JPH10249980A - 熱収縮性フィルム、及びその製造方法 - Google Patents

熱収縮性フィルム、及びその製造方法

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JPH10249980A
JPH10249980A JP9060588A JP6058897A JPH10249980A JP H10249980 A JPH10249980 A JP H10249980A JP 9060588 A JP9060588 A JP 9060588A JP 6058897 A JP6058897 A JP 6058897A JP H10249980 A JPH10249980 A JP H10249980A
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JP
Japan
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film
heat
shrinkable film
less
stretching
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JP9060588A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Noguchi
克弘 野口
Masaharu Nishihara
正治 西原
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Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高速自動包装適性に優れ、包装仕上がりが良好
な熱収縮性フィルム、及びその製造方法を提供するこ
と。 【構成】密度0.925g/cm3以下のエチレン−αオレ
フィン共重合体樹脂からなるフィルムであって、ヤング
率が縦方向、横方向共に3500kg/cm2以下で、さらに
偏肉精度が7%以内であることを特徴とする熱収縮性フ
ィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱収縮性フィルム、及び
その製造方法に関する。特に、低価格で廃棄処理が容易
で、低温収縮性、耐寒性の良好なポリエチレン系熱収縮
性フィルムとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被包装物を熱収縮性フィルムで包
装させた後、加熱して該フィルムを収縮させる熱収縮包
装方法が行われてきた。そして、その熱収縮包装用フィ
ルムとしては、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエチレン系
樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ
エチレンテレフタレート系樹脂等からなるフィルム、或
いは、これらの樹脂を積層させた多層フィルムが用いら
れてきたが、その中でもポリエチレン系樹脂からなるフ
ィルムは価格面、使用後の廃棄処理の容易さ、低温収縮
性や耐寒性等の面で優れていることが知られている。
【0003】また、ポリエチレン系樹脂からなるフィル
ム、特に低密度のポリエチレン系樹脂からなるフィルム
は、ポリプロピレン系樹脂からなるフィルムと比較する
と腰が弱く、収縮包装した際に包装体のコーナー部のフ
ィルムが突き出す、所謂「角立ち」現象が起きにくいと
いうメリットを有していた。しかしながら、腰が弱いフ
ィルムは、自動包装を行うとフィルムに皺が入りやすく
包装仕上がりが美しくならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、高速自動包装適性に優れ、包装仕上がりが
良好な熱収縮性フィルム、及びその製造方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するための手段として密度0.925g/cm3以
下のエチレン−αオレフィン共重合体樹脂からなるフィ
ルムであって、ヤング率が縦方向、横方向共に3500
kg/cm2以下で、さらに偏肉精度が7%以内であることを
特徴とする熱収縮性フィルムが提供され、さらに、少な
くとも表面層とコア層を有する多層フィルムであって、
該表面層とコア層の双方が密度0.925g/cm3以下の
エチレン−αオレフィン共重合体樹脂からなることを特
徴とする前記熱収縮性フィルムが提供され、さらにま
た、初めロール延伸法にて縦延伸を行った後にテンター
延伸法にて横延伸を行うことを特徴とする前記熱収縮性
フィルムの製造方法が提供される。
【0006】即ち、本発明者らは、鋭意研究した結果、
収縮包装した際に「角立ち」を起こさない腰の弱いフィ
ルムであっても、厚み精度を上げることによって高速自
動包装が可能となることを見出し、本発明に到った。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の熱収縮性フィルムは、「角立ち」を抑えるため
に腰の弱いフィルムであることが求められるが、具体的
には延伸後のヤング率が3500kg/cm2以下でなければ
ない。そのため、本発明においてはポリエチレン樹脂の
中でも結晶性の低い、密度が0.925g/cm3以下のエ
チレン−αオレフィン共重合体樹脂を用いる。密度が
0.925g/cm3を越える樹脂を用いると、延伸後のフ
ィルムの腰が強くなり過ぎて、所謂「角立ち」等が起こ
り、美麗な包装仕上がりを得ることが難しくなる。ま
た、メルトインデックスは0.2〜3.0g/10min、特
に1.0〜2.0g/10minの樹脂が好ましい。メルトイ
ンデックスが0.2g/10min未満のものは、溶融押出時
のモーターの負荷が増大するため好ましくなく、3.0
g/10minを越えると延伸工程での安定性が悪くなるため
好ましくない。また、エチレンと共重合されるα−オレ
フィンモノマーとしては、炭素数3〜10のα−オレフ
ィンが好ましく、例えばプロピレン、ブテン−1、ペン
テン−1、4−メチルペンテン、ヘプテン、ヘキセン−
1、オクテン−1等を用いることができる。
【0008】本発明のフィルム構成は、単一の層からな
る単層フィルムであってもよいが、表面層とコア層から
なる二層フィルム、或いはコア層を表面層で挟んだ三層
フィルムであってもよい。熱収縮性フィルムの総厚みは
10〜35μmとするのが好ましく、それぞれの層の厚
み構成比は、目的、原料構成等によって異なるが、例え
ばコア層を両表面層が挟んだ三層構成の場合、総厚みに
対する百分率として、表面層/コア層/表面層の順に1
5〜25%/50〜70%/15〜25%である。さら
に、表面層とコア層の間に中間層として他の樹脂層を挿
入させること、或いは、コア層を二層に分離し、その間
に本発明品の生産時に生じる不適格品等の再生原料から
なる再生樹脂層を設けること等も可能である。尚、表面
層とコア層は同一の樹脂を用いても良く、また、同一の
樹脂を用いて添加剤処方のみを変えても良い。表面層を
形成するに樹脂に好適に用いられる添加剤としてはアン
チブロッキング剤、滑剤等がある。
【0009】また、自動包装時にフィルムにテンション
をかけて引き取るが、フィルムの厚みにムラがあるとテ
ンションが均等にかかりにくく、皺等が発生して包装仕
上がりの美観を低下させる。特に、本発明によるフィル
ムは、あえてフィルムの腰を弱くしているので、テンシ
ョンのバランスが少し崩れるだけで包装仕上がりが悪く
なる。このような問題を解決するためにはフィルムの厚
みムラをなるべく小さくする必要があり、詳しくは厚み
精度が7%を越えないようにしなくてはならない。厚み
精度が7%を越えると仕上がりの外観不良の包装体が急
増する。尚、厚み精度の値は、フィルムの平均の厚みを
X、厚みの最大値と最小値のうち絶対値の大きい方をY
とすると、|X−Y|/Xで表す。
【0010】次に本発明の熱収縮性フィルムの製造方法
について説明する。本発明によるフィルムは、厚み精度
を7%以内にするため、及び、急冷して結晶化を抑え、
フィルムの腰を弱くするためにTダイ押出成形法にて製
膜することが好ましい。単層の熱収縮性フィルムを製膜
する場合は一台の押出機を用い、またコア層と表面層か
らなる多層フィルムを製膜する場合は樹脂の種類に応じ
て、一台、もしくは、複数台の押出機を用い、ダイスか
ら樹脂原料をシート状に押出し、チルロールにて急冷し
て未延伸原反を得る。
【0011】次に、得られた未延伸原反に延伸加工を施
す。延伸方法、延伸倍率は特に限定されないが、タイト
に収縮包装を行うためには、収縮率が横方向(幅方向)
に45%以上、縦方向(流れ方向)に10〜40%程度
であることが好ましく、このような収縮率を得るための
延伸方法としては、まずロール延伸法にて縦延伸を行
い、次いでテンター延伸法にて横延伸を行う逐次二軸延
伸法を行うことが好ましい。尚、逐次二軸延伸法は縦の
延伸倍率と横の延伸倍率をリンクさせずに自由に変更す
ることができ、瓶のラベル等に用いられる一軸延伸タイ
プの収縮フィルムから、縦横同じぐらい収縮する収縮フ
ィルムまで製造することができるが、収縮率が上述した
範囲の熱収縮性フィルムを得るためには、延伸倍率は縦
方向1.0〜7.0倍、横方向5.0〜10.0倍程度
にすることが好ましい。また、本明細書に記載されてい
る収縮率は特別な記載が無い限り、ASTM D882
に準拠して100℃の熱水中で測定した値である。更
に、このようにして得られた熱収縮性フィルムは必要に
応じてコロナ放電処理等の表面活性化処理を施して印刷
加工や金属蒸着処理等を行っても良く、また、表面の耐
熱性を改善するために電子線照射を行っても良い。
【0012】
【実施例】以下、実施例、及び、比較例を示し、本発明
の内容を具体的に説明する。尚、本発明は、実施例に記
載された事項によってのみ限定されるものではないこと
は当然である。また、本発明において各種フィルム物性
は次のような方法によって測定した。
【0013】[厚み精度(%)]延伸後のフィルムの厚
みをランダムに選んだ20カ所で測定し、フィルムの平
均の厚み(X)、厚みの最大値と最小値のうち絶対値の
大きい方(Y)を求め、|X−Y|/Xを記す。 [ヤング率(kg/cm2)]ASTM D882に準拠して
測定した。 [フィルムの熱収縮率(%)]ASTM D882に準
拠して、100℃のオイルバス中でフィルムの縦方向、
及び、横方向の熱収縮率を測定した。
【0014】[自動包装適性]ピロー式の自動包装機を
用いて、最適温度に設定した収縮トンネル内を通過させ
て包装体を得、フィルムが歪んだり皺になったりしてい
ないかを目視で評価した。歪みや皺がほとんど見られな
かった場合○、1〜2割程度が不良であれば△、不良な
ものが2割を越える場合は×で表す。 [角立ち]ピロー式の自動包装機を用いて、最適温度に
設定した収縮トンネル内を通過させて包装体を得、包装
体が角立ちを起こしていないかを目視で評価した。角立
ちがほとんど見られなかった場合は○、一部角立ちを起
こしていた場合は△、過半数が角立ちを起こしていた場
合は×で表す。
【0015】実施例1 密度0.912g/cm3、MI2g/10minのエチレン−αオ
レフィン共重合体(αオレフィンの炭素数6)をTダイ
押出成形法にてフィルム化し、得られた未延伸原反を縦
方向に4.0倍、横方向に6.0倍、ロール延伸とテン
ター延伸による逐次二軸延伸法によって行い、単層の熱
収縮性フィルムを得る。得られたフィルムの諸物性、及
び自動包装を行った際の包装仕上がりについて表1に記
す。 比較例1、2 実施例1と同じ樹脂を用いて、インフレーション押出成
型法にて製膜し、これをチューブラー二軸延伸法にて縦
方向、横方向共に5.0倍延伸して得たフィルムを比較
例1、密度0.930のエチレン−αオレフィン共重合
体樹脂を用いて実施例1と同様の方法で製造したフィル
ムを比較例2とする。得られたフィルムの諸物性、及び
自動包装を行った際の包装仕上がりについて表1に記
す。
【0016】
【表1】
【0017】実施例1の熱収縮性フィルムは表からも厚
み精度に優れ、またヤング率も比較的小さいことが分か
る。さらに、該フィルムは引裂荷重が大きく、耐引裂性
に優れており、加えて収縮応力が小さくソフトな印象の
収縮包装を行うことができた。また、該フィルムは自動
包装適性に優れ、また、自動包装した際に得られる包装
体は角立ちを起こすことなく外観が良好であった。比較
例1のフィルムは厚み精度が悪く、皺の入った包装体や
フィルムの歪んだ包装体が多数できた。また比較例2の
フィルムはヤング率が高く、角立ちを起こしている包装
体が多く見られた。
【0018】実施例2 延伸倍率を縦方向1.5倍、横方向6.0倍にした以外
は実施例1と同様にして単層の熱収縮フィルムを得る。
得られたフィルムの収縮率は縦方向が14%、横方向が
53%であった。該フィルムは収縮率の縦横のバランス
が偏っているので、長尺物の包装に適している。本発明
による製造方法を用いると、被包装物の形に合わせて収
縮率を調節することができる。
【0019】
【効果】本発明による熱収縮性フィルムは、低価格で廃
棄処理が容易で、低温収縮性、耐寒性の良好なだけでな
く、角立ちを起こさず、尚かつ、皺などが入ることのな
い美麗な包装体を得ることができる。
【0020】特に、ロール延伸法にて縦延伸を行い、次
いでテンター延伸法にて横延伸を行う逐次二軸延伸法を
用いて製造すると、縦の延伸倍率と横の延伸倍率をリン
クさせずに自由に変更することができ、瓶のラベル等に
用いられる一軸延伸タイプの収縮フィルムから、縦横同
じぐらい収縮する収縮フィルムまで、被包装物に合った
熱収縮性フィルムを製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 9:00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密度0.925g/cm3以下のエチレン−
    αオレフィン共重合体樹脂からなるフィルムであって、
    ヤング率が縦方向、横方向共に3500kg/cm2以下で、
    さらに偏肉精度が7%以内であることを特徴とする熱収
    縮性フィルム。
  2. 【請求項2】 少なくとも表面層とコア層を有する多層
    フィルムであって、該表面層とコア層の双方が密度0.
    925g/cm3以下のエチレン−αオレフィン共重合体樹
    脂からなることを特徴とする請求項1記載の熱収縮性フ
    ィルム。
  3. 【請求項3】 初めロール延伸法にて縦延伸を行った後
    にテンター延伸法にて横延伸を行うことを特徴とする請
    求項1乃至2のいずれかに記載の熱収縮性フィルムの製
    造方法。
JP9060588A 1997-03-14 1997-03-14 熱収縮性フィルム、及びその製造方法 Pending JPH10249980A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004256144A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Okura Ind Co Ltd 易開封性熱収縮包装体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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