JPH10252151A - 可変建築物 - Google Patents
可変建築物Info
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- JPH10252151A JPH10252151A JP6155697A JP6155697A JPH10252151A JP H10252151 A JPH10252151 A JP H10252151A JP 6155697 A JP6155697 A JP 6155697A JP 6155697 A JP6155697 A JP 6155697A JP H10252151 A JPH10252151 A JP H10252151A
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
がら、災害時等には速やかに他の用途たとえば避難施設
に転換可能な形態の建築物とする。 【解決手段】 それ自体がたとえば学校等の独立した建
築物として機能する本体部1の外側に可動フレーム2を
移動可能に設けておき、必要に応じて可動フレームを本
体部の側方に移動せしめて外壁7により覆うとともにス
ラブ8を設置することで、可動フレームの内部を避難施
設等として使用可能とする。また、固定床上に移動床を
上昇可能に重ねておき、必要に応じて移動床を上昇させ
て複層の建築物とする。さらに、プールを覆うように床
面を設置することで他の用途に使用可能とする。
Description
を容易に変更し得る可変建築物、たとえば平常時には通
常の用途の建築物として使用しながら災害時等には避難
施設として使用可能な可変建築物に関する。
収容するための避難施設がそのつど確保されるが、避難
所としては各種の公共施設、なかでも地域に密着してい
る小学校や中学校の建物が使用されることが多い。しか
し、学校等の公共施設は避難所としての機能を本来的に
備えているものではないし、それら公共施設を避難所と
して使用している間は当然にその施設本来の機能が犠牲
となり、それがきわめて長期間に及ぶ場合には問題が生
じる。
従来一般の建築物はその用途や規模、形態を自由に変更
するようなことを想定しておらず、またそのようなこと
が可能なものでもなく、それを可能ならしめる有効な手
段の開発が望まれていた。
自体が独立した建築物として機能する本体部の外側に、
該本体部を覆うとともに側方に移動可能な可動フレーム
を設けておき、該可動フレームを必要に応じて前記本体
部の側方に移動せしめてその内側に空間を確保しかつ該
可動フレームを外壁により覆うとともにその内部にスラ
ブを設置することにより、該可動フレームの内部を使用
可能としたことを特徴とする。請求項2の発明は可動フ
レームの内部空間の用途を災害発生時の避難施設とする
ものである。請求項3の発明は本体部の用途を学校とし
たものである。請求項4の発明は、可動フレームに設置
されるスラブを予め本体部に引き出し可能に収納してお
くようにしたものである。請求項5の発明は可動フレー
ムを覆う外壁を折り畳み可能としておいてそれを折り畳
んだ状態で収納しておく庇を可動フレームに設けたもの
である。請求項6の発明は可動フレームを定置しておく
際にはそれを免震装置により支持し、可動フレームを移
動させる際には免震装置に代えて車輪を装着可能とした
ものである。
部に昇降可能に設けた移動床とにより構成しておき、そ
れら固定床と移動床とを重ねておくことで移動床を床面
とする単層建築物として機能するとともに、必要に応じ
て移動床を上昇させて固定床との間に空間を確保するこ
とにより、それら移動床および固定床の双方を床面とし
て使用可能な複層建築物とするものである。請求項8の
発明は単層建築物としての用途を体育館とし複層建築物
の用途を避難施設とするものである。
プールとして機能するとともに必要に応じてプールを覆
うように床を設置して他の用途に使用可能とししたもの
である。請求項10の発明は、他の用途を避難施設とす
るものである。
的な実施形態を説明する。図1〜図4は第1実施形態を
示すもので、図中符号1は本体部、2は可動フレームで
ある。本体部1はそれ自体が独立して学校として機能す
る2階建ての建築物であり、その外壁には窓3が設けら
れ、内部には図示は省略しているが教室、職員室、放送
室、保健室、給食室等の学校として本来的に必要な諸施
設や諸設備が備えられている。また、可動フレーム2は
柱4と梁5およびその全体を覆う屋根6を有する構造体
であって、平常時には図1(a)、図2(a)、図3
(a)に示すように本体部1を覆うようにその外側に設
けられてそこに定置されているが、大災害発生時等には
必要に応じて本体部1の側方に移動し得るように走行可
能に設けられている。なお、可動フレーム2を移動させ
るための駆動源や駆動機構は適宜で良いが、いずれにし
ても災害発生時に支障なく移動可能なように自家発電設
備等の非常用動力源を備えておく必要がある。
(b)、図2(b)、図3(b)および(c)に示すよ
うに、可動フレーム2を本体部1の側方に移動させると
その内部には空間が確保されるから、図2(b)、図3
(c)に示すように可動フレーム2に外壁7を取り付け
るとともにその内部にスラブ8を設置することにより、
可動フレーム2は本体部1に隣接する2階建ての仮設建
築物となり、それを避難施設として使用し得るものとな
っている。
ラブ8は本体部1に設けた二重スラブ9内に引き出し可
能に収納されており、また、上記外壁7は折り畳み可能
とされてそれを折り畳んだ状態で収納しておく庇10が
可動フレーム2に設けられている。したがって、可動フ
レーム2を移動させる際にはスラブ8が本体部1の二重
スラブ9から自ずと引き出されるから、それを支持部材
11により適宜支持することのみで速やかにスラブ8を
設置することができ、かつ、折り畳んでおいた外壁7を
引き降ろすことのみでその外壁7を速やかに取り付ける
ことができ、これにより直ちに2階建ての避難施設を確
保することができる。そして、そのようにして設けた避
難施設内に床や間仕切を設けることにより、プライバシ
ーを確保しかつある程度の避難生活レベルを確保するこ
とができる。
一端側には共用部12が設けられてそこには外壁が設け
られており、その内部には階段室13および倉庫14が
設けられ、その階段室13は平常時においても本体部1
の用に供され、倉庫14には避難施設において必要とな
る各種の資材たとえば間仕切パネル等を収納しておくと
良い。また、図4に示すように可動フレーム2の柱4の
脚部には車輪15を図示しない昇降機構により引き込み
可能に組込んでおいて、可動フレーム2を移動させる際
には(b)に示すように車輪15を引き出すようにし、
かつ平常時および避難施設として使用する際には(a)
に示すように車輪15を引き上げて積層ゴム等の免震装
置16により支持して定置すれば良い。図3(a)に示
す符号17は可動フレーム2の移動をガイドするための
ガイドローラである。
体が通常の学校として支障なく機能することはもとよ
り、災害発生時等においては可動フレーム2を移動させ
てスラブ8および外壁7を設置することで多数の被災者
を収納し得る避難施設として直ちに機能し得る。そし
て、その際にも本体部1は本来の学校としての機能をほ
ぼそのまま維持できるし、本体部1に備えられている校
内放送設備、保健室、給食室等の諸施設は避難施設に対
してもそのまま有効に利用可能である。
模や平面形状は任意であり、たとえば図5に示すように
全体として円弧状をなすものとして、その中央部に位置
する円弧状の本体部1の両端部にそれぞれ円弧状の可動
フレーム2,2を移動可能に設けておく等、適宜の形態
が考えられる。また、平常時の用途としては学校とする
ことが最も好適であるが、たとえば公民館、集会場の類
の他の用途の公共施設に対して適用することも可能であ
る。
を示す。本第2実施形態の可変建築物は上記第1実施形
態の学校に備えられて平常時は体育館として使用される
ものである。この第2実施例の可変建築物は、その床面
が固定床21とその上部においてジャッキ22により昇
降可能に設けられた移動床23とにより構成されてお
り、平常時は実線で示すように移動床23を固定床21
の直上位置に重ねておくことで移動床23を床面とする
体育館として機能するとともに、災害発生時等には必要
に応じてジャッキ22を駆動することにより移動床23
を破線で示す位置まで上昇させることで固定床21との
間に空間を確保し、それら移動床23および固定床21
の双方を床面とする2階建ての避難施設として使用し得
るようにされている。したがってこの第2実施例の可変
建築物においても、非常時には直ちに多数の被災者を収
納し得る避難施設を確保できることになる。
階高が十分に大きければ移動床23を複数備えて非常時
に3階建て以上の避難施設とすることも可能である。ま
た、非常時には複数層の避難施設に転換できる程度の階
高を有するものであれば平常時の用途は体育館に限るも
のではない。
を示すものである。本第3実施形態の可変建築物は、平
常時には屋内プールとして機能するとともに、非常時に
はプール30を覆うように床31を設けることでそこを
避難施設として使用可能としたものである。プール30
を覆う床31は観客席32の下部に収納しておき、それ
を引き出してプール30上に架設するようにすれば良
い。また、プール30の水は浄水装置を用いて非常時の
飲料水や水洗便所の洗浄水として使用することができ
る。
上記各実施形態の可変建築物はそれぞれ独立に設けるこ
とも可能であるが、それらを学校施設として1箇所に併
設しておくことがより好ましい。また、本発明の可変建
築物を単なる避難施設としてのみならず、地域の防災拠
点として機能させるべく以下に列挙するような機能を付
加することがより好ましい。すなわち、本発明の可変建
築物は十分な耐震性能を有するものとしてたとえば震度
7に耐え得る免震設計を行うべきである。また、耐火性
能も十分に考慮し、延焼防止対策として建物を敷地境界
から十分に離して配置するとともに敷地周辺には防火帯
を設ける。熱エネルギーとしては石油やガスの使用を避
け全電化とすることが好ましい。自家発電設備は不可欠
であるし、さらに太陽電池やソーラー発電設備を設置す
ることが好ましい。非常時の水や食料を備蓄しておくた
めの水槽や倉庫を十分に確保し、雨水やプール水を雑用
水として利用したり、あるいは浄化設備により飲料水化
して使用可能とすることが好ましい。また、水洗便所や
排水設備が使用不能となることを考慮して便槽や浄化槽
を備えることが好ましい。防災無線設備やネットワーク
通信システム、非常時専用電話回線を確保しておく。グ
ラウンドは緊急ヘリポートとして使用可能としておき、
避難施設として使用可能な地下駐車場を設けておく。保
健室には最低限度の医療設備や十分な量の医療品を確保
しておく。
時に避難施設として使用するものとしたが、本発明の可
変建築物は非常時に避難施設として使用することに限る
ものではなく、必要であれば平常時においてもその形態
を自由に変更してたとえばセミナールームや展示場等の
用途として使用することも可能である。
じてその用途や規模、形態を容易に変更できるものであ
り、たとえば災害発生時等には速やかに避難施設に転換
することが可能である。特に、本体部を覆うように可動
フレームを設けておき、その可動フレームを本体部の側
方に移動させて外壁およびスラブを設けるように構成す
ることにより、本体部をほぼそのまま本来の用途に使用
しつつ可動フレームの内側をたとえば避難施設として使
用することができる。その場合、本体部の用途を学校と
すればそこに備えられている諸設備を他の用途にも有効
に活用可能であって特に好適である。また、可動フレー
ムに設置するべきスラブを本体部に引き出し可能に収納
しておいたり、可動フレームを覆う外壁を折り畳んで庇
に収納しておけば他の用途たとえば避難施設への転換を
より速やかにかつ簡便に行うことができ、可動フレーム
を免震装置により支持して定置するとともにその移動の
際には車輪を装着することで耐震性能を確保できるとと
もに移動を容易に行うことができる。
に上昇可能な移動床を設けておいてその移動床を上昇さ
せることで複層建築物に転換したり、室内プールを覆う
ように床を設けることによっても、速やかに避難施設等
の他の用途に転換できる効果がある。
面図である。
である。
面図である。
面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 それ自体が独立した建築物として機能す
る本体部の外側に、該本体部を覆うとともに側方に移動
可能な可動フレームを設けておき、該可動フレームを必
要に応じて前記本体部の側方に移動せしめてその内側に
空間を確保しかつ該可動フレームを外壁により覆うとと
もにその内部にスラブを設置することにより、該可動フ
レームの内部空間を使用可能としたことを特徴とする可
変建築物。 - 【請求項2】 請求項1記載の可変建築物であって、前
記可動フレームの内部に確保する空間の用途が災害発生
時の避難施設であることを特徴とする可変建築物。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の可変建築物であ
って、前記本体部の用途が学校であることを特徴とする
可変建築物。 - 【請求項4】 請求項1,2または3記載の可変建築物
であって、前記可動フレームに設置される前記スラブを
前記本体部に引き出し可能に収納しておくことを特徴と
する可変建築物。 - 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載の可変建
築物であって、前記可動フレームを覆う前記外壁を折り
畳み可能としておき、該外壁を折り畳んだ状態で収納し
ておく庇を前記可動フレームに設けておくことを特徴と
する可変建築物。 - 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5記載の可
変建築物であって、前記可動フレームを免震装置により
支持して定置可能とするとともに、該可動フレームを移
動させる際には免震装置に代えて車輪を装着可能とした
ことを特徴とする可変建築物。 - 【請求項7】 床面を固定床とその上部に昇降可能に設
けた移動床とにより構成しておき、それら固定床と移動
床とを重ねておくことで移動床を床面とする単層建築物
として機能するとともに、必要に応じて移動床を上昇さ
せて固定床との間に空間を確保することにより、それら
移動床および固定床の双方を床面として使用可能な複層
建築物として機能することを特徴とする可変建築物。 - 【請求項8】 請求項7記載の可変建築物であって、単
層建築物としての用途が体育館であり、複層建築物とし
ての用途が災害発生時の避難施設であることを特徴とす
る可変建築物。 - 【請求項9】 平常時は水泳用の屋内プールとして使用
するとともに、必要に応じてプールを覆う床を設置する
ことで他の用途として使用可能としたことを特徴とする
可変建築物。 - 【請求項10】 請求項9記載の可変建築物であって、
他の用途が災害発生時の避難施設であることを特徴とす
る可変建築物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06155697A JP3552012B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 可変建築物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06155697A JP3552012B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 可変建築物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10252151A true JPH10252151A (ja) | 1998-09-22 |
| JP3552012B2 JP3552012B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=13174511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06155697A Expired - Fee Related JP3552012B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 可変建築物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3552012B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014114584A (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-26 | Kajima Corp | アシカ等のショー施設とコンサートステージを兼ね備える多目的施設 |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP06155697A patent/JP3552012B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014114584A (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-26 | Kajima Corp | アシカ等のショー施設とコンサートステージを兼ね備える多目的施設 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3552012B2 (ja) | 2004-08-11 |
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