JPH10250344A - 自動車用空調ユニットおよび空気調和装置 - Google Patents

自動車用空調ユニットおよび空気調和装置

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JPH10250344A
JPH10250344A JP7897897A JP7897897A JPH10250344A JP H10250344 A JPH10250344 A JP H10250344A JP 7897897 A JP7897897 A JP 7897897A JP 7897897 A JP7897897 A JP 7897897A JP H10250344 A JPH10250344 A JP H10250344A
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JP
Japan
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air
heater core
vehicle
conditioning unit
evaporator
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JP7897897A
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Yoshinobu Taihichi
由延 対比地
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フット吹出口に導かれる空気温度の調節が可能
で、しかも排水機能にも優れた「自動車用空調ユニット
および自動車用空気調和装置」を提供する。 【解決手段】エバポレータ32およびヒータコア33
が、エバポレータを上流側にヒータコアを下流側にし
て、かつそれぞれの空気通過面32a,33aを略直立
にして配置されている。ヒータコアの近傍にバイパス路
35と冷風通路43が形成され、ヒータコアの車両上側
にエアミックスチャンバCが形成され、ヒータコアの背
面側に温風通路41が形成されている。エバポレータ3
2とヒータコア33との間には、2枚のミックスドア3
4a,34bが設けられ、フット吹出口39に流れ込む
温風の温度は、第1のミックスドア34aにより調節で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用空気調和
装置に関し、特にエバポレータ(凝縮器、冷却用熱交換
器)とヒータコア(加熱用熱交換器)とが一体ユニット
内に配置された縦型一体エアコンに関する。
【0002】
【従来の技術】クーラ装着率の向上を背景として、特に
乗用車系空気調和装置においては、エバポレータとヒー
タコアとを一つのユニットに収納し、従来のクーラユニ
ットを廃止することが検討されている。インテークユニ
ット、クーラユニットおよびヒータユニットが、車両の
左右方向に横一列に配置される従来の横型エアコンに対
し、この種の自動車用空気調和装置は、縦型一体エアコ
ンと称されることが少なくない。
【0003】クーラユニットとヒータユニットとを一つ
のユニットにまとめることで、車室内の足元スペースが
拡大するだけでなく、ユニットを一体化することによる
材料、製造および組付コストの低減が図られる。
【0004】従来の縦型一体エアコンとしては、エバポ
レータとヒータコアとを略直立させて車両の前後方向に
配置したもの(例えば、実開昭57−5,318号公報
参照)や、エバポレータとヒータコアとを略水平にして
車両の上下方向に配置したもの(例えば、特開平8−1
04,129号公報参照)が知られている。
【0005】前者のエアコンは、図8に示すように、空
調ユニットケーシング31に、エバ32とヒータコア3
3とが略直立状態で設けられており、インテークユニッ
トからの取入空気は、車両前方に位置する入口40から
ケーシング31内へ導入される。また、エバポレータ3
2とヒータコア33との間にはミックスドア34a、サ
ブミックスドア34bとバイパス路35とが設けられ、
バイパス路35の上側にベント吹出口37とデフロスト
吹出口38とフット吹出口39とが形成されている。
【0006】この種のエアコンでは、入口40から導入
された空気は、エバポレータ32、ヒータコア33の順
に車両後方へ向かって流れることになる。なお、「37
D」はベントドア、「38D」はデフドア、「39D」
はフットドアである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、同図に示さ
れる従来の縦型一体エアコンでは、フット吹出口39が
バイパス路35を通過した冷風を導き難い位置に形成さ
れているので、例えばバイレベルモードにおいては、フ
ット吹出口39には主として温風が流れ込んでしまい、
乗員の上半身に供給される冷風と、足元に供給される温
風との差温が大きくなりすぎるという問題がある。
【0008】尤も、かかる上下差温の問題は、ドア開度
の微調整や配風リブの設置などの対策を講じることによ
り解消することは可能であるが、何れの手法においても
通気抵抗が増加して風量が低下するという問題があるの
で好ましくない。
【0009】また、従来の縦型一体エアコンでは、第1
のミックスドア34aを開いてヒータコア33に空気を
導くと、この空気とともにエバポレータ32表面に付着
した凝縮水が運ばれ、ヒータコア33が設置されたケー
シング31の底面に溜まるので、別途排水管が必要とな
る。
【0010】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、フット吹出口に導かれる空
気温度の調節が可能で、しかも排水機能にも優れた縦型
一体エアコンを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の自動車用空調ユニットは、エバポレ
ータおよびヒータコアが、前記エバポレータを上流側に
前記ヒータコアを下流側にして、かつそれぞれの空気通
過面を略直立にして配置された自動車用空調ユニットで
あって、前記ヒータコアの背面側に温風通路が形成さ
れ、前記温風通路の車両上側にベント吹出口が形成さ
れ、前記温風通路の車両下側にフット吹出口が形成され
た自動車用空調ユニットにおいて、前記ヒータコアの近
傍に、前記ヒータコアを迂回して前記ベント吹出口に至
る第1のバイパス路と、前記ヒータコアを迂回して前記
温風通路に至る第2のバイパス路が形成され、前記エバ
ポレータと前記ヒータコアとの間に、前記ヒータコアお
よび前記第2のバイパス路へ流下する空気量を制御する
第1のミックスドアと、前記ヒータコアおよび前記第1
のバイパス路へ流下する空気量を制御する第2のミック
スドアとが設けられていることを特徴とする。
【0012】この請求項1記載の自動車用空調ユニット
では、ヒータコアの背面に形成された温風通路へは、ヒ
ータコアを通過した空気と、第2のバイパス路を通過し
た空気とが導かれる。そして、温風通路の空気は、車両
上側に形成されたベント吹出口と車両下側に形成された
フット吹出口とにそれぞれ供給される。
【0013】ここで、第1のミックスドアによりヒータ
コアおよび第2のバイパス路へ流下する空気量が制御さ
れるので、これにより主としてフット吹出口へ流入する
空気温度が調節される。
【0014】これに対して、第2のミックスドアにより
ヒータコアおよび第1のバイパス路へ流下する空気量が
制御されるので、これにより主としてベント吹出口へ流
入する空気温度が調節される。
【0015】したがって、ベント吹出口およびフット吹
出口のそれぞれに流れ込む空気温度は、第2のミックス
ドアおよび第1のミックスドアによってほぼ独立して温
度制御することができる。
【0016】その結果、例えばバイレベルモードにおけ
る上下差温を適切な温度に設定することが可能となり、
当該差温が大きくなりすぎたり、小さくなりすぎるのを
防止することができる。
【0017】また、請求項1記載の自動車用空調ユニッ
トでは、エバポレータとヒータコアとの間に設けられる
ミックスドアが、2枚のミックスドアに分割されている
ので、回動に必要な範囲が小さくて済む。すなわち、エ
バポレータとヒータコアとの間の寸法を短く設定するこ
とができ、その結果、車両前後方向に短い空調ユニット
を提供することができる。
【0018】さらに、請求項1記載の自動車用空調ユニ
ットでは、温風通路の車両下側にフット吹出口を形成す
ることで、ヒータコアを通過した温風をそのまま当該フ
ット吹出口へ案内でき、車両上側に形成した場合に必要
とされる別部品のフット吹出ダクトを省略することがで
きる。
【0019】請求項1記載の自動車用空調ユニットにお
いて、前記第2のバイパス路の設定位置は特に限定され
ないが、請求項2記載の自動車用空調ユニットは、前記
第2のバイパス路は、前記ヒータコアの車両下側に形成
され、当該第2のバイパス路を構成する空調ユニットケ
ーシングの底面が、前記エバポレータ方向に向かって下
に傾斜していることを特徴とする。
【0020】この請求項2記載の自動車用空調ユニット
では、第2のバイパス路を構成する空調ユニットケーシ
ングの底面がエバポレータ方向に向かって下に傾斜して
いるので、エバポレータから飛散した凝縮水は、当該第
2のバイパス路の底面を伝ってエバポレータ方向に流れ
ることになる。エバポレータの近傍には、通常配水管が
設けられているので、この飛散水もここから系外へ排水
することができる。
【0021】請求項1または2記載の自動車用空調ユニ
ットにおいて、エアミックスチャンバの設定位置は特に
限定されないが、請求項3記載の自動車用空調ユニット
は、前記ヒータコアおよび前記温風通路の車両上側にエ
アミックスチャンバが形成されていることを特徴とす
る。
【0022】自動車用ヒータコアは、エバポレータより
も小さいのが一般的であることから、これらエバポレー
タとヒータコアとを底面を揃えて略直立状態で並べる
と、ヒータコアの車両上側にスペースができる。請求項
3記載の自動車用空調ユニットでは、このスペースを利
用し、ここにエアミックスチャンバを形成することで、
スペースの有効利用が図られて小型の空調ユニットが提
供される。
【0023】また、請求項4記載の自動車用空調ユニッ
トは、前記ベントドアは、フルクールモードにおいて前
記温風通路を全閉することを特徴とする。
【0024】この請求項4記載の自動車用空調ユニット
では、ヒータコアの車両上側にエアミックスチャンバが
形成され、ヒータコアの背面側に温風通路が形成されて
いるので、例えばフルクールモードにおいて、ヒータコ
アの背面で暖められた空気が温風通路を上昇してエアミ
ックスチャンバに流入しようとするが、ベントドアが温
風通路を全閉可能であるため、かかる暖気の混入を防止
できる。その結果、バイパス路から流下した冷風は、何
ら暖められることなくそのままの温度を維持して室内に
供給され、これにより低コストで冷房能力の低下が防止
される。
【0025】請求項1〜4記載の自動車用空調ユニット
において、デフロスト吹出口の設定位置は特に限定され
ないが、請求項5記載の自動車用空調ユニットは、前記
エアミックスチャンバの車両上側に、デフロスト吹出口
が形成されていることを特徴とする。
【0026】この自動車用空調ユニットは、インストル
メントパネルのセンターコンソール付近に搭載されるの
で、デフロストグリルに接続されるデフロスト吹出口
は、インストルメントパネルの直近にあることが望まし
い。このため、請求項5記載の自動車用空調ユニットで
は、デフロスト吹出口をエアミックスチャンバの車両上
側に形成することとし、これによりデフロストグリルへ
至るダクトを極力短くする。
【0027】請求項1〜5記載の自動車用空調ユニット
において、エバポレータとヒータコアの車両搭載時の向
き、および空調ユニット内へ導入される空気の入口の設
定位置は特に限定されないが、請求項6記載の自動車用
空調ユニットは、前記エバポレータおよび前記ヒータコ
アが、前記エバポレータを車両前側に前記ヒータコアを
車両後側にして、かつそれぞれの空気通過面を略車両前
後方向に向けて配置され、前記エバポレータの車両前側
に、取入空気の入口が形成されていることを特徴とす
る。
【0028】こうすることで、空調ユニット内の空気流
路が車両前側から後側へ直線状に形成されるので、通気
抵抗の小さい空調ユニットを提供することができる。ま
た、こうすることで、車両前後方向の寸法が小さくでき
るので、エバポレータの車両前側に通気抵抗を十分小さ
くし得る広い入口が設定できる。
【0029】請求項1〜6記載の自動車用空調ユニット
と、送風機を有するインテークユニットとを組み合わ
せ、これらを車両左右方向に沿って配置することで、上
述した作用効果を発揮できる自動車用空気調和装置が提
供される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の自動車用空気調和装
置の搭載状態を示す斜視図、図2は本発明の自動車用空
調ユニットの実施形態を示す縦断面図である。
【0031】図1に示すように、本実施形態の自動車用
空気調和装置100は、インテークユニット10および
空調ユニット30からなり、それぞれインテークユニッ
トケーシング11、空調ユニットケーシング31を有
し、これらがダクト(図示省略)で接続されている。こ
れらのユニット10,30は、車両のインストルメント
パネルIP内であってダッシュパネルDPに沿って左右
方向に搭載される。特に限定されないが、インテークユ
ニット10は、助手席の足元に位置するインストルメン
トパネルIPの奥に取り付けられ、空調ユニット30
は、車両中央に位置するセンターコンソールCCの奥に
取り付けられる。なお、左ハンドル車では、図1と左右
対称に搭載される。
【0032】インテークユニットケーシング11には、
車室外の空気を取り入れるための外気取入口12と、室
内空気を循環させるための内気取入口13とが形成され
ている。内気取入口13は、インテークユニットケース
11に直接開口形成されているが、外気取入口12は、
車体のカウルパネルに開口形成された取入口とエアダク
ト(何れも図示しない。)を介して連通されている。
【0033】図示はしないが、インテークユニットケー
ス11には、インテークドアが回動自在に設けられてお
り、外気取入口12を全閉する位置(内気循環モード)
と内気取入口13を全閉する位置(外気取入モード)と
の間を回動し、必要に応じてその中間位置(内外気取入
モード)でも停止する。このインテークドアの回動動作
は、インテークユニットケース11に取り付けられたイ
ンテークドアアクチュエータあるいは手動ワイヤによっ
てなされる。また、内気および/または外気の取り入れ
は、ファンモータによって回転するファンにより行われ
る。
【0034】図2に示すように、空調ユニットケーシン
グ31には、インテークユニット10からダクトを介し
て送風された空気の入口40が、ケーシング31の側面
の車両前側に形成されている。なお、図2は、図1にお
いて助手席側から空調ユニット30を見たときの縦断面
図である。
【0035】この入口40に近接して、取入空気を冷却
するためのエバポレータ32が、略直立し、かつ空気通
過面32aを車両前後方向に向けて設けられている。こ
のエバポレータ32は、これとコンプレッサ、コンデン
サ(蒸発器)、膨張弁およびリキッドタンク等を冷媒配
管で接続して構成される冷房サイクルの一要素となる。
また、コンプレッサ、コンデンサ、リキッドタンクなど
の主要部品はエンジンルーム内に設けられているので、
これらとエバポレータ32とは、冷媒配管によりダッシ
ュパネルDPを貫通して接続される。なお冷房サイクル
の運転および停止は、車室内のインストルメントパネル
IPに設けられたコントロールパネルのエアコンスイッ
チにより行われる。
【0036】空調ユニットケース31の上記エバポレー
タ32の車両後側には、ヒータコア33がバイパス路3
5を形成するように略直立して設けられている。このヒ
ータコア33も、その空気の通過面33aを車両前後方
向に向けて配設されている。ヒータコア33には、車両
のエンジン冷却水が循環し、このエンジン冷却水と空気
との熱交換によって当該空気が加熱される。
【0037】特に本実施形態の空調ユニット30では、
後述するようにフルクール時の暖気対策が採られている
ので、エンジン冷却水配管に設けられる温水バルブを省
略することができる。
【0038】本実施形態の空調ユニット30では、エバ
ポレータ32とヒータコア33との間に、2枚のミック
スドア34a,34bが設けられている。車両下側に位
置する第1のミックスドア34aは、ヒータコア33お
よび後述する冷風通路43へ流下する空気量を制御する
のに対し、車両上側に位置する第2のミックスドア34
bは、ヒータコア33およびバイパス路35へ流下する
空気量を制御する。
【0039】これら2枚のミックスドア34a,34b
は、機械的(例えばリンク機構)あるいは電気的(例え
ばアクチュエータモータとコントローラ)に連動または
独立して回動され、これによりヒータコア33を通過す
る空気量とバイパス路35を通過する空気量との比率が
調節される。
【0040】本実施形態の空調ユニット30では、エバ
ポレータ32とヒータコア33との間に設けられるミッ
クスドアが、第1のミックスドア34aと第2のミック
スドア34bとに二分割されているので、1枚のミック
スドアで温調を行う場合に比べ、回動に必要な範囲が小
さくて済む。すなわち、エバポレータ32とヒータコア
33との間の車両前後方向の寸法を短く設定することが
でき、その結果、車両前後方向に短い空調ユニット30
を提供することができる。
【0041】本実施形態の空調ユニット30は、インテ
ークユニット10から送風された空気を上述したエバポ
レータ32で冷却したのち、上記ヒータコア33で温調
するとともに、車室内に対して所望の吹出口から調和空
気を配風する機能を有している。このために、空調ユニ
ットケース31のヒータコア33の車両上側には、エア
ミックスチャンバCが形成され、さらにヒータコア33
を通過した温風をエアミックスチャンバCまたはフット
吹出口39に案内するための温風通路41が、ヒータコ
ア33の背面に形成されている。
【0042】これに加え、特に本実施形態の空調ユニッ
トでは、ヒータコア33の下側に冷風通路(第2のバイ
パス路)43が形成されており、第1のミックスドア3
4aがヒータコア33を全開とする以外のときには、エ
バポレータ32からの冷風が当該冷風通路43を通過し
て温風通路41に導かれる。この冷風通路43は、フッ
ト吹出口39から吹き出される空気の温度を独立して可
変とするもので、例えばバイレベルモード等において、
ベント吹出口37からの冷風と、フット吹出口39から
の温風との差温を調節するためのものである。
【0043】また、冷風通路43の底面31aは、空調
ユニットケーシング31の底壁31aによって構成され
ているが、本実施形態では、この底面31aがエバポレ
ータ32方向に向かって下に傾斜して形成されている。
これにより、第1または第2のミックスドア34a,3
4bを回動させたときに、エバポレータ32から凝縮水
が飛散して当該底面31aに溜まったとしても、この凝
縮水はエバポレータ32の近傍に形成された排水管31
bに導かれるので、別途排水管を設ける必要がなくな
る。
【0044】エアミックスチャンバCには、ベント吹出
口37、デフロスト吹出口38が形成されている。ベン
ト吹出口37は、エアダクトを介してあるいは直接、車
室内のインストルメントパネルIPの前面に設けられた
ベントグリルに連通され、調和空気を主として乗員の上
半身に向かって吹き出す。
【0045】デフロスト吹出口38は、エアダクトを介
してあるいは直接、インストルメントパネルIPの上面
に設けられたデフロストグリルに連通され、低湿度空気
または温風などをフロントガラス内面に向かって吹き出
し、曇りを晴らす。
【0046】一方、フット吹出口39は、温風通路41
の車両下側に形成されて車室内の乗員の足下で開口し、
主として温風を乗員の足下に向かって吹き出す。
【0047】ベント吹出口37、デフロスト吹出口38
およびフット吹出口39には、それぞれベントドア37
D、デフドア38Dおよびフットドア39Dが設けら
れ、それぞれの吹出口を開閉する。
【0048】これらのドア37D,38D,39Dは、
リンク機構等を介してモードドアアクチュエータあるい
は手動ワイヤにより動作する。つまり、ベントモード、
デフロストモード、バイレベルモード、フットモード等
の各種吹出モードの選択によって、3つのドア37D,
38D,39Dの開閉の組み合わせにしたがって、これ
らのドアが動作する。
【0049】例えば、バイレベルモードでは、ベント吹
出口37およびフット吹出口39をそれぞれ半開とし、
ベント吹出口37からは冷風をフット吹出口39からは
温風を吹き出し、いわゆる頭寒足熱型の温調を行う。
【0050】なお、本実施形態の空調ユニット30で
は、ベントドア37Dが、ベント吹出口37を開閉する
だけでなく、温風通路41の上端をも閉塞できる構造と
されている。具体的には、図示するように、ヒータコア
33の上端部に、ベントドア37Dの先端が接触可能な
リブ42が形成されている。また、ベントドア37D側
としては、従来のベント吹出口の全閉位置、同じく半開
位置、同じく全閉位置の3ポジションに加え、温風通路
の全閉の停止ポジションが、リンク機構あるいはアクチ
ュエータによって付加されている。なお、この構成は本
発明では必須でない。
【0051】次に作用を説明する。図3はベントモー
ド、図4はフットモード、図5はバイレベルモード、図
6はデフロストモード、図7はデフ/フットモードにお
ける空気流をそれぞれ示している。
【0052】ベントモード 一般的に冷房または温調を行うベントモードにおいて
は、図3に示すように、デフロスト吹出口38およびフ
ット吹出口39を全閉とし、ベント吹出口37を全開、
温風通路41を全閉とする。すなわち、ベントドア37
Dは最大回動ポジションとする。また、第1のミックス
ドア34aはヒータコア33を全閉とし、第2のミック
スドア34bはヒータコア33を全閉、バイパス路35
を全開とする。
【0053】こうすることで、インテークユニット10
から入口40へ導入された取入空気は、エバポレータ3
2の空気通過面32aを通過しながら、車両後側へ向か
って流れ、主としてバイパス路35に至りそのままベン
ト吹出口37に流れ込む。ここで、エバポレータ32か
ら流下した冷風のうち一部の空気は、冷風通路43を通
って温風通路43に至るが、温風通路41は、上端部が
ベントドア37Dにより、下端部がフットドア39Dに
より閉塞されているので、当該温風通路41の内圧が上
昇するとそれ以上の空気は流入しない。
【0054】このように、ベントモードにおいては、ヒ
ータコア33の背面(すなわち温風通路41側)で空気
が暖められるが、温風通路41の上端部はベントドア3
7Dによって閉塞されているので、ベント吹出口37へ
はエバポレータ32からの冷風のみが流れ込むこととな
り、その結果、ベントドア37Dの改変のみで冷房能力
が確保されることになる。
【0055】また、入口40からベント吹出口37に至
る空気流路がほぼ直線状に形成されているので、通気抵
抗がきわめて小さく、大風量の冷風を室内へ供給するこ
とができる。ここで、第2のミックスドア34bをバタ
フライ状ドアで構成すれば、ここを通過する冷風をベン
ト吹出口37へ偏向させることができるので、通気抵抗
の低減がより助長される。
【0056】フットモード 一般に暖房を行うフットモードにおいては、図4に示す
ように、デフロスト吹出口38およびベント吹出口37
を全閉とし、フット吹出口39を全開とする。また、第
1のミックスドア34aは冷風通路43を全閉とし、第
2のミックスドア34bはバイパス路35を全閉とす
る。
【0057】こうすることで、インテークユニット10
から入口40へ導入された取入空気は、エバポレータ3
2の空気通過面32aを通過しながら、車両後側へ向か
って流れ、全てヒータコア33へ流れる。そして、ヒー
タコア33の空気通過面33aを通って温風となった空
気は、温風通路41からフット吹出口39に流れ込み、
乗員の足元に供給される。
【0058】このように、フットモードにおいても、入
口40からフット吹出口39に至る空気流路がほぼ直線
状に形成されているので、通気抵抗がきわめて小さく、
大風量の温風を室内へ供給することができる。
【0059】バイレベルモード 一方、中間温度の空気を供給する温調モードであってバ
イレベルモード(温調/バイレベルモード)において
は、図5に示すように、デフロスト吹出口38を全閉と
し、ベント吹出口37およびフット吹出口39を半開と
する。また、第1および第2のミックスドア34a,3
4bはそれぞれ略中間位置とする。
【0060】こうすると、インテークユニット10から
入口40へ導入された取入空気は、エバポレータ32の
空気通過面32aを通過しながら、車両後側へ向かって
流れるが、ここで、第1のミックスドア34aと第2の
ミックスドア34bとによって、バイパス路35に導か
れる空気と、ヒータコア33に導かれる空気と、冷風通
路43へ導かれる空気とに分岐する。
【0061】バイパス路35側へ分岐した冷風は、ヒー
タコア33を通過して温風通路41を上昇してきた温風
と、エアミックスチャンバCにて衝突する。これにより
混合されて適切な温度となったのち、ベント吹出口37
に流れ込み、乗員の上半身に適当な温度となった空気が
供給される。また、ヒータコア33を通過した温風と、
冷風通路43を通過した冷風とは、温風通路41で混合
し、若干温度が低下した状態でフット吹出ダクト42へ
流れ込み、ベント吹出ダクトよりも高温の空気がフット
吹出口39から乗員の足下へ供給される。ただし、冷風
通路43が設けられているので、極端な差温は回避され
る。
【0062】このように、温調/バイレベルモードにお
いては、バイパス路35を通過した冷風と、ヒータコア
33を通過して上昇してきた温風とが、略直角方向に衝
突するので、混合性が高まり、均一な温度の温調空気が
室内へ供給される。また、冷風通路43の存在によっ
て、バイレベル差温の大小が調節でき、環境に応じた頭
寒足熱温調を実現できる。
【0063】デフロストモード 主として温風をフロントガラスの内面に吹き付け曇りを
除去するためのデフロストモードにおいては、図6に示
すように、ベント吹出口37およびフット吹出口39を
全閉とし、デフロスト吹出口38を全開とする。また、
第1のミックスドア34aは冷風通路43を全閉とし、
第2のミックスドア34bはバイパス路35を全閉とす
る。
【0064】こうすることで、インテークユニット10
から入口40へ導入された取入空気は、エバポレータ3
2の空気通過面32aを通過しながら、車両後側へ向か
って流れ、全てヒータコア33へ流れる。そして、ヒー
タコア33の空気通過面33aを通って温風となった空
気は、温風通路41からデフロスト吹出口38に流れ込
み、フロントガラス内面に供給される。
【0065】このように、デフロストモードにおいて
も、入口40から温風通路41に至る空気流路がほぼ直
線状に形成され、ここからデフロスト吹出口38に至る
空気通路もほとんど通気抵抗とならないので、大風量の
温風をフロントガラス内面へ供給することができ、安全
性がより高くなる。
【0066】デフ/フットモード 一方、ガラスの曇りを晴らしつつ室内の温調を行うデフ
/フットモードにおいては、図7に示すように、ベント
吹出口37を全閉とし、デフロスト吹出口38およびフ
ット吹出口39を半開とする。また、第1および第2の
ミックスドア34a,34bはそれぞれ略中間位置とす
る。
【0067】こうすると、インテークユニット10から
入口40へ導入された取入空気は、エバポレータ32の
空気通過面32aを通過しながら、車両後側へ向かって
流れるが、ここで、第1のミックスドア34aと第2の
ミックスドア34bとによって、バイパス路35に導か
れる空気と、ヒータコア33に導かれる空気と、冷風通
路43へ導かれる空気とに分岐する。
【0068】バイパス路35側へ分岐した冷風は、ヒー
タコア33を通過して温風通路41を上昇してきた温風
と、エアミックスチャンバCにて衝突する。これにより
混合されて適切な温度となったのち、デフロスト吹出口
38に流れ込み、適当な温度となった空気がフロントガ
ラス内面に供給される。また、ヒータコア33を通過し
た温風と、冷風通路43を通過した冷風とは、温風通路
41で混合し、若干温度が低下した状態でフット吹出ダ
クト42へ流れ込み、デフロスト吹出口よりも高温の空
気がフット吹出口39から乗員の足下へ供給される。た
だし、冷風通路43が設けられているので、極端な差温
は回避される。
【0069】このように、デフ/フットモードにおいて
も、バイパス路35を通過した冷風と、ヒータコア33
を通過して上昇してきた温風とが、略直角方向に衝突す
るので、混合性が高まり、均一な温度の温調空気が室内
へ供給される。また、冷風通路43の存在によって、デ
フ/フット差温の大小が調節でき、環境に応じた温調を
実現できる。
【0070】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、フ
ット吹出口に導かれる空気温度の調節が可能であるた
め、例えばバイレベルモードにおける上下差温を適切な
温度に設定することが可能となり、当該差温が大きくな
りすぎたり、小さくなりすぎるのを防止することができ
る。
【0072】また、エバポレータから飛散した凝縮水は
第2のバイパス路の底面を伝ってエバポレータ方向に流
れることになるので、この飛散水をエバポレータの近傍
に設けられた排水管から系外へ排水することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用空気調和装置の搭載状態を示
す斜視図である。
【図2】本発明の自動車用空調ユニットの実施形態を示
す縦断面図である。
【図3】図2の空調ユニットのベントモードを示す縦断
面図である。
【図4】図2の空調ユニットのフットモードを示す縦断
面図である。
【図5】図2の空調ユニットのバイレベルモードを示す
縦断面図である。
【図6】図2の空調ユニットのデフロストモードを示す
縦断面図である。
【図7】図2の空調ユニットのデフ/フットモードを示
す縦断面図である。
【図8】従来の縦型一体空調ユニットを示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
10…インテークユニット 30…空調ユニット 31…ケーシング 32…エバポレータ 32a…空気通過面 33…ヒータコア 33a…空気通過面 34a…第1のミックスドア 34b…第2のミックスドア 35…バイパス路(第1のバイパス路) 37…ベント吹出口 38…デフロスト吹出口 39…フット吹出口 40…入口 41…温風通路 42…リブ 43…冷風通路(第2のバイパス路) C…エアミックスチャンバ IP…インストルメントパネル CC…センターコンソール DP…ダッシュパネル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エバポレータ(32)およびヒータコア
    (33)が、前記エバポレータを上流側に前記ヒータコ
    アを下流側にして、かつそれぞれの空気通過面(32
    a,33a)を略直立にして配置された自動車用空調ユ
    ニット(30)であって、 前記ヒータコアの背面側に温風通路(41)が形成さ
    れ、 前記温風通路(41)の車両上側にベント吹出口が形成
    され、前記温風通路の車両下側にフット吹出口(39)
    が形成された自動車用空調ユニットにおいて、 前記ヒータコアの近傍に、前記ヒータコアを迂回して前
    記ベント吹出口に至る第1のバイパス路(35)と、前
    記ヒータコアを迂回して前記温風通路に至る第2のバイ
    パス路(43)が形成され、 前記エバポレータ(32)と前記ヒータコア(33)と
    の間に、前記ヒータコアおよび前記第2のバイパス路へ
    流下する空気量を制御する第1のミックスドア(34
    a)と、前記ヒータコアおよび前記第1のバイパス路へ
    流下する空気量を制御する第2のミックスドア(34
    b)とが設けられていることを特徴とする自動車用空調
    ユニット。
  2. 【請求項2】前記第2のバイパス路(43)は、前記ヒ
    ータコアの車両下側に形成され、当該第2のバイパス路
    を構成する空調ユニットケーシング(31)の底面(3
    1a)が、前記エバポレータ(32)方向に向かって下
    に傾斜していることを特徴とする請求項1記載の自動車
    用空調ユニット。
  3. 【請求項3】前記ヒータコア(33)および前記温風通
    路(41)の車両上側にエアミックスチャンバ(C)が
    形成されていることを特徴とする請求項1または2記載
    の自動車用空調ユニット。
  4. 【請求項4】前記ベント吹出口(37)を開閉するベン
    トドア(37D)が、前記温風通路(41)を全閉可能
    であることを特徴とする請求項1または2記載の自動車
    用空調ユニット。
  5. 【請求項5】前記エアミックスチャンバ(C)の車両上
    側に、デフロスト吹出口(38)が形成されていること
    を特徴とする請求項3または4記載の自動車用空調ユニ
    ット。
  6. 【請求項6】前記エバポレータ(32)および前記ヒー
    タコア(33)が、前記エバポレータを車両前側に前記
    ヒータコアを車両後側にして、かつそれぞれの空気通過
    面(32a,33a)を略車両前後方向に向けて配置さ
    れ、前記エバポレータ(32)の車両前側に、取入空気
    の入口(40)が形成されていることを特徴とする請求
    項1〜5の何れかに記載の自動車用空調ユニット。
  7. 【請求項7】請求項1〜6の何れかに記載の自動車用空
    調ユニット(30)と、送風機を有するインテークユニ
    ット(10)とが、車両左右方向に沿って配置された自
    動車用空気調和装置。
JP7897897A 1997-03-13 1997-03-13 自動車用空調ユニットおよび空気調和装置 Pending JPH10250344A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6568200B2 (en) 2001-07-25 2003-05-27 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Air-conditioning system for a vehicle
US6739388B2 (en) 2001-07-25 2004-05-25 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Air-conditioning system for a vehicle
KR100807750B1 (ko) 2001-12-12 2008-02-28 한라공조주식회사 자동차용 공조장치
KR100922425B1 (ko) * 2003-03-05 2009-10-16 한라공조주식회사 공기유동저항이 적은 공조유니트

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