JPH10248207A - 車軸発電機及びその組立方法 - Google Patents

車軸発電機及びその組立方法

Info

Publication number
JPH10248207A
JPH10248207A JP9067241A JP6724197A JPH10248207A JP H10248207 A JPH10248207 A JP H10248207A JP 9067241 A JP9067241 A JP 9067241A JP 6724197 A JP6724197 A JP 6724197A JP H10248207 A JPH10248207 A JP H10248207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axle
rotor
stator
shaft member
generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9067241A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutaka Osada
和孝 長田
Osamu Akamatsu
修 赤松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nabco Ltd filed Critical Nabco Ltd
Priority to JP9067241A priority Critical patent/JPH10248207A/ja
Publication of JPH10248207A publication Critical patent/JPH10248207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 よりコンパクトで取付け容易な車軸発電機を
提供する。 【解決手段】 径方向内側に所定の空間を有する形状の
ロータ101を車軸2の端部に同軸に取り付け、一方、
ステータ102はロータ101とは独立して車軸2の軸
箱4に対して固定されるように取り付け、ロータ101
と同軸に、かつ、前記空間に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両等の車軸
に取り付けられる車軸発電機に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、架線からの電源供給がなされない貨物車等の車両に
おいては、車軸に発電機を取り付けて、列車走行時にこ
の発電機から供給される電力により所要電力をまかなっ
ている。また、これとは別に、列車の速度検出を行うた
めに同様な発電機を車軸に取り付ける場合もある。例え
ば、実開昭58−90049号公報には、車軸端部から
延設されたロータ軸にロータが取り付けられ、その外側
に、軸受を介してステータが配置された車軸発電機によ
り速度検出を行う技術が開示されている。しかしなが
ら、かかる従来の車軸発電機は、一定の直径を有するロ
ータ軸の外周にロータが設けられ、さらにその周りに、
軸受を介してステータが配置されるので、発電機全体と
して径方向に大きくなるのは避けられない。従って、例
えば既存の車両に車軸発電機を新設しようとすると、周
辺の部材に当たるなどの不都合が生じて、取付が困難と
なる場合があった。
【0003】上記のような従来の問題点に鑑み、本発明
は、よりコンパクトで取付け容易な車軸発電機を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の車軸発電機は、
車軸(2)の端部に当該車軸と同軸に取付けられ、径方
向内側に所定の空間を有する形状のロータ(101)
と、前記ロータとは独立して前記車軸の軸箱(4)に対
して固定され、前記ロータと同軸に、かつ、前記空間に
配置されたステータ(102)とを備えたものである
(請求項1)。なお、括弧内は、後述する発明の実施の
形態の場合における対応部分の符号である(以下、同
様。)。このように構成された車軸発電機においては、
ロータの内側空間にステータが配置されるため、径方向
における空間の利用に無駄がない。従って、径方向に小
型化できる。また、ロータとステータとが互いに独立し
て取り付けられるので軸受を必要としない。従って、構
造が簡素であり、小型化しやすくなる。こうして、コン
パクトな車軸発電機が得られる。また、ロータの径が大
きいことにより磁極の取付面積を確保しやすくなるの
で、磁石を大きくして磁束を増大させることができる。
従って、発電電力も増大する。
【0005】また、上記車軸発電機(請求項1)におい
て、ロータは、車軸の前蓋(8)に相当する部分(10
1b)を含み、前蓋取付孔(2a)を用いて取り付けら
れているものであってもよい(請求項2)。このように
構成された車軸発電機においては、ロータの一部は従前
の前蓋を兼用する部材となり、既存の車軸に設けられて
いる前蓋取付孔をそのまま利用してロータを取り付ける
ことが可能である。
【0006】また、上記車軸発電機(請求項2)におい
て、ロータは車軸の端部部材(5)と嵌合し、その嵌合
部(101c)におけるロータの寸法公差は前蓋と同等
であることが好ましい(請求項3)。このように構成さ
れた車軸発電機においては、前蓋と車軸との嵌合精度を
そのまま車軸とロータとの間で引き継ぐことができるの
で、ロータの回転軸と車軸の回転軸との軸心精度を確保
することができる。また、ロータと隣接する固定部との
間のシール構造における密封性も確保することができ
る。
【0007】また、上記車軸発電機(請求項2)におい
て、ステータはセンタリング用軸部材(10)を用いて
取り付けられるものであり、ロータの回転軸線上に当該
センタリング用軸部材の一端を安定保持する部材(10
7)が設けられ、ステータの中心軸部に当該センタリン
グ用軸部材をその他端から貫通させ得る孔(102a)
が設けられているものであってもよい(請求項4)。こ
のように構成された車軸発電機においては、センタリン
グ用軸部材をロータの回転軸上に安定保持させることに
より、このセンタリング用軸部材がステータをセンタリ
ングしつつ所定の取付位置へ案内する作用をするので、
所定の位置に確実に、かつ、容易にステータを取り付け
ることができる。
【0008】また、上記車軸発電機(請求項1)におい
て、軸箱に固定され、ロータと同心上に、かつ、ロータ
の径方向外側に配置されたブラケット(103)と、ス
テータが取り付けられ、ブラケットの端部に取り付けら
れたステータ取付板(104)とを備えたものであって
もよい(請求項5)。このように構成された車軸発電機
においては、ステータはブラケットとステータ取付板を
介して軸箱に固定される。従って、軸受を使用せずに簡
単な締結構造によりステータを取り付けることができ
る。
【0009】また、上記車軸発電機(請求項5)におい
て、ステータ取付板にステータのリード線(111)を
挿通させるための孔(104a)が形成されているもの
であってもよい(請求項6)。このように構成された車
軸発電機においては、リード線を含むステータ全体がす
べてステータ取付板にのみ依存した取付形態となるの
で、ステータ又はロータのメンテナンス時にステータ取
付板を取り外すだけでステータを引き抜くことができ
る。
【0010】また、本発明の車軸発電機の組立方法は、
車軸(2)の端部に当該車軸と同軸にロータ(101)
を取り付けるとともに、当該車軸の軸箱(4)に、前記
ロータと同心上にブラケット(103)を取り付け、雄
ねじ部(10b)を有するセンタリング用軸部材(1
0)を前記ロータの回転軸線上に安定保持し、雌ねじ部
(102b)を有する貫通孔(102a)が中心軸部に
形成されたステータ部材(102,104)を、当該雌
ねじ部が前記センタリング用軸部材の雄ねじ部と螺合す
るように回転させながら所定の取付位置まで移動させ、
前記ステータ部材を前記ブラケットに固定し、その後、
前記センタリング用軸部材を螺脱して抜き取ることを特
徴とするものである(請求項7)。このような車軸発電
機の組立方法によれば、センタリング用軸部材がステー
タ部材をセンタリングしつつ所定の取付位置へ案内する
作用をするので、所定の位置に確実に、かつ、容易にス
テータ部材を取り付けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態による
車軸発電機1を車軸2の端部とともに示す断面図であ
り、図2は当該車軸発電機1のみを図1のII−II線から
見た側面図、図3は当該車軸発電機1のみを図1のIII
−III線から見た断面図である。図1において、車軸2
は円錐ころ軸受3を介して軸箱4により回転自在に軸支
されている。車軸2の端部の外周部には、車軸2の端部
部材として、円筒状のちりよけ座5が設けられ、このち
りよけ座5は車軸2とともに回転する。円錐ころ軸受3
の固定側(外輪)に取り付けられたダストカバー7には
オイルシール6が設けられ、円錐ころ軸受3への異物等
の侵入を防止している。
【0012】車軸発電機1は、ロータ101、ステータ
取付用のブラケット103、ステータ102及びステー
タ取付板104からなるステータ部材、並びに、速度セ
ンサ105を主たる構成要素として構成されている。ロ
ータ101は、径方向内側に空間を有する回転部材であ
り、円筒状のロータ本体部101aと円盤状の前蓋部1
01bとを一体に形成したものである。このロータ10
1は、嵌合部101cを、外周面が研磨仕上げされたち
りよけ座5の先端に密嵌させた状態で、回転軸周りに1
20度間隔(図3参照)で配置された3本のボルト10
6によって車軸2の端部(取付孔2a)に取り付けられ
ている。ロータ101は所定の寸法公差で作られ、特に
嵌合部101c内周は、ロータ101の回転軸線と車軸
2の回転軸線とを高精度に一致させ得るように、精度良
く仕上げられている。また、ロータ101の前蓋部10
1bには溝101dが円環状に穿設されており、この溝
101dに、固定部であるダストカバー7の先端部が少
し入り込んでいる。ダストカバー7の先端部の外周面
は、溝101dの外側壁面との間に微小な隙間を形成す
るように面して、この部分からの異物等の侵入を抑制し
ている。
【0013】上記ロータ101の回転軸線上には、テー
パねじ部107aと六角柱部107bとからなる治具受
け部材(後述の組立治具10の一端を固定する部材)1
07が、そのテーパねじ部107aを前蓋部101bの
中心部に螺合固定させて取り付けられている。六角柱部
107bは内部に孔107cが形成されていて(図3参
照)、この孔107cに、後述する組立治具10の一端
が挿入される。また、ロータ本体部101aの外周側の
全周には、歯車状に凹凸を形成してなる速度被検出部材
101eが設けられ、ロータ本体部101aの内周側に
は、複数個の永久磁石を所定間隔で周方向に配列してな
る磁極101fが設けられている。
【0014】一方、前記ブラケット103は、軸箱4へ
の取付のためのフランジ部103aと円筒状のカバー部
103bとからなる。フランジ部103aは図2に示す
ように、4箇所の取付孔103cを有していて、ボルト
(図示せず)により軸箱4に固定される。カバー部10
3bは、ロータ101と同心上に、かつ、ロータ101
の径方向外側に配置されている(図3参照)。また、カ
バー部103bの上部には孔103dが設けられ、ここ
に速度センサ105が取り付けられ、前述の速度被検出
部材101eと対向している。
【0015】ブラケット103の前方(図1の右方)端
部には円盤状のステータ取付板104が4本(図2参
照)のボルト108によって取り付けられている。ステ
ータ102は4本(図2参照)のボルト109によって
ステータ取付板104に取り付けられ、ロータ101と
同軸に、かつ、磁極101fとの間に所定のエアギャッ
プを保ってロータ101の径方向内側の空間に配置され
ている。すなわち、この車軸発電機1は、ステータ10
2の外側にロータ101が配置された、アウターロータ
型の発電機である。このように構成された車軸発電機1
は、インナーロータ型に比べて空間の利用に無駄が無
く、コンパクトに構成される。また、ロータ101の内
径が大きくなるので、磁極101fの取付面積が大き
い。従って、磁極101fを形成する磁石を大きくする
ことができるので、磁束が増加して発電電力が大きくな
る。
【0016】ステータ取付板104には貫通孔104a
が形成され、ここにブッシング112が取り付けられて
いる。ステータ102に巻装された複数個のコイル11
0からのリード線111は、上記ブッシング112を通
って、外部に導出されている。これにより、リード線1
11を含むステータ102のすべてはステータ取付板1
04にのみ依存した取付形態となるので、例えば、メン
テナンス時にはステータ取付板104を外すだけでステ
ータ102を引き抜くことができる。ステータ102
は、中心軸部に、軸方向に貫通した孔102aが形成さ
れており、その軸左端側には所定の雌ねじ部102bが
形成されている。また、軸右端側には、先端部だけが4
角柱状のテーパねじからなるキャップ113が螺着され
ている。
【0017】以上のように構成された車軸発電機1にお
いて、ロータ101は車軸2に固定され、ステータ10
2はブラケット103及びステータ取付板104を介し
て軸箱4に固定されていることにより、ロータ101及
びステータ102のそれぞれが、両者の間に所定のエア
ギャップを保ちつつ、互いに独立して取り付けられてい
る。すなわち、両者間に軸受のような機械的接続体は介
在していない。もちろん広義には、車軸2と軸箱4との
間に設けられた円錐ころ軸受3がこの役目を果たしてい
るが、少なくとも車軸発電機1の構成内には、かかる軸
受は存在しない。軸受が存在しないことによって車軸発
電機1の構造は簡素化され、径方向への寸法の増大も抑
えられるので、小型化に寄与する。なお、このような構
成においては、ロータ101を所定位置に取り付け、か
つ、ブラケット103、ステータ取付板104及びステ
ータ102を所定位置に取り付けることによって、ロー
タ101とステータ102との間の寸法公差は、車軸2
と軸箱4との間の一定の寸法公差によって規定されるこ
とになる。
【0018】次に、既存車両の車軸に、上記の車軸発電
機1を取付る手順について説明する。図4は、車軸発電
機が取り付けられていない車軸2の端部の断面図である
(軸箱の図示は省略している。)また、図5は車軸発電
機1を取り付ける状態を示す断面図である。図4におい
て、車軸2の構造は前述の図1の構成と同一であるので
説明は省略する。ボルト106によって車軸2の端部に
取り付けられているのは前蓋8である。前蓋8の中心部
に設けられた孔はキャップ9によって閉塞されている。
この状態から、まず前蓋8を取り外す。次に図5に示す
ように、前蓋8の取付孔2aをそのまま利用して、ボル
ト106によりロータ101を車軸2に取り付け、その
中心部に治具受け部材107を取り付ける。また、ブラ
ケット103を軸箱4に取り付ける。
【0019】図4と図5との比較より明らかなように、
ロータ101の前蓋部101bは、ロータ101取付前
の前蓋8に相当する形状であり、ちりよけ座5及びダス
トカバー7との位置関係も同一である。また、ちりよけ
座5と嵌合するロータ101の前蓋部101bの嵌合部
101cにおける寸法公差は、ちりよけ座5と嵌合して
いた前蓋8の嵌合部8c(図4)における寸法公差と同
等であるように製造されている。これにより、前蓋8を
取り外してロータ101を取り付けても、ちりよけ座5
と前蓋部101bとの嵌合精度は不変である。そもそ
も、ちりよけ座5はオイルシール構造に関与することか
ら一定の高精度な仕上げがなされており、従って、この
ちりよけ座5をロータ101取付のための基準とするこ
とができる。すなわち、ちりよけ座5に一定精度で取り
付ければ、ロータ101は車軸2に対して同軸配置さ
れ、所定の取付位置に正確に取り付けられる。
【0020】次に、所定形状の組立治具10を用意す
る。この組立治具10は、丸棒状の嵌入部10a、雄ね
じ加工された雄ねじ部10b、及び、4角柱部分を有す
る頭部10cからなる全体として棒状の金属部材であ
り、機能的にはステータ102をロータ101の回転軸
と同軸に装着するためのセンタリング(軸合わせ)用軸
部材である。この組立治具10の一端側、すなわち嵌入
部10aを治具受け部107の孔107cに挿入するこ
とにより、組立治具10は治具受け部107に安定保持
される。
【0021】次に、ステータ取付板104に取り付け済
みのステータ102を組立治具10に外挿し、雄ねじ部
10bの右端に雌ねじ部102bが当接したら、ステー
タ102を例えば時計回り方向に回転させて、雄ねじ部
10bに雌ねじ部102bを螺合させる。これにより、
ステータ102は組立治具10に案内されながら前進
し、ロータ101の内部へと入り込む。所定位置まで挿
入されたら、ボルト108によりステータ取付板104
をブラケット103に固定する。この状態において、組
立治具10の頭部10cはステータ取付板104より右
方に突出している。なお、一般にステータ102をロー
タ101の内部に配置する際には、ステータ102がロ
ータ101の磁極101fに吸引されるためセンタリン
グが非常に困難となるが、このような組立治具10を用
いることにより、極めて容易にステータ102をセンタ
リングしながら取り付けることができる。
【0022】次に、ステータ取付板104より突出して
いる取付治具10の頭部10cを例えば反時計回り方向
に回転させて取付治具10をステータ102から螺脱し
て引き抜く。引き抜き後、キャップ113(図1)をス
テータ取付板104の中心部に取り付けて孔102aを
閉塞する。最後に、速度センサ105(図1)を孔10
3dに取り付ければ、組立は完了する。
【0023】なお、本発明の車軸発電機は、既存車両の
車軸に新設する場合のみならず、新造の車両に取り付け
る場合にも、コンパクトであるため取付けが容易である
ことはいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上のように構成された本発明は以下の
効果を奏する。請求項1の車軸発電機によれば、ロータ
の内側空間にステータが配置されるため、径方向におけ
る空間の利用に無駄がない。従って、径方向に小型化で
きる。また、ロータとステータとが互いに独立して取り
付けられるので軸受を必要としない。従って、構造が簡
素であり、小型化しやすい。こうして、コンパクトな車
軸発電機が得られ、その取付も容易になる。特に、取付
上の制約の多い既存の車両の車軸に取り付けることが容
易になる点で実用性が高い。また、ロータの径が大きい
ことにより磁極の取付面積を確保しやすくなるので、磁
石を大きくして磁束を増大させることができる。従っ
て、発電電力が増大して、発電機としての能力向上にも
寄与する。
【0025】請求項2の車軸発電機によれば、ロータは
従前の前蓋を兼用する部材となり、既存の車軸に設けら
れている前蓋取付孔をそのまま利用してロータを取り付
けることが可能であるので、既存車両の車軸への取付が
容易である。
【0026】請求項3の車軸発電機によれば、車軸と前
蓋との嵌合精度をそのまま車軸とロータとの間で引き継
ぐことができるので、ロータの回転軸と車軸の回転軸と
の一致精度を確保することができる。従って、正確な取
付位置に確実に取り付けることができる。また、ロータ
と固定部との間のシール構造における密封性も確保する
ことができるので、車軸の軸受への異物侵入を防止する
ことができる。
【0027】請求項4の車軸発電機によれば、センタリ
ング用軸部材を用いることができ、このセンタリング用
軸部材がステータをセンタリングしつつ所定の取付位置
へ案内する作用をするので、所定の位置に確実に、か
つ、容易にステータを取り付けることができる。従っ
て、組立が簡単・確実である。特に、このようなセンタ
リング用軸部材を用いることにより、ステータがロータ
の磁石に吸引されても取付を妨げられることがない点で
実用性が高い。
【0028】請求項5の車軸発電機によれば、ステータ
はブラケットとステータ取付板を介して軸箱に固定され
るので、軸受を使用せずに簡単な締結構造によりステー
タを取り付けることができる。従って、組立が簡単であ
る。
【0029】請求項6の車軸発電機によれば、リード線
を含むステータ全体がすべてステータ取付板にのみ依存
した取付形態となるので、ステータ又はロータのメンテ
ナンス時にステータ取付板を取り外すだけでステータを
引き抜くことができる。従って、メンテナンスが容易
に、かつ、迅速に行えるようになる。
【0030】請求項7の車軸発電機の組立方法によれ
ば、センタリング用軸部材がステータ部材をセンタリン
グしつつ所定の取付位置へ案内する作用をするので、所
定の位置に確実に、かつ、容易にステータ部材を取り付
けることができる。従って、組立が簡単・確実である。
特に、このようなセンタリング用軸部材を用いることに
より、ステータがロータの磁石に吸引されても取付を妨
げられることがない点で実用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による車軸発電機を、車軸
の端部とともに示す断面図である。
【図2】図1に示す車軸発電機を、図1のII−II線から
見た側面図である。
【図3】図1に示す車軸発電機を、図1のIII−III線か
ら見た断面図である。
【図4】車軸発電機が取り付けられていない車軸の端部
の断面図である。
【図5】図1に示す車軸発電機を車軸に取り付ける状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車軸発電機 2 車軸 2a 取付孔 3 円錐ころ軸受 4 軸箱 5 ちりよけ座 8 前蓋 10 組立治具(センタリング用軸部材) 10a 嵌入部 10b 雄ねじ部 101 ロータ 101b 前蓋部 101c 嵌合部 102 ステータ 102a 孔 102b 雌ねじ部 103 ブラケット 104 ステータ取付板 104a 貫通孔 107 治具受け部材 111 リード線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車軸の端部に当該車軸と同軸に取付けら
    れ、径方向内側に所定の空間を有する形状のロータと、 前記ロータとは独立して前記車軸の軸箱に対して固定さ
    れ、前記ロータと同軸に、かつ、前記空間に配置された
    ステータとを備えたことを特徴とする車軸発電機。
  2. 【請求項2】前記ロータは、前記車軸の前蓋に相当する
    部分を含み、前蓋取付孔を用いて取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の車軸発電機。
  3. 【請求項3】前記ロータは前記車軸の端部部材と嵌合
    し、その嵌合部における前記ロータの寸法公差は前記前
    蓋と同等であることを特徴とする請求項2記載の車軸発
    電機。
  4. 【請求項4】前記ステータはセンタリング用軸部材を用
    いて取り付けられるものであり、前記ロータの回転軸線
    上に当該センタリング用軸部材の一端を安定保持する部
    材が設けられ、前記ステータの中心軸部に当該センタリ
    ング用軸部材をその他端から貫通させ得る孔が設けられ
    ていることを特徴とする請求項2記載の車軸発電機。
  5. 【請求項5】前記軸箱に固定され、前記ロータと同心上
    に、かつ、前記ロータの径方向外側に配置されたブラケ
    ットと、 前記ステータが取り付けられ、前記ブラケットの端部に
    取り付けられたステータ取付板とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の車軸発電機。
  6. 【請求項6】前記ステータ取付板に前記ステータのリー
    ド線を挿通させるための孔が形成されていることを特徴
    とする請求項5記載の車軸発電機。
  7. 【請求項7】車軸の端部に当該車軸と同軸にロータを取
    り付けるとともに、当該車軸の軸箱に、前記ロータと同
    心上にブラケットを取り付け、 雄ねじ部を有するセンタリング用軸部材を前記ロータの
    回転軸線上に安定保持し、 雌ねじ部を有する貫通孔が中心軸部に形成されたステー
    タ部材を、当該雌ねじ部が前記センタリング用軸部材の
    雄ねじ部と螺合するように回転させながら所定の取付位
    置まで移動させ、 前記ステータ部材を前記ブラケットに固定し、その後、 前記センタリング用軸部材を螺脱して抜き取ることを特
    徴とする車軸発電機の組立方法。
JP9067241A 1997-03-04 1997-03-04 車軸発電機及びその組立方法 Pending JPH10248207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9067241A JPH10248207A (ja) 1997-03-04 1997-03-04 車軸発電機及びその組立方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9067241A JPH10248207A (ja) 1997-03-04 1997-03-04 車軸発電機及びその組立方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10248207A true JPH10248207A (ja) 1998-09-14

Family

ID=13339235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9067241A Pending JPH10248207A (ja) 1997-03-04 1997-03-04 車軸発電機及びその組立方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10248207A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001119910A (ja) * 1999-09-09 2001-04-27 Mannesmann Sachs Ag 駆動システム
JP2001138911A (ja) * 1999-11-12 2001-05-22 Ntn Corp 貨物列車の発電機構およびこれを利用した情報通信システム
CN112046524A (zh) * 2020-09-29 2020-12-08 中车齐齐哈尔车辆有限公司 一种铁路车辆的轴端发电装置及转向架
CN114270671A (zh) * 2020-02-05 2022-04-01 环球商业有限公司 轨道车辆用的带车载发电机的盖组件及包括其的车轴组件

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001119910A (ja) * 1999-09-09 2001-04-27 Mannesmann Sachs Ag 駆動システム
JP2001138911A (ja) * 1999-11-12 2001-05-22 Ntn Corp 貨物列車の発電機構およびこれを利用した情報通信システム
CN114270671A (zh) * 2020-02-05 2022-04-01 环球商业有限公司 轨道车辆用的带车载发电机的盖组件及包括其的车轴组件
CN112046524A (zh) * 2020-09-29 2020-12-08 中车齐齐哈尔车辆有限公司 一种铁路车辆的轴端发电装置及转向架

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0123900Y2 (ja)
US5162685A (en) Rotor for a revolving-field type motor
US6888277B2 (en) Electro drive
JP2003034279A (ja) ダイナモ付き自転車ハブ軸
KR101933803B1 (ko) 브레이크를 구비한 모터
JP2019054709A (ja) 電動ホイール
EP0457007A1 (en) Bearing apparatus for a driven shaft of an automobile, having a rotational speed detector
JPS6216758Y2 (ja)
JPH10248213A (ja) 車軸発電機
JP2000023411A (ja) スピンドルモータ
CN100391087C (zh) 电动机
CN219554801U (zh) 一种新型直流力矩电机结构
JPH0297248A (ja) 回転角検出機能付ddモータ
JP7758208B2 (ja) インホイールモータ
JP2005121172A (ja) 発電機付車輪用軸受装置
EP4566861A1 (en) In-wheel motor
JPS642577U (ja)
CN114552922A (zh) 一种双转子轴向磁通电机装配工艺
JPH0510549Y2 (ja)
JPS6321166Y2 (ja)
JPH0727819Y2 (ja) 磁石発電機
JPH0134492Y2 (ja)
JPH0555757U (ja) 電動機
JP2023132739A (ja) 回転電機
JP3050938B2 (ja) スピンドルモータ