JPH1025145A - 成形用の組成物 - Google Patents
成形用の組成物Info
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- JPH1025145A JPH1025145A JP18311496A JP18311496A JPH1025145A JP H1025145 A JPH1025145 A JP H1025145A JP 18311496 A JP18311496 A JP 18311496A JP 18311496 A JP18311496 A JP 18311496A JP H1025145 A JPH1025145 A JP H1025145A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/18—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing mixtures of the silica-lime type
- C04B28/186—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing mixtures of the silica-lime type containing formed Ca-silicates before the final hardening step
- C04B28/188—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing mixtures of the silica-lime type containing formed Ca-silicates before the final hardening step the Ca-silicates being present in the starting mixture
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/20—Resistance against chemical, physical or biological attack
- C04B2111/28—Fire resistance, i.e. materials resistant to accidental fires or high temperatures
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 火災などのきわめて高温度条件下においても
変形が少なく、耐クラック性および形状保持性を有し防
火性に優れる建築材料成形用の組成物の提供。 【構成】 熱可塑性樹脂25重量部と、フェノール系樹
脂5〜50重量部と珪酸カルシウム30〜230重量部
からなる組成物であって、無機繊維および耐衝撃性材料
を含有する組成物。
変形が少なく、耐クラック性および形状保持性を有し防
火性に優れる建築材料成形用の組成物の提供。 【構成】 熱可塑性樹脂25重量部と、フェノール系樹
脂5〜50重量部と珪酸カルシウム30〜230重量部
からなる組成物であって、無機繊維および耐衝撃性材料
を含有する組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形用の組成物に
関する。さらに詳しくは、防火性特に燃焼時における耐
クラック性および形状保持性に優れ、例えば窓枠、ド
ア、壁材、など建築材料に好適な成形用の組成物に関す
る。
関する。さらに詳しくは、防火性特に燃焼時における耐
クラック性および形状保持性に優れ、例えば窓枠、ド
ア、壁材、など建築材料に好適な成形用の組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】樹脂系材料は、成形性が優れており種々
の形状の成形物を得るための材料として広く使用されて
いる。しかし、樹脂系材料の多くは易燃性であり、燃焼
による形状変形や樹脂成分消失による亀裂の発生が生じ
るなど防火性に劣っており、建築分野での使用はかなり
限定されている。
の形状の成形物を得るための材料として広く使用されて
いる。しかし、樹脂系材料の多くは易燃性であり、燃焼
による形状変形や樹脂成分消失による亀裂の発生が生じ
るなど防火性に劣っており、建築分野での使用はかなり
限定されている。
【0003】従来、防火性向上策の一つとして無機質材
料との複合化は公知であるが、樹脂のもつ断熱性、易成
形性などの性能を保持するためには、無機材料の添加率
はかなり制限され、防火性特に燃焼時および燃焼後の形
状保持性に優れた成形体を得ることは困難であった。即
ち、高温下における樹脂の軟化や消失により著しい体積
収縮による亀裂が発生し燃焼後に形状を保持した成形体
を得ることは困難であった。
料との複合化は公知であるが、樹脂のもつ断熱性、易成
形性などの性能を保持するためには、無機材料の添加率
はかなり制限され、防火性特に燃焼時および燃焼後の形
状保持性に優れた成形体を得ることは困難であった。即
ち、高温下における樹脂の軟化や消失により著しい体積
収縮による亀裂が発生し燃焼後に形状を保持した成形体
を得ることは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、断熱
性、易成形性などの樹脂の性能をもち、防火性特に燃焼
時および燃焼後の形状保持性に優れ、建築材料として広
く利用できる成形用の組成物を提供することにある。
性、易成形性などの樹脂の性能をもち、防火性特に燃焼
時および燃焼後の形状保持性に優れ、建築材料として広
く利用できる成形用の組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明者らは、鋭意研究を行った結果、熱可塑性樹
脂とフェノール樹脂および珪酸カルシウムからなる組成
物の成形物が、高温下での樹脂消失時における亀裂の発
生を抑制、若しくは発生した亀裂の閉封性を有するなど
防火性に優れることを見いだし、さらに研究を進め、本
発明を完成するに至った。
め、本発明者らは、鋭意研究を行った結果、熱可塑性樹
脂とフェノール樹脂および珪酸カルシウムからなる組成
物の成形物が、高温下での樹脂消失時における亀裂の発
生を抑制、若しくは発生した亀裂の閉封性を有するなど
防火性に優れることを見いだし、さらに研究を進め、本
発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂25重
量部と、フェノール系樹脂5〜50重量部と、珪酸カル
シウム30〜230重量部とからなる成形用の組成物、
である。以下、本発明について詳細に説明する。本発明
に適用する熱可塑性樹脂としては、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのオ
レフィン樹脂、スチレン樹脂、ポリメタクリル酸メチル
などのアクリル樹脂、ナイロンなどのポリアミド樹脂や
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートなどの
ポリエステル樹脂、ポリアセタール、ポリフェニレンエ
ーテルなどのポリエーテル樹脂やポリスルホン、ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリロニトリルなどを例示する
ことができる。これらを単独で使用しても、2種類以上
のものを混合して用いたり、共重合体として使用するこ
とも可能である。
量部と、フェノール系樹脂5〜50重量部と、珪酸カル
シウム30〜230重量部とからなる成形用の組成物、
である。以下、本発明について詳細に説明する。本発明
に適用する熱可塑性樹脂としては、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのオ
レフィン樹脂、スチレン樹脂、ポリメタクリル酸メチル
などのアクリル樹脂、ナイロンなどのポリアミド樹脂や
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートなどの
ポリエステル樹脂、ポリアセタール、ポリフェニレンエ
ーテルなどのポリエーテル樹脂やポリスルホン、ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリロニトリルなどを例示する
ことができる。これらを単独で使用しても、2種類以上
のものを混合して用いたり、共重合体として使用するこ
とも可能である。
【0007】上記の中でも、樹脂の軟化温度が比較的高
い、ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリフェニレンエーテ
ル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスルホンが好ま
しく、さらに樹脂自身の難燃性を考慮すると、塩化ビニ
ル樹脂や塩化ビニル共重合体などの塩化ビニル系樹脂が
好ましい。本発明に用いる熱可塑性樹脂は、平均重合度
600〜4000の単独重合体や共重合体が好ましく、
安定剤、滑剤、衝撃性改良剤、難燃剤等の添加剤が配合
されていてもよい。
い、ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリフェニレンエーテ
ル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスルホンが好ま
しく、さらに樹脂自身の難燃性を考慮すると、塩化ビニ
ル樹脂や塩化ビニル共重合体などの塩化ビニル系樹脂が
好ましい。本発明に用いる熱可塑性樹脂は、平均重合度
600〜4000の単独重合体や共重合体が好ましく、
安定剤、滑剤、衝撃性改良剤、難燃剤等の添加剤が配合
されていてもよい。
【0008】本発明に適用するフェノール系樹脂として
は、レゾール樹脂、ノボラック樹脂などが挙げられる。
これらを単独で使用することも、2種類以上のものを混
合して用いることも可能である。フェノール系樹脂の成
形性から熱可塑性樹脂軟化温度で熱硬化しない材料が望
ましく、平均重合度800〜900のノボラック樹脂を
硬化剤を添加することなく使用することが好ましい。
は、レゾール樹脂、ノボラック樹脂などが挙げられる。
これらを単独で使用することも、2種類以上のものを混
合して用いることも可能である。フェノール系樹脂の成
形性から熱可塑性樹脂軟化温度で熱硬化しない材料が望
ましく、平均重合度800〜900のノボラック樹脂を
硬化剤を添加することなく使用することが好ましい。
【0009】本発明に用いる珪酸カルシウムとしては、
具体的には、ゾノトライト、トバモライト等の結晶性の
珪酸カルシウム水和物、CSH−I、CSH−IIと呼
ばれる比較的結晶性の低い珪酸カルシウム水和物、ワラ
ストナイト等を例示できる。これらは単独で使用するこ
とも、2種類以上のものを混合して用いることも可能で
あるが、一次粒子の形態がアスペクト比5〜500、つ
まり繊維状または針状であると共にそれらが絡みあって
内部に空隙を含む嵩高な高次構造を形成しているもので
あることが好ましく、特にゾノトライトの使用が好まし
い。
具体的には、ゾノトライト、トバモライト等の結晶性の
珪酸カルシウム水和物、CSH−I、CSH−IIと呼
ばれる比較的結晶性の低い珪酸カルシウム水和物、ワラ
ストナイト等を例示できる。これらは単独で使用するこ
とも、2種類以上のものを混合して用いることも可能で
あるが、一次粒子の形態がアスペクト比5〜500、つ
まり繊維状または針状であると共にそれらが絡みあって
内部に空隙を含む嵩高な高次構造を形成しているもので
あることが好ましく、特にゾノトライトの使用が好まし
い。
【0010】本発明に適用する無機繊維としては、ガラ
ス繊維、カーボン繊維、ロックウールなどが挙げられ
る。特に、長さ12mm以下で直径5〜25μmのガラ
ス繊維が好ましい。本発明に用いる無機繊維は、成形物
の成形性や断熱性などを考慮すると樹脂成分に対して3
0重量%以下であることが好ましい。無機繊維を含有し
ていると、成形材料の強度が向上するとともに、燃焼時
における材料収縮が緩和する。
ス繊維、カーボン繊維、ロックウールなどが挙げられ
る。特に、長さ12mm以下で直径5〜25μmのガラ
ス繊維が好ましい。本発明に用いる無機繊維は、成形物
の成形性や断熱性などを考慮すると樹脂成分に対して3
0重量%以下であることが好ましい。無機繊維を含有し
ていると、成形材料の強度が向上するとともに、燃焼時
における材料収縮が緩和する。
【0011】本発明の組成物は、熱可塑性樹脂25重量
部に対して、フェノール系樹脂5〜50重量部と、珪酸
カルシウム30〜230重量部であることが必要である
が、好ましくは、熱可塑性樹脂25重量部に対して、フ
ェノール系樹脂10〜25重量部、珪酸カルシウム30
〜50重量部、さらに好ましくは、熱可塑性樹脂25重
量部に対して、フェノール系樹脂20〜25重量部、珪
酸カルシウム40〜50重量部である。
部に対して、フェノール系樹脂5〜50重量部と、珪酸
カルシウム30〜230重量部であることが必要である
が、好ましくは、熱可塑性樹脂25重量部に対して、フ
ェノール系樹脂10〜25重量部、珪酸カルシウム30
〜50重量部、さらに好ましくは、熱可塑性樹脂25重
量部に対して、フェノール系樹脂20〜25重量部、珪
酸カルシウム40〜50重量部である。
【0012】本発明の成形用の組成物は、樹脂成分の割
合が、11〜71重量%の範囲にあることが好ましく、
11重量%より少ない場合、低吸水性、高靭性等の樹脂
の特徴を有する成形体が得られず、また、樹脂成分が7
1重量%より多い場合、防火性を有する材料を得ること
ができない。本発明の成形用の組成物からなる成形体
は、防火性に優れるが、その理由は、高温時に無機質材
料の珪酸カルシウムにより形状を保持しながら、樹脂成
分が溶融し、熱可塑性樹脂が燃焼消失する間に、フェノ
ール樹脂の芳香族環部の環化縮合反応に伴う発泡により
体積が膨張すること、及び炭化の進行に伴う燃焼時に酸
素を遮断する断熱層が形成され、燃焼が抑制されるこ
と、により組成物の亀裂の発生を抑制若しくは発生した
亀裂を閉封するものと解釈される。
合が、11〜71重量%の範囲にあることが好ましく、
11重量%より少ない場合、低吸水性、高靭性等の樹脂
の特徴を有する成形体が得られず、また、樹脂成分が7
1重量%より多い場合、防火性を有する材料を得ること
ができない。本発明の成形用の組成物からなる成形体
は、防火性に優れるが、その理由は、高温時に無機質材
料の珪酸カルシウムにより形状を保持しながら、樹脂成
分が溶融し、熱可塑性樹脂が燃焼消失する間に、フェノ
ール樹脂の芳香族環部の環化縮合反応に伴う発泡により
体積が膨張すること、及び炭化の進行に伴う燃焼時に酸
素を遮断する断熱層が形成され、燃焼が抑制されるこ
と、により組成物の亀裂の発生を抑制若しくは発生した
亀裂を閉封するものと解釈される。
【0013】この様な効果を有するのは、熱可塑性樹脂
25重量部および珪酸カルシウム30〜230重量部に
対して、フェノール樹脂特にノボラック樹脂が5重量部
以上必要である。防火性とともに組成物の成形性を考慮
すると、フェノール樹脂が5〜50重量部であることが
必要である。本発明の成形用の組成物を用いた成形体
は、押出成形や射出成形した長尺のもの、面積の大きな
平板、および、厚さの薄い建築部材でも、火災などの高
温条件下で燃焼した場合にも、樹脂の流れが見られず、
ソリ、撓みが少なく、かつ、亀裂が発生しにくく、亀裂
が発生しても貫通することなく形状を保つことができ
る。そのため、燃焼面の裏側への煙の漏れがない。
25重量部および珪酸カルシウム30〜230重量部に
対して、フェノール樹脂特にノボラック樹脂が5重量部
以上必要である。防火性とともに組成物の成形性を考慮
すると、フェノール樹脂が5〜50重量部であることが
必要である。本発明の成形用の組成物を用いた成形体
は、押出成形や射出成形した長尺のもの、面積の大きな
平板、および、厚さの薄い建築部材でも、火災などの高
温条件下で燃焼した場合にも、樹脂の流れが見られず、
ソリ、撓みが少なく、かつ、亀裂が発生しにくく、亀裂
が発生しても貫通することなく形状を保つことができ
る。そのため、燃焼面の裏側への煙の漏れがない。
【0014】本発明の成形用の組成物は、各種成形方法
で成形することのできる組成物である。成形方法として
は、例えば、プレス成形方法、押出成形方法、カレンダ
ー成形方法、射出成形方法などがある。上記の成形方法
により成形体を製造するには、樹脂、無機材料および無
機繊維等が均一に分散するように組成物を混合すること
が好ましい。混合には、万能ミキサ、ニーダー、ブレン
ダー、ロールなどの慣用の混合機を用いて行うことがで
きる。
で成形することのできる組成物である。成形方法として
は、例えば、プレス成形方法、押出成形方法、カレンダ
ー成形方法、射出成形方法などがある。上記の成形方法
により成形体を製造するには、樹脂、無機材料および無
機繊維等が均一に分散するように組成物を混合すること
が好ましい。混合には、万能ミキサ、ニーダー、ブレン
ダー、ロールなどの慣用の混合機を用いて行うことがで
きる。
【0015】本発明の成形用の組成物を用いた成形体
は、窓枠、壁材、ドア、床材およびその他の防火性用途
の建築部材や建装品、家具材などの幅広い建築材料用途
に応用できる。
は、窓枠、壁材、ドア、床材およびその他の防火性用途
の建築部材や建装品、家具材などの幅広い建築材料用途
に応用できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例により具体
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。なお、用いた原料および評価方法を以下に
示す。 (1)塩化ビニル樹脂 レーザー光散乱型粒径分布測定装置により粒径分布を測
定した結果、10〜100μmの粒度のものが100%
である粉末(信越ポリマー(株)製、商品名EX−20
6)を用いた。 (2)塩化ビニル−アクリル共重合体エマルジョン 樹脂分濃度50%、最低造膜温度100℃の水系エマル
ジョン(日信化学工業(株)製、商品名ビニブラン60
9)。 (3)ノボラック樹脂粉末 レーザー光散乱型粒径分布測定装置により粒径分布を測
定した結果、10〜100μmの粒度のものが100%
である粉末(旭有機材(株)製、商品名AKK−1)を
用いた。 (4)ゾノトライト SEMで観察し、一次粒子がアスペクト比10以上であ
り、かつ、それが絡み合って粒径が20〜40μmの範
囲の2次粒子を形成している様子が確認された粉末を用
いた。 (5)ガラス繊維 ガラス繊維表面をシラン化合物で表面処理した長さ3m
m、直径13μmのガラス繊維(日東紡績(株)製、商
品名チョップドストランド)を用いた。 (6)防火性試験 建築材料燃焼性試験装置{(株)東洋精機製作所製}を
用いて、建築物の内装材料および工法の燃焼性試験方法
(JIS A1321)の表面試験の難燃1級に準じ、
220×220×5mmの平板状の試験体を加熱し、加
熱後の試験体の外観のソリ、亀裂などの発生などの変形
状態を、 ◎:加熱によるソリおよび亀裂なし、 ○:加熱によるソリの発生が少なく加熱裏面に達する亀
裂なし、 △:加熱によるソリの発生が少ないが加熱裏面に達する
亀裂が発生、 ×:加熱によるソリの発生が著しく試験体を複数に分割
する亀裂が発生、 の4段階に評価した。
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。なお、用いた原料および評価方法を以下に
示す。 (1)塩化ビニル樹脂 レーザー光散乱型粒径分布測定装置により粒径分布を測
定した結果、10〜100μmの粒度のものが100%
である粉末(信越ポリマー(株)製、商品名EX−20
6)を用いた。 (2)塩化ビニル−アクリル共重合体エマルジョン 樹脂分濃度50%、最低造膜温度100℃の水系エマル
ジョン(日信化学工業(株)製、商品名ビニブラン60
9)。 (3)ノボラック樹脂粉末 レーザー光散乱型粒径分布測定装置により粒径分布を測
定した結果、10〜100μmの粒度のものが100%
である粉末(旭有機材(株)製、商品名AKK−1)を
用いた。 (4)ゾノトライト SEMで観察し、一次粒子がアスペクト比10以上であ
り、かつ、それが絡み合って粒径が20〜40μmの範
囲の2次粒子を形成している様子が確認された粉末を用
いた。 (5)ガラス繊維 ガラス繊維表面をシラン化合物で表面処理した長さ3m
m、直径13μmのガラス繊維(日東紡績(株)製、商
品名チョップドストランド)を用いた。 (6)防火性試験 建築材料燃焼性試験装置{(株)東洋精機製作所製}を
用いて、建築物の内装材料および工法の燃焼性試験方法
(JIS A1321)の表面試験の難燃1級に準じ、
220×220×5mmの平板状の試験体を加熱し、加
熱後の試験体の外観のソリ、亀裂などの発生などの変形
状態を、 ◎:加熱によるソリおよび亀裂なし、 ○:加熱によるソリの発生が少なく加熱裏面に達する亀
裂なし、 △:加熱によるソリの発生が少ないが加熱裏面に達する
亀裂が発生、 ×:加熱によるソリの発生が著しく試験体を複数に分割
する亀裂が発生、 の4段階に評価した。
【0017】
【実施例1】熱可塑性樹脂として塩化ビニル樹脂粉末2
5重量部、フェノール系樹脂としてノボラック樹脂粉末
25重量部、珪酸カルシウムとしてゾノトライト50重
量部を万能ミキサ−{(株)小平製作所製、商品名、A
CM−30L}を用い回転数110rpmで5分間混合
して均一にした。この混合物を一軸式押出成形機
{(株)小平製作所製、商品名、ONP−50B}を用
いて、170℃〜190℃の温度範囲およびスクリュー
回転数30rpmで溶融混練させながら押出成形し、幅
240mm、厚み5mmの平板を得た。この平板から2
20mm×220mmの試料をとり防火性試験に供し
た。防火性試験の結果を表1に示した。
5重量部、フェノール系樹脂としてノボラック樹脂粉末
25重量部、珪酸カルシウムとしてゾノトライト50重
量部を万能ミキサ−{(株)小平製作所製、商品名、A
CM−30L}を用い回転数110rpmで5分間混合
して均一にした。この混合物を一軸式押出成形機
{(株)小平製作所製、商品名、ONP−50B}を用
いて、170℃〜190℃の温度範囲およびスクリュー
回転数30rpmで溶融混練させながら押出成形し、幅
240mm、厚み5mmの平板を得た。この平板から2
20mm×220mmの試料をとり防火性試験に供し
た。防火性試験の結果を表1に示した。
【0018】
【実施例2】熱可塑性樹脂として塩化ビニル−アクリル
共重合体エマルジョン50重量部(樹脂分25重量
部)、フェノール系樹脂としてノボラック樹脂粉末25
重量部、珪酸カルシウムとしてゾノトライト45重量
部、無機繊維としてガラス繊維(長さ3mm径12μ
m)を樹脂成分に対し10%を実施例1と同様にして混
合して均一にした後、1日、室温放置し乾燥させた。乾
燥後の混合原料を実施例1と同様にして、平板を押出成
形した。この平板に対して行った防火性試験の結果を表
1に示した。
共重合体エマルジョン50重量部(樹脂分25重量
部)、フェノール系樹脂としてノボラック樹脂粉末25
重量部、珪酸カルシウムとしてゾノトライト45重量
部、無機繊維としてガラス繊維(長さ3mm径12μ
m)を樹脂成分に対し10%を実施例1と同様にして混
合して均一にした後、1日、室温放置し乾燥させた。乾
燥後の混合原料を実施例1と同様にして、平板を押出成
形した。この平板に対して行った防火性試験の結果を表
1に示した。
【0019】
【比較例1】塩化ビニル樹脂粉末50重量部、ゾノトラ
イト50重量部で、ノボラック樹脂粉は用いない条件以
外は、実施例1と同様にして平板を押出成形した。この
平板に対して行った防火性試験の結果を表1に示した。
イト50重量部で、ノボラック樹脂粉は用いない条件以
外は、実施例1と同様にして平板を押出成形した。この
平板に対して行った防火性試験の結果を表1に示した。
【0020】
【比較例2】塩化ビニル樹脂粉末50重量部、ノボラッ
ク樹脂粉末50重量部、ゾノトライトは用いない条件以
外は、実施例1と同様にして平板を押出成形した。この
平板に対して行った防火性試験の結果を表1に示した。
ク樹脂粉末50重量部、ゾノトライトは用いない条件以
外は、実施例1と同様にして平板を押出成形した。この
平板に対して行った防火性試験の結果を表1に示した。
【0021】
【比較例3】熱可塑性樹脂は用いないで、ノボラック樹
脂粉末50重量部、ゾノトライト50重量部とした以外
は、実施例1と同様にして平板を押出成形した。この平
板に対して行った防火性試験の結果を表1に示した。
脂粉末50重量部、ゾノトライト50重量部とした以外
は、実施例1と同様にして平板を押出成形した。この平
板に対して行った防火性試験の結果を表1に示した。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】本発明の成形用の組成物は、従来の樹脂
組成物と比較し、火災などのきわめて高温条件下におい
て燃焼しても、変形が少なく、耐クラック性および形状
保持性を有し、防火性に優れる窓枠、壁材、ドア、床材
などの成形体を得ることができる。
組成物と比較し、火災などのきわめて高温条件下におい
て燃焼しても、変形が少なく、耐クラック性および形状
保持性を有し、防火性に優れる窓枠、壁材、ドア、床材
などの成形体を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 14:42 14:38 14:46) 111:28
Claims (4)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂25重量部と、フェノール
系樹脂5〜50重量部と、珪酸カルシウム30〜230
重量部とからなる成形用の組成物。 - 【請求項2】 熱可塑性樹脂が塩化ビニル系樹脂である
請求項1の成形用の組成物。 - 【請求項3】 無機繊維を熱可塑性樹脂とフェノール系
樹脂との成分に対して30重量%以下配合してなる請求
項1の成形用の組成物。 - 【請求項4】 無機繊維が、ガラス繊維、カーボン繊
維、ロックウールから選ばれる少なくとも1種である請
求項3の成形用の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18311496A JPH1025145A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 成形用の組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18311496A JPH1025145A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 成形用の組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1025145A true JPH1025145A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16130030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18311496A Withdrawn JPH1025145A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 成形用の組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1025145A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015048468A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | ポリアセタール樹脂組成物 |
| JP2015209501A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | ポリアセタール樹脂組成物及び成形品 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP18311496A patent/JPH1025145A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015048468A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | ポリアセタール樹脂組成物 |
| JP2015209501A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | ポリアセタール樹脂組成物及び成形品 |
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