JPH10249572A - レーザ切断加工方法及び装置並びにレーザノズル - Google Patents
レーザ切断加工方法及び装置並びにレーザノズルInfo
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- JPH10249572A JPH10249572A JP9109411A JP10941197A JPH10249572A JP H10249572 A JPH10249572 A JP H10249572A JP 9109411 A JP9109411 A JP 9109411A JP 10941197 A JP10941197 A JP 10941197A JP H10249572 A JPH10249572 A JP H10249572A
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Abstract
切断加工方法及び装置並びにレーザノズルを提供するこ
と。 【解決手段】 レーザ発振器1から発振されたレーザビ
ームLBを小径のストレート部25に導入し多重反射さ
せてレーザビームのビーム強度の均一化を図り、このビ
ーム強度を平均化したレーザビームの径を僅かに拡大し
てワークW表面に照射し、このレーザビームの照射面の
中心部に酸化促進ガスジュットの中心部の流速を音速程
度に保持して噴射し、ワークの酸化反応による熱によっ
てワークを溶融し、その溶融部分を前記ガスジェットに
より除去するレーザ切断加工方法及び装置である。レー
ザノズルは、テーパー状の開口部23と、レーザビーム
LBの多重反射を行う小径のストレート部25と、上記
ストレート部25の径よりはノズル照射口27が大径に
なるようにノズル照射口側が次第に大径になる照射口側
テーパ部29とを備えてなるものである。
Description
法及び装置並びに同加工方法に使用するレーザノズルに
関する。
ムを集光レンズによって集光してワークへ照射し、かつ
アシストガスとして酸素または空気を使用し、ワークと
酸素との酸化反応による熱を利用してワークを溶融し、
溶融した金属をアシストガスによって吹き飛ばすことに
よるレーザ切断が行われている。
って焦点距離の異なる集光レンズを使用し、また集光レ
ンズの焦点位置を、ワーク表面、ワーク表面の上方位置
およびワーク表面の下方位置等に位置調節してレーザ切
断を行っている。さらに、ビームモードとしてはシング
ルモードのレーザビームを推奨し、かつ加工条件によっ
てはパルスレーザ等が使用されている。
ザ発振器からの距離等に拘りなく常にシングルモードを
維持するので扱い易い反面、大出力になると、光軸付近
の強度が高くなり集光レンズや反射鏡に熱変形や損傷を
与えることがある。
マルチモードに拘りなく、レーザビームを小径の円筒状
の内面鏡内に導き多重反射させてレーザ切断加工等を行
う技術が開発されている。この技術に関する先行例とし
て、例えば特開平4−13493号公報(先行例1)が
ある。また類似の先行例として特開平3−230886
号公報(先行例2)がある。
は、レーザ発振器において発振された大径(16mm)
のレーザビームを集光レンズによって集光し、例えば入
口直径が0.4mmで長さが15.08mmの円形の直
管又は適宜形状のテーパ状の内面鏡内に導入し、この内
面鏡内において多重反射させた後、ワークに直接照射し
てレーザ切断加工を行う構成である。
機におけるノズル径(1.5φ〜3.0φ程度)に比較
して内面鏡の内径が小さくかつ長いので、内面鏡から高
圧のアシストガスを噴射しようとすると、集光レンズ等
を備えた加工ヘッド内の内圧が高くなり、場合によって
は保持部を含む集光レンズ等の光学要素に歪みを与え、
焦点位置がずれて内面鏡内へレーザビームを良好に導入
できなくなることがあり、より厚いワークのレーザ切断
を行う上において問題がある。
ープを用いることによって、中心部にエネルギーが飛躍
的に集中するような形態(中心ピークが極めて細い形
態)のエネルギー分布を呈するレーザビームに変換する
ものである。したがって、レーザビームの軸心部のエネ
ルギー密度が極めて高くなるものの全体として中心ピー
クが極めて細い針状を呈することとなり、エネルギーボ
リュームは小さなものである。よって、小径の孔加工に
は有効であるものの、厚板の切断を能率良く行う上にお
いては問題がある。
の径を穿孔しようとする微細孔の孔径と略同径の小径に
形成したテーパ状の集光コーン内にレーザビームを導入
し、レーザビームを次第に集束し、出口からプリント基
板にレーザビームを照射して出口とほぼ同径の穿孔加工
を行おうとするものである。
ンの出口へレーザビームを単に集光しようとする構成で
あるから、充分な多重反射が行われ得ないものであり、
レーザ強度の平均化を図る上において問題がある。
来の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明
は、切断すべきワークの表面にレーザビームを小径のス
ポットとして照射して照射面を発火点温度に保持し、上
記スポットの径よりも小径に集束した態様のアシストガ
スを前記照射面の中央部に亜音速以上のガスジェットと
して噴射し、このガスジェット中の酸素と加熱されたワ
ークとの酸化反応熱によってワークを溶融し、この溶融
した部分を前記ガスジェットによって除去して切断溝を
形成するレーザ切断加工方法である。
発振されたレーザビームを小径のストレート部に導入し
光軸の周囲部分を多重反射させてレーザビームの光軸の
周囲部分のビーム強度の均一化を図り、このビーム強度
を平均化したレーザビームの径を所望の径に僅かに拡大
しエネルギー分布が円柱形状を呈する態様のレーザビー
ムとしてワーク表面に照射し、このレーザビームの照射
面の中心部に酸化促進ガスジュットの流速を亜音速以上
に保持して噴射し、ワークの酸化反応による熱によって
ワークを溶融し、その溶融部分を前記ガスジェットによ
り除去するレーザ切断加工方法である。
レーザ発振器において発振されたレーザビームをノズル
に備えた小径のストレートの多重反射領域に導くビーム
ガイド部と、多重反射により光軸の周囲部分のビーム強
度を平均化しエネルギー分布が円柱形状を呈する態様の
レーザビームに変換して照射されたワークの照射面の中
心部にレーザビームと同軸方向から噴射される酸化促進
ガスジェットの供給部と、を備えてなるレーザ切断加工
装置である。
発明において、ビームガイド部は、レーザ発振器から発
振された大径のレーザビームを多重反射領域に導くため
のテーパ形状に形成してあるレーザ切断加工装置であ
る。
発明において、ビームガイドは、集光レンズまたは凹面
鏡よりなるレーザ切断加工装置である。
レーザ発振器において発振されたレーザビームの光軸の
周囲部分を多重反射するための小径のストレートの多重
反射孔を備えたノズルと、上記ノズルから噴射される酸
化促進用のガスジェットの供給部とを備えてなるレーザ
切断加工装置において、前記多重反射孔から噴射される
ガスジェットをほぼ平行状の噴流に保持し、かつ前記多
重反射孔を経たレーザビームの径を上記ガスジェットの
噴流の径よりも大径になるように拡大しかつエネルギー
分布が円柱形状を呈する態様のレーザビームに変換する
ために、ノズルの噴出口の内面をテーパ形状の反射面に
形成してなるレーザ切断加工装置である。
重反射を行う小径のストレート部と、上記ストレート部
の径よりはノズル照射口が大径になるようにノズル照射
口側が次第に大径になる照射口側テーパ部とを備えてな
るレーザノズルである。
発明において、小径のストレート部のレーザ光の入口側
にテーパー状の開口部を形成してなるレーザノズルであ
る。
記載の発明において、レーザノズルはラバルノズルであ
ることを特徴とするレーザノズルである。
ーザ切断加工装置は、レーザビームLBを発振するレー
ザ発振器1と、上記レーザビームLBをレーザ加工ヘッ
ド3方向へ反射するベンドミラー5を備えている。
LBを囲繞した保護管7の先端部に適宜に接続してあ
る。このレーザ加工ヘッド3はヘッド本体9を備えてお
り、このヘッド本体9の上側に螺着したスリーブ11に
前記保護管7の端部が適宜に係合してある。
13が着脱可能に螺着してあり、このノズルホルダ13
の下部にはレーザノズル15が着脱可能に螺着固定して
ある。
素ガス或は空気等のアシストガス流入口17が形成して
あり、このアシストガス流入口17には、前記レーザノ
ズル15からアシストガスをガスジェットとして噴射す
るためのガス供給部19が接続してある。このガス供給
部19は、例えば高圧タンク或はコンプレッサよりなる
ものである。
アシストガスが前記保護管7側へ流出するのを防止する
ために、レーザビームLBを透過自在のオプチカルフラ
ット21がノズル本体9内に設けてある。
Bを集光する機能を有するテーパー状の開口部23を備
えると共に、このテーパー状の部分に連続してレーザビ
ームLBの光軸の周囲部分の多重反射を行う多重反射孔
として小径のストレート部25が適宜長さに亘って設け
てある。そして、このストレート部25の下部には、ワ
ークWへのレーザビームの照射径が多重反射孔の径より
大径の所望径になるように、下端部のノズル照射口27
の径がストレート部25の径より僅かに大径になるよう
に、下端部側が次第に大径になるテーパ形状の噴射口と
して照射口側テーパー部29が形成してある。
スロート(ストレート部25)をもつ中細ノズルであ
り、ダイバージェット又は広い意味でのラバルノズルと
称されるものであって、アシストガスを亜音速から超音
速に加速する機能を有するノズルである。
振器1から発振され、ベンドミラー5によって屈曲され
た大径のレーザビームLBを前記ストレート部25へ指
向集束せしめるようにテーパー状の反射面31に形成し
てある。
およびレーザノズル15におけるテーパー状の開口部2
3,ストレート部25および照射口側テーパー部29の
内面はそれぞれレーザビームLBを高反射するように仕
上面精度を上げるか、例えば金メッキなどのごとく高反
射材料のメッキを施すことが望ましい。
29は、前記ストレート部(多重反射孔)25から噴射
されるガスジェットをほぼ平行状に集束した態様の噴流
に保持し、かつ前記ストレート部25を経たレーザビー
ムの径を上記ガスジェットの噴流の有効径(溶融金属を
吹き飛すに充分な運動エネルギーを保有する流速の範
囲)よりも大径になるように拡大する機能を有するもの
であって、テーパ形状に形成してある。
ビームは回折によって自然に広がる傾向にあるが、前記
噴射口29は、回折により広がる場合よりもレーザビー
ムの径をより大きく拡大するために、この噴射口29内
においてレーザビームが数回の反射を行う長さに設けて
あり、かつ広がり角は所望の角度に設けてある。
1から発振されたレーザビームLBをベンドミラー5に
よってレーザ加工ヘッド3側へ反射すると、レーザビー
ムLBは保護管7内を通過すると共にオプチカルフラッ
ト21を透過し、レーザ発振器1から発振されたままの
大径の状態でノズルホルダ13におけるビームガイド部
としてのテーパー状の反射面31に照射される。
LBはレーザノズル15におけるビームガイド部として
のテーパー状の開口部23側へ反射され、この開口部2
3において適数回反射を繰り返して小径のストレート部
25に導入される。小径のストレート部25に導入され
たレーザビームLBは当該ストレート部25において多
重反射され光軸の周囲部分のビーム強度が平均化(均一
化)される。
重反射して光軸の周囲部分のビーム強度が均一化された
レーザビームは照射孔側テーパ部29においてさらに多
重反射を繰り返しつつ次第に大径になり、前記ストレー
ト部25の径より大径の所望の径でもってワークWの表
面に照射される。
れたレーザビームLBは、図2に模式図のように示すよ
うに、テーパー状の開口部23において複数回反射され
て集光しストレート部25へ導入され、この小径のスト
レート部25において多重反射される。そして、照射孔
側テーパ部29において更に複数回反射され、ストレー
ト部25の径よりも大径に拡大されたスポットSPとし
てワークWの上面に照射される。
する部分のレーザビームLBは多重反射されることなく
レーザノズル15を通過してワークWの上面に照射され
る。そして、前記開口部23において反射された光軸の
周囲部分が小径のストレート部25において多重反射さ
れビーム強度が平均化された後、照射側テーパ部29に
よって小径のストレート部25より僅かに大径のスポッ
トSPに拡大される。このスポットSPの部分のエネル
ギー分布は、前記照射側テーパ部29の角度にもよる
が、ほぼ平均化された状態にあるので全体的にエネルギ
ー密度がほぼ等しい円柱形状E1を呈する。このエネル
ギー分布は、レーザビームをアクリルに照射したときの
バーンパターンによって観察すると、図2の模式図に示
すようにエネルギーボリュームの大きな円柱形状E1を
呈することにより確認できる。なお、多重反射されるこ
となくレーザノズル15を通過した部分は、干渉を受け
ることによりエネルギー密度は、レーザ発振器1から発
振されたときの軸心部のエネルギー密度よりも大きくな
るが、エネルギーボリュームの小さな針状あるいはヒゲ
状E2を呈する。
に変換されたレーザビームをワークWに照射すると、エ
ネルギー分布が円柱形状の部分E1はワークWを溶融し
蒸発させる程度にはエネルギー密度が大きくないので、
ワークWの照射面は溶融直前の発火点程度に加熱された
状態となる。なお、レーザビームにおけるエネルギー密
度がヒゲ状の部分E2はエネルギー密度は大きいものの
エネルギーボリュームが小さいので、このヒゲ状の部分
E2がワークWに照射されても、切断に関与する全体の
エネルギー量が小さいので、ワークWが直ちに溶融切断
可能になるものではない。
状を呈する態様に変換したレーザビームをワークWの表
面に照射すると同時に、ガス供給部19から高圧の酸素
ガスまたは空気のアシストガスを流入口17からヘッド
本体9内に供給すると、アシストガスは室9C内におい
て高圧(5〜20kgf/cm2 )となり、レーザノズ
ル15におけるストレート部25において亜音速にな
り、ノズル照射口25からは超音速(マッハ1以上)で
前記照射面の中央部に噴射される。
噴射されるアシストガスのガスジェットGは前記多重反
射孔25の径より僅かに大径になるものの、ほぼ平行状
に集束した態様でかつワークWの表面へ照射されたレー
ザビームのスポット(照射面)SPの径より小径の噴流
に保持されて、上記スポットSPの中央部に噴射され
る。なお、このガスジェットGの広がり具合はシュリー
レン法と称する流れの可視化の方法などによって確認で
きる。
在せずにストレート部25がレーザノズル15から直接
開口された構成(前記先行例1のごとき構成)において
はレーザビームの広がりは回折による自然の広がりであ
ってより大径にすることができず、またガスジェットは
平行状に保持され難く大きく広がる傾向にあり、ワーク
表面でのレーザビームの照射面よりもガスジェット径の
方が大きくなるので、望ましいものではない。
は、レーザビームの照射によって全面的に溶融直前の発
火点温度に達しており、この中央部に酸素ガスまたは空
気のアシストガスがガスジェットとして噴射されるの
で、酸素によりワークWの酸化反応が促進される。この
酸化反応熱によってワークWが溶融し、この溶融した部
分がアシストガスのジェット流によって除去されて、ワ
ークWのレーザ切断が行われることとなる。
の中央部に上記スポットの径より小径のガスジェットを
噴射するものであるから、酸化反応を効果的に促進で
き、この酸化反応熱によってワークWを溶融し超音速の
ガスジェット全体によって溶融金属を除去できる。した
がって、ガスジェット中の酸素との酸化反応熱によって
次々に溶融すると同時に溶融部分全体を次々に効果的に
飛散除去できるものであり、換言すれば、酸化反応熱の
伝播速度とガスジェットの速度とが均衡し、上記酸化反
応熱が周囲に大きく拡散する前に溶融金属を除去するこ
ととなり酸化反応熱による熱影響範囲を小さく抑制する
ことができる。
た態様に保持されるので、レーザノズル15とワークW
との間隔を比較的大きくすることが可能であると共に、
ガスジェットの有効到達距離が長くなり、より厚いワー
クの切断を行うことができることになる。
従来に比較して構成が簡単になると共に、テーパー状の
ビームガイド部でもってレーザビームLBをストレート
部25に導く構成であるから、室9Cを高圧にすること
によって、またオプチカルフラット21が例えば熱変形
することによってオプチカルフラット21に歪みが生じ
た場合であっても、ストレート部25へレーザビームを
確実に導くことができる。
ることができ、レーザノズル15からアシストガスをマ
ッハ1以上の超音速で噴射することが可能となり、より
厚いワークの切断を行うことができる。
はなく、適宜の変更を行うことによってはその他の態様
でも実施可能である。例えばベンドミラー5とオプチカ
ルフラット21との間に焦点距離の長い集光レンズを配
置して、レーザビームLBをレーザノズル15における
テーパー状の開口部23へ照射するようにレーザビーム
LBを僅かに集束する構成とすることも可能である。ま
た、ベンドミラー5を凹面鏡にして上述したようにレー
ザビームLBを集束してテーパー状の開口部23へ照射
する構成とすることも可能である。
当該部分に適宜焦点距離の集光レンズを採用してテーパ
ー状の開口部23へ照射することも可能である。
宜位置に焦点が合う構成とすることができ、一旦集光さ
れて広がりかけたレーザビームを反射させながらストレ
ート部25に導入することになり、開口部23の径を前
記例示の場合よりも小径とすることが可能であり、レー
ザ加工ヘッドの全体的構成の小型化を図ることができ
る。
合であっても、多重反射を行う小径のストレート部25
へのレーザビームの導入はテーパー状の開口部23によ
って行う構成とすることにより、例えば集光レンズやオ
プチカルフラット等に多少の歪みを生じても何等問題に
することなくストレート部25へレーザビームLBを確
実に導入することができるものである。
に、要するに請求項1に係る発明は、切断すべきワーク
の表面にレーザビームを小径のスポットとして照射して
照射面を発火点温度に保持し、上記スポットの径よりも
小径に集束した態様のアシストガスを前記照射面の中央
部に亜音速以上のガスジェットとして噴射し、このガス
ジェット中の酸素と加熱されたワークとの酸化反応熱に
よってワークを溶融し、この溶融した部分を前記ガスジ
ェットによって除去して切断溝を形成するレーザ切断加
工方法であるから、酸化反応を効果的に促進でき、酸化
反応熱によって溶融した部分の飛散除去にガスジェット
全体を有効に利用できる。
く抑制してのレーザ切断を行うこができると共に、より
厚いワークのレーザ切断を行うことができるものであ
る。
発振されたレーザビームを小径のストレート部に導入し
光軸の周囲部分を多重反射させてレーザビームの光軸の
周囲部分のビーム強度の均一化を図り、このビーム強度
を平均化したレーザビームの径を所望の径に僅かに拡大
しエネルギー分布が円柱状を呈する態様のレーザビーム
としてワーク表面に照射し、このレーザビームの照射面
の中心部に酸化促進ガスジュットの中心部の流速を亜音
速以上に保持して噴射し、ワークの酸化反応による熱に
よってワークを溶融し、その溶融部分を前記ガスジェッ
トにより除去するレーザ切断加工方法であるから、請求
項1に係る発明と同様の効果を奏し得るものである。
のビーム強度を均一化しエネルギー分布を円柱状となし
てワークへ照射した部分の中心部へ亜音速以上のガスジ
ェットを噴射して酸化反応を促進し、かつマッハ1〜2
程度のジェットガスによって溶融金属が吹き飛ばされる
ので、効率のよいレーザ切断を行うことができ、より厚
い板の切断ができるものである。
レーザ発振器において発振されたレーザビームをノズル
に備えた小径のストレートの多重反射領域に導くビーム
ガイド部と、多重反射により光軸の周囲部分のビーム強
度を平均化しエネルギー分布が円柱状を呈する態様のレ
ーザビームに変換して照射したワークの照射面の中心部
にレーザビームと同軸方向から噴射される酸化促進ガス
ジェットの供給部と、を備えてなるものであるから、小
径のストレートの多重反射領域へのレーザビームの導入
が確実容易であると共に、ガス流を超音速にすることが
でき、より厚いワークの切断が可能である。
発明において、ビームガイド部は、レーザ発振器から発
振された大径のレーザビームを多重反射領域に導くため
のテーパ形状に形成してあるから、仮にオプチカルフラ
ット等の光学要素に歪み等を生じた場合であっても、小
径のストレート部である多重反射領域へのレーザビーム
の導入を確実に行うことができるものである。
発明において、ビームガイドは、集光レンズ又は凹面鏡
よりなるものであるから、小径のストレート部の前側に
形成するテーパー状の開口部をより小径にすることがで
き加工ヘッド全体としての小径化を図ることができる。
レーザ発振器において発振されたレーザビームの光軸の
周囲部分を多重反射するための小径のストレートの多重
反射孔を備えたノズルと、上記ノズルから噴射される酸
化促進用のガスジェットの供給部とを備えてなるレーザ
切断加工装置において、前記多重反射孔から噴射される
ガスジェットをほぼ平行状の噴流に保持し、かつ前記多
重反射孔を経たレーザビームの径を上記ガスジェットの
噴流の径よりも大径になるように拡大しかつエネルギー
分布が円柱形状を呈する態様のレーザビームに変換する
ために、ノズルの噴出口の内面をテーパ形状の反射面に
形成してなるものであるから、ガスジェットは、レーザ
ビームの照射によって発火点温度に達しているスポット
の中央部に当該スポット径より小径の噴流として噴射さ
れるものであり、ワークの酸化反応を効果的に促進する
ことができる。そして、酸化反応熱によって溶融した金
属の飛散除去にガスジェット全体が寄与することにな
り、溶融金属の除去を効果的に行うことができる。
く抑制してのレーザ切断加工が可能であると共に、より
厚いワークの切断を行うことができるものである。
重反射を行う小径のストレート部と、上記ストレート部
の径よりはノズル照射口が大径になるようにノズル照射
口側が次第に大径になる照射口側テーパ部とを備えてな
るレーザノズルであるから、多重反射したレーザビーム
を拡大し、エネルギー分布が円柱状を呈する態様のレー
ザビームに変換できると共にガスジェットの広がりを抑
制できるものである。
発明において、小径のストレート部のレーザ光の入口側
にテーパー状の開口部を形成してなるものであるから、
集光レンズがない場合であっても、レーザ発振器から発
振されたレーザビームを小径のストレート部に確実容易
に導くことができるものである。
記載の発明において、レーザノズルはラバルノズルであ
るから、噴射するアシストガスの流速を超音速にするこ
とができる。
明図である。
びエネルギー分布状態を模式図的に示した説明図であ
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 切断すべきワークの表面にレーザビーム
を小径のスポットとして照射して照射面を発火点温度に
保持し、上記スポットの径よりも小径に集束した態様の
アシストガスを前記照射面の中央部に亜音速以上のガス
ジェットとして噴射し、このガスジェット中の酸素と加
熱されたワークとの酸化反応熱によってワークを溶融
し、この溶融した部分を前記ガスジェットによって除去
して切断溝を形成することを特徴とするレーザ切断加工
方法。 - 【請求項2】 レーザ発振器から発振されたレーザビー
ムを小径のストレート部に導入し光軸の周囲部分を多重
反射させてレーザビームの光軸周囲部分のビーム強度の
均一化を図り、このビーム強度を平均化したレーザビー
ムの径を所望の径に僅かに拡大しエネルギー分布が円柱
形状を呈する態様のレーザビームとしてワーク表面に照
射し、このレーザビームの照射面の中心部に酸化促進ガ
スジュットの流速を亜音速以上に保持して噴射し、ワー
クの酸化反応による熱によってワークを溶融し、その溶
融部分を前記ガスジェットにより除去することを特徴と
するレーザ切断加工方法。 - 【請求項3】 レーザ発振器と、レーザ発振器において
発振されたレーザビームをノズルに備えた小径のストレ
ートの多重反射領域に導くビームガイド部と、多重反射
により光軸の周囲部分のビーム強度を平均化しエネルギ
ー分布が円柱形状を呈する態様のレーザビームに変換し
て照射したワークの照射面の中心部にレーザビームと同
軸方向から噴射される酸化促進ガスジェットの供給部
と、を備えてなることを特徴とするレーザ切断加工装
置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の発明において、ビーム
ガイド部は、レーザ発振器から発振された大径のレーザ
ビームを多重反射領域に導くためのテーパ形状に形成し
てあることを特徴とするレーザ切断加工装置。 - 【請求項5】 請求項3に記載の発明において、ビーム
ガイドは、集光レンズ又は凹面鏡よりなることを特徴と
するレーザ切断加工装置。 - 【請求項6】 レーザ発振器と、レーザ発振器において
発振されたレーザビームの光軸の周囲部分を多重反射す
るための小径のストレートの多重反射孔を備えたノズル
と、上記ノズルから噴射される酸化促進用のガスジェッ
トの供給部とを備えてなるレーザ切断加工装置におい
て、前記多重反射孔から噴射されるガスジェットをほぼ
平行状の噴流に保持し、かつ前記多重反射孔を経たレー
ザビームの径を上記ガスジェットの噴流の径よりも大径
になるように拡大しかつエネルギー分布が円柱形状を呈
する態様のレーザビームに変換するために、ノズルの噴
出口の内面をテーパ形状の反射面に形成してなることを
特徴とするレーザ切断加工装置。 - 【請求項7】 レーザビームの多重反射を行う小径のス
トレート部と、上記ストレート部の径よりはノズル照射
口が大径になるようにノズル照射口側が次第に大径にな
る照射口側テーパ部とを備えてなることを特徴とするレ
ーザノズル。 - 【請求項8】 請求項7に記載の発明において、小径の
ストレート部のレーザ光の入口側にテーパー状の開口部
を形成してなることを特徴とするレーザノズル。 - 【請求項9】 請求項7又は8に記載の発明において、
レーザノズルはラバルノズルであることを特徴とするレ
ーザノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10941197A JP4049844B2 (ja) | 1996-11-18 | 1997-04-25 | レーザ切断加工方法及び装置並びにレーザノズル |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30672696 | 1996-11-18 | ||
| JP385097 | 1997-01-13 | ||
| JP8-306726 | 1997-01-13 | ||
| JP9-3850 | 1997-01-13 | ||
| JP10941197A JP4049844B2 (ja) | 1996-11-18 | 1997-04-25 | レーザ切断加工方法及び装置並びにレーザノズル |
Publications (2)
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