JPH10250877A - 紙葉類の分離搬送装置および分離搬送方法 - Google Patents

紙葉類の分離搬送装置および分離搬送方法

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JPH10250877A
JPH10250877A JP6046197A JP6046197A JPH10250877A JP H10250877 A JPH10250877 A JP H10250877A JP 6046197 A JP6046197 A JP 6046197A JP 6046197 A JP6046197 A JP 6046197A JP H10250877 A JPH10250877 A JP H10250877A
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separating
roller
paper
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JP6046197A
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Satoshi Shirasawa
聡 白澤
Ikuo Takeuchi
郁雄 竹内
Yutaka Nagasawa
豊 長沢
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納箱内に投入した紙葉類に、スキュー状態
のもの、シフト状態のもの、あるいは前端が不揃いのも
のがあっても、これらの姿勢を修正して安定に分離搬送
できるようにした紙葉類の分離搬送装置および方法を提
供する。 【解決手段】 収納箱2から紙葉類Bを繰り出す分離搬
送装置において、駆動ローラ5、6によって回転駆動さ
れ、転動自在の球形の繰り出しローラ4と、紙葉類の状
態を検知する光アレイセンサ9を設け、繰り出しを行い
ながら紙葉類のスキューとシフトを修正する姿勢修正機
能を備える。本発明によれば、紙葉類のスキューやシフ
ト、前端の不揃いを確実に直すことができる。特に入出
金口においてその効果が大きく、確実な分離搬送が可能
であり信頼性の高い分離搬送装置および方法とすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙葉類の分離搬送装置お
よび分離搬送方法に係り、特に、現金自動取引装置や光
学読み取り機等の収納箱内に収納された紙葉類を、1枚
ずつに分離して搬送するのに好適な紙葉類の分離搬送装
置および分離搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来においては、例えば特開平7−11
7874号公報に、収納箱内に収納された紙葉類が、傾
斜(以下これをスキューと称する)や、横ずれ(以下こ
れをシフトと称する)の状態で搬送されるのを防ぐ手段
として、収納箱内に収納された紙葉類の分離を行う際
に、紙葉類のスキューを修正する紙葉類分離搬送装置が
開示されている。また、特開平8−108954号公報
には、スキューとシフトの同時修正機構として、収納箱
部ではなく搬送路上で、球面モータと紙葉類の姿勢位置
検出部を用いて修正する機構が開示されている。すなわ
ち、この方法では、紙葉類の搬送路上における現在の姿
勢を常時検出し、検出された状態からモータの駆動方向
を決定して駆動することを、紙葉類の状態が修正される
まで繰り返すことで紙葉類の状態を修正する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平7−117
874号公報に記載の技術では、紙葉類の分離とスキュ
ーの修正は行えるが、この機構ではシフトを修正するこ
とができないため、別機構としてシフト修正機構を必要
とする。また、特開平8−108954号公報に記載の
技術では、スキューとシフトの修正が行えるが、紙葉類
の分離を行うことができないため、分離機構を別に必要
とする。また、この方法では、搬送中の紙葉類の現在の
状態を検出しながらモータを駆動しなければならないた
め、高速化を考慮するとき、検出部の長さを搬送方向に
長くしなければならないという問題点がある。
【0004】従来、紙葉類の分離とスキューおよびシフ
トの修正の3つを同時に解決しようとする装置構成およ
び方法がなく、それぞれ他の機構を必要とするため、構
成が複雑化し装置が大型化してしまう問題が生じる。ま
た、スキューやシフトが十分修正されない状態で紙葉類
が繰り出された場合は、後続する次の行程、例えば紙幣
の場合には鑑別の精度、伝票であれば文字読みとり精度
に悪影響を与えてしまう問題が生じる。本発明の目的
は、上記の点に鑑み、紙葉類のスキューおよびシフトな
どを確実に修正し、小形で高精度な紙葉類の分離搬送装
置および分離搬送方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下のよう
に達成される。請求項1記載発明は、収納箱内の紙葉類
を繰り出す繰り出し手段と、前記繰り出し手段により繰
り出される紙葉類を1枚ずつに分離して送り出す分離送
出手段とを備えた紙葉類の分離搬送装置において、前記
繰り出し手段は、前記収納箱内の紙葉類の傾き量または
横ずれ量を検出する状態検出手段の検出情報に基づい
て、前記紙葉類の傾きまたは横ずれを修正する姿勢修正
手段を有することを特徴とするものである。このような
構成を採用したので、繰り出し手段がスキューおよびシ
フトを修正するため、それぞれ個別の修正機構が省略さ
れ、装置を小型化できる。また、請求項2記載発明は、
前記繰り出し手段は、前記紙葉類の収納状態に基づい
て、前記紙葉類を回転させかつ繰り出すことにより横ず
れ量を修正した後、前記紙葉類を回転させて傾き量を修
正することを特徴とする。このような構成により、紙葉
類の回転中心が、紙葉類の反対側の長手方向において搬
送幅の中心位置となり、繰り出し動作によってその位置
へ回転中心が移動し、再び回転させることにより、回転
中心が紙葉類の搬送幅の中心位置のまま傾きが修正され
る。また、請求項3記載発明は、前記繰り出し手段は、
前記紙葉類に接触して回転可能に支持された球体と、前
記紙葉類の繰り出し方向へ前記球体を回転させる第一の
ローラと、前記紙葉類の回転方向へ前記球体を回転させ
る第二のローラと、前記それぞれのローラの駆動手段を
備えたことを特徴とする。このような構成により、一つ
の球体で、紙葉類に回転と繰り出し動作を与えることが
でき、回転と直線移動の独立または同時動作によって、
紙葉類の横ずれと傾きを円滑に修正できる。また、請求
項4記載発明は、収納箱内の紙葉類を繰り出す繰り出し
手段と、前記繰り出し手段により繰り出される紙葉類を
1枚ずつに分離して送り出す分離送出手段とを備えた紙
葉類の分離搬送装置において、前記収納箱内の紙葉類の
傾き量および横ずれ量を検出する状態検出手段を備え、
前記検出した紙葉類の情報に基づいて、前記繰り出し手
段は、前記紙葉類の横ずれを修正する姿勢修正手段を有
するとともに、前記分離送出手段は、前記紙葉類の送り
出しに抵抗を与えて紙葉類の傾きを修正する抵抗手段を
有し、かつ、前記分離送出手段の動作タイミングにあわ
せて前記繰り出し手段を動作させる制御手段を備えたこ
とを特徴とするものである。このような構成を採用した
ので、繰り出し手段により紙葉類の横ずれを修正し、分
離搬送手段の動作タイミングに合わせて紙葉類を繰り出
し、分離搬送手段で紙葉類の傾きを修正して送り出すこ
とができる。また、請求項5記載発明は、前記分離送出
手段は、前記収納箱から紙葉類を送出する送り出しロー
ラを、前記収納箱と搬送路との境に有し、前記制御手段
は、前記送り出しローラの送り出しタイミングにあわせ
て前記繰り出し手段を駆動することにより、前記紙葉類
の繰り出しを遅らせ、あるいは一時停止させた状態で、
紙葉類の横ずれ量を修正し、その後に繰り出しを再開さ
せることを特徴とする。このような構成により、繰り出
し手段により紙葉類の横ずれを確実に修正でき、その後
に分離送出手段の動作タイミングに合わせて紙葉類が繰
り出されるので、確実で円滑な分離搬送を実施できる。
また、請求項6記載発明は、前記繰り出し手段は、前記
紙葉類に接触して回転可能に支持された球体と、前記紙
葉類の送出方向へ前記球体を回転させる第一のローラ
と、前記紙葉類の横ずれを修正する方向へ前記球体を回
転させる第二のローラと、前記それぞれのローラの駆動
手段を備えたことを特徴とする。このような構成によ
り、繰り出し手段によって、紙葉類の回転と繰り出し方
向への直線的な移動の2つの動作を行うことができるの
で、回転と直線移動の独立または同時動作によって、紙
葉類の横ずれと傾きを円滑に修正できる。また、請求項
7記載発明は、前記抵抗手段は、摩擦係数が小さく、溝
部を有する偏心ストッパローラと、摩擦係数が大きく、
紙葉類の搬送方向には回転しない抵抗ローラとを、互い
に平行に設けた各ローラ軸の軸方向で異なる位置に配置
し、これら偏心ストッパローラと抵抗ローラとが互いに
径方向にオーバーラップするように構成されていること
を特徴とする。このような構成により、傾いた状態で繰
り出された紙葉類は、先に繰り出されてきた先端部が、
オーバーラップした偏心ストッパローラと抵抗ローラと
により移動が停止し、遅れて繰り出されてきた部分が先
端部と揃った状態となり、紙葉類の傾きが修正されるこ
とになる。また、請求項8記載発明は、収納箱内の紙葉
類を繰り出す繰り出し手段を備え、前記繰り出し手段に
より繰り出される紙葉類を1枚ずつに分離して送り出す
分離送出手段を備えた紙葉類の分離搬送方法において、
前記収納箱内から紙葉類を繰り出す際に、前記紙葉類の
傾き量または横ずれ量を検出し、この検出された状態に
基づいて、前記繰り出し手段が前記紙葉類の傾きまたは
横ずれを修正した後、前記紙葉類を繰り出すことを特徴
とする。このような構成を採用したことにより、繰り出
し手段によって、スキューまたはシフトを修正して繰り
出すことができるので、スキューまたはシフトごとの個
別の修正機構が省略され、装置を小型化できる。また、
請求項9記載発明は、収納箱内の紙葉類を繰り出す繰り
出し手段を備え、前記繰り出し手段により繰り出される
紙葉類を1枚ずつに分離して送り出す分離送出手段を備
えた紙葉類の分離搬送方法において、前記収納箱内から
紙葉類を繰り出す際に、前記紙葉類の傾き量および横ず
れ量を検出し、この検出された状態に基づいて、前記繰
り出し手段が前記紙葉類の横ずれを修正した後、前記分
離送出手段の動作タイミングに合わせて繰り出すととも
に、前記分離送出手段が、前記繰り出された紙葉類に抵
抗を与えることにより、前記紙葉類の傾きを修正して送
り出すことを特徴とする。このような構成を採用したこ
とにより、繰り出し手段により紙葉類の横ずれを修正
し、分離搬送手段の動作タイミングに合わせて紙葉類を
繰り出し、分離搬送手段で紙葉類の傾きを修正して送り
出すことができる。したがって、スキューおよびシフト
の修正を、確実で円滑に実施できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態を示
す紙幣分離搬送装置の側面図であり、図2は平面図であ
る。これらの図において、本実施形態の紙幣分離搬送装
置は、垂直に投入された紙幣Bを収納するホッパなどの
収納箱2と、分離前板3、この分離前板3により形成さ
れた開口部を通して投入された紙幣Bに当接する繰り出
し手段と、繰り出し手段により繰り出した紙幣を1枚ず
つ分離して収納箱2から送り出す分離送出手段を備えて
いる。
【0007】分離送出手段は、ステッピングモータ18
によって駆動される送り出しローラ10と、この送り出
しローラ10に対向する摩擦部材とで構成され、本実施
形態では摩擦部材として抵抗ローラ11を用いている。
送り出しローラ10の外周には、所定角度分だけゴム部
15を、抵抗ローラ11には、外周全周にゴム部14を
設けてある。図4の詳細図に示すように、繰り出し手段
は球状の繰り出しローラ4を用い、繰り出しローラ4は
円形の開口部1のあるガイド部8によって回転支持され
ており、円形の開口部1は、繰り出しローラ4が回転自
在な滑りがあるような構成を持ち、本実施形態では、ラ
ジアルベアリング25と、ラジアルベアリング25の内
側に設けたられた三つの支持ローラ22、23、24
(24は図示せず)とによって構成されている。繰り出
しローラ4は、ステッピングモータ17によって駆動さ
れる駆動ローラ6と、ステッピングモータ16によって
駆動される駆動ローラ5とにより、それぞれを独立、も
しくは同時に駆動することにより回転する。駆動ローラ
5、6は軸受けによって支持されている。
【0008】また、球状の繰り出しローラ4は、紙幣の
搬送面内において搬送方向に対して直角な軸(以下Y軸
と称する)を中心に回転し、ステッピングモータ17に
より駆動されるローラ6と、紙幣の搬送面に対して垂直
な軸(以下Z軸と称する)を中心に回転し、ステッピン
グモータ16により駆動されるローラ5とによって回転
駆動される。ステッピングモータ16、17は、紙幣状
態検出手段によって検出された紙幣状態情報を基に、繰
り出し制御部19によって回転制御される。また、繰り
出しローラ4は、送り出しローラ10の駆動情報を基に
前述の繰り出し制御部19によって連動して間欠的に回
転制御されることにより、姿勢の修正を送り出しの影響
を受けない安定したタイミングで動作させる。球状の繰
り出しローラ4は弾性体で構成し、押圧力20が加わる
ことで内側へ変形することことにより吸振作用を持ち、
かつ紙幣に衝撃的な押圧力20が働かなくなる。このた
め、繰り出しローラ4における紙幣に対する押圧力20
は比較的安定したものになり、また、変形することで紙
幣との接触面積が増え、所定の繰り出し搬送力を与える
ことで安定した繰り出しを行う。
【0009】紙幣状態検出手段は、紙幣のシフトとスキ
ューを検知するために反射型の光アレイセンサ9を用
い、堆積紙幣から繰り出しローラ4に当接している紙幣
の状態を検出するために、検出時には紙幣を所定の角
度、距離だけ動かし、そのときの検出データの差分を取
り、所定の角度、距離動いた紙幣の外形データを検出す
ることで当接紙幣の状態を求める。この他、紙幣の後方
から繰り出しローラ4側へ押圧力20を付加する押板2
1を設けてあり、この押板21は収納箱2内を前後に移
動できる。
【0010】図3を基に、以上のように構成した紙幣の
分離搬送装置の動作の流れを以下に説明する。収納箱2
に投入された紙幣Bは、所定の角度、距離だけ繰り出し
ローラ4を動かし、繰り出しローラ4に当接した紙幣を
動かす(STEP1)、これにより、光アレイセンサ9
によって堆積紙幣の中で、繰り出しローラ4に当接した
紙幣の状態を検出し(STEP2)、図1および2に図
示されていない演算装置によって、検出した状態の情報
を基に、当接紙幣のシフト量とスキュー量が演算される
(STEP3)。その後に駆動ローラ5、6を駆動し、
繰り出しローラ4を駆動することで、図5(説明は後
述)に示したように当接紙幣を動かし、シフトとスキュ
ーをB’の状態に修正(STEP4)する。その後、紙
幣の繰り出しを行い(STEP5)、送り出しローラ1
0と抵抗ローラ11とによって一枚ずつに分離され、収
納箱2から矢印C方向へと送り出しが行われる(STE
P6)。
【0011】図5には、本実施形態の繰り出しローラに
よるスキューおよびシフト修正の動作の例を示す。この
図では駆動ローラ5、6は省略している。図5(イ)の
(a)、(b)、(c)は、スキュー角θ1がプラスの
時の修正動作を表しており、図5(ロ)の(d)、
(e)、(f)はスキュー角θ1がマイナスの時の修正
動作を表している。光アレイセンサによって繰り出しロ
ーラ4に当接した紙幣のスキューθ1とシフト量が検出
され、検出されたシフト量とスキューθ1の情報を基
に、図5(a)もしくは(d)に示すように、紙幣長手
方向の中心線よりシフトした位置に、繰り出しローラ4
の回転中心がある場合、駆動ローラ5の回転により繰り
出しローラ4を回転させ、当接紙幣を所定の角度θ2だ
け回転させる。この回転によって傾いた紙幣の反対側の
長手方向の中心線の延長上に、繰り出しローラ4の回転
中心が位置することになる。次に、駆動ローラ5の停止
による繰り出しローラ4の紙幣回転動作を停止させた
後、駆動ローラ6を回転させて繰り出しローラ4に紙幣
を搬送方向に送る動作をさせる。この動作により、図5
(b)もしくは(e)に示すように、繰り出しローラ4
が紙幣の反対側の長手方向の中心線上に移動することで
シフトが修正される。その後、駆動ローラ6を停止し、
再び駆動ローラ5を回転させ、θ1+θ2の角度だけ紙
幣を回転させる動作を行うことにより、図5(c)もし
くは(f)に示すように、スキューθ1の修正を行う。
その後、駆動ローラ6を回転させることにより繰り出し
を行う。
【0012】以上説明したように、本実施形態では、収
納箱2にスキューあるいはシフト状態で投入された紙幣
があっても、通常の分離性能に悪影響を及ぼすことな
く、繰り出しローラ4によるシフトおよびスキューの修
正力により、紙幣のシフトとスキューを確実に修正し
て、紙幣の分離を行うことができる。
【0013】図6は、本発明による紙幣分離搬送装置の
他の実施形態の側面図であり、図7は平面図である。本
実施形態が、図1〜図4に示した実施形態と異なるの
は、送り出しローラ軸12上に、偏心ストッパローラ1
3と抵抗ローラ11との外形が互いにオーバーラップす
る量が、繰り出しローラ4の繰り出し位相で小さく、ス
キュー修正力が作用する位相で大きくなるように設定し
ていることと、また、球状の繰り出しローラ4は、紙幣
の搬送面内において搬送方向に対して直角な軸(以下Y
軸と称する)を中心に回転し、ステッピングモータ17
により駆動される駆動ローラ6と、搬送面内において搬
送方向に対して平行な軸(以下X軸と称する)を中心に
回転し、ステッピングモータ16により駆動される駆動
ローラ7によって駆動される点である。
【0014】送り出しローラ軸12上に設けられた偏心
ストッパローラ13と抵抗ローラ11は、その外形から
互いにオーバーラップする量が、繰り出しローラ4の繰
り出し位相で小さく、スキュー修正力が作用する位相で
大きくなるように設定しており、オーバーラップによっ
て発生する抵抗力は、繰り出しローラ4による正規の繰
り出し位相で小さく、紙幣にスキュー修正力が作用する
位相で大きくなっている。この抵抗力の大きさは、スキ
ュー修正力(搬送力)が偏心ストッパローラ13と抵抗
ローラ11とのオーバーラップにより発生する抵抗力に
等しいか、それ以下となるようにすることが望ましい。
【0015】また、球状の繰り出しローラ4は、Y軸を
中心に回転し、ステッピングモータ17により駆動され
る駆動ローラ6と、X軸を中心に回転し、ステッピング
モータ16により駆動される駆動ローラ7によって駆動
される。ステッピングモータ16、17は紙幣状態検出
手段9によって検出された紙幣状態情報を基に、繰り出
し制御部19によって回転制御される。また、繰り出し
ローラ4は、送り出しローラ10の駆動情報を基に、前
述の繰り出し制御部19によって連動するように回転制
御されている。
【0016】以上のように構成した紙幣の分離搬送装置
の動作の流れを、図8を用いて以下に説明する。収納箱
2に投入された紙幣Bは、所定の角度、距離だけ繰り出
しローラ4を動かし、繰り出しローラ4に当接した紙幣
を動かす(STEP1)。これにより光アレイセンサ9
によって堆積紙幣の中で繰り出しローラ4に当接した紙
幣の状態を検出し(STEP2)、図示されていない演
算装置によって検出した状態の情報を基に、当接紙幣の
シフト量とスキュー量が演算される(STEP3)。そ
の後にステッピングモータ16により駆動ローラ7を駆
動し、繰り出しローラ4を駆動することで紙幣のシフト
を修正する(STEP4)。しかる後に、ステッピング
モータ17をステッピングモータ18と連動させて駆動
し(STEP5)、駆動ローラ6により繰り出しローラ
4と送り出しローラ10を同時駆動する。この際、外側
に配置した偏心ストッパローラ13と抵抗ローラ11の
オーバーラップ点で発生する抵抗力によって、紙幣の進
入が妨げられる。このときに繰り出しローラ4を駆動ロ
ーラ6により駆動し、紙幣の搬送方向にスキュー修正力
が加わる結果、紙幣には回転力が発生して、図7の破線
B’で示すような状態に近づくように回転する。このよ
うにして紙幣のスキューを修正する(STEP6)。さ
らにステッピングモータ17、18を連動駆動すること
で、紙幣は矢印C方向へ繰り出され、送り出しローラ1
0と抵抗ローラ11により紙幣が1枚ずつに分離される
(STEP7)。
【0017】ここで、図9は状態修正動作を説明するタ
イムチャートであるが、偏心ストッパローラ13と抵抗
ローラ11のオーバーラップにより発生する紙幣に対す
る抵抗力は、ストッパローラを偏心させていることによ
り、繰り出しローラ4で正規に繰り出された紙幣の通過
時には小さく、次の紙幣が繰り出しローラ4の上面に現
れ、シフトを修正した後にスキュー修正力を発生させる
ときに大きくなるようにしている。また、繰り出しロー
ラ4によるシフト修正タイミングは、紙幣の繰り出しが
終了してから、抵抗力が発生する前に設定することで、
送り出しローラと抵抗ローラによって紙幣が噛み込まれ
修正ができないことを回避している。
【0018】したがって、通常の紙幣の分離時には、こ
の抵抗力が小さく、分離性能には悪影響がないように
し、スキュー修正時には抵抗力が大きくなって分離部へ
の紙幣の進入を確実に防ぎ、スキュー修正効果が確実に
上げられるようにしてある。図示していないが、偏心ス
トッパローラ13と抵抗ローラ11のオーバーラップ点
は、偏心ストッパローラ13の外径を、送り出しローラ
10の外径よりも若干大きくすることにより、送り出し
ローラ10と抵抗ローラ11のオーバーラップ点(分離
点)よりも搬送出側に位置するようになる。このように
することで、紙幣のスキュー修正時における分離送出手
段側への紙幣前端の進入を、確実に防ぐことができる。
【0019】以上説明したように、本実施形態では、収
納箱2にスキューやシフト状態で投入された紙幣があっ
ても、通常の分離性能に悪影響を及ぼすことなく、繰り
出しローラ4におけるシフト修正と、分離送出手段の両
側に設けた偏心ストッパローラ13と抵抗ローラ11に
よるスキュー修正力とにより、紙幣のシフトとスキュー
を確実に修正して、紙幣の分離を行うことができる。ま
た、シフトおよびスキューを修正して繰り出し動作を行
うことにより、紙幣前端部の不揃いなども修正される。
また、本実施形態においては、紙幣を分離、スキュー修
正力を与える繰り出しローラを、収納箱の中央部に一つ
設けたが、これに限定されるものではない。また、紙幣
状態検出手段には、光アレイセンサを用いたがこれに限
定されるものではなく、ビームセンサや感圧センサなど
を用いても良い。また、紙葉類の分離送出手段には、オ
ーバーラップ式摩擦分離方法を用いたが、他に、例えば
圧接式摩擦分離機構も適用可能である。また、本実施形
態では、縦位状態で紙幣の投入される分離装置を用いた
が、横位(略水平)状態で紙幣が投入される分離搬送装
置にも適用することが可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、紙葉類のスキューやシ
フト、前端の不揃いを確実に直すことができる。特に、
例えば現金取扱装置の入出金口に多量の紙幣を投入する
場合などには、その効果が大きく、確実な分離搬送が可
能であり、信頼性の高い紙葉類の分離搬送装置および分
離搬送方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙幣分離装置の一実施形態の側面図で
ある。
【図2】本発明の紙幣分離機構の一実施形態の平面図で
ある。
【図3】本発明の紙幣分離機構の一実施形態の動作の流
れ図である。
【図4】繰り出しローラの詳細図である。
【図5】本発明の一実施形態のシフト及びスキュー修正
動作図である。
【図6】本発明の紙幣分離機構の他の実施形態の側面図
である。
【図7】本発明の紙幣分離機構の他の実施形態の平面図
である。
【図8】本発明の紙幣分離機構の他の実施形態の動作の
流れ図である。
【図9】本発明の他の実施形態の状態修正動作を説明す
るタイムチャートである。
【符号の説明】
1 開口部 2 収納箱 3 分離前板 4 繰り出しローラ 5、6、7 駆動ローラ 8 ガイド部(繰り出しローラ支持部) 9 紙幣状態検出手段(光アレイセンサ) 10 送り出しローラ 11 抵抗ローラ 12 送り出しローラ軸 13 偏心ストッパローラ 14、15 ゴム部 16、17、18 ステッピングモータ 19 繰り出し制御部 20 押圧力 21 押板 22、23、24 支持ローラ 25 ラジアルベアリング B、B’ 紙幣

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納箱内の紙葉類を繰り出す繰り出し手
    段と、前記繰り出し手段により繰り出される紙葉類を1
    枚ずつに分離して送り出す分離送出手段とを備えた紙葉
    類の分離搬送装置において、前記繰り出し手段は、前記
    収納箱内の紙葉類の傾き量または横ずれ量を検出する状
    態検出手段の検出情報に基づいて、前記紙葉類の傾きま
    たは横ずれを修正する姿勢修正手段を有することを特徴
    とする紙葉類の分離搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の紙葉類の分離搬送装置
    において、前記繰り出し手段は、前記紙葉類の収納状態
    に基づいて、前記紙葉類を回転させかつ繰り出すことに
    より横ずれ量を修正した後、前記紙葉類を回転させて傾
    き量を修正することを特徴とする紙葉類の分離搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の紙葉類の分離搬送装置
    において、前記繰り出し手段は、前記紙葉類に接触して
    回転可能に支持された球体と、前記紙葉類の繰り出し方
    向へ前記球体を回転させる第一のローラと、前記紙葉類
    の回転方向へ前記球体を回転させる第二のローラと、前
    記それぞれのローラの駆動手段を備えたことを特徴とす
    る紙葉類の分離搬送装置。
  4. 【請求項4】 収納箱内の紙葉類を繰り出す繰り出し手
    段と、前記繰り出し手段により繰り出される紙葉類を1
    枚ずつに分離して送り出す分離送出手段とを備えた紙葉
    類の分離搬送装置において、前記収納箱内の紙葉類の傾
    き量および横ずれ量を検出する状態検出手段を備え、前
    記検出した紙葉類の情報に基づいて、前記繰り出し手段
    は、前記紙葉類の横ずれを修正する姿勢修正手段を有す
    るとともに、前記分離送出手段は、前記紙葉類の送り出
    しに抵抗を与えて紙葉類の傾きを修正する抵抗手段を有
    し、かつ、前記分離送出手段の動作タイミングにあわせ
    て前記繰り出し手段を動作させる制御手段を備えたこと
    を特徴とする紙葉類の分離搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の紙葉類の分離搬送装置
    において、前記分離送出手段は、前記収納箱から紙葉類
    を送出する送り出しローラを、前記収納箱と搬送路との
    境に有し、前記制御手段は、前記送り出しローラの送り
    出しタイミングにあわせて前記繰り出し手段を駆動する
    ことにより、前記紙葉類の繰り出しを遅らせ、あるいは
    一時停止させた状態で、紙葉類の横ずれ量を修正し、そ
    の後に繰り出しを再開させることを特徴とする紙葉類の
    分離搬送装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の紙葉類の分離搬送装置
    において、前記繰り出し手段は、前記紙葉類に接触して
    回転可能に支持された球体と、前記紙葉類の送出方向へ
    前記球体を回転させる第一のローラと、前記紙葉類の横
    ずれを修正する方向へ前記球体を回転させる第二のロー
    ラと、前記それぞれのローラの駆動手段を備えたことを
    特徴とする紙葉類の分離搬送装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の紙葉類の分離搬送装置
    において、前記抵抗手段は、摩擦係数が小さく、溝部を
    有するストッパローラと、摩擦係数が大きく、紙葉類の
    搬送方向には回転しない抵抗ローラとを、互いに平行に
    設けた各ローラ軸の軸方向で異なる位置に配置し、これ
    らストッパローラと抵抗ローラとが互いに径方向にオー
    バーラップするように構成されていることを特徴とする
    紙葉類の分離搬送装置。
  8. 【請求項8】 収納箱内の紙葉類を繰り出す繰り出し手
    段を備え、前記繰り出し手段により繰り出される紙葉類
    を1枚ずつに分離して送り出す分離送出手段を備えた紙
    葉類の分離搬送方法において、前記収納箱内から紙葉類
    を繰り出す際に、前記紙葉類の傾き量または横ずれ量を
    検出し、この検出された状態に基づいて、前記繰り出し
    手段が前記紙葉類の傾きまたは横ずれを修正した後、前
    記紙葉類を繰り出すことを特徴とする紙葉類の分離搬送
    方法。
  9. 【請求項9】 収納箱内の紙葉類を繰り出す繰り出し手
    段を備え、前記繰り出し手段により繰り出される紙葉類
    を1枚ずつに分離して送り出す分離送出手段を備えた紙
    葉類の分離搬送方法において、前記収納箱内から紙葉類
    を繰り出す際に、前記紙葉類の傾き量および横ずれ量を
    検出し、この検出された状態に基づいて、前記繰り出し
    手段が前記紙葉類の横ずれを修正した後、前記分離送出
    手段の動作タイミングに合わせて繰り出すとともに、前
    記分離送出手段が、前記繰り出された紙葉類に抵抗を与
    えることにより、前記紙葉類の傾きを修正して送り出す
    ことを特徴とする紙葉類の分離搬送方法。
JP6046197A 1997-03-14 1997-03-14 紙葉類の分離搬送装置および分離搬送方法 Pending JPH10250877A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004018336A1 (ja) * 2002-08-26 2004-03-04 Fujitsu Limited 媒体搬送装置

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