JPH10249801A - 板状体の鋸断方法およびその装置 - Google Patents

板状体の鋸断方法およびその装置

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JPH10249801A
JPH10249801A JP7070397A JP7070397A JPH10249801A JP H10249801 A JPH10249801 A JP H10249801A JP 7070397 A JP7070397 A JP 7070397A JP 7070397 A JP7070397 A JP 7070397A JP H10249801 A JPH10249801 A JP H10249801A
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plate
circular saw
sawing
guide
saw
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JP7070397A
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Takeshi Mizuno
毅 水野
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Taihei Machinery Works Ltd
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Taihei Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板状体の四周を鋸断したり、複数本に小割す
る際、板状体に発生する波打ち、ビビリ等を解消させる
ことによって、鋸断精度を向上させることにある。 【構成】 多刃丸鋸盤の主軸にある間隔を置いて複数枚
配列された丸鋸に対峙して、鋸断ガイドを待機位置より
丸鋸に対して接離自在に配設し、多刃丸鋸盤への板状体
搬入時、鋸断ガイドを丸鋸方向へ接近させることにより
板状体に当接させ、丸鋸によって板状体を鋸断させなが
ら、板状体に当接する鋸断ガイドである軟質部材の上面
の一部をも丸鋸によって切削させたり、鋸断ガイドであ
る櫛歯体の櫛歯間隔にて板状体搬送面より突出した丸鋸
円周部位との干渉を回避することにより、板状体の下面
の反力受けを可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダブルソー、多刃丸鋸
盤(以下総称して多刃丸鋸盤という)によって、合板、
繊維板、石膏ボード等の板状体の四周を鋸断したり、合
板、LVL(単板積層材)等の板状体を複数本に小割す
る板状体の鋸断方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、板状体の四周縁部を鋸断したり、
或いは複数本に小割り鋸断するためには、多刃丸鋸盤の
上下流位置に配設された無限軌道、或いは複数組の送り
ロール等の搬送体によって板状体を搬送し、一方、鋸断
時に発生する挽き曲がり力に対しては、上方に配設され
た押えロールの押し付け力によって対応していた。
【0003】前記搬送体は板状体を多刃丸鋸盤の位置ま
で搬送すべく、その上流側に位置するものの終端部並び
に下流側に位置するものの始端部は、丸鋸に近接した位
置に配置されることになるが、丸鋸稼働時には高速にて
回転するため、その高速回転域内、即ち、丸鋸の垂線方
向下部範囲域内には介在せず、通常、この搬送体と搬送
面をほぼ同一とする固定の定盤を、各搬送体に近接して
設置し、搬送体の搬送域から外れた位置において鋸断前
後の板状体の下面を支持していた。
【0004】前記固定の定盤は上流側に位置する搬送体
の終端部、並びに下流側に位置する搬送体の始端部に各
々近接し、搬送方向にある間隔を置いて別個に、或いは
丸鋸の垂線方向を中空若しくは、凹部を形成して丸鋸の
回転動作時に高速回転する丸鋸と剛体である固定の定盤
との接触を回避する構成となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によれば、高
速回転する丸鋸と剛体である固定の定盤との接触は回避
されることになるが、鋸断精度に支障が発生することに
なる。具体的には、鋸断開始時において、丸鋸は板状体
に対してダウンカット状態であり、鋸断途上において
は、丸鋸の下死点からアッパーカット状態に移行する。
このアッパーカット状態によって板状体が丸鋸の回転と
共に随伴上昇する傾向にあり、このアッパーカットとダ
ウンカットの反復継続によって、板状体が上下に振幅す
る現象が発生し易くなる。このとき、板状体自体が比較
的重量を有していれば、その自重分によって随伴上昇量
は抑制され、鋸断時における板状体の上下動、いわゆる
波打ち、ビビリ等はさしたる支障とはならなかった。
【0006】しかしながら、板状体自体の厚みが薄くな
ればなるほど、即ち重量が軽量となればなるほど、その
自重分による随伴上昇は抑制されず、鋸断時における板
状体には波打ち、ビビリ等が目立ち始めて、鋸断精度に
悪影響を及ぼし始め、板状体の下端位置が丸鋸の下死点
位置より下がった場合には、板状体の鋸断分離は不可能
となって、所期の目的を達成することができないことに
なる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は叙上に鑑み、多
刃丸鋸盤の搬送方向の上下流位置に、板状体を多刃丸鋸
盤へ搬送し、次いで取り出すための搬送体を各々配置
し、前記多刃丸鋸盤の主軸にある間隔を置いて複数枚配
列された丸鋸の垂線方向に、昇降機構を介して鋸断ガイ
ドを前記丸鋸の鋸断側に接離自在に配置したことによ
り、多刃丸鋸盤への板状体搬入時、鋸断ガイドを丸鋸方
向へ接近させることにより板状体に当接させ、丸鋸によ
って板状体を鋸断させながら、板状体に当接する鋸断ガ
イドである軟質部材の一部をも丸鋸によって切削させ、
或いは鋸断ガイドである櫛歯体の櫛歯間隔にて板状体搬
送面よりより突出した丸鋸円周部位との干渉を回避する
ことにより、板状体鋸断時の精度を向上させるものであ
る。
【0008】
【作用】主軸にある間隔を置いて複数枚配列された丸鋸
に対峙して、鋸断ガイドを待機位置より丸鋸に対して接
離自在に配設し、多刃丸鋸盤への板状体搬入時、鋸断ガ
イドを丸鋸方向へ接近させることにより板状体に当接さ
せ、丸鋸によって板状体を鋸断させながら、板状体に当
接する鋸断ガイドである軟質部材の上面の一部をも丸鋸
によって切削させ、或いは鋸断ガイドである櫛歯体の櫛
歯間隔にて板状体搬送面より突出した丸鋸円周部位との
干渉を回避することにより、板状体の下面の反力受けを
可能としている。
【0009】
【実施例】次に本発明装置の一実施例を、添付図面に基
づいて説明する。多刃丸鋸盤1は、機台2上の搬送方向
と直交した左右位置に一対の軸受3を取着し、この軸受
3に多数の丸鋸4が装備された主軸5を軸承し、また、
この主軸5の一端を原動機(図示せず)に連設して各丸
鋸4を主軸5の回転時に嵌着状態としている。前記各丸
鋸4は主軸5の軸芯方向に移動可能であり、詳細な説明
は割愛するが、主軸5と各丸鋸4との間には、主軸5が
丸鋸4と共に回転したとき、遠心力によって主軸5と丸
鋸4を一体に結合する可動結合部材が設置されている。
この多刃丸鋸盤1の詳細については本願出願人が出願
し、平成3年1月26日に公開された、平成3年特許出
願公開第9721号、発明の名称「鋸盤」に記載されて
いる。
【0010】前記多刃丸鋸盤1の搬送方向の上下流位置
に機台2上より立設された一対の機枠6の内側対向面に
は、リニヤウエイ、或いはボールウエイ等の移送架7が
水平方向に設置され、この移送架7にリニヤブロック8
を支承して成る移送体9を載架している。この移送体9
は原動機(図示せず)の駆動を受動して歩送り軸10上
を前記移送架7に案内されながら、板状体11の搬送方
向に対して進退自在とされている。前記移送体9の上部
にはACサーボモータ或いは流体シリンダ等の昇降機構
12が設置され、前記移送体9の上下方向に設置された
案内ガイド13を介して位置決め枠14を昇降自在の構
成としている。
【0011】前記各機枠6の上部に原動機(図示せず)
とウォームギヤ15を並設し、このウォームギヤ15を
縦送り軸16の上部に連係すると共に、この縦送り軸1
6の下部を可動枠17に接続し、機枠6の上下方向に亘
って取着された案内18に沿って、原動機の駆動によっ
て可動枠17を上下動自在としている。この上昇、或い
は下降量は原動機に移動量測定器(図示せず)を付設
し、例えば縦送り軸16の回転に伴って正或いは負の方
向へ発信されるパルス量をエンコーダ等によって検知
し、移動量を制御している。
【0012】この可動枠17の搬送方向に任意間隔を置
いた上下流位置には、押さえロール19を一対支承し、
当該押さえロール19の対向面の機台2上に搬送体20
を支承し、原動機の駆動によって搬送体20を回転自在
としている。
【0013】前記各丸鋸4の垂線方向の下方には、機台
2上に立設された支柱の内側対向面に敷設したラックギ
ヤに、原動機の駆動を受動するピニオンギヤを歯合させ
たり、或いは図示の如く、板状体11の搬送方向と直交
する方向にある間隔を置いて立設された一対の流体シリ
ンダ等より成る鋸断ガイド用の昇降機構21に、合板、
挽板等の木質部材、或いはプラスチック等の鋸断時に丸
鋸4に対して損傷を及ぼさない軟質部材より成る鋸断ガ
イド22を着脱自在に取着し、前記各丸鋸4に対して接
離自在の構成としている。前記昇降機構21と鋸断ガイ
ド22との取着に際しては、直接的に両者を取着する
か、或いは板状体11の搬送方向に直交する方向を長手
方向とし、中央部を中空とした矩形状の可動の定盤と前
記昇降機構21を取着し、この可動の定盤にアリ溝加
工、サネ接ぎ加工等を施し、前記中空部分に前記鋸断ガ
イド22を嵌め込む方式としたり、若しくは直接的に螺
締する。この場合、可動の定盤は上限が搬送面となり、
多刃丸鋸盤1の搬送方向の上下流位置に近接して設置さ
れた各搬送体20と鋸断ガイド22の架橋となる。従っ
て、可動の定盤と鋸断ガイド22は一体的に接離動する
構成となるが、別個に昇降機構を取着し、各別に接離動
させることも任意である。
【0014】また一方、鋸断時に前記鋸断ガイド22の
反対側より板状体11を押圧すべく、前記可動枠17の
内側対向面四隅部に、前記記載と同様の押さえ部材用の
昇降機構23を設置し、各昇降機構23と前記鋸断ガイ
ド22と同様の部材より成る押さえ部材24の四隅部を
着脱自在に取着して、板状体11面に対して接離自在の
構成としている。この昇降機構と押さえ部材24との取
着も、前記鋸断ガイド22と昇降機構の取着と同様とし
ている。
【0015】即ち、本実施例においては、多刃丸鋸盤1
の各丸鋸4は板状体11の上方に位置しているので、鋸
断時、鋸断ガイド22は板状体11の下面に、また押さ
え部材24は板状体11の上面に位置しており、従っ
て、鋸断ガイド22はその離反位置を各丸鋸4の垂線方
向の下方とし、この下限の離反位置から昇降機構21を
介して前記丸鋸4の鋸断側に接離自在に配置し、その上
限の接近位置を各丸鋸4の下部と食い込み状態となって
いる。またこの実施例とは逆に、多刃丸鋸盤1の各丸鋸
4を板状体11の下方に位置させれば、鋸断時、鋸断ガ
イド22は板状体11の上面に、また押さえ部材24は
板状体11の下面に位置することになり、この時、鋸断
ガイド22は、その離反位置を各丸鋸4の垂線方向の上
方となり、この上限の離反位置から昇降機構21を介し
て前記丸鋸4の鋸断側に接離自在であり、その下限の接
近位置において各丸鋸4の上部と食い込み状態となる。
【0016】前記押さえ部材24並びに鋸断ガイド22
は共に軟質部材によって構成しているが、これらを主軸
5上に配列された丸鋸4間隔に応じて、少なくとも丸鋸
4の幅並びに長さ以上を有する長溝が櫛歯25状に複数
穿孔された櫛歯体とすることも任意である。この場合、
丸鋸4間隔は板状体11を鋸断して得られる製品寸法に
応じて可変であるので、必要とされる複数種の櫛歯間隔
を有する櫛歯体を用意し、丸鋸4間隔が変更される都
度、取り替えることになる。
【0017】しかして、まず多刃丸鋸盤1の各丸鋸4の
主軸5上における間隔を設定すべく、鋸断ガイド22並
びに押さえ部材24を、各丸鋸4からの離反位置、即ち
垂線方向における下限位置まで各昇降機構によって離反
させ、鋸断ガイド22並びに押さえ部材24と各丸鋸4
との干渉状態を回避させる。次いで、移送体9を原動機
の駆動によって歩送り軸10上を移送架7に案内させな
がら、任意の丸鋸4の位置まで歩送り往動させ、往動
後、昇降機構12によって案内ガイド13に沿って位置
決め枠14を下降させて、再び、移送体9を歩送り軸1
0上を所望の距離だけ往動させることによって、任意の
丸鋸4を主軸5上を押送させる。さらに、次位の丸鋸4
を押送すべく、一旦昇降機構12によって位置決め枠1
4を上昇させた後に移送体9を復動させ、前記記載と同
様の操作によって、任意の丸鋸4間隔を置いて順次丸鋸
4を主軸5上を押送配置させるものである。
【0018】主軸5上における丸鋸4間隔設定後、主軸
5を回転させることによって多刃丸鋸盤1を高速回転さ
せ、この状態下、昇降機構を介して押さえ部材24を上
限位置へ、同様に昇降機構を介して鋸断ガイド22およ
び/または可動の定盤を板状体11の搬送面と同一高さ
まで上昇させる。押さえ部材24並びに鋸断ガイド22
が軟質部材で構成される場合には、押さえ部材24は上
限位置までの上昇途上において、各丸鋸4が位置する部
位が搬送方向に直交して櫛歯25状に切開され、また鋸
断ガイド22の上面は上昇限時において、前記押さえ部
材24を切開した各丸鋸4が食い込んだ状態となってい
る。尚、押さえ部材24並びに鋸断ガイド22が櫛歯体
で構成される場合には、押さえ部材24は上限位置まで
の上昇途上において、各櫛歯間隔内を各丸鋸4が貫通す
ることになり、また鋸断ガイド22の上面は上昇限時、
各櫛歯25状部位にて板状体11搬送面より突出した各
丸鋸4円周部分との干渉を回避した状態となっている。
このとき、押さえ部材24の櫛歯25長さは鋸断ガイド
22の櫛歯長さに比して、図3,図4に示すように長く
なるが、これは各丸鋸との干渉度合いによるものであ
る。
【0019】次いで、鋸断される板状体11の厚みに応
じて原動機を駆動させることにより、可動枠17を縦送
り軸16上を歩送り下降させ、この下降量を移動量測定
器によって検出制御させ、さらに、板状体11に対する
送り力或いは咬持力を作用させるため、任意量可動枠1
7を下降させてある圧力を発生させ、その後、原動機の
駆動によって搬送体20を回転させ、板状体11をある
圧力で押圧している押さえロール19も、この回転を従
動している。
【0020】このようにして板状体11を多刃丸鋸盤1
へ搬送する時、鋸断ガイド22を丸鋸4方向へ接近させ
ることにより板状体11に当接させ、丸鋸4によって板
状体11を鋸断させながら、板状体11に当接する鋸断
ガイド22である軟質部材の上面の一部をも丸鋸4によ
って切削させ、或いは鋸断ガイド22である櫛歯体の櫛
歯間隔にて板状体11搬送面より突出した丸鋸4円周部
位との干渉を回避する一方、板状体11の下面を鋸断ガ
イド22によって常時支持し、板状体11の反力受けを
可能としている。
【0021】従って、鋸断される板体には、アッパーカ
ットとダウンカットの反復継続によって、板状体11が
上下に振幅する現象が発生し易くなるが、板状体11は
上下より挟持された状態であるので、随伴上昇は抑制さ
れ、鋸断時における板状体11の上下動、いわゆる波打
ち、ビビリ等の支障を防止し、鋸断時の精度を向上させ
るものである。尚、多刃丸鋸盤1の各丸鋸4を板状体1
1の下方に位置させた場合も同様である。
【0022】また、鋸断途上において、製品の幅寸法が
変更となる場合には主軸5上の各丸鋸4間隔を調整する
ことになるが、これは前記記載した如く、鋸断ガイド2
2並びに押さえ部材24を、各丸鋸4からの離反位置、
即ち垂線方向における下限位置まで各昇降機構によって
離反させ、鋸断ガイド22並びに押さえ部材24と各丸
鋸4との干渉状態を回避させるものであり、主軸5上に
おける丸鋸4間隔設定後には、上記とは逆に、昇降機構
を介して押さえ部材24を上限位置へ、同様に昇降機構
を介して鋸断ガイド22および/または可動の定盤を板
状体11の搬送面と同一高さまで上昇させるものであ
る。
【0023】この時、押さえ部材24並びに鋸断ガイド
22が櫛歯体で構成される場合には、一旦現状の櫛歯体
を離脱させ、予め用意した複数種の櫛歯体のうちより合
致した任意のものを着装するものとする。また、軟質部
材で構成される場合には、装着された状態のまま、次回
の作業に備えることになるが、これを何回繰り返すこと
になれば、軟質部材の板状体11の搬送方向と直交する
方向、即ち、長手方向に亘る各丸鋸4による切開箇所が
多岐となり、所望の効果を期し得ないことになるので、
一旦使用に供し得なくなった軟質部材を離脱させ、新た
な軟質部材を着装することになる。尚、軟質部材であっ
ても、櫛歯体と同様、予め製品幅、即ち丸鋸4間隔に応
じて複数種用意し、変更毎に都度取り替えることも任意
である。また、本実施例における多刃丸鋸盤1は、主軸
5が丸鋸4と共に回転したとき、遠心力によって主軸5
と丸鋸4を一体に結合する方式にて説明しているが、各
丸鋸4間隔を間座を用いて位置決めする方式に代替する
ことは任意である。
【0024】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、主軸にある
間隔を置いて複数枚配列された丸鋸に対峙して、軟質部
材或いは櫛歯体より成る押さえ部材および/または鋸断
ガイドを待機位置より丸鋸に対して接離自在に配設し、
多刃丸鋸盤への板状体搬入時、押さえ部材および/また
は鋸断ガイドを丸鋸方向へ接近させることにより板状体
に当接させ、丸鋸によって板状体を鋸断させながら、板
状体に当接する鋸断ガイドの一部をも丸鋸によって切削
させ、或いは鋸断ガイドの各櫛歯状部位にて板状体搬送
面より突出した各丸鋸円周部分との干渉を回避している
ので、鋸断時における板状体の上下動、いわゆる波打
ち、ビビリ等の支障を防止し、鋸断時の精度を向上させ
るものである。従って、特に厚みが薄い、或いは重量が
軽い板状体であっても、従来発生していた鋸断時におけ
る板状体の波打ち、ビビリ等を抑制することにより、板
状体の精度の高い鋸断分離が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1の要部正面図である。
【図3】押さえ部材の拡大平面図である。
【図4】鋸断ガイドの拡大平面図である。
【符号の説明】
1… 多刃丸鋸盤、2…機台、3…軸受3、4…丸鋸、
5…主軸、6…機枠、7…移送架、8…リニヤブロッ
ク、9…移送体、10…歩送り軸、11…板状体、12
…昇降機構、13…案内ガイド、14…位置決め枠、1
5…ウォームギヤ、16…縦送り軸、17…可動枠、1
8…案内、19…押さえロール、20…搬送体、21…
昇降機構、22…鋸断ガイド、23…昇降機構、24…
押さえ部材、25…櫛歯

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主軸にある間隔を置いて複数枚配列された
    丸鋸に対峙して、軟質部材より成る鋸断ガイドを待機位
    置より丸鋸に対して接離自在に配設し、多刃丸鋸盤への
    板状体搬入時、鋸断ガイドを丸鋸方向へ接近させること
    により板状体に当接させ、丸鋸によって板状体を鋸断さ
    せながら、板状体に当接する鋸断ガイドの一部をも丸鋸
    によって切削させることを特徴とする板状体の鋸断方
    法。
  2. 【請求項2】主軸にある間隔を置いて複数枚配列された
    丸鋸に対峙して、軟質部材より成る鋸断ガイド並びに押
    さえ部材を待機位置より丸鋸に対して接離自在に配設
    し、多刃丸鋸盤への板状体搬入時、鋸断ガイド並びに押
    さえ部材を丸鋸方向へ接近させることにより、板状体の
    表裏両面に当接させ、丸鋸によって板状体を鋸断させな
    がら、板状体に当接する押さえ部材並びに鋸断ガイドの
    一部をも丸鋸によって切削させることを特徴とする板状
    体の鋸断方法。
  3. 【請求項3】主軸にある間隔を置いて複数枚配列された
    丸鋸に対峙して、櫛歯体より成る鋸断ガイドを待機位置
    より丸鋸に対して接離自在に配設し、多刃丸鋸盤への板
    状体搬入時、鋸断ガイドを丸鋸方向へ接近させることに
    より板状体に当接させ、丸鋸によって板状体を鋸断させ
    ながら、板状体に当接する鋸断ガイドの櫛歯状部位にて
    板状体搬送面より突出した各丸鋸円周部分との干渉を回
    避することを特徴とする板状体の鋸断方法。
  4. 【請求項4】主軸にある間隔を置いて複数枚配列された
    丸鋸側に櫛歯体より成る押さえ部材を、反対側に位置す
    る櫛歯体より成る鋸断ガイドを対峙させると共に、待機
    位置より丸鋸に対して接離自在に配設し、多刃丸鋸盤へ
    の板状体搬入時、押さえ部材並びに鋸断ガイドを丸鋸方
    向へ接近させることにより板状体の上下面に当接させ、
    各櫛歯間隔内を貫通する丸鋸によって板状体を鋸断させ
    ながら、板状体に当接する鋸断ガイドの各櫛歯状部位に
    て板状体搬送面より突出した各丸鋸円周部分との干渉を
    回避することを特徴とする板状体の鋸断方法。
  5. 【請求項5】主軸にある間隔を置いて複数枚配列された
    丸鋸側に櫛歯体より成る押さえ部材を、反対側に位置す
    る櫛歯体より成る鋸断ガイドを対峙させると共に、待機
    位置より丸鋸に対して接離自在に配設し、多刃丸鋸盤へ
    の板状体搬入時、押さえ部材並びに鋸断ガイドを丸鋸方
    向へ接近させることにより板状体の上下面に当接させ、
    押さえ部材の各櫛歯間隔内を貫通する丸鋸によって板状
    体を鋸断させながら、板状体に当接する鋸断ガイドの各
    櫛歯状部位にて板状体搬送面より突出した各丸鋸円周部
    分との干渉を回避し、また主軸上での丸鋸間隔の調整時
    に、押さえ部材並びに鋸断ガイドと丸鋸との介在を解消
    すべく離反させると共に、調整された丸鋸間隔に応じた
    櫛歯間隔の押さえ部材並びに鋸断ガイドに着脱自在とし
    たことを特徴とする板状体の鋸断方法。
  6. 【請求項6】多刃丸鋸盤の搬送方向の上下流位置に、板
    状体を多刃丸鋸盤へ搬送し、次いで取り出すための搬送
    体を各々配置し、前記多刃丸鋸盤の主軸にある間隔を置
    いて複数枚配列された丸鋸の垂線方向に、昇降機構を介
    して鋸断ガイドを前記丸鋸の鋸断側に接離自在に配置し
    たことを特徴とする板状体の鋸断装置。
  7. 【請求項7】多刃丸鋸盤の搬送方向の上下流位置に、板
    状体を多刃丸鋸盤へ搬送し、次いで取り出すための搬送
    体を各々配置し、前記多刃丸鋸盤の主軸にある間隔を置
    いて複数枚配列された丸鋸の垂線方向に、昇降機構を介
    して鋸断ガイド並びに押さえ部材を前記丸鋸の鋸断側に
    接離自在に配置したことを特徴とする板状体の鋸断装
    置。
  8. 【請求項8】前記押さえ部材および/または鋸断ガイド
    を、軟質材または前記丸鋸間隔に応じた櫛歯状間隔を有
    する櫛歯体とした請求項6または7記載の板状体の鋸断
    装置。
  9. 【請求項9】前記鋸断ガイドの離反位置を各丸鋸の垂線
    方向の下方とすると共に、この下限の離反位置から昇降
    機構を介して前記丸鋸の鋸断側に接離自在に配置し、そ
    の上限の接近位置を板状体の搬送面とし、この搬送面よ
    り各丸鋸の円周部位が突出状態である請求項6または7
    記載の板状体の鋸断装置。
  10. 【請求項10】前記鋸断ガイドの離反位置を各丸鋸の垂
    線方向の上方とすると共に、この上限の離反位置から昇
    降機構を介して前記丸鋸の鋸断側に接離自在に配置し、
    その下限の接近位置を板状体の搬送面とし、この搬送面
    より各丸鋸の円周部位が突出状態である請求項6または
    7記載の板状体の鋸断装置。
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