JPH10250454A - 保温運搬車 - Google Patents
保温運搬車Info
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- JPH10250454A JPH10250454A JP9074432A JP7443297A JPH10250454A JP H10250454 A JPH10250454 A JP H10250454A JP 9074432 A JP9074432 A JP 9074432A JP 7443297 A JP7443297 A JP 7443297A JP H10250454 A JPH10250454 A JP H10250454A
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- hot water
- heater
- refrigerator
- engine room
- heat exchanger
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Links
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Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 庫内を効率良く温めると共に、その際、食品
等の品質を劣化させることなく、且つ、庫内容積を減ら
すことのない保温運搬車を開発する。 【解決手段】 本発明保温運搬車は、エンジンル−ムか
ら温水を取り出す温水パイプを配設し、該温水パイプを
庫内に導いて熱交換器への温水を供給し、再度エンジン
ル−ムに戻す温水循環回路20を形成すると共に、庫内
側壁面に基盤に抵抗体を塗布して薄手平板状に形成した
ヒーター30を放射熱が対象物に当たる位置に配設し、
該ヒ−タ−に業務用又は家庭用の交流電源との連結を図
るコンセント部60を配設して構成される。
等の品質を劣化させることなく、且つ、庫内容積を減ら
すことのない保温運搬車を開発する。 【解決手段】 本発明保温運搬車は、エンジンル−ムか
ら温水を取り出す温水パイプを配設し、該温水パイプを
庫内に導いて熱交換器への温水を供給し、再度エンジン
ル−ムに戻す温水循環回路20を形成すると共に、庫内
側壁面に基盤に抵抗体を塗布して薄手平板状に形成した
ヒーター30を放射熱が対象物に当たる位置に配設し、
該ヒ−タ−に業務用又は家庭用の交流電源との連結を図
るコンセント部60を配設して構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庫内を温めて目的
に応じて庫内の温度を調整できる運搬車に関し、更に詳
細には、調理済弁当、惣菜等の食料品、コンピュ−タ−
等の精密機械、薬品、バイオ製品、花卉類、美術品等の
運搬に有効な運搬車に関する。
に応じて庫内の温度を調整できる運搬車に関し、更に詳
細には、調理済弁当、惣菜等の食料品、コンピュ−タ−
等の精密機械、薬品、バイオ製品、花卉類、美術品等の
運搬に有効な運搬車に関する。
【0002】
【技術の背景】最近、製品の品質向上の目的から、物流
時における温度管理の重要性が指摘され、例えば、調理
済みの弁当等は60℃以上の高温で滅菌作用があり、食
品衛生上有効な手段であることが確認されており、その
他、コンピュ−タ−等の精密機械、薬品、バイオ製品、
花卉類、美術品等についても厳格な温度管理が求められ
る傾向にある。
時における温度管理の重要性が指摘され、例えば、調理
済みの弁当等は60℃以上の高温で滅菌作用があり、食
品衛生上有効な手段であることが確認されており、その
他、コンピュ−タ−等の精密機械、薬品、バイオ製品、
花卉類、美術品等についても厳格な温度管理が求められ
る傾向にある。
【0003】
【従来の技術】かかる背景を基に、本出願人は先に、温
蔵車(特願平6−252866号)及び保温・保冷運搬
車(特願平8−38722号)を提案している。前者の
概要は、エンジンのウォ−タ−ポンプから室内暖房用の
室内用ヒ−タ−に至るヒ−タ−循環路の経路の一部を分
岐させて、庫内の一部に臨んだ温蔵用熱交換器への温水
を供給するエンジンル−ム温水循環路を形成すると共
に、車外に温水ボイラ−を設け、上記エンジンル−ム温
水循環路の経路の一部に該温水ボイラ−からの循環パイ
プをカプラ−を介して着脱自在に接続して温水ボイラ−
循環路を形成し、該エンジンル−ムと車外温水ボイラ−
との2つの熱源から温蔵用熱交換器に択一的に温水供給
を可能としたことを特徴として構成されるものである。
蔵車(特願平6−252866号)及び保温・保冷運搬
車(特願平8−38722号)を提案している。前者の
概要は、エンジンのウォ−タ−ポンプから室内暖房用の
室内用ヒ−タ−に至るヒ−タ−循環路の経路の一部を分
岐させて、庫内の一部に臨んだ温蔵用熱交換器への温水
を供給するエンジンル−ム温水循環路を形成すると共
に、車外に温水ボイラ−を設け、上記エンジンル−ム温
水循環路の経路の一部に該温水ボイラ−からの循環パイ
プをカプラ−を介して着脱自在に接続して温水ボイラ−
循環路を形成し、該エンジンル−ムと車外温水ボイラ−
との2つの熱源から温蔵用熱交換器に択一的に温水供給
を可能としたことを特徴として構成されるものである。
【0004】又、後者の概要は、エンジンル−ムから温
水を取り出す温水パイプを配設し、該温水パイプを庫内
に導いて熱交換器への温水を供給し、再度エンジンル−
ムに戻す温水循環回路を形成すると共に、庫内に電熱ヒ
−タ−を内蔵させたヒ−タ−室を上下方向に立設し、前
記熱交換器との間に上連通パイプ及び下連通パイプを配
して電熱ヒ−タ−の加熱で対流する対流循環回路を形成
し、該電熱ヒ−タ−に業務用又は家庭用の交流電源との
連結を図るコンセント部を配設して構成されるものであ
る。
水を取り出す温水パイプを配設し、該温水パイプを庫内
に導いて熱交換器への温水を供給し、再度エンジンル−
ムに戻す温水循環回路を形成すると共に、庫内に電熱ヒ
−タ−を内蔵させたヒ−タ−室を上下方向に立設し、前
記熱交換器との間に上連通パイプ及び下連通パイプを配
して電熱ヒ−タ−の加熱で対流する対流循環回路を形成
し、該電熱ヒ−タ−に業務用又は家庭用の交流電源との
連結を図るコンセント部を配設して構成されるものであ
る。
【0005】しかし、上記技術では、前者では温水ボイ
ラーを付設する必要があり、これが経済的に負担が大き
く、又、後者も含めて両者は、その庫内を温めるのに温
水ボイラーやエンジンルームの温水の熱を熱交換器を介
して温風に換え、これを庫内に対流循環させて成るもの
であることから、熱効率があまり高くなく、出発前に庫
内温度を所定温度まで上昇させる所謂ウォーミングアッ
プに比較的時間がかかるという難点を残していた。
ラーを付設する必要があり、これが経済的に負担が大き
く、又、後者も含めて両者は、その庫内を温めるのに温
水ボイラーやエンジンルームの温水の熱を熱交換器を介
して温風に換え、これを庫内に対流循環させて成るもの
であることから、熱効率があまり高くなく、出発前に庫
内温度を所定温度まで上昇させる所謂ウォーミングアッ
プに比較的時間がかかるという難点を残していた。
【0006】そこで、庫内の空気を直接に温めることが
できると共に交流電源を利用してウォーミングアップ装
置の不要な電熱ヒーターに着目して検討を重ねたが、
例えば、一般的な電熱ヒーターをそのまま庫内の側面
や底面に用いると、強い放射熱が直接食品に当たり、食
品の水分の蒸発が活発になり、全体にパサパサした状態
となり、風味が失われて品質の劣化を招き易く、
又、電熱ヒーター自身の有する厚みが比較的大きく、そ
のまま側面に配すると庫内を狭めて、荷積みする容量を
減らしてしまう等の問題点が新たに指摘された。
できると共に交流電源を利用してウォーミングアップ装
置の不要な電熱ヒーターに着目して検討を重ねたが、
例えば、一般的な電熱ヒーターをそのまま庫内の側面
や底面に用いると、強い放射熱が直接食品に当たり、食
品の水分の蒸発が活発になり、全体にパサパサした状態
となり、風味が失われて品質の劣化を招き易く、
又、電熱ヒーター自身の有する厚みが比較的大きく、そ
のまま側面に配すると庫内を狭めて、荷積みする容量を
減らしてしまう等の問題点が新たに指摘された。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
基づいてなされたもので、ウォーミングアップに高価な
装置の要らない電熱装置にて効率良く庫内を温めると共
に、その際食品の風味を失うことなく、且つ、庫内容積
を減らすことのないよう改良を加えたものである。
基づいてなされたもので、ウォーミングアップに高価な
装置の要らない電熱装置にて効率良く庫内を温めると共
に、その際食品の風味を失うことなく、且つ、庫内容積
を減らすことのないよう改良を加えたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明保温運搬車は、エ
ンジンル−ムから温水を取り出す温水パイプを配設し、
該温水パイプを庫内に導いて熱交換器への温水を供給
し、再度エンジンル−ムに戻す温水循環回路を形成する
と共に、庫内側壁面に基盤に抵抗体を塗布して薄手平板
状に形成したヒーターを放射熱が対象物に当たる位置に
配設し、該ヒ−タ−に業務用又は家庭用の交流電源との
連結を図るコンセント部を配設して構成される。
ンジンル−ムから温水を取り出す温水パイプを配設し、
該温水パイプを庫内に導いて熱交換器への温水を供給
し、再度エンジンル−ムに戻す温水循環回路を形成する
と共に、庫内側壁面に基盤に抵抗体を塗布して薄手平板
状に形成したヒーターを放射熱が対象物に当たる位置に
配設し、該ヒ−タ−に業務用又は家庭用の交流電源との
連結を図るコンセント部を配設して構成される。
【0009】又、庫内底面には、相対的に強電力のヒー
ターを対象物の底面から加温する位置に配設のが望まし
い。
ターを対象物の底面から加温する位置に配設のが望まし
い。
【0010】
【発明の実施の態様】本実施例は、図1に示す如く、エ
ンジンル−ムと運転室内暖房用のヒ−タ−との間で温水
を循環させるヒ−タ−循環回路10と、庫内を温める熱
交換器に温水を供給するエンジンル−ムからの温水循環
回路20と、庫内側面に配する平板状のヒーター(以下
シートヒーターという)30と、庫内底面に配する比較
的強電力のヒーター(シーズヒーターという)40、庫
内の温風循環装置50及びコンセント部60にて構成さ
れる。
ンジンル−ムと運転室内暖房用のヒ−タ−との間で温水
を循環させるヒ−タ−循環回路10と、庫内を温める熱
交換器に温水を供給するエンジンル−ムからの温水循環
回路20と、庫内側面に配する平板状のヒーター(以下
シートヒーターという)30と、庫内底面に配する比較
的強電力のヒーター(シーズヒーターという)40、庫
内の温風循環装置50及びコンセント部60にて構成さ
れる。
【0011】先ず、ヒ−タ−循環回路10は、エンジン
ル−ム11と運転室の室内暖房用に設けられたヒ−タ−
12との間に配した供給パイプ13と還元パイプ14と
で形成される。
ル−ム11と運転室の室内暖房用に設けられたヒ−タ−
12との間に配した供給パイプ13と還元パイプ14と
で形成される。
【0012】次いで、エンジンル−ムからの温水循環回
路20は、上記ヒ−タ−循環回路10の供給パイプ13
及び還元パイプ14の一部に分岐点23a,24aを設
けて、そこから温水の全部又は一部を熱交換器21に温
水を循環させる供給パイプ23及び還元パイプ24を配
管する。分岐の具体的手段は、例えばY字型の三方路を
形成し、そこにコック又は電磁弁を介設して、エンジン
ル−ムからの温水を室内暖房用ヒ−タ−12及び交換器
21の双方又は一方のみに供給可能に形成する。
路20は、上記ヒ−タ−循環回路10の供給パイプ13
及び還元パイプ14の一部に分岐点23a,24aを設
けて、そこから温水の全部又は一部を熱交換器21に温
水を循環させる供給パイプ23及び還元パイプ24を配
管する。分岐の具体的手段は、例えばY字型の三方路を
形成し、そこにコック又は電磁弁を介設して、エンジン
ル−ムからの温水を室内暖房用ヒ−タ−12及び交換器
21の双方又は一方のみに供給可能に形成する。
【0013】次いで、シートヒーター30は、エポキシ
樹脂等の対熱性に優れ、且つ、絶縁性を保つ平板状のプ
ラスチック基盤の上に、カーボン粉末等の抵抗体を例え
ば印刷技術を利用して塗布したものであって、その厚み
が2mm以内に収まる程度の薄手のものであって、一
方、その発生電力は弱く、表面温度が100〜130℃
程度のものとし、必要に応じて保護枠を設ける。これ
を、対象物を直接照射し得る位置、例えば、弁当等を棚
に数段に載置させた場合には、その各段に照射できる高
さに合わせて配設する。
樹脂等の対熱性に優れ、且つ、絶縁性を保つ平板状のプ
ラスチック基盤の上に、カーボン粉末等の抵抗体を例え
ば印刷技術を利用して塗布したものであって、その厚み
が2mm以内に収まる程度の薄手のものであって、一
方、その発生電力は弱く、表面温度が100〜130℃
程度のものとし、必要に応じて保護枠を設ける。これ
を、対象物を直接照射し得る位置、例えば、弁当等を棚
に数段に載置させた場合には、その各段に照射できる高
さに合わせて配設する。
【0014】一方、庫内底面には、上記シートヒーター
30が比較的弱電力であることから、熱量が不足する等
の必要に応じて、比較的強電力のシーズヒーター40を
対象物を底面から温める位置に配設する。このシーズヒ
ーター40には、例えば、内部にニクロム線を配し、外
側に保護用の筒体を配し、表面温度が300〜400℃
程度となるヒーターを用いることができ、庫内は上下方
向には比較的余裕があることから、その厚みを7〜15
mm程度とすることができる。該シートヒ−タ−30及
びシーズヒーター40への電力供給に、業務用又は家庭
用の交流電源の入力可能なコンセント部60を車体の一
部に配する。
30が比較的弱電力であることから、熱量が不足する等
の必要に応じて、比較的強電力のシーズヒーター40を
対象物を底面から温める位置に配設する。このシーズヒ
ーター40には、例えば、内部にニクロム線を配し、外
側に保護用の筒体を配し、表面温度が300〜400℃
程度となるヒーターを用いることができ、庫内は上下方
向には比較的余裕があることから、その厚みを7〜15
mm程度とすることができる。該シートヒ−タ−30及
びシーズヒーター40への電力供給に、業務用又は家庭
用の交流電源の入力可能なコンセント部60を車体の一
部に配する。
【0015】更に、上記熱交換器21の後方には生じた
暖気を庫内全体に行渡らせるよう送風器22を配すると
共に、庫内上部に温風循環装置50を形成する。
暖気を庫内全体に行渡らせるよう送風器22を配すると
共に、庫内上部に温風循環装置50を形成する。
【0016】次に本実施態様の作用を説明すると、先
ず、荷積みに先立って、庫内の温度を上昇させるべく、
業務用又は家庭用の交流電源からのコンセント部60に
接続したシートヒーター30及びシーズヒーター40の
スイッチを入力し、この入力は必要に応じてタイマース
イッチによる。そして、エンジンを始動させ、エンジン
ルームが所定温度に達したら、分岐点23a,24aの
電磁バルブ等を開栓して、エンジンルーム11の温水を
熱交換器21に導き、該熱交換器21内で、送風器22
の回転によって吸気口から風洞内に吸入された空気は、
熱交換器21と接触して温風が吹出される。
ず、荷積みに先立って、庫内の温度を上昇させるべく、
業務用又は家庭用の交流電源からのコンセント部60に
接続したシートヒーター30及びシーズヒーター40の
スイッチを入力し、この入力は必要に応じてタイマース
イッチによる。そして、エンジンを始動させ、エンジン
ルームが所定温度に達したら、分岐点23a,24aの
電磁バルブ等を開栓して、エンジンルーム11の温水を
熱交換器21に導き、該熱交換器21内で、送風器22
の回転によって吸気口から風洞内に吸入された空気は、
熱交換器21と接触して温風が吹出される。
【0017】すると、庫内側壁面に配したシートヒータ
ー30から庫内水平方向に向けて放射熱が放れ、庫内空
気を直接に温め、且つ、その表面積が大なので効率的に
庫内を温める。又、底面からはシーズヒーター40によ
って温められた暖気が上昇し、水平及び垂直の両方向か
ら庫内を温め、且つ、これにエンジンルームからの温水
を介した熱交換器からの温風が加わると、その庫内はシ
ートヒーター30及びシーズヒーター40による直接加
熱と、熱交換器21からの温水を温風に変換させた間接
加熱とが協動し、庫内の温度上昇効果は調和的となる。
ー30から庫内水平方向に向けて放射熱が放れ、庫内空
気を直接に温め、且つ、その表面積が大なので効率的に
庫内を温める。又、底面からはシーズヒーター40によ
って温められた暖気が上昇し、水平及び垂直の両方向か
ら庫内を温め、且つ、これにエンジンルームからの温水
を介した熱交換器からの温風が加わると、その庫内はシ
ートヒーター30及びシーズヒーター40による直接加
熱と、熱交換器21からの温水を温風に変換させた間接
加熱とが協動し、庫内の温度上昇効果は調和的となる。
【0018】この庫内の温度上昇の変化を、熱交換器に
よる温風にシートヒーター30を加えた場合と、シート
ヒーター30のみで加熱した場合とを試験したところ、
図3及び図4の通りとなった。図3における試験条件
は、外気温度が−10℃で、エンジン回転数を停車アイ
ドリング10000rpmとし、加熱方法は熱交換器か
らの温風とシートヒーター30による加熱を加え、該シ
ートヒーター30はAC200V/60HZ−4.9A
で、庫内最高温度設定を80℃として行った。又、図4
に関しては、外気温度が−10℃で、エンジンは停止
し、加熱方法はシートヒーター30による加熱単独と
し、該シートヒーター30は、AC200V/60HZ
−4.9Aで、庫内温度設定はなしで行った。
よる温風にシートヒーター30を加えた場合と、シート
ヒーター30のみで加熱した場合とを試験したところ、
図3及び図4の通りとなった。図3における試験条件
は、外気温度が−10℃で、エンジン回転数を停車アイ
ドリング10000rpmとし、加熱方法は熱交換器か
らの温風とシートヒーター30による加熱を加え、該シ
ートヒーター30はAC200V/60HZ−4.9A
で、庫内最高温度設定を80℃として行った。又、図4
に関しては、外気温度が−10℃で、エンジンは停止
し、加熱方法はシートヒーター30による加熱単独と
し、該シートヒーター30は、AC200V/60HZ
−4.9Aで、庫内温度設定はなしで行った。
【0019】この結果、シートヒーター30単独でも庫
内を3時間程度を要すれば70℃以上に充分温めること
ができ、これにエンジンルームからの温水の熱交換器2
1とシートヒーター30とを組合わせれば、図4に示さ
れる通り、シートヒーター30単独では70℃に達する
のに2.6時間程度要するのに対し、僅か1時間程度と
なった。
内を3時間程度を要すれば70℃以上に充分温めること
ができ、これにエンジンルームからの温水の熱交換器2
1とシートヒーター30とを組合わせれば、図4に示さ
れる通り、シートヒーター30単独では70℃に達する
のに2.6時間程度要するのに対し、僅か1時間程度と
なった。
【0020】これは、庫内側壁面に配したシートヒータ
ー30は、庫内水平方向に向けて放射熱を発し、その表
面積が大で、直接加熱であること等から庫内を効率的に
温め得ることを示している。同時に、これにエンジンル
ームからの温水を介した熱交換器からの温風を組み合わ
せると、両者が協動して、庫内を70℃まで昇温させる
時間を約1/3程度に短縮するという事実を示してい
る。従って、エンジンルームの温水とシートヒーター等
を組合わせることが望ましいが、エンジン始動によるア
イドリングが騒音となるおそれがある場合には、電熱ヒ
ーターのみを先行させ後で組み合わせても良い。いずれ
の場合もウォーミングアップ装置を要することなく、業
務用又は家庭用交流電源を利用することで効率的に庫内
を温め得る。
ー30は、庫内水平方向に向けて放射熱を発し、その表
面積が大で、直接加熱であること等から庫内を効率的に
温め得ることを示している。同時に、これにエンジンル
ームからの温水を介した熱交換器からの温風を組み合わ
せると、両者が協動して、庫内を70℃まで昇温させる
時間を約1/3程度に短縮するという事実を示してい
る。従って、エンジンルームの温水とシートヒーター等
を組合わせることが望ましいが、エンジン始動によるア
イドリングが騒音となるおそれがある場合には、電熱ヒ
ーターのみを先行させ後で組み合わせても良い。いずれ
の場合もウォーミングアップ装置を要することなく、業
務用又は家庭用交流電源を利用することで効率的に庫内
を温め得る。
【0021】又、上記庫内への加温の過程にあって、例
えば、弁当、調理野菜等の対象物を荷積みすると、側壁
面のシートヒーター30から放射される熱は対象物を直
接照射して効率的であるが、この放射熱が強過ぎると、
食べ物の水分を蒸発させてパサパサ状態としてしまうお
それがある。しかし、本発明に係わるシートヒーター3
0は、比較的弱い電力であって、穏やかな加温で、水分
の過剰な蒸発を抑え、パサパサ状態で食品としての風味
を失うのを防止する。同時に、底面からのシーズヒータ
ー40及び熱交換器21からの熱が加わると、庫内を充
分に温め、60℃以上の高温を保つことができるから、
雑菌等の繁殖を抑制し、食品等の品質を保つ。
えば、弁当、調理野菜等の対象物を荷積みすると、側壁
面のシートヒーター30から放射される熱は対象物を直
接照射して効率的であるが、この放射熱が強過ぎると、
食べ物の水分を蒸発させてパサパサ状態としてしまうお
それがある。しかし、本発明に係わるシートヒーター3
0は、比較的弱い電力であって、穏やかな加温で、水分
の過剰な蒸発を抑え、パサパサ状態で食品としての風味
を失うのを防止する。同時に、底面からのシーズヒータ
ー40及び熱交換器21からの熱が加わると、庫内を充
分に温め、60℃以上の高温を保つことができるから、
雑菌等の繁殖を抑制し、食品等の品質を保つ。
【0022】さて、上記の通り所定温度に荷積みし、こ
のときシートヒーター30は、その厚さが2mm以下で
あり、保護枠を施しても極めて薄手であるので、容積を
減じることなく荷積が可能となる。そして、所定温度に
達したら、運搬車を走行させ目的地に配送するが、この
とき、バッテリーの消耗を防ぐ意味で、走行中はエンジ
ンルームからの温水暖房熱交換器によるのが望ましい。
のときシートヒーター30は、その厚さが2mm以下で
あり、保護枠を施しても極めて薄手であるので、容積を
減じることなく荷積が可能となる。そして、所定温度に
達したら、運搬車を走行させ目的地に配送するが、この
とき、バッテリーの消耗を防ぐ意味で、走行中はエンジ
ンルームからの温水暖房熱交換器によるのが望ましい。
【0023】又、配送中にあって、扉を開閉させると、
庫内温度の降下が心配されので、これを試験した。外気
温−10℃で、加熱方法を熱交換器からの温風のみとし
て、停車中にドアを15秒間開放した後、再び扉を閉じ
て、庫内の温度を測定したところ、開放によって5〜1
0℃程度温度降下するが、数分後にはもとの温度に復帰
した。これは、一旦庫内を温めると、庫を形成する壁
材、床材、天井材等の蓄熱作用で保温効果があり、扉開
放によって一旦温度降下しても、直ちに通常温度に戻る
ものと考えられる。
庫内温度の降下が心配されので、これを試験した。外気
温−10℃で、加熱方法を熱交換器からの温風のみとし
て、停車中にドアを15秒間開放した後、再び扉を閉じ
て、庫内の温度を測定したところ、開放によって5〜1
0℃程度温度降下するが、数分後にはもとの温度に復帰
した。これは、一旦庫内を温めると、庫を形成する壁
材、床材、天井材等の蓄熱作用で保温効果があり、扉開
放によって一旦温度降下しても、直ちに通常温度に戻る
ものと考えられる。
【0024】又、上記運搬車を例えばフェリー船を利用
して輸送する場合にも、当該フェリー船からに電力供給
を受ければ、シートヒーター30ないしシーズヒーター
40によって庫内を加温することができ、庫内を適正温
度に保持する。
して輸送する場合にも、当該フェリー船からに電力供給
を受ければ、シートヒーター30ないしシーズヒーター
40によって庫内を加温することができ、庫内を適正温
度に保持する。
【0025】
【発明の効果】以上の構成及び作用に基づく本発明は、
バーナー等の高価な装置を要せず、平板状のヒーター等
を利用して直接庫内を効率良く温めることができるので
装置的に簡潔化でき、且つ、その加温にあってヒーター
の加熱とエンジンルームからの温水を利用した熱交換器
からの温風を組み合わせて、昇温効果を飛躍的に向上さ
せることができ、その際、食品の水分蒸発や、風味の喪
失等対象物の品質劣化を防止し、庫内容積を減らすこと
がない等の優れた効果を発揮する。
バーナー等の高価な装置を要せず、平板状のヒーター等
を利用して直接庫内を効率良く温めることができるので
装置的に簡潔化でき、且つ、その加温にあってヒーター
の加熱とエンジンルームからの温水を利用した熱交換器
からの温風を組み合わせて、昇温効果を飛躍的に向上さ
せることができ、その際、食品の水分蒸発や、風味の喪
失等対象物の品質劣化を防止し、庫内容積を減らすこと
がない等の優れた効果を発揮する。
【図1】本発明車輌の模式的側断面図。
【図2】シートヒーターを示す斜視図。
【図3】熱交換器とシートヒーターによる加温を組み合
わせた場合の庫内の温度変化を示すグラフ。
わせた場合の庫内の温度変化を示すグラフ。
【図4】シートヒーター単独で加温した場合の庫内の温
度変化を示すグラフ。
度変化を示すグラフ。
10 ヒーター循環回路 20 温水循環回路 30 シートヒーター 40 シーズヒーター 50 温風循環装置 60 コンセント部
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンル−ムから温水を取り出す温水
パイプを配設し、該温水パイプを庫内に導いて熱交換器
への温水を供給し、再度エンジンル−ムに戻す温水循環
回路を形成すると共に、 庫内側壁面に基盤に抵抗体を塗布して薄手平板状に形成
したヒーターを放射熱が対象物に当たる位置に配設し、 該ヒ−タ−に業務用又は家庭用の交流電源との連結を図
るコンセント部を配設したことを特徴とする保温運搬
車。 - 【請求項2】 エンジンル−ムから温水を取り出す温水
パイプを配設し、該温水パイプを庫内に導いて熱交換器
への温水を供給し、再度エンジンル−ムに戻す温水循環
回路を形成すると共に、 庫内側壁面に基盤に抵抗体を塗布して薄手平板状に形成
した相対的に弱電力のヒーターを放射熱が対象物を照射
し得る位置に配設し、 庫内底面に相対的に強電力のヒーターを対象物の底面か
ら加温する位置に配設し、 該ヒ−タ−に業務用又は家庭用の交流電源との連結を図
るコンセント部を配設したことを特徴とする保温運搬
車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9074432A JPH10250454A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 保温運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9074432A JPH10250454A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 保温運搬車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10250454A true JPH10250454A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13547064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9074432A Pending JPH10250454A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 保温運搬車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10250454A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001225631A (ja) * | 2000-02-16 | 2001-08-21 | Masuda Kazunori | 車載用温蔵装置 |
| JP2017047793A (ja) * | 2015-09-02 | 2017-03-09 | 日本フルハーフ株式会社 | 車両荷物室のヒーター構造体 |
| DE102022212714A1 (de) * | 2022-11-28 | 2024-05-29 | Stellantis Auto Sas | Nutzfahrzeug mit einem Heizelement |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP9074432A patent/JPH10250454A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001225631A (ja) * | 2000-02-16 | 2001-08-21 | Masuda Kazunori | 車載用温蔵装置 |
| JP2017047793A (ja) * | 2015-09-02 | 2017-03-09 | 日本フルハーフ株式会社 | 車両荷物室のヒーター構造体 |
| DE102022212714A1 (de) * | 2022-11-28 | 2024-05-29 | Stellantis Auto Sas | Nutzfahrzeug mit einem Heizelement |
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