定の物理量を検出して生体情報を生成
    し、 生成された前記生体情報が、予め登録されている生体情
    報と同一であると判定された場合にのみ、前記秘密鍵を
    使用可能とし、 復号すべき所望の暗号化されたデータの暗号化の際に使
    用された一時鍵であって前記秘密鍵で暗号化されたもの
    を、前記秘密鍵を用いて復号し、 復号された前記一時鍵を用いて、前記一時鍵で暗号かさ
    れたデータを復号することを特徴とする認証・復号方
    法。
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