JPH10250604A - ラック・ピニオン式ステアリング装置 - Google Patents
ラック・ピニオン式ステアリング装置Info
- Publication number
- JPH10250604A JPH10250604A JP5663297A JP5663297A JPH10250604A JP H10250604 A JPH10250604 A JP H10250604A JP 5663297 A JP5663297 A JP 5663297A JP 5663297 A JP5663297 A JP 5663297A JP H10250604 A JPH10250604 A JP H10250604A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- guide sheet
- rack guide
- rear surface
- engagement
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 当該ステアリング装置の長期の使用によりラ
ックガイドシートの係合面に摩耗やへたりが生じても操
舵フィーリングが変化しないようにすること。 【解決手段】 ピニオン11に噛合するラック12をそ
の背面12aにて支持するラックガイド21がスプリン
グ23によってピニオン11に向けて付勢されるととも
に、ラック12の背面12aに係合する係合面22aを
有してラック12をその軸方向へ摺動可能に支持するラ
ックガイドシート22がラックガイド21に組付けられ
てなるラック・ピニオン式ステアリング装置において、
ラック12の背面12aに係合するラックガイドシート
22の係合面22aにラック12の背面12aとの係合
を制限する隆起部22cを形成した。
ックガイドシートの係合面に摩耗やへたりが生じても操
舵フィーリングが変化しないようにすること。 【解決手段】 ピニオン11に噛合するラック12をそ
の背面12aにて支持するラックガイド21がスプリン
グ23によってピニオン11に向けて付勢されるととも
に、ラック12の背面12aに係合する係合面22aを
有してラック12をその軸方向へ摺動可能に支持するラ
ックガイドシート22がラックガイド21に組付けられ
てなるラック・ピニオン式ステアリング装置において、
ラック12の背面12aに係合するラックガイドシート
22の係合面22aにラック12の背面12aとの係合
を制限する隆起部22cを形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に使用される
ラック・ピニオン式ステアリング装置に関する。
ラック・ピニオン式ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラック・ピニオン式ステアリング装置の
一つとして、ピニオンに噛合するラックをその背面にて
支持するラックガイドがスプリングによって前記ピニオ
ンに向けて付勢されるとともに、前記ラックの背面に係
合する係合面を有して前記ラックをその軸方向へ摺動可
能に支持するラックガイドシートが前記ラックガイドに
組付けられてなるものがあり、例えば特開平6−560
42号公報に示されている。
一つとして、ピニオンに噛合するラックをその背面にて
支持するラックガイドがスプリングによって前記ピニオ
ンに向けて付勢されるとともに、前記ラックの背面に係
合する係合面を有して前記ラックをその軸方向へ摺動可
能に支持するラックガイドシートが前記ラックガイドに
組付けられてなるものがあり、例えば特開平6−560
42号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報のラック
・ピニオン式ステアリング装置においては、ラックの背
面に係合するラックガイドシートの係合面がその全面に
てラックの背面に摺動可能に係合する構成となってい
て、ラックガイドシートの係合面に摩耗やへたりが生じ
てもラックとラックガイドシートの係合面積は殆ど変化
しない。
・ピニオン式ステアリング装置においては、ラックの背
面に係合するラックガイドシートの係合面がその全面に
てラックの背面に摺動可能に係合する構成となってい
て、ラックガイドシートの係合面に摩耗やへたりが生じ
てもラックとラックガイドシートの係合面積は殆ど変化
しない。
【0004】しかしながら、当該装置の長期の使用によ
りラックガイドシートの係合面に摩耗やへたりが生じる
と、ラックガイドとラックガイドシートをピニオンに向
けて付勢するスプリングの付勢力が低下し、これに起因
してステアリング特性が初期の特性に対して変化するた
め、操舵フィーリングが変化してしまう。
りラックガイドシートの係合面に摩耗やへたりが生じる
と、ラックガイドとラックガイドシートをピニオンに向
けて付勢するスプリングの付勢力が低下し、これに起因
してステアリング特性が初期の特性に対して変化するた
め、操舵フィーリングが変化してしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
(操舵フィーリングの変化)に対処すべくなされたもの
であり、ピニオンに噛合するラックをその背面にて支持
するラックガイドがスプリングによって前記ピニオンに
向けて付勢されるとともに、前記ラックの背面に係合す
る係合面を有して前記ラックをその軸方向へ摺動可能に
支持するラックガイドシートが前記ラックガイドに組付
けられてなるラック・ピニオン式ステアリング装置にお
いて、前記ラックの背面に係合する前記ラックガイドシ
ートの係合面に前記ラックの背面との係合を制限する隆
起部を形成したことに特徴がある。この場合おいて、前
記ラックの背面のラック軸直交方向での断面形状が円弧
形状であり、また前記ラックガイドシートが樹脂製でそ
の係合面のラック軸直交方向での断面形状が端部を小径
とした円弧形状であり、このラックガイドシートの係合
面の略中央に前記隆起部が形成されていることが望まし
い。
(操舵フィーリングの変化)に対処すべくなされたもの
であり、ピニオンに噛合するラックをその背面にて支持
するラックガイドがスプリングによって前記ピニオンに
向けて付勢されるとともに、前記ラックの背面に係合す
る係合面を有して前記ラックをその軸方向へ摺動可能に
支持するラックガイドシートが前記ラックガイドに組付
けられてなるラック・ピニオン式ステアリング装置にお
いて、前記ラックの背面に係合する前記ラックガイドシ
ートの係合面に前記ラックの背面との係合を制限する隆
起部を形成したことに特徴がある。この場合おいて、前
記ラックの背面のラック軸直交方向での断面形状が円弧
形状であり、また前記ラックガイドシートが樹脂製でそ
の係合面のラック軸直交方向での断面形状が端部を小径
とした円弧形状であり、このラックガイドシートの係合
面の略中央に前記隆起部が形成されていることが望まし
い。
【0006】
【発明の作用・効果】本発明によるラック・ピニオン式
ステアリング装置においては、当該装置の使用初期にお
いて、ラックガイドシートの係合面に形成した隆起部が
ラックの背面とラックガイドシートの係合面との全面的
な係合を制限するため、ラックの背面とラックガイドシ
ートの係合面は部分的に係合し、この状態にて初期のス
テアリング特性が得られる。
ステアリング装置においては、当該装置の使用初期にお
いて、ラックガイドシートの係合面に形成した隆起部が
ラックの背面とラックガイドシートの係合面との全面的
な係合を制限するため、ラックの背面とラックガイドシ
ートの係合面は部分的に係合し、この状態にて初期のス
テアリング特性が得られる。
【0007】ところで、当該装置の長期の使用により隆
起部に摩耗やへたりが生じると、ラックガイドとラック
ガイドシートをピニオンに向けて付勢するスプリングの
付勢力が隆起部の摩耗やへたりに応じて低下するもの
の、このときには隆起部の摩耗やへたりによって隆起部
の機能(ラックガイドシートの係合面とラックの背面と
の係合を制限する機能)が低下し、この機能低下に応じ
てラックの背面とラックガイドシートの係合面との部分
的な係合が増大する。
起部に摩耗やへたりが生じると、ラックガイドとラック
ガイドシートをピニオンに向けて付勢するスプリングの
付勢力が隆起部の摩耗やへたりに応じて低下するもの
の、このときには隆起部の摩耗やへたりによって隆起部
の機能(ラックガイドシートの係合面とラックの背面と
の係合を制限する機能)が低下し、この機能低下に応じ
てラックの背面とラックガイドシートの係合面との部分
的な係合が増大する。
【0008】したがって、上述したスプリングの付勢力
低下に伴うステアリング特性の変化を、ラックの背面と
ラックガイドシートの係合面との部分的な係合の増大
(すなわち係合面積の増大による摩擦係合力の増大)に
伴うステアリング特性の変化によって自動的に補うこと
ができて、当該装置における初期のステアリング特性を
長期の使用においてもほとんど変化なく維持することが
でき、操舵フィーリングを長期間ほとんど変化なく維持
することができる。
低下に伴うステアリング特性の変化を、ラックの背面と
ラックガイドシートの係合面との部分的な係合の増大
(すなわち係合面積の増大による摩擦係合力の増大)に
伴うステアリング特性の変化によって自動的に補うこと
ができて、当該装置における初期のステアリング特性を
長期の使用においてもほとんど変化なく維持することが
でき、操舵フィーリングを長期間ほとんど変化なく維持
することができる。
【0009】また、本発明の実施に際し、ラックの背面
のラック軸直交方向での断面形状が円弧形状であり、ま
たラックガイドシートが樹脂製でその係合面のラック軸
直交方向での断面形状が端部を小径とした円弧形状であ
り、このラックガイドシートの係合面の略中央に前記隆
起部が形成されている場合には、当該装置の長期の使用
により隆起部に摩耗やへたりが生じると、上述したラッ
クの背面とラックガイドシートの係合面との部分的な係
合の増大(係合面積の増大)が得られるとともに、ラッ
クガイドシートの係合面にて隆起部の摩耗やへたりに応
じた楔効果が得られて摩擦係合力の増大が得られる。こ
のため、上述したステアリングの付勢力低下に伴うステ
アリング特性の変化を、上述した係合面積の増大に伴う
ステアリング特性の変化と、上述した楔効果による摩擦
係合力の増大に伴うステアリング特性の変化の協同作用
によって、自動的かつ的確に補うことができる。
のラック軸直交方向での断面形状が円弧形状であり、ま
たラックガイドシートが樹脂製でその係合面のラック軸
直交方向での断面形状が端部を小径とした円弧形状であ
り、このラックガイドシートの係合面の略中央に前記隆
起部が形成されている場合には、当該装置の長期の使用
により隆起部に摩耗やへたりが生じると、上述したラッ
クの背面とラックガイドシートの係合面との部分的な係
合の増大(係合面積の増大)が得られるとともに、ラッ
クガイドシートの係合面にて隆起部の摩耗やへたりに応
じた楔効果が得られて摩擦係合力の増大が得られる。こ
のため、上述したステアリングの付勢力低下に伴うステ
アリング特性の変化を、上述した係合面積の増大に伴う
ステアリング特性の変化と、上述した楔効果による摩擦
係合力の増大に伴うステアリング特性の変化の協同作用
によって、自動的かつ的確に補うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1に示したラック・ピニオン
式ステアリング装置においては、ステアリングホイール
(図示省略)に連結されるピニオン11とこのピニオン
11に噛合するラック12がハウジング13にそれぞれ
周知のように支承されていて、ピニオン11は回転可能
とされ、ラック12はその軸方向(図1の紙面上下方
向)へ移動可能とされている。また、ラック12をその
背面にてピニオン11に対して付勢支持するラックガイ
ド21及びラックガイドシート22がスプリング23及
びプラグ24とともにハウジング13に組付けられてい
る。なお、プラグ24はハウジング13に位置調整可能
に螺着されロックナット25によって固定されている。
面に基づいて説明する。図1に示したラック・ピニオン
式ステアリング装置においては、ステアリングホイール
(図示省略)に連結されるピニオン11とこのピニオン
11に噛合するラック12がハウジング13にそれぞれ
周知のように支承されていて、ピニオン11は回転可能
とされ、ラック12はその軸方向(図1の紙面上下方
向)へ移動可能とされている。また、ラック12をその
背面にてピニオン11に対して付勢支持するラックガイ
ド21及びラックガイドシート22がスプリング23及
びプラグ24とともにハウジング13に組付けられてい
る。なお、プラグ24はハウジング13に位置調整可能
に螺着されロックナット25によって固定されている。
【0011】ラックガイド21は、ラック12側に略半
円筒状の支持面21aを有するとともに、背部にスプリ
ング15を収容するための凹所21bを有していて、ラ
ック12の軸線に略直交してハウジング13に設けた取
付孔13aに軸方向(図1の左右方向)へ移動可能に組
付けられており、所定の予備荷重で組み込んだコイル式
のスプリング23によりラック12に向けて付勢されて
いる。
円筒状の支持面21aを有するとともに、背部にスプリ
ング15を収容するための凹所21bを有していて、ラ
ック12の軸線に略直交してハウジング13に設けた取
付孔13aに軸方向(図1の左右方向)へ移動可能に組
付けられており、所定の予備荷重で組み込んだコイル式
のスプリング23によりラック12に向けて付勢されて
いる。
【0012】ラックガイドシート22は、図1及び図2
に示したように、ラック12の背面12a(ラック軸直
交方向での断面形状が円弧形状である)に係合する係合
面22aとラックガイド21の軸心に設けた取付孔21
cに嵌合する取付部22bを有してラック12をその軸
方向へ摺動可能に支持するものであり、ポリアセタール
樹脂によって形成されている。ラックガイドシート22
の係合面22aは、ラック軸直交方向での断面形状が端
部を小径とした円弧形状であり、その略中央には隆起部
22cが形成されている。
に示したように、ラック12の背面12a(ラック軸直
交方向での断面形状が円弧形状である)に係合する係合
面22aとラックガイド21の軸心に設けた取付孔21
cに嵌合する取付部22bを有してラック12をその軸
方向へ摺動可能に支持するものであり、ポリアセタール
樹脂によって形成されている。ラックガイドシート22
の係合面22aは、ラック軸直交方向での断面形状が端
部を小径とした円弧形状であり、その略中央には隆起部
22cが形成されている。
【0013】隆起部22cは、ラックガイドシート22
の係合面22aとラック12の背面12aとの係合を制
限するものであり、係合面22aに0.1〜0.2mm程
度の肉盛(突起)を一体的に施すことにより形成されて
いて、長期の使用により摩耗やへたりが生じて順次消失
するようになっており、初期状態では図2に示したよう
にラックガイドシート22の係合面22aとラック12
の背面12aとの係合を面圧分布を示した一箇所のみと
し、また長期の使用により摩耗やへたりが生じた状態で
は図3に例示したようにラックガイドシート22の係合
面22aとラック12の背面12aとの係合を面圧分布
を示した三箇所とするようになっている。
の係合面22aとラック12の背面12aとの係合を制
限するものであり、係合面22aに0.1〜0.2mm程
度の肉盛(突起)を一体的に施すことにより形成されて
いて、長期の使用により摩耗やへたりが生じて順次消失
するようになっており、初期状態では図2に示したよう
にラックガイドシート22の係合面22aとラック12
の背面12aとの係合を面圧分布を示した一箇所のみと
し、また長期の使用により摩耗やへたりが生じた状態で
は図3に例示したようにラックガイドシート22の係合
面22aとラック12の背面12aとの係合を面圧分布
を示した三箇所とするようになっている。
【0014】上記のように構成した本実施形態のステア
リング装置においては、当該装置の使用初期において、
ラックガイドシート22の係合面22aに形成した隆起
部22cがラック12の背面12aとラックガイドシー
ト22の係合面22aとの全面的な係合を制限するた
め、ラック12の背面12aとラックガイドシート22
の係合面22aは部分的に係合し、この状態にて初期の
ステアリング特性が得られる。
リング装置においては、当該装置の使用初期において、
ラックガイドシート22の係合面22aに形成した隆起
部22cがラック12の背面12aとラックガイドシー
ト22の係合面22aとの全面的な係合を制限するた
め、ラック12の背面12aとラックガイドシート22
の係合面22aは部分的に係合し、この状態にて初期の
ステアリング特性が得られる。
【0015】ところで、当該装置の長期の使用により隆
起部22cに摩耗やへたりが生じると、ラックガイド2
1とラックガイドシート22をピニオン11に向けて付
勢するスプリング23の付勢力が隆起部22cの摩耗や
へたりに応じて低下するものの、このときには隆起部2
2cの摩耗やへたりによって隆起部22cの機能(ラッ
クガイドシート22の係合面22aとラック12の背面
12aとの係合を制限する機能)が低下し、この機能低
下に応じてラック12の背面12aとラックガイドシー
ト22の係合面22aとの部分的な係合が増大する。
起部22cに摩耗やへたりが生じると、ラックガイド2
1とラックガイドシート22をピニオン11に向けて付
勢するスプリング23の付勢力が隆起部22cの摩耗や
へたりに応じて低下するものの、このときには隆起部2
2cの摩耗やへたりによって隆起部22cの機能(ラッ
クガイドシート22の係合面22aとラック12の背面
12aとの係合を制限する機能)が低下し、この機能低
下に応じてラック12の背面12aとラックガイドシー
ト22の係合面22aとの部分的な係合が増大する。
【0016】したがって、上述したスプリング23の付
勢力低下に伴うステアリング特性の変化を、ラック12
の背面12aとラックガイドシート22の係合面22a
との部分的な係合の増大(すなわち係合面積の増大によ
る摩擦係合力の増大)に伴うステアリング特性の変化に
よって自動的に補うことができて、当該装置における初
期のステアリング特性を長期の使用においてもほとんど
変化なく維持することができ、操舵フィーリングを長期
間ほとんど変化なく維持することができる。
勢力低下に伴うステアリング特性の変化を、ラック12
の背面12aとラックガイドシート22の係合面22a
との部分的な係合の増大(すなわち係合面積の増大によ
る摩擦係合力の増大)に伴うステアリング特性の変化に
よって自動的に補うことができて、当該装置における初
期のステアリング特性を長期の使用においてもほとんど
変化なく維持することができ、操舵フィーリングを長期
間ほとんど変化なく維持することができる。
【0017】また、本実施形態においては、ラック12
の背面12aのラック軸直交方向での断面形状が円弧形
状であり、またラックガイドシート22がポリアセター
ル樹脂製でその係合面22aのラック軸直交方向での断
面形状が端部を小径とした円弧形状であり、このラック
ガイドシート22の係合面22aの略中央に隆起部22
cが形成されているため、当該装置の長期の使用により
隆起部22cに摩耗やへたりが生じると、上述したラッ
ク12の背面12aとラックガイドシート22の係合面
22aとの部分的な係合の増大(係合面積の増大)が得
られるとともに、ラックガイドシート22の係合面22
aにて隆起部22cの摩耗やへたりに応じた楔効果が得
られて摩擦係合力の増大(面圧の増大)が得られる。こ
のため、上述したステアリングの付勢力低下に伴うステ
アリング特性の変化を、上述した係合面積の増大に伴う
ステアリング特性の変化と、上述した楔効果による摩擦
係合力の増大に伴うステアリング特性の変化の協同作用
によって、自動的かつ的確に補うことができる。
の背面12aのラック軸直交方向での断面形状が円弧形
状であり、またラックガイドシート22がポリアセター
ル樹脂製でその係合面22aのラック軸直交方向での断
面形状が端部を小径とした円弧形状であり、このラック
ガイドシート22の係合面22aの略中央に隆起部22
cが形成されているため、当該装置の長期の使用により
隆起部22cに摩耗やへたりが生じると、上述したラッ
ク12の背面12aとラックガイドシート22の係合面
22aとの部分的な係合の増大(係合面積の増大)が得
られるとともに、ラックガイドシート22の係合面22
aにて隆起部22cの摩耗やへたりに応じた楔効果が得
られて摩擦係合力の増大(面圧の増大)が得られる。こ
のため、上述したステアリングの付勢力低下に伴うステ
アリング特性の変化を、上述した係合面積の増大に伴う
ステアリング特性の変化と、上述した楔効果による摩擦
係合力の増大に伴うステアリング特性の変化の協同作用
によって、自動的かつ的確に補うことができる。
【0018】上記実施形態においては、ラックガイドシ
ート22の係合面22aの略中央に隆起部22cを一つ
形成して実施したが、この隆起部の数及び配設位置は適
宜変更可能であって上記実施形態に限定されるものでは
ない。また、上記実施形態においては、係合面22aの
ラック軸直交方向での断面形状を端部を小径とした円弧
形状として、当該装置の長期の使用により隆起部22c
に摩耗やへたりが生じた場合には、隆起部22cの摩耗
やへたりに応じた楔効果が得られて面圧が増大するよう
にしたが、かかる構成(係合面22aのラック軸直交方
向での断面形状を端部を小径とした円弧形状とする構
成)を採用しないで実施することも可能である。
ート22の係合面22aの略中央に隆起部22cを一つ
形成して実施したが、この隆起部の数及び配設位置は適
宜変更可能であって上記実施形態に限定されるものでは
ない。また、上記実施形態においては、係合面22aの
ラック軸直交方向での断面形状を端部を小径とした円弧
形状として、当該装置の長期の使用により隆起部22c
に摩耗やへたりが生じた場合には、隆起部22cの摩耗
やへたりに応じた楔効果が得られて面圧が増大するよう
にしたが、かかる構成(係合面22aのラック軸直交方
向での断面形状を端部を小径とした円弧形状とする構
成)を採用しないで実施することも可能である。
【図1】 本発明によるラック・ピニオン式ステアリン
グ装置の一実施形態を示す部分断面図である。
グ装置の一実施形態を示す部分断面図である。
【図2】 図1に示したラックとラックガイドシートの
初期状態での分解図である。
初期状態での分解図である。
【図3】 図1に示したラックとラックガイドシートの
長期使用状態(隆起部に摩耗やへたりが生じた経時変化
状態)での分解図である。
長期使用状態(隆起部に摩耗やへたりが生じた経時変化
状態)での分解図である。
11…ピニオン、12…ラック、12a…背面、13…
ハウジング、21…ラックガイド、21a…支持面、2
2…ラックガイドシート、22a…係合面、22b…取
付部、22c…隆起部、23…スプリング、24…プラ
グ。
ハウジング、21…ラックガイド、21a…支持面、2
2…ラックガイドシート、22a…係合面、22b…取
付部、22c…隆起部、23…スプリング、24…プラ
グ。
Claims (2)
- 【請求項1】 ピニオンに噛合するラックをその背面に
て支持するラックガイドがスプリングによって前記ピニ
オンに向けて付勢されるとともに、前記ラックの背面に
係合する係合面を有して前記ラックをその軸方向へ摺動
可能に支持するラックガイドシートが前記ラックガイド
に組付けられてなるラック・ピニオン式ステアリング装
置において、前記ラックの背面に係合する前記ラックガ
イドシートの係合面に前記ラックの背面との係合を制限
する隆起部を形成したことを特徴とするラック・ピニオ
ン式ステアリング装置。 - 【請求項2】 前記ラックの背面のラック軸直交方向で
の断面形状が円弧形状であり、また前記ラックガイドシ
ートが樹脂製でその係合面のラック軸直交方向での断面
形状が端部を小径とした円弧形状であり、このラックガ
イドシートの係合面の略中央に前記隆起部が形成されて
いることを特徴とする請求項1記載のラック・ピニオン
式ステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5663297A JPH10250604A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | ラック・ピニオン式ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5663297A JPH10250604A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | ラック・ピニオン式ステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10250604A true JPH10250604A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13032699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5663297A Pending JPH10250604A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | ラック・ピニオン式ステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10250604A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013119321A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Jtekt Corp | 車両用操舵装置およびラックガイド機構 |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP5663297A patent/JPH10250604A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013119321A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Jtekt Corp | 車両用操舵装置およびラックガイド機構 |
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