JPH10252539A - 燃料噴射装置の故障診断方法及びその装置 - Google Patents
燃料噴射装置の故障診断方法及びその装置Info
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- JPH10252539A JPH10252539A JP9057924A JP5792497A JPH10252539A JP H10252539 A JPH10252539 A JP H10252539A JP 9057924 A JP9057924 A JP 9057924A JP 5792497 A JP5792497 A JP 5792497A JP H10252539 A JPH10252539 A JP H10252539A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジン停止時も含め、随時任意に燃料噴射
装置の故障診断を行うことのできる燃料噴射装置の故障
診断方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 ECU(エンジン制御ユニット)1は、
CPU9、メインリレー回路8、各種電流発生回路、各
種切替回路及びパワートランジスタ15a〜15d等を
備えている。エンジン作動中または停止中に、CPU9
の指令に基づき、故障判定電流発生回路12はインジェ
クタのニードルを作動させない低レベルの故障判定電流
を通常の噴射電流とは別に発生させる。この故障判定電
流を電流電圧変換抵抗16にて検出し、その検出に基づ
いて燃料噴射装置の故障診断を行う。
装置の故障診断を行うことのできる燃料噴射装置の故障
診断方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 ECU(エンジン制御ユニット)1は、
CPU9、メインリレー回路8、各種電流発生回路、各
種切替回路及びパワートランジスタ15a〜15d等を
備えている。エンジン作動中または停止中に、CPU9
の指令に基づき、故障判定電流発生回路12はインジェ
クタのニードルを作動させない低レベルの故障判定電流
を通常の噴射電流とは別に発生させる。この故障判定電
流を電流電圧変換抵抗16にて検出し、その検出に基づ
いて燃料噴射装置の故障診断を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関の各気
筒内に燃料を供給する燃料噴射装置の故障診断方法及び
その装置に関する。
筒内に燃料を供給する燃料噴射装置の故障診断方法及び
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として様々なものが
提案されており、例えば特開平2−283837号「燃
料噴射装置の故障診断装置」に記載されたものが知られ
ている。図7にこの装置の回路図を示す。この故障診断
装置では、燃料噴射弁の駆動手段であるコイル52a〜
52fに正常な駆動電流が流れているか診断するもので
ある。
提案されており、例えば特開平2−283837号「燃
料噴射装置の故障診断装置」に記載されたものが知られ
ている。図7にこの装置の回路図を示す。この故障診断
装置では、燃料噴射弁の駆動手段であるコイル52a〜
52fに正常な駆動電流が流れているか診断するもので
ある。
【0003】この図7の装置において、燃料噴射は次の
ように行われる。制御回路50から噴射タイミング信号
が出力され、この噴射タイミング信号は反転増幅回路6
0により反転され、所定時間、各駆動トランジスタ65
a〜65cのベースに供給される。この所定時間、各駆
動トランジスタ65a〜65cがそれぞれオンし、バッ
テリより各燃料噴射弁の前記駆動コイル52a〜52f
に通電が行われ、各燃料噴射弁が燃料を噴射する。
ように行われる。制御回路50から噴射タイミング信号
が出力され、この噴射タイミング信号は反転増幅回路6
0により反転され、所定時間、各駆動トランジスタ65
a〜65cのベースに供給される。この所定時間、各駆
動トランジスタ65a〜65cがそれぞれオンし、バッ
テリより各燃料噴射弁の前記駆動コイル52a〜52f
に通電が行われ、各燃料噴射弁が燃料を噴射する。
【0004】また、この図7に示された故障診断装置に
は故障検出回路が設けられている。この故障検出回路
は、検出電流の電圧変換手段としての抵抗66a〜66
c、設定電圧Vrefを設定するための抵抗70,7
1、前記検出電流の電圧変換値と設定電圧Vrefとを
比較するコンパレータ68a〜68c及び論理回路80
から構成されている。
は故障検出回路が設けられている。この故障検出回路
は、検出電流の電圧変換手段としての抵抗66a〜66
c、設定電圧Vrefを設定するための抵抗70,7
1、前記検出電流の電圧変換値と設定電圧Vrefとを
比較するコンパレータ68a〜68c及び論理回路80
から構成されている。
【0005】この装置での故障診断は次のようにに行わ
れる。つまり、燃料噴射中にコイル52a〜52f及び
その配線系統に断線故障が発生すると、抵抗66a〜6
6cに流れる電流が減少するためこの抵抗66a〜66
cによる前記検出電流の電圧変換値も減少し、前記設定
電圧Vrefを下回ることになる。なお、設定電圧Vr
efは予め断線故障を検出できるような電圧値に設定さ
れている。その結果コンパレータ68a〜68cの出力
が反転し、その情報が論理回路80を介して制御回路5
0に入力されて断線故障が診断される。
れる。つまり、燃料噴射中にコイル52a〜52f及び
その配線系統に断線故障が発生すると、抵抗66a〜6
6cに流れる電流が減少するためこの抵抗66a〜66
cによる前記検出電流の電圧変換値も減少し、前記設定
電圧Vrefを下回ることになる。なお、設定電圧Vr
efは予め断線故障を検出できるような電圧値に設定さ
れている。その結果コンパレータ68a〜68cの出力
が反転し、その情報が論理回路80を介して制御回路5
0に入力されて断線故障が診断される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来技
術においては、実際に燃料噴射している時の電流値(電
圧値)から燃料噴射装置の故障診断をしている。そのた
め、燃料噴射していない時、すなわちエンジン停止時に
おいては燃料噴射装置の故障診断ができなかった。従っ
て、燃料噴射装置の故障診断は必ずエンジンを駆動させ
た状態で行われなければならず、もし燃料噴射装置の故
障時に燃料を噴射させて故障の確認診断を行おうとする
と、故障を波及させる怖れもあった。
術においては、実際に燃料噴射している時の電流値(電
圧値)から燃料噴射装置の故障診断をしている。そのた
め、燃料噴射していない時、すなわちエンジン停止時に
おいては燃料噴射装置の故障診断ができなかった。従っ
て、燃料噴射装置の故障診断は必ずエンジンを駆動させ
た状態で行われなければならず、もし燃料噴射装置の故
障時に燃料を噴射させて故障の確認診断を行おうとする
と、故障を波及させる怖れもあった。
【0007】また、前記従来の故障診断は通常の噴射電
流のみの検出により行われるものであり、しかも、この
通常の噴射電流は所定の時間間隔によってのみ通電され
るものであった。そのため、任意の時間に故障診断を行
うことができないという不都合もあった。
流のみの検出により行われるものであり、しかも、この
通常の噴射電流は所定の時間間隔によってのみ通電され
るものであった。そのため、任意の時間に故障診断を行
うことができないという不都合もあった。
【0008】この発明は、このような実情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、エンジン停
止時も含め、随時任意に燃料噴射装置の故障診断を行う
ことのできる燃料噴射装置の故障診断方法及びその装置
を提供することにある。
れたものであり、その目的とするところは、エンジン停
止時も含め、随時任意に燃料噴射装置の故障診断を行う
ことのできる燃料噴射装置の故障診断方法及びその装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の燃料噴射装置の故障診断方法で
は、電流駆動方式燃料噴射装置の故障診断方法であっ
て、燃料噴射弁が作動しないような低電流を発生させ、
前記低電流を前記燃料噴射弁に通電したときの電流値を
検出することによって燃料噴射装置の故障を診断するこ
とを要旨とする。
めに、請求項1に記載の燃料噴射装置の故障診断方法で
は、電流駆動方式燃料噴射装置の故障診断方法であっ
て、燃料噴射弁が作動しないような低電流を発生させ、
前記低電流を前記燃料噴射弁に通電したときの電流値を
検出することによって燃料噴射装置の故障を診断するこ
とを要旨とする。
【0010】上記方法によれば、燃料噴射弁が作動しな
いような低電流を同燃料噴射弁に通電し、その電流値を
検出することによって燃料噴射装置の故障が診断でき
る。従って、燃料噴射弁を作動させることなく、燃料噴
射装置の故障診断が随時可能となる。
いような低電流を同燃料噴射弁に通電し、その電流値を
検出することによって燃料噴射装置の故障が診断でき
る。従って、燃料噴射弁を作動させることなく、燃料噴
射装置の故障診断が随時可能となる。
【0011】また、請求項2に記載の燃料噴射装置の故
障診断方法では、請求項1に記載の燃料噴射装置の故障
診断方法において、前記燃料噴射装置の故障診断をエン
ジン停止時に行うことを要旨とする。
障診断方法では、請求項1に記載の燃料噴射装置の故障
診断方法において、前記燃料噴射装置の故障診断をエン
ジン停止時に行うことを要旨とする。
【0012】上記方法によれば、前記燃料噴射装置の故
障診断をエンジン停止時に行うため、仮に燃料噴射装置
に故障が発生していた場合においても、その故障診断の
確認が確実にしかも安全に行うことができる。
障診断をエンジン停止時に行うため、仮に燃料噴射装置
に故障が発生していた場合においても、その故障診断の
確認が確実にしかも安全に行うことができる。
【0013】また、請求項3に記載の燃料噴射装置の故
障診断装置では、電流駆動方式燃料噴射装置の故障診断
装置であって、燃料噴射弁が作動しないような低電流を
発生させる低電流発生手段と、前記低電流を前記燃料噴
射弁に通電したときの電流値を検出する電流検出手段と
を備えることを要旨とする。
障診断装置では、電流駆動方式燃料噴射装置の故障診断
装置であって、燃料噴射弁が作動しないような低電流を
発生させる低電流発生手段と、前記低電流を前記燃料噴
射弁に通電したときの電流値を検出する電流検出手段と
を備えることを要旨とする。
【0014】上記構成によれば、燃料噴射弁が作動しな
いような低電流を発生させ、前記低電流を前記燃料噴射
弁に通電したときの電流値を検出することによって燃料
噴射装置の故障を診断することができる。従って、燃料
噴射弁を作動させることなく、燃料噴射装置の故障診断
が随時可能となる。
いような低電流を発生させ、前記低電流を前記燃料噴射
弁に通電したときの電流値を検出することによって燃料
噴射装置の故障を診断することができる。従って、燃料
噴射弁を作動させることなく、燃料噴射装置の故障診断
が随時可能となる。
【0015】また、請求項4に記載の燃料噴射装置の故
障診断装置では、請求項3に記載の燃料噴射装置の故障
診断装置において、前記低電流発生手段は、前記燃料噴
射弁が作動しないような低電流をエンジン停止時に発生
させるものであることを要旨とする。
障診断装置では、請求項3に記載の燃料噴射装置の故障
診断装置において、前記低電流発生手段は、前記燃料噴
射弁が作動しないような低電流をエンジン停止時に発生
させるものであることを要旨とする。
【0016】上記構成によれば、前記燃料噴射装置の故
障診断をエンジン停止時に行うため、仮に燃料噴射装置
に故障が発生していた場合においても、その故障診断の
確認が確実にしかも安全に行うことができる。
障診断をエンジン停止時に行うため、仮に燃料噴射装置
に故障が発生していた場合においても、その故障診断の
確認が確実にしかも安全に行うことができる。
【0017】
[第1の実施形態]以下、本発明を具体化した燃料噴射
装置の故障診断装置の第1の実施形態を図1〜図3に基
づき詳細に説明する。
装置の故障診断装置の第1の実施形態を図1〜図3に基
づき詳細に説明する。
【0018】図1に示すように、ECU(エンジン制御
ユニット)1は、CPU9、メインリレー駆動回路8に
加え、各種電流発生回路、各種切替回路及びパワートラ
ンジスタ15a〜15d等を備えている。
ユニット)1は、CPU9、メインリレー駆動回路8に
加え、各種電流発生回路、各種切替回路及びパワートラ
ンジスタ15a〜15d等を備えている。
【0019】CPU9は、エンジン回転数センサ6から
の信号を入力回路7を介して取り込みつつ、全体的な燃
料噴射制御及び故障診断を行うもので、それら制御及び
診断に際しては主に発生電流切替回路13、気筒切替回
路14及び基準電圧切替回路17の各切替回路に対し
て、様々なタイミングに対応した切替指令を出す。この
切替指令に基づき、各々所定の電流が、パワートランジ
スタ15a〜15dに所定時間通電される。CPU9に
よるこうした通電制御に基づき、各パワートランジスタ
が各々所定時間、所定の態様で駆動され、さらに所定の
基準電圧が所定時間、比較回路18の反転入力に印加さ
れる。
の信号を入力回路7を介して取り込みつつ、全体的な燃
料噴射制御及び故障診断を行うもので、それら制御及び
診断に際しては主に発生電流切替回路13、気筒切替回
路14及び基準電圧切替回路17の各切替回路に対し
て、様々なタイミングに対応した切替指令を出す。この
切替指令に基づき、各々所定の電流が、パワートランジ
スタ15a〜15dに所定時間通電される。CPU9に
よるこうした通電制御に基づき、各パワートランジスタ
が各々所定時間、所定の態様で駆動され、さらに所定の
基準電圧が所定時間、比較回路18の反転入力に印加さ
れる。
【0020】CPU9は、イグニッションスイッチ4の
ON/OFFによりメインリレー駆動回路8を通じてメ
インリレー5をON/OFF制御して、バッテリ3から
ECU1内への電源供給を制御する。特にイグニッショ
ンスイッチ4のOFF操作に際して、CPU9は、メイ
ンリレー駆動回路8を通じて後に詳述する「メインリレ
ー制御」を行う。
ON/OFFによりメインリレー駆動回路8を通じてメ
インリレー5をON/OFF制御して、バッテリ3から
ECU1内への電源供給を制御する。特にイグニッショ
ンスイッチ4のOFF操作に際して、CPU9は、メイ
ンリレー駆動回路8を通じて後に詳述する「メインリレ
ー制御」を行う。
【0021】一方、発生電流切替回路13は、パワート
ランジスタ15a〜15dに通電する電流を発生させる
ための回路を、起動電流発生回路10、定電流発生回路
11及び故障判定電流発生回路12の中から、CPU9
の指令により選択する回路である。
ランジスタ15a〜15dに通電する電流を発生させる
ための回路を、起動電流発生回路10、定電流発生回路
11及び故障判定電流発生回路12の中から、CPU9
の指令により選択する回路である。
【0022】ここで起動電流発生回路10は、図2
(a)に示すように、インジェクタ(燃料噴射弁)のニ
ードル(図示せず)が早く確実に開くような大きな起動
電流I1をパワートランジスタ15a〜15dに対して
発生させる回路である。また、この起動電流発生回路1
0は、基準電圧Vr1 として、前記起動電流I1 が電流
電圧変換抵抗16に流れたときの変換電圧値をわずかに
下回る電圧を発生し、基準電圧切替回路17へ入力す
る。
(a)に示すように、インジェクタ(燃料噴射弁)のニ
ードル(図示せず)が早く確実に開くような大きな起動
電流I1をパワートランジスタ15a〜15dに対して
発生させる回路である。また、この起動電流発生回路1
0は、基準電圧Vr1 として、前記起動電流I1 が電流
電圧変換抵抗16に流れたときの変換電圧値をわずかに
下回る電圧を発生し、基準電圧切替回路17へ入力す
る。
【0023】また、保持電流発生回路11は、同じく図
2(a)に示すように、上記ニードルが完全に開いてか
らその全開状態を噴射が終了するまで保持する保持電流
(定電流)I2 をパワートランジスタ15a〜15dに
対して発生させる回路である。起動電流I1 から保持電
流I2 への切り換えは、次の理由により行われる。つま
り、インジェクタのニードルは、一旦開いてしまえば起
動電流I1 より小さな保持電流I2 においても全開状態
を保持できること、さらに噴射を終了するときのニード
ルの応答遅れを小さくできることによる。また、この保
持電流発生回路11は、基準電圧Vr2 として、前記保
持電流I2 が電流電圧変換抵抗16に流れたときの変換
電圧値をわずかに下回る電圧を発生し、基準電圧切替回
路17へ入力する。
2(a)に示すように、上記ニードルが完全に開いてか
らその全開状態を噴射が終了するまで保持する保持電流
(定電流)I2 をパワートランジスタ15a〜15dに
対して発生させる回路である。起動電流I1 から保持電
流I2 への切り換えは、次の理由により行われる。つま
り、インジェクタのニードルは、一旦開いてしまえば起
動電流I1 より小さな保持電流I2 においても全開状態
を保持できること、さらに噴射を終了するときのニード
ルの応答遅れを小さくできることによる。また、この保
持電流発生回路11は、基準電圧Vr2 として、前記保
持電流I2 が電流電圧変換抵抗16に流れたときの変換
電圧値をわずかに下回る電圧を発生し、基準電圧切替回
路17へ入力する。
【0024】故障判定電流発生回路12は、これも図2
(a)に示すように、前記保持電流(定電流)I2 より
さらに小さい故障判定電流(定電流)I3 をパワートラ
ンジスタ15a〜15dに対して発生させる回路であ
る。なお、図2(b)に示すように、この故障判定電流
I3 によりインジェクタのニードルは何ら影響を受ける
ものではない。すなわち、この故障判定電流I3 が流れ
ても同ニードルが開動作することはない。また、この故
障判定電流発生回路12は、基準電圧Vr3 として、前
記故障判定電流I3 が電流電圧変換抵抗16に流れたと
きの変換電圧値をわずかに下回る電圧を発生し、基準電
圧切替回路17へ入力する。
(a)に示すように、前記保持電流(定電流)I2 より
さらに小さい故障判定電流(定電流)I3 をパワートラ
ンジスタ15a〜15dに対して発生させる回路であ
る。なお、図2(b)に示すように、この故障判定電流
I3 によりインジェクタのニードルは何ら影響を受ける
ものではない。すなわち、この故障判定電流I3 が流れ
ても同ニードルが開動作することはない。また、この故
障判定電流発生回路12は、基準電圧Vr3 として、前
記故障判定電流I3 が電流電圧変換抵抗16に流れたと
きの変換電圧値をわずかに下回る電圧を発生し、基準電
圧切替回路17へ入力する。
【0025】また、気筒切替回路14は、CPU9の指
令に基づきパワートランジスタ15a〜15dの中から
1個のパワートランジスタを順次選択し、選択したパワ
ートランジスタを前記各電流値に基づき各々所定時間だ
け駆動状態とする回路である。
令に基づきパワートランジスタ15a〜15dの中から
1個のパワートランジスタを順次選択し、選択したパワ
ートランジスタを前記各電流値に基づき各々所定時間だ
け駆動状態とする回路である。
【0026】また、基準電圧切替回路17は、CPU9
の指令に基づき、前記起動電流I1、保持電流I2 及び
故障判定電流I3 の発生期間中、それぞれに対応した前
記基準電圧Vr1 、Vr2 及びVr3 を比較回路18の
反転入力に適時切替え印加する回路である。
の指令に基づき、前記起動電流I1、保持電流I2 及び
故障判定電流I3 の発生期間中、それぞれに対応した前
記基準電圧Vr1 、Vr2 及びVr3 を比較回路18の
反転入力に適時切替え印加する回路である。
【0027】他方、電流電圧変換抵抗16は、インジェ
クタコイル2a〜2dに流れる電流値Iを電圧値Viに
変換するものである。そして、この変換された電圧値V
iは比較回路18の非反転入力に印加される。
クタコイル2a〜2dに流れる電流値Iを電圧値Viに
変換するものである。そして、この変換された電圧値V
iは比較回路18の非反転入力に印加される。
【0028】比較回路18は、前記基準電圧Vr1 、V
r2 及びVr3 とインジェクタコイル2a〜2dに流れ
る電流の電圧変換値Viを適時比較してその結果をCP
U9に入力する。すなわち、電流電圧変換抵抗16によ
る電圧変換値Viが基準電圧Vr1 、Vr2 及びVr3
を上回る場合には、つまり正常にインジェクタコイル電
流が検出された場合には、比較回路18の出力は論理ハ
イレベル(正常情報)としてCPU9に入力される。ま
た、断線等によりインジェクタコイル電流が検出されな
い場合には、その逆に基準電圧Vr1 、Vr2 及びVr
3 が電圧変換値Viを上回るため、比較回路18の出力
は論理ローレベル(故障判定情報)としてCPU9に入
力される。
r2 及びVr3 とインジェクタコイル2a〜2dに流れ
る電流の電圧変換値Viを適時比較してその結果をCP
U9に入力する。すなわち、電流電圧変換抵抗16によ
る電圧変換値Viが基準電圧Vr1 、Vr2 及びVr3
を上回る場合には、つまり正常にインジェクタコイル電
流が検出された場合には、比較回路18の出力は論理ハ
イレベル(正常情報)としてCPU9に入力される。ま
た、断線等によりインジェクタコイル電流が検出されな
い場合には、その逆に基準電圧Vr1 、Vr2 及びVr
3 が電圧変換値Viを上回るため、比較回路18の出力
は論理ローレベル(故障判定情報)としてCPU9に入
力される。
【0029】なお、本実施形態においては、インジェク
タ(燃料噴射弁)を4本備える4気筒エンジンを想定し
ている。またそれらインジェクタは、コイル2a〜2d
に流れる電流により駆動される電流駆動方式のインジェ
クタである。コイル2a〜2dは、それぞれ第1〜第4
気筒に対応するものとする。
タ(燃料噴射弁)を4本備える4気筒エンジンを想定し
ている。またそれらインジェクタは、コイル2a〜2d
に流れる電流により駆動される電流駆動方式のインジェ
クタである。コイル2a〜2dは、それぞれ第1〜第4
気筒に対応するものとする。
【0030】また、図2において、図2(a)はインジ
ェクタのコイル電流波形を示し、同図2(b)はこの電
流波形に対応したインジェクタのニードルの動作波形を
示す。なお、この電流波形は電流電圧変換抵抗16の非
接地側の電流Iの波形にそれぞれ相当している。
ェクタのコイル電流波形を示し、同図2(b)はこの電
流波形に対応したインジェクタのニードルの動作波形を
示す。なお、この電流波形は電流電圧変換抵抗16の非
接地側の電流Iの波形にそれぞれ相当している。
【0031】すなわち、インジェクタのニードルが早く
確実に開くように大きな起動電流I 1 をインジェクタコ
イル2a〜2dにt1 期間流すと、ニードルはインジェ
クタコイル2a〜2dの電磁作用により一気に全開状態
となる。次に、ニードルが完全に開いてから電流を起動
電流I1 より小さい保持電流I2 に切り換えても、この
保持電流I2 によりニードルの全開状態は保持される。
なお、この起動電流I 1 及び保持電流I2 を噴射電流I
D とする。なお、各インジェクタコイル2a〜2dに流
れる噴射電流ID は、図1に示すようにIDa、IDb、I
Dc、IDdとする。また、図2(a)及び(b)に示すよ
うに、故障判定電流I3 をインジェクタコイル2a〜2
dに通電してもニードルは何ら変化しない。
確実に開くように大きな起動電流I 1 をインジェクタコ
イル2a〜2dにt1 期間流すと、ニードルはインジェ
クタコイル2a〜2dの電磁作用により一気に全開状態
となる。次に、ニードルが完全に開いてから電流を起動
電流I1 より小さい保持電流I2 に切り換えても、この
保持電流I2 によりニードルの全開状態は保持される。
なお、この起動電流I 1 及び保持電流I2 を噴射電流I
D とする。なお、各インジェクタコイル2a〜2dに流
れる噴射電流ID は、図1に示すようにIDa、IDb、I
Dc、IDdとする。また、図2(a)及び(b)に示すよ
うに、故障判定電流I3 をインジェクタコイル2a〜2
dに通電してもニードルは何ら変化しない。
【0032】次に、上記構成による燃料噴射装置の故障
診断装置による故障診断方法を、図2及び図3に示すタ
イミングチャートに基づき説明する。ECU1内では、
まずCPU9がエンジン回転数センサ6等のセンサ類の
情報から噴射開始タイミングT0 並びに噴射時間tL を
決定する。噴射開始タイミングT0 となった時点でCP
U9により起動電流発生回路10を起動すると同時に、
気筒切換回路14で噴射するインジェクタを決定する。
各気筒のインジェクタコイル2a〜2dは、パワートラ
ンジスタ15a〜15dにより駆動される。起動電流が
所定電流値I1 に達したことを比較回路18出力により
t1 時間経過後にCPU9が認識すると、CPU9は起
動電流発生回路10から保持電流発生回路11に切り換
える。保持電流I2 は、噴射終了タイミングTC まで流
し続けると同時に、正確に定電流(保持電流)I2 が流
れているか電流電圧変換抵抗16と比較回路18で監視
している。以上が正常時の動作である。
診断装置による故障診断方法を、図2及び図3に示すタ
イミングチャートに基づき説明する。ECU1内では、
まずCPU9がエンジン回転数センサ6等のセンサ類の
情報から噴射開始タイミングT0 並びに噴射時間tL を
決定する。噴射開始タイミングT0 となった時点でCP
U9により起動電流発生回路10を起動すると同時に、
気筒切換回路14で噴射するインジェクタを決定する。
各気筒のインジェクタコイル2a〜2dは、パワートラ
ンジスタ15a〜15dにより駆動される。起動電流が
所定電流値I1 に達したことを比較回路18出力により
t1 時間経過後にCPU9が認識すると、CPU9は起
動電流発生回路10から保持電流発生回路11に切り換
える。保持電流I2 は、噴射終了タイミングTC まで流
し続けると同時に、正確に定電流(保持電流)I2 が流
れているか電流電圧変換抵抗16と比較回路18で監視
している。以上が正常時の動作である。
【0033】一方、ECU1のパワートランジスタ15
a〜15dのコレクタ出力からインジェクタコイル2a
〜2dに至るまでの経路(以下、「燃料噴射系」と記
す)に断線等の故障が発生した場合、本実施形態の装置
では次のような方法で故障を検出する。
a〜15dのコレクタ出力からインジェクタコイル2a
〜2dに至るまでの経路(以下、「燃料噴射系」と記
す)に断線等の故障が発生した場合、本実施形態の装置
では次のような方法で故障を検出する。
【0034】上記燃料噴射系の故障時、例えば図3
(a)に示すように、インジェクタコイル2cに断線が
発生した場合、ECU1は噴射電流IDcをインジェクタ
コイル2cに流そうとするが、同インジェクタコイル2
cに断線が発生しているため、噴射電流IDcは流れな
い。そのため、電流電圧変換抵抗16において噴射電流
IDcは検出されない。その結果、比較回路18の反転入
力には前述した基準電圧Vr1 、Vr2 が加えられて
も、これら所定の起動電流I1 や保持電流I2 にそれぞ
れ対応する所定電圧は同比較回路18の非反転入力に入
力されないため、同比較回路18からは故障判定出力
(ロー出力)がCPU9に対し出力される。この故障判
定は通常の故障判定であり、これを故障判定E1 とす
る。なお、この故障判定E1 がなされると、図示しない
表示装置によりその旨が運転者に知らされるとともに、
図示しないバックアップメモリ等にその旨が書き込まれ
る。この書き込まれた内容はディーラー等での診断、修
理に供される。
(a)に示すように、インジェクタコイル2cに断線が
発生した場合、ECU1は噴射電流IDcをインジェクタ
コイル2cに流そうとするが、同インジェクタコイル2
cに断線が発生しているため、噴射電流IDcは流れな
い。そのため、電流電圧変換抵抗16において噴射電流
IDcは検出されない。その結果、比較回路18の反転入
力には前述した基準電圧Vr1 、Vr2 が加えられて
も、これら所定の起動電流I1 や保持電流I2 にそれぞ
れ対応する所定電圧は同比較回路18の非反転入力に入
力されないため、同比較回路18からは故障判定出力
(ロー出力)がCPU9に対し出力される。この故障判
定は通常の故障判定であり、これを故障判定E1 とす
る。なお、この故障判定E1 がなされると、図示しない
表示装置によりその旨が運転者に知らされるとともに、
図示しないバックアップメモリ等にその旨が書き込まれ
る。この書き込まれた内容はディーラー等での診断、修
理に供される。
【0035】この故障判定E1 がなされると、図3
(b)及び(c)に示すように、ECU1はその故障判
定時E1 から所定時間(ti )後に故障判定電流I3 を
所定時間(tf )だけ出力する。なお、この故障判定電
流I3 は、CPU9の指令に基づき前記故障判定電流発
生回路12により発生されるものである。
(b)及び(c)に示すように、ECU1はその故障判
定時E1 から所定時間(ti )後に故障判定電流I3 を
所定時間(tf )だけ出力する。なお、この故障判定電
流I3 は、CPU9の指令に基づき前記故障判定電流発
生回路12により発生されるものである。
【0036】上述のように、故障判定電流I3 を流して
もインジェクタコイル2cは作動せず、しかも燃料噴射
系の故障が継続していれば同故障判定電流I3 がECU
1に戻らないため、通常の故障判定と同様にして燃料噴
射系の故障が再度判定できる。この故障判定電流I3 に
よる故障判定を、故障判定E2 とする。なお、この故障
判定E2 がなされた場合も、故障判定E1 の場合と同様
に、図示しない表示装置により運転者に知らされるとと
もに、バックアップメモリ等にその旨が書き込まれる。
もインジェクタコイル2cは作動せず、しかも燃料噴射
系の故障が継続していれば同故障判定電流I3 がECU
1に戻らないため、通常の故障判定と同様にして燃料噴
射系の故障が再度判定できる。この故障判定電流I3 に
よる故障判定を、故障判定E2 とする。なお、この故障
判定E2 がなされた場合も、故障判定E1 の場合と同様
に、図示しない表示装置により運転者に知らされるとと
もに、バックアップメモリ等にその旨が書き込まれる。
【0037】以上説明した実施形態によって得られる効
果について、以下に記載する。 ・ 故障判定電流I3 はインジェクタのニードルの動き
に何ら影響を与えないので、通常の噴射時間以外でも燃
料噴射系の故障診断ができる。
果について、以下に記載する。 ・ 故障判定電流I3 はインジェクタのニードルの動き
に何ら影響を与えないので、通常の噴射時間以外でも燃
料噴射系の故障診断ができる。
【0038】・ 通常の故障判定E1 直後に故障判定E
2 が行われるため、確実な診断判定を得ることができ
る。 ・ 通常の故障判定E1 直後に故障判定E2 が行われる
ため、通常の故障判定E1 が誤判定であった場合、故障
判定E2 により即座にその誤判定を検出することができ
る。
2 が行われるため、確実な診断判定を得ることができ
る。 ・ 通常の故障判定E1 直後に故障判定E2 が行われる
ため、通常の故障判定E1 が誤判定であった場合、故障
判定E2 により即座にその誤判定を検出することができ
る。
【0039】[第2の実施形態]次に、本発明を具体化
した第2の実施形態について、図4〜図6に基づき、上
記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、
第2の実施形態の燃料噴射装置の故障診断装置の構成は
第1の実施形態と同様の構成であり、第1の実施形態と
同様の構成については同一の符号を付すことにより説明
を省略する。
した第2の実施形態について、図4〜図6に基づき、上
記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、
第2の実施形態の燃料噴射装置の故障診断装置の構成は
第1の実施形態と同様の構成であり、第1の実施形態と
同様の構成については同一の符号を付すことにより説明
を省略する。
【0040】本発明による第1の実施形態は、エンジン
作動時に燃料噴射装置の故障診断を行うものであった
が、本実施形態においてはエンジン停止時に同故障診断
を行うものである。このエンジン停止時としては、イグ
ニッションスイッチ4をOFFすることによりエンジン
を停止した場合(以下、「イグニッションスイッチOF
F時」と記す)と、何らかの原因でエンスト(エンジン
ストール)が発生した場合(以下、「エンスト時」と記
す)とがある。
作動時に燃料噴射装置の故障診断を行うものであった
が、本実施形態においてはエンジン停止時に同故障診断
を行うものである。このエンジン停止時としては、イグ
ニッションスイッチ4をOFFすることによりエンジン
を停止した場合(以下、「イグニッションスイッチOF
F時」と記す)と、何らかの原因でエンスト(エンジン
ストール)が発生した場合(以下、「エンスト時」と記
す)とがある。
【0041】図4及び図5にイグニッションスイッチ
(IGSW)OFF時の故障診断タイミングチャートを
示し、図6にエンスト時の故障診断タイミングチャート
を示す。
(IGSW)OFF時の故障診断タイミングチャートを
示し、図6にエンスト時の故障診断タイミングチャート
を示す。
【0042】本実施形態においては、ECU1はイグニ
ッションスイッチOFF後においてもしばらくバッテリ
ー3からの電源供給を自己保持する「メインリレー制
御」を採用しており、この「メインリレー制御」の動作
は次のようなものである。
ッションスイッチOFF後においてもしばらくバッテリ
ー3からの電源供給を自己保持する「メインリレー制
御」を採用しており、この「メインリレー制御」の動作
は次のようなものである。
【0043】図1において、イグニッションスイッチ4
がONしたとき、ECU1内のメインリレー回路8を介
してメインリレー5をONする。これによりECU1内
全域に電源が供給される。図4(b)において、このメ
インリレー5のON時をTonにて示す。次に、イグニッ
ションスイッチ4をOFFしたとき、メインリレー回路
8を介して、そのOFF信号がCPU9に入る。このO
FF信号によりCPU9は、噴射、点火等の制御を止め
てエンジンを停止させる。
がONしたとき、ECU1内のメインリレー回路8を介
してメインリレー5をONする。これによりECU1内
全域に電源が供給される。図4(b)において、このメ
インリレー5のON時をTonにて示す。次に、イグニッ
ションスイッチ4をOFFしたとき、メインリレー回路
8を介して、そのOFF信号がCPU9に入る。このO
FF信号によりCPU9は、噴射、点火等の制御を止め
てエンジンを停止させる。
【0044】さらに、イグニッションスイッチ4がOF
FしてからECU1への電源供給を一定時間(tm )O
N状態に保持した後、CPU9の指令によりメインリレ
ー回路8を介してメインリレー5をOFFすることによ
りECU1への電源供給を停止する。図4(b)におい
て、このメインリレー5のOFF時をToff にて示す。
一般のエンジン制御システムでは、このtm 期間にIS
C(アイドルスピードコントロール)やEGR(排気ガ
ス還流装置)モータのイニシャライズ等が行なわれる。
FしてからECU1への電源供給を一定時間(tm )O
N状態に保持した後、CPU9の指令によりメインリレ
ー回路8を介してメインリレー5をOFFすることによ
りECU1への電源供給を停止する。図4(b)におい
て、このメインリレー5のOFF時をToff にて示す。
一般のエンジン制御システムでは、このtm 期間にIS
C(アイドルスピードコントロール)やEGR(排気ガ
ス還流装置)モータのイニシャライズ等が行なわれる。
【0045】次に、図4(a)〜(e)に基づいてイグ
ニッションスイッチOFF時の故障診断方法を説明す
る。なお、図4(a)〜(e)に示す故障診断タイミン
グチャートは、第2気筒の燃料噴射系に故障が発生した
場合を示すものである。
ニッションスイッチOFF時の故障診断方法を説明す
る。なお、図4(a)〜(e)に示す故障診断タイミン
グチャートは、第2気筒の燃料噴射系に故障が発生した
場合を示すものである。
【0046】図4(c)に示すA点において、エンジン
作動中に第2気筒の燃料噴射系に故障が発生したとす
る。その後、図4(a)に示すB点においてイグニッシ
ョンスイッチ4をOFFして「メインリレー制御」に入
る。この「メインリレー制御」期間tm 内に、第1気筒
から順番に故障判定電流I3a、I3b、I3c及びI3dを流
す。図4(e)に示すC点において、この故障判定電流
I3bにより第2気筒の燃料噴射系に故障が発生したこと
を検出する。
作動中に第2気筒の燃料噴射系に故障が発生したとす
る。その後、図4(a)に示すB点においてイグニッシ
ョンスイッチ4をOFFして「メインリレー制御」に入
る。この「メインリレー制御」期間tm 内に、第1気筒
から順番に故障判定電流I3a、I3b、I3c及びI3dを流
す。図4(e)に示すC点において、この故障判定電流
I3bにより第2気筒の燃料噴射系に故障が発生したこと
を検出する。
【0047】また、ECU1が通常の故障判定E1 を併
せて実施している場合の故障診断タイミングチャートを
図5(a)〜(d)に示す。この場合、CPU9は、
「メインリレー制御」期間tm 内に通常の故障判定E 1
で故障検出された気筒のみに故障判定電流I3 を流すよ
う指示して故障診断する。つまり、図5に示す故障診断
の場合、第2気筒の燃料噴射系の故障判定電流I3bのみ
を流して故障診断することも可能であり、その診断時間
が大幅に短縮される。
せて実施している場合の故障診断タイミングチャートを
図5(a)〜(d)に示す。この場合、CPU9は、
「メインリレー制御」期間tm 内に通常の故障判定E 1
で故障検出された気筒のみに故障判定電流I3 を流すよ
う指示して故障診断する。つまり、図5に示す故障診断
の場合、第2気筒の燃料噴射系の故障判定電流I3bのみ
を流して故障診断することも可能であり、その診断時間
が大幅に短縮される。
【0048】次に、エンスト時の故障検出を図6(a)
〜(e)に示す故障診断タイミングチャートに基づいて
説明する。このタイミングチャートも、図4に示した故
障診断の場合と同様、第2気筒の燃料噴射系に故障が発
生した場合を示すものである。また、エンストは第2気
筒の燃料噴射系に故障が発生したために起こったとす
る。
〜(e)に示す故障診断タイミングチャートに基づいて
説明する。このタイミングチャートも、図4に示した故
障診断の場合と同様、第2気筒の燃料噴射系に故障が発
生した場合を示すものである。また、エンストは第2気
筒の燃料噴射系に故障が発生したために起こったとす
る。
【0049】図6(c)中、D点において、ECU1は
エンジン回転数センサ6からの信号が入力されないこと
に基づきエンストを検出する。その後、各気筒に故障判
定電流I3a、I3b、I3c及びI3dを流し、図6(e)に
示すE点において、第2気筒の燃料噴射系に故障が発生
していることを検出する。なお、燃料噴射系以外の原因
でエンストが発生した場合は、当然のことながら本装置
は何も検出しない。
エンジン回転数センサ6からの信号が入力されないこと
に基づきエンストを検出する。その後、各気筒に故障判
定電流I3a、I3b、I3c及びI3dを流し、図6(e)に
示すE点において、第2気筒の燃料噴射系に故障が発生
していることを検出する。なお、燃料噴射系以外の原因
でエンストが発生した場合は、当然のことながら本装置
は何も検出しない。
【0050】以上説明した実施形態によって得られる効
果について、以下に記載する。 ・ 本実施形態においては、エンジン停止時に燃料噴射
装置の故障診断が行われるため、燃料噴射装置の故障確
認のためにわざわざエンジンを掛け直す必要がない。し
かも、故障判定電流I3 はインジェクタのニードルを開
く起動電流I1やその保持電流I2 より小さな値に設定
されているため、正常な燃料噴射系に何ら影響を与るこ
とはない。
果について、以下に記載する。 ・ 本実施形態においては、エンジン停止時に燃料噴射
装置の故障診断が行われるため、燃料噴射装置の故障確
認のためにわざわざエンジンを掛け直す必要がない。し
かも、故障判定電流I3 はインジェクタのニードルを開
く起動電流I1やその保持電流I2 より小さな値に設定
されているため、正常な燃料噴射系に何ら影響を与るこ
とはない。
【0051】なお、上記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・ 本各実施形態においては、インジェクタが4本から
成る4気筒エンジンにおける燃料噴射装置の故障診断装
置を示したが、これに限定されるものではない。対象と
するエンジンの気筒数は任意である。
て具体化することも可能である。 ・ 本各実施形態においては、インジェクタが4本から
成る4気筒エンジンにおける燃料噴射装置の故障診断装
置を示したが、これに限定されるものではない。対象と
するエンジンの気筒数は任意である。
【0052】・ 本各実施形態においては、電流電圧変
換抵抗16及び比較回路18をそれぞれインジェクタコ
イル2a〜2dに対して共通の構成としたが、インジェ
クタコイル2a〜2dに対してそれぞれ個別に設けても
よい。すなわち、4個の電流電圧変換抵抗16及び4個
の比較回路18で構成してもよい。また、インジェクタ
コイル2個に対して電流電圧変換抵抗16及び比較回路
18をそれぞれ設けるようにしてもよい。
換抵抗16及び比較回路18をそれぞれインジェクタコ
イル2a〜2dに対して共通の構成としたが、インジェ
クタコイル2a〜2dに対してそれぞれ個別に設けても
よい。すなわち、4個の電流電圧変換抵抗16及び4個
の比較回路18で構成してもよい。また、インジェクタ
コイル2個に対して電流電圧変換抵抗16及び比較回路
18をそれぞれ設けるようにしてもよい。
【0053】・ 本各実施形態においては、保持電流発
生回路11と故障判定電流発生回路12とは別の構成と
したが、それぞれ定電流発生回路であるため、故障判定
電流発生回路12を保持電流発生回路11で兼用する構
成としてもよい。
生回路11と故障判定電流発生回路12とは別の構成と
したが、それぞれ定電流発生回路であるため、故障判定
電流発生回路12を保持電流発生回路11で兼用する構
成としてもよい。
【0054】・ 本各実施形態においては、インジェク
タコイルの駆動デバイスとしてパワートランジスタ15
a〜15dを用いたが、これに限定されるものではな
い。駆動デバイスとしてパワーFET等を用いてもよ
い。
タコイルの駆動デバイスとしてパワートランジスタ15
a〜15dを用いたが、これに限定されるものではな
い。駆動デバイスとしてパワーFET等を用いてもよ
い。
【0055】・ 本第1の実施形態においては、噴射電
流ID による故障判定E1 が確認された後に故障判定電
流I3 を流して故障判定E2 を行う例を示したがこれに
限定されるものではない。例えば、故障判定E1 がされ
ない正常時において、所定時間間隔をおいて噴射電流I
D の後に故障判定電流I3 を定期的に流すようにしても
よい。
流ID による故障判定E1 が確認された後に故障判定電
流I3 を流して故障判定E2 を行う例を示したがこれに
限定されるものではない。例えば、故障判定E1 がされ
ない正常時において、所定時間間隔をおいて噴射電流I
D の後に故障判定電流I3 を定期的に流すようにしても
よい。
【0056】この構成によれば、噴射電流ID 通電直後
において発生した故障の検出も可能になる。 ・ 本第2の実施形態においては、エンジン停止後の
「メインリレー制御」期間tm 内に燃料噴射装置の故障
診断を行う例を示したがこれに限定されるものではな
い。例えば、エンジン停止においてもバッテリー3から
燃料噴射装置の故障診断装置に電源を供給し、同故障診
断装置を作動させるスイッチを設け、エンジン停止にお
いて随時同故障診断ができるようにしてもよい。
において発生した故障の検出も可能になる。 ・ 本第2の実施形態においては、エンジン停止後の
「メインリレー制御」期間tm 内に燃料噴射装置の故障
診断を行う例を示したがこれに限定されるものではな
い。例えば、エンジン停止においてもバッテリー3から
燃料噴射装置の故障診断装置に電源を供給し、同故障診
断装置を作動させるスイッチを設け、エンジン停止にお
いて随時同故障診断ができるようにしてもよい。
【0057】さらに、前記実施形態により把握される技
術的思想について以下に記載する。 ・ 請求項1に記載の燃料噴射装置の故障診断故障方法
において、前記低電流を通常の噴射電流を発生させた直
後に発生させ燃料噴射装置に通電することを特徴とする
燃料噴射装置の故障診断方法。
術的思想について以下に記載する。 ・ 請求項1に記載の燃料噴射装置の故障診断故障方法
において、前記低電流を通常の噴射電流を発生させた直
後に発生させ燃料噴射装置に通電することを特徴とする
燃料噴射装置の故障診断方法。
【0058】この診断方法によれば、通常の故障診断直
後に再度故障診断が行われるため、確実な診断判定を得
ることができる。
後に再度故障診断が行われるため、確実な診断判定を得
ることができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1及び請求項3に記載の発明によ
れば、燃料噴射弁を作動させることなく、燃料噴射装置
の故障診断が随時可能となる。
れば、燃料噴射弁を作動させることなく、燃料噴射装置
の故障診断が随時可能となる。
【0060】請求項2及び請求項4に記載の発明によれ
ば、燃料噴射装置の故障診断をエンジン停止時に行うこ
とができる。
ば、燃料噴射装置の故障診断をエンジン停止時に行うこ
とができる。
【図1】 この発明にかかる燃料噴射装置の故障診断装
置の第1及び第2の実施形態を示すブロック図。
置の第1及び第2の実施形態を示すブロック図。
【図2】 噴射電流ID とインジェクタのニードル開閉
の関係を示すタイミングチャート。
の関係を示すタイミングチャート。
【図3】 第1の実施形態による診断態様を示すタイミ
ングチャート。
ングチャート。
【図4】 第2の実施形態による診断態様を示すタイミ
ングチャート。
ングチャート。
【図5】 第2の実施形態による診断態様を示すタイミ
ングチャート。
ングチャート。
【図6】 第2の実施形態による診断態様を示すタイミ
ングチャート。
ングチャート。
【図7】 従来の燃料噴射装置の故障診断装置の一例を
示すブロック図。
示すブロック図。
8…メインリレー駆動回路、9…CPU、10…起動電
流発生回路、11…保持電流発生回路、12…故障判定
電流発生回路、13…発生電流切替回路、14…気筒切
替回路、15a〜15d…パワートランジスタ、16…
電流電圧変換抵抗、17…基準電圧切替回路、18…比
較回路。
流発生回路、11…保持電流発生回路、12…故障判定
電流発生回路、13…発生電流切替回路、14…気筒切
替回路、15a〜15d…パワートランジスタ、16…
電流電圧変換抵抗、17…基準電圧切替回路、18…比
較回路。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01M 15/00 F02M 69/00 380F
Claims (4)
- 【請求項1】 電流駆動方式燃料噴射装置の故障診断方
法であって、 燃料噴射弁が作動しないような低電流を発生させ、 前記低電流を前記燃料噴射装置に通電したときの電流値
を検出することによって燃料噴射装置の故障を診断する
ことを特徴とする燃料噴射装置の故障診断故障方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の燃料噴射装置の故障診
断方法において、 前記燃料噴射装置の故障診断をエンジン停止時に行うこ
とを特徴とする燃料噴射装置の故障診断方法。 - 【請求項3】 電流駆動方式燃料噴射装置の故障診断装
置であって、 燃料噴射弁が作動しないような低電流を発生させる低電
流発生手段と、 前記低電流を前記燃料噴射装置に通電したときの電流値
を検出する電流検出手段と、 を備えることを特徴とする燃料噴射装置の故障診断装
置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の燃料噴射装置の故障診
断装置において、 前記低電流発生手段は、前記燃料噴射弁が作動しないよ
うな低電流をエンジン停止時に発生させるものであるこ
とを特徴とする燃料噴射装置の故障診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9057924A JPH10252539A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 燃料噴射装置の故障診断方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9057924A JPH10252539A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 燃料噴射装置の故障診断方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10252539A true JPH10252539A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13069563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9057924A Pending JPH10252539A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 燃料噴射装置の故障診断方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10252539A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2013031019A1 (ja) | 2011-09-02 | 2013-03-07 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の燃料供給装置 |
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| US20160160783A1 (en) * | 2014-12-03 | 2016-06-09 | Denso Corporation | Injector driving apparatus |
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Citations (1)
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