JPH10248191A - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

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JPH10248191A
JPH10248191A JP4766697A JP4766697A JPH10248191A JP H10248191 A JPH10248191 A JP H10248191A JP 4766697 A JP4766697 A JP 4766697A JP 4766697 A JP4766697 A JP 4766697A JP H10248191 A JPH10248191 A JP H10248191A
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JP
Japan
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mounting
alternator
spacer
housing
stay
Prior art date
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Pending
Application number
JP4766697A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Mori
仁志 森
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付け面の段差によってハウジングに過大
な応力が加わることを防止することができる車両用交流
発電機を提供すること。 【解決手段】 オルタネータ1は、エンジンブラケット
90に対して、回転軸に垂直方向に締め付けて取り付け
を行うサイドマウント構造を有している。フロント側ハ
ウジング10には、回転軸を挟んで両側に突出するよう
に取り付けステー20、22が形成されている。一方の
取り付けステー20はエンジンブラケット90に直に取
り付けられ、他方の取り付けステー22は段差吸収部材
としてのスペーサ40を介在させて取り付けられる。2
つの取り付けステー20、22の各取り付け面に段差が
生じた場合であっても、ボルト28を締め付ける際にス
ペーサ40が変形し、この段差分を吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン等のブラ
ケットに取り付けられるサイドマウント構造の車両用交
流発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用交流発電機は、ベルトを介して伝
達されたエンジンの回転駆動力によってロータを高速回
転させることにより発電を行うものであり、エンジン本
体のブラケットに直接取り付けられ固定されることが多
い。車両用交流発電機をエンジン本体に取り付ける方法
の一つとして、車両用交流発電機の回転軸方向と垂直方
向に取り付けステーを締め付けるサイドマウント構造が
知られている。例えば、実開平2−44862号公報や
実開昭63−137553号公報に開示された車両用交
流発電機は、いずれもサイドマウント構造を有するもの
であり、回転軸と垂直方向にハウジングの取付フランジ
が形成されており、この取付フランジをエンジンに直接
固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したサ
イドマウント構造を有する従来の車両用交流発電機は、
ハウジングの取付フランジの取り付け面よりハウジング
が突出しているため、2箇所以上ある取り付け面の加工
を同時に行うことはできず、個別に端面切削等を行うこ
とになる。したがって、各取り付け面に段差が生じやす
く、段差を有する状態でエンジンに取り付けることによ
り、ハウジングに過大な応力が加わるという問題があっ
た。このような過大な応力がハウジングに加わると、内
蔵されるステータに大きな歪が生じるため磁気音が増加
したり、最悪の場合にはハウジングが破損するなどの悪
影響がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は取り付け面の段差によってハ
ウジングに過大な応力が加わることを防止することがで
きる車両用交流発電機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の車両用交流発電機は、ハウジングに設
けられた複数の脚部に回転軸と交差方向に取り付け用孔
あるいは溝が形成されており、これらの脚部の取り付け
面に段差吸収部材が装着されているため、複数の脚部の
取り付け面に段差が生じる場合であっても、段差吸収部
材を装着することでこの段差による影響をなくすことが
できるため、ハウジングに加わる過大な応力をなくすこ
とができる。特に、複数の脚部の取り付け面からハウジ
ングが突出している場合には、これらの取り付け面に対
して同時に切削等の加工を行うことはできないため段差
が生じやすく、このような場合であっても段差吸収部材
を装着することにより、ハウジングに加わる過大な応力
の発生を防止することができる。
【0006】また、上述した段差吸収部材は、複数の脚
部の中の1つを除いて装着することが好ましい。段差吸
収部材を介在させないで直にエンジン等に取り付ける脚
部を有しているため、これを用いて強固な締め付けを行
って車両用交流発電機を取り付けることができ、振動等
が加わっても確実にその取り付け状態を保つことができ
る。
【0007】上述した段差吸収部材は、具体的には、脚
部の取り付け面に装着して、脚部の取り付け時の締め付
けによって変形して段差分を吸収するものや、脚部の取
り付け用孔あるいは溝に筒状部材を圧入して脚部をこの
筒状部材に沿ってスライドさせることにより段差分を吸
収するものが考えられる。いずれについても、複数の脚
部の取り付け面の間に生じた段差分が吸収されるため、
ハウジングに過大な応力が発生することはない。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を適用した車両用交流発電
機(以後、「オルタネータ」と称する)は、ハウジング
に設けられた複数の取り付けステーの取り付け面に段差
吸収部材としてのスペーサを装着して、それぞれの取り
付け面に生じた段差を吸収することに特徴がある。以
下、本発明を適用した一の実施形態のオルタネータにつ
いて、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0009】図1は、本発明を適用した一実施形態のオ
ルタネータの正面図をその取り付け状態とともに示した
ものである。また、図2は図1に示した本実施形態のオ
ルタネータの側面図である。これらの図に示す本実施形
態のオルタネータ1は、エンジンブラケット90に対し
て、回転軸に垂直方向に締め付けて取り付けを行うサイ
ドマウント構造を有している。このオルタネータ1は、
フロント側ハウジング10とリヤ側ハウジング12とに
よって固定子であるステータと回転子であるロータ(と
もに図示せず)とが内包されており、フロント側ハウジ
ング10から部分的に外部に露出するロータの回転軸先
端にエンジンからの回転力を伝達するためのプーリ14
が締め付け固定されている。また、リヤ側ハウジング1
2にはリヤカバー16がナット等の締め付けにより取り
付けられており、その内部には整流装置であるレクチフ
ァイヤ、ブラシ装置、レギュレータ(ともに図示せず)
が装着されている。
【0010】フロント側ハウジング10には、回転軸を
挟んで両側に突出するように脚部としての取り付けステ
ー20、22が形成されている。一方の取り付けステー
20には、オルタネータ1の回転軸と垂直方向に取り付
け用孔としての2つのボルト挿通孔24が形成されてお
り、他方の取り付けステー22には、オルタネータ1の
回転軸と垂直方向に取り付け用孔としての2つのボルト
挿通孔26が形成されている。これらの各取り付けステ
ー20、22に形成された合計4つのボルト挿通孔2
4、26にボルト28を挿通し、エンジンブラケット9
0に形成されたネジ孔に締め付けることにより、エンジ
ンブラケット90へのオルタネータ1の取り付け固定が
なされる。
【0011】このようなオルタネータ1のエンジンブラ
ケット90への取り付けに際し、一方の取り付けステー
20の取り付け面30は、エンジンブラケット90の取
り付け面32に直に取り付けられる。また、他方の取り
付けステー22は、エンジンブラケット90の取り付け
面34に、段差吸収部材としてのスペーサ40を介在さ
せて取り付けられる。
【0012】図1に示すように、取り付けステー20の
取り付け面30、取り付けステー22側の取り付け面3
6に対して、フロント側ハウジング10が突出している
ため、1回の旋盤加工等によって各取り付け面30、3
6を同時に加工することはできず、これらの間に段差が
生じるおそれがある。取り付けステー22のエンジンブ
ラケット90側に装着されたスペーサ40は、同時に加
工できないことに起因して生じる段差を吸収する段差吸
収部材であり、フロント側ハウジング10よりも柔らか
い材料で形成されている。例えば、フロント側ハウジン
グ10およびリヤ側ハウジング12は、アルミニウムで
形成されており、スペーサ40は、これより柔らかい銅
などの金属材料やEPDM等のゴムあるいは樹脂材料を
用いて形成される。
【0013】図3は、スペーサ40と取り付けステー2
2との係合状態を示す図である。同図に示すように、ス
ペーサ40は、段差を有する円筒形状に形成されてお
り、小径の円筒部分の外径寸法Aが、取り付けステー2
2のエンジンブラケット90側の端面に形成された凹部
42の内径寸法Bより若干大きく設定されており、勘合
させた状態で取り付けステー22に装着される。したが
って、組み付けや運搬等において、これらを一体的な部
品として扱うことができ、取り扱いが容易となる。
【0014】このように、本実施形態のオルタネータ1
は、一方の取り付けステー22の取り付け側端面に、段
差吸収部材としてのスペーサ40が装着されており、こ
のスペーサ40を挟み込んだ状態で、ボルト挿通孔26
にボルト28が挿通され、エンジンブラケット90への
オルタネータ1の取り付けが行われる。したがって、ス
ペーサ40を装着した側の取り付けステー22の取り付
け面36と、他方の取り付けステー20の取り付け面3
0との間に若干の段差が生じた場合であっても(但し、
段差が生じる場合にはスペーサ40側の方が必ず高くな
るようにする)、ボルト28を締め付ける際にスペーサ
40を締め付け方向に加圧して変形させることができ、
この変形によって上述した段差分を吸収することができ
る。したがって、フロント側ハウジング10の取り付け
ステー20あるいは22(特に根本部分)に加わる応力
を低減することができ、過大な応力集中によってフロン
ト側ハウジング10が破損することもない。また、フロ
ント側ハウジング10に加わる応力、すなわち歪みを低
減することができるため、フロント側ハウジング10の
内周に面接触しているステータに生じる歪みも低減で
き、磁気音の増大を防止することができる。
【0015】また、スペーサ40が装着されない側の取
り付けステー20は、その取り付け面30がエンジンブ
ラケット90の取り付け面32に直に接するため、この
取り付けステー20側のボルト28の締め付け荷重を大
きな値に設定することができ、オルタネータ1の固定を
確実に行うことができる。
【0016】図4は、スペーサの形状を部分的に変形し
た変形例を示す図であり、一方の取り付けステー22近
傍を抜き出して示したものである。同図に示すスペーサ
44は、単純な円筒形状を有しており、その材質は上述
したスペーサ40と同様に、フロント側ハウジング10
よりも柔らかい材質が用いられる。このスペーサ44
は、例えば取り付けステー22のエンジンブラケット9
0側端面に接着剤を用いて装着されており、運搬や組み
付け時にオルタネータ1と一体的に扱うことができるよ
うになっている。
【0017】図5は、本発明を適用した他の実施形態の
オルタネータの正面図をその取り付け状態とともに示し
たものである。同図に示すオルタネータ2は、一方の取
り付けステー50とこの取り付けステー50に装着され
るスペーサ52以外の構造は、図1および図2に示した
オルタネータ1と同じであり、以下ではスペーサ52近
傍の詳細について説明する。
【0018】オルタネータ2のフロント側ハウジング1
0の取り付けステー50には、ボルト28の外径よりも
大きな内径を有する取り付け用孔としての貫通孔54が
形成されており、この貫通孔54に、この貫通孔54の
内径よりも若干外径が大きな長尺の円筒形状をした段差
吸収部材としてのスペーサ52が圧入されて装着されて
いる。このスペーサ52は、取り付けステー50からそ
の両端が部分的に露出するような位置関係で装着された
ブッシングであり、例えば金属粉を固めた焼結材により
形成することができる。あるいは、切り出した金属材料
や樹脂材料を用いて形成することもできるが、フロント
側ハウジング10より硬い材質で形成することが好まし
い。
【0019】取り付けステー50側の固定は、スペーサ
52との間のスライド荷重のみによって行われ、スペー
サ52のエンジンブラケット90との取り付け面と、他
方の取り付けステー20の取り付け面とが段差を有する
場合であっても、スペーサ52に沿って取り付けステー
50がスライドしてその段差を吸収することができる。
但し、スペーサ52と取り付けステー50の貫通孔54
の締め代が少なすぎると、少ないスライド荷重でも取り
付けステー50がスライドしてしまい、反対に締め代が
多すぎると、取り付けステー50が全くスライドしない
ため、どちらにしても段差を吸収することができない。
したがって、適度なスライド荷重が加わったときに取り
付けステー50がスライドするように、スペーサ52と
取り付けステー50の貫通孔54との間の締め代を設定
する必要がある。
【0020】このように、本実施形態のオルタネータ2
は、一方の取り付けステー50に形成された貫通孔54
に、段差吸収部材としてのスペーサ52がブッシングと
して圧入されており、このスペーサ52にボルト28を
挿通して締め付けることにより、取り付けステー50を
エンジンブラケット90に固定している。したがって、
スペーサ52の取り付け面と取り付けステー20の取り
付け面30との間に段差が生じた場合であっても、取り
付けステー50がスペーサ52に沿ってスライドして上
述した段差分を吸収することができる。したがって、フ
ロント側ハウジング10の取り付けステー20あるいは
50に加わる応力を低減することができ、フロント側ハ
ウジング10の破損や磁気音の増大を防止することがで
きる。また、スペーサ52が圧入されない側の取り付け
ステー20は、エンジンブラケット90に直に接するた
め、オルタネータ1の固定を確実に行うことができる。
【0021】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。例えば、上述した実施形態では、オルタ
ネータ1等の取り付け方向を回転軸方向と垂直方向とし
たが、垂直に限らず回転軸と交差する方向に取り付けを
行うオルタネータに本発明を適用することができる。ま
た、上述した実施形態では、フロント側ハウジング10
から2本の取り付けステーが延びている場合を説明した
が、3本以上の複数本の取り付けステーが延びるように
してもよい。この場合には、その中の1本の取り付けス
テーについてはエンジンブラケットに直に取り付けて、
それ以外の取り付けステーについてはスペーサを取り付
け面側に装着、あるいはスペーサを貫通孔に圧入して、
各取り付けステー間に生じる段差を吸収すればよい。ま
た、全ての取り付けステーをフロント側ハウジングに設
けるのではなく、フロント側とリヤ側の両方のハウジン
グに設けたり、リヤ側のハウジングのみに設けるように
してもよい。
【0022】また、図4に示したスペーサ44は、取り
付けステー22の端面に接着剤等によって取り付けるよ
うにしたが、単体の別部品として用意しておいて、オル
タネータをエンジンブラケットに取り付ける際に、この
スペーサ44を取り付けステー22とエンジンブラケッ
ト90の間に挿入してもよい。
【0023】また、上述した実施形態では、ボルト28
やスペーサ52を挿通したり圧入したりする取り付け用
孔としてのボルト挿通孔24、26および貫通孔54を
考えたが、これらの代わりに取り付け用溝を取り付けス
テーの一部に形成しておいて、この溝にボルト28を挿
通したり、スペーサ52を圧入したりしてもよい。
【0024】また、上述した実施形態では、オルタネー
タをエンジンブラケット90に取り付けるようにした
が、オルタネータを取り付ける先はエンジンブラケット
に限らず、他のブラケットでもよい。また、上述した各
実施形態では、複数の取り付けステーの取り付け面間に
生じる段差を吸収するようにしたが、エンジンブラケッ
ト90の取り付け面側に段差がある場合には、この段差
を吸収することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態のオルタネータの
正面図である。
【図2】図1に示した本実施形態のオルタネータの側面
図である。
【図3】図1に示したスペーサと取り付けステーとの係
合状態を示す図である。
【図4】スペーサの形状を部分的に変形した変形例を示
す図である。
【図5】本発明を適用した他の実施形態のオルタネータ
の正面図である。
【符号の説明】
1 オルタネータ 10 フロント側ハウジング 12 リヤ側ハウジング 20、22、50 取り付けステー 24、26 ボルト挿通孔 28 ボルト 30、36 取り付け面 40、44、52 スペーサ 90 エンジンブラケット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と交差方向に取り付け用孔あるい
    は溝が形成された複数の脚部を有するハウジングと、 前記脚部の取り付け用孔あるいは溝に装着される段差吸
    収部材と、 を備えることを特徴とする車両用交流発電機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記取り付け用孔あるいは溝が形成された前記脚部の取
    り付け面より前記ハウジングが突出していることを特徴
    とする車両用交流発電機。
  3. 【請求項3】 請求項1また2において、 前記複数の脚部の中の1つを除いて前記段差吸収部材を
    装着することを特徴とする車両用交流発電機。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記段差吸収部材は、前記脚部の取り付け面側に装着さ
    れ、前記取り付け用孔あるいは溝に沿った方向に加圧さ
    れて変形可能であることを特徴とする車両用交流発電
    機。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記段差吸収部材は、前記取り付け用孔あるいは溝の長
    さよりも長い筒状部材であって、前記取り付け用孔ある
    いは溝の内側に圧入されて装着されることを特徴とする
    車両用交流発電機。
JP4766697A 1997-03-03 1997-03-03 車両用交流発電機 Pending JPH10248191A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6600248B2 (en) 2000-06-30 2003-07-29 Denso Corporation Mounting arrangement of vehicle rotary electric machine
JP2016107787A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 いすゞ自動車株式会社 電動発電機の取付け構造及び電動発電機の取付け方法

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