JPH10250087A - インクジェットプリンタのワイピング装置 - Google Patents
インクジェットプリンタのワイピング装置Info
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- JPH10250087A JPH10250087A JP5733297A JP5733297A JPH10250087A JP H10250087 A JPH10250087 A JP H10250087A JP 5733297 A JP5733297 A JP 5733297A JP 5733297 A JP5733297 A JP 5733297A JP H10250087 A JPH10250087 A JP H10250087A
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- wiping
- recording head
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- wiper
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- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims description 8
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Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録ヘッドの撥水膜を剥離することなく、良
好に記録ヘッドのノズル面を払拭することができるイン
クジェットプリンタのワイピング装置を提供する。 【解決手段】 ワイパ部材32は、記録ヘッド5のノズ
ル面を払拭するように記録ヘッド5に対し相対移動可能
である。前記ワイパ部材32は、記録ヘッド5のノズル
面を払拭するノズル払拭部と、ワイパホルダに支持され
るワイパ支持部とを有し、該ノズル払拭部によるノズル
面を拭う力が約0.36g/mm〜2.14g/mmと
なるようにしている。
好に記録ヘッドのノズル面を払拭することができるイン
クジェットプリンタのワイピング装置を提供する。 【解決手段】 ワイパ部材32は、記録ヘッド5のノズ
ル面を払拭するように記録ヘッド5に対し相対移動可能
である。前記ワイパ部材32は、記録ヘッド5のノズル
面を払拭するノズル払拭部と、ワイパホルダに支持され
るワイパ支持部とを有し、該ノズル払拭部によるノズル
面を拭う力が約0.36g/mm〜2.14g/mmと
なるようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタのワイピング装置に関する。
リンタのワイピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印刷用紙等の記録媒体にイン
ク液滴を吐出するノズルを有する記録ヘッドを備え、該
記録ヘッドによって前記記録媒体に対し記録動作を行う
インクジェットプリンタにおいて、前記記録ヘッドのノ
ズル面を払拭するように記録ヘッドに対し相対移動可能
なワイパ部材を設けたものが知られている。
ク液滴を吐出するノズルを有する記録ヘッドを備え、該
記録ヘッドによって前記記録媒体に対し記録動作を行う
インクジェットプリンタにおいて、前記記録ヘッドのノ
ズル面を払拭するように記録ヘッドに対し相対移動可能
なワイパ部材を設けたものが知られている。
【0003】かかるワイパ部材101として、例えば図
6に示すように、記録ヘッドのノズル面を拭払するノズ
ル払拭部101aと、ワイパホルダに挿入して支持され
るワイパ支持部101bとを備えるものがあり、そのよ
うなワイパ部材101は、可撓性を有するシート状の弾
性材料から所定の幅及び長さに切断して形成され、ノズ
ル払拭部101aの厚さは一様になっている。つまり、
ノズル払拭部101aは、記録ヘッドのノズル面を拭う
ための所定の力を得るために、弾性材料の厚さを所定値
に設定しているのである。そして、かかるノズル払拭部
によるノズル面を拭う力は、2.16g/mm〜7.2
g/mmに設定されている。
6に示すように、記録ヘッドのノズル面を拭払するノズ
ル払拭部101aと、ワイパホルダに挿入して支持され
るワイパ支持部101bとを備えるものがあり、そのよ
うなワイパ部材101は、可撓性を有するシート状の弾
性材料から所定の幅及び長さに切断して形成され、ノズ
ル払拭部101aの厚さは一様になっている。つまり、
ノズル払拭部101aは、記録ヘッドのノズル面を拭う
ための所定の力を得るために、弾性材料の厚さを所定値
に設定しているのである。そして、かかるノズル払拭部
によるノズル面を拭う力は、2.16g/mm〜7.2
g/mmに設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノズル
払拭部によるノズル面を拭う力が、上述したように、
2.16g/mm〜7.2g/mmに設定されている
と、ワイパ部材によるノズル面の払拭の繰り返しによ
り、記録ヘッドのノズル面が傷つき、良好な印字性能を
確保するためにノズル面にコーティングされている撥水
膜(ノンウエットコード)が剥離されるという課題があ
る。かかる撥水膜は現在1μm程度であるので、その厚
さを厚くすれば、剥離を防止できるようにも考えられる
が、厚さを厚くしても一旦剥離を開始すると、急激に剥
離が進行するし、現実に撥水膜を厚くすることは困難で
ある。
払拭部によるノズル面を拭う力が、上述したように、
2.16g/mm〜7.2g/mmに設定されている
と、ワイパ部材によるノズル面の払拭の繰り返しによ
り、記録ヘッドのノズル面が傷つき、良好な印字性能を
確保するためにノズル面にコーティングされている撥水
膜(ノンウエットコード)が剥離されるという課題があ
る。かかる撥水膜は現在1μm程度であるので、その厚
さを厚くすれば、剥離を防止できるようにも考えられる
が、厚さを厚くしても一旦剥離を開始すると、急激に剥
離が進行するし、現実に撥水膜を厚くすることは困難で
ある。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、記録ヘッドの撥水膜を剥離することなく、良好に記
録ヘッドのノズル面を払拭することができるインクジェ
ットプリンタのワイピング装置を提供することを目的と
する。
で、記録ヘッドの撥水膜を剥離することなく、良好に記
録ヘッドのノズル面を払拭することができるインクジェ
ットプリンタのワイピング装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、記録
媒体にインク液滴を吐出するノズルを有し前記記録媒体
に対し記録動作を行う記録ヘッドと、該記録ヘッドのノ
ズル面を払拭するように記録ヘッドに対し相対移動可能
なワイパ部材とを有するインクジェットプリンタのワイ
ピング装置において、前記ワイパ部材が、記録ヘッドの
ノズル面を払拭するノズル払拭部と、ワイパホルダに支
持されるワイパ支持部とを有し、該ノズル払拭部による
ノズル面を拭う力が約0.36g/mm〜2.14g/
mmに設定されているものである。
媒体にインク液滴を吐出するノズルを有し前記記録媒体
に対し記録動作を行う記録ヘッドと、該記録ヘッドのノ
ズル面を払拭するように記録ヘッドに対し相対移動可能
なワイパ部材とを有するインクジェットプリンタのワイ
ピング装置において、前記ワイパ部材が、記録ヘッドの
ノズル面を払拭するノズル払拭部と、ワイパホルダに支
持されるワイパ支持部とを有し、該ノズル払拭部による
ノズル面を拭う力が約0.36g/mm〜2.14g/
mmに設定されているものである。
【0007】よって、ワイパ部材によって記録ヘッドの
ノズル面を払拭する際に、ノズル払拭部によるノズル面
を拭う力が約0.36g/mm〜2.14g/mmに設
定されていることから、記録ヘッドのノズル面に適度の
圧力で接触することとなり、ノズル面(例えば撥水膜)
を損傷するおそれがなくなる。
ノズル面を払拭する際に、ノズル払拭部によるノズル面
を拭う力が約0.36g/mm〜2.14g/mmに設
定されていることから、記録ヘッドのノズル面に適度の
圧力で接触することとなり、ノズル面(例えば撥水膜)
を損傷するおそれがなくなる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1のインクジェ
ットプリンタのワイピング装置において、前記ワイパ部
材のノズル払拭部は、先端部が他部よりも先細に形成さ
れているものである。
ットプリンタのワイピング装置において、前記ワイパ部
材のノズル払拭部は、先端部が他部よりも先細に形成さ
れているものである。
【0009】よって、ワイパ部材のノズル払拭部は、記
録ヘッドのノズル面を払拭する先端部が他部よりも細く
形成されているので、ノズル面に適度の圧力で接触しつ
つ、ワイパ部材(ノズル払拭部)の先端面に付着(残
留)するインクが極力少なくなり、ワイピング動作時に
おける記録ヘッドのノズル面へのインクの付着が低減さ
れる。
録ヘッドのノズル面を払拭する先端部が他部よりも細く
形成されているので、ノズル面に適度の圧力で接触しつ
つ、ワイパ部材(ノズル払拭部)の先端面に付着(残
留)するインクが極力少なくなり、ワイピング動作時に
おける記録ヘッドのノズル面へのインクの付着が低減さ
れる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2のイン
クジェットプリンタのワイピング装置において、前記ワ
イパ支持部が、ノズル払拭部よりも厚く形成されている
ものである。
クジェットプリンタのワイピング装置において、前記ワ
イパ支持部が、ノズル払拭部よりも厚く形成されている
ものである。
【0011】よって、ワイパ支持部を、ノズル払拭部よ
りも厚くするという簡単な構造でもって、ワイパ支持部
の剛性をノズル払拭部の剛性よりも高くすることが可能
となり、ワイパ支持部が剛性を持っているから、ワイパ
ホルダへの挿入が容易になされる。
りも厚くするという簡単な構造でもって、ワイパ支持部
の剛性をノズル払拭部の剛性よりも高くすることが可能
となり、ワイパ支持部が剛性を持っているから、ワイパ
ホルダへの挿入が容易になされる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かのインクジェットプリンタのワイピング装置におい
て、前記ワイパ部材が、カーボン含有量が約10容量%
未満であるエチレンプロピレンゴムで形成されるもので
ある。
かのインクジェットプリンタのワイピング装置におい
て、前記ワイパ部材が、カーボン含有量が約10容量%
未満であるエチレンプロピレンゴムで形成されるもので
ある。
【0013】よって、ワイパ部材が、カーボン含有量が
約10容量%未満であるエチレンプロピレンゴムで形成
されていることから、ワイパ部材によって記録ヘッドの
ノズル面を払拭する際に、ワイパ部材に含有されるカー
ボンによって、記録ヘッドのノズル面を損傷するおそれ
がなくなる。
約10容量%未満であるエチレンプロピレンゴムで形成
されていることから、ワイパ部材によって記録ヘッドの
ノズル面を払拭する際に、ワイパ部材に含有されるカー
ボンによって、記録ヘッドのノズル面を損傷するおそれ
がなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って説明する。
に沿って説明する。
【0015】図1はインクジェットプリンタの全体構成
を示す概略斜視図である。同図において、インクジェッ
トプリンタ1は、左右方向に延びる回転軸(図示せず)
によってフレーム2に回転可能に支承される円筒形状の
プラテンローラ3を有する。プラテンローラ3は、給紙
カセット又は手差し給紙部から供給された印刷用紙4
(記録媒体)を、記録ヘッド5に対面させながら搬送す
るものであり、いわゆる紙送り装置の一部を構成してい
る。尚、前記記録ヘッド5は、印刷用紙4にインク液滴
を吐出するノズルを有し印刷用紙4に対し記録動作を行
うインクジェット式で、そのノズル面には、約0.7μ
m程度の撥水膜(ノンウエットコート)が被覆されてい
る。
を示す概略斜視図である。同図において、インクジェッ
トプリンタ1は、左右方向に延びる回転軸(図示せず)
によってフレーム2に回転可能に支承される円筒形状の
プラテンローラ3を有する。プラテンローラ3は、給紙
カセット又は手差し給紙部から供給された印刷用紙4
(記録媒体)を、記録ヘッド5に対面させながら搬送す
るものであり、いわゆる紙送り装置の一部を構成してい
る。尚、前記記録ヘッド5は、印刷用紙4にインク液滴
を吐出するノズルを有し印刷用紙4に対し記録動作を行
うインクジェット式で、そのノズル面には、約0.7μ
m程度の撥水膜(ノンウエットコート)が被覆されてい
る。
【0016】前記印刷用紙4は、フレーム2の後方の用
紙供給口(図示せず)から矢印A方向に供給され、プラ
テンローラ3の回転により矢印B方向に送給され、用紙
排出口(図示せず)から矢印C方向に排出されるように
構成されている。
紙供給口(図示せず)から矢印A方向に供給され、プラ
テンローラ3の回転により矢印B方向に送給され、用紙
排出口(図示せず)から矢印C方向に排出されるように
構成されている。
【0017】前記プラテンローラ3の前方には、キャリ
ッジ6がプラテンローラ3の軸線に沿って矢印D方向に
移動可能に設けられている。キャリッジ6は、記録ヘッ
ド5及び該記録ヘッド5に供給されるインクを収容した
インクカートリッジ7をそれぞれ着脱可能に搭載してい
る。尚、本例ではイエロー、ブラック、シアン、マゼン
タの4色について記録ヘッド5及びインクカートリッジ
7がそれぞれ搭載されている。
ッジ6がプラテンローラ3の軸線に沿って矢印D方向に
移動可能に設けられている。キャリッジ6は、記録ヘッ
ド5及び該記録ヘッド5に供給されるインクを収容した
インクカートリッジ7をそれぞれ着脱可能に搭載してい
る。尚、本例ではイエロー、ブラック、シアン、マゼン
タの4色について記録ヘッド5及びインクカートリッジ
7がそれぞれ搭載されている。
【0018】また、前記プラテンローラ3の軸線と平行
にキャリッジ軸8が設けられ、このキャリッジ軸8には
キャリッジ6がスライド可能に嵌挿されている。また、
キャリッジ6の係合部6aが、キャリッジ軸8と平行に
延びるガイドレール9によって案内されるようになって
いる。これによって、キャリッジ6に搭載された記録ヘ
ッド5は、プラテンローラ3の軸線に沿ってスライド移
動により往復移動可能となっている。前記キャリッジ6
は、キャリッジ6をキャリッジ駆動モータ10によって
ベルト11及びプーリ12,13を有するベルト駆動機
構14を介して往復移動するように構成されている。
尚、前記キャリッジ駆動モータ10としては、ステップ
モータ又はDCモータが使用される。
にキャリッジ軸8が設けられ、このキャリッジ軸8には
キャリッジ6がスライド可能に嵌挿されている。また、
キャリッジ6の係合部6aが、キャリッジ軸8と平行に
延びるガイドレール9によって案内されるようになって
いる。これによって、キャリッジ6に搭載された記録ヘ
ッド5は、プラテンローラ3の軸線に沿ってスライド移
動により往復移動可能となっている。前記キャリッジ6
は、キャリッジ6をキャリッジ駆動モータ10によって
ベルト11及びプーリ12,13を有するベルト駆動機
構14を介して往復移動するように構成されている。
尚、前記キャリッジ駆動モータ10としては、ステップ
モータ又はDCモータが使用される。
【0019】また、前記プラテンローラ3に対応する記
録エリアの右側には、記録ヘッド5の不吐出あるいは吐
出不良を回復するためのパージ装置31が配設された回
復エリアが形成されている。このようなパージ装置31
を設けているのは、インクジェット式の記録ヘッド5
は、使用中に内部に気泡が発生したり、インクが乾燥し
たりする等の原因により吐出不良を起こすので、これを
良好な吐出状態に回復させるためである。
録エリアの右側には、記録ヘッド5の不吐出あるいは吐
出不良を回復するためのパージ装置31が配設された回
復エリアが形成されている。このようなパージ装置31
を設けているのは、インクジェット式の記録ヘッド5
は、使用中に内部に気泡が発生したり、インクが乾燥し
たりする等の原因により吐出不良を起こすので、これを
良好な吐出状態に回復させるためである。
【0020】また、前記パージ装置31に隣接して、記
録エリア側に記録ヘッド5のノズル面を払拭するように
記録ヘッド5に対し相対移動可能なワイパ部材32が、
その反対側に印字を行わない際に記録ヘッド5のノズル
面を覆いインク蒸発を防止してノズル面が乾燥するのを
回避する保護キャップ装置33がそれぞれ配設されてい
る。
録エリア側に記録ヘッド5のノズル面を払拭するように
記録ヘッド5に対し相対移動可能なワイパ部材32が、
その反対側に印字を行わない際に記録ヘッド5のノズル
面を覆いインク蒸発を防止してノズル面が乾燥するのを
回避する保護キャップ装置33がそれぞれ配設されてい
る。
【0021】前記ワイパ部材32は、図2及び図3に示
すように、前記記録ヘッド5のノズル面を払拭するノズ
ル払拭部32aと、該ノズル払拭部32aに連設されワ
イパーホルダ34の挿入孔34aに挿入して支持される
ワイパ支持部32bとを有する。
すように、前記記録ヘッド5のノズル面を払拭するノズ
ル払拭部32aと、該ノズル払拭部32aに連設されワ
イパーホルダ34の挿入孔34aに挿入して支持される
ワイパ支持部32bとを有する。
【0022】前記ノズル払拭部32aは、先端面の面積
が他部の断面積より小さくなるように、即ち前記ノズル
払拭部32aの先端部が、印刷用紙4側の側面が、先端
側になるほど断面積を小さくする傾斜面32cに形成さ
れている。
が他部の断面積より小さくなるように、即ち前記ノズル
払拭部32aの先端部が、印刷用紙4側の側面が、先端
側になるほど断面積を小さくする傾斜面32cに形成さ
れている。
【0023】よって、前記ノズル払拭部32aは、記録
ヘッド5のノズル面を払拭する先端部が他部よりも細く
形成されているので、ワイパ部材32(ノズル払拭部3
2a)の先端面に付着(残留)するインクが極力少なく
なり、記録ヘッド5のノズル面へのインクの付着(残
留)が低減される。特に、記録ヘッド5のノズル面のイ
ンクの払拭するのに影響が殆どない印刷用紙4側の側面
を傾斜面32cとしているので、ノズル払拭部32aに
よるインクの払拭機能を損なうことなく、ノズル払拭部
32aの先端面へのインクの付着が回避される。
ヘッド5のノズル面を払拭する先端部が他部よりも細く
形成されているので、ワイパ部材32(ノズル払拭部3
2a)の先端面に付着(残留)するインクが極力少なく
なり、記録ヘッド5のノズル面へのインクの付着(残
留)が低減される。特に、記録ヘッド5のノズル面のイ
ンクの払拭するのに影響が殆どない印刷用紙4側の側面
を傾斜面32cとしているので、ノズル払拭部32aに
よるインクの払拭機能を損なうことなく、ノズル払拭部
32aの先端面へのインクの付着が回避される。
【0024】また、ワイパ部材32のワイパホルダ34
への挿入取付けが容易となるようにワイパ支持部32b
の剛性を高めるために、前記ワイパ支持部32bがノズ
ル払拭部32aよりも厚く形成されている。例えばノズ
ル払拭部32aの厚さAが0.85mmであるのに対
し、ワイパ支持部32bの厚さBが2.3mmとされて
いる。
への挿入取付けが容易となるようにワイパ支持部32b
の剛性を高めるために、前記ワイパ支持部32bがノズ
ル払拭部32aよりも厚く形成されている。例えばノズ
ル払拭部32aの厚さAが0.85mmであるのに対
し、ワイパ支持部32bの厚さBが2.3mmとされて
いる。
【0025】前記ワイパ部材32は、カーボン含有量が
約10容量%未満であるエチレンプロピレンゴム(EP
DM)からなり、ワイパ部材32による払拭の際、ワイ
パ部材32に含有されるカーボンによってノズル面を損
傷するおそれがないように構成されている。
約10容量%未満であるエチレンプロピレンゴム(EP
DM)からなり、ワイパ部材32による払拭の際、ワイ
パ部材32に含有されるカーボンによってノズル面を損
傷するおそれがないように構成されている。
【0026】また、前記ワイパ部材32は、硬度が40
度程度で、ノズル払拭部32aによるノズル面を拭う力
が約0.36g/mm〜2.14g/mmの範囲に設定
されている。
度程度で、ノズル払拭部32aによるノズル面を拭う力
が約0.36g/mm〜2.14g/mmの範囲に設定
されている。
【0027】ここで、前記ノズル払拭部32aによるノ
ズル面を拭う力が約0.36g/mm〜2.14g/m
mの範囲に設定するのは、次の表1に示す実験結果に基
づくものである。この実験は、試料としてのワイパ部材
(EPDM、硬度40度、ノズル払拭部の厚さ0.85
mm、幅14mm)で、厚さ0.7μmの撥水膜で被覆
されている記録ヘッドのノズル面(32ノズル×2列)
に対し、ワイピング動作を3000回行った後、顕微鏡
(倍率200倍)にて傷の程度を判断すると共に、パー
ジ後にピンチェックパターンの印字を行い、吐出してい
るかどうかを、ワイプ後の吐出チャンネル(ch)数
(ノズル数)によりチェックした。尚、ワイパ荷重は、
テンションゲージを用いて設定し、そのワイパ荷重をワ
イパの幅14mmで除したものを1mm当たりのワイパ
荷重としている。
ズル面を拭う力が約0.36g/mm〜2.14g/m
mの範囲に設定するのは、次の表1に示す実験結果に基
づくものである。この実験は、試料としてのワイパ部材
(EPDM、硬度40度、ノズル払拭部の厚さ0.85
mm、幅14mm)で、厚さ0.7μmの撥水膜で被覆
されている記録ヘッドのノズル面(32ノズル×2列)
に対し、ワイピング動作を3000回行った後、顕微鏡
(倍率200倍)にて傷の程度を判断すると共に、パー
ジ後にピンチェックパターンの印字を行い、吐出してい
るかどうかを、ワイプ後の吐出チャンネル(ch)数
(ノズル数)によりチェックした。尚、ワイパ荷重は、
テンションゲージを用いて設定し、そのワイパ荷重をワ
イパの幅14mmで除したものを1mm当たりのワイパ
荷重としている。
【表1】 よって、ワイパ部材32による払拭の際、ノズル払拭部
32aによる記録ヘッド5のノズル面5aを拭う力が約
0.36g/mm〜2.14g/mmの範囲にあれば、
ノズル面(例えば撥水膜)を損傷するおそれがないこと
がわかる。
32aによる記録ヘッド5のノズル面5aを拭う力が約
0.36g/mm〜2.14g/mmの範囲にあれば、
ノズル面(例えば撥水膜)を損傷するおそれがないこと
がわかる。
【0028】また、前記ワイパ支持部32bは、図4に
示すように、係合凹部32dを有する一方、ワイパホル
ダ34は前記係合凹部32dに係脱可能に弾性係合する
係合凸部34bを有し、それらの弾性的係合によりワイ
パ部材32がワイパホルダ34に保持されるようになっ
ている。そして、ワイパ支持部32bをワイパホルダ3
4に挿入する際、前述したようにワイパ支持部34bを
ノズル払拭部32aよりも厚くして剛性をもって形成し
ているので、係合凸部34bと係合凹部32dとを無理
なく弾性係合することができる。
示すように、係合凹部32dを有する一方、ワイパホル
ダ34は前記係合凹部32dに係脱可能に弾性係合する
係合凸部34bを有し、それらの弾性的係合によりワイ
パ部材32がワイパホルダ34に保持されるようになっ
ている。そして、ワイパ支持部32bをワイパホルダ3
4に挿入する際、前述したようにワイパ支持部34bを
ノズル払拭部32aよりも厚くして剛性をもって形成し
ているので、係合凸部34bと係合凹部32dとを無理
なく弾性係合することができる。
【0029】また、前記パージ装置31は、記録ヘッド
5の移動経路内に突出した突出位置と記録ヘッド5の移
動経路より後退した待機位置との間を移動可能で、突出
位置において記録ヘッド5のノズル面に密着する吸引キ
ャップ41と、前記突出位置において、記録ヘッド5が
吸引キャップ41に覆われているときに、負圧を発生さ
せ、記録ヘッド5内のインクを吸引除去する吸引ポンプ
42とを備えている。
5の移動経路内に突出した突出位置と記録ヘッド5の移
動経路より後退した待機位置との間を移動可能で、突出
位置において記録ヘッド5のノズル面に密着する吸引キ
ャップ41と、前記突出位置において、記録ヘッド5が
吸引キャップ41に覆われているときに、負圧を発生さ
せ、記録ヘッド5内のインクを吸引除去する吸引ポンプ
42とを備えている。
【0030】そして、前記ワイパーホルダ34(従って
ワイパ部材32)、吸引キャップ41及び吸引ポンプ4
2が、回転駆動されるカム部材43を有する駆動手段
(ワイパ駆動手段)に関連づけられ、前記ワイパ部材3
2の進退、吸引キャップ41の進退及び吸引ポンプ42
の作動は、共通のカム部材43によって制御されること
になる。
ワイパ部材32)、吸引キャップ41及び吸引ポンプ4
2が、回転駆動されるカム部材43を有する駆動手段
(ワイパ駆動手段)に関連づけられ、前記ワイパ部材3
2の進退、吸引キャップ41の進退及び吸引ポンプ42
の作動は、共通のカム部材43によって制御されること
になる。
【0031】前記カム部材43は、一体的に設けられた
駆動ギヤ46を有し、該駆動ギヤ46が、紙送り装置の
駆動モータ等の駆動手段により回転駆動される。
駆動ギヤ46を有し、該駆動ギヤ46が、紙送り装置の
駆動モータ等の駆動手段により回転駆動される。
【0032】前記ワイパ部材32を支持するワイパホル
ダ34の後端部(カムフォロア部)がカム部材43の第
1カム溝43aに移動可能に係合し、それによって、カ
ム部材43が回転することで、ワイパ部材32が、記録
ヘッド5の移動経路内に突出する突出位置と、記録ヘッ
ド5の移動経路よりも後退した待機位置との間を、一定
のタイミングで記録ヘッド5の移動経路に対して直交す
る方向に往復移動し、前記突出位置において記録ヘッド
5のノズル面を払拭するように制御される。
ダ34の後端部(カムフォロア部)がカム部材43の第
1カム溝43aに移動可能に係合し、それによって、カ
ム部材43が回転することで、ワイパ部材32が、記録
ヘッド5の移動経路内に突出する突出位置と、記録ヘッ
ド5の移動経路よりも後退した待機位置との間を、一定
のタイミングで記録ヘッド5の移動経路に対して直交す
る方向に往復移動し、前記突出位置において記録ヘッド
5のノズル面を払拭するように制御される。
【0033】また、図4に示すように、吸引キャップ4
1がキャップホルダ44に支持され、該キャップホルダ
44の後端部(カムフォロア部)が、前記第1のカム溝
43aと同一面側のカム部材43の第2のカム溝43b
に移動可能に係合している。それによって、カム部材4
3が回転することで、吸引キャップ41が、記録ヘッド
5の移動経路内に突出する突出位置と、記録ヘッド5の
移動経路よりも後退した待機位置との間を、一定のタイ
ミングで記録ヘッド5の移動経路に対して直交する方向
に往復移動し、前記突出位置において記録ヘッド5のノ
ズル面を覆うように制御される。尚、45はカム部材4
3の回転軸である。
1がキャップホルダ44に支持され、該キャップホルダ
44の後端部(カムフォロア部)が、前記第1のカム溝
43aと同一面側のカム部材43の第2のカム溝43b
に移動可能に係合している。それによって、カム部材4
3が回転することで、吸引キャップ41が、記録ヘッド
5の移動経路内に突出する突出位置と、記録ヘッド5の
移動経路よりも後退した待機位置との間を、一定のタイ
ミングで記録ヘッド5の移動経路に対して直交する方向
に往復移動し、前記突出位置において記録ヘッド5のノ
ズル面を覆うように制御される。尚、45はカム部材4
3の回転軸である。
【0034】前記吸引ポンプ42は、フレーム部材51
に取り付け固定された円筒状のポンプケーシング52内
に、第1及び第2のピストン部材53,54が独立して
移動可能に嵌挿されている。そして、ポンプケーシング
52には、吸入口52aと排出口52b(図1参照)と
が軸線方向に一定間隔を存して設けられ、吸入口52a
には吸引パイプ55を介して吸引キャップ41が接続さ
れ、排出口52bは、吸着材57が収容された廃インク
タンク58に連係されている(図1参照)。第1及び第
2のピストン部材53,54は、それぞれ第1及び第2
の駆動軸部材61,62の一端部に連結され、該駆動軸
部材61,62によって駆動され、ポンプケーシング5
2内において両ピストン部材53,54間にポンプ室を
形成するようになっている。前記第1の駆動軸部材61
は、第2の駆動軸部材62内に摺動可能に嵌挿され、各
駆動軸部材61,62の他端部のカムフォロア部材6
3,64が、前記カム溝43a,43bとは反対面側の
カム部材43のカム溝43c,43dに移動可能に係合
している。
に取り付け固定された円筒状のポンプケーシング52内
に、第1及び第2のピストン部材53,54が独立して
移動可能に嵌挿されている。そして、ポンプケーシング
52には、吸入口52aと排出口52b(図1参照)と
が軸線方向に一定間隔を存して設けられ、吸入口52a
には吸引パイプ55を介して吸引キャップ41が接続さ
れ、排出口52bは、吸着材57が収容された廃インク
タンク58に連係されている(図1参照)。第1及び第
2のピストン部材53,54は、それぞれ第1及び第2
の駆動軸部材61,62の一端部に連結され、該駆動軸
部材61,62によって駆動され、ポンプケーシング5
2内において両ピストン部材53,54間にポンプ室を
形成するようになっている。前記第1の駆動軸部材61
は、第2の駆動軸部材62内に摺動可能に嵌挿され、各
駆動軸部材61,62の他端部のカムフォロア部材6
3,64が、前記カム溝43a,43bとは反対面側の
カム部材43のカム溝43c,43dに移動可能に係合
している。
【0035】従って、前記カム部材43が一定のタイミ
ングで回転駆動されることで、吸引キャップ41のキャ
ッピング、吸引ポンプ42によるインクの吸引、及びワ
イパ部材32による記録ヘッド5のノズル面の払拭が順
に行われ、吸引ポンプ42によって吸引されたインク
は、吸引ポンプ42を介して廃インクタンク58に吐出
され、そして廃インクタンク58内の吸着材57に吸着
される。
ングで回転駆動されることで、吸引キャップ41のキャ
ッピング、吸引ポンプ42によるインクの吸引、及びワ
イパ部材32による記録ヘッド5のノズル面の払拭が順
に行われ、吸引ポンプ42によって吸引されたインク
は、吸引ポンプ42を介して廃インクタンク58に吐出
され、そして廃インクタンク58内の吸着材57に吸着
される。
【0036】また、前記保存キャップ装置33は、図1
に示すように、保存キャップ71を有し、該保存キャッ
プ71を支持するケーシング72が、キャリッジ6の移
動方向と平行に延びるガイドロッド部材73にスライド
移動及び回動が可能なように支承されている。また、前
記ケーシング72は、キャリッジ6の、記録エリア外方
への移動時に該キャリッジ6に係合して、キャリッジ6
と一体的にスライド移動するための係合凸部72aが前
方に突設されている。そして、ャリッジ6が記録エリア
から回復エリア側に移動すると、キャリッジ6がケーシ
ング72の係合凸部72aに係合するので、保存キャッ
プ71はキャリッジ6の移動に追従してスライド移動す
る(図1において右方向)。このスライド移動の際、ケ
ーシング72は、図示しない傾斜カム手段の作用により
ガイドロッド73の回りに回動し、その結果、保存キャ
ップ71は記録ヘッド5の方向へ移動し、保存キャップ
71は記録ヘッド5のノズル面に接触して、キャッピン
グを行うことになる。その後、再びキャリッジ6が記録
エリア方向に移動した場合は、保存キャップ71が記録
エリア側に移動しながら記録ヘッド5から離れ、キャリ
ッジ5が回復エリアから脱すると、初期状態に戻る。
に示すように、保存キャップ71を有し、該保存キャッ
プ71を支持するケーシング72が、キャリッジ6の移
動方向と平行に延びるガイドロッド部材73にスライド
移動及び回動が可能なように支承されている。また、前
記ケーシング72は、キャリッジ6の、記録エリア外方
への移動時に該キャリッジ6に係合して、キャリッジ6
と一体的にスライド移動するための係合凸部72aが前
方に突設されている。そして、ャリッジ6が記録エリア
から回復エリア側に移動すると、キャリッジ6がケーシ
ング72の係合凸部72aに係合するので、保存キャッ
プ71はキャリッジ6の移動に追従してスライド移動す
る(図1において右方向)。このスライド移動の際、ケ
ーシング72は、図示しない傾斜カム手段の作用により
ガイドロッド73の回りに回動し、その結果、保存キャ
ップ71は記録ヘッド5の方向へ移動し、保存キャップ
71は記録ヘッド5のノズル面に接触して、キャッピン
グを行うことになる。その後、再びキャリッジ6が記録
エリア方向に移動した場合は、保存キャップ71が記録
エリア側に移動しながら記録ヘッド5から離れ、キャリ
ッジ5が回復エリアから脱すると、初期状態に戻る。
【0037】続いて、上記ワイパ部材32の動作につい
て説明する。尚、上記ワイパー部材32によるワイピン
グ動作は、前記パージ装置31によるパージ動作の終了
後に、記録ヘッド5が回復エリアから記録エリアに戻る
際に、記録ヘッド5のノズル面に付着しているインクを
除去するために行われる。
て説明する。尚、上記ワイパー部材32によるワイピン
グ動作は、前記パージ装置31によるパージ動作の終了
後に、記録ヘッド5が回復エリアから記録エリアに戻る
際に、記録ヘッド5のノズル面に付着しているインクを
除去するために行われる。
【0038】まず、図6(a)に示すように、パージ動
作の終了後の記録ヘッド5のノズル面5aには、記録ヘ
ッド5のノズルから吸引されたインクWの残りが付着し
ており、かかる記録ヘッド5は、記録エリアに戻るため
に、パージ装置31に隣接するワイパ部材32側に移動
する。このとき、ワイパ部材32は、カム部材43によ
る制御にて、記録ヘッド5の移動経路よりも後退した待
機位置から、記録ヘッド5の移動経路内に突出する突出
位置に前進せしめられている。
作の終了後の記録ヘッド5のノズル面5aには、記録ヘ
ッド5のノズルから吸引されたインクWの残りが付着し
ており、かかる記録ヘッド5は、記録エリアに戻るため
に、パージ装置31に隣接するワイパ部材32側に移動
する。このとき、ワイパ部材32は、カム部材43によ
る制御にて、記録ヘッド5の移動経路よりも後退した待
機位置から、記録ヘッド5の移動経路内に突出する突出
位置に前進せしめられている。
【0039】突出位置にあるワイパ部材32側に記録ヘ
ッド5が移動してくると、図6(b)に示すように、記
録ヘッド5のノズル面5aに、ワイパ部材32のノズル
払拭部32aの先端部分が圧接せしめられ、ノズル払拭
部32aが大きく撓み、ノズル面5aに付着しているイ
ンクWが掻き取られる。この場合、ノズル払拭部32a
の基端側の厚さAにより適度の圧力で接触するととも
に、ワイパ部材32のノズル払拭部32a先端部分の傾
斜面32cとは反対側の面によって形成される先端エッ
ジ部にて、ノズル面5a上のインクWが掻き取られるこ
とになるので、そのインクWの掻き取りは効果的に行わ
れる。それに加えて、ノズル払拭部32aの先端部分は
他部よりも細くなっているので、先端面の厚さとノズル
面5aとで形成される狭い空間が著しく小さくなり、そ
こに毛細管作用で保持されるインクも少なくなる。その
結果、インクWがワイパ部材32の先端面やノズル面5
aに残るということが少なく(図6(c)参照)、次の
ワイピング動作の際に、記録ヘッドの5のノズル面5a
側にインクが従来のように多く残留するということがな
い。
ッド5が移動してくると、図6(b)に示すように、記
録ヘッド5のノズル面5aに、ワイパ部材32のノズル
払拭部32aの先端部分が圧接せしめられ、ノズル払拭
部32aが大きく撓み、ノズル面5aに付着しているイ
ンクWが掻き取られる。この場合、ノズル払拭部32a
の基端側の厚さAにより適度の圧力で接触するととも
に、ワイパ部材32のノズル払拭部32a先端部分の傾
斜面32cとは反対側の面によって形成される先端エッ
ジ部にて、ノズル面5a上のインクWが掻き取られるこ
とになるので、そのインクWの掻き取りは効果的に行わ
れる。それに加えて、ノズル払拭部32aの先端部分は
他部よりも細くなっているので、先端面の厚さとノズル
面5aとで形成される狭い空間が著しく小さくなり、そ
こに毛細管作用で保持されるインクも少なくなる。その
結果、インクWがワイパ部材32の先端面やノズル面5
aに残るということが少なく(図6(c)参照)、次の
ワイピング動作の際に、記録ヘッドの5のノズル面5a
側にインクが従来のように多く残留するということがな
い。
【0040】よって、かかるワイパー部材32を用いる
ことによって、ワイピング動作時において、記録ヘッド
5のノズル面5aへのインクの付着(残留)を大幅に低
減することができ、そのようなインクの付着(残留)に
よる記録ヘッド5のインクの吐出不良を回避することが
でき、良好な印字性能を確保できる。
ことによって、ワイピング動作時において、記録ヘッド
5のノズル面5aへのインクの付着(残留)を大幅に低
減することができ、そのようなインクの付着(残留)に
よる記録ヘッド5のインクの吐出不良を回避することが
でき、良好な印字性能を確保できる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に述べるような効果を奏する。
実施され、以下に述べるような効果を奏する。
【0042】請求項1の発明は、上記のように、ワイパ
部材のノズル払拭部によるノズル面を拭う力が約0.3
6g/mm〜2.14g/mmの範囲に設定しているの
で、ワイパ部材による記録ヘッドのノズル面に対する払
拭の際、ノズル面(例えば撥水膜)を損傷するおそれが
ない。
部材のノズル払拭部によるノズル面を拭う力が約0.3
6g/mm〜2.14g/mmの範囲に設定しているの
で、ワイパ部材による記録ヘッドのノズル面に対する払
拭の際、ノズル面(例えば撥水膜)を損傷するおそれが
ない。
【0043】請求項2の発明は、ワイパ部材のノズル払
拭部を、記録ヘッドのノズル面を払拭する先端部が他部
よりも細くなるように形成しているので、ノズル面に適
度の圧力で接触しつつ、ワイパ部材(ノズル払拭部)の
先端面とノズル面に付着(残留)するインクを極力少な
くすることが可能となり、ワイパ部材によるワイピング
動作時において、記録ヘッドのノズル面へのインクの付
着(残留)を大幅に低減することができ、そのようなイ
ンクの付着による記録ヘッドによるインクの吐出不良を
回避することができる。
拭部を、記録ヘッドのノズル面を払拭する先端部が他部
よりも細くなるように形成しているので、ノズル面に適
度の圧力で接触しつつ、ワイパ部材(ノズル払拭部)の
先端面とノズル面に付着(残留)するインクを極力少な
くすることが可能となり、ワイパ部材によるワイピング
動作時において、記録ヘッドのノズル面へのインクの付
着(残留)を大幅に低減することができ、そのようなイ
ンクの付着による記録ヘッドによるインクの吐出不良を
回避することができる。
【0044】請求項3の発明は、ワイパ支持部を、ノズ
ル払拭部よりも厚く形成しているので、ワイパ支持部の
剛性を高め、ワイパ支持部のワイパホルダへの挿入の際
に、ワイパ支持部が不用意に撓むことを防止して、ワイ
パ支持部のワイパホルダへの挿入を容易に行うことが可
能となる。
ル払拭部よりも厚く形成しているので、ワイパ支持部の
剛性を高め、ワイパ支持部のワイパホルダへの挿入の際
に、ワイパ支持部が不用意に撓むことを防止して、ワイ
パ支持部のワイパホルダへの挿入を容易に行うことが可
能となる。
【0045】請求項4の発明は、ワイパ部材を、カーボ
ン含有量が約10容量%未満であるエチレンプロピレン
ゴムから形成しているので、ワイパ部材による記録ヘッ
ドのノズル面に対する払拭の際、ワイパ部材に含有され
るカーボンによって記録ヘッドのノズル面を損傷するお
それがない。
ン含有量が約10容量%未満であるエチレンプロピレン
ゴムから形成しているので、ワイパ部材による記録ヘッ
ドのノズル面に対する払拭の際、ワイパ部材に含有され
るカーボンによって記録ヘッドのノズル面を損傷するお
それがない。
【図1】本発明に係るインクジェットプリンタの概略構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るワイパ部材及びワイパホルダの説
明図である。
明図である。
【図3】本発明に係るワイパ部材がワイパホルダに取り
付けられた状態の説明図である。
付けられた状態の説明図である。
【図4】本発明に係るワイパ部材、吸引キャップ及び吸
引ポンプと、カム部材との関係を示す横断面図である。
引ポンプと、カム部材との関係を示す横断面図である。
【図5】ワイピング動作の説明図である。
【図6】従来のワイパ部材の説明図である。
1 インクジェットプリンタ 4 印刷用紙 5 記録ヘッド 32 ワイパ部材 32a ノズル払拭部 32b ワイパ支持部 32c 傾斜面 34 ワイパホルダ 43 カム部材
Claims (4)
- 【請求項1】 記録媒体にインク液滴を吐出するノズル
を有し前記記録媒体に対し記録動作を行う記録ヘッド
と、該記録ヘッドのノズル面を払拭するように記録ヘッ
ドに対し相対移動可能なワイパ部材とを有するインクジ
ェットプリンタのワイピング装置において、 前記ワイパ部材は、記録ヘッドのノズル面を払拭するノ
ズル払拭部と、ワイパホルダに支持されるワイパ支持部
とを有し、該ノズル払拭部によるノズル面を拭う力が約
0.36g/mm〜2.14g/mmに設定されている
ことを特徴とするインクジェットプリンタのワイピング
装置。 - 【請求項2】 前記ワイパ部材のノズル払拭部は、先端
部が他部よりも先細に形成されているところの請求項1
記載のインクジェットプリンタのワイピング装置。 - 【請求項3】 前記ワイパ支持部は、ノズル払拭部より
も厚く形成されているところの請求項1又は2に記載の
インクジェットプリンタのワイピング装置。 - 【請求項4】 前記ワイパ部材は、カーボン含有量が約
10容量%未満であるエチレンプロピレンゴムで形成さ
れるところの請求項1〜3のいずれかに記載のインクジ
ェットプリンタのワイピング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5733297A JPH10250087A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | インクジェットプリンタのワイピング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5733297A JPH10250087A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | インクジェットプリンタのワイピング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10250087A true JPH10250087A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13052625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5733297A Pending JPH10250087A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | インクジェットプリンタのワイピング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10250087A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1728637A3 (en) * | 2005-05-30 | 2007-10-31 | Canon Finetech Inc. | Nozzle face cleaning method |
-
1997
- 1997-03-12 JP JP5733297A patent/JPH10250087A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1728637A3 (en) * | 2005-05-30 | 2007-10-31 | Canon Finetech Inc. | Nozzle face cleaning method |
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