JPH10249660A - 冷却機能付きコラムを有する工作機械 - Google Patents
冷却機能付きコラムを有する工作機械Info
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- JPH10249660A JPH10249660A JP7653697A JP7653697A JPH10249660A JP H10249660 A JPH10249660 A JP H10249660A JP 7653697 A JP7653697 A JP 7653697A JP 7653697 A JP7653697 A JP 7653697A JP H10249660 A JPH10249660 A JP H10249660A
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Landscapes
- Machine Tool Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】廃熱処理が容易に行なえて、コラム全体を均一
に冷却することの出来る冷却機能付きコラムを有する工
作機械を提供すること。 【解決手段】ベット2を有し、ベット2上にコラム3を
設け、該コラム上に主軸ヘッド6を移動駆動自在に設け
た工作機械1において、コラムの本体5の水平断面にお
ける四隅に冷却液流通穴5eを該本体の略全高に亙り形
成し、各冷却液流通穴に、供給口5h、排出口5j、冷
却液供給管11、クーリングユニット12、クーラント
タンク13などを接続し、各冷却液流通穴を冷却液15
で満たすと共に、各冷却液流通穴に対して冷却液を供給
回収自在に接続した。
に冷却することの出来る冷却機能付きコラムを有する工
作機械を提供すること。 【解決手段】ベット2を有し、ベット2上にコラム3を
設け、該コラム上に主軸ヘッド6を移動駆動自在に設け
た工作機械1において、コラムの本体5の水平断面にお
ける四隅に冷却液流通穴5eを該本体の略全高に亙り形
成し、各冷却液流通穴に、供給口5h、排出口5j、冷
却液供給管11、クーリングユニット12、クーラント
タンク13などを接続し、各冷却液流通穴を冷却液15
で満たすと共に、各冷却液流通穴に対して冷却液を供給
回収自在に接続した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マシニングセンタなど
に適用するに好適な、冷却機能付きコラムを有する工作
機械に関する。
に適用するに好適な、冷却機能付きコラムを有する工作
機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マシニングセンタなどの工作機械
のコラムの冷却は、冷却ファンによる空冷のものと、コ
ラム内部に冷却液噴出用ノズルを設けて置き、該ノズル
から冷却液を噴出させて行なうもの等が知られている。
のコラムの冷却は、冷却ファンによる空冷のものと、コ
ラム内部に冷却液噴出用ノズルを設けて置き、該ノズル
から冷却液を噴出させて行なうもの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、冷却ファンを
使用するものは、ファンによる廃熱の処理が困難である
ばかりか、冷却効果がコラム全体に均一にならないとい
う不都合があった。また、ノズルによるものは、コラム
内にノズル配管を行なわなければならず、製作工数が増
大するほかに、ノズルの詰まりや、それに伴う冷却液の
散布の不均一が生じやすく、実用上問題あった。
使用するものは、ファンによる廃熱の処理が困難である
ばかりか、冷却効果がコラム全体に均一にならないとい
う不都合があった。また、ノズルによるものは、コラム
内にノズル配管を行なわなければならず、製作工数が増
大するほかに、ノズルの詰まりや、それに伴う冷却液の
散布の不均一が生じやすく、実用上問題あった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、廃熱処理が容
易に行なえて、コラム全体を均一に冷却することの出来
る冷却機能付きコラムを有する工作機械を提供すること
を目的とするものである。
易に行なえて、コラム全体を均一に冷却することの出来
る冷却機能付きコラムを有する工作機械を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の内、請求
項1の発明は、ベット(2)を有し、ベット(2)上に
コラム(3)を設け、該コラム上に主軸ヘッド(6)を
移動駆動自在に設け、該主軸ヘッド(6)に回転工具
(9)を回転駆動自在に設け、テーブル(8)上に設け
られたワーク(14)を前記回転工具により加工するこ
との出来る工作機械(1)において、前記コラムは本体
(5)を有し、該本体の水平断面における複数の隅部に
冷却液充満空間(5e)を該本体の略全高に亙り形成
し、前記各冷却液充満空間には冷却液供給回収手段(5
h、5j、11、12、13)を、前記各冷却液充満空
間内を冷却液(15)で満たすと共に、前記各冷却液充
満空間に対して冷却液を供給回収自在に接続して構成さ
れる。
項1の発明は、ベット(2)を有し、ベット(2)上に
コラム(3)を設け、該コラム上に主軸ヘッド(6)を
移動駆動自在に設け、該主軸ヘッド(6)に回転工具
(9)を回転駆動自在に設け、テーブル(8)上に設け
られたワーク(14)を前記回転工具により加工するこ
との出来る工作機械(1)において、前記コラムは本体
(5)を有し、該本体の水平断面における複数の隅部に
冷却液充満空間(5e)を該本体の略全高に亙り形成
し、前記各冷却液充満空間には冷却液供給回収手段(5
h、5j、11、12、13)を、前記各冷却液充満空
間内を冷却液(15)で満たすと共に、前記各冷却液充
満空間に対して冷却液を供給回収自在に接続して構成さ
れる。
【0006】また、本発明の内、請求項2の発明は、前
記各冷却液充満空間は前記本体に形成された鋳抜き穴で
あることを特徴として構成される。また、本発明の内、
請求項3の発明は、前記各冷却液充満空間をコラムの本
体の水平断面における隅角部にそれぞれ設けて構成され
る。
記各冷却液充満空間は前記本体に形成された鋳抜き穴で
あることを特徴として構成される。また、本発明の内、
請求項3の発明は、前記各冷却液充満空間をコラムの本
体の水平断面における隅角部にそれぞれ設けて構成され
る。
【0007】また、本発明の内、請求項4の発明は、冷
却液充満空間内に減容体(16)を、該冷却液充満空間
内の冷却液の充満容積を少なくする形で設けて構成され
る。また、本発明の内、請求項5の発明は、減容体内部
に中空部(16a)を形成して構成される。なお、括弧
内の番号等は、図面における対応する要素を示す便宜的
なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘
束されるものではない。以下の「作用」の欄についても
同様である。
却液充満空間内に減容体(16)を、該冷却液充満空間
内の冷却液の充満容積を少なくする形で設けて構成され
る。また、本発明の内、請求項5の発明は、減容体内部
に中空部(16a)を形成して構成される。なお、括弧
内の番号等は、図面における対応する要素を示す便宜的
なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘
束されるものではない。以下の「作用」の欄についても
同様である。
【0008】
【作用】上記した構成により、請求項1の発明は、冷却
液充満空間(5e)によりコラム(3)は均一に冷却さ
れ、また、冷却液供給回収手段(5h、5j、11、1
2、13)によりコラムで吸収された熱は冷却液(1
5)と共に回収処理されるように作用する。また、請求
項2の発明は、本体の製造時に各冷却液充満空間(5
e)をも同時に成形することが可能となるように作用す
る。また、請求項3の発明は、隅角部に設けられた各冷
却液充満空間(5e)は、コラム(3)を均一に冷却す
るように作用する。
液充満空間(5e)によりコラム(3)は均一に冷却さ
れ、また、冷却液供給回収手段(5h、5j、11、1
2、13)によりコラムで吸収された熱は冷却液(1
5)と共に回収処理されるように作用する。また、請求
項2の発明は、本体の製造時に各冷却液充満空間(5
e)をも同時に成形することが可能となるように作用す
る。また、請求項3の発明は、隅角部に設けられた各冷
却液充満空間(5e)は、コラム(3)を均一に冷却す
るように作用する。
【0009】また、請求項4の発明は、コラム内に充満
する冷却液の量を少なくすることが出来るように作用す
る。また、請求項5の発明は、中空部(16a)により
コラムが軽量化されるように作用する。
する冷却液の量を少なくすることが出来るように作用す
る。また、請求項5の発明は、中空部(16a)により
コラムが軽量化されるように作用する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明が適用された工作機械の全体を示す
概略斜視図、図2は、工作機械用コラムの一例示す平面
図、図3は、工作機械用コラムの一例を示す側面図、図
4は、本発明の他の実施例を示す断面図である。
る。図1は、本発明が適用された工作機械の全体を示す
概略斜視図、図2は、工作機械用コラムの一例示す平面
図、図3は、工作機械用コラムの一例を示す側面図、図
4は、本発明の他の実施例を示す断面図である。
【0011】本発明が適用されたマシニングセンタなど
工作機械1は、図1に示すように、ベット2を有してお
り、ベット2の上には、コラム3がZ軸方向である矢印
A、B方向に移動駆動自在に載置されている。コラム3
は、図2及び図3に示すように、本体5を有しており、
本体5は、本体5の図3下端に設けられた複数の直動案
内装置5aにより、前述のようにベット2に設けられた
ガイドレール2a上を矢印A、B方向に摺動自在に設け
られている。本体5の図中右方には、ガイドレール5
b、5bがY軸方向である、図3矢印C、D方向に垂直
に形成されており、ガイドレール5b、5bには、主軸
ヘッド6が、主軸ヘッド6に設けられた直動案内装置6
aを介して矢印C、D方向に摺動自在に設けられてい
る。
工作機械1は、図1に示すように、ベット2を有してお
り、ベット2の上には、コラム3がZ軸方向である矢印
A、B方向に移動駆動自在に載置されている。コラム3
は、図2及び図3に示すように、本体5を有しており、
本体5は、本体5の図3下端に設けられた複数の直動案
内装置5aにより、前述のようにベット2に設けられた
ガイドレール2a上を矢印A、B方向に摺動自在に設け
られている。本体5の図中右方には、ガイドレール5
b、5bがY軸方向である、図3矢印C、D方向に垂直
に形成されており、ガイドレール5b、5bには、主軸
ヘッド6が、主軸ヘッド6に設けられた直動案内装置6
aを介して矢印C、D方向に摺動自在に設けられてい
る。
【0012】主軸ヘッド6には、スピンドル7が回転駆
動自在に設けられており、スピンドル7には、ドリルや
エンドミルなどの公知の回転工具9を着脱自在に挿着す
ることが出来る。また、コラム3の本体5は、鋳造され
たものであり、本体5の図3上方には、ヘッド駆動モー
タ10が、図示しないボールねじなどを介して前述の主
軸ヘッド6を矢印C、D方向にガイドレール5bに沿っ
て移動駆動することが出来る形で設けられている。本体
5には、中央部にヘッド移動空間5cが、図2の紙面と
直角方向、従って、図3矢印C、D方向に形成されてお
り、前記した主軸ヘッド6は該ヘッド移動空間5c内を
図3矢印C、D方向に、コラム3の本体5と干渉するこ
となく移動することが出来る。
動自在に設けられており、スピンドル7には、ドリルや
エンドミルなどの公知の回転工具9を着脱自在に挿着す
ることが出来る。また、コラム3の本体5は、鋳造され
たものであり、本体5の図3上方には、ヘッド駆動モー
タ10が、図示しないボールねじなどを介して前述の主
軸ヘッド6を矢印C、D方向にガイドレール5bに沿っ
て移動駆動することが出来る形で設けられている。本体
5には、中央部にヘッド移動空間5cが、図2の紙面と
直角方向、従って、図3矢印C、D方向に形成されてお
り、前記した主軸ヘッド6は該ヘッド移動空間5c内を
図3矢印C、D方向に、コラム3の本体5と干渉するこ
となく移動することが出来る。
【0013】コラム3の本体5のヘッド移動空間5c
の、図2上下両側には、メインフレーム5d、5dが形
成されており、各メインフレーム5d、5dの図2左右
両側には、冷却液流通穴5eがそれぞれ穿設形成されて
いる。即ち、冷却液流通穴5eは、本体5の水平断面に
おける隅角部に4か所形成されており、各冷却水流通穴
5eは、図3に示すように、本体5の上端部から下端部
にまで、上下方向に略その全長(全高)にわたり形成さ
れている。また、冷却水流通穴5eは、図3に示すよう
に、途中に本体5を形成するリブ5fに貫通された複数
の貫通穴5gを有しており、流通穴5eは、それら貫通
穴5gと共に、本体5を鋳造する際に鋳抜き穴として同
時に形成されている。
の、図2上下両側には、メインフレーム5d、5dが形
成されており、各メインフレーム5d、5dの図2左右
両側には、冷却液流通穴5eがそれぞれ穿設形成されて
いる。即ち、冷却液流通穴5eは、本体5の水平断面に
おける隅角部に4か所形成されており、各冷却水流通穴
5eは、図3に示すように、本体5の上端部から下端部
にまで、上下方向に略その全長(全高)にわたり形成さ
れている。また、冷却水流通穴5eは、図3に示すよう
に、途中に本体5を形成するリブ5fに貫通された複数
の貫通穴5gを有しており、流通穴5eは、それら貫通
穴5gと共に、本体5を鋳造する際に鋳抜き穴として同
時に形成されている。
【0014】各冷却水流通穴5eの、図2における本体
5の外側面と接する側は、パッキンを介してカバー5k
が該流通穴5eの側面を略閉塞して、当該流通穴を形成
する形で装着設置されており、該流通穴5eの図3下端
部のカバー5k部分には、冷却液の供給口5hがカバー
5kを貫通する形で、更に、流通穴5eの図3上端部の
本体5部分には排出口5jが本体5を貫通する形で、冷
却水流通穴5e内外を連通するように設けられている。
各冷却水流通穴5eの供給口5h及び排出口5jには、
図1に示すように、冷却液供給管11、11を介してク
ーラントタンク13が接続されており、クーラントタン
ク13には、クーラントタンク13内の冷却液15を所
定温度に保つためのクーリングユニット12が接続され
ている。なお、工作機械1のベット2の、図1前方側、
従って、図3の右方には、テーブル8が、図3紙面と直
角方向、即ち、Y軸及びZ軸に直角な、X軸方向である
矢印E、F方向に移動駆動自在に設けられており、該テ
ーブル8上に加工すべきワーク14を搭載することが出
来る。
5の外側面と接する側は、パッキンを介してカバー5k
が該流通穴5eの側面を略閉塞して、当該流通穴を形成
する形で装着設置されており、該流通穴5eの図3下端
部のカバー5k部分には、冷却液の供給口5hがカバー
5kを貫通する形で、更に、流通穴5eの図3上端部の
本体5部分には排出口5jが本体5を貫通する形で、冷
却水流通穴5e内外を連通するように設けられている。
各冷却水流通穴5eの供給口5h及び排出口5jには、
図1に示すように、冷却液供給管11、11を介してク
ーラントタンク13が接続されており、クーラントタン
ク13には、クーラントタンク13内の冷却液15を所
定温度に保つためのクーリングユニット12が接続され
ている。なお、工作機械1のベット2の、図1前方側、
従って、図3の右方には、テーブル8が、図3紙面と直
角方向、即ち、Y軸及びZ軸に直角な、X軸方向である
矢印E、F方向に移動駆動自在に設けられており、該テ
ーブル8上に加工すべきワーク14を搭載することが出
来る。
【0015】工作機械1は、以上のような構成を有する
ので、ワークを加工する場合には、テーブル8上に加工
すべきワーク14を搭載した状態で、テーブル8を矢印
E、F方向に移動駆動し、コラム3を矢印A、B方向
に、更に、主軸ヘッド6を矢印C、D方向に移動駆動し
て、テーブル上に搭載されたワーク14を主軸ヘッド6
の工具スピンドル7に装着された回転工具9により切削
する形で行なう。この際、加工の進行と共に、工作機械
1周囲の温度が上昇し、コラム3の温度もそれにつれて
上昇するが、コラム3には、クーラントタンク13のポ
ンプ13aから、クーリングユニット12により所定温
度に冷却された冷却液15が冷却液供給管11を介して
本体5の各冷却液流通穴5eの供給口5hに供給されて
いるので、供給口5hに供給された冷却液15は各冷却
液流通穴5e内に充満し、更に、各冷却液流通穴5e内
を図3上方に向けて流動して行き、その間にコラム3の
本体5と熱交換して本体5の温度が過度に上昇しないよ
うに適宜冷却する。これにより、コラム3の本体5は、
工作機械1の周囲温度の上昇にもかかわらず、略一定に
保持され、温度上昇によりコラム3の本体5が熱膨張し
て、加工精度がそれにより悪影響を及ぼされるような事
態の発生を未然に防止することが出来る。
ので、ワークを加工する場合には、テーブル8上に加工
すべきワーク14を搭載した状態で、テーブル8を矢印
E、F方向に移動駆動し、コラム3を矢印A、B方向
に、更に、主軸ヘッド6を矢印C、D方向に移動駆動し
て、テーブル上に搭載されたワーク14を主軸ヘッド6
の工具スピンドル7に装着された回転工具9により切削
する形で行なう。この際、加工の進行と共に、工作機械
1周囲の温度が上昇し、コラム3の温度もそれにつれて
上昇するが、コラム3には、クーラントタンク13のポ
ンプ13aから、クーリングユニット12により所定温
度に冷却された冷却液15が冷却液供給管11を介して
本体5の各冷却液流通穴5eの供給口5hに供給されて
いるので、供給口5hに供給された冷却液15は各冷却
液流通穴5e内に充満し、更に、各冷却液流通穴5e内
を図3上方に向けて流動して行き、その間にコラム3の
本体5と熱交換して本体5の温度が過度に上昇しないよ
うに適宜冷却する。これにより、コラム3の本体5は、
工作機械1の周囲温度の上昇にもかかわらず、略一定に
保持され、温度上昇によりコラム3の本体5が熱膨張し
て、加工精度がそれにより悪影響を及ぼされるような事
態の発生を未然に防止することが出来る。
【0016】また、各冷却液流通穴5eは、図2に示す
ように、コラム3の本体5の水平断面における隅角部で
ある四隅に設けられ、しかも、図3に示すように、本体
5の略全高に亙り形成されているので、その中を充満流
通する冷却液15による本体5の冷却動作は、本体5の
全体に亙り均一に行われる。また、本体5の内部全体に
冷却液流通穴5eを形成した場合のように、本体5が過
度に重量化することなく、また、その場合に生じ易い、
本体5の固有振動数の、冷却液を満たしたことによる低
下を極力少なくすることが出来るので、工具スピンドル
7による切削動作に有害な低周波振動がコラム3に生じ
る危険性を極力排除することが出来る。
ように、コラム3の本体5の水平断面における隅角部で
ある四隅に設けられ、しかも、図3に示すように、本体
5の略全高に亙り形成されているので、その中を充満流
通する冷却液15による本体5の冷却動作は、本体5の
全体に亙り均一に行われる。また、本体5の内部全体に
冷却液流通穴5eを形成した場合のように、本体5が過
度に重量化することなく、また、その場合に生じ易い、
本体5の固有振動数の、冷却液を満たしたことによる低
下を極力少なくすることが出来るので、工具スピンドル
7による切削動作に有害な低周波振動がコラム3に生じ
る危険性を極力排除することが出来る。
【0017】こうして、本体5の各冷却液流通穴5eの
供給口5hに供給され、各冷却液流通穴5e内を図3上
方に向けて流動してコラム3の本体5と熱交換して本体
5の温度が過度に上昇しないように冷却動作を行なった
冷却液15は、各冷却液流通穴5eの図3上端部に設け
られた排出口5jより冷却液供給管11に入り、クーラ
ントタンク13に回収され、クーリングユニット12に
より再冷却される。
供給口5hに供給され、各冷却液流通穴5e内を図3上
方に向けて流動してコラム3の本体5と熱交換して本体
5の温度が過度に上昇しないように冷却動作を行なった
冷却液15は、各冷却液流通穴5eの図3上端部に設け
られた排出口5jより冷却液供給管11に入り、クーラ
ントタンク13に回収され、クーリングユニット12に
より再冷却される。
【0018】なお、上述の実施例は、冷却液流通穴5e
として、コラム3の本体5の鋳抜き穴をそのまま利用し
た場合についてのべたが、鋳抜き穴が大きい場合や、そ
れほどの冷却容量を必要としない場合などには、図4に
示すように、発泡スチロールや樹脂等からなる軽量な減
容体16を設け、冷却液流通穴5e内の冷却液の充満容
積を少なくするように構成してもよいことはもちろんで
ある。なお、減容体16の内部に中空部16aを形成す
ると、本体5をより軽量化することが出来る。なお、記
号5mは、カバー5kと本体5側壁との間のシールパッ
キンである。
として、コラム3の本体5の鋳抜き穴をそのまま利用し
た場合についてのべたが、鋳抜き穴が大きい場合や、そ
れほどの冷却容量を必要としない場合などには、図4に
示すように、発泡スチロールや樹脂等からなる軽量な減
容体16を設け、冷却液流通穴5e内の冷却液の充満容
積を少なくするように構成してもよいことはもちろんで
ある。なお、減容体16の内部に中空部16aを形成す
ると、本体5をより軽量化することが出来る。なお、記
号5mは、カバー5kと本体5側壁との間のシールパッ
キンである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ベット2を有し、ベット2上にコラム3を設け、該コラ
ム上に主軸ヘッド6を移動駆動自在に設け、該主軸ヘッ
ドに回転工具を回転駆動自在に設け、テーブル上に設け
られたワークを前記回転工具により加工することの出来
る工作機械1において、前記コラムは本体5を有し、該
本体の水平断面における四隅等の複数の隅部に、冷却液
流通穴5e、貫通穴5gなどの冷却液充満空間を該本体
の略全高に亙り形成し、前記各冷却液充満空間には、供
給口5h、排出口5j、冷却液供給管11、クーリング
ユニット12、クーラントタンク13などの冷却液供給
回収手段を、前記各冷却液充満空間内を冷却液15で満
たすと共に、各冷却液充満空間に対して冷却液を供給回
収自在に接続して構成したので、コラム3の本体の複数
の隅部にその略全高に亙って設けられた冷却液充満空間
によりコラム3は均一に冷却される。また、ノズルやコ
ラム内に配管を設置する必要がないので、ノズルの詰ま
りによる冷却不良が生じることもなく、配管でコラム内
が複雑化することもなく、製作工数も掛からず、構造が
簡単である。更に、冷却液供給回収手段によりコラムで
吸収された熱は冷却液と共に回収処理することが出来る
ので、廃熱処理を容易に行なうことが出来る。
ベット2を有し、ベット2上にコラム3を設け、該コラ
ム上に主軸ヘッド6を移動駆動自在に設け、該主軸ヘッ
ドに回転工具を回転駆動自在に設け、テーブル上に設け
られたワークを前記回転工具により加工することの出来
る工作機械1において、前記コラムは本体5を有し、該
本体の水平断面における四隅等の複数の隅部に、冷却液
流通穴5e、貫通穴5gなどの冷却液充満空間を該本体
の略全高に亙り形成し、前記各冷却液充満空間には、供
給口5h、排出口5j、冷却液供給管11、クーリング
ユニット12、クーラントタンク13などの冷却液供給
回収手段を、前記各冷却液充満空間内を冷却液15で満
たすと共に、各冷却液充満空間に対して冷却液を供給回
収自在に接続して構成したので、コラム3の本体の複数
の隅部にその略全高に亙って設けられた冷却液充満空間
によりコラム3は均一に冷却される。また、ノズルやコ
ラム内に配管を設置する必要がないので、ノズルの詰ま
りによる冷却不良が生じることもなく、配管でコラム内
が複雑化することもなく、製作工数も掛からず、構造が
簡単である。更に、冷却液供給回収手段によりコラムで
吸収された熱は冷却液と共に回収処理することが出来る
ので、廃熱処理を容易に行なうことが出来る。
【0020】また、各冷却液充満空間を本体に形成され
た鋳抜き穴から形成すると、本体の製造時に各冷却液充
満空間をも同時に成形することが可能となり、従来のコ
ラムとまったく変わらない製作工数で、熱変位に対して
有効な構造のコラムを提供することが可能となる。更
に、各冷却液充満空間をコラムの本体の水平断面におけ
る隅角部にそれぞれ設けると、コラムの冷却をより均一
に行なうことが出来る。
た鋳抜き穴から形成すると、本体の製造時に各冷却液充
満空間をも同時に成形することが可能となり、従来のコ
ラムとまったく変わらない製作工数で、熱変位に対して
有効な構造のコラムを提供することが可能となる。更
に、各冷却液充満空間をコラムの本体の水平断面におけ
る隅角部にそれぞれ設けると、コラムの冷却をより均一
に行なうことが出来る。
【0021】また、冷却液充満空間内に減容体16を、
該冷却液充満空間内の冷却液の充満容積を少なくする形
で設けると、コラム内に充満する冷却液の量を少なくす
ることが出来るので、それほどの冷却容量を必要としな
い場合や、コラムをより軽量化する場合などには好都合
である。更に、減容体内部に中空部16aを形成する
と、コラムのより一層の軽量化を図ることが出来る。
該冷却液充満空間内の冷却液の充満容積を少なくする形
で設けると、コラム内に充満する冷却液の量を少なくす
ることが出来るので、それほどの冷却容量を必要としな
い場合や、コラムをより軽量化する場合などには好都合
である。更に、減容体内部に中空部16aを形成する
と、コラムのより一層の軽量化を図ることが出来る。
【図1】本発明が適用された工作機械の全体を示す概略
斜視図である。
斜視図である。
【図2】工作機械用コラムの一例示す平面図である。
【図3】工作機械用コラムの一例を示す側面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図である。
1……工作機械 2……ベット 3……コラム 5……本体 5e……冷却液充満空間、鋳抜き穴(冷却液流通穴) 5g……鋳抜き穴(貫通穴) 5h……冷却液供給回収手段(供給口) 5j……冷却液供給回収手段(排出口) 6……主軸ヘッド 9……回転工具 11……冷却液供給回収手段(冷却液供給管) 12……冷却液供給回収手段(クーリングユニット) 13……冷却液供給回収手段(クーラントタンク) 14……ワーク 15……冷却液 16……減容体 16a……中空部
Claims (5)
- 【請求項1】ベットを有し、ベット上にコラムを設け、
該コラム上に主軸ヘッドを移動駆動自在に設け、該主軸
ヘッドに回転工具を回転駆動自在に設け、テーブル上に
設けられたワークを前記回転工具により加工することの
出来る工作機械において、 前記コラムは本体を有し、該本体の水平断面における複
数の隅部に冷却液充満空間を該本体の略全高に亙り形成
し、 前記各冷却液充満空間には冷却液供給回収手段を、前記
各冷却液充満空間内を冷却液で満たすと共に、前記各冷
却液充満空間に対して冷却液を供給回収自在に接続して
構成した冷却機能付きコラムを有する工作機械。 - 【請求項2】前記各冷却液充満空間は前記本体に形成さ
れた鋳抜き穴であることを特徴とする請求項1記載の冷
却機能付きコラムを有する工作機械。 - 【請求項3】前記各冷却液充満空間をコラムの本体の水
平断面における隅角部にそれぞれ設けたことを特徴とす
る請求項1記載の冷却機能付きコラムを有する工作機
械。 - 【請求項4】冷却液充満空間内に減容体を、該冷却液充
満空間内の冷却液の充満容積を少なくする形で設けて構
成した請求項1記載の冷却機能付きコラムを有する工作
機械。 - 【請求項5】減容体内部に中空部を形成したことを特徴
とする請求項4記載の冷却機能付きコラムを有する工作
機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7653697A JPH10249660A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 冷却機能付きコラムを有する工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7653697A JPH10249660A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 冷却機能付きコラムを有する工作機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10249660A true JPH10249660A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13608002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7653697A Pending JPH10249660A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 冷却機能付きコラムを有する工作機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10249660A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2798310A1 (fr) * | 1999-09-10 | 2001-03-16 | Renault Automation Comau | Machine-outil d'usinage a disposition judicieuse des elements de stockage de fluides necessaires aux differentes servitudes de ladite machine outil |
| JP2003300122A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-21 | Makino Milling Mach Co Ltd | 工作機械 |
| US6923603B2 (en) * | 2001-02-13 | 2005-08-02 | Makino Milling Machine Co., Ltd | Machine tool with a feature for preventing a thermal deformation |
| US7104169B2 (en) * | 2002-10-17 | 2006-09-12 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Machine tool and bed structure thereof |
| JP2013169641A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-02 | Toshiba Mach Co Ltd | 精密工作機械 |
| CN103341763A (zh) * | 2013-07-28 | 2013-10-09 | 沈阳机床(集团)有限责任公司 | 一种四轴联动卧式加工中心整机结构 |
| KR101497219B1 (ko) * | 2012-07-05 | 2015-02-27 | 도시바 기카이 가부시키가이샤 | 정밀 공작 기계 |
| JP2015182199A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-10-22 | 三菱重工業株式会社 | 工作機械の熱変形防止構造、及び、それを備えた工作機械 |
| EP3006159A1 (en) | 2014-10-10 | 2016-04-13 | Vysoká Skola Bánská - Technická Univerzita Ostrava | Mobile device for cooling of machine tools with exhaustion and filtration of oil mist |
| KR20190005517A (ko) | 2017-07-07 | 2019-01-16 | 두산공작기계 주식회사 | 공작기계의 컬럼 냉각 장치 |
| CN112624576A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-09 | 梁宏辉 | 一种玻璃生产加工用分段式冷却系统 |
-
1997
- 1997-03-12 JP JP7653697A patent/JPH10249660A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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